JP2002097867A - ルーバー装置 - Google Patents

ルーバー装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 換気や通風や外界の眺望を良好に維持しつ
つ、室内に眩しくないやわらかい光を取り込むことがで
きるルーバー装置を提供することにある。 【解決手段】 窓部の室内側に取り付けられるルーバー
装置であって、平板(1)2枚にそれぞれ長尺帯状の開
口(2)を複数並設させてガラリルーバー(3)とな
し、この2枚のガラリルーバー(3)を重ねるようにし
て上下に配置し、スライドさせることで光の入射量を変
化させてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルーバー装置に関
し、具体的には、玄関ホールや天井裏部屋や寝室などの
窓部に設けるのに有用なルーバー装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のルーバー装置としては、図5に示
すように、例えば、玄関ホールや天井裏部屋や寝室など
の窓部(11)に太陽からの自然光を取り入れることが
できるように取り付けた複数のルーバー羽根(13)を
設けたもの、いわゆる、ブラインド付きの窓であり、こ
のブラインド付きの窓が広く用いられていたものであっ
た。
【0003】具体的には、窓部(11)にアルミニウム
製のフレーム(16)を取り付けるとともに、このフレ
ーム(16)の開口にペアガラス(17)を設け、この
ペアガラス(17)の内側、すなわち、上記窓部(1
1)の室内側に略平行に配置された複数のルーバー羽根
(13)があって、この各々のルーバー羽根(13)が
中心部を回転軸(12)として回転自在に取り付けられ
ているものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなルーバー装置においては、室内に光を取り込む場合
は、図5の矢印aに示すごときルーバー羽根(13)と
ルーバー羽根(13)との隙間から直接太陽光が室内に
入射するようになされているものであり、外界の眺望も
良く、換気や通風もこの場合になされるものであるが、
特に天井裏部屋や寝室などの室内において、夏場など夕
日の光が眩しかったり、直接太陽光が室内に入って光が
強すぎるといった問題が生じていたものであった。
【0005】本発明は、上述の事実に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、換気や通風や外
界の眺望を良好に維持しつつ、室内に眩しくないやわら
かい光を取り込むことができるルーバー装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
ルーバー装置は、窓部の室内側に取り付けられるルーバ
ー装置であって、平板(1)2枚にそれぞれ長尺帯状の
開口(2)を複数並設させてガラリルーバー(3)とな
し、この2枚のガラリルーバー(3)を重ねるようにし
て上下に配置し、スライドさせることで光の入射量を変
化させてなることを特徴とする。
【0007】本発明の請求項2に係るルーバー装置は、
上記スライドが、鉛直方向の上下駆動と水平方向の左右
駆動とのうち、いずれか一方または両方であることを特
徴とする。
【0008】本発明の請求項3に係るルーバー装置は、
上記長尺帯状の開口(2)の総面積が、上記窓部の開口
面積に対して略1/2であることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項4に係るルーバー装置は、
上記ガラリルーバー(3)のうち、下位に位置するガラ
リルーバー(3a)の上面に入射光を一旦反射させてか
ら、上位に位置するガラリルーバー(3b)の下面で反
射させて上記室内に入射させてなることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項5に係るルーバー装置は、
上記ガラリルーバー(3)が、光を拡散しやすいように
光拡散処理を施したものであることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項6に係るルーバー装置は、
上記光拡散処理が、上記ガラリルーバー(3)の表面に
凹凸加工するものであることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に係る図
面に基いて詳しく説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施形態に係るルーバ
ー装置を示した概略図である。図2は、本発明のルーバ
ー装置に用いられる一実施形態に係るガラリルーバーを
示した上面図である。図3は、本発明の一実施形態に係
るルーバー装置において、全閉状態を示した概略図であ
る。図4は、本発明の一実施形態に係るルーバー装置に
おいて、全開状態を示した概略図である。
【0014】本発明のルーバー装置は、図1ないし図4
に示すごとく、窓部の室内側に取り付けられるルーバー
装置であって、平板(1)2枚にそれぞれ長尺帯状の開
口(2)を複数並設させてガラリルーバー(3)とな
し、この2枚のガラリルーバー(3)を重ねるようにし
て上下に配置し、スライドさせることで光の入射量を変
化させてなっているものである。
【0015】上記窓部は、玄関ホールや天井裏部屋や寝
室などに開口させて設けられているものである。そし
て、この窓部には、例えば、アルミニウムや鉄などの金
属製やこのような金属と同等の強度が得られる樹脂製な
どのフレームを取り付けるとともに、このフレームの開
口に一対のガラス板からなるペアガラスを設けているも
のである。この窓部のサイズは、室内に取り込みたい光
の量などに応じて、自由自在に設定することができるも
のである。本発明のルーバー装置は、このような窓部の
室内側に取り付けられるものである。
【0016】上記平板(1)は、例えば、図2に示すご
とく、外形長方形状ないしは正方形状をしているもので
あって、2枚設けられているものである。この平板
(1)のサイズは、上記窓部のサイズに応じて、自由自
在に設定されるものである。この平板(1)の厚さは、
厚くても薄くてもかまわず、特に制限されるものではな
いが、ルーバー装置としてのある程度の強度が維持され
ている必要があるものである。このような平板(1)と
しては、アルミニウムや鉄などの金属製やこのような金
属と同等の強度が得られる樹脂製などの不透明な剛性に
より形成されているものである。
【0017】上記開口(2)は、図2に示すごとく、長
尺帯状のものであって、しかも、上記2枚の平板(1)
のそれぞれに設けられているものである。そして、この
開口(2)は、複数並設させているものであり、具体的
には、同図2に示すごとき平行に等間隔に配置されてい
るものである。
【0018】上記ガラリルーバー(3)は、図1ないし
図4に示すごとく、上記平板(1)にそれぞれ長尺帯状
の開口(2)を複数並設させていることで形成されてい
るものである。本発明では、このガラリルーバー(3)
は、2枚配置されているものであって、この2枚のガラ
リルーバー(3)を重ねるようにして上下に配置し、ス
ライドさせることで光の入射量を変化させてなっている
ものである。このガラリルーバー(3)は、例えば、送
りネジなどのような2つの直線力伝達機構により、それ
ぞれが独立して直線往復駆動するようになっているもの
である。
【0019】本発明は、このような構成をとることによ
って、平板(1)に長尺帯状の開口(2)を複数並設さ
せるだけで簡単にガラリルーバー(3)を形成すること
ができるとともに、このような2枚のガラリルーバー
(3)を重ねるようにして上下に配置し、スライドさせ
るだけで、ガラリルーバー(3)の方へ入射してきた光
や風が調節することができて、結果として、特に天井裏
部屋や寝室などの室内において、夏場など夕日の光が眩
しかったり、直接太陽光が室内に入って光が強すぎると
いった問題を確実に解消することができるものである。
しかも、通気や換気、または外界の眺望を良くしたい場
合には、ガラリルーバー(3)どうしの間を広げるよう
にスライドさせれば簡単にできるものである。
【0020】すなわち、本発明は、換気や通風や外界の
眺望を良好に維持しつつ、室内に眩しくないやわらかい
光を取り込むことができるものである。
【0021】特に、上記スライドが、鉛直方向の上下駆
動と水平方向の左右駆動とのうち、いずれか一方または
両方であると、このようなスライドにより、ガラリルー
バー(3)どうしの位置関係を微妙に調整することがで
きるので、光の入射量をより一層確実に変化させること
ができるものとなり、その結果として、換気や通風や外
界の眺望をより一層良好に維持しつつ、室内に眩しくな
いやわらかい光を確実に取り込むことができるものであ
る。
【0022】図1に示す場合であると、矢印Dのような
鉛直方向の上下駆動もできるものであるし、また、矢印
Eのような水平方向の左右駆動もできるものであり、こ
のような鉛直方向の上下駆動と水平方向の左右駆動との
両方のスライドにより、ガラリルーバー(3)どうしの
位置関係を微妙に調整することができるので、光の入射
量をより一層確実に変化させることができるものであ
る。
【0023】そして、図1に示す場合、上記ガラリルー
バー(3)のうち、下位に位置するガラリルーバー(3
a)が水平方向の左右駆動をすることができるようにな
っていて、同ガラリルーバー(3)のうち、上位に位置
するガラリルーバー(3b)が鉛直方向の上下駆動をす
ることができるようになっていてもかまわないものであ
る。このとき、下位に位置するガラリルーバー(3a)
が水平方向の左右駆動をすることで通気や換気、または
外界の眺望を良くするようにでき、上位に位置するガラ
リルーバー(3b)が鉛直方向の上下駆動をすることで
2枚のガラリルーバー(3)間の距離が変化して光の入
射量を直に調整することができるものである。
【0024】また、図2に示すごとく、上記長尺帯状の
開口(2)の総面積が、上記窓部の開口面積に対して略
1/2であると、2枚のガラリルーバー(3)どうしを
スライドさせるだけで、窓部の開口面積に対して略1/
2である長尺帯状の開口(2)の総面積にて全開と全閉
のいずれの状態も他の開口(2)の総面積の場合よりも
確実に達成することができるものとなり、結果として、
使用者は図4に示すごとき全開状態や図3に示すごとき
全閉状態を含めたあらゆる状態に2枚のガラリルーバー
(3)どうしのスライドだけで行うことができるものと
なる。すなわち、光の入射量をより一層簡単、かつ、確
実に変化させることができるものである。
【0025】なお、図3に示すごとく、全閉状態にする
と、ガラリルーバー(3)にて確実に遮光できて、室内
に風や光などを入れたくない場合には好ましいものであ
り、図4に示すごとく、全開状態にすると、矢印Fに示
したようにガラリルーバー(3)の方へ入射してきた光
や風が、確実に通りぬけて室内に入ってくるので、通気
や換気、または外界の眺望を良くするようにできて、こ
のように通気や換気、または外界の眺望を良くしたい場
合には好ましいものである。
【0026】さらに、図1に示すごとく、上記ガラリル
ーバー(3)のうち、下位に位置するガラリルーバー
(3a)の上面に入射光を一旦反射させてから、上位に
位置するガラリルーバー(3b)の下面で反射させて上
記室内に入射させてなっているものであると、ガラリル
ーバー(3)の方へ入射してきた光が、確実に各方向へ
反射されながら、そのうちのいくらかの光がガラリルー
バー(3)を通りぬけて、室内に入射されてくるので、
同室内には眩しくないやわらかい光をより一層確実に取
り込むことができるものとなる。
【0027】具体的には、図1に示すごとく、矢印Aの
ようにガラリルーバー(3)の方へ入射してきた光が、
下位に位置するガラリルーバー(3a)の上面に入射光
を一旦矢印Bのように反射させてから、上位に位置する
ガラリルーバー(3b)の下面で矢印Cのように反射さ
せて室内に入射させるものであり、このようにして、い
くらかの光がガラリルーバー(3)を通りぬけて、室内
に入射されてくるために、室内には眩しくないやわらか
い光をより一層確実に取り込むことができるものとな
る。また、ガラリルーバー(3)での光の反射の際に、
いくらか光が拡散されていることは言うまでもないこと
である。
【0028】そして、上記ガラリルーバー(3)が、光
を拡散しやすいように光拡散処理を施したものである
と、光を拡散しやすいように光拡散処理を施したガラリ
ルーバー(3)の方へ入射してきた光が、確実に各方向
へ拡散されながら、そのうちのいくらかの光がガラリル
ーバー(3)を通りぬけて、室内に入射されてくるの
で、同室内には眩しくないやわらかい光をより一層確実
に取り込むことができるものとなる。
【0029】なお、上記光拡散処理が、上記ガラリルー
バー(3)の表面に凹凸加工するものであると、このよ
うなガラリルーバー(3)の表面に凹凸加工する光拡散
処理にてより一層簡単、かつ、確実にガラリルーバー
(3)を光が拡散しやすいようになされるものであり、
非常に好ましいものである。
【0030】具体的には、上記表面に凹凸加工する方法
としては、特に制限されるものではないものであるが、
例えば、シボや研磨などによってなされるものである。
【0031】ところで、上述のごとく、上記ガラリルー
バー(3)が、光を拡散しやすいようになされている際
に、同ガラリルーバー(3)のうち、下位に位置するガ
ラリルーバー(3a)の上面に入射光を一旦反射させて
から、上位に位置するガラリルーバー(3b)の下面で
反射させて室内に入射させるものであると、ガラリルー
バー(3)の方へ入射してきた光が、より一層確実に各
方向へ反射や拡散されながら、そのうちのいくらかの光
がガラリルーバー(3)を通りぬけて、室内に入射され
てくるので、同室内には眩しくないやわらかい光をより
一層確実に取り込むことができるものとなる。
【0032】本発明のルーバー装置によると、図1ない
し図4に示すごとく、窓部の室内側に取り付けられるル
ーバー装置であって、平板(1)2枚にそれぞれ長尺帯
状の開口(2)を複数並設させてガラリルーバー(3)
となし、この2枚のガラリルーバー(3)を重ねるよう
にして上下に配置し、スライドさせることで光の入射量
を変化させてなるので、平板(1)に長尺帯状の開口
(2)を複数並設させるだけで簡単にガラリルーバー
(3)を形成することができるとともに、このような2
枚のガラリルーバー(3)を重ねるようにして上下に配
置し、スライドさせるだけで、ガラリルーバー(3)の
方へ入射してきた光や風が調節することができて、結果
として、特に天井裏部屋や寝室などの室内において、夏
場など夕日の光が眩しかったり、直接太陽光が室内に入
って光が強すぎるといった問題を確実に解消することが
できるものである。しかも、通気や換気、または外界の
眺望を良くしたい場合には、ガラリルーバー(3)どう
しの間を広げるようにスライドさせれば簡単にできるも
のである。
【0033】すなわち、本発明は、換気や通風や外界の
眺望を良好に維持しつつ、室内に眩しくないやわらかい
光を取り込むことができるものである。
【0034】
【発明の効果】本発明の請求項1に係るルーバー装置に
よると、平板(1)に長尺帯状の開口(2)を複数並設
させるだけで簡単にガラリルーバー(3)を形成するこ
とができるとともに、このような2枚のガラリルーバー
(3)を重ねるようにして上下に配置し、スライドさせ
るだけで、ガラリルーバー(3)の方へ入射してきた光
や風が調節することができて、結果として、特に天井裏
部屋や寝室などの室内において、夏場など夕日の光が眩
しかったり、直接太陽光が室内に入って光が強すぎると
いった問題を確実に解消することができるものである。
しかも、通気や換気、または外界の眺望を良くしたい場
合には、ガラリルーバー(3)どうしの間を広げるよう
にスライドさせれば簡単にできるものである。
【0035】すなわち、本発明は、換気や通風や外界の
眺望を良好に維持しつつ、室内に眩しくないやわらかい
光を取り込むことができるものである。
【0036】本発明の請求項2に係るルーバー装置によ
ると、請求項1記載の場合に加えて、このようなスライ
ドにより、ガラリルーバー(3)どうしの位置関係を微
妙に調整することができるので、光の入射量をより一層
確実に変化させることができるものとなり、その結果と
して、換気や通風や外界の眺望をより一層良好に維持し
つつ、室内に眩しくないやわらかい光を確実に取り込む
ことができるものである。
【0037】本発明の請求項3に係るルーバー装置によ
ると、請求項1または請求項2記載の場合に加えて、2
枚のガラリルーバー(3)どうしをスライドさせるだけ
で、窓部の開口面積に対して略1/2である長尺帯状の
開口(2)の総面積にて全開と全閉のいずれの状態も他
の開口(2)の総面積の場合よりも確実に達成すること
ができるものとなり、結果として、使用者は全開状態や
全閉状態を含めたあらゆる状態に2枚のガラリルーバー
(3)どうしのスライドだけで行うことができるものと
なる。すなわち、光の入射量をより一層簡単、かつ、確
実に変化させることができるものである。
【0038】本発明の請求項4に係るルーバー装置によ
ると、請求項1ないし請求項3いずれか記載の場合に加
えて、ガラリルーバー(3)の方へ入射してきた光が、
確実に各方向へ反射されながら、そのうちのいくらかの
光がガラリルーバー(3)を通りぬけて、室内に入射さ
れてくるので、同室内には眩しくないやわらかい光をよ
り一層確実に取り込むことができるものとなる。
【0039】本発明の請求項5に係るルーバー装置によ
ると、請求項1ないし請求項4いずれか記載の場合に加
えて、光を拡散しやすいように光拡散処理を施したガラ
リルーバー(3)の方へ入射してきた光が、確実に各方
向へ拡散されながら、そのうちのいくらかの光がガラリ
ルーバー(3)を通りぬけて、室内に入射されてくるの
で、同室内には眩しくないやわらかい光をより一層確実
に取り込むことができるものとなる。
【0040】本発明の請求項6に係るルーバー装置によ
ると、請求項5記載の場合に加えて、このようなガラリ
ルーバー(3)の表面に凹凸加工する光拡散処理にてよ
り一層簡単、かつ、確実にガラリルーバー(3)を光が
拡散しやすいようになされるものであり、非常に好まし
いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るルーバー装置を示し
た概略図である。
【図2】本発明のルーバー装置に用いられる一実施形態
に係るガラリルーバーを示した上面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るルーバー装置におい
て、全閉状態を示した概略図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るルーバー装置におい
て、全開状態を示した概略図である。
【図5】一従来例に係るルーバー装置を示した概略図で
ある。
【符号の説明】
1 平板 2 開口 3 ガラリルーバー 3a 下位に位置するガラリルーバー 3b 上位に位置するガラリルーバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 敏裕 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 日比野 稔 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓部の室内側に取り付けられるルーバー
    装置であって、平板2枚にそれぞれ長尺帯状の開口を複
    数並設させてガラリルーバーとなし、この2枚のガラリ
    ルーバーを重ねるようにして上下に配置し、スライドさ
    せることで光の入射量を変化させてなることを特徴とす
    るルーバー装置。
  2. 【請求項2】 上記スライドが、鉛直方向の上下駆動と
    水平方向の左右駆動とのうち、いずれか一方または両方
    であることを特徴とする請求項1記載のルーバー装置。
  3. 【請求項3】 上記長尺帯状の開口の総面積が、上記窓
    部の開口面積に対して略1/2であることを特徴とする
    請求項1または請求項2記載のルーバー装置。
  4. 【請求項4】 上記ガラリルーバーのうち、下位に位置
    するガラリルーバーの上面に入射光を一旦反射させてか
    ら、上位に位置するガラリルーバーの下面で反射させて
    上記室内に入射させてなることを特徴とする請求項1な
    いし請求項3いずれか記載のルーバー装置。
  5. 【請求項5】 上記ガラリルーバーが、光を拡散しやす
    いように光拡散処理を施したものであることを特徴とす
    る請求項1ないし請求項4いずれか記載のルーバー装
    置。
  6. 【請求項6】 上記光拡散処理が、上記ガラリルーバー
    の表面に凹凸加工するものであることを特徴とする請求
    項5記載のルーバー装置。
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