JP2002096590A - ペーパーホルダー - Google Patents

ペーパーホルダー

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JP2002096590A
JP2002096590A JP2000285780A JP2000285780A JP2002096590A JP 2002096590 A JP2002096590 A JP 2002096590A JP 2000285780 A JP2000285780 A JP 2000285780A JP 2000285780 A JP2000285780 A JP 2000285780A JP 2002096590 A JP2002096590 A JP 2002096590A
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Japan
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paper
holder
light
clip
ultraviolet
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JP2000285780A
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English (en)
Inventor
Tadanobu Iwasa
忠信 岩佐
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭で手軽に蛍光筆記具で描いた文字等を発
光させてイルミネーション効果を有するインテリアとし
て用いることができるとともに、蛍光筆記具を用いて暗
闇で自在にメモをとることができること。 【解決手段】 ペーパーホルダー1は、平板状のホルダ
ーベース2との間で紙を挟持するクリップ3を備え、ク
リップ3の内部には紫外線LED4が取付けられ、その
先には紫外線LED光を拡散させる光拡散部材5が組み
込まれている。このペーパーホルダー1に種々の色の蛍
光筆記具で文字等を描いた紙をホールドして部屋を暗く
し、紫外線LED4を点灯させると紫外線は光拡散部材
5において拡散されて紙の表面全体を均一に照射し、紙
に描かれた文字等は蛍光を発して明るく光り輝く。ま
た、紫外線によって、蛍光筆記具のペン先及び紙に描い
た文字等が発光するので、暗闇でも不自由を感じず自在
にメモをとることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紫外線を照射され
ると蛍光を発する蛍光材料が配合されたインク等を用い
た蛍光ボールペン、蛍光マーカー等の蛍光筆記具で文字
等を描くための紙をホールドするペーパーホルダーに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】紫外線の照射によって発光する蛍光材料
には、種々の異なる色を発光するものがあり、かかる蛍
光材料を含有するインク等を用いた蛍光ボールペン、蛍
光マーカー等の蛍光筆記具は、種々の色のものが出回っ
ている。このような蛍光筆記具を用いると、紙等に色鮮
やかな文字、数字、絵、漫画、イラスト等を描くことが
できるばかりでなく、例えば、ディスコ等で用いられて
いるブラックライト(紫外線発光器)の光を当てると蛍
光を発してこれらの文字等が光り、イルミネーションと
しても用いることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかるイルミ
ネーション効果を家庭で個人的に得ようとしても、ブラ
ックライトは高価で大掛かりな光源であるため、家庭で
手軽に紙等に蛍光筆記具で描いた文字等を発光させてイ
ルミネーション効果を有するインテリアとして用いるの
は困難であるという問題点があった。また、スライドや
OHPを用いた学会発表や会議等においては、暗闇でメ
モをとる必要が生ずる場合があるが、蛍光筆記具は紫外
線がないと発光しないため、蛍光筆記具でも暗闇でメモ
をとるのは困難であった。
【0004】そこで、本発明は、家庭で手軽に蛍光筆記
具で描いた文字等を発光させてイルミネーション効果を
有するインテリアとして用いることができるとともに、
蛍光筆記具を用いて暗闇で自在にメモをとることができ
るペーパーホルダーの提供を課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
ペーパーホルダーは、紙を載置するホルダーベースと、
前記ホルダーベースに設けられ前記載置した紙を前記ホ
ルダーベースとの間で挟持するクリップと、前記クリッ
プ及び/又は前記ホルダーベースに設けられたその他の
部材に組み込まれ前記挟持した紙の表面を照射する1ま
たは2以上の紫外線発光ダイオード(以下、「紫外線L
ED」とも略する。)とを具備するものである。
【0006】なお、本明細書中においては、LEDチッ
プそのものは「発光素子」と呼び、LEDチップを搭載
したパッケージ樹脂またはレンズ系等の光学装置を含む
発光装置全体を「発光ダイオード」または「LED」と
呼ぶこととする。
【0007】かかる構成のペーパーホルダーによれば、
紙を挟持するクリップ又はホルダーベースに設けられた
その他の部材或いはその両者に組み込まれた小型の紫外
線LEDによって挟持された紙の表面が照射されるた
め、部屋を暗くした状態で、紙に蛍光筆記具で描かれた
文字、数字、絵、漫画、イラスト等が蛍光を発して光り
輝く。したがって、ペーパーホルダーを磁石で冷蔵庫の
ドアに止めたり、吸盤で窓ガラスに吸着させたり、壁の
フックに引掛けたりすることによって部屋を装飾するイ
ルミネーション効果を有するインテリアとして用いるこ
とができる。
【0008】ここで、「紙」にはメモ用紙、レポート用
紙、画用紙、厚紙、ダンボール等の様々な紙類が含まれ
る。また、「ホルダーベースに設けられたその他の部
材」には、取っ手や蛍光筆記具を係止するための係止部
等が含まれる。
【0009】また、ペーパーホルダーにホールドされた
紙に蛍光筆記具で文字等を描いていけば、クリップ又は
ホルダーベースに設けられたその他の部材或いはその両
者に組み込まれた紫外線LEDによって蛍光筆記具のペ
ン先及び描いた文字等が発光するため、暗闇でも困難を
感ずることなく自在にメモをとることができる。
【0010】このようにして、家庭で手軽に蛍光筆記具
で描いた文字等を発光させてイルミネーション効果を有
するインテリアとして用いることができるとともに、蛍
光筆記具を用いて暗闇で自在にメモをとることができる
ペーパーホルダーとなる。
【0011】請求項2の発明にかかるペーパーホルダー
は、請求項1の構成において、前記クリップ及び/又は
前記ホルダーベースに設けられたその他の部材には前記
1または2以上の紫外線発光ダイオードの発する紫外線
を前記挟持した紙の表面上に拡散させる光拡散部材が組
み込まれたものである。したがって、発光面の小さい紫
外線LEDから発光された紫外線が光拡散部材によって
紙の表面上に拡散し、紙全体を均一に照射するため、紙
の隅々にまで描かれた文字、数字、絵、漫画、イラスト
等も均一に蛍光を発して光り輝く。これによって、より
美しいイルミネーション効果を有するインテリアとな
る。
【0012】また、暗闇でメモをとる際にも紙全体が均
一に照射されるため、紙の隅々にまで紫外線が届いて蛍
光筆記具のペン先と描いた文字等が明るく光るので、紙
の隅々まで自在にメモをとることができる。
【0013】請求項3の発明にかかるペーパーホルダー
は、請求項1または請求項2の構成において、前記紫外
線発光ダイオードはその発光波長が360nmから40
0nmの範囲内にあるものである。したがって、紫外線
LEDの中心発光波長は380nmとなるが、一般に可
視光の波長範囲は380nm〜760nmとされている
ので、この紫外線LEDの発する光量の半分は可視光で
あることになる。よって、紫外線LEDといってもその
発する光は波長の長い近紫外線であり、人体、特に眼や
皮膚に対する有害性は殆どない。これによって、インテ
リアとしての使用時や暗闇でメモをとる際に長時間紫外
線LEDを点灯させても健康への影響が全くないペーパ
ーホルダーとなる。
【0014】請求項4の発明にかかるペーパーホルダー
は、請求項1乃至請求項3のいずれか1つの構成におい
て、前記ホルダーベースは、前記紙に筆記するための蛍
光筆記具を係止するための係止部を有するものである。
これによって、部屋を暗くしてペーパーホルダーをイン
テリアとして使用している際にも、係止部から蛍光筆記
具を取り外して、紫外線LED光を照射されて光り輝い
ている紙の表面に新たに文字、数字、絵、漫画、イラス
ト等を描き加えることができる。また、暗闇でメモをと
る際にも、係止部に蛍光筆記具を係止しておけば落とし
たりしてなくしてしまう心配もなく、いつでもすぐ蛍光
筆記具を取り出してメモをとることができる。
【0015】なお、係止部を設ける箇所はホルダーベー
スの表でも裏でも構わないが、表に設ける場合は、紙の
載置スペースを広く取るため、なるべくホルダーベース
の縁に設けるのが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0017】図1(a)は本発明の実施の形態1にかか
るペーパーホルダーの全体構成を示す平面図、(b)は
側面図、(c)は正面図である。図2(a)は本発明の
実施の形態2にかかるペーパーホルダーの全体構成を示
す平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。図
3(a)は本発明の実施の形態3にかかるペーパーホル
ダーの全体構成を示す平面図、(b)は側面図、(c)
は正面図である。
【0018】実施の形態1 まず、本発明の実施の形態1について、図1を参照して
説明する。図1に示されるように、実施の形態1のペー
パーホルダー1は、平板状のホルダーベース2と、ホル
ダーベース2との間で図示しないばねの付勢力によって
紙を挟持するクリップ3とを備えている。クリップ3の
内部には紫外線LED4が取付けられており、その発光
面の先には、紫外線LED光を拡散させるレンズ状のガ
ラス板からなる光拡散部材5が組み込まれている。
【0019】紫外線LED4の発光波長は360nmか
ら400nmまでであり、光出力強度のピークは中間波
長の380nmであって、光出力強度のパターンは38
0nmを中心として左右対称となっている。通常、可視
域は380nm〜760nmとされるから、この紫外線
LED4の発する光量のうち半分は可視光であることに
なる。したがって、紫外線LEDといっても波長の長い
近紫外線であり、人体、特に眼や皮膚に対する有害性は
殆どない。
【0020】本実施の形態1においては、紫外線LED
4を発光させる電源としては内蔵電池を用いている。さ
らに、ホルダーベース2の右端部には、蛍光ボールペ
ン、蛍光マーカー等の蛍光筆記具を係止するための係止
部6が設けられている。ホルダーベース2の頭部2a内
には、紫外線LED4を発光させるための回路・配線・
内蔵電池等が内蔵されている。なお、デザイン上、ホル
ダーベース2とその頭部2a及び係止部6は青紫色に彩
色され、クリップ3はそれと補色関係にある黄色に彩色
されている。
【0021】さて、このペーパーホルダー1に種々の色
の蛍光筆記具で文字、数字、絵、漫画、イラスト等を描
いた紙をホールドして、部屋を暗くし、図示しないスイ
ッチを押して紫外線LED4を点灯させると、照射され
た紫外線は光拡散部材5において拡散されて、紙の表面
全体を均一に照射する。これによって、紙の表面に描か
れた文字、数字、絵、漫画、イラスト等は紫外線を受け
て蛍光を発し、明るく光り輝く。したがって、暗闇の中
で光るイルミネーションとしてのインテリアとして利用
できる。
【0022】また、このペーパーホルダー1をスライド
やOHPを用いた学会発表や会議等において、暗闇で蛍
光筆記具でメモをとるのに用いれば、光拡散部材5によ
って拡散されて紙の表面全体を均一に照射する紫外線L
ED4の紫外線によって、蛍光筆記具のペン先及び紙に
描いた文字等が発光するので、暗闇でも不自由を感じる
ことなく自在にメモをとることができる。さらに、蛍光
筆記具の不使用時には係止部6に蛍光筆記具を係止して
おけば、暗闇でも蛍光筆記具をすぐに取り出せ、落とし
たりしてなくす心配もない。
【0023】なお、本実施の形態1においてはペーパー
ホルダー1をそのまま立てかけてインテリアとして利用
する場合を想定しているが、例えば、ホルダーベース2
の裏面に磁石を固定して、冷蔵庫のドア等の鉄製の部分
に吸着させてイルミネーション装飾するようにしても良
い。また、ホルダーベース2の裏面に吸盤を固定して、
窓ガラス等の平滑な面に吸着させてイルミネーション装
飾することもできる。さらには、ホルダーベース2の端
部に貫通孔をあけて、部屋の壁に取付けたフック等に引
っ掛けてぶら下げる方式のインテリアとすることもでき
る。
【0024】また、本実施の形態1においては、クリッ
プ3内に紫外線LED4を組み込んでいるが、係止部6
をもう少し大きな部材としてこの係止部6内に紫外線L
EDを組み込んでも良い。さらに、クリップ3と係止部
6の両方に紫外線LEDを組み込むこともできる。
【0025】また、本実施の形態1においては、クリッ
プ3にレンズ状の光拡散部材5を設けているが、この光
拡散部材5は必須なものではなく、クリップ3内の紫外
線LED4から直接紙面上に照射するようにしても良
い。
【0026】実施の形態2 次に、本発明の実施の形態2について、図2を参照して
説明する。図2に示されるように、本実施の形態のペー
パーホルダー11は、左上部がやや突出した形状の平板
状のホルダーベース12と、ホルダーベース12の左上
部の突出部分に設けられた図示しないばねの付勢力によ
ってホルダーベース12との間で紙を挟持する円形のク
リップ13を備えている。このクリップ13内には図示
しない紫外線LEDが組み込まれており、この紫外線L
EDから発光される紫外線は、クリップ13の右下に設
けられたレンズ状の光拡散部材15によって広く拡散さ
れてホルダーベース12全体を均一に照射する。
【0027】この紫外線LEDの発光波長も360nm
から400nmまでであり、光出力強度のピークは中間
波長の380nmであって、光出力強度のパターンは3
80nmを中心として左右対称となっている。したがっ
て、紫外線LEDといっても波長の長い近紫外線であ
り、人体、特に眼や皮膚に対する有害性は殆どない。本
実施の形態2においても、紫外線LEDを発光させる電
源としては内蔵電池を用いている。
【0028】さらに、ホルダーベース12の上部には係
止部16が固定されており、蛍光ボールペン、蛍光マー
カーといった蛍光筆記具を係止できるようになってい
る。この係止部16とクリップ13を含むエリア12a
はデザイン上その他のホルダーベース12の部分とは異
なる配色となっており、エリア12a及びクリップ13
と係止部16が白色、その他のホルダーベース12の部
分が赤色となっている。
【0029】さて、このペーパーホルダー11に種々の
色の蛍光筆記具で文字、数字、絵、漫画、イラスト等を
描いた紙をホールドして、部屋を暗くし、図示しないス
イッチを押してクリップ13内の紫外線LEDを点灯さ
せると、照射された紫外線は光拡散部材15において拡
散されて、紙の表面全体を均一に照射する。これによっ
て、紙の表面に描かれた文字、数字、絵、漫画、イラス
ト等は紫外線を受けて蛍光を発し、明るく光り輝く。し
たがって、暗闇の中で光るイルミネーションとしてのイ
ンテリアとして利用できる。
【0030】また、このペーパーホルダー11をスライ
ドやOHPを用いた学会発表や会議等において、暗闇で
蛍光筆記具でメモをとるのに用いれば、光拡散部材15
によって拡散されて紙の表面全体を均一に照射する紫外
線LEDの紫外線によって、蛍光筆記具のペン先及び紙
に描いた文字等が発光するので、暗闇でも不自由を感じ
ることなく自在にメモをとることができる。
【0031】特に、本実施の形態2のペーパーホルダー
11においてはホルダーベース12の左上部がやや突出
しているのでこの部分が左手で持ち易くなっており、メ
モをとり易くなっている。また、紙の取付け・取り外し
の際も左手でホルダーベース12を持ったまま左手の親
指でクリップ13を押せばクリップ13の先端が開くの
で、紙の取付け・取り外しの操作もより容易になってい
る。また、蛍光筆記具の不使用時には係止部16に蛍光
筆記具を係止しておけば、暗闇でも蛍光筆記具をすぐに
取り出せ、落としたりしてなくす心配もない。
【0032】なお、本実施の形態2においてもペーパー
ホルダー11をそのまま立てかけてインテリアとして利
用する場合を想定しているが、ホルダーベース12の裏
面に磁石を固定して、冷蔵庫のドア等の鉄製の部分に吸
着させてイルミネーション装飾するようにしても良い。
また、ホルダーベース12の裏面に吸盤を固定して、窓
ガラス等の平滑な面に吸着させてイルミネーション装飾
することもできる。さらには、ホルダーベース12の端
部に貫通孔をあけて、部屋の壁に取付けたフック等に引
っ掛けてぶら下げる方式のインテリアとすることもでき
る。
【0033】また、本実施の形態2においては、クリッ
プ13内に紫外線LEDを組み込んでいるが、係止部1
6をもう少し大きな部材としてこの係止部16内に紫外
線LEDを組み込んでも良い。さらに、クリップ13と
係止部16の両方に紫外線LEDを組み込むこともでき
る。
【0034】また、本実施の形態2においては、クリッ
プ13にレンズ状の光拡散部材15を設けているが、こ
の光拡散部材15は必ずしもなくても良く、クリップ1
3内の紫外線LEDから直接紙面上に照射するようにし
ても良い。
【0035】実施の形態3 次に、本発明の実施の形態3について、図3を参照して
説明する。図3に示されるように、本実施の形態のペー
パーホルダー21は、略長円形状の平板状のホルダーベ
ース22と、ホルダーベース22の左端に設けられ、図
示しないばねの付勢力によってホルダーベース22との
間で紙を挟持する円形のクリップ23を備えている。さ
らに、このクリップ23を跨ぐ形でパイプ状の取っ手2
7がホルダーベース22に固定されている。
【0036】この取っ手27内には図示しない紫外線L
EDが組み込まれており、この紫外線LEDから発光さ
れる紫外線は、取っ手27の中央部下面右よりに設けら
れたレンズ状の光拡散部材25によって広く拡散されて
ホルダーベース22全体を均一に照射する。
【0037】この紫外線LEDの発光波長も360nm
から400nmまでであり、光出力強度のピークは中間
波長の380nmであって、光出力強度のパターンは3
80nmを中心として左右対称となっている。したがっ
て、紫外線LEDといっても波長の長い近紫外線であ
り、人体、特に眼や皮膚に対する有害性は殆どない。本
実施の形態3においても、紫外線LEDを発光させる電
源としては内蔵電池を用いている。
【0038】なお、デザイン上、ホルダーベース22の
周縁部22aとクリップ23はショッキングピンクに彩
色されており、ホルダーベース22のその他の部分と取
っ手27は白色となっている。
【0039】さて、このペーパーホルダー21に種々の
色の蛍光筆記具で文字、数字、絵、漫画、イラスト等を
描いた紙をホールドして、部屋を暗くし、図示しないス
イッチを押して取っ手27内の紫外線LEDを点灯させ
ると、照射された紫外線は光拡散部材25において拡散
されて、紙の表面全体を均一に照射する。これによっ
て、紙の表面に描かれた文字、数字、絵、漫画、イラス
ト等は紫外線を受けて蛍光を発し、明るく光り輝く。し
たがって、暗闇の中で光るイルミネーションとしてのイ
ンテリアとして利用できる。
【0040】また、このペーパーホルダー21をスライ
ドやOHPを用いた学会発表や会議等において、暗闇で
蛍光筆記具でメモをとるのに用いれば、光拡散部材25
によって拡散されて紙の表面全体を均一に照射する紫外
線LEDの紫外線によって、蛍光筆記具のペン先及び紙
に描いた文字等が発光するので、暗闇でも不自由を感じ
ることなく自在にメモをとることができる。
【0041】特に、本実施の形態3のペーパーホルダー
21においてはホルダーベース22に取っ手27が固定
されているので、持ち運びやフック等に引っ掛けるのに
便利である。
【0042】なお、本実施の形態3においてもペーパー
ホルダー21をそのまま立てかけてインテリアとして利
用する場合を想定しているが、ホルダーベース22の裏
面に磁石を固定して、冷蔵庫のドア等の鉄製の部分に吸
着させてイルミネーション装飾するようにしても良い。
また、ホルダーベース22の裏面に吸盤を固定して、窓
ガラス等の平滑な面に吸着させてイルミネーション装飾
することもできる。さらには、ホルダーベース22の端
部に貫通孔をあけて、部屋の壁に取付けたフック等に引
っ掛けてぶら下げる方式のインテリアとすることもでき
る。
【0043】また、本実施の形態3においては、取っ手
27内に紫外線LEDを組み込んでいるが、クリップ2
3内に紫外線LEDを組み込むこともできる。さらに
は、取っ手27とクリップ23の両方に紫外線LEDを
組み込んでも良い。
【0044】さらに、本実施の形態3においては、取っ
手27にレンズ状の光拡散部材25を設けているが、こ
の光拡散部材25は必須なものではなく、取っ手27内
の紫外線LEDから直接紙面上に照射するようにしても
良い。
【0045】また、上記実施の形態1〜3においては、
紫外線LEDを発光させる電源として、いずれも内蔵電
池を用いているが、家庭用コンセント等の外部電源を用
いても良い。イルミネーションとして長時間用いる場合
には家庭用コンセント等の外部電源を用いるのが好まし
く、暗闇でのメモ用として用いる際には内蔵電池を用い
るのが便利である。
【0046】さらに、上記実施の形態1〜3において
は、紫外線LEDの発光波長がいずれも360nmから
400nmまでのものを使用しているが、本発明の紫外
線LEDとしては少なくとも波長の長い近紫外線を含む
ものであれば良く、上記の波長範囲に限定されるもので
はない。
【0047】上記実施の形態1〜3にかかるペーパーホ
ルダー1,11,21は、紙を載置するホルダーベース
2,12,22と、ホルダーベース2,12,22に設
けられ載置した紙をホルダーベース2,12,22との
間で挟持するクリップ3,13,23と、クリップ3,
13又はホルダーベース22に設けられた取っ手27に
組み込まれ挟持した紙の表面を照射する1または2以上
の紫外線LEDとを具備するものである。
【0048】したがって、クリップ3,13又は取っ手
27に組み込まれた小型の紫外線LEDによって挟持さ
れた紙の表面が照射されるため、部屋を暗くした状態
で、紙に蛍光筆記具で描かれた文字、数字、絵、漫画、
イラスト等が蛍光を発して光り輝く。よって、ペーパー
ホルダー1,11,21を磁石で冷蔵庫のドアに止めた
り、吸盤で窓ガラスに吸着させたり、壁のフックに引掛
けたりすることによって部屋を装飾するイルミネーショ
ン効果を有するインテリアとして用いることができる。
【0049】また、ペーパーホルダー1,11,21に
ホールドされた紙に蛍光筆記具で文字等を描いていけ
ば、クリップ3,13又は取っ手27に組み込まれた紫
外線LEDによって蛍光筆記具のペン先及び描いた文字
等が発光するため、暗闇でも困難を感ずることなく自在
にメモをとることができる。
【0050】このようにして、家庭で手軽に蛍光筆記具
で描いた文字等を発光させてイルミネーション効果を有
するインテリアとして用いることができるとともに、蛍
光筆記具を用いて暗闇で自在にメモをとることができる
ペーパーホルダーとなる。
【0051】上記実施の形態1〜3にかかるペーパーホ
ルダー1,11,21は、クリップ3,13又は取っ手
27に紫外線発光ダイオードの発する紫外線を挟持した
紙の表面上に拡散させる光拡散部材5,15,25が組
み込まれたものである。したがって、発光面の小さい紫
外線LEDから発光された紫外線が光拡散部材5,1
5,25によって紙の表面上に拡散し、紙全体を均一に
照射するため、紙の隅々にまで描かれた文字、数字、
絵、漫画、イラスト等も均一に蛍光を発して光り輝く。
これによって、より美しいイルミネーション効果を有す
るインテリアとなる。
【0052】また、暗闇でメモをとる際にも紙全体が均
一に照射されるため、紙の隅々にまで紫外線が届いて蛍
光筆記具のペン先と描いた文字等が明るく光るので、紙
の隅々まで自在にメモをとることができる。
【0053】上記実施の形態1〜3にかかるペーパーホ
ルダー1,11,21は、紫外線発光ダイオードがその
発光波長が360nmから400nmの範囲内にあるも
のである。したがって、紫外線LEDの中心発光波長は
380nmとなるが、一般に可視光の波長範囲は380
nm〜760nmとされているので、この紫外線LED
の発する光量の半分は可視光であることになる。よっ
て、紫外線LEDといってもその発する光は波長の長い
近紫外線であり、人体、特に眼や皮膚に対する有害性は
殆どない。これによって、インテリアとしての使用時や
暗闇でメモをとる際に長時間紫外線LEDを点灯させて
も健康への影響が全くないペーパーホルダーとなる。
【0054】上記実施の形態1〜2にかかるペーパーホ
ルダー1,11は、ホルダーベース2,12が、紙に筆
記するための蛍光筆記具を係止するための係止部6,1
6を有するものである。これによって、部屋を暗くして
ペーパーホルダーをインテリアとして使用している際に
も、係止部6,16から蛍光筆記具を取り外して、紫外
線LED光を照射されて光り輝いている紙の表面に新た
に文字、数字、絵、漫画、イラスト等を描き加えること
ができる。また、暗闇でメモをとる際にも、係止部6,
16に蛍光筆記具を係止しておけば落としたりしてなく
してしまう心配もなく、いつでもすぐ蛍光筆記具を取り
出してメモをとることができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
かかるペーパーホルダーは、紙を載置するホルダーベー
スと、前記ホルダーベースに設けられ前記載置した紙を
前記ホルダーベースとの間で挟持するクリップと、前記
クリップ及び/又は前記ホルダーベースに設けられたそ
の他の部材に組み込まれ前記挟持した紙の表面を照射す
る1または2以上の紫外線発光ダイオードとを具備する
ものである。
【0056】かかる構成のペーパーホルダーによれば、
紙を挟持するクリップ又はホルダーベースに設けられた
その他の部材或いはその両者に組み込まれた小型の紫外
線LEDによって挟持された紙の表面が照射されるた
め、部屋を暗くした状態で、紙に蛍光筆記具で描かれた
文字、数字、絵、漫画、イラスト等が蛍光を発して光り
輝く。したがって、ペーパーホルダーを磁石で冷蔵庫の
ドアに止めたり、吸盤で窓ガラスに吸着させたり、壁の
フックに引掛けたりすることによって部屋を装飾するイ
ルミネーション効果を有するインテリアとして用いるこ
とができる。
【0057】また、ペーパーホルダーにホールドされた
紙に蛍光筆記具で文字等を描いていけば、クリップ又は
ホルダーベースに設けられたその他の部材或いはその両
者に組み込まれた紫外線LEDによって蛍光筆記具のペ
ン先及び描いた文字等が発光するため、暗闇でも困難を
感ずることなく自在にメモをとることができる。
【0058】このようにして、家庭で手軽に蛍光筆記具
で描いた文字等を発光させてイルミネーション効果を有
するインテリアとして用いることができるとともに、蛍
光筆記具を用いて暗闇で自在にメモをとることができる
ペーパーホルダーとなる。
【0059】請求項2の発明にかかるペーパーホルダー
は、請求項1の構成において、前記クリップ及び/又は
前記ホルダーベースに設けられたその他の部材には前記
1または2以上の紫外線発光ダイオードの発する紫外線
を前記挟持した紙の表面上に拡散させる光拡散部材が組
み込まれたものである。したがって、請求項1に記載の
効果に加えて、発光面の小さい紫外線LEDから発光さ
れた紫外線が光拡散部材によって紙の表面上に拡散し、
紙全体を均一に照射するため、紙の隅々にまで描かれた
文字、数字、絵、漫画、イラスト等も均一に蛍光を発し
て光り輝く。これによって、より美しいイルミネーショ
ン効果を有するインテリアとなる。また、暗闇でメモを
とる際にも紙全体が均一に照射されるため、紙の隅々に
まで紫外線が届いて蛍光筆記具のペン先と描いた文字等
が明るく光るので、紙の隅々まで自在にメモをとること
ができる。
【0060】請求項3の発明にかかるペーパーホルダー
は、請求項1または請求項2の構成において、前記紫外
線発光ダイオードはその発光波長が360nmから40
0nmの範囲内にあるものである。したがって、紫外線
LEDの中心発光波長は380nmとなるが、一般に可
視光の波長範囲は380nm〜760nmとされている
ので、この紫外線LEDの発する光量の半分は可視光で
あることになる。よって、紫外線LEDといってもその
発する光は波長の長い近紫外線であり、人体、特に眼や
皮膚に対する有害性は殆どない。これによって、請求項
1または請求項2に記載の効果に加えて、インテリアと
しての使用時や暗闇でメモをとる際に長時間紫外線LE
Dを点灯させても健康への影響が全くないペーパーホル
ダーとなる。
【0061】請求項4の発明にかかるペーパーホルダー
は、請求項1乃至請求項3のいずれか1つの構成におい
て、前記ホルダーベースは、前記紙に筆記するための蛍
光筆記具を係止するための係止部を有するものである。
これによって、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに
記載の効果に加えて、部屋を暗くしてペーパーホルダー
をインテリアとして使用している際にも、係止部から蛍
光筆記具を取り外して、紫外線LED光を照射されて光
り輝いている紙の表面に新たに文字、数字、絵、漫画、
イラスト等を描き加えることができる。また、暗闇でメ
モをとる際にも、係止部に蛍光筆記具を係止しておけば
落としたりしてなくしてしまう心配もなく、いつでもす
ぐ蛍光筆記具を取り出してメモをとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(a)は本発明の実施の形態1にかかる
ペーパーホルダーの全体構成を示す平面図、(b)は側
面図、(c)は正面図である。
【図2】 図2(a)は本発明の実施の形態2にかかる
ペーパーホルダーの全体構成を示す平面図、(b)は側
面図、(c)は正面図である。
【図3】 図3(a)は本発明の実施の形態3にかかる
ペーパーホルダーの全体構成を示す平面図、(b)は側
面図、(c)は正面図である。
【符号の説明】
1,11,21 ペーパーホルダー 2,12,22 ホルダーベース 3,13,23 クリップ 4 紫外線発光ダイオード 5,15,25 光拡散部材 6,16 係止部 27 取っ手(その他の部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙を載置するホルダーベースと、 前記ホルダーベースに設けられ前記載置した紙を前記ホ
    ルダーベースとの間で挟持するクリップと、 前記クリップ及び/又は前記ホルダーベースに設けられ
    たその他の部材に組み込まれ前記挟持した紙の表面を照
    射する1または2以上の紫外線発光ダイオードとを具備
    するペーパーホルダー。
  2. 【請求項2】 前記クリップ及び/又は前記ホルダーベ
    ースに設けられたその他の部材には、前記1または2以
    上の紫外線発光ダイオードの発する紫外線を前記挟持し
    た紙の表面上に拡散させる光拡散部材が組み込まれたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のペーパーホルダー。
  3. 【請求項3】 前記紫外線発光ダイオードは、その発光
    波長が360nmから400nmの範囲内にあることを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載のペーパーホ
    ルダー。
  4. 【請求項4】 前記ホルダーベースは、前記紙に筆記す
    るための蛍光筆記具を係止するための係止部を有するこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに
    記載のペーパーホルダー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010537853A (ja) * 2007-09-06 2010-12-09 セヴァスティアノヴァ アルヴェティナ ミカイロウナ 溝またはスリット内に入るクリップエッジを持つクリップレポートカバー
TWI382935B (zh) * 2010-03-09 2013-01-21 Oriental Inst Technology Puzzle piece structure
CN109591479A (zh) * 2019-02-02 2019-04-09 李凌寒 会计票据输入辅助装置

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