JP2002095402A - 動物撃退装置 - Google Patents

動物撃退装置

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JP2002095402A
JP2002095402A JP2000288213A JP2000288213A JP2002095402A JP 2002095402 A JP2002095402 A JP 2002095402A JP 2000288213 A JP2000288213 A JP 2000288213A JP 2000288213 A JP2000288213 A JP 2000288213A JP 2002095402 A JP2002095402 A JP 2002095402A
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animal
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water
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JP2000288213A
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English (en)
Inventor
Shinsaku Takenaka
紳策 竹中
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Takenaka Engineering Co Ltd
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Takenaka Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】容易に設置できる動物撃退装置を低コストで提
供する。 【解決手段】動物の接近を検出する検知部、判定部、制
御部、ポンプ、水タンク、撒水ノズル、電池で構成し、
動物が接近すると、一定時間ポンプが駆動され、水タン
クに溜められている水が撒水ノズルから動物に対して撒
布されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネコ、ハト、カラ
ス、サル、イノシシ、クマ等の動物の侵入を防止した
り、侵入した動物を追い払ったりする動物撃退装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】公園、幼稚園、保育園などの砂場のネコ
の糞尿による汚染が問題となっており、その対策がいろ
いろ検討されてきた。そんななかで、ネコの接近をセン
サーにより検知し、その検知信号によって自動的に水道
水を撒布するというシステムが用いられていた。このよ
うな水道を用いたシステムでは、対象となる砂場に応じ
て、センサーの検知性能や、水道水の撒水ノズルの取り
付け位置を決定し、水道の配管工事、電気配線工事をお
こなわなくてはならなかった。そのため、機器のコス
ト、システム設計コスト、工事コスト等を総合すると高
価なものとなってしまい、簡単にどこの砂場にも設置す
るというわけにはいかなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ネコの糞尿による砂場
の汚染ばかりでなく、ハトの糞による汚染、ネコやカラ
スが、ゴミ収集日に道路端に出されているゴミの中から
生ゴミなどをあさり、その周囲を汚すといった問題、サ
ルやイノシシやクマ等が山から人家の近くまで食べ物を
求めて出現し、農作物を荒らすといった問題など、動物
が人間に及ぼす害は多く発生している。
【0004】これらの動物を撃退する方法は、各種検討
されているが、効果が長続きする有効は手だては見い出
されていなかった。動物には、水をかけられることを非
常にきらう性質があることがわかっているが、水道水を
撒布するシステムを、動物が出現するすべての場所にお
いて採用することは不可能であった。
【0005】そこで、いつでも、どこでも、手軽に設置
することのできる撒水装置を低コストにて提供すること
ができれば、動物撃退装置として有用でないかと考え
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、水をタンク等
に溜めておき、動物の接近をセンサーが検知したとき、
その検知信号によってポンプ等を作動させ水を撒布する
装置を構成したものである。本発明の装置では、一切の
水道配管工事、電気配線工事は不要となる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の動物撃退装置の
構成を示したブロック図であり、ポンプを用いて水タン
クに溜めた水を撒布するタイプのものである。検知部1
0は、受動型赤外線検知器で構成されている。この受動
型赤外線検知器は、検知エリア内に動物が侵入したとき
に、背景となる地面等から放射される遠赤外線エネルギ
ーと動物から放射される遠赤外線エネルギーとの差を検
出するものである。
【0008】検知部10で得られる信号は、判定部11
へ送られ、ここで、入力された信号を適当なレベルまで
増幅した後、その信号の大きさがあらかじめ定められて
いるレベルを超えるかどうかを常時監視し、所定値を超
えたとき制御部12へ判定信号を送る。
【0009】この判定信号の入力を受け、制御部12
は、一定時間ポンプ13を駆動する。ポンプ13が駆動
すると、水タンク14に溜められていた水が配管を通じ
て撒水ノズル15へ送られ、ここから勢いよく撒布され
る。検知部10と撒水ノズル15は、任意の方向に回転
可能とし、任意の方向に向けた状態にて固定されるよう
になっている。撒水ノズルは、棒状噴射タイプや霧噴射
タイプ等必要に応じ取り替えが可能となっている。以上
の装置の動作に必要な電力は、電池60から供給され
る。この動物撃退装置は、建物の壁面や柱、電柱やポー
ル、ベランダの手すり等に簡単に取り付けることができ
るような固定機構を備えている。
【0010】降雨センサー20を備え、制御部12に入
力された降雨センサーからの信号に基づき、所定の値以
上の降水量であることを検出したときに、制御部12が
検知部10の作動を停止させる。こうすると、雨の日の
無駄な撒水を防止することができる。また、降雨センサ
ーを撒水エリア内に設置すると、撒水によって生ずる警
戒エリア内の急激な温度変化により、検知部が誤動作す
ることを、事前に防止することができるという効果も得
られる。
【0011】照度センサー30を備え、その信号入力に
基づき制御部12が照度の判別をおこない、昼間のみ、
あるいは、夜間のみ本装置を作動させるといった制御を
させる。こうすると、撃退しようとする動物の習性に合
わせて、本装置を運用することができる。
【0012】ワイヤレス送信機42を備え、判定部11
が動物の接近を検出したときに、制御部12から検知信
号をワイヤレス送信機42へ送り、ここから電波に乗せ
て検知信号を送信するようにする。この電波を別の場所
に設けたワイヤレス受信機(図示省略)にて受信させる
ことにより、遠隔地へ動物の接近を知らせることが可能
となる。水タンク14に水量低下検知センサー40を設
け、水タンクの水量を監視させ、この状態信号をワイヤ
レス送信機42から送信させる。こうすることにより水
タンクの水量低下がワイヤレス受信機を設置した場所
(常時人間が存在している)へ自動的に知らされること
になり、水タンクへの給水がタイミングよく実施される
ことになる。
【0013】また、電池60の出力部に電池電圧低下検
知部41を設け、電圧低下信号をワイヤレス送信機42
から送信させる。こうすることにより水の補給と同様
に、電池の交換がタイミングよく実施されることにな
る。水量低下や電池電圧低下の信号は検知部が動物の接
近を検出したときに送信される検知信号といっしょにワ
イヤレス送信機42から送信するようにしてもよい。
【0014】図2は、本発明の動物撃退装置の別の構成
を示したブロック図であり、エアゾール噴射器を用いて
水を噴射するタイプのものである。図1に示したものと
同一の働きをする部分には同じ番号を付した。判定部1
1の出力に基づき制御部12は、ノズル駆動部50を動
かす。これにより、エアゾール噴射器51の押しボタン
が押され、ノズルから水が噴射される。エアゾール噴射
器のノズルは、任意の方向に向けられるようにしてあ
る。ノズルのタイプの異なるエアゾール噴射器と取り替
えることにより、棒状に水が噴射されるもの、霧状に水
が噴射されるもの等が実現される。
【0015】ノズル駆動部50は、制御部12からの信
号に基づき回転する小型モータにより、ゆっくりと回転
する偏心カムがエアゾール噴射器の押しボタンを押す構
成とした。この動物撃退装置の消費電力の大部分は、検
知部10と、検知部が動物の接近を検出したときに作動
するノズル駆動部の小型モータの回転に要する電力に限
られるので、市販のアルカリ乾電池でも充分使用可能で
ある。
【0016】検知部としては、受動型赤外線検知装置以
外の方式、例えば、超音波やマイクロ波を利用したも
の、近赤外線を利用したもの等、いずれの方式でもよ
い。水を撒布する代わりに、人間には無害であり、動物
がいやがるような薬液を採用してもよい。電池は、交換
することを前提としたもの以外に、太陽電池と蓄電池と
を組み合わせたものでもよい。そうすることにより電池
交換は不要となる。
【0017】
【発明の効果】本発明の動物撃退装置によれば、水道の
配管工事、電気配線工事が不要となるので、必要な場所
にはどこにでも簡単に設置することができる。動物の出
没状況に応じて本装置の増設、撤去が容易にできるの
で、使用場所に応じた臨機応変な対応が実現され、利用
価値が増大した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動物撃退装置の構成を示したブロック
図。
【図2】本発明の動物撃退装置の別の構成を示したブロ
ック図。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動物の接近を検出する検知部と、検知部か
    らの信号に基づき動物が接近したかどうかの判別をする
    判定部と、制御部と、前記制御部からの信号に基づき駆
    動されるポンプと、ポンプに接続された水タンク及び撒
    水ノズルと、前記各部を駆動するための電源となる電池
    とを備え、前記判定部が動物の接近であるという判定を
    行ったときに、前記制御部からの制御信号に基づき一定
    時間ポンプが駆動され、撒水ノズルから水タンクに溜め
    られている水が撒布されるようにしたことを特徴とする
    動物撃退装置。
  2. 【請求項2】降雨センサーを備え、前記制御部は、前記
    降雨センサーからの信号入力に基づき所定の降水量であ
    ると判断したときに、検知部の作動を停止させることを
    特徴とする請求項1に記載の動物撃退装置。
  3. 【請求項3】照度センサーを備え、前記制御部は、前記
    照度センサーから得られる昼夜判別に必要な照度情報入
    力信号に基づき昼夜判別をおこない、その判定結果に応
    じて前記ポンプの駆動状態を制御することを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の動物撃退装置。
  4. 【請求項4】前記水タンクに設けた水量低下検知センサ
    ーと、電池電圧低下検知部と、ワイヤレス送信機を備
    え、前記制御部は、前記判定部が動物の接近であるとい
    う判定をおこなったときに、ワイヤレス送信機から検知
    信号を無線信号に乗せて送信するとともに、水量低下検
    知センサー及び電池電圧低下検知部の状態信号を送信す
    ることを特徴とする請求項1〜請求項3に記載の動物撃
    退装置。
  5. 【請求項5】動物の接近を検出する検知部と、検知部か
    らの信号に基づき動物が接近したかどうかを判別する判
    定部と、制御部と、前記制御部からの信号に基づき駆動
    されるノズル駆動部と、水を充てんしたエアゾール噴射
    器と、前記各部を駆動するための電源となる電池とを備
    え、前記判定部が、動物の接近であるという判定をおこ
    なったときに、前記制御部からの制御信号に基づき前記
    ノズル駆動部が作動し、エアゾール噴射器から一定時間
    水が噴射されるようにしたことを特徴とする動物撃退装
    置。
  6. 【請求項6】降雨センサーを備え、前記制御部は、前記
    降雨センサーからの信号入力に基づき所定の降水量であ
    ると判断したときに、検知部の作動を停止させることを
    特徴とする請求項5に記載の動物撃退装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011015631A (ja) * 2009-07-08 2011-01-27 Kitahara Denboku Kk 野獣類河川侵入防止構造
CN105822127A (zh) * 2016-04-05 2016-08-03 杭州儒燕科技开发有限公司 一种用于电力输送的输电铁塔
CN113040129A (zh) * 2021-03-23 2021-06-29 北京林业大学 用于安全驱逐鸦科鸟类的高压水枪及鸦科鸟类驱逐方法

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