JP2002095090A - 超音波探触子及びその製造方法 - Google Patents

超音波探触子及びその製造方法

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JP2002095090A JP2000279014A JP2000279014A JP2002095090A JP 2002095090 A JP2002095090 A JP 2002095090A JP 2000279014 A JP2000279014 A JP 2000279014A JP 2000279014 A JP2000279014 A JP 2000279014A JP 2002095090 A JP2002095090 A JP 2002095090A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2Dアレイ振動子を有する超音波探触子を製
造する場合に、2Dアレイ振動子とケーブル群との電気
的接続を簡便かつ確実に行う。 【解決手段】 各ケーブル32の内部導体50にはそれ
ぞれ電極パッド40Aが設けられており、それらによっ
て第1端子アレイが構成される。一方、バッキング22
内には引出線56が挿通されており、それらは複数の電
極パッド22Bに接続されている。それらの電極パッド
22Bによって第2端子アレイが構成される。ネジ52
及びナット54の締付作用により、異方性導電部材42
を介して第1端子アレイと第2端子アレイとが電気的に
接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波探触子及びそ
の製造方法に関し、特に、ケーブルの接続構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】二次元アレイ振動子(2D振動子)は、
二次元配列された複数の振動素子で構成される。そのよ
うな二次元アレイ振動子は超音波ビームを二次元走査し
て三次元エコーデータを取り込む場合などに利用され
る。その他のアレイ振動子としては、1Dアレイ振動子
や1.5Dアレイ振動子などが知られている。
【0003】従来の一般的な製造方法において、二次元
アレイ振動子から引き出される引出線群と、多芯ケーブ
ルを構成するケーブル群とを相互接続する場合には、引
出線群が密集して埋設されたフレキシブル回路基板(F
PC)が用いられ、そのフレキシブル回路基板上の各電
極に、端末処理された各ケーブルの内部導体が直接的に
半田付けされる。あるいは、フレキシブル回路基板上の
一方のコネクタと、各ケーブルの内部導体が半田付けさ
れた他方のコネクタとが連結される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来において
は、フレキシブル回路上やケーブル接続点でどうしても
電気的クロストークが生じやすくなり、これが画質を低
下させるという問題がある。また、各ケーブルは一般に
極細であるため慎重な取扱が求められ、特に数百本のケ
ーブルの端末処理(半田付け)のために多大な労力を要
する。その結果、製造コストが増大するという問題があ
る。更に、そのような製造工程において、誤配線のチェ
ックなどを行う必要も生じる。また、そのような結線部
分及びフレキシブル回路基板の存在のために超音波探触
子の構造が複雑となり、またその小型化の妨げとなる。
【0005】上記の問題は、特に素子数が増大すればす
るほど顕著となる。もちろん、2Dアレイ振動子以外の
アレイ振動子についても、素子数の増大に伴って上記の
問題が顕著となっている。
【0006】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、アレイ振動子とケーブル群と
の電気的接続を簡便かつ確実に行えるようにする。
【0007】本発明の他の目的は、超音波探触子の製造
コストを削減することにある。
【0008】本発明の他の目的は、超音波探触子の小型
化を図ることにある。
【0009】本発明の他の目的は、超音波探触子の動作
信頼性を向上させることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、端部が剥き出し加工されたケーブ
ル群をアレイ状に整列保持する部材であって、各ケーブ
ルのグランドを電気的に相互接続すると共に、各ケーブ
ルの内部導体の端面配列としての第1端子アレイを形成
する第1部材と、複数の圧電素子から引き出された引出
線群をアレイ状に整列保持する部材であって、各引出線
の端面配列としての第2端子アレイを形成する第2部材
と、前記第1端子アレイと前記第2端子アレイとを位置
決めしつつ相互に電気的に接続する接続手段と、を含む
ことを特徴とする。
【0011】上記構成によれば、第1部材によって、各
ケーブル(望ましくは同軸ケーブル)が整列保持され、
その際に各ケーブルのグランドが相互に電気的に接続さ
れる。また、そのような各ケーブルの整列保持により、
各ケーブルの内部導体の端面配列に対応した第1端子ア
レイが形成される。ここで、第1端子アレイを構成する
各端子は、各ケーブルの内部導体の研磨済み端面自体で
あってもよいが、そのような端面に電極パッドを取り付
けたものであってもよい。
【0012】一方、第2部材によって、各引出線が整列
保持され、それによって各引出線の端面配列に対応した
第2端子アレイが形成される。その第2端子アレイを構
成する各端子は、各引出線の端面に電極パッドを取り付
けたものであってもよい。第1端子アレイと第2端子ア
レイとが相互に位置決めされつつ電気的に接続され、す
なわち、各端子間が直接的に又は間接的に電気的に接続
される。第1端子アレイ及び第2端子アレイの少なくと
も一方が面状に広がった端子面を有していれば、第1端
子アレイと第2端子アレイの位置決め誤差の許容範囲を
拡大できる。
【0013】本発明によれば、信号が伝送される部材を
直線的に接続して、配線の引き回しを回避できるので、
接続部分を小型化できるとともに、信号間におけるクロ
ストークの問題も軽減できる。更に、2つの端子アレイ
の一括接続を行えるので、信号線を逐次的に半田付けす
る場合などに比べてその作業労力を大幅に軽減でき、そ
れ故超音波探触子の製造コストも大幅に削減できる。特
に、信号線の接続時における誤配線の問題に十分に対処
できる。なお、2つの端子アレイの接続を締結部材など
を利用して行えば、メンテナンス時に第1部材と第2部
材とを容易に分離できるという利点がある。
【0014】望ましくは、前記第1端子アレイと前記第
2端子アレイとの間に、アレイ面に沿った水平方向に絶
縁性を有し、かつ、アレイ面と直交する垂直方向に導電
性を有する異方性導電部材が設けられる。ここで、異方
性導電部材は、独立した部材であってもよく、接着作用
をもった固化する材料であってもよい。
【0015】望ましくは、前記異方性導電部材は弾性体
であり、前記第1部材と前記第2部材とを加圧締結する
締結部材が設けられる。この構成によれば、第1部材と
第2部材とを締結する場合に、異方性導電部材の弾性作
用と相俟って、すべての端子について確実な電気的接続
を図ることができる。また、締結部材を緩めれば、メン
テナンス時に第1部材と第2部材とを簡単に分離できる
という利点がある。
【0016】望ましくは、前記各ケーブルの内部導体の
端面には第1電極パッドが形成され、それらによって前
記第1端子アレイが構成される。望ましくは、前記各引
出線の端面には第2電極パッドが形成され、それらによ
って前記第2端子アレイが構成される。
【0017】望ましくは、前記各ケーブルは、その端面
から基端側へ所定範囲にわたって形成された内部絶縁体
の剥き出し部分と、前記内部絶縁体の剥き出し部分から
基端側へ所定範囲にわたって形成されたグランドの剥き
出し部分と、を有し、前記第1部材は、前記内部絶縁体
の剥き出し部分を整列保持する絶縁部と、前記グランド
の剥き出し部分を整列保持する導体部と、を有する。
【0018】上記構成によれば、各ケーブルをアレイ状
に確実に保持できる。特に、剥き出し加工を前提とし
て、ケーブルの整列保持と同時に、必要な絶縁処理及び
導電処理を行える。
【0019】望ましくは、前記第1部材は、更に、前記
各ケーブルにおける内部絶縁体の剥き出し部分を挿通さ
せる複数の位置決め孔が形成された位置決め板を有し、
前記位置決め板の一方面と前記各ケーブルの端面との間
に前記絶縁部が形成される。
【0020】(2)また、上記目的を達成するために、
本発明に係る方法は、複数のケーブルを内包する多芯ケ
ーブルについて、各ケーブルごとに内部絶縁体及びグラ
ンドの段階的な剥き出し加工を行う工程と、第1の位置
決め板に形成されたアレイ状の各位置決め孔に前記各ケ
ーブルの内部絶縁体又はグランドの剥き出し部分を挿通
する工程と、前記各ケーブルの端面から前記第1の位置
決め板の一方面までの先端側空間に絶縁性部材を充填す
る工程と、前記絶縁性部材の表面上に、前記各ケーブル
の内部導体の端面配列に対応した第1端子アレイを形成
する工程と、前記第1の位置決め板の他方面からケーブ
ル基端側への一定範囲までの基端側空間に導電性部材を
充填し、各ケーブルのグランド剥き出し部分を相互に電
気的に接続する工程と、複数の圧電素子からアレイ状に
引き出された複数の引出線がバッキングに挿通された状
態を形成し、そのバッキングの裏面側に、前記各引出線
の端面配列に対応した第2端子アレイを形成する工程
と、前記第1端子アレイと前記第2端子アレイとを位置
決めしつつ相互に電気的に接続する工程と、を含むこと
を特徴とする。
【0021】望ましくは、前記絶縁性部材及び前記導電
性部材の充填時に、前記先端側空間及び前記基端側空間
を囲い込む治具が利用される。
【0022】望ましくは、前記複数の圧電素子の裏面側
に前記複数の引出線が埋設されるようにバッキング組成
材を充填してそれを固化させ、これにより前記複数の引
出線がバッキングに挿通された状態が形成される。もち
ろん、バッキングの機械加工によって複数の貫通孔を形
成し、各貫通孔に引出線を挿通させるようにしてもよ
い。
【0023】望ましくは、第2の位置決め板に形成され
た各位置決め孔に各引出線を挿通すると共に、前記第2
の位置決め板と前記複数の圧電素子との間に充填空間を
形成し、その充填空間にバッキング組成材を充填してそ
れを固化させ、これにより前記複数の引出線がバッキン
グに挿通された状態が形成される。
【0024】上記構成によれば、バッキング組成材の充
填固化により、バッキング内に複数の引出線を埋設させ
ることができる。バッキング組成材の充填に当たって
は、上記の絶縁性部材の充填と同様の手法を適用でき
る。例えば、上記第1の位置決め板と同様の形態をもっ
た第2位置決め板を用いて、その各位置決め孔に各引出
線の一部を貫通させ、その第2の位置決め板の一方面と
複数の圧電素子との間に治具などを利用して充填空間を
形成し、その充填空間にバッキング組成材を充填し、そ
れを固化させてもよい。この場合、位置決め板及びバッ
キング組成材は絶縁性の部材で構成される。また、第2
の位置決め板の他方面と各引出線の先端面との間に治具
などを利用して別の充填空間を形成し、そこに絶縁性の
部材を充填するようにしてもよい。その絶縁性の部材が
固化した後、その表面が研磨されて第2端子アレイが形
成される。なお、第2位置決め板はバッキングの一部と
みなすことができる。
【0025】望ましくは、前記第1端子アレイを形成す
る工程は、前記絶縁性部材の表面を研削して前記各ケー
ブルの内部導体の端面を露出させる工程と、前記研削後
の絶縁性部材の表面上に、前記各ケーブルの内部導体の
端面に対応させて複数の電極パッドを形成する工程と、
を含み、前記第2端子アレイを形成する工程は、前記バ
ッキングの裏面上に、前記各引出線の端面に対応させて
複数の電極パッドを形成する工程を含む。
【0026】望ましくは、前記第1端子アレイと前記第
2端子アレイとの間に異方性導電部材が介在配置され
る。
【0027】望ましくは、前記位置決め板の位置決め孔
の配列、前記第1端子アレイの配列、前記第2端子アレ
イの配列及び前記複数の引出線の配列は、前記複数の圧
電素子の配列に一致する。
【0028】望ましくは、前記複数の振動子には超音波
の送受波を実際に行う複数の有効素子とそれ以外の複数
の無効素子とが含まれ、前記複数のケーブルを前記複数
の有効素子のみに対して電気的に接続されるように、前
記第1端子アレイと前記第2端子アレイとの電気的な接
続関係が形成される。すなわち、この構成によれば、ス
パース型アレイ振動子を簡単に構成できる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0030】図1及び図2には、本発明に係る超音波探
触子の好適な実施形態が示されており、図1は超音波探
触子の要部構成を示す斜視図であり、図2は超音波探触
子の要部構成を示す断面図である。
【0031】図1及び図2において、多芯ケーブル12
には第1部材としての接続ユニット14が設けられてお
り、その接続ユニット14には振動子ユニット10が連
結される。
【0032】振動子ユニット10は、超音波の送受波を
行うマトリックス状に配列された複数の圧電素子16を
有している。各圧電素子16の一方面には電極層16A
が形成され、圧電素子16の他方面には電極層16Bが
形成されている。複数の圧電素子16の生体側には、銅
箔などで構成されるグランドリード18を介して、複数
の整合層20が設けられている。整合層20は圧電素子
16と生体との間における音響インピーダンス整合を図
るための部材であり、各圧電素子16ごとに整合層20
が設けられている。
【0033】複数の圧電素子16の背面側すなわち非生
体側には後方への不要な超音波を吸収するバッキング2
2が設けられている。バッキング22の生体側には各圧
電素子16の配列に合致したアレイ状の複数の電極層2
2Aが形成されており、バッキング22の背面側すなわ
ち非生体側には上記アレイ状の配列に対応して複数の電
極パッド(電極層)22Bが形成されている。ここで、
圧電素子16の配列、整合層20の配列、電極層22A
の配列及び電極パッド22Bの配列はそれぞれ同一であ
る。
【0034】一方、接続ユニット14は、後にその製造
方法を詳述するように、固定台36と、位置決め枠38
と、電極下地40と、アレイ状に形成される複数の電極
パッド40Aとを含んでいる。ここで、複数の電極パッ
ド40Aは第1端子アレイを構成しており、一方、上述
した複数の電極パッド22Bは第2端子アレイを構成し
ており、それらの2つの端子アレイは後に詳述する異方
性導電部材42を介して互いに電気的に接続される。こ
の異方性導電部材42は、アレイ面と垂直の方向には導
電性を有し、一方アレイ面と平行の方向には絶縁性を有
する部材である。例えばこれは絶縁性をもった弾性的基
材内に垂直方向に貫通した多数の金線を埋め込んでなる
ものである。
【0035】多芯ケーブル12は複数のケーブル32を
有しており、それらのケーブル32の外周囲には多芯フ
レームグランド34が設けられ、さらにその外側には多
芯ケーブル外皮30が設けられている。
【0036】図2に断面図を示すように、各ケーブル3
2は、中心軸上に設けられたケーブル内部導体50と、
そのケーブル内部導体50を包囲するケーブル内部絶縁
体48と、そのケーブル内部絶縁体48を包囲するケー
ブルグランド46と、さらにそのケーブルグランド46
を包み込むケーブル外皮44とで構成されている。図2
に示されるように、ケーブルの端面すなわちケーブル内
部絶縁体48及びケーブル内部導体50の端面から基端
側への一定の距離L1にわたってケーブルグランド46
が除去されており、すなわちその範囲においてはケーブ
ル内部絶縁体48が剥き出されている。また、その位置
から基端側へL2の距離にわたってケーブル外皮44が
除去されており、すなわちその範囲においてケーブルグ
ランド46が剥き出されている。また、その位置から基
端側へ距離L3にわたって多芯フレームグランド34が
除去されており、その位置から基端側へ距離L4だけ後
退した位置まで多芯ケーブル外皮30が除去されてい
る。すなわち、多芯ケーブル12については図2に示す
ようにその端部が段階的に剥き出し加工されている。
【0037】図2において、位置決め枠38は、例えば
ステンレスなどの金属で構成されており、その位置決め
枠38には貫通孔としての複数の挿通孔が形成されてい
る。例えばそのような挿通孔はエッチング加工により形
成可能である。各挿通孔には各ケーブル32におけるケ
ーブル内部絶縁体48の剥き出し部分が挿入されてお
り、その位置決め枠38から突出した部分の突出量にあ
わせて電極下地40が形成されている。この電極下地4
0は後に説明するように絶縁性の接着剤を充填してなる
ものである。また、位置決め枠38の非生体側にはケー
ブル外皮44の一部を取り込んで所定の厚さをもって固
定台36が形成されており、その固定台36は例えば導
電性接着剤を充填してなるものである。ここで、電極下
地40を構成する絶縁性接着剤は例えばエポキシ系のも
のを利用することが可能であり、これと同様に、固定台
36を構成する導電性接着剤についてもエポキシ系のも
のを利用することが可能である。
【0038】固定台36には、複数のネジ穴36Aが貫
通孔として形成されており、また上述したバッキング2
2にも貫通孔としてのネジ穴22Cが形成されている。
それらのネジ穴36A及び22Cには、振動子ユニット
10に接続ユニット14を接続する際にネジ52の軸部
が挿通され、その軸部の一端側にはナット54が取付け
られる。すなわちネジ52及びナット54の締付によっ
て振動子ユニット10と接続ユニット14とが強固に連
結され、具体的には異方性導電部材42を介して、複数
の電極パッド22Bで構成される第2端子アレイと、複
数の電極パッド40Aで構成される第1端子アレイとが
電気的に接続される。ここで、異方性導電部材42は弾
性を有しており、そのような弾性作用を利用して、各電
極パッド間における電気的な接続を安定かつ確実に行う
ことができる。
【0039】図2に示されるように、バッキング22に
は、各圧電素子16に対応して複数の貫通孔22Dが形
成されており、その貫通孔22Dには引出線56が設け
られている。引出線56の一方端はバッキング22の生
体側に形成された電極層22Aに接続されており、引出
線56の他方端側はバッキング22の非生体側の面に形
成された電極パッド22Bに接続されている。ちなみ
に、電極層22Aは、圧電素子16に形成された電極層
16Bに例えば導電性接着剤などによって加圧接着され
ている。
【0040】このバッキング22内に複数の引出線56
を設ける手法としては各種のものを挙げることができ、
例えば、位置決め枠38などを利用した後述の充填法を
利用できる。すなわち、バッキング22の基材としてエ
ポキシ樹脂を使用して、エポキシ樹脂が固化する前に引
出線56を埋め込み、その後にエポキシ樹脂を硬化させ
て、引出線56を整列保持するようにしてもよい。
【0041】図2に示されるように、グランドリード1
8の両端部は振動子ユニット10及び接続ユニット14
の外周囲を取り囲んでケーブルの基端側に引き出されて
いる。そして、そのグランドリード18は導電性をもっ
た固定台36を介してあるいは導電性をもった位置決め
枠38を介してケーブル32のケーブルグランド46に
電気的に接続されている。すなわち、固定台36は、各
ケーブル32の固定保持作用の他、各ケーブル32が有
するケーブルグランド46を相互に電気的に接続する機
能を有している。ちなみに、そのような固定台36及び
位置決め枠38が導電性を有していても、電極下地40
が絶縁性を有しているため、各ケーブル内部導体50や
電極パッド40Aの間における絶縁性が保たれている。
【0042】次に、図3〜図7を用いて図1及び図2に
示した超音波探触子の製造方法について詳述する。
【0043】図3において、まず最初に多芯ケーブル1
2に対して上述のようなその端部の剥き出し加工がなさ
れ、その剥き出し加工後に、治具60によって保持され
た位置決め枠38の各挿通孔に各ケーブル32のケーブ
ル内部絶縁体剥き出し部分が挿入される。ここで、治具
60は枠体60Aと底体60Bとで構成され、それら全
体として皿状の形態を有している。
【0044】上記のような位置決め枠38の各挿通孔へ
のケーブル32の挿入が完了した状態において、位置決
め枠38と底体60Bとの間に挟まれる空間内に所定量
のエポキシ系の接着剤が流し込まれる。それが固化する
ことにより電極下地40が構成される。ただし、後に説
明するように、実際の製造にあたっては電極下地40が
その表面から一定深さまで研削される。ちなみに、上記
の接着剤の充填にあたっては例えば枠体60Aに形成さ
れた注入孔61を利用して接着剤を流し込むようにして
もよい。その場合においては所定の場所に空気穴などを
設けるのが望ましい。
【0045】次に、図4に示すように、位置決め枠の他
方面側と枠体60Aとで囲まれる空間内に導電性をもっ
たエポキシ系の接着剤が流し込まれる。それが固化する
ことによって固定台36が構成される。
【0046】上述したように、この固定台36は各ケー
ブル32の配列を保持する機能及びケーブルグランド4
6を相互に電気的に接続する機能を有している。
【0047】次に、図5に示すように、治具60が取り
外され、その後電極下地40に対して表面上から一定深
さにわたって研削処理がなされる。このような研削処理
により、ケーブル内部導体50の端面が確実に露出する
ことになり、電気的な接続をより確実に行えるという利
点がある。ちなみに、図5に示す段階では、固定台36
に対してネジ穴36Aの形成が行われる。
【0048】次に、図6に示すように、電極下地40の
表面上に各ケーブル内部導体50の端面に対応させて複
数の電極パッド40Aが形成される。具体的には、ま
ず、電極下地40の表面上に無電解メッキ処理によって
ニッケルを付着させ、次に、その上に電解メッキ処理に
よって金層を付着させる。その後、ダイシングによっ
て、生成された電極層を分離分割し、これによって個々
の電極パッド40Aを形成する。ちなみに、電極パッド
40Aの製造方法としては、上記の他にスパッタを利用
したものを挙げることができ、またエッチングなどを利
用してもよい。
【0049】図7には、以上のように形成された複数の
電極パッド40Aを有する電極下地40の正面図が示さ
れている。本実施形態においては、各部材が八角形の外
径を有しているが、このような形態には限られず、例え
ば円形の外径を有していてもよい。また、図7に示すよ
うに、接続ユニットには本実施形態において4つのネジ
穴36Aが形成されており、端子アレイの周囲全体にわ
たって均一に締付け作用を発揮させることができる。
【0050】以上のように、多芯ケーブル12に対して
接続ユニット14が設けられると、図1及び図2に示し
たように、その接続ユニット14と振動子ユニット10
との間に異方性導電部材42が介在配置されつつ、それ
らがネジ52及びナット54の締付け作用により加圧連
結されることになる。そのような状態では、複数の電極
パッド40Aで構成される第1端子アレイと、複数の電
極パッド22Bで構成される第2端子アレイとが各端子
ごとにそれぞれ電気的に接続されることになる。これに
よって、最終的に、各圧電素子16に対してそれに対応
するケーブル32の内部導体を電気的に接続することが
可能となる。
【0051】以上の構成において、例えばいわゆるスパ
ース型のアレイ振動子を構成する場合には、いずれかの
端子アレイにおける端子を取り除くことによって容易に
スパース型構成を実現できるという利点がある。また、
上述した接続ユニット14の製造にあたり、形成された
電極パッド40Aについてそれぞれ電気的な良否を判定
する場合には、多芯ケーブル12の基端側において選択
されたケーブル32に所定の信号を流し込み、対応する
電極パッド40Aにてその信号を観測すれば、その動作
と各ケーブルの配列位置を容易に確認できるという利点
がある。
【0052】上記実施形態においては、従来のように個
々の信号線ごとに個別的にはんだ付けを行う必要がな
く、また電極パッド40A,22Bを利用しているの
で、メンテナンスを容易に行えるという利点がある。ま
た多芯ケーブル12から複数の圧電素子16までアレイ
構成が維持されているため、クロストークの問題を軽減
できると共に、最小限の容積で配線を行えるために超音
波探触子の形態を小型化できるという利点がある。本発
明に係る手法は特に2Dアレイ振動子を有する超音波探
触子の製造にあたってより効果が大きいが、もちろん1
Dアレイ振動子や1.5Dアレイ振動子などを製造する
場合においても効果を得ることができる。
【0053】図2などに示した実施形態では、位置決め
枠38がケーブル内部絶縁体48の剥き出し部分の上端
(ケーブルグランド46の剥き出し部分の端面に当接す
る位置)に設けられていたため、高さ方向の位置決めが
容易であるという利点があるが、必要に応じて、位置決
め枠38をそれ以外の位置に設けてもよい。例えば、図
8に示すように、位置決め枠38をケーブルグランド4
6の剥き出し部分に設け、基端側空間100に導電性部
材を充填し、先端側空間102に絶縁性部材を充填する
ようにしてもよい。なお、符号104は治具の一部とし
ての底板の上面を示している。図8に示す場合には、導
電性部材で各ケーブルのケーブルグランドを電気的に接
続するため、符号46Aで示すように、ケーブルグラン
ド46の剥き出し部分が位置決め枠38の上側から部分
的に露出するようにする必要がある。
【0054】また、図9に示すように、位置決め枠38
を、ケーブル内部絶縁体48の剥き出し部分上におい
て、上面104側へ引き下げた位置に設けるようにして
もよい。この場合にも基端側空間100に導電性部材が
充填され、先端側空間102に絶縁性部材が充填され
る。更に、図10に示すように、ケーブル内部導体50
についても剥き出し加工を施し、例えばケーブル内部絶
縁体48の剥き出し部分上に位置決め枠38を設け、基
端側空間100に導電性部材を充填し、先端側空間10
2に絶縁性部材を充填するようにしてよい。いずれにし
ても各ケーブルが確実に保持され、各部材の機能が有効
に発揮される限りにおいて各種の態様を採用しうる。
【0055】なお、スパース型アレイ振動子を構成する
場合には、それに含まれる複数の有効素子だけに複数の
ケーブルが電気的に接続されるように、第1端子アレイ
と第2端子アレイとの電気的な接続関係を設定する。す
なわち、例えば、通常通り2Dアレイ振動子を形成しつ
つも、有効素子以外の無効素子については個別的に電極
パッド22B(図2参照)を除去するか、あるいは電極
パッド22Bを形成しないようにすれば、結果として、
事実上の無効素子を形成することができる。もちろん、
電極パッド22Aや引出線56などの他の信号伝達部材
を除去しても同様の作用を得ることができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アレイ振動子とケーブル群との電気的な接続を簡便かつ
確実に行える。また本発明によれば超音波探触子の製造
コストを削減できると共に、超音波探触子の動作信頼性
を向上できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る超音波探触子の要部構成を示す
斜視図である。
【図2】 本発明に係る超音波探触子の要部構成を示す
断面図である。
【図3】 本発明に係る超音波探触子の製造方法を説明
するための図である。
【図4】 本発明に係る超音波探触子の製造方法を説明
するための図である。
【図5】 本発明に係る超音波探触子の製造方法を説明
するための図である。
【図6】 本発明に係る超音波探触子の製造方法を説明
するための図である。
【図7】 マトリックス状に形成された複数の電極パッ
ドを示す図である。
【図8】 段階的な抜き出し加工がなされたケーブルと
位置決め板との関係を示す図である。
【図9】 段階的な抜き出し加工がなされたケーブルと
位置決め板との関係を示す図である。
【図10】 段階的な抜き出し加工がなされたケーブル
と位置決め板との関係を示す図である。
【符号の説明】
10 振動子ユニット、12 多芯ケーブル、14 接
続ユニット(第1部材)、16 圧電素子、18 グラ
ンドリード、20 整合層、22 バッキング(第2部
材)、30 多芯ケーブル外皮、32 ケーブル、34
多芯フレームグランド、36 固定台、38 位置決
め枠、40 電極下地、42 異方性導電部材、44
ケーブル外皮、46 ケーブルグランド、48 ケーブ
ル内部絶縁体、50 ケーブル内部導体、52 ネジ、
54 ナット、56 引出線、60 治具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 亮一 東京都三鷹市牟礼6丁目22番1号 アロカ 株式会社内 (72)発明者 小林 和裕 東京都三鷹市牟礼6丁目22番1号 アロカ 株式会社内 Fターム(参考) 4C301 AA01 EE12 EE13 EE16 EE17 GA02 GA04 GA07 GA20 GB09 GB10 GB18 GB19 GB20 GB22 GB33 GB35 GB39 JA17 5D019 AA25 AA26 BB02 BB19 BB28 HH01

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部が剥き出し加工されたケーブル群を
    アレイ状に整列保持する部材であって、各ケーブルのグ
    ランドを電気的に相互接続すると共に、各ケーブルの内
    部導体の端面配列としての第1端子アレイを形成する第
    1部材と、 複数の圧電素子から引き出された引出線群をアレイ状に
    整列保持する部材であって、各引出線の端面配列として
    の第2端子アレイを形成する第2部材と、 前記第1端子アレイと前記第2端子アレイとを位置決め
    しつつ相互に電気的に接続する接続手段と、 を含むことを特徴とする超音波探触子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の超音波探触子において、 前記第1端子アレイと前記第2端子アレイとの間に、ア
    レイ面に沿った水平方向に絶縁性を有し、かつ、アレイ
    面と直交する垂直方向に導電性を有する異方性導電部材
    が設けられたことを特徴とする超音波探触子。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の超音波探触子において、 前記異方性導電部材は弾性体であり、 前記第1部材と前記第2部材とを加圧締結する締結部材
    が設けられたことを特徴とする超音波探触子。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の超音波探触子において、 前記各ケーブルの内部導体の端面には第1電極パッドが
    形成され、それらによって前記第1端子アレイが構成さ
    れたことを特徴とする超音波探触子。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の超音波探触子において、 前記各引出線の端面には第2電極パッドが形成され、そ
    れらによって前記第2端子アレイが構成されたことを特
    徴とする超音波探触子。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の超音波探触子において、 前記各ケーブルは、その端面から基端側へ所定範囲にわ
    たって形成された内部絶縁体の剥き出し部分と、前記内
    部絶縁体の剥き出し部分から基端側へ所定範囲にわたっ
    て形成されたグランドの剥き出し部分と、を有し、 前記第1部材は、前記内部絶縁体の剥き出し部分を整列
    保持する絶縁部と、前記グランドの剥き出し部分を整列
    保持する導体部と、を有することを特徴とする超音波探
    触子。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の超音波探触子において、 前記第1部材は、更に、前記各ケーブルにおける内部絶
    縁体の剥き出し部分を挿通させる複数の位置決め孔が形
    成された位置決め板を有し、 前記位置決め板の一方面と前記各ケーブルの端面との間
    に前記絶縁部が形成されたことを特徴とする超音波探触
    子。
  8. 【請求項8】 複数のケーブルを内包する多芯ケーブル
    について、各ケーブルごとに内部絶縁体及びグランドの
    段階的な剥き出し加工を行う工程と、 第1の位置決め板に形成されたアレイ状の各位置決め孔
    に前記各ケーブルの内部絶縁体又はグランドの剥き出し
    部分を挿通する工程と、 前記各ケーブルの端面から前記第1の位置決め板の一方
    面までの先端側空間に絶縁性部材を充填する工程と、 前記絶縁性部材の表面上に、前記各ケーブルの内部導体
    の端面配列に対応した第1端子アレイを形成する工程
    と、 前記第1の位置決め板の他方面からケーブル基端側への
    一定範囲までの基端側空間に導電性部材を充填し、各ケ
    ーブルのグランド剥き出し部分を相互に電気的に接続す
    る工程と、 複数の圧電素子からアレイ状に引き出された複数の引出
    線がバッキングに挿通された状態を形成し、そのバッキ
    ングの裏面側に、前記各引出線の端面配列に対応した第
    2端子アレイを形成する工程と、 前記第1端子アレイと前記第2端子アレイとを位置決め
    しつつ相互に電気的に接続する工程と、 を含むことを特徴とする超音波探触子の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の方法において、 前記絶縁性部材及び前記導電性部材の充填時に、前記先
    端側空間及び前記基端側空間を囲い込む治具が利用され
    ることを特徴とする超音波探触子の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の方法において、 前記複数の圧電素子の裏面側に前記複数の引出線が埋設
    されるようにバッキング組成材を充填してそれを固化さ
    せ、 これにより前記複数の引出線がバッキングに挿通された
    状態が形成されることを特徴とする超音波探触子の製造
    方法。
  11. 【請求項11】 請求項8記載の方法において、 第2の位置決め板に形成された各位置決め孔に各引出線
    を挿通する共に、前記第2の位置決め板と前記複数の圧
    電素子との間に充填空間を形成し、その充填空間にバッ
    キング組成材を充填してそれを固化させ、 これにより前記複数の引出線がバッキングに挿通された
    状態が形成されることを特徴とする超音波探触子の製造
    方法。
  12. 【請求項12】 請求項8記載の方法において、 前記第1端子アレイを形成する工程は、 前記絶縁性部材の表面を研削して前記各ケーブルの内部
    導体の端面を露出させる工程と、 前記研削後の絶縁性部材の表面上に、前記各ケーブルの
    内部導体の端面に対応させて複数の電極パッドを形成す
    る工程と、 を含み、 前記第2端子アレイを形成する工程は、 前記バッキングの裏面上に、前記各引出線の端面に対応
    させて複数の電極パッドを形成する工程を含むことを特
    徴とする超音波探触子の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項8記載の方法において、 前記第1端子アレイと前記第2端子アレイとの間に異方
    性導電部材が介在配置されたことを特徴とする超音波探
    触子の製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項8記載の方法において、 前記第1の位置決め板の位置決め孔の配列、前記第1端
    子アレイの配列、前記第2端子アレイの配列及び前記複
    数の引出線の配列は、前記複数の圧電素子の配列に一致
    することを特徴とする超音波探触子の製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項8記載の方法において、 前記複数の振動子には超音波の送受波を実際に行う複数
    の有効素子とそれ以外の複数の無効素子とが含まれ、 前記複数のケーブルを前記複数の有効素子のみに対して
    電気的に接続されるように、前記第1端子アレイと前記
    第2端子アレイとの電気的な接続関係が形成されること
    を特徴とする超音波探触子の製造方法。
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