JP2002095055A - 無線データ通信装置、データ処理方法、記録媒体、コンテンツ提供システム - Google Patents

無線データ通信装置、データ処理方法、記録媒体、コンテンツ提供システム

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JP2002095055A
JP2002095055A JP2000282565A JP2000282565A JP2002095055A JP 2002095055 A JP2002095055 A JP 2002095055A JP 2000282565 A JP2000282565 A JP 2000282565A JP 2000282565 A JP2000282565 A JP 2000282565A JP 2002095055 A JP2002095055 A JP 2002095055A
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processing
reception
wireless
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JP2000282565A
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English (en)
Inventor
Junichi Iwasaki
淳一 岩崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】受信状況及び情報供給元との位置関係を直感的
に把握できるようにする。 【解決手段】受信状況判定部108は、復調部103と
デコーダ104からの出力をもとに受信状況を判定して
CPU110に通知する。位置関係判定部116は、受
信データの情報発信元の位置データと、GPS受信部1
15により検出された現在位置を示す位置データとをも
とに、情報発信元と無線データ通信装置との相対的な位
置関係を判定してCPU110に通知する。加工処理部
111は、CPU110から通知される受信状況と位置
関係のデータに応じて、データ処理部105によって抽
出されたデータに対して、データの種類に応じて受信状
況及び情報供給元との位置関係を利用者が直感的に把握
することができる所定の加工を施して出力(表示または
放音)する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信状況や情報提
供元との位置関係に基づいて受信データを処理する無線
データ通信装置、データ処理方法、記録媒体、コンテン
ツ提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、無線通信を行なう無線データ
通信装置、例えば携帯電話やPHS(personal handyph
one system)、無線通信機能が搭載されたPDA(pers
onal digital assistant)などが広く用いられている。
通常、これら無線通信を行なう無線データ通信装置で
は、無線通信状態を利用者に通知するための機能が設け
られている。
【0003】例えば、特開平11−262066号(携
帯通信端末)公報には、データ通信などの通話とは異な
る通信を行なう場合に、簡単に良好な通信状態に設定で
きるようにする携帯電話端末などの携帯通信端末が開示
されている。この携帯通信端末は、受信状況検出部が検
出した受信状況を、第1の閾値との比較で判断すると共
に第2の閾値との比較で判断し、第1の閾値との比較に
基づいた受信状況と、第2の閾値との比較に基づいた受
信状況とを、それぞれ別の告知部により告知させる構成
となっている。
【0004】また、一般的な携帯電話やPHSでは、無
線信号の受信レベルに応じて、受信状況を通知するため
の表示、例えばアンテナを模した3本の表示パターンを
用意しておき、受信電波の強度に応じて1〜3本のアン
テナパターンを表示することで利用者に受信状態を通知
している。また、無線信号の受信レベルが予め設定され
た所定レベル以下となった場合に、ブザーなどの音によ
って利用者に通知する手段を用いて通知するものもあ
る。
【0005】何れにしても従来の無線データ通信装置で
は、無線信号の受信状態に応じて、予め受信状態通知の
ために用意された手段(告知部による告知、アンテナパ
ターンの表示、ブザー音など)により出力を行なうこと
により、無線信号の通信状態を利用者に対して通知して
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の無線
データ通信装置では、予め受信状態通知のために用意さ
れた手段を用いて通信状態が利用者に通知されていた。
すなわち、従来の無線データ通信装置では、通信状態の
利用者に対する通知は、無線通信によって得られるデー
タとは何ら関連性もなく行われているために、利用者に
とって受信状況が直感的に把握し辛いという問題があっ
た。
【0007】また、従来の無線データ通信装置では、無
線信号の受信レベル(強度)を通知するだけであるの
で、Bluetoothや無線LANなどの短距離無線
通信を利用したエリア限定の情報提供サービスなどの応
用においては、情報供給元と無線データ通信装置を保持
している利用者との位置関係が意味を有するにもかかわ
らず、この位置関係を把握することはできなかった。
【0008】本発明は前記のような事情を考慮してなさ
れたもので、受信状況及び情報供給元との位置関係を利
用者が直感的に把握することが可能な無線データ通信装
置、データ処理方法、記録媒体を提供することを目的と
する。
【0009】また、受信状況及び情報供給元との位置関
係を利用者に直感的に把握させることで、情報提供元の
場所に誘導してコンテンツを提供することが可能なコン
テンツ提供システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、無線信号を受
信処理する受信処理手段と、前記受信処理手段によって
受信された信号の受信状況を判定する受信状況判定手段
と、前記受信処理手段によって受信された信号により得
られるデータに対して、前記受信状況判定手段によって
判定された受信状況に応じて加工する加工処理手段と、
前記加工処理手段によって加工されたデータを出力する
出力手段とを具備したことを特徴とする。
【0011】また、前記受信処理手段によって受信され
た無線信号の信号発信元との位置関係を判定する位置関
係判定手段を具備し、前記加工処理手段は、前記受信処
理手段によって受信された信号により得られるデータに
対して、前記位置関係判定手段によって判定された位置
関係に応じて加工することを特徴とする。
【0012】このような構成によれば、受信されたデー
タを受信状況に関連付けて加工処理を施し、利用者に受
信状況が直感的に把握できるように出力する。また、信
号発信元(情報供給元)との位置関係を判定し、受信さ
れたデータを受信状況及び位置関係に関連付けて加工処
理して出力することで、利用者が受信状況及び位置関係
を容易に把握できる。受信データを受信状況に関連付け
るには、例えば、受信データが表示用データの場合に
は、受信レベルに基づいて表示サイズを変更(縮小ある
いは拡大)して表示出力する。受信データが文字の場合
には、受信レベルに基づいて文字フォントサイズを変更
して表示出力する。受信データが静止画または動画など
の画像データの場合には、受信レベルに基づいて画像領
域の縁の部分をぼかす、画像の解像度を変更する、画像
に対してモザイクなどの所定の画像処理を施すなどの加
工を施して表示出力する。受信データが音声または音楽
などの音データの場合には、受信レベルに基づいて音量
を変更して放音する。受信データを受信状況及び位置関
係に関連付けるには、表示対象とするデータ(文字、静
止画または動画などの画像など)の受信データを受信レ
ベルに基づいてサイズを変更して表示し、情報供給元と
の位置関係が視覚的にわかるように表示画面中に配置し
て表示出力する。
【0013】また本発明は、コンテンツデータを無線信
号により送信するコンテンツサーバと、前記コンテンツ
サーバによって送信される無線信号を受信する無線デー
タ通信装置により構成されるコンテンツ提供システムで
あって、前記無線データ通信装置は、無線信号を受信処
理する受信処理手段と、前記受信処理手段によって受信
された信号の受信状況を判定する受信状況判定手段と、
前記受信処理手段によって受信された信号により得られ
るコンテンツデータに対して、前記受信状況判定手段に
よって判定された受信状況に応じて加工する加工処理手
段と、前記加工処理手段によって加工されたコンテンツ
データを出力する出力手段と、前記受信処理手段によっ
て受信された信号により得られるコンテンツデータの取
得を通知する無線信号を前記コンテンツサーバに送信す
る送信処理手段とを有し、前記コンテンツサーバは、前
記無線データ通信装置からのコンテンツデータの取得を
通知する無線信号に応じて、前記コンテンツデータに対
する課金処理を実行する課金処理手段を有したことを特
徴とする。
【0014】このような構成によれば、受信状況及び情
報供給元との位置関係を利用者に直感的に把握させるこ
とで情報提供元であるコンテンツサーバが設置された場
所に誘導して、コンテンツサーバが提供しているコンテ
ンツを良好に提供できるようにする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は第1実施形態に係わ
る無線データ通信装置の構成を示すブロック図である。
無線データ通信装置は、例えばCD−ROM、DVD、
磁気ディスク等の記録媒体に記録されたプログラムを読
み込み、このプログラムによって動作が制御されるコン
ピュータ、例えば無線通信機能付きのPDAとして構成
された情報処理端末として実現される。
【0016】無線データ通信装置は、例えば市街地にお
ける商店、駅、公共施設などの各所に設置された無線デ
ータ送信装置から発信される無線信号を受信することに
よって、各種のデータを取得することができる機能を有
している。無線データ通信装置を保持している利用者の
移動に伴って、無線データ通信装置が無線データ送信装
置との無線通信が可能なエリアに到達することにより、
無線データ送信装置からのデータを取得することができ
る。ただし、第1実施形態では、受信したデータに対し
て無線信号の受信状況に応じて加工した上で出力するこ
とにより、例えば無線データ送信装置との距離が遠いた
めに無線信号の受信状況が悪い場合と、逆に近いために
受信状況が良い場合とによって、受信したデータの出力
(表示出力あるいは音声出力)の内容が異なる。
【0017】図1に示すように、無線データ通信装置に
おいて、アンテナ101は、受信部102に接続され、
受信部102はアンテナ101により受信した無線信号
の所定の周波数信号を受信する処理を行なう。受信部1
02が出力する受信信号は、復調部103によって復調
され、復調された信号はデコーダ部104でデコードさ
れる。
【0018】デコーダ部104の出力は、データ処理部
105によって受信に必要なデータ処理が施される。デ
コーダ部104の出力に通話用の音声データが含まれる
場合には、データ処理部105では音声データが抽出処
理され、音声処理部106に供給される。音声処理部1
06は、音声データをアナログ音声信号に変換する処理
を行ない、処理されたアナログ音声信号はスピーカ10
7によって放音される。
【0019】デコーダ部104の出力にデータ通信用の
各種データ、すなわち情報供給元(無線データ送信装
置)からのデータが含まれる場合には、データ処理部1
05によりデータが抽出され、抽出されたデータはCP
U110に供給される。
【0020】CPU110は、上述した各部により実行
される一連の受信処理を行なうための各部の動作制御を
行なう。また、CPU110は、メモリ109、表示部
112、及び入力部113の動作制御を行ない、情報処
理端末として動作するための制御を行なう。さらにCP
U110は、受信状況判定部108、加工処理部11
1、及び位置関係判定部116が接続され、無線信号の
受信状況及び情報供給元との本装置との位置関係を判定
し、これらの判定結果に基づいて受信データを加工処理
するための制御を行なう。受信状況判定部108は、復
調部103が出力する誤差情報とデコーダ104が出力
する訂正情報やフレームチェック情報とから受信データ
の誤り率を示すエラーレートを算出し、このエラーレー
トをもとに受信状況を判定してCPU110に通知す
る。加工処理部111は、CPU110から通知される
受信状況に応じて、データ処理部105によって抽出さ
れたデータに対して、データの種類に応じた所定の加工
を施す。データの種類としては、表示用データ、文字デ
ータ、画像データ(静止画データ、動画データ)、音デ
ータ(音声データ、音楽データ)などがある。各データ
に対する加工処理の詳細については後述する。位置関係
判定部116は、例えばデータ処理部105により抽出
された情報発信元から通知される発信元の設置場所を示
す位置データと、GPSアンテナ114により受信され
たGPS(Global Positioning System)衛星からの信
号をもとにGPS受信部115により検出された無線デ
ータ通信装置の現在位置を示す位置データとをもとに、
情報発信元と無線データ通信装置との相対的な位置関係
を判定してCPU110に通知する。
【0021】次に、第1実施形態における無線データ通
信装置の動作について、図2に示すフローチャートを参
照しながら説明する。
【0022】まず、無線データ通信装置では、無線信号
に対する受信処理を実行する。すなわち、受信部102
に接続されたアンテナ101で受信した信号を復調部1
03にて復調し、デコード部104でデコードした後
に、データ処理部105によって情報提供元からのデー
タを抽出して受信する(ステップA1)。
【0023】データ受信後、受信状況判定部108は、
無線信号の受信状況(レベル)を判定する(ステップA
2)。すなわち、受信状況判定部108は、復調部10
3が出力する誤差情報とデコーダ104が出力する訂正
情報やフレームチェック情報とを取得し、これら情報か
ら受信データの誤り率を示すエラーレートを算出し、こ
のエラーレートをもとに受信レベルを判定してCPU1
10に通知する。受信レベルの判定は、以下のようにし
て実行する。
【0024】受信状況判定部108では、予めエラーレ
ートに対する複数の閾値を設定しておき、この閾値と算
出したエラーレートの値とを比較し、閾値との大小関係
によって受信レベルを判定する。具体的には、例えばエ
ラーレートの閾値として、0.0%、0.1%、3.0
%の3つの値を設定し、この値を境に受信レベルL0、
L1、L2、L3を定義して、これら4つの受信レベル
のいずれであるかを判定する。ここで、L0はエラーが
発生していないことを表す。受信状況判定部108は、
CPU110に対して、一定時間間隔ごと、またはレベ
ルが変化した時点で受信レベルを通知する。
【0025】CUP110は、受信状況判定部108か
ら通知された受信レベルの情報をメモリ109に格納
し、この受信レベルに基づいてデータ処理部105によ
って抽出された情報提供元からの受信データを出力(表
示または放音)するための加工処理を加工処理部111
により実行させ(ステップA3)、その結果を表示部1
12において表示出力、あるいは音声処理部106を通
じてスピーカ107により放音させる(ステップA
6)。ここでは、位置関係判定部116によって判定さ
れる情報提供元と無線データ通信装置との位置関係の情
報を用いないで受信データを出力する場合について説明
する。
【0026】加工処理部111は、受信データの種類に
応じた加工処理を、予め用意されている加工管理データ
109aをもとにして以下のようにして実行する。加工
管理データ109aには、例えば図3に示すようなデー
タが設定されてメモリ109に記憶され、CPU110
によりデータ種類に応じて加工処理部111に提供され
る。なお、加工管理データ109aは、無線データ通信
装置において固定的に設定されていても良いし、利用者
からの指示により別途設定できるものであっても良い。
【0027】情報提供元からの受信データが表示用デー
タである場合には、加工処理部111は、受信データに
ついて、受信レベルに応じた加工管理データ109aに
基づいて加工処理し、加工した表示用データを表示部1
12によって表示させる。具体的には、図3に示す加工
管理データ109aとして設定された「表示サイズ縮小
率」に示すように、例えば受信レベルL0では0%、L
1では10%、L2では30%、L3では50%の縮小
率によって表示用データを縮小する。すなわち、受信状
況が悪くなるにつれて表示用データがより縮小されるよ
う加工処理が行われる。受信レベルL0の時には加工処
理は行われず、元の表示用データによって表示出力され
る。
【0028】図4には、表示部112によって表示用デ
ータが表示される受信データの表示領域の状態を示して
いる。図4の外枠で示す表示可能領域は、表示用データ
に対して縮小する加工処理が施されなかった場合に表示
される領域を示し、受信レベルがL0であった場合に該
当する。図4の内枠で示す受信データ表示領域は、受信
レベルがL2であったために受信データの表示サイズが
30%縮小された表示用データが表示される領域を示し
ている。
【0029】このように、情報発信元である無線データ
送信装置に近づいていくことで受信レベルが良くなって
いく場合には、受信データ表示領域のサイズが大きくな
っていき、逆に無線データ送信装置から遠ざかっていく
ことで受信レベルが悪くなっていく場合には、受信デー
タ表示領域の表示サイズが小さくなっていく。このた
め、利用者は、表示部112により表示される画面にお
いて受信データ表示領域の表示サイズが変化する様子か
ら受信状況を直感的に把握することができる。
【0030】また、加工処理部111は、表示用の受信
データが文字データである場合には、受信レベルに従っ
て文字フォントを変更する処理を実行する。具体的に
は、図3に示す加工管理データ109aとして設定され
た「文字フォント」に示すように、例えば受信レベルL
0では15ポイント、L1では13ポイント、L2では
11ポイント、L3では9ポイントのフォントサイズで
文字を表示する。すなわち、受信レベルがL0である場
合には、最も大きいフォントサイズで文字を表示し、受
信状況が悪くなるにつれて小さな文字フォントによって
表示するように加工処理を施す。
【0031】また、加工処理部111は、表示用の受信
データが静止画データまたは動画データなどの画像デー
タである場合、受信レベルに従って画像領域の縁の部分
をぼかす処理を実行する。具体的には、加工管理データ
109aとして設定された「画像」に示すように、例え
ばL0では0%、L1では10%、L2では30%、L
3では50%の画像領域の縁の部分をぼかすよう画像処
理を施す。すなわち、受信状況が悪くなるにつれてぼか
す領域が大きくなるよう加工処理を行なう。なお、画像
データに対しては、画像領域の縁の部分をぼかすよう画
像処理に限らず、画像の解像度を変更する、画像に対し
てモザイクなど、他の種類の画像処理を受信レベルに応
じた割合で施して表示出力するようにしても良い。
【0032】なお、表示用データである文字フォント、
画像データ(静止画データ、動画データ)については、
前述した図4に示すように、受信データ表示領域の領域
サイズを受信レベルに応じて変更する加工処理と組み合
わせることもできる。すなわち、文字データについて
は、受信レベルに応じて文字フォントを変更すると共に
文字を表示するための領域サイズも変更し、画像データ
については、受信レベルに応じて画像データに対する所
定の画像処理を施すと共に画像表示領域サイズも変更す
る。
【0033】また、加工処理部111は、情報提供元か
らの受信データが音データ(音声データまたは音楽デー
タ)である場合には、受信レベルに基づいて音量レベル
を変更する加工処理を実行する。すなわち、加工処理部
111は、放音用の受信データ、すなわち音声データま
たは音楽データを1放音するために、音データが示すデ
ィジタル音声信号の音量レベルを受信レベルに従って小
さくする。具体的には、図3に示す加工管理データ10
9aとして設定された「音声」に示すように、例えばL
0では0%、L1では10%、L2では30%、L3で
は50%の音量レベルとなるように加工処理を施す。こ
れにより、受信状況が悪くなるにつれて受信データの音
量レベルが小さくなるよう加工処理が行われる。受信レ
ベルがL0の時には加工処理は行われず、元の音声レベ
ルでのデータ出力が行われる。加工処理部111により
加工された音データは音声処理部106に供給され、ア
ナログ音声信号に変換されてスピーカ107によって放
音される。なお、前述した説明では、受信レベルに応じ
て音量レベルを下げるものとして説明しているが、受信
レベルに応じて上げる場合があっても良い。例えば、受
信レベルがL1の場合に、元の音データの音量レベルで
出力し、受信レベルがL0の場合に所定の割合で音量レ
ベルを上げて出力されるように加工処理を施す。また、
音データに対しては、音量レベルを変更する加工処理に
限らず、受信レベルに応じて、特定の音域(高音部、あ
るいは低音部など)のデータを間引く、あるいはサンプ
リングレートを落とすといった、音質を変更する加工処
理を施すようにしても良い。
【0034】こうして、第1実施形態における無線デー
タ通信装置では、情報発信元からの無線信号の受信状況
に基づいて、受信データをデータの種類に応じて加工処
理して出力して利用者に提示するので、利用者は受信状
況を直感的に把握することができる。
【0035】次に、位置関係判定部116によって判定
される情報提供元と無線データ通信装置との位置関係の
情報を用いて、受信状況と位置関係とを直感的(視覚
的)に把握できるように受信データを出力する場合につ
いて説明する。なお、位置関係の情報を用いるか否か
は、予め利用者が無線データ通信装置に対して設定でき
るようにしても良いし、位置関係判定部116によって
位置判定ができた場合には無条件に用いるようにしても
良い。
【0036】GPS受信部115はGPSアンテナ11
4によって受信されたGPS衛星からの所定の周波数信
号を受信して、現在位置を示す位置データを位置関係判
定部116に対して出力している。
【0037】一方、情報提供元(無線データ送信装置)
の位置データは、前述した各種の受信データと同様にし
て、受信した無線信号からデータ処理部105によって
抽出されてCPU110に供給され、メモリ109に格
納される。
【0038】位置関係判定部116は、GPS受信部1
15から出力される現在位置を示す位置データと、CP
U110から供給される情報提供元の位置を示す位置デ
ータとを用いて、情報提供元と無線データ通信装置との
相対的な位置関係を判定する(ステップA4)。
【0039】具体的には、無線データ通信装置の現在位
置に対する情報提供元が設置された場所の方角(東西南
北)を判定する。また、位置関係判定部116は、情報
提供元と無線データ通信装置との距離を算出する。位置
関係判定部116は、一定時間間隔ごとまたは位置関係
に変化が生じた時点で、無線データ通信装置と情報提供
元との位置関係の判定結果と両者の距離のデータをCP
U110に通知する。
【0040】CPU110は、位置関係判定部116か
ら通知された位置関係をメモリ109に格納し、別途、
受信状況判定部108によって判定された受信状況を表
す受信レベル(前述と同じ)と、この位置関係に基づい
て、データ処理部105により抽出された情報提供元か
らの表示用の受信データに対する加工処理を加工処理部
111により実行させる(ステップA5)。
【0041】まず、加工処理部111は、情報提供元か
ら得られた表示用データ(文字データ、画像データなど
を含む)に対して、加工管理データ109aとして受信
レベルごとに設定された内容に応じて表示領域サイズを
変更する。図3に示すように加工管理データ109aが
設定されている場合には、受信レベルがL0でなければ
受信データ表示領域のサイズを縮小することになる。な
お、この加工処理は、前述したステップA3における処
理と同様にして実行されるものとして詳細な説明を省略
する。
【0042】次に、加工処理部111は、位置関係判定
部116により判定された無線データ通信装置と情報提
供元との位置関係に応じて、この位置関係が利用者にと
って視覚的に容易に把握できるように、縮小した受信デ
ータ表示領域の位置を表示可能領域に配置するよう加工
処理を行なう。表示部112は、加工処理部111によ
って加工処理が施された画面を表示させる(ステップA
6)。
【0043】図5(a)には、表示部112によって表
示用データが表示される受信データの表示領域の状態を
示している。図5(a)の外枠で示す表示可能領域は、
表示用データに対して縮小する加工処理が施されなかっ
た場合に表示される領域を示し、受信レベルがL0であ
った場合に該当する。表示可能領域中の右上には、方位
の指標を示す記号が表示され、また無線データ通信装置
に対する情報発信元の方角(南西)と距離(30m)と
が表示されている。さらに、図5(a)の内枠で示す受
信データ表示領域が、受信レベルがL2であったために
受信データの表示サイズが30%縮小され、情報発信元
の方角である南西を表すように表示画面の左下に配置さ
れている。
【0044】すなわち、受信データ表示領域が表示可能
領域内において、情報発信元との位置関係に応じた位置
に配置されるために、表示画面から視覚的に直感的に情
報発信元の方向を把握することができ、さらに受信デー
タ表示領域のサイズによって受信レベルも同指示に把握
することができる。
【0045】図5(a)は南西の方角を表しているが、
例えば情報発信元が無線データ通信装置を保持している
利用者の西の方角にある場合には、図5(b)のように
受信データ表示領域が配置され、同様にして北の方角に
ある場合には図5(c)、南東の方角にある場合には図
5(d)のように受信データ表示領域が配置されて受信
データが表示される。
【0046】なお、前述した第1実施形態では、受信デ
ータの誤り率であるエラーレートから受信状況を判定す
るように構成されるが、その他の受信状態から受信状況
を判定するように構成しても良い。また、前述した説明
では、受信レベルがL0でない場合には、表示用デー
タ、画像(動画、静止画)については表示領域を縮小
し、音データについては音量レベルを小さくするものと
しているが、受信レベルによっては表示領域を拡大した
り、音量レベルを大きくしたりしても良い。さらに、第
1実施形態では、データ受信を実現するための受信処理
手段のみが設けられた構成としているが、データ送信の
ための無線信号を送信処理する送信処理手段を付加した
構成とすることも可能である(図7に示す第2実施形態
における構成)また、位置関係を判定するために無線デ
ータ通信装置の現在位置をGPSによって検出している
が、他の位置検出手段を用いることも勿論可能である。
【0047】このようにして、受信状況及び情報提供元
と無線データ通信装置利用者との位置関係に基づいて情
報提供元からの表示用受信データを加工処理して利用者
に提示するため、利用者は受信状況及び位置関係を視覚
的、直感的に把握することができる。従って、利用者
は、受信状況を改善するため、すなわち情報発信元に近
づくためには、何れの方角へ向かえば良いか認知するこ
とが可能となる。
【0048】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。第1実施形態では、無線データ通信装置におい
て、受信データを加工して出力することで、無線信号の
受信状況と情報発信元(無線データ送信装置)との位置
関係を利用者に容易に把握されるようにしている。第2
実施形態では、第1実施形態のようにして情報を利用者
に提示することで、情報発信元(無線データ送信装置)
であるコンテンツサーバ303が設置された場所に利用
者を導き、課金対象となる有料コンテンツデータを提供
しようとするシステムである。
【0049】図6は、本発明の第2実施形態に係る有料
コンテンツ提供システムの構成を示すブロック図であ
る。図6に示すように、有料コンテンツ提供システム
は、無線を介してコンテンツデータを提供するコンテン
ツサーバ303(情報提供元)と、コンテンツサーバ3
03とネットワーク302を介して課金の管理を行なう
課金管理システム301と、図7に示す構成で実現され
る情報処理端末304(無線データ通信装置)から構成
されている。
【0050】コンテンツサーバ303は、無線を介して
宣伝用コンテンツのデータを常時送信してコンテンツの
宣伝を行ない、利用者の要求に応じて有料コンテンツの
送信及び課金処理を行なう。情報処理端末304は、本
発明による受信データ処理方法を用いることによって利
用者を受信状況が良好になる場所、すなわちコンテンツ
サーバ303が設置された場所の近くまで誘導し、良好
な受信状況においてコンテンツサーバ303から提供さ
れる有料コンテンツデータを受信する。課金管理システ
ム301は、コンテンツサーバ303が情報処理端末3
04に対して有料骨データを配信するのに伴って、コン
テンツサーバ303からネットワーク302を介して送
られる利用者情報と課金情報に基づき課金処理を行な
う。
【0051】図7は、本発明の第2実施形態に係る情報
処理端末304(無線データ通信装置)の構成を示すブ
ロック図である。なお、情報処理端末304は、図1に
おいて示した第1実施形態における無線データ通信装置
の構成に、データ送信のための無線信号を送信処理する
送信処理手段を付加した構成となっている。なお、他の
構成部分については、同一符号を付して説明を省略す
る。
【0052】図7に示す構成において、送信処理手段に
よるデータ送信は次のようにして行なう。入力部113
から入力される情報に基づくデータ、あるいはメモリ1
09に格納されているデータは、CPU110を介して
データ処理部105に供給され、送信に必要なデータ処
理が施される。データ処理部105から出力される送信
用のデータはエンコーダ部307によって符号化処理さ
れ、処理された信号が変調部306によって変調処理さ
れた後、この変調された信号が送信部305に供給され
る。送信部305は変調された信号を所定の周波数の送
信信号とし、送信信号をアンテナ101に供給して無線
送信する。
【0053】情報処理端末304では、利用者からの入
力部113に対する所定の操作に応じて、送信処理によ
りコンテンツサーバ303に対して、コンテンツデータ
の配信要求を通知することができる。
【0054】次に、第2実施形態における動作につい
て、図8に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。コンテンツサーバ303は、無線を介して宣伝用コ
ンテンツのデータを常時送信してコンテンツの宣伝を行
っている。情報処理端末304を保持している利用者の
移動に伴って、情報処理端末304がコンテンツサーバ
303との無線通信が可能なエリアに到達することによ
り、コンテンツサーバ303からの宣伝用コンテンツデ
ータを取得することができる(ステップB1)。なお、
コンテンツサーバ303からのデータ受信については、
第1実施形態と同様にして行われる。
【0055】データ受信後、受信状況判定部108は、
第1実施形態と同様にして、無線信号の受信状況(レベ
ル)を判定し、判定結果をCPU110に通知する(ス
テップB2)。
【0056】CPU110は、受信状況判定部108か
ら通知された受信レベルに対して、受信レベルが良好で
あるか、すなわちコンテンツサーバ303から送信され
るコンテンツデータが安全かつ確実に受信できる状態に
あるかを判別する(ステップB3)。ここで、受信レベ
ルが良好な状態としては、受信レベルがL0である場合
のみとする。
【0057】ここで、受信レベルの判定結果が良好でな
い場合、すなわち受信レベルがL0以外である場合には
(ステップB3)、コンテンツサーバ303との位置関
係を判定し(ステップB4)、受信レベルと位置関係に
基づいて受信データに対する加工処理を施して出力(表
示または放音)する(ステップB6)。なお、ステップ
B4〜B6の処理は、第1実施形態におけるステップA
4,A5,A6と同様に行われるものとして、詳細な説
明を省略する。
【0058】すなわち、受信レベルが良好でない、コン
テンツサーバ303から離れた場所に、情報処理端末3
04を保持している利用者がいる場合には、第1実施形
態と同様にして、利用者に対して受信状況及びコンテン
ツサーバ303との位置関係を提示することで、コンテ
ンツサーバ303が設置された場所に移動するように促
す。
【0059】例えば、宣伝用コンテンツデータが画像デ
ータであった場合、受信レベルが悪い場所で受信すると
所定の加工処理が施されて画像データが表示部112に
よって表示される。この時点では画像品質が悪い状態で
宣伝用のコンテンツが利用者に提供されるが、ここで宣
伝用コンテンツに利用者が興味をもてば、より良い状態
で宣伝用コンテンツが表示されるように、表示部112
により表示されたコンテンツサーバ303との位置関係
を参考にしながら移動することが期待できる。同様に宣
伝用コンテンツが音楽データであった場合、受信レベル
が悪い場所では、例えばビットレートが低い悪い音質で
放音されるが、より良い状態で利用者が聞きたいと思え
ば、同様にして表示部112によって表示されるコンテ
ンツサーバ303との位置関係を参考にしながら移動す
ることが期待できる。こうして、利用者をコンテンツサ
ーバ303が設置された場所に誘導して、情報処理端末
304がコンテンツサーバ303からのデータを良好に
受信できる状況にすることができる。
【0060】こうして、受信レベルの判定結果が良好、
すなわち受信レベルがL0となった場合(ステップB
3)、CPU110は、利用者に有料コンテンツの購入
を問い合わせるメッセージを表示部112において表示
させ、このメッセージに対する利用者によって入力部1
13から入力された問い合わせ結果を判別する(ステッ
プB7)。
【0061】ここで、有料コンテンツを購入することを
指示する入力があった場合、CPU110は、予め利用
者からの指示に応じてメモリ109に格納してある、利
用者を識別するための固有情報をコンテンツサーバ30
3に送信して課金処理が実行されるようにする(ステッ
プB8)。コンテンツサーバ303は、情報処理端末3
04から取得した情報をもとに、ネットワーク302を
通じて課金管理システム301と連携して利用者の認証
を行ない、認証ができた場合、すなわち課金することが
できる利用者であることが確認できた場合には、この利
用者に対する課金処理を実行する。例えば、課金管理シ
ステム301には利用者データベースが用意されてお
り、予め利用者から課金された金額の支払い方法(銀行
口座、クレジットカード番号など)と共に利用者毎の固
有情報を登録しておく。課金管理システム301は、こ
のデータベースに登録された情報を参照して利用者に対
する認証を行なう。
【0062】コンテンツサーバ303は、課金処理が完
了すると、有料コンテンツデータを情報処理端末304
に対して送信する。情報処理端末304は、コンテンツ
サーバ303からの有料コンテンツデータを受信してメ
モリ109に格納し、有料コンテンツの提供に関する一
連の処理を終了する(ステップB9)。なお、有料コン
テンツの購入を問い合わせるメッセージに対して、購入
する指示が入力されなかった場合には、そのまま処理を
終了する。
【0063】このようにして、第2実施形態では、情報
処理端末304が良好な状態でコンテンツサーバ303
からのコンテンツデータを受信できる場所まで利用者を
誘導し、そこでコンテンツ購入を利用者に問い合わせる
ので、有料コンテンツを安全かつ確実に取得される。
【0064】なお、第2実施形態においてはコンテンツ
サーバ303と課金管理システム301の構成を限定す
るものではない。
【0065】また、前述した説明では、コンテンツサー
バ303は、宣伝用コンテンツデータと、情報処理端末
304からコンテンツ購入の要求があった場合の有料コ
ンテンツデータとを送信しているものとしているが、単
一のコンテンツデータを送信するものであっても良い。
この場合、情報処理端末304は、コンテンツサーバ3
03からのコンテンツデータを取得する専用端末(ある
いは専用プログラムにより動作するコンピュータ)であ
るとし、通常では、受信したコンテンツデータを宣伝用
として品質(画質や音質など)を落として出力し、コン
テンツ購入の指示が入力部113から入力された場合に
本来の有料の商品レベルでの品質でコンテンツデータを
記憶する。これにより、コンテンツサーバ303は、多
数の情報処理端末304のそれぞれに対して個別に対応
した動作を行なう必要がないので、処理負担を軽減する
ことができる。
【0066】また、前述した説明ではコンテンツサーバ
303からコンテンツ購入要求をコンテンツサーバ30
3に送信することで、有料コンテンツデータを取得する
ことができるものとしているが、情報処理端末304を
保持する利用者の移動に伴ってコンテンツサーバ303
から受信する無線信号の受信レベルが予め設定された所
定レベル以上(例えばL0)となった時点で、利用者か
らの指示によらず自動的に有料コンテンツデータが取得
されるものであっても良い。
【0067】また、コンテンツサーバ303からは有料
コンテンツデータが送信されるものとしているが、無料
コンテンツデータを対象とすることも可能である。
【0068】なお、上述した実施形態において記載した
手法は、コンピュータに実行させることのできるプログ
ラムとして、例えば磁気ディスク(フレキシブルディス
ク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、
DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで
各種装置に提供することができる。また、通信媒体によ
り伝送して各種装置に提供することも可能である。本装
置を実現するコンピュータは、記録媒体に記録されたプ
ログラムを読み込み、または通信媒体を介してプログラ
ムを受信し、このプログラムによって動作が制御される
ことにより、上述した処理を実行する。
【0069】また、本発明は、前述した実施形態に限定
されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しな
い範囲で種々に変形することが可能である。また、前述
した実施形態の内容は可能な限り適宜組み合わせて実施
しても良い。前述した実施形態には種々の段階の発明が
含まれており、開示される複数の構成要件における適宜
の組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例え
ば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要
件が削除されても、効果が得られるので有れば、この構
成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0070】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、受
信状況及び情報提供元と無線データ通信装置利用者との
位置関係に基づいて情報提供元からの表示用受信データ
を加工処理して利用者に提示するため、受信状況及び情
報供給元との位置関係を利用者が直感的に把握すること
が可能となる。
【0071】また、受信状況及び情報供給元との位置関
係を利用者に直感的に把握させることで、情報提供元の
場所に誘導してコンテンツを提供することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係わる無線データ通信装置の構
成を示すブロック図。
【図2】第1実施形態における無線データ通信装置の動
作について説明するためのフローチャート。
【図3】加工管理データ109aとして設定されるデー
タの一例を示す図。
【図4】表示部112によって表示用データが表示され
る受信データの表示領域の状態を示す図。
【図5】表示部112によって表示用データが表示され
る受信データの表示領域の状態を示す図。
【図6】本発明の第2実施形態に係る有料コンテンツ提
供システムの構成を示すブロック図。
【図7】本発明の第2実施形態に係る情報処理端末30
4(無線データ通信装置)の構成を示すブロック図。
【図8】第2実施形態における動作について説明するた
めのフローチャート。
【符号の説明】
101…アンテナ 102…受信部 103…復調部 104…デコーダ 105…データ処理部 106…音声処理部 107…スピーカ 108…受信状況判定部 109…メモリ 110…CPU 111…加工処理部 112…表示部 113…入力部 114…GPSアンテナ 115…GPS受信部 116…位置関係判定部 301…課金管理システム 302…ネットワーク 303…コンテンツサーバ 304…情報処理端末 305…送信部 306…変調部 307…エンコーダ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 302 H04B 7/26 M

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線信号を受信処理する受信処理手段
    と、 前記受信処理手段によって受信された信号の受信状況を
    判定する受信状況判定手段と、 前記受信処理手段によって受信された信号により得られ
    るデータに対して、前記受信状況判定手段によって判定
    された受信状況に応じて加工する加工処理手段と、 前記加工処理手段によって加工されたデータを出力する
    出力手段とを具備したことを特徴とする無線データ通信
    装置。
  2. 【請求項2】 前記受信処理手段によって受信された無
    線信号の信号発信元との位置関係を判定する位置関係判
    定手段を具備し、 前記加工処理手段は、前記受信処理手段によって受信さ
    れた信号により得られるデータに対して、前記位置関係
    判定手段によって判定された位置関係に応じて加工する
    ことを特徴とする請求項1記載の無線データ通信装置。
  3. 【請求項3】 前記受信処理手段によって受信された信
    号により得られるデータに文字データが含まれる場合、
    前記加工処理手段は、文字フォントのサイズを変更する
    ことを特徴とする請求項1記載の無線データ通信装置。
  4. 【請求項4】 前記受信処理手段によって受信された信
    号により得られるデータに画像データが含まれる場合、
    前記加工処理手段は、画像の品質を変更することを特徴
    とする請求項1記載の無線データ通信装置。
  5. 【請求項5】 前記受信処理手段によって受信された信
    号により得られるデータに音データが含まれる場合、前
    記加工処理手段は、音の品質を変更することを特徴とす
    る請求項1記載の無線データ通信装置。
  6. 【請求項6】 無線データ通信装置におけるデータ処理
    方法であって、 受信された無線信号の受信状況を判定し、 この判定された受信状況に応じて、受信された信号によ
    り得られるデータに対して所定の加工を施し、 この加工されたデータを出力することを特徴とするデー
    タ処理方法。
  7. 【請求項7】 無線信号を受信処理する受信処理手段
    と、 前記受信処理手段によって受信された信号の受信状況を
    判定する受信状況判定手段と、 前記受信処理手段によって受信された信号により得られ
    るデータに対して、前記受信状況判定手段によって判定
    された受信状況に応じて加工する加工処理手段と、 前記加工処理手段によって加工されたデータを出力する
    出力手段とに機能させるためのプログラムが記録された
    コンピュータ読取可能な記憶媒体。
  8. 【請求項8】 コンテンツデータを無線信号により送信
    するコンテンツサーバと、前記コンテンツサーバによっ
    て送信される無線信号を受信する無線データ通信装置に
    より構成されるコンテンツ提供システムであって、 前記無線データ通信装置は、 無線信号を受信処理する受信処理手段と、 前記受信処理手段によって受信された信号の受信状況を
    判定する受信状況判定手段と、 前記受信処理手段によって受信された信号により得られ
    るコンテンツデータに対して、前記受信状況判定手段に
    よって判定された受信状況に応じて加工する加工処理手
    段と、 前記加工処理手段によって加工されたコンテンツデータ
    を出力する出力手段と、 前記受信処理手段によって受信された信号により得られ
    るコンテンツデータの取得を通知する無線信号を前記コ
    ンテンツサーバに送信する送信処理手段とを有し、 前記コンテンツサーバは、 前記無線データ通信装置からのコンテンツデータの取得
    を通知する無線信号に応じて、前記コンテンツデータに
    対する課金処理を実行する課金処理手段を有したことを
    特徴とするコンテンツ提供システム。
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