JP2002094796A - 画像処理装置及び画像処理システム - Google Patents
画像処理装置及び画像処理システムInfo
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 3
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低コストで多値デジタル演算回路のみでガン
マ補正ができ、更に、顧客のニーズに合ったガンマ補正
が効率的に行える画像処理装置、及び画像処理システム
を提供することを目的とする。 【解決手段】 画像処理装置の制御手段に、PC等の外
部機器と通信を行う手段を設け、前記外部機器から前記
通信手段を介して、ガンマ特性曲線の分割点のX軸、Y
軸の座標、及びその傾きを任意に設定、あるいは変更可
能とする。
マ補正ができ、更に、顧客のニーズに合ったガンマ補正
が効率的に行える画像処理装置、及び画像処理システム
を提供することを目的とする。 【解決手段】 画像処理装置の制御手段に、PC等の外
部機器と通信を行う手段を設け、前記外部機器から前記
通信手段を介して、ガンマ特性曲線の分割点のX軸、Y
軸の座標、及びその傾きを任意に設定、あるいは変更可
能とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルモノクロ
複写機、デジタルカラー複写機、カラーファクシミリ、
スキャナ、プリンタ等の画像処理装置に関するものであ
り、更に詳しくは、画像読みとり装置により読みとった
画像データをガンマ補正(階調補正)するためのガンマ
補正曲線生成装置に関するものである。
複写機、デジタルカラー複写機、カラーファクシミリ、
スキャナ、プリンタ等の画像処理装置に関するものであ
り、更に詳しくは、画像読みとり装置により読みとった
画像データをガンマ補正(階調補正)するためのガンマ
補正曲線生成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタルモノクロ複写機やモノクロのプ
リンタ等の画像処理装置におけるガンマ補正の実現は、
図1に示すようなルックアップテーブル(Look Up T
able:以下LUTと略称する)によってなされる。
ガンマ特性曲線の例を図2に示す。LUTはROMに複
数のガンマ特性曲線を格納したものである。ガンマ特性
曲線とは、ガンマ補正前の入力階調値とガンマ補正後の
出力階調値とを対応づけたものである。図1に示すよう
に、テーブル選択信号によりガンマ補正曲線が選択さ
れ、入力信号と出力信号との関係が、選択されたガンマ
補正曲線によって決定する。しかしながらLUTを設け
る必要があるためコスト高になる。また、近年顧客のニ
ーズにより、複写機のモードやノッチ数が増えてきてい
る。ガンマ補正曲線はモード数×ノッチ数分のLUTを
持たなければならないためにROMの記憶容量が大きく
なるという問題点がある。
リンタ等の画像処理装置におけるガンマ補正の実現は、
図1に示すようなルックアップテーブル(Look Up T
able:以下LUTと略称する)によってなされる。
ガンマ特性曲線の例を図2に示す。LUTはROMに複
数のガンマ特性曲線を格納したものである。ガンマ特性
曲線とは、ガンマ補正前の入力階調値とガンマ補正後の
出力階調値とを対応づけたものである。図1に示すよう
に、テーブル選択信号によりガンマ補正曲線が選択さ
れ、入力信号と出力信号との関係が、選択されたガンマ
補正曲線によって決定する。しかしながらLUTを設け
る必要があるためコスト高になる。また、近年顧客のニ
ーズにより、複写機のモードやノッチ数が増えてきてい
る。ガンマ補正曲線はモード数×ノッチ数分のLUTを
持たなければならないためにROMの記憶容量が大きく
なるという問題点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、特開平8−3
2837、特開平11−196293では、LUTを使
用せず、直線近似によりガンマ補正を行う、ガンマ回路
を提供する発明が提案されている。しかしながら、上記
に示されるような画像処理装置にあたっては、分割点を
任意に設定できず、直線近似の自由度がない。この分割
点を任意に設定する利点は、次の通りである。例えば、
低濃度の部分は、人間の目につきやすく、高濃度の部分
は人間の目につきにくい。改善の方法として、低濃度の
部分の分割点を増やすことがあげられる。また、これ以
外にも、顧客のニーズによって、それに合った分割点を
設計者が設定できることは、非常に有益である。
2837、特開平11−196293では、LUTを使
用せず、直線近似によりガンマ補正を行う、ガンマ回路
を提供する発明が提案されている。しかしながら、上記
に示されるような画像処理装置にあたっては、分割点を
任意に設定できず、直線近似の自由度がない。この分割
点を任意に設定する利点は、次の通りである。例えば、
低濃度の部分は、人間の目につきやすく、高濃度の部分
は人間の目につきにくい。改善の方法として、低濃度の
部分の分割点を増やすことがあげられる。また、これ以
外にも、顧客のニーズによって、それに合った分割点を
設計者が設定できることは、非常に有益である。
【0004】以上のような問題点に鑑み、本発明は、低
コストで多値デジタル演算回路のみでガンマ補正がで
き、更に、顧客のニーズに合ったガンマ補正が効率的に
行える画像処理装置、及び画像処理システムを提供する
ことを目的とする。
コストで多値デジタル演算回路のみでガンマ補正がで
き、更に、顧客のニーズに合ったガンマ補正が効率的に
行える画像処理装置、及び画像処理システムを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、 画像信号を入力する
画像信号入力手段と、前記画像信号入力手段により入力
された画像信号を画像処理して画質調整を行う画像処理
手段と、前記画像処理手段で処理された画像信号に基づ
いて用紙上に画像を形成して出力する画像出力手段と、
前記各部と制御する制御手段とを有する画像処理装置に
おいて、ルックアップテーブルを不要とし、ガンマ変換
を行うことができることを特徴とする画像処理装置とす
る。請求項2に記載の発明は、 請求項1に記載の画像
処理装置において、ガンマ特性曲線をX方向に沿って分
割する分割点のX軸、Y軸の座標値と傾きを与え、複数
の領域に分割し、各領域を直線で近似してガンマ補正を
行うことを特徴とする画像処理装置とする。請求項3に
記載の発明は、 請求項2に記載の画像処理装置におい
て、画像処理のモードにより、ガンマ特性曲線を分割す
る点のX軸、Y軸の座標が可変であることを特徴とする
画像処理装置とする。請求項4に記載の発明は、 請求
項1ないし3のいずれかに記載の画像処理装置におい
て、外部機器との間で通信を行う通信手段を設け、前記
外部機器から前記通信手段を介して、ガンマ特性曲線を
分割する点のX軸、Y軸の座標、及びその傾きを任意に
設定、あるいは変更可能とすることを特徴とする画像処
理装置システムとする。
めに、請求項1に記載の発明は、 画像信号を入力する
画像信号入力手段と、前記画像信号入力手段により入力
された画像信号を画像処理して画質調整を行う画像処理
手段と、前記画像処理手段で処理された画像信号に基づ
いて用紙上に画像を形成して出力する画像出力手段と、
前記各部と制御する制御手段とを有する画像処理装置に
おいて、ルックアップテーブルを不要とし、ガンマ変換
を行うことができることを特徴とする画像処理装置とす
る。請求項2に記載の発明は、 請求項1に記載の画像
処理装置において、ガンマ特性曲線をX方向に沿って分
割する分割点のX軸、Y軸の座標値と傾きを与え、複数
の領域に分割し、各領域を直線で近似してガンマ補正を
行うことを特徴とする画像処理装置とする。請求項3に
記載の発明は、 請求項2に記載の画像処理装置におい
て、画像処理のモードにより、ガンマ特性曲線を分割す
る点のX軸、Y軸の座標が可変であることを特徴とする
画像処理装置とする。請求項4に記載の発明は、 請求
項1ないし3のいずれかに記載の画像処理装置におい
て、外部機器との間で通信を行う通信手段を設け、前記
外部機器から前記通信手段を介して、ガンマ特性曲線を
分割する点のX軸、Y軸の座標、及びその傾きを任意に
設定、あるいは変更可能とすることを特徴とする画像処
理装置システムとする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。図3は、本発明の画像処理
装置、及び画像処理システムの全体構成図を示す。図4
は、ガンマ補正回路を示す。まず、入力された画像デー
タ(IN)が前記複数の領域のどの領域に含まれるか、図4
の信号領域判定手段1より判断する。信号領域判定手段
1より発生した信号により、直線の傾き(slope)を算出
するレジスタが、セレクタ2により選択される。領域の
直線の傾き(slope)を傾き算出手段3より算出する。入
力データ算出手段4では、入力データ(IN)からセレク
タ2が選択したレジスタ(x軸の分割点(xn))を減算
し、傾き算出手段3と入力データ算出手段4のデータを
乗算器5によって乗算する。セレクタ2が選択したレジ
スタ(y軸の分割点(yn))を加算器6によって加算
し、ガンマ補正後のデータ(OUT)を算出する。
て、図面を用いて説明する。図3は、本発明の画像処理
装置、及び画像処理システムの全体構成図を示す。図4
は、ガンマ補正回路を示す。まず、入力された画像デー
タ(IN)が前記複数の領域のどの領域に含まれるか、図4
の信号領域判定手段1より判断する。信号領域判定手段
1より発生した信号により、直線の傾き(slope)を算出
するレジスタが、セレクタ2により選択される。領域の
直線の傾き(slope)を傾き算出手段3より算出する。入
力データ算出手段4では、入力データ(IN)からセレク
タ2が選択したレジスタ(x軸の分割点(xn))を減算
し、傾き算出手段3と入力データ算出手段4のデータを
乗算器5によって乗算する。セレクタ2が選択したレジ
スタ(y軸の分割点(yn))を加算器6によって加算
し、ガンマ補正後のデータ(OUT)を算出する。
【0007】ガンマ特性曲線の直線近似方法について図
5を用いて説明する。図5はガンマ特性曲線を6分割し
て直線で近似した図である。256階調の入力信号をX
方向に沿って領域A、領域B、領域C、領域D、領域E、
領域Fの6つの領域に分割したとする。この時、X軸の
分割点をx0、x1、x2、x3、x4,x5,x6,
Y軸の分割点をy0、y1,y2,y3,y4,y5,
y6とし、各点を直線で順次接続して直線近似カーブを
得る。それぞれの直線の傾きをa、b、c、d、e、f、gと
する。それぞれの直線の傾きはその領域を表す2点の座
標から求めることができる。例えば、領域Cの傾き(c)
を求めるには、2点の座標(x2,y2)(x3,y3)から(y3
-y2)/(x3-x2)を計算して求める。また、それぞれの直
線をy軸上にのばした切片をg、h、i、j、k、lとする
と、各領域の直線は以下の式より近似できる。 領域Aの直線 y=a×x +g 領域Bの直線 y=b×x +h 領域Cの直線 y=c×x +i 領域Dの直線 y=d×x +j 領域Eの直線 y=e×x +k 領域Fの直線 y=f×x +l これらの式を、切片を使わずに1つの式でガンマ補正後
のデータを求める。式1より、ガンマ補正後のデータ
(OUT)を求める。 OUT=slope×(IN-xn)+yn (式1)
5を用いて説明する。図5はガンマ特性曲線を6分割し
て直線で近似した図である。256階調の入力信号をX
方向に沿って領域A、領域B、領域C、領域D、領域E、
領域Fの6つの領域に分割したとする。この時、X軸の
分割点をx0、x1、x2、x3、x4,x5,x6,
Y軸の分割点をy0、y1,y2,y3,y4,y5,
y6とし、各点を直線で順次接続して直線近似カーブを
得る。それぞれの直線の傾きをa、b、c、d、e、f、gと
する。それぞれの直線の傾きはその領域を表す2点の座
標から求めることができる。例えば、領域Cの傾き(c)
を求めるには、2点の座標(x2,y2)(x3,y3)から(y3
-y2)/(x3-x2)を計算して求める。また、それぞれの直
線をy軸上にのばした切片をg、h、i、j、k、lとする
と、各領域の直線は以下の式より近似できる。 領域Aの直線 y=a×x +g 領域Bの直線 y=b×x +h 領域Cの直線 y=c×x +i 領域Dの直線 y=d×x +j 領域Eの直線 y=e×x +k 領域Fの直線 y=f×x +l これらの式を、切片を使わずに1つの式でガンマ補正後
のデータを求める。式1より、ガンマ補正後のデータ
(OUT)を求める。 OUT=slope×(IN-xn)+yn (式1)
【0008】以下、実施例を用いて具体的に説明する。 (実施例1)実施例1におけるガンマ補正回路を図6、
ガンマ補正回路によるガンマ特性曲線を直線近似した図
を図7に示す。入力データ(IN)は120である。信号
領域判定手段1は、x3=80〜X4=135の間であ
る領域Dと判断する。セレクタ2は、領域Dと判定され
たので、x3=80、x4=135、y3=100、y
4=230を傾き算出手段3に出力する。傾き算出手段
3では、(y4-y3)/(x4-x3)=(230-100)/(135-80)
より、傾きを算出する。一方、セレクタ2は、x3=8
0を入力データ算出手段4に出力する。入力データ算出
手段4では、入力データ(120)からセレクタ2が選択出
力したx3=80を減算する(120−80)。傾き算出手段
3と入力データ算出手段4のデータを、乗算器5によっ
て乗算する(120−80)×((230-100)/(135-80))。
そして、セレクタ2により選択されたy3=100を、
加算器6により加算し、そのデータをガンマ補正後のデ
ータ((120−80)×((230-100)/(135-80))+10
0)とする。このように、LUTによる変換方式ではな
く、近似演算方式でガンマ補正を行うことにより、低コ
ストでガンマ補正が実現できる。
ガンマ補正回路によるガンマ特性曲線を直線近似した図
を図7に示す。入力データ(IN)は120である。信号
領域判定手段1は、x3=80〜X4=135の間であ
る領域Dと判断する。セレクタ2は、領域Dと判定され
たので、x3=80、x4=135、y3=100、y
4=230を傾き算出手段3に出力する。傾き算出手段
3では、(y4-y3)/(x4-x3)=(230-100)/(135-80)
より、傾きを算出する。一方、セレクタ2は、x3=8
0を入力データ算出手段4に出力する。入力データ算出
手段4では、入力データ(120)からセレクタ2が選択出
力したx3=80を減算する(120−80)。傾き算出手段
3と入力データ算出手段4のデータを、乗算器5によっ
て乗算する(120−80)×((230-100)/(135-80))。
そして、セレクタ2により選択されたy3=100を、
加算器6により加算し、そのデータをガンマ補正後のデ
ータ((120−80)×((230-100)/(135-80))+10
0)とする。このように、LUTによる変換方式ではな
く、近似演算方式でガンマ補正を行うことにより、低コ
ストでガンマ補正が実現できる。
【0009】また、領域の分割数はモードにより変える
ことができる。例えば、分割数を多くしないと近似でき
ないようなモード、例えば文字モードなどが選択された
際には分割数を多くし、近似を行う。また、設計者の意
図やお客様のニーズによってより精密にガンマを近似し
たい場合なども分割数を多くすることができる。
ことができる。例えば、分割数を多くしないと近似でき
ないようなモード、例えば文字モードなどが選択された
際には分割数を多くし、近似を行う。また、設計者の意
図やお客様のニーズによってより精密にガンマを近似し
たい場合なども分割数を多くすることができる。
【0010】次に、上記のようなガンマ補正を行う画像
処理装置のシステム制御部に、通信手段として通信制御
部を設ける。通信回線を介してPCと接続されている場
合は、PCのシリアル通信を使用してシステム制御部と
の間でガンマ特性曲線の分割点のX、Y軸の座標、傾き
などのパラメータを送受信することが可能である画像処
理システムとする。例えば、ガンマ特性曲線がPCのデ
ィスプレイ上に表示される。表示されたガンマ特性曲線
を複数の領域に分割し、各領域を直線で近似してガンマ
補正を行うために、分割点のX、Y軸の座標、傾きなど
のパラメータを決定しなければいけない。そこで、請求
項4に記載の発明の実施形態としては、以下の通りとす
る。直線近似の分割点をマウス等で指定し、指定された
X、Y軸座標を分割点として求める。もしくは、分割数
を与え、差分や誤差をみて分割点を自動的に求める。こ
のようにして求めた分割点のX、Y軸の座標のパラメー
タは、上記シリアル通信によりシステム制御部に送られ
る。送られたパラメータはガンマ補正回路によりガンマ
補正され、ガンマ補正後の画像をリアルタイムでみるこ
とができ、設計者の画像チューニング等の作業効率化に
役立つ。
処理装置のシステム制御部に、通信手段として通信制御
部を設ける。通信回線を介してPCと接続されている場
合は、PCのシリアル通信を使用してシステム制御部と
の間でガンマ特性曲線の分割点のX、Y軸の座標、傾き
などのパラメータを送受信することが可能である画像処
理システムとする。例えば、ガンマ特性曲線がPCのデ
ィスプレイ上に表示される。表示されたガンマ特性曲線
を複数の領域に分割し、各領域を直線で近似してガンマ
補正を行うために、分割点のX、Y軸の座標、傾きなど
のパラメータを決定しなければいけない。そこで、請求
項4に記載の発明の実施形態としては、以下の通りとす
る。直線近似の分割点をマウス等で指定し、指定された
X、Y軸座標を分割点として求める。もしくは、分割数
を与え、差分や誤差をみて分割点を自動的に求める。こ
のようにして求めた分割点のX、Y軸の座標のパラメー
タは、上記シリアル通信によりシステム制御部に送られ
る。送られたパラメータはガンマ補正回路によりガンマ
補正され、ガンマ補正後の画像をリアルタイムでみるこ
とができ、設計者の画像チューニング等の作業効率化に
役立つ。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
画質処理装置は、画像信号を入力する画像信号入力手段
と、前記画像信号入力手段により入力された画像信号よ
り入力された画像信号を画像処理して画質調整を行う画
像処理手段と、前記画像処理手段で処理された画像信号
に基づいて用紙上に画像を形成して出力する画像出力手
段と、前記各部と制御する制御手段と、を有する画像処
理装置において、ルックアップテーブルを不要とし、多
値デジタル演算回路のみでガンマ補正ができ、低コスト
でガンマ補正を行うことができる。請求項2に記載の画
質処理装置は、請求項1に記載の画像処理装置におい
て、ガンマ特性曲線をX方向に沿って分割する分割点の
X、Y軸の座標値と傾きを与え、複数の領域に分割し、
各領域を直線で近似してガンマ補正を行うことにより、
分割点を任意に設定できるので直線近似の自由度を増す
ことができる。請求項3に記載の画質処理装置は、請求
項2に記載の画像処理装置において、画像処理モードに
より、ガンマ特性曲線を分割する点のX軸、Y軸の座標
が可変であることにより、請求項2よりさらに直線近似
の自由度が増し、顧客のニーズに合ったガンマ補正を行
うことができる。請求項4に記載の画質処理装置システ
ムは、画像処理装置の制御手段に、外部機器との間で通
信を行う通信手段を設け、前記外部機器から前記通信手
段を介して、ガンマ特性曲線を分割する点のX軸、Y軸
の座標、その傾きを任意に設定あるいは変更可能とする
ことにより、設計者の画像チューニング等の作業効率化
に役立つ。
画質処理装置は、画像信号を入力する画像信号入力手段
と、前記画像信号入力手段により入力された画像信号よ
り入力された画像信号を画像処理して画質調整を行う画
像処理手段と、前記画像処理手段で処理された画像信号
に基づいて用紙上に画像を形成して出力する画像出力手
段と、前記各部と制御する制御手段と、を有する画像処
理装置において、ルックアップテーブルを不要とし、多
値デジタル演算回路のみでガンマ補正ができ、低コスト
でガンマ補正を行うことができる。請求項2に記載の画
質処理装置は、請求項1に記載の画像処理装置におい
て、ガンマ特性曲線をX方向に沿って分割する分割点の
X、Y軸の座標値と傾きを与え、複数の領域に分割し、
各領域を直線で近似してガンマ補正を行うことにより、
分割点を任意に設定できるので直線近似の自由度を増す
ことができる。請求項3に記載の画質処理装置は、請求
項2に記載の画像処理装置において、画像処理モードに
より、ガンマ特性曲線を分割する点のX軸、Y軸の座標
が可変であることにより、請求項2よりさらに直線近似
の自由度が増し、顧客のニーズに合ったガンマ補正を行
うことができる。請求項4に記載の画質処理装置システ
ムは、画像処理装置の制御手段に、外部機器との間で通
信を行う通信手段を設け、前記外部機器から前記通信手
段を介して、ガンマ特性曲線を分割する点のX軸、Y軸
の座標、その傾きを任意に設定あるいは変更可能とする
ことにより、設計者の画像チューニング等の作業効率化
に役立つ。
【図1】ルックアップテーブルを示すブロック図であ
る。
る。
【図2】ガンマ補正曲線の例を示す図である。
【図3】本発明に係わる画像処理装置及び画像処理装置
システムの全体構成図である。
システムの全体構成図である。
【図4】本発明に係わるガンマ補正回路の例を示した図
である。
である。
【図5】	 本発明に係わるガンマ補正回路によりガンマ特性曲線を
直線近似した図である。
直線近似した図である。
【図6】実施例1におけるガンマ補正回路を示した図で
ある。
ある。
【図7】実施例1におけるガンマ補正回路によりガンマ
特性曲線を直線近似した図である。
特性曲線を直線近似した図である。
1 信号領域判定手段 2 セレクタ 3 傾き算出手段 4 入力データ算出手段 5 乗算器 6 加算器
Claims (4)
- 【請求項1】 画像信号を入力する画像信号入力手段
と、前記画像信号入力手段により入力された画像信号を
画像処理して画質調整を行う画像処理手段と、前記画像
処理手段で処理された画像信号に基づいて用紙上に画像
を形成して出力する画像出力手段と、前記各部と制御す
る制御手段とを有する画像処理装置において、ルックア
ップテーブルを不要とし、ガンマ変換を行うことができ
ることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の画像処理装置におい
て、ガンマ特性曲線をX方向に沿って分割する分割点の
X軸、Y軸の座標値と傾きを与え、複数の領域に分割
し、各領域を直線で近似してガンマ補正を行うことを特
徴とする画像処理装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の画像処理装置におい
て、画像処理のモードにより、ガンマ特性曲線を分割す
る点のX軸、Y軸の座標が可変であることを特徴とする
画像処理装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の画
像処理装置において、外部機器との間で通信を行う通信
手段を設け、前記外部機器から前記通信手段を介して、
ガンマ特性曲線を分割する点のX軸、Y軸の座標、及び
その傾きを任意に設定、あるいは変更可能とすることを
特徴とする画像処理装置システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000285090A JP2002094796A (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | 画像処理装置及び画像処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000285090A JP2002094796A (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | 画像処理装置及び画像処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002094796A true JP2002094796A (ja) | 2002-03-29 |
Family
ID=18769216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000285090A Pending JP2002094796A (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | 画像処理装置及び画像処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002094796A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017090503A (ja) * | 2015-11-02 | 2017-05-25 | 株式会社リコー | 画像形成装置及び画像形成方法 |
-
2000
- 2000-09-20 JP JP2000285090A patent/JP2002094796A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017090503A (ja) * | 2015-11-02 | 2017-05-25 | 株式会社リコー | 画像形成装置及び画像形成方法 |
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