JP2002094696A - 蓄積音声の電子メール化装置および留守番電話サービスシステム - Google Patents

蓄積音声の電子メール化装置および留守番電話サービスシステム

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JP2002094696A
JP2002094696A JP2000277967A JP2000277967A JP2002094696A JP 2002094696 A JP2002094696 A JP 2002094696A JP 2000277967 A JP2000277967 A JP 2000277967A JP 2000277967 A JP2000277967 A JP 2000277967A JP 2002094696 A JP2002094696 A JP 2002094696A
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Noriaki Nagashima
規彰 長嶋
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NEC AccessTechnica Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不在加入者へのメッセージを伝達する電子メ
ールに対する多様な要求に柔軟に適応することができる
電子メール化装置を提供する。 【解決手段】 電子メール化装置は、電子メール化の方
式を指定する情報を設定情報としてメッセージ受信者毎
に記憶する設定記憶部と、設定情報による指定に適合す
るように電子メール化装置内の各部の制御を実行する制
御部を有する。設定情報として、1)電子メールに添付
される音声メッセージ部分の音声符号化方式を指定する
情報、2)電子メール化したメッセージを音声蓄積部に
保存をする(残す)か、保存しない(残さない)かの選
択情報、3)電子メール化をするかしないか(機能のオ
ン・オフ)の選択情報を設定記憶部に書き込むことによ
って、電子メールの宛先毎に、ユーザの要求に柔軟に適
合する電子メールを送信することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、呼に対する自動応
答装置に関し、特に、複数の不在加入者に対するメッセ
ージを自動記録して、記録した音声メッセージを電子メ
ールとして発信する蓄積音声の電子メール化装置および
留守番電話サービスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に「留守番電話」や「ボイスメー
ル」や「留守録サービス」等と呼ばれている、一般家庭
用留守番電話機や私設交換機用音声蓄積サービスモジュ
ールや移動電話網における留守番電話サービスなどのよ
うに、着信先の相手が電話に応対できないときに自動応
答して音声メッセージを蓄積し、事後に、蓄積されたメ
ッセージをそれぞれの網に対応した電話機などから聴取
取り出しができるような装置及びシステム(以下、「装
置」と総称する)がある。このような装置においては、
蓄積されたメッセージを取り出すためには、取り出し時
にその電話システムに接続する必要があるので、特定の
電話機等からしか取り出しができないという制約があっ
た。また、再聴取するためには電話接続を維持または再
接続する必要があった。そのため、ユーザにとっては蓄
積されたメッセージを取り出すTPOの制約や通信料金
の負担が大きくなる可能性があるという短所があり、ま
た、音声蓄積側にとっては、通信トラヒックの増加の原
因になり、また、ユーザが適時メッセージを取り出さな
いことを考慮して潜在的に音声蓄積容量の余裕確保が必
要であるという短所があった。
【0003】また、従来のこの種の留守番電話機および
留守番電話サービスシステムにおいては、音声蓄積許容
量について、総時間や件数や蓄積期間に制限があるの
で、短時間に大量のメッセージの音声蓄積ができなくな
るケースが発生したり、長期間保存したいというユーザ
の希望が適えられなかったりするという問題があった。
【0004】一方、電子メールシステムは、扱うことが
できるデータ量が非常に大きく、また、現在拡張されつ
つある。一方、電子メールを受信するパーソナルコンピ
ュータの側においては処理能力、通信能力、およびデー
タ蓄積可能量の飛躍的増大に加えて、一般的なデータ圧
縮技術を、実装、複数の音声圧縮方式へ適用することが
なされている。その結果、音声蓄積量や保持時間に対す
る制約が少ないと共に、蓄積したデータを削除し、編集
し、並べ替えを行い、さらに、組み合わせの変更や加工
を行ったり、再発信をすることなどが容易にできるよう
になっている。
【0005】このような、電子メールの多様な機能を留
守番電話に利用する技術が最近注目され始めている。そ
の一例が特開平9−247293に記載されている。
【0006】この発明は、不在加入者にかかってきた電
話を電子メールで転送することにより、留守番電話の状
態を確認することなく、伝言の有無またはその内容を知
ることを意図している。この電子メール化装置は、電話
回線を介して送受信回路で受信した信号を信号識別回路
に与えてその呼が電話かFAXかを識別する。次に、信
号切換回路によって電話機またはFAX装置に切り替え
る。ここで受信時に加入者が不在の場合には、自動応答
で相手側にメッセージが流され、それに従い相手側はプ
ッシュボタンを操作するかメッセージを送る。それに応
じて信号変換回路はプッシュ音またはメッセ−ジ音声を
テキストデータに変換し、電子メール作成回路が所定の
アドレスへ電子メールを転送する。以下、この文献を文
献1と記す。
【0007】また、特開2000−32138には、ボ
イスメール・システムから音声メッセージを取り出し、
ユーザの選択に基づいて、電子メール・メッセージとし
てユーザに送信し、または、ウエブブラウザによって表
示可能な音声データとしてユーザに送信し、または、独
立形ボイスメール・プレーヤ・アプリケーションによっ
て表示装置に表示する自動システムが記述されている。
以下、この文献を文献2と記す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の文献1に記載さ
れている電子メール化装置(信号変換回路、電子メール
作成回路)は、電子メール化方式が唯一通りに固定され
ているので、一般家庭の留守番電話用としては充分であ
ろうけれど、多数の加入者の集団に留守番電話サービス
を提供する留守番電話サービスシステムとしては、充分
な機能を備えているとは言えない。その理由は、このよ
うなシステムの場合には、電子メールを受け取る側が要
求する、メッセージ部分の音声符号化方式が必ずしも同
一でないからである。また、音声符号化の際の符号化圧
縮率は、音声の品質やメールサイズに影響する。したが
って、音声符号化方式の選択は、ユーザが求める音声品
質とメール取得の通信時間等との釣り合いを考慮した上
で行われなければならない。文献1の装置は、このよう
な考慮を受け入れる構成を備えていない。
【0009】文献2のシステムは、留守番電話サービス
システムではないけれど、ボイスメールを電子メールに
変換する装置を含んでいる。しかし、この装置も、留守
番電話サービスシステムにおいて電子メールに要求され
る多様な要求を満たす構成を備えていないことは、文献
1と同様である。
【0010】本発明の目的は、特に、多数の加入者の集
団に留守番電話サービスを提供する留守番電話サービス
システムにおいて、不在加入者へのメッセージを伝達す
る電子メールに要求される多様な要求に柔軟に適応する
ことができる電子メール化装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1の蓄積音声の電子メール化装置は、
通信線から電話による通話および通信を受け付ける電話
受付部と、不在加入者に対するメッセージを、蓄積すべ
きメッセージとして蓄積する音声蓄積部と、前記不在加
入者に対するメッセージを電子メールに適合するように
音声符号化し、または音声符号化されたメッセージを電
子メールに適合するように音声符号を変換する音声符号
化および変換部と、不在加入者に対するメッセージの受
信者毎に電子メール宛先を格納するメール宛先データベ
ース部と、音声符号化および変換部によって音声符号化
され、または、音声符号を変換されたメッセージを電子
メール宛先へ送信する電子メール送信部と、前記電話受
付部と、前記音声蓄積部と、前記音声符号化および変換
部と、前記メール宛先データベース部と、前記電子メー
ル送信部との動作を制御する制御部を有する、蓄積音声
の電子メール化装置であって、電子メール化の方式を指
定する情報を設定情報としてメッセージ受信者毎に記憶
し、さらに、ユーザが任意に指定する設定情報を記憶す
る設定記憶部を有し、前記制御部は、設定情報の指定に
適合するように電子メール化装置内の各部の制御を実行
し、設定情報が音声符号化及び変換方式を指定する情報
を含んでいるときには、当該設定情報に基づいて上記音
声符号化及び変換部に指令して、電話受付部または音声
蓄積部から入力した蓄積すべきメッセ−ジを、設定情報
に適合した音声符号に変換する。
【0012】このように、制御部は、設定情報の指定に
適合するように制御を実行するので、設定情報が指定す
る電子メール化方式に柔軟に適合して電子メールを作成
することができる。設定情報は、メッセージ受信者毎に
記憶されるので、異なるメッセージ受信者には、異なる
音声符号で記述された電子メールを送信することができ
る。また、ユーザは設定記録部に任意に設定情報を書き
込むことができるので、必要に応じて適応的に電子メー
ル化方式を指定することができる。
【0013】前記の電子メール化装置の実施態様とし
て、電子メール発信部が電話受付部に接続されていて、
電話受付部はダイヤル発信可能な機能を有し、制御部は
通信線を介してインターネットサービスプロバイダに対
してダイヤルアップ接続するための制御機能を有し、さ
らに電子メール発信部はモデム機能を有することができ
る。このようにして、一般家庭用留守番電話機などのよ
うにインターネット接続用通信線を備えていない場合に
本発明を適用することができる。
【0014】本発明の1つの実施態様として、蓄積すべ
きメッセージを電子メール化して送信する際に、当該音
声情報を音声蓄積部に保持するか保持しないかを指定す
る設定情報を、電子メール化装置の外部から設定記録部
に記憶させることができる。それによって、電子メール
化済みのメッセージを音声蓄積部に保存しないことを選
択することができる。その結果、音声蓄積部のメモリ容
量を節約することができる。
【0015】音声符号化及び変換部が音声認識装置であ
ることできる。これによって、文字メッセージを送信す
ることができる。
【0016】音声符号化及び変換部は、音声内容をデジ
タル信号に変換する音声符号化方式を複数個具備し、設
定記憶部は、ユーザが希望する音声符号化方式を指定す
る設定情報を保持することができる。この設定情報によ
って、ユーザが希望する音声符号化方式の電子メールを
送信することができる。
【0017】他の実施態様として、音声蓄積部から制御
部にメッセージを伝送する伝送路を備え、電子メール化
の要求があったときに、既に音声蓄積部に蓄積された音
声情報のうち、指定された音声情報のみを制御部が取り
出して電子メール化する電子メール化方式を指定する情
報が、設定情報として設定記憶部に書き込まれおり、制
御部は、当該設定情報に基づいて、電子メール化の要求
があったとき、当該要求が指定するメッセージを音声蓄
積部から読み出し、読み出したメッセ−ジの音声符号化
方式のままのメッセージを添付ファイルとし、発信元情
報およびメッセージ受け取り時刻を本文として電子メー
ルを作成して電子メール発信部に送信する。この設定情
報によって、電子メール化の要求のタイミングで電子メ
ール化を開始することができる。このタイミングは任意
に設定することができる。
【0018】他の実施態様として、音声符号化及び変換
部と制御部とが合体されて音声符号化及び変換部の機能
を含む制御部を有し、音声符号化及び変換部が音声内容
をデジタル信号に変換する音声符号化方式を複数個具備
し、設定記憶部は、ユーザが希望する音声符号化方式を
指定する選択情報と、ユーザから電子メール化の要求が
あったときに、既に音声蓄積部に蓄積された音声情報の
うち、指定された音声情報のみを制御部が取り出して電
子メール化する電子メール化方式を指定する情報とを設
定情報として保持している。この設定情報によって、ユ
ーザが希望する音声符号化方式の電子メールを、ユーザ
が希望するタイミングで作成することができる。
【0019】本発明の第2の蓄積音声の電子メール化装
置は、通信線から電話による通話および通信を受け付け
る電話受付部と、不在加入者に対するメッセージを蓄積
すべきメッセージとして蓄積する音声蓄積部と、不在加
入者に対するメッセージの受信者毎に電子メール宛先を
格納するメール宛先データベース部と、メッセージを電
子メール宛先へ送信する電子メール送信部と、前記電話
受付部と、前記音声蓄積部と、前記メール宛先データベ
ース部と、前記電子メール送信部との動作を制御する制
御部を有する、蓄積音声の電子メール化装置であって、
電子メール化の方式を指定する情報を設定情報としてメ
ッセージ受信者毎に記憶し、さらに、ユーザが任意に指
定する設定情報を記憶する設定記憶部を有し、前記制御
部は、設定情報に基づいて電話受付部または音声蓄積部
から蓄積すべきメッセ−ジを受けとり、電話受付部また
は音声蓄積部から受け取った音声内容の音声符号化方式
のままのメッセージを用いて電子メールを作成し、電子
メール発信部に送る。この実施形態においては、音声符
号化及び変換部が省略されている。それによってシステ
ムが簡略化されている。
【0020】本発明の第3の蓄積音声の電子メール化装
置は、通信線から電話による通話および通信を受け付け
る電話受付部と、不在加入者に対するメッセージを蓄積
すべきメッセージとして蓄積する音声蓄積部と、前記不
在加入者に対するメッセージを電子メールに適合するよ
うに音声符号化し、または音声符号化されたメッセージ
を電子メールに適合するように音声符号を変換する音声
符号化および変換部と、不在加入者に対するメッセージ
の受信者毎に電子メール宛先を格納するメール宛先デー
タベース部と、音声符号化および変換部によって音声符
号化され、または、音声符号を変換されたメッセージを
電子メール宛先へ送信する電子メール送信部と、前記電
話受付部と、前記音声蓄積部と、前記音声符号化および
変換部と、前記メール宛先データベース部と、前記電子
メール送信部との動作を制御する制御部を有する、蓄積
音声の電子メール化装置であって、不在加入者に対する
メッセージを音声認識して文字メッセージを生成する音
声認識部と、電子メール化の方式を指定する情報を設定
情報としてメッセージ受信者毎に記憶し、さらに、ユー
ザが任意に指定する設定情報を記憶する設定記憶部を有
し、制御部は、設定情報の指定に従って電子メール化装
置内の各部の制御を実行し、音声符号化及び変換部また
は音声認識部の何れかを指定する情報が設定情報として
設定記憶部に書き込まれているときには、当該設定情報
に基づいて上記音声符号化及び変換部および音声認識部
の何れかを選択し、その選択された音声符号化及び変換
部または音声認識部に指令して、蓄積すべきメッセージ
を、設定情報に適合した音声符号に変換する。このよう
にして、音声データと文字メッセージ化された内容との
いずれをも添付ファイルにすることができる。
【0021】本発明の第3の蓄積音声の電子メール化装
置の一実施態様においては、音声符号化及び変換部、音
声認識部および制御部が合体されて音声符号化及び変換
部および音声認識部の機能を含む制御部を有し、音声符
号化及び変換部が音声内容をデジタル信号に変換する音
声符号化方式を複数個具備し、設定記憶部は、ユーザが
希望する音声符号化方式を指定する選択情報と、電子メ
ール化の要求があったときに、既に音声蓄積部に蓄積さ
れたメッセージのうち、指定されたメッセージのみを制
御部が取り出して電子メール化する電子メール化方式を
指定する情報とを設定情報として保持している。このよ
うにして、ユーザからの要求があったときに指定された
メッセージのみを電子メール発信することができると共
に、電子メール化するメッセージ部分の音声符号化方式
を選択することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態を
示すブロック図である。通信線1001は、一般家庭用
留守番電話機では一般電話回線であり、私設交換機用音
声蓄積サービスモジュールや移動電話網等における留守
番電話サービスにおいては、装置内または網内の通信回
線である。
【0023】電話受付部101は、通信線1001から
電話による通話や通信を受け付ける機能、及び留守番電
話やボイスメールや留守録サービス等の不在加入者宛通
信に対する自動応答機能と自動応答メッセージ送出機能
を有する機能部である。
【0024】音声蓄積部102は、留守番電話やボイス
メールや留守録サービス等の不在加入者宛通信における
音声メッセージを記録蓄積する部分である。音声蓄積部
102は、メッセージ毎の発信元情報、宛先情報、受付
時刻などの属性によって、蓄積されたメッセージを識別
することができる状態で複数のメッセージを記録蓄積す
る。音声蓄積部102は、この種の通常のシステム同様
に、音声蓄積に適した音声符号化機能を備えている。
【0025】音声蓄積部102に蓄積される音声メッセ
−ジは、従来技術におけるそれと、「基本的」に同一で
ある。従来技術の留守番電話において音声蓄積部に蓄積
される情報は、留守番応答をした後の音声メッセ−ジ
(不在加入者宛のメッセージ)である。しかし、本発明
の留守番電話装置は、従来技術と同様に音声蓄積をする
ことができるだけでなく、電子メール化もできる留守番
電話システムであるので、電子メールによって発呼者か
らのメッセージを受け取った不在加入者が、外部からの
発呼によって、蓄積されているメッセ−ジを聞いたり消
去したりする場合があり得る。このような呼は、勿論、
蓄積する必要のない呼である。また、本発明において
は、後述するように、受信メッセージを音声蓄積部に蓄
積せずに電子メール化する場合がある。したがって、何
を音声蓄積部102に蓄積し、何を蓄積しないかの選択
は、「基本的」な基準をデフォルトで設定し、そのデフ
ォルトの設定から外れる選択は、後述するように、設定
記憶部107に設定されている設定情報に基づいて制御
部103の制御によって行われる。以下に記述において
は、前記の、デフォルトの設定および設定情報に基づい
て選択されるメッセージを「蓄積すべきメッセージ」と
記す。
【0026】制御部103は、一般的なCPUおよびメ
モリ(RAM)を有し、後述の設定記憶部107に書き込ま
れている設定情報に基づいて本実施形態の装置各部の制
御を行う。すなわち、制御部103は、設定情報が指定
する内容に適合するように、制御線1002を介して電
話受付部101,音声蓄積部102, 音声符号化及び変
換部104, 電子メール発信部105,メール宛先デー
タベース部106,設定記憶部107を制御し、かつ、
必要な情報の授受を行う。
【0027】音声符号化及び変換部104は、電話受付
部から入力した蓄積すべきメッセージと同じメッセ−ジ
を、電子メール化のために制御部103の制御に従って
音声符号化し、または、メッセージの音声符号化方式を
変換する機能部である。例えば、蓄積すべきメッセージ
がアナログ音声信号である場合には符号化をし、既に音
声符号化されたものである場合には符号化方式を変換す
る。上記の「蓄積すべきメッセージと同じメッセ−ジ」
とは、設定記憶部107に関連して後述するように、電
子メール化したメッセージを音声蓄積部に保存する(残
す)か、保存しない(残さない)かは、設定記憶部10
7に記憶されている設定情報によって定まるので、電子
メール化したメッセージを音声蓄積部102に残す場合
には、当該メッセージそれ自体を電子メール化してしま
う訳にはいかないからである。
【0028】通常、電話受付部に受信される信号はシス
テムによって異なる。例えば、一般家庭の一般電話回線
ではアナログ信号であり、ISDNであれば64kbps
PCM信号になる。また、一般電話網では64kbpsP
CM信号であるが、携帯電話網ではVCELPなどボコ
ーダー系の符号化信号となる場合がある。しかし、受信
信号の符号化方式はシステムによって固定され種類は多
くないし、可変ビットレートの符号化方式であることは
ほとんどない。
【0029】一方、音声符号化及び変換部104によっ
て符号化された信号は、インプリメントによって64k
bpsPCM、32kbpsADPCM、16kbpsADPC
M、8kbpsADPCMなどのリニア系コーディング、
あるいは、ボコーダー系のコーディング等、非常に多く
の符号化方式が適用できるし、また、音声蓄積用に可変
ビットレートの符号化方式も適用することができる。
【0030】音声符号化方式の選択は、後述の設定記憶
部107に蓄積されている設定情報に基づいて制御部1
03によって行われる。このようにして、例えば、品質
とのトレードオフが発生しても、より低いビットレート
(可変ビットレート方式では平均ビットレート)を選択
することが可能になる。
【0031】電子メール発信部105は、電子メール形
式に変換されたメッセージを通信線1003から電子メ
ールとして送出するためのインタフェース部分であっ
て、通信線1003の種別によってそれぞれの種別に適
合したインタフェース手段を提供する。メール宛先デー
タベース部106は、受け付けた、不在加入者に対する
メッセージの受信者毎に電子メール宛先を格納するデー
タベース部分である。
【0032】設定記憶部107は、メッセージ受信者毎
の電子メール化送信に関連する各種設定を記憶する部分
である。電子メール化送信に関連する各種設定とは、本
実施形態の一実施例においては、以下のようなものであ
る。 ・電子メールに添付される音声メッセージ部分の音声符
号化方式の指定。 ・電子メール化したメッセージを音声蓄積部に蓄積をす
る(残す)か、蓄積しない(残さない)か。 ・電子メール化をするかしないか(機能のオン・オ
フ)。
【0033】本実施形態の一実施例においては、設定記
憶部107をメール宛先データベース部106中に包含
する。この場合には、上記の各種設定も加入者毎にデー
タベース化され、メール宛先データベース部106に蓄
積されている。したがって、制御部103は、設定記憶
部107が包含されているメール宛先データベース部1
06を参照する。
【0034】通信線1003は、一般家庭用留守番電話
機では一般電話回線あるいは専用線あるいはイーサネッ
ト(登録商標)用のインタフェース線など、インプリメ
ントに適合した通信線である。また、通信線1003
は、私設交換機用音声蓄積サービスモジュールや移動電
話網等における留守番電話サービスでは装置内あるいは
網内のインターネット接続用の通信回線である。
【0035】通信線1010は、電話受付部101から
蓄積すべきメッセージを音声蓄積部102に伝達する通
信路であり、メッセージ毎の発信元情報、宛先情報、受
付時刻などの情報も伝達する。また、従来の「留守番電
話システム」などと同じ方法で利用する際には音声蓄積
部102から蓄積されたメッセージを電話受付部101
に伝達する通信路にもなる。
【0036】通信線1011は、電話受付部101から
蓄積すべきメッセージと同じメッセージを電子メール化
のために音声符号化及び変換部104に伝達する通信路
である。
【0037】通信線1012は、音声符号化及び変換部
104にて電子メール化のために音声符号化されたメッ
セージを制御部103へ伝達する通信路である。
【0038】通信線1013は、音声蓄積部102に蓄
積されたメッセージ、発信元情報、宛先情報、受付時刻
などの情報を制御部に取り出すための伝達路である。
【0039】通信線1010〜通信線1013は実施例
の説明のために制御線1002と独立に存在させてある
が、実際の実施例では必ずしも独立に存在させる必要は
ない。
【0040】また、同様に電話受付部101,音声蓄積
部102, 音声符号化及び変換部104, 電子メール発
信部105,メール宛先データベース部106,設定記憶
部107も制御部103と独立の部分としているが、実
施形態によっては、それらの一部または全部を制御部に
内含されるように構成される。
【0041】次に、本実施形態の電子メール化装置の動
作を説明する。第1の実施例として、移動電話網などに
おける留守番電話サービスシステムに適用した場合につ
いて説明する。
【0042】移動電話網などでは、ユーザーの設定によ
って、電話機に対する着信呼が生起した際に自動的に、
または、当該呼に対して一定時間無応答の時、あるいは
無線呼び出しが不完了の時に留守番電話サービスシステ
ムに呼が転送される。この転送された呼は通信線100
1を介して電話受付部101に発信元情報、宛先情報を
伴って到着する。
【0043】制御部103は、制御線1002を経由し
て、電話受付部101を制御して発信元情報、宛先情報
を受け取るとともに呼に応答させ自動応答メッセージを
通信線1001に送出させる。自動応答メッセージ送出
が完了すると制御部103は音声蓄積部を制御して発信
元情報、宛先情報および時刻情報を付加して通信線10
10からのメッセージを蓄積するように指令する。呼が
終了するか、または、音声メッセージの受付開始後、一
定時間が経過したときメッセージの蓄積を完了させるよ
うに制御部103は音声蓄積部102に指令する。
【0044】ここまでの動作は、従来の留守番電話サー
ビスシステムと同一である。
【0045】本実施形態においては、前記の自動応答メ
ッセージが完了すると、制御部103は電話受付部10
1から受け取った宛先情報に従って設定記憶部107参
照し、電子メール化する際の音声符号化則の情報(前記
の電子メール化送信に関連する各種設定情報)を取り出
し、音声符号化及び変換部104に指令して、電子メー
ル化のために音声符号化を行わせる。制御部103は、
次に、音声符号化及び変換部104にて符号化された音
声符号化信号を通信線1012を介して受け取る。
【0046】制御部103は、前記呼が終了するか、ま
たは、音声メッセージの受付開始後、一定時間が経過し
たときに音声蓄積部102へのメッセージの蓄積を完了
させたとき、音声符号化及び変換部104による音声符
号化が終了した時点で、音声符号化及び変換部104に
音声符号化の停止を指令する。このようにして、制御部
103は留守番録音メッセージに対応する発信元情報、
宛先情報、および符号化されたメッセージを取得する。
【0047】制御部103は、次に宛先情報に従ってメ
ール宛先データベース部を参照し、対応する電子メール
宛先情報を取り出す。次に制御部103は、前記電子メ
ール宛先情報を宛先とし、題名に留守番電話情報である
ことを表示し、発信元情報、メッセージ受け取り時刻を
メール本文とし、さらに符号化されたメッセージを添付
ファイルとする電子メールを作成する。電子メールの作
成はSMTP(simple mail transfer protocol)形式に従
い、またMIME(multipurpose internet mail extension
s)形式に従って、適切な印字可能な文字列に変換する
ことによって行われる。添付ファイルになる符号化メッ
セージには適切にファイル名を付与するとともに音声符
号化則を付加情報として含むものとする。
【0048】制御部103は電子メール発信部105を
制御して、作成した電子メールを通信線1003から電
子メールとして発信させる。
【0049】第1の実施例では移動電話網などにおける
留守番電話サービスシステムに適用した場合の実施例を
示したが、次に、第2の実施例として一般家庭用留守番
電話機などのようにインターネット接続用通信線を備え
ていない装置について説明する。
【0050】図2は、本実施形態の第2の実施例の、ダ
イヤル発信可能な電子メール化装置のブロック図であ
る。図2の装置の各機能ブロックは、図1の装置(第1
の実施例)の同名の機能ブロックと、次の点を除いて基
本的に同一である。
【0051】図2の装置が図1の装置と異なる点は、電
子メール発信部205からの通信線2003(図1の通
信線1003に相当する)が電話受付部202(図1の
電話受付部101に対応する)に接続されている点であ
る。また、各部の機能に関して第1の実施例と異なる点
は、電話受付部201がダイヤル発信可能な機能を有す
る点、制御部203が通信線2001を介してインター
ネットサービスプロバイダに対してダイヤルアップ接続
するための制御機能を有する点、および電子メール発信
部205はモデムなどのダイヤルアップ接続に必要な機
能を有する点である。その他の機能および手順は、電子
メール発信に際してインターネットサービスプロバイダ
に対してダイヤルアップ接続手続きが挿入されることを
のぞいて第1の実施例と同等であるので省略する。
【0052】次に、第3の実施例について説明する。第
3の実施例は、第1及び第2の実施例の装置において、
蓄積すべきメッセージを電子メール化して送信する際
に、そのメッセ−ジを音声蓄積部に保持するか保持しな
いかの設定を設定記録部107あるいは207に記憶さ
せる例である。
【0053】本実施例においては、この設定は次の2つ
の方法のいずれかによる。第1の方法は、蓄積メッセー
ジの取り出しや消去と同様に、電話受付部で受け付け、
制御部で判断する方式である。この場合には、ダイヤル
信号やISDNサブアドレス情報などに予め意味づけを
与えておいて制御部に判断させる。第2の方法は、電子
メール発信部がネットワーク接続機能を備えていること
を利用して、ネットワーク側から予め取り決められた内
容のメールや信号を電子メール発信部に送り込み、制御
部が判断する方式である。したがって、この設定は、サ
ービス加入時にデフォルト値によって設定されることが
できる。また、上記のように、システム稼働中に適時変
更可能である。
【0054】本実施例は、次の利点がある。電子メール
化した音声情報を音声蓄積部に保持しないという設定を
することによって、ユーザは、装置側で保持することが
できる情報量または音声蓄積部の記憶容量を気にする必
要がなくなる。一方、サービス提供側としては、当該音
声情報を保持しない設定をするユーザが存在することを
考慮に入れることによって音声蓄積部の記憶容量を小さ
めに設計することが可能になり、その結果、低価格化が
可能になる。
【0055】次に、本実施形態の第4の実施例を説明す
る。本実施例は、第1及び第2の実施例における音声符
号化及び変換部104および204が、音声認識装置で
あって、添付するメッセージ部分が文字メッセージの添
付ファイルとする例である。
【0056】本実施例による電子メール化装置では、添
付ファイルのサイズを大幅に低減することができるの
で、以下のメリットがある。電子メールを受け取るため
に必要な通信時間が著しく短縮される。個別の電子メー
ルサイズが小さいので多数のメッセージを蓄積しておく
ことができる。メッセージが文字情報であるので、容易
に編集し再利用することができる。電子メールサイズが
小さいので通信ネットワークに対する負担が小さくな
る。メッセージが文字情報であるので、音声情報として
内容を確認できないようなTPOにおいても内容を確認
することができる。聴覚障害者であっても利用すること
ができる。
【0057】次に、本実施形態の第5の実施例について
説明する。本実施例は、第1、第2および第3の実施例
において、音声符号化及び変換部が音声内容をデジタル
信号に変換する音声符号化方式を複数個具備し、利用者
が予めそれらの中から選択することができるようにした
例である。前記の音声符号化方式の選択は、第3の実施
例と同様の手順で行われる。
【0058】一般に音声符号化の際の符号化圧縮率と音
声品質とは相反する関係にある。また、符号化圧縮率
は、主として添付ファイルのサイズを決定し、添付ファ
イルのサイズはメールサイズに影響する。その結果、符
号化圧縮率はメール取得の通信時間と手元での蓄積容量
に直接関係する。本実施例は、ユーザが、求める音声品
質とメール取得の通信時間と手元での蓄積容量との釣り
合いを選択することができるという利点がある。
【0059】次に、本実施形態の第6の実施例について
説明する。第1〜第5の実施例では、メッセージ受信と
同時に音声符号化及び変換部は信号線1011、201
1を介してメッセ−ジを受け取り、音声符号化または変
換を行って信号線1012、2012を介して電子メー
ル化する信号を取り出していた。したがって、電子メー
ル化する際には信号線1010、1013および201
0、2013は使用されていない。しかし、第6の実施
例では、留守番録音される呼があった時点ではなく、電
子メール化の要求があったときに既に音声蓄積部に蓄積
された音声情報のうち、指定された音声情報のみを取り
出して電子メール化する点が第1〜第5の実施例と異な
る。留守番録音される呼があった時点で電子メール化を
開始するか、または、電子メール化の要求があったとき
に電子メール化を開始するかの指定は、設定情報として
設定記憶部に書き込まれる。
【0060】本実施例を実行する装置は、第1、第2の
実施例と同様である。したがって、電子メール化に際し
て、制御部103または203は、音声蓄積部から通信
路1013または2013を介して必要な音声情報を取
り出す。電子メール化の要求の方法は第3の実施例と同
様である。
【0061】次に、本実施形態の第7の実施例を説明す
る。本実施例は、第1または第2の実施例の音声符号化
及び変換部と制御部とを合体して音声符号化及び変換部
の機能を制御部に含むように構成されている。また、第
5の実施例と同様に複数の音声符号化方式を選択可能と
し、第6の実施例と同様に音声メッセージの蓄積と同時
に電子メール発信するのでなく、ユーザからの要求があ
ったときに指定されたメッセージのみを電子メール発信
する。そのために、ユーザからの要求があったときに、
指定されたメッセージのみを電子メール発信をする電子
メール化方式を指定する設定情報が設定記憶部107ま
たは207に書き込まれている。また、電子メール化す
るメッセージ部分の音声符号化方式を選択する選択情報
は、設定情報として設定記憶部107または207に書
き込まれている。
【0062】次に、本発明の第2の実施形態を説明す
る。本実施形態の電子メール化装置は、第1の実施形態
から、音声符号化及び変換部104または204を取り
除いた装置である。したがって、蓄積すべき音声内容の
音声符号化方式のままのメッセージを電子メールの添付
ファイルにする方式の装置である。
【0063】図3は、本実施形態の第1の実施例のブロ
ック図である。本実施例は、第1の実施形態の第1の実
施例に対応する。したがって、同一の名称のブロックお
よび信号線は、同一の機能を有する。前記したように、
本実施例においては音声符号化及び変換部が存在しない
ので、信号線1011は、電話受付部101から直接、
制御部103に接続されている。したがって、音声メッ
セージ蓄積と同時に電子メール化が実行される場合に
は、制御部103は、信号線1011を介して電話受付
部101から受け取った音声内容の音声符号化方式のま
まのメッセージを電子メールの添付ファイルとして電子
メール発信部105に送る。また、電子メール化の要求
があったときに既に音声蓄積部に蓄積された音声情報の
うち、指定された音声情報のみを取り出して電子メール
化する場合には、制御部103は、信号線1013を介
して音声蓄積部102から必要な音声情報のみを受け取
る。そのいずれを選択するかを指定する選択情報は、第
1の実施形態の第3の実施例に関連して記されている方
法によって、設定情報として設定記憶部107に書き込
まれる。その他の動作は第1の実施形態の第1の実施例
と同様である。
【0064】本実施例は、第1の実施形態の第1の実施
例に対応する実施例であるが、第1の実施形態の第2、
第3の実施例に対応する実施例も好適に実施されること
は勿論である。本実施形態は、システムを簡素化するこ
とができるという利点がある。
【0065】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。本実施形態は、第1の実施形態の音声符号化及
び変換部に対応する機能として、音声符号化及び変換部
と音声認識部を備えている。このようにして、音声デー
タと文字メッセージ化された内容とのいずれをも添付フ
ァイルにする方式の電子メール化装置である。
【0066】図4は、本実施形態の第1の実施例のブロ
ック図である。本実施例は、第1の実施形態の第1の実
施例に対応する実施例である。音声符号化及び変換部1
04および音声認識部704から制御部103に接続す
る信号線1012および7012は同等の機能を持って
いる。また、信号線7011は、信号線1011と同等
の機能を持っている。音声符号化及び変換部104と音
声認識部704とのいずれを選択するかは、設定情報と
して設定記憶部107に書き込まれる。
【0067】音声符号化及び変換機能として音声符号化
及び変換部104が選択されたときは、本実施例の装置
は、第1の実施形態の第1の実施例と同様の動作をす
る。また、音声符号化及び変換機能として音声認識部7
04が選択されたときには、本実施例の装置は、第1の
実施形態の第4の実施例と同様の動作をする。
【0068】次に、第3の実施形態の第2の実施例を説
明する。前記の第3の実施形態の第1の実施例において
は、テキスト化された内容と音声データとの両方を添付
ファイルとする方式であるが、本実施例においては、利
用者が添付ファイルとする対象を事前に選択できる方式
である。この場合には、利用者が選択した内容を事前に
設定情報として設定記憶部に書き込む。書き込みの方法
は、第1の実施形態の第3の実施例と同様である。
【0069】次に、第3の実施形態の第3の実施例を説
明する。本実施例は、第3の実施形態の第1の実施例
(図4の実施例)の音声符号化及び変換部と制御部とを
合体して音声符号化及び変換部の機能を制御部に含むよ
うに構成されている。また、第1の実施形態の第5の実
施例同様に、音声符号化及び変換部104に複数の音声
符号化方式を実行する機能を与え、それらを選択可能と
し、第1の実施形態の第6の実施例と同様に、音声メッ
セージ蓄積と同時に電子メール発信するのでなく、ユー
ザからの要求があったときに指定されたメッセージのみ
を電子メール発信するように構成されている。そのため
に、電子メール化するメッセージ部分の音声符号化方式
を選択する選択情報が設定情報として設定記憶部107
または207に書き込まれている。また、ユーザからの
要求があったときに指定されたメッセージのみを電子メ
ール発信する電子メール化方式を指定する設定情報が設
定記憶部107または207に書き込まれている。この
ようにして、ユーザからの要求があったときに指定され
たメッセージのみを電子メール発信することができると
共に、電子メール化するメッセージ部分の音声符号化方
式を選択することができる。
【0070】以上の第3の実施形態の第1、第2および
第3の実施例は、第1の実施形態の第1の実施例の装置
(図1参照)で実施されるが、第1の実施形態の第2の
実施例の装置によって、同様に実施することができる。
【0071】最後に、本発明の第1、第2および第3の
実施形態は、いずれも、例えば、移送無線システムのよ
うな、多数の加入者の集団のための留守番電話サービス
システムに、好適に適用することができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の蓄積音声
の電子メール化装置は、電子メール化の方式を指定する
情報を設定情報としてメッセージ受信者毎に記憶し、さ
らに、ユーザが任意に指定する設定情報を記憶する設定
記憶部を有し、制御部は、設定情報に適合するように電
子メール化装置内の各部の制御を実行するので、電子メ
ール化送信に関連して、1)電子メールに添付される音
声メッセージ部分の音声符号化方式の指定、2)電子メ
ール化したメッセージを音声蓄積部に保存をする(残
す)か、保存しない(残さない)かの選択、3)電子メ
ール化をするかしないか(機能のオン・オフ)の選択を
ユーザの要求に適合させて電子メールの宛先毎に柔軟に
設定することができる。
【0073】その結果、本発明の電子メール化装置で発
信されたメッセージは、インターネットを介してユーザ
ーに到着し、ユーザはパーソナルコンピュータなどによ
り取り出して蓄積され、メッセージの内容を確認できる
状態になる。ユーザが携帯電話などを利用できない状態
であってもメッセージの到着だけでなく、発信元情報な
どの情報を一覧情報としてとらえることができる。メッ
セージは「留守録サービス」から離れ、手元のパーソナ
ルコンピュータなどに発信元情報などの情報を伴って蓄
積されることができるので、優先順をつけて内容を聴取
することや繰り返し聴取することが容易に実現できるよ
うになる。また、内容を保管または廃棄することが自由
にできるようになる。上記のように単純に優先順位をつ
けるだけでなく、発信元情報に基づいてメールを廃棄す
ることにより迷惑電話対策としても利用することができ
る。メッセージが電子メールの形態となっているので、
容易に複数の宛先に配信することも可能となる。また、
メッセージが手元にある電子媒体になっているので、加
工編集することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】第1の実施形態の第2の実施例の、ダイヤル発
信可能な電子メール化装置のブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施形態の第1の実施例のブロ
ック図である。
【図4】本発明の第3の実施形態の第1の実施例のブロ
ック図である。
【符号の説明】
101、201 電話受付部 102、202 音声蓄積部 103、203 制御部 104、204 音声符号化及び変換部 105、205 電子メール発信部 106、206 メール宛先データベース部 107、207 設定記憶部 704 音声認識部 1001、1003 通信線 1002 制御信号線 1010、1011、1012、1013 メッセージ
伝送線 2010、2011、2012、2013 メッセージ
伝送線 7011、7012 メッセージ伝送線

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信線から電話による通話および通信を
    受け付ける電話受付部と、不在加入者に対するメッセー
    ジを、蓄積すべきメッセージとして蓄積する音声蓄積部
    と、前記不在加入者に対するメッセージを電子メールに
    適合するように音声符号化し、または音声符号化された
    メッセージを電子メールに適合するように音声符号を変
    換する音声符号化および変換部と、不在加入者に対する
    メッセージの受信者毎に電子メール宛先を格納するメー
    ル宛先データベース部と、音声符号化および変換部によ
    って音声符号化され、または、音声符号を変換されたメ
    ッセージを電子メール宛先へ送信する電子メール送信部
    と、前記電話受付部と、前記音声蓄積部と、前記音声符
    号化および変換部と、前記メール宛先データベース部
    と、前記電子メール送信部との動作を制御する制御部を
    有する、蓄積音声の電子メール化装置において、 電子メール化の方式を指定する情報を設定情報としてメ
    ッセージ受信者毎に記憶し、さらに、ユーザが任意に指
    定する設定情報を記憶する設定記憶部を有し、 前記制御部は、設定情報に適合するように電子メール化
    装置内の各部の制御を実行し、設定情報が音声符号化及
    び変換方式を指定する情報を含んでいるときには、当該
    設定情報に基づいて上記音声符号化及び変換部に指令し
    て、電話受付部または音声蓄積部から入力した蓄積すべ
    きメッセ−ジを、設定情報に適合した音声符号に変換す
    る。ことを特徴とする蓄積音声の電子メール化装置。
  2. 【請求項2】 電子メール発信部は電話受付部に接続さ
    れていて、電話受付部はダイヤル発信可能な機能を有
    し、制御部は通信線を介してインターネットサービスプ
    ロバイダに対してダイヤルアップ接続するための制御機
    能を有し、さらに電子メール発信部はモデム機能を有す
    る、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 蓄積すべきメッセージを電子メール化し
    て送信する際に、当該音声情報を音声蓄積部に保持する
    か保持しないかを指定する設定情報を、電子メール化装
    置の外部から設定記録部に記憶させる、請求項1または
    2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 音声符号化及び変換部が音声認識装置で
    ある請求項1または2に記載の装置。
  5. 【請求項5】 音声符号化及び変換部は、音声内容をデ
    ジタル信号に変換する音声符号化方式を複数個具備し、
    設定記憶部は、ユーザが希望する音声符号化方式を指定
    する設定情報を保持している、請求項1または2に記載
    の装置。
  6. 【請求項6】 音声蓄積部から制御部にメッセージを伝
    送する伝送路を有し、電子メール化の要求があったとき
    に、既に音声蓄積部に蓄積された音声情報のうち、指定
    された音声情報のみを制御部が取り出して電子メール化
    する電子メール化方式を指定する情報が、設定情報とし
    て設定記憶部に書き込まれおり、制御部は、当該設定情
    報に基づいて、電子メール化の要求があったとき、当該
    要求が指定するメッセージを音声蓄積部から読み出し、
    読み出したメッセ−ジの音声符号化方式のままのメッセ
    ージを添付ファイルとし、発信元情報およびメッセージ
    受け取り時刻を本文として電子メールを作成して電子メ
    ール発信部に送信する、請求項1または2に記載の装
    置。
  7. 【請求項7】 音声符号化及び変換部と制御部とが合体
    されて音声符号化及び変換部の機能を含む制御部を有
    し、音声符号化及び変換部が音声内容をデジタル信号に
    変換する音声符号化方式を複数個具備し、設定記憶部
    は、ユーザが希望する音声符号化方式を指定する選択情
    報と、ユーザから電子メール化の要求があったときに、
    既に音声蓄積部に蓄積されたメッセージのうち、指定さ
    れたメッセージのみを制御部が取り出して電子メール化
    する電子メール化方式を指定する情報とを設定情報とし
    て保持している請求項1または2に記載の装置。
  8. 【請求項8】 通信線から電話による通話および通信を
    受け付ける電話受付部と、不在加入者に対するメッセー
    ジを、蓄積すべきメッセージとして蓄積する音声蓄積部
    と、不在加入者に対するメッセージの受信者毎に電子メ
    ール宛先を格納するメール宛先データベース部と、メッ
    セージを電子メール宛先へ送信する電子メール送信部
    と、前記電話受付部と、前記音声蓄積部と、前記メール
    宛先データベース部と、前記電子メール送信部との動作
    を制御する制御部を有する、蓄積音声の電子メール化装
    置において、 電子メール化の方式を指定する情報を設定情報としてメ
    ッセージ受信者毎に記憶し、さらに、ユーザが任意に指
    定する設定情報を記憶する設定記憶部を有し、 前記制御部は、設定情報に基づいて電話受付部または音
    声蓄積部から蓄積すべきメッセ−ジを受けとり、電話受
    付部または音声蓄積部から受け取った音声内容の音声符
    号化方式のままのメッセージを用いて電子メールを作成
    し、電子メール発信部に送ることを特徴とする蓄積音声
    の電子メール化装置。
  9. 【請求項9】 通信線から電話による通話および通信を
    受け付ける電話受付部と、不在加入者に対するメッセー
    ジを、蓄積すべきメッセージとして蓄積する音声蓄積部
    と、前記不在加入者に対するメッセージを電子メールに
    適合するように音声符号化し、または音声符号化された
    メッセージを電子メールに適合するように音声符号を変
    換する音声符号化および変換部と、不在加入者に対する
    メッセージの受信者毎に電子メール宛先を格納するメー
    ル宛先データベース部と、音声符号化および変換部によ
    って音声符号化され、または、音声符号を変換されたメ
    ッセージを電子メール宛先へ送信する電子メール送信部
    と、前記電話受付部と、前記音声蓄積部と、前記音声符
    号化および変換部と、前記メール宛先データベース部
    と、前記電子メール送信部との動作を制御する制御部を
    有する、蓄積音声の電子メール化装置において、 前記不在加入者に対するメッセージを音声認識して文字
    メッセージを生成する音声認識部と、 電子メール化の方式を指定する情報を設定情報としてメ
    ッセージ受信者毎に記憶し、さらに、ユーザが任意に指
    定する設定情報を記憶する設定記憶部を有し、 前記制御部は、設定情報に適合するように電子メール化
    装置内の各部の制御を実行し、音声符号化及び変換部ま
    たは音声認識部の何れかを指定する情報が設定情報とし
    て設定記憶部に書き込まれているときには、当該設定情
    報に基づいて上記音声符号化及び変換部および音声認識
    部の何れかを選択し、その選択された音声符号化及び変
    換部または音声認識部に指令して、蓄積すべきメッセー
    ジを設定情報に適合した音声符号に変換する、 ことを特徴とする蓄積音声の電子メール化装置。
  10. 【請求項10】 音声符号化及び変換部、音声認識部お
    よび制御部が合体されて音声符号化及び変換部および音
    声認識部の機能を含む制御部を有し、音声符号化及び変
    換部が音声内容をデジタル信号に変換する音声符号化方
    式を複数個具備し、設定記憶部は、ユーザが希望する音
    声符号化方式を指定する選択情報と、電子メール化の要
    求があったときに、既に音声蓄積部に蓄積されたメッセ
    ージのうち、指定されたメッセージのみを制御部が取り
    出して電子メール化する電子メール化方式を指定する情
    報とを設定情報として保持している請求項9に記載の装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項1または2に記載の蓄積音声の
    電子メール化装置を用いた留守番電話サービスシステ
    ム。
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