JP2001282677A - データ転送方法、メールサーバ、移動端末、およびメール送信端末 - Google Patents

データ転送方法、メールサーバ、移動端末、およびメール送信端末

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JP2001282677A
JP2001282677A JP2000099939A JP2000099939A JP2001282677A JP 2001282677 A JP2001282677 A JP 2001282677A JP 2000099939 A JP2000099939 A JP 2000099939A JP 2000099939 A JP2000099939 A JP 2000099939A JP 2001282677 A JP2001282677 A JP 2001282677A
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JP2000099939A
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Maki Ogawa
麻紀 小川
Nobuhiko Shigitani
信彦 鴫谷
Shoichiro Ishigaki
昭一郎 石垣
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NTT Docomo Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テキスト以外に、音声データ、画像データ
等、複数のデータを含むマルチメディアメールを移動端
末に転送する場合に、資源を効率的に用いることができ
るようにする。 【解決手段】 マルチメディアメールに含まれる複数の
データにはコントロールデータが含まれる。このコント
ロールデータはメールの送信元において生成されてお
り、メールサーバ10は、コントロールデータに基づい
てメールの宛先である移動端末20に転送支援データを
送信する。移動端末20はこの転送支援データに基づい
て転送要求を行うことができるようになっているので、
移動端末20が再生できないようなデータの無駄な転送
を防止でき、移動通信網のトラフィックを増加させず、
移動端末20のメモリ資源も有効利用できるようにな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のデータを含
むメールに関するデータ転送方法、メールサーバ、移動
端末、およびメール送信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より電子メール(以下、単にメール
という)を集配するメールサーバと、このメールサーバ
を接続するネットワークとを介して、メールに付加され
たデータをメール宛先の装置に転送し、メール宛先の装
置でデータを再生する技術が普及している。さらに近年
では、メールサーバに接続するネットワークとして無線
通信を用いた移動通信網が提供されるようになり、移動
通信網に接続する移動端末においても、メールを閲覧す
ることができるものが普及しつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、音声
データ、画像データ等のテキストデータ以外のデータを
メールに付加したマルチメディアメールが普及しつつあ
る。このようなマルチメディアメールには、音声デー
タ、画像データ等が付加されているので、メールに含ま
れるデータをメール宛先の装置に転送する際には、装置
に大容量のメモリが必要になる。
【0004】しかしながら無線通信網に接続される移動
端末は、携帯性を重視するために小型化あるいは軽量化
の要請が高く、メモリ資源に制約があり、表示再生能力
が制限されているものが多い。従って、マルチメディア
メールに付加されている全てのデータをメールサーバか
ら移動端末に一度に転送することができない、あるい
は、全てのデータについてメールサーバから一度に転送
するよう構成した場合には、移動端末で再生することが
できないという事態が生じる。
【0005】また、何度かに分けてデータを転送するよ
う構成した場合においても、移動端末で再生することが
できないデータ、あるいは転送されても移動端末で再生
しないデータまで転送するようになっているので、転送
および再生の効率が悪くなってしまう。さらに、再生す
ることがないデータが移動端末に滞留してしまうので、
本来転送して再生すべきデータを転送することができな
い場合もある。すなわち、このような移動端末に再生不
可能なデータを転送することは、転送時間を浪費するば
かりでなく、不要なデータが端末のメモリに滞留するこ
とにより、本来転送して再生すべきデータを転送して再
生することができないという問題がある。
【0006】また、マルチメディアメールを移動端末に
転送する場合には、再生できないデータや、ユーザが所
望しないデータを転送することによるネットワーク資源
の浪費が行われているともいえる。マルチメディアメー
ルを移動端末に転送する場合には、有限の無線資源を用
いて移動端末にデータを転送するにもかかわらず、デー
タの転送に時間がかかってしまったり、移動端末のメモ
リの空き具合に応じて何度も転送要求をメールサーバに
行うことがあったからである。このように、従来におい
ては、マルチメディアメールを移動端末に転送する場合
には、データ転送に関して資源が効率的に用いられない
という問題があった。
【0007】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、テキスト以外に、音声データ、画
像データ等、複数のデータを含むマルチメディアメール
を移動端末に転送する場合に、資源を効率的に用いるこ
とができるデータ転送方法、メールサーバ、移動端末、
およびメール送信端末を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載の発明は、複数のデータを含む
メールを受信したメールサーバから、該データをメール
宛先の移動端末に移動通信網を介して転送するデータ転
送方法であって、前記移動端末において受信するデータ
の選択を促す転送支援データを前記メールサーバから前
記移動端末に送信する転送支援段階と、前記メールサー
バから転送が予定されているデータに関する情報を前記
転送支援データに基づいて前記移動端末において再生
し、転送要求を行うデータを選択する選択段階と、選択
されたデータの転送要求を前記移動端末から前記メール
サーバに送信する要求段階と、要求された前記データを
前記メールサーバから前記移動端末に転送する段階とを
備えることを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のデータ転送方法であって、前記メールには、前記メー
ルサーバにおける前記転送支援データの送信を指示する
コントロールデータが前記複数のデータの一つとして含
まれていることを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のデータ転送方法であって、前記コントロールデータ
は、メールの送信元を識別する送信元識別データであ
り、前記転送支援段階は、前記送信元識別データを前記
移動端末に送信することを特徴とする。請求項4に記載
の発明は、請求項3に記載のデータ転送方法であって、
前記送信元識別データは、送信元を示す画像データであ
り、前記選択段階は、前記画像データを再生した画像に
基づいてデータを選択することを特徴とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、 請求項2に記
載のデータ転送方法であって、前記コントロールデータ
は、メールに含まれたデータの一覧が記載されたデータ
一覧であり、前記転送支援段階は、前記データ一覧を前
記移動端末に送信することを特徴とする。請求項6に記
載の発明は、 請求項2に記載のデータ転送方法であっ
て、前記コントロールデータは、メールに含まれたデー
タについて前記移動端末における再生条件を記載した再
生条件ファイルであり、前記転送支援段階は、前記再生
条件に応じて前記転送支援データを送信することを特徴
とする。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項1ないし
6いずれかに記載のデータ転送方法であって、前記転送
支援段階は、前記移動端末の情報が記載された端末プロ
ファイルを取得する段階を備え、前記データ転送段階
は、前記端末プロファイルに基づいて、メール宛先の移
動端末で再生することができないデータについては、当
該移動端末に転送しないことを特徴とする。請求項8に
記載の発明は、請求項1ないし6いずれかに記載のデー
タ転送方法であって、前記転送支援段階は、前記移動端
末の情報が記載された端末プロファイルを取得する段階
と、前記端末プロファイルに基づいて、前記メールに含
まれる複数のデータを、移動端末からの転送要求に基づ
いて転送する第1のデータ群と転送要求以前に転送する
第2のデータ群とに選別する段階と、選別された前記第
2のデータ群を前記移動端末に転送する段階とを備え、
前記データ転送段階は、前記第1のデータ群を転送する
ことを特徴とする。請求項9に記載の発明は、請求項7
または8に記載のデータ転送方法であって、前記端末プ
ロファイルは、メールの転送が予定されていることを前
記メールサーバからメール宛先の移動端末に通知する着
信通知に基づいて、前記移動端末から前記メールサーバ
に送信されることを特徴とする。
【0013】請求項10に記載の発明は、複数のデータ
を含むメールを受信し、該データをメール宛先の移動端
末に移動通信網を介して転送するメールサーバであっ
て、前記移動端末において受信するデータの選択を促す
転送支援データを前記メールサーバから前記移動端末に
送信する転送支援手段と、前記転送支援データに基づい
て前記移動端末から要求された前記データを前記移動端
末に転送する転送手段とを備え、転送支援データは、前
記メールサーバから転送が予定されているデータに関す
る情報を前記移動端末において再生させるデータである
ことを特徴とする。
【0014】請求項11に記載の発明は、複数のデータ
を含むメールを受信したメールサーバから、該データの
転送を移動通信網を介して受ける移動端末であって、前
記メールサーバから受信するデータの選択を促す転送支
援データを受信する支援データ受信手段と、前記メール
サーバから転送が予定されているデータに関する情報を
前記転送支援データに基づいて前記移動端末において再
生し、転送要求を行うデータを選択する選択手段と、選
択されたデータの転送要求を前記移動端末から前記メー
ルサーバに送信する要求手段と、要求した前記データの
転送を前記メールサーバから受ける転送手段とを備える
ことを特徴とする。
【0015】請求項12に記載の発明は、複数のデータ
を含むメールを送信するメール送信端末であって、メー
ルの宛先の移動端末に対してメールサーバから受信する
データの選択を促す転送支援データの送信を指示するコ
ントロールデータを前記複数のデータの一つとして含め
るメール生成手段と、生成したメールを前記メールサー
バに送信するメール送信手段とを備えることを特徴とす
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0017】[1.実施形態の構成] [1−1.全体構成]図1は、実施形態の全体構成を示
す図である。図1において、1は無線によるネットワー
クの移動通信網、10は移動通信網1においてメールを
集配するメールサーバ、20、30は移動通信網1に無
線で接続することができる移動端末、101はインター
ネット、102はインターネット101と移動通信網1
とを接続するゲートウェイ、110はインターネットに
おいてメールを集配するインターネットメールサーバ、
120はインターネット101に接続されたインターネ
ット端末である。
【0018】このような移動通信網1において、移動端
末30から複数のデータを含むメールが送信されると、
送信されたメールは一旦、メールサーバ10が受信す
る。このメールの宛先が移動端末20であれば、メール
サーバ10がメールに含まれるデータを移動端末20に
転送し、移動端末20が転送されたデータを再生するこ
とにより、移動端末20のユーザがメールの内容を閲覧
することができる。一方、インターネット端末120に
おいて送信されたメールの宛先が移動端末20であれ
ば、送信されたメールは、インターネット101、およ
びゲートウェイ102を介してメールサーバ10が受信
し、移動端末20からこのメールを閲覧することができ
るようになっている。なお、移動端末20あるいは30
から送信されたメールの宛先が、インターネット101
に接続されたインターネット端末120であれば、メー
ルはゲートウェイ102、およびインターネット101
を介して、インターネットメールサーバ110に受信さ
れ、インターネット端末120からこのメールを閲覧す
ることができるようになっている。
【0019】このように、移動端末−移動端末間だけで
なく、インターネット端末−移動端末間においても、メ
ールを交換するようになっており、特に本実施形態で
は、移動端末20がメールを受信する場合を例として説
明していくものとする。なお、メールが、テキストデー
タのみを含むメールであっても、テキスト以外の音声デ
ータ、画像データ等のデータを含むメール、すなわちマ
ルチメディアメールであっても、移動端末−移動端末
間、および移動端末−インターネット端末間でメールを
交換するようになっている。
【0020】[1−2.メールサーバの構成]図2は、
本発明に係るメールサーバ10を示す図である。図2に
おいて、11は受信したメールなどを記憶する記憶部、
12はメールサーバ10の動作を制御する制御部、13
はメールなどのデータを外部と送受信する通信部であ
る。なお、メールサーバ10において表示を行う表示部
14、および操作を行う操作部16も備えられている。
ここで、記憶部11、制御部12、および通信部13に
ついて、図3に示す機能ブロック図を参照しながらより
詳しく説明する。
【0021】図3に示すように、記憶部11には、メー
ルボックス領域が設けられており、登録ユーザ毎に受信
メールが蓄積されている。通信部13によって受信し、
いったん記憶部11に記憶されたメールは後に詳しく説
明するように、移動端末10からの転送要求に応じて、
あるいは、所定の設定に基づいてメールサーバ10から
移動端末20に転送されるようになっている。制御部1
2は、メールを移動端末20に転送する転送制御機能1
2(10)および、移動端末20が備える機能に基づく
端末プロファイル制御機能12(20)を備えている。
なお、転送制御機能の詳細および端末プロファイルの詳
細については後述する。
【0022】[1−3.移動端末の構成]図4は、移動
端末20の構成を示す図である。図4において、21は
複数のデータを記憶することができる記憶部、22はデ
ータの再生を制御する制御部、23はメールサーバとの
間でメールやその他のデータを送受信する通信部、24
は画像データ等を表示して再生する表示部、25は音声
データ、音楽データ等を出力して再生する音声出力部、
26はメールの選択を行う際に操作する操作部である。
なお、先に説明した端末プロファイルは、記憶部21に
予め記憶されており、メールサーバ10からの要求に応
じて、あるいは、メールサーバ10からの着信通知など
所定の契機に基づいてメールサーバ10に送信されるよ
うになっている。
【0023】[1−4.ファイルのデータ構成]ここ
で、上述したマルチメディアメールのデータ構成およ
び、端末プロファイルのデータ構成について説明する。
【0024】[1−4−1.マルチメディアメール]ま
ず、図5を参照しながら、マルチメディアメールのデー
タ構成について説明する。図5(a)は第1〜第6の複
数のデータを含むマルチメディアメールの基本構成を示
している。このマルチメディアメールは、IETF(I
nternet Engineering Task
Force)のRFC(Request For Co
mments)822、RFC2045、RFC204
6、およびRFC2047で定められた規格に基づいて
いる。メール全体に関する情報を記載したメールのヘッ
ダ201は、複数のフィールドを有しており、例えば、
RFC822に記載されているように、”Messag
e−ID”で始まるフィールドにはメールを識別するメ
ッセージID、”Subject”で始まるフィールド
にはメールの件名、”From”で始まるフィールドに
はメールの送信元名がそれぞれ文字情報で記載されてい
る。メールに含まれるそれぞれのデータに関する情報を
記載したデータのヘッダ202、204、206、20
8、210、212は、複数のフィールドを有してお
り、例えば、RFC2045に記載されているよう
に、”Content−Type”で始まるフィールド
にはデータの分類およびパラメータが記載されている。
【0025】また、図5(b)はマルチメディアメール
の例を示しており、図5(a)で示したデータ203、
205、207、209、211、213は、それぞ
れ、テキストデータ203a、移動端末において再生す
べきデータの再生の順序およびタイミングを記述したス
クリプト205a、移動端末において表示するメニュー
について記述したメニューデータ207a、移動端末に
おいて表示する静止画データ209a、移動端末におい
て出力する音声データ211a、および、コントロール
ヘッダ212a、コントロールデータ213aに対応し
ている。
【0026】コントロールデータとは、メールの送信元
が作成してメールに付加するデータであって、このデー
タに基づいてメールサーバ10の転送制御機能11(1
0)が当該メールの転送制御を行うために用いられるも
のである。なお、コントロールデータの種類や、各コン
トロールデータに基づく制御については後述する。ここ
で、コントロールデータをメールに付加するというの
は、図5において示すように、マルチメディアメールの
新たなデータとして、すなわち、MIME(Multipurpo
se Internet Mail Extensions)におけるメールのパー
トとして、データ選択情報213aをメールに加えるこ
とをいい、各データのヘッダ202a、204a、20
6a、208a、210aに情報を記載することとは異
なる。
【0027】このように、マルチメディアメールの新た
なデータとしてデータ選択情報をメールに加えるように
なっているので、各データのヘッダに情報を記載する場
合と異なり、上位レベルのアプリケーションプログラム
においても容易にデータ選択のための情報をメールに付
加することができるとともに、このコントロールデータ
をメールから抽出する際、上位レベルのアプリケーショ
ンプログラムにおいて容易に抽出することができる。
【0028】[1−4−2.端末プロファイル]端末プ
ロファイルとは、移動端末の能力を記述したファイルで
あり、本実施形態では、移動端末20に記憶されている
ものをメールサーバ10が受信して、メール転送制御に
用いるようになっている。図6は、端末プロファイルの
例を示す図であり、本実施形態では、端末プロファイル
として、W3C(W3 Consortium)のCC/PP(Compo
site Capability/Preference Profiles)W3c Note 27 J
uly 1999の記載に基づいたファイルを用いている。図6
において、F21〜F23は端末のハードウエアまたはソフト
ウエアに関する情報を記載したフィールドである。なお
F23に続くフィールドは図示を省略している。F21の"Scr
een=220*254*8"というのは、端末が220×254×8
ビットの表示手段を備えていることを示している。ま
た、F22の"Memory=64mb"というのは64MBの容量のメ
モリを有していることを示している。また、F23の"Lang
uage=Japanese"というのは、日本語をサポートしている
ことを示している。
【0029】[2.実施形態の動作]次に、上述した構
成を備える本実施形態の動作について説明する。
【0030】[2−1.概要動作]図7は、本実施形態
の概要動作を示すシーケンス図である。この図に示すよ
うに、まず、送信元がメールを送信すると(S1)、メ
ールはいったんメールサーバ10に蓄積される。メール
サーバ10は、メールの着信があったことを移動端末2
0に通知し(S2)、移動端末20は、この着信通知に
応じて端末プロファイルをメールサーバ10に送信する
(S3)。
【0031】メールサーバ10は、上述したコントロー
ルデータを抽出し、コントロールデータの内容および受
信した端末プロファイルが示す移動端末20の能力に応
じて、後に詳しく説明するように転送支援データを移動
端末20に送信する(S4)。コントロールデータを抽
出する際には、それぞれのデータのヘッダに記載され
た"Content-Type"で始まるフィールドを参照してコント
ロールデータを特定すればよい。また、例えば、送信元
においてコントロールデータを必ずメールの末尾に付加
するようにし、メールの末尾から抽出するようにする方
法もある。
【0032】移動端末20は、メールサーバ10から送
信された転送支援データに基づいて、転送すべきメール
あるいはデータを選択し、メールサーバ10に対して転
送要求を行う(S5)。なお、メールサーバ10は、転
送支援データを転送する際に、メールを識別するメッセ
ージIDおよびメールの件名を対にして移動端末20に
送信しており、移動端末20は、メッセージIDを用い
て転送要求を行うメールを特定できるようになってい
る。メールサーバ10は、転送要求がなされたメールあ
るいはデータをメールボックスから抽出して移動端末2
0に転送する(S6)。
【0033】図8は、図1に示すメール送信装置である
インターネット端末120、移動端末30において実施
される処理を示している。まず、メール宛先のメール閲
覧装置にコントロールデータを作成する(S11)。な
お、コントロールデータが既に作成され記憶されている
場合には、このコントロールデータを読み出すようにす
ればよい。次に、コントロールデータをメールに付加し
(S12)、コントロールデータを含むメールを送信す
る(S13)。
【0034】図9は、図1に示すメールサーバ10にお
いて実施される処理のうち、上述した転送支援処理を示
している。まず、メール宛先の装置にデータを転送する
際に参照するコントロールデータをメールから抽出する
(S21)。このデータ選択情報は、メールの送信元
(メール送信装置)においてメールに付加したデータで
ある。次に、S21で抽出したコントロールデータに基
づいて転送支援データを通信部13によりメール宛先の
装置に送信する(S22)。このように、送信元でメー
ルに付加したコントロールデータに基づいた転送支援デ
ータをメール宛先の装置に転送するようになっているの
で、メール宛先の装置で転送するデータを選択すること
ができる。次に、データの転送要求をメール宛先の装置
から受信して受け付け(S23)、転送要求に基づい
て、要求されたデータをメールから抽出し、メール宛先
の装置に転送する(S24)。
【0035】図10は、データ要求方法を示すフローチ
ャートであり、図1に示す移動端末20において実施さ
れる処理を示している。まず、通信部23によりメール
サーバ10から転送支援データを受信し(S31)、制
御部22は受信した転送支援データに基づいて転送する
データを選択する(S32)。次に、通信部23によ
り、選択したデータの転送をメールサーバに要求し(S
33)、通信部23により、要求したデータを受信する
(S34)。
【0036】[2−2.メールサーバの動作]次に、メ
ールサーバのより詳細な動作について説明する。本実施
形態では、メールサーバ10は、上述したようなマルチ
メディアメールの構成のうち、コントロールデータ21
3aを利用して、転送支援データの送信およびデータ転
送制御を行って、ネットワーク資源を効率的に用いるよ
うにしている。本実施形態では、コントロールデータに
は、送信元識別データ、データ一覧、再生条件フ
ァイルの3種類があり、以下、コントロールデータの種
類毎にメールサーバ10の制御動作を具体的に説明して
いく。
【0037】送信元識別データ 送信元識別データは、メールの送信元を識別するデータ
として付加されたものであり、本実施形態では、画像デ
ータを用いている。この送信元識別データは、メールを
送信した者の自画像であってもよく、メールを送信した
者が所属する会社のロゴであってもよく、また、メール
を送信した者が取り扱う商品に関する画像であってもよ
く、また、メールを送信した者とメール宛先のユーザが
共通に所属するグループを示す画像であってもよい。要
は、送信元をほぼ特定できる画像であればよい。
【0038】この送信元識別データは送信元、例えば、
図1に示す移動端末30あるいはインターネット端末1
20においてあらかじめ登録された画像データを、メー
ルを送信する際に固定でメールに付加するようにすれば
よい。あるいは、移動端末30およびインターネット端
末120においてあらかじめ登録された複数の画像デー
タの中から、メールを送信する際に選択できるようにし
てもよい。メールサーバ10は、送信元データに基づい
てメール送信元を移動端末20に通知することによっ
て、移動端末20において効率的な転送要求を行うこと
を支援する。
【0039】より具体的には、メールサーバ10の制御
部12は、メールの送信元を識別する送信元識別データ
をそれぞれのメールから抽出するよう制御する機能12
(11)を備えており、これにより、抽出した送信元識
別データを転送支援データとしてメール宛先の移動端末
20に転送し、移動端末20からデータの転送要求を受
信して、この転送要求に基づいて要求されたデータを移
動端末20に転送する。移動端末20は、送信元がメー
ルに付加した送信元識別データを表示部24あるいは音
声出力部25で再生する。移動端末20の利用者は、再
生された画像あるいは音声に基づいてメールを選択する
操作を操作部26を用いて行う。これにより、移動端末
20は、選択されたメールについてメールサーバ10に
データの転送を要求する。
【0040】図11は、送信元識別データを再生した例
を示す図である。図11において、24は図3に示す移
動端末20の表示部であり、213b、213c、21
3d、213eはそれぞれのメールの送信元を識別する
送信元識別データ、201b、201c、201d、2
01e、201fはそれぞれのメールの件名である。こ
の件名は、図5(b)に示すメールのヘッダ201a
に”Subject:件名”として記載され、メールサ
ーバにおいて送信元識別データを抽出する際、メールの
ヘッダ201aから抽出され、送信元識別データと対に
して移動端末20に転送されたものである。なお、送信
元識別データは送信元においてメールに付加されるが、
送信元において付加されなかったメールについては、2
13fに示すように送信元識別データを表示しないよう
になっている。また、24aは選択中のメールを指し示
す選択マーク、26aは選択マーク24aを上に移動さ
せる上移動キー、26bは選択マーク24aを下に移動
させる下移動キー、26cはメールの選択を確定する確
定キーである。
【0041】このように、送信元を識別する送信元識別
データをコントロールデータとして付加したので、移動
端末20ではメールを容易に選択することができるよう
になり、効率良くデータを転送および再生することがで
きるようになる。また、メールサーバ10は、メールそ
のものの転送に先立って、まずメールの送信元が付加し
た送信元識別データをメールから抽出して移動端末20
に最初に転送するので、移動端末20の使用者は、メー
ル送信元の意図に基づいて送信元を識別することにな
る。特に、画像データを送信元識別データとすることに
より、特徴のある画像、著名なロゴなどの画像、移動端
末の利用者がお気に入りの画像、利用者を含む仲間内で
通用する画像などを送信元が付加すれば、利用者は優先
的にメールを選択する場合もある。また、音声および音
楽データを送信元識別データとすることにより、特徴の
ある音声および音楽、著名な広告の音声および音楽、移
動端末の利用者がお気に入りの音声および音楽、利用者
を含む仲間内で通用する音声および音楽などに基づいて
利用者が優先的にメールを選択してくれるよう、メール
送信元で任意の音声および音楽データをメールに付加す
ることもできる。
【0042】データ一覧 データ一覧は、メールに含まれた複数のデータについて
の情報を記述したファイルであり、メールサーバ10
は、このデータ一覧を転送支援データとして移動端末2
0に転送することによって、効率的な転送要求を行うこ
とを支援する。
【0043】図12は、データ一覧の表示例を示す図で
ある。図12において、24は図3に示す移動端末20
の表示手段、201bはメールの件名、211b、21
1c、211dがデータ一覧の項目であり、それぞれ送
信元でデータに対して付与した見出し(キャプション)
211b、データのタイプ211c、およびデータのサ
イズ211dである。それぞれのデータに関してそれぞ
れの行203b、205b、207b、209bに一覧
で表示されている。このデータ一覧は、それぞれのメー
ルの送信元においてメールに付加された情報である。例
えば、送信元において、テキストデータの”案内文”
(サイズが1KB)、静止画像データの”地図”(サイ
ズが11KB)、音声データの”メッセージ”(サイズ
が40KB)、音楽データの”ジングルベル”(サイズ
が1KB)をメールに付加していることがデータ一覧に
記載され、メールに付加される。
【0044】データ一覧は、図1に示すメールサーバ1
0においてメールから抽出されてメール宛先の移動端末
20に転送され、表示手段24に表示される。図9に示
すデータ一覧は、送信元でデータの見出し211bを付
与するようになっており、メール宛先の移動端末20で
この見出し付きでデータ一覧を表示するので、送信元の
意図に基づいて利用者がデータを選択することができ
る。また、図9に示すデータ一覧は、データのサイズ
(容量)を記載し、このサイズ付きでデータ一覧を表示
するようになっているので、利用者はこのデータ一覧に
基づいて再生するか否か容易に判断することができる。
【0045】なお、利用者が選択する際、メールで選択
するだけでなく、閲覧するメールについて、転送するデ
ータを選択するようにしてもよく、例えば、画像データ
等のようにサイズが大きいと判断した際に、テキストデ
ータだけ再生するよう選択できるようにしてもよい。ま
た、図12においては、見出し、タイプ、およびサイズ
によりデータ一覧を構成した場合について記載したが、
本発明はこれに限るものでなく、例えば、ファイル名を
データ一覧に加えるようにしてもよい。このようなデー
タ一覧を移動端末20で再生すれば、移動端末20の利
用者は操作手段26を操作し、どのメールについてデー
タを転送してメールを閲覧するか、あるいはどのメール
についてデータを転送しないで未読にするか選択するこ
とができる。また、閲覧するメールについて、どのデー
タを再生するか選択できるようにしてもよい。
【0046】メールサーバ10は、マルチメディアメー
ルに含まれるデータをメール宛先の移動端末20に最初
から全て転送するのではなく、最初にデータ一覧をメー
ル宛先の移動端末20に送信し、これに基づいた転送要
求を移動端末20から受信する。
【0047】このように、データ一覧に基づいてユーザ
が閲覧するメールおよびデータを選択することができる
ようにし、移動端末20からのデータ転送要求に基づい
てデータを移動端末20に転送するようにしたので、不
要なデータを含んだメールは閲覧しないようにすること
ができ、また、不要なデータは転送しないようにするこ
とができ、移動端末20で効率良くデータを受信および
再生することができる。また、メール送信元が付加した
データ一覧をメールから抽出してメール宛先の端末に最
初に転送するので、メール宛先の移動端末20におい
て、メール送信元の意図に基づいてメールにどのような
データが含まれているかを容易に認識することができ
る。
【0048】再生条件ファイル 再生条件ファイルは、メールに含まれた複数のデータに
ついて再生の条件を記載したコントロールデータであ
り、メールサーバ10は、この再生条件ファイルを転送
支援データとして移動端末20に送信するとともに、再
生条件ファイルおよび端末プロファイルに基づいて、移
動端末20において効率的な転送要求を行うことを支援
する。
【0049】図13は、再生条件ファイルの例を示す図
である。図13において、F1は画像データ等を再生する
ために必要な画面を記載するフィールド(Required-Scr
eenフィールド)、F2は静止画データを再生するために
必要なデコーダを記載するフィールド(Required-Image
-Decoderフィールド)、F3は音声データを再生するため
に必要なデコーダを記載するフィールド(Required-Aud
io-Decoderフィールド)、F4は動画データを再生するた
めに必要なデコーダを記載するフィールド(Required-V
ideo-Decoderフィールド)、F5はテキストデータを再生
するために必要な言語サポートを記載するフィールド
(Required-Text-Languageフィールド)、F6〜F9はメー
ルに含まれる第1のデータに関する情報を記載したフィ
ールド、F10〜F13はメールに含まれる第2のデータに関
する情報を記載したフィールドである。なお、F13に続
くフィールドは図示を省略している。F6およびF10はデ
ータのタイプを記載したフィールド(Content-Typeフィ
ールド)、F7およびF11はデータを識別するIDを記載
したフィールド(Content-IDフィールド)、F8およびF1
2は送信元におけるファイル名を記載したフィールド(C
ontent-Filenameフィールド)、F9およびF13はデータの
容量を記載したフィールド(Content-Filesizeフィール
ド)である。なお、Content-Filesizeフィールドには、
メールに付加された状態での容量ではなく、バイナリの
状態での容量が記載されている。
【0050】このような再生条件ファイルに基づくメー
ルサーバ10の転送支援としては、移動端末20では再
生できないデータがメールに含まれている場合にはデー
タのフィルタリングを行う制御や、移動端末20の能力
によっては複数回に分けて転送しなければならないメー
ルについては予め一部転送する制御などがある。
【0051】(予転送)ここでは、メールサーバ10
は、メモリ資源に制約のある移動端末20においてもマ
ルチメディアメールを閲覧することができるよう、移動
端末20が必要なデータの転送を要求し、メールサーバ
10が移動端末20の要求したデータを転送するという
支援を行う。これにより、例えば、ユーザが大容量の画
像データについては閲覧しないよう選択した場合、この
大容量の画像データについては移動端末20が転送要求
しないようにすることにより、メモリ資源の浪費を防
ぎ、データの転送時間を節約することができる。また、
例えば、長時間にわたり再生が必要な大容量の音声デー
タおよび動画像データについては、分割されたデータを
順次転送するようにすることにより、メモリ資源の浪費
を防ぎつつ、長時間再生するようにすることができる。
【0052】ところで、移動端末20がデータ転送が必
要となる毎にメールサーバ10にデータの転送を要求す
る回数が増大してしまうと、移動通信網1はユーザの加
入数が膨大であるため、メールサーバ10において、一
時的に、不測の混雑が発生する可能性がある。このよう
な場合は、必要最小限のデータが再生されるまで何も再
生されないままユーザが待たされてしまう場合も生じ
る。例えば、選択メニューが記載されたメニューデータ
であるとか、大容量データのインデックスとなる小容量
の画像といったデータさえも、端末から要求しないと転
送されないので、ユーザは何も表示されないか、あるい
は"お待ち下さい"等の固定のメッセージが表示されたま
ま待たされることになり、不快感も大きい。
【0053】そこで、本実施形態では、メールサーバ1
0は、受信したメールから、データの再生条件が記載さ
れた再生条件ファイルを抽出し、この再生条件ファイル
と、メール宛先の端末の情報が記載された端末プロファ
イルとに基づいて、メールに含まれるデータの中からメ
ール宛先の端末で再生することができないデータを選別
する。そして、メールに含まれる複数のデータを、この
移動端末20からの転送要求に基づいて転送するデータ
と、この移動端末20からの転送要求以前に転送するデ
ータとに選別し、転送要求前に転送すると選別したデー
タを移動端末20に転送する。移動端末20は、必要に
応じて残りのデータについて転送するようメールサーバ
10に要求し、メールサーバ10は、移動端末20が要
求したデータを移動端末20に転送する。
【0054】図14は、予転送を行う場合のシーケンス
を示した図であり、図7に示した概要のシーケンスを具
体的に説明したものである。この図に示すように、ここ
では予転送するデータが、上述した転送支援データとな
る。例えば、再生条件ファイル213のContent-Filesize
フィールドの記載(図10に示す再生条件ファイルにお
いて':'(コロン)の右側にサイズが記載される)に基
づいて、静止画データ209aおよび音声データ211aを除く
データについては容量が小さいので、一括して転送要求
以前に転送するよう選別する。また、S3で取得した端
末プロファイルに基づいて、移動端末20のメモリが静
止画データ209aを格納する程度の容量のメモリを有して
いるのであれば、静止画データ209aについても転送要求
以前に転送するよう選別してもよい。ただし、端末プロ
ファイルに基づいて、移動端末20が備える表示部で表
示することができないような種別の静止画データ209aで
あることが判明した場合には、この静止画データ209aは
転送しないようにする。
【0055】このように、移動端末20から転送要求す
る以前に、メールサーバ10により選別されたデータが
一括して移動端末20に転送すれば、移動端末20は予
め転送されたデータについて再生することができ、メー
ルサーバ10への要求回数を少なくすることができる。
また、データが予め移動端末20に転送されているの
で、予め転送されているデータについてはすぐに再生す
ることができる。従って、メール宛先の端末からメール
サーバへのアクセスを少なくするとともに、効率良くデ
ータを転送および再生することができるようになる。
【0056】(フィルタリング)次に、再生条件ファイ
ルと、上述した端末プロファイルに基づいてメールサー
バ10が行うフィルタリングについて説明する。予転送
制御においては、移動端末20の能力に応じて予め転送
するデータと要求に応じて転送するデータとに選別した
が、フィルタリング制御は、移動端末20が再生するこ
とができないデータを含むメールの転送が移動端末20
から要求された場合に行うものである。
【0057】ここでは、メールサーバ10は、受信メー
ルからコントロールデータとしての再生条件ファイルを
抽出する。そして、移動端末20から取得してあるメー
ル宛先の端末に関する情報が記載された端末プロファイ
ルと、メールから抽出した再生条件ファイルとに基づい
て、メールに含まれるデータの中からメール宛先の移動
端末20で再生することができないデータを選別する。
そして、メール宛先の移動端末20で再生することがで
きないと判定したデータを除き、移動端末20で再生す
ることができるデータについて移動端末20に転送す
る。
【0058】より具体的には、メールから抽出した再生
条件ファイル213aと、メール宛先の移動端末20から取
得した端末プロファイルとに基づいて、メールに含まれ
る複数のデータを、この移動端末20からの転送要求に
基づいて転送するデータと、この移動端末20からの転
送要求以前に転送するデータとに選別する 。例えば、
再生条件ファイル213のContent-Filesizeフィールドの
記載(図10に示す再生条件ファイルにおいて':'(コ
ロン)の右側にサイズが記載される)に基づいて、静止
画データ209aおよび音声データ211aを除くデータについ
ては容量が小さいので、一括して転送要求以前に転送す
るよう選別する。
【0059】また、取得した端末プロファイルに基づい
て、移動端末20のメモリが静止画データ209aを格納す
る程度の容量のメモリを有しているのであれば、静止画
データ209aについても転送要求以前に転送するよう選別
してもよい。ただし、端末プロファイルに基づいて、移
動端末20が備える表示手段で表示することができない
ような種別の静止画データ209aであることが判明した場
合には、この静止画データ209aは転送しないようにす
る。
【0060】なお、メール宛先の端末で再生することが
できないと判断したデータについて、端末プロファイル
に基づいて、メール宛先の端末で再生することができる
データに変換するようにしてもよい。例えば、図5に示
す端末プロファイルにおいて、端末の表示手段が220
×254×8ビットなので、画像データをこのような表
示手段で表示できる画像データに変換する。また、メー
ル宛先の端末で再生することができないデータがあると
き、メールの送信元にエラーを通知するようにすると、
送信元において再生できないことが判るので、好まし
い。また、メール宛先の端末で再生することができない
データがあるとき、再生することができないデータの一
覧をメールの送信元に通知するようにすると、どのデー
タについて再生できないかが判るので、好ましい。この
ようにメールサーバ10においてメールのフィルタリン
グを行えば、宛先の端末に余分なデータの転送を発生さ
せないようにすることができる。
【0061】[3.まとめ]このように、本実施形態で
は、メールの送信元において生成し、マルチメディアメ
ールに付加したコントロールデータに基づいて、メール
サーバ10がメールの宛先である移動端末20に転送支
援データを送信し、移動端末20はこの演奏支援データ
に基づいて転送要求を行うことができるようになってい
るので、移動端末20が再生できないようなデータの無
駄な転送を防止でき、移動通信網1のトラフィックを増
加させず、移動端末20のメモリ資源も有効利用できる
ようになる。
【0062】[4.変形例]本発明は上述した実施形態
に限定されるものではなく、以下に例示するような各種
の変形が可能である。
【0063】上記実施形態においては、複数のデータを
含むメールの例として、IETF(Internet
Engineering Task Force)のR
FC(Request For Comments)8
22、RFC2045、RFC2046、およびRFC
2047で定められた規格に基づいたメールを例として
説明しているが、これに限定されるものではなく、特定
のネットワークにおいて用いられる規格によるものでも
かまわないし、統一的なメールの規格が変更された場合
にはそれに従ったものでもよい。
【0064】例えば、図5においては、送信元識別デー
タ213b、213c、213d、213eと件名20
1b、201c、201d、201e、201fのみ表
示する場合について記載したが、本発明はこれに限るも
のでなく、例えば、件名以外に、メールヘッダの”Fr
om”で始まるフィールドから抽出した文字情報からな
る送信元名を表示するようにしてもよい。このように送
信元名を表示するようにした場合には、文字情報におい
ても送信元を確認でき、好ましい。上記実施形態におい
ては、送信元識別データ213b、213c、213
d、213eを一覧にして表示する場合について記載し
たが、本発明はこれに限るものではなく、表示手段24
の画面サイズに制約がある場合には、1メール分ずつ表
示手段24に表示するようにしてもよい。また、上記実
施形態においては、送信元識別データ213b、213
c、213d、213eが画像データである場合につい
て記載したが、本発明はこれに限るものではなく、送信
元識別データを音声データあるいは音楽データとし、音
声出力手段25で再生するようにしてもよい。送信元識
別データを音声データあるいは音楽データとした場合に
は、例えば、メールを送信した者の声、送信した者が好
むメロディーにより、耳で聞き分けることができ好まし
い。また、送信元識別データを画像データ、音声データ
および音楽データとの組み合わせにするようにしてもよ
い。
【0065】メールサーバ10の所在についても、上記
実施形態で示したように、移動通信網1の一部を構成す
るサーバであってもよいし、移動通信網1と他のネット
ワークを接続するゲートウェイであってもよい。あるい
は、他のネットワーク上に存在するサーバであっても、
上述した機能を実現できるものであればかまわない。
【0066】上記実施形態では、メールの宛先は移動端
末20として説明しているが、この移動端末20は、移
動通信網1を介して通信を行うものであればどのような
装置でもよく、例えば、音声通話を行う移動端末であっ
てメールの送受信を行うことができるものでもよいし、
例えば電子手帳やカーナビゲーションのような他の装置
に接続して受信メールを他の装置で再生するようなもの
でもかまわない。また、メールを送信する端末について
も、上記実施形態では、移動通信1のみを経由する移動
端末30と、インターネット101を経由するインター
ネット端末120を例としてあげたが、これらに限ら
ず、メールの宛先の移動端末20に対してメールサーバ
10から受信するデータの選択を促す転送支援データの
送信を指示するコントロールデータを複数のデータの一
つとして含めるメールを生成し、送信できればどのよう
な装置でもかまわない。例えば、ゲートウェイに専用線
で直接接続された企業LANなどのネットワーク上の装
置でもよいし、他の電気通信網に接続された装置でもか
まわない。
【0067】移動端末20において受信するデータの選
択を促す転送支援データについても、上記実施形態で例
示した送信元識別データやデータ一覧、再生条件および
端末プロファイルに基づくものに限定されるものではな
い。例えば上記実施形態で例示したコントロールデータ
のように、メールに含まれる複数のデータの一部によっ
て、メールサーバ10から転送が予定されているデータ
に関する情報を移動端末20において再生できるような
ものであればどのようなデータでもよく、上記実施形態
のように予めメール送信元によって生成されたデータを
メールサーバがそのまま抽出して移動端末20に転送す
るようなものでもよいし、メールサーバ10が加工して
転送支援データを生成するようなものでもよい。なお、
メールサーバ10では、このような転送支援制御を複数
組み合わせて行えるようにしてもかまわない。
【0068】移動端末における再生についても、上記実
施形態のように画面に表示するものに限らず、例えば音
声データを再生するようにしてもよい。転送要求を行う
データを選択する手段についても、移動端末20の操作
部26に限らず、移動端末20に接続した他の装置の操
作部を用いてもよいし、音声入力によって行えるように
してもかまわない。
【0069】また、移動端末から要求されたデータの転
送については、メールに含まれるデータ単位で行うよう
にしてもよいし、移動端末の能力に応じてメール単位で
転送できるようにしてもよい。
【0070】ところで、上記実施形態では、メールサー
バ10がメールを受信すると、メールサーバ10がメー
ル宛先の移動端末にメールの着信を通知する、いわゆる
プッシュ型において本発明を実施した場合を示している
が、本発明はこれに限るものではなく、移動端末20か
らメールサーバ10にメールの着信を問い合わせる、い
わゆるプル型の形態において実施してもよい。なお、移
動端末の情報を示す端末プロファイルは、上記実施形態
で示した記述形式に限らず、メールサーバ10が上述し
た転送支援制御を行うことができればどのような形式で
もかまわない。
【0071】また、上記実施形態においては、端末プロ
ファイルが移動端末20からメールサーバ10に送信さ
れる形態で本発明を実施した場合について説明したが、
本発明はこれに限るものではなく、端末プロファイルを
メールサーバ10の記憶手段11にあらかじめ記憶する
ようにしてもよい。本実施形態のように端末プロファイ
ルを移動端末20から取得する形態においては、メール
サーバ10において端末プロファイルを管理する必要が
なく、また、移動端末20において機種の環境を容易に
変更することができ、例えば、移動端末20にオプショ
ンの装置を付加することによって環境を変更し、端末プ
ロファイルの内容を環境の変更に応じて変更することが
でき、好ましい。なお、上記実施形態で示した概要動作
では、メールサーバ10がメールを受信すると着信通知
をおこない、これに応じて移動端末から端末プロファイ
ルを受信するように説明しているが、必ずしもこのステ
ップは必須のものではなく、転送支援の内容によっては
不要な場合もある。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
テキスト以外に、音声データ、画像データ等、複数のデ
ータを含むマルチメディアメールを移動端末に転送する
場合に、資源を効率的に用いることができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の全体構成を示す図である。
【図2】 メールサーバの構成を示す図である。
【図3】 メールサーバの機能構成を示すブロック図で
ある。
【図4】 移動端末の構成を示す図である。
【図5】 マルチメディアメールのデータ構成を例示す
る図である。
【図6】 端末プロファイルの例を示す図である。
【図7】 実施形態の概要動作を示すシーケンス図であ
る。
【図8】 メール送信装置において実施される処理を示
すフローチャートである。
【図9】 メールサーバにおいて実施される処理を示す
フローチャートである。
【図10】 移動端末において実施される処理を示すフ
ローチャートである。
【図11】 送信元識別データを再生した例を示す図で
ある。
【図12】 データ一覧の表示例を示す図である。
【図13】 再生条件ファイルの例を示す図である。
【図14】 予転送を行う場合のシーケンスを示した図
である。
【符号の説明】
1……移動通信網、 10……メールサーバ、 20……移動端末、 30……移動端末(メール送信端末)、 101……インターネット、 102……ゲートウェイサーバ、 110……インターネットメールボックス、 120……インターネット端末(メール送信端末)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石垣 昭一郎 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 エ ヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA08 HA06 HC09 HD05 JT09 LE14 5K067 AA11 BB04 BB21 DD17 DD51 EE02 EE10 HH17 HH23 5K101 KK02 LL01 LL12 NN01 NN14 RR19 9A001 BB04 CC05 CC07 JJ14 JJ27 KK56

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータを含むメールを受信したメ
    ールサーバから、前記メールに含まれたデータを、前記
    メールの宛先となる移動端末に対して移動通信網を介し
    て転送するデータ転送方法であって、 前記メールに含まれたデータのうち、前記移動端末で受
    信するデータの選択を促す転送支援データを前記メール
    サーバから前記移動端末に送信する転送支援段階と、 前記転送支援データを受信した前記移動端末において、
    転送要求を行うデータを前記メールに含まれたデータの
    中から選択する選択段階と、 選択されたデータの転送要求を前記移動端末から前記メ
    ールサーバに送信する要求段階と、 要求された前記データを前記メールサーバから前記移動
    端末に転送する転送段階とを備え、 前記選択段階は、前記メールに含まれたデータに関する
    情報に基づいて選択を行い、 前記転送支援データは、前記メールに含まれたデータに
    関する情報を含むことを特徴とするデータ転送方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ転送方法であっ
    て、 前記メールには、前記メールサーバにおける前記転送支
    援データの送信を指示するコントロールデータが前記複
    数のデータの一つとして含まれていることを特徴とする
    データ転送方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のデータ転送方法であっ
    て、 前記コントロールデータは、メールの送信元を識別する
    送信元識別データであり、 前記転送支援段階は、前記送信元識別データを前記転送
    支援データとして前記移動端末に送信することを特徴と
    するデータ転送方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のデータ転送方法であっ
    て、 前記送信元識別データは、送信元を示す画像データであ
    り、 前記選択段階は、前記画像データを再生した画像に基づ
    いてデータを選択することを特徴とするデータ転送方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のデータ転送方法であっ
    て、 前記コントロールデータは、メールに含まれたデータの
    一覧が記載されたデータ一覧であり、 前記転送支援段階は、前記データ一覧を前記転送支援デ
    ータとして前記移動端末に送信することを特徴とするデ
    ータ転送方法。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載のデータ転送方法であっ
    て、 前記コントロールデータは、メールに含まれたデータに
    ついて前記移動端末における再生条件を記載した再生条
    件ファイルであり、 前記転送支援段階は、前記再生条件に応じて前記転送支
    援データを送信することを特徴とするデータ転送方法。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6いずれかに記載のデー
    タ転送方法であって、 前記転送支援段階は、前記移動端末の情報が記載された
    端末プロファイルを取得する段階を備え、 前記データ転送段階は、前記端末プロファイルに基づい
    て、メール宛先の移動端末で再生することができないデ
    ータについては、当該移動端末に転送しないことを特徴
    とするデータ転送方法。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし6いずれかに記載のデー
    タ転送方法であって、 前記転送支援段階は、前記移動端末の情報が記載された
    端末プロファイルを取得する段階と、 前記端末プロファイルに基づいて、前記メールに含まれ
    る複数のデータを、移動端末からの転送要求に基づいて
    転送する第1のデータ群と転送要求以前に転送する第2
    のデータ群とに選別する段階と、 選別された前記第2のデータ群を前記移動端末に転送す
    る段階とを備え、 前記データ転送段階は、前記第1のデータ群を転送する
    ことを特徴とするデータ転送方法。
  9. 【請求項9】 請求項7または8に記載のデータ転送方
    法であって、 前記端末プロファイルは、メールの転送が予定されてい
    ることを前記メールサーバからメール宛先の移動端末に
    通知する着信通知に基づいて、前記移動端末から前記メ
    ールサーバに送信されることを特徴とするデータ転送方
    法。
  10. 【請求項10】 複数のデータを含むメールを受信し、
    前記メールに含まれたデータを、メール宛先の移動端末
    に移動通信網を介して転送するメールサーバであって、 前記メールに含まれたデータのうち、前記移動端末で受
    信するデータの選択を促す転送支援データを該メールサ
    ーバから前記移動端末に送信する転送支援手段と、 前記転送支援データに基づいて前記移動端末から要求さ
    れた前記データを前記移動端末に転送する転送手段とを
    備え、 転送支援データは、前記メールに含まれたデータに関す
    る情報を含むことを特徴とするメールサーバ。
  11. 【請求項11】 複数のデータを含むメールを受信した
    メールサーバから、前記メールに含まれたデータの転送
    を移動通信網を介して受ける移動端末であって、 前記メールに含まれたデータのうち、前記移動端末で受
    信するデータの選択を促す転送支援データを前記メール
    サーバから受信する支援データ受信手段と、 転送要求を行うデータを前記メールに含まれたデータの
    中から選択する選択手段と、 選択されたデータの転送要求を前記メールサーバに送信
    する要求手段と、 要求した前記データの転送を前記メールサーバから受け
    る転送手段とを備え、 前記選択手段は、前記メールに含まれたデータに関する
    情報に基づいて選択を行い、 前記転送支援データは、前記メールに含まれたデータに
    関する情報を含むことを特徴とする移動端末。
  12. 【請求項12】 複数のデータを含むメールを送信する
    メール送信端末であって、 メールの宛先の移動端末に対してメールサーバから受信
    するデータの選択を促す転送支援データの送信を指示す
    るコントロールデータを前記複数のデータの一つとして
    含めるメール生成手段と、 生成したメールを前記メールサーバに送信するメール送
    信手段とを備えることを特徴とするメール送信端末。
JP2000099939A 2000-03-31 2000-03-31 データ転送方法、メールサーバ、移動端末、およびメール送信端末 Pending JP2001282677A (ja)

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