JP2002092735A - エネルギー管理システム - Google Patents

エネルギー管理システム

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JP2002092735A
JP2002092735A JP2000279890A JP2000279890A JP2002092735A JP 2002092735 A JP2002092735 A JP 2002092735A JP 2000279890 A JP2000279890 A JP 2000279890A JP 2000279890 A JP2000279890 A JP 2000279890A JP 2002092735 A JP2002092735 A JP 2002092735A
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Hiroshi Sawamura
浩 澤村
Nobuyuki Takahashi
伸幸 高橋
Yukihiro Murata
幸宏 村田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エネルギーの消費量を確認することができる
エネルギー管理システムを提供する。 【解決手段】 チェーン店店舗Uで消費されるエネルギ
ーを計測する消費エネルギー計測装置Aと、消費エネル
ギー計測装置Aの計測出力を受けてエネルギーを表示す
る消費エネルギー表示装置Bとを備え、消費エネルギー
表示装置Bがチェーン店店舗に設置されたPOS端末装
置とする。この構成によれば、既存のPOS端末装置で
消費エネルギーの状況が確認できるため、消費エネルギ
ー表示装置Bを設置するスペースが省け、省エネルギー
化も図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行、学校、病
院、事業所の需要家、あるいはファミリレストラン、コ
ンビニンエンスストア、ガソリンスタンド等のチェーン
店店舗において、消費される電気、水道、ガス等のエネ
ルギーを管理するエネルギー管理システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、銀行、学校、病院、事業所等の需
要家あるいはファミリレストラン、コンビニエンススト
ア、ガソリンスタンド等のチェーン店店舗では、電気、
水道、ガス等のエネルギーを使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一般に使用
量に応じた料金を支払うのみで、エネルギーの使用状況
については全く管理されておらず、需要家もしくは需要
家本部、あるいはチェーン店店舗もしくはチェーン店本
部ではどのような状況でエネルギーが使用されているか
全く確認できなかった。したがって、無駄なエネルギー
消費が行われていることが多々あると考えられるが、そ
れを改善して省エネルギー化を図ることは困難であっ
た。
【0004】したがって、本発明の目的は、エネルギー
の消費量を確認することができるエネルギー管理システ
ムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以下、本発明のエネルギ
ー管理システムについて、図面を用いて説明する。
【0006】本発明の第1のエネルギー管理システム
は、図1に示すように、チェーン店店舗Uで消費される
エネルギーを計測する消費エネルギー計測装置Aと、消
費エネルギー計測装置Aの計測出力を受けてエネルギー
を表示する消費エネルギー表示装置Bとを備え、消費エ
ネルギー表示装置Bがチェーン店店舗に設置されたPO
S端末装置である。
【0007】この構成によれば、既存のPOS端末装置
で消費エネルギーの状況が確認できるため、消費エネル
ギー表示装置Bを別途設置するスペースが省け、省エネ
ルギー化も図れる。
【0008】本発明の第2のエネルギー管理システム
は、図2に示すように、各チェーン店店舗Uで消費され
るエネルギーを計測する消費エネルギー計測装置Aと、
消費エネルギー計測装置Aの計測出力を受けて各チェー
ン店店舗Uで消費されたエネルギーをチェーン店店舗U
毎に表示する消費エネルギー表示装置Bを設けたチェー
ン店本部Vとを備えている。
【0009】この構成によれば、チェーン店本部Vは各
チェーン店店舗Uで消費されるエネルギーを確認できる
ため、各チェーン店店舗Uによるバラツキや省エネルギ
ー状況を知ることができる。
【0010】本発明の第3のエネルギー管理システム
は、図3に示すように、各チェーン店店舗Uで消費され
るエネルギーを計測する消費エネルギー計測装置Aと、
消費エネルギー計測装置Aの計測出力を受けて各チェー
ン店店舗Uで消費されたエネルギーをチェーン店店舗U
毎に表示する消費エネルギー表示装置Bを設けたチェー
ン店本部Vとを備え、消費エネルギー表示装置Bがチェ
ーン店店舗Uに設置されたPOS端末装置との間でデー
タの受け渡しを行うサーバに接続された端末装置である
ことを特徴とする。
【0011】この構成によれば、チェーン店本部Vは各
チェーン店店舗Uで消費されるエネルギーを確認できる
ため、各チェーン店店舗Uによる消費エネルギーのバラ
ツキや省エネルギー状況を知ることができる。また、既
存の端末装置でエネルギーの消費状況を確認できるた
め、消費エネルギー表示装置Bを別途設置するスペース
が省ける。
【0012】本発明の第4のエネルギー管理システム
は、図4に示すように、各チェーン店店舗Uで消費され
るエネルギーを計測する消費エネルギー計測装置Aと、
消費エネルギー計測装置Aの計測出力を受けて各チェー
ン店店舗Uで消費されたエネルギーをチェーン店店舗U
毎に表示する消費エネルギー表示装置Bを設けたチェー
ン店本部Vと、チェーン店本部Vから受け取るチェーン
店店舗U毎の消費エネルギーデータに基づいて省エネル
ギー対策を提案する情報センターSとを備えている。
【0013】この構成によれば、チェーン店本部Vは各
チェーン店店舗Uで消費されるエネルギーを確認できる
ため、各チェーン店店舗Uによるバラツキや省エネルギ
ー状況を知ることができる。また、情報センターSは各
チェーン店店舗Uで消費されるエネルギーの差から、各
チェーン店店舗Uにおける省エネルギー化の提案を行う
ことができる。
【0014】本発明の第5のエネルギー管理システム
は、図5に示すように、各チェーン店店舗Uで消費され
るエネルギーを計測する消費エネルギー計測装置Aと、
消費エネルギー計測装置Aの計測出力を受けて各チェー
ン店店舗Uで消費されたエネルギーをチェーン店店舗U
毎に表示する消費エネルギー表示装置Bを設けたチェー
ン店本部Vと、各チェーン店店舗Uが消費するエネルギ
ー量を検針する検針センターTと、チェーン店本部Vか
ら受け取るチェーン店店舗U毎の消費エネルギーデータ
を検針センターTに提供する情報センターSとを備えて
いる。
【0015】この構成によれば、チェーン店本部Vは各
チェーン店店舗Uで消費されるエネルギーを確認できる
ため、各チェーン店店舗Uによるバラツキや省エネルギ
ー状況を知ることができる。また、検針センターTの検
針者はチェーン店店舗Uに出向いて検針する必要がな
く、効率的に検針作業ができる。また、検針者が出向く
必要がないため車の排気ガスの低減や渋滞の緩和に貢献
できる。
【0016】本発明の第6のエネルギー管理システム
は、図6に示すように、チェーン店店舗Uで消費される
エネルギーを計測する消費エネルギー計測装置Aと、消
費エネルギー計測装置Aの計測出力を受けて消費エネル
ギー計測装置Aで計測された消費エネルギー量が異常で
あれば緊急センターWへ自動通報する警報手段Cとを備
えている。
【0017】この構成によれば、異常時は緊急センター
Wへ自動通報されるので、被害を最小限にできる。
【0018】上記した第1、第2、第3、第4、第5ま
たは第6のエネルギー管理システムにおいては、消費エ
ネルギー計測装置Aとしては、受電設備に組み込まれて
いる構成が考えられる。
【0019】この構成によれば、消費エネルギー計測装
置Aは、受電設備に組み込まれているので、新たな設置
スペースが不要である。
【0020】また、上記した第1、第2、第3、第4、
第5または第6のエネルギー管理システムにおいては、
エネルギーとしては、電気,水道,ガスのうちの少なく
とも1つが管理対象となる。
【0021】この構成によれば、電気,水道,ガスとい
う主要なエネルギーの消費状況により、適切な省エネル
ギー化が図れる。
【0022】また、上記した第1、第2、第3、第4ま
たは第5のエネルギー管理システムにおいては、消費エ
ネルギー表示装置Bは、チェーン店店舗U内における所
定の負荷毎の消費エネルギーを表示する構成とすること
が好ましい。
【0023】この構成によれば、チェーン店店舗Uは、
所定の負荷毎の消費エネルギー情報を得ることができる
ので、より効率的に消費エネルギーの状況が分析でき、
適切な省エネルギー化が図れる。
【0024】また、上記した第2、第3、第4または第
5のエネルギー管理システムにおいては、チェーン店本
部Vは、所定期間毎の消費エネルギー量を算出すること
が好ましい。
【0025】この構成によれば、所定期間毎の消費エネ
ルギー量を算出することによって、どの期間にエネルギ
ー消費が多いか判断でき、適切な省エネルギー対策が図
れる。
【0026】また、上記した第2、第3、第4または第
5のエネルギー管理システムにおいては、チェーン店本
部Vは、所定期間毎の消費エネルギーの料金を算出する
ことが好ましい。
【0027】この構成によれば、所定期間毎の消費エネ
ルギーの料金を算出することによって、コスト的な判断
ができ、より適切な省エネルギー対策が図れる。
【0028】また、上記した第2、第3、第4または第
5のエネルギー管理システムにおいては、チェーン店本
部Vは、第1の所定期間における消費エネルギーの料金
から第2の所定期間における予測消費エネルギーの料金
を算出することが好ましい。
【0029】この構成によれば、予測される消費エネル
ギーの料金を算出するので、目標の消費エネルギーの料
金との比較が容易にでき、省エネルギー対策が図れる。
【0030】また、上記した第2、第3、第4または第
5のエネルギー管理システムにおいては、チェーン店本
部Vは、所定期間毎の消費エネルギーと来客数との相関
関係を算出することが好ましい。
【0031】この構成によれば、消費エネルギー単位当
たりの来客数データから消費エネルギーの効率を算出で
き、それに基づいて容易に省エネルギー対策が図れる。
【0032】また、上記した第2、第3、第4または第
5のエネルギー管理システムにおいては、チェーン店本
部Vは、所定期間毎の省エネルギー貢献度を算出するこ
とが好ましい。
【0033】この構成によれば、省エネルギー貢献度の
チャンピオン店舗を選定できるので、各チェーン店店舗
Uの啓蒙が図れ、各チェーン店店舗Uの省エネルギー対
策が図れる。
【0034】また、上記した第4または第5のエネルギ
ー管理システムにおいては、情報センターSは、所定期
間毎の消費エネルギー量を算出することが好ましい。
【0035】この構成によれば、所定期間毎の消費エネ
ルギー量を算出することによって、どの期間にエネルギ
ー消費が多いか判断でき、適切な省エネルギー対策を提
案できる。
【0036】また、上記した第4または第5のエネルギ
ー管理システムにおいては、情報センターSは、所定期
間毎の消費エネルギーの料金を算出することが好まし
い。
【0037】この構成によれば、所定期間毎の消費エネ
ルギーの料金を算出することによって、コスト的な判断
ができ、より適切な省エネルギー対策を提案できる。
【0038】また、上記した第4または第5のエネルギ
ー管理システムにおいては、情報センターSは、第1の
所定期間における消費エネルギーの料金から第2の所定
期間における予測消費エネルギーの料金を算出すること
が好ましい。
【0039】この構成によれば、予測される消費エネル
ギーの料金を算出するので、目標の消費エネルギーの料
金との比較が容易にでき、省エネルギー対策を提案でき
る。
【0040】また、上記した第4または第5のエネルギ
ー管理システムにおいては、情報センターSは、所定期
間毎の消費エネルギーと来客数との相関関係を算出する
ことが好ましい。
【0041】この構成によれば、消費エネルギー単位当
たりの来客数データから消費エネルギーの効率を算出で
き、それに基づいて容易に省エネルギー対策を提案でき
る。
【0042】また、上記した第4または第5のエネルギ
ー管理システムにおいては、情報センターSは、所定期
間毎の省エネルギー貢献度を算出することが好ましい。
【0043】この構成によれば、省エネルギー貢献度の
チャンピオン店舗を選定できるので、各チェーン店店舗
Uの啓蒙が図れ、各チェーン店店舗Uの省エネルギー対
策を提案できる。
【0044】また、上記した第6のエネルギー管理シス
テムにおいては、緊急センターWへ自動通報された場
合、警報手段Cは自動通報された旨を表示することが好
ましい。
【0045】この構成によれば、緊急事態であることが
容易に確認でき、その原因を知ることにより、適切な対
応ができる。
【0046】本発明の第7のエネルギー管理システム
は、図7に示すように、需要家Xで消費されるエネルギ
ーを計測する消費エネルギー計測装置Aと、消費エネル
ギー計測装置Aの計測出力を受けてエネルギーを表示す
る消費エネルギー表示装置Bとを備え、消費エネルギー
表示装置Bはさらに需要家Xの生産物情報も表示するよ
うにしている。
【0047】この構成によれば、需要家Xはエネルギー
の消費状況と生産物との関係を表示で確認できるため、
省エネルギー化が図れる。
【0048】本発明の第8のエネルギー管理システム
は、図8に示すように、各需要家Xで消費されるエネル
ギーを計測する消費エネルギー計測装置Aと、消費エネ
ルギー計測装置Aの計測出力を受けて各需要家Xで消費
されたエネルギーを需要家X毎に表示する消費エネルギ
ー表示装置Bを設けた需要家本部Yとを備えている。
【0049】この構成によれば、需要家本部Yは各需要
家Xで消費されるエネルギーを確認できるため、各需要
家Xによるバラツキや省エネルギー状況を知ることがで
きる。
【0050】本発明の第9のエネルギー管理システム
は、図9に示すように、各需要家Xで消費されるエネル
ギーを計測する消費エネルギー計測装置Aと、消費エネ
ルギー計測装置Aの計測出力を受けて各需要家Xで消費
されたエネルギーを需要家X毎に表示する消費エネルギ
ー表示装置Bを設けた需要家本部Yとを備え、消費エネ
ルギー表示装置Bは、さらに需要家Xの生産物情報も表
示するようにしている。
【0051】この構成によれば、需要家本部Yは各需要
家Xで消費されるエネルギーを確認できるため、各需要
家Xにおける消費エネルギーのバラツキや省エネルギー
状況を知ることができる。また、エネルギーの消費状況
と生産物との関係を各需要家X毎に表示で確認できるた
め、各需要家Xの生産物情報とエネルギー消費量との関
係から、より適切な各需要家Xにおける省エネルギー化
を推進できる。
【0052】本発明の第10のエネルギー管理システム
は、図10に示すように、各需要家Xで消費されるエネ
ルギーを計測する消費エネルギー計測装置Aと、消費エ
ネルギー計測装置Aの計測出力を受けて各需要家Xで消
費されたエネルギーを需要家X毎に表示する消費エネル
ギー表示装置Bを設けた需要家本部Yと、需要家本部Y
から受け取る需要家X毎の消費エネルギーデータに基づ
いて省エネルギー対策を提案する情報センターSとを備
えている。
【0053】この構成によれば、需要家本部Yは各需要
家Xで消費されるエネルギーを確認できるため、各需要
家Xにおける消費エネルギーのバラツキや省エネルギー
状況を知ることができる。また、情報センターSは各需
要家Xで消費されるエネルギーを確認できるため、各需
要家Xにおける省エネルギー化を推進できる。
【0054】本発明の第11のエネルギー管理システム
は、図11に示すように、各需要家Xで消費されるエネ
ルギーを計測する消費エネルギー計測装置Aと、消費エ
ネルギー計測装置Aの計測出力を受けて各需要家Xで消
費されたエネルギーを需要家X毎に表示する消費エネル
ギー表示装置Bを設けた需要家本部Yと、各需要家Xが
消費するエネルギー量を検針する検針センターTと、需
要家本部Yから受け取る需要家X毎の消費エネルギーデ
ータを検針センターTに提供する情報センターSとを備
えている。
【0055】この構成によれば、需要家本部Yは各需要
家Xで消費されるエネルギーを確認できるため、各需要
家Xにおける消費エネルギーのバラツキや省エネルギー
状況を知ることができる。また、検針センターTの検針
者は需要家Xに出向いて検針する必要がなく、効率的に
検針作業ができる。さらに、検針者が出向く必要がない
ため車の排気ガスの低減や渋滞の緩和に貢献できる。
【0056】本発明の第12のエネルギー管理システム
は、図12に示すように、需要家Xで消費されるエネル
ギーを計測する消費エネルギー計測装置Aと、消費エネ
ルギー計測装置Aの計測出力を受けて消費エネルギー計
測装置Aで計測された消費エネルギー量が異常であれば
緊急センターWへ自動通報する警報手段Cとを備えてい
る。
【0057】この構成によれば、異常時は緊急センター
Wへ自動通報されるので、被害を最小限にできる。
【0058】上記した本発明の第7、第8、第9、第1
0、第11または第12のエネルギー管理システムにお
いては、消費エネルギー計測装置Aとしては、受電設備
に組み込まれている構成が考えられる。
【0059】この構成によれば、消費エネルギー計測装
置Aは、受電設備に組み込まれているので、新たな設置
スペースが不要である。
【0060】また、上記した本発明の第7、第8、第
9、第10、第11または第12のエネルギー管理シス
テムにおいては、エネルギーとしては、電気,水道,ガ
スのうちの少なくとも1つがエネルギー管理対象とな
る。
【0061】この構成によれば、電気,水道,ガスとい
う主要なエネルギーの消費状況により、適切な省エネル
ギー化が図れる。
【0062】また、上記した本発明の第7、第8、第
9、第10または第11のエネルギー管理システムにお
いては、消費エネルギー表示装置Bは、需要家X内にお
ける所定の負荷毎の消費エネルギーを表示する構成とす
ることが好ましい。
【0063】この構成によれば、需要家Xは、所定の負
荷毎の消費エネルギー情報を得ることができるので、よ
り効率的に消費エネルギーの状況が分析でき、適切な省
エネルギー化が図れる。
【0064】また、上記した本発明の第8、第9、第1
0または第11のエネルギー管理システムにおいては、
需要家本部Yは、所定期間毎の消費エネルギー量を算出
することが好ましい。
【0065】この構成によれば、所定期間毎の消費エネ
ルギー量を算出することによって、どの期間にエネルギ
ー消費が多いか判断でき、適切な省エネルギー対策が図
れる。
【0066】また、上記した本発明の第8、第9、第1
0または第11のエネルギー管理システムにおいては、
需要家本部Yは、所定期間毎の消費エネルギーの料金を
算出することが好ましい。
【0067】この構成によれば、所定期間毎の消費エネ
ルギーの料金を算出することによって、コスト的な判断
ができ、より適切な省エネルギー対策が図れる。
【0068】また、上記した本発明の第8、第9、第1
0または第11のエネルギー管理システムにおいては、
需要家本部Yは、第1の所定期間における消費エネルギ
ーの料金から第2の所定期間における予測消費エネルギ
ーの料金を算出することが好ましい。
【0069】この構成によれば、予測される消費エネル
ギーの料金を算出するので、目標の消費エネルギーの料
金との比較が容易にでき、省エネルギー対策が図れる。
【0070】また、上記した本発明の第8、第9、第1
0または第11のエネルギー管理システムにおいては、
需要家本部Yは、所定期間毎の省エネルギー貢献度を算
出することが好ましい。
【0071】この構成によれば、省エネルギー貢献度の
チャンピオン需要家を選定できるので、各需要家の省エ
ネルギーに対する啓蒙が図れ、各需要家の省エネルギー
対策が図れる。
【0072】また、上記した本発明の第10または第1
1のエネルギー管理システムにおいては、情報センター
Sは、所定期間毎の消費エネルギー量を算出することが
好ましい。
【0073】この構成によれば、所定期間毎の消費エネ
ルギー量を算出することによって、どの期間にエネルギ
ー消費が多いか判断でき、適切な省エネルギー対策を提
案できる。
【0074】また、上記した本発明の第10または第1
1のエネルギー管理システムにおいては、情報センター
Sは、所定期間毎の消費エネルギーの料金を算出するこ
とが好ましい。
【0075】この構成によれば、所定期間毎の消費エネ
ルギーの料金を算出することによって、コスト的な判断
ができ、より適切な省エネルギー対策を提案できる。
【0076】また、上記した本発明の第10または第1
1のエネルギー管理システムにおいては、情報センター
Sは、第1の所定期間における消費エネルギーの料金か
ら第2の所定期間における予測消費エネルギーの料金を
算出することが好ましい。
【0077】この構成によれば、予測される消費エネル
ギーの料金を算出するので、目標の消費エネルギーの料
金との比較が容易にでき、省エネルギー対策を提案でき
る。
【0078】また、上記した本発明の第10または第1
1のエネルギー管理システムにおいては、情報センター
Sは、所定期間毎の省エネルギー貢献度を算出すること
が好ましい。
【0079】この構成によれば、省エネルギー貢献度の
チャンピオン需要家を選定できるので、各需要家の省エ
ネルギーに対する啓蒙が図れ、各需要家の省エネルギー
対策を提案できる。
【0080】また、上記した本発明の第12のエネルギ
ー管理システムにおいては、緊急センターWへ自動通報
された場合、警報手段Cは自動通報された旨を表示する
ことが好ましい。
【0081】この構成によれば、緊急事態であることが
容易に確認でき、その原因を知ることにより、適切な対
応ができる。
【0082】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態のエネ
ルギー管理システムについて図面を参照しながら説明す
る。
【0083】この実施の形態のエネルギー管理システム
は、通信機能と演算機能を持ったキュービクル式の受配
電設備およびエネルギー端末器によって、電気、水道、
ガスなどの各種エネルギー消費実態を記録・演算し、事
業経営や省エネルギー化、保安業務に寄与する様々な情
報を提供するものである。情報提供の対象としては、事
業者(広域フランチャイズチェーン店店舗、ガソリンス
タンド、銀行、学校等)が考えられる。また、上記の店
舗等に付帯する各設備の保安業者が考えれる。
【0084】[第1の実施の形態]以下に説明する実施
の形態は、ファミリレストランチェーンもしくはコンビ
ニエンスストアチェーンのように、各チェーン店店舗に
POS端末装置が設けられ、チェーン店本部にサーバお
よび端末装置が設置されている場合が対象となるエネル
ギー管理システムである。
【0085】図13に本発明の第1の実施の形態のエネ
ルギー管理システムの一部分の模式図を示す。図13に
おいて、チェーン店本部100には、サーバ110とサ
ーバ110に接続された端末装置120とが設置されて
いる。チェーン店店舗200には、主要構成要素とし
て、屋外に情報通信機能を有するキュービクル等の受電
設備201およびPHSモデム202が設置され、店内
にPOS端末装置203および有線のモデム204が設
置されている。チェーン店店舗260,270,280
も同様の構成を有している。
【0086】上記の受電設備201は、一般的な受変電
の機能の他に、通信機能、演算機能を有している。具体
的には、受電点と変圧器2次側、ならびにエネルギー端
末器から集められるエネルギー情報(データと警報)を
出力する。通信出力としては、少なくとも3回線(電
話、インターネット、POS)を有し、それぞれが有線
または無線に対応し、POS端末装置・PHSを含む電
話回線・インターネットへの出力ができる。また、集め
られた電力情報に基づきデマンド制御をかけるなどの機
能を有する。
【0087】図18に受変電の機能の他に、通信機能、
演算機能を有している受電設備201の模式図を示す。
図18において、2011は受変電部分、2012は受
変電部分2011に設けられた各種センサ、2013は
メモリを含むCPU、2014はデータ入力部、201
5はデータ出力部である。CPU2013は、センサ2
012の出力信号を基に、各種制御および各種警報を行
う機能を有する。データ入力部2014は、信号線を通
してエネルギー端末器からのエネルギー情報を受け取る
機能を有する。データ出力部2015は信号線を通して
外部へエネルギー情報を出力する機能を有する。上記に
おける受変電部分2011以外の部分が電力モニタに該
当する。
【0088】以上のような構成において、チェーン店本
部100とチェーン店店舗200との間では、電話回線
を用いて情報の受け渡しが行われる。チェーン店本部1
00のサーバ110からチェーン店店舗200のPOS
端末装置203へは、モデム204を介して必要データ
や各種演算ソフトウェアがダウンロードされ、これによ
ってPOS端末装置が203が適切な処理動作を行うこ
とになる。
【0089】また、チェーン店店舗200のPOS端末
装置203からチェーン店本部100のサーバ110へ
はモデム204を介して売り上げデータ等がアップロー
ドされる。これらのデータは、サーバ110に接続され
た端末装置120によってチェーン店本部100でチェ
ーン店店舗200毎に表示させることが可能である。
【0090】また、受電設備201からチェーン店本部
100のサーバ110へは、受電設備201にで得られ
た各種情報(各エネルギーデータ等)がPHSモデム2
02および電話回線を介してアップロードされる。これ
らのデータは、上記と同様に、チェーン店本部100の
端末装置120で表示させることができる。
【0091】また、受電設備201からPOS端末装置
203へも、各種情報(各エネルギーデータ、受電設備
制御信号、異常警報信号等)が送られる。これらのデー
タは、POS端末装置203の画面上で表示させること
ができる。チェーン店本部100と他のチェーン店店舗
260,270,280との間も、上記と同様である。
【0092】上記のような処理以外に、チェーン店本部
100では、サーバ110によって所定期間毎の消費エ
ネルギー量、所定期間毎の消費エネルギーの料金を算出
したり、第1の所定期間における消費エネルギーの料金
から第2の所定期間における予測消費エネルギーの料金
を算出したり、所定期間毎の省エネルギー貢献度を算出
する機能を有し、これによって得られた結果を端末装置
120で表示することができるとともに、POS回線を
通して、チェーン店店舗200のPOS端末装置203
の画面上に表示できるようにしている。なお、このよう
な機能は、チェーン店本部100から各種情報を受け取
るヘルプデスク300にもたせてもよい。
【0093】図14にチェーン店店舗200の詳細な模
式図を示す。図14において、チェーン店店舗200の
屋外には、上述した受電設備201の他に、屋外分電盤
205が設置され、受電設備201に電力線206を介
して屋外分電盤205が接続されている。屋外分電盤2
05には、外灯、エアコン室外機、看板等の負荷207
が電力線208を介して接続され、各負荷207に電力
が供給される。受電設備201と屋外分電盤205の間
の電力線206の途中には、屋外分電盤205への給電
を制御する制御ボックス209が挿入されている。制御
ボックス209の制御線210は、受電設備201に内
蔵されている電力モニタ(消費エネルギー計測装置)2
11に接続されている。
【0094】電力モニタ211は、過負荷、トランス温
度、漏洩電流を検出し、デマンド警報を発し、さらに制
御ボックス209へ制御信号を与える。制御ボックス2
09は、制御信号を受けて系統への給電をオンオフす
る。
【0095】また、屋外には、エネルギー端末器(消費
エネルギー計測装置)212が設置され、エネルギー端
末器212のセンサ部(CT等)が屋外分電盤205か
ら引き出された電力線208にそれぞれ装着され、各負
荷207の使用電力量情報がエネルギー端末器212で
検出できるようになっている。エネルギー端末器212
で得られた各負荷207の使用電力量情報は、通信線
(RS−485等)213を介して電力モニタ211へ
転送されるようになっている。このエネルギー端末器2
12は、他のエネルギー端末器の信号を中継する機能も
有しており、この例では、電気、水道、ガスの各情報が
電力モニタ211へ送られることになる。
【0096】電力モニタ211は、通信線(RS−48
5等)214およびPHSモデム202を介して上記の
電気、水道、ガスの各情報や各種警報がチェーン店本部
100のサーバ110および店内のPOS端末装置20
3に送られることになる。
【0097】また、チェーン店店舗200の店内には、
上記したPOS端末装置203等の他に、店内分電盤2
21が設置され、受電設備201に電力線222を介し
て店内分電盤221が接続されている。店内分電盤22
1には、店内照明、店内エアコン、端末機器(POS端
末装置)等の負荷223が電力線224を介して接続さ
れ、各負荷223に電力が供給される。
【0098】また、店内には、エネルギー端末器225
が設置され、エネルギー端末器225のセンサ部(CT
等)が店内分電盤221から引き出された電力線224
にそれぞれ装着され、各負荷223の使用電力量情報が
エネルギー端末器225で検出できるようになってい
る。エネルギー端末器225で得られた各負荷224の
使用電力量情報は、通信線(RS−485等)226を
介しエネルギー端末器212を経由して電力モニタ21
1へ転送されるようになっている。このエネルギー端末
器225は、水道メータ227およびガスメータ228
にも接続され、水道メータ227およびガスメータ22
8から出力されるパルス/アナログ入力を取り込むこと
で、各エリア水道使用量情報および各エリアガス使用量
情報を取り込み、それをエネルギー端末器212、電力
モニタ211を介してチェーン店本部100のサーバ1
10および店内のPOS端末装置(エネルギー表示装
置)203に送るようになっている。
【0099】POS端末装置203と受電設備201の
電力モニタ211との間では、モデム204およびPH
Sモデム214を介して受電設備制御信号や各エネルギ
ーデータのやりとりが行われる。この場合、POS端末
装置203から電力モニタ211へ受電設備制御信号が
送られ、電力モニタ211からPOS端末装置203へ
は各エネルギーデータ、警報信号等が送られる。
【0100】上記したエネルギー端末器225は、図1
9に示すように、CPU(メモリを含む)2251と、
センサ信号を入力する入力部2252と他のエネルギー
端末器からの信号を入力する入力部2253をと他のエ
ネルギー端末器もしくは受電設備へ信号を出力する出力
部2254を有している。そして、複数回路の電力、パ
ルス入力、アナログ入力による電気以外のエネルギー
(水道、ガス等)消費量を1台で同時に積算できる計測
器であり、データ出力ならびに中継機能を持ち、上記受
電設備201への接続ができる。
【0101】上記したPOS端末装置203の機能は、
一般的なPOS機能の他に、各データの集積/表示の機
能と、警報自動通報機能と、制御機能および制御信号送
信機能を有している。各データ集積/表示機能として
は、各種データの表示、各種データの演算/表示(予測
料金等)、全店舗における省エネルギー度ランキングの
産出、表示などがある。警報自動通報機能としては、各
警報出力機能がある。また、制御機能および制御信号送
信機能としては、各電気系統のオンオフ制御が考えられ
る。
【0102】図15に本発明の第1の実施の形態のエネ
ルギー管理システムの一部分の模式図を示す。図15に
おいて、チェーン店本部100には、サーバ110と端
末装置120が設けられており、ヘルプデスク(情報セ
ンター)300は、サーバ310とサーバ310に接続
された端末装置320を有しており、会員用データ表示
ウェブサイト330が設けられている。この会員用デー
タ表示ウェブサイト330については、POS端末装置
もしくはインターネットを利用してアクセスできるよう
になっていて、ヘルプデスク300が開設した会員用デ
ータ表示ウェブサイト330については、会員がアクセ
スできるようになっている。
【0103】チェーン店本部100からヘルプデスク3
00のサーバ310へは、チェーン店本部100に集め
られた各種データが転送され、ヘルプデスク300から
チェーン店本部100へは、各種エネルギー情報(統計
結果等も含む)や省エネルギー対策が提示されることに
なる。
【0104】図16に本発明の第1の実施の形態のエネ
ルギー管理システムの一部分の模式図を示す。図16に
おいて、チェーン店店舗200は、PHSモデム202
および電話回線を利用して最寄りの消防署などの緊急セ
ンター600に接続されていて、受電設備201の異常
発生時に、電話回線を通じて自動通報するようになって
いる。また、チェーン店店舗200は、PHSモデム2
02および電話回線を利用して契約先の保安業者(検針
センター)700に接続されていて、受電設備201の
異常発生時に、電話回線を通じて自動通報するようにな
っている。なお、保安業者700の場合には、担当者の
携帯端末に通報するようにしてもよい。この場合に、異
常の状態を併せて通報すれば、保安業者700が現場へ
行く前に異常の状態がわかるため、異常対策を速やかに
行うことができる。
【0105】図17に本発明の第1の実施の形態のエネ
ルギー管理システムの一部分の模式図を示す。図17に
おいて、複数の保安業者700,710,720は、イ
ンターネットを通じてヘルプデスク300の会員用ウェ
ブサイト330に接続することができ、各々契約先のチ
ェーン店もしくは需要家の各種エネルギー情報を受け取
ることができるようになっている。これによって、検針
業務を行う場合でも、現場に出かける必要がなくなる。
【0106】以下、本発明の第1の実施の形態のエネル
ギー管理システムについて、さらに詳しく説明する。
【0107】第1に、このエネルギー管理システムで
は、チェーン店店舗におけるエネルギー管理をPOS端
末装置を利用して行う。
【0108】具体的には、各チェーン店店舗で集められ
た各種エネルギー情報を受電設備からから出力し、PO
S端末装置に入力する。
【0109】POS端末装置には、あらかじめ、必要な
エネルギー管理のためのソフトウェアがインストールさ
れており、そのエネルギー管理ソフトウェアにより、そ
のチェーン店店舗について下記のような情報が得られ
る。
【0110】・その店舗におけるエネルギー消費量の実
態と過去との比較 ・光熱費の予測(個別とエネルギー毎) ・気象、時間帯、曜日毎の来客数の分布とエネルギー消
費の相関関係 上記のような情報が得られることで、設備の省エネルギ
ー計画に寄与する。
【0111】さらに、上記の情報に売上データの情報を
加味することにより、気象、時間帯、曜日、来客数の分
布、商品毎のエネルギー原単位(=売上高/エネルギー
消費量)管理が可能になり、商品陳列の企画や単価の検
討、よりきめ細かい省エネルギー化計画の立案などがで
きる。
【0112】また、受電設備より警報が発信された場合
は、POS端末装置の最上位画面に、例えば図20に示
すような、画面全体が点滅する警報発令画面が表示さ
れ、POS端末装置を手動で操作する(例えば、画面上
でマウスで所定の位置をクリックする)ことにより、図
21に示すように系統図を描いた画面を表示させ、警報
が発生した箇所に該当するシンボル(例えばオーブンを
示すシンボル)を点滅させれば、異常警報の発生した位
置を知ることができ、また警報の内容を区別できるよう
に、警報内容を画面上に併せて表示するようにすれば、
警報の内容を知ることもできる。
【0113】一方、受電設備におけるデマンド監視等の
結果、受電設備より制御信号が発信された場合は、PO
S端末装置の画面上にの適当な箇所に制御中の表示をさ
せることができる。また、制御中の表示がなされた画面
上の、制御中の表示の部分をマウスでクリックする等、
何らかの入力操作を行うことで、その画面から制御され
ている負荷の同定画面と制御可能な全負荷の過去の制御
履歴画面へ移ることができる。なお、制御可能な全負荷
の過去の制御履歴画面としては、例えば図22に示すよ
うなものが考えられる。
【0114】第2に、このエネルギー管理システムで
は、POS回線を使って各チェーン店店舗のエネルギー
情報をチェーン店本部へ送って集約することによって、
すべてのチェーン店店舗のエネルギー管理ができる。
【0115】すなわち、POS回線で各チェーン店店舗
のエネルギー情報をチェーン店本部で吸い上げることに
よって、全体のエネルギー管理が可能となる。
【0116】また、各チェーン店店舗毎のエネルギー管
理をチェーン店本部でも確認ができ、さらに総合計の表
示やそれぞれの管理項目における全体情報(統計的情
報)が得られる。
【0117】また、管理項目毎に店舗ランキングを表示
することが可能であり、このデータがPOS回線を通し
て各チェーン店店舗へフィードバックすることができ
る。したがって、各チェーン店店舗において、全てのチ
ェーン店店舗のエネルギー管理ランキング(例えば、省
エネルギー貢献度のランキング等)を見ることができ
る。
【0118】また、各チェーン店店舗で展開されるエネ
ルギー原単位管理をベースにした商品陳列の企画や単価
の検討、よりきめ細かい省エネルギー計画の立案を統括
して行うことがもでき、より科学的な事業展開が可能に
なる。
【0119】さらに、チャンピオンデータを目標に、チ
ェーン店店舗間の省エネコンペなどの活動が可能になる
ため、チェーン店全体のエネルギー量の削減につなが
る。
【0120】また、地域によりエネルギー単価が異なる
場合に備えて、独自の通貨単位をシステム内で共用し、
指数評価をすることもできる。
【0121】また、チェーン店全体でのEMS(Energy
Management System)活動のエネルギー管理もこれによ
り実現し易くなる(ISO140001)。
【0122】また、電力契約のエリア制限が撤廃されれ
ば、チェーン店全体の電力供給の一括契約や、チェーン
店本部が売電事業を兼業する場合に、電気料金を最小限
まで削減することも可能である。
【0123】第3に、このエネルギー管理システムで
は、チェーン店本部とヘルプデスク(情報センター)と
の間でデータ通信を行うことで各種の省エネルギーサー
ビス・データ配信サービス展開が可能となる。
【0124】また、ヘルプデスクを設け、省エネサービ
ス、システムメンテナンスを同時に果たす。
【0125】また、ヘルプデスクでチェーン店本部に収
集されたデータを共有し、独自のソフトにより、省エネ
計画シミュレーションやより高度なエネルギー分析を行
い、省エネルギー対策をチェーン店本部などに提案する
ことで、別契約として契約料、省エネ成果にに応じた料
金をチェーン店より徴収することも可能である。
【0126】また、エネルギー管理システムの不具合解
消法、操作方法などの説明は、チェーン店本部を介して
ヘルプデスクに入り、ここでオペレータによりアドバイ
スが受けられる。
【0127】また、各チェーン店店舗からの個別問い合
わせもチェーン店本部POS回線・ヘルプデスク回線を
経てヘルプデスクで処理することができ、それぞれがチ
ェーン店本部とヘルプデスクで処理することができ、そ
れぞれがチェーン店本部とヘルプデスクとでQ&Aとし
て蓄積され、会員用データ表示用ウェブサイトまたは各
POS端末装置で閲覧ができる。
【0128】また、エネルギー管理システムの修復、チ
ェーン店本部のソフトウェア・POS端末装置内ソフト
ウェアのアップグレードはこの通信網を通してヘルプデ
スクより行う。
【0129】また、保安業者への各種データの配信サー
ビスと省エネ支援サービスをヘルプデスクで行うことが
できる。具体的には、例えばヘルプデスクのデータを電
気管理技術者などの保安業者用に提供するデータ配信事
業を行う。このデータは、保安業者で設備のプリメンテ
ナンス情報として利用することができる。なお、このデ
ータは前述のウェブサイト上からダウンロードでき、デ
ータ量に応じた課金を保安業者に対して行うことができ
る。
【0130】また、警報、制御情報は、POS回線を通
さず、受電設備より直接保安業者に出力するようにす
る。受電設備からの出力は基本的には、PHSなど無線
による公衆回線を用いるが、iモード携帯電話、PDA
などの携帯情報端末へ通報することが好ましい。
【0131】この際、送信された情報は、携帯情報端末
の地図を表示した画面上でビーコンで表示され、その内
容が文章で表現される。
【0132】第4に、本エネルギー管理システムでは、
受電設備または負荷に異常が発生して受電設備から警報
が発生されたときに、緊急連絡先(最寄りの消防署等の
緊急センター、保安業者等)へ自動通報が行われる。
【0133】その手法としては、例えば受電設備の電話
回線出力機能を使って特定の警報をあらかじめ登録され
た緊急連絡先へ自動通報するということで実現できる。
【0134】例えば、受電設備から発する警報のうち、
甚だしい漏洩電流やトランスの異常発熱などの火災の原
因となる重度の警報はあらかじめ設定された所轄消防
署、店長、保安管理責任者などに同時に警報を発信する
ことが好ましい。なお、ファックス設定した場合には、
地図上の位置表示と一緒に発生時刻、状況を表現した用
紙が連絡先のファックスより出力される。
【0135】つぎに、チェーン店店舗のPOS端末装置
もしくはチェーン店本部の端末装置で表示される画面に
ついて、図23から図27を参照しながら説明する。な
お、以下のような画面を表示するための演算処理は、例
えばチェーン店本部100のサーバ110で行われ、演
算結果をチェーン店店舗200へ送ることで、チェーン
店店舗200のPOS端末装置203の画面上に表示す
ることができる。当然、端末装置120上にも表示する
ことができる。また、画面を表示するための演算処理
は、ヘルプデスク300のサーバ310で行うこともで
きる。それを端末装置320で表示することができ、さ
らに、電話回線、POS回線を通してチェーン店本部1
00のサーバ110へ送ることで、端末装置120で表
示させることができ、さらに、各チェーン店店舗200
のPOS端末装置203上でも表示させることができ
る。後述する需要家および需要家本部の実施の形態の場
合も、演算処理の手順、表示の手順等はチェーン店の場
合と同様である。
【0136】図23は、エネルギー消費実態を店舗別に
グラフ表示したものであり、各チェーン店店舗では、自
店の分だけ表示されるが、チェーン店本部では、全ての
チェーン店店舗の分が表示可能である。エネルギー消費
実態としては、電気、水道、ガス毎に、また月別、日別
に表示できる。図23では、日別の電力使用量(本日の
24時間分と昨年同日の24時間分)を日別に表示して
いるが、画面上の「月別」、「日別」、「電気」,「水
道」、「ガス」の部分をクリックすることで、任意に選
択表示させることができる。
【0137】図24は、エネルギー消費料金実態を店舗
別にグラフ表示したものであり、各チェーン店店舗で
は、自店の分だけ表示されるが、チェーン店本部では、
全てのチェーン店店舗の分が表示可能である。エネルギ
ー消費料金実態としては、電気、水道、ガス毎に、総エ
ネルギーで、また月別、日別に表示できる。図24で
は、月別の電力使用料金、水道使用料金、ガス使用料金
(7月の1日から9日までの9日分と昨年同月の同日分
のみ)が表示されているが、画面上の「月別」、「日
別」、「電気」,「水道」、「ガス」、「総エネルギ
ー」の部分をクリックすることで、任意に選択表示させ
ることができる。また、同画面上には、7月9日現在に
おける総エネルギー使用料金と、7月9日現在における
今月の総エネルギー予測料金と、7月度の総エネルギー
目標料金が表示されている。
【0138】図25は、エネルギー消費料金累積表示を
店舗別にグラフ表示したものであり、各チェーン店店舗
では、自店の分だけ表示されるが、チェーン店本部で
は、全てのチェーン店店舗の分が表示可能である。エネ
ルギー消費料金累計表示としては、電気、水道、ガス毎
に、総エネルギーで、また月別に表示できる。図25で
は、月別の電力使用料金、水道使用料金、ガス使用料金
(7月の1日か9日まで9日分)の実績と目標料金とが
表示されているが、画面上の「電気」,「水道」、「ガ
ス」、「総エネルギー」の部分をクリックすることで、
任意に選択表示させることができる。また、同画面上に
は、7月9日現在における総エネルギー使用料金と、7
月9日現在における今月の総エネルギー予測料金と、7
月度の総エネルギー目標料金が表示されている。
【0139】図26は、エネルギー(電力料金)と来客
数の関係を店舗別にグラフ表示したものである。具体的
には、各日の来客人数が棒グラフで表示され、電気料金
/来客人数の比が折れ線グラフで表示されている。各チ
ェーン店店舗では、自店の分だけ表示されるが、チェー
ン店本部では、全てのチェーン店店舗の分が表示可能で
ある。図26では、月別に表示しているが、日別に表示
することもできる。
【0140】図27はエネルギー貢献度を店舗別にグラ
フ表示したものである。具体的には、電気料金省エネル
ギー貢献度を表示している。各チェーン店店舗では、自
店の分だけ表示されるが、チェーン店本部では、全ての
チェーン店店舗の分が表示可能である。図27では、月
別に表示しているが、日別に表示することもできる。ま
た、エネルギー貢献度としては、電気料金省エネルギー
貢献度の他に水道料金エネルギー貢献度、ガス料金エネ
ルギー貢献度、総エネルギー料金エネルギー貢献度につ
いても同様に表示することができる。また、上記の各店
舗毎のエネルギー貢献度をチェーン店全体でランキング
表示をすることも可能である。この場合には、店舗間で
省エネルギー化達成度合いを競争させることができ、省
エネルギー化を推進することができる。また、省エネル
ギー貢献度に目標値を設定することによっても、省エネ
ルギー化を推進することができる。
【0141】なお、例えば電気料金エネルギー貢献度と
いうは、例えば昨年同日電気料金から当日の電気料金を
減じたものと定義される。他のエネルギー貢献度につい
ても同様である。また、基準を料金ではなく、使用量と
してもよい。
【0142】この実施の形態のエネルギー管理システム
よれば、チェーン店店舗200で消費されるエネルギー
を計測する消費エネルギー計測装置である電力モニタ2
11またはエネルギー端末器212,225と、電力モ
ニタ211またはエネルギー端末器212,225の計
測出力を受けてエネルギーを表示する消費エネルギー表
示装置であるPOS端末装置203とを備えているの
で、既存のPOS端末装置203で消費エネルギーの状
況が確認でき、別途消費エネルギー表示装置を設置する
スペースが省け、省エネルギー化も図れる。
【0143】また、各チェーン店店舗200で消費され
るエネルギーを計測する電力モニタ211またはエネル
ギー端末器212,225と、電力モニタ211または
エネルギー端末器212,225の計測出力を受けて各
チェーン店店舗200で消費されたエネルギーをチェー
ン店店舗200毎に表示する消費エネルギー表示装置で
ある端末装置120を設けたチェーン店本部100とを
備えているので、チェーン店本部100は各チェーン店
店舗200で消費されるエネルギーを確認でき、各チェ
ーン店店舗200によるバラツキや省エネルギー状況を
知ることができる。
【0144】また、各チェーン店店舗200で消費され
るエネルギーを計測する電力モニタ211またはエネル
ギー端末器212,225と、電力モニタ211または
エネルギー端末器212,225の計測出力を受けて各
チェーン店店舗200で消費されたエネルギーをチェー
ン店店舗200毎に表示する消費エネルギー表示装置で
ある端末装置120を設けたチェーン店本部100とを
備え、端末装置120がチェーン店店舗200に設置さ
れたPOS端末装置203との間でデータの受け渡しを
行うサーバ110に接続されていて、電力モニタ211
またはエネルギー端末器212,225の計測出力はP
OS端末装置203およびサーバ110を介して端末装
置120に送られるので、チェーン店本部100は各チ
ェーン店店舗200で消費されるエネルギーを確認で
き、各チェーン店店舗200による消費エネルギーのバ
ラツキや省エネルギー状況を知ることができる。また、
既存の端末装置120でエネルギーの消費状況を確認で
きるため、別途消費エネルギー表示装置を設置するスペ
ースが省ける。
【0145】また、各チェーン店店舗200で消費され
るエネルギーを計測する電力モニタ211またはエネル
ギー端末器212,225と、電力モニタ211または
エネルギー端末器212,225の計測出力を受けて各
チェーン店店舗200で消費されたエネルギーをチェー
ン店店舗200毎に表示する端末装置120を設けたチ
ェーン店本部100と、チェーン店本部100から受け
取るチェーン店店舗200毎の消費エネルギーデータに
基づいて省エネルギー対策を提案する情報センターであ
るヘルプデスク300とを備えているので、チェーン店
本部100は各チェーン店店舗200で消費されるエネ
ルギーを確認でき、各チェーン店店舗200によるバラ
ツキや省エネルギー状況を知ることができる。また、ヘ
ルプデスク300は各チェーン店店舗200で消費され
るエネルギーの差から、各チェーン店店舗200におけ
る省エネルギー化の提案を行うことができる。
【0146】また、各チェーン店店舗200で消費され
るエネルギーを計測する電力モニタ211またはエネル
ギー端末器212,225と、電力モニタ211または
エネルギー端末器212,225の計測出力を受けて各
チェーン店店舗200で消費されたエネルギーをチェー
ン店店舗200毎に表示する端末装置120を設けたチ
ェーン店本部100と、各チェーン店店舗200が消費
するエネルギー量を検針する検針センターである保安業
者700と、チェーン店本部100から受け取るチェー
ン店店舗200毎の消費エネルギーデータを保安業者7
00に提供するヘルプデスク300とを備えているの
で、チェーン店本部100は各チェーン店店舗200で
消費されるエネルギーを確認できるため、各チェーン店
店舗200によるバラツキや省エネルギー状況を知るこ
とができる。また、保安業者700のの検針者はチェー
ン店店舗200に出向いて検針する必要がなく、効率的
に検針作業ができる。また、検針者が出向く必要がない
ため車の排気ガスの低減や渋滞の緩和に貢献できる。
【0147】また、チェーン店店舗200で消費される
エネルギーを計測する電力モニタ211またはエネルギ
ー端末器212,225と、電力モニタ211またはエ
ネルギー端末器212,225の計測出力を受けて計測
された消費エネルギー量が異常であれば緊急センター6
00へ自動通報する警報手段としての電力モニタ211
とを備えているので、異常時は緊急センター600へ自
動通報され、被害を最小限にできる。
【0148】また、消費エネルギー計測装置である電力
モニタ211は、受電設備201に組み込まれているの
で、その部分では消費エネルギー計測装置の新たな設置
スペースが不要である。
【0149】また、エネルギーとしては、電気,水道,
ガスが管理対象となり、電気,水道,ガスという主要な
エネルギーの消費状況により、適切な省エネルギー化が
図れる。
【0150】また、エネルギー端末器212,225
は、チェーン店店舗200内における所定の負荷毎の消
費エネルギーを表示する構成としているので、チェーン
店店舗200は、所定の負荷毎の消費エネルギー情報を
得ることができ、より効率的に消費エネルギーの状況が
分析でき、適切な省エネルギー化が図れる。
【0151】また、チェーン店本部100は、所定期間
毎の消費エネルギー量を算出することによって、どの期
間にエネルギー消費が多いか判断でき、適切な省エネル
ギー対策が図れる。
【0152】また、チェーン店本部100は、所定期間
毎の消費エネルギーの料金を算出することによって、コ
スト的な判断ができ、より適切な省エネルギー対策が図
れる。
【0153】また、チェーン店本部100は、第1の所
定期間における消費エネルギーの料金から第2の所定期
間における予測消費エネルギーの料金を算出することに
よって、目標の消費エネルギーの料金との比較が容易に
でき、省エネルギー対策が図れる。
【0154】また、チェーン店本部100は、所定期間
毎の消費エネルギーと来客数との相関関係を算出するこ
とにより、消費エネルギー単位当たりの来客数データか
ら消費エネルギーの効率を算出でき、それに基づいて容
易に省エネルギー対策が図れる。
【0155】また、チェーン店本部100は、所定期間
毎の省エネルギー貢献度を算出することにより、省エネ
ルギー貢献度のチャンピオン店舗を選定でき、各チェー
ン店店舗200の啓蒙が図れ、各チェーン店店舗200
の省エネルギー対策が図れる。
【0156】また、ヘルプデスク300は、所定期間毎
の消費エネルギー量を算出することによって、どの期間
にエネルギー消費が多いか判断でき、適切な省エネルギ
ー対策を提案できる。
【0157】また、ヘルプデスク300は、所定期間毎
の消費エネルギーの料金を算出することによって、コス
ト的な判断ができ、より適切な省エネルギー対策を提案
できる。
【0158】また、ヘルプデスク300は、第1の所定
期間における消費エネルギーの料金から第2の所定期間
における予測消費エネルギーの料金を算出することによ
り、目標の消費エネルギーの料金との比較が容易にで
き、省エネルギー対策を提案できる。
【0159】また、ヘルプデスク300は、所定期間毎
の消費エネルギーと来客数との相関関係を算出すること
により、消費エネルギー単位当たりの来客数データから
消費エネルギーの効率を算出でき、それに基づいて容易
に省エネルギー対策を提案できる。
【0160】また、ヘルプデスク300は、所定期間毎
の省エネルギー貢献度を算出することにより、省エネル
ギー貢献度のチャンピオン店舗を選定でき、各チェーン
店店舗200の啓蒙が図れ、各チェーン店店舗200の
省エネルギー対策を提案できる。
【0161】また、緊急センターWへ自動通報された場
合、警報手段である電力モニタ211は自動通報された
旨をPOS端末装置203等に表示することにより、緊
急事態であることが容易に確認でき、その原因を知るこ
とにより、適切な対応ができる。
【0162】[第2の実施の形態]以下に説明する実施
の形態は、銀行、学校、病院など、一般的な需要家およ
び需要家本部を対象とするエネルギー管理システムであ
る。
【0163】図28に本発明の第2の実施の形態のエネ
ルギー管理システムの一部分の模式図を示す。図28に
おいて、需要家本部500には、サーバ510とサーバ
510に対して接続された端末装置520とが設置され
ている。需要家400には、主要構成要素として、屋外
に情報通信機能を有するキュービクル等の受電設備40
1およびPHSモデム402が設置され、店内に情報端
末装置403および有線のモデム404が設置されてい
る。需要家460,470,480も同様の構成を有し
ている。
【0164】上記の受電設備401は、一般的な受変電
の機能の他に、通信機能、演算機能を有している。具体
的には、受電点と変圧器2次側、ならびにエネルギー端
末器から集められるエネルギー情報(データと警報)を
出力する。通信出力としては、少なくとも2回線(電
話、インターネット)を有し、それぞれが有線または無
線に対応し、情報端末装置・PHSを含む電話回線・イ
ンターネットへの出力ができる。また、集められた電力
情報に基づきデマンド制御をかけるなどの機能を有す
る。なお、受電設備401の具体的な構成は図18に示
したものと同様である。
【0165】以上のような構成において、需要家本部5
00と需要家400との間では、電話回線を用いて情報
の受け渡しが行われる。需要家本部500のサーバ51
0から需要家400の情報端末装置403へは、モデム
404を介して必要データや各種演算ソフトウェアがダ
ウンロードされ、これによって情報端末装置が403が
適切な処理動作を行うことになる。
【0166】また、需要家400の情報端末装置403
から需要家本部500のサーバ510へはモデム404
を介して生産物情報等がアップロードされる。これらの
データは、サーバに510に接続された端末装置520
によって需要家本部500で需要家400毎に表示させ
ることが可能である。
【0167】また、受電設備401から需要家本部50
0のサーバ510へは、受電設備401にで得られた各
種情報(各エネルギーデータ等)がPHSモデム402
および電話回線を介してアップロードされる。これらの
データは、上記と同様に、需要家本部500の端末装置
520で表示させることができる。なお、このような機
能は、需要家本部500から各種情報を受け取るヘルプ
デスク300にもたせてもよい。
【0168】また、受電設備401から情報端末装置4
03へも、各種情報(各エネルギーデータ、受電設備制
御信号、異常警報信号等)が送られる。これらのデータ
は、情報端末装置403の画面上で表示させることがで
きる。需要家本部500と他の需要家460,470,
480との間も、上記と同様である。
【0169】上記のような処理以外に、需要家本部50
0では、サーバ510によって所定期間毎の消費エネル
ギー量、所定期間毎の消費エネルギーの料金を算出した
り、第1の所定期間における消費エネルギーの料金から
第2の所定期間における予測消費エネルギーの料金を算
出したり、所定期間毎の省エネルギー貢献度を算出する
機能を有し、これによって得られた結果を端末装置52
0で表示することができるとともに、電話回線を通し
て、需要家400の情報端末装置403の画面上に表示
できるようにしている。
【0170】図29に需要家400の詳細な模式図を示
す。図29において、需要家400の屋外には、上述し
た受電設備401の他に、屋外分電盤405が設置さ
れ、受電設備401に電力線406を介して屋外分電盤
405が接続されている。屋外分電盤405には、外
灯、エアコン室外機、看板等の負荷407が電力線40
8を介して接続され、各負荷407に電力が供給され
る。受電設備401と屋外分電盤405の間の電力線4
06の途中には、屋外分電盤405への給電を制御する
制御ボックス409が挿入されている。制御ボックス4
09の制御線410は、受電設備401に内蔵されてい
る電力モニタ(消費エネルギー計測装置)411に接続
されている。
【0171】電力モニタ411は、過負荷、トランス温
度、漏洩電流を検出し、デマンド警報を発し、さらに制
御ボックス409へ制御信号を与える。制御ボックス4
09は、制御信号を受けて系統への給電をオンオフす
る。
【0172】また、屋外には、エネルギー端末器(消費
エネルギー計測装置)412が設置され、エネルギー端
末器412のセンサ部(CT等)が屋外分電盤405か
ら引き出された電力線408にそれぞれ装着され、各負
荷407の使用電力量情報がエネルギー端末器412で
検出できるようになっている。エネルギー端末器412
で得られた各負荷407の使用電力量情報は、通信線
(RS−485等)413を介して電力モニタ411へ
転送されるようになっている。このエネルギー端末器4
12は、他のエネルギー端末器の信号を中継する機能も
有しており、この例では、電気、水道、ガスの各情報が
電力モニタ411へ送られることになる。
【0173】電力モニタ411は、通信線(RS−48
5等)414およびPHSモデム402を介して上記の
電気、水道、ガスの各情報や各種警報が需要家本部50
0のサーバ510および店内の情報端末装置403に送
られることになる。
【0174】また、需要家400の屋内には、上記した
情報端末装置403等の他に、屋内分電盤421が設置
され、受電設備401に電力線422を介して屋内分電
盤421が接続されている。屋内分電盤421には、屋
内照明、店内エアコン、端末機器(情報端末装置)等の
負荷423が電力線424を介して接続され、各負荷4
23に電力が供給される。
【0175】また、屋内には、エネルギー端末器425
が設置され、エネルギー端末器425のセンサ部(CT
等)が屋内分電盤421から引き出された電力線424
にそれぞれ装着され、各負荷423の使用電力量情報が
エネルギー端末器425で検出できるようになってい
る。エネルギー端末器425で得られた各負荷424の
使用電力量情報は、通信線(RS−485等)426を
介しエネルギー端末器412を経由して電力モニタ41
1へ転送されるようになっている。このエネルギー端末
器425は、水道メータ427およびガスメータ428
にも接続され、水道メータ427およびガスメータ42
8から出力されるパルス/アナログ入力を取り込むこと
で、各エリア水道使用量情報および各エリアガス使用量
情報を取り込み、それをエネルギー端末器412、電力
モニタ411を介して需要家本部500のサーバ510
および店内の情報端末装置(エネルギー表示装置)40
3に送るようになっている。
【0176】情報端末装置403と受電設備401の電
力モニタ411との間では、モデム404およびPHS
モデム414を介して受電設備制御信号や各エネルギー
データのやりとりが行われる。この場合、情報端末装置
403から電力モニタ411へ受電設備制御信号が送ら
れ、電力モニタ411から情報端末装置403へは各エ
ネルギーデータ、警報信号等が送られる。上記したエネ
ルギー端末器425は、図19に示したものと同様であ
る。
【0177】上記した情報端末装置403の機能は、一
般的な情報通信機能の他に、各データの集積/表示の機
能と、警報自動通報機能と、制御機能および制御信号送
信機能を有している。各データ集積/表示機能として
は、各種データの表示、各種データの演算/表示(予測
料金等)、全需要家における省エネルギー度ランキング
の産出、表示などがある。警報自動通報機能としては、
各警報出力機能がある。また、制御機能および制御信号
送信機能としては、各電気系統のオンオフ制御が考えら
れる。
【0178】図30に本発明の第2の実施の形態のエネ
ルギー管理システムの一部分の模式図を示す。図30に
おいて、需要家本部500には、サーバ510と端末装
置520が設けられており、ヘルプデスク(情報センタ
ー)300は、サーバ310とサーバ310に接続され
た端末装置320を有しており、会員用データ表示ウェ
ブサイト330が設けられている。この会員用データ表
示ウェブサイト330については、情報端末装置403
からインターネットを利用してアクセスできるようにな
っていて、ヘルプデスク300が開設した会員用データ
表示ウェブサイト330については、会員がアクセスで
きるようになっている。
【0179】需要家本部500からヘルプデスク300
のサーバ310へは、需要家本部500に集められた各
種データが転送され、ヘルプデスク300から需要家本
部500へは、各種エネルギー情報(統計結果等も含
む)や省エネルギー対策が提示されることになる。
【0180】また、需要家400には、受電設備401
およびPHSモデム402が設けられており、さらに図
示はしないが、情報端末装置を有している。需要家40
0からヘルプデスク300へは、受電設備401の電力
モニタから得られた各エネルギーデータ(需要家のデー
タと同様のもの)などが電話回線を通して送られる。ま
た、ヘルプデスク300から需要家400へは、必要デ
ータや各種演算ソフトウェア、各種エネルギー情報(統
計的な情報)が送られ、また、省エネルギー提案が行わ
れる。
【0181】図31に本発明の第2の実施の形態のエネ
ルギー管理システムの一部分の模式図を示す。図31に
おいて、需要家400は、PHSモデム402および電
話回線を利用して最寄りの消防署などの緊急センター6
00に接続されていて、受電設備401の異常発生時
に、電話回線を通じて自動通報するようになっている。
また、需要家400は、PHSモデム402および電話
回線を利用して契約先の保安業者(検針センター)70
0に接続されていて、受電設備401の異常発生時に、
電話回線を通じて自動通報するようになっている。な
お、保安業者700の場合には、担当者の携帯端末に通
報するようにしてもよい。この場合に、異常の状態を併
せて通報すれば、保安業者700が現場へ行く前に異常
の状態がわかるため、異常対策を速やかに行うことがで
きる。
【0182】なお、ヘルプデスク300と複数の保安業
者700,710,720との関係については、図17
で説明したとおりであり、詳しい説明は省略する。
【0183】以下、本発明の第2の実施の形態のエネル
ギー管理システムについて、さらに詳しく説明する。
【0184】第1に、このエネルギー管理システムで
は、需要家におけるエネルギー管理を情報端末装置を利
用して行う。
【0185】具体的には、各需要家で集められた各種エ
ネルギー情報を受電設備からから出力し、情報端末装置
に入力する。
【0186】情報端末装置には、あらかじめ、必要なエ
ネルギー管理のためのソフトウェアがインストールされ
ており、そのエネルギー管理ソフトウェアにより、その
需要家について下記のような情報が得られる。
【0187】・その需要家におけるエネルギー消費量の
実態と過去との比較 ・光熱費の予測(個別とエネルギー毎) ・気象、時間帯とエネルギー消費の相関関係 上記のような情報が得られることで、設備の省エネルギ
ー計画に寄与する。
【0188】また、受電設備より警報が発信された場合
は、情報端末装置の最上位画面に、例えば図20に示す
ような、画面全体が点滅する警報発令画面が表示され、
情報端末装置を手動で操作する(例えば、画面上でマウ
スで所定の位置をクリックする)ことにより、系統図を
描いた画面を表示させ、警報が発生した箇所に該当する
シンボルを点滅させれば、異常警報の発生した位置を知
ることができ、また警報の内容を区別できるように、警
報内容を画面上に併せて表示するようにすれば、警報の
内容を知ることもできる。
【0189】一方、受電設備におけるデマンド監視等の
結果、受電設備より制御信号が発信された場合は、情報
端末装置の画面上にの適当な箇所に制御中の表示をさせ
ることができる。また、制御中の表示がなされた画面上
の、制御中の表示の部分をマウスでクリックする等、何
らかの入力操作を行うことで、その画面から制御されて
いる負荷の同定画面と制御可能な全負荷の過去の制御履
歴画面へ移ることができる。なお、制御可能な全負荷の
過去の制御履歴画面としては、例えば図22に示すよう
なものが考えられる。
【0190】第2に、このエネルギー管理システムで
は、例えばインターネットを使って各需要家のエネルギ
ー情報を需要家本部へ送って集約することによって、す
べての需要家のエネルギー管理ができる。
【0191】すなわち、インターネットで各需要家のエ
ネルギー情報を需要家本部で吸い上げることによって、
全体のエネルギー管理が可能となる。
【0192】また、各需要家毎のエネルギー管理を需要
家本部でも確認ができ、さらに総合計の表示やそれぞれ
の管理項目における全体情報(統計的情報)が得られ
る。
【0193】また、管理項目毎に店舗ランキングを表示
することが可能であり、このデータがインターネットを
を通して各需要家へフィードバックすることができる。
したがって、各需要家において、全ての需要家のエネル
ギー管理ランキングを見ることができる。
【0194】さらに、チャンピオンデータを目標に、需
要家間の省エネコンペなどの活動が可能になるため、チ
ェーン店全体のエネルギー量の削減につながる。
【0195】また、地域によりエネルギー単価が異なる
場合に備えて、独自の通貨単位をシステム内で共用し、
指数評価をすることもできる。
【0196】また、需要家全体でのEMS活動のエネル
ギー管理もこれにより実現し易くなる(ISO1400
01)。
【0197】また、電力契約のエリア制限が撤廃されれ
ば、需要家店全体の電力供給の一括契約や、需要家本部
が売電事業を兼業する場合に、電気料金を最小限まで削
減することも可能である。
【0198】第3に、このエネルギー管理システムで
は、需要家本部とヘルプデスク(情報センター)との間
でデータ通信を行うことで各種の省エネルギーサービス
・データ配信サービス展開が可能となる。
【0199】また、ヘルプデスクを設け、省エネサービ
ス、システムメンテナンスを同時に果たす。
【0200】また、ヘルプデスクで需要家本部に収集さ
れたデータを共有し、独自のソフトにより、省エネ計画
シミュレーションやより高度なエネルギー分析を行い、
省エネルギー対策を需要家本部あるいは需要家毎に提案
することで、別契約として契約料、省エネ成果にに応じ
た料金を需要家より徴収することも可能である。
【0201】また、エネルギー管理システムの不具合解
消法、操作方法などの説明は、需要家本部を介してヘル
プデスクに入り、ここでオペレータによりアドバイスが
受けられる。
【0202】また、各需要家からの個別問い合わせもイ
ンターネットを利用してヘルプデスクで処理することが
でき、それぞれが需要家本部とヘルプデスクで処理する
ことができ、それぞれが需要家本部とヘルプデスクとで
Q&Aとして蓄積され、会員用データ表示用ウェブサイ
トで閲覧ができる。
【0203】また、エネルギー管理システムの修復、需
要家本部のソフトウェア・情報端末装置内ソフトウェア
のアップグレードはこの通信網を通してヘルプデスクよ
り行う。
【0204】また、保安業者への各種データの配信サー
ビスと省エネ支援サービスをヘルプデスクで行うことが
できる。具体的には、例えばヘルプデスクのデータを電
気管理技術者などの保安業者用に提供するデータ配信事
業を行う。このデータは、保安業者で設備のプリメンテ
ナンス情報として利用することができる。なお、このデ
ータは前述のウェブサイト上からダウンロードでき、デ
ータ量に応じた課金を保安業者に対して行うことができ
る。
【0205】また、警報、制御情報は、受電設備より直
接保安業者に出力するようにする。受電設備からの出力
は基本的には、PHSなど無線による公衆回線を用いる
が、iモード携帯電話、PDAなどの携帯情報端末へ通
報することが好ましいこの際、送信された情報は、携帯
情報端末の地図を表示した画面上でビーコンで表示さ
れ、その内容が文章で表現される。
【0206】第4に、本エネルギー管理システムでは、
受電設備または負荷に異常が発生して受電設備から警報
が発生されたときに、緊急連絡先(最寄りの消防署等の
緊急センター)へ自動通報が行われる。
【0207】その手法としては、例えば受電設備の電話
回線出力機能を使って特定の警報をあらかじめ登録され
た緊急連絡先へ自動通報するということで実現できる。
【0208】例えば、受電設備から発する警報のうち、
甚だしい漏洩電流やトランスの異常発熱などの火災の原
因となる重度の警報はあらかじめ設定された所轄消防
署、店長、保安管理責任者などに同時に警報を発信する
ことが好ましい。なお、ファックス設定した場合には、
地図上の位置表示と一緒に発生時刻、状況を表現した用
紙が連絡先のファックスより出力される。
【0209】つぎに、需要家の情報端末装置もしくは需
要家本部の端末装置で表示される画面について、第1の
実施の形態で説明した図23から図27までと同様であ
る。
【0210】この実施の形態のエネルギー管理システム
によれば、需要家400で消費されるエネルギーを計測
する消費エネルギー計測装置である電力モニタ411ま
たはエネルギー端末器412,425と、電力モニタ4
11またはエネルギー端末器412,425の計測出力
を受けてエネルギーを表示する消費エネルギー表示装置
である情報端末装置403とを備え、情報端末装置40
3はさらに需要家400の生産物情報も表示するように
しているので、需要家400はエネルギーの消費状況と
生産物との関係を表示で確認でき、省エネルギー化が図
れる。
【0211】また、各需要家400で消費されるエネル
ギーを計測する電力モニタ411またはエネルギー端末
器412,425と、電力モニタ411またはエネルギ
ー端末器412,425のの計測出力を受けて各需要家
400で消費されたエネルギーを需要家400毎に表示
する消費エネルギー表示装置である端末装置520を設
けた需要家本部500とを備えているので、需要家本部
500は各需要家400で消費されるエネルギーを確認
でき、各需要家400によるバラツキや省エネルギー状
況を知ることができる。
【0212】また、各需要家400で消費されるエネル
ギーを計測する電力モニタ411またはエネルギー端末
器412,425と、電力モニタ411またはエネルギ
ー端末器412,425の計測出力を受けて各需要家4
00で消費されたエネルギーを需要家400毎に表示す
る端末装置520を設けた需要家本部500とを備え、
端末装置520は、さらに需要家400の生産物情報も
表示するようにしているので、需要家本部500は各需
要家400で消費されるエネルギーを確認でき、各需要
家400における消費エネルギーのバラツキや省エネル
ギー状況を知ることができる。また、エネルギーの消費
状況と生産物との関係を各需要家400毎に表示で確認
できるため、各需要家400の生産物情報とエネルギー
消費量との関係から、より適切な各需要家400におけ
る省エネルギー化を推進できる。
【0213】また、各需要家400で消費されるエネル
ギーを計測する電力モニタ411またはエネルギー端末
器412,425と、電力モニタ411またはエネルギ
ー端末器412,425の計測出力を受けて各需要家4
00で消費されたエネルギーを需要家400毎に表示す
る端末装置520を設けた需要家本部500と、需要家
本部500から受け取る需要家400毎の消費エネルギ
ーデータに基づいて省エネルギー対策を提案する情報セ
ンターであるヘルプデスク300とを備えているので、
需要家本部500は各需要家400で消費されるエネル
ギーを確認でき、各需要家400における消費エネルギ
ーのバラツキや省エネルギー状況を知ることができる。
また、ヘルプデスク300は各需要家400で消費され
るエネルギーを確認できるため、各需要家400におけ
る省エネルギー化を推進できる。
【0214】また、各需要家400で消費されるエネル
ギーを計測する電力モニタ411またはエネルギー端末
器412,425と、電力モニタ411またはエネルギ
ー端末器412,425の計測出力を受けて各需要家4
00で消費されたエネルギーを需要家400毎に表示す
る端末装置510を設けた需要家本部500と、各需要
家400が消費するエネルギー量を検針する検針センタ
ーである保安業者700と、需要家本部500から受け
取る需要家400毎の消費エネルギーデータを保安業者
700に提供するヘルプデスク300とを備えているの
で、需要家本部500は各需要家400で消費されるエ
ネルギーを確認でき、各需要家400における消費エネ
ルギーのバラツキや省エネルギー状況を知ることができ
る。また、保安業者700の検針者は需要家400に出
向いて検針する必要がなく、効率的に検針作業ができ
る。さらに、検針者が出向く必要がないため車の排気ガ
スの低減や渋滞の緩和に貢献できる。
【0215】また、需要家400で消費されるエネルギ
ーを計測する電力モニタ411またはエネルギー端末器
412,425と、電力モニタ411またはエネルギー
端末器412,425の計測出力を受けて計測された消
費エネルギー量が異常であれば緊急センター600へ自
動通報する警報手段である電力モニタ411とを備えて
いるので、異常時は緊急センターWへ自動通報され、被
害を最小限にできる。
【0216】また、消費エネルギー計測装置である電力
モニタ411は、受電設備401に組み込まれているの
で、その部分では消費エネルギー計測装置の新たな設置
スペースが不要である。
【0217】また、エネルギーとしては、電気,水道,
ガスが管理対象となり、電気,水道,ガスという主要な
エネルギーの消費状況により、適切な省エネルギー化が
図れる。
【0218】また、エネルギー端末器412,425
は、需要家400内における所定の負荷毎の消費エネル
ギーを表示する構成としているので、需要家400は、
所定の負荷毎の消費エネルギー情報を得ることができ、
より効率的に消費エネルギーの状況が分析でき、適切な
省エネルギー化が図れる。
【0219】また、需要家本部500は、所定期間毎の
消費エネルギー量を算出することによって、どの期間に
エネルギー消費が多いか判断でき、適切な省エネルギー
対策が図れる。
【0220】また、需要家本部500は、所定期間毎の
消費エネルギーの料金を算出することによって、コスト
的な判断ができ、より適切な省エネルギー対策が図れ
る。
【0221】また、需要家本部500は、第1の所定期
間における消費エネルギーの料金から第2の所定期間に
おける予測消費エネルギーの料金を算出することによっ
て、目標の消費エネルギーの料金との比較が容易にで
き、省エネルギー対策が図れる。
【0222】また、需要家本部500は、所定期間毎の
省エネルギー貢献度を算出することによって、省エネル
ギー貢献度のチャンピオン需要家を選定でき、各需要家
の省エネルギーに対する啓蒙が図れ、各需要家の省エネ
ルギー対策が図れる。
【0223】また、ヘルプデスク300は、所定期間毎
の消費エネルギー量を算出することが好ましい。
【0224】この構成によれば、所定期間毎の消費エネ
ルギー量を算出することによって、どの期間にエネルギ
ー消費が多いか判断でき、適切な省エネルギー対策を提
案できる。
【0225】また、ヘルプデスク300は、所定期間毎
の消費エネルギーの料金を算出することによって、コス
ト的な判断ができ、より適切な省エネルギー対策を提案
できる。
【0226】また、ヘルプデスク300は、第1の所定
期間における消費エネルギーの料金から第2の所定期間
における予測消費エネルギーの料金を算出することによ
って、目標の消費エネルギーの料金との比較が容易にで
き、省エネルギー対策を提案できる。
【0227】また、ヘルプデスク300は、所定期間毎
の省エネルギー貢献度を算出することによって、省エネ
ルギー貢献度のチャンピオン需要家を選定でき、各需要
家の省エネルギーに対する啓蒙が図れ、各需要家の省エ
ネルギー対策を提案できる。
【0228】また、緊急センター600へ自動通報され
た場合、警報手段である電力モニタ411は自動通報さ
れた旨を情報端末装置403等で表示することにより、
緊急事態であることが容易に確認でき、その原因を知る
ことにより、適切な対応ができる。
【0229】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のエネルギー管理
システムによれば、既存のPOS端末装置で消費エネル
ギーの状況が確認できるため、消費エネルギー表示装置
を別途設置するスペースが省け、省エネルギー化も図れ
る。
【0230】本発明の請求項2記載のエネルギー管理シ
ステムによれば、チェーン店本部は各チェーン店店舗で
消費されるエネルギーを確認できるため、各チェーン店
店舗によるバラツキや省エネルギー状況を知ることがで
きる。
【0231】本発明の請求項3記載のエネルギー管理シ
ステムによれば、チェーン店本部は各チェーン店店舗で
消費されるエネルギーを確認できるため、各チェーン店
店舗による消費エネルギーのバラツキや省エネルギー状
況を知ることができる。また、既存の端末装置でエネル
ギーの消費状況を確認できるため、消費エネルギー表示
装置を別途設置するスペースが省ける。
【0232】本発明の請求項4記載のエネルギー管理シ
ステムによれば、チェーン店本部は各チェーン店店舗で
消費されるエネルギーを確認できるため、各チェーン店
店舗によるバラツキや省エネルギー状況を知ることがで
きる。また、情報センターは各チェーン店店舗で消費さ
れるエネルギーの差から、各チェーン店店舗における省
エネルギー化の提案を行うことができる。
【0233】本発明の請求項5記載のエネルギー管理シ
ステムによれば、チェーン店本部は各チェーン店店舗で
消費されるエネルギーを確認できるため、各チェーン店
店舗によるバラツキや省エネルギー状況を知ることがで
きる。また、検針センターの検針者はチェーン店店舗に
出向いて検針する必要がなく、効率的に検針作業ができ
る。また、検針者が出向く必要がないため車の排気ガス
の低減や渋滞の緩和に貢献できる。
【0234】本発明の請求項6記載のエネルギー管理シ
ステムによれば、異常時は緊急センターへ自動通報され
るので、被害を最小限にできる。
【0235】本発明の請求項7記載のエネルギー管理シ
ステムによれば、消費エネルギー計測装置は、受電設備
に組み込まれているので、新たな設置スペースが不要で
ある。
【0236】本発明の請求項8記載のエネルギー管理シ
ステムによれば、電気,水道,ガスという主要なエネル
ギーの消費状況により、適切な省エネルギー化が図れ
る。
【0237】本発明の請求項9記載のエネルギー管理シ
ステムによれば、チェーン店店舗は、所定の負荷毎の消
費エネルギー情報を得ることができるので、より効率的
に消費エネルギーの状況が分析でき、適切な省エネルギ
ー化が図れる。
【0238】本発明の請求項10記載のエネルギー管理
システムによれば、所定期間毎の消費エネルギー量を算
出することによって、どの期間にエネルギー消費が多い
か判断でき、適切な省エネルギー対策が図れる。
【0239】本発明の請求項11記載のエネルギー管理
システムによれば、所定期間毎の消費エネルギーの料金
を算出することによって、コスト的な判断ができ、より
適切な省エネルギー対策が図れる。
【0240】本発明の請求項12記載のエネルギー管理
システムによれば、予測される消費エネルギーの料金を
算出するので、目標の消費エネルギーの料金との比較が
容易にでき、省エネルギー対策が図れる。
【0241】本発明の請求項13記載のエネルギー管理
システムによれば、消費エネルギー単位当たりの来客数
データから消費エネルギーの効率を算出でき、それに基
づいて容易に省エネルギー対策が図れる。
【0242】本発明の請求項14記載のエネルギー管理
システムによれば、省エネルギー貢献度のチャンピオン
店舗を選定できるので、各チェーン店店舗の省エネルギ
ーに対する啓蒙が図れ、各チェーン店店舗の省エネルギ
ー対策が図れる。
【0243】本発明の請求項15記載のエネルギー管理
システムによれば、所定期間毎の消費エネルギー量を算
出することによって、どの期間にエネルギー消費が多い
か判断でき、適切な省エネルギー対策を提案できる。
【0244】本発明の請求項16記載のエネルギー管理
システムによれば、所定期間毎の消費エネルギーの料金
を算出することによって、コスト的な判断ができ、より
適切な省エネルギー対策を提案できる。
【0245】本発明の請求項17記載のエネルギー管理
システムによれば、予測される消費エネルギーの料金を
算出するので、目標の消費エネルギーの料金との比較が
容易にでき、省エネルギー対策を提案できる。
【0246】本発明の請求項18記載のエネルギー管理
システムによれば、消費エネルギー単位当たりの来客数
データから消費エネルギーの効率を算出でき、それに基
づいて容易に省エネルギー対策を提案できる。
【0247】本発明の請求項19記載のエネルギー管理
システムによれば、省エネルギー貢献度のチャンピオン
店舗を選定できるので、各チェーン店店舗の啓蒙が図
れ、各チェーン店店舗の省エネルギー対策を提案でき
る。
【0248】本発明の請求項20記載のエネルギー管理
システムによれば、緊急事態であることが容易に確認で
き、その原因を知ることにより、適切な対応ができる。
【0249】本発明の請求項21記載のエネルギー管理
システムによれば、需要家はエネルギーの消費状況と生
産物との関係を表示で確認できるため、省エネルギー化
が図れる。
【0250】本発明の請求項22記載のエネルギー管理
システムによれば、需要家本部は各需要家で消費される
エネルギーを確認できるため、各需要家によるバラツキ
や省エネルギー状況を知ることができる。
【0251】本発明の請求項23記載のエネルギー管理
システムによれば、需要家本部は各需要家で消費される
エネルギーを確認できるため、各需要家における消費エ
ネルギーのバラツキや省エネルギー状況を知ることがで
きる。また、エネルギーの消費状況と生産物との関係を
各需要家毎に表示で確認できるため、各需要家の生産物
情報とエネルギー消費量との関係から、より適切な各需
要家における省エネルギー化を推進できる。
【0252】本発明の請求項24記載のエネルギー管理
システムによれば、需要家本部は各需要家で消費される
エネルギーを確認できるため、各需要家における消費エ
ネルギーのバラツキや省エネルギー状況を知ることがで
きる。また、情報センターは各需要家で消費されるエネ
ルギーを確認できるため、各需要家における省エネルギ
ー化を推進できる。
【0253】本発明の請求項25記載のエネルギー管理
システムによれば、需要家本部は各需要家で消費される
エネルギーを確認できるため、各需要家における消費エ
ネルギーのバラツキや省エネルギー状況を知ることがで
きる。また、検針センターの検針者は需要家に出向いて
検針する必要がなく、効率的に検針作業ができる。さら
に、検針者が出向く必要がないため車の排気ガスの低減
や渋滞の緩和に貢献できる。
【0254】本発明の請求項26記載のエネルギー管理
システムによれば、異常時は緊急センターへ自動通報さ
れるので、被害を最小限にできる。
【0255】本発明の請求項27記載のエネルギー管理
システムによれば、消費エネルギー計測装置は、受電設
備に組み込まれているので、新たな設置スペースが不要
である。
【0256】本発明の請求項28記載のエネルギー管理
システムによれば、電気,水道,ガスという主要なエネ
ルギーの消費状況により、適切な省エネルギー化が図れ
る。
【0257】本発明の請求項29記載のエネルギー管理
システムによれば、需要家は、所定の負荷毎の消費エネ
ルギー情報を得ることができるので、より効率的に消費
エネルギーの状況が分析でき、適切な省エネルギー化が
図れる。
【0258】本発明の請求項30記載のエネルギー管理
システムによれば、所定期間毎の消費エネルギー量を算
出することによって、どの期間にエネルギー消費が多い
か判断でき、適切な省エネルギー対策が図れる。
【0259】本発明の請求項31記載のエネルギー管理
システムによれば、所定期間毎の消費エネルギーの料金
を算出することによって、コスト的な判断ができ、より
適切な省エネルギー対策が図れる。
【0260】本発明の請求項32記載のエネルギー管理
システムによれば、予測される消費エネルギーの料金を
算出するので、目標の消費エネルギーの料金との比較が
容易にでき、省エネルギー対策が図れる。
【0261】本発明の請求項33記載のエネルギー管理
システムによれば、省エネルギー貢献度のチャンピオン
需要家を選定できるので、各需要家の省エネルギーに対
する啓蒙が図れ、各需要家の省エネルギー対策が図れ
る。
【0262】本発明の請求項34記載のエネルギー管理
システムによれば、所定期間毎の消費エネルギー量を算
出することによって、どの期間にエネルギー消費が多い
か判断でき、適切な省エネルギー対策を提案できる。
【0263】本発明の請求項35記載のエネルギー管理
システムによれば、所定期間毎の消費エネルギーの料金
を算出することによって、コスト的な判断ができ、より
適切な省エネルギー対策を提案できる。
【0264】本発明の請求項36記載のエネルギー管理
システムによれば、予測される消費エネルギーの料金を
算出するので、目標の消費エネルギーの料金との比較が
容易にでき、省エネルギー対策を提案できる。
【0265】本発明の請求項37記載のエネルギー管理
システムによれば、省エネルギー貢献度のチャンピオン
需要家を選定できるので、各需要家の省エネルギーに対
する啓蒙が図れ、各需要家の省エネルギー対策を提案で
きる。
【0266】本発明の請求項38記載のエネルギー管理
システムによれば、緊急事態であることが容易に確認で
き、その原因を知ることにより、適切な対応ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1のエネルギー管理システムの構成
を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の第2のエネルギー管理システムの構成
を示す機能ブロック図である。
【図3】本発明の第3のエネルギー管理システムの構成
を示す機能ブロック図である。
【図4】本発明の第4のエネルギー管理システムの構成
を示す機能ブロック図である。
【図5】本発明の第5のエネルギー管理システムの構成
を示す機能ブロック図である。
【図6】本発明の第6のエネルギー管理システムの構成
を示す機能ブロック図である。
【図7】本発明の第7のエネルギー管理システムの構成
を示す機能ブロック図である。
【図8】本発明の第8のエネルギー管理システムの構成
を示す機能ブロック図である。
【図9】本発明の第9のエネルギー管理システムの構成
を示す機能ブロック図である。
【図10】本発明の第10のエネルギー管理システムの
構成を示す機能ブロック図である。
【図11】本発明の第11のエネルギー管理システムの
構成を示す機能ブロック図である。
【図12】本発明の第12のエネルギー管理システムの
構成を示す機能ブロック図である。
【図13】本発明の第1の実施の形態のエネルギー管理
システムの一部分の構成を示す模式図である。
【図14】チェーン店店舗の詳細な構成を示す模式図で
ある。
【図15】本発明の第1の実施の形態のエネルギー管理
システムの一部分の構成を示す模式図である。
【図16】本発明の第1の実施の形態のエネルギー管理
システムの一部分の構成を示す模式図である。
【図17】本発明の第1の実施の形態のエネルギー管理
システムの一部分の構成を示す模式図である。
【図18】受電設備の構成を示す模式図である。
【図19】エネルギー端末器の構成を示す模式図であ
る。
【図20】POS端末装置に表示される画面の例を示す
模式図である。
【図21】POS端末装置に表示される画面の例を示す
模式図である。
【図22】POS端末装置に表示される画面の例を示す
模式図である。
【図23】POS端末装置に表示される画面の例を示す
模式図である。
【図24】POS端末装置に表示される画面の例を示す
模式図である。
【図25】POS端末装置に表示される画面の例を示す
模式図である。
【図26】POS端末装置に表示される画面の例を示す
模式図である。
【図27】POS端末装置に表示される画面の例を示す
模式図である。
【図28】本発明の第2の実施の形態のエネルギー管理
システムの一部分の構成を示す模式図である。
【図29】需要家の詳細な構成を示す模式図である。
【図30】本発明の第2の実施の形態のエネルギー管理
システムの一部分の構成を示す模式図である。
【図31】本発明の第2の実施の形態のエネルギー管理
システムの一部分の構成を示す模式図である。
【符号の説明】
A 消費エネルギー計測装置 B 消費エネルギー表示装置 U チェーン店店舗 V チェーン店本部 S 情報センター T 検針センター W 緊急センター X 需要家 Y 需要家本部 100 チェーン店本部 110 サーバ 120 端末装置 200 チェーン店店舗 201 受電設備 202 PHSモデム 203 POS端末装置 204 モデム 205 屋外分電盤 206 電力線 207 負荷 208 電力線 209 制御ボックス 210 制御線 211 電力モニタ 212 エネルギー端末器 213 通信線 214 通信線 221 店内分電盤 222 電力線 223 負荷 224 電力線 225 エネルギー端末器 226 通信線 227 水道メータ 228 ガスメータ 300 ヘルプデスク 310 サーバ 320 端末装置 330 会員用データ表示ウェブサイト 400 需要家 401 受電設備 402 PHSモデム 403 情報端末装置 404 モデム 405 屋外分電盤 406 電力線 407 負荷 408 電力線 409 制御ボックス 410 制御線 411 電力モニタ 412 エネルギー端末器 413 通信線 414 通信線 421 屋内分電盤 422 電力線 423 負荷 424 電力線 425 エネルギー端末器 426 通信線 427 水道メータ 428 ガスメータ 500 需要家本部 510 サーバ 520 端末装置 600 緊急センター 700 保安業者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 幸宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2F073 AA07 AA08 AA09 AB01 BB04 BB09 CC03 CC07 CC08 CC14 DD07 FG01 3E042 CC08 CD03 CE06

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チェーン店店舗で消費されるエネルギー
    を計測する消費エネルギー計測装置と、 前記消費エネルギー計測装置の計測出力を受けて前記エ
    ネルギーを表示する消費エネルギー表示装置とを備え、 前記消費エネルギー表示装置が前記チェーン店店舗に設
    置されたPOS端末装置であるエネルギー管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 各チェーン店店舗で消費されるエネルギ
    ーを計測する消費エネルギー計測装置と、 前記消費エネルギー計測装置の計測出力を受けて前記各
    チェーン店店舗で消費されたエネルギーをチェーン店店
    舗毎に表示する消費エネルギー表示装置を設けたチェー
    ン店本部とを備えたエネルギー管理システム。
  3. 【請求項3】 各チェーン店店舗で消費されるエネルギ
    ーを計測する消費エネルギー計測装置と、 前記消費エネルギー計測装置の計測出力を受けて前記各
    チェーン店店舗で消費されたエネルギーをチェーン店店
    舗毎に表示する消費エネルギー表示装置を設けたチェー
    ン店本部とを備え、 前記消費エネルギー表示装置が前記チェーン店店舗に設
    置されたPOS端末装置との間でデータの受け渡しを行
    うサーバに接続された端末装置であることを特徴とする
    エネルギー管理システム。
  4. 【請求項4】 各チェーン店店舗で消費されるエネルギ
    ーを計測する消費エネルギー計測装置と、 前記消費エネルギー計測装置の計測出力を受けて前記各
    チェーン店店舗で消費されたエネルギーをチェーン店店
    舗毎に表示する消費エネルギー表示装置を設けたチェー
    ン店本部と、 前記チェーン店本部から受け取るチェーン店店舗毎の消
    費エネルギーデータに基づいて省エネルギー対策を提案
    する情報センターとを備えたエネルギー管理システム。
  5. 【請求項5】 各チェーン店店舗で消費されるエネルギ
    ーを計測する消費エネルギー計測装置と、 前記消費エネルギー計測装置の計測出力を受けて前記各
    チェーン店店舗で消費されたエネルギーをチェーン店店
    舗毎に表示する消費エネルギー表示装置を設けたチェー
    ン店本部と、 前記各チェーン店店舗が消費するエネルギー量を検針す
    る検針センターと、 前記チェーン店本部から受け取るチェーン店店舗毎の消
    費エネルギーデータを検針センターに提供する情報セン
    ターとを備えたエネルギー管理システム。
  6. 【請求項6】 チェーン店店舗で消費されるエネルギー
    を計測する消費エネルギー計測装置と、 前記消費エネルギー計測装置の計測出力を受けて前記消
    費エネルギー計測装置で計測された消費エネルギー量が
    異常であれば緊急センターへ自動通報する警報手段とを
    備えたエネルギー管理システム。
  7. 【請求項7】 消費エネルギー計測装置は、受電設備に
    組み込まれている消費エネルギー計測装置である請求項
    1、2、4、5または6に記載のエネルギー管理システ
    ム。
  8. 【請求項8】 エネルギーは、電気,水道,ガスのうち
    の少なくとも1つである請求項1から6のいずれかに記
    載のエネルギー管理システム。
  9. 【請求項9】 消費エネルギー表示装置は、チェーン店
    店舗内における所定の負荷毎の消費エネルギーを表示す
    る請求項1から5のいずれかに記載のエネルギー管理シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 チェーン店本部は、所定期間毎の消費
    エネルギー量を算出する請求項2から5のいずれかに記
    載のエネルギー管理システム。
  11. 【請求項11】 チェーン店本部は、所定期間毎の消費
    エネルギーの料金を算出する請求項2から5のいずれか
    に記載のエネルギー管理システム。
  12. 【請求項12】 チェーン店本部は、第1の所定期間に
    おける消費エネルギーの料金から第2の所定期間におけ
    る予測消費エネルギーの料金を算出する請求項2から5
    のいずれかに記載のエネルギー管理システム。
  13. 【請求項13】 チェーン店本部は、所定期間毎の消費
    エネルギーと来客数との相関関係を算出する請求項2か
    ら5のいずれかに記載のエネルギー管理システム。
  14. 【請求項14】 チェーン店本部は、所定期間毎の省エ
    ネルギー貢献度を算出する請求項2から5のいずれかに
    記載のエネルギー管理システム。
  15. 【請求項15】 情報センターは、所定期間毎の消費エ
    ネルギー量を算出する請求項4または5記載のエネルギ
    ー管理システム。
  16. 【請求項16】 情報センターは、所定期間毎の消費エ
    ネルギーの料金を算出する請求項4または5記載のエネ
    ルギー管理システム。
  17. 【請求項17】 情報センターは、第1の所定期間にお
    ける消費エネルギーの料金から第2の所定期間における
    予測消費エネルギーの料金を算出する請求項4または5
    記載のエネルギー管理システム。
  18. 【請求項18】 情報センターは、所定期間毎の消費エ
    ネルギーと来客数との相関関係を算出する請求項4また
    は5記載のエネルギー管理システム。
  19. 【請求項19】 情報センターは、所定期間毎の省エネ
    ルギー貢献度を算出する請求項4または5記載のエネル
    ギー管理システム。
  20. 【請求項20】 緊急センターへ自動通報された場合、
    警報手段は自動通報された旨を表示する請求項6記載の
    エネルギー管理システム。
  21. 【請求項21】 需要家で消費されるエネルギーを計測
    する消費エネルギー計測装置と、 前記消費エネルギー計測装置の計測出力を受けて前記エ
    ネルギーを表示する消費エネルギー表示装置とを備え、 前記消費エネルギー表示装置はさらに前記需要家の生産
    物情報も表示するエネルギー管理システム。
  22. 【請求項22】 各需要家で消費されるエネルギーを計
    測する消費エネルギー計測装置と、 前記消費エネルギー計測装置の計測出力を受けて前記各
    需要家で消費されたエネルギーを需要家毎に表示する消
    費エネルギー表示装置を設けた需要家本部とを備えたエ
    ネルギー管理システム。
  23. 【請求項23】 各需要家で消費されるエネルギーを計
    測する消費エネルギー計測装置と、 前記消費エネルギー計測装置の計測出力を受けて前記各
    需要家で消費されたエネルギーを需要家毎に表示する消
    費エネルギー表示装置を設けた需要家本部とを備え、 前記消費エネルギー表示装置は、さらに前記需要家の生
    産物情報も表示するエネルギー管理システム。
  24. 【請求項24】 各需要家で消費されるエネルギーを計
    測する消費エネルギー計測装置と、 前記消費エネルギー計測装置の計測出力を受けて前記各
    需要家で消費されたエネルギーを需要家毎に表示する消
    費エネルギー表示装置を設けた需要家本部と、 前記需要家本部から受け取る需要家毎の消費エネルギー
    データに基づいて省エネルギー対策を提案する情報セン
    ターとを備えたエネルギー管理システム。
  25. 【請求項25】 各需要家で消費されるエネルギーを計
    測する消費エネルギー計測装置と、 前記消費エネルギー計測装置の計測出力を受けて前記各
    需要家で消費されたエネルギーを需要家毎に表示する消
    費エネルギー表示装置を設けた需要家本部と、 前記各需要家が消費するエネルギー量を検針する検針セ
    ンターと、 前記需要家本部から受け取る需要家毎の消費エネルギー
    データを前記検針センターに提供する情報センターとを
    備えたエネルギー管理システム。
  26. 【請求項26】 需要家で消費されるエネルギーを計測
    する消費エネルギー計測装置と、 前記消費エネルギー計測装置の計測出力を受けて前記消
    費エネルギー計測装置で計測された消費エネルギー量が
    異常であれば緊急センターへ自動通報する警報手段とを
    備えたエネルギー管理システム。
  27. 【請求項27】 消費エネルギー計測装置は、受電設備
    に組み込まれている消費エネルギー計測装置である請求
    項21から26のいずれかに記載のエネルギー管理シス
    テム。
  28. 【請求項28】 エネルギーは、電気,水道,ガスのう
    ちの少なくとも1つである請求項21から26のいずれ
    かに記載のエネルギー管理システム。
  29. 【請求項29】 消費エネルギー表示装置は、需要家内
    における所定の負荷毎の消費エネルギーを表示する請求
    項21から25のいずれかに記載のエネルギー管理シス
    テム。
  30. 【請求項30】 需要家本部は、所定期間毎の消費エネ
    ルギー量を算出する請求項22から25のいずれかに記
    載のエネルギー管理システム。
  31. 【請求項31】 需要家本部は、所定期間毎の消費エネ
    ルギーの料金を算出する請求項22から25のいずれか
    に記載のエネルギー管理システム。
  32. 【請求項32】 需要家本部は、第1の所定期間におけ
    る消費エネルギーの料金から第2の所定期間における予
    測消費エネルギーの料金を算出する請求項22から25
    のいずれかに記載のエネルギー管理システム。
  33. 【請求項33】 需要家本部は、所定期間毎の省エネル
    ギー貢献度を算出する請求項22から25のいずれかに
    記載のエネルギー管理システム。
  34. 【請求項34】 情報センターは、所定期間毎の消費エ
    ネルギー量を算出する請求項24または25記載のエネ
    ルギー管理システム。
  35. 【請求項35】 情報センターは、所定期間毎の消費エ
    ネルギーの料金を算出する請求項24または25記載の
    エネルギー管理システム。
  36. 【請求項36】 情報センターは、第1の所定期間にお
    ける消費エネルギーの料金から第2の所定期間における
    予測消費エネルギーの料金を算出する請求項24または
    25記載のエネルギー管理システム。
  37. 【請求項37】 情報センターは、所定期間毎の省エネ
    ルギー貢献度を算出する請求項24または25記載のエ
    ネルギー管理システム。
  38. 【請求項38】 緊急センターへ自動通報された場合、
    警報手段は自動通報された旨を表示する請求項26記載
    のエネルギー管理システム。
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