JP2002091977A - コンピュータ、情報システム - Google Patents

コンピュータ、情報システム

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JP2002091977A
JP2002091977A JP2000285497A JP2000285497A JP2002091977A JP 2002091977 A JP2002091977 A JP 2002091977A JP 2000285497 A JP2000285497 A JP 2000285497A JP 2000285497 A JP2000285497 A JP 2000285497A JP 2002091977 A JP2002091977 A JP 2002091977A
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Yoshitoki Hayashi
義時 林
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Kitagawa Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信コストを削減できるコンピュータ及び情報
システムを提供する。 【解決手段】情報中継サーバ20はIDがA,B,Cの本文、情
報提供サーバ10はIDがA,B,C,D,Eの本文を記憶してお
り、A,B,Eの本文にはキーワードXが含まれる。端末30か
ら検索キーワードXで情報取得の要求があると、情報中
継サーバ20は本文にXの含まれるIDリストを情報提供サ
ーバ10へ要求する。情報提供サーバ10から検索結果とし
てIDリストA,B,Eを情報中継サーバ20が受信し、そのID
リストA,B,Eにあり情報中継サーバ20に記憶されているI
DリストA,B,CにはないIDであるEを抽出し、Eの本文を情
報提供サーバ10へ要求する。また、IDリストA,B,Eにあ
り、IDリストA,B,CにもあるIDであるA,Bの本文を情報中
継サーバ20から読み出して端末30へ送信し、情報提供サ
ーバ10から受信したEの本文を記憶して端末30へ送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】情報システムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、データベース等に多数の情報を記憶し、記憶した情
報を提供するコンピュータシステムである情報提供セン
タと、その情報提供センタに通信回線を介して接続され
た複数のコンピュータとからなる情報システムがある。
【0003】このような情報システムでは、コンピュー
タが情報提供センタに対して所望の情報を要求し、情報
提供センタは自己が記憶している情報の中からコンピュ
ータの要求に合致する情報を抽出して端末に送信する。
そして、コンピュータはその抽出された情報を受信して
出力する。
【0004】したがって、要求に合致する情報がすでに
コンピュータ内に記憶されている場合であったとして
も、情報提供センタはコンピュータにその情報を送信し
てしまう。そのため、コンピュータでは重複して情報を
受け取ることとなり、無駄な通信が発生する。このよう
な無駄な通信によって、要求に合致する情報がコンピュ
ータにおいてなかなか出力できなかったり、通信料が余
分にかかるといった問題が生じている。
【0005】そこで本発明は、このような無駄の発生し
ないコンピュータ及び情報システムを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上述した
問題点を解決するためになされた請求項1に記載のコン
ピュータによれば、コンピュータに記憶されている情報
は情報提供センタから取得せずに、そのコンピュータに
記憶されている情報を出力する。またコンピュータに記
憶されていない情報は情報提供センタから取得して出力
する。したがって、重複して情報を受け取ることなく、
要求した情報はすべて出力される。なお、情報提供セン
タとは、例えばデータベース等に情報を記憶し提供する
ことのできるコンピュータ等を含み、通信回線とは、例
えば専用回線や電話回線、ネットワーク等を含むもので
ある。
【0007】また、請求項2に記載のコンピュータは、
情報提供センタから取得した情報をその情報のインデッ
クスと対応付けてコンピュータの記憶装置に記憶する。
そして、検索条件が入力された場合には、その検索条件
に合致する情報のインデックスを情報提供センタから取
得し、取得したインデックスの中からすでにコンピュー
タの記憶装置に記憶されている情報のインデックスを除
いたインデックスを生成して、その生成されたインデッ
クスに対応する情報を情報提供センタに要求する。例え
ば検索条件に合致するインデックスがインデックスA,
B,Cがあった場合に、すでにインデックスA,Bの情
報がコンピュータ内に記憶されている場合には、インデ
ックスCの情報のみを情報提供センタへ要求する。そし
て、コンピュータ内に記憶されている情報A,Bと情報
提供センタから取得した情報Cを出力する。
【0008】したがって、過去においてすでに情報提供
センタから取得して記憶している情報に関しては再度取
得しないため、情報提供センタとの通信量を減らすこと
ができる。よって、通信時間を減らすことができ、通信
回線の使用料や、情報提供センタの使用料等のコストを
削減することができる。
【0009】また、請求項3のようにすれば、情報の出
力と並行して情報提供センタから情報を取得することが
でき、さらに短い時間で結果を出力することができる。
例えば出力先をディスプレイとすれば、すぐに結果を表
示することができ、出力先をプリンタとすれば、すぐに
結果を印刷することができる。
【0010】さて、記憶装置には情報提供センタから取
得した情報が記憶されるが、この記憶装置は請求項4の
ようにしてもよい。すなわち、情報提供センタに記憶さ
れている情報の一部または全部のコピーを予め記憶して
いるとよい。例えば、情報提供センタに記憶されている
情報を所定の期間毎にCDROM等の記録媒体にコピー
してコンピュータ側に配布しておき、記憶装置はこの記
録媒体を読み取るようにする。このようにすれば、CD
ROM等に記憶された情報は、通信によって取得する必
要がなくなるため、大幅に通信時間を削減することが可
能となる。
【0011】ところでコンピュータへの検索条件の入力
は、例えばコンピュータに接続されたキーボードから行
い、検索結果である情報の出力は、例えばコンピュータ
に接続されたディスプレイから行うようにしてもよい。
また、請求項5に示すように、コンピュータにネットワ
ークを介して接続した端末から入出力を行うようにして
もよい。すなわち、コンピュータは端末と情報提供セン
タとを中継する中継装置として機能する。
【0012】またコンピュータには複数の端末からアク
セスできるようにするとよい。複数の端末からアクセス
可能とした場合、一の端末に対して情報提供センタから
送信されてきた情報をコンピュータにて記憶しているた
め、他の端末から同一の情報の要求があった場合には、
その情報を情報提供センタに要求することなく、他の端
末に提供することができる。なおネットワークとは、例
えば専用回線や電話回線等も含むものである。
【0013】また、請求項6に示すように出力した情報
を編集し、編集した情報を記憶装置に記憶するようにす
るとよい。編集はコンピュータ上で行うようにしてもよ
いし、コンピュータに接続された端末上で行うようにし
てもよい。このようにすれば、他の端末からアクセスが
あった際に、編集済の情報を他の端末に対して提供する
ことができる。
【0014】さて、このようなコンピュータは、請求項
7に示すように、情報提供センタとともに情報システム
を構成することができる。また、さらに端末も含めて請
求項8に示すような情報システムを構成することができ
る。そして、請求項8に示す情報システムでは、請求項
9に示すように、端末とコンピュータの間のネットワー
クの通信速度は、コンピュータと情報提供センタとの通
信回線の速度よりも高速である場合に特に優れた効果を
発揮する。すなわち、相対的に低速なコンピュータと情
報提供センタの間の通信回線を利用する頻度を下げるこ
とができる。また、コンピュータに記憶されている情報
は端末に対して早く出力することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用された実施例
について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の
形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発
明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうること
は言うまでもない。 [第一実施例]図1に示すように本実施例の情報システ
ム1は、インターネット2に接続された情報提供サーバ
10と、インターネット2およびイントラネット3に接
続され、インターネット2とイントラネット3との間の
情報の中継を行う情報中継サーバ20と、イントラネッ
ト3に接続された複数の端末30とを備える。イントラ
ネット3は企業内に配設されており100Mbpsの通
信速度を持つ。一方、情報中継サーバ20からインター
ネット2へのアクセスラインは128Kbpsの通信回
線である。
【0016】情報提供サーバ10、情報中継サーバ2
0、端末30は、それぞれコンピュータシステムとして
構成されており、キーボード、マウス等の入力装置と、
ディスプレイ、プリンタ等の出力装置、ハードディス
ク、CDROMドライブ等の記憶装置を備えている。
【0017】情報提供サーバ10は、インターネット2
を介して入力された検索条件に従って情報提供サーバ1
0内の記憶装置に記憶されたデータベース12から情報
を抽出して、その抽出した情報を、検索条件を入力して
きた端末に対して送信する機能を備える。
【0018】また、端末30は、WWWブラウザや電子
メールソフト等の各種クライアントソフトを備え、これ
らのクライアントソフトは、イントラネット3上の各種
サーバにアクセス可能であるとともに、情報中継サーバ
20を介してインターネット2に接続された各種サーバ
に対してアクセスできる。
【0019】情報中継サーバ20は、インターネット2
に接続された図示しない端末からイントラネット3内へ
のアクセスを禁止する機能を備え、イントラネット3に
接続された端末30からインターネット2へのアクセス
を中継する。また、インターネット2からイントラネッ
ト3に中継した情報を所定の期間、情報中継サーバ10
内の記憶装置に記憶しておき、記憶した情報と同一の情
報源に対して端末30からアクセスがあった場合には、
情報中継サーバ10内の記憶装置から情報を取り出して
端末30へ送信する。したがって、同一の情報源に対し
てアクセスがあるたびに情報をインターネット2を介し
て取得する必要がなくなり、端末30では高速に情報を
得ることができる。また、情報中継サーバ20は、イン
ターネット2に接続されたサーバのうち、予め設定して
おいたサーバに対して端末30からアクセスがあった場
合に、所定の処理を実行する機能を備える。本実施例に
おいては、情報中継サーバ20は、端末30から情報提
供サーバ10に対してアクセスの要求があった場合に情
報提供サーバ10用中継処理を行う。図2は、端末30
から情報提供サーバ10へアクセスする際の端末30
と、そのアクセスに応じた情報中継サーバ20における
中継処理と、その中継処理に応じた情報提供サーバ10
の処理を示す図である。なお情報提供サーバ10は、テ
キスト形式で情報を記憶しており、それぞれのテキスト
にはそのテキストを一意に特定するためのIDが付され
ている。このテキスト形式の情報を以下「本文」と称す
る。
【0020】まず、図2のS110では、端末30から
情報提供サーバ10に対して、リクエストを送信する。
このリクエストは例えばIDをキーとして直接指定し、
出力対象として本文を要求するものでもよいし、キーワ
ードを指定してそのキーワードの含まれる本文を要求す
るものでもよい。また、例えば作成日時等のその他の属
性を指定して出力する要求でもよい。
【0021】情報中継サーバ20では、イントラネット
3に接続された端末30からの情報提供サーバ10への
リクエストを受信したか否かを判定し、受信した場合に
は(S210:YES)、S220へ移行し、受信して
いない場合には(S210:NO)、S210を繰り返
し実行する。
【0022】続くS220では、受信したリクエストの
出力対象が「本文」であるか否かを判定する。受信した
リクエストの出力対象が「本文」である場合には(S2
20:YES)、S230へ移行し、そうでない場合
(S230:NO)は、前述の通常の中継処理へ移行す
る。
【0023】S230では、検索キーを端末30から送
信された「キーワード」、出力対象を「IDのリスト」
として情報提供サーバ10へリクエストを送信する。す
なわち、端末30からキーワードの含まれる本文が要求
された場合には、一旦、そのキーワードの含まれるID
のリストを情報提供サーバ10へ要求するのである。
【0024】情報提供サーバ10では、S410でリク
エストを受信したか否かを判定し、リクエストを受信し
た場合には(S410:YES)、S420へ移行し、
リクエストを受信していない場合には、S410を繰り
返して実行する。S420では、リクエストに応じて検
索を行う。すなわち、検索キーで検索して、その検索キ
ーの「キーワード」を含む本文のIDのリストを生成す
る。
【0025】S430では、検索結果であるIDのリス
トを情報中継サーバ20へ送信する。情報中継サーバ2
0では、S240で、情報提供サーバ10からの応答を
受信したか否かを判定し、応答を受信した場合には、図
3のS250へ移行し、応答を受信していない場合には
S240を繰り返し実行して応答を待つ。
【0026】図3のS250では、受信したIDのリス
トにはあるが自装置(情報中継サーバ20)に記憶され
ているIDのリストにはないIDを抽出する。そして、
続くS260では、検索キー「IDのリスト」、出力対
象「本文」として情報提供サーバ10へリクエストを送
信する。
【0027】情報提供サーバ10では、前述の図2にお
ける説明と同様の処理を行う。すなわち、S510でリ
クエストを受信した場合に、S520でリクエストに応
じて検索を行う。つまり、IDのリストにあるIDに対
応する本文をデータベース12から検索して検索結果を
得る。
【0028】そして、続くS530で、その検索結果を
情報中継サーバ20へ送信する。情報中継サーバ20で
は、S270で、自装置(情報中継サーバ20)の記憶
装置22に記憶されているIDの本文を抽出して端末に
送信する。端末30では、S130でこの本文を受信し
て出力する。
【0029】そして、情報中継サーバ20では、S28
0で検索結果の本文を情報提供サーバ10から受信して
端末30へ送信する。端末30では、S130でこの本
文を受信して出力する。情報中継サーバ20では、S2
90で情報提供サーバ10から受信した本文を対応する
IDとともに記憶装置22へ記憶する。
【0030】次に、この処理の適用された具体例を図4
に示して説明する。図4は、端末30から、キーワード
Xを含む本文を情報提供サーバ10へリクエストした場
合の一例である。情報中継サーバ20には、IDがA,
B,Cの3つのデータ(IDと本文から構成される)が
既に記憶されている。これは過去に端末30から、情報
提供サーバ10に対してリクエストしたデータである。
これら3つのデータのうちA,BにはキーワードXが含
まれるがCには含まれていない。また、情報提供サーバ
10はIDがA,B,C,D,Eの5つのデータを記憶
している。このうちA,B,EにはキーワードXが含ま
れるがC,Dには含まれない。
【0031】この状態で、端末30から検索キーをキー
ワードXとして情報提供サーバ10にリクエストを送信
すると、情報中継サーバ20は前述のS230で、本文
にキーワードXの含まれるIDのリストを情報提供サー
バ10へリクエストする。情報提供サーバ10は検索結
果として、IDのリスト「A,B,E」を情報中継サー
バ20へ送信する。情報中継サーバ20では図3のS2
50で、受信したIDのリスト「A,B,E」にはある
が、情報中継サーバ20に記憶されているIDのリスト
「A,B,C」にはないID「E」を抽出する。そし
て、S260でID「E」の本文のリクエストを情報提
供サーバ10へ送信する。
【0032】また、S270において、S250で受信
したIDのリスト「A,B,E」にあり、情報中継サー
バ20に記憶されているIDのリスト「A,B,C」に
もあるIDである「A」,「B」の本文を、情報中継サ
ーバ20の記憶装置22から読み出して端末30へ送信
する。
【0033】この時点で端末30ではID「A」,
「B」の本文を受信して出力が始まる。S290で情報
提供サーバ10からID「E」の本文を受信して端末3
0へ送信するとともに、S290でID「E」と受信し
たID「E」の本文を関連づけて記憶装置22に記憶す
る。
【0034】このようにして、一度受信した本文はID
とともに記憶しておくことで、次に端末30からリクエ
ストされた際に、いちいち情報提供サーバ10から情報
を得ることなく、すぐに端末30へ本文を送信すること
ができる。また、端末30の本文要求のリクエストをI
Dのリスト要求のリクエストに変換して情報提供サーバ
10へ送信し、IDのリストを得て情報中継サーバ20
に記憶されているIDのリストに存在しないものの本文
のみを情報提供サーバ10から受信することで、通信オ
ーバーヘッドを比較的少なくできる。
【0035】さらに、S260で本文のリクエストを送
信している間に、S270で自装置に記憶しているID
の本文を端末30へ送信するため、情報提供サーバ10
からの本文の受信を待つことなく、端末30で情報を出
力することができる。したがって、端末30では表示ま
での待ち時間を短くすることが可能となる。
【0036】しかもこの時、端末30からは従来と同様
のリクエストを送信して、従来と同様の結果を得ること
ができ、情報提供サーバ10もインターネット2に接続
された他の端末からのリクエストと全く同様にして処理
を行うことができる。すなわち、端末30及び情報提供
サーバ10は、従来の構成になんら変更を加えることな
く、既存の構成を用いて実現することができる。
【0037】また、端末30は複数あるが、いずれか1
の端末から情報提供サーバ10に対してリクエストした
データは、情報中継サーバ20に記憶されることとなる
ため、異なる端末から同じデータが要求された場合に
は、それぞれの端末で受信した情報を記憶しておくより
も効率よくデータを扱うことができる。
【0038】本実施例においては、本文とIDとした
が、これはコンテンツ(情報)とインデックスと考えれ
ばよく、コンテンツとしては、インデックスよりも相対
的に情報量の大きいもの、例えば、テキストや、画像、
音声、ムービー、プログラム等のバイナリデータ等でも
よく、またインデックスとしては、通し番号や固有名称
等のように一意にコンテンツを特定できる情報であれば
よい。なお、コンテンツがテキストでない場合には、検
索のキーとしては、キーワードの代わりにこれらコンテ
ンツの特徴量等を利用すればよい。また、これらのコン
テンツを組み合わせたコンテンツに対して一つのIDを
付与してもよい。
【0039】例えば、データベース12は、本文とその
本文を一意に特定可能なIDを持つデータの集合を記憶
することとしたが、より多数のフィールドを備えてそれ
ぞれのフィールド毎に情報を取得可能なデータベースと
してもよい。例えば、情報提供サーバ10のデータベー
ス12には図5に示すように、ID,タイトル,説明
1,写真1,説明2,写真2というデータフィールドを
持つデータを記憶し、これら各フィールドのデータは、
個別に取り出し可能とする。
【0040】そして、図6に示すように情報提供サーバ
10にはIDがA,B,Cの3つのデータが記憶されて
おり、ID「C」のデータの「説明」の内容にはキーワ
ードXが含まれる。また、情報中継サーバ20には、I
D「A」のタイトル,説明1,写真の各フィールドのデ
ータと、ID「C」のタイトル、写真1,写真2の各フ
ィールドのデータが記憶されている。これらのデータ
は、この時点までに端末30からリクエストされたデー
タである。
【0041】この状態で端末30から検索キーワード
X,取得するフィールドは全フィールドとして、情報提
供サーバ10へのリクエストを送信すると、図2、図3
のフローチャートの処理と略同様な処理によって、情報
中継サーバ20が端末30と情報提供サーバ10との中
継を行う。すなわち、図7に示すように、図2のS22
0の代わりに図7のS610の処理を行い、S260〜
S290の代わりにS620〜650の処理を行う。つ
まり、前述と同様にして、S240までに端末からリク
エストされたキーワードを含むIDのリストを情報提供
サーバ10から取得し、S250で情報中継サーバ20
の記憶装置22にないIDを抽出する。そして続く図7
のS620で検索キーをその抽出されたIDのリストと
し、出力対象を端末から指定されたフィールドとして情
報提供サーバ10へリクエストを送信する。
【0042】続くS630では、受信したIDのリスト
と情報中継サーバ20に記憶されているIDのリストの
双方のリストにあるIDの中から、端末30から指定さ
れたフィールドのデータがあるものについてそのデータ
を端末へ送信する。そして続くS640で、受信したI
Dのリストと自装置に記憶されているIDのリストの双
方のリストにあるIDの中から、端末30から指定され
たフィールドのデータがないものについてそのデータの
リクエストを情報提供サーバ10へ送信する。
【0043】S650では、S620及びS640のリ
クエストに対する情報提供サーバ10の応答を受信して
端末30へ送信する。そして、S660で情報提供サー
バから受信した内容を記憶する。すなわち、図2及び図
3の情報中継サーバ20の処理との違いは、端末30か
らリクエストされたフィールドのうち、情報中継サーバ
20の記憶装置22に記憶されていないフィールドのデ
ータのみを情報提供サーバ10へリクエストして取得す
る点である。つまり、図7に示すように、情報中継サー
バ20は情報提供サーバ10からID「C」の「説明
1」「説明2」のフィールドのデータを得て、情報中継
サーバ20に記憶されている「タイトル」「写真1」
「写真2」のフィールドと組み合わせて端末30へ送信
する。このようにすることで、全フィールドのデータを
取得する場合に比べて大幅に通信量を減らすことができ
る。
【0044】なお本実施例において、情報提供サーバ1
0が特許請求の範囲における情報提供センタに相当し、
情報中継サーバ20がコンピュータに相当し、端末30
が端末に相当する。また、記憶装置22が記憶装置に相
当し、ID及びIDのリストがインデックスに相当す
る。なお、本実施例の情報中継サーバ20は、請求項5
に記載の端末と情報提供センタとの中継を行うコンピュ
ータに相当する。 [第二実施例]第一実施例においては、情報中継サーバ
20は、情報提供サーバ10から端末30へ中継した情
報を記憶装置22に記憶しておき、記憶した情報につい
て端末30からリクエストがあった際に、端末30に対
してその記憶した情報を提供することとしたが、図8に
示すように記憶装置22として、さらにCDROMやD
VDROMのような記録媒体の読取装置を備え、情報提
供サーバ10のデータベース12の情報が記録されたこ
れら記録媒体を読み取るようにしてもよい。このように
することで、記録媒体に記録済の情報に関しては、情報
提供サーバ10へ問い合わせる必要がなくなる。
【0045】また、情報中継サーバ20以外のコンピュ
ータで得た情報についても、同様に記憶装置22にコピ
ーしたり、光磁気ディスク等の記録媒体やネットワーク
等の伝送媒体を介してアクセス可能としてもよい。この
場合は、この記録媒体や伝送媒体を介して得た情報を、
記憶装置22に記憶された情報と同様に扱えばよい。
【0046】また、記録媒体に記録されたデータの形式
と情報提供サーバ10に記憶されている情報の形式が異
なる場合には、少なくともいずれか一方を変換して利用
するようにすればよい。また、関連性のある事項につい
て複数の情報源から情報が提供されている場合には、そ
の情報を統合して利用するようにしてもよい。例えば、
データ形式が異なるがIDが同じ情報がある場合、変換
して記憶しておき、リクエストに応じて端末30へ送れ
ばよい。このようにすれば、情報提供サーバ10が提供
する情報に、さらに関連する情報等を付加した情報を提
供することができる。
【0047】本実施例において記録媒体に記憶された情
報が、特許請求の範囲における「情報提供センタに記憶
されている情報のコピー」に相当する。 [第三実施例]これまでの実施例では、図9の「1.」
〜「6.」に示すように、端末30はリクエストを送信
して情報を取得するだけであったが、さらに、図9の
「7.」に示すように、取得した情報に対して端末30
において情報を変更した場合には、その変更部分を情報
中継サーバ20に記憶しておき(図9の「8.」)、そ
の後、端末30から要求のあった場合には(図9の
「9.」)、情報中継サーバ20は、その記憶した変更
部分を付加して端末30へ送信するようにしてもよい
(図9の「10.」)。このようにすれば、変更後の情
報を容易に得ることができる。 [第四実施例]第一実施例から第三実施例においては、
情報中継サーバ20が端末30からのリクエストに応じ
て中継処理を行うこととしたが、この情報中継サーバ2
0と端末30の機能は、一の端末装置に組み込んでもよ
い。すなわち、図10の端末40に示すように、端末4
0から入力したリクエストを端末40に組み込んだ中継
機能を使って処理する。このようにすることで、次に同
じ情報をリクエストする際に、通信回線を介さずに直
接、端末40の記憶装置に記憶されている情報が出力さ
れる。したがって通信コストを抑えることができ、表示
等の出力も速く行うことができる。
【0048】本実施例において、端末40は特許請求の
範囲におけるコンピュータに相当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の情報システムの構成を示す図であ
る。
【図2】情報中継サーバの中継処理を説明するための図
である。
【図3】情報中継サーバの中継処理を説明するための図
2の続きの図である。
【図4】図2及び図3の処理による情報の流れを具体例
で説明する図である。
【図5】データベースの情報形式の一例を説明する図で
ある。
【図6】複数のフィールドを持つデータの中継処理を具
体例で説明する図である。
【図7】複数のフィールドを持つデータの中継を行う場
合の情報中継サーバの中継処理を説明するための図であ
る。
【図8】第二実施例の情報システムの構成を示す図であ
る。
【図9】第三実施例の情報システムによる処理を説明す
る図である。
【図10】第四実施例の情報システムの構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…情報システム 2…インターネット 3…イントラネット 10…情報提供サーバ 12…データベース 20…情報中継サーバ 22…記憶装置 30,40…端末

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報提供センタから通信回線を介して情報
    を取得可能であり、情報を記憶しておく記憶装置を備え
    たコンピュータであって、 前記情報提供センタから情報を取得する際に、前記記憶
    装置に記憶されている情報を取得対象から除外して、当
    該取得対象を前記情報提供センタに要求して取得し、該
    取得した情報と前記記憶装置に記憶されている情報とを
    出力することを特徴とするコンピュータ。
  2. 【請求項2】情報提供センタの情報を通信回線を介して
    取得して出力可能であり、情報を記憶しておく記憶装置
    を備えたコンピュータであって、 前記情報提供センタから取得すべき情報の、検索条件が
    入力された場合に、入力された検索条件に合致する情報
    のインデックスを前記情報提供センタへ要求し、 その要求に応じた前記情報のインデックスを情報提供セ
    ンタから取得して、その取得したインデックスから前記
    記憶装置にすでに記憶されている情報のインデックスを
    除いたインデックスである情報要求インデックスを生成
    し、該情報要求インデックスに対応する情報を前記情報
    提供センタへ要求し、 その要求に応じた情報を前記情報提供センタから取得
    し、該取得した情報とその情報のインデックスとを対応
    付けて前記記憶装置に記憶し、 該取得した情報と、前記記憶装置にすでに記憶されてい
    る前記検索条件に合致した情報のインデックスに対応す
    る情報とを出力することを特徴とするコンピュータ。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のコンピュータにおいて、 前記情報要求インデックスに対応する情報を前記情報提
    供センタに要求している際、または、該情報要求インデ
    ックスに対応する情報を前記情報提供センタから取得し
    ている際の少なくともいずれか一方の間に、前記コンピ
    ュータにすでに記憶されている前記検索条件に合致した
    情報のインデックスに対応する情報を出力することを特
    徴とするコンピュータ。
  4. 【請求項4】請求項2または3に記載のコンピュータに
    おいて、 前記記憶装置は、前記情報提供センタに記憶されている
    情報のコピーを予め記憶していることを特徴とするコン
    ピュータ。
  5. 【請求項5】請求項2〜4のいずれかに記載のコンピュ
    ータにおいて、 ネットワークを介して端末と接続されており、 前記入力は、ネットワークを介して前記端末から行い、 前記出力は、ネットワークを介して前記端末に対して行
    うことを特徴とするコンピュータ。
  6. 【請求項6】請求項2〜5のいずれかに記載のコンピュ
    ータにおいて、 前記出力した情報を編集する編集手段を備え、 該編集手段によって編集された情報を前記記憶装置に記
    憶することを特徴とするコンピュータ。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれかに記載のコンピュ
    ータと、 該コンピュータと通信回線を介して接続された情報提供
    センタと、 を備えることを特徴とする情報システム。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の情報システムにおいて、 さらに、請求項5に記載の端末を備えることを特徴とす
    る情報システム。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の情報システムにおいて、 前記ネットワークは、前記通信回線よりも高速に情報を
    通信可能であることを特徴とする情報システム。
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