JP2002089996A - 多室形空気調和機 - Google Patents
多室形空気調和機Info
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- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2313/00—Compression machines, plants or systems with reversible cycle not otherwise provided for
- F25B2313/023—Compression machines, plants or systems with reversible cycle not otherwise provided for using multiple indoor units
- F25B2313/0231—Compression machines, plants or systems with reversible cycle not otherwise provided for using multiple indoor units with simultaneous cooling and heating
Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 暖房主体の冷暖房同時運転の場合、四方弁を
暖房側に切替え、暖房運転の室内熱交換器から流出した
液冷媒の一部を、冷房運転の室内熱交換器に導入するこ
とにより、暖房能力の効率を向上できる多室形空気調和
機を提供する。 【解決手段】 複数の室内熱交換器6a,6b,6c,6d の一方
を、第一開閉弁11を介して三方弁10により第一配管Ａま
たは第二配管Ｂに切替可能に夫々並列に接続するととも
に、他方を室内側膨張弁８および第二開閉弁12を介して
第三配管Ｃに夫々並列に接続し、第二配管Ｂと第三配管
Ｃとを第三開閉弁13を介して接続し、複数の室内機6a,6
b,6c,6d の内、暖房運転の数が冷房運転より多い場合、
四方弁３を暖房側に切替えるとともに、暖房運転の室内
熱交換器6a,6b,6cから流出した液冷媒の一部を、冷房運
転の室内熱交換器6dに導入させる一方、残りの液冷媒を
第三開閉弁13により減圧し、室外熱交換器４を経由して
圧縮機２に戻す。
暖房側に切替え、暖房運転の室内熱交換器から流出した
液冷媒の一部を、冷房運転の室内熱交換器に導入するこ
とにより、暖房能力の効率を向上できる多室形空気調和
機を提供する。 【解決手段】 複数の室内熱交換器6a,6b,6c,6d の一方
を、第一開閉弁11を介して三方弁10により第一配管Ａま
たは第二配管Ｂに切替可能に夫々並列に接続するととも
に、他方を室内側膨張弁８および第二開閉弁12を介して
第三配管Ｃに夫々並列に接続し、第二配管Ｂと第三配管
Ｃとを第三開閉弁13を介して接続し、複数の室内機6a,6
b,6c,6d の内、暖房運転の数が冷房運転より多い場合、
四方弁３を暖房側に切替えるとともに、暖房運転の室内
熱交換器6a,6b,6cから流出した液冷媒の一部を、冷房運
転の室内熱交換器6dに導入させる一方、残りの液冷媒を
第三開閉弁13により減圧し、室外熱交換器４を経由して
圧縮機２に戻す。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、室外機一台に対し
て複数台の室内機を接続し、各室内機毎に冷房と暖房と
を選択的に、または、同時に行うことのできる多室形空
気調和機の構成に関する。
て複数台の室内機を接続し、各室内機毎に冷房と暖房と
を選択的に、または、同時に行うことのできる多室形空
気調和機の構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の多室形空気調和機とし
て、例えば、特開平２−１０３３５２号に掲載されたも
のがある。図３において、21は空気調和機の室外機、22
は冷媒を圧縮する圧縮機、23は冷媒の循環方向を切替え
る四方弁、24は室外熱交換器、25a,25b,25c は前記室外
機21に接続された各々の室内機、26は室内熱交換器、27
および28は前記室内機25a,25b,25c と室外機21とを接続
する第１接続配管及び第２接続配管、29は前記各室内機
25a,25b,25c の室内熱交換器26の一方を前記第１接続配
管27と第２接続配管28とを切替可能に接続する三方弁、
30は各室内機25a,25b,25c の室内熱交換器26の他方に接
続された第１膨張弁、31は各室内機25a,25b,25c の第１
膨張弁30側と前記第１接続配管27とを接続する第３接続
配管、32は同第３接続配管31の途中に設けられた第２膨
張弁である。33は室外熱交換器24の両出入口間を短絡状
に接続するバイパス配管、34はこのバイパス配管33の途
中に設けられた流量調整弁である。
て、例えば、特開平２−１０３３５２号に掲載されたも
のがある。図３において、21は空気調和機の室外機、22
は冷媒を圧縮する圧縮機、23は冷媒の循環方向を切替え
る四方弁、24は室外熱交換器、25a,25b,25c は前記室外
機21に接続された各々の室内機、26は室内熱交換器、27
および28は前記室内機25a,25b,25c と室外機21とを接続
する第１接続配管及び第２接続配管、29は前記各室内機
25a,25b,25c の室内熱交換器26の一方を前記第１接続配
管27と第２接続配管28とを切替可能に接続する三方弁、
30は各室内機25a,25b,25c の室内熱交換器26の他方に接
続された第１膨張弁、31は各室内機25a,25b,25c の第１
膨張弁30側と前記第１接続配管27とを接続する第３接続
配管、32は同第３接続配管31の途中に設けられた第２膨
張弁である。33は室外熱交換器24の両出入口間を短絡状
に接続するバイパス配管、34はこのバイパス配管33の途
中に設けられた流量調整弁である。
【０００３】上記構成において、冷暖房同時運転状態に
ついて説明する。圧縮機22より吐出された高温高圧の冷
媒ガスの一部が流量調整弁34の開度に応じてバイパス配
管33に流入する。一方、残りの冷媒は室外熱交換器24を
流れ、外気と熱交換して凝縮液化され、バイパス配管33
からの冷媒ガスと合流して気液混合状態となって第１接
続配管27を経て室内側に送られる。そして、例えば、こ
の冷媒の一部を暖房運転状態にある室内機25a に三方弁
29を介して室内熱交換器26に導入し、熱交換（暖房）さ
せて凝縮液化し、第１膨張弁30より第３接続配管31に流
入させる。一方、他の冷媒は第３接続配管31の第２膨張
弁32を通り暖房運転状態にある室内機25a からの冷媒と
合流する。そして、この液冷媒は第３接続配管31から冷
房運転状態にある各室内機25b,25c に第１膨張弁30によ
って低圧状態まで減圧後室内熱交換器26に流入し、熱交
換（冷房）されて蒸発する。そして、ガスとなった冷媒
は三方弁29を介して第２接続配管28に流入し再び圧縮機
22に戻り、冷凍サイクルを形成して冷暖房同時運転が行
われる。
ついて説明する。圧縮機22より吐出された高温高圧の冷
媒ガスの一部が流量調整弁34の開度に応じてバイパス配
管33に流入する。一方、残りの冷媒は室外熱交換器24を
流れ、外気と熱交換して凝縮液化され、バイパス配管33
からの冷媒ガスと合流して気液混合状態となって第１接
続配管27を経て室内側に送られる。そして、例えば、こ
の冷媒の一部を暖房運転状態にある室内機25a に三方弁
29を介して室内熱交換器26に導入し、熱交換（暖房）さ
せて凝縮液化し、第１膨張弁30より第３接続配管31に流
入させる。一方、他の冷媒は第３接続配管31の第２膨張
弁32を通り暖房運転状態にある室内機25a からの冷媒と
合流する。そして、この液冷媒は第３接続配管31から冷
房運転状態にある各室内機25b,25c に第１膨張弁30によ
って低圧状態まで減圧後室内熱交換器26に流入し、熱交
換（冷房）されて蒸発する。そして、ガスとなった冷媒
は三方弁29を介して第２接続配管28に流入し再び圧縮機
22に戻り、冷凍サイクルを形成して冷暖房同時運転が行
われる。
【０００４】しかしながら、上記構成では、冷媒の一部
は室外熱交換器24を通過し放熱されるため、冷暖房同時
運転に暖房能力が不足してしまうという問題がある。
は室外熱交換器24を通過し放熱されるため、冷暖房同時
運転に暖房能力が不足してしまうという問題がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、暖房主体の冷暖房同時運転の場合、
四方弁を暖房側に切替えるとともに、暖房運転の室内熱
交換器から流出した液冷媒の一部を、冷房運転の室内熱
交換器に導入させることにより、暖房能力の効率を向上
することができる多室形空気調和機を提供することを目
的とする。
記の問題点に鑑み、暖房主体の冷暖房同時運転の場合、
四方弁を暖房側に切替えるとともに、暖房運転の室内熱
交換器から流出した液冷媒の一部を、冷房運転の室内熱
交換器に導入させることにより、暖房能力の効率を向上
することができる多室形空気調和機を提供することを目
的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためなされたもので、圧縮機、四方弁、室外熱交換
器からなる１台の室外機と、室内側膨張弁、室内熱交換
器からなる複数の室内機を、分配ユニットに設けられた
第一配管、第二配管および第三配管を三方弁を介して並
列に接続し、同三方弁の切替えにより前記各室内機への
冷媒の流通および流れ方向を選択することにより、各室
内機毎に冷房と暖房との同時運転を可能にしてなる多室
形空気調和機において、前記複数の室内熱交換器の一方
を、第一開閉弁を介して三方弁により前記第一配管また
は第二配管に切替可能に夫々並列に接続するとともに、
他方を前記室内側膨張弁および第二開閉弁を介して前記
第三配管に夫々並列に接続し、前記第二配管と前記第三
配管とを第三開閉弁を介して接続する一方、前記第一配
管と前記第三配管とを第四開閉弁を介して接続し、前記
複数の室内機の内、暖房運転の数が冷房運転より多い場
合、前記四方弁を暖房側に切替えるとともに、暖房運転
の前記室内熱交換器から流出した液冷媒の一部を、冷房
運転の前記室内熱交換器に導入させる一方、残りの液冷
媒を前記第三開閉弁により減圧し、前記室外熱交換器を
経由して前記圧縮機に戻す構成となっている。
するためなされたもので、圧縮機、四方弁、室外熱交換
器からなる１台の室外機と、室内側膨張弁、室内熱交換
器からなる複数の室内機を、分配ユニットに設けられた
第一配管、第二配管および第三配管を三方弁を介して並
列に接続し、同三方弁の切替えにより前記各室内機への
冷媒の流通および流れ方向を選択することにより、各室
内機毎に冷房と暖房との同時運転を可能にしてなる多室
形空気調和機において、前記複数の室内熱交換器の一方
を、第一開閉弁を介して三方弁により前記第一配管また
は第二配管に切替可能に夫々並列に接続するとともに、
他方を前記室内側膨張弁および第二開閉弁を介して前記
第三配管に夫々並列に接続し、前記第二配管と前記第三
配管とを第三開閉弁を介して接続する一方、前記第一配
管と前記第三配管とを第四開閉弁を介して接続し、前記
複数の室内機の内、暖房運転の数が冷房運転より多い場
合、前記四方弁を暖房側に切替えるとともに、暖房運転
の前記室内熱交換器から流出した液冷媒の一部を、冷房
運転の前記室内熱交換器に導入させる一方、残りの液冷
媒を前記第三開閉弁により減圧し、前記室外熱交換器を
経由して前記圧縮機に戻す構成となっている。
【０００７】また、前記冷房運転の室内熱交換器から流
出したガス冷媒と、前記第三開閉弁により減圧した冷媒
を合流して前記室外熱交換器を経由して前記圧縮機に戻
す構成となっている。
出したガス冷媒と、前記第三開閉弁により減圧した冷媒
を合流して前記室外熱交換器を経由して前記圧縮機に戻
す構成となっている。
【０００８】また、前記各室内機の冷暖房混在運転時
に、前記第一配管、第二配管および第三配管のそれぞれ
が、高圧ガス側、低圧ガス側および高圧液側となる構成
となっている。
に、前記第一配管、第二配管および第三配管のそれぞれ
が、高圧ガス側、低圧ガス側および高圧液側となる構成
となっている。
【０００９】また、低外気温の暖房運転時に、前記室外
熱交換器に前記第一配管の高圧ガスの一部を、前記第四
開閉弁、第三開閉弁を介して前記室外熱交換器に導入し
除霜する構成となっている。
熱交換器に前記第一配管の高圧ガスの一部を、前記第四
開閉弁、第三開閉弁を介して前記室外熱交換器に導入し
除霜する構成となっている。
【００１０】また、前記第一開閉弁および第二開閉弁が
手動切替式の二方弁からなる構成となっている。
手動切替式の二方弁からなる構成となっている。
【００１１】また、前記第三開閉弁が電磁弁または電子
膨張弁からなる構成となっている。
膨張弁からなる構成となっている。
【００１２】また、前記第四開閉弁が電磁弁からなる構
成となっている。
成となっている。
【００１３】
【発明の実施の形態】図１に示す本発明の実施例によ
り、本発明の実施の形態について説明する。図におい
て、１は室外に設置された室外機で、同室外機１は主に
圧縮機２と四方弁３と室外熱交換器４とアキュムレータ
５とで構成されている。6a,6b,6c,6d は４台の室内機
で、同室内機6a,6b,6c,6d は夫々、主に室内熱交換器７
と室内側電子膨張弁８とで構成されている。９は分配ユ
ニットで、同分配ユニット９内に配設された第一配管
Ａ、第二配管Ｂおよび第三配管Ｃを三方弁10を介して、
前記室外機１を前記４台の室内機6a,6b,6c,6d と夫々並
列に接続し、同三方弁10の切替えにより前記各室内機6
a,6b,6c,6d への冷媒の流通および流れ方向を選択する
ことにより、各室内機毎に冷房と暖房との同時運転を可
能にしている。
り、本発明の実施の形態について説明する。図におい
て、１は室外に設置された室外機で、同室外機１は主に
圧縮機２と四方弁３と室外熱交換器４とアキュムレータ
５とで構成されている。6a,6b,6c,6d は４台の室内機
で、同室内機6a,6b,6c,6d は夫々、主に室内熱交換器７
と室内側電子膨張弁８とで構成されている。９は分配ユ
ニットで、同分配ユニット９内に配設された第一配管
Ａ、第二配管Ｂおよび第三配管Ｃを三方弁10を介して、
前記室外機１を前記４台の室内機6a,6b,6c,6d と夫々並
列に接続し、同三方弁10の切替えにより前記各室内機6
a,6b,6c,6d への冷媒の流通および流れ方向を選択する
ことにより、各室内機毎に冷房と暖房との同時運転を可
能にしている。
【００１４】前記各室内熱交換器７の一方を、夫々第一
開閉弁11を介して前記各三方弁10により、前記第一配管
Ａまたは第二配管Ｂに切替可能に夫々並列に接続すると
ともに、他方を前記室内側膨張弁８および第二開閉弁12
を介して、前記第三配管Ｃに夫々並列に接続されてい
る。前記第二配管Ｂと前記第三配管Ｃとを第三開閉弁13
を介して接続する一方、前記第一配管Ａと前記第三配管
Ｃとを第四開閉弁14を介して接続されている。
開閉弁11を介して前記各三方弁10により、前記第一配管
Ａまたは第二配管Ｂに切替可能に夫々並列に接続すると
ともに、他方を前記室内側膨張弁８および第二開閉弁12
を介して、前記第三配管Ｃに夫々並列に接続されてい
る。前記第二配管Ｂと前記第三配管Ｃとを第三開閉弁13
を介して接続する一方、前記第一配管Ａと前記第三配管
Ｃとを第四開閉弁14を介して接続されている。
【００１５】上記構成において、次に本発明の動作につ
いて説明する。図１は前記４台の室内機6a,6b,6c,6d の
内、室内機6a,6b,6cの３台を暖房運転し、室内機6dのみ
を冷房運転する暖房主体の冷暖房同時運転の例を示した
もので、暖房側の冷媒の流れを実線矢印で、冷房側を破
線矢印で表わしている。この場合、前記第一配管Ａ、第
二配管Ｂおよび第三配管Ｃのそれぞれが、高圧ガス側、
低圧ガス側および高圧液側となる構成となっている。前
記四方弁３を暖房側に切替える。前記圧縮機２より吐出
した高温高圧の冷媒ガスは前記四方弁３を通って前記第
一配管Ａに流れ、前記各三方弁10および第一開閉弁11を
経由して、暖房運転の前記室内機6a,6b,6cの各室内熱交
換器７にそれぞれ流入する。
いて説明する。図１は前記４台の室内機6a,6b,6c,6d の
内、室内機6a,6b,6cの３台を暖房運転し、室内機6dのみ
を冷房運転する暖房主体の冷暖房同時運転の例を示した
もので、暖房側の冷媒の流れを実線矢印で、冷房側を破
線矢印で表わしている。この場合、前記第一配管Ａ、第
二配管Ｂおよび第三配管Ｃのそれぞれが、高圧ガス側、
低圧ガス側および高圧液側となる構成となっている。前
記四方弁３を暖房側に切替える。前記圧縮機２より吐出
した高温高圧の冷媒ガスは前記四方弁３を通って前記第
一配管Ａに流れ、前記各三方弁10および第一開閉弁11を
経由して、暖房運転の前記室内機6a,6b,6cの各室内熱交
換器７にそれぞれ流入する。
【００１６】高圧冷媒ガスが流入した前記各室内熱交換
器７にて室内に放熱して室内を暖めることにより、高温
高圧の冷媒ガスが凝縮して高温高圧の冷媒液となり、ほ
ぼ全開状態の前記各室内側電子膨張弁８を通り、前記各
第二開閉弁12を経由して前記第三配管Ｃに合流される。
第三配管Ｃに合流した液冷媒の一部を、冷房運転の前記
室内機6dの第二開閉弁12で減圧された後に、室内熱交換
器７に流通させ、同室内熱交換器７にて室内の熱を吸収
して冷房することにより、低温低圧の液冷媒が蒸発して
低温低圧の冷媒ガスとなり、前記室内機6d側の第一開閉
弁11および三方弁10を通って前記第二配管Ｂへ流れる。
一方、前記第三配管Ｃに合流した残りの液冷媒は前記第
三開閉弁13により低圧まで減圧され、前記室外熱交換器
４で熱交換して前記圧縮機２に戻される。
器７にて室内に放熱して室内を暖めることにより、高温
高圧の冷媒ガスが凝縮して高温高圧の冷媒液となり、ほ
ぼ全開状態の前記各室内側電子膨張弁８を通り、前記各
第二開閉弁12を経由して前記第三配管Ｃに合流される。
第三配管Ｃに合流した液冷媒の一部を、冷房運転の前記
室内機6dの第二開閉弁12で減圧された後に、室内熱交換
器７に流通させ、同室内熱交換器７にて室内の熱を吸収
して冷房することにより、低温低圧の液冷媒が蒸発して
低温低圧の冷媒ガスとなり、前記室内機6d側の第一開閉
弁11および三方弁10を通って前記第二配管Ｂへ流れる。
一方、前記第三配管Ｃに合流した残りの液冷媒は前記第
三開閉弁13により低圧まで減圧され、前記室外熱交換器
４で熱交換して前記圧縮機２に戻される。
【００１７】また、前記冷房運転の室内熱交換器７から
流出したガス冷媒は、前記第三開閉弁13により減圧した
冷媒と合流して前記室外熱交換器４を経由して前記圧縮
機２に戻す構成となっている。
流出したガス冷媒は、前記第三開閉弁13により減圧した
冷媒と合流して前記室外熱交換器４を経由して前記圧縮
機２に戻す構成となっている。
【００１８】図２は前記４台の室内機6a,6b,6c,6d を全
て冷房運転する場合の例を示したものである。前記圧縮
機２より吐出した高温高圧ガスは前記四方弁３を通って
前記室外熱交換器４で凝縮液化され、第三開閉弁13、第
二開閉弁12、各室内側電子膨張弁８を通って前記各室内
熱交換器７に流入し、それぞれ蒸発気化した後、第一開
閉弁11および三方弁10を経て低圧ガス側の第一配管Ａに
導かれる。その後四方弁３、アキュムレータ５を通って
圧縮機２に戻り、冷房運転を行う。
て冷房運転する場合の例を示したものである。前記圧縮
機２より吐出した高温高圧ガスは前記四方弁３を通って
前記室外熱交換器４で凝縮液化され、第三開閉弁13、第
二開閉弁12、各室内側電子膨張弁８を通って前記各室内
熱交換器７に流入し、それぞれ蒸発気化した後、第一開
閉弁11および三方弁10を経て低圧ガス側の第一配管Ａに
導かれる。その後四方弁３、アキュムレータ５を通って
圧縮機２に戻り、冷房運転を行う。
【００１９】また、低外気温の暖房運転時に、前記室外
熱交換器４に前記第一配管Ａの高圧ガスの一部を、前記
第四開閉弁14、第三開閉弁13を介して前記室外熱交換器
4 に導入し、除霜する構成となっている。
熱交換器４に前記第一配管Ａの高圧ガスの一部を、前記
第四開閉弁14、第三開閉弁13を介して前記室外熱交換器
4 に導入し、除霜する構成となっている。
【００２０】また、前記第一開閉弁11および第二開閉弁
12が手動切替式の二方弁からなる構成とすることによ
り、分配ユニット９と各室内機6a,6b,6c,6d との配管工
事をやり易くするとともに、運転または停止時の各開閉
弁の開閉をし易くなされている。また、前記第三開閉弁
13に電磁弁または電子膨張弁を用い、前記第四開閉弁14
に電磁弁を用いることにより、冷媒の流路の切替え、流
量調整および絞り調整が確実に行えるようになされてい
る。
12が手動切替式の二方弁からなる構成とすることによ
り、分配ユニット９と各室内機6a,6b,6c,6d との配管工
事をやり易くするとともに、運転または停止時の各開閉
弁の開閉をし易くなされている。また、前記第三開閉弁
13に電磁弁または電子膨張弁を用い、前記第四開閉弁14
に電磁弁を用いることにより、冷媒の流路の切替え、流
量調整および絞り調整が確実に行えるようになされてい
る。
【００２１】上記に説明したように、複数の室内機の
内、暖房運転の数が冷房運転より多い暖房主体の冷暖房
同時運転の場合、前記四方弁３を暖房側に切替えるとと
もに、暖房運転の室内熱交換器から流出した液冷媒の一
部を、冷房運転の室内熱交換器に導入させる一方、残り
の液冷媒を前記第三開閉弁13により減圧し、前記室外熱
交換器４を経由して前記圧縮機２に戻す構成とすること
により、暖房能力の効率を向上することができる多室形
空気調和機となる。
内、暖房運転の数が冷房運転より多い暖房主体の冷暖房
同時運転の場合、前記四方弁３を暖房側に切替えるとと
もに、暖房運転の室内熱交換器から流出した液冷媒の一
部を、冷房運転の室内熱交換器に導入させる一方、残り
の液冷媒を前記第三開閉弁13により減圧し、前記室外熱
交換器４を経由して前記圧縮機２に戻す構成とすること
により、暖房能力の効率を向上することができる多室形
空気調和機となる。
【００２２】
【発明の効果】以上ように本発明によれば、複数の室内
機の内、暖房運転の数が冷房運転より多い暖房主体の冷
暖房同時運転の場合、四方弁を暖房側に切替えるととも
に、暖房運転の室内熱交換器から流出した液冷媒の一部
を、冷房運転の室内熱交換器に導入させる一方、残りの
液冷媒を第三開閉弁により減圧し、室外熱交換器を経由
して圧縮機に戻す構成とすることにより、暖房能力の効
率を向上することができる多室形空気調和機となる。
機の内、暖房運転の数が冷房運転より多い暖房主体の冷
暖房同時運転の場合、四方弁を暖房側に切替えるととも
に、暖房運転の室内熱交換器から流出した液冷媒の一部
を、冷房運転の室内熱交換器に導入させる一方、残りの
液冷媒を第三開閉弁により減圧し、室外熱交換器を経由
して圧縮機に戻す構成とすることにより、暖房能力の効
率を向上することができる多室形空気調和機となる。
【図１】本発明による多室形空気調和機の実施例を示す
冷媒回路図で、冷暖同時運転状態を示す。
冷媒回路図で、冷暖同時運転状態を示す。
【図２】本発明による冷房運転状態を示す冷媒回路図で
ある。
ある。
【図３】従来の多室形空気調和機の冷媒回路図である。
１ 室外機 ２ 圧縮機 ３ 四方弁 ４ 室外熱交換器 ５ アキュムレータ 6a,6b,6c,6d 室内機 ７ 室内熱交換器 ８ 室内側電子膨張弁 ９ 分配ユニット １０ 三方弁 １１ 第一開閉弁 １２ 第二開閉弁 １３ 第三開閉弁 １４ 第四開閉弁 Ａ 第一配管 Ｂ 第二配管 Ｃ 第三配管
Claims (7)
- 【請求項１】 圧縮機、四方弁、室外熱交換器からなる
１台の室外機と、室内側膨張弁、室内熱交換器からなる
複数の室内機を、分配ユニットに設けられた第一配管、
第二配管および第三配管を三方弁を介して並列に接続
し、同三方弁の切替えにより前記各室内機への冷媒の流
通および流れ方向を選択することにより、各室内機毎に
冷房と暖房との同時運転を可能にしてなる多室形空気調
和機において、 前記複数の室内熱交換器の一方を、第一開閉弁を介して
三方弁により前記第一配管または第二配管に切替可能に
夫々並列に接続するとともに、他方を前記室内側膨張弁
および第二開閉弁を介して前記第三配管に夫々並列に接
続し、前記第二配管と前記第三配管とを第三開閉弁を介
して接続する一方、前記第一配管と前記第三配管とを第
四開閉弁を介して接続し、前記複数の室内機の内、暖房
運転の数が冷房運転より多い場合、前記四方弁を暖房側
に切替えるとともに、暖房運転の前記室内熱交換器から
流出した液冷媒の一部を、冷房運転の前記室内熱交換器
に導入させる一方、残りの液冷媒を前記第三開閉弁によ
り減圧し、前記室外熱交換器を経由して前記圧縮機に戻
してなることを特徴とする多室形空気調和機。 - 【請求項２】 前記冷房運転の室内熱交換器から流出し
たガス冷媒と、前記第三開閉弁により減圧した冷媒を合
流して前記室外熱交換器を経由して前記圧縮機に戻して
なることを特徴とする請求項１記載の多室形空気調和
機。 - 【請求項３】 前記各室内機の冷暖房混在運転時に、前
記第一配管、第二配管および第三配管のそれぞれが、高
圧ガス側、低圧ガス側および高圧液側となることを特徴
とする請求項１記載の多室形空気調和機。 - 【請求項４】 低外気温の暖房運転時に、前記室外熱交
換器に前記第一配管の高圧ガスの一部を、前記第四開閉
弁、第三開閉弁を介して前記室外熱交換器に導入し除霜
してなることを特徴とする請求項１記載の多室形空気調
和機。 - 【請求項５】 前記第一開閉弁および第二開閉弁が手動
切替式の二方弁からなることを特徴とする請求項１記載
の多室形空気調和機。 - 【請求項６】 前記第三開閉弁が電磁弁または電子膨張
弁からなることを特徴とする請求項１記載の多室形空気
調和機。 - 【請求項７】 前記第四開閉弁が電磁弁からなることを
特徴とする請求項１記載の多室形空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000284674A JP2002089996A (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | 多室形空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000284674A JP2002089996A (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | 多室形空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002089996A true JP2002089996A (ja) | 2002-03-27 |
Family
ID=18768851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000284674A Pending JP2002089996A (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | 多室形空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002089996A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008170130A (ja) * | 2007-01-15 | 2008-07-24 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和装置 |
| KR100903148B1 (ko) * | 2003-06-27 | 2009-06-16 | 삼성전자주식회사 | 다실형 공기조화기 및 그 제어방법 |
| CN107726667A (zh) * | 2017-10-20 | 2018-02-23 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 多联式空调系统 |
| CN114251718A (zh) * | 2020-09-23 | 2022-03-29 | Lg电子株式会社 | 制冷制热换气用一拖多空调机 |
-
2000
- 2000-09-20 JP JP2000284674A patent/JP2002089996A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN107726667A (zh) * | 2017-10-20 | 2018-02-23 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 多联式空调系统 |
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