JP2002089503A - アクチュエータ - Google Patents

アクチュエータ

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JP2002089503A
JP2002089503A JP2000281145A JP2000281145A JP2002089503A JP 2002089503 A JP2002089503 A JP 2002089503A JP 2000281145 A JP2000281145 A JP 2000281145A JP 2000281145 A JP2000281145 A JP 2000281145A JP 2002089503 A JP2002089503 A JP 2002089503A
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actuator
driven
piston
drive
feed screw
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JP2000281145A
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Yuji Nozaki
裕次 野崎
Ryuichiro Tomita
隆一郎 冨田
Ken Sawada
謙 澤田
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Koganei Corp
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Koganei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロッドなどの作動部材を小型のアクチュエー
タによって駆動し得るようにし、高精度に作動部材の速
度制御および位置制御を行い得るようにする。 【解決手段】 モータ19によって送りねじ10を回転
駆動することにより、駆動ピストン13をシリンダチュ
ーブ4a内で直線方向に移動させ、非圧縮性媒体として
の水を駆動側媒体室14a,14bと従動側媒体室9
a,9bとに流出入させ、従動ピストン8を軸方向に駆
動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロッドなどの作動部
材を往復動するアクチュエータに関し、特に、作動部材
の速度制御や位置決めを高精度で行うことができるアク
チュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】食品生産などの生産ラインで使用されて
いるアクチュエータには、空気圧アクチュエータ、油圧
アクチュエータ、電動アクチュエータなどがあり用途に
応じて様々な使われ方をしている。
【0003】空気圧アクチュエータは、コンプレッサー
などにより加圧された圧縮空気のエネルギーを機械的な
直線運動または回転運動などの仕事に変換してロッドや
軸などの作動部材に出力する機器であり、ロッドが直線
往復運動する空気圧シリンダ、回転軸が回転運動する空
気圧モータ、揺動軸が回転往復運動する揺動型アクチュ
エータとに大別される。
【0004】通常、空気圧アクチュエータの作動制御に
はアクチュエータへの圧縮空気の供給、遮断や流れの方
向を変える方向制御弁が用いられており、この方向制御
弁によりアクチュエータの始動、停止および往復運動等
を制御する。また圧縮空気の流路中には圧力を調整する
圧力制御弁や流量を調整する流量制御弁なども設けられ
複雑な圧力制御回路を構成している。
【0005】空気圧アクチュエータは油圧アクチュエー
タや電動アクチュエータと比較し、作動媒体である圧縮
空気の圧縮性や粘性などの要因により高速作動に適して
おり、また油や電気を使用しないので油漏れによる周辺
環境の汚染や発火、引火の心配がないなどの特徴があ
る。しかし圧縮空気は温度や圧力による密度の変化が大
きく、また圧縮性を持つことから負荷変動の影響を受け
やすく正確な速度制御や位置制御が難しく、特に低速で
作動部材を駆動することが難しい。
【0006】油圧アクチュエータの構造は空気圧アクチ
ュエータと基本的には同様であり、空気圧アクチュエー
タの場合には圧縮空気であった作動媒体を、油圧ポンプ
などにより加圧された油に置き換えたものである。油圧
アクチュエータは空気圧アクチュエータと比較して作動
媒体である油の圧縮性が少ないため比較的正確な速度制
御や位置制御が可能である。しかし、油を使用している
ため油漏れによる周辺環境の汚染の心配があり食品生産
などの生産ラインでの使用は困難である。また空気圧ア
クチュエータと同様に複雑な圧力制御回路が必要であ
る。
【0007】電動アクチュエータは、電動モータなど電
気的に発生された駆動力を機械的な直線運動または回転
運動などの仕事に変換する機器であり、電気的な制御に
より上記空気圧アクチュエータや油圧アクチュエータと
比較して正確な速度制御や位置制御が可能である。しか
し、構造が複雑であることや高出力を得たい場合には大
きなモータが必要となるため小型化に限りがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】昨今、食品生産などの
生産ラインなどで用いられるアクチュエータには、生産
性や品質の向上、また衛生上の問題などから小型化と同
時に様々な性能が要求されている。特に正確な速度制御
や位置制御が可能であること、また防爆雰囲気内での使
用が可能なものや油による周辺環境の汚染がないものが
求められる場合がある。このような場合、従来の空気
圧、油圧、電動の各アクチュエータでは全ての要求に応
えることができなかった。
【0009】本発明の目的は、ロッドなどの作動部材を
小型のアクチュエータによって駆動し得るようにするこ
とにある。
【0010】本発明の他の目的は、高精度で作動部材の
速度制御および位置制御を行い得るようにすることにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、作動部材が連
結された従動側部材を往復動自在に収容し、前記従動側
部材の両端に従動側媒体室が形成されたアクチュエータ
本体と、回転自在の送りねじにねじ結合された駆動ピス
トンを軸方向に摺動自在に収容し、前記駆動ピストンの
両側にそれぞれ前記従動側媒体室に連通する駆動側媒体
室が形成されたポンプ用ケーシングと、前記それぞれの
媒体室内に封入された非圧縮性媒体と、前記送りねじに
連結され、前記送りねじを回転駆動して前記駆動ピスト
ンを前記アクチュエータ本体内で往復動するモータとを
有し、前記モータにより前記非圧縮性媒体を介して前記
作動部材を往復動することを特徴とするアクチュエータ
である。
【0012】本発明は、作動部材が連結された従動側部
材を往復動自在に収容し、前記従動側部材の両側に従動
側媒体室が形成されたアクチュエータ本体と、回転自在
の送りねじにねじ結合された駆動ピストンを軸方向に摺
動自在に収容するチューブと、前記チューブの外側に前
記駆動ピストンに磁気的に連結された副ピストンを軸方
向に往復動自在に収容し、前記副ピストンの両側にそれ
ぞれ前記従動側媒体室に連通する駆動側媒体室が形成さ
れたポンプ用ケーシングと、前記それぞれの媒体室内に
封入された非圧縮性媒体と、前記送りねじに連結され、
前記送りねじを回転駆動して前記駆動ピストンを前記ア
クチュエータ本体内で往復動させるモータとを有し、前
記モータにより前記非圧縮性媒体を介して前記作動部材
を往復動することを特徴とするアクチュエータである。
【0013】本発明は、前記アクチュエータ本体と前記
ポンプ用ケーシングとを別体とし、前記それぞれの媒体
室を流路により接続するようにしてもよい。また、前記
非圧縮性媒体は水であることが望ましい。
【0014】本発明にあっては、アクチュエータの変位
はモータの回転数に対して比例的に変化するため正確な
速度制御や位置制御が可能である。またモータを小型化
しても所望の推力を作動部材に伝達することができるの
で、アクチュエータを小型化できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0016】(実施の形態1)図1は本発明の一実施の
形態であるアクチュエータを示す断面図である。
【0017】このアクチュエータは、ポンプ部1とアク
チュエータ部2とが一体となったシリンダ本体3を有
し、シリンダ本体3は、それぞれ内部に貫通孔が形成さ
れたポンプ用ケーシングとしてのシリンダチューブ4a
と、アクチュエータ本体としてのシリンダチューブ4b
とからなる。シリンダ本体3の両端にはエンドカバー
5,6が図示しないタイロッドなどにより締結され、そ
れぞれのシリンダチューブ4a,4bの両端はエンドカ
バー5,6により閉塞されている。
【0018】シリンダチューブ4bには、作動部材とし
てのピストンロッド7が固定された従動側部材つまり従
動ピストン8が軸方向に往復動自在に収容され、従動ピ
ストン8の両側は従動側媒体室9a,9bとなってい
る。シリンダチューブ4aの中心部には送りねじ10が
配置され、送りねじ10の両端部は軸受11,12を介
してエンドカバー5,6に支持されている。
【0019】送りねじ10には駆動ピストン13がねじ
結合され、駆動ピストン13は送りねじ10の回転によ
って軸方向に往復動自在にシリンダチューブ4a内に収
容されている。送りねじ10を回転させたときに、駆動
ピストン13が回転しないように駆動ピストン13を楕
円形や長円形としたり、円形とした場合には回り止めが
設けられることになる。
【0020】駆動ピストン13の両側は駆動側媒体室1
4a,14bとなっており、シリンダ本体3には、駆動
側媒体室14aと従動側媒体室9aとを連通させるため
に連通孔15が形成され、駆動側媒体室14bと従動側
媒体室9bとを連通させるために連通孔16が形成され
ている。それぞれの媒体室には非圧縮性媒体として水が
封入されている。ただし、非圧縮性媒体としては、水以
外に油などを使用することも可能である。それぞれの媒
体室に封入された水が外部へ漏洩するのを防ぐために、
エンドカバー5の送りねじ10の支持部にはシール材1
7が、エンドカバー6のピストンロッド7の支持部には
シール材18がそれぞれ設けられている。
【0021】送りねじ10はエンドカバー5に取り付け
られたモータ19に連結され、モータ19によって送り
ねじ10を回転駆動することにより、駆動ピストン13
が軸方向に駆動される。
【0022】したがって、モータ19を駆動して駆動ピ
ストン13をシリンダチューブ4a内で直線方向に移動
すると、非圧縮性媒体としての水が従動側媒体室に流入
し、従動ピストン8が軸方向に駆動される。これによ
り、モータ19の回転数に比例した速度でピストンロッ
ド7を駆動することができるとともに、ピストンロッド
7を任意の位置で停止させることができる。
【0023】駆動ピストン13は送りねじ10にねじ結
合されており、送りねじ10のピッチないしリードによ
って送りねじ10の回転力が拡大されて駆動ピストン1
3の軸方向の運動に伝達されるので、モータ19を小型
としても所望の推力をピストンロッド7に伝達すること
ができる。したがって、アクチュエータを小型化して
も、必要な推力をピストンロッド7に加えることができ
る。
【0024】非圧縮性媒体として水を使用した場合に
は、内部から漏水があっても、アクチュエータの周辺を
油により汚染することを防止できる。
【0025】(実施の形態2)図2は、図1で示したア
クチュエータの変形例であって、ポンプ部1とアクチュ
エータ部2とを別体とし、それぞれの媒体室を流路によ
り接続した場合のアクチュエータを示す断面図である。
【0026】図2に示すアクチュエータの作動原理は、
基本的には実施の形態1に示したものと同一であるが、
ポンプ部1とアクチュエータ部2とを別体とし、それぞ
れの媒体室を流路により接続した点が異なっている。
【0027】ポンプ部1は、ポンプ用ケーシングとして
のシリンダチューブ4aの両端をエンドカバー5a,6
aで閉塞し、図1で示したポンプ部1と同様に送りねじ
10,駆動ピストン13などが配置され、駆動ピストン
13の両側は駆動側媒体室14a,14bとなってい
る。
【0028】アクチュエータ部2は、アクチュエータ本
体としてのシリンダチューブ4bの両端をエンドカバー
5b,6bで閉塞し、実施の形態1で示したアクチュエ
ータ部2と同様にピストンロッド7,従動ピストン8な
どが配置され、従動ピストン8の両側は従動側媒体室9
a,9bとなっている。
【0029】このアクチュエータには、駆動側媒体室1
4aと従動側媒体室9aとを連通する流路20と、駆動
側媒体室14bと従動側媒体室9bとを連通する流路2
1とが設けられており、それぞれの媒体室と流路とには
非圧縮性媒体としての水が封入されている。
【0030】送りねじ10はエンドカバー5aに取り付
けられたモータ19に連結され、モータ19によって送
りねじ10を回転駆動することにより、駆動ピストン1
3が軸方向に駆動される。
【0031】したがって、モータ19を駆動して駆動ピ
ストン13をシリンダチューブ4a内で直線方向に移動
すると、非圧縮性媒体としての水が流路を介して従動側
媒体室に流入し、従動ピストン8が軸方向に駆動され
る。これにより、ポンプ部1とアクチュエータ部2とを
別々の場所に配置した状態で、モータ19の回転数に比
例した速度でピストンロッド7を駆動することができる
とともに、ピストンロッド7を任意の位置で停止させる
ことができる。
【0032】ポンプ部1とアクチュエータ部2とを別々
の場所に設置し遠隔操作することができるので、防爆雰
囲気内にアクチュエータ部2を設置し作動させることが
できる。
【0033】(実施の形態3)図3は本発明の他の実施
の形態であるアクチュエータを示す断面図である。
【0034】このアクチュエータは、ポンプ部1とアク
チュエータ部2とが一体となったシリンダ本体3を有
し、シリンダ本体3は、それぞれ内部に貫通孔が形成さ
れたポンプ用ケーシングとしてのシリンダチューブ4a
と、アクチュエータ本体としてのシリンダチューブ4b
とからなる。シリンダ本体3の両端にはエンドカバー
5,6が図示しないタイロッドにより締結され、それぞ
れのシリンダチューブ4a,4bの両端はエンドカバー
5,6により閉塞されている。
【0035】シリンダチューブ4bには、作動部材とし
てのピストンロッド7が固定された従動側部材つまり従
動ピストン8が軸方向に往復動自在に収容され、従動ピ
ストン8の両側は従動側媒体室9a,9bとなってい
る。シリンダチューブ4aの中心部には送りねじ10が
配置され、送りねじ10の両端部は軸受11,12を介
してエンドカバー5,6に支持されている。
【0036】送りねじ10には磁石13bを外周に有す
る駆動ピストン13aがねじ結合され、駆動ピストン1
3aの外側には磁石22bを有する副ピストン22aが
配置されている。シリンダチューブ4a内には、駆動ピ
ストン13aの作動領域と副ピストン22aの作動領域
とを隔離するチューブ23が設けられており、駆動ピス
トン13aは送りねじ10の回転によって軸方向に往復
動自在にチューブ23内に収容されている。送りねじ1
0を回転させたときに、駆動ピストン13aが回転しな
いように駆動ピストン13aを楕円形や長円形とした
り、円形とした場合には回り止めが設けられることにな
る。
【0037】副ピストン22aは、磁石13b,22b
により駆動ピストン13aと磁気的に連結し軸方向に往
復動自在にシリンダチューブ4aとチューブ23との間
に収容されている。
【0038】副ピストン22aの両側は駆動側媒体室2
4a,24bとなっており、シリンダ本体3には、駆動
側媒体室24aと従動側媒体室9aとを連通させるため
に連通孔15が形成され、駆動側媒体室24bと従動側
媒体室9bとを連通させるために連通孔16が形成され
ている。それぞれの媒体室には非圧縮性媒体として水が
封入されている。ただし、非圧縮性媒体としては、水以
外に油などを使用することも可能である。それぞれの媒
体室に封入された水が外部へ漏洩するのを防ぐために、
エンドカバー5の送りねじ10の支持部にはシール材1
7が、エンドカバー6のピストンロッド7の支持部には
シール材18がそれぞれ設けられている。
【0039】送りねじ10はエンドカバー5に取り付け
られたモータ19に連結され、モータ19によって送り
ねじ10を回転駆動し、駆動ピストン13aを軸方向に
駆動することにより、駆動ピストン13aと磁気的に連
結する副ピストン22aが軸方向に駆動される。
【0040】したがって、モータ19を駆動して副ピス
トン22aを直線方向に移動すると、非圧縮性媒体とし
ての水が従動側媒体室に流入し、従動ピストン8が軸方
向に駆動される。これにより、モータ19の回転数に比
例した速度でピストンロッド7を駆動することができる
とともに、ピストンロッド7を任意の位置で停止させる
ことができる。
【0041】(実施の形態4)図4は、図3で示したア
クチュエータの変形例であって、ポンプ部1とアクチュ
エータ部2とを別体とし、それぞれの媒体室を流路によ
り接続した場合のアクチュエータを示す断面図である。
【0042】図4に示すアクチュエータの作動原理は、
基本的には実施の形態3に示したものと同一であるが、
ポンプ部1とアクチュエータ部2とを別体とし、それぞ
れの媒体室を流路により接続した点が異なっている。
【0043】ポンプ部1は、ポンプ用ケーシングとして
のシリンダチューブ4aの両端をエンドカバー5a,6
aで閉塞し、実施の形態3で示したポンプ部1と同様に
送りねじ10,駆動ピストン13a,副ピストン22
a,チューブ23などが配置され、副ピストン22aの
両側は駆動側媒体室24a,24bとなっている。
【0044】アクチュエータ部2は、アクチュエータ本
体としてのシリンダチューブ4bの両端をエンドカバー
5b,6bで閉塞し、実施の形態3で示したアクチュエ
ータ部2と同様にピストンロッド7,従動ピストン8な
どが配置され、従動ピストン8の両側は従動側媒体室9
a,9bとなっている。
【0045】このアクチュエータには、駆動側媒体室2
4aと従動側媒体室9aとを連通する流路20と、駆動
側媒体室24bと従動側媒体室9bとを連通する流路2
1とが設けられており、それぞれの媒体室と流路とには
非圧縮性媒体としての水が封入されている。ただし、非
圧縮性媒体としては、水以外に油などを使用することも
可能である。
【0046】送りねじ10はエンドカバー5aに取り付
けられたモータ19に連結され、モータ19によって送
りねじ10を回転駆動し、駆動ピストン13aを軸方向
に駆動することにより、駆動ピストン13aと磁気的に
連結する副ピストン22aが軸方向に駆動される。
【0047】したがって、モータ19を駆動して副ピス
トン22aを直線方向に移動すると、非圧縮性媒体とし
ての水が流路を介して従動側媒体室に流入し、従動ピス
トン8が軸方向に駆動される。これにより、ポンプ部1
とアクチュエータ部2とを別々の場所に配置した状態
で、モータ19の回転数に比例した速度でピストンロッ
ド7を駆動することができるとともに、ピストンロッド
7を任意の位置で停止させることができる。
【0048】ポンプ部1とアクチュエータ部2とを別々
の場所に設置し遠隔操作することができるので、防爆雰
囲気内にアクチュエータ部2を設置し作動させることが
できる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、モータを小型化しても
所望の推力を作動部材に伝達することができるので、ア
クチュエータを小型化できる。
【0050】アクチュエータの変位はモータの回転数に
対して比例的に変化するので、正確な速度制御や位置制
御が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるアクチュエータの
構造を示す断面図である。
【図2】図1で示したアクチュエータの変形例であっ
て、ポンプ部とアクチュエータ部とを別体とした場合の
アクチュエータを示す断面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態であるアクチュエータ
の構造を示す断面図である。
【図4】図3で示したアクチュエータの変形例であっ
て、ポンプ部とアクチュエータ部とを別体とした場合の
アクチュエータを示す断面図である。
【符号の説明】
1 ポンプ部 2 アクチュエータ部 3 シリンダ本体 4a シリンダチューブ 4b シリンダチューブ 5 エンドカバー 5a エンドカバー 5b エンドカバー 6 エンドカバー 6a エンドカバー 6b エンドカバー 7 ピストンロッド 8 従動ピストン 9a 従動側媒体室 9b 従動側媒体室 10 送りねじ 11 軸受 12 軸受 13 駆動ピストン 14a 駆動側媒体室 14b 駆動側媒体室 15 連通孔 16 連通孔 17 シール材 18 シール材 19 モータ 20 流路 21 流路 22a 副ピストン 22b 磁石 23 チューブ 24a 駆動側媒体室 24b 駆動側媒体室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤田 謙 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社コガネイ内 Fターム(参考) 3H086 DA02 DA12 DB08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動部材が連結された従動側部材を往復
    動自在に収容し、前記従動側部材の両端に従動側媒体室
    が形成されたアクチュエータ本体と、 回転自在の送りねじにねじ結合された駆動ピストンを軸
    方向に摺動自在に収容し、前記駆動ピストンの両側にそ
    れぞれ前記従動側媒体室に連通する駆動側媒体室が形成
    されたポンプ用ケーシングと、 前記それぞれの媒体室内に封入された非圧縮性媒体と、 前記送りねじに連結され、前記送りねじを回転駆動して
    前記駆動ピストンを前記アクチュエータ本体内で往復動
    するモータとを有し、 前記モータにより前記非圧縮性媒体を介して前記作動部
    材を往復動することを特徴とするアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 作動部材が連結された従動側部材を往復
    動自在に収容し、前記従動側部材の両側に従動側媒体室
    が形成されたアクチュエータ本体と、 回転自在の送りねじにねじ結合された駆動ピストンを軸
    方向に摺動自在に収容するチューブと、 前記チューブの外側に前記駆動ピストンに磁気的に連結
    された副ピストンを軸方向に往復動自在に収容し、前記
    副ピストンの両側にそれぞれ前記従動側媒体室に連通す
    る駆動側媒体室が形成されたポンプ用ケーシングと、 前記それぞれの媒体室内に封入された非圧縮性媒体と、 前記送りねじに連結され、前記送りねじを回転駆動して
    前記駆動ピストンを前記アクチュエータ本体内で往復動
    するモータとを有し、 前記モータにより前記非圧縮性媒体を介して前記作動部
    材を往復動することを特徴とするアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のアクチュエータ
    において、前記アクチュエータ本体と前記ポンプ用ケー
    シングとを別体とし、前記それぞれの媒体室を流路によ
    り接続することを特徴とするアクチュエータ。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3のいずれか1項に
    記載のアクチュエータにおいて、非圧縮性媒体は水であ
    ることを特徴とするアクチュエータ。
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