JP2002089163A - スクリュウオーガー揚土工法とスクリュウオーガー - Google Patents
スクリュウオーガー揚土工法とスクリュウオーガーInfo
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Abstract
して施工される穿孔揚土について、対象地盤に回転挿入
して穿孔掘削するロッドの周面に螺旋翼を形成して螺旋
翼の回動により掘削土を揚土する工法が行われてきてい
るが、穿孔深度が深くなるとオーガーロッドに回動によ
る振れが生じ、円滑な揚土が困難となったり、回動トル
クが先端部に十分伝導しなくなる等の課題を残してい
る。 【解決手段】 スクリュウオーガーの螺旋翼2の螺旋間
隔によって構成される上部と下部の翼端を、スクリュウ
の旋回方向と逆行する方向に旋回を方向づける旋回翼支
柱4、4によって所定間隔ごとに連結して構成したオー
ガーロッドを対象地盤に回転挿入して螺旋翼の螺旋間隔
内に取り込まれた掘削土を掘削旋回と逆方向に方向づけ
ながら揚土するするようにした。
Description
や軟弱地盤の改良に付帯して施工される穿孔揚土につい
て、対象地盤に回転挿入して穿孔掘削するロッドの周面
に螺旋翼を形成して螺旋翼の回動により掘削土を揚土す
るスクリュウオーガー揚土工法とこれに用いるスクリュ
ウオーガーに関するものである。
穿孔や軟弱地盤の改良に付帯して施工される穿孔揚土に
ついて、対象地盤に回転挿入して穿孔掘削するロッドの
周面に螺旋翼を形成して螺旋翼の回動により掘削土を揚
土する工法が行われてきているが、穿孔深度が深くなる
とオーガーロッドに回動による振れが生じ、円滑な揚土
が困難となったり、回動トルクが先端部に十分伝導しな
くなる等の問題があった。
る穿孔揚土について、先端モニターの作動を助ける等の
目的で注入ロッドの側周にスクリュウオーガーを付設す
ることが多く行われるようになってきているが、先端モ
ニターに張出ノズルが設定される場合などには、単なる
揚土以上に掘削土の粉砕や長尺ロッドの回動時の振れ防
止等の機能がスクリュウオーガーに求められるようにな
ってきている。
る穿孔揚土については、先端モニターからの硬化材噴射
の噴射圧によって対象地盤の地内圧を高め、ロッド挿入
孔の孔壁を地内圧によって保持されてきたが、スクリュ
ーオーガーによって積極的に掘削土の排出が行なわれる
とロッド挿入孔の内圧と周面土壌の外圧とのバランスが
崩れ、挿入孔壁の保護が更に問題となってきた。
る穿孔揚土についても、高深度の対象地盤への注入要請
と大口径注入層の造成要請が強くなるにつれ、注入ロッ
ドの長尺化が回動等の作動に反力を生じさせ、ロッドの
作動に対する動力の確実な伝播が行われ難くなってきて
いる問題も生じている。
ドの長尺化に対応して、螺旋翼の回動による螺旋翼と周
面土壌との摺動摩擦を、螺旋翼の螺旋間隔内に取り込ま
れた掘削土をスクリュウの旋回方向と逆行する方向に旋
回を方向づけることにより分散し、オーガーロッドの旋
回バランスをとるように構成したものである。
掘削土にスクリュウの旋回方向と逆行する方向への旋回
力が与えられることにより、オーガーロッド周面土壌と
螺旋翼の螺旋間隔内に取り込まれた掘削土との縁切りが
行われ、オーガーロッドの回動を円滑にすると共に、回
動摩擦による周面土壌への影響を最小限に抑止するよう
にしたものである。
螺旋間隔によって構成される上部と下部の翼端を、スク
リュウの旋回方向と逆行する方向に旋回を方向づける旋
回翼支柱によって所定間隔ごとに連結し、螺旋翼の螺旋
間隔内に取り込まれた掘削土にスクリュウの旋回方向と
逆行する方向への旋回力が与えられるようにしたもので
ある。
ガーを、オーガーロッドに対して着脱可能なパーツオー
ガーに構成することにより、軟弱地盤の改良に付帯して
施工される穿孔揚土についても、注入ロッドの適宜位置
に装着して注入環境に対応した硬化材注入を行えるよう
にした。
を説明する。1はオーガーロッドで、軸心ロッド11の周
面に螺旋翼2が形成され、螺旋翼2の螺旋間隔Aによっ
て構成される上部と下部の翼端3を、スクリュウの旋回
方向と逆行する方向に旋回を方向づける旋回翼支柱4に
よって所定間隔ごとに連結されている。
しくはモニター(図示しない。)が装着され、ロッド1
に付設される駆動機構(図示しない。)により、対象地
盤に向けて回転しながら下降されると螺旋翼2の端部が
地盤を掬い取るように掘削して翼幅5上に削土を載置し
て翼幅の回動と共に掘削土を上方に搬送揚土する。
りを加えた翼板によって構成され、スクリュウの旋回方
向と逆行する方向に旋回を方向づけているので、翼幅上
の削土が翼幅の傾斜によって滑落するのを押し上げる方
向に回動力が働き、揚土搬送を促進する。
る際には、旋回翼支柱4が風切り羽根として働き、回転
するオーガーロッドに働く回転反力による振れを抑制し
てロッドの垂直性を保持して円滑な回転を助けるもので
ある。
揚土については、センターロッド1が地盤硬化材注入ロ
ッドとなり、その側周に螺旋翼2を設定して注入ロッド
挿入時の穿孔揚土と、所定深度まで挿入された注入ロッ
ドを回転後退させながら、ロッドに設けた噴射孔から硬
化材を噴射し周辺土壌に硬化材を注入して攪拌混合する
際の掘削揚土に用いるものである。
定する必要はなく、必要な部分に所定長さだけ設定する
方が効果的であり、所定長さに分割したスクリュウオー
ガーの軸心部を、図2、図3に示すように縦割り2分割
して両側からセンターロッドを挟着する円筒形状、若し
くは上下に締着構造を設けた円筒形状に構成し、センタ
ーロッドの適宜位置に着脱可能なパーツオーガーに構成
すれば、地盤硬化材注入にも効果的に活用することがで
きる。
た本件発明によるスクリュウオーガーを、地盤硬化材注
入ロッド6の先端に装着した実施例を示すもので、先端
部には掘削ビット61を付設した張出ノズル62が装置さ
れ、その上部に攪拌翼63、63に挟まれる形で本件発明に
よるスクリュウオーガーが装着され注入ロッドモニター
が構成されている。
し、対象地盤に向けて掘削ビット61で掘削しながら、注
入ロッド6を所定深度まで挿入し、噴射ノズル64、64か
ら硬化材を噴射しつつロッドを回転させながら上昇させ
ると、張出ノズル62と攪拌翼63によって掘削攪拌された
土壌は螺旋翼2に取り込まれ、旋回翼支柱4によってス
クリュウの旋回方向と逆行する方向に旋回を方向づけら
れ、削土が破砕されて地内圧やエアリフトに乗りやすい
状態となって積極的に排出される。
ることによって、孔壁を構成する周辺土壌との縁切りが
行なわれて孔壁の崩壊を防止することにも効果的に作用
するものである。
リュウオーガーの回転による振れを防止できると共に、
削土を破砕して処理し易い状態で揚土できるほか、地盤
硬化材注入ロッドに適用することにより、注入効果を高
めることにも効果がある。
支柱との構造関係を示すスクリュウオーガーの側面図
ー軸心と旋回翼支柱と螺旋翼の継続部を横断して螺旋翼
の旋回と旋回翼支柱による旋回方向づけの関係を示すス
クリュウオーガーの拡大横断平面図
の斜視図
を地盤硬化材注入ロッドに装着してモニターに構成した
注入ロッド先端部の側面図
Claims (3)
- 【請求項1】 スクリュウオーガーの螺旋翼の螺旋間隔
によって構成される上部と下部の翼端を、スクリュウの
旋回方向と逆行する方向に旋回を方向づける旋回翼支柱
によって所定間隔ごとに連結して構成したオーガーロッ
ドを対象地盤に回転挿入して螺旋翼の螺旋間隔内に取り
込まれた掘削土を掘削旋回と逆方向に方向づけながら揚
土することを特徴とするスクリュウオーガー揚土工法 - 【請求項2】 スクリュウオーガーの螺旋翼の螺旋間隔
によって構成される上部と下部の翼端を、スクリュウの
旋回方向と逆行する方向に旋回を方向づける旋回翼支柱
によって所定間隔ごとに連結したスクリュウオーガー - 【請求項3】 所定長さに分割したスクリュウオーガー
の軸心部を、縦割り2分割して両側からセンターロッド
を挟着する円筒形状、若しくは上下に締着構造を設けた
円筒形状に構成し、センターロッドの適宜位置に着脱可
能なパーツオーガーに構成した請求項2記載のスクリュ
ウオーガー
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000279697A JP3453351B2 (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | スクリュウオーガー揚土工法とスクリュウオーガー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000279697A JP3453351B2 (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | スクリュウオーガー揚土工法とスクリュウオーガー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002089163A true JP2002089163A (ja) | 2002-03-27 |
JP3453351B2 JP3453351B2 (ja) | 2003-10-06 |
Family
ID=18764663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000279697A Expired - Lifetime JP3453351B2 (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | スクリュウオーガー揚土工法とスクリュウオーガー |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3453351B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106134551A (zh) * | 2016-06-27 | 2016-11-23 | 刘泉德 | 一种多功能深翻倒土机 |
CN115807619A (zh) * | 2022-12-30 | 2023-03-17 | 山西省水利建筑工程局集团有限公司 | 水利工程用振动螺旋钻孔及疏浚装置 |
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-
2000
- 2000-09-14 JP JP2000279697A patent/JP3453351B2/ja not_active Expired - Lifetime
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CN115807619B (zh) * | 2022-12-30 | 2023-04-21 | 山西省水利建筑工程局集团有限公司 | 水利工程用振动螺旋钻孔及疏浚装置 |
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JP3453351B2 (ja) | 2003-10-06 |
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