JP2002089052A - 耐震診断システム - Google Patents

耐震診断システム

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JP2002089052A
JP2002089052A JP2000279650A JP2000279650A JP2002089052A JP 2002089052 A JP2002089052 A JP 2002089052A JP 2000279650 A JP2000279650 A JP 2000279650A JP 2000279650 A JP2000279650 A JP 2000279650A JP 2002089052 A JP2002089052 A JP 2002089052A
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diagnostic
seismic
reinforcement
real time
diagnosis
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Akio Goto
明夫 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、既存の建物の床下・天井裏・屋根
裏等をリアルタイムに継続して診断することで正確な耐
震判定評価を得ることができ、しかも調査施工費用を低
減させて、短期間で補強施工が行なえ耐震診断システム
を提供する。 【解決手段】 既存の建物の床下・天井裏・屋根裏等に
設置されたモニター手段1による現場での事前調査A
と、この事前調査Aによる監視データを診断センター2
側にリアルタイムに送信する送信手段Bと、この送信さ
れた監視データに基づき診断センター2側にて診断情報
7を作成する耐震診断Cと、この診断情報7をインター
ネット通信網を介して現場(ユーザ側)にリアルタイム
に返信する返信手段Dと、診断センター2より工事請負
業者3に依頼する補強施工委託手段Eとから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既存の木造建築物
等の建物に対し、床下・天井裏・屋根裏等の軟弱な部分
を把握して、これに耐震強化を図る耐震診断システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、耐震補強が必要とされる建物
としては、昭和56年以前に建てられた木造在来工法の
家屋(建築基準法の改正により、構造材の継手個所にホ
ゾ抜け防止金物の取り付けが義務付けられた)、増改築
された家屋、屋根が重い家屋、真壁造りの家屋、基礎廻
りにクラックが出ている家屋、鉄道および道路の幹線沿
いの家屋、平面的に細長い建物、背の高い建物、凹凸の
ある複雑な平面形の建物、ピロティーのある建物、2階
部分が1階部分よりも大きな建物等がある。
【0003】そして、建物の耐震補強が必要であるか否
かの診断調査を依頼する場合には、予め一級建築士と専
門の診断士を現場に派遣し、そこで建物の精密診断を行
ない、この診断結果に基づいて診断書を作成した後、具
体的な補強施工を工事請負業者に依頼していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な従来の診断方式では、診断士の現場への派遣、建物の
精密診断の診断結果に基づいての診断書の作成、工事請
負業者への補強施工の依頼というような手順が、それぞ
れ個別に行なわれているため、診断士派遣から補強施工
着手までの期間が長くなり、しかも相当な人手も必要と
しているため、調査施工費用が高額になっていた。ま
た、従来の診断方式は、既存の建物の床下・天井裏・屋
根裏等を、リアルタイムに継続して診断することができ
ないため、正確な耐震判定評価を得ることが不可能であ
る等の弊害が生じていた。
【0005】そこで本発明は、叙上のような従来存した
問題点に鑑み創出されたもので、既存の建物の床下・天
井裏・屋根裏等をリアルタイムに継続して診断すること
で正確な耐震判定評価を得ることができ、しかも調査施
工費用を低減させて、短期間で補強施工が行なえ耐震診
断システムを提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
耐震診断システムにあっては、既存の建物の床下・天井
裏・屋根裏等に設置されたモニター手段による現場での
事前調査と、この事前調査による監視データを診断セン
ター側にリアルタイムに送信する送信手段と、この送信
された監視データに基づき診断センター側にて診断情報
を作成する耐震診断と、この診断情報をインターネット
通信網を介して現場(ユーザ側)にリアルタイムで返信
する返信手段と、診断センターより工事請負業者に依頼
する補強施工委託手段とから構成したことで、上述した
課題を解決した。
【0007】また、既存の建物の床下・天井裏・屋根裏
等に設置され、歪み・撓み・シロアリ等の被害・建物の
形態・筋かいの有無による家屋の強度のバランス等をリ
アルタイムに監視する超感度暗視カメラ・レーザー垂直
器・金属探知機等のモニター手段による事前調査と、こ
の監視データを現場(ユーザ側)に配備された端末機か
らインターネット通信網を介して建築会社等の診断セン
ター側に送信する送信手段と、この送信された監視デー
タに基づいて診断センター側にて作成された耐震計画提
案・補強計画・費用見積り・CAD図面等の診断情報を
作成する耐震診断と、この診断情報をインターネット通
信網を介して現場(ユーザ側)にリアルタイムに返信す
る返信手段と、この診断情報の耐震判定評価に基づいて
診断センター側より補強施工を工事請負業者に依頼する
補強施工委託手段とから成ることで、同じく上述した課
題を解決した。
【0008】さらに、診断センター側にて作成された診
断情報の耐震判定評価に基づいて補強施工委託手段によ
り補強施工を工事請負業者に依頼して耐震補強を行なっ
た後、前記モニター手段により継続して監視を行ない、
送信手段により送信された監視データに基づいて診断セ
ンター側での耐震診断にて更なる耐震計画提案・補強計
画・費用見積り・CAD図面等の診断情報を作成するこ
とで、同じく上述した課題を解決した。
【0009】また、前記補強施工は、炭素繊維シートの
み、あるいは炭素繊維シートと、アンカーやL型金物等
の補強金具とを併用して建物の耐震補強が施工されるこ
とで、同じく上述した課題を解決した。
【0010】本発明に係る耐震診断システムにおいて
は、超感度暗視カメラ・レーザー垂直器・金属探知機等
のモニター手段によって、リアルタイムに監視された既
存の建物の床下・天井裏・屋根裏等の監視データを、イ
ンターネット通信網を利用した送信手段により診断セン
ター側に送信し、この監視データに基づいて診断センタ
ー側にて耐震計画提案・補強計画・費用見積り・CAD
図面等の診断情報を作成する。
【0011】そして、診断センター側にて作成した耐震
計画提案・補強計画・費用見積り・CAD図面等の診断
情報を、インターネット通信網を利用した返信手段によ
り現場(ユーザ側)へリアルタイムに返信する。
【0012】一方、現場(ユーザ側)では、この診断情
報の耐震判定評価を確認し、現在の建物に対して耐震補
強施工が必要であると認識した上で、診断センター側は
補強施工委託手段により補強施工を工事請負業者に依頼
する。
【0013】さらに、診断センター側にて作成した診断
情報の耐震判定評価に基づいて、補強施工委託手段によ
り補強施工を工事請負業者に依頼して耐震補強を行なっ
た後においても、前記モニター手段により継続して監視
を行ない、送信手段により送信された監視データに基づ
いて診断センター側にて更なる耐震計画提案・補強計画
・費用見積り・CAD図面等の診断情報を作成し、再
度、補強施工委託手段により補強施工を工事請負業者に
依頼する。
【0014】そして、炭素繊維シートのみ、あるいは炭
素繊維シートと、アンカーやL型金物等の補強金具とを
併用した補強施工により、建物の耐震補強施工を確実な
ものとする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。本発明に係る耐震診断システム
は、図1に示すように、既存の建物における、例えば床
下・天井裏・屋根裏等に設置されたモニター手段1によ
る現場での事前調査Aと、この事前調査Aによる監視デ
ータを診断センター2側にリアルタイムに送信する送信
手段Bと、この送信された監視データに基づき診断セン
ター2側にて診断情報7を作成する耐震診断Cと、この
診断情報7をインターネット通信網を介して現場(ユー
ザ側)にリアルタイムに返信する返信手段Dと、診断セ
ンター2より工事請負業者3に依頼する補強施工委託手
段Eとの5部門から構成している。
【0016】現場における事前調査Aは、超感度暗視カ
メラ・レーザー垂直器・金属探知機等のモニター手段1
によって、既存の建物における、例えば床下・天井裏・
屋根裏等をリアルタイムに監視させ、歪み・撓み・ゆが
み・シロアリ等の被害・建物の形態・筋かいの有無によ
る家屋の強度のバランス等を総合的に調査する。この監
視画像は、ユーザ側に設置された、例えば家庭用テレビ
モニター4によってリアルタイムに映し出され、ユーザ
はこの映像を見ながら現在の建物が耐震補強施工を必要
とするか否かを確認する。判断の要素としては、例えば
1階の天井裏調査(2階床組)や2階の天井裏調査(小
屋組)の場合には、柱・軒桁・小屋梁の継手状態、小屋
筋交いの有無、雨漏り・漏水の有無、構造材のヒビ割れ
・撓み等の変形等である。
【0017】このモニター手段1による現場での調査か
ら得られた監視データは、ユーザ側に配備されている端
末機5におけるインターネット通信網を利用した送信手
段Bによって、例えば建築会社等の事業本部である診断
センター2側に送信される。そして、診断センター2側
で待機している一級建築士・専門の診断士等により、監
視データがコンピュータ解析され、この解析結果に基づ
いて耐震計画提案・補強計画・費用見積り・CAD図面
等の診断情報7を記載した診断書6が作成されて、耐震
診断Cが行なわれる。この診断書6には、上記診断情報
7に加えて、図2に示すように、計算結果欄8と、評点
形式の総合的な耐震判定欄9が設けられている。そし
て、診断センター2側にて作成された診断書をインター
ネット通信網を利用した返信手段Dにより現場(ユーザ
側)にリアルタイムに返信する。
【0018】一方、現場(ユーザ側)では、この診断書
6に書かれた耐震判定の評価を確認し、現在の建物に対
して耐震補強施工が必要であると認識した上で、診断セ
ンター2側は補強施工委託手段Eにより補強施工を工事
請負業者3に依頼する。この具体的な補強施工として
は、炭素繊維シート11と、アンカーやL型金物等の補
強金具12が併用して行なわれる。すなわち、この炭素
繊維シート11は、鉄の約10倍の高引張強度と、鉄の
約4分の1の軽重量性と、防錆耐久性とを備え、2液性
エポキシ樹脂製接着剤を介して柱等に貼り付けて、例え
ばホゾ抜けおよび割れ防止等の効果を発揮するものであ
る。また、補強金具12としてのアンカーは、基礎と柱
のホゾ抜け防止金物として使用されるステンレスパイプ
製のものであり、地震等の突き上げで柱のホゾ抜きによ
る建物の倒壊を防止するものである。さらに、補強金具
12としてのL型金物は、縦柱と横柱とが交わる個所に
L字型に固定されてホゾ抜け防止金物として使用される
もので、L型金物の一部には曲面部を形成することで弾
力性を活かし、力の吸収と復元力を持たせ、縦柱と横柱
との相対的な捩れ、片寄り等を吸収拡散するものであ
る。
【0019】木造住宅における補強施工の重要な個所と
しては、基礎と柱の継手部分の補強、胴差・軒桁・梁の
継手部分の補強、構造材の割れ・撓み等の補強、耐力壁
の新設・補強、小屋組の継手部分の補強等が挙げられ
る。具体的な補強施工としては、例えば図3に示すよう
に、土台13と胴差14との間に、左右の柱(15,1
6)とたすき掛け筋かい17を施した軸組の4隅に、炭
素繊維シート11と補強金具12とを併用して装着す
る。この場合における荷重W(kgf)に対する見かけ
のせん断変形角γ1(×10マイナス3乗rad)のグ
ラフが、図4に示されている。また、図5に示すよう
に、土台13と胴差14との間に、左右の柱(15,1
6)と片筋かい18と杉材の木ずり19を施した軸組の
4隅に、炭素繊維シート11のみを貼り付けてもよい。
この場合における荷重W(kgf)に対する見かけのせ
ん断変形角γ1(×10マイナス3乗rad)のグラフ
が、図6に示されている。
【0020】また、診断センター2側にて作成された診
断書6の耐震判定評価に基づいて、補強施工委託手段E
により補強施工を工事請負業者3に依頼して耐震補強を
行なった後においても、前記モニター手段1により継続
して監視を行ない、送信手段Bにより送信された監視デ
ータに基づいて診断センター2側にて更なる耐震計画提
案・補強計画・費用見積り・CAD図面等の診断情報7
を作成させ、再度、補強施工委託手段Eにより補強施工
を工事請負業者3に依頼する。そして、耐震補強が完備
されるまで、このような作業が繰り返して行なわれる。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されており、
特に、既存の建物の床下・天井裏・屋根裏等をリアルタ
イムに継続して診断することで、正確な耐震判定評価を
得ることができ、しかも調査施工費用を低減させて、短
期間で補強施工が行なえる耐震診断システムを提供する
ことができる。
【0022】すなわち本発明は、既存の建物の床下・天
井裏・屋根裏等に設置されたモニター手段1による現場
での事前調査Aと、この事前調査Aによる監視データを
診断センター2側にリアルタイムに送信する送信手段B
と、この送信された監視データに基づき診断センター2
側にて診断情報7を作成する耐震診断Cと、この診断情
報7をインターネット通信網を介して現場(ユーザ側)
にリアルタイムに返信する返信手段Dと、診断センター
2より工事請負業者3に依頼する補強施工委託手段Eと
から構成したので、建物の補強を要する部分を適格に把
握して、短期間で当該部分の補強施工が行なえるのであ
る。
【0023】また、既存の建物の床下・天井裏・屋根裏
等に設置され、歪み・撓み・シロアリ等の被害・建物の
形態・筋かいの有無による家屋の強度のバランス等をリ
アルタイムに監視する超感度暗視カメラ・レーザー垂直
器・金属探知機等のモニター手段1による事前調査A
と、この監視データを現場(ユーザ側)に配備された端
末機5からインターネット通信網を介して建築会社等の
診断センター2側に送信する送信手段Bと、この送信さ
れた監視データに基づいて診断センター2側にて作成さ
れた耐震計画提案・補強計画・費用見積り・CAD図面
等の診断情報7を作成する耐震診断Cと、この診断情報
7をインターネット通信網を介して現場(ユーザ側)に
リアルタイムに返信する返信手段Dと、この診断情報7
の耐震判定評価に基づいて診断センター2側より補強施
工を工事請負業者3に依頼する補強施工委託手段Eとか
ら成るので、建物の補強を要する部分の把握、その補強
施行を極めて短期間で実行できる。
【0024】さらに、診断センター2側にて作成された
診断情報7の耐震判定評価に基づいて補強施工委託手段
Eにより補強施工を工事請負業者3に依頼して耐震補強
を行なった後、前記モニター手段1により継続して監視
を行ない、送信手段Bにより送信された監視データに基
づいて診断センター2側にて更なる耐震計画提案・補強
計画・費用見積り・CAD図面等の診断情報7を作成す
るので、正確な耐震判定評価を得ることができ、しかも
耐震補強施工の完備が確実なものとなる。
【0025】また、前記補強施工は、炭素繊維シート1
1のみ、あるいは炭素繊維シート11と、アンカーやL
型金物等の補強金具12とを併用して建物の耐震補強が
施工されるので、建物の耐震補強施工を確実なものとす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る耐震診断システムの全体構成を示
した説明図である。
【図2】診断書の具体例を示した平面図である。
【図3】土台と胴差との間に、左右の柱とたすき掛け筋
かいを施した軸組の4隅に、炭素繊維シートと補強金具
とを併用して装着した状態の正面図である。
【図4】炭素繊維シートと補強金具とを併用した場合の
荷重W(kgf)に対する見かけのせん断変形角γ1
(×10マイナス3乗rad)のグラフである。
【図5】土台と胴差との間に、左右の柱と片筋かいと杉
材の木ずりを施した軸組の4隅に、炭素繊維シートのみ
を装着した状態の正面図である。
【図6】炭素繊維シートのみを用いた場合の荷重W(k
gf)に対する見かけのせん断変形角γ1(×10マイ
ナス3乗rad)のグラフである。
【符号の説明】
1…モニター手段 2…診断センタ
ー 3…工事請負業者 4…家庭用テレ
ビモニター 5…端末機 6…診断書 7…診断情報 8…計算結果欄 9…耐震判定欄 11…炭素繊維シート 12…補強金具 13…土台 14…胴差 15,16…柱 17…たすき掛
け筋かい 18…片筋かい 19…木ずり A…事前調査 B…送信手段 C…耐震診断 D…返信手段 E…補強施工委託手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既存の建物の床下・天井裏・屋根裏等に
    設置されたモニター手段による現場での事前調査と、こ
    の事前調査による監視データを診断センター側にリアル
    タイムに送信する送信手段と、この送信された監視デー
    タに基づき診断センター側にて診断情報を作成する耐震
    診断と、この診断情報をインターネット通信網を介して
    現場(ユーザ側)にリアルタイムに返信する返信手段
    と、診断センターより工事請負業者に依頼する補強施工
    委託手段とから構成したことを特徴とする耐震診断シス
    テム。
  2. 【請求項2】 既存の建物の床下・天井裏・屋根裏等に
    設置され、歪み・撓み・シロアリ等の被害・建物の形態
    ・筋かいの有無による家屋の強度のバランス等をリアル
    タイムに監視する超感度暗視カメラ・レーザー垂直器・
    金属探知機等のモニター手段による事前調査と、この監
    視データを現場(ユーザ側)に配備された端末機からイ
    ンターネット通信網を介して建築会社等の診断センター
    側に送信する送信手段と、この送信された監視データに
    基づいて診断センター側にて作成された耐震計画提案・
    補強計画・費用見積り・CAD図面等の診断情報を作成
    する耐震診断と、この診断情報をインターネット通信網
    を介して現場(ユーザ側)にリアルタイムに返信する返
    信手段と、この診断情報の耐震判定評価に基づいて診断
    センター側より補強施工を工事請負業者に依頼する補強
    施工委託手段とから成ることを特徴とする耐震診断シス
    テム。
  3. 【請求項3】 診断センター側にて作成された診断情報
    の耐震判定評価に基づいて補強施工委託手段により補強
    施工を工事請負業者に依頼して耐震補強を行なった後、
    前記モニター手段により継続して監視を行ない、送信手
    段により送信された監視データに基づいて診断センター
    側にて更なる耐震計画提案・補強計画・費用見積り・C
    AD図面等の診断情報を作成する請求項1または2記載
    の耐震診断システム。
  4. 【請求項4】 前記補強施工は、炭素繊維シートのみ、
    あるいは炭素繊維シートと、アンカーやL型金物等の補
    強金具とを併用して建物の耐震補強が施工される請求項
    1乃至3のいずれか記載の耐震診断システム。
JP2000279650A 2000-09-14 2000-09-14 耐震診断システム Withdrawn JP2002089052A (ja)

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