JP2002088346A - 永久帯電防止剤 - Google Patents
永久帯電防止剤Info
- Publication number
- JP2002088346A JP2002088346A JP2000279708A JP2000279708A JP2002088346A JP 2002088346 A JP2002088346 A JP 2002088346A JP 2000279708 A JP2000279708 A JP 2000279708A JP 2000279708 A JP2000279708 A JP 2000279708A JP 2002088346 A JP2002088346 A JP 2002088346A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- permanent antistatic
- antistatic agent
- present
- permanent
- hydrogen atom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyethers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高撥水／疎水性と帯電防止性を兼ね備えた永
久帯電防止剤、及びそれを含有する永久帯電防止剤組成
物の提供。 【解決手段】 一般式（１）で表される重合単位を有す
るポリエーテルからなる永久帯電防止剤、並びにこの永
久帯電防止剤を含有する永久帯電防止剤組成物、及びこ
のポリエーテルを含有する永久帯電防止剤組成物。 【化１】 ［式中、 Ｘ：同一又は異なって、水素原子、フッ素原子又は塩素
原子を示す。 Ｒf：末端に水素原子を有するフルオロアルキル基を示
すか、又は式−（ＡＯ）m−Ｒ1で表される基を示す。こ
こでＲ1は末端に水素原子を有するフルオロアルキル
基、Ａは平均炭素数１〜３のアルキレン基、ｍは１〜２
０の数を示し、ｍ個のＡは同一でも異なっていても良
い。］
久帯電防止剤、及びそれを含有する永久帯電防止剤組成
物の提供。 【解決手段】 一般式（１）で表される重合単位を有す
るポリエーテルからなる永久帯電防止剤、並びにこの永
久帯電防止剤を含有する永久帯電防止剤組成物、及びこ
のポリエーテルを含有する永久帯電防止剤組成物。 【化１】 ［式中、 Ｘ：同一又は異なって、水素原子、フッ素原子又は塩素
原子を示す。 Ｒf：末端に水素原子を有するフルオロアルキル基を示
すか、又は式−（ＡＯ）m−Ｒ1で表される基を示す。こ
こでＲ1は末端に水素原子を有するフルオロアルキル
基、Ａは平均炭素数１〜３のアルキレン基、ｍは１〜２
０の数を示し、ｍ個のＡは同一でも異なっていても良
い。］
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、撥水剤、防水コー
ティング剤に有用な永久帯電防止剤及びこれを含有する
永久帯電防止剤組成物に関する。
ティング剤に有用な永久帯電防止剤及びこれを含有する
永久帯電防止剤組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ポリ
（テトラフルオロエチレン）（以下、ＰＴＦＥと略
記）、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピ
レン共重合体（以下、ＦＥＰと略記）、テトラフルオロ
エチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合
体（以下、ＰＦＡと略記）、テトラフルオロエチレン−
エチレン共重合体（以下、ＥＴＦＥと略記）、ポリ（ビ
ニリデンフルオリド）（以下、ＰＶＤＦと略記）に代表
される各種フッ素樹脂は、高い撥水性を有し、撥水剤、
防水コーティング剤として広く工業的に用いられてい
る。しかるに、これらフッ素樹脂は何れも、非常に高い
絶縁性を有する（体積抵抗率が１０13〜１０18Ω・ｃｍ
以上）ため、極めて帯電し易く、埃や塵を吸着して表面
が汚染され易い上、放電火花による着火源となり得ると
いう重大な欠陥を有していた。
（テトラフルオロエチレン）（以下、ＰＴＦＥと略
記）、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピ
レン共重合体（以下、ＦＥＰと略記）、テトラフルオロ
エチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合
体（以下、ＰＦＡと略記）、テトラフルオロエチレン−
エチレン共重合体（以下、ＥＴＦＥと略記）、ポリ（ビ
ニリデンフルオリド）（以下、ＰＶＤＦと略記）に代表
される各種フッ素樹脂は、高い撥水性を有し、撥水剤、
防水コーティング剤として広く工業的に用いられてい
る。しかるに、これらフッ素樹脂は何れも、非常に高い
絶縁性を有する（体積抵抗率が１０13〜１０18Ω・ｃｍ
以上）ため、極めて帯電し易く、埃や塵を吸着して表面
が汚染され易い上、放電火花による着火源となり得ると
いう重大な欠陥を有していた。
【０００３】本発明の課題は、このような従来の欠点を
解決する永久帯電防止剤及びこれを含有し、高撥水／疎
水性と帯電防止性を兼ね備えた永久帯電防止剤組成物を
提供することにある。
解決する永久帯電防止剤及びこれを含有し、高撥水／疎
水性と帯電防止性を兼ね備えた永久帯電防止剤組成物を
提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式（１）
で表される重合単位（以下重合単位（１）という）を有
するポリエーテルからなる永久帯電防止剤、並びにこの
永久帯電防止剤を含有する永久帯電防止剤組成物、及び
このポリエーテルを含有する永久帯電防止剤組成物を提
供する。
で表される重合単位（以下重合単位（１）という）を有
するポリエーテルからなる永久帯電防止剤、並びにこの
永久帯電防止剤を含有する永久帯電防止剤組成物、及び
このポリエーテルを含有する永久帯電防止剤組成物を提
供する。
【０００５】
【化２】
【０００６】［式中、 Ｘ：同一又は異なって、水素原子、フッ素原子又は塩素
原子を示す。 Ｒf：末端に水素原子を有するフルオロアルキル基を示
すか、又は式−（ＡＯ）m−Ｒ1で表される基を示す。こ
こでＲ1は末端に水素原子を有するフルオロアルキル
基、Ａは平均炭素数１〜３のアルキレン基、ｍは１〜２
０の数を示し、ｍ個のＡは同一でも異なっていても良
い。］
原子を示す。 Ｒf：末端に水素原子を有するフルオロアルキル基を示
すか、又は式−（ＡＯ）m−Ｒ1で表される基を示す。こ
こでＲ1は末端に水素原子を有するフルオロアルキル
基、Ａは平均炭素数１〜３のアルキレン基、ｍは１〜２
０の数を示し、ｍ個のＡは同一でも異なっていても良
い。］
【０００７】
【発明の実施の形態】［永久帯電防止剤］本発明の永久
帯電防止剤において、Ｒfが末端に水素原子を有するフ
ルオロアルキル基の場合、好ましい例として、末端に水
素原子を有する平均炭素数１〜２２の分岐鎖又は直鎖状
フルオロアルキル基が挙げられる。さらに好ましい例と
して、Ｈ（ＣＦ2）2ＣＨ2−、Ｈ（ＣＦ2）4ＣＨ2−、Ｈ
（ＣＦ2）6ＣＨ2−、Ｈ（ＣＦ2）8ＣＨ2−等のフルオロ
アルキル基が挙げられる。
帯電防止剤において、Ｒfが末端に水素原子を有するフ
ルオロアルキル基の場合、好ましい例として、末端に水
素原子を有する平均炭素数１〜２２の分岐鎖又は直鎖状
フルオロアルキル基が挙げられる。さらに好ましい例と
して、Ｈ（ＣＦ2）2ＣＨ2−、Ｈ（ＣＦ2）4ＣＨ2−、Ｈ
（ＣＦ2）6ＣＨ2−、Ｈ（ＣＦ2）8ＣＨ2−等のフルオロ
アルキル基が挙げられる。
【０００８】Ｒfが式−（ＡＯ）m−Ｒ1［式中、Ｒ1、
Ａ、ｍ：前記の意味を示す。］で表される基である場合
において、Ｒ1の好ましい例として、末端に水素原子を
有する炭素数１〜２２の分岐鎖又は直鎖状フルオロアル
キル基が挙げられる。さらに好ましい例として、Ｈ（Ｃ
Ｆ2）2−、Ｈ（ＣＦ2）2ＣＨ2−、Ｈ（ＣＦ2）4−、Ｈ
（ＣＦ2）4ＣＨ2−、Ｈ（ＣＦ2）6−、Ｈ（ＣＦ2）6Ｃ
Ｈ2−、Ｈ（ＣＦ2）8−、Ｈ（ＣＦ2）8ＣＨ2−等のフル
オロアルキル基が例示される。また、Ａとして、メチレ
ン基、エチレン基又はプロピレン基が例示され、ｍは、
好ましくは１〜１０、さらに好ましくは１〜５である。
またｍ個のＡは同一でも異なっていても良い。Ａとｍの
組合せとしては、Ａがメチレン基で、ｍが１である組合
せが特に好ましい。
Ａ、ｍ：前記の意味を示す。］で表される基である場合
において、Ｒ1の好ましい例として、末端に水素原子を
有する炭素数１〜２２の分岐鎖又は直鎖状フルオロアル
キル基が挙げられる。さらに好ましい例として、Ｈ（Ｃ
Ｆ2）2−、Ｈ（ＣＦ2）2ＣＨ2−、Ｈ（ＣＦ2）4−、Ｈ
（ＣＦ2）4ＣＨ2−、Ｈ（ＣＦ2）6−、Ｈ（ＣＦ2）6Ｃ
Ｈ2−、Ｈ（ＣＦ2）8−、Ｈ（ＣＦ2）8ＣＨ2−等のフル
オロアルキル基が例示される。また、Ａとして、メチレ
ン基、エチレン基又はプロピレン基が例示され、ｍは、
好ましくは１〜１０、さらに好ましくは１〜５である。
またｍ個のＡは同一でも異なっていても良い。Ａとｍの
組合せとしては、Ａがメチレン基で、ｍが１である組合
せが特に好ましい。
【０００９】重合単位（１）を与えるモノマーとして
は、式（２）
は、式（２）
【００１０】
【化３】
【００１１】（式中、Ｒ1は前記の意味を示す。）で表
されるグリシジルエーテル等が挙げられる。
されるグリシジルエーテル等が挙げられる。
【００１２】本発明の永久帯電防止剤において、重合単
位（１）を有するポリエーテルは、Ｒfが異なる複数の
重合単位を有するものであってもよく、その場合、ポリ
エーテル主鎖におけるそれらの重合単位の配列様式は、
ブロック、交互、周期、統計（ランダムを含む）の何れ
であってもよい。
位（１）を有するポリエーテルは、Ｒfが異なる複数の
重合単位を有するものであってもよく、その場合、ポリ
エーテル主鎖におけるそれらの重合単位の配列様式は、
ブロック、交互、周期、統計（ランダムを含む）の何れ
であってもよい。
【００１３】また本発明の永久帯電防止剤は、重合単位
（１）のみからなるポリエーテルだけでなく、その撥水
／疎水性又は帯電防止性を著しく阻害しない限りにおい
て、他の重合単位とのコポリマーであってもよい。この
場合、重合単位（１）と他の重合単位（複数種であって
もよい）との配列様式は、ブロック、交互、周期、統計
（ランダムを含む）、グラフト型の何れであってもよ
い。
（１）のみからなるポリエーテルだけでなく、その撥水
／疎水性又は帯電防止性を著しく阻害しない限りにおい
て、他の重合単位とのコポリマーであってもよい。この
場合、重合単位（１）と他の重合単位（複数種であって
もよい）との配列様式は、ブロック、交互、周期、統計
（ランダムを含む）、グラフト型の何れであってもよ
い。
【００１４】重合単位（１）を含む、交互、周期、統計
（ランダムを含む）型コポリマーは、アニオン又はカチ
オン共重合によって得ることができる。好ましい他の重
合単位として、重合単位（１）以外の置換エポキシド由
来の重合単位や、オキセタン、（メタ）アクリル酸エス
テル類、スチレン、ブタジエン、イソプレン、ラクトン
類、二酸化炭素、ラクタム類等のモノマー並びにそれら
の誘導体に由来する重合単位が挙げられ、特に好ましい
例として、エチレンオキシド、テトラフルオロエチレン
オキシド、プロピレンオキシド、ヘキサフルオロプロピ
レンオキシド、メタクリル酸メチル、メタクリル酸ヒド
ロキシエチル、メタクリル酸フルオロアルキルエステル
類、スチレン等由来の重合単位が例示できる。
（ランダムを含む）型コポリマーは、アニオン又はカチ
オン共重合によって得ることができる。好ましい他の重
合単位として、重合単位（１）以外の置換エポキシド由
来の重合単位や、オキセタン、（メタ）アクリル酸エス
テル類、スチレン、ブタジエン、イソプレン、ラクトン
類、二酸化炭素、ラクタム類等のモノマー並びにそれら
の誘導体に由来する重合単位が挙げられ、特に好ましい
例として、エチレンオキシド、テトラフルオロエチレン
オキシド、プロピレンオキシド、ヘキサフルオロプロピ
レンオキシド、メタクリル酸メチル、メタクリル酸ヒド
ロキシエチル、メタクリル酸フルオロアルキルエステル
類、スチレン等由来の重合単位が例示できる。
【００１５】本発明の永久帯電防止剤が、ブロック又は
グラフト型コポリマーである場合、重合単位（１）を含
まず他の重合単位のみからなる連鎖部分は、アニオン、
カチオン、ラジカル重合、あるいは縮合重合等、如何な
る重合法によって得られたものであってもよい。重合体
連鎖の好ましい例として、ポリ（メタ）アクリレート、
ポリスチレン、ポリブタジエン、ポリイソプレン、非晶
質ポリプロピレン、ポリアリルアミン、ポリエチレンイ
ミン、エポキシ樹脂、及びそれらの誘導体が挙げられ
る。
グラフト型コポリマーである場合、重合単位（１）を含
まず他の重合単位のみからなる連鎖部分は、アニオン、
カチオン、ラジカル重合、あるいは縮合重合等、如何な
る重合法によって得られたものであってもよい。重合体
連鎖の好ましい例として、ポリ（メタ）アクリレート、
ポリスチレン、ポリブタジエン、ポリイソプレン、非晶
質ポリプロピレン、ポリアリルアミン、ポリエチレンイ
ミン、エポキシ樹脂、及びそれらの誘導体が挙げられ
る。
【００１６】本発明の永久帯電防止剤が、上記のような
コポリマーである場合、コポリマー中における重合単位
（１）のモル分率は、好ましくは０．１以上１．０未満
であり、さらに好ましくは０．３以上１．０未満、特に
好ましくは０．５以上１．０未満である。
コポリマーである場合、コポリマー中における重合単位
（１）のモル分率は、好ましくは０．１以上１．０未満
であり、さらに好ましくは０．３以上１．０未満、特に
好ましくは０．５以上１．０未満である。
【００１７】本発明の永久帯電防止剤の分子量は、好ま
しくは５００〜２００，０００，０００、さらに好まし
くは５，０００〜１００，０００，０００、特に好まし
くは、１０，０００〜５０，０００，０００である。
しくは５００〜２００，０００，０００、さらに好まし
くは５，０００〜１００，０００，０００、特に好まし
くは、１０，０００〜５０，０００，０００である。
【００１８】［永久帯電防止剤組成物］本発明の永久帯
電防止剤を含有する永久帯電防止剤組成物に於いて、構
成するその他の成分については特に制限はなく、それら
は、本発明の永久帯電防止剤以外の樹脂、ゴム、水性又
は油性の液状媒体や各種の粉体、又はこれらの混合物で
あっても良い。
電防止剤を含有する永久帯電防止剤組成物に於いて、構
成するその他の成分については特に制限はなく、それら
は、本発明の永久帯電防止剤以外の樹脂、ゴム、水性又
は油性の液状媒体や各種の粉体、又はこれらの混合物で
あっても良い。
【００１９】本発明の永久帯電防止剤組成物に用いられ
る樹脂として、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリス
チレン、ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、
ポリ酢酸ビニル、ポリカーボネート、ＡＢＳ樹脂、ＡＳ
樹脂、ＡＥＳ樹脂、ポリアミド６、ポリアミド６６、ポ
リエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリ
フェニレンオキシド、ＰＴＦＥ、ＦＥＰ、ＰＦＡ、ＥＴ
ＦＥ、ＰＶＤＦ、シリコーン、ワックス等の熱可塑性樹
脂及びそれらの誘導体、並びにそれらを含む共重合体、
エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド、ポリウレ
タン、メラミン樹脂、ウレア樹脂、ポリエステル樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂及びそれらの
誘導体が例示される。
る樹脂として、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリス
チレン、ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、
ポリ酢酸ビニル、ポリカーボネート、ＡＢＳ樹脂、ＡＳ
樹脂、ＡＥＳ樹脂、ポリアミド６、ポリアミド６６、ポ
リエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリ
フェニレンオキシド、ＰＴＦＥ、ＦＥＰ、ＰＦＡ、ＥＴ
ＦＥ、ＰＶＤＦ、シリコーン、ワックス等の熱可塑性樹
脂及びそれらの誘導体、並びにそれらを含む共重合体、
エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド、ポリウレ
タン、メラミン樹脂、ウレア樹脂、ポリエステル樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂及びそれらの
誘導体が例示される。
【００２０】前記熱可塑性樹脂と本発明の永久帯電防止
剤を含有する樹脂組成物を得る場合、これらを溶融混練
後に成形又は溶液中で混合後に成形／乾燥すると、相対
的に界面エネルギーの小さい本発明の永久帯電防止剤
は、成形体の表層付近に多く偏在し、少量の添加量で効
率よく成形体表面全体に撥水／疎水性を付与し、また永
久帯電防止効果を付与することができる。また、前記熱
硬化性樹脂と本発明の永久帯電防止剤を含有する樹脂組
成物を得る場合、熱硬化性樹脂の前駆体又はプレポリマ
ーと本発明の永久帯電防止剤を予め混合した後、重合／
硬化させることができる。
剤を含有する樹脂組成物を得る場合、これらを溶融混練
後に成形又は溶液中で混合後に成形／乾燥すると、相対
的に界面エネルギーの小さい本発明の永久帯電防止剤
は、成形体の表層付近に多く偏在し、少量の添加量で効
率よく成形体表面全体に撥水／疎水性を付与し、また永
久帯電防止効果を付与することができる。また、前記熱
硬化性樹脂と本発明の永久帯電防止剤を含有する樹脂組
成物を得る場合、熱硬化性樹脂の前駆体又はプレポリマ
ーと本発明の永久帯電防止剤を予め混合した後、重合／
硬化させることができる。
【００２１】本発明の永久帯電防止剤組成物に使えるゴ
ムとして、天然ゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタ
ジエンゴム、イソプレンゴム、ブチルゴム、エチレン−
プロピレンコポリマー（ＥＰＭ）、エチレン−プロピレ
ン−ジエンターポリマー（ＥＰＤＭ）、ニトリル−ブタ
ジエンゴム、クロロプレンゴム、ウレタンゴム、エピク
ロロヒドリンゴム、シリコーンゴムや熱可塑性エラスト
マー等の合成ゴムが例示される。ゴムと本発明の永久帯
電防止剤を含有するゴム組成物を得る場合、これらゴム
と本発明の永久帯電防止剤、架橋剤及びその他成分を混
練、成形後、架橋させることができる。
ムとして、天然ゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタ
ジエンゴム、イソプレンゴム、ブチルゴム、エチレン−
プロピレンコポリマー（ＥＰＭ）、エチレン−プロピレ
ン−ジエンターポリマー（ＥＰＤＭ）、ニトリル−ブタ
ジエンゴム、クロロプレンゴム、ウレタンゴム、エピク
ロロヒドリンゴム、シリコーンゴムや熱可塑性エラスト
マー等の合成ゴムが例示される。ゴムと本発明の永久帯
電防止剤を含有するゴム組成物を得る場合、これらゴム
と本発明の永久帯電防止剤、架橋剤及びその他成分を混
練、成形後、架橋させることができる。
【００２２】本発明の永久帯電防止剤と上記樹脂及び／
又はゴムを含有する組成物を得る場合、永久帯電防止剤
の含有量は、上記樹脂及び／又はゴム１００重量部に対
し、０．００１〜１００重量部が好ましいが、良好な帯
電防止性を維持するには０．０５〜２０重量部か好まし
く、さらに好ましくは０．５〜１５重量部である。
又はゴムを含有する組成物を得る場合、永久帯電防止剤
の含有量は、上記樹脂及び／又はゴム１００重量部に対
し、０．００１〜１００重量部が好ましいが、良好な帯
電防止性を維持するには０．０５〜２０重量部か好まし
く、さらに好ましくは０．５〜１５重量部である。
【００２３】本発明の永久帯電防止剤組成物に用いられ
る液状媒体として、（イ）水、（ロ）エタノール、グリ
セリン、クレゾール等のアルコール類、（ハ）ヘキサ
ン、トルエン、流動パラフィン、スクワラン、石油エー
テル等の炭化水素溶剤、（二）アニソール、ジオキサ
ン、１，２−ジメトキシエタン、ポリエチレングリコー
ル、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン
等のエーテル／ケトン類、（ホ）酢酸エチル、パルミチ
ン酸イソプロピル、γ―ブチロラクトン、プロピレング
リコールメチルエーテルアセテート、乳酸エステル、炭
酸エチレン等のエステル類、（ヘ）クロロホルム、トリ
クロロエタン、二硫化炭素、ジメチルスルホキシド、ア
セトニトリル、ピリジン、ニトロベンゼン等の含ハロゲ
ン／硫黄／窒素溶剤類、（ト）パーム油、オリーブ油等
の油脂並びにその誘導体、（チ）シリコーン類、（リ）
フォンブリン等のフッ素油等が例示できる。
る液状媒体として、（イ）水、（ロ）エタノール、グリ
セリン、クレゾール等のアルコール類、（ハ）ヘキサ
ン、トルエン、流動パラフィン、スクワラン、石油エー
テル等の炭化水素溶剤、（二）アニソール、ジオキサ
ン、１，２−ジメトキシエタン、ポリエチレングリコー
ル、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン
等のエーテル／ケトン類、（ホ）酢酸エチル、パルミチ
ン酸イソプロピル、γ―ブチロラクトン、プロピレング
リコールメチルエーテルアセテート、乳酸エステル、炭
酸エチレン等のエステル類、（ヘ）クロロホルム、トリ
クロロエタン、二硫化炭素、ジメチルスルホキシド、ア
セトニトリル、ピリジン、ニトロベンゼン等の含ハロゲ
ン／硫黄／窒素溶剤類、（ト）パーム油、オリーブ油等
の油脂並びにその誘導体、（チ）シリコーン類、（リ）
フォンブリン等のフッ素油等が例示できる。
【００２４】本発明の永久帯電防止剤と上記液状媒体を
含有する組成物を得る場合、永久帯電防止剤の含有量
は、上記液状媒体１００重量部に対し、０．０５〜５０
０重量部が好ましく、さらに好ましくは３〜３００重量
部であるが、用いる液状媒体が揮発性である場合は、本
発明の永久帯電防止剤と揮発性液状媒体は如何なる混合
比で用いてもよい。
含有する組成物を得る場合、永久帯電防止剤の含有量
は、上記液状媒体１００重量部に対し、０．０５〜５０
０重量部が好ましく、さらに好ましくは３〜３００重量
部であるが、用いる液状媒体が揮発性である場合は、本
発明の永久帯電防止剤と揮発性液状媒体は如何なる混合
比で用いてもよい。
【００２５】本発明の永久帯電防止剤組成物に用いられ
る粉体として、（イ）シリカ、酸化チタン、アルミナ、
酸化鉄、酸化スズ、水酸化アルミニウム、水酸化マグネ
シウム、炭酸カルシウム等の無機化合物や、鉄、銀、
銅、アルミニウム等の金属、さらには種々の有機高分子
等から構成される微粒子や粉体、（ロ）ベンガラ、鉛
白、黄鉛、紺青、チタン白等の無機顔料や各種の有機顔
料、（ハ）カーボンブラック、グラファイト、カーボン
ウィスカー、カーボンファイバー、ガラスファイバー、
各種粘土鉱物等のフィラー類、（二）キトサン、澱粉、
セルロース、ブドウ糖、アミノ酸、蛋白等の生体物質、
（ホ）各種の複合材粒子等が例示できる。この場合、こ
れら粉体の粒径は使用目的によって適宜選択される。
る粉体として、（イ）シリカ、酸化チタン、アルミナ、
酸化鉄、酸化スズ、水酸化アルミニウム、水酸化マグネ
シウム、炭酸カルシウム等の無機化合物や、鉄、銀、
銅、アルミニウム等の金属、さらには種々の有機高分子
等から構成される微粒子や粉体、（ロ）ベンガラ、鉛
白、黄鉛、紺青、チタン白等の無機顔料や各種の有機顔
料、（ハ）カーボンブラック、グラファイト、カーボン
ウィスカー、カーボンファイバー、ガラスファイバー、
各種粘土鉱物等のフィラー類、（二）キトサン、澱粉、
セルロース、ブドウ糖、アミノ酸、蛋白等の生体物質、
（ホ）各種の複合材粒子等が例示できる。この場合、こ
れら粉体の粒径は使用目的によって適宜選択される。
【００２６】本発明の永久帯電防止剤と上記粉体を含有
する組成物を得る場合、永久帯電防止剤の含有量は、上
記粉体１００重量部に対し、０．００１〜１００００重
量部が好ましい。特に、本発明の帯電防止剤を上記粉体
の永久帯電防止性付与剤として用いる場合には、粉体１
００重量部に対し本発明の帯電防止剤０．０５〜２０重
量部がより好ましく、また特に上記粉体を本発明の永久
帯電防止剤の補強剤又は改質剤として用いる場合には、
粉体１００重量部に対し本発明の永久帯電防止剤１００
〜５０００重量部がより好ましい。
する組成物を得る場合、永久帯電防止剤の含有量は、上
記粉体１００重量部に対し、０．００１〜１００００重
量部が好ましい。特に、本発明の帯電防止剤を上記粉体
の永久帯電防止性付与剤として用いる場合には、粉体１
００重量部に対し本発明の帯電防止剤０．０５〜２０重
量部がより好ましく、また特に上記粉体を本発明の永久
帯電防止剤の補強剤又は改質剤として用いる場合には、
粉体１００重量部に対し本発明の永久帯電防止剤１００
〜５０００重量部がより好ましい。
【００２７】上記の本発明の永久帯電防止剤組成物にお
いて、本発明の永久帯電防止剤は単独で用いてもよい
し、２種以上を併用してもよい。
いて、本発明の永久帯電防止剤は単独で用いてもよい
し、２種以上を併用してもよい。
【００２８】また、本発明の永久帯電防止剤組成物は、
永久帯電防止剤の帯電防止能や撥水／疎水化能を著しく
阻害しない限りにおいて、酸化防止剤、老化防止剤又は
その他の安定剤、防腐剤、粘度調整剤、難燃剤や、分散
剤、界面活性剤等の添加剤を併用することができる。
永久帯電防止剤の帯電防止能や撥水／疎水化能を著しく
阻害しない限りにおいて、酸化防止剤、老化防止剤又は
その他の安定剤、防腐剤、粘度調整剤、難燃剤や、分散
剤、界面活性剤等の添加剤を併用することができる。
【００２９】本発明の永久帯電防止剤組成物の調製法は
特に制限はない。すなわち上記樹脂、ゴム、液状媒体又
は粉体に本発明の永久帯電防止剤を添加してもよいし、
本発明の永久帯電防止剤に、樹脂、ゴム、液状媒体又は
粉体を添加してもよい。
特に制限はない。すなわち上記樹脂、ゴム、液状媒体又
は粉体に本発明の永久帯電防止剤を添加してもよいし、
本発明の永久帯電防止剤に、樹脂、ゴム、液状媒体又は
粉体を添加してもよい。
【００３０】［高撥水／疎水性、帯電防止性］本発明の
永久帯電防止剤及びそれを含有する永久帯電防止剤組成
物は、高い撥水／疎水性効果を有し、平滑面での水の接
触角が、好ましくは８０°以上、より好ましくは１００
°以上の値を示す。
永久帯電防止剤及びそれを含有する永久帯電防止剤組成
物は、高い撥水／疎水性効果を有し、平滑面での水の接
触角が、好ましくは８０°以上、より好ましくは１００
°以上の値を示す。
【００３１】また、本発明の永久帯電防止剤は、体積抵
抗率が小さいことから、長期的な帯電防止性が期待で
き、また表面に吸着し得る水分がほとんどない低湿度下
においても高い帯電防止性を有するものであり、２０
℃、３０％の相対湿度下における本発明の永久帯電防止
剤の体積固有抵抗値は、好ましくは１０13Ω・ｃｍ以
下、より好ましくは１０12Ω・ｃｍ以下であり、同条件
下での表面抵抗値が、好ましくは１０13Ω／□以下、よ
り好ましくは１０12Ω／□以下である。また、同条件下
での帯電圧半減期が、好ましくは３０秒以下、より好ま
しくは１秒以下の値を示す。
抗率が小さいことから、長期的な帯電防止性が期待で
き、また表面に吸着し得る水分がほとんどない低湿度下
においても高い帯電防止性を有するものであり、２０
℃、３０％の相対湿度下における本発明の永久帯電防止
剤の体積固有抵抗値は、好ましくは１０13Ω・ｃｍ以
下、より好ましくは１０12Ω・ｃｍ以下であり、同条件
下での表面抵抗値が、好ましくは１０13Ω／□以下、よ
り好ましくは１０12Ω／□以下である。また、同条件下
での帯電圧半減期が、好ましくは３０秒以下、より好ま
しくは１秒以下の値を示す。
【００３２】
【実施例】実施例１〜４及び比較例１〜３ 以下に示す本発明の永久帯電防止剤Ａ〜Ｄ、及び比較重
合体Ｅ〜Ｇについて、以下に示す方法で永久帯電防止性
及び撥水性を評価した。結果を表１に示す。
合体Ｅ〜Ｇについて、以下に示す方法で永久帯電防止性
及び撥水性を評価した。結果を表１に示す。
【００３３】尚、永久帯電防止剤の分子量は以下の方法
で測定した。 ＜分子量測定法＞永久帯電防止剤の分子量測定は、昭和
電工社製示差屈折率計ＲＩ−７１に、東ソー社製カラム
ＧＭＨＨＲ−Ｈ＋ＧＭＨＸＬを接続して行った（４０
℃、テトラヒドロフラン）。以下に示す数平均分子量
（以下、Ｍｎと記す）は、ポリスチレン換算分子量であ
る。
で測定した。 ＜分子量測定法＞永久帯電防止剤の分子量測定は、昭和
電工社製示差屈折率計ＲＩ−７１に、東ソー社製カラム
ＧＭＨＨＲ−Ｈ＋ＧＭＨＸＬを接続して行った（４０
℃、テトラヒドロフラン）。以下に示す数平均分子量
（以下、Ｍｎと記す）は、ポリスチレン換算分子量であ
る。
【００３４】＜永久帯電防止剤及び比較重合体＞ 永久帯電防止剤Ａ ポリ（１Ｈ，１Ｈ，５Ｈ−オクタフルオロペンチルグリ
シジルエーテル）；一般式（１）において、Ｘ＝Ｈ、Ｒ
f＝−（ＡＯ）m―Ｒ1で、Ａ＝メチレン基、ｍ＝１、Ｒ1
＝―ＣＨ2（ＣＦ2）4Ｈ、Ｍｎ＝４１万。
シジルエーテル）；一般式（１）において、Ｘ＝Ｈ、Ｒ
f＝−（ＡＯ）m―Ｒ1で、Ａ＝メチレン基、ｍ＝１、Ｒ1
＝―ＣＨ2（ＣＦ2）4Ｈ、Ｍｎ＝４１万。
【００３５】永久帯電防止剤Ｂ １Ｈ，１Ｈ，５Ｈ−オクタフルオロペンチルグリシジル
エーテル−エチレンオキシド共重合体（８０／２０）；
一般式（１）において、Ｘ＝Ｈ、Ｒf＝−（ＡＯ）m―Ｒ
1で、Ａ＝メチレン基、ｍ＝１、Ｒ1＝―ＣＨ2（ＣＦ2）
4Ｈで表される重合単位とエチレンオキシドのランダム
（８０／２０）共重合体、Ｍｎ＝１０８万。
エーテル−エチレンオキシド共重合体（８０／２０）；
一般式（１）において、Ｘ＝Ｈ、Ｒf＝−（ＡＯ）m―Ｒ
1で、Ａ＝メチレン基、ｍ＝１、Ｒ1＝―ＣＨ2（ＣＦ2）
4Ｈで表される重合単位とエチレンオキシドのランダム
（８０／２０）共重合体、Ｍｎ＝１０８万。
【００３６】永久帯電防止剤Ｃ １Ｈ，１Ｈ，５Ｈ−オクタフルオロペンチルグリシジル
エーテル−オクチルグリシジルエーテル共重合体（６０
／４０）；一般式（１）において、Ｘ＝Ｈ、Ｒ f＝−
（ＡＯ）m―Ｒ1で、Ａ＝メチレン基、ｍ＝１、Ｒ1＝―
ＣＨ2（ＣＦ2）4Ｈで表される重合単位とオクチルグリ
シジルエーテルのブロック（６０／４０）共重合体、Ｍ
ｎ＝５４万。
エーテル−オクチルグリシジルエーテル共重合体（６０
／４０）；一般式（１）において、Ｘ＝Ｈ、Ｒ f＝−
（ＡＯ）m―Ｒ1で、Ａ＝メチレン基、ｍ＝１、Ｒ1＝―
ＣＨ2（ＣＦ2）4Ｈで表される重合単位とオクチルグリ
シジルエーテルのブロック（６０／４０）共重合体、Ｍ
ｎ＝５４万。
【００３７】永久帯電防止剤Ｄ ポリ（１Ｈ，１Ｈ，７Ｈ−ドデカフルオロヘプチルグリ
シジルエーテル）；一般式（１）において、Ｘ＝Ｈ、Ｒ
f＝−（ＡＯ）m―Ｒ1で、Ａ＝メチレン基、ｍ＝１、Ｒ1
＝―ＣＨ2（ＣＦ2）6Ｈ、Ｍｎ＝２９万。
シジルエーテル）；一般式（１）において、Ｘ＝Ｈ、Ｒ
f＝−（ＡＯ）m―Ｒ1で、Ａ＝メチレン基、ｍ＝１、Ｒ1
＝―ＣＨ2（ＣＦ2）6Ｈ、Ｍｎ＝２９万。
【００３８】比較重合体Ｅ ＰＴＦＥ樹脂：三井・デュポンフロロケミカル社製、７
−Ｊ 比較重合体Ｆ ＰＦＡ樹脂：三井・デュポンフロロケミカル社製、３４
０−Ｊ 比較重合体Ｇ ＰＶＤＦ樹脂：ダイキン工業社製、ＶＰ−８００。
−Ｊ 比較重合体Ｆ ＰＦＡ樹脂：三井・デュポンフロロケミカル社製、３４
０−Ｊ 比較重合体Ｇ ＰＶＤＦ樹脂：ダイキン工業社製、ＶＰ−８００。
【００３９】＜永久帯電防止性と撥水性の評価法＞永久
帯電防止剤Ａ〜Ｄと比較重合体Ｅ〜Ｇについて、体積固
有抵抗値、２０℃、３０％相対湿度下での表面抵抗値、
同条件下での帯電圧半減期、並びに平滑面での水及び流
動パラフィンの接触角を測定した。体積固有抵抗及び表
面抵抗の測定は、アドバンテスト社製Ｒ８３４０Ａと自
作プローブを用いて行い、帯電圧半減期の測定は、シシ
ド・エレクトロスタティック社製スタティック・オネス
トメータＳ−５１０９を用いて行った。また接触角の測
定は、協和界面科学社製ＦＡＣＥ ＣＡ−Ａを用いた。
帯電防止剤Ａ〜Ｄと比較重合体Ｅ〜Ｇについて、体積固
有抵抗値、２０℃、３０％相対湿度下での表面抵抗値、
同条件下での帯電圧半減期、並びに平滑面での水及び流
動パラフィンの接触角を測定した。体積固有抵抗及び表
面抵抗の測定は、アドバンテスト社製Ｒ８３４０Ａと自
作プローブを用いて行い、帯電圧半減期の測定は、シシ
ド・エレクトロスタティック社製スタティック・オネス
トメータＳ−５１０９を用いて行った。また接触角の測
定は、協和界面科学社製ＦＡＣＥ ＣＡ−Ａを用いた。
【００４０】
【表１】
【００４１】実施例５（永久帯電防止剤組成物） 上記の永久帯電防止剤Ｃ２０重量部を、ポリプロピレン
樹脂１００重量部に加え、２１０℃に設定した二軸押出
し機で混合した。得られた樹脂組成物を１７０℃にて１
０分間プレス成形した。本プレス成形品の２０℃、３０
％相対湿度下での帯電圧半減期は０．９秒であり、表面
の水接触角は１０７゜であった。
樹脂１００重量部に加え、２１０℃に設定した二軸押出
し機で混合した。得られた樹脂組成物を１７０℃にて１
０分間プレス成形した。本プレス成形品の２０℃、３０
％相対湿度下での帯電圧半減期は０．９秒であり、表面
の水接触角は１０７゜であった。
【００４２】比較例４ 上記の比較重合体Ｇと、ポリプロピレン樹脂から、実施
例５と同様にプレス成形品を得たが、その２０℃、３０
％相対湿度下での帯電圧半減期は２分以上であり、表面
の水接触角は９３゜であった。
例５と同様にプレス成形品を得たが、その２０℃、３０
％相対湿度下での帯電圧半減期は２分以上であり、表面
の水接触角は９３゜であった。
【００４３】
【発明の効果】本発明の永久帯電防止剤及びそれを含有
する永久帯電防止剤組成物は、含フッ素樹脂として高い
撥水／疎水性、耐熱性、耐薬品性、耐酸化性、難燃性を
有しながら、高い帯電防止能を有するため、帯電防止性
を付与されたフィルター、多孔質膜、フィルム、シー
ト、ゴム、チューブ、筺体、電線被覆材料、電子材料、
建築材料、塗料、シール剤、コーティング剤等、各種の
産業分野に有効に使用できる。
する永久帯電防止剤組成物は、含フッ素樹脂として高い
撥水／疎水性、耐熱性、耐薬品性、耐酸化性、難燃性を
有しながら、高い帯電防止能を有するため、帯電防止性
を付与されたフィルター、多孔質膜、フィルム、シー
ト、ゴム、チューブ、筺体、電線被覆材料、電子材料、
建築材料、塗料、シール剤、コーティング剤等、各種の
産業分野に有効に使用できる。
Claims (3)
- 【請求項１】 一般式（１）で表される重合単位を有す
るポリエーテルからなる永久帯電防止剤。 【化１】 ［式中、 Ｘ：同一又は異なって、水素原子、フッ素原子又は塩素
原子を示す。 Ｒf：末端に水素原子を有するフルオロアルキル基を示
すか、又は式−（ＡＯ）m−Ｒ1で表される基を示す。こ
こでＲ1は末端に水素原子を有するフルオロアルキル
基、Ａは平均炭素数１〜３のアルキレン基、ｍは１〜２
０の数を示し、ｍ個のＡは同一でも異なっていても良
い。］ - 【請求項２】 請求項１記載の永久帯電防止剤を含有す
る永久帯電防止剤組成物。 - 【請求項３】 請求項１記載のポリエーテルを含有する
永久帯電防止剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000279708A JP4350284B2 (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | 永久帯電防止剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000279708A JP4350284B2 (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | 永久帯電防止剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002088346A true JP2002088346A (ja) | 2002-03-27 |
| JP4350284B2 JP4350284B2 (ja) | 2009-10-21 |
Family
ID=18764672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000279708A Expired - Fee Related JP4350284B2 (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | 永久帯電防止剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4350284B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005139269A (ja) * | 2003-11-05 | 2005-06-02 | Toppan Forms Co Ltd | 練り込み型帯電防止剤 |
| JP2013508646A (ja) * | 2009-10-22 | 2013-03-07 | アルコア インコーポレイテッド | 電気伝導性を向上させたスリーブ付ファスナ及びその作製方法 |
| KR20230069300A (ko) * | 2021-11-11 | 2023-05-19 | 일신하이폴리 주식회사 | 내오염성 농업용 필름 조성물 및 이를 이용한 필름의 제조 방법 |
-
2000
- 2000-09-14 JP JP2000279708A patent/JP4350284B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005139269A (ja) * | 2003-11-05 | 2005-06-02 | Toppan Forms Co Ltd | 練り込み型帯電防止剤 |
| JP2013508646A (ja) * | 2009-10-22 | 2013-03-07 | アルコア インコーポレイテッド | 電気伝導性を向上させたスリーブ付ファスナ及びその作製方法 |
| KR101420155B1 (ko) | 2009-10-22 | 2014-07-16 | 알코아 인코포레이티드 | 전도도가 향상된 슬리브형 파스너 및 그 제조 방법 |
| KR20230069300A (ko) * | 2021-11-11 | 2023-05-19 | 일신하이폴리 주식회사 | 내오염성 농업용 필름 조성물 및 이를 이용한 필름의 제조 방법 |
| KR102651427B1 (ko) | 2021-11-11 | 2024-04-01 | 일신하이폴리 주식회사 | 내오염성 농업용 필름 조성물 및 이를 이용한 필름의 제조 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4350284B2 (ja) | 2009-10-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| White et al. | Advances in polymeric materials for electromechanical devices | |
| KR101726097B1 (ko) | 수지 조성물 및 성형품 | |
| KR100676565B1 (ko) | 폴리아미드- 및 퍼플루오로알킬 성분으로 된 화합물, 및 이들 화합물과 부가 중합체 성분과의 혼합물, 이들의 제조 방법 및 이용 | |
| EP2818516A1 (en) | Fluorine-containing copolymer composition, molded article, and electric wire | |
| JP3157582B2 (ja) | ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物 | |
| EP3705530A1 (en) | Curable composition | |
| EP3705528A1 (en) | Curable composition | |
| EP1160279A1 (en) | Surface modifier | |
| JP4358145B2 (ja) | 透明導電体の製造方法 | |
| JP2002088346A (ja) | 永久帯電防止剤 | |
| WO2015008583A1 (ja) | 組成物及び絶縁電線 | |
| JP3887024B2 (ja) | エチレン―テトラフルオロエチレン系共重合体のポリマーアロイ | |
| JP2011029167A (ja) | ガスケット用樹脂組成物、その製造方法及び二次電池用ガスケット | |
| JP2000143921A (ja) | 電子電気機器の部品用フッ素樹脂組成物および電子電気機器用部品 | |
| JPH10195302A (ja) | 耐熱性樹脂組成物および成形体 | |
| JPS61118455A (ja) | 導電性ふっ素樹脂の製造方法 | |
| JP5282635B2 (ja) | 含フッ素硬化性組成物及びその製造方法 | |
| JP2004217895A (ja) | ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物 | |
| CN116034026A (zh) | 树脂组合物、成形体、复合体及其用途 | |
| JP2002088349A (ja) | 撥水・撥油剤 | |
| JP2022098733A (ja) | テトラフルオロエチレン系ポリマーの組成物、該組成物を含む液状組成物、およびシート | |
| WO2021182336A1 (ja) | 樹脂組成物、成形品及び成形品の製造方法 | |
| EP2999746A1 (en) | Thermoplastic moulding composition with water-repellent properties | |
| JPH0827344A (ja) | 高分子型帯電防止剤及び半導電性フッ素樹脂組成物 | |
| CA2116452A1 (en) | Blends of copoly(arylene sulfide) and ethylene-propylene rubber |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051111 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051111 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090422 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090428 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090623 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090721 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090722 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120731 Year of fee payment: 3 |
|
| R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4350284 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120731 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130731 Year of fee payment: 4 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |