JP2002087558A - 板材仕分けシステム - Google Patents

板材仕分けシステム

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JP2002087558A
JP2002087558A JP2000278005A JP2000278005A JP2002087558A JP 2002087558 A JP2002087558 A JP 2002087558A JP 2000278005 A JP2000278005 A JP 2000278005A JP 2000278005 A JP2000278005 A JP 2000278005A JP 2002087558 A JP2002087558 A JP 2002087558A
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sorting
abutting
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JP2000278005A
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Katsuhiko Matsuda
勝彦 松田
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送中の板材Wを停止させることなく、板材
Wを所定の仕分けコンベア装置7から進入部を介して搬
出することができるため、板材Wの仕分け作業の時間を
短くする。 【解決手段】 板材Wを搬送方向へ搬送する複数の仕分
けコンベア装置7を直列に配置し、各搬送コンベア装置
7に板材Wが進入する進入部9を開閉可能に備え、各進
入部9の下方に板材Wを下方向へ搬送するシュータ17
をそれぞれ設け、各シュータ17の一端に対向する位置
に板材Wの一端部が突き当たり可能な突き当て部材21
をそれぞれ設け、板材Wと各突き当て部材21の突き当
て時の衝撃を吸収する衝撃吸収手段25をそれぞれ設
け、各突き当て部材21の他端側下方に複数の板材Wを
積載する板材積載具45をそれぞれ設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送方向へ搬送さ
れる複数の板材を仕分ける板材仕分けシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ブランキングシャーのごとき板材加工機
の後方には加工された複数の板材を搬送方向へ搬送する
搬送ラインが配置してあり、この搬送ラインの後部には
板材の形状等によって板材を仕分ける板材仕分けシステ
ムが備えてある。この板材仕分けシステムの一例につい
て簡単に説明すると、以下のようになる。
【0003】即ち、上記搬送ラインの後部には仕分けサ
ポートが左右方向へ移動可能に設けてあり、この仕分け
サポートは搬送ラインの搬送高さ位置よりも低い高さ位
置に位置してある。上記仕分けサポートは左傾斜部と右
傾斜部を左右に備えており、左傾斜部は左端が右端より
も低くなるように傾斜して構成してあって、右傾斜部は
右端が左端よりも低くなるように傾斜して構成してあ
る。また、上記仕分けサポートの左側下方には複数の板
材を積載する左板材積載具が配置してあり、仕分けサポ
ートの右側下方には複数の板材を積載する右板材積載具
が配置してある。更に、搬送ラインの後部適宜位置には
搬送される板材の後端が突き当たり可能なストッパが設
けてあり、適宜位置にはストッパに突き当たった板材を
搬送方向に対して直交する方向(左方向又は右方向)へ
押し出す板材押し出し装置が設けてある。
【0004】したがって、搬送ライン上において複数の
板材が搬送方向へ搬送されるが、板材を左板材積載具に
仕分けして積載する場合には、搬送ライン上の後部にお
いて板材の後端面をストッパに突き当てて板材を一旦停
止させる。そして、予め仕分けサポートを左方向へ移動
させて左傾斜部を搬送ラインの搬送領域の左側に左傾斜
部を位置させておき、板材押し出し装置により上記板材
を左方向へ押し出すことにより、上記板材を搬送ライン
の搬送領域から搬出して、左傾斜部に移送せしめる。こ
れによって、板材を自重により仕分けサポートの左傾斜
部に沿って移送させて、左板積載具に落下して積載せし
める。
【0005】また、板材を右板材積載具に仕分けして積
載する場合には、搬送ライン上の後部において板材の後
端面をストッパに突き当てて板材を一旦停止させる。そ
して、予め仕分けサポートを右方向へ移動させて右傾斜
部を搬送ラインの右側に右傾斜部を位置させておき、板
材押し出し装置により上記板材を右方向へ押し出すこと
により、上記板材を搬送ラインの搬送領域の右側へ搬出
して、右傾斜部に移送せしめる。これによって、板材を
仕分けサポートの右傾斜部に沿って移送させて、右板材
積載具に落下して積載せしめる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、板材を仕分
ける場合に、ストッパにより搬送中の板材を一旦停止さ
せて、板材押し出し装置により板材を搬送方向に対して
直交する方向へ押し出すことにより、上記板材を搬送ラ
インの搬送領域から搬出しているため、板材の仕分け作
業に時間が長くなって、仕分け作業が煩雑化するという
問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
あっては、搬送方向へ搬送される複数の板材を仕分ける
板材仕分けシステムであって、板材を上記搬送方向へ搬
送する複数の仕分けコンベア装置を直列に配置し、各搬
送コンベア装置に板材が進入する進入部を開閉可能に備
え、各進入部の下方に板材を下方向へ搬送するシュータ
をそれぞれ設け、各シュータの一端が他端よりも低くな
るようにそれぞれ構成し、各シュータの一端に対向する
位置に板材の一端部が突き当たり可能な突き当て部材を
それぞれ設け、板材と各突き当て部材の突き当て時の衝
撃を吸収する衝撃吸収手段をそれぞれ設け、各突き当て
部材の他端側下方に複数の板材を積載する板材積載具を
それぞれ設けてなることを特徴とする。
【0008】請求項1に記載の発明特定事項よると、複
数の仕分けコンベア装置の駆動により板材を搬送方向へ
搬送することにより、上流側の仕分けコンベア装置から
下流側の仕分けコンベア装置にへ板材を送り出すことが
できる。
【0009】ここで、板材を複数の仕分けコンベア装置
のうち所定の仕分けコンベア装置の下方の板材積載具に
積載する場合には、予め所定の仕分けコンベア装置の進
入部(所定の進入部)を開いておくことにより、搬送中
の板材を停止せしめることなく、所定の仕分けコンベア
装置から進入部を経由して搬出される。そして、所定の
仕分けコンベア装置から搬出された板材は、シュータを
経由して突き当て部材に突き当たる。衝撃吸収手段によ
って突き当て時の衝撃を吸収しつつ、板材を板材積載具
に落下して積載せしめる。
【0010】なお、他の所定の仕分けコンベア装置の下
方の板材積載具に積載する場合には、上記所定の仕分け
コンベア装置の進入部を閉じ、他の所定の仕分けコンベ
ア装置の進入部を開いて、上述と同様の操作を奏させ
る。
【0011】請求項2に記載の発明にあっては、請求項
1に記載の発明特定事項の他に、前記各突き当て部材は
一端側の揺動軸心を中心として上下方向へ揺動可能それ
ぞれ構成してあって、前記衝撃吸収手段は突き当て部材
を上方向へ付勢可能な付勢部材を備えることを特徴とす
る。
【0012】請求項2に記載の発明特定事項によると、
請求項2に記載の発明特定事項による作用の他に、板材
の一端が突き当て部材に突き当たると、突き当て部材が
一端側の揺動中心を中心として付勢部材の付勢力に抗し
て下方向へ揺動し、換言すれば付勢部材により突き当て
時の衝撃が吸収される。
【0013】請求項3に記載の発明にあっては、請求項
2に記載の発明特定事項の他に、前記各突き当て部材に
板材の一端部が突き当たった後であって各突き当て部材
が上方向へ揺動復帰するときの各突き当て部材の揺動速
度を抑制する速度抑制手段それぞれを設けてなることを
特徴とする。
【0014】請求項3に記載の発明特定事項によると、
請求項2に記載の発明特定事項による作用の他に、板材
の一端が突き当て部材に突き当たった後に、突き当て部
材が付勢部材の付勢力によって上方向へ揺動復帰する
が、速度抑制手段により突き当て部材の揺動速度が抑制
される。
【0015】請求項4に記載の発明にあっては、請求項
3に記載の発明特定事項の他に、各速度抑制手段は、エ
アシリンダと、このエアシリンダに接続した絞り弁とか
らそれぞれなるものであって、各突き当て部材が上方向
へ揺動復帰するときに上記エアシリンダ内に供給される
エアの流量を上記絞り弁によって調節できるようにそれ
ぞれ構成してなることを特徴とする。
【0016】請求項4に記載の発明にあっては、請求項
3に記載の発明特定事項による作用の他に、上記エアシ
リンダ内に供給されるエアの流量を絞り弁によって調節
することにより、突き当て部材が揺動復帰する際の揺動
速度が抑制される。
【0017】請求項5に記載の発明にあっては、請求項
1から請求項4のうちのいずれかの請求項に記載の発明
特定事項の他に、各仕分けコンベア装置の一部分に上下
方向へ揺動可能な揺動コンベアをそれぞれ備え、各揺動
コンベアが上下方向へ揺動することにより対応する前記
進入部が開閉するように構成してなることを特徴とす
る。
【0018】請求項5に記載の発明特定事項によると、
請求項1から請求項4のうちのいずれかの請求項に記載
の発明特定事項による作用と同様の作用を奏する。
【0019】請求項6に記載の発明にあっては、請求項
1から請求項5のうちのいずれかの請求項に記載の発明
特定事項の他に、各板材積載具は、積載具本体と、この
積載具本体に上下方向へ設けられかつ板材を支持する可
動支持台と、この可動支持台を上方向へ付勢するスプリ
ングとをそれぞれ備えてなることを特徴とする。
【0020】請求項6に記載の発明特定事項によると、
請求項1から請求項5のうちのいずれかの請求項に記載
の発明特定事項による作用の他に、板材が板材積載具に
おける可動支持台に落下して支持されると、可動支持台
がスプリングの付勢力に抗して下方向へ移動し、換言す
ればスプリングによって板材の落下時の衝撃を抑制する
ことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1及び図2に示すように、本発
明の実施の形態に係わる板材仕分けシステム1は、ブラ
ンキングシャーのごとき板材加工機3の後方(図1及び
図2において左方)に配置され、かつ搬送方向(後方
向)へ搬送される複数の板材Wを仕分けるシステムであ
って、以下、詳細に説明する。
【0022】上記板材加工機3の後方には複数のコンベ
ア支持台5が直列に配置してあり、各コンベア支持台5
には加工された板材Wを搬送方向へ搬送する仕分けコン
ベア装置7がそれぞれ設けてある。各仕分けコンベア装
置7は板材Wが進入可能な進入部9を開閉可能にそれぞ
れ備えており、各仕分けコンベア装置7は、ベースコン
ベア11と、このベースコンベア11の前方に設けられ
かつ後端側の揺動軸心13sを中心として上下方向(図
1において上下方向、ず2において紙面に向かって表裏
方向)へ揺動可能な揺動コンベア13とからそれぞれな
る。ここで、各揺動コンベア13は一対の揺動シリンダ
15の作動により上下方向へ揺動するものであって、各
揺動コンベア13が上下方向へ揺動することにより、板
材Wが進入する進入部9が開閉するようにそれぞれ構成
してある。
【0023】なお、上記コンベア11,13は循環駆動
可能なベルトBを備えたベルトコンベアであるが、回転
駆動可能な複数の搬送ローラを備えたローラコンベアで
あっても差し支えない。また、揺動コンベア13の後端
側の揺動軸心13sを中心として揺動させる代わりに、
揺動コンベア13の前端側の揺動軸心を中心として揺動
させるように構成しても差し支えない。更に、揺動コン
ベア13を用いる代わりに、水平方向へ移動可能な水平
移動コンベアを用いて、この水平移動コンベアを水平方
向へ移動させることにより進入部9を開閉するように構
成しても差し支えない。
【0024】各コンベア支持台5における進入部9の下
方には板材Wを下方向へ搬送するシュータ17がそれぞ
れ設けてあり、各シュータ17は後端が前端よりも低く
なるようにそれぞれ構成してある。各シュータ17に支
持面には板材Wを支持する複数のフリーボールベアリン
グ(又は支持ローラ)19が設けてある。
【0025】各コンベア支持台5における後部適宜位置
(シュータ17の後端に対向する位置)には板材Wの後
端が突き当たり可能な突き当て部材21がそれぞれ設け
てあり、各突き当て部材21は後端側の揺動軸心21s
を中心として上下方向へ揺動可能にそれぞれ構成してあ
る。板材Wと各突き当て部材21の突き当て時の衝撃を
吸収するため、各突き当て部材21の前部にはゴムシー
トのごとき弾性シート23が設けてあり、各突き当て部
材21と対応するコンベアベース11の間には突き当て
部材21を上方向へ付勢可能なスプリング25が設けて
ある。ここで、弾性シート23は主に小さい板材Wの突
き当て時の衝撃を吸収するものであって、スプリング2
5は主に大きい板材Wの突き当て時の衝撃を吸収するも
のである。
【0026】なお、弾性シート23及びスプリング25
を用いる代わりに、突き当て部材21を板バネ状に構成
しても差し支えない。また、弾性シート23を用いる代
わりに、図3に示すように、突き当て部材21の上側
(図3において上側)に衝撃吸収補助プレート27を備
え、突き当て部材21の上側と衝撃吸収補助プレート2
7の下側に上記スプリング25よりもスプリング定数が
小さい複数の補助スプリング29を設けても差し支えな
い。
【0027】各突き当て部材21に板材Wの後端が突き
当たった後であって各突き当て部材21が上方向へ揺動
復帰するときの各突き当て部材21の揺動速度を抑制す
るため、各コンベア支持台5の後部にはエアシリンダ3
1がヒンジ33を介して上下方向へ揺動可能にそれぞれ
設けてあり、各エアシリンダ31のピストンロッド35
の先端部が上記突き当て部材21に連結してある。各エ
アシリンダ31の下部エア室(突き当て部材21が上方
向へ揺動復帰するときエアが供給されるエア室)37に
は大気に連通したエア回路39が接続してあり、このエ
ア回路39には絞り弁41と逆止弁43が並列的に配設
してある。ここで、絞り弁41は、突き当て部材21が
上方向へ揺動復帰するときに下部エア室37に供給され
るエアの流量を調節するものである。
【0028】各突き当て部材21の前端側下方には複数
の板材Wを積載する板材積載具45がそれぞれ設けてあ
る。各板材積載具45は、複数の車輪47を有する積載
具本体49をベースとして備えており、積載具本体49
には板材Wを支持する可動支持台51がリンク機構又は
適宜のガイド機構を介して上下方向へ移動可能に設けて
ある。上記可動支持台51の上面中央には固定スリーブ
53が設けてあり、上記可動支持台51の下面中央には
この固定スリーブ53に上下方向へ移動可能に支持され
た可動スリーブ55が設けてある。そして、上記固定ス
リーブ53内には可動支持台51を上方向へ付勢するス
プリング57が設けてある。更に、可動支持台51の前
端には板材Wの前端面が突き当たり可能なストッパ59
が立設してある。
【0029】次に、本発明の実施の形態の作用について
説明する。
【0030】複数の仕分けコンベア装置7の駆動により
板材加工機3によって加工された板材Wを搬送方向へ搬
送する。これによって、搬送方向からみて上流側の仕分
けコンベア装置7から下流側の仕分けコンベア装置7に
へ上記板材Wを順次送り出すことができる。
【0031】ここで、板材Wを複数の仕分けコンベア装
置7のうち所定の仕分けコンベア装置7の下方の板材積
載具45に積載する場合には、次のような作用を施す。
【0032】即ち、予め所定の仕分けコンベア装置7に
おける揺動コンベア13を揺動シリンダ15の作動によ
り上方向へ揺動させて、所定の仕分けコンベア装置7の
進入部(所定の進入部)9を開いておく。これによっ
て、搬送中の板材Wを停止せしめることなく、所定の仕
分けコンベア装置7から所定の進入部9を経由して搬出
される。
【0033】そして、所定の仕分けコンベア装置7から
搬出された板材Wは、シュータ17を経由して突き当て
部材21に突き当たる。このとき、板材Wが突き当て部
材21に突き当たると、弾性シート23が弾性変形する
他に、スプリング25の付勢力に抗して突き当て部材2
1が揺動軸心21sを中心として下方向へ揺動して、主
としてスプリング25によりの突き当て時の衝撃を吸収
する。なお、小さい板材Wが突き当て部材21に突き当
たった場合には、弾性シート23が弾性変形して、主と
して弾性シート23により小さい板材Wの突き当て時の
衝撃を吸収する。
【0034】上記板材Wの後端面が突き当て部材21に
突き当たった後に、突き当て部材21がスプリング57
の付勢力によって上方向へ揺動復帰すると共に、板材W
の前端面がストッパ59に突き当たって、板材Wを板材
積載具45における可動支持台49に落下して積載せし
める。このとき、予め絞り弁41を適宜に調節しておく
ことにより、突き当て部材21の揺動速度を抑制でき
る。また、上記板材Wが可動支持台51に支持される
と、可動支持台51がスプリング57の付勢力に抗して
下方向へ移動し、換言すればスプリング57によって板
材Wの落下時の衝撃を抑制する。
【0035】なお、他の所定の仕分けコンベア装置5の
下方の板材積載具45に積載する場合には、上記所定の
仕分けコンベア装置5の進入部9を閉じ、他の所定の仕
分けコンベア装置5の進入部9を開いて、上述と同様の
操作を奏させる。
【0036】以上のごとき、本発明の実施の形態によれ
ば、搬送中の板材Wを停止させることなく、板材Wを所
定の仕分けコンベア装置7から進入部を介して搬出する
ことができるため、板材Wの仕分け作業の時間を短くし
て、仕分け作業の能率の向上を図る。
【0037】また、所定の仕分けコンベア装置7から搬
出された板材Wは、シュータ17を経由して突き当て部
材212に突き当たってから板材積載具45に積載せれ
るが、スプリング25、弾性シート23により突き当て
時の衝撃を吸収しているため、仕分け作業によって板材
Wに傷が付くことを抑制できる。特に、板材Wが板材積
載具Wに落下するときの衝撃をスプリング57により吸
収できるため、板材Wに傷が付くことを更に抑制でき
る。なお、上記スプリング57によって積載された最上
部の板材Wの高さをほぼ一定に保つことができる。
【0038】また、板材Wが突き当て部材21に突き当
たった後において 突き当て部材21が揺動復帰する際
の揺動速度を抑制できるため、板材21の跳ね返りを小
さくして、板材積載具45に板材が整然と積載されるよ
うにすることができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1から請求項6のいずれかの請求
項に記載の発明によれば、搬送中の板材を停止させるこ
となく、板材を所定の仕分けコンベア装置から進入部を
介して搬出することができるため、板材の仕分け作業の
時間を短くして、仕分け作業の能率の向上を図る。
【0040】また、所定の仕分けコンベア装置から搬出
された板材は、シュータを経由して突き当て部材に突き
当たってから板材積載具に積載されるが、衝撃吸収手段
により突き当て時の衝撃を吸収しているため、仕分け作
業によって板材に傷が付くことを抑制できる。
【0041】請求項2から請求項6のいずれかの請求項
に記載の発明によれば、板材が突き当て部材に突き当た
った後において 突き当て部材が揺動復帰する際の揺動
速度を抑制できるため、板材の跳ね返りを小さくして、
板材積載具に板材が整然と積載されるようにすることが
できる。
【0042】請求項6に記載の発明によれば、板材が板
材積載具に落下するときの衝撃をスプリングにより吸収
できるため、板材に傷が付くことを更に抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】板材仕分けシステムの側面図である。
【図2】板材仕分けシステムの平面図である。
【図3】別の形態の衝撃吸収手段を備えた板材仕分けシ
ステムの側面図である。
【符号の説明】
1 板材仕分けシステム 7 仕分けコンベア装置 9 進入部 13 揺動コンベア 21 突き当て部材 23 弾性シート 25 スプリング 27 衝撃吸収プレート 29 補助スプリング 31 エアシリンダ 37 エア室 41 絞り弁 45 板材積載具 49 積載具本体 51 可動支持台 57 スプリング

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送方向へ搬送される複数の板材を仕分
    ける板材仕分けシステムであって、 板材を上記搬送方向へ搬送する複数の仕分けコンベア装
    置を直列に配置し、各搬送コンベア装置に板材が進入す
    る進入部を開閉可能に備え、各進入部の下方に板材を下
    方向へ搬送するシュータをそれぞれ設け、各シュータの
    一端が他端よりも低くなるようにそれぞれ構成し、各シ
    ュータの一端に対向する位置に板材の一端部が突き当た
    り可能な突き当て部材をそれぞれ設け、板材と各突き当
    て部材の突き当て時の衝撃を吸収する衝撃吸収手段をそ
    れぞれ設け、各突き当て部材の他端側下方に複数の板材
    を積載する板材積載具をそれぞれ設けてなることを特徴
    とする板材仕分けシステム。
  2. 【請求項2】 前記各突き当て部材は一端側の揺動軸心
    を中心として上下方向へ揺動可能それぞれ構成してあっ
    て、前記衝撃吸収手段は突き当て部材を上方向へ付勢可
    能な付勢部材を備えることを特徴とする請求項1に記載
    の板材仕分けシステム。
  3. 【請求項3】 前記各突き当て部材に板材の一端部が突
    き当たった後であって各突き当て部材が上方向へ揺動復
    帰するときの各突き当て部材の揺動速度を抑制する速度
    抑制手段それぞれを設けてなることを特徴とする請求項
    2に記載の板材仕分けシステム。
  4. 【請求項4】 各速度抑制手段は、エアシリンダと、こ
    のエアシリンダに接続した絞り弁とからそれぞれなるも
    のであって、各突き当て部材が上方向へ揺動復帰すると
    きに上記エアシリンダ内に供給されるエアの流量を上記
    絞り弁によって調節できるようにそれぞれ構成してなる
    ことを特徴とする請求項3に記載の板材仕分けシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 各仕分けコンベア装置の一部分に上下方
    向へ揺動可能な揺動コンベアをそれぞれ備え、各揺動コ
    ンベアが上下方向へ揺動することにより対応する前記進
    入部が開閉するように構成してなることを特徴とする請
    求項1から請求項4のうちのいずれかに記載の板材仕分
    けシステム。
  6. 【請求項6】 各板材積載具は、積載具本体と、この積
    載具本体に上下方向へ設けられかつ板材を支持する可動
    支持台と、この可動支持台を上方向へ付勢するスプリン
    グとをそれぞれ備えてなることを特徴とする請求項1か
    ら請求項5のうちのいずれかに記載の板材仕分けシステ
    ム。
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