JP2002087027A - タイヤアセンブリ方法 - Google Patents

タイヤアセンブリ方法

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Publication number
JP2002087027A
JP2002087027A JP2000284756A JP2000284756A JP2002087027A JP 2002087027 A JP2002087027 A JP 2002087027A JP 2000284756 A JP2000284756 A JP 2000284756A JP 2000284756 A JP2000284756 A JP 2000284756A JP 2002087027 A JP2002087027 A JP 2002087027A
Authority
JP
Japan
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tire
wheel
lubricant
bead portion
rim surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000284756A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Kurita
省三 栗田
Tomoo Yoshida
知夫 吉田
Satoshi Nishioka
聡 西岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Publication of JP2002087027A publication Critical patent/JP2002087027A/ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C25/00Apparatus or tools adapted for mounting, removing or inspecting tyres

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤの密着性とエア溜まりの除去とを両立
させる。 【解決手段】 パラフィン系潤滑剤である潤滑剤7をホ
イール5とタイヤ1の接触部位に介在させて組み付けを
行い、ホイール5に対するタイヤ1の密着性と、ビード
部4とリム面6との間のエア溜まりの除去とを両立させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホイールにタイヤ
を装着する際のタイヤアセンブリ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】乗用車等の自動車のタイヤは、自動車用
リム(ホイールリム)に嵌合されている。リムの着座面
(リム面)とタイヤビード部を隙間なく嵌合させること
で、タイヤがリムの所定位置に位置決めされた状態で強
固に嵌合される。これにより、リムの所定位置にタイヤ
が組付けられ、走行時における車体振動やステアリング
シミー等が防止されている。
【0003】ホイールのリム面の形状は、タイヤビード
部の形状と一致して規格に沿って形成されているので、
タイヤビード部を挿入する際に、リム面とタイヤビード
部の間にエアが介在する虞がある。エアが介在すると、
タイヤに内圧を充填した際にエアの逃げ場がなくなりエ
ア溜まりが生じてしまう。ホイールとタイヤビード部の
間にエア溜まりが生じると、RFV(ラジアルフォース
バリエーション)やLFV(ラテラルフォースバリエー
ション)が大きくなり、タイヤバランスや走行時の振動
に悪影響を及ぼしてしまう。
【0004】そこで従来から、ホイールのリム面に石鹸
水を塗布し、タイヤビード部とリム面とを滑りやすい状
態にしてタイヤビード部を挿入することで、エア溜まり
の発生を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、石鹸水を塗布
した場合、石鹸水は乾燥するとカスが残るため、タイヤ
ビード部とリム面との間にカスが介在し、リムとタイヤ
の回転方向の位置がずれてしまい、密着性に問題があっ
た。このため、例えば、特開平4-56610 号公報等では、
石鹸水に代えて潤滑剤を塗布してタイヤを組み付けるこ
とが提案されているが、密着性とエア溜まりの除去とを
十分に満足させるものとはいえず、両者を両立するには
至っていないのが現状である。
【0006】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、密着性に優れエア溜まりの発生がない状態でホイー
ルにタイヤを装着することができるタイヤアセンブリ方
法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のタイヤアセンブリ方法は、ホイールにタイヤ
を装着する際に、リムとタイヤの接触部位にパラフィン
系潤滑剤を介在させることで、潤滑剤作用によりタイヤ
をホイールのリム面に組み付けてエアの介在を防止し、
パラフィン系潤滑剤をタイヤに吸収させて異物の残留を
なくして密着性を保つようにしたものである。
【0008】パラフィン系潤滑剤は、塗布液としてゴム
に塗布可能な軟化剤系の液を使用する。塗布液の特性と
しては、パラフィン系軟化剤で、流動点が−15℃から
−23℃、アニリン点が90℃から130℃、カーボン
タイプ分析がCn25%から45%・Ca・2%から4
%・Cp55%から70%のものが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1には本発明の一実施形態例に
係るタイヤアセンブリ方法によりタイヤをホイールに嵌
合する状態の説明図、図2にはホイールを装着したタイ
ヤの概略断面図を示してある。また、図3には潤滑剤の
代表性状を表す表図を示してある。
【0010】図1及び図2に示すように、タイヤ1には
トレッド部2の両端にサイドウォール部3が備えられ、
サイドウォール部3の径方向内側端にビード部4が備え
られている。ビード部4がホイール5のリム面6に嵌合
してタイヤ1がホイール5に装着される。タイヤ1を装
着するに際して、タイヤ1のビード部4の表面に潤滑剤
7が塗布される。尚、ホイール5とタイヤ1の接触部位
に介在すればよく、潤滑剤7をホイール5のリム面6に
塗布することも可能である。潤滑剤7は塗布液としてパ
ラフィン系潤滑剤となっている。
【0011】タイヤ1のビード部4の表面に潤滑剤7を
塗布してホイール5とタイヤ1の接触部位に潤滑剤7を
介在させた状態で、タイヤ1をホイール5に挿入して嵌
合させる。潤滑剤7を介在させたことにより、挿入時に
抵抗なくホイール5を嵌合することができ、ビード部4
とリム面6との間にエアが侵入することなくビード部4
とリム面6とが密着する。これにより、エア溜まりを完
全に除去した状態でタイヤ1の組み付けが行える。
【0012】潤滑剤7はパラフィン系潤滑剤であるた
め、タイヤ1を組み付けた後、時間の経過と共にタイヤ
1(ゴム)に吸収される。このため、ビード部4とリム
面6との間に石鹸液等を塗布した際のようにカス等の異
物が残ることがないので、ビード部4とリム面6との密
着状態が保持され、タイヤ1とホイール5との間に相対
回転が生じることがなく、回転方向に位置ずれが発生し
ない。
【0013】従って、パラフィン系潤滑剤である潤滑剤
7をホイール5とタイヤ1の接触部位に介在させて組み
付けを行うことにより、ホイール5に対するタイヤ1の
密着性と、ビード部4とリム面6との間のエア溜まりの
除去とを両立させることが可能になる。
【0014】潤滑剤7の一例を説明する。代表性状は、
図3の表に示すように、密度(15℃)が0.8660
g/cm3 、色(ASTM)がL0.5、引火点(COC)
が180℃、流動点が−22.5℃、動粘度(40℃)
が12.76mm2/s 、動粘度(100℃)が2.991
mm2/s 、全酸価が0.01mgKOH/g 、アニリン点が9
1.3℃、屈折率(@20℃)が1.4746、環分析
(カーボンタイプ分析、Cn:Ca:Cp)が2%:4
1%:57%となっている。
【0015】一般に、環分析(カーボンタイプ分析)の
Ca:35%以上を芳香族系、Cn:30%から45%
をナフテン系、Cp:55%以上をパラフィン系として
区分けされている。潤滑剤7の代表性状では、ナフテン
系及びパラフィン系のどちらにもあてはまるが、色(A
STM)D−2226によると、104Aタイプとな
り、比較的ナフテン系なパラフィン系オイル(ナフ・パ
ラオイル)となる。また、添加剤等は含まれておらず、
石油系炭化水素×100%である。
【0016】上述した実施形態例のタイヤアセンブリ方
法では、ホイール5に対するタイヤ1の密着性と、ビー
ド部4とリム面6との間のエア溜まりの除去とを両立さ
せることが可能になり、ホイール5の所定位置にタイヤ
1が収まりよく組み付けられることになり、走行時にお
ける車体振動やステアリングシミー等を防止することが
可能になる。
【0017】
【発明の効果】本発明のタイヤアセンブリ方法は、ホイ
ールにタイヤを装着する際に、ホイールとタイヤの接触
部位にパラフィン系潤滑剤を介在させるようにしたの
で、潤滑剤作用によりタイヤをホイールのリム面に組み
付けてエアの介在を防止することができると共に、パラ
フィン系潤滑剤をタイヤに吸収させて異物の残留をなく
して密着性を保つことができる。この結果、ホイールに
対するタイヤの密着性と、リムとタイヤとの間のエア溜
まりの除去とを両立させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に係るタイヤアセンブリ
方法によりタイヤをホイールに嵌合する状態の説明図。
【図2】ホイールを装着したタイヤの概略断面図。
【図3】潤滑剤7の一例の代表性状を表す表図。
【符号の説明】
1 タイヤ 2 トレッド部 3 サイドウォール部 4 ビード部 5 ホイール 6 リム面 7 潤滑剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホイールにタイヤを装着する際に、ホイ
    ールとタイヤの接触部位にパラフィン系潤滑剤を介在さ
    せた状態で、タイヤをホイールのリム面に組み付けるよ
    うにしたことを特徴とするタイヤアセンブリ方法。
JP2000284756A 2000-09-20 2000-09-20 タイヤアセンブリ方法 Pending JP2002087027A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1842697A1 (de) * 2006-04-04 2007-10-10 Continental Aktiengesellschaft Verwendung einer Zusammensetzung zum Montieren von Fahrzeugreifen

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