JP2002086915A - 感熱記録材料 - Google Patents

感熱記録材料

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JP2002086915A
JP2002086915A JP2000275344A JP2000275344A JP2002086915A JP 2002086915 A JP2002086915 A JP 2002086915A JP 2000275344 A JP2000275344 A JP 2000275344A JP 2000275344 A JP2000275344 A JP 2000275344A JP 2002086915 A JP2002086915 A JP 2002086915A
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Hirobumi Mitsuo
博文 満尾
Masayuki Iwasaki
正幸 岩崎
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発色濃度が高く、地肌かぶりが少なく、且
つ、画像部の保存性に優れた感熱記録材料を提供するこ
と。 【解決手段】 支持体上に、電子供与性無色染料と電子
受容性化合物とを含有する感熱発色層を設けた感熱記録
材料であって、前記感熱発色層が、前記電子受容性化合
物として少なくとも4,4’−ジヒドロキシジフェニル
スルホンを含有し、さらに、質量比(2−ベンジルオキ
シナフタレン/脂肪族モノアマイド)が30/70〜7
0/30である2−ベンジルオキシナフタレンと脂肪族
モノアマイドとからなる増感剤を含有することを特徴と
する感熱記録材料である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱記録材料に関
し、特に、発色濃度が高く、地肌かぶり、画像保存性に
優れた感熱記録材料に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、感熱記録材料は、比較的安価で
あり、記録機器がコンパクトでメンテナンスフリーであ
るため広範囲に使用されている。そのような中、最近で
は感熱紙の販売競争が激化し、従来の機能とは差別化さ
れた感熱記録材料のさらなる高機能化が要求され、感熱
記録材料の発色濃度、画像保存性等の研究が鋭意おこな
われている。
【0003】このような感熱記録材料に使用される電子
供与性無色染料に対する電子受容性化合物としては、従
来から、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン(いわゆる「ビスフェノールA」)が広く使用され
ているが、感度、地肌かぶり、画像保存性については未
だ満足したものが得られていない。
【0004】また、近年インクジェットプリンタの使用
率が高まっており、これに伴って、画像記録後のインク
ジェット記録用シートおよび感熱記録材料が重ね合わさ
っておかれる状況が増えてきた。しかし、このように画
像記録後のインクジェット記録用シートおよび感熱記録
材料が重ね合わせさっておかれると、それぞれの記録面
が接触し、従来の感熱記録材料では、画像部の濃度低下
や地肌部のかぶりの悪化等の問題を生じ、記録材料とし
ての目的を損なうケースがでてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、発色濃度が高く、地肌かぶりが少なく、かつ、画像
部の保存性に優れた感熱記録材料を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、電子受容
性化合物、増感剤等のそれぞれについて鋭意検討し、良
好な機能性を有する記録材料の開発を追求し、本発明を
完成した。すなわち、本発明は、
【0007】<1> 支持体上に、電子供与性無色染料
と電子受容性化合物とを含有する感熱発色層を設けた感
熱記録材料であって、前記感熱発色層が、前記電子受容
性化合物として少なくとも4,4’−ジヒドロキシジフ
ェニルスルホンを含有し、さらに、質量比(2−ベンジ
ルオキシナフタレン/脂肪族モノアマイド)が30/7
0〜70/30である2−ベンジルオキシナフタレンと
脂肪族モノアマイドとからなる増感剤を含有することを
特徴とする感熱記録材料である。
【0008】<2> 前記脂肪族モノアマイドが、質量
比率で、65〜95%のステアリン酸アミドと5〜35
%のパルミチン酸アミドとからなることを特徴とする<
1>に記載の感熱記録材料である。
【0009】<3> 前記4,4’−ジヒドロキシジフ
ェニルスルホン100質量部に対する前記増感剤の含有
量が75〜200質量部であることを特徴とする<1>
または<2>に記載の感熱記録材料である。
【0010】<4> 前記感熱発色層は、さらに画像安
定剤として1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒド
ロキシ−5−tert−ブチルフェニル)ブタンを含有
することを特徴とする<1>〜<3>のいずれかに記載
の感熱記録材料である。
【0011】<5> 前記電子供与性無色染料100質
量部に対する前記画像安定剤の使用量が10〜100質
量部であることを特徴とする<4>に記載の感熱記録材
料である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の感熱記録材料は、支持体
上に、電子供与性無色染料と電子受容性化合物とを含有
する感熱発色層を設けた感熱記録材料であって、前記感
熱発色層は、前記電子受容性化合物として少なくとも
4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンを含有し、
さらに、質量比(2−ベンジルオキシナフタレン/脂肪
族モノアマイド)が30/70〜70/30である2−
ベンジルオキシナフタレンと脂肪族モノアマイドとから
なる増感剤を含有している。以下、本発明の感熱記録材
料について説明する。
【0013】≪1.支持体≫本発明において使用する支
持体としては従来公知の支持体を用いることができる。
具体的には、上質紙等の紙支持体、紙に樹脂または顔料
を塗布したコート紙、樹脂ラミネート紙、下塗り層を有
する上質紙、合成紙、またはプラスチックフィルム等の
支持体が挙げられる。
【0014】上記支持体としては、JIS−8119で
規定される平滑度が300秒〜500秒の範囲内にある
平滑な支持体がドット再現性の観点から好ましい。
【0015】さらに、本発明において使用する支持体は
下塗り層を有していてもよい。上記支持体に下塗り層を
設ける場合には、顔料を主成分とする下塗り層を設ける
ことが好ましい。該顔料としては一般の無機、有機顔料
を全て使用できるが、特にJIS−K5101で規定す
る吸油度が40ml/100g(cc/100g)以上
であるものが好ましい。具体的には、炭酸カルシウム、
硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、カオリン、焼成カ
オリン、非晶質シリカ、尿素ホルマリン樹脂粉末等が挙
げられる。この中でも、上記吸油度が70ml/100
g〜80ml/100gの焼成カオリンが特に好まし
い。また、これらの顔料を支持体に塗布する場合の顔料
量は、2g/m2以上、好ましくは4g/m2以上であ
り、7g/m2〜12g/m2が特に好ましい。
【0016】上記下塗り層に使用するバインダーとして
は、水溶性高分子および水溶性バインダーが挙げられ
る。これらは1種若しくは2種以上を混合して使用して
もよい。上記水溶性高分子としては、デンプン、ポリビ
ニルアルコール、ポリアクリルアミド、カルボキシメチ
ルアルコール、メチルセルロース、カゼイン等が挙げら
れる。上記水溶性バインダーとしては、合成ゴムラテッ
クス、または合成樹脂エマルションが一般的であり、ス
チレン−ブタジエンゴムラテックス、アクリロニトリル
−ブタジエンゴムラテックス、アクリル酸メチル−ブタ
ジエンゴムラテックス、酢酸ビニルエマルション等が挙
げられる。これらバインダーの使用量は、下塗り層に添
加される顔料に対して、3〜100質量%、好ましくは
5〜50質量%、特に好ましくは8〜15質量%であ
る。また上記下塗り層にはワックス、消色防止剤、界面
活性剤等を添加してもよい。
【0017】上記下塗り層の塗布には、公知の塗布方式
を使用することができる。具体的には、エアナイフコー
ター、ロールコーター、ブレードコーター、グラビアコ
ーター、カーテンコーター等を用いた方式を使用でき、
なかでもブレードコーターを用いた方式が好ましい。さ
らに、必要に応じてキャレンダー等の平滑処理を施して
使用してもよい。
【0018】≪2.感熱発色層≫上記支持体上に形成さ
れる感熱発色層には、少なくとも、電子供与性無色染
料、電子受容性化合物、増感剤が含有されており、
さらに画像安定剤が含有されていることが好ましい。
【0019】<電子供与性無色染料>前記電子供与性
無色染料としては、例えば、以下に示す化合物を挙げる
ことができる。但し、本発明は、これらに限定されるも
のではない。即ち、黒色に発色する電子供与性無色染料
としては、3−ジ(n−ブチルアミノ)−6−メチル−
7−アニリノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−
6−N−エチル−N−sec−ブチルアミノフルオラ
ン、3−ジ(n−ペンチルアミノ)−6−メチル−7−
アニリノフルオラン、3−(N−イソアミル−N−エチ
ルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3
−(N−n−ヘキシル−N−エチルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、3−[N−(3−エトキ
シプロピル)−N−エチルアミノ)−6−メチル−7−
アニリノフルオラン、3−ジ(n−ブチルアミノ)−7
−(2−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルア
ミノ−7−(2−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジ
エチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、
3−(N−シクロヘキシル−N−メチルアミノ)−6−
メチル−7−アニリノフルオラン等が挙げられる。
【0020】中でも、非画像部の地肌カブリの点で、3
−ジ(n−ブチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−N−エチ
ル−N−sec−ブチルアミノフルオランが好ましい。
【0021】上記電子供与性無色染料の塗設量として
は、0.1〜1.0g/m2が好ましく、発色濃度およ
び地肌かぶり濃度の観点から0.2〜0.5g/m2
より好ましい。
【0022】<電子受容性化合物>本発明の感熱記録
材料は、電子受容性化合物として4,4’−ジヒドロキ
シジフェニルスルホンを含有することを特徴とする。上
記電子受容性化合物の添加量としては、電子供与性無色
染料に対して50〜400質量%であることが好まし
く、10〜300質量%が特に好ましい。
【0023】本発明の電子受容性化合物としては、4,
4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンの他、本発明の
効果を損なわない範囲において、他の公知の電子受容性
化合物を併用してもよい。
【0024】上記公知の電子受容性化合物は、適宜選択
して使用することができるが、特に地肌カブリを抑制す
る観点からフェノール性化合物またはサルチル酸誘導体
およびその多価金属塩が好ましい。上記フェノール性化
合物としては、例えば、2,2’−ビス(4−ヒドロキ
シフェノール)プロパン(ビスフェノールA)、4−t
−ブチルフェノール、4−フェニルフェノール、4−ヒ
ドロキシジフェノキシド、1,1’−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)シクロヘキサン、1,1’−ビス(3−
クロロ−4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、
1,1’−ビス(3−クロロ−4−ヒドロキシフェニ
ル)−2−エチルブタン、4,4’−sec−イソオク
チリデンジフェノール、4,4’−sec−ブチリレン
ジフェノール、4−tert−オクチルフェノール、4
−p−メチルフェニルフェノール、4,4’−メチルシ
クロヘキシリデンフェノール、4,4’−イソペンチリ
デンフェノール、4−ヒドロキシ−4−イソプロピルオ
キシジフェニルスルホン、p−ヒドロキシ安息香酸ベン
ジル等が挙げられる。
【0025】また、上記サルチル酸誘導体としては、4
−ぺンタデシルサルチル酸、3−5−ジ(α−メチルベ
ンジル)サルチル酸、3,5−ジ(tert−オクチ
ル)サルチル酸、5−オクタデシルサルチル酸、5−α
−(p−α−メチルベンジルフェニル)エチルサルチル
酸、3−α−メチルベンジル−5−tert−オクチル
サルチル酸、5−テトラデシルサルチル酸、4−ヘキシ
ルオキシサルチル酸、4−シクロヘキシルオキシサルチ
ル酸、4−デシルオキシサルチル酸、4−ドデシルオキ
シサルチル酸、4−ペンタデシルオキシサルチル酸、4
−オクタデシルオキシサルチル酸等およびこれらの亜
鉛、アルミニウム、カルシウム、銅、鉛塩等も挙げられ
る。
【0026】本発明において上記公知の電子受容性化合
物を併用する場合には、本発明に係る4,4’−ジヒド
ロキシジフェニルスルホンの含有量が、全電子受容性化
合物中、50質量%以上、特には70質量%以上である
ことが好ましい。
【0027】本発明においては、感熱発色層用の塗布液
を調製する際、電子受容性化合物の粒径としては、体積
平均粒径で1.0μm以下が好ましく、0.5〜0.7
μmがより好ましい。前記体積平均粒径が、1.0μm
を超えると、熱感度が低下することがある。該体積平均
粒径も、レーザ回折式粒度分布測定器(例えば、LA5
00(ホリバ(株)製))等により容易に測定できる。
【0028】<増感剤>本発明の感熱記録材料は、2
−ベンジルオキシナフタレンと脂肪族モノマイドとから
なる増感剤を含有することを特徴とし、該2−ベンジル
オキシナフタレンと脂肪族モノマイドとの質量比は30
/70〜70/30であり、特に好ましくは、40/6
0〜60/40である。2−ベンジルオキシナフタレン
と脂肪族モノマイドとの質量比が30/70より小さい
と感度が低くなり、また70/30より大きくても感度
が低くなってしまう。
【0029】また、上記脂肪族モノアマイドとしては、
ステアリン酸アミドとパルミチン酸アミドとからなるも
のであって、質量比率が65〜95%のステアリン酸ア
ミドと5〜35%のパルミチン酸アミドとからなるもの
を使用するのが好ましい。該化合物からなる増感剤を上
記感熱発色層に含有させることによって、感度をより大
きく向上させることができる。
【0030】上記増感剤の含有量は、電子受容性化合物
である4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン10
0質量部に対し75〜200質量部とするのが好まし
く、100〜150質量部とするのがより好ましい。増
感剤の含有量が75〜200質量部の範囲内にあると、
感度向上の効果が大きく、かつ画像保存性もよい。
【0031】本発明の増感剤である2−ベンジルオキシ
ナフタレンと脂肪族モノアマイドの他、本発明の効果を
損なわない範囲において、他の公知の増感剤を併用して
もよい。具体的には、ステアリル尿素、p−ベンジルビ
フェニール、ジ(2−メチルフェノキシ)エタン、ジ
(2−メトキシフェノキシ)エタン、β−ナフトール−
(p−メチルベンジル)エーテル、α−ナフチルベンジ
ルエーテル、1,4−ブタンジオール−p−メチルフェ
ニルエーテル、1,4−ブタンジオール−p−イソプロ
ピルフェニルエーテル、1,4−ブタンジオール−p−
tert−オクチルフェニルエーテル、1−フェノキシ
−2−(4−エチルフェノキシ)エタン、1−フェノキ
シ−2−(クロロフェノキシ)エタン、1,4−ブタン
ジオールフェニルエーテル、ジエチレングリコールビス
(4−メトキシフェニル)エーテル、m−ターフェニ
ル、シュウ酸メチルベンジルエーテル、1,2−ジフェ
ノキシメチルベンゼン、1,2−ビス(3−メチルフェ
ノキシ)エタン、1,4−ビス(フェノキシメチル)ベ
ンゼン等が挙げられる。
【0032】<画像安定剤>さらに、感熱発色層は、
画像安定剤として、1,1,3−トリス(2−メチル−
4−ヒドロキシ−5−tert−ブチルフェニル)ブタ
ンを使用するのが好ましい。該画像安定剤を含有させる
ことで、上記電子受容性化合物としての4,4’−ジヒ
ドロキシジフェニルスルホンと増感剤としての2−ベン
ジルオキシナフタレンと脂肪族モノマイドとの相互作用
によって地肌かぶりが良化し、かつ、画像部の保存性を
さらに向上させることができる。
【0033】上記画像安定剤の使用量は、地肌かぶり、
画像保存性の所望の効果を効率よく発揮する観点から、
電子供与性無色染料100質量部に対し、10〜100
質量部とするのが好ましく、30〜60質量部とするの
がより好ましい。
【0034】本発明の画像安定剤である1,1,3−ト
リス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−tert−ブ
チルフェニル)ブタンの他、本発明の効果を損なわない
範囲において、他の公知の画像安定剤を併用してもよ
い。上記公知の画像安定剤としては、フェノール化合
物、特にヒンダードフェノール化合物が有効であり、例
えば1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ
−tert−ブチルフェニル)ブタン、1,1,3−ト
リス(2−エチル−4−ヒドロキシ−5−シクロヘキシ
ルフェニル)ブタン、1,1,3−トリス(3,5−ジ
−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)ブタ
ン、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ
−5−tert−ブチルフェニル)プロパン、2,2’
−メチレン−ビス(6−tert−ブチル−4−メチル
フェノール),2,2’−メチレン−ビス(6−ter
t−ブチル−4−エチルフェノール)4,4’−ブチリ
デン−ビス(6−tert−ブチル−3−メチルフェノ
ール)、4,4’−チオ−ビス−(3−メチル−6−t
ert−ブチルフェノール)等が挙げられる。
【0035】本発明においては、電子供与性無色染料、
電子受容性化合物および増感剤等の分散は水溶性バイン
ダー中でおこなわれる。この場合に用いられる水溶性バ
インダーは25℃の水に対して5質量%以上溶解する化
合物であることが好ましい。
【0036】上記水溶性バインダーの具体例としては、
ポリビニルアルコール、メチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、デンプン類(変性デンプンを含
む)、ゼラチン、アラビアゴム、カゼイン、スチレン−
無水マレイン酸共重合体のケン化物等が挙げられる。
【0037】これらのバインダーは分散時のみならず、
感熱発色層の塗膜強度を向上させる目的にも使用される
が、この目的に対してはスチレン−ブタジエン共重合
物、酢酸ビニル共重合物、アクリロニトリル−ブタジエ
ン共重合物、アクリル酸メチル−ブタジエン共重合物、
ポリ塩化ビニリデンの如き合成高分子ラテックス系のバ
インダーを併用することもできる。
【0038】上記、電子供与性無色染料、電子受容性化
合物および増感剤等の分散は、ボールミル、アトライタ
ー、サンドミル等の攪拌・粉砕機により同時または別々
に分散し、塗液として調製される。塗液中には、更に必
要に応じて各種の顔料、金属石鹸、ワックス、界面活性
剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、消泡剤および蛍光染料
等を添加しても良い。
【0039】上記顔料としては炭酸カルシウム、硫酸バ
リウム、リトポン、ロウ石、カオリン、焼成カオリン、
非晶質シリカおよび水酸化アルミニウム等が用いられ
る。金属石鹸としては高級脂肪酸金属塩が用いられ、ス
テアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウムおよびステア
リン酸アルミニウム等が用いられる。
【0040】上記ワックスとしてはパラフィンワック
ス、マイクロクリスタリンワックス、カルナバワック
ス、メチロールステアロアミド、ポリエチレンワック
ス、ポリスチレンワックスおよび脂肪酸アミド系ワック
ス等が単独或いは混合して用いられる。界面活性剤とし
てはスルホコハク酸系のアルカリ金属塩およびフッ素含
有界面活性剤等が用いられる。
【0041】これらの素材は混合された後、支持体に塗
布される。塗布方法としては、特に限定されず、例えば
エアーナイフコーター、ロールコーター、ブレードコー
ター、またはカーテンコーター等を用いて塗工した後乾
燥され、キャレンダ−で平滑化処理して使用に供され
る。特にカーテンコーターが本発明には好ましい。ま
た、感熱発色層の塗布量についても限定されず、通常乾
燥質量で2〜7g/m2程度が好ましい。
【0042】上記感熱発色層上には、必要に応じて保護
層を設けることができる。保護層には、有機または無機
の微粉末、バインダー、界面活性剤、熱可融性物質等を
含有させることができる。微粉末としては、例えば、炭
酸カルシウム、シリカ、酸化亜鉛、酸化チタン、水酸化
アルミニウム、水酸化亜鉛、硫酸バリウム、クレー、タ
ルク、表面処理されたカルシウムやシリカ等の無機系微
粉末の他、尿素−ホルマリン樹脂、スチレン/メタクリ
ル酸共重合体、ポリスチレン等の有機系微粉末等を使用
することができる。
【0043】保護層におけるバインダーとしては、ポリ
ビニルアルコール、カルボキシ変性ポリビニルアルコー
ル、酢酸ビニル−アクリルアミド共重合体、珪素変性ポ
リビニルアルコール、澱粉、変性澱粉、メチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセ
ルロース、ゼラチン類、アラビヤゴム、カゼイン、スチ
レン−マレイン酸共重合体加水分解物、ポリアクリルア
ミド誘導体、ポリビニルピロリドン、およびスチレン−
ブタジエンゴムラテックス、アクリロニトリル−ブタジ
エンゴムラテックス、アクリル酸メチル−ブタジエンゴ
ムラテックス、酢酸ビニルエマルジョン等のラテックス
類を使用することができる。
【0044】また、保護層中のバインダー成分を架橋し
て、感熱記録材料の保存安定性をより一層向上させるた
めの耐水化剤を添加することもできる。耐水化剤として
は、N−メチロール尿素、N−メチロールメラミン、尿
素−ホルマリン等の水溶性初期縮合物、グリオキザー
ル、グルタルアルデヒド等のジアルデヒド化合物類、硼
酸、硼砂、コロイダルシリカ等の無機系架橋剤、ポリア
ミドエピクロルヒドリン等が挙げられる。
【0045】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明を具体的に説明
するが、本発明は以下の実施例のみに限定されるもので
はない。また、特に断らない限り実施例中、「部」および
「%」は、それぞれ「質量部」および「質量%」を示す。
【0046】[実施例1] 《感熱記録材料の形成》 <感熱発色層用塗布液の調製> (分散液Aの調製)下記の各成分をボールミルで分散し
ながら混合して平均粒子径が0.6μmの分散液Aを得
た。 〔分散液A組成〕 ・3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン 10部 (電子供与性無色染料) ・ポリビニルアルコール2.5%溶液 50部 (PVA−105、(株)クラレ製)
【0047】(分散液Bの調製)下記の各成分をボール
ミルで分散しながら混合して平均粒子径が0.6μmの
分散液Bを得た。 〔分散液B組成〕 ・4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン(電子受容性化合物) 20部 ・ポリビニルアルコール2.5%溶液 100部 (PVA−105、(株)クラレ製)
【0048】(分散液Cの調製)下記の各成分をボール
ミルで分散しながら混合して平均粒子径が0.6μmの
分散液Cを得た。 〔分散液C組成〕 ・2−ベンジルオキシナフタレン(増感剤成分) 20部 ・ポリビニルアルコール2.5%溶液 100部 (PVA−105、(株)クラレ製)
【0049】(分散液Dの調製)下記の各成分をボール
ミルで分散しながら混合して平均粒子径が0.8μmの
分散液Dを得た。 〔分散液D組成〕 ・1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5− tert−ブチルフェニル)ブタン(画像安定剤) 5部 ・ポリビニルアルコール2.5%溶液 25部 (PVA−105、(株)クラレ製)
【0050】(顔料分散液Eの調製)下記の各成分をサ
ンドミルで分散しながら混合して平均粒子径が2.0μ
mの顔料分散液Eを得た。 〔顔料分散液E組成〕 ・軽質炭酸カルシウム 40部 ・ポリアクリル酸ナトリウム 1部 ・蒸留水 60部
【0051】下記組成の化合物を混合して感熱発色層用
塗布液を得た。 〔感熱発色層用塗布液組成〕 ・分散液A 60部 ・分散液B 120部 ・分散液C 120部 ・分散液D 30部 ・顔料分散液E 101部 ・脂肪酸モノアマイド乳化分散液(増感剤成分、固形分濃度:20%) 50部 (ステアリン酸アミド70%とパルミチン酸アミド30%との組成物) ・ステアリン酸亜鉛30%分散液 15部 ・ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(25%) 4部
【0052】<感熱記録材料の形成>ステキヒトサイズ
度5秒で秤量50g/m2の原紙上に、ブレードコータ
ーによって乾燥後の塗布量が8g/m2となるように顔
料、バインダーを主体とした下塗り層を形成しアンダー
コート原紙を作製した。次いで、該下塗り層上に乾燥後
の塗布量が4g/m2となるように感熱記録材料用塗布
液をカーテンコーターによって塗布し、その後乾燥し
た。形成された感熱発色層表面にキャレンダー処理を施
し、実施例1に係る感熱記録材料を得た。
【0053】[実施例2]実施例1における、分散液C
を120部から90部に、脂肪酸モノアマイド乳化分散
液を50部から75部に変更した以外は、実施例1と同
様にして実施例2に係る感熱記録材料を得た。
【0054】[実施例3]実施例1における、分散液C
を120部から60部に、脂肪酸モノアマイド乳化分散
液を50部から100部に変更した以外は、実施例1と
同様にして実施例3に係る感熱記録材料を得た。
【0055】[実施例4]実施例2における、脂肪酸モ
ノアマイド乳化分散液を、ステアリン酸アミド94%と
パルミチン酸アミド6%との組成物75部を使用した乳
化分散液に変更した以外は、実施例2と同様にして実施
例4に係る感熱記録材料を得た。
【0056】[実施例5]実施例1における、分散液C
を120部から60部に変更した以外は、実施例1と同
様にして実施例5に係る感熱記録材料を得た。
【0057】[実施例6]実施例1における、脂肪酸モ
ノアマイド乳化分散液を50部から100部に変更した
以外は、実施例1と同様にして実施例6に係る感熱記録
材料を得た。
【0058】[実施例7]実施例1における、分散液D
を30部から12部に変更した以外は、実施例1と同様
にして実施例7に係る感熱記録材料を得た。
【0059】[実施例8]実施例2における、脂肪酸モ
ノアマイド乳化分散液を、ステアリン酸アミド50%と
パルミチン酸アミド50%との組成物に変更した以外
は、実施例2と同様にして実施例8に係る感熱記録材料
を得た。
【0060】[実施例9]実施例1における、分散液C
を120部から30部に、脂肪酸モノアマイド乳化分散
液を50部から25部に変更した以外は、実施例1と同
様にして実施例9に係る感熱記録材料を得た。
【0061】[実施例10]実施例1における、分散液
Cを120部から150部に、脂肪酸モノアマイド乳化
分散液を50部から125部に変更した以外は、実施例
1と同様にして実施例10に係る感熱記録材料を得た。
【0062】[比較例1]実施例1における、分散液C
を120部から30部に、脂肪酸モノアマイド乳化分散
液を50部から125部に変更した以外は、実施例1と
同様にして比較例1に係る感熱記録材料を得た。
【0063】[比較例2]実施例1における、分散液C
を120部から150部に、脂肪酸モノアマイド乳化分
散液を50部から25部に変更した以外は、実施例1と
同様にして比較例2に係る感熱記録材料を得た。
【0064】[比較例3]実施例1における、分散液B
の4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンを2,2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタンに変更した以
外は、実施例1と同様にして比較例3に係る感熱記録材
料を得た。
【0065】《評価》 (1)感度 京セラ(株)製サーマルヘッド(KJT−216−8M
PD1)および、ヘッド直前に100kg/cm2の圧
力ロールを有する感熱印字装置を用いて、実施例1〜1
0および比較例1〜3で得られた感熱記録材料に印字し
た。該印字は、ヘッド電圧が24V、パルス周期が10
msの条件で圧力ロールを使用しながらパルス幅2.1
msでおこない、その印字濃度をマクベス反射濃度計
(RD−918)で測定した。結果を表1に示す。
【0066】(2)地肌かぶり 実施例1〜10および比較例1〜3で得られた感熱記録
材料について、60℃、相対湿度20%の環境下で24
時間放置した後の地肌を、マクベス反射濃度計(RD−
918)で測定した。結果を表1に示す。なお、数値が
低いほど良好な結果を示す。
【0067】(3)画像保存性 実施例1〜10および比較例1〜3で得られた感熱記録
材料に、上記(1)と同一の装置および条件で画像を記
録し、60℃、相対湿度20%の環境下で24時間放置
した。その後、画像濃度をマクベス反射濃度計(RD−
918)で測定し、上記(1)と同一の装置および条件
で画像を記録した未処理品の画像濃度に対する残存率を
下記の式から算出した。結果を表1に示す。なお、数値
が高いほど良好な画像保存性を示す。 画像保存性(%)=(放置後の画像濃度/未処理品画像
濃度)×100
【0068】(4)インクジェットシート耐性 インクジェットプリンタ(MJ930C、セイコーエプ
ソン(株)製)を用いてスーパーファインモードでプリ
ントしたインクジェットシートと、上記(1)と同一の
装置および条件で記録した感熱記録材料とを、それぞれ
の記録面が接触するように重ね合わせ、25℃、相対湿
度50%の環境下で、48時間放置した。その後、感熱
記録材料の画像濃度をマクベス反射濃度計(RD−91
8)で測定し、上記(1)と同一の装置および条件で画
像を記録した未処理品の画像濃度に対する残存率を下記
の式から算出した。結果を表1に示す。なお、数値が高
いほど良好なインクジェットシート耐性を示す。 インクジェットシート耐性(%)=(インクジェットシ
ートとの接触によって消色した画像濃度/未処理品画像
濃度)×100
【0069】
【表1】
【0070】表1から、本発明の実施例で得られた感熱
記録材料は、感度、地肌かぶりに優れ、かつ発色画像の
保存安定性およびインクジェットシート耐性に優れてい
ることがわかった。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の感熱記録
材料は、従来の感熱記録材料に比べ、発色濃度が高く、
地肌かぶりが少なく、かつ画像部の保存性に優れてい
る。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に、電子供与性無色染料と電子
    受容性化合物とを含有する感熱発色層を設けた感熱記録
    材料であって、前記感熱発色層が、前記電子受容性化合
    物として少なくとも4,4’−ジヒドロキシジフェニル
    スルホンを含有し、さらに、質量比(2−ベンジルオキ
    シナフタレン/脂肪族モノアマイド)が30/70〜7
    0/30である2−ベンジルオキシナフタレンと脂肪族
    モノアマイドとからなる増感剤を含有することを特徴と
    する感熱記録材料。
  2. 【請求項2】 前記脂肪族モノアマイドが、質量比率
    で、65〜95%のステアリン酸アミドと5〜35%の
    パルミチン酸アミドとからなることを特徴とする請求項
    1に記載の感熱記録材料。
  3. 【請求項3】 前記4,4’−ジヒドロキシジフェニル
    スルホン100質量部に対する前記増感剤の含有量が7
    5〜200質量部であることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の感熱記録材料。
  4. 【請求項4】 前記感熱発色層は、さらに画像安定剤と
    して、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキ
    シ−5−tert−ブチルフェニル)ブタンを含有する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の感熱
    記録材料。
  5. 【請求項5】 前記電子供与性無色染料100質量部に
    対する前記画像安定剤の使用量が10〜100質量部で
    あることを特徴とする請求項4に記載の感熱記録材料。
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