JP2002085533A - 複合フィルター - Google Patents

複合フィルター

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JP2002085533A
JP2002085533A JP2000277567A JP2000277567A JP2002085533A JP 2002085533 A JP2002085533 A JP 2002085533A JP 2000277567 A JP2000277567 A JP 2000277567A JP 2000277567 A JP2000277567 A JP 2000277567A JP 2002085533 A JP2002085533 A JP 2002085533A
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composite filter
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JP2000277567A
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Shinya Hioki
信也 火置
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、通気性が高く、且つ優れた光
触媒性能と高いオゾン除去性能を併せ持つ複合フィルタ
ーを提供することである。 【解決手段】コルゲートハニカム状フィルターにおい
て、中しんまたはライナの一方、好ましくは中しんに光
触媒シート、および他方、好ましくはライナにオゾン除
去シート、好ましくは活性炭シートからなるオゾン除去
シートを用いることを特徴とし、好ましくは中しんの波
の方向がセルの開口面と交差することを特徴とする複合
フィルター。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光触媒とオゾンを
併用する系において、光触媒性能とオゾン除去性能を併
せ持つ複合フィルターに関する。
【0002】
【従来の技術】食品臭、たばこ臭、ペット臭、便所臭な
どの悪臭の成分は、多種多様であり、代表的なものとし
て、アンモニア、アミン類、インドール、スカトールな
どの窒素化合物、硫化水素、メチルメルカプタン、硫化
メチル、二硫化メチル、二硫化ジメチルなどの硫黄化合
物、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドなどのアルデ
ヒド類、アセトンなどのケトン類、メタノール、エタノ
ールなどのアルコール類がある。
【0003】従来、このような悪臭を脱臭する方法とし
て、光触媒とランプとを用いて、脱臭機能を果たすよう
にした技術が開発されている。光触媒は光エネルギを化
学エネルギに変える物質であり、この脱臭技術では、ラ
ンプから紫外線を光触媒に照射してその光エネルギーに
て光触媒を活性化させ、酸化反応を促進させて悪臭物質
を無臭物質に変換する。紫外線照射によって光触媒が励
起されると、光触媒から電子が飛び出し表面に吸着した
酸素を攻撃してO2 -を生成し、また、正孔が空気中の水
分を攻撃して、OHラジカルを生成し、これらの活性種
により悪臭物質の酸化反応が促進され、種々の悪臭物質
が、具体的には水蒸気、二酸化炭素などの無臭物質まで
最終的に分解されるため、光触媒を利用した脱臭は非常
に優れたものである。
【0004】このように光触媒による脱臭は、光触媒を
担持した表面であって且つ光が照射される部位の極近傍
でのみ達成されるため、光触媒と比較して酸化力は劣る
ものの空間全体に作用するオゾンを用いた脱臭を併用す
る技術があり、実開平2−83027号公報には波長1
849オングストロームの紫外線を用いてオゾン発生と
光触媒励起を同時に達成する技術が開示されており、ま
た、水処理においてもオゾンと光触媒を併用する浄化技
術が開発されている(野口寛,工業材料,48(6),61)。
【0005】ところで、オゾン脱臭においては、分解さ
れなかった残留オゾンを分解する必要があり、特開平1
1−276563号公報には、光触媒とオゾンとを併用
する脱臭において、残留オゾンを光触媒の還元作用によ
って分解し、装置外には排出しない技術が開示されてい
る。
【0006】しかしながら、光触媒を用いた残留オゾン
の抑制は、例えばアンモニアなどの含窒素化合物が酸化
分解されて最終的に生成する硝酸イオン等によって光触
媒が被毒され、充分なオゾン除去が達成されなくなると
いう問題があり、改良が望まれていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、通気
性が高く、且つ優れた光触媒性能と高いオゾン除去性能
を併せ持つ複合フィルターを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決すべく鋭意検討の結果、下記の発明を完成するに至っ
た。
【0009】(1)コルゲートハニカム状フィルターに
おいて、中しんまたはライナの一方に光触媒シートおよ
び他方にオゾン除去シートを用いることを特徴とする複
合フィルター。
【0010】(2)上記の発明(1)において、中しん
として光触媒シートおよびライナとしてオゾン除去シー
トを用いることを特徴とする複合フィルター。
【0011】(3)上記の発明(2)において、中しん
の波の方向がセルの開口面と交差することを特徴とする
複合フィルター。
【0012】(4)上記の発明(1)、(2)または
(3)において、該オゾン除去シートが活性炭シートで
あることを特徴とする複合フィルター。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の複合フィルターについて
以下に詳細に説明する。
【0014】本発明に係わるコルゲートハニカムとは、
平板状のライナと波型板状の中しんを交互に積層してな
る開孔を有するセル壁からなる構造体であり、開孔部に
流体を通過させることによってフィルターとして用いる
ことができる。
【0015】このようなコルゲートハニカム状フィルタ
ーは、通気性が優れ、且つ単位容積当たりの表面積を広
くすることができる特長を有する。
【0016】本発明に係わるコルゲートハニカムの中し
んの形状は、一般的な正弦波または疑似正弦波の他、海
波、三角波、方形波、半円や扇形の弧がつながった波な
どの波形であっても良く、特に限定されるものではな
い。
【0017】本発明に係わる光触媒とは、0.5〜5e
V、好ましくは1〜4eVの禁止帯幅を有する、光触媒
反応をもたらす光反応性半導体であり、励起光を照射す
ることによって、抗菌、抗ウイルス、防黴、脱臭、防汚
などの機能を発現する素材である。特にその抗菌性は優
れたものであり、細菌の増殖を抑えるだけでなく、細菌
が死滅する際に発生する毒素を分解して無害化し、ま
た、細菌の死骸をも分解するため、その効果は従来の無
機系抗菌剤などのように短期間で低下することがなく永
続すると言われている。
【0018】本発明に係わる光触媒としては、酸化亜
鉛、酸化タングステン、酸化チタン、及び酸化セリウム
等の金属酸化物粒子が挙げられる。中でも、酸化チタン
はその構造安定性、光反応性有害物除去能、更には取扱
い上の安全性等から生活空間において使用するには最も
適しており、また、酸化亜鉛は励起光が照射されない環
境下でも抗菌性を有しており、この両者は本発明の光触
媒として有利に用いられる。
【0019】本発明に係わる酸化チタンは、白色顔料と
して用いられる汎用の二酸化チタン(但し、耐候処理が
全くまたは部分的にしかされていないもの)の他、メタ
チタン酸、オルトチタン酸、含水酸化チタン、水和酸化
チタン、水酸化チタンおよび過酸化チタン等のチタン酸
化物や水酸化物などが挙げられる。
【0020】中でも一次粒径が数十nm程度で、アナタ
ーゼ結晶構造を有する微粒子酸化チタンは比較的安価で
性能の優れた光触媒である。但し、本発明に係わる酸化
チタンはアナターゼ結晶構造に限定されるものではな
く、光触媒能を有するものであれば、ルチルやブルカイ
トなどの結晶構造を有するものや非晶性酸化チタンであ
っても良い。
【0021】酸化チタンの形状として、立方体状、球
状、真球状、薄片状またはナノクラスターなどが挙げら
れる。
【0022】上記のチタン化合物以外にも、チタニウム
アルコキシドやチタニウムキレートなどの有機チタネー
トを用いても良く、均一性が高く、且つ透明性の高い光
触媒膜を形成することが可能である。
【0023】本発明に用いられる酸化チタンは、硫酸法
や塩素法など従来の製法で作製されるもの以外に、可視
光に対応するなどの高機能化が達成される製法または後
処理、例えばマグネトロンスパッター蒸着法、高周波熱
プラズマCVD法、パルス電解処理による薄膜作製法、
X線照射処理、低温プラズマ処理などによって製造また
は加工されたものでも良い。
【0024】これらの酸化チタンの表面および結晶構造
の内部に、Pt、Au、Ag、Cu、Pd、Ni、C
o、Fe、Zn、Mo、Ir、Bi、W、Os、Rh、
Nb、Zr、Sn、V、CrおよびRu等の種々の金
属、そのイオンまたはその酸化物などの化合物を担持あ
るいはドーピングさせたりして複合しても良い。
【0025】このような金属、そのイオンまたはその酸
化物などの化合物を酸化チタンなどの光触媒に複合する
方法として、光触媒および複合しようとする物質の原料
金属を蒸発気化させた後に酸素など反応させようとする
所定の物質を含む雰囲気下で処理して固化する方法、加
速器等を用いて高エネルギー化した金属イオンビームを
注入する方法、インターカレーションによって層間包摂
する方法などが挙げられるが、特にこれらに限定される
ものではない。
【0026】また、本発明に係わる光触媒はシリカまた
はアルミナ−シリカなどの多孔性物質によって被覆され
たマイクロカプセル化光触媒であっても良く、光触媒が
基材と直接接触することがなく担持性に優れ、また、被
覆物である多孔性物質が吸着剤として機能する場合があ
るため好ましい。
【0027】本発明に係わる光触媒シートは、光触媒を
担持してなるシートであり、基材となるシートの種類と
して、洋紙、和紙、湿式および乾式不織布などの繊維を
主成分とする繊維状シート、織布または編布などの布
帛、金属箔、樹脂フィルム、樹脂フォームなどの発泡体
シート、セラミクスシートおよびこれらのシートを積層
したラミネートシートなどを挙げることができる。
【0028】本発明に係わる基材となるシートに光触媒
を担持して光触媒シートを作製する方法として、基材に
塗工および含浸などの方法によって光触媒を担持させる
方法および基材の原料となる樹脂や金属などに練り混み
などの手段によって担持する方法が挙げられる。また、
基材が繊維状シートからなる場合には、上記の方法以外
に湿式抄紙法における内添のように原料繊維をシート化
する過程で光触媒を担持させる方法が挙げられる。
【0029】本発明に係わる塗工および含浸の方法とし
て、2ロールタイプのコンベンショナルサイズプレス、
タブサイズプレス、ゲートロールサイズプレス、及びフ
ィルムトランファー方式のサイズプレス等や、ロールコ
ーター、エアドクターコーター、ロッド(バー)コータ
ー、ブレードコーター、スプレーコーター、グラビアコ
ーター、マイクログラビアコーター、ダイコーター、及
びカーテンコーターを用いた方法等が挙げられる。
【0030】本発明において、光触媒または後述するオ
ゾン除去物質などを塗工または含浸する場合にはバイン
ダー、pH調整剤、分散剤または消泡剤などの薬品を用
いても良い。
【0031】本発明に用いられるバインダーの種類は特
に限定されるものではなく、澱粉などの天然高分子、カ
ルボキシメチルセルロースなどの変性高分子、またはポ
リビニルアルコールなどの合成高分子等の各種バインダ
ーを用いることができるが、光触媒、白炭または所望に
より併用する脱臭剤などの表面を覆うことなく十分な接
着性が得られるバインダーとして熱可塑性高分子エマル
ジョンが好ましい。
【0032】また、本発明の複合フィルターは、オゾン
に曝され、且つ光触媒による分解作用を受けるため、本
発明に用いられるバインダー、特に光触媒の担持に用い
られるバインダーは、耐酸化性が高くてオゾンや光触媒
反応に対して抵抗性を有するもの、例えばポリテトラフ
ルオロエチレン等のフッ素樹脂系やシリコン樹脂系の抗
酸化性バインダーや金属酸化物複合熱可塑性高分子エマ
ルジョンなどの無機有機複合バインダー、無機系バイン
ダーおよびこれらを適宜組み合わせて用いることが好ま
しい。中でも無機系バインダーが好ましく、具体例とし
ては、サポナイト、ヘクトライト、モンモリロナイトな
どのスメクタイト群、バーミキュライト群、カオリナイ
ト、ハロイサイトなどのカオリナイト−蛇紋石群、セピ
オライトなどの天然粘土鉱物の他、コロイダルシリカ、
コロイダルアルミナおよびこれらの変性物や合成無機高
分子化合物などが挙げられる。
【0033】本発明に係わる湿式抄紙には、円網抄紙
機、長網抄紙機、フォードリニヤー抄紙機、ツインワイ
ヤー抄紙機、オントップ抄紙機等、及び複数の抄紙機を
組み合わせたいわゆるコンビネーションフォーマー等を
用いることができる。湿式抄紙においては、例えば基材
の主成分である繊維を予め水性液に分散させ、必要に応
じて叩解等の処理を施した後に、光触媒、及び所望によ
り凝集剤等と混合し、湿式抄紙することができる。
【0034】本発明に係わる凝集剤としては、アラム等
の無機化合物、及びポリアクリルアミド等の高分子化合
物等がある。中でも、電解質高分子化合物が好ましく、
カチオン化ポリアクリルアミド、カチオン化澱粉、及び
カチオン化グアーガム等のカチオン性電解質高分子化合
物が特に好ましい。
【0035】また、凝集体の核となる物質を併用しても
良く、核となる物質としては例えば酢酸菌などの微生物
が生産するバクテリアセルロースなどのバイオポリマ
ー、或いは天然パルプや合成繊維などを高圧式ホモジナ
ーザーまたは融砕機(スーパーグラインデル)などを用
いて粉砕してなる微細繊維などが挙げられる。
【0036】本発明に係わる光触媒シートの作製に当た
っては、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、吸着
剤などの脱臭剤、抗菌剤、防黴剤、抗ウイルス剤、防虫
剤、害虫忌避剤、芳香剤などの各種薬剤を併用しても良
い。
【0037】本発明に用いられる脱臭剤とは、主に悪臭
を除去する目的で用いられる薬剤であり、具体的には吸
着剤、鉄アスコルビン酸や鉄、コバルトまたはマンガン
等の金属フタロシアニン誘導体などの酵素系脱臭剤、マ
ンガン系酸化物やペロブスカイト型触媒などの低温酸化
触媒、炭化珪素、窒化珪素、珪酸カルシウム、アルミナ
・シリカ系、ジルコニア系などの合成セラミクスや麦飯
石、フェルソング石などの遠赤外線セラミクス、植物抽
出成分に含まれる化合物であるカテキン、タンニン、フ
ラボノイド等を用いた消臭剤などが挙げられる。これら
の脱臭剤は必要に応じて複数のものを併用しても良く、
また、これらの脱臭剤を複合化したハイブリット脱臭剤
としても良い。
【0038】本発明に用いられる脱臭剤は、吸着剤、中
でも対象とする主な臭気物質に対して物理吸着を主体と
するものが好ましく、特に臭気物質の吸着熱量が46kJ/m
ol(11kcal/mol)以下であることが好ましく、臭気物質
によって脱臭性が飽和すること無く光触媒により再生さ
れる。
【0039】本発明に用いられる吸着剤としては、活性
炭、添着活性炭、活性炭素繊維、天然および合成ゼオラ
イト、活性アルミナ、活性白土、セピオライト、酸化鉄
などの鉄系化合物、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、シリ
カ、シリカ−酸化亜鉛複合物、シリカ−アルミナ−酸化
亜鉛複合物、複合フィロケイ酸塩、イオン交換樹脂、あ
るいはこれらの混合物などが挙げられる。吸着剤の中で
も、多孔質で表面積が多い物質は、光触媒に対する担体
としても機能する場合があり、好ましい。
【0040】本発明に係わる吸着剤は、特に限定される
ものではないが、塩基性ガス吸着剤またはアルデヒド吸
着剤であることが特に好ましい。
【0041】塩基性ガス吸着剤とは、主に酸性物質を含
有する吸着剤であり、具体的には、フマル酸、マレイン
酸、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、スチレン
スルフォン酸、アルギン酸などの有機酸またはその多量
体やオリゴマーまたはポリマーなどの重合体、活性白土
などの酸性基を有する無機吸着剤および燐酸などの酸性
物質を添着した酸添着活性炭等が挙げられる。
【0042】本発明に係わるアルデヒド吸着剤とは、ア
セトアルデヒドやホルムアルデヒドなどのアルデヒド類
と親和性が高い吸着剤であり、アミン添着活性炭、ハイ
シリカゼオライトおよびモレキュラーシーブなどが挙げ
られる。
【0043】本発明に係わるアミン添着活性炭とは、各
種アルデヒドと化学吸着反応を起こすアミン類を添着し
てなる活性炭である。
【0044】本発明に係わるハイシリカゼオライトは、
化学的には通常のゼオライトと同じくアルミノシリケー
ト金属塩の結晶であるが、特に結晶中のアルミナに対す
るシリカの割合が高く、シリカ構造中の酸素原子が塩基
性をほとんど持たない。
【0045】このようなハイシリカゼオライトは表面の
Si−O−Si結合が水素結合の形成に関与せず、疎水
性を示して水分子を吸着しないため、高湿度環境下およ
び高温度環境下においても効率良くアルデヒド類を吸着
することが可能である。そこでハイシリカゼオライトは
疎水性ゼオライトと呼ばれる場合がある。
【0046】更に、ハイシリカゼオライトはアルデヒド
類のみならず、広範囲の臭気物質、例えば有機酸、アン
モニア、アミン類、ケトン類、硫化水素やメルカプタン
類などの含硫黄化合物、インドール類などを吸着できる
ため、本発明に係わる吸着剤としては殊更に好ましいも
のである。
【0047】本発明に係わるオゾン除去シートは、基材
となるシートにオゾン除去物質を担持してなるシートで
あり、基材シートおよび担持方法として、上記した光触
媒シートと同様の基材シートおよび担持方法を用いるこ
とができる。
【0048】本発明に係わるオゾン除去物質は、一般に
オゾンを分解する還元剤、酸化還元触媒またはオゾン吸
着剤からなり、具体的には、活性炭や備長炭などの炭素
材、アスコルビン酸などの還元性有機化合物、二酸化マ
ンガン等のマンガン酸化物、これらにNi、Fe、C
o、Pt、PdまたはV等の金属化合物を複合したマン
ガン酸化物系化合物、チタニア−シリカ複合化合物、ゼ
オライトおよび多孔質セラミクスなどが挙げられ、これ
らの物質を適宜併用して効果を高めることもできる。
【0049】本発明に係わるオゾン除去物質は活性炭で
あることが好ましく、すなわち本発明に係わるオゾン除
去シートは活性炭シートであることが好ましい。
【0050】本発明のオゾン除去物質として用いられる
活性炭は、ヤシ殻、木、竹または綿や麻などの植物由来
の物質、パルプやレーヨンなどのセルロース物質、石
炭、ピッチ、フェノール樹脂、ポリアクリロニトリルな
どのアクリル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリエステル
樹脂、ポリアミド樹脂およびポリカーボネート樹脂など
を原料としたものが挙げられるが、中でもヤシ殻を原料
としたヤシ殻活性炭およびポリアクリロニトリルまたは
レーヨンなどのセルロース繊維を原料とした活性炭が好
ましい。活性炭の形状として、粉体状、粒状または繊維
状が挙げられる。
【0051】本発明に係わる活性炭シートは、活性炭と
して活性炭素繊維を含有する活性炭素繊維シートであっ
ても良く、また、活性炭素繊維を主成分とする基材に活
性炭粉末を担持してなる複合活性炭シートであっても良
い。
【0052】本発明の複合フィルターは、光触媒性能を
低下させる硫酸イオンや硝酸イオンなどを洗浄除去でき
るように水洗可能であることが好ましい。水洗可能性を
得るために、コルゲートハニカムを作製する際の接着剤
は適度な耐水性を有することが好ましく、また、光触媒
または所望により含有させる脱臭剤およびオゾン除去物
質などの各種薬品は、水中に流出しないように担持する
ことが好ましい。
【0053】次に、本発明の第3の発明の複合フィルタ
ーについて以下に説明する。
【0054】本発明の第3の発明の複合フィルターは、
中しんの波の方向がセルの開口面と交差することを特徴
とする。このようなコルゲートハニカムは、例えば、J
IS−Z−1516に記載の「外装用段ボール」に準拠
して、オゾン除去シートからなるライナと光触媒シート
からなる中しんを貼り合わせて作製される片面段ボール
複数枚を順次接着しながら積層してコルゲートブロック
を作製し、このコルゲートブロックを中しんの波の方向
に対して一定の角度で斜めに切断して作製することがで
きる(図1参照)。
【0055】本発明に係わる中しんの波の方向とは、波
形状を有する中しんを進行波と見た場合の進行方向に相
当する方向である(図2参照)。
【0056】本発明の複合フィルターは、コルゲートハ
ニカムの隣接する2つの中しんの波の方向が交差しても
良いが、交差しなくても良く、図2に示すような中しん
の波の方向が交差しない本発明の光触媒フィルターは、
コルゲートハニカムが具備する優れた整流作用によって
風向きを調整することができる。
【0057】一方、中しんの波の方向が交差したコルゲ
ートハニカムは、例えば、特開昭48−31541号公
報に開示されている平板(ライナ)と波型板(中しん)
を交互に積層し且つ2つの空気が直行するように構成し
たものをコルゲートブロックとし(図3参照)、これを
切断して作製することができる。
【0058】中しんの波の方向が交差する角度は直角に
限定されるものではなく、所望の角度で積層しても良
い。また、各段毎に交差する角度は一定に積層しても良
く、また、無作為に積層しても良い。
【0059】中しんの波の方向が交差しない本発明の第
3の発明の複合フィルターは、セルの通気方向が一定で
はなく、上記した整流作用を緩和することができる。
【0060】中しんは全ての段が交差することが好まし
いが、互いに交差しない中しんが連続しても良い。
【0061】中しんの波の方向が交差する本発明の第3
の発明の複合フィルターは、全ての中しんの波の方向が
セルの開口面と交差することが好ましいが、本発明の効
果が達成される範囲においては、波の方向がセルの開口
面と交差しない中しんを含んでも良い。
【0062】本発明において、中しんの波の方向がセル
の開口面と交差する角度は特に限定されるものではない
が、15°〜60°であることが好ましく、30°〜4
5°であることが更に好ましい。15°未満では、励起
光の遮蔽効果が十分に達成されないという問題が生じ
る。一方、60°を超えると、ライナのセル壁が空気の
流れを阻害するため、十分な通気性が得られ難いという
問題がある。
【0063】本発明の第3の発明の複合フィルターは、
光触媒を担持した中しんに係る負荷が均一となるよう
に、各段において中しんの波の方向がセルの開口面と交
差する角度がある程度狭い範囲で揃っていることが好ま
しく、一定であることが更に好ましい。
【0064】本発明の複合フィルターに含まれる光触媒
に励起光を照射する方法としては、ブラックライト、捕
虫灯、健康ランプ、殺菌灯、一般照明用の蛍光灯、高圧
水銀ランプ、メタルハライドランプ、高圧ナトリウムラ
ンプ、紫外線LEDなど専用の光源を設けて照射するこ
とが好ましいが、専用光源以外にも、光触媒方式の空気
清浄化装置が内蔵する光源が発する直接光や反射光等の
間接光や多孔質フィルター等からもれる漏洩光の照射、
蛍光灯などの室内照明光の照射、および屋外や窓際での
日光の照射などを利用することができる。光触媒励起光
の照射は連続または断続のいずれを採ることも可能であ
り、特に、光源を保有しない装置の内部に設置されて使
用中に励起光が当たらない場合には、装置の停止中など
に一時的に日光や室内照明光を照射する手段もある。
【0065】専用光源を用いる場合には、オゾン線を発
光する紫外線光源を用いてオゾンを生じさせる装置を兼
ねても良く、オゾンと光触媒の併用を比較的簡易に行え
る利点がある。また、短波長の紫外線によって本発明の
複合フイルターの劣化が懸念される場合には、このよう
な短波長紫外線光源と本発明の複合フィルターの間に蛍
光板を設置して、短波長の紫外線を光触媒励起光に変換
しても良く、蛍光板は空気の流れを塞がないように例え
ばブラインド型などを採用することができる。
【0066】
【実施例】以下、実施例により更に本発明を詳細に説明
するが、本発明はその主旨を越えない限り、これらに限
定されるものではない。
【0067】調製例 0.5デニール×5mmのポリエステル繊維30重量%
と、2デニール×5mmの芯鞘構造を有する低融点熱融
着性ポリエステル繊維15重量%と、微粉末状のヤシ殻
活性炭50重量%と、微細繊維化セルロース5重量%と
を水に添加し、攪拌、分散した水性分散原料から円網抄
紙機を用いてシート化し、120℃にて乾燥し、坪量6
0g/m2の活性炭シートを作製し、これを調製例の活
性炭シートとした。
【0068】実施例1 市販の光触媒シート(アクア・ラジットシート、三菱製
紙製)を中しんおよび調製例の炭活性炭シートをライナ
に用いて、JIS−Z−1516に記載の「外装用段ボ
ール」に準拠してB段相当の片面段ボールを作製し、次
いで中しんの波の方向が交差しないようにこの片面段ボ
ールを積層してコルゲートブロック(図1a参照)を作
製し、中しんの波の方向とセルの開口面とが交差する角
度が0°となるようにこのコルゲートブロックを切断し
て厚さ10mmのコルゲートハニカムを作製し、これを
実施例1の複合フィルターとした。
【0069】実施例2 実施例1において、市販の光触媒シート(アクア・ラジ
ットシート、三菱製紙製)を中しんおよび調製例の炭活
性炭シートをライナに代えて、市販の光触媒シート(ア
クア・ラジットシート、三菱製紙製)をライナおよび調
製例の炭活性炭シートを中しんとする以外は全て実施例
1と同一の方法でコルゲートハニカムを作製し、これを
実施例2の複合フィルターとした。
【0070】実施例3 実施例1において、中しんの波の方向とセルの開口面と
が交差する角度が0°に代えて、30°とする以外は全
て実施例1と同一の方法でコルゲートハニカム(図1
b)を作製し、これを実施例3の複合フィルターとし
た。
【0071】実施例4 市販の光触媒シート(アクア・ラジットシート、三菱製
紙製)を中しんおよび調製例の炭活性炭シートをライナ
に用いて、JIS−Z−1516に記載の「外装用段ボ
ール」に準拠してB段相当の片面段ボールを作製し、次
いで中しんの波の方向が交互に45°の角度で交差する
ようにこの片面段ボールを順次積層してコルゲートブロ
ックを作製し、対角線と平行にコルゲートブロックを切
断して厚さ10mm、中しんの波の方向とセルの開口面
とが交差する角度が一定で67.5°のコルゲートハニ
カムを作製し、これを実施例4の複合フィルターとし
た。
【0072】比較例1 実施例1において、調製例の炭活性炭シートをライナに
代えて、市販の光触媒シート(アクア・ラジットシー
ト、三菱製紙製)をライナとする以外は全て実施例1と
同一の方法でコルゲートハニカムを作製し、これを比較
例1の光触媒フィルターとした。
【0073】比較例2 実施例1において、市販の光触媒シート(アクア・ラジ
ットシート、三菱製紙製)を中しんに代えて、調製例の
炭活性炭シートを中しんとする以外は全て実施例1と同
一の方法でコルゲートハニカムを作製し、これを比較例
2の光触媒フィルターとした。
【0074】実施例の複合フィルターおよび比較例の各
種フィルターについて以下の性能試験を実施した。
【0075】[光触媒性能]実施例の複合フィルターお
よび比較例の各種フィルターを6Wのブラックランプを
備えた5.6リットルの密閉容器内にブラックランプと
接するように静置した。容器中にアセトアルデヒドを注
入して吸着平衡に達した時のアセトアルデヒド濃度を1
5ppmに調整し、次いでブラックランプを点灯して紫
外線を照射し、照射開始5分後の容器中のアセトアルデ
ヒド濃度(ppm)をガスクロマトグラフで測定し、ア
セトアルデヒド除去速度(%/分)を求めた。
【0076】[オゾン除去性能]JIS−B−9901
に準拠して、試験ガスの種類をオゾン、濃度を1ppm
として実施例の複合フィルターおよび比較例の各種フィ
ルターのオゾン除去性能試験を行い、試験開始10分後
のオゾン除去率(%)を測定した。
【0077】[光遮蔽性]実施例および比較例の光触媒
フィルターを6Wのブラックランプと紫外線照度計の間
に設置し、紫外線照度A(μW/cm2)を測定した。
この紫外線照度A、および同様の方法で実施例および比
較例の光触媒フィルターを設置しない対照条件で測定し
た紫外線照度B(μW/cm2)で除して100倍し、
光透過性(%)を求めた。光透過性が低いほど光遮蔽性
が優れる。
【0078】上記の方法により試験を行い、その性能を
評価した結果を表1に記載する。
【0079】
【表1】
【0080】表1の結果から、本発明の複合フィルター
は、光触媒性能およびオゾン除去性能が共に優れること
が分かる。中でも本発明の第3の発明に対応する実施例
3および4の複合フィルターは、光遮蔽性が高く特異な
受光性を有する。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、通気性が高く、且つ優
れた光触媒性能と高いオゾン除去性能を併せ持つ複合フ
ィルターが得られる。中でも、中しんの波の方向がセル
の開口面と交差することを特徴とする本発明の第3の発
明の複合フィルターは、光遮蔽性が高く特異な受光性を
有するため光触媒性能が一層優れると共に、オゾン発生
に利用される短波長の紫外線を遮蔽することができ、光
触媒とオゾンを併用する脱臭システムにおいて、特に有
用性が高い複合フィルターである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合フィルターの一実施例およびその
元となるコルゲートブロックの一実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】本発明の複合フィルターに係わる中しんの一実
施例を示す斜視図である。
【図3】本発明の複合フィルターの元となるコルゲート
ブロックの一実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 切断線 2 中しん 3 中しんの波の方向を示す矢印 4 対角線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 53/86 ZAB B01D 53/36 G B01J 35/02 F H ZABJ Fターム(参考) 4C080 AA05 AA07 BB02 CC02 CC03 CC04 CC05 CC07 CC08 CC09 CC13 CC14 CC15 HH05 JJ06 KK08 LL10 MM02 MM05 MM08 QQ03 4D048 AA01 AA03 AA05 AA08 AA12 AA19 AA20 AA22 AC07 BA01Y BA03Y BA05X BA06Y BA07X BA08Y BA09Y BA11Y BA16Y BA19Y BA21Y BA22Y BA23Y BA24Y BA25Y BA26Y BA27Y BA30Y BA31Y BA33Y BA34Y BA35Y BA36Y BA37Y BA38Y BA41X BB02 EA01 4G069 AA03 AA08 BA04A BA04B BA07A BA08A BA08B BA48A BC22A BC25A BC31A BC32A BC33A BC35A BC43A BC51A BC54A BC55A BC58A BC59A BC60A BC66A BC67A BC68A BC71A BC72A BC73A BC74A BC75A CA01 CA10 CA16 CA17 DA06 EA08 EA09 EA10 EA21 EC22X FA03 FB13 FB23

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コルゲートハニカム状フィルターにおい
    て、中しんまたはライナの一方に光触媒シートおよび他
    方にオゾン除去シートを用いることを特徴とする複合フ
    ィルター。
  2. 【請求項2】 中しんとして光触媒シートおよびライナ
    としてオゾン除去シートを用いることを特徴とする請求
    項1記載の複合フィルター。
  3. 【請求項3】 中しんの波の方向がセルの開口面と交差
    することを特徴とする請求項2記載の複合フィルター。
  4. 【請求項4】 該オゾン除去シートが活性炭シートであ
    ることを特徴とする請求項1、2または3記載の複合フ
    ィルター。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005053363A1 (ja) * 2003-11-27 2005-06-09 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Elファイバー及び光触媒反応容器
JP2017176757A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 大建工業株式会社 消臭建築材料及び消臭システム
CN114196178A (zh) * 2021-12-07 2022-03-18 广东金发科技有限公司 一种聚乳酸熔喷非织造组合物及其制备方法及制成的制品
CN114196178B (zh) * 2021-12-07 2024-05-14 广东金发科技有限公司 一种聚乳酸熔喷非织造组合物及其制备方法及制成的制品

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