JP2002085331A - 内視鏡の挿入部 - Google Patents
内視鏡の挿入部Info
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Abstract
イババンドル及びイメージガイドファイババンドルの端
部近傍の外径同士の最適比率を提示する。 【解決手段】内視鏡10の挿入部11には、必須の構成
として、ライトガイドファイババンドル21及びイメー
ジガイドファイババンドル23とが、引き通されてい
る。このライトガイドファイババンドル21の半径b及
びイメージガイドファイババンドル23の半径aを、挿
入部11の内径半径を1とした場合に、 0.545≦a≦0.581 0.419≦b≦0.455 但し、a+b=1 とすれば、最も効率良く、明るい像を得ることができ
る。
Description
ァイババンドルを利用した像伝送系,及び、ライトガイ
ドファイババンドルを利用した照明光学系を備える内視
鏡の挿入部に関する。
機械等の内部を観察するための工業用内視鏡には、夫々
に共通する構成要素として、体腔内や機械等の内部を照
明するための照明光を伝送するライトガイドファイババ
ンドル、及び、この照明光によって照明された観察対象
物の像を受像して内視鏡の手許操作部側に伝送するため
のイメージガイドファイババンドルが、備えられてい
る。即ち、これらの内視鏡において体腔内や機械等の内
部に挿入される中空管状の挿入部(可撓管,湾曲管及び
先端部)の内部には、これらライトガイドファイババン
ドル及びイメージガイドファイババンドルが、必須の構
成要素として引き通されている。
の照明断面積,即ち、ライトガイドファイババンドルを
構成する個々の光学繊維のコア断面積の総和が大きけれ
ば大きいほど、伝達可能な照明光量が大きくなるので、
観察対象物を明るく照らすことができる。また、イメー
ジガイドファイババンドルは、その受光断面積,即ち、
イメージガイドファイババンドルを構成する個々の光学
繊維のコア断面積の総和が大きければ大きいほど、受光
可能な光量が大きくなるので、明るい像として伝送する
ことができる。即ち、ライトガイドファイババンドルの
照明断面積をできるだけ大きくするとともに、イメージ
ガイドファイババンドルの受光断面積をできるだけ大き
くすれば、観察対象物を明るい像として観察することが
できる。
の挿入部は、狭い体腔内や機械等の内部に挿入するとい
う使用形態に因り、自ずから、その外径及び内径が制限
されてしまう。しかも、このように内径の制限がある挿
入管内部には、ライトガイドファイババンドル及びイメ
ージガイドファイババンドル以外にも様々な内蔵物(例
えば、湾曲管を湾曲させるための操作ワイヤ,医療用内
視鏡における鉗子チャンネルや送気送水管,等)が引き
通されているので、ライトガイドファイババンドル及び
イメージガイドファイババンドルが占め得る空間は、更
に制限される。
は、その先端部近傍において、円柱状に束ねられて固着
されている。従って、この部分において、各ファイババ
ンドルの外径の和は、挿入部の内径以下となっていなけ
ればならない。
管内に、その端部近傍が円柱状に束ねられて固着された
ライトガイドファイババンドル及びイメージガイドファ
イババンドルを引き通す場合に、観察対象物の像の明る
さを最大にするには、ライトガイドファイババンドルの
照明断面積及び受像素子の受光断面積の比率が最適化す
るように、両ファイババンドルの径を設定しなければな
らない。
れたものであり、内視鏡の挿入部に収容されるライトガ
イドファイババンドル及びイメージガイドファイババン
ドルの端部近傍の径同士の最適比率を、提示しようとす
るものである。
入部は、上述した課題を解決するために、以下の構成を
採用した。即ち、本発明による内視鏡の挿入部は、先端
部を有する略筒状の形状を有し、その先端部に照明光を
供給するライトガイドファイババンドル,及び、その先
端部に配置された対物レンズによって形成された観察対
象物の像を伝送するイメージガイドファイババンドルが
内蔵された内視鏡の挿入部であって、前記略筒状形状の
内径半径を1,前記イメージガイドファイババンドルの
端部近傍における円柱状に固着された部分の外径半径を
a,前記ライトガイドファイババンドルの端部近傍にお
ける円柱状に固着された部分の外径半径をbとした場合
に、 0.545≦a≦0.581, 0.419≦b≦0.455, 且つ、a+b=1 の関係を満たすことを、特徴とする。
一定とした場合には、イメージガイドファイババンドル
によって伝送される観察対象物の像の光量が、最大光量
となる。従って、収容可能断面積に自ずから制限のある
内視鏡の挿入部内にライトガイドファイババンドル及び
イメージガイドファイババンドルを引き通す場合におい
て、効率良く、明るい像を得ることができる。
施の形態を説明する。
10を含む内視鏡システムを示す概略図である。この図
1に示されるように、この内視鏡システムは、内視鏡1
0及び光源装置30から構成される。この内視鏡10
は、体腔内や機械等の内部に挿入される挿入部11と、
この挿入部11の基端に繋がれた操作部12と、この操
作部12の基端に固定された接眼部13と、操作部12
の側面から突出したライトガイド可撓管14から、構成
されている。
先端部と、先端部をその先端に固定した湾曲管と、この
湾曲管よりも基端側を占める可撓管とに、区分されてい
る。この先端部には、少なくとも2個の貫通孔がその軸
方向と平行に穿たれており、一方の貫通孔における先端
面側の開口には、観察窓(平行平面透過板)16が填め
込まれており、他方の貫通孔における先端面側の開口に
は、配光レンズ(平面を外側に向けた平凹レンズ)15
が填め込まれている。また、観察窓16が填め込まれた
貫通孔の内部には、観察対象物100の実像を形成する
対物レンズ22が固定されている。また、湾曲管は、複
数の金属製リングを接続してなるセグメントの周囲に金
属メッシュ及び樹脂チューブを積層した構造を有してお
り、その先端に取着された操作ワイヤーが後方から引か
れることにより所定方向に任意に湾曲する。また、可撓
管は、長尺な金属板を螺旋状に巻くことによって成形さ
れた螺旋管の周囲に金属メッシュ及び樹脂チューブを積
層した構造を有しており、外力に応じて任意に湾曲す
る。
ドファイババンドル23及びライトガイドファイババン
ドル21が、引き通されている。これらライトガイドフ
ァイババンドル21及びイメージガイドファイババンド
ル23は、ともに、複数の光学繊維がその両端のみにお
いて円柱状に束ねられて接着剤等によって固着され、そ
の中間部において互いに離間した状態のままシリコンチ
ューブに挿通された構造を有している。そして、このよ
うに円柱状に固められたイメージガイド23の先端近傍
が、挿入部の先端部における配光レンズ15がはめ込ま
れた貫通孔に挿入されて固定されている。同様に、円柱
状に固められたライトガイドファイババンドル21の先
端が、挿入部の先端部における配光レンズ15が填め込
まれた貫通孔に挿入されて固定されている。
端部近傍(円柱状に固められた箇所)における挿入部1
1の断面図である。この図2に示すように、端部近傍に
おける各ファイババンドル21,23の断面形状は円形
である。図2に示されるように、挿入部11の内部空間
を最大限有効に利用するために、挿入部(先端部又は湾
曲管)11の内部においては、ライトガイドファイババ
ンドル21の直径2b,イメージガイドファイババンド
ル23の直径を2a,挿入部11の内径を2Lとして、
下記式(1)の関係が満たされている。 2a+2b=2L a+b=L b=L−a ……(1)
ているが、湾曲部11の湾曲管及び可撓管には、さら
に、湾曲管を湾曲させるための操作ワイヤーが引き通さ
れている他、内視鏡10の機能に応じた内蔵物が引き通
されている。例えば、医療用内視鏡においては、観察窓
の外表面を洗浄するための送気送水管や、鉗子を先端部
の先端面まで導くための鉗子チャンネル等が、引き通さ
れている。
したが、上記操作ワイヤの基端が取着されるプーリー
と、このプーリーに対して同軸に連結されているととも
に操作部12の外部においてオペレータによって回転操
作される操作ダイアルが設けられている。この操作ダイ
アルに連動してプーリーが上記操作ワイヤを引っ張るこ
とによって、湾曲管を任意の方向に湾曲させることがで
きるのである。
この操作部12を貫通して接眼部13に達している。こ
の接眼部13には、イメージガイドファイババンドル2
3の後端面に伝送された観察対象物100の像を拡大し
てオペレータに観察せしめる接眼レンズ25が、内蔵さ
れている。なお、この接眼レンズ25の位置を調整する
ことによって、イメージガイドファイババンドル23の
後端面に伝送された観察対象物100の像の実像を形成
し、この実像を写真撮影又はビデオ撮影することも可能
である。
は、操作部12からライトガイド可撓管14内に引き通
され、このライトガイド可撓管14の先端から突出して
いる。このライトガイド可撓管14の先端には、光源装
置30のコネクタ受けに脱着されるコネクタ14aが設
けられている。そして、このコネクタ14aが光源装置
30のコネクタ受けに固着された状態において、ライト
ガイドファイババンドル21の入射端面21aが、光源
装置30の内部に入り込む。
源ランプ31と、この光源ランプ31から発した照明光
をライトガイドファイババンドル21の入射端面21a
に集光する集光レンズ32とが、内蔵されている。
ランプ31から発した照明光の大部分が集光レンズ32
によって集光されて、ライトガイドファイババンドル2
1の入射端面21aからこのライトガイドファイババン
ドル21に導入される。このライトガイドファイババン
ドル21に導入された照明光は、このライトガイドファ
イババンドル21によって挿入部11内を導かれて、そ
の先端面から射出される。射出された照明光は、配光レ
ンズ15によって発散されて、観察対象物100を照明
する。この観察対象物100の表面で乱反射した照明光
の一部は、観察窓16を透過し、対物レンズ22によっ
て収束されて、イメージガイドファイバ23の先端面に
観察対象物100の像を結ぶ。この像は、イメージガイ
ドファイババンドル23内を、各光学繊維毎の画素に分
解されて、その後端面まで伝送される。イメージガイド
ファイババンドル23の後端面に伝送された観察対象物
100の像は、接眼レンズ25によって拡大されて、オ
ペレータによって観察される。
けるライトガイドファイババンドル21の端部の半径b
及びイメージガイドファイババンドル23の端部の半径
aの最適比率について説明する。今、説明を容易にする
ために、ライトガイドファイババンドル21及びイメー
ジガイドファイババンドル23が、夫々の端面の全域に
入射した光を伝送することができるものと仮想する(即
ち、各ファイババンドル21,23の機械的占有断面積
=照明断面積又は受光断面積)。また、光源装置30内
においてライトガイドファイババンドル21の入射端面
21aに入射する照明光の光束密度,配光レンズ15か
ら観察対象物100までの距離,及び、観察対象物10
0表面の反射率は、常に一定であるとする。
的占有断面積を有するライトガイドファイババンドル2
1によって照明される観察対象物の明るさxは、 x=b2π・M ……(2) (但し、Mは、単位照明断面積を有するライトガイドフ
ァイババンドル21を透過した照明光によって照明され
た観察対象物100の明るさを示す定数である。)であ
ると、表わされる。
被写体光(即ち、観察対象物100の表面での乱反射
光)のうち、イメージガイドファイババンドル23によ
って伝送される光量yは、 y=x・a2π・N y=b2π・M・a2π・N ……(3) (但し、Nは、観察対象物100からの被写体光のうち
単位受光断面積を有するイメージガイドファイババンド
ル23に入射する光量を示す定数である。)であると、
表される。ここで、M・N=1,b=L−aと置くと、
式(3)は下記式(4)のように変形される。 y=(L−a)2π・a2π =(a4−2La3+L2a2)π ……(4)
おくと、上記式(4)は下記式(5)のように変形され
る。 P=a4−2a3+a2 ……(5)
うにな曲線を描く。但し、図2に示す関係から明らかな
ように、aが取りうる数値範囲は0より大きく且つ1未
満である。従って、この範囲内において、a=0.5の
ときPが極大値をとることが解る。即ち、上述した仮定
の元では、ライトガイドファイババンドル21の外径2
bが挿入部11の内径2Lの1/2であり、イメージガ
イドファイババンドル23の外径2aが挿入部11の内
径2Lの1/2である場合に、最も明るい像が得られる
ことになる。言い換えると、ライトガイドファイババン
ドル21の断面積とイメージガイドファイババンドル2
3の断面積とを等しくすれば、最も効率良く、明るい像
を得ることができる。
1,23の端面のうち、各光学繊維同士の隙間が占める
部分(この隙間の断面積は各ファイババンドル21,2
3の外径に正比例する),及び、各光学繊維におけるク
ラッド41(図4),51(図5)が占める部分は、光
を伝送することができない。即ち、各ファイババンドル
21,23の機械的占有断面積のうち、各光学繊維のコ
ア42(図4),52(図5)の断面積のみの総和が、
実際の照明断面積又は受光断面積である。
1の照明断面積(各光学繊維のコアの断面積の総和)と
イメージガイドファイババンドル23の受光断面積(各
光学繊維のコアの断面積の総和)とを等しくさせつつ、
各ファイババンドル21,23の外径の和を挿入部11
の内径と等しくすれば、最も効率良く、明るい像を得る
ことができる(条件1)。
な映像を得られるように、イメージガイドファイババン
ドル23を構成する光学繊維の本数を増やすべく、各光
学繊維の外径を可能な限り小さくする必要がある。但
し、コア42とクラッド41との界面にて光を反射させ
るためには、クラッド41の厚さをある程度確保しなけ
ればならない。そのため、従来、イメージガイドファイ
ババンドル23の光学繊維としては、クラッド41の厚
さが1.5μmであって、全体の外径が8〜10μmの
ものが、用いられている(図4参照)。従って、この光
学繊維における全体としての断面積に対してコア42の
断面積が占める比率は、39%(外径が8μmの光学繊
維の場合)〜49%(外径が10μmの光学繊維の場
合)ということになる。逆にいうと、コア42の断面積
に対して光学繊維全体の断面積は、2.04倍(外径が
10μmの光学繊維の場合)〜2.56倍(外径が8μ
mの光学繊維の場合)なければならない(条件2)。
に関しては、伝送効率を最優先にするために、やや太い
光学繊維が用いられている。具体的には、クラッド51
の厚さが2μmであって、全体の外径が25〜30μm
のものが、用いられている(図5参照)。従って、この
光学繊維における全体としての断面積に対してコア52
の断面積が占める比率は、71%(外径が25μmの光
学繊維の場合)〜75%(外径が30μmの光学繊維の
場合)ということになる。逆にいうと、コア52の断面
積に対して光学繊維全体の断面積は、1.33倍(外径
が30μmの光学繊維の場合)〜1.42倍(外径が2
5μmの光学繊維の場合)なければならない(条件
3)。
すためのa及びbの範囲を求める。ここでは、外径が8
μmの光学繊維からなるイメージガイドファイババンド
ル23の機械的占有面積をSI8とし、外径が10μmの
光学繊維からなるイメージガイドファイババンドル23
の機械的占有面積をSI10とし、外径が25μmの光学
繊維からなるライトガイドファイババンドル21の機械
的占有面積をSL25とし、外径が30μmの光学繊維か
らなるライトガイドファイババンドル21の機械的占有
面積をSL30とする。
ジガイドファイババンドル23及び外径が25μmの光
学繊維からなるライトガイドファイババンドル21を使
用する場合>この場合、条件1を満たすには、SI8及び
SL25の比率を2.56:1.417≒1:0.55と
しなければならない。このときSI8=a2π=1と置く
と、 a2π=1 a≒0.564 ……(6) となり、SL25=b2π=0.55と置くと、 b2π=0.55 b≒0.418 ……(7) となる。従って、外径が8μmの光学繊維からなるイメ
ージガイドファイババンドル23及び外径が25μmの
光学繊維からなるライトガイドファイババンドル21を
使用する場合には、イメージガイドファイババンドル2
3の半径a及びライトガイドファイババンドル21の半
径bの比率は、以下の式(8)の通りでなければならな
い。 a:b=0.564:0.418 ……(8)
=1の関係を満たすa及びbの値は、下記式(8)の通
りである。 a=0.574 b=0.426 ……(9)
ジガイドファイババンドル23及び外径が30μmの光
学繊維からなるライトガイドファイババンドル21を使
用する場合>この場合、条件1を満たすには、SI8及び
SL30の比率を2.56:1.33≒1:0.520と
しなければならない。このときSL30=b2π=0.52
0と置くと、 b2π=0.520 b≒0.407 ……(10) となる。従って、外径が8μmの光学繊維からなるイメ
ージガイドファイババンドル23及び外径が30μmの
光学繊維からなるライトガイドファイババンドル21を
使用する場合には、イメージガイドファイババンドル2
3の半径a及びライトガイドファイババンドル21の半
径bの比率は、以下の式(11)の通りでなければなら
ない。 a:b=0.564:0.407 ……(11)
b=1の関係を満たすa及びbの値は、下記式(12)
の通りである。 a=0.581 b=0.419 ……(12)
ージガイドファイババンドル23及び外径が25μmの
光学繊維からなるライトガイドファイババンドル21を
使用する場合>この場合、条件1を満たすには、SI10
及びSL25の比率を2.04:1.42≒1:0.69
1としなければならない。このときSL25=b2π=0.
696と置くと、 b2π=0.696 b≒0.471 ……(13) となる。従って、外径が10μmの光学繊維からなるイ
メージガイドファイババンドル23及び外径が25μm
の光学繊維からなるライトガイドファイババンドル21
を使用する場合には、イメージガイドファイババンドル
23の半径a及びライトガイドファイババンドル21の
半径bの比率は、以下の式(14)の通りでなければな
らない。 a:b=0.564:0.471 ……(14)
b=1の関係を満たすa及びbの値は、下記式(15)
の通りである。 a=0.545 b=0.455 ……(15)
ージガイドファイババンドル23及び外径が30μmの
光学繊維からなるライトガイドファイババンドル21を
使用する場合>この場合、条件1を満たすには、SI10
及びSL30の比率を2.04:1.33≒1:0.65
2としなければならない。このときSL30=b2π=0.
652と置くと、 b2π=0.652 b≒0.456 ……(16) となる。従って、外径が10μmの光学繊維からなるイ
メージガイドファイババンドル23及び外径が30μm
の光学繊維からなるライトガイドファイババンドル21
を使用する場合には、イメージガイドファイババンドル
23の半径a及びライトガイドファイババンドル21の
半径bの比率は、以下の式(17)の通りでなければな
らない。 a:b=0.564:0.456 ……(17)
b=1の関係を満たすa及びbの値は、下記式(18)
の通りである。 a=0.553 b=0.447 ……(18)
5),(18)に示されたa及びbの組合せをまとめる
と、『内視鏡10の挿入部11の内径半径を“1”とし
た場合、イメージガイドファイババンドル23の端部の
半径aが“0.545”〜“0.581”の範囲内であ
るとともに、ライトガイドファイババンドル21の端部
の半径bが“0.419”〜“0.455”の範囲内で
あり、且つ、a及びbの和が“1”である場合に、観察
対象物100の像を最も明るくすることができる』との
結論を得ることができる。
部に収容されるライトガイドファイババンドル及びイメ
ージガイドファイババンドルの端部近傍の外径同士の比
率を最適化することにより、観察対象物の像を最も明る
くすることができる。
む内視鏡システムの概略構成図
観察対象物の像の明るさとの関係を示すグラフ
光学繊維の断面図
学繊維の断面図
Claims (2)
- 【請求項1】先端部を有する略筒状の形状を有し、その
先端部に照明光を供給するライトガイドファイババンド
ル,及び、その先端部に配置された対物レンズによって
形成された観察対象物の像を伝送するイメージガイドフ
ァイババンドルが内蔵された内視鏡の挿入部であって、 前記略筒状形状の内径半径を1,前記イメージガイドフ
ァイババンドルの端部近傍における円柱状に固着された
部分の外径半径をa,前記ライトガイドファイババンド
ルの端部近傍における円柱状に固着された部分の外径半
径をbとした場合に、 0.545≦a≦0.581, 0.419≦b≦0.455, 且つ、a+b=1 の関係を満たすことを特徴とする内視鏡の挿入部。 - 【請求項2】前記イメージガイドファイババンドルを構
成する各光学繊維のコアの断面積の総和と前記ライトガ
イドファイババンドルを構成する各光学繊維のコアの断
面積の総和とが等しいことを特徴とする請求項1記載の
内視鏡の挿入部。
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---|---|---|---|
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