JP2002084521A - 映像情報配信方法、映像情報配信システム及び記録媒体 - Google Patents

映像情報配信方法、映像情報配信システム及び記録媒体

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JP2002084521A
JP2002084521A JP2000273967A JP2000273967A JP2002084521A JP 2002084521 A JP2002084521 A JP 2002084521A JP 2000273967 A JP2000273967 A JP 2000273967A JP 2000273967 A JP2000273967 A JP 2000273967A JP 2002084521 A JP2002084521 A JP 2002084521A
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Application number
JP2000273967A
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English (en)
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Hirofumi Shiiki
裕文 椎木
Masayuki Sugino
雅之 杉野
Shinji Inagaki
信二 稲垣
Yugo Ono
雄吾 大野
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MX Mobiling Ltd
Original Assignee
MX Mobiling Ltd
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リアルタイムな映像情報を端末機へ送信し
て、携帯端末の利便性の向上を図る。 【解決手段】 撮影装置10からの映像情報が映像編集
端末31で編集され表題が付される。編集の終了後、表
題がメール管理サーバ32へ、表題及び映像情報が映像
提供業者サーバ33へそれぞれ送信される。メール管理
サーバ32において、表題を含む映像案内メールが端末
機60へ送信される。端末機60において、受信された
映像案内メールの有する表題が即座に画面表示される。
表題のうち選択されたものが、映像提供業者サーバ33
へ送信され、選択された表題の示す映像情報がウエブペ
ージ管理サーバ34を介して端末機60へ送信され、即
座に画面表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像情報配信方
法、映像情報配信システム及び記録媒体に関し、特に、
通信回線を用いて映像情報を端末機へ送信する映像情報
配信方法、映像情報配信システム及び記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の通信技術の発達により、端末機に
おいて、インターネットに代表される通信回線を利用し
た電子情報の入手が可能となってきている。この電子情
報の入手に利用される端末機には、卓上型のパーソナル
コンピュータ、携帯用のノート型パソコン、及び無線通
話用の携帯端末が含まれる。
【0003】ところで、通信回線により送受信される電
子情報は、文字データ、静止画像データ、及び動画デー
タなどにより構成される。これら各データは、デジタル
信号化されて端末機に送信される。このうち、動画デー
タは、文字データなどに比べて情報量が多いことやディ
スプレーの構造により表示の可否が決まることなどの特
徴を有している。
【0004】このため、携帯端末における動画データの
受信及び表示の実用化が困難とされてきたが、携帯端末
の利用者が急増し、かつ利便性の向上が求められる今日
においては、動画データを携帯端末に受信・表示させる
ための種々の改良が提案されている。この動画データを
含む映像情報を携帯端末へ提供する従来技術の一例が、
特開平10−150460号公報に無線映像通信システ
ムとして開示されている。
【0005】この公報に開示の無線映像通信システムに
よれば、ビデオサーバが、内部に格納している種々の映
像情報を共有ファイルとしてネットワーク上に公開し、
映像無線局が、携帯端末からの映像情報のタイトルを制
御情報として共有ファイルから該当する映像情報を読み
出し、無線通信路を用いて携帯端末に送信している。こ
のような構成とすれば、携帯端末は、指定した表題に該
当する映像情報を、ビデオサーバから受信して画面表示
させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
無線映像通信システムにより携帯端末へ送信可能な映像
情報が、必ずしも利用者の希望するものであるとは限ら
なかった。たとえば、携帯端末を所持する利用者が外出
先におり、かつ現在行われている競技やコンサートなど
の状況をラジオ等により入手している場合に、その場で
携帯端末を用いて競技等の映像をタイムリーに見ること
はできなかった。
【0007】また、利用者はその外出先において、ラジ
オ等を所持していないときは、競技等の状況を知ること
ができなかった。さらに、映像情報を提供する映像提供
業者にとっては、利用者の急増している携帯端末に対
し、利用者のニーズに応える映像情報を豊富に揃えるこ
とを希望していた。
【0008】本発明は、上記の事情にかんがみなされた
ものであり、利用者に対しては、現在行われている競技
等の情報及びこの情報に関する映像情報をタイムリーに
提供し、一方、情報提供業者に対しては、利用者へのタ
イムリーな映像情報の提供にともなう携帯端末の利便性
の向上及び利用者の利用意欲の喚起を促して、顧客獲得
への寄与を可能とする映像情報配信方法、映像情報配信
システム及び記録媒体の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の映像情報配信方法は、映像
編集端末で編集された映像情報を、通信回線を利用して
映像提供業者サーバから端末機へ送信する映像情報配信
方法であって、映像編集端末は、現在撮影されている映
像情報を受信するとともに、この受信した映像情報を部
分的に編集して表題を付し、かつ、この表題を付した編
集映像情報を映像提供業者サーバへ通信回線を介して送
信し、端末機は、映像編集端末又は映像提供業者サーバ
から表題を受信して表示するとともに、表示した表題の
うちから任意の編集映像情報についての送信要求を映像
提供業者サーバへ送信し、映像提供業者サーバは、受信
した送信要求にもとづいて任意の編集映像情報を端末機
へ送信する方法としてある。
【0010】映像情報配信方法をこのような方法とする
と、端末機の利用者は、受信にともない表示される映像
情報の表題を現在行われている競技等の状況の説明とし
て入手できる。また、映像提供業者サーバからの映像情
報を端末機に表示させることで、表題に関する映像情報
をタイムリーに視聴できる。
【0011】また、映像提供業者にとっては、映像編集
端末において受信された映像情報を、映像情報情報送信
要求の受信にともない映像提供業者サーバから端末機へ
送信することができる。したがって、利用者が視聴を希
望する映像情報を端末機へ提供できるとともに、端末機
の利便性の向上から利用者の利用意欲を喚起させ顧客の
獲得を図ることができる。
【0012】また、請求項2記載の映像情報配信方法
は、映像編集端末が、表題を、映像情報に付されるたび
に端末機へ送信する方法としてある。映像情報配信方法
をこのような方法とすると、映像情報に付された表題を
より早く端末機へ送信できる。このため、利用者は、そ
の表題を端末機上で選択することにより、現在撮影され
かつ編集された映像情報をタイムリーに視聴できる。
【0013】また、請求項3記載の映像情報配信方法
は、表題が、映像情報及び/又は編集映像情報に関する
即時的な実況及び/又は内容を表すこととする方法とし
てある。映像情報配信方法をこのような方法とすると、
利用者は、端末機に表示された表題により、現在行われ
ている競技等の状況を文字情報としてリアルタイムに入
手できる。
【0014】また、請求項4記載の映像情報配信方法
は、映像編集端末及び/又は映像提供業者サーバが、表
題とともに、この表題の示す映像情報の受信料金の単価
を端末機へ送信する方法としてある。映像情報配信方法
をこのような方法とすると、利用者は、受信料金の単価
を参照して映像情報を選択できる。すなわち、利用者に
関し安心して映像情報の提供を受けることができる。
【0015】また、請求項5記載の映像情報配信方法
は、映像提供業者サーバが、広告情報の付された映像情
報を端末機へ送信する方法としてある。映像情報配信方
法をこのような方法とすれば、映像情報に付された広告
情報により宣伝効果の発生を期待できる。また、利用者
としては、映像情報に加え広告情報の入手を可能とす
る。
【0016】また、請求項6記載の映像情報配信方法
は、映像提供業者サーバが、映像情報の配信時間にもと
づき算出された受信料金の請求金額を端末機へ送信する
方法としてある。映像情報配信方法をこのような方法と
すれば、利用者は、端末機において、映像情報の受信料
金の請求金額を知ることができる。
【0017】また、請求項7記載の映像情報配信方法
は、端末機が、映像情報受信モードに設定されていると
きに、表題を受信して表示する方法としてある。映像情
報配信方法をこのような方法とすれば、端末機を映像情
報受信モードに設定しておくことで、利用者は、現在行
われている競技等の進行状況を随時端末機に表示される
表題として入手できる。
【0018】また、請求項8記載の映像情報配信方法
は、請求項1〜6のいずれかに記載の端末機が、携帯端
末であるとした方法としてある。映像情報配信方法をこ
のような方法とすれば、近年、利用者により外出先での
利用頻度の高い携帯端末に対して、表題及び映像情報を
提供できる。
【0019】また、請求項9記載の映像情報配信システ
ムは、映像情報を編集する映像編集端末と、映像情報を
保存する映像提供業者サーバと、この映像提供業者サー
バから通信回線を利用して映像情報を受信する端末機と
を有する映像情報配信システムであって、映像編集端末
が、映像情報を部分的に編集して表題を付する映像編集
管理部と、表題を端末機へ、また、表題を付した映像情
報を映像提供業者サーバへそれぞれ送信する映像送信部
とを有し、端末機が、映像編集端末から表題を受信する
端末機受信部と、この端末機受信部から表題を入力し、
この入力した表題の示す映像情報の送信を要求する映像
情報送信要求を生成する端末機管理部と、この端末機管
理部で生成された映像情報送信要求を映像提供業者サー
バへ送信する端末機送信部とを有し、映像提供業者サー
バが、映像編集端末からの表題の付された映像情報及び
端末機からの映像情報送信要求をそれぞれ受信する映像
受信部と、この映像受信部からの映像情報を記憶する映
像データベースと、この映像データベースから映像情報
送信要求により送信要求された映像情報を取り出す映像
管理部と、この映像管理部で取り出された映像情報を通
信回線を介して端末機へ送信する映像送信部とを有する
構成としてある。
【0020】映像情報配信システムをこのような構成と
すると、利用者は、視聴を希望する映像情報を端末機に
表示させることができる。よって、端末機を所持してい
れば、場所を選ばず映像情報の入手が可能となる。ま
た、映像提供業者にとっては、利用者の望む映像情報を
端末機へ送信できることから、端末機の利便性の向上及
び利用者の利用意欲の喚起を促して、顧客獲得を狙うこ
とができる。
【0021】また、請求項10記載の映像情報配信シス
テムは、映像提供業者サーバからの映像情報に広告情報
を付して端末機へ送信する広告情報管理サーバを設けた
構成としてある。映像情報配信システムをこのような構
成とすると、映像提供業者は、映像情報に加え広告情報
を提供できる。したがって、一般の業者は、広告情報の
掲載を映像提供業者へ依頼することで、宣伝効果をあげ
ることができる。
【0022】また、請求項11記載の映像情報配信シス
テムは、映像提供業者サーバに、映像情報の受信料金の
単価を端末機へ送信する受信料金管理部を設けた構成と
してある。映像情報配信システムをこのような構成とす
れば、映像提供業者は、受信料金の単価を利用者へ提供
できる。よって、利用者は、入手した受信料金の単価を
参考にして映像情報を選ぶことができる。
【0023】また、請求項12記載の映像情報配信シス
テムは、映像提供業者サーバから端末機へ送信された映
像情報の配信時間にもとづき映像情報の受信料金の請求
金額を算出して端末機へ送信する料金管理サーバを設け
た構成としてある。映像情報配信システムをこのような
構成とすると、端末機を用いて映像情報の受信料金の請
求金額を表示できる。
【0024】また、請求項13記載の記録媒体は、通信
回線を利用し映像提供業者サーバから端末機へ映像情報
を送信するプログラムが記録された記録媒体であって、
映像情報を送信する前に、映像情報の一部又は全部の表
題の一又は二以上を映像情報リストとして端末機へ送信
し、この映像情報リストの中から選択された一又は二以
上の表題を受信し、この受信した表題の示す映像情報を
端末機へ送信する処理を映像提供業者サーバに実行させ
るプログラムが記録された構成としてある。
【0025】このような記録媒体に記録されたプログラ
ムを映像提供業者サーバに読み込ませて実行させること
により、利用者は、映像情報の表題を現在行われている
競技等の状況の説明として入手できる。また、映像提供
業者サーバからの映像情報を端末機に表示させること
で、表題に関する映像情報をタイムリーに視聴できる。
【0026】また、請求項14記載の記録媒体は、広告
情報の付された映像情報を端末機へ送信する処理を映像
提供業者サーバに実行させるプログラムが記録された構
成としてある。
【0027】このような記録媒体に記録されたプログラ
ムを映像提供業者サーバに読み込ませて実行させること
により、映像提供業者は、映像情報に加え広告情報を提
供できる。したがって、一般の業者は、広告情報の掲載
を映像提供業者へ依頼することにより、広告情報の掲載
形態を拡大して宣伝効果をあげることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。 [第一実施形態]まず、本発明の映像情報配信方法、映
像情報配信システム及び記録媒体の第一の実施形態につ
いて、図1を参照して説明する。同図は、本実施形態の
映像情報配信システムの構成を示すブロック図である。
【0029】同図に示すように、映像情報配信システム
1は、撮影装置10と、映像回線20と、映像提供業者
ネットワーク30と、一般回線網40と、端末機通信網
50と、端末機60とを有している。ここで、撮影装置
10は、被写体の像あるいはビデオ再生された映像を連
続又は一定時間間隔で映像情報として取り込む(撮影す
る)装置をいい、たとえば、電子撮像装置を用いること
ができる。
【0030】映像情報は、静止画データ、動画データ、
音声データなどで構成され、スポーツ,演劇,コンサー
ト,競馬などを実録した映像、映画及びテレビ番組など
の中継及び再生映像、海中,宇宙,動植物などの自然の
映像などが含まれる。音声データには、スポーツ,演
劇,コンサート,競馬の場内音声及び実況音声が含まれ
る。この音声データは、テキストとして映像情報に付加
できる。
【0031】また、映像情報は、MPEG,JPEG,
ADPCM等の圧縮技術を用いて小容量化することがで
きる。なお、撮影装置10は、図1においては一つ設け
られているが、一つに限るものではなく、複数設けるこ
ともできる。映像回線20は、撮影装置10で撮影され
た映像情報を、有線ケーブル又は無線電波により映像提
供業者ネットワーク30へ送信する。
【0032】なお、映像回線20と一般回線網40と
は、同一の通信回線とすることもできる。また、映像回
線20の代わりに記録媒体、たとえば映像フィルム,D
VD,ビデオテープなどを用いることもできる。この場
合は、撮影装置10において記録媒体に記録された映像
情報を映像編集端末31において読み取らせる。
【0033】映像提供業者ネットワーク30は、映像提
供業者の社内に構築されたネットワーク網である。映像
提供業者、すなわち、映像情報を提供する企業には、ビ
デオ映像制作会社、映画制作会社、テレビ番組制作会社
(UHF,VHF,CATV,衛星放送(CS,BS)
等の各種放送局を含む)などがある。
【0034】なお、映像提供業者ネットワーク30を構
成する各サーバ及び端末のそれぞれは、同一建物内に限
らず、離隔・遠方に位置していてもよい。また、図1に
おいて、映像提供業者ネットワーク30の形態はバス型
としてあるが、バス型に限るものではなく、スター型あ
るいはリング型であってもよい。
【0035】映像提供業者ネットワーク30は、映像編
集端末31と、メール管理サーバ(リスト管理サーバ)
40と、映像提供業者サーバ33と、ウエブページ管理
サーバ34とを有している。映像編集端末31は、映像
受信部31−1と、映像編集管理部31−2と、編集映
像データベース31−3と、表示部31−4と、入力部
31−5と、映像送信部31−6とを有している。
【0036】映像受信部31−1は、映像回線20から
の映像情報を受信して映像編集管理部31−2へ送る。
なお、本発明は撮影された映像をタイムリーに端末機へ
送信することを目的とするため、映像受信部31−1に
おいては、撮影中又はビデオ再生中の映像情報を受信す
ることが望ましい。
【0037】映像編集管理部31−2は、入力部31−
5における操作により、映像受信部31−1からの映像
情報を表示部31−4へ送り表示させる。また、映像編
集管理部31−2は、入力部31−5における編集操作
により、映像情報を編集し、かつ表題を付する。そし
て、編集された映像情報(編集映像情報)が存在する旨
を示す映像情報受信信号を表題とともにメール管理サー
バ32へ送信する。
【0038】表題は、映像情報及び編集映像情報に関す
る即時的な実況又は内容を表すことができる。実況を表
す表題の例としては、「現在三回裏○○がホームラ
ン」、「△△がコンサートで□□を熱唱中」などがあ
る。
【0039】内容を表す表題の例としては、「▽▽ラグ
ビー場で15−17の熱戦」、「今試合で◇◇が三冠王
なるか」などがある。表題が即時的とは、競技等の実況
及び内容が、現在進行している間又はこの直後に端末機
60に表示されることをいう。このことは、本発明にお
いて、受信される映像情報が現在撮影されているもので
あり、かつ表題が映像情報に付された直後に端末機60
へ送信されることにより実現される。
【0040】また、表題は、映像情報に付されるたび
に、映像編集管理部31−2から映像送信部31−6等
を介して端末機60へ送信することもできる。表題を映
像情報に付されるたびに端末機60へ送信することとす
れば、表題が即座に端末機60の表示部に表示されると
ともに、この表題が選択されることで、現在撮影されか
つ編集された映像情報をタイムリーに端末機60へ送信
できる。
【0041】さらに、映像編集管理部31−2は、映像
受信部31−1からの映像情報及び編集した映像情報を
編集映像データベース31−3へ送り記憶させる。ま
た、映像編集管理部31−2は、編集映像情報データベ
ース33から取り出した映像情報を、この映像情報の表
題とともに、映像送信部31−6及び一般回線網40を
介して映像提供業者サーバ33へ送信する。
【0042】映像情報の編集には、次のような処理が含
まれる。たとえば、プロ野球の試合が撮影された映像情
報におけるホームラン,クロスプレー,三振などのワン
シーンを取り出して処理する。また、他の例としては、
音楽コンサートにおける、各曲のさびの部分や舞台の仕
掛け及び演出の優れた場面を取り出して処理する。
【0043】さらに、映像情報の編集には、ワンシーン
を取り出すだけでなく、複数の場面をつなぎ合わせるこ
と、及び同じ場面を繰り返すようにつなぐことも含む。
なお、映像情報の編集にあたり、視聴率を利用すること
もできる。また、映像情報がデジタルデータの場合は、
映像編集端末31での編集処理が可能であるが、アナロ
グデータの場合は映像編集端末31での編集処理が不可
能であるため、A/D変換後、映像編集端末31が受信
する。
【0044】映像送信部31−6は、映像情報を一般回
線網40を介して映像提供業者サーバ33へ送信する。
なお、図1において、映像送信部31−6と映像受信部
31−1とは、それぞれ別の構成としてあるが、一つの
送受信部として構成することもできる。
【0045】メール管理サーバ32は、メール管理送受
信部32−1と、メール管理部32−2と、メールデー
タベース32−3とを有している。メール管理送受信部
32−1は、映像編集端末31からの映像情報受信信号
及び映像情報の表題を受信して、メール管理部32−2
からの映像案内メールを端末機60へ送信する。
【0046】メール管理部32−2は、映像情報受信信
号の入力により、映像案内メール(速報メール)を出力
する。映像案内メールは、映像編集端末31からの映像
情報の表題を列記したものが含まれ、端末機60への送
信が可能な映像情報の一覧としての役割を果たす。
【0047】メールデータベース32−3は、映像案内
メール及び映像情報の表題などを記憶する。なお、端末
機60への映像情報の送信が可能である旨を端末機60
へ送信する方式は、電子メール(electronic
mail system)を用いたものに限らず、メ
ッセージの送信が可能でありかつ一般回線網40の種類
に適合する方式を用いることができる。
【0048】また、映像案内メールは、映像提供業者と
の間で情報提供サービスの受信契約をしたユーザが所有
する端末機60のみに送信することもできる。映像案内
メールの送信は、映像情報受信信号の受信後であって
も、一定時間間隔であってもよいが、映像情報の速報性
を重視すれば、映像情報受信信号の受信直後に端末機6
0へ自動配信されることが望ましい。
【0049】なお、メール管理サーバ32は、図1にお
いては、映像提供業者ネットワーク30に設けられてい
るが、映像提供業者ネットワーク30内に限るものでは
なく、他のネットワークあるいはインターネットサービ
スプロバイダの有するサーバコンピュータ内に設けるこ
ともできる。
【0050】また、本発明は、端末機60を利用した映
像情報の自動配信サービスを基本としているが、メール
管理サーバ32からの表題又は速報メールを受信できな
かった場合は、端末機60よりウエブページ管理サーバ
34へアクセスすることで、表題の示す最新情報を確認
することもできる。さらに、一般回線網40を介して他
の端末機からホームページへアクセスすることで、有線
系インターネットのニュースとしても利用可能である。
【0051】映像提供業者サーバ33は、映像送受信部
33−1と、映像管理部33−2と、映像データベース
33−3と、映像変換部33−4とを有している。映像
送受信部33−1は、一般回線網40を介して映像編集
端末31から映像情報及び表題を、また端末機60から
映像情報送信要求を受信する。また、映像送受信部33
−1は、データ変換された映像情報を端末機60へ送信
する。
【0052】映像管理部33−2は、映像送受信部33
−1からの映像情報及び表題を映像データベース33−
3へ送り記憶させる。また、映像管理部33−2は、映
像情報送信要求の受信により、映像情報を映像データベ
ース33−3から取り出して映像変換部33−4へ送
る。
【0053】なお、映像管理部33−2は、ウエブペー
ジ管理サーバ34がインターネットサービスプロバイダ
により所有されている場合に、そのインターネットサー
ビスプロバイダにより許可された映像情報のみをウエブ
ページ管理サーバ34へ送信することもできる。映像変
換部33−4は、端末機60における画面表示又は一般
回線網40による送信を可能とするために映像情報をデ
ータ変換する。
【0054】ウエブページ管理サーバ34は、ウエブペ
ージ送受信部34−1と、ウエブページデータベース3
4−3と、ウエブページ管理部34−2と、ウエブペー
ジ作成部34−4とを有している。ウエブページ送受信
部34−1は、映像提供業者サーバ33から映像情報を
受信し、かつ映像情報が展開されたウエブページを一般
回線網40へ送信する。
【0055】ウエブページデータベース34−3は、映
像情報の展開前及び展開後のウエブページの構成データ
を格納する。ウエブページ管理部34−2は、ウエブペ
ージデータベース34−3から展開前のウエブページの
構成データを取り出し、映像情報とともにウエブページ
作成部22へ送る。
【0056】また、ウエブページ管理部34−2は、映
像情報が展開されたウエブページの構成データをウエブ
ページデータベース34−3へ送り記憶させる。ウエブ
ページ作成部34−4は、ウエブページに映像情報を展
開してウエブページ管理部34−2へ送る。
【0057】映像情報のウエブページへの展開とは、端
末機60の表示部に表示されるウエブページの一部とし
て映像情報が表示されるように、ウエブページの構成デ
ータに映像情報の構成データを組み込むことをいう。ま
た、ウエブページにはホームページを含むものとする。
【0058】なお、ウエブページ管理サーバ34は、図
1においては、映像提供業者ネットワーク30内に設け
ることとしてあるが、映像提供業者ネットワーク30内
に限るものではなく、他のネットワークあるいはインタ
ーネットサービスプロバイダに所有されたサーバコンピ
ュータ内に設けることもできる。また、インターネット
サービスプロバイダと映像提供業者サーバ33を保有す
る会社(たとえば、映像制作会社)とは、予め映像権等
の契約を締結することにより、映像情報等の送受信を行
うものとすることができる。
【0059】また、映像提供業者ネットワーク30内の
映像編集端末31,メール管理サーバ32,映像提供業
者サーバ33及びウエブページ管理サーバ34は、一又
は二以上のサーバコンピュータ及びホストコンピュータ
により構成できる。さらに、図1において、映像提供業
者ネットワーク30内の映像編集端末31,メール管理
サーバ32,映像提供業者サーバ33及びウエブページ
管理サーバ34のそれぞれは、一つずつ設けてあるが、
各一つに限るものではなく、複数設けることもできる。
【0060】一般回線網40(通信回線)は、従来公知
の任意好適な公衆回線、商業回線又は専用回線を用いる
ことができ、かつ、それぞれが同一又は相違する通信回
線で構成することができる。また、一般回線網40は、
映像編集端末31、メール管理サーバ32、映像提供業
者サーバ33、ウエブページ管理サーバ34及び端末機
通信網50の間を無線あるいは有線で接続可能な回線で
あり、例えば、公衆回線網、専用回線網及びインターネ
ット回線網により構成することができる。
【0061】なお、通信方式は、特に限定するものでは
なく、高速データ通信であっても、現行のデータ通信で
あってもよい。ただし、本発明は、動画データを送信す
るため、高速データ通信が望ましい。また、動画データ
の高速送信が困難な場合は、複数の静止画の組合せに、
実況音声データを付して映像情報とすることもできる。
【0062】端末機通信網50は、複数の端末機60を
管轄して情報の送受信を行う。端末機60には、携帯電
話、PHS、モバイルツールなどが含まれる。なお、図
1において、端末機60は一つだけ設けてあるが、一つ
に限るものではなく、複数設けることもできる。
【0063】また、端末機60は、端末機送受信部61
と、端末機管理部62と、端末機表示部63とを有して
いる。端末機管理部62は、映像編集端末31からメー
ル管理サーバ32を介して送信されてきた映像情報の表
題を、入力するたびに端末機表示部63へ送り表示させ
る。
【0064】端末機表示部63に表示される映像案内メ
ールは、画面上、動画選択、音声選択、単価表示、デー
タ容量表示などの項目により構成されている。端末機6
0の利用者は各項目のいずれかを選択することで希望す
るデータの入手が可能となる。
【0065】また、映像情報の選択は、複数の静止画、
動画、音声等の選択を可能とする。なお、端末機60に
おけるウエブページの受信及び表示は、ウエブページが
一般回線網40を経由していることから、有線系インタ
ーネットから行うこともできる。
【0066】また、端末機60には、映像受信モードを
設けることができる。端末機60は、映像受信モードに
設定されたときに映像情報及び表題の受信を可能とす
る。端末機に映像受信モードを設けることにより、利用
者は必要なときにのみ映像受信モードを設定して映像情
報及び表題の入手することができる。このため、必要が
ないときは映像情報等が受信されないため、端末機の使
用電力を効率的に消費できる。
【0067】次に、本実施形態の映像情報配信システム
の動作について、図2を参照して説明する。同図は、本
実施形態の映像情報配信システムの動作を示す動作手順
図である。
【0068】撮影装置10において、撮影された映像情
報が、映像回線20を介して映像編集端末31へ送信さ
れる(ステップ10、ステップ12)。映像編集端末3
1の映像受信部31−1で受信された映像情報が、映像
編集管理部31−2へ送られる。
【0069】映像編集管理部31−2において、映像情
報が編集映像データベース31−3へ送られて保存され
る。また、入力部31−5における操作により映像情報
が表示部31−4へ送られて表示される。この映像情報
の表示及び入力部31−5における編集操作により、映
像情報が編集される(ステップ14)。編集後、映像情
報に表題が付される。
【0070】表題が付された映像情報が、映像編集管理
部31−2から編集映像データベース31−3へ送られ
て保存される。また、映像編集管理部31−2におい
て、映像情報に表題が付されるごとに、表題を含む映像
情報受信信号が一般回線網40を介してメール管理サー
バ32へ、映像情報が映像提供業者サーバ33へそれぞ
れ送信される(ステップ16,ステップ18)。
【0071】メール管理サーバ32のメール管理送受信
部32−1において、受信された映像情報受信信号が、
メール管理部32−2へ送られる。メール管理部32−
2において、映像情報受信信号が入力されたことによ
り、メールデータベース32−3から映像案内メールが
取り出され、メール管理送受信部32−1,一般回線網
40及び端末機通信網50を介して端末機60へ送信さ
れる(ステップ20)。
【0072】一方、映像提供業者サーバ33の映像送受
信部33−1において、受信された映像情報が、映像管
理部33−2へ送られる。映像管理部33−2において
入力された映像情報が、映像データベース33−3へ送
られ記憶される。
【0073】その後、端末機60において、映像案内メ
ールが受信されるたびに端末機表示部63で映像案内メ
ールの示す映像情報の表題が表示されると、選択映像信
号が、端末機通信網50及び一般回線網40を介して映
像提供業者サーバ33へ送信される(ステップ22)。
【0074】映像提供業者サーバ33の映像送受信部3
3−1において、受信された選択映像信号が映像管理部
33−2へ送られる。映像管理部33−2において、入
力された選択映像信号の示す映像情報が映像データベー
ス33−3から取り出され、映像変換部33−4へ送ら
れる。映像変換部33−4において、映像情報が、端末
機60における画面表示が可能なようにデータ変換され
る。
【0075】データ変換された映像情報が、映像変換部
33−4から映像送受信部33−1及び一般回線網40
を介してウエブページ管理サーバ34へ送信される(ス
テップ24)。ウエブページ管理サーバ34のウエブペ
ージ送受信部34−1で受信された映像情報がウエブペ
ージ管理部34−2へ送られる。
【0076】ウエブページ管理部34−2において、映
像情報の入力にともないウエブページデータベース34
−3から展開前のウエブページの構成データが取り出さ
れ、映像情報とともに、ウエブページ作成部34−4へ
送られる。ウエブページ作成部34−4において、入力
されたウエブページの構成データに映像情報が展開され
(ステップ26)、ウエブページ管理部34−2へ送ら
れる。
【0077】ウエブページ管理部34−2において、入
力された展開後のウエブページの構成データがウエブペ
ージデータベース34−3へ送られて保存される。ま
た、ウエブページ送受信部34−1,一般回線網40及
び端末機通信網50を介して端末機60へ送信される
(ステップ28)。端末機50において、受信された映
像情報が、端末機表示部63で画面表示される。
【0078】映像情報配信システムをこのような構成と
することで、端末機に対し、現在行われている競技等の
映像情報及びこの表題を提供できるため、利用者は、表
題の表示により競技等の状況を把握でき、かつ映像情報
をタイムリーに入手できる。また、映像提供業者は、利
用者に有用な映像情報を提供できることで、顧客の獲得
を促すことができる。
【0079】[第二実施形態]次に、本発明の映像情報
配信方法、映像情報配信システム及び記録媒体の第二の
実施形態について、図3を参照して説明する。同図は、
本実施形態の映像情報配信システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【0080】本実施形態は、第一実施形態と比較して、
映像提供業者ネットワークに広告情報管理サーバを設け
た点で相違する。他の構成要素は第一実施形態と同様で
ある。したがって、図3において、図1と同様の構成部
分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省
略する。
【0081】図3に示すように、映像情報配信システム
1は、映像提供業者ネットワーク30に広告情報管理サ
ーバ35を有している。ここで、広告情報管理サーバ3
5は、広告情報管理部35−1と、広告情報送受信部3
5−2と、広告情報データベース35−3とを有してい
る。
【0082】広告情報管理部35−1は、広告情報送受
信部35−2を介して一般回線網40から受けた広告情
報を広告情報データベース35−3へ送り記憶させる。
また、広告情報管理部35−1は、広告情報データベー
ス35−3に記憶された広告情報のうち一又は二以上の
ものを取り出し広告情報送受信部35−2へ送る。広告
情報送受信部35−2は、広告情報管理部35−1から
の広告情報を一般回線網40を介してウエブページ管理
サーバ34へ送信する。
【0083】次に、本実施形態の映像情報配信システム
の動作について、図4を参照して説明する。予め、広告
情報が、一般回線網40に接続された図示しない広告情
報提供端末から広告情報管理サーバ35へ送信されてく
る。映像編集端末31における映像情報の編集後(ステ
ップ40)、映像情報受信信号がメール管理サーバ32
へ、映像情報が映像提供業者サーバ33へそれぞれ送信
される(ステップ42、ステップ44)。
【0084】映像情報受信信号が受信されたメール管理
サーバ32において、映像案内メールが端末機60へ送
信される(ステップ46)。映像案内メールが受信され
た端末機60において、選択映像信号が映像提供業者サ
ーバ33へ送信される(ステップ48)。
【0085】選択映像受信信号が送信されてきた旨を示
す選択映像受信信号が映像提供業者サーバ33から広告
情報管理サーバ35へ送られる(ステップ50)。選択
映像受信信号が受信された広告情報管理サーバ35にお
いて、広告情報がウエブページ管理サーバ34へ送信さ
れる(ステップ54)。
【0086】ウエブページ管理サーバ34において、映
像提供業者サーバ33からの映像情報と広告情報管理サ
ーバ35からの広告情報とが受信され、それぞれが同一
のウエブページに展開され(ステップ56)、ウエブペ
ージとして端末機60へ送信される(ステップ58)。
端末機60において、受信されたウエブページに展開さ
れている映像情報及び広告情報が端末機表示部63で表
示される。
【0087】映像情報配信システムをこのような構成と
すると、端末機60で表示される映像情報に広告情報を
付加することができる。したがって、広告情報を提供し
た業者は、端末機を広告の媒体とすることができる。ま
た、端末機の利用者は、映像情報に加え、広告情報も入
手できる。さらに、映像提供業者は、映像情報に広告情
報を付加するための広告情報掲載料金を広告情報提供業
者へ請求できるなどして利益を得ることができる。
【0088】[第三実施形態]次に、本発明の映像情報
配信方法、映像情報配信システム及び記録媒体の第三の
実施形態について、図5を参照して説明する。同図は、
本実施形態の映像情報配信システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【0089】本実施形態は、第一実施形態と比較して、
端末機における映像情報の受信にともなう料金の管理を
行うために、映像提供業者ネットワークに料金管理サー
バを、映像提供業者サーバに受信料金管理部をそれぞれ
設けた点で相違する。他の構成要素は第一実施形態と同
様である。したがって、図5において、図1と同様の構
成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明
を省略する。
【0090】図5に示すように、映像情報配信システム
1は、映像提供業者ネットワーク30に料金管理サーバ
36を有している。ここで、料金管理サーバ36は、料
金管理送受信部36−1と、料金管理サーバ36−2
と、演算部36−3と、料金データベース36−4とを
有している。料金管理送受信部36−1は、端末機60
からの単価表示信号及び映像提供業者サーバ33からの
配信時間データを受信し、かつ受信料金データを端末機
60へ送信する。
【0091】料金管理サーバ36−2は、配信時間デー
タの入力により料金データベース36−4から受信料金
の単価を取り出して演算部36−3へ送る。また、料金
管理サーバ36−2は、演算部36−3からの受信料金
データを料金データベース36−4及び端末機60へ送
る。
【0092】演算部36−3は、料金管理サーバ36−
2からの配信時間データ及び受信料金の単価により受信
料金を算出する。料金データベース36−4は、受信料
金の単価データ及び受信料金データを記憶する。
【0093】映像情報配信システム1が料金管理サーバ
36を有することにより、映像提供業者サーバ33は、
受信料金管理部55を有する。受信料金管理部55は、
端末機60への映像情報の送信時間(配信時間)を測定
し、測定結果を配信時間データとして料金管理サーバ3
6へ送信する。
【0094】単価データは、映像情報の受信に係る料金
の単価を示すものである。受信料金の単価は、送信する
データ量、映像提供業者,インターネットサービスプロ
バイダ及び広告情報の提供業者との間の契約金額、動画
の価値(ユーザの要求度)等によって設定できる。受信
料金の単価の具体例としては、プロ野球の試合の映像情
報を提供する場合、スコアデータの受信及び表示が単位
時間あたり0円、映像情報が100円、映像情報及び実
況音声が200円などとすることができる。
【0095】次に、本実施形態の映像情報配信システム
の動作について、図6を参照して説明する。映像編集端
末31における映像情報の編集後(ステップ70)、映
像情報受信信号がメール管理サーバ32へ、映像情報が
映像提供業者サーバ33へそれぞれ送信される(ステッ
プ72、ステップ74)。
【0096】映像提供業者サーバ33の映像管理部33
−2において、映像情報が受信された旨を示す単価送信
依頼信号が受信料金管理部33−5へ送られる。単価送
信依頼信号が入力された受信料金管理部33−5から映
像管理部33−2及び映像送受信部33−1を介してメ
ール管理サーバ32へ単価データが送信される(ステッ
プ76)。
【0097】単価データが付加された映像案内メールが
メール管理サーバ32から端末機60へ送信される(ス
テップ78)。端末機60において、受信された映像案
内メールにより、表題が選択され、選択映像信号が映像
提供業者サーバ33へ送信される(ステップ80)。映
像提供業者サーバ33において、受信された選択映像信
号の示す映像情報がウエブページ管理サーバ34へ送信
される(ステップ82)。
【0098】ウエブページ管理サーバ34において、受
信された映像情報が展開され(ステップ84)、ウエブ
ページとして端末機60へ送信される(ステップ8
6)。このウエブページの送信が開始されると、映像提
供業者サーバ33から料金管理サーバ36へ配信時間デ
ータが送信される(ステップ88)。
【0099】その後、ウエブページの送信が終了する
と、配信時間データの送信が終了され、料金管理サーバ
36においてウエブページの配信時間及びこの配信時間
にもとづく受信料金が算出される。算出された受信料金
が端末機60へ送信され(ステップ90)、必要に応じ
画面表示される。
【0100】映像情報配信システムをこのような構成と
すれば、端末機に対し、映像情報を送信する前に、単価
データを送信できる。よって、利用者は、端末機に表示
された単価データを参照して、受信を希望する映像情報
を選択できる。また、映像情報の送信の終了後、受信料
金を端末機に送信することで、利用者は、支払うべき料
金を知ることができる。
【0101】なお、映像情報配信システム1上の映像情
報及び表題等の送受信においては、SSL及びVPN等
の暗号化技術を用い、セキュリティーの強化を図るもの
である。ただし、端末機通信網については、各キャリア
(端末機等事業者)のセキュリティーによるものであ
る。
【0102】また、以上の各実施形態における映像情報
配信システム、映像編集端末、メール管理サーバ、映像
提供業者サーバ、ウエブページ管理サーバ、広告情報管
理サーバ及び料金管理サーバのそれぞれにおける処理
は、プログラムに制御されたコンピュータにより実行さ
れる。このプログラムは、例えば、記録媒体により提供
される。
【0103】記録媒体としては、例えば、磁気ディス
ク、半導体メモリ、その他の任意の、コンピュータで読
み取り可能なものを使用することができる。また、記録
媒体に記録されたプログラムは、記録媒体を直接コンピ
ュータに装着して当該コンピュータに読み込ませても良
いし、通信回線を介してコンピュータに読み込ませても
良い。
【0104】また、本発明の映像情報配信システムは、
第一実施形態、第二実施形態及び第三実施形態のそれぞ
れにおける映像提供業者サーバを任意に組み合わせたも
のであってもよい。
【0105】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、映像編
集端末で映像情報に表題が付されるたびに、この付され
た表題が端末機へ送信されるため、利用者は、表題とし
て端末機に表示された映像情報に関する状況をいち早く
得ることができる。また、表題を、映像情報及び編集映
像情報に関する即時的な実況又は内容を表すものとする
ことにより、利用者は、端末機に表示された表題から、
映像情報に関する競技等の状況をリアルタイムに知るこ
とができる。
【0106】また、利用者は、端末機に表示された表題
を選択することで、表題に関する映像情報をタイムリー
に入手・視聴できる。このように、端末機において映像
情報及び表題の入手を可能とすることで、利用者が、外
出先にいる場合であっても、テレビやラジオを用いるこ
となく、現在行われている競技等の状況を把握し、かつ
タイムリーに撮影映像を視聴できる。
【0107】さらに、端末機に対する映像情報及びこの
表題の提供にともなう携帯端末の利便性が向上され、か
つ利用者の利用意欲の喚起が促されることで、映像提供
業者は、顧客獲得を見込むことができる。また、広告情
報管理サーバを設けることにより、映像情報に広告情報
を付して端末機へ送信できる。よって、利用者は、映像
情報に加え広告情報の入手でき、広告情報の提供者は、
端末機における宣伝効果をあげることができる。
【0108】さらに、映像提供業者ネットワークに料金
管理サーバを設け、映像情報の送信前に受信料金の単価
を端末機へ送信して表示させることで、利用者は、受信
料金の単価を参照して受信を希望する映像情報を選択で
きる。また、料金管理サーバが、映像情報の送信終了後
に受信料金の支払金額を端末機へ送信することで、利用
者は、その受信料金の支払金額を容易に知ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態における映像情報配信シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第一実施形態における映像情報配信シ
ステムの動作を示す動作手順図である。
【図3】本発明の第二実施形態における映像情報配信シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第二実施形態における映像情報配信シ
ステムの動作を示す動作手順図である。
【図5】本発明の第三実施形態における映像情報配信シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第三実施形態における映像情報配信シ
ステムの動作を示す動作手順図である。
【符号の説明】
1 映像情報配信システム 10 撮影装置 20 映像回線 30 映像提供業者ネットワーク 31 映像編集端末 31−1 映像受信部 31−2 映像編集管理部 31−3 編集映像データベース 31−4 表示部 31−5 入力部 31−6 映像送信部 32 メール管理サーバ 32−1 メール管理送受信部 32−2 メール管理部 32−3 メールデータベース 33 映像提供業者サーバ 33−1 映像送受信部 33−2 映像管理部 33−3 映像データベース 33−4 映像変換部 33−5 受信料金管理部 34 ウエブページ管理サーバ 34−1 ウエブページ送受信部 34−2 ウエブページ管理部 34−3 ウエブページデータベース 34−4 ウエブページ作成部 35 広告情報管理サーバ 35−1 広告情報管理部 35−2 広告情報送受信部 35−3 広告情報データベース 36 料金管理サーバ 36−1 料金管理送受信部 36−2 料金管理部 36−3 演算部 36−4 料金データベース 40 一般回線網 50 端末機通信網 60 端末機 61 端末機送受信部 62 端末機管理部 63 端末機表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲垣 信二 神奈川県横浜市港北区新横浜三丁目16番8 号 日本電気移動通信株式会社内 (72)発明者 大野 雄吾 神奈川県横浜市港北区新横浜三丁目16番8 号 日本電気移動通信株式会社内 Fターム(参考) 5C053 FA14 LA01 LA04 LA11 LA15 5C064 BA07 BB01 BC04 BD02 BD08

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像編集端末で編集された映像情報を、
    通信回線を利用して映像提供業者サーバから端末機へ送
    信する映像情報配信方法であって、 前記映像編集端末は、現在撮影されている前記映像情報
    を受信するとともに、この受信した映像情報を部分的に
    編集して表題を付し、かつ、この表題を付した前記編集
    映像情報を前記映像提供業者サーバへ前記通信回線を介
    して送信し、 前記端末機は、前記映像編集端末又は前記映像提供業者
    サーバから前記表題を受信して表示するとともに、表示
    した表題のうちから任意の前記編集映像情報についての
    送信要求を前記映像提供業者サーバへ送信し、 前記映像提供業者サーバは、受信した前記送信要求にも
    とづいて前記任意の編集映像情報を前記端末機へ送信す
    ることを特徴とする映像情報配信方法。
  2. 【請求項2】 前記映像編集端末が、前記表題を、前記
    映像情報に付するたびに前記端末機へ送信することを特
    徴とする前記請求項1記載の映像情報配信方法。
  3. 【請求項3】 前記表題が、前記映像情報及び/又は前
    記編集映像情報に関する即時的な実況及び/又は内容を
    表すことを特徴とする前記請求項1又は2記載の映像情
    報配信方法。
  4. 【請求項4】 前記映像編集端末及び/又は前記映像提
    供業者サーバが、前記表題とともに、この表題の示す前
    記映像情報の受信料金の単価を前記端末機へ送信するこ
    とを特徴とする前記請求項1,2又は3記載の映像情報
    配信方法。
  5. 【請求項5】 前記映像提供業者サーバが、広告情報の
    付された前記映像情報を前記端末機へ送信することを特
    徴とする前記請求項1,2,3又は4記載の映像情報配
    信方法。
  6. 【請求項6】 前記映像提供業者サーバが、前記映像情
    報の配信時間にもとづき算出された前記受信料金の請求
    金額を前記端末機へ送信することを特徴とする前記請求
    項1〜5のいずれかに記載の映像情報配信方法。
  7. 【請求項7】 前記端末機が、映像情報受信モードに設
    定されているときに、前記表題を受信して表示すること
    を特徴とする前記請求項1〜6のいずれかに記載の映像
    情報配信方法。
  8. 【請求項8】 前記端末機が、携帯端末であることを特
    徴とする前記請求項1〜7のいずれかに記載の映像情報
    配信方法。
  9. 【請求項9】 映像情報を編集する映像編集端末と、映
    像情報を保存する映像提供業者サーバと、この映像提供
    業者サーバから通信回線を利用して前記映像情報を受信
    する端末機とを有する映像情報配信システムであって、 前記映像編集端末が、 前記映像情報を部分的に編集して表題を付する映像編集
    管理部と、 前記表題を前記端末機へ、また、前記表題を付した前記
    映像情報を前記映像提供業者サーバへそれぞれ送信する
    映像送信部とを有し、 前記端末機が、 前記映像編集端末から前記表題を受信する端末機受信部
    と、 この端末機受信部から前記表題を入力し、この入力した
    表題の示す前記映像情報の送信を要求する映像情報送信
    要求を生成する端末機管理部と、 この端末機管理部で生成された前記映像情報送信要求を
    前記映像提供業者サーバへ送信する端末機送信部とを有
    し、 前記映像提供業者サーバが、 前記映像編集端末からの前記表題の付された前記映像情
    報及び前記端末機からの前記映像情報送信要求をそれぞ
    れ受信する映像受信部と、 この映像受信部からの前記映像情報を記憶する映像デー
    タベースと、 この映像データベースから前記映像情報送信要求により
    送信要求された前記映像情報を取り出す映像管理部と、 この映像管理部で取り出された前記映像情報を前記通信
    回線を介して前記端末機へ送信する映像送信部とを有す
    ることを特徴とする映像情報配信システム。
  10. 【請求項10】 前記映像提供業者サーバからの前記映
    像情報に広告情報を付して前記端末機へ送信する広告情
    報管理サーバを設けたことを特徴とする前記請求項9記
    載の映像情報配信システム。
  11. 【請求項11】 前記映像提供業者サーバに、前記映像
    情報の受信料金の単価を前記端末機へ送信する受信料金
    管理部を設けたことを特徴とする前記請求項9又は10
    記載の映像情報配信システム。
  12. 【請求項12】 前記映像提供業者サーバから前記端末
    機へ送信された前記映像情報の配信時間にもとづき前記
    映像情報の前記受信料金の請求金額を算出して前記端末
    機へ送信する料金管理サーバを設けたことを特徴とする
    前記請求項9,10又は11記載の映像情報配信システ
    ム。
  13. 【請求項13】 通信回線を利用し映像提供業者サーバ
    から端末機へ映像情報を送信するプログラムが記録され
    た記録媒体であって、 前記映像情報を送信する前に、前記映像情報の一部又は
    全部の表題の一又は二以上を映像情報リストとして前記
    端末機へ送信し、この映像情報リストの中から選択され
    た一又は二以上の前記表題を受信し、この受信した表題
    の示す前記映像情報を前記端末機へ送信する処理を前記
    映像提供業者サーバに実行させるプログラムが記録され
    たことを特徴とする記録媒体。
  14. 【請求項14】 広告情報の付された前記映像情報を前
    記端末機へ送信する処理を前記映像提供業者サーバに実
    行させるプログラムが記録されたことを特徴とする前記
    請求項13記載の記録媒体。
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