JP2002084350A

JP2002084350A - 携帯電話のフェイス面配置構造

Info

Publication number: JP2002084350A
Application number: JP2000270918A
Authority: JP
Inventors: Akihiko Usui; 昭彦臼井
Original assignee: TOOKADO KK; Tookado KK
Current assignee: TOOKADO KK; Tookado KK
Priority date: 2000-09-07
Filing date: 2000-09-07
Publication date: 2002-03-22

Abstract

(57)【要約】【課題】この発明の課題は機能操作ボタンを上方に配
置し、表示部を下方に配置することによって親指でキー
入力する場合でも不安定な状態にならず、安定的に指を
含む手のひらに携帯電話ケースを配置出来不安感無くキ
ー入力できる携帯電話のフェイス面配置構造を提供する
ものである。【解決手段】携帯電話機能が装備された短冊状の携帯
電話ケースのフェイス面の上方に表示部、下方に機能操
作ボタン群を配置した携帯電話において、前記フェイス
面の上方に文字、数字等の情報表示が上下方向に正位置
で設定された機能操作ボタン群と、この機能操作ボタン
群より下側に前記文字、数字等の情報が正位置で表示さ
れるように設けられた液晶表示部とからなることを特徴
とした携帯電話のフェイス面配置構造。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、短冊状の携帯電話の
ケースのフェイス面に配置される機能操作ボタン群と液
晶表示部との配置を改良した携帯電話のフェイス面配置
構造の改良に関する。

【０００２】

【従来の技術】最近の携帯電話には、短冊型で機能操作
ボタン群を蓋するものと、表示部と機能操作ボタン群と
が直接外部に露呈するものと、表示部と機能操作ボタン
群とが蓋に成っているいわゆるコンパクト型とがある。
しかしこのコンパクト型は使用時に開くので結局表示部
と機能操作ボタンとが外部に露呈する短冊型である。そ
して携帯電話にはメールを送受信したり、電話を送受話
したりといった様々な機能を備えるようになってきてい
る。また、携帯に便利で有るために小型で軽量で触感が
滑らかなデザインが多く採用されている。このような携
帯電話を利用する場合例えば電話を掛ける為に携帯電話
を手に平に乗せ、親指でキー入力をすることが多く見受
けられ。特に左の手の平に乗せて左の親指でキー入力す
る。つまり、左の手の平に乗せて右の指先でキー入力す
る光景は比較少ない、勿論左利きの人は右利きの逆にな
るのだが。そこで、左の手の平に乗せて左の親指でキー
入力すると、機能操作ボタンは短冊型の携帯電話の下側
に配置されているために、指から携帯電話ケースがはみ
出して不安定な状態でキー入力することが多くみられ
る。つまり、上方に表示部を配置した従来の携帯電話で
は親指でキー入力するのに携帯電話ケースが指を含む手
の平の半分以下に乗ることになり不安定であるものであ
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明の課
題は機能操作ボタンを上方に配置し、表示部を下方に配
置することによって親指でキー入力する場合でも不安定
な状態にならず、安定的に指を含む手のひらに携帯電話
ケースを配置出来不安感無くキー入力できる携帯電話の
フェイス面配置構造を提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の課題を解決する
ためにの手段は、携帯電話機能が装備された短冊状の携
帯電話ケースのフェイス面の上方に表示部、下方に機能
操作ボタン群を配置した携帯電話において、前記フェイ
ス面の上方に文字、数字等の情報表示が上下方向に正位
置で設定された機能操作ボタン群と、この機能操作ボタ
ン群より下側に前記文字、数字等の情報が正位置で表示
されるように設けられた液晶表示部とからなるものであ
り、安定的に指を含む手の平全体に携帯電話ケースの裏
側全体を包み込んで握ることができるのでキー入力が容
易でしかも安定である。

【０００５】

【作用】機能操作ボタン群が携帯電話ケースの上方に位
置するから親指が詰まった状態で操作しなくなり親指を
伸ばして操作できるのでキー操作入力が容易である、ま
た、表示部が下方に配置されても従来と同じに表示が見
やすいものである。

【０００６】

【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を添
付図面、図１に基づいて説明する。図１の１は携帯電話
ケースで携帯電話機能が装備されている。２はアンテナ
で電波の送受信の用に供するものである。この携帯電話
ケース１は短冊状で頂部に受話口３、底部に送話口４を
設定してある。そして上方側つまり受話口３側にはスイ
ッチ機能を有する機能操作ボタン群５を配置してある。
機能操作ボタン群５の各キーの頭部に書かれた文字、数
字、記号等は携帯電話ケース１の長手方向に正位置して
ある。つまり、キーの頭部の文字は短冊状の携帯電話ケ
ース１の縦方向に一致している。前記機能操作ボタン群
５の下方には液晶の表示部６が配置されていて、この表
示部６と機能操作ボタン群５とはそれぞれ携帯電話ケー
ス１の半分程を上下方向で占有して配置されるものであ
る。前記表示部６の表示に現れてくる文字、数字、記号
等は前記機能操作ボタン群５の頭部の文字、数字、記号
等と同様に正位置に設定してある。このように機能操作
ボタン群５を携帯電話ケースのフェイス面の上方に配置
することによって、左手の指を含んだ手の平にのせると
丁度親指先がフェイス面の機能操作ボタン群５の上方に
位置して親指先のキー入力を容易にするものである。こ
の場合、表示部６は手に平で隠れることがないから、入
力した文字等を容易にみることができるものである。特
に親指先で操作する場合、親指の関節を折り込んで窮屈
な状態で入力することもなくなるものである。尚、右の
手の平に乗せて右手の親指で操作しても同様効果を奏す
るものである。

【０００７】

【発明の効果】以上のように、この発明は携帯電話機能
が装備された短冊状の携帯電話ケースのフェイス面の上
方に表示部、下方に機能操作ボタン群を配置した携帯電
話において、前記フェイス面の上方に文字、数字等の情
報表示が上下方向に正位置で設定された機能操作ボタン
群と、この機能操作ボタン群より下側に前記文字、数字
等の情報が正位置で表示されるように設けられた液晶表
示部とからなるから操作の為の親指を伸びのびして操作
できるものである。特に表示部を下方に配置しても見に
くくなることもないものである等種々の効果を上げるこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の一実施形態の斜視図。

【符号の説明】

１携帯電話ケース２アンテナ３受話口４送話口５機能操作ボタン群６表示部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】携帯電話機能が装備された短冊状の携帯電
話ケースのフェイス面の上方に表示部、下方に機能操作
ボタン群を配置した携帯電話において、前記フェイス面
の上方に文字、数字等の情報表示が上下方向に正位置で
設定された機能操作ボタン群と、この機能操作ボタン群
より下側に前記文字、数字等の情報が正位置で表示され
るように設けられた液晶表示部とからなることを特徴と
した携帯電話のフェイス面配置構造。
【請求項２】携帯電話機能が装備された開くと短冊状で
コンパクトタイプの携帯電話ケースのフェイス面の上方
に表示部、下方に機能操作ボタン群を配置した携帯電話
において、前記フェイス面の上方に文字、数字等の情報
表示が上下方向に正位置で設定された機能操作ボタン群
と、この機能操作ボタン群より下側に前記文字、数字等
の情報が正位置で表示されるように設けられた液晶表示
部とからなることを特徴とした携帯電話のフェイス面配
置構造。
【請求項３】携帯電話機能が装備された短冊状の携帯電
話ケースのフェイス面の上方に表示部、下方に蓋付きの
機能操作ボタン群を配置した携帯電話において、前記フ
ェイス面の上方に文字、数字等の情報表示が上下方向に
正位置で設定された蓋付きの機能操作ボタン群と、この
機能操作ボタン群より下側に前記文字、数字等の情報が
正位置で表示されるように設けられた液晶表示部とから
なることを特徴とした携帯電話のフェイス面配置構造。
【請求項４】前記機能操作ボタンの上側の前記フェイス
面に設けられた受話口と、前記表示部の下側のフェイス
面に設けられた送話口とからなることを特徴とした前記
請求項１、２、３記載の携帯電話のフェイス面配置構
造。
【請求項５】前記携帯電話ケースの上方に設置されたア
ンテナからなることを特徴とする前記請求項１、２、３
記載の携帯電話のフェイス面配置構造。