JP2002083649A - ポジティブロック付電気コネクタ装置 - Google Patents

ポジティブロック付電気コネクタ装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一対のコネクタが嵌合されたときに短絡回路
を有する電気コネクタ装置を提供する。 【解決手段】 電気コネクタ装置1は、第1コネクタ3
と、これに嵌合し得る第2コネクタ4と、各々相互係合
し得る端子7、8、9、10とを備えている。短絡具3
4は、少なくとも一方のコネクタ4の少なくとも2つの
端子7、8間を短絡させる。ロック部2は、両コネクタ
を嵌合状態にロックするために一方のコネクタ3に可動
に取り付けられる。ロック部2とは個別で且つ独立して
いるアクチュエータ35が、短絡具34により形成され
た短絡を開放する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、電気コネ
クタに係り、より詳細には、一対のコネクタが嵌合され
たときに短絡回路を有する電気コネクタに係る。本発明
は、両コネクタを嵌合状態に確実にロックすると共に短
絡回路を開放するための独立した手段に関する。
【0002】
【従来の技術】電気コネクタは、一般に、嵌合された電
気コネクタ装置を形成するように対で使用される。2つ
のコネクタは、その2つのコネクタが嵌合されたときに
一体化される端子を実装する絶縁ハウジングを有してい
る。ある用途では、安全性の理由で少なくとも2つの端
子間を短絡するために一方のコネクタに短絡具が使用さ
れる。例えば、自動車や他の乗物は、爆発性アクチュエ
ータ又は起爆装置が設けられたエアバッグ、ベルトテン
ショナー又は他の装置に対して短絡型コネクタを使用す
る。製造又は組立作業中、或いは修理又は他の作業中
に、これらの装置が偶発的に又は意図せずに作動又は起
爆するのを防止することが強く望まれる。更に、車両本
体や他の部品に対するスポット溶接又は電気溶接作業中
のような高い誘導性ピークの場合に、エアバッグや他の
起爆装置への給電ラインに高い危険な誘起電圧が偶発的
に発生して、それら装置が予期せずに作動されることが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような短絡型電気
コネクタ装置が、例えば、米国特許第5,275,57
5号;第5,816,840号;及び第5,827,0
83号に開示されている。これら各特許は、ラッチ手段
が間に設けられた一対のコネクタを開示している。両コ
ネクタが嵌合された後にラッチ手段を強化又は確実にロ
ックするために二次的な安全機構が使用され、この安全
機構は、それに加えて、短絡回路を開放するという二重
の機能を果たす。これらの例では、システムは、不都合
にも、機械的、二次的なロック動作の機能と、短絡回路
の電気的開放の機能とを結合している。換言すれば、短
絡回路は、機械的なロックと一緒にのみ開放される。米
国特許第5,314,345号は、2つのコネクタが嵌
合されたときに短絡が自動的に開放されるシステムを開
示している。安全機構は、コネクタのロックアームを強
化するためにのみ使用される。このようなシステムは、
両コネクタが完全に又は確実にロックされる前に短絡が
開放されるために、甚だしい安全性の問題を招く。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、確実なロック
機能と短絡の開放とを互いに独立して行うシステムを提
供することにより、公知技術の種々の問題又は欠点を解
消することに向けられる。換言すれば、二次的なロック
部は、両コネクタを嵌合状態に確実にロックするのに使
用され、そして個別のアクチュエータは、コネクタ装置
の短絡を開放するのに使用される。そこで、本発明の目
的は、上記特徴の新規で且つ改良された短絡型電気コネ
クタ装置を提供することである。
【0005】本発明のコネクタ装置は、複数の第1端子
を取り付ける絶縁ハウジングを有する第1コネクタを備
えている。第2コネクタは、所定の嵌合方向に第1コネ
クタに嵌合することができ、そして両コネクタが嵌合さ
れたときに第1端子に係合し得る複数の第2端子を取り
付ける絶縁ハウジングを有している。短絡具は、第2コ
ネクタの少なくとも2つの端子間に短絡回路を形成す
る。両コネクタが嵌合されたときに両コネクタ間を相補
的に相互係合するラッチ手段が設けられる。ロック部
は、ラッチ手段の解離を防止するためにラッチ手段に作
動的に関連するよう移動できる。短絡具により形成され
た短絡回路を開放するために、アクチュエータが設けら
れる。このアクチュエータは、ロック部とは個別で且つ
独立している。
【0006】本発明の新規な特徴は、個別のアクチュエ
ータが個別のロック部をその作動位置へ自動的に移動さ
せることである。特に、アクチュエータは、第1コネク
タのハウジングにおいて所定の経路に可動に取り付けら
れる。ロック部の少なくとも一部分は、その移動経路に
配置される。それ故、短絡回路を開放するようにアクチ
ュエータが移動すると、ロック部はその作動位置に自動
的に移動する。ロック部は、嵌合方向にほぼ平行に移動
してラッチ手段と作動的関連状態になるように第1コネ
クタのハウジングに可動に取り付けられる。アクチュエ
ータは、嵌合方向にほぼ平行に移動して短絡を開放する
ように第1コネクタのハウジングに可動に取り付けられ
る。
【0007】好適な実施形態では、ラッチ手段は、嵌合
方向の横方向に離間された一対のラッチアームを備えて
いる。ロック部は、ラッチアームをバックアップするロ
ック関連状態へと移動できる一対のロックアームを形成
するようにほぼU字型にされている。ロックアームは、
第1コネクタのハウジングにロック部の前ロック位置を
形成する。更に、アクチュエータを短絡開放位置に保持
するために、アクチュエータと第1コネクタとの間には
相補的な相補係合保持手段が設けられる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の好適な実施形態を詳細に説明する。先ず、図1ない
し3を参照すれば、本発明の電気コネクタ組立体1は、
二次的ロック部2を使用する。コネクタ装置1は、第1
コネクタ3と、第2コネクタ4とを備えている。第1コ
ネクタ3は、第2コネクタ4に嵌合方向Xに嵌合するこ
とができる。嵌合中に、第1コネクタ3の柱状の取付ポ
スト5(図3)が第2コネクタ4のリセプタクル6に挿
入される。これらリセプタクル6及び取付ポスト5(図
13)は、非円形断面を有していて、極性を与えると共
に、両コネクタが正しい角度方向に嵌合されるよう確保
する。
【0009】コネクタ装置1の第2コネクタ4は、リセ
プタクル6へと上方に突出する一対のピン端子7及び8
(図3)を取り付ける絶縁ハウジング4aを備えてい
る。ピン端子7及び8は、第1コネクタ3の一対のソケ
ット端子9及び10に嵌合することができる。ソケット
端子9及び10は、両コネクタが嵌合されるときに第1
コネクタ3の取付ポスト5へと下方に突出する。ソケッ
ト端子9及び10は、給電ライン13の適当な導体に接
続するための圧着部分11及び12を有する。本質的
に、給電ライン13は、第1コネクタ3の端子9及び1
0をエアバッグユニットの電子回路に接続する。第2コ
ネクタ4をエアバッグ(図示せず)に永久的に取り付け
ることもできるし、或いはピン端子6及び7をエアバッ
グの起爆装置に接続することもできる。
【0010】コネクタ装置1の第1コネクタ3は、互い
にスナップ係合される2部分絶縁ハウジング14及び1
5を備え、該ハウジングは、給電ライン13を包囲する
ためのストレインレリーフ部分16を含む。ハウジング
部分14のストレインレリーフ部分16は、給電ライン
を把持するための複数の歯16aを含む。静電位を放電
するために、インダクタ、フェライト又はフェライトコ
アコイル17が端子9及び10に接続される。それとは
別に又はそれに加えて、最適な信号送信を助成するため
に、キャパシタや他の回路(図示せず)が設けられても
よい。以下に述べる目的で、二次的ロック部2は、図3
から明らかなように、ほぼU字型である。このU字型ロ
ック部2は、一対のほぼ平行なロックアーム18を形成
し、これらロックアームは、一対の外方に突出するロッ
クフック20で終わる。この二次的ロック部2は、ロッ
クアーム18及びロックフック20を先ずハウジング部
分15の一対のチャンネル24に挿入し、次いで、ハウ
ジング部分14の一対の整列されたチャンネル26に挿
入することにより、嵌合方向Xにほぼ平行に第1コネク
タ3に取り付けることができる。換言すれば、ハウジン
グ部分14のチャンネル26は、ハウジング部分15の
チャンネル24の連続部分を形成する。図13を参照す
れば、チャンネル26がハウジング部分14の底を通過
していることが明らかである。
【0011】更に、図13を参照すれば、一対のラッチ
アーム28がハウジング部分14の底から突出し、そし
て一対の外方に突出するラッチフック29で終わる。ハ
ウジング部分14は、プラスチック材料で一体成形する
ことができ、そしてラッチアーム28は、それと一体的
に成形される。ラッチアーム28は、外部チャンネル2
6の中間に配置され、そしてラッチアーム28のラッチ
フック29に欠切領域30が形成される。この欠切領域
30は、チャンネル26に整列される。図9は、第1コ
ネクタ3が第2コネクタ4に嵌合された状態を示す。嵌
合時には、第1コネクタ3の取付ポスト5が第2コネク
タ4のリセプタクル6に入るだけでなく、ラッチアーム
28及びラッチフック29もリセプタクル6の側壁付近
でリセプタクル6に入る。完全に嵌合されると、一体成
形されたプラスチックラッチアーム28のラッチフック
29は、第2コネクタ4のリセプタクル6の内壁に形成
されたラッチくぼみ32(図9)にスナップラッチ係合
する。ラッチくぼみ32内におけるラッチフック29の
相互係合は、「ラッチ」機能であり、確実なロック機能
ではない。換言すれば、ラッチフック29がラッチくぼ
み32から外れることにより両コネクタの嵌合が解除す
ることがある。
【0012】図4、5、7及び9は、二次的ロック部2
をその前ラッチ位置で示している。この位置では、ロッ
クアーム18は、ハウジング部分15及び14のチャン
ネル24及び26に各々入っているが、第1コネクタ3
のラッチアーム28の後方でそれをバックアップするロ
ック係合状態へと移動していない。換言すれば、二次的
ロック部2がその前ラッチ位置にある状態では、上述し
たように両コネクタの嵌合が外れ得る。コネクタ3及び
4をその嵌合位置又は嵌合状態に確実にロックするため
に、二次的ロック部2は、図12に最も良く示すその最
終ロック位置又は作動位置へ嵌合方向に移動される。ロ
ック部2を第1コネクタ3の上部に押し付けると、ロッ
ク部2のロックアーム18が嵌合方向に更に移動し、や
がて、ロックフック20が、第2コネクタ4のくぼみ3
2内にラッチされたラッチアーム28の底面にスナップ
係合する。換言すれば、ロック部2のロックアーム18
は、ラッチアーム28に対する二次的な即ち確実なロッ
ク手段を形成する。図12と共に図13を参照すれば、
二次的ロック部2のロックアーム18の遠方端における
ロックフック20が、ラッチアーム28のラッチフック
29における欠切領域30(図13)にスナップロック
係合することが理解できよう。本質的に、取付ポスト5
とロックアーム18との間には、ラッチアーム28及び
ロックアーム18の両方がロック位置から移動できるに
充分なスペースがない。これで、両コネクタは、二次的
ロック部2がその前ラッチ位置に戻されるか又は完全に
取り外された場合にしか嵌合解除できない。
【0013】以上の説明から明らかなように、二次的ロ
ック部2の動作及び機能は、コネクタ装置の電気的機能
とは完全に独立している。特に、短絡具34(図2、
7、8及び11)は、機械的作用又はバネ作用のもとで
ピン端子7及び8を各々支持する一対の結合されたコン
タクト素子36及び37を備えている。短絡具34は、
2つのピン端子を電気的に接続してそれらの間に短絡を
形成するために導電性のシートメタルバネ材料で型抜き
成形されるのが好ましい。短絡具34により形成された
短絡を開放するために、アクチュエータ35には細長い
フィンガー39が設けられ、これは、第1コネクタ3の
チャンネル40に挿入することができる。アクチュエー
タ35は、それとハウジング部分14との間に一体成形
されたプラスチックストリップ42によってハウジング
部分14に一体的に接続される。換言すれば、プラスチ
ックストリップ42は、アクチュエータ35と第1コネ
クタ3との間の「リビングヒンジ」として働く。アクチ
ュエータ35の両側には、一対の一体成形されたラッチ
44が形成される。
【0014】図1ないし7は、アクチュエータ35を完
全な不作動位置で示している。プラスチックストリップ
42は、非常に柔軟であり、それ故、図1ないし3及び
図5ないし7は、この柔軟なストリップ42を上方に曲
げた状態で示し、一方、図4は、ほぼ水平の状態で示し
ている。図8及び9は、アクチュエータ35が経路Yに
沿って前ロック位置へ移動即ち枢着回転された状態を示
している。この位置では、アクチュエータ35が二次ロ
ック部2に重畳することが明らかである。換言すれば、
二次ロック部2は、アクチュエータ35の移動経路Yに
存在する。又、特に図8から明らかなように、フィンガ
ー39は、第2コネクタ4のリセプタクル6の内部にお
いてチャンネル40に完全に挿入されている。フィンガ
ー39は、短絡具34のコンタクト素子36及び37に
隣接する。しかしながら、アクチュエータ35のこの前
ロック位置では、コンタクト素子36及び37がピン端
子7及び8に依然係合して、短絡具34により形成され
た短絡を維持している。
【0015】図11は、アクチュエータ35が、図8の
前ロック位置から、短絡具34により形成された短絡を
開放する最終作動ロック位置へと移動された状態を示し
ている。特に、アクチュエータ35のフィンガー39
は、短絡具34のコンタクト素子36に係合し、コンタ
クト素子36を各ピン端子7又は8との導電性係合から
解除することが明らかである。或いは又、フィンガー3
9は、両コンタクト素子36及び37に係合して、それ
らを2つのピン端子7及び8との導電性係合から完全に
解除することもできる。アクチュエータ35の最終ロッ
ク位置では、アクチュエータ35の両側のラッチ44
(図4)が、第1コネクタ3のハウジング部分15の領
域46において適当なラッチ肩部に係合する。この係合
は、短絡具34により形成された短絡を開放する最終作
動位置にアクチュエータ35を保持するための保持手段
をアクチュエータ35と第1コネクタ3との間に形成す
る。
【0016】最終的に、上述したように、二次的ロック
部2は、アクチュエータ35の移動経路に配置される。
それ故、アクチュエータ35は、上述したように、その
最終作動ロック位置へ移動されると、図12に最も良く
示すように、二次的ロック部2の上部に係合し、該ロッ
ク部2をその最終ロック位置へ駆動する。それ故、短絡
具34により形成された短絡を開放するようにアクチュ
エータ35を移動すると、ロック部2は、その最終ロッ
ク位置へ自動的に移動する。従って、コネクタが嵌合状
態に確実にロックされない状態でエアバッグ、ベルトテ
ンショナー等が意図せずに起爆することを安全に回避で
きる。
【0017】アクチュエータ35とは個別の独立した二
次的ロック部2を設けることにより、短絡を開放するプ
ロセスが、コネクタ装置の機械的ロック動作から切り離
される。従って、短絡を開放せずに嵌合コネクタが前嵌
合及びロック状態にされて予め前組み立てされたシステ
ムを製造し、搬送しそして組み込むことが可能となる。
短絡を維持することで、システムに印加又は誘起された
電圧がエアバッグの予期せぬ起爆を生じることが容易に
防止できる。又、設置や修理作業の場合にも同じことが
言える。というのは、電気的サブ組立体を完全に解体し
なくても、即ちラインが切断された事故の後でも、短絡
を確認できるからである。例えば、二次的ロック部2の
操作とは完全に独立して、短絡を開放するアクチュエー
タ35を単に操作するだけで、エアバッグを再び安全に
短絡し又は時々不作動にすることができる。これは、短
絡の開放と同時に機械的な二次的ロックが閉じることで
のみ安全性が与えられた公知技術とは全く対照的であ
る。本発明は、その精神及び範囲から逸脱せずに他の特
定の形態でも実施できることが理解されよう。それ故、
上述した実施形態は、本発明を単に例示するものに過ぎ
ず、従って、本発明は、これに限定ず、特許請求の範囲
のみによって限定されることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気コネクタ装置の分解斜視図で
ある。
【図2】図1と同様の図であるが、図1の位置に対して
180°回転して示した図である。
【図3】コネクタ装置をその側部から見た別の分解斜視
図である。
【図4】両コネクタが嵌合され、ロック部が前ラッチ位
置にありそしてアクチュエータが不作動位置にある状態
のコネクタ装置の側面図である。
【図5】図4のコネクタ装置の上面図で、アクチュエー
タがその作動位置に向かって部分的に移動した状態を示
す図である。
【図6】図4の左端に向かって見た拡大端面図である。
【図7】図5の7−7線に沿った縦断面図である。
【図8】図7と同様であるが、アクチュエータがロック
部の上の前ラッチ位置へ移動された状態を示す拡大図で
ある。
【図9】図5の9−9線に沿った拡大断面図で、アクチ
ュエータを図8の位置で示した図である。
【図10】ロック部及びアクチュエータがそれらの最終
作動位置にある状態におけるコネクタ装置の上面図であ
る。
【図11】図10の11−11線に沿った拡大縦断面図
である。
【図12】図10及び11の12−12線に沿った拡大
縦断面図である。
【図13】第1コネクタの絶縁ハウジングを下から見た
斜視図である。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の第1端子9、10を取り付ける絶
    縁ハウジング14、15を有する第1コネクタ3と、 所定の嵌合方向Xに上記第1コネクタ3に嵌合し得る第
    2コネクタ4であって、両コネクタが嵌合されたときに
    上記第1端子9、10に係合し得る複数の第2端子7、
    8を取り付ける絶縁ハウジング4aを有している第2コ
    ネクタ4と、 少なくとも一方のコネクタ4の少なくとも2つの端子
    7、8間を短絡するための短絡具34と、 第1及び第2のコネクタ3、4が嵌合されたときにそれ
    らコネクタ間を相補的に相互係合するラッチ手段28、
    29、32と、 上記ラッチ手段28、29、32の解離を防止するため
    にそれに作動的に関連するよう移動できるロック部2
    と、 上記ロック部2とは個別で且つ独立しており、上記短絡
    具34により形成された短絡を開放するためのアクチュ
    エータ35と、を備えたことを特徴とする電気コネクタ
    装置1。
  2. 【請求項2】 上記アクチュエータ35は、第1コネク
    タ3のハウジングにおいて所定経路Yに移動可能に取り
    付けでき、そして上記ロック部2の少なくとも一部分
    は、上記経路Yに配置され、これにより、アクチュエー
    タ35が短絡を開放するように移動すると、ロック部2
    が自動的に作動位置に移動する請求項1に記載の電気コ
    ネクタ装置。
  3. 【請求項3】 上記ロック部2は、上記嵌合方向Xにほ
    ぼ平行に移動して上記ラッチ手段28、29、32と作
    動的関連状態になるように、第1コネクタ3のハウジン
    グに移動可能に取り付けられる請求項1に記載の電気コ
    ネクタ装置。
  4. 【請求項4】 上記アクチュエータ35は、上記嵌合方
    向Xにほぼ平行に移動して短絡を開放するように、第1
    コネクタ3のハウジングに移動可能に取り付けられる請
    求項1に記載の電気コネクタ装置。
  5. 【請求項5】 上記ロック部2は、上記嵌合方向Xにほ
    ぼ平行に移動して上記ラッチ手段28、29、32と作
    動的関連状態になるように、第1コネクタ3のハウジン
    グに移動可能に取り付けられる請求項4に記載の電気コ
    ネクタ装置。
  6. 【請求項6】 上記ラッチ手段28、29、32は、上
    記嵌合方向Xの横方向に離間された一対のラッチアーム
    28を備え、そして上記ロック部2は、そのラッチアー
    ム28をバックアップするロック関連状態へと移動でき
    る一対のロックアーム18を形成するようにほぼU字型
    である請求項1に記載の電気コネクタ装置。
  7. 【請求項7】 上記ロックアーム18は、第1コネクタ
    3のハウジングにロック部2の前ロック位置を形成する
    請求項6に記載の電気コネクタ装置。
  8. 【請求項8】 上記アクチュエータ35を短絡開放位置
    に保持するために上記アクチュエータ35と第1コネク
    タ3との間に相補的相互係合保持手段44を備えた請求
    項1に記載の電気コネクタ装置。
  9. 【請求項9】 第1コネクタ3のハウジングにロック部
    2の前ロック位置を形成するための手段20をロック部
    2に備えた請求項1に記載の電気コネクタ装置。
  10. 【請求項10】 複数の第1端子9、10を取り付ける
    絶縁ハウジング14、15を有する第1コネクタ3と、 所定の嵌合方向Xに上記第1コネクタ3に嵌合し得る第
    2コネクタ4であって、両コネクタが嵌合されたときに
    上記第1端子9、10に係合し得る複数の第2端子7、
    8を取り付ける絶縁ハウジング4aを有している第2コ
    ネクタ4と、 少なくとも一方のコネクタ4の少なくとも2つの端子
    7、8間を短絡するための短絡具34と、 上記短絡具34により形成された短絡を開放するため
    に、所定経路Yに移動するように第1コネクタ3に取り
    付けられたアクチュエータ35と、 両コネクタを嵌合状態にロックするために第1コネクタ
    3に移動可能に取り付けられたロック部2とを備え、該
    ロック部2の少なくとも一部分は、アクチュエータ35
    の上記移動経路Yに配置され、これにより、アクチュエ
    ータ35が短絡を開放するように移動すると、ロック部
    2が自動的に作動位置に移動することを特徴とする電気
    コネクタ装置1。
  11. 【請求項11】 アクチュエータ35の上記移動経路Y
    は、上記嵌合方向にほぼ平行である請求項10に記載の
    電気コネクタ装置。
  12. 【請求項12】 上記ロック部2は、上記嵌合方向Xに
    ほぼ平行に移動して上記ラッチ手段28、29、32と
    作動的関連状態になるように、第1コネクタ3のハウジ
    ングに移動可能に取り付けられる請求項10に記載の電
    気コネクタ装置。
  13. 【請求項13】 アクチュエータ35の上記移動経路Y
    は、上記嵌合方向にほぼ平行である請求項12に記載の
    電気コネクタ装置。
  14. 【請求項14】 上記ラッチ手段28、29、32は、
    上記嵌合方向Xの横方向に離間された一対のラッチアー
    ム28を備え、そして上記ロック部2は、そのラッチア
    ーム28をバックアップするロック関連状態へと移動で
    きる一対のロックアーム18を形成するようにほぼU字
    型である請求項10に記載の電気コネクタ装置。
  15. 【請求項15】 上記ロックアーム18は、第1コネク
    タ3のハウジングにロック部2の前ロック位置を形成す
    る請求項14に記載の電気コネクタ装置。
  16. 【請求項16】 上記アクチュエータ35を短絡開放位
    置に保持するために上記アクチュエータ35と第1コネ
    クタ3との間に相補的相互係合保持手段44を備えた請
    求項10に記載の電気コネクタ装置。
  17. 【請求項17】 第1コネクタ3のハウジングにロック
    部2の前ロック位置を形成するための手段20をロック
    部2に備えた請求項10に記載の電気コネクタ装置。
  18. 【請求項18】 複数の第1端子9、10を取り付ける
    絶縁ハウジング14、15を有する第1コネクタ3と、 所定の嵌合方向Xに上記第1コネクタ3に嵌合し得る第
    2コネクタ4であって、両コネクタが嵌合されたときに
    上記第1端子9、10に係合し得る複数の第2端子7、
    8を取り付ける絶縁ハウジング4aを有している第2コ
    ネクタ4と、 少なくとも一方のコネクタ4の少なくとも2つの端子
    7、8間を短絡するための短絡具34と、 両コネクタを嵌合状態にロックするために第1コネクタ
    3に移動可能に取り付けられたロック部2と、 上記ロック部2とは個別で且つ独立しており、上記短絡
    具34により形成された短絡を開放するためのアクチュ
    エータ35と、を備えたことを特徴とする電気コネクタ
    装置1。
  19. 【請求項19】 上記アクチュエータ35は、第1コネ
    クタ3のハウジングにおいて所定経路Yに移動可能に取
    り付けでき、そして上記ロック部2の少なくとも一部分
    は、上記経路Yに配置され、これにより、アクチュエー
    タ35が短絡を開放するように移動すると、ロック部2
    が自動的に作動位置に移動する請求項18に記載の電気
    コネクタ装置。
  20. 【請求項20】 第1コネクタ3のハウジングにロック
    部2の前ロック位置を形成するための手段20をロック
    部2に備えた請求項18に記載の電気コネクタ装置。
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