JP2002082857A - 情報提供システム、情報提供装置および記録媒体 - Google Patents

情報提供システム、情報提供装置および記録媒体

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JP2002082857A
JP2002082857A JP2000271169A JP2000271169A JP2002082857A JP 2002082857 A JP2002082857 A JP 2002082857A JP 2000271169 A JP2000271169 A JP 2000271169A JP 2000271169 A JP2000271169 A JP 2000271169A JP 2002082857 A JP2002082857 A JP 2002082857A
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information
mail
position information
portable terminal
gps
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JP2000271169A
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English (en)
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Yuichi Dainumata
裕一 大沼田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末のユーザに対して、よりきめ細かな
サービスや情報などを提供する。 【解決手段】 事業者サーバ1は、GPSメール自動応
答端末5から定期的に送信されるGPSメールに基づい
て、該GPSメール自動応答端末5の位置を地図データ
上にアイコン化し、携帯端末20へ送信する。携帯端末
20は、GPSメール自動応答端末5に対して、位置情
報が添付されたGPSメールを所定の時間間隔で送信す
る。GPSメール自動応答端末5は、固定店舗あるいは
移動店舗などに設置され、上記携帯端末20からのGP
Sメールを受信し、該GPSメールに添付された位置情
報に基づいて、店舗の広告やサービス内容などを、随
時、携帯端末20に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報提供システ
ム、情報提供装置および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯電話、PHS端末などの
携帯端末において、GPS(Global Positioning Syste
m)を用いて位置情報を取得し、該位置情報を電子メー
ルに添付して相手端末に送付して相手との相対位置を表
示させるシステムが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯端末の
現在位置を示す位置情報、もしくは携帯端末のユーザに
何らかのサービスや情報などを提供する情報提供者の現
在位置を示す位置情報を、双方で交換することで、携帯
端末のユーザおよび情報提供者に対して、よりきめ細か
なサービスや情報などを提供できる可能性がある。しか
しながら、従来技術では、既知の特定対象者との間での
み、位置情報を交換することを前提としており、既知で
ない第3者との位置情報交換については配慮されていな
いという問題があった。
【0004】そこで本発明は、携帯端末のユーザに対し
て、よりきめ細かなサービスや情報などを提供すること
ができる情報提供システム、情報提供装置および記録媒
体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による情報提供システムは、ユーザに
携帯された携帯端末に対して、情報提供者から提供され
る公開情報を、ネットワークを介して提供する情報提供
システムであって、前記携帯端末から送信される、自身
の位置を示す位置情報が添付された位置情報発信メール
を受信する受信手段と、前記情報提供者から提供される
複数の公開情報を蓄積する蓄積手段と、前記受信手段に
より受信される前記携帯端末からの位置情報発信メール
に添付された位置情報に基づいて、前記蓄積手段に蓄積
されている公開情報を前記携帯端末に電子メールにより
送信する情報提供手段とを具備することを特徴とする。
【0006】また、好ましい態様として、例えば請求項
2記載のように、請求項1記載の情報提供システムにお
いて、自身の位置を示す位置情報を取得する位置情報取
得手段と、前記位置情報取得手段により取得された位置
情報を添付した位置情報発信メールを定期的に発信する
位置情報発信メール送信手段と、前記位置情報発信メー
ル送信手段から発信される位置情報発信メールに添付さ
れた位置情報に基づいて、前記情報提供装置の位置を地
図データ上に明示化して前記携帯端末に送信する地図デ
ータ送信手段とを具備するようにしてもよい。
【0007】また、上記目的達成のため、請求項3記載
の発明による情報提供装置は、ユーザに携帯された携帯
端末に対して、情報提供者から提供される公開情報を、
ネットワークを介して提供する情報提供装置であって、
前記携帯端末から送信される、自身の位置を示す位置情
報が添付された位置情報発信メールを受信する受信手段
と、前記情報提供者から提供される複数の公開情報を蓄
積する蓄積手段と、前記受信手段により受信される前記
携帯端末からの位置情報発信メールに添付された位置情
報に基づいて、前記蓄積手段に蓄積されている公開情報
を前記携帯端末に電子メールにより送信する情報提供手
段とを具備することを特徴とする。
【0008】また、好ましい態様として、例えば請求項
4記載のように、請求項3記載の情報提供装置におい
て、当該情報提供装置は、移動可能であって、前記情報
提供者により公開情報が入力される入力手段を具備する
ようにしてもよい。
【0009】また、好ましい態様として、例えば請求項
5記載のように、請求項4記載の情報提供装置におい
て、前記携帯端末から送信される位置情報発信メールに
添付された位置情報に基づいて、地図データ上に前記携
帯端末の位置を表示する表示手段を具備するようにして
もよい。
【0010】また、好ましい態様として、例えば請求項
6記載のように、請求項4記載の情報提供装置におい
て、自身の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得
手段と、前記位置情報取得手段により取得された位置情
報を添付した位置情報発信メールを定期的に発信する位
置情報発信メール送信手段とを具備ようにしてもよい。
【0011】また、上記目的達成のため、請求項7記載
の発明による情報提供方法は、ユーザに携帯された携帯
端末に対して、情報提供者から提供される公開情報を、
ネットワークを介して提供する情報提供方法であって、
前記携帯端末から送信される位置情報発信メールに添付
された、前記携帯端末の位置情報に基づいて、前記情報
提供者から提供される公開情報を前記携帯端末に電子メ
ールにより送信することを特徴とする。
【0012】また、好ましい態様として、例えば請求項
8記載のように、請求項7記載の情報提供方法におい
て、前記情報提供者の位置を示す位置情報に基づいて、
前記情報提供者の位置を地図データ上に明示化して前記
携帯端末に送信するようにしてもよい。
【0013】また、上記目的達成のため、請求項9記載
の発明による記録媒体は、ユーザに携帯された携帯端末
から送信される、自身の位置を示す位置情報が添付され
た位置情報発信メールを受信するステップと、前記携帯
端末からの位置情報発信メールに添付された位置情報に
基づいて、情報提供者から提供される公開情報を前記携
帯端末に電子メールにより送信するステップとを含む情
報配信プログラムを記録したことを特徴とする。
【0014】また、好ましい態様として、例えば請求項
10記載のように、請求項9記載のコンピュータ読み取
り可能な記録媒体において、前記情報提供者の位置を示
す位置情報を取得するステップと、前記位置情報を添付
した位置情報発信メールを定期的に発信するステップ
と、前記位置情報発信メールに添付された位置情報に基
づいて、前記情報提供者の位置を地図データ上に明示化
して前記携帯端末に送信するステップとを含むようにし
てもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。なお、以下GPSによる位置情
報が付加されたメール(1.端末から端末へ直接メール
を送信するpeer-to-peer型、2.メールサーバを介して
相手端末へ間接的にメールを送信するpush-pull型)を
GPSメールとする。 A.第1実施形態 A−1.第1実施形態の構成 図1は、本発明の第1実施形態によるシステム全体の構
成を示すブロック図である。図において、事業者サーバ
1は、後述するGPSメール自動応答端末5から定期的
に送られてくるGPSメールに添付された位置情報に基
づいて、GPSメール自動応答端末5の所在地(現在位
置)を地図データ上にアイコン表示させ、携帯端末20
に対して送信するようになっている。該事業者サーバ1
は、顧客情報蓄積部2、地図データ蓄積部3およびWe
bサーバ4を備えている。顧客情報蓄積部2は、情報提
供者に関する情報(位置情報、アイコンなど)を蓄積し
ている。地図データ蓄積部3は、サービス提供地域の地
図データを蓄積している。Webサーバ4は、上述した
ように、GPSメール自動応答端末5の所在地(現在位
置)を地図データ上にアイコン表示させ、HTMLなど
のマークアップ言語により記述したWebページとし
て、インターネットなどのネットワーク40を介して、
アクセスしてきた携帯端末20に送信するようになって
いる。
【0016】次に、GPSメール自動応答端末5は、サ
ービス事業者との間で所定の契約・登録した情報提供者
の指定した場所(店舗など)に設置される。該GPSメ
ール自動応答端末5は、アンテナ6、通信部7、GPS
部8、GPSメール作成部9、タイマ10、キー入力部
11、表示部12およびコンテンツ蓄積部13を備えて
いる。GPS部8は、米国国防省が打ち上げた測地衛星
(NAVSTAR:現在は24個が地球を周回している)のう
ち、少なくとも4個程度(それ以下でもよいが精度が低
下する)の測地衛星から発信する電波(1.22760G/1.57
542GHz)をGPSアンテナ(図示略)により受信し、電
波の位相(受信タイミングの違い)を計算し、受信者と
人工衛星の間で三角測量を行うことで現在位置の緯度・
経度(・高度)情報からなる位置情報を取得する。
【0017】コンテンツ蓄積部13は、情報提供者がキ
ー入力部11から入力し、携帯端末20に対して公開す
る情報を蓄積している。GPSメール作成部9は、コン
テンツ蓄積部13に蓄積されている各種情報を携帯端末
20へ送信するためのGPSメールを作成する。また、
GPSメール作成部9は、上記事業者サーバ1に起動時
から定期的に送信する、GPS部8により取得された位
置情報を添付したGPSメールを作成する。タイマ10
は、携帯端末20からの情報提供要求が確立した後、自
動的に起動し、上記GPSメール作成部9によるメール
作成(もしくはメール送信)タイミングを制御する。す
なわち、GPSメール作成部9は、タイマ10による計
時に基づいて、所定の時間間隔で、各種情報が記載され
たGPSメールを、携帯端末20に送信するようになっ
ている。通信部7は、上記GPSメールをアンテナ6に
より近傍の無線基地局30に送信する一方、携帯端末か
らのGPSメールを、無線基地局30を介して受信す
る。キー入力部11は、情報提供者による公開情報など
の入力を行う。表示部12は、公開情報の入力時におけ
る編集画面を表示したり、携帯端末20の現在位置を地
図データ上にアイコン化して表示したりする。
【0018】次に、携帯端末20は、ユーザに携帯さ
れ、バッテリにより駆動される、携帯電話、PHS端
末、または携帯情報端末などであって、液晶表示部やダ
イヤルキー等、通常の電話機と同様の機能を備えてい
る。該携帯端末20は、無線によって、公衆基地局30
と交信することにより、通信回線網40を介して通話や
データ通信を行う。また、携帯端末20は、上述した地
図データを表示するためのブラウザソフトウェアを動作
させたり、電子メールを表示したりすることが可能な端
末である。また、携帯端末20は、上述したGPSメー
ル自動応答端末5と同様に、GPSを用いて自身の位置
情報を取得する機能を有し、既知の相手に加えて、既知
でない第3者(この場合、GPSメール自動応答端末)
に対しても、位置情報を添付したGPSメールを送信す
るようになっている。
【0019】ネットワーク40は、全国に張り巡らされ
た通常のアナログ電話回線網、あるいは専用のデジタル
回線網と、該回線網と相互接続されたインターネットな
どのネットワークとからなる。次に、公衆基地局30
は、通信回線網に所定間隔で設置され、それぞれ自身を
中心とした半径数百メートルのサービスエリア(電波到
達可能範囲:通信圏)を有し、該サービスエリア内に存
在する携帯端末20を無線で通信回線網に接続する中継
局である。
【0020】A−2.第1実施形態の動作 次に、上述した第1実施形態の動作について説明する。 (1)GPSメール自動応答端末の設置 まず、GPSメール自動応答端末の設置時の動作につい
て説明する。ここで、図2は、GPSメール自動応答端
末の設置時の動作を説明するためのフローチャートであ
る。情報提供者は、サービス事業者と契約し、GPSメ
ール自動応答端末5を入手する(ステップS10)。次
に、入手したGPSメール自動応答端末5を店舗などの
所定の場所に設置し(ステップS12)、所定操作(例
えば、電源オン、接続キー等)により事業者サーバ1へ
接続する(ステップS14)。GPSメール自動応答端
末5は、まず、事業者サーバ1に対してIP発行要求を
送信する(ステップS16)。このとき、GPSメール
自動応答端末5は、キー入力部11から入力された顧客
情報(氏名、住所、電話番号など)を送信する。
【0021】事業者サーバ1は、IP発行要求があった
か否かを判断し(ステップS30)、GPSメール自動
応答端末5からIP発行要求があった場合には、顧客情
報を顧客情報蓄積部2に登録し(ステップS32)、そ
の後、IP発行要求に対してIPアドレスを発行し(ス
テップS34)、IP通知とともにGPSメール自動応
答端末5へ送信する(ステップS36)。
【0022】次に、GPSメール自動応答端末5は、事
業者サーバ1から発行された、IPアドレスを含むIP
通知を受信して設定する(ステップS18)。情報提供
者は、次に、キー入力部11から公開する情報を入力し
てコンテンツを作成し、コンテンツ蓄積部13に蓄積
(登録)する(ステップS20)。
【0023】(2)GPSメール自動応答端末の通常動
作 次に、GPSメール自動応答端末の通常動作について説
明する。ここで、図3は、GPSメール自動応答端末の
通常動作を説明するためのフローチャートである。上述
したGPSメール自動応答端末5は、ユーザによる所定
の操作により、コンテンツの公開開始が指示されたか否
かを判断しており(ステップS40)、公開開始が指示
されると、定期的にGPSメールを事業者サーバ1へ送
信する(ステップS42)。これに対して、事業者サー
バ1では、GPSメール自動応答端末5から定期的に送
信されるGPSメールを受信したか否かを判断しており
(ステップS50)、GPSメールを受信すると、随
時、顧客情報蓄積部2に保持されているGPSメール自
動応答端末5の位置情報を更新する(ステップS5
2)。これにより、事業者サーバ1では、リアルタイム
で、GPSメール自動応答端末5の位置情報を取得する
ことができる。ゆえに、携帯端末20に対して提供する
地図データ上に正確に位置を表示させることが可能とな
る。
【0024】(3)サービス提供時の動作 次に、サービス提供時における携帯端末、サーバ、自動
応答端末の動作について説明する。ここで、図4は、サ
ービス提供時の動作を説明するためのフローチャートで
ある。まず、携帯端末20は、ユーザの操作により、ブ
ラウザを使用して事業者サーバ1へアクセスする(ステ
ップS60)。これに対して、事業者サーバ1は、携帯
端末20からアクセスがあったか否かを判断している
(ステップS80)。そして、携帯端末20からアクセ
スがあった場合には、地図データ蓄積部3に蓄積されて
いる地図データ上に、顧客情報蓄積部2に登録されてい
る情報提供者の位置情報に従って、情報提供者が所有す
るGPSメール自動応答端末5の位置をアイコン化し、
Webサーバ4により送信する(ステップS82)。携
帯端末20は、事業者サーバ1から送信される地図デー
タを受信し、図5に示すように、受信した地図データを
表示部に表示する(ステップS62)。該地図データに
は、上述したように、情報提供者が所有するGPSメー
ル自動応答端末5の位置がアイコン化されて表示され
る。
【0025】次に、携帯端末20において、ユーザが表
示された地図データ上のアイコンのうち、興味のある情
報提供者、例えば店舗のアイコンをクリックすると(ス
テップS64)、ユーザ情報(年齢、氏名、職業、位置
情報、興味、趣味など)を添付した情報請求メールを、
上記アイコンに対応するGPSメール自動応答端末5へ
送信する(ステップS66)。これに対して、該当GP
Sメール自動応答端末5は、サービス情報を含むGPS
メールを携帯端末20へ送信する(ステップS90)。
【0026】次に、携帯端末20は、サービスの選択ま
たはアクセス条件を指定し、GPSメールを送信する
(ステップS68)。これに対して、該当GPSメール
自動応答端末5は、位置情報自動発信タイマ(GPSメ
ールを自動発信する期間を指定するタイマ)10を起動
する(ステップS92)。該位置情報自動発信タイマ1
0を起動することにより、GPS部8で取得した位置情
報が添付され、コンテンツ蓄積部に蓄積されたコンテン
ツのうち、上記サービスの選択またはアクセス条件に合
致した情報(広告、特典など)を記述したGPSメール
がGPSメール作成部9で作成され、定期的に上記携帯
端末20へ送信されることになる(ステップS94)。
一方、携帯端末20においても、位置情報自動発信タイ
マ(図示略)を起動する(ステップS70)。これによ
り、上記自動発信タイマ10で指定されている期間の
間、位置情報を添付したGPSメールが定期的に上記G
PSメール自動応答端末5へ送信されることになる(ス
テップS72)。
【0027】上述した携帯端末20とGPSメール自動
応答端末5との間におけるGPSメールの送受信は、い
ずれか一方で解除されるまで継続される。携帯端末20
では、GPSメール自動応答端末5からのGPSメール
で送信されてくる広告や特典、サービス、アンケートな
どを表示したり、図5に示すように、添付されている位
置情報に従ってGPSメール自動応答端末(店舗など)
5の位置を地図データにアイコン化して表示したり、自
携帯端末の位置(図示の例では、二重丸「◎」)を表示
したりする。一方、GPSメール自動応答端末5では、
携帯端末20からのGPSメールで送信されてくる位置
情報に従って、図6に示すように、携帯端末20の位置
を地図データにアイコン化して表示する。図示の例で
は、二重丸「◎」が携帯端末20の位置である。例え
ば、情報提供者側がレストランなどの店舗の場合には、
携帯端末の現在位置が分かることになり、ユーザの到着
時刻などを予測することが可能となる。
【0028】(4)地図データの取得方法 次に、事業者サーバの動作について説明する。ここで、
図7は、事業者サーバの動作を説明するためのフローチ
ャートである。この地図データの取得方法は、GPSメ
ールにより制御される。GPSメールに地図データ要求
情報が付加されていると(ステップS104)、所定領
域(例えば、上記地図データ蓄積部3あるいは地図デー
タ提供サービスプロバイダ)からGPSメールに付加さ
れている位置情報に対応する地図データあるいは地図デ
ータに対応するリンク情報を取得して(ステップS10
6)、取得した地図データあるいは地図データに対応す
るリンク情報をGPSメール付加して送信する(ステッ
プS108)。
【0029】すなわち、自分の位置に対応する地図デー
タが欲しいときは、自分宛てに地図データ要求情報を付
加してGPSメールを送付すると、地図データが付加さ
れたGPSメールを受信することにより地図情報を取得
することができる。また、相手端末の位置に対応する地
図データが欲しいときは、相手端末から地図データ要求
情報が付加されたGPSメールを送ってもらうことによ
り、相手端末の位置に対応する地図データが付加された
GPSメールを受信することにより地図情報を取得する
ことができる。さらに、自端末と相手端末との相対的な
地図データが欲しいときは、自端末の位置情報と相手端
末の位置情報を付加したGPSメール(地図データ要求
情報を含む)を送付すると、それぞれの端末の相対的な
位置に基づいて縮尺等を考慮した地図データが付加され
たGPSメールを受信することにより地図情報を取得す
ることができる。
【0030】B.第2実施形態 次に、本発明の第2実施形態について説明する。ここ
で、図8は、本発明の第2実施形態のシステム構成を示
すブロック図である。なお、図1に対応する部分には同
一の符号を付けて説明を省略する。前述した第1実施形
態では、携帯可能なGPSメール自動応答端末5をスタ
ンドアロンとして用いたが、本第2実施形態では、前述
した第1実施形態におけるGPSメール自動応答端末5
のGPSメール作成部9、タイマ10およびコンテンツ
蓄積部13を、事業者サーバ50に搭載し、該事業者サ
ーバ50により各種サービスを提供している。この場
合、情報提供者は、インターネットへ接続可能な端末
(パーソナルコンピュータなど)60により、事業者サ
ーバ50へコンテンツ(位置情報を含む)をアップロー
ドする必要がある。
【0031】本第2実施形態は、同一グループの情報提
供者が各地に点在した支店あるいはサービス網を持つよ
うな場合に特に有効である。これは、顧客情報を一元に
管理できると共に共通のコンテンツ(支店等に依存しな
い)を提供することからも分かる。携帯端末20を有す
るユーザは、予め、事業者サーバ50に登録しておく。
携帯端末20は、常時、位置情報を事業者サーバ50に
発信するので、事業者サーバ50は、常時、ユーザの位
置を知ることができる。ゆえに、ユーザが最寄りの支店
等に近づいたとき、タイムリーに情報を発信することが
可能である。
【0032】C.応用例 次に、上述した実施形態による具体的な応用例について
説明する。 C−1.応用例1(待ち合わせ目印サービス) まず、3人のユーザA,B,Cが待ち合わせする場合に
ついて説明する。ここで、図9は、応用例1の動作を説
明するためのシーケンス図である。ユーザA,B,Cの
集合時刻には幅がある。ユーザA,Bは、PM3:00
頃、ユーザCは、PM3:30頃に集合場所に到着する
予定である。例えば、ユーザAが携帯端末20aを用い
て事業者サーバ1にアクセスする。事業者サーバ1は、
顧客情報蓄積部2の情報提供者の位置情報に基づいて、
Webサーバ4により、地図データ蓄積部3の地図デー
タ上にアイコン化して携帯端末20aへ送信する。ユー
ザAの携帯端末20aでは、図10に示すように、待ち
合わせ場所付近の地図データが表示部に表示される。な
お、どこの地図が表示されるかは、携帯端末20aの位
置情報に基づく地域や、携帯端末20a側で直接入力さ
れた住所に基づく地域であるものとする。また、携帯端
末20a側のカーソルキーなどで表示される地域をスク
ロールさせることができるものとする。
【0033】ユーザAは、待ち合わせ場所に適当な場所
を選択すべく、地図データ上に表示されている情報提供
者(店舗)のアイコンを選択(クリック)する。例え
ば、喫茶店などのアイコンを選択すると、そのアイコン
に該当する情報提供者、この場合、喫茶店に設置されて
いるGPSメール自動応答端末5から、該店舗に関する
情報が記載されたGPSメールが返信される。ユーザA
の携帯端末20aでは、図11に示すように、上記GP
Sメールが表示部に表示される。該GPSメールに依れ
ば、この時間帯は、トールサイズ以上のコーヒーは、こ
のサービス利用者のみ10%OFF、さらに、ツナサン
ドは、25%OFFになっている。
【0034】ここで、ユーザAが上記店舗を待ち合わせ
場所に決定し、店舗にPM4:00まで限定でアクセス
許可メールを送信すると、携帯端末2a,2b,2cと
GPS自動応答端末5とでタイマが起動される。これに
より、GPS自動応答端末5からは、例えば、30分毎
に携帯端末2a,2b,2cに対して広告情報が記載さ
れたGPSメールが送信される。一方、携帯端末2a,
2b,2cからは、GPS自動応答端末5に対して位置
情報が添付されたGPSメールが送信される。GPS自
動応答端末5からのGPSメールには、当該店舗のサー
ビスを10回利用毎に、コーヒーいっぱいサービスと
か、店舗後援のコンサート割引案内等が書かれている。
この内容は、もちろんユーザB,Cの携帯端末2b,2
cにもCC(カーボンコピー)で送信されている。
【0035】そして、ユーザAが店舗に近づくと、携帯
端末2aには、GPSメール自動応答端末5から、店舗
までの道案内が記載されたGPSメール(ナビ案内)が
届く(相手の位置による、広告情報の内容は、あらかじ
めプリセットされている)。
【0036】ユーザA,Bが、先に待ち合わせ場所であ
る店舗に到着し、携帯端末2a,2bで受信したメール
を店舗に提示すると、GPSメール自動応答端末5は、
残りのユーザCの携帯端末2cに、ユーザA,Bが店舗
に到着したことをGPSメールで知らせる。また、ユー
ザCの携帯端末2cは、GPSメール自動応答端末5に
対して位置情報をGPSメールで自動発信しているの
で、ユーザA,Bは、ユーザCがどこにいるかを定期的
に知ることができる。
【0037】なお、この応用例1では、店舗にアクセス
したユーザは、実際、この商品割引サービスを利用した
ので、この間の通信費は、店舗側が負担するようにして
もよい。
【0038】C−2.応用例2(集客コンテンツサービ
ス) 次に、ユーザAが食事をするためにレストランを利用す
るような場合について説明する。ここで、図12は、応
用例2の動作を説明するためのシーケンス図である。ユ
ーザAが携帯端末20を用いて事業者サーバ1にアクセ
スする。事業者サーバ1は、顧客情報蓄積部2の情報提
供者の位置情報に基づいて、Webサーバ4により、地
図データ蓄積部3の地図データ上にアイコン化して携帯
端末20へ送信する。ユーザAの携帯端末20では、図
13に示すように、待ち合わせ場所付近の地図データが
表示部に表示される。なお、どこの地図が表示されるか
は、携帯端末20の位置情報に基づく地域や、携帯端末
20側で直接入力された住所に基づく地域であるものと
する。また、携帯端末20側のカーソルキーなどで表示
される地域をスクロールさせることができるものとす
る。
【0039】ユーザAは、適当なレストランを選択すべ
く、地図データ上に表示されているいくつかのフランス
料理店のアイコンを選択(クリック)すると、そのアイ
コンに該当する情報提供者、この場合、フランス料理店
に設置されているGPSメール自動応答端末5から、該
フランス料理店に関する情報が記載されたGPSメール
が返信される。ユーザAの携帯端末20では、上記GP
Sメールが表示部に表示される。すぐ近くのフランス料
理店(歩いて30分ぐらい)からのGPSメールに依れ
ば、図14に示すように、例えば、PM4:00までの
入店者に対して、コース料理30%OFF、ワインフル
ボトルプレゼントをすることが示されている。そこで、
ユーザAが、GPSメール自動応答端末5に対して、G
PSメールにより予約を入れると、携帯端末20とGP
Sメール自動応答端末5とでタイマが起動される。
【0040】これにより、GPS自動応答端末5から
は、例えば、30分毎に携帯端末20に対して広告情報
が記載されたGPSメールが送信される。一方、携帯端
末20からは、GPS自動応答端末5に対して位置情報
が添付されたGPSメールが送信される。GPS自動応
答端末5からのGPSメールには、今日のメニューの紹
介や、ワイン一口メモ、フランス料理に関するクイズ
(正解するとデザートサービス)等が書かれている。
【0041】GPSメール自動応答端末5では、ユーザ
の携帯端末20からのGPSメールにより、ユーザが予
約時間通りに近づいていることがよく把握できる。した
がって、ユーザが予定より15分早く到着しても、ある
いは予定より遅れて到着しても、レストランは、すぐに
温かい料理を用意することができる。
【0042】C−3.応用例3(GPSフィールド宅配
サービス) 次に、花見など屋外でパーティをする際に食事や飲み物
を配達してもらうような場合について説明する。ここ
で、図15は、応用例3の動作を説明するためのシーケ
ンス図である。まず、ユーザAが携帯端末20を用いて
事業者サーバ1にアクセスする。事業者サーバ1は、顧
客情報蓄積部2の情報提供者の位置情報に基づいて、W
ebサーバ4により、地図データ蓄積部3の地図データ
上にアイコン化して携帯端末20へ送信する。ユーザA
の携帯端末20では、待ち合わせ場所付近の地図データ
が表示部に表示される。なお、どこの地図が表示される
かは、携帯端末20の位置情報に基づく地域や、携帯端
末20側で直接入力された住所に基づく地域であるもの
とする。また、携帯端末20側のカーソルキーなどで表
示される地域をスクロールさせることができるものとす
る。
【0043】ユーザAは、適当な宅配サービスを選択す
べく、地図データ上に表示されている宅配サービスのア
イコンを選択(クリック)すると、該宅配サービス店に
設置されているGPSメール自動応答端末5から、料理
や飲み物に関する情報が記載されたGPSメールが返信
される。ユーザAの携帯端末20では、上記GPSメー
ルが表示部に表示される。そこで、ユーザAが、GPS
メール自動応答端末5に対して、GPSメールにより予
約(配達時刻、配達場所など)を入れると、携帯端末2
0とGPSメール自動応答端末5とでタイマが起動され
る。
【0044】ユーザAは、昼頃から公園に出向き、花見
をする場所を確保して桜の木の下で待つ。待っている
間、携帯端末20には、GPSメール自動応答端末5か
ら、例えば、30分毎に対して広告情報が記載されたG
PSメールが送信されてくる。一方、携帯端末20から
は、GPSメール自動応答端末5に対して位置情報が添
付されたGPSメールが送信される。
【0045】一方、宅配サービス店では、GPSメール
自動応答端末5から各社宅配チームの端末に対して、注
文内容が転送されるとともに、携帯端末20の位置情報
が転送される。各社宅配チームでは、注文内容に応じた
料理や飲み物を用意し、配達時刻に間に合うように、上
記携帯端末20の位置情報を参照してユーザAが待機し
ている場所に配達する。
【0046】C−4.応用例4(マーケッティングサー
ビス) 次に、街頭でのマーケッティングを行うような場合につ
いて説明する。ここで、図16は、応用例4の動作を説
明するためのシーケンス図である。ユーザAは、友人と
待ち合わせの予定だったが、急きょキャンセルされた。
そこで、ユーザAは、時間が空いてしまったので、携帯
端末20を用いて事業者サーバ1にアクセスする。事業
者サーバ1は、顧客情報蓄積部2の情報提供者の位置情
報に基づいて、Webサーバ4により、地図データ蓄積
部3の地図データ上にアイコン化して携帯端末20へ送
信する。ユーザAの携帯端末20では、待ち合わせ場所
付近の地図データが表示部に表示される。なお、どこの
地図が表示されるかは、携帯端末20の位置情報に基づ
く地域や、携帯端末20側で直接入力された住所に基づ
く地域であるものとする。また、携帯端末20側のカー
ソルキーなどで表示される地域をスクロールさせること
ができるものとする。地図データには、あらかじめ事業
者サーバに登録してあったユーザAのユーザ情報に合致
するサービスが表示されている。
【0047】しかし、このとき表示されたサービスは、
ユーザAにとって興味あるサービスではなかったので、
ユーザAは、近くの喫茶店で一服した後、再度、事業者
サーバ1にアクセスしてみると、1つアイコンが増えて
いる。該アイコンの情報提供者は、固定店ではなく、キ
ャンペーン期間中などに、街頭に臨時に出店する仮店舗
である。情報提供者は、仮店舗を設置後、GPSメール
自動応答端末5の電源を入れることにより、情報を発信
する。ユーザAは、上記地図データ上のアイコンを選択
し、GPSメール自動応答端末5にGPSメール(情報
請求メール)を送信すると、GPSメール自動応答端末
5から今回のキャンペーン内容が記載されたGPSメー
ルが返信される。キャンペーン内容は、例えば、新作麦
酒の試飲評価などである。また、アンケートに応える
と、報酬としてビール券の無料進呈もあることがGPS
メールに記されている。
【0048】ユーザAは、仮店舗の場所まで歩きなが
ら、さっそくアンケートに応じることにした。そして、
ユーザAが、仮店舗の近くまで来ると、携帯端末20に
は、GPSメール自動応答端末5から店舗までの道案内
が記載されたGPSメール(ナビ案内)が届く。ユーザ
Aは、仮店舗で、新作麦酒の試飲し、ビール券をもらう
ことができた。
【0049】C−5.応用例5(タクシー応用) 次に、タクシーを利用する場合について説明する。ここ
で、図17は、応用例5の動作を説明するためのシーケ
ンス図である。この場合、タクシーは、GPSメール自
動応答端末5を搭載している。ユーザAが携帯端末20
を用いて事業者サーバ1にアクセスする。事業者サーバ
1は、顧客情報蓄積部2の情報提供者の位置情報に基づ
いて、Webサーバ4により、地図データ蓄積部3の地
図データ上にアイコン化して携帯端末20へ送信する。
ユーザAの携帯端末20では、待ち合わせ場所付近の地
図データが表示部に表示される。なお、どこの地図が表
示されるかは、携帯端末20の位置情報に基づく地域
や、携帯端末20側で直接入力された住所に基づく地域
であるものとする。また、携帯端末20側のカーソルキ
ーなどで表示される地域をスクロールさせることができ
るものとする。
【0050】地図データ上には、図18に示すように、
ユーザAの近くにタクシーが3台存在していることが示
されている。タクシーに搭載されたGPSメール自動応
答端末は、位置情報を事業者サーバ1に発信し続けてい
るので、正確な位置を示している。ユーザAは、2番目
に近いが自分の方に向かっている空車をアクセスする
と、該タクシーに搭載されているGPSメール自動応答
端末5から、待ち合わせ場所(近くのコンビニ)を指定
する情報が記載されたGPSメールが返信される。ユー
ザAの携帯端末20では、上記GPSメールが表示部に
表示される。そこで、ユーザAは、指定された場所で待
つことにする。
【0051】ユーザAの携帯端末20は、タクシーにア
クセスした時点から、GPSメールにより位置情報を、
タクシーに向けて発信し続けている。ゆえに、あと2,
3分のところで、タクシーのGPSメールによりヴォイ
スメールが「あと2,3分で到着します」と通知してく
る。上記GPSメールには、当然、タクシーの特徴も書
いてあり、間違えにくいようになっている。また、タク
シーは、ユーザAとの約束が成立した時点から、自分の
位置情報を事業者サーバ1側に配信するのを停止してい
るので、ユーザA以外の携帯端末には表示されていな
い。ユーザAの携帯端末20だけにGPSメールを送信
している。タクシーが待ち合わせ場所に到着すると、ユ
ーザAは、該タクシーに乗車することになる。
【0052】この場合、コンビニは待ち合わせ場所とし
て使用されたので、電子決済でタクシー会社から、後か
ら手数料が支払われるようにしてもよい。また、ユーザ
Aの通信費はタクシー会社が支払うことにしてもよい。
【0053】C−6.応用例6(サーバ型支店サービス
網展開) 次に、前述した図8に示すサーバ型の構成による応用例
について説明する。ここで、図19は、応用例6の動作
を説明するためのシーケンス図である。前述した第2実
施形態で説明したように、GPSメール自動応答端末の
機能を、事業者サーバに集めた、サーバ型(図8参照)
の場合には、情報提供者(お店等)が各地に支店網等持
っている場合に有効である。例えば、ユーザAは、各地
に店舗を展開しているファーストフード店をよく利用す
るので、ファーストフード店から位置情報が添付された
GPSメールが30分毎に発信されるように、事業者サ
ーバ50に登録しておく。
【0054】事業者サーバ50では、定期的に送信され
てくる携帯端末20からのGPSメールに含まれる位置
情報に基づいて、位置遷移(移動軌跡)を計算し、ユー
ザAが訪れる可能性のある方向にあるファーストフード
店のサービス内容、そのファーストフード店の位置情報
および地図データを、GPSメールによりユーザAの携
帯端末20に配信する。したがって、ユーザAの携帯端
末20には、図20、図21に示すように、ユーザAの
移動に伴って暫時表示地域が変化し、常に、ユーザAの
近くにあるファーストフード店が表示される。このよう
に、支店であるファーストフード店にGPSメール自動
応答端末がなくても、情報があたかもそこから発信され
たように事業者サーバから配信される。このサービスに
よれば、ユーザAが全国どこへ行っても、近くの店舗情
報を取得することができる。特に、このサービスは、知
らない土地で有効である。
【0055】ユーザの全支店での利用状況は、事業者サ
ーバ50で一括管理されているので、よく利用するユー
ザと、ときどき利用するユーザには、差別化されたサー
ビス内容を届けるなど、きめ細かな対応が可能であり、
店舗にとって効率良い集客につなげられる。なお、この
場合、通信費は、サービス事業者が負担するようにして
もよい。
【0056】なお、地図データは、事業者サーバに限ら
ず、GPSメール自動応答端末、携帯端末に備えられて
いてもよい。特に、携帯端末として、カーナビゲーショ
ンシステムを用いた場合には、CD−ROMまたはDV
D−ROMなどの媒体で地図データを備えている。した
がって、事業者サーバまたはGPSメール自動応答端末
から位置情報に基づいて地図データ上に表示することが
可能である。
【0057】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、前記情報
提供者から提供される複数の公開情報を蓄積手段に蓄積
し、受信手段により、前記携帯端末から送信される、自
身の位置を示す位置情報が添付された位置情報発信メー
ルを受信し、情報提供手段により、位置情報発信メール
に添付された位置情報に基づいて、前記蓄積手段に蓄積
されている公開情報を前記携帯端末に電子メールにより
送信するようにしたので、携帯端末のユーザに対して、
その位置に応じた、よりきめ細かなサービスや情報など
を提供することができるという利点が得られる。
【0058】また、請求項2記載の発明によれば、位置
情報取得手段により、自身の位置を示す位置情報を取得
し、該位置情報を添付した位置情報発信メールを位置情
報発信メール送信手段により定期的に発信し、地図デー
タ送信手段により、該位置情報発信メールに添付された
位置情報に基づいて、前記情報提供装置の位置を地図デ
ータ上に明示化して前記携帯端末に送信するようにした
ので、情報提供装置の位置を容易に認知することがで
き、携帯端末のユーザに対して、その位置に応じた、よ
りきめ細かなサービスや情報などを提供することができ
るという利点が得られる。
【0059】また、請求項3記載の発明によれば、前記
情報提供者から提供される複数の公開情報を蓄積手段に
蓄積し、受信手段により、前記携帯端末から送信され
る、自身の位置を示す位置情報が添付された位置情報発
信メールを受信し、情報提供手段により、位置情報発信
メールに添付された位置情報に基づいて、前記蓄積手段
に蓄積されている公開情報を前記携帯端末に電子メール
により送信するようにしたので、携帯端末のユーザに対
して、その位置に応じた、よりきめ細かなサービスや情
報などを提供することができるという利点が得られる。
【0060】また、請求項4記載の発明によれば、当該
情報提供装置を移動可能とし、入力手段から情報提供者
により公開情報を入力するようにしたので、携帯端末の
ユーザに対して、その位置に応じた、よりきめ細かな、
かつ最新のサービスや情報などを提供することができる
という利点が得られる。
【0061】また、請求項5記載の発明によれば、前記
携帯端末から送信される位置情報発信メールに添付され
た位置情報に基づいて、地図データ上に前記携帯端末の
位置を表示手段に表示するようにしたので、携帯端末の
位置を容易に認知することができ、その携帯端末のユー
ザに対して、その位置に応じた、よりきめ細かなサービ
スや情報などを提供することができるという利点が得ら
れる。
【0062】また、請求項6記載の発明によれば、位置
情報取得手段により、自身の位置を示す位置情報を取得
し、該位置情報を添付した位置情報発信メールを位置情
報発信メール送信手段により定期的に発信するようにし
たので、携帯端末のユーザに対して、その位置に応じ
た、よりきめ細かなサービスや情報などを提供すること
ができるという利点が得られる。
【0063】また、請求項7記載の発明によれば、携帯
端末から送信される位置情報発信メールに添付された、
前記携帯端末の位置情報に基づいて、前記情報提供者か
ら提供される公開情報を前記携帯端末に電子メールによ
り送信するようにしたので、携帯端末のユーザに対し
て、その位置に応じた、よりきめ細かなサービスや情報
などを提供することができるという利点が得られる。
【0064】また、請求項8記載の発明によれば、情報
提供者の位置を示す位置情報に基づいて、前記情報提供
者の位置を地図データ上に明示化して前記携帯端末に送
信するようにしたので、情報提供者の位置を容易に認知
することができ、携帯端末のユーザに対して、その位置
に応じた、よりきめ細かなサービスや情報などを提供す
ることができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるシステム全体の構
成を示すブロック図である。
【図2】GPSメール自動応答端末の設置時の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図3】GPSメール自動応答端末の通常動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図4】サービス提供時の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図5】携帯端末での地図データ表示例を示す模式図で
ある。
【図6】GPSメール自動応答端末における表示例を示
す模式図である。
【図7】事業者サーバの動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図8】本発明の第2実施形態のシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図9】応用例1の動作を説明するためのシーケンス図
である。
【図10】応用例1における携帯端末の地図データ表示
例を示す模式図である。
【図11】応用例1における携帯端末の情報表示例を示
す模式図である。
【図12】応用例2の動作を説明するためのシーケンス
図である。
【図13】応用例2における携帯端末の地図データ表示
例を示す模式図である。
【図14】応用例2における携帯端末の情報表示例を示
す模式図である。
【図15】応用例3の動作を説明するためのシーケンス
図である。
【図16】応用例4の動作を説明するためのシーケンス
図である。
【図17】応用例5の動作を説明するためのシーケンス
図である。
【図18】応用例5における携帯端末の地図データ表示
例を示す模式図である。
【図19】応用例6の動作を説明するためのシーケンス
図である。
【図20】応用例6における携帯端末の地図データ表示
例を示す模式図である。
【図21】応用例6における携帯端末の地図データ表示
例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 事業者サーバ 2 顧客情報蓄積部 3 地図データ蓄積部 4 Webサーバ(地図データ送信手段) 5 GPSメール自動応答端末 6 アンテナ 7 通信部(受信手段) 8 GPS部(位置情報取得手段) 9 GPSメール作成部(情報提供手段、位置情報発信
メール送信手段) 10 タイマ 11 キー入力部(入力手段) 12 表示部(表示手段) 13 コンテンツ蓄積部(蓄積手段) 20 携帯端末 30 無線基地局 40 ネットワーク 50 事業者サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 506 G06F 17/60 506

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザに携帯された携帯端末に対して、
    情報提供者から提供される公開情報を、ネットワークを
    介して提供する情報提供システムであって、 前記携帯端末から送信される、自身の位置を示す位置情
    報が添付された位置情報発信メールを受信する受信手段
    と、 前記情報提供者から提供される複数の公開情報を蓄積す
    る蓄積手段と、 前記受信手段により受信される前記携帯端末からの位置
    情報発信メールに添付された位置情報に基づいて、前記
    蓄積手段に蓄積されている公開情報を前記携帯端末に電
    子メールにより送信する情報提供手段とを具備すること
    を特徴とする情報提供システム。
  2. 【請求項2】 自身の位置を示す位置情報を取得する位
    置情報取得手段と、 前記位置情報取得手段により取得された位置情報を添付
    した位置情報発信メールを定期的に発信する位置情報発
    信メール送信手段と、 前記位置情報発信メール送信手段から発信される位置情
    報発信メールに添付された位置情報に基づいて、前記情
    報提供装置の位置を地図データ上に明示化して前記携帯
    端末に送信する地図データ送信手段とを具備することを
    特徴とする請求項1記載の情報提供システム。
  3. 【請求項3】 ユーザに携帯された携帯端末に対して、
    情報提供者から提供される公開情報を、ネットワークを
    介して提供する情報提供装置であって、 前記携帯端末から送信される、自身の位置を示す位置情
    報が添付された位置情報発信メールを受信する受信手段
    と、 前記情報提供者から提供される複数の公開情報を蓄積す
    る蓄積手段と、 前記受信手段により受信される前記携帯端末からの位置
    情報発信メールに添付された位置情報に基づいて、前記
    蓄積手段に蓄積されている公開情報を前記携帯端末に電
    子メールにより送信する情報提供手段とを具備すること
    を特徴とする情報提供装置。
  4. 【請求項4】 当該情報提供装置は、移動可能であっ
    て、前記情報提供者により公開情報が入力される入力手
    段を具備することを特徴とする請求項3記載の情報提供
    装置。
  5. 【請求項5】 前記携帯端末から送信される位置情報発
    信メールに添付された位置情報に基づいて、地図データ
    上に前記携帯端末の位置を表示する表示手段を具備する
    ことを特徴とする請求項4記載の情報提供装置。
  6. 【請求項6】 自身の位置を示す位置情報を取得する位
    置情報取得手段と、 前記位置情報取得手段により取得された位置情報を添付
    した位置情報発信メールを定期的に発信する位置情報発
    信メール送信手段とを具備することを特徴とする請求項
    4記載の情報提供装置。
  7. 【請求項7】 ユーザに携帯された携帯端末に対して、
    情報提供者から提供される公開情報を、ネットワークを
    介して提供する情報提供方法であって、 前記携帯端末から送信される位置情報発信メールに添付
    された、前記携帯端末の位置情報に基づいて、前記情報
    提供者から提供される公開情報を前記携帯端末に電子メ
    ールにより送信することを特徴とする情報提供方法。
  8. 【請求項8】 前記情報提供者の位置を示す位置情報に
    基づいて、前記情報提供者の位置を地図データ上に明示
    化して前記携帯端末に送信することを特徴とする請求項
    7記載の情報提供方法。
  9. 【請求項9】 ユーザに携帯された携帯端末から送信さ
    れる、自身の位置を示す位置情報が添付された位置情報
    発信メールを受信するステップと、 前記携帯端末からの位置情報発信メールに添付された位
    置情報に基づいて、情報提供者から提供される公開情報
    を前記携帯端末に電子メールにより送信するステップと
    を含む情報配信プログラムを記録したことを特徴とする
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記情報提供者の位置を示す位置情報
    を取得するステップと、 前記位置情報を添付した位置情報発信メールを定期的に
    発信するステップと、 前記位置情報発信メールに添付された位置情報に基づい
    て、前記情報提供者の位置を地図データ上に明示化して
    前記携帯端末に送信するステップとを含む情報配信プロ
    グラムを記録したことを特徴とする請求項9記載のコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1327726C (zh) * 2004-03-31 2007-07-18 乐金电子(中国)研究开发中心有限公司 用于移动通信终端的基于位置的消息传送方法
JP2008085945A (ja) * 2006-09-29 2008-04-10 Kimoto & Co Ltd 位置情報提供システム
JP2009217501A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Nec Corp 検索システム、検索方法および検索プログラム
CN101159916B (zh) * 2007-11-22 2010-04-21 张 移动终端播放广告的方法及移动终端设备

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