JP2002081576A - 配水管の指定箇所の地中位置を推測するためのシステム、方法、及び記録媒体 - Google Patents

配水管の指定箇所の地中位置を推測するためのシステム、方法、及び記録媒体

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JP2002081576A JP2001161130A JP2001161130A JP2002081576A JP 2002081576 A JP2002081576 A JP 2002081576A JP 2001161130 A JP2001161130 A JP 2001161130A JP 2001161130 A JP2001161130 A JP 2001161130A JP 2002081576 A JP2002081576 A JP 2002081576A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 配水管の途中部分に漏水や破損が発生した場
合に、その発生箇所の地中位置を容易に且つ自動的に推
測することができる、配水管の指定箇所の地中位置推測
システム、方法及びそのためのコンピュータプログラム
を記録した記録媒体を提供する。 【構成】 配水管の測定箇所の地中位置を示す測定箇所
地中位置データの中の少なくとも1種以上の地中位置デ
ータであって、且つ、少なくとも2つ以上の地中位置デ
ータを記録しておき、地図データを表示した地図画面上
で、配水管の中の任意の一箇所が指定されたとき、この
指定された箇所の地中位置データを、地中位置データ記
録手段からの複数の地中位置データに基づいて推測し、
この推測された地中位置データを表示する、ことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地図情報と給水デ
ータを互いに関連付けて記録しておき、地図画面上で任
意の給水データを重ね表示させることができる配水管路
管理用の地理情報システム(GIS)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、地図情報と給水データを互い
に関連付けて記録しておき、地図画面上で任意の給水デ
ータを重ね表示させることができる配水管路管理用の地
理情報システム(GIS)が利用されている。この従来
からの配水管路管理用の地理情報システムでは、例え
ば、地図画面上で、ユーザーがある建物を指定すると、
その建物の給水装置の水栓番号、使用者名、住所、メー
タ番号、検満月日、使用状態(開栓、閉栓、給水停止、
給水廃止など)などの給水データが所定のダイアログボ
ックスの中に表示される。また、例えば、地図画面上
で、ユーザーがある配水管を指定すると、その配水管
(給水管)の管種、配水管の口径などが、所定のダイア
ログボックスの中に表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、水道事業者
は、配水管の一部に漏水が発生した場合や、近接したガ
ス管や他の工事中の配水管との接触などにより配水管の
一部に破損が発生した場合などには、緊急に、その配水
管の前記漏水や破損の発生した箇所の補修工事をする必
要がある。
【0004】しかしながら、配水管は地中に埋設されて
いるため、前記の漏水や破損などが発生した箇所(及
び、その箇所を含む配水管)が地中の何処にあるのか
は、地上に立っただけでは容易に知ることができない
し、また、「通常は2次元データで表現されている紙製
地図又は地図画面」を見るだけでは容易に知ることがで
きない。また、ある配水管の敷設工事をしたときに、そ
の配水管の始点と終点(他の配水管との接続箇所)の地
中位置(土被り・出幅)については通常は記録されてい
るが、配水管の途中部分の地中位置については記録が無
いのが通常である。そのため、配水管の途中部分に漏水
や破損が発生した場合、その発生箇所の地中位置(土被
り・出幅)を知ることは、従来は極めて困難であった。
そのため、従来は、配水管の途中部分に漏水や破損が発
生した場合に、その箇所の補修を緊急に行うことが困難
である(その漏水・破損した箇所の地中位置がわからな
いため)という場合が少なくなかった。
【0005】本発明はこのような従来技術の問題点に着
目してなされたものであって、配水管の途中部分に漏水
や破損が発生した場合に、その発生箇所の地中位置を容
易に且つ自動的に推測することができ、そのため、配水
管の途中部分に漏水や破損が発生した場合にその箇所の
補修を緊急に行うことを可能にすることができる、配水
管の指定箇所の地中位置推測システム、方法、及びその
ためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体を提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような従来技術の課
題を解決するための本発明による配水管の指定箇所の地
中位置推測システムは、道路データ、建物データ、及
び、配水管路データを含む地図データを記録するための
地図データ記録手段と、配水管の中の補修された箇所の
地中位置を示す補修箇所地中位置データ、配水管と各建
物毎の給水装置とを接続する給水接続点の地中位置を示
す給水接続点地中位置データ、配水管に設置された消火
栓・空気弁・減圧弁などの弁栓類の地中位置を示す弁栓
地中位置データ、及び、道路面から地中の配水管の測定
箇所に向けて発せられた電磁波又は超音波の反射波に基
づいて得られた配水管の測定箇所の地中位置を示す測定
箇所地中位置データの計4種の地中位置データの中の少
なくとも1種以上の地中位置データを記録するための地
中位置データ記録手段と、前記地図データ記録手段から
の地図データを画面上に表示するための地図表示手段
と、前記地図表示手段により表示された地図画面上で、
前記配水管の中の任意の一箇所を指定するための箇所指
定手段と、前記箇所指定手段により指定された箇所の地
中位置データを、前記地中位置データ記録手段からの地
中位置データに基づいて推測するための指定箇所地中位
置推測手段と、前記指定箇所推測手段により推測された
地中位置データを表示するための推測地中位置データ表
示手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0007】また、本発明による配水管の指定箇所の地
中位置推測方法は、道路データ、建物データ、及び、配
水管路データを含む地図データを記録しておくと共に、
配水管の中の補修された箇所の地中位置を示す補修箇所
地中位置データ、配水管と各建物毎の給水装置とを接続
する給水接続点の地中位置を示す給水接続点地中位置デ
ータ、配水管に設置された消火栓・空気弁・減圧弁など
の弁栓類の地中位置を示す弁栓地中位置データ、及び、
道路面から地中の配水管の測定箇所に向けて発せられた
電磁波又は超音波の反射波に基づいて得られた配水管の
測定箇所の地中位置を示す測定箇所地中位置データの計
4種の地中位置データの中の少なくとも1種以上の地中
位置データを記録しておき、前記地図データを表示した
地図画面上で、前記配水管の中の任意の一箇所が指定さ
れたとき、この指定された箇所の地中位置データを、前
記地中位置データ記録手段からの地中位置データに基づ
いて推測し、この推測された地中位置データを表示す
る、ことを特徴とするものである。
【0008】また、本発明による記録媒体は、道路デー
タ、建物データ、及び、配水管路データを含む地図デー
タを記録しておくと共に、配水管の中の補修された箇所
の地中位置を示す補修箇所地中位置データ、配水管と各
建物毎の給水装置とを接続する給水接続点の地中位置を
示す給水接続点地中位置データ、配水管に設置された消
火栓・空気弁・減圧弁などの弁栓類の地中位置を示す弁
栓地中位置データ、及び、道路面から地中の配水管の測
定箇所に向けて発せられた電磁波又は超音波の反射波に
基づいて得られた配水管の測定箇所の地中位置を示す測
定箇所地中位置データの計4種の地中位置データの中の
少なくとも1種以上の地中位置データを記録しておき、
前記地図データを表示した地図画面上で、前記配水管の
中の任意の一箇所が指定されたとき、この指定された箇
所の地中位置データを、前記地中位置データ記録手段か
らの地中位置データに基づいて推測し、この推測された
地中位置データを表示する、ことを内容とする配水管の
指定箇所の地中位置を推測するためのコンピュータプロ
グラムを記録したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。図1は本実施形態による配水管の指定箇所推測シス
テムのハードウェア構成を示す概略図である。この本実
施形態による配水管の指定箇所推測システムは、配水管
路管理用の地理情報システムの一部として構成されてい
る。本実施形態における後述の特徴的な機能を示す部分
は、後述のハードディスク装置3に記録されたコンピュ
ータプログラムにより実現されている。
【0010】図1において、1は制御装置(パーソナル
コンピュータのCPUなどで構成される)、2はこの制
御装置1にデータを入力するためのマウス、キーボー
ド、タブレット、スキャナなどを含む入力部、3は前記
制御装置1により読み取り又は書き込みされるデータ又
はコンピュータプログラムを記録するためのハードディ
スク装置、4は前記制御装置1から送られて来たデータ
の出力(表示)を制御するための出力制御部、5は出力
制御部4の制御により所定の情報を所定のレイアウトで
表示するディスプレイ、6は出力制御部4の制御により
所定の情報を所定のレイアウトでプリントアウトするた
めのプリンタである。
【0011】前記ハードディスク装置3には、道路、建
物、配水管路などの地図データを記録する領域としての
地図データ記録部7、給水及び配水管に関するデータを
記録するための給水及び配水管データ記録部8、及び、
配水管の中の既に地中位置が判明している箇所(配水管
の途中部分の箇所)の地中位置(土被り・出幅)を記録
するための地中位置データ記録部9が形成されている。
なお、ここで、前記の「土被り(どかぶり)」とは、配
水管が道路と宅地との境界線から何メートル離れている
かを示す距離のことである。また、前記の「出幅(では
ば)」とは、配水管の上面が道路の表面(舗装面)から
何メートル離れているかを示す距離のことである。
【0012】また、前記制御装置1には、ユーザーが地
図画面上で配水管の途中部分の一箇所を指定したとき、
その指定した箇所の地中位置を推測するための地中位置
推論部10(前記ハードディスク装置3に記録されてい
るコンピュータプログラムにより実現される)が備えら
れている(接続されている)。
【0013】前記地図データ記録部7には、例えば、道
路データ、建物枠データ、配水管路データ、配水管から
各建物へ接続された給水装置のデータ(位置座標データ
を含む)、及び、配水管に設置された消火栓・空気弁・
減圧弁などの弁栓類のデータ(位置座標データを含む)
などが記録されている。
【0014】また、前記給水及び配水管データ記録部8
には、例えば、各建物毎の給水装置の水栓番号、使用者
名、住所、メータ番号、検満月日、使用状態(開栓、閉
栓、給水停止、給水廃止など)、メータの位置、検針順
路番号、使用人数、及び使用水量などの給水データや、
各配水管毎の給水管の管種、給水管の口径、敷設工事年
月日、及び敷設工事業者名などの配水管データが、記録
されている。
【0015】また、前記地中位置データ記録部9には、
「各配水管の途中箇所であって、過去に何らかの理由に
よりその地中位置(土被り・出幅)が判明した途中箇所
についての地中位置データ」が、各配水管の途中箇所を
示す識別番号及び地図上の各位置座標データと関連付け
て記録されている。すなわち、前記地中位置データ記録
部9には、各配水管の途中部分のある箇所が過去に補修
されたときのその補修箇所の地中位置(土被り・出幅)
を示す補修箇所地中位置データ、各配水管と各建物毎の
給水装置とを接続する各給水接続点の地中位置(土被り
・出幅)を示す給水接続点地中位置データ、及び、各配
水管に接続(設置)されている消火栓・空気弁・減圧弁
などの各弁栓類の地中位置(土被り・出幅)を示す弁栓
地中位置データなどを含む、各配水管の途中箇所(複数
箇所)の地中位置データが、それぞれ、前記補修箇所、
給水接続点、及び弁栓類の各識別番号及び地図上の各位
置座標データと互いに関連付けられて、記録されてい
る。
【0016】また、前記地中位置推論部10は、ユーザ
ーが、前記地図データ記録部7からの地図データが表示
された地図画面上で、前記入力部2(マウスなど)を使
用して、ある配水管の中のある一箇所を指定してその指
定した箇所の地中位置(土被り・出幅)の推測をシステ
ム(制御装置1)に指令したとき、前記制御装置1から
の制御により、その指定箇所の地中位置(土被り・出
幅)を、前記地中位置データ記録部9からの「配水管の
途中箇所であって、前記指定箇所に比較的近い途中箇所
の地中位置(土被り・出幅)のデータ」(1箇所の地中
位置データだけでなく、複数箇所の地中位置データが望
ましい)に基づいて推論し、その推論して得られた地中
位置(土被り・出幅)を前記制御装置1に送るものであ
る。
【0017】次に、本実施形態の動作を図2及び図3を
参照して説明する。図2は本実施形態において、ユーザ
ーが、前記ディスプレイ5に地図データを表示させたと
きの動作を示すものである。この図2の地図画面におい
て、11は道路、12は建物、13は道路11に沿って
埋設されている配水管、14及び18は配水管13から
各建物31及び17に水道を供給するための給水装置
(給水装置を構成する止水栓)、15及び19は前記給
水装置14及び18を構成する給水管、16は配水管、
を示している。
【0018】また、この図2の地図画面において、A
は、「建物17の給水装置18を構成する給水管19」
と配水管16とを接続する給水接続点の位置を示す印で
ある(この給水接続点Aについては、接続時に、その地
中位置(土被り・出幅)が判明しており記録されてい
る)。また、この地図画面において、Bは、前記配水管
16の途中部分の一箇所であって過去に補修工事が行わ
れたために地中位置(土被り・出幅)が判明して記録さ
れている箇所の位置を示す印である。また、この地図画
面において、Cは、前記配水管13の途中部分に設置さ
れた弁栓類(消火栓、空気弁、減圧弁など)の位置を示
す印である(この弁栓類の地中位置は、その設置時に、
その地中位置(土被り・出幅)が判明して記録されてい
る)。
【0019】本実施形態において、ユーザーが、図2の
地図画面上で、前記入力部2を構成するマウスの操作な
どにより、前記の各印A,B,Cを指定して、その地中
位置を表示するようにシステム(制御装置1)に指令す
ると、制御装置1は、その指定された各印A,B,Cの
各地中位置データ(土被り・出幅)をハードディスク装
置3の地中位置データ記録部9から取り出して、出力制
御部4に送る。すると、出力制御部4は、地図画面上の
各印A,B,Cの近傍にそれぞれ表示ボックスA1,B
1,C1を重ね表示して、その中に前記各地中位置デー
タ(土被り・出幅)を表示させる。この図2の例では、
前記印Aの近傍の表示ボックスA1には「土被り1.4
m、出幅1.2m」、前記印Bの近傍の表示ボックスB
1には「土被り1.5m、出幅1.2m」、前記印Cの
近傍の表示ボックスC1には「土被り1.2m、出幅
1.1m」と表示されている。
【0020】次に、本実施形態において、ユーザーが図
2の地図画面上で、ある配水管のある箇所を指定して、
その地中位置データ(土被り・出幅)を推測・表示する
ように指定したときの動作を、図3を参照して説明す
る。なお、この図3では、説明の便宜のため、図2に示
すような地図の全てではなく、その地図中のある配水管
のみを抽出して示すようにし、他の道路・建物などの表
示は省略して示している。
【0021】まず、図3(a)を参照して、ユーザー
が、図2の地図画面上で、配水管16の中の任意のある
箇所Pを指定して、その地中位置(土被り・出幅)を推
測・表示するようにシステム(制御装置1)に指令した
ときの動作を説明する。このときは、制御装置1及び地
中位置推論部10は、まず、この配水管16の途中にあ
る箇所であって既に地中位置が判明して記録されており
且つ前記の指定された箇所Pの近傍にある2つの箇所
A,Bの地中位置(土被り・出幅)を、前記ハードディ
スク装置3の地中位置データ記録部9(データベース)
から引き出す。次に、制御装置1及び地中位置推論部1
0は、これらの引き出した箇所Aの地中位置(土被り
1.4m・出幅1.2m)と箇所Bの地中位置(土被り
1.5m・出幅1.2m)とから、予めコンピュータプ
ログラムに組み込まれた経験法則(後述する)などによ
り、前記指定箇所Pの地中位置(土被り・出幅)を推測
し、その推測した地中位置を前記出力制御部4に送る。
すると、出力制御部4は、地図画面上の指定箇所Pの近
傍に表示ボックスP1を重ね表示し、その表示ボックス
P1の中に、その推測した地中位置(土被り1.45m
・出幅1.2m)を表示する。
【0022】次に、前記の図3(a)における動作、す
なわち、図3(a)において、2つの箇所A,Bの地中
位置が分かっているときに、ユーザーが、AとBの中間
にあるPの箇所を指定して、その地中位置を表示するよ
うに指示したときの、制御装置1と地中位置推論部10
の動作の詳細を説明する。本実施形態において、制御装
置1と地中位置推論部10による推論過程で使用される
「基本的な経験法則」は、「配水管の設置工事において
は、その配水管の全体に渡って、その地中位置(土被り
・出幅)がほぼ同一になるように設置されるのが大原則
である(実際上は、多少の誤差は存在しうるとして
も)。」という経験法則である。この「基本的な経験法
則」により地中位置を推論するときは、ユーザーが指定
した箇所Pの近傍にある「既に地中位置が判明してお
り、その地中位置データが地中位置データ記録部9(図
1参照)に記録されている箇所(この図3(a)の場合
は、A及びBのいずれか一方)」が存在すれば、それ
(A及びBのいずれか一方)の地中位置と同一の値(土
被り・出幅)をもって、指定箇所Pの地中位置(土被り
・出幅)であると推論・推測することができる。この
「基本的な経験法則」により地中位置を推測するとき
は、制御装置1と地中位置推論部10は、図3(a)の
指定箇所Pの地中位置を、例えば指定箇所Pの近傍にあ
る箇所Bの地中位置(土被り1.5m・出幅1.2m)
と同一の値と推定することになる(なお、図3(a)の
場合、指定箇所Pの地中位置を、指定箇所Pの近傍にあ
る箇所Aの地中位置(土被り1.4m・出幅1.2m)
と同一の値と推定するようにしてもよい)。なお、前述
のように、本実施形態では、図1の地図データ記録部7
に配水管路データが記録されているので、制御装置1と
地中位置推論部10は、図3(a)の指定箇所Pの近傍
に箇所A又はBがあることを知ることができる。
【0023】ただ、この図3(a)の例においては、上
記の「基本的な経験法則による上記のような基本的な推
論過程」に加えて、さらに、「若干の修正過程」をも付
加して、地中位置の推論を行っている。この「若干の修
正過程」は、上記の「基本的な経験法則」である「配水
管の設置工事においては、その配水管の全体に渡って、
その配水管の地中位置(土被り・出幅)は同一に設置さ
れるのが大原則である」という原則に、「実際上は、多
少の誤差が存在しうる」という点をも考慮したものであ
る。すなわち、図3(a)の例では、上記の「実際上
は、多少の誤差が存在しうる」という点をも考慮して、
前記の「基本的な経験法則」に加えて、「ほとんどの配
水管は、直線状に形成されている(湾曲された配水管が
使用されるのは例外である)」という経験法則をも、利
用している。すなわち、図3(a)の例では、ユーザー
が指定した指定箇所Pは前記A,Bの中間に存在してい
る。また、一般に、「ほとんどの配水管は、直線状に形
成されている(湾曲された配水管が使用されるのは例外
的な場合である)」という「付加的な経験法則」が成り
立っている。そして、この「付加的な経験法則」から、
前記A,Bの中間にあるPの地中位置は、前記A,Bの
地中位置を直線で結んだ線上にあるという推論が成り立
つ。
【0024】そこで、この「付加的な経験法則」に基づ
いて、図3(a)の場合は、Aの地中位置が「土被り
1.4m、出幅1.2m」で、Bの地中位置が「土被り
1.5m、出幅1.2m」となっているので、Pは地中
位置は、前記AとBの地中位置を直線で結んだ位置(前
記Aの地中位置と前記Bの地中位置とのほぼ中間的な位
置)である「土被り1.45m、出幅1.2m」だろう
と推測されるのである。以上の「若干の修正過程」は、
前記の「基本的に経験法則」に加えて、「ほとんどの配
水管が直線状に形成されている」という「付加的な経験
法則」から、導かれるものである。
【0025】なお、本発明においては、上記の「若干の
修正過程」を付加しないで(省略して)地中位置を推論
するようにしてもよい(上記の「基本的な経験法則によ
る上記の基本的な推論過程」のみにより処理してもよ
い)ことは、もちろんである。
【0026】次に、図3(b)の場合、すなわち、ユー
ザーが、図2の地図画面上で、配水管16のある箇所Q
を指定して、その地中位置(土被り・出幅)を推測・表
示するようにシステム(制御装置1)に指令した場合の
動作を説明する。この場合の動作も、図3(a)で説明
したところとほぼ同様である。すなわち、図3(b)の
例においても、上記の図3(a)と同様に、上記の「基
本的な経験法則」による推測過程と、これに付加され
る、上記の「ほとんどの配水管が直線状に形成されてい
る」という「付加的な経験法則」による「若干の修正過
程」とにより、指定箇所Qは、前記A,Bを結んだ直線
上の位置にあると推測されるので、Qは地中位置は、前
記AとBの地中位置を直線で結んだ延長線上の位置であ
る「土被り1.55m、出幅1.2m」だろうと推測さ
れている。すなわち、このときは、制御装置1及び地中
位置推論部10は、まず、この配水管16の複数の箇所
であって既に地中位置が判明して記録されている箇所
A,Bの地中位置を、前記ハードディスク装置3の地中
位置データ記録部9から引き出しす。次に、制御装置1
及び地中位置推論部10は、これらの引き出した箇所A
の地中位置(土被り1.4m・出幅1.2m)と箇所B
の地中位置(土被り1.5m・出幅1.2m)とから、
予めコンピュータプログラムに組み込まれた経験法則な
どにより、前記指定箇所Qの地中位置を推測する。この
推測された地中位置(土被り1.55m・出幅1.2
m)は、出力制御部4により、地図画面上の指定箇所Q
の近傍の表示ボックスP1の中に表示される。
【0027】次に、図3(c)(d)は、配水管20が
湾曲した道路に沿って湾曲(カーブ)している場合の本
実施形態の動作を示している。一般に、道路が湾曲して
いる場合は、配水管も、道路と宅地との境界線に沿っ
て、湾曲して埋設されている。したがって、道路及び配
水管が湾曲している場合でも、ユーザーが指定した指定
箇所の推測動作は、図3(a)(b)において説明した
ところと、基本的には同様である。
【0028】すなわち、図3(c)(d)のような湾曲
した道路の場合でも、前記の「基本的な経験法則」は、
同様に妥当している。したがって、図3(c)に示すよ
うに、ユーザーが、湾曲した配水管21のある箇所Rを
指定してその箇所Rの地中位置の推測・表示をシステム
(制御装置1)に指令したときは、制御装置1及び地中
位置推論部10は、その配水管21の途中にある前記指
定箇所Rの近傍の箇所H,I(予め地中位置が判明して
記録されている箇所)の地中位置を、ハードディスク装
置3の地中位置データ記録部9から引き出して、それら
のH,Iの箇所の地中位置から、図3(a)(b)で述
べたと同様に、前記指定箇所Rの地中位置を推測し、前
記指定箇所Rの近傍に重ね表示された表示ボックスR1
の中に、その地中位置(土被り・出幅)を表示させる。
【0029】また、図3(d)に示すように、ユーザー
が、湾曲した配水管21のある箇所Sを指定してその箇
所Sの地中位置の推測・表示をシステム(制御装置1)
に指令したときは、制御装置1及び地中位置推論部10
は、その配水管21の前記指定箇所Sの近傍の箇所H,
I(予め地中位置が判明して記録されている箇所)の地
中位置を、ハードディスク装置3の地中位置データ記録
部9から引き出して、それらのH,Iの箇所の地中位置
から、図3(a)(b)について述べた「基本的な経験
法則」に基づいて、前記指定箇所Sの地中位置を推測
し、前記指定箇所Sの近傍に重ね表示された表示ボック
スS1の中に、その地中位置(土被り・出幅)を表示す
る。
【0030】すなわち、前記の図3(c)(d)の場合
は、配水管21が所定の角度で湾曲している点で、上記
の直線状の配水管が使用されている図3(a)(b)の
場合と異なっている。しかしながら、上記の「配水管の
設置工事においては、その配水管の全体に渡って、その
地中位置(土被り・出幅)が同一になるように設置され
るのが大原則である」という「基本的な経験法則」は、
配水管の形状が直線状であろうと湾曲していようと、全
く同じように妥当していることは、当業者にとって明ら
かなことである。したがって、この図3(c)(d)の
場合も、制御装置1と地中位置推論部10は、上記の
「基本的な経験法則」にしたがって、図3(c)(d)
のユーザーが指定した指定箇所R,Sの地中位置(土被
り・出幅)は、「指定箇所R,Sの近傍にある箇所H及
びIのいずれか一方の地中位置(土被り・出幅)」と同
一の値であると推測し、指定箇所Rの地中位置は「土被
り1.2m・出幅1.1m」、指定箇所Sの地中位置は
「土被り1.2m・出幅1.1m」と表示している。
【0031】以上のように、本実施形態の制御装置1と
地中位置推論部10による指定箇所P,Q,R,Sの地
中位置の推測は、「配水管の設置工事においては、その
配水管の全体に渡って、その地中位置(土被り・出幅)
は同一になるように設置されるのが大原則である」とい
う「基本的な経験法則」などにしたがって行われてい
る。
【0032】以上のように、本実施形態によれば、水道
事業者などのユーザーが、地図画面上で、ある配水管の
ある箇所を指定してその指定箇所の地中位置(土被り・
出幅)の推測及び表示をシステム(制御装置1)に指令
すると、制御装置1及び地中位置推論部10が、予め記
録されている前記配水管の複数箇所の地中位置(土被り
・出幅)に基づいて、前記指定箇所の地中位置(土被り
・出幅)を自動的に推測し、それを画面上に表示するよ
うになっている。よって、本実施形態によれば、水道事
業者などのユーザーは、配水管の突発的な漏水事故や破
損事故により緊急に補修工事をする必要が生じた場合な
どに、その漏水箇所や破損箇所の地中位置を、すなわ
ち、その補修すべき地中位置(土被り・出幅)を、容易
に且つ自動的に推測することができるので、従来と比べ
て格段に早く、漏水事故や破損事故に対処する(漏水箇
所や破損箇所の補修工事などに着手する)ことができる
ようになる。
【0033】なお、以上の実施形態では、地中位置デー
タ記録部9には、(a)配水管の中の補修された箇所の
地中位置を示す補修箇所地中位置データ、(b)配水管
と各建物毎の給水装置とを接続する給水接続点の地中位
置を示す給水接続点地中位置データ、及び、(c)配水
管に設置された消火栓・空気弁・減圧弁などの弁栓類の
地中位置を示す弁栓地中位置データを記録するようにし
ている(前記の(a)(b)及び(c)の地中位置デー
タは、補修工事の時点、給水接続点を設置した時点、又
は、弁栓を設置した時点に、水道事業者により取得され
ている)が、本発明ではこれらの地中位置データだけで
なく、例えば、(d)道路面から地中の配水管の測定箇
所に向けて発せられた電磁波又は超音波の反射波に基づ
いて得られた前記配水管の測定箇所の地中位置を示す測
定箇所地中位置データ(水道事業者などの依頼を受けた
調査会社が、管路探査機を使用して、道路の上から地中
の給水管に向けて電磁波又は超音波を発信し、その反射
波を解析することで、配水管の複数箇所の地中位置(出
幅と土被り)を測定して得られた地中位置データ)や、
(e)下水工事をするときにそれまで敷設されていた配
水管がマンホールに当たらないようにその配水管の切り
回し工事を行ったときに得られる、その切り回し工事さ
れた配水管の複数箇所の地中位置(出幅と土被り)デー
タなどをも記録するようにしておき、前記の(d)や
(e)の地中位置データに基づいて、ユーザーが地図画
面上で指定した指定箇所の地中位置(土被り・出幅)を
システム側が推測して表示するようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による配
水管の指定箇所の地中位置を推測するためのシステム、
方法、及び記録媒体を使用するときは、水道事業者など
のユーザーが、地図画面上で、ある配水管のある箇所を
指定してその指定箇所の地中位置(土被り・出幅)の推
測して表示するように指令すると、前記指定箇所地中位
置推測手段により、予め記録されている前記配水管の1
つ又は複数箇所(前記指定箇所の近傍にある箇所が望ま
しい)の地中位置(土被り・出幅)に基づいて、前記指
定箇所の地中位置(土被り・出幅)が自動的に推測さ
れ、それが画面上に表示されるようになる。よって、水
道事業者などのユーザーは、例えば突発的な漏水事故や
破損事故により配水管の補修工事が緊急に必要になった
場合などに、その補修すべき漏水箇所又は破損箇所につ
いて、その地中位置(土被り・出幅)を容易に且つ自動
的に推測することができるので、従来と比べて格段に早
く、漏水箇所や破損箇所の補修工事などに着手すること
ができ、突発的な漏水事故や破損事故に対処することが
できるようになる。このように、本発明の配水管の指定
箇所の地中位置推測システム、方法、及び記録媒体によ
れば、配水管の途中部分に漏水や破損が突発的に発生し
た場合に、その発生箇所の地中位置を容易に且つ自動的
に推測することができ、そのため、配水管の途中部分に
漏水や破損が発生した場合にその箇所の補修を緊急に行
うことを可能にすることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態による配水管の指定箇所の
地中位置を推測するためのシステムの概略構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 本実施形態において、ディスプレーの地図画
面上に配水管の所定箇所の地中位置(土被り・出幅)が
表示されている状態を示す図である。
【図3】 本実施形態による配水管の指定箇所の地中位
置を推測及び表示の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 制御装置 2 入力部 3 ハードディスク装置 4 出力制御部 5 ディスプレイ 6 プリンタ 7 地図データ記録部 8 給水及び配水管データ記録部 9 地中位置データ記録部 11 道路 12,17,31 建物 13,16,21 配水管 14,18 給水装置 15,19 給水管 A 給水接続点の印 B 補修箇所の印 C 弁栓の印 P,Q,R,S 指定箇所 A1,B1,C1,P1,Q1,R1,S1 表示ボッ
クス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16L 1/02 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路データ、建物データ、及び、配水管
    路データを含む地図データを記録するための地図データ
    記録手段と、 配水管の中の補修された箇所の地中位置を示す補修箇所
    地中位置データ、配水管と各建物毎の給水装置とを接続
    する給水接続点の地中位置を示す給水接続点地中位置デ
    ータ、配水管に設置された消火栓・空気弁・減圧弁など
    の弁栓類の地中位置を示す弁栓地中位置データ、及び、
    道路面から地中の配水管の所定の測定箇所に向けて発せ
    られた電磁波又は超音波の反射波に基づいて得られた前
    記配水管の所定の測定箇所の地中位置を示す測定箇所地
    中位置データの計4種の地中位置データの中の少なくと
    も1種以上の地中位置データを記録するための地中位置
    データ記録手段と、 前記地図データ記録手段からの地図データを画面上に表
    示するための地図表示手段と、 前記地図表示手段により表示された地図画面上で、前記
    配水管の中の任意の一箇所を指定するための箇所指定手
    段と、 前記箇所指定手段により指定された指定箇所の地中位置
    データを、前記地中位置データ記録手段からの1つ又は
    複数の地中位置データに基づいて推測するための指定箇
    所地中位置推測手段と、 前記指定箇所地中位置推測手段により推測された推測地
    中位置データを地図画面上に表示するための推測地中位
    置データ表示手段と、を備えたことを特徴とする配水管
    の指定箇所の地中位置推測システム。
  2. 【請求項2】 道路データ、建物データ、及び、配水管
    路データを含む地図データを記録しておくと共に、配水
    管の中の補修された箇所の地中位置を示す補修箇所地中
    位置データ、配水管と各建物毎の給水装置とを接続する
    給水接続点の地中位置を示す給水接続点地中位置デー
    タ、配水管に設置された消火栓・空気弁・減圧弁などの
    弁栓類の地中位置を示す弁栓地中位置データ、及び、道
    路面から地中の配水管の所定の測定箇所に向けて発せら
    れた電磁波又は超音波の反射波に基づいて得られた前記
    配水管の所定の測定箇所の地中位置を示す測定箇所地中
    位置データの計4種の地中位置データの中の少なくとも
    1種以上の地中位置データを記録しておき、 前記地図データを表示した地図画面上で、前記配水管の
    中の任意の一箇所が指定されたとき、この指定された箇
    所の地中位置データを、前記地中位置データ記録手段か
    らの1つ又は複数の地中位置データに基づいて推測し、
    この推測された指定箇所地中位置データを地図画面上で
    表示する、ことを特徴とする配水管の指定箇所の地中位
    置の推測方法。
  3. 【請求項3】 道路データ、建物データ、及び、配水管
    路データを含む地図データを記録しておくと共に、配水
    管の中の補修された箇所の地中位置を示す補修箇所地中
    位置データ、配水管と各建物毎の給水装置とを接続する
    給水接続点の地中位置を示す給水接続点地中位置デー
    タ、配水管に設置された消火栓・空気弁・減圧弁などの
    弁栓類の地中位置を示す弁栓地中位置データ、及び、道
    路面から地中の配水管の所定の測定箇所に向けて発せら
    れた電磁波又は超音波の反射波に基づいて得られた前記
    配水管の所定の測定箇所の地中位置を示す測定箇所地中
    位置データの計4種の地中位置データの中の少なくとも
    1種以上の地中位置データを記録しておき、 前記地図データを表示した地図画面上で、前記配水管の
    中の任意の一箇所が指定されたとき、この指定された箇
    所の地中位置データを、前記地中位置データ記録手段か
    らの1つ又は複数の地中位置データに基づいて推測し、
    この推測された指定箇所地中位置データを地図画面上で
    表示する、ことを内容とする配水管の指定箇所の地中位
    置を推測するためのコンピュータプログラムを記録した
    記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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