JP2002081399A - 立軸ポンプ - Google Patents

立軸ポンプ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一床にて立軸ポンプを設置できるようにし、
且つ動力伝達ユニットの着脱作業を容易に行うことがで
きるようにし、メンテナンスを楽に行うことができるよ
うにする。 【解決手段】 ポンプ本体11を、エルボ管10が床3
上に位置するように床3に貫通設置する。エルボ管10
の背側外壁部上に、ポンプ軸貫通部27の位置からエル
ボ管10の外側方へ水平に延びる設置座28を1個所だ
け設ける。床3上に設置した原動機13に連結される水
平入力軸20と該水平入力軸20の回転をポンプ軸5に
伝える動力伝達機構49と設置座へ載置させるためのベ
ース33を有する動力伝達ユニット29を、ベース33
を介して設置座28に対しボルト32により着脱可能に
設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は低所の水を高所へ汲
み上げるために用いる立軸ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】立軸ポンプは各種の排水設備等で用いら
れている。図7に示すものは、その一例として吸水槽の
水を吐出水槽へ排水するように建屋の排水機場に立軸ポ
ンプを設置して用いるようにしたもので、従来の立軸ポ
ンプは、吸水槽1の上側に設けられたポンプ建屋4の下
部の床3に、上下方向に延びるポンプ軸5と、該ポンプ
軸5の下端部に取り付けた羽根車6を収容し且つ下端に
ベルマウス7を有する吐き出しボウル8と、該吐き出し
ボウル8上に順次連設した揚水管9及びエルボ管10と
からなるポンプ本体11を、上記エルボ管10の下端部
位置がリング状の取付座12を介して上記下部の床3に
貫通支持されるように設置して、ポンプ本体11を下部
の床3に支持させると共に、該下部の床3の上方位置に
上部の床2を設けて、該上部の床2上に立軸ポンプの原
動機13と減速機15を設置し、上記ポンプ軸5の上端
を、エルボ管10を貫通させて外へ取り出して上部の床
2上に設置した減速機15に連結し、原動機13により
出力軸14、減速機15を介してポンプ軸5に動力が伝
達されるようにし、更に、上記エルボ管10に、中間部
に吐出弁16を備えて出口部に逆流防止弁17を備えた
主配管18を接続して、該主配管18の出口部を吐出水
槽19内に臨ませるようにし、原動機13の駆動でポン
プ軸5を駆動して羽根車6を回転させることにより、ベ
ルマウス7を通して吐き出しボウル8内に吸い込んだ水
を上方へ吐き出し、揚水管9、エルボ管10、主配管1
8を通して吐出水槽19内に排出させられるようにして
ある。
【0003】しかしながら、かかる従来の立軸ポンプの
場合、ポンプ建屋4が、原動機13を設置するための上
部の床2とポンプ本体11を設置するための下部の床3
とを有する2床構造であるため、ポンプ建屋4の高さが
高くなり、建築費が嵩む問題があり、又、メンテナンス
は上下2つの床2,3上で行う必要があることから、メ
ンテナンス作業全体が煩雑になるという問題がある。
【0004】そのため、原動機とポンプ本体とを設置す
るために上下2つの床を使用する型式に代え、原動機と
ポンプ本体とを同一床上に設置して、1つの床上でメン
テナンスを行うことができるようにするための工夫がな
され、従来、図8に概略を示す如く、原動機の出力軸に
連結するようにした水平入力軸20や、該水平入力軸2
0側から受けた回転力を中間伝達機構部22を介してポ
ンプ軸5の上端部に伝えるようにした垂直出力軸21等
をケーシング24に組み付けてなる動力伝達機構23
を、ポンプ本体11のエルボ管10の背側外壁部に一体
的に取り付け、且つポンプ本体11を貫通させて設置す
る図7の下部の床3に相当する床上に原動機を設置でき
るようにしてあるもの(特開平11−193799号公
報)や、図9に概略を示す如く、図8に示したものと同
様な水平入力軸20や垂直出力軸21等をケーシング2
4に組み付けてなる動力伝達機構を、別体型の動力伝達
ユニット25として構成し、該動力伝達ユニット25
を、ポンプ本体11のエルボ管10の背側外壁部に設け
た上下2つの設置座26a,26bに対し着脱可能に設
置するようにしたもの(特開2000−27785号公
報)が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図8に示さ
れる立軸ポンプの場合、動力伝達機構23がエルボ管1
0と一体構造となっているため、エルボ管10の形状
(鋳物形状)が非常に複雑となり、メンテナンスに多大
の労力を要する問題がある。
【0006】一方、図9に示される立軸ポンプの場合
は、動力伝達機構がユニット構造となっているため、図
8に示される立軸ポンプの場合に比してメンテナンスは
楽であるが、2つの設置座26a,26bに動力伝達ユ
ニット25を同時に取り付ける必要があるため、メンテ
ナンス時の動力伝達ユニット25の着脱作業が面倒であ
る。又、エルボ管10の背側外壁部に2つの設置座26
a,26bを設けることから、座の加工面が多くなると
いう問題もある。
【0007】そこで、本発明は、図8、図9に示す従来
方式の問題点を解消してメンテナンス時の動力伝達ユニ
ットの着脱作業を容易に行うことができるようにする立
軸ポンプを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、ポンプ軸下端の羽根車を収容する吐き出
しボウル上に、揚水管とエルボ管を順次連設し、上記ポ
ンプ軸の上端部をエルボ管より外方へ貫通させて上方へ
突出するように取り出してなるポンプ本体を、床に下向
きに貫通させて設置し、上記ポンプ軸を原動機で駆動す
るようにしてある立軸ポンプにおいて、上記エルボ管の
背側上部に、ポンプ軸貫通部からエルボ管の外側方向へ
水平に所要量張り出すように設置座を1個所だけ設け、
且つ上記ポンプ本体を設置した床と同一床上に設置した
原動機に連結させる水平入力軸と該水平入力軸側から回
転力を上記ポンプ軸に伝えるようにする動力伝達機構を
備えた動力伝達ユニットを、上記設置座に着脱可能に設
置してポンプ本体に組み付けるようにしてなる構成とす
る。
【0009】設置座をポンプ本体の1個所だけに設けた
構成としてあることから、動力伝達ユニットの着脱作業
を容易に行うことができ、メンテナンスを楽に行うこと
ができる。
【0010】又、動力伝達ユニットに有する上部ケーシ
ングの下面に、設置座へ載置させるためのベースを取り
付けた構成とすることにより、動力伝達ユニットを安定
支持することができる。
【0011】更に、動力伝達ユニットの上部ケーシング
の上面板と下面板に設けた軸挿通孔に挿通させて垂直出
力軸を支持させるようにし、且つ上記下面板の軸挿通孔
部分に油封装置を装備させると共に、エルボ管のポンプ
軸貫通部に水封装置を装備させて、油封装置と水封装置
を上下で対峙させるようにした構成とすることにより、
動力伝達ユニットの潤滑油漏れ及び動力伝達ユニット内
へのポンプ水の混入を未然に防ぐことができる。
【0012】更に又、水封装置の上面部に、トレイ部を
形成した構成とすることにより、水封装置上に生じたポ
ンプ水によるドレンをトレイ部で受けることができると
共に、油封装置から潤滑油が漏れるような事態が発生し
たとしても、トレイ部で受けることができて、これらの
周囲への飛散を防ぐことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0014】図1乃至図4は本発明の実施の一形態を示
すもので、図7に示す立軸ポンプと同様に、ポンプ本体
11を、エルボ管10の下端部位置がリング状の取付座
12を介して床3に貫通支持されるように設置してある
構成において、上記エルボ管10の背側外壁部上に、ポ
ンプ軸貫通部27の位置から外側方向へ水平に所要量張
り出すように設置座28を1個所だけ設け、且つポンプ
本体11を設置した床3と同一床上に設置した原動機1
3の出力軸14に連結するようにした水平入力軸20と
該水平入力軸20側から受けた回転力をポンプ軸5に伝
えるようにした動力伝達機構49を有する動力伝達ユニ
ット29を、上記設置座28に上方から着脱可能に設置
する。
【0015】詳述すると、上記設置座28は、平面から
見て、エルボ管10のポンプ軸貫通部27を取り囲む如
き形状としてあって取り囲みの両端がエルボ管10の外
側方へ向けて所要量延在するようにしてあり、且つ座面
となる上面を水平に加工して、エルボ管10の背側外壁
部に突設したリブ30によりエルボ管10に支持させる
ようにしてある。
【0016】上記動力伝達ユニット29は、エルボ管1
0の背側外壁部から外側へ貫通突出するポンプ軸5の上
端部側の位置を包囲して水平方向に張り出すようにした
上部ケーシング31と、上記設置座28に対応する形状
としてポンプ軸5の周囲を取り囲めるように上部ケーシ
ング31の下面に設けられボルト32により設置座28
に着脱可能に取り付けるようにしたベース33と、上記
上部ケーシング31の外周部一側に下方へ向けて延びる
ように連設して上記設置座28の両端部のリブ30の間
に入り込むようにさせるサイドケーシング34とを有す
る。
【0017】上記サイドケーシング34には、外側板3
4aの所要の高さ位置に、軸箱35を水平方向に貫通さ
せて取り付け、該軸箱35に、先端部(内端部)にベベ
ルギヤ36を有し後端部(外端部)を原動機13の出力
軸14に継手37で連結できるようにした水平入力軸2
0を挿入して、該水平入力軸20を軸箱35に保持させ
た軸受38に回転自在に支持させ、上記ベベルギヤ36
に噛合させるようにしたベベルギヤ39を下端部側に設
けた中間軸40を、サイドケーシング34内の位置から
上部ケーシング31の下面板31bを貫通させて上面板
31aの位置まで達するようにポンプ軸5と平行に上下
方向に配置して、該中間軸40の上端部を、上記上部ケ
ーシング31の上面板31aの部分に固定した軸箱41
内の軸受42に支承させると共に、中間軸40の下端部
を、サイドケーシング34の内壁に固定した軸箱43内
のラジアル軸受44に支承させるようにしてある。
【0018】又、上記上部ケーシング31には、上面板
31aと下面板31bに、軸挿通孔45と46を設け
て、これら軸挿通孔45,46に、ポンプ軸5の上端部
外周に上方から嵌装させてキー結合するようにしたパイ
プ状の垂直出力軸21を配置し、該垂直出力軸21を、
軸挿通孔45の部分でスラスト軸受47とラジアル軸受
48に、又、軸挿通孔46の部分でラジアル軸受48に
それぞれ回転自在に支持させ、且つ上記垂直出力軸21
の上部ケーシング31内に位置する部分の外周に、ギヤ
50を取り付けると共に、該ギヤ50を、上記中間軸4
0の上端部に取り付けたギヤ51に噛合させた構成と
し、上記原動機13の駆動で水平入力軸20を回転さ
せ、その回転力をベベルギヤ36,39を介し中間軸4
0に伝え、更に、ギヤ51とギヤ50で回転速度を変速
してから垂直出力軸21を介しポンプ軸5に伝えるよう
にしてある。なお、上記ベベルギヤ36から垂直出力軸
21までの間で動力伝達機構49が構成されるようにし
てある。
【0019】更に、上部ケーシング31の下面板31b
に形成された軸挿通部46の下部位置には、油封装置5
2を装備させ、一方、エルボ管10のポンプ軸貫通部2
7には、ブッシュ53の他に、該ブッシュ53の上部に
水封装置54を装備させて、油封装置52と水封装置5
4とを上下で対峙させるようにし、且つ該水封装置54
には、ポンプ水によるドレンや上記油封装置52から漏
れた潤滑油等を受けるためのトレイ部54aを上面部に
形成した構成としてある。
【0020】なお、55は上部ケーシング31の上面板
31aより上方へ突出する垂直出力軸21の上端部を覆
うようにしたヘッドカバー、56はサイドケーシング3
4の下部に形成された油溜りを示す。
【0021】上記構成としてあるため、水平入力軸20
の高さ位置を原動機13の出力軸14に合わせて選定す
ることで、該水平入力軸20に連結する原動機13を、
ポンプ本体11のエルボ管10を取り付ける床3上に設
置することができ、立軸ポンプ全体の高さを低くするこ
とができる。したがって、図7に示す如きポンプ建屋4
を、1床式として背丈を低くして構築することができ
る。又、横軸ポンプを立軸ポンプに変更する場合でも建
屋の改築を不要とすることができる。
【0022】上記において、動力伝達ユニット29は、
図4に示す如く、ポンプ本体11のエルボ管10に設け
た設置座28に対しベース33の部分を載せてボルト3
2止めするだけで容易に設置することができると共に、
ボルト32を取り外すことで容易に分離できるので、メ
ンテナンスを楽に行うことができる。又、上記設置座2
8は1つだけであるが、ポンプ軸貫通部27の周囲から
エルボ管10の背側外壁部外側方へ向けて長く延在する
ような形状としてあると共に、エルボ管10の背側外壁
部から立てたリブ30によって堅固に支持されているた
め、動力伝達ユニット29を安定して設置することがで
き、しかも該動力伝達ユニット29のサイドケーシング
34は設置座28の両端部を支えるリブ30の間に入り
込ませるようにしてあるため、全体をコンパクトに設計
することができる。更に、動力伝達ユニット29側に
は、上部ケーシング下面板31bの軸挿通孔46部に油
封装置52が装備されており、ポンプ本体11側には、
エルボ管10のポンプ軸貫通部27に水封装置54が装
備されているため、ポンプ水が動力伝達ユニット29内
に混入して運転停止を生じさせてしまうような事態の発
生を未然に防ぐことができ、又、水封装置54上にポン
プ水によるドレンが発生したり、万一、油封装置52の
部分から潤滑油が漏れてきたとしても、水封装置54の
上面部に設けてあるトレイ部54aでドレンや潤滑油を
受けることができるので、周辺をドレンや油で汚染して
しまうようなこともない。
【0023】次に、図5は本発明の実施の他の形態を示
すもので、図1乃至図4に示した立軸ポンプと同様な構
成において、動力伝達ユニット29の上部ケーシング3
1の更に上側にトップケーシング57を設けて、該トッ
プケーシング57内に、垂直出力軸21を支持するスラ
スト軸受47や中間軸40の上端部を支持する軸受42
等の部分が収容されるようにし、且つ中間軸40の上方
に位置するトップケーシング57上に、その入力軸58
がトップケーシング57内に下向きに突入するように注
油ポンプ59を設置し、一方、上記中間軸40の上端に
延長軸60を設け、該延長軸60と上記注油ポンプ59
の入力軸58に、互に噛合するように伝達ギヤ61と6
2を取り付けて、中間軸40の回転力により注油ポンプ
59が駆動されるようにし、更に、注油ポンプ59に
は、一端をサイドケーシング34の油溜り56に連通さ
せた配管63の他端を接続して、注油ポンプ59の駆動
により油溜り56にある潤滑油が吸い上げられて上方か
ら各ギヤや軸受に供給されるようにしたものである。
【0024】図5に示すように構成すると、原動機13
の駆動力の一部を取り出して注油ポンプ59を駆動する
ことができ、潤滑油を効率よく循環使用することができ
る。
【0025】なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限
定されるものではなく、たとえば、図6に示す如く、水
平入力軸20をサイドケーシング34に対し斜めに配置
してもよいこと、スラスト軸受47は下部のラジアル軸
受48の位置に組み付けるようにしてもよいこと、その
他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を
加え得ることは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の立軸ポンプに
よれば、ポンプ軸下端の羽根車を収容する吐き出しボウ
ル上に、揚水管とエルボ管を順次連設し、上記ポンプ軸
の上端部をエルボ管より外方へ貫通させて上方へ突出す
るように取り出してなるポンプ本体を、床に下向きに貫
通させて設置し、上記ポンプ軸を原動機で駆動するよう
にしてある立軸ポンプにおいて、上記エルボ管の背側上
部に、ポンプ軸貫通部からエルボ管の外側方向へ水平に
所要量張り出すように設置座を1個所だけ設け、且つ上
記ポンプ本体を設置した床と同一床上に設置した原動機
に連結させる水平入力軸と該水平入力軸側から回転力を
上記ポンプ軸に伝えるようにする動力伝達機構を備えた
動力伝達ユニットを、上記設置座に着脱可能に設置して
ポンプ本体に組み付けるようにしてなる構成としてある
ので、メンテナンス時等に動力伝達ユニットの着脱作業
を容易に行うことができ、又、動力伝達ユニットに有す
る上部ケーシングの下面板に、設置座へ載置させるため
のベースを取り付けた構成とすることにより、動力伝達
ユニットを1個所だけの設置座でも安定支持することが
でき、更に、動力伝達ユニットの上部ケーシングの上面
板と下面板に設けた軸挿通孔に挿通させて垂直出力軸を
支持させるようにし、且つ上記下面板の軸挿通孔部分に
油封装置を装備させると共に、エルボ管のポンプ軸貫通
部に水封装置を装備させて、油封装置と水封装置を上下
で対峙させるようにした構成とすることにより、動力伝
達ユニットの潤滑油の漏れ及び動力伝達ユニット内への
ポンプ水の混入を未然に防ぐことができて信頼性を向上
させることができ、更に又、水封装置の上面部に、トレ
イ部を形成した構成とすることによって、水封装置上に
ドレンが発生したり油封装置から潤滑油が万一漏れたと
しても、これらをトレイ部で受けることができて、周囲
の汚染を防ぐことができる、等の優れた効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の立軸ポンプの実施の一形態を示す概要
図である。
【図2】図1のA−A方向矢視図である。
【図3】図1のB−B方向矢視図である。
【図4】設置座とベースとの取合関係を示す斜視図であ
る。
【図5】本発明の実施の他の形態を示す概要図である。
【図6】本発明の実施の更に他の形態を示す平面図であ
る。
【図7】従来の立軸ポンプの一例を示す概略図である。
【図8】図7の従来の立軸ポンプを改善するためになさ
れた従来の立軸ポンプの一例を示す部分図である。
【図9】図7の従来の立軸ポンプを改善するためになさ
れた従来の立軸ポンプの他の例を示す部分図である。
【符号の説明】
3 床 5 ポンプ軸 6 羽根車 8 吐き出しボウル 9 揚水管 10 エルボ管 11 ポンプ本体 13 原動機 20 水平入力軸 21 垂直出力軸 27 ポンプ軸貫通部 28 設置座 29 動力伝達ユニット 31 上部ケーシング 31a 上面板 31b 下面板 45,46 軸挿通孔 49 動力伝達機構 52 油封装置 54 水封装置 54a トレイ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ軸下端の羽根車を収容する吐き出
    しボウル上に、揚水管とエルボ管を順次連設し、上記ポ
    ンプ軸の上端部をエルボ管より外方へ貫通させて上方へ
    突出するように取り出してなるポンプ本体を、床に下向
    きに貫通させて設置し、上記ポンプ軸を原動機で駆動す
    るようにしてある立軸ポンプにおいて、上記エルボ管の
    背側上部に、ポンプ軸貫通部からエルボ管の外側方向へ
    水平に所要量張り出すように設置座を1個所だけ設け、
    且つ上記ポンプ本体を設置した床と同一床上に設置した
    原動機に連結させる水平入力軸と該水平入力軸側から回
    転力を上記ポンプ軸に伝えるようにする動力伝達機構を
    備えた動力伝達ユニットを、上記設置座に着脱可能に設
    置してポンプ本体に組み付けるようにしてなることを特
    徴とする立軸ポンプ。
  2. 【請求項2】 動力伝達ユニットに有する上部ケーシン
    グの下面板に、設置座へ載置させるためのベースを取り
    付けた請求項1記載の立軸ポンプ。
  3. 【請求項3】 動力伝達ユニットの上部ケーシングの上
    面板と下面板に設けた軸挿通孔に挿通させて垂直出力軸
    を支持させるようにし、且つ上記下面板の軸挿通孔部分
    に油封装置を装備させると共に、エルボ管のポンプ軸貫
    通部に水封装置を装備させて、油封装置と水封装置を上
    下で対峙させるようにした請求項1又は2記載の立軸ポ
    ンプ。
  4. 【請求項4】 水封装置の上面部に、トレイ部を形成し
    た請求項3記載の立軸ポンプ。
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