JP2002081289A - トンネル掘進方法及びトンネル掘進装置 - Google Patents
トンネル掘進方法及びトンネル掘進装置Info
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Abstract
響診断方法を用いて的確に判断しつつトンネルの掘進を
行うことができるトンネル掘進装置を提供する。 【解決手段】 本発明のトンネル掘進装置は、掘削マシ
ーン1のカッター面板20に半径方向内方から半径方向
外方に向かって所定間隔を開けて設けられかつ掘削対象
に向かってジェット水流を噴射するジェット噴射ノズル
23〜26と、カッター面板20と協働して密閉室27
を構成する隔壁28とカッター面板20との少なくとも
一方に設けられて掘削対象のジェット水流噴射に基づく
破砕音を検出する検出センサ29と、ジェット噴射ノズ
ル23〜26の回転方向位置とジェット噴射ノズル23
〜26の半径方向位置とを表示する表示手段31とを有
する。
Description
に向かってジェット水流を噴射し、その噴射に基づく掘
削対象の破砕音を検出することにより、掘削対象が障害
物であるか否かを診断し、その診断結果に基づいてトン
ネルの掘進を行うトンネル掘進方法及びトンネル掘進装
置に関するものである。
式掘進機(密閉式掘削マシーン)を用いてのシールド工
法、推進工法が知られている。このシールド工法、推進
工法は、山岳地帯のトンネルの掘削、河川底を横断する
トンネルの掘削、市街地での長距離トンネルの掘削等の
多様な施工に用いられている。
掘削始点と掘削終点との地質調査(土質調査)を行うと
共に、掘削始点から掘削終点までを結んだ掘削進路(掘
削ルート、掘進計画線)上の数箇所をピックアップし
て、その数箇所の地質調査を行って、その掘削進路上の
地中内の掘削対象としての土質又は地盤を判断し、工法
の選定、密閉式掘削マシーンの選定を行って、実際の施
工を行っている。
対象、例えば、転石、岩盤、流木等の障害物に遭遇する
ことがあり、このような障害物があると施工計画通りに
掘削を続行することが困難となり、施工計画そのものを
見直すことを余儀なくされ、工期の長期化、ひいては、
施工コストの大幅なアップを招くことになる。
多くて地形が複雑であり、かつ、土質も急激な変化を呈
する場所が多いので、地質調査のみに頼って土質地盤を
判断するのは難しい。また、市街地の施工の場合には、
道路が多くて掘削進路上の数箇所をピックアップして地
質調査を行うことが制限され、実際上、掘削始点と掘削
終点との二箇所のみの地質調査で施工を行わなければな
らず、掘削始点から掘削終点までの掘進進路途中にいか
なる障害物が存在するかを予測することが困難である。
河川底横断の施工計画においても、河川内で地質調査を
行うことが困難であり、同様に障害物の予測をつけにく
い。
査であり、土質の性状を把握し難い。予算面からも地質
調査の範囲が限られる。掘削中の破砕物から土質を判断
することも考えられるが、密閉式掘削マシーンでは掘削
切り羽を目視できないので土質性状を把握できず、施工
管理上重要な掘削切り羽を損傷することにもなりかねな
い。
を判断する方法が提案されているが、河川内ではこの方
法を用いることができず、均一土質の場合には広範囲に
渡って測定することによりある程度の大きさの障害物を
判断することができるが、埋設管等の障害物の判断は困
難であり、かつ、全施工区間に渡って電気探査を行うこ
とにすると、施工コストが大幅にアップする。また、掘
進中、リアルタイムでの地質測定が不可能である。
を判断するアコステッィク エミッション(音響診断)
方法も提案されている。
の掘削マシーンによるトンネル掘進方法は、図1に示す
ように、掘削マシーン1のカッター面板2の後方に設け
られてカッター面板2と協働して密閉室3を構成する隔
壁4に加速度センサ5を取り付け、岩盤6、転石7、流
木8等の障害物に切り羽(カッター)9が遭遇したとき
に発生する可聴帯域(例えば、10KHz以下の周波数帯
域)の音響を加速度センサ5によって検出し、この加速
度センサ5から出力される音響検出信号を、中央制御装
置室10に設置の音響モニター装置11の周波数バンド
パスフィルタ(図示を略す)で処理して、スピーカ12
によって音声に再変換し、操作者(オペレータ)に音響
を聞かせるようにすると共に、音響検出信号の波形を可
視化するために、オシロスコープ13に表示させるよう
にしている。
ン1によるトンネル掘進方法には、加速度センサ5をカ
ッター面板2に直接取り付けたものもある。この音響診
断を用いての掘削マシーン1によるトンネル掘進方法に
よれば、オペレータがスピーカー12から放出される音
響を聞きながら掘削状況を判断できるので、リアルタイ
ムでの地質の判断が可能である。
シーン1によるトンネル掘進方法によれば、掘削マシー
ン1の電動機の音、カッター面板2(ディスクカッタ
ー)の摩耗による音の変化、カッター面板2への土砂の
居付き、掘削マシーン1の油切れ等の掘削マシーン1の
異常音の判断、粘性度、砂層、転石、流木、金属物等の
地中障害物、硬岩層、軟岩層、互層地盤等の土質性状を
切り羽(カッター)による切削音を聞き分け又はオシロ
スコープ13を見て判断することはできる。
すように、カッター面板2が回転しながら掘削を行いつ
つ進行するので、障害物としての転石7に遭遇した場
合、カッター面板2のいずれかのカッターが転石7に当
接したときの切削音が検出され、どのカッターが転石7
に接触しているかを音響により区別できないため、転石
7の大きさや位置を判断できないという問題点がある。
用)6と軟弱土層14とが混在する互層地盤の場合に
は、その判断が多分に感覚的であるため、転石7等の障
害物との区別を付け難く、その大きさ、位置も判断でき
ないので、互層地盤であるか否かを正確に判断するため
には、あえて施工計画通りに掘削マシーン1を進行させ
て掘削を続行しなければならず、この結果、図3に示す
ように、掘削マシーン1が岩盤6に乗り上げて、掘削マ
シーン1による掘進方向15と施工計画による掘進方向
16とがずれるという問題点、あるいは、図4に示すよ
うに、軟弱土層の一部が陥没17を起こす等の問題点が
ある。
中に存在する大きな転石の存在や掘削マシーンの異常事
態を判断できる程度で、その地中障害物の位置や大きさ
等を的確に判断し難いという問題点がある。
ので、その目的とするところは、地中に存在する障害物
の大きさ、位置を、音響診断方法を用いて的確に判断し
つつトンネルの掘進を行うことができるトンネル掘進方
法及びトンネル掘進装置を提供することにある。
は、掘削マシーンのカッター面板の半径方向内方から半
径方向外方に向かってジェット噴射ノズルを設け、カッ
ター面板を回転させつつ掘削対象に向かって各ジェット
噴射ノズルからジェット水流を噴射し、その噴射に基づ
く掘削対象の破砕音を検出することにより、掘削対象が
障害物であるか否かをを判断すると共にその大きさと位
置とを判断しつつ掘進を行うことを特徴とするトンネル
掘進方法である。
ンの掘進方向の進行を停止させた状態で、前記カッター
面板を一回転させつついずれかのジェット噴射ノズルか
らジェット水流を噴射させて破砕音を検出することによ
り、そのジェット噴射ノズルの回転軌跡上に前記障害物
が存在するか否かを判断し、次いで、前記カッター面板
を一回転させつつ残りのジェット噴射ノズルのいずれか
のジェット噴射ノズルからジェット水流を噴射させて破
砕音を検出することにより、そのジェット噴射ノズルの
回転軌跡上に前記障害物が存在するか否かを判断し、こ
のジェット噴射ノズルのジェット水流噴射による破砕音
の検出を各ジェット噴射ノズルの回転軌跡について行っ
て、前記障害物の形状を判断することを特徴とする請求
項1に記載のトンネル掘進方法である。
ンを掘進方向に進行させつつ各ジェット噴射ノズルから
ジェット水流を噴射させることにより、前記障害物の進
行方向の形状を判断することを特徴とする請求項1に記
載のトンネル掘進方法である。
流によって前記障害物を破砕することを特徴とする請求
項1に記載のトンネル掘進方法である。請求項5に記載
の発明は、掘削マシーンのカッター面板に半径方向内方
から半径方向外方に向かって所定間隔を開けて設けられ
かつ掘削対象に向かってジェット水流を噴射するジェッ
ト噴射ノズルと、前記カッター面板と協働して密閉室を
構成する隔壁と前記カッター面板との少なくとも一方に
設けられて前記掘削対象の前記ジェット水流噴射に基づ
く破砕音を検出する検出センサと、前記ジェット噴射ノ
ズルの回転方向位置と前記ジェット噴射ノズルの半径方
向位置とを表示する表示手段とを有するトンネル掘進装
置である。
前記ジェット噴射ノズルの回転角度位置における破砕音
の検出に基づき、前記掘削対象の進行方向と直交する方
向の輪郭形状線を描くことを特徴とする請求項5に記載
のトンネル掘進装置である。
前記掘削マシーンの進行中の半径方向内方から半径方向
外方のジェット噴射ノズルによる破砕音の検出に基づ
き、前記掘削対象の進行方向の輪郭線形状を描くことを
特徴とする請求項5に記載のトンネル掘進装置である。
中央制御装置室に設けられ、該中央制御装置室には前記
検出センサの出力を音に再変換して放出するスピーカー
と、前記検出センサの出力を可視化するためのオシロス
コープとが設けられていることを特徴とする請求項5に
記載のトンネル掘進装置である。
が加速度センサであることを特徴とする請求項5に記載
のトンネル掘進装置である。
方法及びトンネル掘進装置に用いる掘削マシーンのカッ
ター面板の正面図を示し、20はカッター面板、21は
カッターである。半径方向最外方のカッター21はいわ
ゆるゲージカッターであり、そのゲージカッターよりも
半径方向内方に存在するカッターはいわゆる切削ビット
である。
22から半径方向に一定間隔を開けて、ジェット噴射ノ
ズル23〜26が設けられている。また、図8に示すよ
うに、掘削マシーン1のカッター面板20の後方に設け
られてカッター面板20と協働して密閉室27を構成す
る隔壁28には公知の加速度センサ(検出センサ)29
が設けられている。この加速度センサはPZTセラミッ
クス素子から構成され、その圧電効果によって振動加速
度に比例した電気信号を発生し、マシーンの駆動音に基
づく隔壁28の音響振動、掘削対象の掘削音に基づく隔
壁28の音響振動、後述するジェット水流の噴射に基づ
く掘削対象の破砕音による隔壁28の音響振動を音響検
出信号として中央制御装置室30に向かって出力する。
は掘削対象としての地盤の硬さと一定の対応関係が認め
られ、例えば、粘性土層のような軟弱地盤の場合には掘
削音は小さく、岩盤層では掘削音が大きくなり、多数の
礫や岩片等が存在する地盤では掘削音がランダムに変化
する。従って、後述するスピーカから放出される音響を
聞くことによって、あるいは、後述するオシロスコープ
の波形を見ることによって、掘削対象が何であるかを感
覚的にリアルタイムで判断できる。
の操作者によって操作される。その中央制御装置室30
には、従来技術で説明した音響モニター装置11、スピ
ーカー12、オシロスコープ13が設けられていると共
に、表示装置(表示手段)31が設けられている。
に、各ジェット噴射ノズル23〜26に対応するノズル
位置表示画面32が表示される。このノズル位置表示画
面32はジェット噴射ノズル23の位置を示す噴射点2
3b、ジェット噴射ノズル24の回転軌跡を示す軌跡円
24aとそのジェット噴射ノズル24の回転方向位置を
示す噴射点24b、ジェット噴射ノズル25の回転軌跡
を示す軌跡円25aとそのジェット噴射ノズル25の回
転方向位置を示す噴射点25b、ジェット噴射ノズル2
6の回転軌跡を示す軌跡円26aとそのジェット噴射ノ
ズル26の回転方向位置を示す噴射点26b、基準方向
を0度としてそのジェット噴射ノズル24〜26の回転
方向位置を角度で示すための数値が表示されている。
ンネル掘進方法は、そのジェット噴射ノズル23〜26
からジェット水流を掘削対象に向かって噴射し、そのジ
ェット水流に基づく掘削対象の破砕音を音響診断するこ
とにより、地中に障害物等があるか否かを判断して掘進
を行うものである。
るジェット噴射水流の圧力は、例えば、100MPa〜
250MPaの超高圧水である。また、その音響診断
は、掘削マシーン1の進行を停止させ、かつ、カッター
面板20を低速回転させ、ジェット噴射ノズル23〜2
6に超高圧水を切り換え供給する切り換えバルブ(図示
を略す)を適宜選択して、各ジェット噴射ノズルから個
別にジェット水流を障害物に噴射したときに生ずる破砕
音を検出することにより行う。
方向前方に障害物としての転石7が存在するものとす
る。この場合には、掘削マシーン1の掘進方向への進行
を停止させ、まず、ジェット噴射ノズル23からジェッ
ト水流を噴射させつつカッター面板20を一回転させ
る。これによって、掘進方向前方に転石7等の障害物が
存在することが確認できる。次に、ジェット噴射ノズル
23によるジェット水流の噴射を停止させ、ジェット噴
射ノズル24からジェット水流を噴射させると共に、カ
ッター面板20を右方向又は左方向に一回転、低速回転
させる。これによって、約45度方向から約240度方
向に渡って障害物が存在することがわかる。次いで、ジ
ェット噴射ノズル24によるジェット水流の噴射を停止
させ、ジェット噴射ノズル25からジェット水流を噴射
させると共に、カッター面板20を一回転、低速回転さ
せる。これによって、約60度方向から約200度方向
に渡って障害物が存在することがわかる。その後、ジェ
ット噴射ノズル25によるジェット水流の噴射を停止さ
せ、ジェット噴射ノズル26からジェット水流を噴射さ
せると共に、カッター面板20を一回転、低速回転させ
る。これによって、約170度方向から約185度方向
に渡って障害物が存在することとがわかる。
その回転位置とが既知であるので、その破砕音が得られ
た境界点でのジェット噴射ノズル23の回転方向位置を
輪郭線で結ぶことにすれば、図9(a)に示すように、
初期データとして、障害物の輪郭形状線33が得られ
る。
ノズル25、26を用いて障害物の一次破砕の指示を出
す。このジェット水流の噴射によって、障害物に亀裂等
が発生する。
地点で、掘削マシーン1を進行させながら、ジェット噴
射による音響診断を再度行う。これによって、図9
(b)に示すような障害物の輪郭線形状34が得られ
る。
った後、掘削マシーン1の進行を停止させ、再度音響診
断を行う。これによって、図9(c)に示すような障害
物の輪郭線形状35が得られる。
例えば、噴射ノズル23、24、25を用いての破砕指
示を出し、このジェット水流の噴射によって、障害物の
一部が破砕されたり、障害物に亀裂等が発生したりす
る。
地点で、再度掘削マシーン1を進行させながら、音響診
断を行う。これによって、図9(d)に示すような障害
物の輪郭線形状の消失が確認される。
で、再度掘進マシーン1を進行させながら、ジェット噴
射による音響診断を行う。これによって、図9(e)に
示すように、完全に輪郭線形状の消失が確認され、障害
物が確実に破砕されたことが判断でき、その後、掘削マ
シーン1による通常の掘進を続行する。
ば、初期地点では、各ジェット噴射ノズル23〜26か
らのジェット噴射による障害物の破砕音が検出され、初
期地点から250mmの地点でも、各ジェット噴射ノズ
ル23〜26からのジェット噴射による障害物の破砕音
が検出され、初期地点から500mmの地点では、各ジ
ェット噴射ノズル23〜25からのジェット噴射による
障害物の破砕音が検出され、初期地点から750mmの
地点ではジェット噴射ノズル23のみからの破砕音が検
出され、初期地点から1000mmの地点では、いずれ
のジェット噴射ノズル23〜26からのジェット噴射に
よる障害物の破砕音が検出されないことになるので、掘
削マシーン1の進行方向に向かっての障害物の輪郭線形
状36が図9(f)に示すように得られることになり、
地中に存在する障害物の大きさ、形状、位置を、音響診
断方法を用いて的確に判断しつつトンネルの掘進を行う
ことができる。なお、φdは掘削マシーン1の直径を示
す。
存在する場合(互層地盤)の音響診断の説明図であっ
て、図11に示すように、ゲージカッターが岩盤(硬質
土層を含む概念として使用)6に当接しているものとす
る。
カッター面板20を低速回転させつつ、ジェット噴射ノ
ズル23〜26によるジェット噴射を順次切り換えて、
各噴射ノズル23〜26のジェット水流噴射による破砕
音を検出する。
ット水流噴射による破砕音には変化が生じない。岩盤6
にジェット水流が当たっていないからである。ジェット
噴射ノズル24のジェット水流噴射による破砕音にも変
化は生じない。図11に示すように、岩盤6までの距離
が離れており、たとえ、破砕音が生じたとしても、加速
度センサ29がその破砕音の変化を検出できる程度では
ないからである。同様に、噴射ノズル25のジェット水
流噴射による破砕音にも変化は生じない。ジェット噴射
ノズル26のジェット水流噴射による破砕音の変化は検
出される。カッター面板20に岩盤6が接触しており、
加速度センサ29がその破砕音の変化を検出するからで
ある。
ト水流噴射による破砕音の変化が130度方向から27
0度方向に渡って検出されたとすると、図12(a)に
示すように、円弧線37が得られる。操作者は、この結
果に基づいて、ジェット噴射ノズル25、26を用いて
障害物の破砕指示を出す。これによって、障害物の一部
が破砕される。
50mm進行させた地点で、再度音響診断を行う。これ
によって、ジェット噴射ノズル25、26のジェット水
流噴射による破砕音の変化が130度から270度の範
囲に渡って得られたとすると、図12(b)に示すよう
な輪郭線形状38が得られる。
00mm進行させた地点で、掘削マシーン1の進行を停
止させ、再度音響診断を行う。これによって、ジェット
噴射ノズル25、26のジェット水流噴射による破砕音
の変化が130度から270度の範囲に渡って得られる
と共に、ジェット噴射ノズル24のジェット水流噴射に
よる破砕音の変化が180度の回転位置で得られたとす
ると、図12(c)に示すような輪郭線形状39が得ら
れる。
使用するジェット噴射ノズルを適宜選択して、ジェット
水流噴射による岩盤6の破砕を行う。その後、掘削マシ
ーン1を初期地点から750mm進行させた地点で、掘
進中に、ジェット噴射ノズル23〜26を用いて再度音
響診断を行い、これによって、ジェット噴射ノズル24
のジェット水流噴射による破砕音の変化が130度から
240度の回転位置で得られると共に、ジェット噴射ノ
ズル25、26のジェット水流噴射による破砕音の変化
が130度から270度の範囲に渡って得られたとする
と、図12(d)に示すような輪郭線形状40が得られ
る。
0mmの地点から1500mmの地点までの範囲に渡っ
て音響診断を行って、ジェット噴射ノズル24のジェッ
ト水流噴射による破砕音の変化が130度から240度
の回転位置で得られると共に、ジェット噴射ノズル2
5、26のジェット水流噴射による破砕音の変化が13
0度から270度の範囲に渡って得られたとすると、図
12(e)に示すような輪郭線形状40が得られ、この
1000mm地点から1500mmの地点までの範囲で
は、同一土質(岩盤6)であると判断できる。
で、掘削マシーン1による屈進中に、ジェット噴射ノズ
ル25のジェット水流噴射による破砕音の変化が130
度から200度の範囲に渡って得られ、ジェット噴射ノ
ズル26のジェット水流噴射による破砕音の変化が13
0度から230度の範囲に渡って得られたとすると、図
12(f)に示すような輪郭線形状41が得られる。
を掘進中に、ジェット噴射ノズル26のジェット水流噴
射による破砕音の変化が150度から220度の範囲に
渡って得られたとすると、図12(g)に示すような輪
郭線形状42が得られる。
掘進中に、ジェット噴射ノズル26のジェット水流噴射
による破砕音の変化が160度から210度の範囲に渡
って得られたとすると、図12(h)に示すような輪郭
線形状43が得られる。
掘進中に、いずれのジェット噴射ノズル23〜26のジ
ェット水流噴射による破砕音の変化も得られなかったと
すると、図12(i)に示すように、輪郭線形状が消失
する。
る。掘削進行方向の互層地盤の形状は、初期地点では、
ジェット噴射ノズル26のジェット水流噴射のみによる
破砕音の変化が検出され、初期地点から250mmの掘
進中には、ジェット噴射ノズル25、26のジェット水
流噴射のみによる破砕音の変化が検出され、初期地点か
ら500mmの掘進停止中には、ジェット噴射ノズル2
4〜26のジェット水流噴射のみによる破砕音の変化が
検出され、初期地点から750mmの掘進中には、ジェ
ット噴射ノズル24〜26のジェット水流噴射のみによ
る破砕音の変化が検出され、初期地点から1000mm
の掘進中にも、ジェット噴射ノズル24〜26のジェッ
ト水流噴射による破砕音の変化が検出されるので、図1
3(a)に示す輪郭形状44が得られる。また、初期地
点から1000mmから1500mmの範囲に渡って
は、破砕音の変化はなく、初期地点から1750mmの
掘進中には、ジェット噴射ノズル25、26のジェット
水流噴射のみによる破砕音の変化が検出され、初期地点
から2000mmの掘進中には、ジェット噴射ノズル2
6のジェット水流噴射のみによる破砕音の変化が検出さ
れるので、図13(b)に示す輪郭形状45が得られ
る。更に、初期地点から2250mmの掘進中にも、ジ
ェット噴射ノズル26のジェット水流噴射のみによる破
砕音の変化しか検出されず、初期地点から2500mm
の掘進中では、破砕音の変化がなくなるので、図13
(c)に示すように輪郭形状が消失する。
ェット噴射ノズル23〜26の回転角度位置における破
砕音の検出に基づき、掘削対象の進行方向と直交する方
向の輪郭形状線を表示装置31に描かせること、掘削マ
シーン1の進行中の半径方向内方から半径方向外方のジ
ェット噴射ノズル23〜26による破砕音の検出に基づ
き、掘削対象の進行方向の輪郭線形状を表示装置31に
描かせることができる。
ノズル23〜26を半径方向内方から半径方向外方に向
かって一列に等間隔に配列する構成としたが、これに限
られるものでなく、例えば、図14に示すように、ジェ
ット噴射ノズル25をジェット噴射ノズル23、24、
26に対してカッター面板20の回転方向90度の位置
に設ける構成としても良い。
掘進装置によれば、地中に存在する障害物の大きさ、位
置を、音響診断方法を用いて的確に判断しつつトンネル
の掘進を行うことができる。
明図である。
具合の一例の説明図であって、掘進方向前方に転石が存
在する場合の不具合の説明図である。
具合の他の例の説明図であって、掘進方向前方に岩盤が
存在する場合の岩盤への掘削マシーンの乗り上げを示す
図である。
具合の他の例の説明図であって、軟弱地盤中の掘進方向
前方に岩盤が存在する場合の軟弱地盤の陥没を示す図で
ある。
て、そのカッター面板へのジェット噴射ノズルの半径方
向内方から外方に向かっての取り付け状態の一例を示す
図である。
の一例を示す図である。
示す概要図である。
による音響診断方法の一例を説明するための図である。
あって、(a)は初期地点の転石の進行方向と直交する
方向の輪郭線形状を示す図であり、(b)は初期地点か
ら250mmの地点での転石の進行方向と直交する方向
の輪郭線形状を示す図であり、(c)は初期地点から5
00mmの地点での転石の進行方向と直交する方向の輪
郭線形状を示す図であり、(d)は初期地点から750
mmの地点での転石の消失を示す図であり、(e)は初
期地点から1000mmの地点での転石の消失を示す図
であり、(f)は初期地点から1000mmまでの地点
までの転石の掘進方向の輪郭線形状を示す図である。
判断の説明図であって、掘削方向後面側から掘削マシー
ンのカッター面板を目視した場合の岩盤の外形状を示す
図である。
判断の説明図であって、掘進方向の岩盤の形状を示す図
である。
図であって、(a)は初期地点の岩盤の進行方向と直交
する方向の輪郭線を示す図であり、(b)は初期地点か
ら250mmの地点での岩盤の進行方向と直交する方向
の輪郭形状を示す図であり、(c)は初期地点から50
0mmの地点での岩盤の進行方向と直交する方向の輪郭
線形状を示す図であり、(d)は初期地点から750m
mの地点での岩盤の輪郭形状を示す図であり、(e)は
1000mmの地点から1500mmの地点までの岩盤
の輪郭形状を示す図であり、(f)は初期地点から17
50mmの地点での岩盤の輪郭形状を示す図であり、
(g)は初期地点から2000mmの地点での輪郭形状
を示す図であり、(h)は初期地点から2250mmの
地点での輪郭形状を示す図であり、(i)は初期地点か
ら2500mmの地点での輪郭形状の消失を示す図であ
る。
の岩盤の掘進方向の輪郭線形状を示す図であって、
(a)は初期地点から1000mmまでの岩盤の掘進方
向の輪郭線形状を示す図であり、(b)は1000mm
の地点から2000mmの地点までの岩盤の掘進方向の
輪郭線形状を示す図であり、(c)は2000mmの地
点から2500mmの地点までの岩盤の掘進方向の輪郭
線形状を示す図である。
て、そのカッター面板へのジェット噴射ノズルの半径方
向内方から外方に向かっての取り付け状態の他の例を示
す図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 掘削マシーンのカッター面板の半径方向
内方から半径方向外方に向かってジェット噴射ノズルを
設け、カッター面板を回転させつつ掘削対象に向かって
各ジェット噴射ノズルからジェット水流を噴射し、その
噴射に基づく掘削対象の破砕音を検出することにより、
掘削対象が障害物であるか否かをを判断すると共にその
大きさと位置とを判断しつつ掘進を行うことを特徴とす
るトンネル掘進方法。 - 【請求項2】 前記掘削マシーンの掘進方向の進行を停
止させた状態で、前記カッター面板を一回転させつつい
ずれかのジェット噴射ノズルからジェット水流を噴射さ
せて破砕音を検出することにより、そのジェット噴射ノ
ズルの回転軌跡上に前記障害物が存在するか否かを判断
し、次いで、前記カッター面板を一回転させつつ残りの
ジェット噴射ノズルのいずれかのジェット噴射ノズルか
らジェット水流を噴射させて破砕音を検出することによ
り、そのジェット噴射ノズルの回転軌跡上に前記障害物
が存在するか否かを判断し、このジェット噴射ノズルの
ジェット水流噴射による破砕音の検出を各ジェット噴射
ノズルの回転軌跡上について行って、前記障害物の形状
を判断することを特徴とする請求項1に記載のトンネル
掘進方法。 - 【請求項3】 前記掘削マシーンを掘進方向に進行させ
つつ各ジェット噴射ノズルからジェット水流を噴射させ
ることにより、前記障害物の進行方向の形状を判断する
ことを特徴とする請求項1に記載のトンネル掘進方法。 - 【請求項4】 前記ジェット水流により前記障害物を破
砕することを特徴とする請求項1に記載のトンネル掘進
方法。 - 【請求項5】 掘削マシーンのカッター面板に半径方向
内方から半径方向外方に向かって所定間隔を開けて設け
られかつ掘削対象に向かってジェット水流を噴射するジ
ェット噴射ノズルと、前記カッター面板と協働して密閉
室を構成する隔壁と前記カッター面板との少なくとも一
方に設けられて前記掘削対象の前記ジェット水流噴射に
基づく破砕音を検出する検出センサと、前記ジェット噴
射ノズルの回転方向位置と前記ジェット噴射ノズルの半
径方向位置とを表示する表示手段とを有するトンネル掘
進装置。 - 【請求項6】 前記表示手段は前記ジェット噴射ノズル
の回転角度位置における破砕音の検出に基づき、前記掘
削対象の進行方向と直交する方向の輪郭形状線を描くこ
とを特徴とする請求項5に記載のトンネル掘進装置。 - 【請求項7】 前記表示手段は前記掘削マシーンの進行
中の半径方向内方から半径方向外方のジェット噴射ノズ
ルによる破砕音の検出に基づき、前記掘削対象の進行方
向の輪郭線形状を描くことを特徴とする請求項5に記載
のトンネル掘進装置。 - 【請求項8】 前記表示手段は中央制御装置室に設けら
れ、該中央制御装置室には前記検出センサの出力を音に
再変換して放出するスピーカーと、前記検出センサの出
力を可視化するためのオシロスコープとが設けられてい
ることを特徴とする請求項5に記載のトンネル掘進装
置。 - 【請求項9】 前記検出センサが加速度センサであるこ
とを特徴とする請求項5に記載のトンネル掘進装置。
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