JP2002080430A - プラバスタチンを含有する医薬組成物を安定させる方法 - Google Patents

プラバスタチンを含有する医薬組成物を安定させる方法

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JP2002080430A
JP2002080430A JP2001187575A JP2001187575A JP2002080430A JP 2002080430 A JP2002080430 A JP 2002080430A JP 2001187575 A JP2001187575 A JP 2001187575A JP 2001187575 A JP2001187575 A JP 2001187575A JP 2002080430 A JP2002080430 A JP 2002080430A
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pravastatin
magnesium
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acid
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JP2001187575A
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Fusao Usui
富佐雄 碓井
Shuichi Yada
修一 矢田
Kozo Kurihara
弘三 栗原
Toshio Fukazawa
敏男 深沢
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、プラバスタチンを含有する医薬組成
物を安定化させる方法に関する。 【解決手段】プラバスタチンに、ケイ酸アルミン酸マグ
ネシウム又はメタケイ酸アルミン酸マグネシウムを加え
ることによりプラバスタチンを安定させる方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラバスタチン
に、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、メタケイ酸アルミ
ン酸マグネシウム等の1種類以上の酸マグネシウム類又
は酸アルミニウム類を加えることによりプラバスタチン
を安定させる方法、及び安定化されたプラバスタチンを
含有する医薬組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】プラバスタチンは、特開昭57‐224
0号公報(USP4346227)にHMG-CoAリ
ダクターゼ阻害剤として開示されている化合物であり、
下記式(I)
【0003】
【化1】
【0004】を有する。
【0005】プラバスタチンは、低pH環境に対して変
質し易く不安定であるため、貯蔵安定性に優れた製剤の
開発が望まれていた。
【0006】プラバスタチン等のHMG-CoAリダク
ターゼ阻害剤に関する文献としては、以下のものがあ
る。 (1)特開平2‐6406号公報(EP336298
A) 本公報には、プラバスタチン等の低pH環境に対して変
質し易い薬物を含有する医薬組成物の水溶液又は分散液
に少なくともpH9以上を付与する塩基性化物を含有す
ることにより安定化された組成物が開示されている。
【0007】本公報の発明は、プラバスタチンを含有す
る医薬組成物を安定化させるために、塩基性化物を用い
て該医薬組成物の水溶液又は分散液のpHを9まで上げ
ることを必須条件としているが、本願発明は、ケイ酸ア
ルミン酸マグネシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシ
ウム等の酸マグネシウム類又は酸アルミニウムを用いる
ことによって、pHを9以上に上げなくとも安定化させ
ることができる点で本公報と相違し、本公報には本願発
明について開示も示唆もされていない。 (2)特開平12‐159692号公報 本公報は、セルロースアセテートマレエート類又はヒド
ロキシプロピルメチルセルローストリメリテートによっ
てコーティングすることにより、優れた経時安定性を有
するHMG-CoAリダクターゼ阻害剤含有製剤に関す
る発明である。
【0008】本公報には、未コート製剤の水性分散液の
pHが7以上を示すように塩基性化剤を添加できる旨開
示されており、具体的な塩基性化剤としてメタケイ酸ア
ルミン酸マグネシウムが記載されている。
【0009】しかしながら、本公報には、メタケイ酸ア
ルミン酸マグネシウムを未コート製剤の安定化剤として
添加することについては記載されておらず、更にpHが
7以上を示すように塩基性化剤を添加し製造される本公
報の未コート製剤が実際に安定化されているのかどうか
も不明である。
【0010】一方、本願発明は、ケイ酸アルミン酸マグ
ネシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム等の酸マ
グネシウム類又は酸アルミニウムをプラバスタチンの安
定化剤として添加し、pHを7以上に上げなくともプラ
バスタチン組成物を安定化させることができる点で本公
報と相違し、本公報には本願発明について開示も示唆も
されていない。 (3)Farm Vestn, 50, 300-301, 1999 本文献は、プラバスタチンナトリウム及び多数の添加剤
との2成分系混合物における適合性及び安定性について
報告している。
【0011】即ち、ロット別と思われる3種類のプラバ
スタチンナトリウム(添加剤を混合していないプラバス
タチンナトリウム)と、各添加剤を混合させたプラバス
タチンナトリウムについて、通常の製剤の保存状態に近
く薬物が分解しにくい5±3℃で保存した場合と、一般
的に5±3℃で保存するよりも薬物の分解が進みやすい
条件である40℃湿度70%で1ヶ月(通常、製造承認
を取得するための長期安定性試験の条件であるが、試験
期間は6ヶ月である)保存した場合の2試験を各々実施
し、分解物質含有量等の測定結果を表1に報告してい
る。
【0012】添加剤としては、例えばケイ酸アルミニウ
ムマグネシウム等が用いられているが、本願発明のプラ
バスタチンの安定化剤であるケイ酸アルミン酸マグネシ
ウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム等の酸マグネ
シウム類又は酸アルミニウムについては、開示されてい
ない。
【0013】更に、添加剤としてケイ酸アルミニウムマ
グネシウムを用いた場合の類縁物質及び分解物質の量に
ついて、本文献では、RESULTS AND DISCUSSIONの項にお
いて、「pH10.2であるにもかかわらず…おだやかな分
解が見られた。」と記載され安定化作用を有していない
ことが報告されているが、本願発明のケイ酸アルミン酸
マグネシウム又はメタケイ酸アルミン酸マグネシウム等
の酸マグネシウム類又は酸アルミニウムを含有するプラ
バスタチン組成物は安定化する点でも本文献と相違し、
本文献には本願発明について開示も示唆もされていな
い。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、プラバ
スタチンを含有する安定な医薬組成物について鋭意研究
を行った結果、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、メタケ
イ酸アルミン酸マグネシウム等の1種類以上の酸マグネ
シウム類又は酸アルミニウム類を含有することによりプ
ラバスタチンを安定化させることを見出し、本発明を完
成した。
【0015】従って、本発明の目的は、プラバスタチン
に、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、メタケイ酸アルミ
ン酸マグネシウム等の1種類以上の酸マグネシウム類又
は酸アルミニウム類を加えることによりプラバスタチン
を安定させる方法を提供することである。
【0016】また、本発明の他の目的は、ケイ酸アルミ
ン酸マグネシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム
等の1種類以上の酸マグネシウム類又は酸アルミニウム
類を加えることにより安定化されたプラバスタチンを含
有する医薬組成物を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1) プラ
バスタチンに、ケイ酸アルミン酸マグネシウム又はメタ
ケイ酸アルミン酸マグネシウムを加えることによりプラ
バスタチンを安定化させる方法に関する。
【0018】好適には、(2) ケイ酸アルミン酸マグ
ネシウムを加えることによりプラバスタチンを安定させ
る(1)記載の方法、(3) メタケイ酸アルミン酸マ
グネシウムを加えることによりプラバスタチンを安定さ
せる(1)記載の方法、(4) ケイ酸アルミン酸マグ
ネシウム又はメタケイ酸アルミン酸マグネシウムの配合
量が、プラバスタチンの配合量に対して10〜1000
重量%である(1)乃至(3)より選択されるいずれか
1項に記載の方法、(5) ケイ酸アルミン酸マグネシ
ウム又はメタケイ酸アルミン酸マグネシウムの配合量
が、プラバスタチンの配合量に対して50〜200重量
%である(1)乃至(3)より選択されるいずれか1項
に記載の方法、(6) ケイ酸アルミン酸マグネシウム
又はメタケイ酸アルミン酸マグネシウムの配合量が、プ
ラバスタチンを含む医薬組成物全量に対して0.1〜5
0重量%である(1)乃至(5)より選択されるいずれ
か1項に記載の方法、(7) ケイ酸アルミン酸マグネ
シウム又はメタケイ酸アルミン酸マグネシウムの配合量
が、プラバスタチンを含む医薬組成物全量に対して1〜
20重量%である(1)乃至(5)より選択されるいず
れか1項に記載の方法を挙げることができる。
【0019】また、本発明は、(8) プラバスタチン
に1種類以上の酸マグネシウム類又は酸アルミニウム類
を加えることによりプラバスタチンを安定化させる方法
に関する。
【0020】好適には、(9) 酸マグネシウム類又は
酸アルミニウム類の配合量が、プラバスタチンの配合量
に対して10〜1000重量%である(8)記載の方
法、(10) 酸マグネシウム類又は酸アルミニウム類
の配合量が、プラバスタチンの配合量に対して50〜2
00重量%である(8)記載の方法、(11) 酸マグ
ネシウム類又は酸アルミニウム類の配合量が、プラバス
タチンを含む医薬組成物全量に対して0.1〜50重量
%である(8)乃至(10)より選択されるいずれか1
項に記載の方法、(12) 酸マグネシウム類又は酸ア
ルミニウム類の配合量が、プラバスタチンを含む医薬組
成物全量に対して1〜20重量%である(8)乃至(1
0)より選択されるいずれか1項に記載の方法を挙げる
ことができる。
【0021】更に、本発明は、(13) ケイ酸アルミ
ン酸マグネシウム又はメタケイ酸アルミン酸マグネシウ
ムを含有することにより安定化されたプラバスタチンを
含有する医薬組成物に関する。
【0022】好適には、(14) ケイ酸アルミン酸マ
グネシウムを含有することにより安定化された、(1
3)記載の医薬組成物、(15) メタケイ酸アルミン
酸マグネシウムを含有することにより安定化された、
(13)記載の医薬組成物、(16) ケイ酸アルミン
酸マグネシウム又はメタケイ酸アルミン酸マグネシウム
の配合量が、プラバスタチンの配合量に対して10〜1
000重量%である(13)乃至(15)より選択され
るいずれか1項に記載の医薬組成物、(17) ケイ酸
アルミン酸マグネシウム又はメタケイ酸アルミン酸マグ
ネシウムの配合量が、プラバスタチンの配合量に対して
50〜200重量%である(13)乃至(15)より選
択されるいずれか1項に記載の医薬組成物、(18)
ケイ酸アルミン酸マグネシウム又はメタケイ酸アルミン
酸マグネシウムの配合量が、プラバスタチンを含む医薬
組成物全量に対して0.1〜50重量%である(13)
乃至(17)より選択されるいずれか1項に記載の医薬
組成物、(19) ケイ酸アルミン酸マグネシウム又は
メタケイ酸アルミン酸マグネシウムの配合量が、プラバ
スタチンを含む医薬組成物全量に対して1〜20重量%
である(13)乃至(17)より選択されるいずれか1
項に記載の医薬組成物を挙げることができる。
【0023】更に、本発明は、(20) 1種類以上の
酸マグネシウム類又は酸アルミニウム類を含有すること
により安定化されたプラバスタチンを含有する医薬組成
物に関する。
【0024】好適には、(21) 酸マグネシウム類又
は酸アルミニウム類の配合量が、プラバスタチンの配合
量に対して10〜1000重量%である(20)記載の
医薬組成物、(22) 酸マグネシウム類又は酸アルミ
ニウム類の配合量が、プラバスタチンの配合量に対して
50〜200重量%である(20)記載の医薬組成物、
(23) 酸マグネシウム類又は酸アルミニウム類の配
合量が、プラバスタチンを含む医薬組成物全量に対して
0.1〜50重量%である(20)乃至(22)より選
択されるいずれか1項に記載の医薬組成物、(24)
酸マグネシウム類又は酸アルミニウム類の配合量が、プ
ラバスタチンを含む医薬組成物全量に対して1〜20重
量%である(20)乃至(22)より選択されるいずれ
か1項に記載の医薬組成物を挙げることができる。
【0025】上記における本発明の組成物を安定させる
ために使用される「酸マグネシウム類又は酸アルミニウ
ム類」は、マグネシウム又はアルミニウムを有する化合
物の中でも弱塩基性を有する化合物であり、例えば、ケ
イ酸アルミン酸マグネシウム、メタケイ酸アルミン酸マ
グネシウム、炭酸マグネシウムであり、好適には、ケイ
酸アルミン酸マグネシウム又はメタケイ酸アルミン酸マ
グネシウムであり、最も好適にはメタケイ酸アルミン酸
マグネシウムである。更に、本組成物を安定させるため
に、上記酸マグネシウム類又は酸アルミニウム類を1種
類以上使用することができる。
【0026】本発明のプラバスタチンは「薬理上許容さ
れる塩」にすることができるので、そのような塩も本発
明に包含される。上記「薬理上許容される塩」とは、薬
理学的に副作用を起こさず、通常、塩として使用される
ものであれば特に限定はないが、好適には、ナトリウム
塩、カリウム塩、リチウム塩のようなアルカリ金属塩、
カルシウム塩、マグネシウム塩のようなアルカリ土類金
属塩、アルミニウム塩、鉄塩、亜鉛塩、銅塩、ニッケル
塩、コバルト塩等の金属塩;アンモニウム塩のような無
機塩を挙げることができる。
【0027】本発明の医薬組成物は、種々の剤形に製剤
化することができ、例えば、錠剤、カプセル剤、顆粒
剤、散剤、シロップ剤、トローチ剤、カプセル剤、若し
くはこれらの製剤にコーティングを施したフィルムコー
ティング剤、糖衣剤等による経口的又は注射剤若しくは
坐剤等による非経口的に投与することができる。
【0028】これらの製剤は、必要に応じて、賦形剤、
滑沢剤、結合剤、崩壊剤、安定剤、矯味矯臭剤、希釈剤
等の添加剤等を用いて周知の方法で製造することができ
る。
【0029】賦形剤としては、例えば、乳糖、白糖、葡
萄糖、マンニトール、ソルビトールのような糖誘導体;
トウモロコシデンプン、バレイショデンプン、α澱粉、
デキストリンのような澱粉誘導体;結晶セルロースのよ
うなセルロース誘導体;アラビアゴム;デキストラン;
プルランのような有機系賦形剤:及び、軽質無水珪酸、
合成珪酸アルミニウム、珪酸カルシウム、メタ珪酸アル
ミン酸マグネシウムのような珪酸塩誘導体;燐酸水素カ
ルシウムのような燐酸塩;炭酸カルシウムのような炭酸
塩;硫酸カルシウムのような硫酸塩等の無機系賦形剤か
ら選択される賦形剤を単独又は2以上のものを組み合わ
せて使用することができ、好適には、糖誘導体であり、
特に好適には乳糖である。
【0030】滑沢剤としては、例えば、ステアリン酸、
ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウムの
ようなステアリン酸金属塩;タルク;コロイドシリカ;
ビーガム、ゲイ蝋のようなワックス類;硼酸;アジピン
酸;硫酸ナトリウムのような硫酸塩;グリコール;フマ
ル酸;安息香酸ナトリウム;DLロイシン;脂肪酸ナト
リウム塩;ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸マグ
ネシウムのようなラウリル硫酸塩;無水珪酸、珪酸水和
物のような珪酸類;及び、上記澱粉誘導体から選択され
る滑沢剤を単独又は2以上のものを組み合わせて使用す
ることができ、好適には、ステアリン酸金属塩であり、
特に好適にはステアリン酸マグネシウムである。
【0031】結合剤としては、例えば、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス、ポリビニルピロリドン、マクロゴール、及び、前記
賦形剤と同様の化合物から選択される結合剤を単独又は
2以上のものを組み合わせて使用することができ、好適
には、ヒドロキシプロピルセルロースである。
【0032】崩壊剤としては、例えば、低置換度ヒドロ
キシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロースカルシウム、内部架橋
カルボキシメチルセルロースナトリウムのようなセルロ
ース誘導体;カルボキシメチルスターチ、カルボキシメ
チルスターチナトリウム、架橋ポリビニルピロリドンの
ような化学修飾されたデンプン・セルロース類から選択
される崩壊剤を単独又は2以上のものを組み合わせて使
用することができ、好適には、セルロース誘導体であ
り、特に好適には、低置換度ヒドロキシプロピルセルロ
ースである。
【0033】更に必要に応じて、安定剤(例えば、メチ
ルパラベン、プロピルパラベンのようなパラオキシ安息
香酸エステル類;クロロブタノール、ベンジルアルコー
ル、フェニルエチルアルコールのようなアルコール類;
塩化ベンザルコニウム;フェノール、クレゾールのよう
なフェノール類;チメロサール;デヒドロ酢酸;及び、
ソルビン酸から選択されるものを単独又は2以上のもの
を組み合わせて使用することができる。)、矯味矯臭剤
(例えば、通常使用される、甘味料、酸味料、香料
等)、希釈剤等の添加剤を配合してもよい。
【0034】組成物全量中の上記各成分の配合量には特
に制限はないが、例えば、プラバスタチンの配合量は、
0.1〜50重量%であり、好適には0.5〜30重量
%である。
【0035】「酸マグネシウム類又は酸アルミニウム
類」の配合量には特に制限はないが、例えば、組成物全
量中、0.1〜50重量%であり、好適には1〜20重
量%である。また、プラバスタチンの配合量に対して
は、10〜1000重量%であり、好適には50〜20
0重量%である。
【0036】組成物全量中の他成分の配合量には特に制
限はないが、例えば、賦形剤を10〜95重量%(好適
には20〜90重量%)、滑沢剤を0.1〜5.0重量
%(好適には0.5〜1.5重量%)、結合剤を0.1
〜5.0重量%(好適には0.5〜4.0重量%)、崩
壊剤を1.0〜50重量%(好適には1.8〜40重量
%)配合することが好ましい。
【0037】本発明の医薬組成物を錠剤とする場合、更
にコーティング層を有していてもよい。コーティング基
剤としては、例えば、1種類以上のフィルム形成剤又は
結合剤(例えば、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、内
部架橋カルボキシメチルセルロースナトリウムのような
セルロース誘導体等を挙げることができる。)、及び1
種類以上の可逆剤(例えば、クエン酸トリエチル、トリ
アセチレンプロピレングリコール、フタル酸ジエチル、
プロピレングリコール、グリセリン、フタル酸ブチル、
ヒマシ油等を挙げることができる。)を使用することが
できる。
【0038】
【発明の実施の形態】
【0039】
【実施例】以下に、実施例、試験例を示し、本発明を更
に詳細に説明するが、本発明の範囲はこれらに限定する
ものではない。
【0040】実施例1 プラバスタチンナトリウム10部と乳糖71.55部と
低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(LH21、信
越化学工業(株)製)20部と結晶セルロース(アビセル
PH101、旭化成工業(株)製)20部とメタケイ酸ア
ルミン酸マグネシウム(ノイシリンFL2、富士化学工
業(株)製)6.5部をヘンシェルミキサー(三井鉱山
(株)製)で混合した後、この混合物に10%ヒドロキ
シプロピルセルロース(日本曹達(株)製)水溶液13
部と適量の水を加えてヘンシェルミキサーで練合した。
得られた練合物を通気乾燥機で60℃、1時間乾燥し
た。この乾燥物をφ1mmのスクリーンを装着したパワ
ーミル(ダルトン社製)で整粒した。得られた顆粒12
9.35部とステアリン酸マグネシウム(日本油脂
(株)製)0.65部をV型ミキサー(徳寿製作所
(株)製)で混合した。この混合物を打錠して、径7.
0mmを有する錠剤を製造した。
【0041】実施例2 プラバスタチンナトリウム10部と乳糖91.55部と
低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(LH21、信
越化学工業(株)製)20部とメタケイ酸アルミン酸マグ
ネシウム(ノイシリンFL2、富士化学工業(株)製)
6.5部をヘンシェルミキサー(三井鉱山(株)製)で
混合した後、この混合物に10%ヒドロキシプロピルメ
チルセルロース(日本曹達(株)製)水溶液13部と適
量の水を加えてヘンシェルミキサーで練合した。得られ
た練合物を通気乾燥機で60℃、1時間乾燥した。この
乾燥物をφ1mmのスクリーンを装着したパワーミル
(ダルトン社製)で整粒した。得られた顆粒129.3
5部とステアリン酸マグネシウム(日本油脂(株)製)
0.65部をV型ミキサー(徳寿製作所(株)製)で混
合した。この混合物を打錠して、径7.0mmを有する
錠剤を製造した。
【0042】実施例3 プラバスタチンナトリウム1部と乳糖(登録商標ダイラ
クトーズR、フロイント産業(株)製)83部と低置換
度ヒドロキシプロピルセルロース(LH21、信越化学
工業(株)製)10部とメタケイ酸アルミン酸マグネシウ
ム(ノイシリンFL2、富士化学工業(株)製)5部と
ステアリン酸マグネシウム(日本油脂(株)製)1部を
V型ミキサー(徳寿製作所(株)製)で混合した。この
混合物を打錠して、径6.5mmを有する錠剤を製造し
た。
【0043】実施例4 プラバスタチンナトリウム1部と乳糖(登録商標ダイラ
クトーズR、フロイント産業(株)製)83部と低置換
度ヒドロキシプロピルセルロース(LH21、信越化学
工業(株)製)10部とケイ酸アルミン酸マグネシウム
(ノイシリンA、富士化学工業(株)製)5部とステア
リン酸マグネシウム(日本油脂(株)製)1部をV型ミ
キサー(徳寿製作所(株)製)で混合した。この混合物
を打錠して、径6.5mmを有する錠剤を製造した。
【0044】比較例1 プラバスタチンナトリウムを含む錠剤の製造(1) プラバスタチンナトリウム10部と乳糖78.05部と
低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(LH21、信
越化学工業(株)製)20部と結晶セルロース(アビセル
PH101、旭化成工業(株)製)20部をヘンシェルミ
キサー(三井鉱山(株)製)で混合した後、この混合物
に10%ヒドロキシプロピルセルロース(日本曹達
(株)製)水溶液13部と適量の水を加えてヘンシェル
ミキサーで練合した。得られた練合物を通気乾燥機で6
0℃、1時間乾燥した。この乾燥物をφ1mmのスクリ
ーンを装着したパワーミル(ダルトン社製)で整粒し
た。得られた顆粒129.35部とステアリン酸マグネ
シウム(日本油脂(株)製)0.65部をV型ミキサー
(徳寿製作所(株)製)で混合した。この混合物を打錠
して、径7.0mmを有する錠剤を製造した。
【0045】比較例2 プラバスタチンナトリウム1部と乳糖(登録商標ダイラ
クトーズR、フロイント産業(株)製)83部と低置換
度ヒドロキシプロピルセルロース(LH21、信越化学
工業(株)製)10部とケイ酸アルミニウムマグネシウム
(VEEGUMF、三洋化成工業(株)製)5部とステ
アリン酸マグネシウム(日本油脂(株)製)1部をV型
ミキサー(徳寿製作所(株)製)で混合した。この混合
物を打錠して、径6.5mmを有する錠剤を製造した。
【0046】試験例1 安定性試験 プラバスタチンナトリウムを含む錠剤の温度および湿度
に対する経時安定性を見るため、室温及び40℃、相対
湿度75%条件下で経時試験を行ない、室温では最長1
2ヶ月まで、また40℃、相対湿度75%では最長6ヶ
月まで経時試験を行なった。経時試験後の錠剤中のプラ
バスタチンナトリウム含有量についてHPLCを用いて
測定した。その含有量(%)を表1に示す。
【0047】
【表1】 40℃、相対湿度75% 室温 開始時 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 12ヶ月 実施例1 95.2 95.8 94.5 93.4 95.1 実施例2 98.8 99.5 98.0 95.9 99.2 ........................................................................ 比較例1 98.2 97.1 93.1 90.3 95.9 試験例2 安定性試験 プラバスタチンナトリウムを含む錠剤の温度および湿度
に対する経時安定性を見るため、瓶包装で60℃で経時
試験を行ない、最長3週間まで経時試験を行なった。経
時試験後の錠剤中のプラバスタチンナトリウム含有量に
ついてHPLCを用いて測定した。その含有量(%)を
表2に示す。
【0048】
【表2】 60℃(瓶close) 開始時 1週目 2週目 3週目 実施例3 95.8 95.8 93.9 91.8 実施例4 96.8 94.5 91.4 89.8 .................................................................. 比較例2 96.8 93.8 87.2 84.0 試験例3 安定性試験 プラバスタチンナトリウムを含む錠剤の温度および湿度
に対する経時安定性を見るため、40℃、相対湿度75
%条件下で経時試験を行ない、最長2ヶ月まで経時試験
を行なった。経時試験後の錠剤中のプラバスタチンナト
リウム含有量についてHPLCを用いて測定した。その
含有量(%)を表3に示す。
【0049】
【表3】 40℃、相対湿度75% 開始時 1ヶ月 2ヶ月 実施例3 95.8 92.6 92.9 実施例4 96.8 95.3 94.8 .......................................................... 比較例2 96.8 92.8 89.1
【0050】
【発明の効果】本発明のプラバスタチンを含有する医薬
組成物は、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、メタケイ酸
アルミン酸マグネシウム等の1種類以上の酸マグネシウ
ム又は酸アルミニウムを含有することにより、優れた安
定性を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07C 69/035 C07C 69/035 69/30 69/30 (72)発明者 栗原 弘三 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 深沢 敏男 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 Fターム(参考) 4C076 AA22 AA30 AA31 AA36 AA49 AA53 AA60 BB01 CC29 DD27A DD27Q FF36 4C206 DB15 MA03 MA05 MA43 MA55 MA57 MA61 MA63 MA72 ZC20 4H006 AA02 AA03 AB23 AD40 BC37 BE90

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラバスタチンに、ケイ酸アルミン酸マグ
    ネシウム又はメタケイ酸アルミン酸マグネシウムを加え
    ることによりプラバスタチンを安定化させる方法。
  2. 【請求項2】ケイ酸アルミン酸マグネシウムを加えるこ
    とによりプラバスタチンを安定させる請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】メタケイ酸アルミン酸マグネシウムを加え
    ることによりプラバスタチンを安定させる請求項1記載
    の方法。
  4. 【請求項4】ケイ酸アルミン酸マグネシウム又はメタケ
    イ酸アルミン酸マグネシウムの配合量が、プラバスタチ
    ンの配合量に対して10〜1000重量%である請求項
    1乃至3より選択されるいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】ケイ酸アルミン酸マグネシウム又はメタケ
    イ酸アルミン酸マグネシウムの配合量が、プラバスタチ
    ンの配合量に対して50〜200重量%である請求項1
    乃至3より選択されるいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】ケイ酸アルミン酸マグネシウム又はメタケ
    イ酸アルミン酸マグネシウムの配合量が、プラバスタチ
    ンを含む医薬組成物全量に対して0.1〜50重量%で
    ある請求項1乃至5より選択されるいずれか1項に記載
    の方法。
  7. 【請求項7】ケイ酸アルミン酸マグネシウム又はメタケ
    イ酸アルミン酸マグネシウムの配合量が、プラバスタチ
    ンを含む医薬組成物全量に対して1〜20重量%である
    請求項1乃至5より選択されるいずれか1項に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】プラバスタチンに1種類以上の酸マグネシ
    ウム類又は酸アルミニウム類を加えることによりプラバ
    スタチンを安定化させる方法。
  9. 【請求項9】酸マグネシウム類又は酸アルミニウム類の
    配合量が、プラバスタチンの配合量に対して10〜10
    00重量%である請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】酸マグネシウム類又は酸アルミニウム類
    の配合量が、プラバスタチンの配合量に対して50〜2
    00重量%である請求項8記載の方法。
  11. 【請求項11】酸マグネシウム類又は酸アルミニウム類
    の配合量が、プラバスタチンを含む医薬組成物全量に対
    して0.1〜50重量%である請求項8乃至10より選
    択されるいずれか1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】酸マグネシウム類又は酸アルミニウム類
    の配合量が、プラバスタチンを含む医薬組成物全量に対
    して1〜20重量%である請求項8乃至10より選択さ
    れるいずれか1項に記載の方法。
  13. 【請求項13】ケイ酸アルミン酸マグネシウム又はメタ
    ケイ酸アルミン酸マグネシウムを含有することにより安
    定化されたプラバスタチンを含有する医薬組成物。
  14. 【請求項14】ケイ酸アルミン酸マグネシウムを含有す
    ることにより安定化された、請求項13記載の医薬組成
    物。
  15. 【請求項15】メタケイ酸アルミン酸マグネシウムを含
    有することにより安定化された、請求項13記載の医薬
    組成物。
  16. 【請求項16】ケイ酸アルミン酸マグネシウム又はメタ
    ケイ酸アルミン酸マグネシウムの配合量が、プラバスタ
    チンの配合量に対して10〜1000重量%である請求
    項13乃至15より選択されるいずれか1項に記載の医
    薬組成物。
  17. 【請求項17】ケイ酸アルミン酸マグネシウム又はメタ
    ケイ酸アルミン酸マグネシウムの配合量が、プラバスタ
    チンの配合量に対して50〜200重量%である請求項
    13乃至15より選択されるいずれか1項に記載の医薬
    組成物。
  18. 【請求項18】ケイ酸アルミン酸マグネシウム又はメタ
    ケイ酸アルミン酸マグネシウムの配合量が、プラバスタ
    チンを含む医薬組成物全量に対して0.1〜50重量%
    である請求項13乃至17より選択されるいずれか1項
    に記載の医薬組成物。
  19. 【請求項19】ケイ酸アルミン酸マグネシウム又はメタ
    ケイ酸アルミン酸マグネシウムの配合量が、プラバスタ
    チンを含む医薬組成物全量に対して1〜20重量%であ
    る請求項13乃至17より選択されるいずれか1項に記
    載の医薬組成物。
  20. 【請求項20】1種類以上の酸マグネシウム類又は酸ア
    ルミニウム類を含有することにより安定化されたプラバ
    スタチンを含有する医薬組成物。
  21. 【請求項21】酸マグネシウム類又は酸アルミニウム類
    の配合量が、プラバスタチンの配合量に対して10〜1
    000重量%である請求項20記載の医薬組成物。
  22. 【請求項22】酸マグネシウム類又は酸アルミニウム類
    の配合量が、プラバスタチンの配合量に対して50〜2
    00重量%である請求項20記載の医薬組成物。
  23. 【請求項23】酸マグネシウム類又は酸アルミニウム類
    の配合量が、プラバスタチンを含む医薬組成物全量に対
    して0.1〜50重量%である請求項20乃至22より
    選択されるいずれか1項に記載の医薬組成物。
  24. 【請求項24】酸マグネシウム類又は酸アルミニウム類
    の配合量が、プラバスタチンを含む医薬組成物全量に対
    して1〜20重量%である請求項20乃至22より選択
    されるいずれか1項に記載の医薬組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5829607B2 (ja) * 2010-06-30 2015-12-09 持田製薬株式会社 ω3脂肪酸の配合製剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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