JP2002079274A - 給水栓取付け形塩素除去器 - Google Patents

給水栓取付け形塩素除去器

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JP2002079274A
JP2002079274A JP2000312651A JP2000312651A JP2002079274A JP 2002079274 A JP2002079274 A JP 2002079274A JP 2000312651 A JP2000312651 A JP 2000312651A JP 2000312651 A JP2000312651 A JP 2000312651A JP 2002079274 A JP2002079274 A JP 2002079274A
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貴泰 大久保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水道水の流量に応じてビタミンCなどの塩素中
和剤を希釈して注出し、水道水の残留塩素を高精度に中
和する給水栓取付け形塩素除去器を提供する。 【解決手段】水道水の給水栓Aに取着される密封容器2
0に塩素中和剤の水溶液を充填し、この容器20にパイ
プ30を連結し、上記パイプの30の先端に水道水を導
く導入口34および希釈した水溶液を水道水に供給する
注出口35をそれぞれ設け、これら導入口34及び注出
口35を上記給水栓Aから吐出される水道水の流束C内
に位置させ、上記水道水の吐出が停止される場合には導
入口34及び注出口35から水溶液の流出を停止し、上
記水道水が吐出される場合にこの水道水の一部を導入口
34を通じてパイプ30内に導入し、この導入した水道
水で水溶液を希釈して注出口35より吐出水道水に混入
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、台所・洗面所・浴
槽などの給水栓(蛇口、混合水栓やスパウトも含む)に
取付けられ、給水栓から吐出される水道水(お湯の場合
も含む)に塩素中和剤を混合して水道水に含まれる残留
塩素を中和する塩素除去器に関する。
【0002】
【従来の技術】水道水には雑菌を滅菌・消毒するため塩
素の混合が義務付けられており、日本の水道法では給水
栓から出る水道水に0.1ppm以上の残留塩素が混入
されていなければならないという定めになっている。最
近、河川や湖水等の水源における水質が悪化する傾向に
あり、またO−157大腸菌等が発生するなどの状況か
ら、原水の殺菌に大量の塩素が投入されている。したが
って、給水栓から出る水道水にはかなり多くの残留塩素
が混在されている。しかしながら、残留塩素(主として
次亜塩素酸HOClなどの遊離残留塩素)が多量に含ま
れる水道水は塩素臭がしたり、飲んでもおいしくないと
言われており、調理の食味を低下させるとも言われてい
る。また、残留塩素は人の肌や毛髪に悪影響を及ぼし、
残留塩素濃度の高い水道水で手洗いや炊事をすると手指
が荒れたり、また入浴すると肌の老化や頭髪の脱色、ぱ
さつき、抜け毛の原因になるともいわれている。したが
って、飲み水、洗顔水、料理用の水、風呂水、シャワー
水などから残留塩素を取り除く要請が強くなりつつあ
る。
【0003】このようなことから、最近、給水栓取付け
形の浄水器が市販されている。この種の浄水器は、浄水
器本体内に活性炭や中空糸膜、不織布、多孔質セラミッ
クなどを収容し、水道水をこれら濾材を通過させて水道
水に含まれる残留物質を取り除く構造になっている。こ
のような浄水器は、本来、水道水に含まれる濁り成分
や、水道管のさび、水道に含まれる各種臭い成分を上記
濾材で濾過する作用を目的とし、加えてこれら濾材によ
って水道水に含まれる残留塩素を物理的に吸着して取り
除く作用を奏する。しかしながら、このような従来の浄
水器の中には、塩素除去機能を謳っているにも拘わらず
水道水に含まれる残留塩素を取り除く機能が充分でない
ものもみられる。
【0004】このようなことから本発明者は、給水栓に
取り付けられる塩素除去器を研究開発中であり、その一
例を特願平11−359600号として出願している。
この種の塩素除去器は、給水栓に取着され、L−アスコ
ルビン酸(ビタミンC)などの塩素中和剤の水溶液を充
填する密封構造の容器と、この容器に連通され、この容
器の上記塩素中和剤水溶液を導くパイプと、このパイプ
の先端に形成され、上記給水栓から吐出される水道水の
吐出流内に位置されて水道水が吐出される場合に上記水
溶液を流出させるとともに、水道水の吐出が停止される
場合は表面張力の作用で水溶液の流出が停止される注出
口と、を具備した構造である。このような構成の塩素除
去器によれば、給水栓から水道水を流さない場合、パイ
プ先端の注出口は空気に臨んでおり、このとき注出口で
は水溶液の表面に表面張力が発生して水溶液の流出を阻
止する。そして、給水栓より水道水を出すと、注出口は
給水栓から出た水道水の流束内に位置しているのでこの
水道水が注出口を濡らすことになり、注出口に表面張力
が働かなくなる。よって、注出口が開かれた状態となっ
て内部の水溶液が注出され、水道水に混ざる。したがっ
て、水道水に塩素中和剤を混合することになるので水道
水に含まれる残留塩素を中和することができる。このよ
うな構造によれば、格別な弁構造を必要とせず、単に注
出口を給水栓から流出する水の流れの中に位置させてお
くだけで、蛇口の開閉に伴う水道水の給水及び停止に応
じて自動的に塩素中和剤の注出及び停止をさせることが
できるから、取り扱いが簡便で、しかも塩素中和剤の不
要な漏出を防止することができるなどの利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な塩素除去器においては、給水栓から吐出される水道水
の流量に応じて、塩素除去器から注出されるビタミンC
水溶液の注出量がコントロールされることが望まれる。
しかしながら、注出口が1つの場合、この注出口から水
道水が侵入すると同時に水溶液が流出することになるの
で、つまり1つの注出口が水道水の入口と水溶液の出口
を兼用するので、水溶液の流出が不安定になることが判
った。また、ビタミンCの水溶液は、水道水の流量に応
じて最適な量で注出されることが望まれる。しかし、水
道水に含まれる遊離残留塩素の濃度に対しビタミンCの
飽和水溶液の量は微量であればよく、そのため注出口の
開口面積をできるだけ小さくして水溶液の注出量を制御
する工夫が図られている。しかしながら、注出口の開口
面積を小さく加工するには限度があり、ビタミンC水溶
液が過剰に注出されてしまうという問題もあった。本発
明はこのような事情にもとづきなされたもので、その目
的とするところは、水道水の流量に応じて塩素中和剤水
溶液の注出量を高精度に制御することができる給水栓取
付け形塩素除去器を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1の発明は、水道水の給水栓に取着され、塩素中
和剤の水溶液が充填される密封構造の容器と、基端部が
上記容器内に連通されるとともに、先端部が上記給水栓
から吐出される水道水の吐出流内に位置されるパイプ
(チューブ又はホースを含む)と、上記パイプの先端部
に開口され、上記給水栓から吐出された水道水が上記パ
イプの先端部に接する場合にこの水道水の一部をパイプ
内に導入するとともに、上記水道水の吐出が停止される
場合に上記パイプ内の水溶液の流出を停止する導入口
と、上記パイプの先端部に開口され、上記給水栓から吐
出された水道水が上記パイプの先端部に接する場合にパ
イプ内の水溶液を外部の水道水に注出するとともに、上
記水道水の吐出が停止される場合に上記パイプ内の水溶
液の流出を停止する注出口と、を具備し、上記導入口か
ら導入した水道水によって塩素中和剤の水溶液を希釈
し、この希釈水を上記注出口から注出させるようにした
給水栓取付け形塩素除去器を提供する。なお、本発明に
おいて、水溶液が希釈される領域は、パイプの先端部、
中間部、基端部、または容器内のどこでもあってもよ
い。
【0007】上記のような構成によれば、給水栓から水
道水を出さない場合、導入口及び注出口は、ともに空気
に臨んでおり、このときパイプ内の液体が導入口や注出
口から外に出ようとしても、これらパイプ及び容器内の
圧力が負圧になろうとして流出抵抗となり、しかも導入
口及び注出口では液体の表面に表面張力が発生して液体
の漏れ出しを阻止し、よって水や水溶液の流出が停止さ
れる。つまり、この場合は導入口及び注出口が閉じられ
ていると同様な閉止状態になる。一方、給水栓より水道
水を出すと、導入口及び注出口はともに水道水の流束内
に位置しているからこの水道水が導入口及び注出口を濡
らすことになる。このため導入口及び注出口において表
面張力が働かなくなり、よって導入口及び注出口は開か
れた状態になる。このとき、導入口から水道水が侵入
し、この水道水の一部は塩素中和剤の水溶液と混ざり、
水溶液を希釈する。この希釈水は注出口より外部の水道
水に注出され、したがって、水道水に含まれる残留塩素
を中和するようになる。また、導入口から入った水道水
の残りはパイプを経て容器内に入り、この分だけ容器内
の塩素中和剤水溶液がパイプを通じて希釈領域に至り、
水溶液を補充する。
【0008】このような塩素除去器によれば、格別な弁
構造を必要とせず、単に導入口及び注出口を給水栓から
流出する流れの中に配置させておくだけで水道水の給水
及び停止に伴って自動的に塩素中和剤の注出及び停止を
させることができ、塩素中和剤の不要な漏出を防止する
ことができる。そして、給水栓から流出する水道水の吐
出量が変化すると、導入口を通じてパイプに侵入する水
道水の量も変化し、このため注出口から流れ出る水溶液
の量も変わる。このことから、使用する水道水の流量に
応じて塩素中和剤の混入量をコントロールすることがで
きる。この場合、濃度の高い水溶液を浸入してきた水道
水で希釈して注出するようにしたから、濃度の高い水溶
液を直接注出する場合に比べて注出口から出る液量を増
やすことができ、これにより導入口及び注出口の開口面
積を大きくしても必要とする所定量の水溶液を注出させ
ることができる。よって、導入口及び注出口の加工が容
易になり、塩素中和剤の過剰な注出を防止することがで
きる。
【0009】本発明の好ましい態様は、パイプの先端部
に希釈領域を形成し、この希釈領域室内に導入口から導
入した水道水の一部を導入して塩素中和剤の水溶液を希
釈し、この希釈水を注出口から注出させるようにしたこ
とである。この場合、パイプの先端に希釈領域を形成す
るから、簡単な構造で確実な希釈が可能になる。また、
本発明の他の好ましい態様は、塩素中和剤の水溶液は比
重が水より大であり、パイプは密封容器の下方に延設さ
れていることである。塩素中和剤の比重が水より大であ
ると、パイプに侵入した軽い水の一部が上昇して密封容
器に進入し、これに代わり重い水溶液が密封容器からパ
イプを通じて下降するので、水の進入と水溶液の流出が
円滑に入れ替わるとともに、希釈も確実に行われること
になる。また、塩素中和剤は、水溶液の状態で容器内に
充填してもよいが、粉末又は顆粒の状態で密封容器に収
容し、この容器内に水を注入して塩素中和剤を溶かすこ
とで水溶液を作り出すようにするのが好ましい。後者の
場合、塩素中和剤の粉末又は顆粒は容器内に余剰に収容
しておき、最初に容器内に満杯に注入した水では全部溶
けずに未溶解の塩素中和剤が残るように収容すれば、未
溶解の塩素中和剤は、使用中、パイプを通じて自動的に
補充される水道水により順次溶解されるようになる。こ
のようにすれば、水道水の塩素除去作用を長期に亘り継
続することができる。
【0010】又、他の好ましい態様は、導入口が落下す
る水道水を受けるように上向きに開口されており、注出
口は上向き以外の方向に開口していることである。導入
口を上向きに開口しておくと、給水栓から落下する水道
水の動圧が加わるのでこの水道水の流量に応じた水量が
パイプ内に進入し、この水量と同量の希釈水が注出する
ことになる。また、この発明で、塩素中和剤としては亜
硫酸カルシウム、亜硫酸ナトリウムなども使用可能であ
るが、Lーアスコルビン酸(ビタミンC)やアスコルビ
ン酸ナトリウムなどのようなアスコルビン酸類が好まし
い。アスコルビン酸類は水に溶けやすいとともに残留塩
素との反応速度も速く、かつ安全性が高いなどの利点が
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明について、塩素除去器
を台所などの給水栓に取り付けた実施例を図面にもとづ
き説明する。図1は塩素除去器を給水栓の蛇口パイプに
取り付けた状態の斜視図、図2はその平面図、図3は取
付部と密封容器を分解した斜視図、図4は塩素除去器全
体の断面図、図5は密封容器の断面図、図6はノズル部
の拡大した断面図である。図においてAは、台所などに
設置される周知の給水栓の蛇口パイプであり、この蛇口
パイプAは、先端に吐出口Bを下向きに開口しており、
図示しないコックを開くとこの吐出口Bから水道水が吐
出されるようになっている。上記蛇口パイプAには、本
発明の塩素除去器1が脱着可能に取り付けられている。
【0012】本実施例の塩素除去器1は、取付部10と
密封容器20を備えている。取付部10は、上記密封容
器20を蛇口パイプAに取り付けるものであり、蛇口パ
イプAに対し脱着可能に取り付けられている。本実施例
の取付部10は、蛇口パイプAを上下方向に挟み付ける
クランプ片11a,11bを有し、これらクランプ片1
1a,11bは支点12を介して互いに開閉可能に連結
されている。これらクランプ片11a,11bは支点1
2の近傍に取り付けた板バネ13により相互に閉じる方
向に付勢されている。したがって、これらクランプ片1
1a,11bは蛇口パイプAを上下に挟み付けることが
でき、かつ板バネ13の弾性力により蛇口パイプAの径
が異なるものや断面形状が異なるものに対しても挟持す
ることができる。なお、池方のクランプ片11bには摺
べり止めを兼ねるクッション材14が張り付けられてい
る。一方のクランプ片11aの背面にはクランクレバー
15が取り付けられている。このクランクレバー15
は、両端に支軸16a,16bを互いに背向する方向に
突出してあり、一方の支軸16aが上記一方のクランプ
片11aに対し回動自在に嵌合している。このため、ク
ランクレバー15はこの支軸15aを回転支点として第
3図の矢印X方向に回転可能になっている。また、上記
他方の支軸16bには、カーソル17が回動可能に取り
付けられている。カーソル17は、上記クランクレバー
15が上記一方の支軸16aを中心に矢印X方向に回動
可能であることから、この支軸16aを中心として、ク
ランクレバー15の支点間距離を半径とする円周上を移
動できるようになっている。そして、このカーソル17
は上記他方の支軸16bに回動可能になっていることか
ら、クランクレバー15の先端位置で矢印Y方向に回動
可能である。このカーソル17には蟻溝形のガイドレー
ル18が形成されており、このガイドレール18には、
上記密封容器20が脱着可能に、しかも矢印Z方向に沿
って摺動可能に取り付けられている。
【0013】密封容器20は、例えば上半分が透明もし
くは半透明をなした合成樹脂にて作られており、背面に
上記ガイドレール18に対しスライド可能に嵌め込まれ
るスライドレール19を備えている。したがって、この
密封容器20はカーソル17に対し矢印Z方向に摺動可
能に取り付けられるようになっている。密封容器20の
内部には、塩素中和剤としてL−アスコルビン酸(ビタ
ミンC)が充填されている。この場合、密封容器20に
はビタミンCが粉末又は顆粒の形態(本例は粉末21を
使用する)で充填され、このビタミンCの粉末21は容
器20内に水を注入することによってこの水に溶け、ビ
タミンCの飽和水溶液を作り出す。ビタミンCの粉末2
1は、その重量の3〜4倍の水に溶ける性質があり、容
器20内に満杯にビタミンCの粉末を充填した場合、容
器20内に水を満杯に注入すると、ほぼ1/3〜1/4
の粉末が水に溶け、残りは未溶解状態となって余剰分と
して残る。本例の塩素除去器は、商品として販売する場
合、予め容器20内を空にしておき、購入した使用者が
使用する前に、後述する順序で容器20内にビタミンC
の粉末21を装填し、次いで水道水を注入し、これによ
り容器20内でビタミンCの水溶液を作り出すようにな
っている。なお、この塩素除去器は、商品として販売す
るとき、予め容器20内にビタミンCの粉末21を充填
しておき、購入した使用者が使用する前に、容器20内
に水道水を注入し、これにより容器20内でビタミンC
の水溶液を作り出すようにしてもよい。
【0014】上記ビタミンCの粉末21は、容器20の
上壁に形成した装填口22から装填するようになってお
り、この装填口22はねじ込み式の閉塞キャップ23に
よって気液密に閉塞されている。閉塞キャップ23には
中央に水注入口24を開設してあり、この水注入口24
は別の押込みキャップ25により開閉されるようになっ
ている。押込みキャップ25は上記水注入口24に対し
弾性変形によって弾着し、これにより水注入口24を開
閉可能に密封するようになっている。この押込みキャッ
プ25は、手指で引き上げることにより水注入口24を
開くことができ、また手指で水注入口24に押し込むと
弾性変形によってこの水注入口24を気液密に閉塞す
る。なお、水注入口24の内部には、水を注入する際に
内部のビタミンC粉末21が飛び出さないように、通水
性のフィルター26が取り付けられている。
【0015】密封容器20の一隅には、水を通すフィル
ター27が取り付けられており、上記装填口22から充
填したビタミンCの粉末21が後述するパイプ側に侵入
しないように区画されている。このフィルター27で区
画された一隅には、容器20の底面からパイプ30が差
し込まれている。パイプ30は金属又は合成樹脂からな
り、途中がくの字形に屈曲された形状をなしている。こ
のパイプ30の上端は上記密封容器20の底部から容器
20内に挿入され、容器20内に開放されている。パイ
プ30の下端にはノズル31が取り付けられている。ノ
ズル31の内部は希釈領域32とされており、このノズ
ル31の上面には外部から水道水を導く導入口34が上
向きに開口されている。この導入口34は上記希釈領域
32に連なっている。またノズル31の先端には、ビタ
ミンC水溶液の希釈水を供出する注出口35が前向きに
開口されており、この注出口35は上記希釈領域32に
連通している。ノズル31は、後述する手段でその位置
を調節することにより前記蛇口パイプAの吐出口Bの直
下に位置されるようになっており、導入口34及び注出
口35が吐出口Bから落下される水道水の流れの束(流
束)Cの中に位置して、この吐出水に濡れるように設置
される。上記導入口34及び注出口35の開口の大きさ
は、これら導入口34及び注出口35が空気に臨まされ
ているときにはこれら導入口34及び注出口35に発生
する水溶液の表面張力によって内部の水道水やビタミン
C水溶液がこれら導入口34及び注出口35から漏れ出
ないような大きさに設定してあり、例えばそれぞれ直径
1mm以下となっている。
【0016】このようなパイプ30は、上記密封容器2
0の底面に形成した挿入口36から容器20内に差し込
まれており、容器20にねじ込まれた保持キャップ37
及びOリング38により容器20に対し気液密に取り付
けられている。この場合、パイプ30は、図5の矢印D
で示す通り、挿入口36の中心線の回りで首振り回動で
きるようになっている。
【0017】上記のように構成された塩素除去器1につ
いて、作用を説明する。塩素除去器1は、販売時される
までは密封容器20内が空になっており、この塩素除去
器1を購入した使用者は、この塩素除去器1を自分で給
水栓の蛇口パイプAに取りけける。取付けにあたって
は、取付部10と密封容器20を分離し、取付部10を
蛇口パイプAに取り付ける。この場合、取付部10のク
ランプ片11a,11bで蛇口パイプAを挟み付ける。
クランプ片11a,11bは支点12を中心として互い
に開閉し、板バネ13の付勢力で閉じる方向の力を受け
るので、これらクランプ片11a,11bが蛇口パイプ
Aを挟持する。
【0018】一方、分離された密封容器20にビタミン
C粉末21及び水道水を充填する。この場合、まず密封
容器20の上壁に取り付けてあるねじ込み式の閉塞キャ
ップ23を取り外し、装填口22を開く。この装填口2
2からビタミンCの粉末21を充填する。ビタミンC粉
末21は密封容器20内のフィルター27により区画さ
れた領域に充填される。所定量のビタミンC粉末21が
充填されると、装填口22に上記閉塞キャップ23を被
せ、これをねじ込んで気液密を保つように閉塞する。次
に、閉塞キャップ23に取り付けてある押込みキャップ
25を外し、水注入口24を開く。この水注入口24か
ら水道水を注入し、密封容器20に水道水を満たす。こ
のとき、密封容器20内及びパイプ30内並びにノズル
31内に空気や気泡が残らないように、完全な空気抜き
を行うように注意する。なお、水注入口24から水を注
入する場合、水注入口24の内部には、フィルター26
が取り付けられているので、内部のビタミンC粉末21
が飛び出すことがない。上記のようにして容器20内に
水が満たされると、押込みキャップ25を水注入口24
に押し込み、この水注入口24を気液密に閉塞する。
【0019】このようにして、密封容器20内に水道水
が満たされると、この水道水によりビタミンC粉末の一
部が溶解し、容器20内でビタミンCの飽和水溶液が作
られる。この飽和水溶液は、当然、パイプ30内及びノ
ズル31内も満たす。なお、ビタミンCの粉末21は、
その重量の3〜4倍の水に溶ける性質があり、容器20
内にビタミンCの粉末21を満杯に充填しておいた場
合、容器20内に水を満杯に注入すると、ほぼ1/3〜
1/4のビタミンC粉末が水に溶け、残りは未溶解の余
剰分として残る。また、ビタミンCの水溶液は水の比重
より重く、濃度の高い水溶液は沈む性質がある。
【0020】上記のようなビタミンCの充填及び水の注
入が終わると、密封容器20を取付部10に取り付け
る。この取り付けは、密封容器20の背面に形成したス
ライドレール19をカーソル17のガイドレール18に
差し込むことで行う。次に、密封容器20がほぼ水平に
なるように調節し、かつノズル31が蛇口パイプAの吐
出口Bの直下に位置するように調節する。これらの調節
にあたっては、一方のクランプ片11aの背面にクラン
クレバー15が矢印X方向に回転可能に取り付けられて
おり、しかもこのクランクレバー15の先端にカーソル
17が矢印Y方向に回動可能に取り付けられているの
で、これらクランクレバー15及びカーソル17をそれ
ぞれ回動調節することで密封容器20の水平度及びノズ
ル31の位置を調節することができる。加えて、密封容
器20は、背面に形成したスライドレール19が、カー
ソル17に形成したガイドレール18に対して矢印Z方
向に沿って摺動可能であるから、この位置調節によって
も密封容器20及びノズル31の向きを変更することが
できる。さらには、パイプ30は、挿入口36の中心線
の回りで首振り回動できるようになっているため、この
調節によってもノズル31の先端位置を調節することが
できる。このような調節操作により、ノズル31の先端
が蛇口パイプAの吐出口Bの直下に位置するように位置
を調節する。これにより、塩素除去器1を使用する準備
が終わる。
【0021】次に、このような塩素除去器1を使用する
場合について説明する。給水栓の図示しないコックを閉
じている場合は、蛇口パイプAの吐出口Bから水道水が
吐出されず、ノズル31の先端には水がかからない。よ
って導入口34及び注出口35は空気に臨まされてい
る。このとき、容器20内のビタミンC水溶液がパイプ
30及びノズル31を通じて導入口34及び注出口35
から流出しようとしても、容器20内及びパイプ30内
並びにノズル31内に負圧が発生しようとして流出の抵
抗となるため、水溶液の漏出が阻止される。加えて、導
入口34及び注出口35のそれぞれ開口部では水溶液の
表面張力が発生し、よってノズル31内の水溶液は流れ
出さない。すなわち、この場合は導入口34及び注出口
35は閉じられているのと同様になる。給水栓のコック
を開くと蛇口パイプAの吐出口Bから水道水が吐出され
る。ノズル31の先端は吐出口Bから吐出する水道水の
流束Cの中に位置するように差し込まれているので、導
入口34及び注出口35は落下する水に濡れる。このた
め、これら導入口34及び注出口35に生じていた表面
張力が解除される。そして、導入口34はノズル31の
上面に形成されているので、落下する水道水の圧力を正
面で受けることになり、よって水道水が図5および図6
の破線矢印で示すように、ノズル31内に侵入する。こ
の侵入した水道水は、落下エネルギーを持っているから
一部が希釈領域32内に流れ込み、この希釈領域32で
ビタミンC水溶液に混ざる。このため希釈領域32内の
水溶液を希釈し、この希釈された水溶液が注出口35よ
り流れ出る。一方、ノズル31に侵入した水道水の残り
は、ビタミンC水溶液に比べて比重が軽いので図5およ
び図6の破線矢印のように、パイプ30内を通って上昇
し、上端から容器20に侵入する。密封容器20内に水
が侵入すると、この侵入した分だけ容器20内のビタミ
ンC水溶液が図5および図6の実線矢印のように、パイ
プ30を通じて流下し、希釈領域32に流れ込む。すな
わち、希釈領域32内では、導入口34から導入した水
道水と、容器20内から流れ込んできた水溶液が混ざ
り、濃度の高いビタミンC水溶液が薄められた状態とな
って注出口35から外部を流れる水道水に混入されるこ
とになる。これにより、水道水に含まれる残留塩素がビ
タミンCと化学反応して無害な塩素化合物に変化し、よ
って水道水は塩素が中和されたものとなり、この水で手
や顔や洗っても、肌が突っ張る、乾燥するなどの肌荒れ
を防止することができる。
【0022】蛇口パイプAから吐出される水道水の量が
変化すると、導入口34を通じて侵入する水道水の量も
変化し、よって希釈領域32において希釈に使用される
水量が変わるとともに容器20に流れ込む水量も変化
し、同時に容器20から希釈領域32に供給される水溶
液の量も変わる。導入口34及び注出口35のそれぞれ
開口面積を適宜に設定することにより、希釈割合及び希
釈水の注出量をコントロールすることができる。そし
て、外から浸入する水道水と容器20から供給される水
溶液を希釈領域32内で混ぜることにより希釈水を作る
から、希釈しない水溶液を注出する場合に比べて水量を
多くすることができ、このため導入口34及び注出口3
5の開口面積を大きくすることができる。このことか
ら、導入口34及び注出口35を加工する上での制約を
受け難くなり、換言すれば、導入口34及び注出口35
を加工可能な最小限度の大きさに開口することで注出量
が多くなっても、注出する液は希釈水であるからビタミ
ンCの過剰な注出を防止することができる。
【0023】以上のように、導入口34から水道水が侵
入するのと、希釈水が注出口35より注出されるのが同
時に起きる。これは、水道水の比重がビタミン水溶液の
比重より小さいため、水道水はパイプ30を通って上昇
し、同時に比重の重いビタミンC水溶液がパイプ30に
沿って流下するためである。これにより、導入口34か
ら導入した水道水の量に応じてビタミン水溶液が注出口
35から流出することになり、上記導入口34から流入
する水道水の量は蛇口パイプAより吐出される水道水の
量にほぼ準じるようになるから、吐出水量に見合ったビ
タミンCの水溶液を供出することができることになる。
そして、容器20内では流下したビタミンC水溶液に代
わって水道水が補充されるので、新規に流入した水道水
が未溶解のビタミンC粉末21を溶かし、常時飽和水溶
液を作る。したがって、未溶解のビタミンC粉末21が
無くなるまで、飽和水溶液を作り、この水溶液を希釈し
て水道水に混入することができる。このような作用から
判る通り、パイプ30を容器20の下部から下方に延長
させるのは、ビタミンC水溶液の比重を利用して流れを
起こさせ、容器20内の水溶液をノズル31及び注出口
35に円滑に供給するためである。
【0024】上記のような塩素除去器1であれば、導入
口34及び注出口35が水溶液の表面張力で開閉される
ので格別な弁構造が不要であり、構造が簡単である。ま
た、このような塩素除去器1によれば、蛇口パイプAか
ら吐出される水道水にビタミンC水溶液を混ぜる構造で
あるから、従来のような濾材で残留塩素を捕獲するよう
なタイプの浄水器のごとく吐出水に圧力損失を生じるこ
とがなく、単位時間当たりの流量はコックの開き度に応
じた流量となり、残留塩素を中和した水道水を単位時間
当たり多量に使用することができる。さらに、容器20
は取付部10を介して混合栓の蛇口パイプAに取り付け
る構造をなしており、この取付けはクランプ片11a,
11bで蛇口パイプAを挟持するだけの簡単な構造であ
るから、取付けが容易であり、かつ女性であっても簡単
に取り扱うことができる。
【0025】上記実施例では、パイプ30の先端にノズ
ル31を取り付け、このノズル31内に希釈領域32を
軽視したが、ノズル31はパイプ30と一体構造であっ
てもよい。また、希釈領域32は、パイプ30の中間部
や基端部又は容器20内に形成してもよい。また、導入
口34及び注出口35はそれぞれ1個ずつ形成したが、
これらはそれぞれまたはいずれかを複数個形成してもよ
い。但し、この場合、蛇口パイプAから水道水を吐出さ
せないときに、ビタミンC水溶液が漏出や滴下しないよ
うに口の大きさや個数を考慮することが必要である。さ
らに、上記実施例では容器20を蛇口パイプAに対し取
付部10に形成したクランプ片11a,11bを介して
取り付けるようにしたが、容器20を給水栓や蛇口又は
スパウトなどに取り付ける構造は上記実施例に限らず、
種々の手段が可能であり、要するに導入口34及び注出
口35が吐出口Bから落下する流束の中に位置されるよ
うに取り付ければよい。そしてこの場合、この種の塩素
除去器は家庭内で女性が取り扱う場合が多いので、女性
が簡単に取り付けることができる構造であることが望ま
しい。
【0026】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、給水
栓から流出する水道水の吐出量が変化すると、導入口を
通じて侵入する水道水の量が変化し、これにより容器に
流れ込む水量が変化するから、注出口から流れ出る水溶
液の量も変わる。よって、使用する水道水の流量に応じ
て塩素中和剤の混入量をコントロールすることができ
る。この場合、導入口を通じて侵入した水道水で水溶液
を希釈し、この希釈水を注出口から注出させるようにし
たから、濃度の高い水溶液を注出させる場合に比べて注
出量を多くすることができ、この分導入口及び注出口の
大きさを大きくしてもよく、よって、穴開け加工の制約
を受けることなく水溶液の過剰な注出を抑制することが
できる。このようなことから、水道水の吐出流量に応じ
た最適な水溶液の注出を実現でき、残留塩素を効果的に
中和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、塩素除去器を給水栓
の蛇口パイプに取り付けた状態の斜視図
【図2】同じく塩素除去器の平面図
【図3】同じく塩素除去器の取付部と密封容器を分解し
た斜視図
【図4】同じく塩素除去器全体の断面図
【図5】同じく密封容器の断面図
【図6】同じくノズル部の拡大した断面図
【符号の説明】
A…蛇口パイプ B…吐出口 C…水道水の流束 1…塩素除去器 10…取付部 11a,11b…クランプ片 13…板バネ 15…クランクレバー 17…カーソル 18…ガイドレール 19…スライドレール 20…密封容器 21…ビタミンC粉末 22…装填口 23…閉塞キャップ 30…パイプ 31…ノズル 32…希釈領域 34…導入口 35…注出口

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道水の給水栓に取着され、塩素中和剤
    の水溶液が充填される密封構造の容器と、 基端部が上記容器内に連通されるとともに、先端部が上
    記給水栓から吐出される水道水の吐出流内に位置される
    パイプと、 上記パイプの先端部に開口され、上記給水栓から吐出さ
    れた水道水が上記パイプの先端部に接する場合にこの水
    道水の一部をパイプ内に導入するとともに、上記水道水
    の吐出が停止される場合に上記パイプ内の水溶液の流出
    を停止する導入口と、 上記パイプの先端部に開口され、上記給水栓から吐出さ
    れた水道水が上記パイプの先端部に接する場合にパイプ
    内の水溶液を外部の水道水に注出するとともに、上記水
    道水の吐出が停止される場合に上記パイプ内の水溶液の
    流出を停止する注出口と、 を具備し、上記導入口から導入した水道水によって塩素
    中和剤の水溶液を希釈し、この希釈水を上記注出口から
    注出させるようにしたことを特徴とする給水栓取付け形
    塩素除去器。
  2. 【請求項2】 パイプの先端部に希釈領域を形成し、こ
    の希釈領域内に上記導入口から導入した水道水の一部を
    導入して塩素中和剤の水溶液を希釈し、この希釈水を上
    記注出口から注出させるようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載の給水栓取付け形塩素除去器。
  3. 【請求項3】 塩素中和剤の水溶液は比重が水より大で
    あり、上記パイプは密封容器の下方に延設されているこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の給水栓取
    付け形塩素除去器。
  4. 【請求項4】 塩素中和剤は、容器内に粉末の状態で収
    容し、この容器に水を注入することによりこの水に溶け
    て水溶液を生成するものであることを特徴とする請求項
    1ないし請求項3のいずれか一に記載の給水栓取付け形
    塩素除去器。
  5. 【請求項5】 上記導入口は、給水栓から落下する水道
    水を受けるように上向きに開口されており、注出口は上
    向き以外の方向に開口されていることを特徴とする請求
    項1ないし請求項4のいずれか一に記載の給水栓取付け
    形塩素除去器。
  6. 【請求項6】 塩素中和剤がアスコルビン酸類であるこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一に
    記載の給水栓取付け形塩素除去器。
JP2000312651A 1999-11-15 2000-09-07 給水栓取付け形塩素除去器 Pending JP2002079274A (ja)

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PCT/JP2001/003320 WO2002020413A1 (fr) 2000-09-07 2001-04-18 Injecteur de neutralisant de chlorure pouvant etre monte sur un robinet
AU2001248782A AU2001248782A1 (en) 2000-09-07 2001-04-18 Faucet mounting type chloride neutralizer injector
TW90111396A TW515701B (en) 1999-11-15 2001-05-14 Apparatus for introducing chlorine-treating agent, to be attached to a water tap

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019093590A1 (ko) * 2017-11-10 2019-05-16 김주현 비타민c를 이용한 염소 제거 필터

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