JP2002079136A - 循環型アスファルト合材製造法 - Google Patents

循環型アスファルト合材製造法

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JP2002079136A JP2001065232A JP2001065232A JP2002079136A JP 2002079136 A JP2002079136 A JP 2002079136A JP 2001065232 A JP2001065232 A JP 2001065232A JP 2001065232 A JP2001065232 A JP 2001065232A JP 2002079136 A JP2002079136 A JP 2002079136A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃材の占める割合が100%近い極めて高い
再生資源利用率が得られ、廃材の大部分を再生材として
循環利用でき、新材と同等の施工性及び仕上がりを得る
ことが可能な循環型の再生アスファルト合材の製造方法
を提供すること。 【解決手段】 アスファルト廃材からなる原料を、少な
くとも1回以上の破砕工程及びふるい分け工程を経た
後、打撃衝突作用を利用して破砕を行う破砕設備もしく
は磨鉱作用を利用して研磨を行なう研磨設備に供給して
破砕物に被膜したピッチ分を除去した後、ふるい設備に
供給して粒径範囲の異なる複数の成分からなる再生単粒
度砕石を分別して回収し、これら回収された成分のうち
少なくとも油分が3%以上である成分については間接加
熱し、残りの成分については直接加熱し、これら加熱さ
れた両成分を添加剤、アスファルト、石粉と共に混合装
置へと供給して混合することにより再生アスファルト合
材を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は循環型アスファルト
合材製造法に係り、その目的はアスファルト廃材の占め
る割合が100%に近い再生資源利用率が極めて高い再
生アスファルト合材を得ることができ、廃材の大部分を
再生材として循環利用が可能な循環型アスファルト合材
の製造方法を提供することにある。
【0002】
【従来の技術】舗装道路の補修等に伴って発生するアス
ファルト廃材の量は年間約3600万トンにも達する膨
大なものであるが、リサイクル法(再生資源の利用の促
進に関する法律)の制定等にみられる近年の建設副産物
の再利用推進の取り組みによってその再利用率は年々高
まっており、これらの廃材のうち約80%は何らかの形
で再利用されている。しかしながら、発生するアスファ
ルト廃材のうち、再びアスファルト合材として再生され
る割合、即ち再生資源利用率は約30%程度と低く、大
部分は路盤材等の別の用途に再利用されているのが実情
である。これは、従来のアスファルト廃材を破砕して再
生骨材を得る方法では、アスファルト廃材の表面に付着
したピッチ被膜(B)の大部分が除去されずに再生骨材
(A)の表面に残存してしまうためである。すなわち、
このような再生骨材をアスファルト合材の製造に使用す
ると、図7に示すように、被膜に混在する油分の燃焼に
より骨材の粒径が大幅に減少するために粒度分布が適正
範囲から外れたり、アスファルト合材プラントに悪影響
を及ぼすために、再生骨材の割合を30%以上とするこ
とは困難だったのである。しかも、従来の方法により得
られた再生骨材では廃材からの残留油分が多いために再
生アスファルト合材の温度をあまり上げることができ
ず、そのために現場での施工性が悪くなり、良好な仕上
がりを得ることが難しかった。
【0003】本願発明者の一人はかかる実情に鑑みて特
開平9−141243号において、アスファルト廃材か
らピッチ分の少ない再生骨材を回収し、この再生骨材を
使用して再生アスファルト合材を製造する方法を提案し
ている。この方法は、アスファルト廃材の表面に付着し
たピッチ被膜の大部分を除去することが可能であるた
め、アスファルト廃材が原料の大部分を占める再生アス
ファルト合材を得ることができる非常に優れた技術であ
った。しかしながら、この方法によっても、再生骨材の
うち粒径の小さい成分(0〜2.5mm)には比較的多
量の油分が含まれており、この成分を含んだ再生骨材を
そのままドラムミキサーにて直接加熱すると油分の燃焼
や過熱劣化が起こる恐れがあるため、油分の無い新しい
骨材を10%程度再生骨材と混合して使用する必要があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したア
スファルト廃材から得られる再生骨材に残留する油分の
問題を解決することによって、アスファルト廃材の占め
る割合が100%に近い極めて高い再生資源利用率が得
られ、廃材の大部分を再生材として循環利用することが
できて、省資源化及び地球環境保全に対する貢献度が非
常に高く、しかも新材と同等の施工性及び仕上がりを得
ることが可能な循環型の再生アスファルト合材の製造方
法を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、アスファルト
廃材からなる原料を、少なくとも1回以上の破砕工程及
びふるい分け工程を経た後、打撃衝突作用を利用して破
砕を行う破砕設備もしくは磨鉱作用を利用して研磨を行
なう研磨設備に供給して破砕物に被膜したピッチ分を除
去した後、ふるい設備に供給して粒径範囲の異なる複数
の成分からなる再生単粒度砕石を分別して回収し、これ
ら回収された成分のうち少なくとも油分が3%以上であ
る成分については間接加熱し、残りの成分については直
接加熱し、これら加熱された両成分を添加剤、アスファ
ルト、石粉と共に混合装置へと供給して混合することに
より再生アスファルト合材を得ることを特徴とする循環
型アスファルト合材製造法を提供することにより、上記
課題を解決することに成功した。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る循環型アスフ
ァルト合材製造法の好適な実施形態について、図面を参
照しつつ説明する。図1は本発明に係る方法の工程の一
部を示すフローシートであり、先ずこの図に基づいて本
発明に係る方法の前半工程であるアスファルト廃材から
再生単粒度砕石を回収する工程について説明する。先
ず、原料(29)となるアスファルト廃材はホッパー
(1)に収容される。ホッパー(1)の下端放出口には
切り出し設備(2)が設けられている。この切り出し設
備(2)としては例えばレシプロフィーダーが使用さ
れ、原料を所定量ずつ連続的に切り出しする。切り出し
設備(2)から切り出された原料は、さらに次の切り出
し設備(3)に送られる。この切り出し設備(3)とし
ては、例えばグリズリフィーダーが使用され、切り出し
設備(2)から切り出された原料を所定量ずつ連続的に
切り出しする。尚、持ち込まれるアスファルト廃材が小
さい場合には、切り出し設備(2)を省略することも可
能である。
【0007】切り出し設備(3)から切り出された所定
粒径以下の原料は搬送装置(4)を介して振動ふるいか
らなる1次ふるい設備(13)に供給される。尚、切り
出し設備(3)から切り出す原料の大きさは特に限定さ
れるものではなく、原料として持ち込まれるアスファル
ト廃材の種類や1次破砕設備(6)の性能に応じて適宜
変更することができる。
【0008】尚、図示のフローシートにおいては、一例
として切り出し設備(3)から切り出す原料の大きさを
50mm以下とした場合が示されており、以下の説明は
このフローシートに沿って行うこととするが、切り出す
原料の大きさが変更になった場合には、後工程において
示された粒径も変更になり得ることは勿論であり、これ
は他に示したフローシートについても同様である。
【0009】搬送装置(4)としてはベルトコンベア等
が使用されるが特に限定はされず、これは以下の工程で
使用される全ての搬送装置についても同様である。尚、
搬送装置(4)の上部には磁力選別設備(5)が設けら
れ、鉄くず等の金属異物(14)が除去される。
【0010】一方、切り出し設備(3)を通過できなか
った大きさ(例えば50mm以上)の原料は1次破砕設
備(6)に供給されて破砕される。この1次破砕設備
(6)としてはジョークラッシャー等の圧縮破砕機が使
用される。1次破砕設備(6)により破砕された破砕物
は、搬送装置(7)を介して振動ふるいからなる1次ふ
るい設備(9)に供給される。尚、搬送装置(7)の上
部にも磁力選別設備(8)が設けられ、鉄くず等の金属
異物(14)が除去される。
【0011】1次ふるい設備(9)(13)では、破砕
物を例えば30mmを超えるものと30mm以下のもの
とに分別する。このうち30mmを超えるものについて
は、搬送装置(10)により2次破砕設備(11)に供
給される。2次破砕設備(11)としては、インペラブ
レーカー(商品名:川崎重工社製)等の打撃衝突作用を
利用して破砕を行う破砕機が好適に使用される。
【0012】2次破砕設備(11)により破砕された破
砕物は、搬送装置(12)を介して再び搬送装置(7)
に送られ、1次ふるい設備(9)へと供給される。1次
ふるい設備(9)では、前記したように破砕物を30m
mを超える破砕物と30mm以下の破砕物とに分別し、
30mmを超える破砕物については再度搬送装置(1
0)を介して2次破砕設備(11)に供給する。つま
り、1次ふるい設備(9)にて分別された30mmを超
える破砕物は、30mm以下の大きさになるまで、前記
工程が繰り返される。
【0013】1次ふるい設備(9)で分別された30m
m以下の破砕物は、定量切替装置(15)により、搬送
装置(16)に送られるものと搬送装置(17)に送ら
れるものとに分けられる。搬送装置(16)に送られた
破砕物は、そのまま0〜30mmの再生クラッシャラン
(RC−30)として回収される。一方、搬送装置(1
7)に送られた破砕物は、2次ふるい設備(18)に供
給され、10mm未満の破砕物と10〜30mmの破砕
物とに分別され、10mm未満の破砕物は再生クラッシ
ャラン(RC−10)として回収され、10〜30mm
の破砕物は搬送装置(19)を介して3次破砕設備(2
0)へ供給される。
【0014】3次破砕設備(20)は20mmを超える
破砕物を打撃衝突作用を利用して破砕を行うことにより
更に細かく砕いて20mm以下にするとともに破砕物に
被膜したピッチ(アスファルト)を除去するものであ
り、例えば製砂機として用いられるスーパーサンダー
(商品名:川崎重工社製)や、粒度調整機として用いら
れるニューディック(商品名:ラサ工業社製)等が好適
に使用される。
【0015】本発明においては、上記したような3次破
砕設備(20)に代えて研磨設備を使用する構成も好ま
しく採用できる。研磨設備としては、図2に示す構造の
ものが好適に使用される。図2に示す研磨設備は、互い
に逆向きに回転する2つの回転軸を所定間隔をあけて同
一軸線上に水平に配置し、一方の回転軸(60)の基端
部寄り上部位置に原料投入用の入口シュート(61)を
設けるとともに、この入口シュート(61)の下端部と
連通するように回転軸先端方向に向けてテーパ状に拡径
し且つ開口した供給ロータ(62)を回転軸(60)と
一体に配設し、さらに他方の回転軸(63)の先端に供
給ロータ(62)に向けて開口し且つ供給ロータ(6
2)の先端開口部よりも大径とされた円筒状の排出ロー
タ(64)を取り付け、この他方の回転軸(63)を伸
縮自在に構成したものである。このような構成をもつ研
磨設備としては、ドラムリクレーマー(商品名:川崎重
工社製)がある。
【0016】この研磨設備によれば、入口シュート(6
1)から投入された原料は、回転軸(60)の回転に伴
って発生する遠心力の作用により供給ロータ(62)の
テーパに沿って排出ロータ(64)内へと導かれ、回転
軸(63)の回転に伴って発生する遠心力の作用により
排出ロータ(64)の周縁部へと押し付けられて供給ロ
ータ(62)との間の隙間から排出される。そして、こ
の一連の作用において供給ロータ(62)と排出ロータ
(64)とが互いに逆向きに回転することによって原料
はその表面が互いにこすり合わされる磨鉱作用により、
破砕物に被膜したピッチ(アスファルト)が除去され
る。この設備において、他方の回転軸(63)を伸縮さ
せることにより、供給ロータ(62)と排出ロータ(6
4)との間隙を変化させることができ、これによって原
料のロータ内での滞留時間を容易に調節することができ
る。3次破砕設備(20)に代えてこのような研磨設備
を使用することにより、原料の割れが防止され、実積率
を向上させることができる。
【0017】3次破砕設備(20)又は研磨設備により
破砕物から除去されたピッチ分等は、集塵機(24)に
より回収される。集塵機(24)としてはエアーセパレ
ーター等が使用される。また、3次破砕設備(20)か
ら出てきた破砕物は、搬送装置(21)により振動ふる
いからなる3次ふるい設備(22)に供給される。
【0018】3次ふるい設備(22)では、供給された
破砕物もしくは研磨物をまず20mmを超える成分と2
0mm以下の成分とに分別し、20mmを超える成分は
搬送装置(23)により再度3次破砕設備(20)又は
研磨設備へと供給する。そして、20mm以下の成分は
更に13mmを超える成分(13〜20mm)と13m
m以下の成分とに分別し、13mm以下のものは更に5
〜13mmの成分と5mm未満の成分とに分別し、5m
m未満の成分は更に2.5〜5mmの成分と2.5mm
未満の成分とに分別する。分別された13〜20mmの
粒度の破砕物(25)は5号再生単粒度砕石(RS−2
0)として、5〜13mmの粒度の破砕物(26)は6
号再生単粒度砕石(RS−13)として、2.5〜5m
mの破砕物(27)は7号再生単粒度砕石(RS−5)
として回収され、これらの再生単粒度砕石は上記の0〜
2.5mmの再生単粒度砕石(28)と共に図6に示す
後工程に利用される。尚、上記した粒度範囲の分別はあ
くまでも好ましい一例を示したものであって、後工程に
おいて製造しようとするアスファルト合材において要求
される粒度分布を満たすように配合を組むことができれ
ば、ふるい目の変更等によって前工程にて得られる粒度
範囲の分別を変更することが可能である。
【0019】また、上記した工程において、1次ふるい
設備(9)(13)にて破砕物を40mmを超えるもの
と40mm以下のものとに分別し、このうち40mmを
超えるものを搬送装置(10)により2次破砕設備(1
1)に供給するとともに、2次ふるい設備(18)にお
いて10mm未満の破砕物と10〜40mmの破砕物と
に分別し、10mm未満の破砕物は再生クラッシャラン
(RC−10)として回収し、10〜40mmの破砕物
は搬送装置(19)を介して3次破砕設備(20)又は
研磨設備へ供給する構成としてもよい。
【0020】以上説明した工程により得られる5号〜7
号の再生単粒度砕石は、3次にわたる破砕工程、もしく
は2次にわたる破砕工程と1回の研磨工程を経ることに
よって、後記の実施例に示すように、表面に付着したピ
ッチの殆どが除去された油分含有率の低いものとなる。
【0021】また、本発明に係る方法の前半工程である
アスファルト廃材から再生単粒度砕石を回収する工程と
して、上記工程に代えて例えば図3乃至図5に示す工程
を採用することも可能である。図3に示す工程は、図1
示の工程における2次ふるい設備(18)を省略し、1
次ふるい設備(9)にてふるい分けされた30mm以下
の成分をそのまま3次破砕設備(20)に供給するよう
に構成したものであり、他の工程は図1示の工程と同じ
である。尚、図3の工程において、破砕設備(20)に
代えて図2に示した研磨設備を使用してもよく、また1
次ふるい設備(9)(13)にて破砕物を40mmを超
えるものと40mm以下のものとに分別するようにして
もよい。
【0022】図4に示す工程は、図1示の工程における
1次破砕設備(6)を省略し、切り出し設備(3)から
切り出された40mmを超える大きさの原料を直接、図
1の工程にて2次破砕設備として使用されていたインペ
ラブレーカー(商品名:川崎重工社製)等の打撃衝突作
用を利用して破砕を行う破砕機(11)に供給するよう
にしたものであり、他の工程は図1示の工程と略同じで
ある。尚、図4の工程において、破砕設備(20)に代
えて図2に示した研磨設備を使用してもよく、また2次
ふるい設備(18)にて破砕物を5mmを超えるものと
5mm以下のものとに分別するようにしてもよい。
【0023】図5に示す工程は、図4示の工程における
2次ふるい設備(18)を省略し、1次ふるい設備
(9)にてふるい分けされた20mm以下の成分をその
まま打撃衝突作用を利用して破砕を行うスーパーサンダ
ー(商品名:川崎重工社製)やニューディック(商品
名:ラサ工業社製)等の破砕設備(20)に供給するよ
うに構成したものであり、他の工程は図4示の工程と略
同じである。尚、図5の工程においても、破砕設備(2
0)に代えて図2に示した研磨設備を使用してもよい。
【0024】図6は本発明に係る方法の後半工程であっ
て、上記した前半工程にて得られた再生単粒度砕石等を
使用して再生アスファルト合材(循環型アスファルト合
材)を製造する工程である。上記した前半工程にて回収
された13〜20mmの成分(25)、5〜13mmの
成分(26)、2.5〜5mmの成分(27)は、それ
ぞれ分けてホッパー(31)に収容され、残りの0〜
2.5mmの成分(28)は別の箇所に配置されたホッ
パー(32)に収容される。ホッパー(31)に収容さ
れる成分は後述する直接加熱式ドライヤー(38)へと
供給される成分であり、ホッパー(32)に収容される
成分は間接加熱式ドライヤー(30)へと供給される成
分である。ここで、2.5〜5mmの成分(27)の一
部又は全部についてもホッパー(32)に収容するよう
にしてもよく、また2次ふるい設備(18)によってふ
るい分けされた小径成分(例えば0〜5mm)について
もホッパー(32)に収容するようにしてもよい。但
し、段落(0026)以下の文章では便宜上、0〜2.
5mmの成分(28)のみをホッパー(32)に収容し
た場合について説明している。
【0025】本発明においてホッパー(32)に収容さ
れるのは、油分が3%以上含有された成分であり、この
ような油分の多い成分は必然的に粒径の小さい成分にあ
らわれるため、結果として小径成分(例えば0〜2.5
mmや0〜5mm)がホッパー(32)に収容されるこ
ととなる。ここで、ホッパー(32)に収容してもよい
と先に述べた2.5〜5mmの成分(27)には油分が
3%以上のものと3%未満のものとが存在し得るが、こ
のうち油分が3%以上のものは必ずホッパー(32)に
収容される。一方、油分が3%未満のものはホッパー
(31)とホッパー(32)のどちらに収容してもよ
く、3%未満のもののうちのどれだけをホッパー(3
2)に収容するかは、もっぱら使用される設備のドライ
ヤーの容量により決定され、例えば間接加熱式ドライヤ
ー(30)の容量が充分に大きい場合には、油分が3%
未満のものの全部もしくは大部分をホッパー(32)に
収容すればよく、間接加熱式ドライヤー(30)の容量
が小さい場合には、油分が3%未満のものの全部もしく
は大部分をホッパー(31)に収容すればよい。
【0026】ホッパー(32)に収容された小径成分
(例えば0〜2.5mm)(28)は、ベルトコンベア
(29)及びエレベータ(40)を介して間接加熱式ド
ライヤー(30)内に供給される。間接加熱式ドライヤ
ー(30)は、バーナーを備えた燃焼装置(33)と乾
燥部(34)が別々に設けられて連結管(35)により
連結された構造を有しており、乾燥部(34)内に供給
された成分はバーナーの炎によって直接加熱されること
なく、燃焼装置(33)から連結管(35)を通って乾
燥部(34)内に導入された熱風によって間接的に加熱
される。また、間接加熱式ドライヤー(30)の上部に
はサイクロンからなる集塵機(36)が連結されてお
り、この集塵機(36)を通過した排気ガスは循環ファ
ン(37)によって燃焼装置(33)内へと送り込まれ
る。
【0027】一方、ホッパー(31)に収容された各成
分、例えば13〜20mmの成分(25)、5〜13m
mの成分(26)、2.5〜5mmの成分(27)は、
ベルトコンベア(53)等を介して直接加熱式ドライヤ
ー(38)内に供給される。直接加熱式ドライヤー(3
8)は、内部に供給された成分をバーナーの炎によって
直接加熱するものであって、その上部にはバグフィルタ
ー(39)が連結されており、このバグフィルター(3
9)を通過した排気ガスは送風機(40)によって煙突
(41)から排出される。尚、図中(51)はバーナー
燃料を貯蔵する燃料タンクである。
【0028】本発明は上記したようにアスファルト合材
の原料として使用される再生骨材の加熱に際して間接加
熱と直接加熱を併用することを特徴とするものであり、
以下この併用方式を採用した理由について説明する。先
ず、粒径の大きい成分、例えば2.5〜5mm,5〜1
3mm,13〜20mmの成分(再生単粒度砕石)につ
いては、上記した前半工程によってピッチ被膜が充分に
除去されるため、後記の実施例に示す如く油分含有量が
非常に少ない(約0.2〜3%程度)ものとなる。本発
明では、このような油分含有量の少ない成分については
直接加熱を行っても油分の燃焼や過熱による劣化が生じ
にくいため直接加熱を行うようにしたのである。そし
て、直接加熱によれば、間接加熱では温度が上がりにく
い粒径の大きい成分についても短時間で温度を上げるこ
とができるため、熱効率に優れたものとなる。
【0029】一方、小径成分、例えば0〜2.5mmの
成分については、粒径が小さいためにピッチ被膜が充分
に除去しきれずに残存し、後記の実施例に示す如く油分
含有量が比較的多く(約5〜7%程度)含まれているた
め、そのまま直火で直接加熱すると油分の燃焼や過熱に
よる劣化が生じてしまう恐れがある。本発明では、この
ような油分含有量の比較的多い成分については間接加熱
を行うことによって油分の燃焼や過熱による劣化を防ぐ
ようにしたものであり、しかもこのような粒径の小さい
成分は間接加熱によっても容易に短時間で全体の温度を
上げることが可能であるため、熱効率の点でも間接加熱
を利用することによる損失は殆どない。
【0030】以上述べたように、本発明に係る方法で
は、間接加熱と直接加熱とを併用することによって、油
分の燃焼や劣化を防ぐことができるとともに、加熱時の
熱効率においても優れたものとなり、しかも後述のよう
に再生資源率を飛躍的に高めることが可能となる。
【0031】間接加熱式ドライヤー(30)によって加
熱された小径成分、例えば0〜2.5mmの成分はサー
ジピン(42)に投入され、直接加熱式ドライヤー(3
8)によって加熱された各成分、例えば13〜20mm
の成分、5〜13mmの成分、2.5〜5mmの成分は
ホットエレベーター(43)を介してホットピン(4
4)へと投入される。そして、サージピン(42)内の
成分及びホットピン(44)内の成分は、アスファルト
タンク(47)内に貯蔵されたアスファルト、フィラタ
ンク(48)内に貯蔵された石粉、添加剤タンク(4
9)内に貯蔵された添加剤と共にミキサー(45)内に
供給されて混合される。ここで使用される添加剤は、変
化したアスファルトの性質を元に戻すためのもので、一
般に再生用添加剤または軟化剤と呼ばれるものである。
尚、図中、(46)はホットピン(44)内でふるい分
けされた成分のミキサー(45)への供給量を計量する
計量装置であり、(48)はアスファルト計量器であ
り、(50)はフィラエレベータである。
【0032】ミキサー(45)による混合によって得ら
れた混合物は、再生アスファルト合材(循環型アスファ
ルト合材)としてホットミックスサイロ(52)に積み
込まれて再利用に供される。
【0033】以上説明した工程を経て得られた再生アス
ファルト合材(循環型アスファルト合材)は、その原料
のうち、添加される石粉量(約3%)を除いた約97%
がアスファルト廃材から得られる原料が占めることとな
り、従来の方法に比べて飛躍的に高い再生資源利用率と
なる。
【0034】
【実施例】以下、本発明に係る方法の実施例を示すこと
により、本発明の効果をより明確にする。但し、本発明
は以下の実施例により何ら限定されるものではない。 (実施例1)現場より搬入されたアスファルト廃材を図
1に示す工程(3次破砕設備(20)としてスーパーサ
ンダーを使用)に従って処理し、その結果得られた再生
単粒度砕石について、アスファルト含有量、粒度分布、
比重、吸水率を測定した。測定結果を表1に示す。
【表1】
【0035】表1に示される如く、粒径の大きいRS−
5,RS−13,RS−20については、油分含有量が
非常に少なく(3%未満)、ピッチ被膜が充分に除去さ
れているが、0〜2.5mmの成分(RS−2.5)は
油分含有量が比較的多く(3%以上)、ピッチ被膜の除
去が充分ではないことが分かる。また、表乾比重につい
ては全ての粒径成分で、吸水率についてはRS−2.5
を除く成分において、日本工業規格(JIS A500
1)の規格値(表乾比重2.45以上、吸水量3.0%
以下)を満たしていた。また、RS−2.5、RS−
5,RS−13,RS−20の各成分はいずれもJIS
に規定された粒度分布を満たしていた。
【0036】(実施例2)実施例1において、スーパー
サンダーに代えて研磨設備(ドラムリクレーマー)を使
用した以外は同じ工程にて処理し、その結果得られた再
生単粒度砕石について、アスファルト含有量、粒度分
布、比重、吸水率を測定した。測定結果を表2に示す。
【表2】
【0037】表2に示される如く、粒径の大きいRS−
5,RS−13,RS−20については、油分含有量が
非常に少なく(3%未満)、ピッチ被膜が充分に除去さ
れていたが、0〜2.5mmの成分(RS−2.5)は
油分含有量が比較的多く(3%以上)、ピッチ被膜の除
去が充分ではなかった。また、表乾比重については全て
の粒径成分で、吸水率についてはRS−2.5を除く成
分において、日本工業規格(JIS A5001)の規
格値(表乾比重2.45以上、吸水量3.0%以下)を
満たしていた。また、RS−2.5、RS−5,RS−
13,RS−20の各成分はいずれもJISに規定され
た粒度分布を満たしていた。
【0038】(実施例3)現場より搬入されたアスファ
ルト廃材を図3に示す工程(3次破砕設備(20)とし
てスーパーサンダーを使用)に従って処理し、その結果
得られた再生単粒度砕石のうち、RS−13,RS−
5.RS−2.5について、アスファルト含有量、粒度
分布を測定した。測定結果を表3に示す。
【表3】
【0039】表3に示される如く、粒径の大きいRS−
5,RS−13については、油分含有量が少なく(3%
未満)、ピッチ被膜が充分に除去されているが、0〜
2.5mmの成分(RS−2.5)は油分含有量が比較
的多く(3%以上)、ピッチ被膜の除去が充分ではない
ことが分かる。また、RS−2.5、RS−5,RS−
13はいずれもJISに規定された粒度分布を満たして
いた。
【0040】上記した如く、本発明に係る方法の一例に
よる前半工程によって得られた再生単粒度砕石のうち、
RS−5,RS−13,RS−20については油分含有
量が少なく新骨材と同等の高い品質を有しているが、R
S−2.5については油分含有量が比較的多いという結
果が得られた。そこで、本発明に係る方法の後半工程に
おいては上述した如く、油分含有量の少ないRS−5,
RS−13,RS−20については直接加熱方式により
加熱し、油分含有量の多いRS−2.5については間接
加熱方式により加熱するという方法を採用し、これによ
って油分燃焼による粒度分布の変化や過熱劣化を最小限
に抑えつつ優れた熱効率が得られるようになった。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る循環
型アスファルト合材製造法によれば、アスファルト廃材
の表面に付着したピッチ被膜を打撃衝突作用を利用して
破砕を行う破砕設備にて、もしくは磨鉱作用を利用して
研磨を行なう研磨設備にて強制的に剥奪除去すること
で、油分含有量の少ない新骨材と同等の品質を有する再
生単粒度砕石を回収することができ、この回収された再
生単粒度砕石を使用して再生アスファルト合材を製造す
るに際して、油分含有量が3%以上の成分については間
接加熱し、残りの成分については直接加熱することによ
り、油分の燃焼による粒度分布の変化や過熱劣化を最小
限に抑えることができ、しかも加熱時の熱効率において
も優れたものとなり、結果としてアスファルト廃材の占
める割合が100%に近い極めて高い再生資源利用率が
少ないエネルギー消費で得られ、廃材の大部分を再生材
として循環利用することができて、省資源化及び地球環
境保全に対する貢献度が非常に高く、更には新材と同等
の施工性及び仕上がりを得ることが可能な再生アスファ
ルト合材、即ち循環型アスファルト合材の製造方法とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る方法の前半工程の一例を示すフロ
ーシートである。
【図2】本発明に係る方法の前半工程において使用され
る研磨設備の一例を示す断面図である。
【図3】本発明に係る方法の前半工程の別の例を示すフ
ローシートである。
【図4】本発明に係る方法の前半工程の別の例を示すフ
ローシートである。
【図5】本発明に係る方法の前半工程の別の例を示すフ
ローシートである。
【図6】本発明に係る方法の後半工程を示すフローシー
トである。
【図7】従来の方法により得られた再生骨材の問題点を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 原料受入設備(ホッパー) 2,3 切り出し設備 13 1次ふるい設備 6 1次破砕設備 9 1次ふるい設備 11 2次破砕設備 18 2次ふるい設備 20 3次破砕設備(研磨設備) 30 間接加熱式ドライヤー 38 直接加熱式ドライヤー 45 混合装置(ミキサー)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D052 AA03 BA01 BA03 BA08 BA11 BA23 DA02 DA12 DA22 4D004 AA34 AC04 BA02 CA04 CA09 CA21 CB34 CB46 DA01 DA03 DA09 DA10 DA20 4D067 EE18 EE25 GA06

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アスファルト廃材からなる原料を、少な
    くとも1回以上の破砕工程及びふるい分け工程を経た
    後、打撃衝突作用を利用して破砕を行う破砕設備もしく
    は磨鉱作用を利用して研磨を行なう研磨設備に供給して
    破砕物に被膜したピッチ分を除去した後、ふるい設備に
    供給して粒径範囲の異なる複数の成分からなる再生単粒
    度砕石を分別して回収し、これら回収された成分のうち
    少なくとも油分が3%以上である成分については間接加
    熱し、残りの成分については直接加熱し、これら加熱さ
    れた両成分を添加剤、アスファルト、石粉と共に混合装
    置へと供給して混合することにより再生アスファルト合
    材を得ることを特徴とする循環型アスファルト合材製造
    法。
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