JP2002078699A - 神経毒性要素への偶発的または意図的曝露に起因する認知障害の測定 - Google Patents
神経毒性要素への偶発的または意図的曝露に起因する認知障害の測定Info
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 計算メモリを使用して、認知機能を定量化す
る方法およびシステムを提供する。 【解決手段】a)コンピュータ読取可能で、有形な媒体
上にあり、認知機能不全試験プロトコルを記憶する試験
メモリを提供するステップと、b)コンピュータ読取可
能で、有形な媒体上にあり、前記神経学的病理試験プロ
トコルに対するユーザー応答を受取って記憶することが
できる応答メモリを提供するステップと、c)コンピュ
ータ読取可能で、有形な媒体上にあり、ユーザー応答分
析ソフトウェアを記憶する統計メモリを提供するステッ
プとを含む、ヒトの認知機能を評価するために、コンピ
ュータ読取可能で、有形なメモリの使用方法およびその
システム。
る方法およびシステムを提供する。 【解決手段】a)コンピュータ読取可能で、有形な媒体
上にあり、認知機能不全試験プロトコルを記憶する試験
メモリを提供するステップと、b)コンピュータ読取可
能で、有形な媒体上にあり、前記神経学的病理試験プロ
トコルに対するユーザー応答を受取って記憶することが
できる応答メモリを提供するステップと、c)コンピュ
ータ読取可能で、有形な媒体上にあり、ユーザー応答分
析ソフトウェアを記憶する統計メモリを提供するステッ
プとを含む、ヒトの認知機能を評価するために、コンピ
ュータ読取可能で、有形なメモリの使用方法およびその
システム。
Description
【0001】[背景]本願明細書は、2000年1月31
日出願の出願番号第09/494475号の一部継続出願であ
る。
日出願の出願番号第09/494475号の一部継続出願であ
る。
【0002】本願明細書の開示の一部は、著作権によっ
て保護されている。著作権の所有者は、特許商標庁の特
許文書または記録の場合に行われる、任意の者が特許明
細書または特許開示をファクシミリで複製することに異
議はないが、その他の場合のすべての著作権を留保す
る。
て保護されている。著作権の所有者は、特許商標庁の特
許文書または記録の場合に行われる、任意の者が特許明
細書または特許開示をファクシミリで複製することに異
議はないが、その他の場合のすべての著作権を留保す
る。
【0003】認知機能は、放射線または化学薬品への曝
露などの物理的な障害原因により損傷されることがあ
る。このようにして、認知機能の変化を測定すること
は、このような障害原因の認知損傷作用を定量化する、
重要な方法である。
露などの物理的な障害原因により損傷されることがあ
る。このようにして、認知機能の変化を測定すること
は、このような障害原因の認知損傷作用を定量化する、
重要な方法である。
【0004】(電気を含む)電磁放射線への意図的曝露
は、認知障害を惹起する。例えば、精神病治療で使用さ
れる電気痙攣療法は、ある特定の患者には有用であると
認識されている。しかし、いかに有用であるかを定量化
することは困難である、何故なら電気痙攣療法の認知障
害に対する作用は、測定が困難であるからである。同様
に、(例えば癌患者のための)放射線治療は、記憶喪失
を生じさせると認識されている。しかし、この記憶喪失
を測定するのは困難である。例えばレーザー光、また
は、さらには太陽光線への過剰の曝露などの他の電磁的
曝露も、認知を損傷することがある。
は、認知障害を惹起する。例えば、精神病治療で使用さ
れる電気痙攣療法は、ある特定の患者には有用であると
認識されている。しかし、いかに有用であるかを定量化
することは困難である、何故なら電気痙攣療法の認知障
害に対する作用は、測定が困難であるからである。同様
に、(例えば癌患者のための)放射線治療は、記憶喪失
を生じさせると認識されている。しかし、この記憶喪失
を測定するのは困難である。例えばレーザー光、また
は、さらには太陽光線への過剰の曝露などの他の電磁的
曝露も、認知を損傷することがある。
【0005】同様に、放射線への偶発的曝露も、認知を
損傷することがある。例えば、携帯電話は、ユーザーの
脳を電磁放射線に曝露させることにより、認知を損傷す
ることもあると主張されている。しかし、この危惧の正
確度は、測定困難である。
損傷することがある。例えば、携帯電話は、ユーザーの
脳を電磁放射線に曝露させることにより、認知を損傷す
ることもあると主張されている。しかし、この危惧の正
確度は、測定困難である。
【0006】他のタイプの物理的な介入または治療も、
認知に作用することもある。例えば、ワクチン、遺伝子
治療および他の種類の生物学的移植組織(例えば移植
片、幹細胞移植組織および胎児細胞移植片)、(湾岸戦
争症候群、化学兵器、核兵器、従来兵器または生物兵器
への暴露を含む)環境において、毒物、カビまたは化学
薬品への暴露、ビタミン、ハーブ(薬草)、一般用医薬
品またはホメオパシー調剤の摂取、または他の接種され
たものが、認知機能を損傷することもあるが、このよう
な作用を測定することは、今まで、非常に困難であっ
た。認知機能の変化を定量化するために、より正確に認
知機能を測定する方法の必要性が存在する。
認知に作用することもある。例えば、ワクチン、遺伝子
治療および他の種類の生物学的移植組織(例えば移植
片、幹細胞移植組織および胎児細胞移植片)、(湾岸戦
争症候群、化学兵器、核兵器、従来兵器または生物兵器
への暴露を含む)環境において、毒物、カビまたは化学
薬品への暴露、ビタミン、ハーブ(薬草)、一般用医薬
品またはホメオパシー調剤の摂取、または他の接種され
たものが、認知機能を損傷することもあるが、このよう
な作用を測定することは、今まで、非常に困難であっ
た。認知機能の変化を定量化するために、より正確に認
知機能を測定する方法の必要性が存在する。
【0007】公告された特許は、次のものを含む。Stev
en J.Brownは、米国特許第5,913,310号明細書におい
て、マイクロプロセッサベースのビデオゲームを使用し
ておこる心理的及び感情的疾患の診断及び治療方法を開
示している。開示された例は、「精神分裂病、鬱病、活
動亢進、恐怖症,恐慌発作,不安、過食症、及び、例え
ば「人格障害、脅迫性障害、ヒステリー、及び偏執症」
を含む他の心理的疾患を含む。
en J.Brownは、米国特許第5,913,310号明細書におい
て、マイクロプロセッサベースのビデオゲームを使用し
ておこる心理的及び感情的疾患の診断及び治療方法を開
示している。開示された例は、「精神分裂病、鬱病、活
動亢進、恐怖症,恐慌発作,不安、過食症、及び、例え
ば「人格障害、脅迫性障害、ヒステリー、及び偏執症」
を含む他の心理的疾患を含む。
【0008】Joel S. Douglasらは、米国特許第5,872,7
13号明細書で、試験ストリップを有する分析物試験シス
テムを開示している。これらの試験ストリップは、患者
内のある特定の化学的変化を測定するのに効率的である
が、認知機能不全または認知損傷を測定するのに使用さ
れなかった。
13号明細書で、試験ストリップを有する分析物試験シス
テムを開示している。これらの試験ストリップは、患者
内のある特定の化学的変化を測定するのに効率的である
が、認知機能不全または認知損傷を測定するのに使用さ
れなかった。
【0009】Patrick Lichterは、米国特許第5,827,179
号明細書で、生物学的データを収集するための個人的コ
ンピュータカードを開示している。この特許明細書で
は、空気圧トランスデューサと一緒に使用されるポータ
ブルコンピュータカード(この特許の請求項1参照)、
または、「生物学的データ受信機(この特許の請求項6
参照)をクレームしている。この明細書は、生物学的デ
ータ受信機が、「脈波型酸素飽和度測定センサから」の
または「ECGセンサから」の生物学的データを受取るこ
とが可能である装置であると説明している。
号明細書で、生物学的データを収集するための個人的コ
ンピュータカードを開示している。この特許明細書で
は、空気圧トランスデューサと一緒に使用されるポータ
ブルコンピュータカード(この特許の請求項1参照)、
または、「生物学的データ受信機(この特許の請求項6
参照)をクレームしている。この明細書は、生物学的デ
ータ受信機が、「脈波型酸素飽和度測定センサから」の
または「ECGセンサから」の生物学的データを受取るこ
とが可能である装置であると説明している。
【0010】このシステムは、例えば肺機能などの、患
者内のある特定の肉体的変化を測定するのに効率的であ
るが、認知機能不全または認知損傷を測定するのに使用
されなかった。
者内のある特定の肉体的変化を測定するのに効率的であ
るが、認知機能不全または認知損傷を測定するのに使用
されなかった。
【0011】Tom Marlinは、米国特許第5,715,451号明
細書で、医療データを処理するための公式を形成するた
めのシステムを開示している。この特許明細書は、準備
された統計的分析パッケージを提供するのではなく、Ma
rilinは、医療データの分析を容易にするための、統計
的または他の数学的公式を形成するための、コンピュー
タインターフェースを開示している。
細書で、医療データを処理するための公式を形成するた
めのシステムを開示している。この特許明細書は、準備
された統計的分析パッケージを提供するのではなく、Ma
rilinは、医療データの分析を容易にするための、統計
的または他の数学的公式を形成するための、コンピュー
タインターフェースを開示している。
【0012】Stephen Raymondらは、患者の体と接触す
るセンサからの複数の生理学的データを自動的に測定及
び記録するマルチパラメーター監視装置を使用して、患
者の健康状態を追跡し、年代順病歴をコンパイルする健
康監視システムを開示している。このシステムでは、
「収集データは」、認知機能不全などの「特定の医療容
態に特異的に関連されていない」。米国特許第5,778,88
2号明細書。
るセンサからの複数の生理学的データを自動的に測定及
び記録するマルチパラメーター監視装置を使用して、患
者の健康状態を追跡し、年代順病歴をコンパイルする健
康監視システムを開示している。このシステムでは、
「収集データは」、認知機能不全などの「特定の医療容
態に特異的に関連されていない」。米国特許第5,778,88
2号明細書。
【0013】William Reberらは、米国特許第5,950,632
号明細書および米国特許第5,950,632号明細書で、第1
の医薬および第2の医薬を摂取するのに適切な時間のた
めの警報を発生させる出力装置を含む、医療用通信タイ
ミングシステムを開示する。
号明細書および米国特許第5,950,632号明細書で、第1
の医薬および第2の医薬を摂取するのに適切な時間のた
めの警報を発生させる出力装置を含む、医療用通信タイ
ミングシステムを開示する。
【0014】Michael Swensonらは、米国特許第5,623,9
25号明細書及び米国特許第5,776,057号明細書で、医療
診断試験を実行するためのバーチャル医療装置を開示し
ている。この装置は、異なって記憶されている診断試験
プロトコルに関連する、多数の電気接点及び複数の組の
電線管を有するユニバーサルインターフェースを含んで
いる。このシステムは、対応する組の電線管が、ユニバ
ーサルインターフェースコンタクトと患者とに接続され
た後、選択された診断試験プロトコルが、患者に行われ
ることができるように構成されている。
25号明細書及び米国特許第5,776,057号明細書で、医療
診断試験を実行するためのバーチャル医療装置を開示し
ている。この装置は、異なって記憶されている診断試験
プロトコルに関連する、多数の電気接点及び複数の組の
電線管を有するユニバーサルインターフェースを含んで
いる。このシステムは、対応する組の電線管が、ユニバ
ーサルインターフェースコンタクトと患者とに接続され
た後、選択された診断試験プロトコルが、患者に行われ
ることができるように構成されている。
【0015】Paul Tamburiniらは、米国特許第5,981,20
8号明細書で、アミロイド前駆体蛋白質の蛋白質分解を
基礎とするアルツハイマー病のための診断測定法を開示
している。
8号明細書で、アミロイド前駆体蛋白質の蛋白質分解を
基礎とするアルツハイマー病のための診断測定法を開示
している。
【0016】認知機能と、認知機能の経時変化とを測定
する、我々の非侵襲的コンピュータ化発明は、従来技術
に開示されておらず、提案されてさえもいない。適用が
容易であり、迅速であり、安価であり、様々な要因また
は環境の認知損傷的影響の評価を可能にするのに充分に
正確なこのような装置の必要性が存在する。
する、我々の非侵襲的コンピュータ化発明は、従来技術
に開示されておらず、提案されてさえもいない。適用が
容易であり、迅速であり、安価であり、様々な要因また
は環境の認知損傷的影響の評価を可能にするのに充分に
正確なこのような装置の必要性が存在する。
【0017】[概要]我々は、様々な物理的な障害原因の
認知損傷的影響をより良好に評価することを可能にする
解決法を発明した。我々の解決法は、従来技術で周知
の、個人的に適用されるアッセイにおいて、約55%〜65%
の精度と、アッセイ当り約2,000ドルのコストに比し
て、1回の利用当り最小のコストで動作する。
認知損傷的影響をより良好に評価することを可能にする
解決法を発明した。我々の解決法は、従来技術で周知
の、個人的に適用されるアッセイにおいて、約55%〜65%
の精度と、アッセイ当り約2,000ドルのコストに比し
て、1回の利用当り最小のコストで動作する。
【0018】さらに、我々のアッセイは、治療する医者
のアイデアまたは経験レベルと無関係に、一貫した結果
を示す。このようにして、我々の試験から得られた結果
は、プールされ、異なる研究場所に位置する患者の間で
比較されることが可能であり、この場合、データ互換性
および精度のレベルは、従来技術では到達することが不
可能であったものである。このデータ互換性は、試験応
答の有用性および情報性を大幅に改善する。このデータ
互換性は、さらに、個々の患者における認知損傷の診断
の精度を改善する。このデータ互換性は、さらに、異な
る場所で、異なるヘルスケア実施者により行われた臨床
研究が、容易に互いに比較されることを可能にする。こ
のデータ互換性は、さらに、潜在的神経毒の認知への作
用を正確に評価するという、研究者の研究能力を改善す
る。
のアイデアまたは経験レベルと無関係に、一貫した結果
を示す。このようにして、我々の試験から得られた結果
は、プールされ、異なる研究場所に位置する患者の間で
比較されることが可能であり、この場合、データ互換性
および精度のレベルは、従来技術では到達することが不
可能であったものである。このデータ互換性は、試験応
答の有用性および情報性を大幅に改善する。このデータ
互換性は、さらに、個々の患者における認知損傷の診断
の精度を改善する。このデータ互換性は、さらに、異な
る場所で、異なるヘルスケア実施者により行われた臨床
研究が、容易に互いに比較されることを可能にする。こ
のデータ互換性は、さらに、潜在的神経毒の認知への作
用を正確に評価するという、研究者の研究能力を改善す
る。
【0019】[詳細な説明]我々の発明は、コンピュータ
を使用して、患者に、一連の認知機能不全試験を示し、
患者の試験応答を受取り、これらの応答を分析して、患
者の認知機能不全を評価することを含み、これにより、
認知機能不全の症候が、患者内に推定的に存在するかま
たは欠如するかに関する結論が得られ、認知機能不全に
対する、薬品の高確率的な作因的効果に関する結論が得
られる。顕著な点は、手作業での1回の試験を教示する
従来技術と対照的に、我々の発明は、経時的に複数の試
験結果の比較を行って、患者応答における経時変化を評
価することを可能にすることにある。患者の経時変化の
程度及び率は、ある面で、静的な1回のスコアすなわち
評点に比して、大幅により情報豊富である。「認知機能
不全試験プロトコル」という用語は、本願明細書におい
て、患者またはユーザーに、一連の感覚刺激を印加し、
前記刺激に対して意識的かつ自発的に応答し、前記刺激
を記憶する、ユーザーの能力を測定することにより、
(例えば即座及び短期間の記憶及びパターン認識など
の)認知機能を測定する認知的試験プロトコルを意味す
る。我々の発明を実施するために、様々な認知機能試験
プロトコルのうちの任意のものを使用することが可能で
ある。当技術分野で周知の例は、Harcourt Brace Jovan
ovichPublishersの一部門であるThe Psychological Cor
poration, New York, New Yorkから市販の試験シリーズ
を含む。試験プロトコルの正確な同一性は、重要でな
い。
を使用して、患者に、一連の認知機能不全試験を示し、
患者の試験応答を受取り、これらの応答を分析して、患
者の認知機能不全を評価することを含み、これにより、
認知機能不全の症候が、患者内に推定的に存在するかま
たは欠如するかに関する結論が得られ、認知機能不全に
対する、薬品の高確率的な作因的効果に関する結論が得
られる。顕著な点は、手作業での1回の試験を教示する
従来技術と対照的に、我々の発明は、経時的に複数の試
験結果の比較を行って、患者応答における経時変化を評
価することを可能にすることにある。患者の経時変化の
程度及び率は、ある面で、静的な1回のスコアすなわち
評点に比して、大幅により情報豊富である。「認知機能
不全試験プロトコル」という用語は、本願明細書におい
て、患者またはユーザーに、一連の感覚刺激を印加し、
前記刺激に対して意識的かつ自発的に応答し、前記刺激
を記憶する、ユーザーの能力を測定することにより、
(例えば即座及び短期間の記憶及びパターン認識など
の)認知機能を測定する認知的試験プロトコルを意味す
る。我々の発明を実施するために、様々な認知機能試験
プロトコルのうちの任意のものを使用することが可能で
ある。当技術分野で周知の例は、Harcourt Brace Jovan
ovichPublishersの一部門であるThe Psychological Cor
poration, New York, New Yorkから市販の試験シリーズ
を含む。試験プロトコルの正確な同一性は、重要でな
い。
【0020】我々の好ましい実施例では、認知機能不全
試験プロトコルは、視覚的または聴覚的である。すなわ
ち、これらの試験プロトコルは、ユーザーに、一連の画
像または音響を示し、これらの画像または音響を記憶
し、これらの画像または音響に反応する、ユーザー能力
を測定することを含む。我々は、以下、認知機能不全試
験プロトコルのいくつかの例の特定の詳細を開示及び説
明する。
試験プロトコルは、視覚的または聴覚的である。すなわ
ち、これらの試験プロトコルは、ユーザーに、一連の画
像または音響を示し、これらの画像または音響を記憶
し、これらの画像または音響に反応する、ユーザー能力
を測定することを含む。我々は、以下、認知機能不全試
験プロトコルのいくつかの例の特定の詳細を開示及び説
明する。
【0021】我々の発明は、以下に開示されるこれらの
特定の試験プロトコルに制限されない。他の主観的試験
プロトコルを使用して、我々の発明を容易に実施するこ
とが可能である。他のタイプの感覚的応答プロトコルを
使用して、我々の発明の変形を実施することも可能であ
る。例えば、視覚的刺激の代りに、聴覚的刺激を使用し
て我々の発明を実施することも可能である。これは、盲
目または視覚損傷ユーザーを検査するのに必要であるこ
ともある。これは、認知的試験プロトコルに対する、患
者の聴覚的、視覚的、及びさらには触知的応答のより完
全な像を収集するために好適であるので、好ましいこと
もある。
特定の試験プロトコルに制限されない。他の主観的試験
プロトコルを使用して、我々の発明を容易に実施するこ
とが可能である。他のタイプの感覚的応答プロトコルを
使用して、我々の発明の変形を実施することも可能であ
る。例えば、視覚的刺激の代りに、聴覚的刺激を使用し
て我々の発明を実施することも可能である。これは、盲
目または視覚損傷ユーザーを検査するのに必要であるこ
ともある。これは、認知的試験プロトコルに対する、患
者の聴覚的、視覚的、及びさらには触知的応答のより完
全な像を収集するために好適であるので、好ましいこと
もある。
【0022】本願明細書において、「メモリ」という用
語は、試験プロトコルを格納し、ユーザー応答を受取
り、応答評価プロトコルを格納し、前記応答評価プロト
コルに従って前記ユーザー応答を処理して、結果(すな
わち「スコア」)を形成することが可能である、触知可
能な媒体上のコンピュータ読取可能なメモリを意味す
る。我々の発明の1つの変形では、メモリは、所要の機
能のすべてを行うことが可能である、単一部品の電子ハ
ードウェアである。
語は、試験プロトコルを格納し、ユーザー応答を受取
り、応答評価プロトコルを格納し、前記応答評価プロト
コルに従って前記ユーザー応答を処理して、結果(すな
わち「スコア」)を形成することが可能である、触知可
能な媒体上のコンピュータ読取可能なメモリを意味す
る。我々の発明の1つの変形では、メモリは、所要の機
能のすべてを行うことが可能である、単一部品の電子ハ
ードウェアである。
【0023】メモリは、しかし、1つの物理的単一体で
ある必要はない。1つの好ましい変形では、患者の応答
を受取ってメモリに入力するメモリは、インターネット
可能な無線電話内に物理的に配置され、認知機能不全試
験プロトコルの最新の変形を格納し、複合ユーザー応答
評価を行うソフトウェアを格納するメモリは、インター
ネットアクセス可能なコンピュータサーバー内に物理的
に配置されている。我々の発明の利点のうちの1つは、
所要の機能のそれぞれを行うメモリを提供するかぎり、
非常に様々な物理的メモリを使用して、我々の発明を実
施することが可能であることにある。
ある必要はない。1つの好ましい変形では、患者の応答
を受取ってメモリに入力するメモリは、インターネット
可能な無線電話内に物理的に配置され、認知機能不全試
験プロトコルの最新の変形を格納し、複合ユーザー応答
評価を行うソフトウェアを格納するメモリは、インター
ネットアクセス可能なコンピュータサーバー内に物理的
に配置されている。我々の発明の利点のうちの1つは、
所要の機能のそれぞれを行うメモリを提供するかぎり、
非常に様々な物理的メモリを使用して、我々の発明を実
施することが可能であることにある。
【0024】本願明細書において、「計算装置」という
用語は、独立型コンピュータと、例えばインターネット
などの外部ネットワークあるいはソフトウェアソースに
接続可能なコンピュータとの双方のためのパーソナルコ
ンピュータマイクロプロセッサを含む。この用語は、本
願明細書に記載の神経学的試験ルーチンを実行すること
が可能である任意の電子ハードウェアも含む。
用語は、独立型コンピュータと、例えばインターネット
などの外部ネットワークあるいはソフトウェアソースに
接続可能なコンピュータとの双方のためのパーソナルコ
ンピュータマイクロプロセッサを含む。この用語は、本
願明細書に記載の神経学的試験ルーチンを実行すること
が可能である任意の電子ハードウェアも含む。
【0025】このようにして、例えば、我々の発明は、
例えばPalm Computing, Incd. Inc., Santa Clara, Cal
iforniaから市販のPALM PILOT III (TM), PALM PILOT V
(TM)またはPALM PILOT VI (TM)などのパーソナルハン
ドヘルド電子オーガナイザー、WINDOWS CE (TM) (Windo
ws CE (TM) (Microsoft Corporation, Redmond, Washin
gton)または無線アプリケーションプロトコル標準また
はブルートゥース(bluetooth)標準装置、適切なメモリ
を有する無線電話、(例えばインターネットなどの)外
部ソフトウェアソースに接続可能な無線通信装置、また
は認知試験プロトコルを実行することは唯一の機能であ
る専用医学的装置を使用して、実施されることが可能で
ある。我々の発明は、我々の発明は、テレビジョンセッ
トを使用して実施されることさえ可能であり、この場
合、テレビジョンは、例えばテレビジョン遠隔制御装置
を介して、被験者から試験応答を受取ることが可能であ
る。これは、我々の発明の利点の1つである、すなわ
ち、我々の発明は、非常に融通性が高く、非常に様々な
ハードウェアで、容易に提供されることが可能である。
我々の発明は、このようにして、所与の種類のユーザー
により望まれるように、耐久性であり、ポータブルであ
り、安価であるなどの様々な変形で実施されることが可
能である。
例えばPalm Computing, Incd. Inc., Santa Clara, Cal
iforniaから市販のPALM PILOT III (TM), PALM PILOT V
(TM)またはPALM PILOT VI (TM)などのパーソナルハン
ドヘルド電子オーガナイザー、WINDOWS CE (TM) (Windo
ws CE (TM) (Microsoft Corporation, Redmond, Washin
gton)または無線アプリケーションプロトコル標準また
はブルートゥース(bluetooth)標準装置、適切なメモリ
を有する無線電話、(例えばインターネットなどの)外
部ソフトウェアソースに接続可能な無線通信装置、また
は認知試験プロトコルを実行することは唯一の機能であ
る専用医学的装置を使用して、実施されることが可能で
ある。我々の発明は、我々の発明は、テレビジョンセッ
トを使用して実施されることさえ可能であり、この場
合、テレビジョンは、例えばテレビジョン遠隔制御装置
を介して、被験者から試験応答を受取ることが可能であ
る。これは、我々の発明の利点の1つである、すなわ
ち、我々の発明は、非常に融通性が高く、非常に様々な
ハードウェアで、容易に提供されることが可能である。
我々の発明は、このようにして、所与の種類のユーザー
により望まれるように、耐久性であり、ポータブルであ
り、安価であるなどの様々な変形で実施されることが可
能である。
【0026】本願明細書において、「ディスプレイ」と
いう用語は、ユーザーが試験プロトコルを知覚すること
を可能にする装置を示す。我々の好ましい変形では、デ
ィスプレイは、ポータブルパーソナルコンピュータ上
(またはPDA装置)または無線電話上の視覚的ディスプ
レイスクリーンである。しかし、テレビジョンスクリー
ンまたは例えば検眼士における視力検査で使用されるも
のなどのプロジェクターベースシステムを含む、他の視
覚的ディスプレイを使用することも可能である。さら
に、非視覚的試験プロトコルを使用する場合、ディスプ
レイは、必然的に、非視覚的情報を表示する能力を含
む。単体多くの場合、音響聴力検査プロトコルを使用す
る場合、ディスプレイは、オーディオスピーカーなどを
含む必要がある。
いう用語は、ユーザーが試験プロトコルを知覚すること
を可能にする装置を示す。我々の好ましい変形では、デ
ィスプレイは、ポータブルパーソナルコンピュータ上
(またはPDA装置)または無線電話上の視覚的ディスプ
レイスクリーンである。しかし、テレビジョンスクリー
ンまたは例えば検眼士における視力検査で使用されるも
のなどのプロジェクターベースシステムを含む、他の視
覚的ディスプレイを使用することも可能である。さら
に、非視覚的試験プロトコルを使用する場合、ディスプ
レイは、必然的に、非視覚的情報を表示する能力を含
む。単体多くの場合、音響聴力検査プロトコルを使用す
る場合、ディスプレイは、オーディオスピーカーなどを
含む必要がある。
【0027】本明細書において、「応答入力装置」は、
ユーザーが、試験プロトコルに対するユーザー応答をメ
モリに入力するのに使用することが可能である装置を示
す。我々の好ましい変形では、応答入力装置は、キーボ
ードまたはパーソナルコンピュータ「マウス」である。
しかし、ハンドヘルド計算装置のためのスタイラス、パ
ンチパッドまたはジョイスティックなど、または他のタ
イプの電子装置(例えば無線電話、ハンドヘルド計算装
置、タッチスクリーンディスプレイなど)及び適切な非
キーボード装置を使用することも可能である。例えば、
テレビジョン赤外線遠隔制御装置を使用することも可能
であり、この場合、ディスプレイはテレビジョンであ
る。応答入力装置は、ユーザー応答をメモリに通信する
ことが可能である任意のものである。
ユーザーが、試験プロトコルに対するユーザー応答をメ
モリに入力するのに使用することが可能である装置を示
す。我々の好ましい変形では、応答入力装置は、キーボ
ードまたはパーソナルコンピュータ「マウス」である。
しかし、ハンドヘルド計算装置のためのスタイラス、パ
ンチパッドまたはジョイスティックなど、または他のタ
イプの電子装置(例えば無線電話、ハンドヘルド計算装
置、タッチスクリーンディスプレイなど)及び適切な非
キーボード装置を使用することも可能である。例えば、
テレビジョン赤外線遠隔制御装置を使用することも可能
であり、この場合、ディスプレイはテレビジョンであ
る。応答入力装置は、ユーザー応答をメモリに通信する
ことが可能である任意のものである。
【0028】本願明細書において、「ユーザー応答分析
ソフトウェア」は、認知機能不全試験プロトコルに対す
るユーザー応答に基づいて、認知機能不全の症候が、ユ
ーザーにおいて高確率的に存在するかまたは高確率的に
欠如するかを評価するために、認知機能不全試験プロト
コルに対するユーザー応答を分析することが可能である
ソフトウェアである。ユーザー応答分析ソフトウェア
は、患者応答と、患者応答を変数入力値として使用する
統計分析プロトコルとの双方を格納する、コンピュータ
読取可能で触知可能な媒体上のコンピュータ読取可能な
データ構造を含む。このような統計分析により、最大の
情報が、これらの応答から得られることが可能となる。
適切に使用されると、統計分析により、ユーザーは、ユ
ーザー応答から、より敏感で洗練された結論を得ること
が可能となる。統計分析能力は、本発明の以前、単一の
システム内で、認知機能データ(応答)収集能力と組合
せられることはない。我々は、詳細に、以下、ユーザー
応答分析ソフトウェアの我々の好ましい変形を開示す
る。
ソフトウェア」は、認知機能不全試験プロトコルに対す
るユーザー応答に基づいて、認知機能不全の症候が、ユ
ーザーにおいて高確率的に存在するかまたは高確率的に
欠如するかを評価するために、認知機能不全試験プロト
コルに対するユーザー応答を分析することが可能である
ソフトウェアである。ユーザー応答分析ソフトウェア
は、患者応答と、患者応答を変数入力値として使用する
統計分析プロトコルとの双方を格納する、コンピュータ
読取可能で触知可能な媒体上のコンピュータ読取可能な
データ構造を含む。このような統計分析により、最大の
情報が、これらの応答から得られることが可能となる。
適切に使用されると、統計分析により、ユーザーは、ユ
ーザー応答から、より敏感で洗練された結論を得ること
が可能となる。統計分析能力は、本発明の以前、単一の
システム内で、認知機能データ(応答)収集能力と組合
せられることはない。我々は、詳細に、以下、ユーザー
応答分析ソフトウェアの我々の好ましい変形を開示す
る。
【0029】「出力装置」という用語は、ユーザー応答
分析ソフトウェアの結果を処理することが可能である装
置を示す。我々の好ましい実施例では、出力装置は2つ
の構成要素を含む、すなわち、(a)患者に試験を表示す
る「ディスプレイ」として使用されたものと同一のスク
リーンと、(b)格納と後の検索とのためにユーザー応答
分析ソフトウェアからメモリへ、ユーザーの試験結果を
通信する通信装置とである。代替的に、プリンタ、(無
線通信装置を含む)モデム、ディスクドライブ、また
は、我々の発明の所与の変形に適切なハードウェアの任
意の他の組合せを使用することも可能である。例えば、
盲目のユーザーでは、出力装置は、オーディオスピーカ
ーであることもある。
分析ソフトウェアの結果を処理することが可能である装
置を示す。我々の好ましい実施例では、出力装置は2つ
の構成要素を含む、すなわち、(a)患者に試験を表示す
る「ディスプレイ」として使用されたものと同一のスク
リーンと、(b)格納と後の検索とのためにユーザー応答
分析ソフトウェアからメモリへ、ユーザーの試験結果を
通信する通信装置とである。代替的に、プリンタ、(無
線通信装置を含む)モデム、ディスクドライブ、また
は、我々の発明の所与の変形に適切なハードウェアの任
意の他の組合せを使用することも可能である。例えば、
盲目のユーザーでは、出力装置は、オーディオスピーカ
ーであることもある。
【0030】「通信網」という用語は、(例えば地上線
電話,ラジオ、または同報通信テレビジョンネットワー
クまたはインターネットなどの)開いている通信網と、
(例えばイントラネットまたは限定的アクセス広域網ま
たは構内通信網などの)閉じている通信網との双方を含
む。
電話,ラジオ、または同報通信テレビジョンネットワー
クまたはインターネットなどの)開いている通信網と、
(例えばイントラネットまたは限定的アクセス広域網ま
たは構内通信網などの)閉じている通信網との双方を含
む。
【0031】前述のように、我々の発明は、特に、偶発
的および意図的な曝露を含む、電磁放射線への曝露の、
認知機能への作用を評価するのに有用である。これは、
核医学、電気ショックを含む放射線への過剰の曝露、火
傷、熱射病、熱疲憊、および、例えば軽度凍傷、凍傷、
低体温、曝露、液浸,凍瘡(chilblains)、凍瘡(pernio)
などの低温への過剰の曝露を含む。
的および意図的な曝露を含む、電磁放射線への曝露の、
認知機能への作用を評価するのに有用である。これは、
核医学、電気ショックを含む放射線への過剰の曝露、火
傷、熱射病、熱疲憊、および、例えば軽度凍傷、凍傷、
低体温、曝露、液浸,凍瘡(chilblains)、凍瘡(pernio)
などの低温への過剰の曝露を含む。
【0032】我々の発明の1つの利点は、しかし、その
適用が、障害原因のいかなるある特定のクラスにも制限
されないことにあり、我々の発明は、任意の種類の物理
的な障害原因の、認知機能不全への作用を、安価に、容
易にかつ正確に評価するのに使用されることが可能であ
る。このようにして、例えば、我々の発明は、動揺病、
溺死寸前体験、例えばケーソン病、ガス塞栓症などの減
圧症、および、例えば急性高山病、高所肺浮腫、高所脳
浮腫、ソローチェ、プナ症状、マロエ(maroe)などの高
所病、任意の種類の非薬品的医療的療法、例えば超音波
治療、電気痙攣療法、放射線療法、および組織移植など
に起因する、認知損傷の量を定量化することに加え、我
々の発明は、病気および他の物理的条件の、認知への作
用を定量化するのに有用である。
適用が、障害原因のいかなるある特定のクラスにも制限
されないことにあり、我々の発明は、任意の種類の物理
的な障害原因の、認知機能不全への作用を、安価に、容
易にかつ正確に評価するのに使用されることが可能であ
る。このようにして、例えば、我々の発明は、動揺病、
溺死寸前体験、例えばケーソン病、ガス塞栓症などの減
圧症、および、例えば急性高山病、高所肺浮腫、高所脳
浮腫、ソローチェ、プナ症状、マロエ(maroe)などの高
所病、任意の種類の非薬品的医療的療法、例えば超音波
治療、電気痙攣療法、放射線療法、および組織移植など
に起因する、認知損傷の量を定量化することに加え、我
々の発明は、病気および他の物理的条件の、認知への作
用を定量化するのに有用である。
【0033】我々が、現在、知る最良の形態は、例えば
周囲放射線、携帯電話放射線、または太陽放射線などの
他の物理的な障害原因への曝露の認知機能不全への作用
(または副作用)を評価するのに我々の発明を使用する
ことを含む。
周囲放射線、携帯電話放射線、または太陽放射線などの
他の物理的な障害原因への曝露の認知機能不全への作用
(または副作用)を評価するのに我々の発明を使用する
ことを含む。
【0034】認知機能不全試験プロトコル 認知への作用を評価するために特に有効な、我々の発明
の1つの変形は、少なくとも1回は、例えば放射線への
曝露などの刺激の前に、患者評価を行い、少なくとも1
回は、曝露の後に患者評価を行うことを含む。この変形
は、患者が、患者が曝露される前に一連の認知機能不全
試験を受け、患者の試験応答を受取り、これらの応答を
分析して、患者における「基線」機能レベルを形成し、
患者が曝露された後、患者が一連の認知機能不全試験を
受けるようにし、患者の試験応答を受取り、これらの応
答を分析して、患者における新機能レベルを形成し、こ
れらの新応答を、患者の早期(「基線」)応答と比較し
て、推定的な認知機能不全の症候が、存在するかどうか
に関する結論を形成する。
の1つの変形は、少なくとも1回は、例えば放射線への
曝露などの刺激の前に、患者評価を行い、少なくとも1
回は、曝露の後に患者評価を行うことを含む。この変形
は、患者が、患者が曝露される前に一連の認知機能不全
試験を受け、患者の試験応答を受取り、これらの応答を
分析して、患者における「基線」機能レベルを形成し、
患者が曝露された後、患者が一連の認知機能不全試験を
受けるようにし、患者の試験応答を受取り、これらの応
答を分析して、患者における新機能レベルを形成し、こ
れらの新応答を、患者の早期(「基線」)応答と比較し
て、推定的な認知機能不全の症候が、存在するかどうか
に関する結論を形成する。
【0035】我々の発明の別の1つの変形では、「基
線」が、他の推定的に健常な人々により得られた試験結
果の複合体である。代替的に、患者の障害原因影響下結
果は、標準「基線」と、障害遠位の欠如下での患者の個
人的結果との双方と比較されることが可能である。
線」が、他の推定的に健常な人々により得られた試験結
果の複合体である。代替的に、患者の障害原因影響下結
果は、標準「基線」と、障害遠位の欠如下での患者の個
人的結果との双方と比較されることが可能である。
【0036】我々の発明を実施するのに、我々が知る最
良の形態において、例えば次のものなどの認知機能不全
試験プロトコルが使用される。これらの特定のプロトコ
ルは、著作権(C)2000 Head Minder Inc.及び(C)2
000 Panmedix, Inc.により保護される。
良の形態において、例えば次のものなどの認知機能不全
試験プロトコルが使用される。これらの特定のプロトコ
ルは、著作権(C)2000 Head Minder Inc.及び(C)2
000 Panmedix, Inc.により保護される。
【0037】試験プロトコルの適用の前に、試験結果の
プライバシーと、法律的権利放棄に関する倫理的陳述が
表示される。ユーザーのアイデンティティーが、試験管
理者により変わったあと、またはユーザーの社会保険番
号及び機密パスワードなどのコードを入力する(S110)。
ユーザーにより確証されると(S170)、試験プロトコル
が、初めて開始する。試験プロトコルを開始する前、最
近、認知能力に影響する可能性のあるアルコールまたは
他の薬物をユーザーが使用した場合、試験を受けるべき
でないことが知らされる。
プライバシーと、法律的権利放棄に関する倫理的陳述が
表示される。ユーザーのアイデンティティーが、試験管
理者により変わったあと、またはユーザーの社会保険番
号及び機密パスワードなどのコードを入力する(S110)。
ユーザーにより確証されると(S170)、試験プロトコル
が、初めて開始する。試験プロトコルを開始する前、最
近、認知能力に影響する可能性のあるアルコールまたは
他の薬物をユーザーが使用した場合、試験を受けるべき
でないことが知らされる。
【0038】試験プロトコルの適用の前、さらに、ユー
ザーに関する一般的情報が収集される(S130)。この情報
は、最良に試験を適用し試験結果を解釈するのに有用ま
たは必要であることもある。この一般的情報は、患者の
氏名、患者の電子メールアドレス及び住所及び電話番
号、患者のかかり付けの医者、近所の病院、及び(当て
はまる場合には)患者の法的後見人(S130)を含み、この
ようにして、これらのうちのいずれも、緊急の場合に迅
速に接触されることが可能である(S140)。我々の好まし
い実施例において、本装置は、無線電話機能またはモデ
ムなどの通信装置を有する。同様に、我々は、患者の健
康保険プロバイダーに接触するための情報を含むことを
好む(S130)、何故ならば、これにより、試験情報及び結
果が、介在的な手作業のデータの転記なしに、直接に保
険会社に通信されることが可能となるからである。患者
の生年月日及び学年は、我々の好ましい実施例では、ソ
フトウェアに入力され(S130)、ある試験プロトコルのい
ずれの変形(S230)を適用するかを決定するのに使用され
る(S220)(我々は、各変形がそれぞれ1つの年齢群に適
切であるところのいくつかの異なる変形で、ある試験プ
ロトコルを提供することを好む)。試験日は、計算装置
がタイマー/クロック機能を有する場合、計算装置によ
り自動的に入力されることが可能である。患者の性別、
行うスポーツ、利き手(右、左、両手きき)、以前の発
作のタイプ及び日付の周知の前歴、震盪、読書障害、特
別教育学級、母国語など(S130)すべてが、試験プロトコ
ル結果(S410,S450)を調整または解釈するのに使用する
ことが可能である(S220,S320)。瞳孔サイズのチャート
が、患者(または他の誰か)が、患者の瞳孔サイズを定
量化する(S215,S315)ことを可能にするために、含まれ
ることが可能である。
ザーに関する一般的情報が収集される(S130)。この情報
は、最良に試験を適用し試験結果を解釈するのに有用ま
たは必要であることもある。この一般的情報は、患者の
氏名、患者の電子メールアドレス及び住所及び電話番
号、患者のかかり付けの医者、近所の病院、及び(当て
はまる場合には)患者の法的後見人(S130)を含み、この
ようにして、これらのうちのいずれも、緊急の場合に迅
速に接触されることが可能である(S140)。我々の好まし
い実施例において、本装置は、無線電話機能またはモデ
ムなどの通信装置を有する。同様に、我々は、患者の健
康保険プロバイダーに接触するための情報を含むことを
好む(S130)、何故ならば、これにより、試験情報及び結
果が、介在的な手作業のデータの転記なしに、直接に保
険会社に通信されることが可能となるからである。患者
の生年月日及び学年は、我々の好ましい実施例では、ソ
フトウェアに入力され(S130)、ある試験プロトコルのい
ずれの変形(S230)を適用するかを決定するのに使用され
る(S220)(我々は、各変形がそれぞれ1つの年齢群に適
切であるところのいくつかの異なる変形で、ある試験プ
ロトコルを提供することを好む)。試験日は、計算装置
がタイマー/クロック機能を有する場合、計算装置によ
り自動的に入力されることが可能である。患者の性別、
行うスポーツ、利き手(右、左、両手きき)、以前の発
作のタイプ及び日付の周知の前歴、震盪、読書障害、特
別教育学級、母国語など(S130)すべてが、試験プロトコ
ル結果(S410,S450)を調整または解釈するのに使用する
ことが可能である(S220,S320)。瞳孔サイズのチャート
が、患者(または他の誰か)が、患者の瞳孔サイズを定
量化する(S215,S315)ことを可能にするために、含まれ
ることが可能である。
【0039】当該の物理的な障害原因(例えば電気痙攣
療法、または放射線療法など)のアイデンティティーお
よび治療方式が、選択的に、入力される。これにより、
結果分析ソフトウェアに、障害原因のための提案される
将来の治療方式に関して忠告する機能を組込むことが可
能となる。
療法、または放射線療法など)のアイデンティティーお
よび治療方式が、選択的に、入力される。これにより、
結果分析ソフトウェアに、障害原因のための提案される
将来の治療方式に関して忠告する機能を組込むことが可
能となる。
【0040】試験プロトコルが、患者以外の誰かにより
監督される場合、我々は、誰が試験を監督したかを証明
する医療報告書を形成するために、試験監督者により入
力される電子「署名」を含むことを好む(S110)。
監督される場合、我々は、誰が試験を監督したかを証明
する医療報告書を形成するために、試験監督者により入
力される電子「署名」を含むことを好む(S110)。
【0041】我々は、試験プロトコル自身(S260-S285,S
360-S385)が、最も重症の神経損傷を最も示す試験(S27
0,S370)を、開始時点になるように配置または配列され
ることを好む。これにより、ソフトウェアが、迅速に患
者の優先順位を決定し(S410,S420,S430)、患者が試験プ
ロトコルのそれぞれをすべて完了する必要なしに、重症
損傷患者に対しての医療関与が、直ちに必要とされる可
能性があることを示す(S492,S494,S486)。同様に、我々
は、優位の認知機能を有する患者が、所望の場合、より
多数の一連の分析評価(S290-S260, S390-S360)を受け、
認知機能の統計的により精密で正確な測定値を得るよう
に、試験プロトコル(S260-S285, S360-S385)を配列する
(S250, S350)ことを好む。
360-S385)が、最も重症の神経損傷を最も示す試験(S27
0,S370)を、開始時点になるように配置または配列され
ることを好む。これにより、ソフトウェアが、迅速に患
者の優先順位を決定し(S410,S420,S430)、患者が試験プ
ロトコルのそれぞれをすべて完了する必要なしに、重症
損傷患者に対しての医療関与が、直ちに必要とされる可
能性があることを示す(S492,S494,S486)。同様に、我々
は、優位の認知機能を有する患者が、所望の場合、より
多数の一連の分析評価(S290-S260, S390-S360)を受け、
認知機能の統計的により精密で正確な測定値を得るよう
に、試験プロトコル(S260-S285, S360-S385)を配列する
(S250, S350)ことを好む。
【0042】試験プロトコルの開始時点で、ユーザー
は、キーボードレイアウトを示され、いずれのキーが、
応答(S260, S360)のために必要とされるかを示される。
各試験プロトコルに対して、スクリーン命令が、ディス
プレイ上に表示され、ユーザーは、プロトコルが開始す
る(S260, S360)前に、適切に応答しなければならない。
は、キーボードレイアウトを示され、いずれのキーが、
応答(S260, S360)のために必要とされるかを示される。
各試験プロトコルに対して、スクリーン命令が、ディス
プレイ上に表示され、ユーザーは、プロトコルが開始す
る(S260, S360)前に、適切に応答しなければならない。
【0043】各認知機能試験プロトコルは、ユーザーに
示される一連の刺激を含み(S270, S370)、これらの刺激
に対してユーザーは、応答しなければならない(S280-S2
85,S380-S385)。ワードを使用する試験プロトコルを作
成することも可能であるが、我々は、現在のところ、ワ
ードではなく画像を基礎とするプロトコルを使用するこ
とを好む。これにより、試験プロトコルのために非母国
語を使用することに起因して不十分なデータの偏りなど
が、最小化される。
示される一連の刺激を含み(S270, S370)、これらの刺激
に対してユーザーは、応答しなければならない(S280-S2
85,S380-S385)。ワードを使用する試験プロトコルを作
成することも可能であるが、我々は、現在のところ、ワ
ードではなく画像を基礎とするプロトコルを使用するこ
とを好む。これにより、試験プロトコルのために非母国
語を使用することに起因して不十分なデータの偏りなど
が、最小化される。
【0044】認知機能試験プロトコル(S270, S370)の例
は、次の視覚的試験プロトコルを含む。
は、次の視覚的試験プロトコルを含む。
【0045】追跡第I部、 追跡パート第II部、 付随的学習第I部、 付随的学習第II部、 マッチング、 応答指導第I部、 応答指導第II部、 応答禁止、 メモリキャビネット学習、 メモリキャビネットの後からの想起、 走査速度及び精度、 合図された応答時間、 視覚的記憶第I部、 数字配列決定、 視覚的記憶第II部、 数字想起。
【0046】これらのプロトコルは、例である。我々の
好ましい具体例は、多数の異なる試験プロトコル(S270,
S370)を使用する。これにより、ユーザーが、特定の試
験プロトコルを記憶し(S344)、知覚された「正しい」応
答を記憶する(S346)確率が低くなる。
好ましい具体例は、多数の異なる試験プロトコル(S270,
S370)を使用する。これにより、ユーザーが、特定の試
験プロトコルを記憶し(S344)、知覚された「正しい」応
答を記憶する(S346)確率が低くなる。
【0047】我々は、以下、より詳細に、試験プロトコ
ルのこれらの例のそれぞれを説明する。
ルのこれらの例のそれぞれを説明する。
【0048】追跡第1部試験プロトコル この試験プロトコルの開始時点で、ディスプレイは、次
のスクリーン命令を表示する。
のスクリーン命令を表示する。
【0049】「三目並べ盤のように、9つのスペースを
有する格子を見ることになる。ボールが、9つのスペー
スのうちの1つの中に現れる。直後にボールは消える。
ボールは、次いで、再び現れる。ボールが、別の1つの
スペース内に現れる場合、何もしないこと。ボールは、
直前の回におけるのと同一のスペース内に現れる場合、
スペースバーを押すこと。」
有する格子を見ることになる。ボールが、9つのスペー
スのうちの1つの中に現れる。直後にボールは消える。
ボールは、次いで、再び現れる。ボールが、別の1つの
スペース内に現れる場合、何もしないこと。ボールは、
直前の回におけるのと同一のスペース内に現れる場合、
スペースバーを押すこと。」
【0050】「あなたが、開始準備が完了であるなら
ば、スペースバーを押すこと。」
ば、スペースバーを押すこと。」
【表1】
【0051】ボールが、1,500ミリ秒にわたり方形内に
表示され、ついで、すべての空の方形が500ミリ秒にわ
たり表示される。ボールが、連続的に2度にわたり同一
の方形内に現れる場合、患者は、スペースバーを押さな
ければならない。患者は、患者の応答を応答入力装置内
に入力し、ひいては、メモリ内に入力し、このようにし
て、患者応答分析ソフトウェアによるさらなる処理が、
行われる。我々は、試験プロトコルが、約1分間にわた
り約30の刺激を提供することを好む。
表示され、ついで、すべての空の方形が500ミリ秒にわ
たり表示される。ボールが、連続的に2度にわたり同一
の方形内に現れる場合、患者は、スペースバーを押さな
ければならない。患者は、患者の応答を応答入力装置内
に入力し、ひいては、メモリ内に入力し、このようにし
て、患者応答分析ソフトウェアによるさらなる処理が、
行われる。我々は、試験プロトコルが、約1分間にわた
り約30の刺激を提供することを好む。
【0052】追跡第II部試験プロトコル この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
スクリーン命令を表示する。
【0053】「あなたは、前の同一の格子を見ることに
なる。今回、ボールが、直前のスペース内に現れず、こ
のスペースより前のスペース内に現れる場合、スペース
バーを押す。」
なる。今回、ボールが、直前のスペース内に現れず、こ
のスペースより前のスペース内に現れる場合、スペース
バーを押す。」
【0054】ボールは、1,500ミリ秒にわたり方形内に
表示され、次いで、500ミリ秒にわたりからの方形が表
示される。ボールが、前回より前の回におけるのと同一
の方形内に現れる場合、ユーザーは、スペースバーを押
さなければなければならない。患者は、患者の応答を、
応答入力装置に入力し、ひいては、メモリに入力し、こ
のようにして、患者応答分析ソフトウェアによるさらな
る処理が、行われる。我々は、約2分間にわたり約60
の刺激を表示することを好む。この試験は、二つ前の位
置または直前の位置ではなく、3つ前の位置に対する応
答を要求するために、高次認知機能を有する患者のため
に、改変されることが可能である。
表示され、次いで、500ミリ秒にわたりからの方形が表
示される。ボールが、前回より前の回におけるのと同一
の方形内に現れる場合、ユーザーは、スペースバーを押
さなければなければならない。患者は、患者の応答を、
応答入力装置に入力し、ひいては、メモリに入力し、こ
のようにして、患者応答分析ソフトウェアによるさらな
る処理が、行われる。我々は、約2分間にわたり約60
の刺激を表示することを好む。この試験は、二つ前の位
置または直前の位置ではなく、3つ前の位置に対する応
答を要求するために、高次認知機能を有する患者のため
に、改変されることが可能である。
【0055】付随的学習第II部 この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
スクリーン命令を表示する。
【0056】「まもなく、あなたは、一連の絵画がスク
リーン上に現れるのを見ることになる。あなたが、(例
えば果物、樹木または野菜などの)植物の絵画を見る場
合は常に、スペースバーを押すこと。何らかの他のもの
を見る場合、何もしないこと。間違いをせずに迅速であ
ることを試みること。どの程度速くあなたが応答するか
を示すために時間が計られる。開始の準備が完了したな
らば、スペースバーを押すこと。」
リーン上に現れるのを見ることになる。あなたが、(例
えば果物、樹木または野菜などの)植物の絵画を見る場
合は常に、スペースバーを押すこと。何らかの他のもの
を見る場合、何もしないこと。間違いをせずに迅速であ
ることを試みること。どの程度速くあなたが応答するか
を示すために時間が計られる。開始の準備が完了したな
らば、スペースバーを押すこと。」
【0057】ディスプレイは、次いで、植物、動物、及
び日常の対象物の絵画を表示する。各絵画は、2秒間に
わたり表示され、次いで1秒間にわたり、空のスクリー
ンが、表示される。患者は、患者の応答を、応答入力装
置に入力し、ひいては、メモリに入力し、このようにし
て、患者応答分析ソフトウェアによるさらなる処理が、
行われる。我々は、約2分間にわたり、約40の刺激
(約10の植物、15の動物及び15の非生命体対象
物)を表示することを好む。
び日常の対象物の絵画を表示する。各絵画は、2秒間に
わたり表示され、次いで1秒間にわたり、空のスクリー
ンが、表示される。患者は、患者の応答を、応答入力装
置に入力し、ひいては、メモリに入力し、このようにし
て、患者応答分析ソフトウェアによるさらなる処理が、
行われる。我々は、約2分間にわたり、約40の刺激
(約10の植物、15の動物及び15の非生命体対象
物)を表示することを好む。
【0058】付随的学習第II部 この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
スクリーン命令を表示する。
【0059】「まもなく、あなたは、一連の絵画を見
る。いくつかは、約2、3分前に見た一連の絵画からも
のである。少し前に見た覚えのある絵画を見る場合、ス
ペースバーを押すこと。以前に見ていない絵画を見る場
合、何もしないこと。間違いなしに迅速で行うように試
みること。あなたは、いかに速いかを示すために時間が
計られる。あなたが、開始する準備が完了であるなら
ば、スペースバーを押すこと。」
る。いくつかは、約2、3分前に見た一連の絵画からも
のである。少し前に見た覚えのある絵画を見る場合、ス
ペースバーを押すこと。以前に見ていない絵画を見る場
合、何もしないこと。間違いなしに迅速で行うように試
みること。あなたは、いかに速いかを示すために時間が
計られる。あなたが、開始する準備が完了であるなら
ば、スペースバーを押すこと。」
【0060】ディスプレイは、次いで、植物、動物及び
日常の対象物の絵画を表示する。付随的学習第I部から
の約20の画像が、繰り返される。各絵画は、2.0秒間
にわたり表示され、次いで、1.0秒間にわたり、空のス
クリーンが、表示される。患者は、患者の応答を、応答
入力装置に入力し、ひいては、メモリに入力し、このよ
うにして、患者応答分析ソフトウェアによるさらなる処
理が、行われる。
日常の対象物の絵画を表示する。付随的学習第I部から
の約20の画像が、繰り返される。各絵画は、2.0秒間
にわたり表示され、次いで、1.0秒間にわたり、空のス
クリーンが、表示される。患者は、患者の応答を、応答
入力装置に入力し、ひいては、メモリに入力し、このよ
うにして、患者応答分析ソフトウェアによるさらなる処
理が、行われる。
【0061】我々の好ましい具体例において、生命体絵
画応答と非生命体絵画応答とのための別個の統計が、収
集及び比較される。我々は、約2分間にわたる約40の
刺激を好む。我々は、付随的学習第I部及び別の合間の
タスクの後にこの試験を与えることを好む。
画応答と非生命体絵画応答とのための別個の統計が、収
集及び比較される。我々は、約2分間にわたる約40の
刺激を好む。我々は、付随的学習第I部及び別の合間の
タスクの後にこの試験を与えることを好む。
【0062】マッチング この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
スクリーン命令を表示する。
【0063】「あなたは、10秒間にわたり、格子内に
配置される、10のマッチング対の形状を見ることにな
る。形状の位置を学習すること。形状は、次いで、小さ
い方形の背後に隠蔽される。いったん形状が隠蔽される
と、マウスを使用して、任意の方形上でクリックするこ
と。方形の背後に隠蔽された形状が、現れる。次いで、
マウスを使用して、マッチング形状をカバーしていると
あなたが考えるところの方形上でクリックすること。マ
ッチング形状を見つけない場合、双方の形状は、再び、
カバーされる。すべてのマッチング対を見つけるまで、
このプロセスを繰り返すこと。できるだけ僅かな回数の
試みで、すべてのマッチングを形成することを試みるこ
と。時間を計られない。開始の準備が完了したならば、
スペースバーを押すこと。」
配置される、10のマッチング対の形状を見ることにな
る。形状の位置を学習すること。形状は、次いで、小さ
い方形の背後に隠蔽される。いったん形状が隠蔽される
と、マウスを使用して、任意の方形上でクリックするこ
と。方形の背後に隠蔽された形状が、現れる。次いで、
マウスを使用して、マッチング形状をカバーしていると
あなたが考えるところの方形上でクリックすること。マ
ッチング形状を見つけない場合、双方の形状は、再び、
カバーされる。すべてのマッチング対を見つけるまで、
このプロセスを繰り返すこと。できるだけ僅かな回数の
試みで、すべてのマッチングを形成することを試みるこ
と。時間を計られない。開始の準備が完了したならば、
スペースバーを押すこと。」
【0064】ユーザーは、形状の10のマッチング対を
見つけなければならない。すべての対は、最初、10秒
間にわたり表示され、次いで、隠される。前述の例で
は、ディスプレイは、一方の形状を表示する。ユーザー
が正しい場合、対内の双方の形状は、隠されないままで
ある。ユーザーが正しくない場合、双方の形状は、再び
隠される。試験は、すべてのマッチングが、形成される
まで、または、ユーザーが、40の推測を試みるまで、
継続する。タイムリミットはない。
見つけなければならない。すべての対は、最初、10秒
間にわたり表示され、次いで、隠される。前述の例で
は、ディスプレイは、一方の形状を表示する。ユーザー
が正しい場合、対内の双方の形状は、隠されないままで
ある。ユーザーが正しくない場合、双方の形状は、再び
隠される。試験は、すべてのマッチングが、形成される
まで、または、ユーザーが、40の推測を試みるまで、
継続する。タイムリミットはない。
【0065】応答指導第I部 この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
スクリーン命令を表示する。
【0066】「まもなく、あなたは、数が、スクリーン
上に短時間現れるのを見ることになる。左の人差し指を
第1キー上に置き、右の人差し指を、第0キー上に置く
こと。スクリーン上に数「1」が表示されるのを見る場
合、あなたのキーボード上の数1を押すこと。数「0」
があなたのスクリーン上に表示されるのを見る場合、あ
なたのキーボード上の数0を押すこと。任意の他の数を
見る場合、何もしないこと。間違いを行うことなしに、
迅速であることを試みること。いかに速く応答するかを
調時する。開始の準備が完了したならば、スペースバー
を押すこと。」
上に短時間現れるのを見ることになる。左の人差し指を
第1キー上に置き、右の人差し指を、第0キー上に置く
こと。スクリーン上に数「1」が表示されるのを見る場
合、あなたのキーボード上の数1を押すこと。数「0」
があなたのスクリーン上に表示されるのを見る場合、あ
なたのキーボード上の数0を押すこと。任意の他の数を
見る場合、何もしないこと。間違いを行うことなしに、
迅速であることを試みること。いかに速く応答するかを
調時する。開始の準備が完了したならば、スペースバー
を押すこと。」
【0067】ディスプレイは、次いで、約0.5秒間にわ
たり1つの数を表示し、次いで、1.5秒間にわたり、空
のスクリーンが表示される。応答は、次の数が表示され
る前の任意の時間に行われることが可能である。患者
は、患者の応答を、応答入力装置に入力し、ひいては、
メモリに入力し、このようにして、患者応答分析ソフト
ウェアによるさらなる処理が、行われる。我々は、約2
分間にわたる約60の刺激を表示することを好む。
たり1つの数を表示し、次いで、1.5秒間にわたり、空
のスクリーンが表示される。応答は、次の数が表示され
る前の任意の時間に行われることが可能である。患者
は、患者の応答を、応答入力装置に入力し、ひいては、
メモリに入力し、このようにして、患者応答分析ソフト
ウェアによるさらなる処理が、行われる。我々は、約2
分間にわたる約60の刺激を表示することを好む。
【0068】応答指導第II部 この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
スクリーン命令を表示する。
【0069】「まもなく、あなたは、数がスクリーン上
に短時間現れるのを見ることになる。あなたの左の人差
し指を第1キー上に置き、あなたの右の人差し指を第0
キー上に置くこと。一つ前の試験で行ったこと逆を行う
こと。すなわち、数「1」があなたのスクリーン上に表
示されるのを見る場合、キーボード上の数0を押すこ
と。数「0」があなたのスクリーン上に表示されるのを
見る場合、あなたのキーボード上の数1を押すこと。任
意の他の数を見る場合、何もしないこと。間違いを行う
ことなしに、迅速であることを試みること。いかに速く
あなたが応答するかを調時する。開始の準備が完了した
ならば、スペースバーを押すこと。」
に短時間現れるのを見ることになる。あなたの左の人差
し指を第1キー上に置き、あなたの右の人差し指を第0
キー上に置くこと。一つ前の試験で行ったこと逆を行う
こと。すなわち、数「1」があなたのスクリーン上に表
示されるのを見る場合、キーボード上の数0を押すこ
と。数「0」があなたのスクリーン上に表示されるのを
見る場合、あなたのキーボード上の数1を押すこと。任
意の他の数を見る場合、何もしないこと。間違いを行う
ことなしに、迅速であることを試みること。いかに速く
あなたが応答するかを調時する。開始の準備が完了した
ならば、スペースバーを押すこと。」
【0070】ディスプレイは、次いで、約0.5秒間にわ
たり1つの数を表示し、次いで、1.5秒間にわたり空の
スクリーンが、表示される。応答は、次の数字が、表示
される前の任意の時間に行われることが可能である。患
者は、患者の応答を、応答入力装置に入力し、ひいて
は、メモリに入力し、このようにして、患者応答分析ソ
フトウェアによるさらなる処理が、行われる。我々は、
約2分間にわたり約60の刺激を表示することを好む。
たり1つの数を表示し、次いで、1.5秒間にわたり空の
スクリーンが、表示される。応答は、次の数字が、表示
される前の任意の時間に行われることが可能である。患
者は、患者の応答を、応答入力装置に入力し、ひいて
は、メモリに入力し、このようにして、患者応答分析ソ
フトウェアによるさらなる処理が、行われる。我々は、
約2分間にわたり約60の刺激を表示することを好む。
【0071】応答禁止 この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
スクリーン命令を表示する。
【0072】「まもなく、あなたが、一連の絵画を見
る。絵画が動物である場合以外、絵画を見る都度にスペ
ースバーを押すこと。可能なかぎり迅速にスペースバー
を押すこと。絵画が動物である場合以外、絵画を見る都
度にスペースバーを押すことに注意。開始の準備が完了
したならば、スペースバーを押すこと。」
る。絵画が動物である場合以外、絵画を見る都度にスペ
ースバーを押すこと。可能なかぎり迅速にスペースバー
を押すこと。絵画が動物である場合以外、絵画を見る都
度にスペースバーを押すことに注意。開始の準備が完了
したならば、スペースバーを押すこと。」
【0073】ディスプレイは、次いで、対象物、植物、
及び動物の絵画を表示する。各絵画は、約2.0秒間にわ
たり表示され、次いで、1.0秒間にわたり、空のスクリ
ーンが、表示される。患者は、患者の応答を、応答入力
装置に入力し、ひいては、メモリに入力し、このように
して、患者応答分析ソフトウェアによるさらなる処理
が、行われる。我々は、3.3秒間にわたり約65の刺激
を使用することを好む。
及び動物の絵画を表示する。各絵画は、約2.0秒間にわ
たり表示され、次いで、1.0秒間にわたり、空のスクリ
ーンが、表示される。患者は、患者の応答を、応答入力
装置に入力し、ひいては、メモリに入力し、このように
して、患者応答分析ソフトウェアによるさらなる処理
が、行われる。我々は、3.3秒間にわたり約65の刺激
を使用することを好む。
【0074】メモリキャビネット学習 この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
スクリーン命令を表示する。
【0075】「ただちに、あなたは、異なる棚上に置か
れている9つのありきたりの対象物を有するキャビネッ
トを見ることになる。それぞれの対象物が記憶されてい
る場所を記憶するために20秒を有する。一生懸命学習
すること。ドアが、次いで、閉じられて、対象物を隠
し、1回に1つずつ、これらの対象物を見つけることを
要求される。あなたは、(A)対象物が隠蔽されている場
所とあなたが考えるドアと同一である、あなたのキーボ
ード上の数字キー1-9を押すことにより、または、(B)対
象物が隠蔽されているあなたが考えるドア上に、コンピ
ュータマウスを位置決めしてクリックすることにより、
これを行うことが可能である。あなたが、間違いを行う
と、試験は、対象物がある場所をあなたに喚起させ、こ
れにより、対象物を後に見つけることが可能となる。全
部で4回各対象物を見つけることを要求される。開始の
準備が完了したならば、スペースバーを押すこと。」
れている9つのありきたりの対象物を有するキャビネッ
トを見ることになる。それぞれの対象物が記憶されてい
る場所を記憶するために20秒を有する。一生懸命学習
すること。ドアが、次いで、閉じられて、対象物を隠
し、1回に1つずつ、これらの対象物を見つけることを
要求される。あなたは、(A)対象物が隠蔽されている場
所とあなたが考えるドアと同一である、あなたのキーボ
ード上の数字キー1-9を押すことにより、または、(B)対
象物が隠蔽されているあなたが考えるドア上に、コンピ
ュータマウスを位置決めしてクリックすることにより、
これを行うことが可能である。あなたが、間違いを行う
と、試験は、対象物がある場所をあなたに喚起させ、こ
れにより、対象物を後に見つけることが可能となる。全
部で4回各対象物を見つけることを要求される。開始の
準備が完了したならば、スペースバーを押すこと。」
【0076】ユーザーは、9つのありきたりの対象物の
場所を記憶しなければならない。1つの変形では、我々
は、対象物として玩具を使用することを好む。場所は、
ユーザーが場所を「記憶する」可能性を最小化するため
に、各ユーザーに対して無作為に形成される。ユーザー
は、1回に1つ、場所について質問される。患者は、患
者の応答を、応答入力装置に入力し、ひいては、メモリ
に入力し、このようにして、患者応答分析ソフトウェア
によるさらなる処理が、行われる。1ラウンド(9つの
質問)の後、第2の10秒間にわたる絵画表示が行わ
れ、次いで、プロセスが、繰り返す。これは、ユーザー
は、4回にわたり各対象物の場所を質問されるまで、継
続する。ユーザーが、間違って推測すると、正しい場所
g、短時間示される。ユーザーが正しく推測すると、デ
ィスプレイは、「正しい」と表示する。統計が、各ラウ
ンドに対して収集される。時間制限は無い。
場所を記憶しなければならない。1つの変形では、我々
は、対象物として玩具を使用することを好む。場所は、
ユーザーが場所を「記憶する」可能性を最小化するため
に、各ユーザーに対して無作為に形成される。ユーザー
は、1回に1つ、場所について質問される。患者は、患
者の応答を、応答入力装置に入力し、ひいては、メモリ
に入力し、このようにして、患者応答分析ソフトウェア
によるさらなる処理が、行われる。1ラウンド(9つの
質問)の後、第2の10秒間にわたる絵画表示が行わ
れ、次いで、プロセスが、繰り返す。これは、ユーザー
は、4回にわたり各対象物の場所を質問されるまで、継
続する。ユーザーが、間違って推測すると、正しい場所
g、短時間示される。ユーザーが正しく推測すると、デ
ィスプレイは、「正しい」と表示する。統計が、各ラウ
ンドに対して収集される。時間制限は無い。
【0077】メモリキャビネットの遅れた想起 この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
スクリーン命令を表示する。
【0078】「少し前、あなたは、異なる棚上に置かれ
ている対象物を有するキャビネットを見た。直ぐに、前
に行ったのとまったく同様に、1回に1つ、これらの対
象物を見つけることを、要求されることになる。今回、
最初に対象物を見ず、正しいまたは間違っているこを通
知されない。開始の準備が完了したならば、スペースバ
ーを押すこと。」
ている対象物を有するキャビネットを見た。直ぐに、前
に行ったのとまったく同様に、1回に1つ、これらの対
象物を見つけることを、要求されることになる。今回、
最初に対象物を見ず、正しいまたは間違っているこを通
知されない。開始の準備が完了したならば、スペースバ
ーを押すこと。」
【0079】対象物が最初に表示されることはない。ユ
ーザーは、対象物の場所を、メモリキャビネット学習か
ら想起しなければならない。患者は、患者の応答を、応
答入力装置に入力し、ひいては、メモリに入力し、この
ようにして、患者応答分析ソフトウェアによるさらなる
処理が、行われる。ただ1ラウンドだけの質問が、行わ
れ、応答の正しさに関するフィードバックが無い。この
試験は、メモリキャビネット学習の後に与えられなけれ
ばならず、好ましくは、別の合間のタスクの後に与えら
れる。
ーザーは、対象物の場所を、メモリキャビネット学習か
ら想起しなければならない。患者は、患者の応答を、応
答入力装置に入力し、ひいては、メモリに入力し、この
ようにして、患者応答分析ソフトウェアによるさらなる
処理が、行われる。ただ1ラウンドだけの質問が、行わ
れ、応答の正しさに関するフィードバックが無い。この
試験は、メモリキャビネット学習の後に与えられなけれ
ばならず、好ましくは、別の合間のタスクの後に与えら
れる。
【0080】走査速度及び精度 この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
スクリーン命令を表示する。
【0081】「今回、以下の標本形状を見ること。形状
は、2つの群に分割されている。線の左側にある2つの
形状が、線の右側にもある場合、1度だけスペースバー
を押すこと。これら2つの形状が、双方ともには、右側
にない場合、スペースバーを2度押すこと。あなたは、
各対象物に対してそれぞれ1つの機会のみ、与えられ
る。イエスに対しては1度、ノーに対しては2度押すこ
とに注意。いかなる間違いも行わずに、できるだけ迅速
に作業すること。あなたが、開始の準備が完了したなら
ば、スペースバーを押すこと。」 ディスプレイは、次いで、患者に、記号の2つの群を表
示し、1つの群は、ディスプレイの左側にあり、他方の
群は、ディスプレイの右側にあり、次のようになってい
る。
は、2つの群に分割されている。線の左側にある2つの
形状が、線の右側にもある場合、1度だけスペースバー
を押すこと。これら2つの形状が、双方ともには、右側
にない場合、スペースバーを2度押すこと。あなたは、
各対象物に対してそれぞれ1つの機会のみ、与えられ
る。イエスに対しては1度、ノーに対しては2度押すこ
とに注意。いかなる間違いも行わずに、できるだけ迅速
に作業すること。あなたが、開始の準備が完了したなら
ば、スペースバーを押すこと。」 ディスプレイは、次いで、患者に、記号の2つの群を表
示し、1つの群は、ディスプレイの左側にあり、他方の
群は、ディスプレイの右側にあり、次のようになってい
る。
【0082】
【表2】
【0083】記号の約30の群のそれぞれは、別個に現
れる。患者は、患者の応答を、応答入力装置に入力し、
ひいては、メモリに入力し、このようにして、患者応答
分析ソフトウェアによるさらなる処理が、行われる。我
々は、所要時間を90秒に固定することを好む。
れる。患者は、患者の応答を、応答入力装置に入力し、
ひいては、メモリに入力し、このようにして、患者応答
分析ソフトウェアによるさらなる処理が、行われる。我
々は、所要時間を90秒に固定することを好む。
【0084】この試験プロトコルの1つの代替変形で
は、患者は、1つの標的形状が、ディスプレイの右側に
存在する場合、数字「1」キーを押すことを要求され、
両方の評点形状が、その場所に存在する場合、数字
「2」キーを押すことを要求される。
は、患者は、1つの標的形状が、ディスプレイの右側に
存在する場合、数字「1」キーを押すことを要求され、
両方の評点形状が、その場所に存在する場合、数字
「2」キーを押すことを要求される。
【0085】応答時間 この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
スクリーン命令を表示する。
【0086】「以下の標本は白色円を見ること。白色円
を見る都度、スペースバーを押すこと。間違いを行わず
に迅速であることを試みること。準備が完了したなら
ば、スペースバーを押すこと。」
を見る都度、スペースバーを押すこと。間違いを行わず
に迅速であることを試みること。準備が完了したなら
ば、スペースバーを押すこと。」
【0087】ディスプレイは、次いで、一連の絵画を患
者に表示し、表示される各数個の(この例では非白色円
である)非標的画像に対して1つの(この例では白色円
である)「標的」画像の比を使用する。
者に表示し、表示される各数個の(この例では非白色円
である)非標的画像に対して1つの(この例では白色円
である)「標的」画像の比を使用する。
【0088】患者は、患者の応答を、応答入力装置に入
力し、ひいては、メモリに入力し、このようにして、患
者応答分析ソフトウェアによるさらなる処理が、行われ
る。我々の好ましい実施例では、応答時間試験プロトコ
ルにおいて、視覚的刺激持続時間は、1.5秒であり、次
いで、0.5秒間にわたり、空のスクリーンが表示される。
患者の応答は、従って、前記1.5秒間にわたる刺激内の
任意の時点で行われることが可能であるが、その後に行
うことは、許容されない。
力し、ひいては、メモリに入力し、このようにして、患
者応答分析ソフトウェアによるさらなる処理が、行われ
る。我々の好ましい実施例では、応答時間試験プロトコ
ルにおいて、視覚的刺激持続時間は、1.5秒であり、次
いで、0.5秒間にわたり、空のスクリーンが表示される。
患者の応答は、従って、前記1.5秒間にわたる刺激内の
任意の時点で行われることが可能であるが、その後に行
うことは、許容されない。
【0089】(例えばPALM PILOT (TM)ベースバージョ
ンと対照的に)我々の発明のパーソナルコンピュータバ
ージョンにおいて、我々は、この試験プロトコルの迅速
な応答時間制限に対応することが最大に可能であるある
特定のソフトウェアオペレーティングシステムを使用す
ることを好む。パーソナルコンピュータタイマーは、マ
イクロプロセッサ速度とは独立に動作する。このように
して、266 MHzマイクロプロセッサ450 MHzマイクロプロ
セッサを使用することは、タイマー速度に影響しない。
しかし、異なるオペレーティングシステムは、異なるタ
イマー更新率を有する。このようにして、WINDOWS 3.11
(TM), WINDOWS 95 (TM)及びWINDOWS98 (TM)(それぞ
れ、Microsoft Corp., Redmond, Washingtonから市販さ
れている)では、タイマーは、18.2回毎秒しか更新され
ない。多数の試験プロトコルにおいて、これは、有意の
影響を有しない。
ンと対照的に)我々の発明のパーソナルコンピュータバ
ージョンにおいて、我々は、この試験プロトコルの迅速
な応答時間制限に対応することが最大に可能であるある
特定のソフトウェアオペレーティングシステムを使用す
ることを好む。パーソナルコンピュータタイマーは、マ
イクロプロセッサ速度とは独立に動作する。このように
して、266 MHzマイクロプロセッサ450 MHzマイクロプロ
セッサを使用することは、タイマー速度に影響しない。
しかし、異なるオペレーティングシステムは、異なるタ
イマー更新率を有する。このようにして、WINDOWS 3.11
(TM), WINDOWS 95 (TM)及びWINDOWS98 (TM)(それぞ
れ、Microsoft Corp., Redmond, Washingtonから市販さ
れている)では、タイマーは、18.2回毎秒しか更新され
ない。多数の試験プロトコルにおいて、これは、有意の
影響を有しない。
【0090】合図される反応時間 この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
スクリーン命令を表示する。
【0091】「白色円が、黒色円が表示された後に表示
される場合のみ、スペースバーを押すこと。白色円が、
任意の他の形状または任意の他の色の方形の後に表示さ
れる場合、スペースバーを押さないこと。白色円が黒色
円の後に表示される場合のみ、スペースバーを押すこと
に注意。間違いを行わずに迅速であることを試みるこ
と。開始の準備が完了したならば、スペースバーを押す
こと。」
される場合のみ、スペースバーを押すこと。白色円が、
任意の他の形状または任意の他の色の方形の後に表示さ
れる場合、スペースバーを押さないこと。白色円が黒色
円の後に表示される場合のみ、スペースバーを押すこと
に注意。間違いを行わずに迅速であることを試みるこ
と。開始の準備が完了したならば、スペースバーを押す
こと。」
【0092】ディスプレイは、次いで、他の刺激全部に
対して1:6の比で、黒色方形を表示し、次いで、白色円
対を表示する。標的プライマー(黒色方形)を有する標
的(白色円)対標的プライマー無しの標的の比は、2:1
である。患者は、患者の音を応答入力装置に入力し、ひ
いては、メモリに入力し、このようにして、患者応答分
析ソフトウェアによるさらなる処理が、行われる。試験
プロトコルのこの部分は、3分間かかる。
対して1:6の比で、黒色方形を表示し、次いで、白色円
対を表示する。標的プライマー(黒色方形)を有する標
的(白色円)対標的プライマー無しの標的の比は、2:1
である。患者は、患者の音を応答入力装置に入力し、ひ
いては、メモリに入力し、このようにして、患者応答分
析ソフトウェアによるさらなる処理が、行われる。試験
プロトコルのこの部分は、3分間かかる。
【0093】試験プロトコルの開始時に、ディスプレイ
は、次のスクリーン命令を表示する。
は、次のスクリーン命令を表示する。
【0094】「今回は、ディスプレイ上に一連の絵画を
見ることになる。時々、1つの絵画を2度見ることにな
る。2度目に1つの絵画を見る都度、スペースバーを押
すこと。開始の準備が完了したならば、スペースバーを
押すこと。」
見ることになる。時々、1つの絵画を2度見ることにな
る。2度目に1つの絵画を見る都度、スペースバーを押
すこと。開始の準備が完了したならば、スペースバーを
押すこと。」
【0095】ディスプレイは、次いで、例えば次のよう
な一連の絵画を示す。
な一連の絵画を示す。
【表3】
【0096】単一の40の絵画のそれぞれが、2秒間に
わたり表示される。2分間にわたる試験時間において、
40の絵画のうち、20は、繰り返され、20は、繰り
返されず、患者は、患者の応答を応答入力装置に入力
し、ひいては、メモリに入力し、このようにして、患者
応答分析ソフトウェアによるさらなる処理が、行われ
る。
わたり表示される。2分間にわたる試験時間において、
40の絵画のうち、20は、繰り返され、20は、繰り
返されず、患者は、患者の応答を応答入力装置に入力
し、ひいては、メモリに入力し、このようにして、患者
応答分析ソフトウェアによるさらなる処理が、行われ
る。
【0097】数字配列決定 試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次のスク
リーン命令を表示する。
リーン命令を表示する。
【0098】「以下には、数字1〜9を、記号と対にす
るキーが示されている。数字キーパッドを使用して、各
記号に対して正しい数字を書込むこと。間違いを行った
場合、かまわずに進むこと。できるかぎり多数の数字を
書込むことを試みること。開始するには、スペースバー
を1度押すこと。」
るキーが示されている。数字キーパッドを使用して、各
記号に対して正しい数字を書込むこと。間違いを行った
場合、かまわずに進むこと。できるかぎり多数の数字を
書込むことを試みること。開始するには、スペースバー
を1度押すこと。」
【0099】ディスプレイは、90秒間にわたり、次の
ようなスクリーンを表示する。
ようなスクリーンを表示する。
【0100】キー
【表4】
【0101】試験
【表5】
【0102】患者は、患者の応答を、応答入力装置に入
力し、ひいては、メモリに入力し、このようにして、患
者応答分析ソフトウェアによるさらなる処理が、行われ
る。我々の好ましい具体例では、我々は、活版印刷的記
号ではなく、動物シルエットを使用するが、ワード、数
字、及び任意の他の視覚的表示物すべてが、許容され
る。
力し、ひいては、メモリに入力し、このようにして、患
者応答分析ソフトウェアによるさらなる処理が、行われ
る。我々の好ましい具体例では、我々は、活版印刷的記
号ではなく、動物シルエットを使用するが、ワード、数
字、及び任意の他の視覚的表示物すべてが、許容され
る。
【0103】視覚的記憶第II部 この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
スクリーン命令を表示する。
【0104】「僅か前に、一連の絵画を見た。いくつか
は、1度見ており、他のものは、2度見ている。以前に
見た覚えのある絵画を見る場合、スペースバーを押すこ
と。1度のみ見た絵画であることも、2度見た絵画であ
ることもる。開始する準備が完了であるならば、スペー
スバーを押すこと。」
は、1度見ており、他のものは、2度見ている。以前に
見た覚えのある絵画を見る場合、スペースバーを押すこ
と。1度のみ見た絵画であることも、2度見た絵画であ
ることもる。開始する準備が完了であるならば、スペー
スバーを押すこと。」
【0105】ディスプレイは、次いで、2秒毎に1つず
つ、一連の絵画を表示する。全部で2分間にわたり、視
覚的記憶第II部からのすべての40の絵画が、表示さ
れ、さらに20の新しい絵画が表示される。患者は、患
者の応答を、応答入力装置に入力し、ひいては、メモリ
に入力し、このようにして、患者応答分析ソフトウェア
によるさらなる処理が、行われる。
つ、一連の絵画を表示する。全部で2分間にわたり、視
覚的記憶第II部からのすべての40の絵画が、表示さ
れ、さらに20の新しい絵画が表示される。患者は、患
者の応答を、応答入力装置に入力し、ひいては、メモリ
に入力し、このようにして、患者応答分析ソフトウェア
によるさらなる処理が、行われる。
【0106】数字想起 この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
スクリーン命令を表示する。
【0107】「今回、あなたは、一連の数字が、ディス
プレイに現れるのを見ることになり、次いで、いくつか
の空欄を有する表示スクリーンが、表示される。数字キ
ーを使用して、数字を見る順序と正確に同一の順序で、
空欄に数字を入力すること。間違いを行ったと考える場
合、解答を変更するために、バックスペースキーを使用
ことが可能である。開始の準備が完了したならば、スペ
ースバーを押すこと。」 ディスプレイは、次いで、次のように、1度に1つの数
字で、一連の個別の数字を表示する。
プレイに現れるのを見ることになり、次いで、いくつか
の空欄を有する表示スクリーンが、表示される。数字キ
ーを使用して、数字を見る順序と正確に同一の順序で、
空欄に数字を入力すること。間違いを行ったと考える場
合、解答を変更するために、バックスペースキーを使用
ことが可能である。開始の準備が完了したならば、スペ
ースバーを押すこと。」 ディスプレイは、次いで、次のように、1度に1つの数
字で、一連の個別の数字を表示する。
【0108】
【表6】
【0109】数字の各群は、750ミリ秒にわたり表示さ
れる。表示される最初の複数の複数の群は、それぞれだ
た2つの数字から成る。後の複数の群は、順次により多
くの数字から成る複数の群から成る。
れる。表示される最初の複数の複数の群は、それぞれだ
た2つの数字から成る。後の複数の群は、順次により多
くの数字から成る複数の群から成る。
【0110】
【表7】
【0111】患者は、患者の応答を、応答入力装置に入
力し、ひいては、メモリに入力し、このようにして、患
者応答分析ソフトウェアによるさらなる処理が、行われ
る。試験プロトコルは、患者は、同一の困難レベルで、
2つの連続的なエラーを行うまで、継続する(すなわ
ち、数字群内に同一の数の数字を有する数字群におけ
る、2つの連続的なエラー)。患者が、これらの2つの
連続的エラーを行うと、試験プロトコルは、停止する。
力し、ひいては、メモリに入力し、このようにして、患
者応答分析ソフトウェアによるさらなる処理が、行われ
る。試験プロトコルは、患者は、同一の困難レベルで、
2つの連続的なエラーを行うまで、継続する(すなわ
ち、数字群内に同一の数の数字を有する数字群におけ
る、2つの連続的なエラー)。患者が、これらの2つの
連続的エラーを行うと、試験プロトコルは、停止する。
【0112】数字配列決定 この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、つぎ
のスクリーン命令を表示する。
のスクリーン命令を表示する。
【0113】「今回、あなたは、数字から成る1つの群
が、ディスプレイ上に現れるのを見ることになり、次い
で、いくつかの空欄を有する表示スクリーンが、表示さ
れる。数字キーパッドを使用して、上昇順序で、空欄に
数字を入力すること。すなわち、数字を、最も低い数字
から最も高い数字へと配列すること。間違いを行ったと
あなたが考える場合、解答を変更するために、バックス
ペースキーを使用することが可能である。開始の準備が
完了したならば、スペースバーを押すこと。」
が、ディスプレイ上に現れるのを見ることになり、次い
で、いくつかの空欄を有する表示スクリーンが、表示さ
れる。数字キーパッドを使用して、上昇順序で、空欄に
数字を入力すること。すなわち、数字を、最も低い数字
から最も高い数字へと配列すること。間違いを行ったと
あなたが考える場合、解答を変更するために、バックス
ペースキーを使用することが可能である。開始の準備が
完了したならば、スペースバーを押すこと。」
【0114】ディスプレイは、次いで、次のような、数
字から成る群を表示する。
字から成る群を表示する。
【0115】
【表8】
【0116】患者は、患者の応答(正しい応答は、当面
の例では「3 4 5」である)を、メモリに入力する。数
字の各群は、2分間にわたり、提示される。表示される
最初の複数の群は、それぞれ3つの数字のみから成る。
後の複数の群は、順次により多くの数字から成る複数の
群から成る。
の例では「3 4 5」である)を、メモリに入力する。数
字の各群は、2分間にわたり、提示される。表示される
最初の複数の群は、それぞれ3つの数字のみから成る。
後の複数の群は、順次により多くの数字から成る複数の
群から成る。
【0117】
【表9】
【0118】患者は、患者の応答を、応答入力装置に入
力し、ひいては、メモリに入力し、このようにして、患
者応答分析ソフトウェアによるさらなる処理が、行われ
る。試験プロトコルは、患者が、同一の困難なレベルで
(すなわち、群内に同一の数の数字を有する、2つの連
続的な数字群)、2つの連続的なエラーを行うと、停止
される。この試験部分は、約3分間かかる。
力し、ひいては、メモリに入力し、このようにして、患
者応答分析ソフトウェアによるさらなる処理が、行われ
る。試験プロトコルは、患者が、同一の困難なレベルで
(すなわち、群内に同一の数の数字を有する、2つの連
続的な数字群)、2つの連続的なエラーを行うと、停止
される。この試験部分は、約3分間かかる。
【0119】概要 試験プロトコルを完了すると(S290, S390)、患者は、試
験が終了したことを通知される。すべてのプロトコルの
終了の後、または、試験プロセスの間、患者の応答デー
タ(S285, S385)は、患者応答分析ソフトウェアにおい
て、変数入力値(S410, S450)として使用される。
験が終了したことを通知される。すべてのプロトコルの
終了の後、または、試験プロセスの間、患者の応答デー
タ(S285, S385)は、患者応答分析ソフトウェアにおい
て、変数入力値(S410, S450)として使用される。
【0120】患者応答分析ソフトウェア 認知機能不全試験プロトコルにおける、ユーザーの結果
(S410, S450)は、次いで、統計的に分析されて(S420, S
460)、これらの結果から最も多い情報が、得られる。我
々の発明では、統計的分析能力機能は、本システム内に
組込まれている。これは、我々のシステム内に、患者応
答分析ソフトウェアを直接的に組込むことにより行われ
る(S410-S470)。患者応答分析ソフトウェアは、変数入
力値として、前述の試験プロトコル結果を使用する。患
者応答分析ソフトウェアは、次いで、これらの応答を統
計的に分析し、各特定の試験プロトコルにおけるある
値、組合せられたある複数のプロトコルにおける値、及
び、組合せられたすべてのプロトコルにおける値を計算
する。我々は、それぞれを、順次、説明する。
(S410, S450)は、次いで、統計的に分析されて(S420, S
460)、これらの結果から最も多い情報が、得られる。我
々の発明では、統計的分析能力機能は、本システム内に
組込まれている。これは、我々のシステム内に、患者応
答分析ソフトウェアを直接的に組込むことにより行われ
る(S410-S470)。患者応答分析ソフトウェアは、変数入
力値として、前述の試験プロトコル結果を使用する。患
者応答分析ソフトウェアは、次いで、これらの応答を統
計的に分析し、各特定の試験プロトコルにおけるある
値、組合せられたある複数のプロトコルにおける値、及
び、組合せられたすべてのプロトコルにおける値を計算
する。我々は、それぞれを、順次、説明する。
【0121】我々の好ましい変形では、我々は、次の統
計分析プロトコルを使用する。これらの統計プロトコル
のこのコンパイルは、著作権c2000 PanMedix, Inc.によ
り保護される。
計分析プロトコルを使用する。これらの統計プロトコル
のこのコンパイルは、著作権c2000 PanMedix, Inc.によ
り保護される。
【0122】個別の試験プロトコル 各別個の認知機能不全試験プロトコルに対して、患者応
答分析ソフトウェアは、次のものを計算する。 t=平均応答時間 y=正しい応答 O=不作為のエラー(ミスまたはエラー) C=過失のエラー(適用可能な場合、誤りの確証)
答分析ソフトウェアは、次のものを計算する。 t=平均応答時間 y=正しい応答 O=不作為のエラー(ミスまたはエラー) C=過失のエラー(適用可能な場合、誤りの確証)
【0123】これらから、次の比が導出される。 熟練指数=(O+C)/t 識別度=100×[1-(O+C/刺激の数)]
【0124】我々の好ましい具体例において熟練指数
も、識別度も、実際には使用されていないことに注意。 応答偏り=(C-O)/(C+O);エラー無しの場合=0 応答変動性=応答時間の平均標準偏差
も、識別度も、実際には使用されていないことに注意。 応答偏り=(C-O)/(C+O);エラー無しの場合=0 応答変動性=応答時間の平均標準偏差
【0125】応答変動性は、連続的実行試験プロトコル
のみにおいて計算される(例えば、前述の「追跡」試験
プロトコル)。 Oレベル=y-C-O 記憶力指数=100×遅れた想起/即座の想起
のみにおいて計算される(例えば、前述の「追跡」試験
プロトコル)。 Oレベル=y-C-O 記憶力指数=100×遅れた想起/即座の想起
【0126】記憶力指数は、記憶試験においてのみ、計
算される。
算される。
【0127】試験と再試験との相関関係 基線データが、(患者プール、または特に、その患者に
適用された前の試験から)利用可能である場合、患者応
答分析ソフトウェアは、前述の値のそれぞれに対して、
所与の基線試験値(「a」)と、既存の試験で得られる
値(「b」)との間の相関関係も計算する。我々は、こ
の相関関係を「r(ab)」として示す。 r(ab)=S(ab)/sqrt[S(aa)×S(bb)] S=シグマ=標準偏差 Mu=平均値 S(aa)=SUM[(a-平均(a))^2] S(bb)=SUM[(b-平均(b))^2] S(ab)=SUM[abs[(a-平均(a))×(b-平均(b))]]
適用された前の試験から)利用可能である場合、患者応
答分析ソフトウェアは、前述の値のそれぞれに対して、
所与の基線試験値(「a」)と、既存の試験で得られる
値(「b」)との間の相関関係も計算する。我々は、こ
の相関関係を「r(ab)」として示す。 r(ab)=S(ab)/sqrt[S(aa)×S(bb)] S=シグマ=標準偏差 Mu=平均値 S(aa)=SUM[(a-平均(a))^2] S(bb)=SUM[(b-平均(b))^2] S(ab)=SUM[abs[(a-平均(a))×(b-平均(b))]]
【0128】選択的に組合せられた試験プロトコル分析 各試験プロトコルに対して別個にデータを分析すること
に加えて、患者応答分析ソフトウェアは、ある分析のた
めに、ある複数の試験プロトコルの結果を組合せる。 一般的注意力=数字配列決定及び数字想起プロトコルに
おける正しい応答の合計。 注意力一貫性=数字配列決定及び数字想起における数字
の重み付け数字。 注意力精度=(応答速度に対する識別度+応答合図及び
禁止における識別度)/2。 注意力効率=(応答速度に対する熟練度+応答合図及び
禁止における識別度)/2。 処理速度精度=(記号走査におけるQレベル+数字配列
決定におけるQレベル)/2。 処理速度効率=(記号走査における熟練度+数字配列決
定における熟練度)/2。 記憶精度=(視覚的記憶第I部におけるy+視覚的記憶
第II部におけるy)/2。 記憶効率=(視覚的記憶第I部における熟練度+視覚的
記憶第II部における熟練度)/2。 反応時間指数=反応速度に対する平均反応時間+反応合
図及び禁止に対する平均反応時間。 処理速度指数=記号走査における平均反応時間+数字配
列決定における平均反応時間。 複合反応時間=視覚的記憶第II部における平均反応時間
+応答合図及び禁止における平均反応時間
に加えて、患者応答分析ソフトウェアは、ある分析のた
めに、ある複数の試験プロトコルの結果を組合せる。 一般的注意力=数字配列決定及び数字想起プロトコルに
おける正しい応答の合計。 注意力一貫性=数字配列決定及び数字想起における数字
の重み付け数字。 注意力精度=(応答速度に対する識別度+応答合図及び
禁止における識別度)/2。 注意力効率=(応答速度に対する熟練度+応答合図及び
禁止における識別度)/2。 処理速度精度=(記号走査におけるQレベル+数字配列
決定におけるQレベル)/2。 処理速度効率=(記号走査における熟練度+数字配列決
定における熟練度)/2。 記憶精度=(視覚的記憶第I部におけるy+視覚的記憶
第II部におけるy)/2。 記憶効率=(視覚的記憶第I部における熟練度+視覚的
記憶第II部における熟練度)/2。 反応時間指数=反応速度に対する平均反応時間+反応合
図及び禁止に対する平均反応時間。 処理速度指数=記号走査における平均反応時間+数字配
列決定における平均反応時間。 複合反応時間=視覚的記憶第II部における平均反応時間
+応答合図及び禁止における平均反応時間
【0129】組合せ試験プロトコルの全体的な値 組合せられたすべての認知機能不全試験プロトコルにお
いて、患者応答分析ソフトウェアは、次のものを計算す
る。 全体的速度 全体的精度 全体的熟練度=全体的速度/全体的精度
いて、患者応答分析ソフトウェアは、次のものを計算す
る。 全体的速度 全体的精度 全体的熟練度=全体的速度/全体的精度
【0130】我々の好ましい具体例では、速度、精度及
び効率結果指数は、ドメインレベルにおいて形成され
る、すなわち、基線における1つの認知機能不全試験プ
ロトコルが、通常の領域の外部にある場合、ソフトウェ
アは、なおも、統計的に有為な評点を形成することが可
能である。これが、行われない場合、すなわち、患者
が、命令を理解しない場合、または、注意欠陥障害を有
する場合、患者の誤りの結果は、一般的評点を歪めるこ
ともある系統的誤差を形成する。
び効率結果指数は、ドメインレベルにおいて形成され
る、すなわち、基線における1つの認知機能不全試験プ
ロトコルが、通常の領域の外部にある場合、ソフトウェ
アは、なおも、統計的に有為な評点を形成することが可
能である。これが、行われない場合、すなわち、患者
が、命令を理解しない場合、または、注意欠陥障害を有
する場合、患者の誤りの結果は、一般的評点を歪めるこ
ともある系統的誤差を形成する。
【0131】高信頼性変動指数 患者応答分析ソフトウェアは、次いで、「高信頼性変動
指数」を計算する(S430, S470)。高信頼性変動指数は、
基線値からの変動を示し、この変動は、統計的に高信頼
性である。高信頼性変動指数を計算する多数の方法が、
当技術分野に存在する(S420, S460)。我々は、高信頼性
変動指数(RCI)を次のように計算することを好む。
指数」を計算する(S430, S470)。高信頼性変動指数は、
基線値からの変動を示し、この変動は、統計的に高信頼
性である。高信頼性変動指数を計算する多数の方法が、
当技術分野に存在する(S420, S460)。我々は、高信頼性
変動指数(RCI)を次のように計算することを好む。
【0132】RCI=X(b)-X(a)/s(d) X(a)=基線値 X(b)=当面の値 s(d)=前述の計算のように、サブ試験計算における標準
差 p=エラー確率
差 p=エラー確率
【0133】RCIを計算するのに使用される特定の統計
的方法と無関係に、RCI閾値は、最適には、一般に許容
される統計的原理を考慮して、設定されなければならな
い。片側検定(one tailed test)及び他の統計的試験
が、可能である。我々の好ましい変形において、正及び
負のRCI閾値は、許容される医学的神経学的標準から導
出される。許容される医学的神経学的標準の例は、Hint
on-Bayre, A.D., et al.,"Concussion In Contact Spor
ts: Reliabale Change Indeces of Impairment and Rec
overy," Journal of Clinical and Experimental Neuro
psychology, v. 21, pp. 70-86 (1999)で提供される。
しかし、他の値も、使用されることが可能である。
的方法と無関係に、RCI閾値は、最適には、一般に許容
される統計的原理を考慮して、設定されなければならな
い。片側検定(one tailed test)及び他の統計的試験
が、可能である。我々の好ましい変形において、正及び
負のRCI閾値は、許容される医学的神経学的標準から導
出される。許容される医学的神経学的標準の例は、Hint
on-Bayre, A.D., et al.,"Concussion In Contact Spor
ts: Reliabale Change Indeces of Impairment and Rec
overy," Journal of Clinical and Experimental Neuro
psychology, v. 21, pp. 70-86 (1999)で提供される。
しかし、他の値も、使用されることが可能である。
【0134】片側検定(one tailed test)において、我
々は、p<0.05で、-1.65の負のRCI閾値を使用することを
好む。我々は、同様に、p<0.15で、-1.04の正のRCI閾値
を使用することを好む。これらの量を使用して、RCI<-
1.65である試験結果は、認知機能不全の症候が患者内に
存在する確率が高いことをを示す。対照的に、RCI≧-1.
04は、認知機能不全の症候が、患者内に存在しない確率
が高いことを示す。他の閾値も、勿論、使用されること
が可能である。
々は、p<0.05で、-1.65の負のRCI閾値を使用することを
好む。我々は、同様に、p<0.15で、-1.04の正のRCI閾値
を使用することを好む。これらの量を使用して、RCI<-
1.65である試験結果は、認知機能不全の症候が患者内に
存在する確率が高いことをを示す。対照的に、RCI≧-1.
04は、認知機能不全の症候が、患者内に存在しない確率
が高いことを示す。他の閾値も、勿論、使用されること
が可能である。
【0135】RCI値が、RCI値の負のRCI閾値領域外にあ
る場合、または、予備試験プロトコルユーザー調査にお
いて少なくとも1つの能動性認知機能不全が存在する場
合、ユーザー応答分析ソフトウェアは、認知機能不全の
症候が、ユーザー内に存在する確率が高い。逆に、すべ
てのRCI値が、正のRCI閾値領域内にある場合、かつ、能
動性外傷症候が存在しない場合、ユーザー応答分析ソフ
トウェアは、認知機能不全が、ユーザー内に存在しない
確率が高いことを示す。少なくとも1つのRCI値が負のR
CI閾値領域内にあるが、正のRCI閾値領域外にある場
合、かつ、能動性外傷症候が存在しない場合、ユーザー
応答分析ソフトウェアは、認知機能不全の症候が、ユー
ザーにおいて存在する可能性があることを示す。
る場合、または、予備試験プロトコルユーザー調査にお
いて少なくとも1つの能動性認知機能不全が存在する場
合、ユーザー応答分析ソフトウェアは、認知機能不全の
症候が、ユーザー内に存在する確率が高い。逆に、すべ
てのRCI値が、正のRCI閾値領域内にある場合、かつ、能
動性外傷症候が存在しない場合、ユーザー応答分析ソフ
トウェアは、認知機能不全が、ユーザー内に存在しない
確率が高いことを示す。少なくとも1つのRCI値が負のR
CI閾値領域内にあるが、正のRCI閾値領域外にある場
合、かつ、能動性外傷症候が存在しない場合、ユーザー
応答分析ソフトウェアは、認知機能不全の症候が、ユー
ザーにおいて存在する可能性があることを示す。
【0136】(例えば臨床試験などの)ある特定の用途
において、患者は、「基線」評点を確立し(S210-S29
5)、この基線を使用して、後の評点を評価することが可
能である(S310-S395)。このような用途の場合、あまり
にも離れて正常領域外にあるRCI評点(我々は、平均値
から2つの標準偏差より小さい偏差を好む)は、拒絶さ
れる、何故ならば認知損傷は、重症である場合でさえ、
すでにかなり低い評点を統計的に低めることはないであ
ろうからである。このようにして、我々は、このような
ユーザー(及びユーザーの医者が)これらの評点を信頼
しないことを好む。低い基線評点は、学習問題の病歴、
注意散漫及び命令に関する惑乱または、将来の試験結果
を操作するために、低められた評点を偽造する意識的な
試みを含む多数の要因に起因することもある。
において、患者は、「基線」評点を確立し(S210-S29
5)、この基線を使用して、後の評点を評価することが可
能である(S310-S395)。このような用途の場合、あまり
にも離れて正常領域外にあるRCI評点(我々は、平均値
から2つの標準偏差より小さい偏差を好む)は、拒絶さ
れる、何故ならば認知損傷は、重症である場合でさえ、
すでにかなり低い評点を統計的に低めることはないであ
ろうからである。このようにして、我々は、このような
ユーザー(及びユーザーの医者が)これらの評点を信頼
しないことを好む。低い基線評点は、学習問題の病歴、
注意散漫及び命令に関する惑乱または、将来の試験結果
を操作するために、低められた評点を偽造する意識的な
試みを含む多数の要因に起因することもある。
【0137】概要 本発明は、ある特定の変形に関連して、かなり詳細に説
明されたが、他の変形も、可能である。従って、添付の
特許請求の範囲の精神及び範囲は、前述の説明内に含ま
れている我々の好ましい変形のみに制限されるものでは
ない。本願明細書に開示されている特徴は、明示的に別
のように説明されていない限り、同一の等価物または同
様の目的に用いられる代替的特徴により置換されること
が可能である。このようにして、明示的に別のように説
明されていない限り、開示されている各特徴は、一般的
な一連の等価物または同様の特徴のただ1つの例にすぎ
ない。
明されたが、他の変形も、可能である。従って、添付の
特許請求の範囲の精神及び範囲は、前述の説明内に含ま
れている我々の好ましい変形のみに制限されるものでは
ない。本願明細書に開示されている特徴は、明示的に別
のように説明されていない限り、同一の等価物または同
様の目的に用いられる代替的特徴により置換されること
が可能である。このようにして、明示的に別のように説
明されていない限り、開示されている各特徴は、一般的
な一連の等価物または同様の特徴のただ1つの例にすぎ
ない。
【0138】添付の特許請求の範囲で使用されているよ
うに、「ひとつの(a)」は単数だけでなく複数も含む。
「通信する」との語句は、直接的な通信も、1つ以上の
中間部品(例えばマイクロプロセッサ、ケーブルなど)
を介しての間接的な通信も含む。
うに、「ひとつの(a)」は単数だけでなく複数も含む。
「通信する」との語句は、直接的な通信も、1つ以上の
中間部品(例えばマイクロプロセッサ、ケーブルなど)
を介しての間接的な通信も含む。
【図1】4つの部分に分割されている、本プロセスの概
要示す。
要示す。
【図2】本プロセスの第1の部分を示す。
【図3】本プロセスの第2の部分を示す。
【図4】本プロセスの第3の部分を示す。
【図5】本プロセスの第4の部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイヴィッド・マイケル・アーランガー アメリカ合衆国ニューヨーク州10024,ニ ュー・ヨーク,ウェスト・エイティセカン ド・ストリート 139,#9エフ (72)発明者 ダリン・エフ・カプラン アメリカ合衆国ニューヨーク州10025,ニ ュー・ヨーク,ウェスト・エンド・アヴェ ニュー 698,スウィート 14シー (72)発明者 アレクシス・セオドラコプロス アメリカ合衆国ニューヨーク州10021,ニ ュー・ヨーク,イースト・セヴンティサー ド・ストリート 155,アパートメント 8−ディー (72)発明者 フィリップ・イー アメリカ合衆国ニューヨーク州10013,ニ ュー・ヨーク,モット・ストリート 151, #26 (72)発明者 ヴラディスラフ・シュチョゴレフ アメリカ合衆国ニューヨーク州11229,ブ ルックリン,イースト・トゥウェンティナ インス・ストリート 1868 Fターム(参考) 4C038 PP00 PQ00 PR01 PS09 4C085 HH05 HH07 LL09 LL13
Claims (68)
- 【請求項1】 a)コンピュータ読取可能で、有形な媒
体上にあり、認知機能不全試験プロトコルを記憶する試
験メモリを提供するステップと、 b)コンピュータ読取可能で、有形な媒体上にあり、前
記神経学的病理試験プロトコルに対するユーザー応答を
受取って記憶することができる応答メモリを提供するス
テップと、 c)コンピュータ読取可能で、有形な媒体上にあり、ユ
ーザー応答分析ソフトウェアを記憶する統計メモリを提
供するステップとを含む、ヒトの認知機能を評価するた
めに、コンピュータ読取可能で、有形なメモリの使用方
法。 - 【請求項2】 前記応答メモリは、前記ユーザーの結果
ではない「基線」を含み、前記ユーザー応答分析ソフト
ウェアは、(i)前記ユーザーのための認知機能不全試
験プロトコルの結果と、(ii)前記基線の結果とを比
較できる、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記応答メモリは、少なくとも2つの異
なる回に得られた、前記ユーザーの認知病理不全試験プ
ロトコルの結果を含み、前記ユーザー応答分析ソフトウ
ェアは、前記結果を互いに比較できる請求項1に記載の
方法。 - 【請求項4】 前記データ構造が、少なくとも2つの回
で収集された、前記ユーザーのための応答を含み、前記
ユーザー応答分析ソフトウェアが、前記ユーザーのため
に、複数の回における前記ユーザーの応答を比較するこ
とができる、請求項3に記載の方法。 - 【請求項5】 前記ユーザー応答分析ソフトウェアが、
高信頼性変動指数を計算する請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】 前記メモリが、通信装置に通信可能であ
り、前記ユーザーの認知機能不全試験プロトコル応答
が、前記通信網を介して通信されることが可能である請
求項5に記載の方法。 - 【請求項7】 前記通信網が、実質的にインターネット
から成る請求項6に記載の方法。 - 【請求項8】 前記通信網が、実質的に無線電話網から
成る請求項7に記載の方法。 - 【請求項9】 動揺病に関連する認知障害を定量化する
のに使用される請求項5に記載の方法。 - 【請求項10】 溺死寸前体験、例えばケーソン病、ガ
ス塞栓症などの減圧症、および、例えば急性高山病、高
所肺浮腫、高所脳浮腫、ソローチェ、プナ症状、マロエ
(maroe)などの高所病から成る群から選択される障害原
因に関連する認知障害を定量化するのに使用される請求
項5に記載の方法。 - 【請求項11】 非薬品的医療的介入に関連する認知障
害を定量化するのに使用される請求項5に記載の方法。 - 【請求項12】 前記非薬品的医療的介入が、超音波治
療から成る請求項11に記載の方法。 - 【請求項13】 前記非薬品的医療的介入が、電気痙攣
療法から成る請求項11に記載の方法。 - 【請求項14】 前記非薬品的医療的介入が、放射線療
法から成る請求項11に記載の方法。 - 【請求項15】 前記非薬品的医療的介入が、組織移植
から成る請求項11に記載の方法。 - 【請求項16】 前記組織が、幹細胞から成る請求項1
5に記載の方法。 - 【請求項17】 前記組織が、解剖学的器官の少なくと
も一部から成る請求項15に記載の方法。 - 【請求項18】 前記組織が、胎児組織から成る請求項
15に記載の方法。 - 【請求項19】 前記組織が、実質的に遺伝的物質から
成る請求項15に記載の方法。 - 【請求項20】 前記非薬品的医療的介入が、核医学か
ら成る請求項11に記載の方法。 - 【請求項21】 前記非薬品的医学的介入が、例えばCT
スキャン、磁気共鳴画像およびCATスキャンなどの少な
くとも1つの医学的スキャンから成る請求項11に記載
の方法。 - 【請求項22】 前記非薬品的医学的介入が、少なくと
も1つのワクチン成分から成る請求項11に記載の方
法。 - 【請求項23】 前記非薬品的医療的介入が、代替的医
学、ビタミン、植物化合物およびホメオパシー化合物か
ら成る群から選択される請求項11に記載の方法。 - 【請求項24】 放射線への過剰の曝露に関連する認知
障害を定量化するのに使用される請求項5に記載の方
法。 - 【請求項25】 前記放射線が、電気ショックから成る
請求項24に記載の方法。 - 【請求項26】 前記放射線が、太陽光線から成る請求
項24に記載の方法。 - 【請求項27】 前記放射線が、例えば携帯電話、高圧
電力ケーブルなどの電磁装置または電磁構造に起因する
周囲電磁放射線から成る請求項24に記載の方法。 - 【請求項28】 障害原因に関連する認知障害を定量化
するのに使用される請求項5に記載の方法。 - 【請求項29】 前記障害原因が、火傷と、熱射病と、
熱疲憊と、および、例えば軽度凍傷,凍傷,低体温、曝
露、液浸,凍瘡(chilblains)、凍瘡(pernio)などの低温
への過剰の曝露とから成る群から選択される請求項28
に記載の方法。 - 【請求項30】 前記障害原因が、環境的障害原因を含
む請求項28に記載の方法。 - 【請求項31】 前記環境的障害原因が、カビ、塵埃な
どの空中浮遊粒子を含む請求項30に記載の方法。 - 【請求項32】 a)コンピュータ読取可能で、有形な
媒体上にあり、認知機能不全試験プロトコルを記憶する
試験メモリと、 b)コンピュータ読取可能で、有形な媒体上にあり、前
記神経学的病理試験プロトコルに対するユーザー応答を
受取って記憶できる応答メモリと、 c)コンピュータ読取可能で、有形な媒体上にあり、ユ
ーザー応答分析ソフトウェアを記憶する統計メモリとを
含む、ヒトの認知機能を評価するために、コンピュータ
読取可能で、有形な媒体を使用するシステム。 - 【請求項33】 前記応答メモリが、前記ユーザーの結
果ではない「基線」を含み、前記ユーザー応答分析ソフ
トウェアが、(i)前記ユーザーのための認識不全試験
プロトコルの結果と、(ii)前記基線の結果とを比較
することができる請求項32に記載のシステム。 - 【請求項34】 前記応答メモリが、少なくとも2つの
異なる回に得られた、前記ユーザーの認識病理試験プロ
トコルの結果を含み、前記ユーザー応答分析ソフトウェ
アが、前記結果を比較できる請求項32に記載のシステ
ム。 - 【請求項35】 前記データ構造が、少なくとも2つの
異なる回に収集された、前記ユーザーの応答を含み、前
記ユーザー応答分析ソフトウェアが、前記ユーザーのた
めに、複数の回における前記ユーザーの応答を比較する
ことができる請求項34に記載のシステム。 - 【請求項36】 前記ユーザー応答分析ソフトウェア
が、高信頼性変動指数を計算するプロトコルを含む請求
項35に記載のシステム。 - 【請求項37】 前記メモリが、通信装置に通信可能で
あり、前記ユーザーの認知機能不全試験プロトコル応答
が、前記通信網を介して通信されることが可能である請
求項36に記載のシステム。 - 【請求項38】 前記通信網が、実質的にインターネッ
トから成る請求項37に記載のシステム。 - 【請求項39】 前記通信網が、実質的に無線電話網か
ら成る請求項38に記載のシステム。 - 【請求項40】 動揺病に関連する認知障害を定量化す
るのに使用される請求項36に記載のシステム。 - 【請求項41】 溺死寸前体験と、例えばケーソン病、
ガス塞栓症などの減圧症と、および、例えば急性高山
病、高所肺浮腫、高所脳浮腫、ソローチェ、プナ症状、
マロエ(maroe)などの高所病とから成る群から選択され
る障害原因に関連する認知障害を定量化するのに使用さ
れる請求項36に記載のシステム。 - 【請求項42】 非薬品的医療的介入に関連する認知障
害を定量化するのに使用される請求項36に記載のシス
テム。 - 【請求項43】 前記非薬品的医療的介入が、超音波治
療から成る請求項42に記載のシステム。 - 【請求項44】 前記非薬品的医療的介入が、電気痙攣
療法から成る請求項42に記載のシステム。 - 【請求項45】 前記非薬品的医療的介入が、放射線療
法から成る請求項42に記載のシステム。 - 【請求項46】 前記非薬品的医療的介入が、組織移植
から成る請求項42に記載のシステム。 - 【請求項47】 前記組織が、幹細胞から成る請求項4
6に記載のシステム。 - 【請求項48】 前記組織が、解剖学的器官の少なくと
も一部から成る請求項46に記載のシステム。 - 【請求項49】 前記組織が、胎児組織から成る請求項
46に記載のシステム。 - 【請求項50】 前記組織が、実質的に遺伝的物質から
成る請求項46に記載のシステム。 - 【請求項51】 前記非薬品的医療的介入が、核医学か
ら成る請求項42に記載のシステム。 - 【請求項52】 前記非薬品的医学的介入が、例えばCT
スキャン、磁気共鳴画像およびCATスキャンなどの少な
くとも1つの医学的スキャンから成る請求項42に記載
のシステム。 - 【請求項53】 前記非薬品的医学的介入が、少なくと
も1つのワクチン成分から成る請求項42に記載のシス
テム。 - 【請求項54】 前記非薬品的医療的介入が、代替的医
学、ビタミン、植物化合物およびホメオパシー化合物か
ら成る群から選択される請求項42に記載ののシステ
ム。 - 【請求項55】 放射線への過剰の曝露に関連する認知
障害を定量化するのに使用される請求項36に記載のシ
ステム。 - 【請求項56】 前記放射線が、電気ショックから成る
請求項55に記載のシステム。 - 【請求項57】 前記放射線が、太陽光線から成る請求
項55に記載のシステム。 - 【請求項58】 前記放射線が、例えば携帯電話、高圧
電力ケーブルなどの電磁装置または電磁構造に起因する
周囲電磁放射線から成る請求項55に記載のシステム。 - 【請求項59】 障害原因に関連する認知障害を定量化
するのに使用される請求項36に記載のシステム。 - 【請求項60】 前記障害原因が、火傷、熱射病、熱疲
憊、および、例えば軽度凍傷,凍傷,低体温、曝露、液
浸,凍瘡(chilblains)、凍瘡(pernio)などの低温への過
剰の曝露から成る群から選択される請求項59に記載の
システム。 - 【請求項61】 前記障害原因が、環境的障害原因を含
む請求項59に記載のシステム。 - 【請求項62】 前記環境的障害原因が、カビ、塵埃な
どの空中浮遊粒子を含む請求項61に記載のシステム。 - 【請求項63】 請求項1から請求項31のうちのいず
れか1つの請求項に記載の方法をコンピュータに実行さ
せるためのプログラム命令を含むコンピュータプログラ
ム。 - 【請求項64】 記録媒体上で実施される請求項63に
記載のコンピュータプログラム。 - 【請求項65】 コンピュータメモリ内に記憶されてい
る請求項63に記載のコンピュータプログラム。 - 【請求項66】 読み出し専用メモリにおいて実施され
る請求項63に記載のコンピュータプログラム。 - 【請求項67】 電気的搬送信号上で搬送される請求項
63に記載のコンピュータプログラム。 - 【請求項68】 ユーザー応答分析ソフトウェアが請求
項62から請求項66のうちのいずれか1つの請求項に
記載のコンピュータプログラムを含む請求項32から請
求項61のうちのいずれか1つの請求項に記載のシステ
ム。
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