JP2002163361A - 神経学的病理診断装置及び方法 - Google Patents

神経学的病理診断装置及び方法

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JP2002163361A JP2001023130A JP2001023130A JP2002163361A JP 2002163361 A JP2002163361 A JP 2002163361A JP 2001023130 A JP2001023130 A JP 2001023130A JP 2001023130 A JP2001023130 A JP 2001023130A JP 2002163361 A JP2002163361 A JP 2002163361A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 肉体的な頭部外傷や、アルツハイマー病にお
いて発生する疾患や、毒物や、後期エイズ感染の副作用
として発生する感染により誘発される神経学的病理の症
候の有無を迅速に診断するための装置及び方法を提供す
る。 【解決手段】 コンピュータ読取可能で、有形な媒体上
にあり、神経学的病理試験プロトコルを記憶する試験メ
モリを提供するステップと、コンピュータ読取可能で、
有形な媒体上にあり、前記神経学的病理試験プロトコル
に対するユーザー応答を受取って記憶することができる
応答メモリを提供するステップと、コンピュータ読取可
能で、有形な媒体上にあり、ユーザー応答分析ソフトウ
ェアを記憶する統計メモリを提供するステップとを含む
ユーザにおいてありそうな神経学的病理の症状の有無の
評価方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本願明細書の開示の一部は、著作権によっ
て保護されている。著作権の所有者は、特許商標局の特
許文書または記録の場合に行われる、任意の者が特許明
細書または特許開示をファクシミリで複製することに異
議はないが、その他の場合のすべての著作権を留保す
る。コンピュータは、医療技術分野で広範囲に使用され
る。例えば、医療データを記憶及び伝送するための医療
データベースシステムは、当技術分野で公知である。例
えば、冠状動脈機能不全または肺機能不全の患者などの
ある程度周知で、既存の医療容態を監視するための医療
監視システムも、当技術分野で公知である。当技術分野
において欠如するのは、神経学的認知挙動及び起こりう
る神経学的病理の他の発現の自動化された非侵襲的診断
方法である。公開された特許は、以下のものを含む。St
ephen J. Brownは、米国特許第5,951,300号明細書に、
娯楽及び健康の複合された情報を提供するためのオンラ
インシステム及び方法を開示している。これは、「オン
ライン健康教育」システムである。このシステムは、健
康内容及び娯楽を表示し、この場合、健康内容は、「広
告を置換する」。Brownは、米国特許第5,730,654号明細
書で、健康教育のためのマルチプレーヤービデオゲーム
も開示している。
【0002】Brownは、米国特許第5,913,310号明細書に
おいて、マイクロプロセッサベースビデオゲームを使用
する心理的及び感情的疾患の診断及び治療のための方法
も開示している。開示された例は、「精神分裂病、鬱
病、活動亢進、恐怖症,恐慌発作,不安、過食症、及
び、例えば「人格障害、脅迫性障害、ヒステリー、及び
偏執症」を含む他の心理的疾患を含む。
【0003】Brownは、米国特許第5,981,603号明細書
で、マイクロプロセッサベースビデオゲームを使用して
医療容態の治療方法も開示している。この特許明細書
は、「患者の行動パターンまたは健常状態に関連する」
容態を治療するための方法を開示している。これに応じ
て、この特許明細書では、心理的または感情的容態の治
療に関する装置をクレームしている。この特許の請求項
1を参照。
【0004】Brownは、米国特許第5,307,263号明細書及
び米国特許第5,899,855号明細書において、モジュール
形マイクロプロセッサベース健康監視システムを開示し
ている。このシステムは、中央データ「情報センター」
へ、小型で手持ちできるサイズの、マイクロプロセッサ
を接続するためにモデムを使用し、「情報センター」
は、ハードコピー報告書を、待機する医者にファックス
する。
【0005】James S. Burnsは、米国特許第5,284,133
号明細書において、用量タイマー、アクチュエーターメ
カニズム及び患者コンプライアンス監視手段を有する吸
入装置を開示している。
【0006】Michael K. Dempseyらは、米国特許第5,68
7,734号明細書において、マルチポート送信機を有する
患者監視システムを開示している。この特許明細書で
は、とりわけ、マルチポート送信機及び「遠隔計測信号
として処理データを送信するための信号送信部」を有す
るシステムをクレームしている。
【0007】Joel S. Douglasらは、米国特許第5,872,7
13号明細書で、試験ストリップを有する分析物試験シス
テムを開示している。
【0008】Silvio P. Eberhardtは、米国特許第5,83
2,488号明細書で、病歴を記憶するためのシステム及び
方法を開示している。このシステムには、患者に関する
大容量データ記録を検索するために、他のコンピュータ
と通信するための装置を含む。
【0009】Scott Echererは、米国特許第5,801,755号
明細書で、遠隔地の患者の医療的治療のための双方型視
聴覚(テレビ会議)通信システムを開示している。
【0010】Jun Fujimotoは、米国特許第5,339,821号
明細書において、「ユーザーの心電図及び他の心臓容態
を測定する装置を含む」家庭医療システムを開示してい
る。
【0011】David Goodmanは、米国特許第5,827,180号
明細書において、患者と設備との間と、保健医療提供者
と設備と間との双方向通信を利用する、「情報を収集及
び伝送するための設備を有する」個人的健康ネットワー
クを開示している。
【0012】Yasuo Kumagaiは、米国特許第5,812,983号
明細書において、医療データを統合及び表示するため
の」医療ファイル及びチャートシステムを開示してい
る。
【0013】Richard Levinらは、米国特許第5,724,580
号明細書で、冠動血管健康管理のための予後報告書を作
成するためのシステムを開示している。この特許明細書
では、患者がいる場所で報告書を形成することが可能で
あるシステムではなく、「遠隔位置の患者のための集中
化データ管理センターにおいて」冠動血管健康報告書を
形成するためのシステムを開示している。
【0014】Patrick Lichterは、米国特許第5,827,179
号明細書で、生物学的データを収集するための個人的コ
ンピュータカードを開示している。この特許明細書で
は、空気圧トランスデューサと一緒に使用されるポータ
ブルコンピュータカード(この特許の請求項1参照)、
または、「生物学的データ受信機(同上の請求項6参
照)をクレームしている。この明細書は、生物学的デー
タ受信機が、「脈波型酸素飽和度測定センサからのまた
はECGセンサからの生物学的データを受取ることが可能
である装置であると説明している。
【0015】Tom Marlinは、米国特許第5,715,451号明
細書で、医療データを処理するための公式を形成するた
めのシステムを開示している。この特許明細書は、準備
された統計的分析パッケージを提供するのではなく、Ma
rilinは、医療データの分析を容易にするために、統計
的または他の数学的公式を形成するために、コンピュー
タインターフェースを開示している。
【0016】Stephen Raymondらは、患者の体と接触す
るセンサからの複数の生理学的データを自動的に測定及
び記録するマルチパラメーター監視装置を使用して、患
者の健康状態を追跡し、年代順病歴をコンパイルする健
康監視システムを開示している。このシステムでは、
「収集データは」、神経学的病理などの「特定の医療容
態に特異的に関連されていない」。米国特許第5,778,88
2号明細書。
【0017】Nobert Reiner1らは、米国特許第5,619,93
2号明細書で、幼児のための養護者データ収集及びイベ
ント喚起システム」を開示している。
【0018】Mitchell Rohdeは、米国特許第5,876,351
号明細書で、ポータブル医療的診断装置を開示してい
る。この明細書は、「ポータブル及びモジュール形心電
図(ECG)医療装置」としてクレームしている発明を説明
する。
【0019】Myron Shabotらは、米国特許第5,942,986
号明細書で、連続的に患者の統計的数値及び実験室デー
タを監視し、自動的に担当医者を自動的に呼出したり、
自動的に重要イベントを通知するためのシステムを開示
している。Michael Swensonらは、米国特許第5,623,925
号明細書及び米国特許第5,776,057号明細書で、医療診
断試験を実行するためのバーチャル医療装置を開示して
いる。この装置は、異なって記憶されている診断試験プ
ロトコルに関連する、多数の電気接点及び複数の組の電
線管を有するユニバーサルインターフェースを含んでい
る。このシステムは、対応する組の電線管が、ユニバー
サルインターフェースコンタクトと患者とに接続された
後、選択された診断試験プロトコルが、患者に行われる
ことができるように構成されている。
【0020】Christopher Tacklandらは、米国特許第5,
549,117号明細書及び米国特許第5,626,144号明細書及び
米国特許第5,704,366号明細書において、医療測定を監
視及び報告するためのシステムを開示している。
【0021】Paul Tamburiniらは、米国特許第5,981,20
8号明細書で、アミロイド前駆体蛋白質の蛋白質分解を
基礎とするアルツハイマー病のための診断測定法を開示
している。
【0022】Takahiro Yamauraは、米国特許第5,951,46
9号明細書で、「重要な徴候所見が、電話線を介して第
1のローカルサーバーに転送される」遠隔医療システム
を開示している。
【0023】前述の特許明細書は、医療データを記憶及
び伝送するための医療データベースシステムと、冠動脈
機能または肺機能のための医療監視システムとを開示し
ている。特許文献ではない文献は、例えばスポーツで発
生するような、手作業で振口症を診断するための基準を
開示している。一般的に次の文献を参照、すなわち、Am
erican Academy of Neurology, "The Management of Co
ncussion in Sports",Neurology v.48, pp. 581-85 (19
97); Cantu, R.C., "Minor Head Injuries InSports,"
Adolescent Medicine v.2, pp. 17-30 (Hanley & Belfu
s Publ., 1991); Colorado Medical Sciety, Guideline
s for the Management of ConcussionIn Sports (revis
ed) (1991); Jordan, B.D., "Miled Head Injuries In
Sports Summit," in Sports Injuries (1994)。
【0024】神経学的病理を診断または測定するための
計算装置は、従来技術に開示されておらず、提案されて
さえいない。容易に使用することが可能であり、ポータ
ブルであり、耐久性であるため、競技場でスポーツチー
ムのコーチにより使用されることが可能であり、老人ホ
ームで働くまたは在宅看護を行う老人看護看護婦により
使用されることが可能であり、病院における緊急治療室
及び長期間看護に携わる医者により使用されることが可
能であり、警察または救急医療士により使用されること
が可能であり、自宅で患者自身により使用されることが
可能であり、または、手持ちサイズのコンピュータによ
り使用されることが可能であるこのような装置が必要で
ある。
【0025】<概要>我々は、ありそうな神経学的病理
の有無及びありそうな神経学的病理の経時変化の定量を
迅速な分析評価を可能にする解決法を発明した。我々の
発明は、一連の認知機能試験を患者に対して行い、患者
の試験応答を受取り、患者における認知能力レベルを形
成するためにこれらの応答を分析し、患者における神経
学的病理の有無に関する結論を推定的に形成することを
含む。
【0026】手作業で行う1回の試験を教示する従来技
術とは対照的に、我々の発明の顕著な点は、我々の発明
により、ある程度の時間にわたる複数回の試験結果の比
較が可能となり、患者の応答における経時変化を評価す
ることができることである。患者の経時変化の程度及び
率は、ある意味で、静的な1回の評価に比べて大幅によ
り豊富な情報である。我々の発明の1つの変形は、少な
くとも2度、このプロセスを行うことを含む、すなわ
ち、一度目は、(例えば機械的震盪外傷の前に)患者の
正常な認知能力の「基線」の測定値を確し、二度目は、
1回以上後の時点(例えば外傷の後に)で行う。これに
より、患者の認知能力における変化を評価することが可
能となる。
【0027】我々の発明の別の1つの変形は、患者が、
(例えば震盪によって)認知的損傷を受けた後、少なく
とも2回、これを行うことを含む。
【0028】この変形は、(例えば外傷的脳損傷におけ
る)神経学的病理からの回復を追跡するのに有用であ
る。この用途において、患者は「正常な」基線を有しな
い。認知機能における患者の改善は、神経学的病理が発
生した後、ある程度の時間にわたり検出される。この用
途において、我々の発明により、患者がもはや改善しな
い時点を決定することが可能であり、従って、患者が、
最大限の回復に到達し、もはや、医療から益を蒙らない
時点を決定することが可能である。
【0029】同様に、我々の発明は、与えられた基線
が、健常状態から由来するかまたは損傷状態から由来す
るかと無関係に、与えられた基線の結果から変化がない
ことを検出することが可能である。例えば、我々の発明
は、ある人間の基線が、越年的に、安定しているかまた
は不安定であるかにより、その人間がアルツハイマー病
を有するか有しないかに関する情報を提供することを支
援することが可能である。同様に、多発性硬化症を有す
る患者が、経時的に安定している認知機能を有する場
合、我々の発明は、患者の健康及び予後の有益な指標を
提供する。
【0030】本願明細書において、「神経学的病理(neu
rological pathology)」の用語は、感情のみに起因する
ものとは反対の肉体的原因に起因する神経学的損傷及び
他の種類の認知的損傷を含む。このような肉体的原因
は、様々であり、(物理的頭蓋震盪などの)外因性の機
械的外傷または(例えば発作などの)内因性の機械的外
傷、(例えば髄膜炎またはエイズを含む感染などの)生
物学的外傷、(環境的毒素への被曝、薬物乱用またはア
ルコール過剰摂取などの)化学的外傷、注意欠陥障害な
どの既存の疾患、年齢に関連する老化及びアルツハイマ
ー病を含む。実際、我々の発明の1つの利点は、我々の
発明が、神経学的病理の原因と無関係に、そして、神経
学的病理が存在することが知られているかどうかと無関
係に、有用であることにある。「神経学的病理試験プロ
トコル(neurological pathology testing protocol) 」
との用語は、一連の感覚的刺激を患者またはユーザーに
加えることにより、そして、意識的かつ自発的に前記刺
激に応答し、前記刺激を記憶する患者の能力を測定する
ことにより、(例えば、直接的かつ短期間記憶及びパタ
ーン認識などの)認知機能を測定する認知的試験プロト
コルを意味するのに使用される。我々の発明を形成する
ために、様々な認知機能試験プロトコルのうちの任意の
ものを使用することが可能である。当技術分野で周知で
ある例は、TheUniversity of VirginiaのJeffrey T. Ba
rth教授により開発された一連の手持ちフラッシュカー
ド、及びHarcourt Brace Jovanovich Publishers, New
York, New Yorkの一部門であるThe Psyhological Corpo
rationから市販の同様のフラッシュカードを含む。プロ
トコルの特異的識別は、限定的ではなく、我々の発明
は、これらの非常に様々な試験プロトコルで有用であ
る。
【0031】我々の好ましい具体例において、神経学的
病理試験プロトコルは、視覚的または聴覚的である。す
なわち、これらの具体例は、一連の画像または音響をユ
ーザーに視覚的または聴覚的に表現し、これらの画像ま
たは音響を記憶し応答するユーザーの能力を測定するこ
とを含む。我々は、以下、視覚的神経学的病理試験プロ
トコルの特別な例を開示及び説明する。
【0032】しかしながら、我々の発明は、以下に開示
される特別な試験プロトコルに限定されない。他の視覚
的試験プロトコルを使用して我々の発明を容易に実施す
ることでも可能である。他のタイプの感覚応答プロトコ
ルを使用して、我々の発明の変形を実施することさえ可
能である。例えば、視覚的刺激の代りに、聴覚的刺激を
使用して、我々の発明を実施することも可能である。こ
れは、盲目または視覚障害ユーザーを検査するのに必要
である。これは、認知的試験プロトコルに対する、患者
の聴覚的、視覚的及びさらには触知的応答のより全体的
な像を得るために好適であるので、好ましい。
【0033】本願明細書において、「メモリ」の用語
は、試験プロトコルを記憶し、ユーザー応答を受取り、
応答評価プロトコルを記憶し、前記応答評価プロトコル
に従って、前記ユーザー応答を処理して結果を出す、す
なわち「評価」することが可能である、有形な媒体上の
コンピュータ読取可能なメモリを意味する。我々の発明
の1つの変形において、メモリは、所要の機能すべてを
実行することが可能である、単一部品の電子ハードウェ
アである。
【0034】しかしながら、メモリは、1つの物理的ユ
ニットである必要はない。1つの好ましい変形では、患
者の応答を受取り記憶するメモリは、物理的に、インタ
ーネット利用可能な無線電話内に配置される。神経学的
病理試験プロトコルの最も最新の変形のものを記憶する
メモリと、複合的なユーザーの応答の評価を実行するソ
フトウェアとは、物理的に、インターネットへのアクセ
ス可能なコンピュータサーバー内に配置されているメモ
リ内に位置する。我々の発明の利点のうちの1つは、所
要の機能のそれぞれを実行するためにメモリを設けるか
ぎり、非常に様々な物理的メモリの構成形態を使用し
て、我々の発明を実施することができることである。
【0035】本願明細書において、「計算装置(computi
ng apparatus)」は、スタンドアローンのコンピュータ
と、例えばインターネットなどの外部ネットワークまた
はソフトウェアソースに接続可能なコンピュータとの双
方のためのパーソナルコンピュータマイクロプロセッサ
を含む。この用語は、本願明細書に説明される神経学的
試験処理手順を実行することが可能である任意の電子ハ
ードウェアも含む。
【0036】このようにして、例えば、我々の発明は、
例えば、それぞれPalm Computing Inc., Santa Clara,
California, a WINDOWS CE (TM) (Microsoft Corporati
on,Redmond, Washington)から市販のPALM PILOT III (T
M), PALM PILOT V TMまたはPALM PILOT VII (TM)などの
パーソナル手持ち電子オーガナイザー、ワイヤレスアプ
リケーションプロトコルスタンダードまたはブルートゥ
ース(blue tooth)スタンダード器具、適当なメモリを有
する無線電話、(例えばインターネットなどの)外部ソ
フトウェアソースに接続可能な無線通信装置、または、
認知的試験プロトコルを実行することがただ1つの機能
であるところの専用医療装置などを使用して、実施され
ることが可能である。我々の発明は、テレビジョンセッ
トを使用して行われることが可能であり、テレビジョン
は、テレビジョンは、例えば、テレビジョン遠隔制御装
置を介して、被検者から試験応答を受取ることが可能で
ある。これは、我々の発明の利点のうちの1つである、
すなわち、我々の発明は、非常に融通性が高く、非常に
様々なハードウェア内で容易に実施されることが可能で
ある。我々の発明は、このようにして、所与の種類のユ
ーザーにより所望される、耐久性でポータブルで安価で
あるなどで、ある様々な変形で実施されることが可能で
ある。
【0037】本願明細書において、「ディスプレイ」の
用語は、試験プロトコルを、ユーザーにより知覚可能に
する装置を意味する。我々の好ましい変形において、デ
ィスプレイは、ポータブルなパーソナルコンピュータ
(またはPDA装置)上または無線電話上の視覚的ディス
プレイスクリーンである。しかし、テレビジョンスクリ
ーンまたは、例えば視力検定者における視力試験のため
のものなどのプロジェクターベースのシステムを含む、
他の視覚的ディスプレイも使用することが可能である。
さらに、非視覚的試験プロトコルを使用する場合、ディ
スプレイは、必然的に、非視覚的情報を表示する能力を
含む。例えば、音響聴覚的試験プロトコルを使用する場
合、ディスプレイは、オーディオスピーカーなどを含む
ことが必要である。
【0038】本願明細書において、「応答入力装置」の
用語は、試験ユーザーが、試験プロトコルに対する試験
ユーザーの応答をメモリに入力するのに使用することが
可能である装置を意味する。我々の好ましい変形におい
て、応答入力装置は、キーボードまたはパーソナルコン
ピュータの「マウス」である。しかし、手持ち可能な計算
装置からのスタイラス、パンチパッドまたはジョイステ
ィックなど、または、(例えば無線電話、手持ち可能な
計算装置、タッチスクリーンディスプレイなどの)他の
タイプの電子装置及び適当なキーボード装置でない装置
を使用することも可能である。例えばテレビジョン赤外
線遠隔制御装置を使用することも可能であり、この場
合、ディスプレイはテレビジョンである。応答入力装置
は、メモリにユーザー応答を通信することが可能である
任意のものでもよい。
【0039】本願明細書において、「ユーザー応答分析
ソフトウェア」は、神経学的病理試験プロトコルに対す
るユーザー応答を基礎として、ユーザーにおいて神経学
的病理の症候の有無を高確率的に評価するために、神経
学的病理試験プロトコルに対するユーザー応答を分析す
ることが可能であるソフトウェアを意味する。ユーザー
応答分析ソフトウェアは、患者応答と、患者応答を使用
する統計的分析プロトコルとの両方を、変数入力値とし
て記憶するコンピュータ読取可能で、有形な、媒体上の
コンピュータ読取可能なデータ構造を含む。このような
統計的分析により、最大情報が、これらの応答から得ら
れることが可能となる。統計的分析が適切に使用される
と、統計的分析により、ユーザーは、ユーザー応答か
ら、より鋭敏で緻密な結論を引出すことが可能である。
統計的分析の能力は、これまで、単一システム内で、認
知的データ(応答)収集能力と組合せられたことがなか
った。我々は、以下、詳細に、ユーザー応答分析ソフト
ウェアの我々の好ましい変形を開示している。
【0040】「出力装置」との用語は、ユーザー応答分
析ソフトウェア計算の結果を出力することが可能である
装置を意味する。我々の好ましい実施例では、出力装置
は、2つの構成要素を含む、すなわち、(a)患者に試
験を表示する「ディスプレイ」として使用されるスクリ
ーンと同一のスクリーンである、コンピュータディスプ
レイスクリーンと、(b)記憶及び後の検索のために、
ユーザー応答分析ソフトウェアからメモリにユーザー試
験結果を通信する通信装置とである。代替的に、プリン
タ、(無線通信装置を含む)モデム、ディスクドライ
ブ、または、我々の発明の所与の変形のために適切なハ
ードウェアの任意の他の組合せを使用することも可能で
ある。例えば、盲目のユーザーにおいて、出力装置は、
オーディオスピーカーであることが可能である。
【0041】「通信網」との用語は、(例えば地上線電
話、ラジオ、または同報通信テレビジョンネットワーク
などの)開いた通信網と、(例えばイントラネットまた
は限定的アクセス構内通信網などの)閉じた通信網との
双方を含む。
【0042】神経学的病理試験プロトコル 我々の発明を実施するのに、我々が知る最良の形態にお
いて、例えば次のものなどの神経学的病理試験プロトコ
ルが使用される。これらの特異的プロトコルは、著作権
2000 Head Minder Inc.及びXcape, Inc.により保護され
る。
【0043】試験プロトコルの適用の前に、試験結果の
プライバシーと、法律的権利放棄に関する倫理的陳述が
表示される。ユーザのアイデンティティーが、試験管理
者により変わったあと、またはユーザの社会保険番号及
び機密パスワードなどのコードを入力する(S110)ユーザ
ーにより確証されると(S170)、試験プロトコルが、初
めて開始する。試験プロトコルを開始する前、最近、認
知能力に影響する可能性のあるアルコールまたは他の薬
物をユーザが使用した場合、試験を受けるべきでないこ
とが知らされる。
【0044】試験プロトコルの適用の前、さらに、ユー
ザーに関する一般的情報が収集される(S130)。この情報
は、最良に試験を適用し試験結果を解釈するのに有用ま
たは必要であることもある。
【0045】この一般的情報は、患者の氏名、患者の電
子メールアドレス及び住所及び電話番号、患者のかかり
付けの医者、近所の病院、及び(当てはまる場合には)
患者の法的後見人(S130)を含み、このようにして、これ
らのうちのいずれも、緊急の場合に迅速に接触されるこ
とが可能である(S140)。我々の好ましい実施例におい
て、本装置は、無線電話機能またはモデムなどの通信装
置を有する。同様に、我々は、患者の健康保険プロバイ
ダーに接触するための情報を含むことを好む(S130)、何
故ならば、これにより、試験情報及び結果が、介在的な
手作業のデータの転記なしに、直接に保険会社に通信さ
れることが可能となるからである。患者の生年月日及び
学年は、我々の好ましい実施例では、ソフトウェアに入
力され(S130)、ある試験プロトコルのいずれの変形(S23
0)を適用するかを決定するのに使用される(S220)(我々
は、各変形がそれぞれ1つの年齢群に適切であるところ
のいくつかの異なる変形で、ある試験プロトコルを提供
することを好む)。
【0046】試験日は、計算装置がタイマー/クロック
機能を有する場合、計算装置により自動的に入力される
ことが可能である。患者の性別、行うスポーツ、利き手
(右、左、両手きき)、以前の発作のタイプ及び日付の
周知の前歴、震盪、読書障害、特別教育学級、母国語な
ど(S130)すべてが、試験プロトコル結果(S410,S450)を
調整または解釈するのに使用することが可能である(S22
0,S320)。瞳孔サイズのチャートが、患者(または他の
誰か)が、患者の瞳孔サイズを定量化する(S215,S315)
ことを可能にするために、含まれることが可能である。
【0047】試験プロトコルが、患者以外の誰かにより
監督される場合、我々は、誰が試験を監督したかを証明
する医療報告書を形成するために、試験監督者により入
力される電子「署名」を含むことを好む(S110)。
【0048】我々は、試験プロトコル自身(S260-S285,S
360-S385)が、最も重症の神経損傷を最も示す試験(S27
0,S370)を、開始時点になるように配置または配列され
ることを好む。これにより、ソフトウェアが、迅速に患
者の優先順位を決定し(S410,S420,S430)、患者が試験プ
ロトコルのそれぞれをすべて完了する必要なしに、重症
損傷患者に対しての医療関与が、直ちに必要とされる可
能性があることを示す(S492,S494,S486)。同様に、我々
は、優位の認知機能を有する患者が、所望の場合、より
多数の一連の分析評価(S290-S260, S390-S360)を受け、
認知機能の統計的により精密で正確な測定値を得るよう
に、試験プロトコル(S260-S285, S360-S385)を配列する
(S250, S350)ことを好む。
【0049】試験プロトコルの開始時点で、ユーザー
は、キーボードレイアウトを示され、いずれのキーが、
応答(S260, S360)のために必要とされるかを示される。
各試験プロトコルに対して、スクリーン命令が、ディス
プレイ上に表示され、ユーザーは、プロトコルが開始す
る(S260, S360)前に、適切に応答しなければならない。
【0050】各認知機能試験プロトコルは、ユーザーに
示される一連の刺激を含み(S270, S370)、これらの刺激
に対してユーザーは、応答しなければならない(S280-S2
85,S380-S385)。ワードを使用する試験プロトコルを作
成することも可能であるが、我々は、現在のところ、ワ
ードではなく画像を基礎とするプロトコルを使用するこ
とを好む。これにより、試験プロトコルのために非母国
語を使用することに起因して不十分なデータの偏りなど
が、最小化される。
【0051】認知機能試験プロトコル(S270, S370)の例
は、次の視覚的試験プロトコルを含む。追跡第I部、追
跡パート第II部、付随的学習第I部、付随的学習第II
部、マッチング、応答指導第I部、応答指導第II部、応
答禁止、メモリキャビネット学習、メモリキャビネット
の後からの想起、走査速度及び精度、合図された応答時
間、視覚的記憶第I部、数字配列決定、視覚的記憶第II
部、数字想起。
【0052】これらのプロトコルは、例である。我々の
好ましい具体例は、多数の異なる試験プロトコル(S270,
S370)を使用する。これにより、ユーザーが、特定の試
験プロトコルを記憶し(S344)、知覚された「正しい」応
答を記憶する(S346)確率が低くなる。
【0053】我々は、以下、より詳細に、試験プロトコ
ルのこれらの例のそれぞれを説明する。
【0054】追跡第1部試験プロトコル この試験プロトコルの開始時点で、ディスプレイは、次
のスクリーン命令を表示する。
【0055】貴方は、三目並べ盤のように、9つのスペ
ースを有する格子を見ることになる。ボールが、9つの
スペースのうちの1つの中に現れる。直後にボールは消
える。ボールは、次いで、再び現れる。ボールが、別の
1つのスペース内に現れる場合、何もしないこと。ボー
ルは、直前の回におけるのと同一のスペース内に現れる
場合、スペースバーを押すこと。貴方が、開始準備が完
了であるならば、スペースバーを押すこと。
【0056】
【表1】
【0057】ボールが、1,500ミリ秒にわたり方形内に
表示され、ついで、すべての空の方形が500ミリ秒にわ
たり表示される。ボールが、連続的に2度にわたり同一
の方形内に現れる場合、患者は、スペースバーを押さな
ければならない。患者は、患者の応答を応答入力装置内
に入力し、ひいては、メモリ内に入力し、このようにし
て、患者応答分析ソフトウェアによるさらなる処理が、
行われる。我々は、試験プロトコルが、約1分間にわた
り約30の刺激を提供することを好む。
【0058】追跡第II部試験プロトコル この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
【0059】貴方は、前の同一の格子を見ることにな
る。今回、ボールが、直前のスペース内に現れず、この
スペースより前のスペース内に現れる場合、スペースバ
ーを押す。
【0060】ボールは、1,500ミリ秒にわたり方形内に
表示され、次いで、500ミリ秒にわたりからの方形が表
示される。ボールが、前回より前の回におけるのと同一
の方形内に現れる場合、ユーザーは、スペースバーを押
さなければなければならない。患者は、患者の応答を、
応答入力装置に入力し、ひいては、メモリに入力し、こ
のようにして、患者応答分析ソフトウェアによるさらな
る処理が、行われる。我々は、約2分間にわたり約60
の刺激を表示することを好む。この試験は、二つ前の位
置または直前の位置ではなく、3つ前の位置に対する応
答を要求するために、高次認知機能を有する患者のため
に、改変されることが可能である。
【0061】付随的学習第II部この試験プロトコルの開
始時に、ディスプレイは、次のスクリーン命令を表示す
る。
【0062】まもなく、貴方は、一連の絵画がスクリー
ン上に現れるのを見ることになる。貴方が、(例えば果
物、樹木または野菜などの)植物の絵画を見る場合は常
に、スペースバーを押すこと。貴方が、何らかの他のも
のを見る場合、何もしないこと。間違いをせずに迅速で
あることを試みること。貴方は、どの程度速く貴方が応
答するかを示すために時間が計られる。貴方が、開始す
る準備完了であるならば、スペースバーを押すこと。
【0063】ディスプレイは、次いで、植物、動物、及
び日常の対象物の絵画を表示する。各絵画は、2秒間に
わたり表示され、次いで1秒間にわたり、空のスクリー
ンが、表示される。患者は、患者の応答を、応答入力装
置に入力し、ひいては、メモリに入力し、このようにし
て、患者応答分析ソフトウェアによるさらなる処理が、
行われる。我々は、約2分間にわたり、約40の刺激
(約10の植物、15の動物及び15の非生命体対象
物)を表示することを好む。
【0064】付随的学習第II部この試験プロトコルの開
始時に、ディスプレイは、次のスクリーン命令を表示す
る。
【0065】まもなく、貴方は、一連の絵画を見る。い
くつかは、約2、3分前に見た一連の絵画からものであ
る。貴方が、貴方が少し前に見た覚えのある絵画を見る
場合、スペースバーを押すこと。貴方が、以前に見てい
ない絵画を見る場合、何もしないこと。間違いなしに迅
速で行うように試みること。貴方は、いかに貴方が速い
かを示すために時間が計られる。貴方が、開始する準備
が完了であるならば、スペースバーを押すこと。
【0066】ディスプレイは、次いで、植物、動物及び
日常の対象物の絵画を表示する。付随的学習第I部から
の約20の画像が、繰り返される。各絵画は、2.0秒間
にわたり表示され、次いで、1.0秒間にわたり、空のス
クリーンが、表示される。患者は、患者の応答を、応答
入力装置に入力し、ひいては、メモリに入力し、このよ
うにして、患者応答分析ソフトウェアによるさらなる処
理が、行われる。
【0067】我々の好ましい具体例において、生命体絵
画応答と非生命体絵画応答とのための別個の統計が、収
集及び比較される。我々は、約2分間にわたる約40の
刺激を好む。我々は、付随的学習第I部及び別の合間の
タスクの後にこの試験を与えることを好む。
【0068】マッチング この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
【0069】貴方は、10秒間にわたり、格子内に配置
される、10のマッチング対の形状を見ることになる。
形状の位置を学習すること。形状は、次いで、小さい方
形の背後に隠蔽される。いったん形状が隠蔽されると、
貴方のマウスを使用して、任意の方形上でクリックする
こと。方形の背後に隠蔽された形状が、現れる。次い
で、貴方のマウスを使用して、マッチング形状をカバー
していると貴方が考えるところの方形上でクリックする
こと。貴方が、マッチング形状を見つけない場合、双方
の形状は、再び、カバーされる。貴方が、すべてのマッ
チング対を見つけるまで、このプロセスを繰り返すこ
と。できるだけ僅かな回数の試みで、すべてのマッチン
グを形成することを試みること。貴方は、時間を計られ
ない。貴方が、開始する準備完了であるならば、スペー
スバーを押すこと。
【0070】ユーザーは、形状の10のマッチング対を
見つけなければならない。すべての対は、最初、10秒
間にわたり表示され、次いで、隠される。前述の例で
は、ディスプレイは、一方の形状を表示する。ユーザー
が正しい場合、対内の双方の形状は、隠されないままで
ある。ユーザーが正しくない場合、双方の形状は、再び
隠される。試験は、すべてのマッチングが、形成される
まで、または、ユーザーが、40の推測を試みるまで、
継続する。患者は、患者の応答を応答入力装置に入力
し、ひいては、メモリに入力し、このようにして、患者
応答分析ソフトウェアによるさらなる処理が、行われ
る。
【0071】応答指導第I部 この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
【0072】まもなく、貴方は、数が、スクリーン上に
短時間現れるのを見ることになる。貴方の左の人差し指
を第1キー上に置き、貴方の右の人差し指を、第0キー
上に置くこと。貴方が、貴方のスクリーン上に数「1」
が表示されるのを見る場合、貴方のキーボード上の数1
を押すこと。貴方が、数「0」が貴方のスクリーン上に
表示されるのを見る場合、貴方のキーボード上の数0を
押すこと。貴方が、任意の他の数を見る場合、何もしな
いこと。間違いを行うことなしに、迅速であることを試
みること。貴方は、いかに速く貴方が応答するかを、調
時される。貴方が、開始する準備完了であるならば、ス
ペースバーを押すこと。
【0073】ディスプレイは、次いで、約0.5秒間にわ
たり1つの数を表示し、次いで、1.5秒間にわたり、空
のスクリーンが表示される。応答は、次の数が表示され
る前の任意の時間に行われることが可能である。患者
は、患者の応答を、応答入力装置に入力し、ひいては、
メモリに入力し、このようにして、患者応答分析ソフト
ウェアによるさらなる処理が、行われる。我々は、約2
分間にわたる約60の刺激を表示することを好む。
【0074】応答指導第II部 この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
【0075】まもなく、貴方は、数がスクリーン上に短
時間現れるのを見ることになる。貴方の左の人差し指を
第1キー上に置き、貴方の右の人差し指を第0キー上に
置くこと。貴方が、一つ前の試験で行ったこと逆を行う
こと。すなわち、貴方が、数「1」が貴方のスクリーン
上に表示されるのを見る場合、貴方のキーボード上の数
0を押すこと。貴方が、数「0」が貴方のスクリーン上
に表示されるのを見る場合、貴方のキーボード上の数1
を押すこと。貴方が、任意の他の数を見る場合、何もし
ないこと。間違いを行うことなしに、迅速であることを
試みること。貴方は、いかに速く貴方が応答するかを、
調時される。貴方が、開始する準備完了であるならば、
スペースバーを押すこと。
【0076】ディスプレイは、次いで、約0.5秒間にわ
たり1つの数を表示し、次いで、1.5秒間にわたり空の
スクリーンが、表示される。応答は、次の数字が、表示
される前の任意の時間に行われることが可能である。患
者は、患者の応答を、応答入力装置に入力し、ひいて
は、メモリに入力し、このようにして、患者応答分析ソ
フトウェアによるさらなる処理が、行われる。我々は、
約2分間にわたり約60の刺激を表示することを好む。
【0077】応答禁止 この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
【0078】まもなく、貴方が、一連の絵画を見る。絵
画が動物である場合以外、貴方が絵画を見る都度にスペ
ースバーを押すこと。可能なかぎり迅速にスペースバー
を押すこと。絵画が動物である場合以外、貴方が絵画を
見る都度にスペースバーを押すことに注意。貴方が、開
始する準備完了であるならば、スペースバーを押すこ
と。
【0079】ディスプレイは、次いで、対象物、植物、
及び動物の絵画を表示する。各絵画は、約2.0秒間にわ
たり表示され、次いで、1.0秒間にわたり、空のスクリ
ーンが、表示される。患者は、患者の応答を、応答入力
装置に入力し、ひいては、メモリに入力し、このように
して、患者応答分析ソフトウェアによるさらなる処理
が、行われる。我々は、3.3秒間にわたり約65の刺激
を使用することを好む。
【0080】メモリキャビネット学習 この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
【0081】ただちに、貴方は、異なる棚上に置かれて
いる9つのありきたりの対象物を有するキャビネットを
見ることになる。貴方は、それぞれの対象物が記憶され
ている場所を記憶するために20秒を有する。一生懸命
学習すること。ドアが、次いで、閉じられて、対象物を
隠し、貴方は、1回に1つづつ、これらの対象物を見つ
けることを要求される。貴方は、(A)対象物が隠蔽され
ている場所と貴方が考えるドアと同一である、貴方のキ
ーボード上の数字キー1-9を押すことにより、または、
(B)対象物が隠蔽されている貴方が考えるドア上に、貴
方のコンピュータマウスを位置決めしてクリックするこ
とにより、これを行うことが可能である。貴方が、間違
いを行うと、試験は、対象物がある場所を貴方に喚起さ
せ、これにより、貴方は、対象物を後に見つけることが
可能となる。貴方は、全部で4回各対象物を見つけるこ
とを要求される。貴方が、開始する準備完了であるなら
ば、スペースバーを押すこと。
【0082】ユーザーは、9つのありきたりの対象物の
場所を記憶しなければならない。1つの変形では、我々
は、対象物として玩具を使用することを好む。場所は、
ユーザーが場所を「記憶する」可能性を最小化するため
に、各ユーザーに対して無作為に形成される。ユーザー
は、1回に1つ、場所について質問される。患者は、患
者の応答を、応答入力装置に入力し、ひいては、メモリ
に入力し、このようにして、患者応答分析ソフトウェア
によるさらなる処理が、行われる。1ラウンド(9つの
質問)の後、第2の10秒間にわたる絵画表示が行わ
れ、次いで、プロセスが、繰り返す。これは、ユーザー
は、4回にわたり各対象物の場所を質問されるまで、継
続する。ユーザーが、間違って推測すると、正しい場所
g、短時間示される。ユーザーが正しく推測すると、デ
ィスプレイは、「正しい」と表示する。統計が、各ラウ
ンドに対して収集される。時間制限は無い。
【0083】メモリキャビネットの遅れた想起 この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
【0084】少し前、貴方は、異なる棚上に置かれてい
る対象物を有するキャビネットを見た。直ぐに、貴方
は、貴方が前に行ったのとまったく同様に、1回に1
つ、これらの対象物を見つけることを、要求されること
になる。今回、貴方は、最初に対象物を見ず、貴方は、
貴方が正しいまたは間違っているこを通知されない。貴
方が、開始する準備完了であるならば、スペースバーを
押すこと。
【0085】対象物が最初に表示されることはない。ユ
ーザーは、対象物の場所を、メモリキャビネット学習か
ら想起しなければならない。患者は、患者の応答を、応
答入力装置に入力し、ひいては、メモリに入力し、この
ようにして、患者応答分析ソフトウェアによるさらなる
処理が、行われる。ただ1ラウンドだけの質問が、行わ
れ、応答の正しさに関するフィードバックが無い。この
試験は、メモリキャビネット学習の後に与えられなけれ
ばならず、好ましくは、別の合間のタスクの後に与えら
れる。
【0086】走査速度及び精度 この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
【0087】今回、以下の標本形状を見ること。形状
は、2つの群に分割されている。線の左側にある2つの
形状が、線の右側にもある場合、1度だけスペースバー
を押すこと。これら2つの形状が、双方ともには、右側
にない場合、スペースバーを2度押すこと。貴方は、各
対象物に対してそれぞれ1つの機会のみ、与えられる。
イエスに対しては1度、ノーに対しては2度押すことに
注意。いかなる間違いも行わずに、できるだけ迅速に作
業すること。貴方が、開始する準備完了であるならば、
スペースバーを押すこと。
【0088】ディスプレイは、次いで、患者に、記号の
2つの群を表示し、1つの群は、ディスプレイの左側に
あり、他方の群は、ディスプレイの右側にあり、次のよ
うになっている。
【0089】
【表2】
【0090】記号の約30の群のそれぞれは、別個に現
れる。患者は、患者の応答を、応答入力装置に入力し、
ひいては、メモリに入力し、このようにして、患者応答
分析ソフトウェアによるさらなる処理が、行われる。我
々は、所要時間を90秒に固定することを好む。
【0091】この試験プロトコルの1つの代替変形で
は、患者は、1つの標的形状が、ディスプレイの右側に
存在する場合、数字「1」キーを押すことを要求され、
両方の評点形状が、その場所に存在する場合、数字
「2」キーを押すことを要求される。
【0092】応答時間 この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
【0093】以下の標本は白色円を見ること。貴方が白
色円を見る都度、スペースバーを押すこと。間違いを行
わずに迅速であることを試みること。貴方が準備完了で
あるなららば、スペースバーを押すこと。
【0094】ディスプレイは、次いで、一連の絵画を患
者に表示し、表示される各数個の(この例では非白色円
である)非標的画像に対して1つの(この例では白色円
である)「標的」画像の比を使用する。
【0095】患者は、患者の応答を、応答入力装置に入
力し、ひいては、メモリに入力し、このようにして、患
者応答分析ソフトウェアによるさらなる処理が、行われ
る。我々の好ましい実施例では、応答時間試験プロトコ
ルにおいて、視覚的刺激持続時間は、1.5秒であり、次
いで、0.5秒間にわたり、空のスクリーンが表示される。
患者の応答は、従って、前記1.5秒間にわたる刺激内の
任意の時点で行われることが可能であるが、その後に行
うことは、許容されない。
【0096】(例えばPALM PILOT (TM)ベースバージョ
ンと対照的に)我々の発明のパーソナルコンピュータバ
ージョンにおいて、我々は、この試験プロトコルの迅速
な応答時間制限に対応することが最大に可能であるある
特定のソフトウェアオペレーティングシステムを使用す
ることを好む。パーソナルコンピュータタイマーは、マ
イクロプロセッサ速度とは独立に動作する。このように
して、266 MHzマイクロプロセッサ450 MHzマイクロプロ
セッサを使用することは、タイマー速度に影響しない。
しかし、異なるオペレーティングシステムは、異なるタ
イマー更新率を有する。このようにして、WINDOWS 3.11
(TM), WINDOWS 95 (TM)及びWINDOWS98 (TM)(それぞ
れ、Microsoft Corp., Redmond, Washingtonから市販さ
れている)では、タイマーは、18.2回毎秒しか更新され
ない。多数の試験プロトコルにおいて、これは、有意の
影響を有しない。
【0097】合図される反応腎管 この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
【0098】白色円が、黒色円が表示された後に表示さ
れる場合のみ、スペースバーを押すこと。白色円が、任
意の他の形状または任意の他の色の方形の後に表示され
る場合、スペースバーを押さないこと。白色円が黒色円
の後に表示される場合のみ、スペースバーを押すことに
注意。間違いを行わずに迅速であることを試みること。
貴方が、開始する準備完了であるならば、スペースバー
を押すこと。
【0099】ディスプレイは、次いで、他の刺激全部に
対して1:6の比で、黒色方形を表示し、次いで、白色円
対を表示する。標的プライマー(黒色方形)を有する標
的(白色円)対標的プライマー無しの標的の比は、2:1
である。患者は、患者の音を応答入力装置に入力し、ひ
いては、メモリに入力し、このようにして、患者応答分
析ソフトウェアによるさらなる処理が、行われる。試験
プロトコルのこの部分は、3分間かかる。
【0100】視覚的記憶第I部 試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次のスク
リーン命令を表示する。
【0101】今回、貴方は、ディスプレイ上に一連の絵
画を見ることになる。時々、貴方は、1つの絵画を2度
見ることになる。貴方が2度目に1つの絵画を見る都度
スペースバーを押すこと。貴方が、開始する準備完了で
あるならば、スペースバーを押すこと。
【0102】ディスプレイは、次いで、例えば次のよう
な一連の絵画を示す。
【0103】
【表3】
【0104】単一の40の絵画のそれぞれが、2秒間に
わたり表示される。2分間にわたる試験時間において、
40の絵画のうち、20は、繰り返され、20は、繰り
返されず、患者は、患者の応答を応答入力装置に入力
し、ひいては、メモリに入力し、このようにして、患者
応答分析ソフトウェアによるさらなる処理が、行われ
る。
【0105】数字配列決定 試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次のスク
リーン命令を表示する。
【0106】以下、数字1〜9を、記号と対にするキー
が示されている。数字キーパッドを使用して、各記号に
対して正しい数字を書込むこと。貴方が、間違いを行っ
た場合、かまわずに進むこと。貴方ができるかぎり多数
の数字を書込むことを試みること。開始するには、スペ
ースバーを1度押すこと。ディスプレイは、90秒間に
わたり、次のようなスクリーンを表示する。
【0107】キー
【表4】 試験
【表5】
【0108】患者は、患者の応答を、応答入力装置に入
力し、ひいては、メモリに入力し、このようにして、患
者応答分析ソフトウェアによるさらなる処理が、行われ
る。我々の好ましい具体例では、我々は、活版印刷的記
号ではなく、動物シルエットを使用するが、ワード、数
字、及び任意の他の視覚的表示物すべてが、許容され
る。
【0109】視覚的記憶第II部 この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
【0110】僅か前に、貴方は、一連の絵画を見た。い
くつかは、貴方は1度見ており、他のものは、2度見て
いる。貴方が、以前に見た覚えのある絵画を見る場合、
スペースバーを押すこと。貴方が1度のみ見た絵画であ
ることも、貴方が2度見た絵画であることもる。貴方
が、開始する準備が完了であるならば、スペースバーを
押すこと。
【0111】ディスプレイは、次いで、2秒毎に1つづ
つ、一連の絵画を表示する。全部で2分間にわたり、視
覚的記憶第II部からのすべての40の絵画が、表示さ
れ、さらに20の新しい絵画が表示される。患者は、患
者の応答を、応答入力装置に入力し、ひいては、メモリ
に入力し、このようにして、患者応答分析ソフトウェア
によるさらなる処理が、行われる。
【0112】数字想起 この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、次の
スクリーン命令を表示する。
【0113】今回、貴方は、一連の数字が、ディスプレ
イに現れるのを見ることになり、次いで、いくつかの空
欄を有する表示スクリーンが、表示される。数字キーを
使用して、貴方が数字を見る順序と正確に同一の順序
で、空欄に数字を入力すること。貴方は、貴方が間違い
を行ったと貴方が考える場合、貴方の解答を変更するた
めに、バックスペースキーを使用ことが可能である。貴
方が、開始する準備完了であるならば、スペースバーを
押すこと。
【0114】ディスプレイは、次いで、次のように、1
度に1つの数字で、一連の個別の数字を表示する。
【0115】
【表6】
【0116】数字の各群は、750ミリ秒にわたり表示さ
れる。表示される最初の複数の複数の群は、それぞれだ
た2つの数字から成る。後の複数の群は、順次により多
くの数字から成る複数の群から成る。
【0117】
【表7】
【0118】患者は、患者の応答を、応答入力装置に入
力し、ひいては、メモリに入力し、このようにして、患
者応答分析ソフトウェアによるさらなる処理が、行われ
る。試験プロトコルは、患者は、同一の困難レベルで、
2つの連続的なエラーを行うまで、継続する(すなわ
ち、数字群内に同一の数の数字を有する数字群におけ
る、2つの連続的なエラー)。患者が、これらの2つの
連続的エラーを行うと、試験プロトコルは、停止する。
【0119】数字配列決定 この試験プロトコルの開始時に、ディスプレイは、つぎ
のスクリーン命令を表示する。
【0120】今回、貴方は、数字から成る1つの群が、
ディスプレイ上に現れるのを見ることになり、次いで、
いくつかの空欄を有する表示スクリーンが、表示され
る。数字キーパッドを使用して、上昇順序で、空欄に数
字を入力すること。すなわち、数字を、最も低い数字か
ら最も高い数字へと配列すること。貴方は、貴方が間違
いを行ったと貴方が考える場合、貴方の解答を変更する
ために、バックスペースキーを使用することが可能であ
る。貴方が、開始する準備完了であるならば、スペース
バーを押すこと。
【0121】ディスプレイは、次いで、次のような、数
字から成る群を表示する。
【0122】
【表8】
【0123】患者は、患者の応答(正しい応答は、当面
の例では「3 4 5」である)を、メモリに入力する。数
字の各群は、2分間にわたり、提示される。表示される
最初の複数の群は、それぞれ3つの数字のみから成る。
後の複数の群は、順次により多くの数字から成る複数の
群から成る。
【0124】
【表9】
【0125】患者は、患者の応答を、応答入力装置に入
力し、ひいては、メモリに入力し、このようにして、患
者応答分析ソフトウェアによるさらなる処理が、行われ
る。試験プロトコルは、患者が、同一の困難なレベルで
(すなわち、群内に同一の数の数字を有する、2つの連
続的な数字群)、2つの連続的なエラーを行うと、停止
される。この試験部分は、約3分間かかる。
【0126】概要 試験プロトコルを完了すると(S290, S390)、患者は、試
験が終了したことを通知される。すべてのプロトコルの
終了の後、または、試験プロセスの間、患者の応答デー
タ(S285, S385)は、患者応答分析ソフトウェアにおい
て、変数入力値(S410, S450)として使用される。
【0127】患者応答分析ソフトウェア 神経学的病理試験プロトコルにおける、ユーザーの結果
(S410, S450)は、次いで、統計的に分析されて(S420, S
460)、これらの結果から最も多い情報が、得られる。我
々の発明では、統計的分析能力機能は、本システム内に
組込まれている。これは、我々のシステム内に、患者応
答分析ソフトウェアを直接的に組込むことにより行われ
る(S410-S470)。患者応答分析ソフトウェアは、変数入
力値として、前述の試験プロトコル結果を使用する。患
者応答分析ソフトウェアは、次いで、これらの応答を統
計的に分析し、各特定の試験プロトコルにおけるある
値、組合せられたある複数のプロトコルにおける値、及
び、組合せられたすべてのプロトコルにおける値を計算
する。我々は、それぞれを、順次、説明する。
【0128】我々の好ましい変形では、我々は、次の統
計分析プロトコルを使用する。これらの統計プロトコル
のこのコンパイルは、著作権1999 Xcape, Inc.により保
護される。
【0129】個別の試験プロトコル 各別個の神経学的病理試験プロトコルに対して、患者応
答分析ソフトウェアは、次のものを計算する。 t=平均応答時間 y=正しい応答 O=不作為のエラー(ミスまたはエラー) C=過失のエラー(適用可能な場合、誤りの確証)
【0130】これらから、次の比が導出される。 熟練指数=(O+C)/t 識別度=100×[1-(O+C/刺激の数)] (我々の好ましい具体例において熟練指数も、識別度
も、実際には使用されていないことに注意。我々は、我
々の開示の完全性を保証するためにのみ、本願明細書に
おいてこれらを開示している)。 応答偏り=(C-O)/(C+O);エラー無しの場合=0 応答変動性=応答時間の平均標準偏差
【0131】応答変動性は、連続的実行試験プロトコル
のみにおいて計算される(例えば、前述の「追跡」試験
プロトコル)。 Oレベル=y-C-O 記憶力指数=100×遅れた想起/即座の想起
【0132】記憶力指数は、記憶試験においてのみ、計
算される。
【0133】試験と再試験との相関関係 基線データが、(患者プール、または特に、その患者に
適用された前の試験から)利用可能である場合、患者応
答分析ソフトウェアは、前述の値のそれぞれに対して、
所与の基線試験値(「a」)と、既存の試験で得られる
値(「b」)との間の相関関係も計算する。我々は、こ
の相関関係を「r(ab)」として示す。 r(ab)=S(ab)/sqrt[S(aa)×S(bb)] S=シグマ=標準偏差 Mu=平均値 S(aa)=SUM[(a-平均(a))^2] S(bb)=SUM[(b-平均(b))^2] S(ab)=SUM[abs[(a-平均(a))×(b-平均1(b))]]
【0134】選択的に組合せられた試験プロトコル分析 各試験プロトコルに対して別個にデータを分析すること
に加えて(S430)、患者応答分析ソフトウェアは、ある分
析のために、ある複数の試験プロトコルの結果を組合せ
る(S450)。 一般的注意力=数字配列決定及び数字想起プロトコルに
おける正しい応答の合計。 注意力一貫性=数字配列決定及び数字想起における数字
の重み付け数字。 注意力精度=(応答速度に対する識別度+応答合図及び
禁止における識別度)/2。 注意力効率=(応答速度に対する熟練度+応答合図及び
禁止における識別度)/2。 処理速度精度=(記号走査におけるQレベル+数字配列
決定におけるQレベル)/2。 処理速度効率=(記号操作における熟練度+数字配列決
定における熟練度)/2。 記憶精度=(視覚的記憶第I部におけるy+視覚的記憶
第II部におけるy)/2。 記憶効率=(視覚的記憶第I部における熟練度+視覚的
記憶第II部における熟練度)/2。 反応時間指数=反応速度に対する平均反応時間+反応合
図及び禁止に対する平均反応時間。 処理速度指数=記号操作における平均反応時間+数字配
列決定における平均反応時間。 複合反応時間=視覚的記憶第II部における平均反応時間
+応答合図及び禁止における平均反応時間
【0135】組合せ試験プロトコルの全体的な値 組合せられたすべての神経学的病理試験プロトコルにお
いて、患者応答分析ソフトウェアは、次のものを計算す
る。 全体的速度 全体的精度 全体的熟練度=全体的速度/全体的精度
【0136】我々の好ましい具体例では、速度、精度及
び効率結果指数は、ドメインレベルにおいて形成され
る、すなわち、基線における1つの神経学的病理試験プ
ロトコルが、通常の領域の外部にある場合、ソフトウェ
アは、なおも、統計的に有為な評点を形成することが可
能である。これが、行われない場合、すなわち、患者
が、命令を理解しない場合、または、注意欠陥障害を有
する場合、患者の誤りの結果は、一般的評点を歪めるこ
ともある系統的誤差を形成する。
【0137】高信頼性変動指数 患者応答分析ソフトウェアは、次いで、「高信頼性変動
指数」を計算する(S430, S470)。高信頼性変動指数は、
基線値からの変動を示し、この変動は、統計的に高信頼
性である。高信頼性変動指数を計算する多数の方法が、
当技術分野に存在する(S420, S460)。我々は、高信頼性
変動指数(RCI)を次のように計算することを好む。 RCI=X(b)-X(a)/s(d) X(a)=基線値 X(b)=当面の値 s(d)=前述の計算のように、サブ試験計算における標準
差 p=エラー確率
【0138】RCIを計算するのに使用される特定の統計
的方法と無関係に、RCI閾値は、最適には、一般に許容
される統計的原理を考慮して、設定されなければならな
い。片側検定(one tailed test)及び他の統計的試験
が、可能である。我々の好ましい変形において、正及び
負のRCI閾値は、許容される医学的神経学的標準から導
出される。許容される医学的神経学的標準の例は、Hint
on-Bayre, A.D., et al.,"Concussion In Contact Spor
ts: Reliabale Change Indeces of Impairment and Rec
overy," Journal of Clinical and Experimental Neuro
psychology, v. 21, pp. 70-86 (1999)で提供される。
しかし、他の値も、使用されることが可能である。
【0139】片側検定(one tailed test)において、我
々は、p<0.05で、-1.65の負のRCI閾値を使用することを
好む。我々は、同様に、p<0.15で、-1.04の正のRCI閾値
を使用することを好む。これらの量を使用して、RCI<-
1.65である試験結果は、神経学的病理の症候が患者内に
存在する確率が高いことをを示す。対照的に、RCI≧-1.
04は、神経学的病理の症候が、患者内に存在しない確率
が高いことを示す。他の閾値も、勿論、使用されること
が可能である。
【0140】RCI値が、RCI値の負のRCI閾値領域外にあ
る場合、または、予備試験プロトコルユーザー調査にお
いて少なくとも1つの能動性外傷症候が存在する場合
(例えば、ユーザーが、意識の喪失、悪心などを有する
場合)、ユーザー応答分析ソフトウェアは、神経学的病
理の症候が、ユーザー内に存在する確率が高い。逆に、
すべてのRCI値が、正RCI閾値領域内にある場合、かつ、
能動性外傷症候が存在しない場合、ユーザー応答分析ソ
フトウェアは、神経学的病理が、ユーザー内に存在しな
い確率が高いことを示す。少なくとも1つのRCI値が負
のRCI閾値領域内にあるが、正RCI閾値領域外にある場
合、かつ、能動性外傷症候が存在しない場合、ユーザー
応答分析ソフトウェアは、神経学的病理の症候が、ユー
ザーにおいて存在する可能性があることを示す。
【0141】我々は、(例えば震盪などの)ある特定の
用途において、患者が、震盪が発生した直後に少なくと
も1回試験を受け(S310- S295)、おおよそ半時間待って
から、再度試験を受ける(S310-S395)ことを好む。この
ようにして、外傷直後のある程度の期間にわたる患者の
変化が、評価されることが可能である。
【0142】(例えば接触的スポーツなどの)ある特定
の用途において、プレイヤーは、シーズン開始前または
物理的すなわち肉体的震盪の前に「基線」評点を確立し
(S210-S295)、この基線を使用して、後の評点を評価す
ることが可能である(S310-S395)。このような用途の場
合、あまりにも離れて正常領域外にあるRCI評点(我々
は、平均値から2つの標準偏差より小さい偏差を好む)
は、拒絶される、何故ならば物理的震盪は、重症である
場合でさえ、すでにかなり低い評点を統計的に低めるこ
とはないであろうからである。このようにして、我々
は、このようなユーザー(及びユーザーの医者が)これ
らの評点を信頼して、ユーザーが、潜在的に重症の物理
的震盪を受けた後に、運動的プレイヤーに戻ることを可
能にすることがないことを好む。低い基線評点は、学習
問題の病歴、注意散漫及び命令に関する惑乱または、将
来の試験結果を操作するために、低められた評点を偽造
する意識的な試みを含む多数の要因に起因することもあ
る。
【0143】概要 本発明は、ある特定の変形に関連して、かなり詳細に説
明されたが、他の変形も、可能である。従って、添付の
特許請求の範囲の精神及び範囲は、前述の説明内に含ま
れている我々の好ましい変形のみに制限されるものでは
ない。本願明細書に開示されている特徴は、明示的に別
のように説明されていない限り、同一の等価物または同
様の目的に用いられる代替的特徴により置換されること
が可能である。このようにして、明示的に別のように説
明されていない限り、開示されている各特徴は、一般的
な一連の等価物または同様の特徴のただ1つの例にすぎ
ない。
【0144】添付の特許請求の範囲で使用されているよ
うに、「ひとつの(a)」は単数だけでなく複数も含む。
「通信する」との語句は、直接的な通信も、1つ以上の
中間部品を介しての間接的な通信も含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】4つの部分に分割されている、本プロセスの概
要示す。
【図2】本プロセスの第1の部分を示す。
【図3】本プロセスの第2の部分を示す。
【図4】本プロセスの第3の部分を示す。
【図5】本プロセスの第4の部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 506 G06F 17/60 506 A61B 5/00 A61B 5/00 G 5/16 5/16 10/00 10/00 V (72)発明者 デイヴィッド・マイケル・アーランガー アメリカ合衆国ニューヨーク州10024,ニ ュー・ヨーク,ウェスト・エイティセカン ド・ストリート 139,#9エフ (72)発明者 ダリン・エフ・カプラン アメリカ合衆国ニューヨーク州10025,ニ ュー・ヨーク,ウェスト・エンド・アヴェ ニュー 698,スウィート 14シー (72)発明者 アレクシス・セオドラコプロス アメリカ合衆国ニューヨーク州10021,ニ ュー・ヨーク,イースト・セヴンティサー ド・ストリート 155,アパートメント 8−ディー (72)発明者 フィリップ・イー アメリカ合衆国ニューヨーク州10013,ニ ュー・ヨーク,モット・ストリート 151, #26 (72)発明者 ヴラディスラフ・シュチョゴレフ アメリカ合衆国ニューヨーク州11229,ブ ルックリン,イースト・トゥウェンティナ インス・ストリート 1868 Fターム(参考) 4C038 KX01 PP03

Claims (67)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)コンピュータ読取可能で、有形な媒
    体上にあり、神経学的病理試験プロトコルを記憶する試
    験メモリを提供するステップと、 b)コンピュータ読取可能で、有形な媒体上にあり、前
    記神経学的病理試験プロトコルに対するユーザー応答を
    受取って記憶することができる応答メモリを提供するス
    テップと、 c)コンピュータ読取可能で、有形な媒体上にあり、ユ
    ーザー応答分析ソフトウェアを記憶する統計メモリを提
    供するステップとを含む、ユーザにおいてありそうな神
    経学的病理の症状の有無の評価方法。
  2. 【請求項2】 前記応答メモリは、前記ユーザーの結果
    ではない「基線」を含み、前記ユーザー応答分析ソフト
    ウェアは、(i)前記ユーザーのための神経学的病理試
    験プロトコルと、(ii)前記基線の結果と比較できる
    請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記応答メモリは、少なくとも2つの異
    なる回に得られた、前記ユーザーの神経学的病理試験プ
    ロトコル結果を含み、前記ユーザー応答分析ソフトウェ
    アは、前記結果を互いに比較できる請求項1に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記ユーザー応答分析ソフトウェアは、
    高信頼性変動指数を生成するプロトコルを含む請求項3
    に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記応答メモリと通信する通信接続をさ
    らに含み、これにより、前記方法は、通信網を介してデ
    ータを転送することが可能となり、前記応答メモリから
    のデータを、前記通信網を介して、遠隔に位置するメモ
    リへ通信できる請求項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記通信網が、実質的にインターネット
    から成る請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記通信網が、実質的に無線電話網から
    成る請求項5に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記通信網が、実質的に同報通信無線網
    から成る請求項5に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記通信網が、アクセスが限定的なイン
    トラネットを含む請求項5に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記神経学的病理が、実質的に、焦点
    性脳高次機能疾患から成る請求項3に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記焦点性脳高次機能疾患が、健忘症
    を含む請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記神経学的病理が、テント上質また
    はテント下質の障害を含む請求項3に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記神経学的病理が、全体的散在性大
    脳疾患を含む請求項3に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記全体的散在性大脳疾患が、機械的
    外傷により誘発される請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記全体的散在性大脳疾患が、無酸素
    症および/または虚血である請求項13に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記全体的散在性大脳疾患が、癲癇
    と、発作後状態と、精神運動性癲癇重積持続状態とから
    成る群から選択される請求項13に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記全体的散在性大脳疾患が、クモ膜
    下出血を含む請求項13に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記全体的散在性大脳疾患が、外因性
    毒性または内因性毒素により誘発される請求項13に記
    載の方法。
  19. 【請求項19】 前記全体的散在性大脳疾患が、痴呆症
    である請求項13に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記痴呆症が、慢性的な薬物乱用、ア
    ルコール過剰摂取及び栄養過剰摂取を含む請求項19に
    記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記痴呆症が、ハンティングトン舞踏
    病を含む請求項19に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記痴呆症が、麻痺性痴呆を含む請求
    項19に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記痴呆症が、クロイツフェルト-ヤ
    コブ病を含む請求項19に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記痴呆症が、ウィルソン病及びパー
    キンソン病から成る群から選択される請求項19に記載
    の方法。
  25. 【請求項25】 前記痴呆症が、アルツハイマー初老痴
    呆と、アルツハイマー老年痴呆と、ピック病及び単純性
    (特発性)初老痴呆と、重症な頭部の損傷に関連した痴
    呆症とから成る群から選択される請求項19に記載の方
    法。
  26. 【請求項26】 前記神経学的病理が、脳血管疾患と、
    多重梗塞性痴呆症と、「正常」圧力を有する慢性交通性
    水頭症とから成る群から選択される請求項3に記載の方
    法。
  27. 【請求項27】 前記神経学的病理が、多発性硬化症及
    び筋萎縮性側索硬化症を含む脱髄疾患と、中枢神経系感
    染と、中枢神経系新生細胞とから成る群から選択される
    請求項3に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記神経学的病理が、注意欠陥障害を
    含む請求項3に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記方法が、前記ユーザーが医療看護
    設備から退院するのに適切な時間を決定するために、あ
    る程度の時間にわたるユーザーの容態の変化を評価する
    のに使用される請求項3に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記神経学的病理試験プロトコルが、
    視覚的表示及び聴覚的表示の両方から成る請求項3に記
    載の方法。
  31. 【請求項31】 a)コンピュータ読取可能で、有形な
    媒体上にあり、神経学的病理試験プロトコルを記憶する
    試験メモリと、 b)コンピュータ読取可能で、有形な媒体上にあり、前
    記神経学的病理試験プロトコルに対するユーザー応答を
    受取って記憶できる応答メモリと、 c)コンピュータ読取可能で、有形な媒体上にあり、ユ
    ーザー応答分析ソフトウェアを記憶する統計メモリとを
    含む、ユーザーにおいてありそうな神経学的病理の症状
    の有無を評価するための計算装置。
  32. 【請求項32】 前記応答メモリが、前記ユーザーの結
    果ではない「基線」結果を含み、前記ユーザー応答分析
    ソフトウェアが、(i)前記ユーザーのための神経学的
    病理試験プロトコル結果と、(ii)前記基線結果と比
    較することができる請求項31に記載の装置。
  33. 【請求項33】 前記応答メモリが、少なくとも2つの
    異なる回に得られた、前記ユーザーの神経学的病理試験
    プロトコル結果を含み、前記ユーザー応答分析ソフトウ
    ェアが、前記結果を互いに比較できる請求項1に記載の
    装置。
  34. 【請求項34】 前記ユーザー応答分析ソフトウェア
    が、高信頼性変動指数を形成するプロトコルを含む請求
    項33に記載の装置。
  35. 【請求項35】 前記応答メモリと通信する通信接続を
    さらに含み、これにより、前記計算装置は、通信網を介
    してデータを転送することが可能となり、前記応答メモ
    リからのデータを、前記通信網を介して、遠隔に位置す
    るメモリに通信できる請求項33に記載の装置。
  36. 【請求項36】 前記通信網が、実質的にインターネッ
    トから成る請求項35に記載の装置。
  37. 【請求項37】 前記通信網が、実質的に無線電話網か
    ら成る請求項35に記載の装置。
  38. 【請求項38】 前記通信網が、実質的に同報通信無線
    網から成る請求項35に記載の装置。
  39. 【請求項39】 前記通信網が、アクセスが限定的なイ
    ントラネットを含む請求項35に記載の装置。
  40. 【請求項40】 前記神経学的病理が、焦点性脳高次機
    能疾患から成る請求項33に記載の装置。
  41. 【請求項41】 前記焦点性脳高次機能疾患が、健忘症
    を含む請求項40に記載の装置。
  42. 【請求項42】 前記震顫病理が、テント上質またはテ
    ント下質の障害を含む請求項33に記載の装置。
  43. 【請求項43】 前記神経学的病理が、全体的散在性大
    脳疾患を含む請求項33に記載の装置。
  44. 【請求項44】 前記全体的散在性大脳疾患が、機械的
    傷害により誘発される請求項43に記載の装置。
  45. 【請求項45】 前記全体的散在性大脳症が、無酸素症
    および/または虚血である請求項43に記載の装置。
  46. 【請求項46】 前記全体的散在性大脳疾患が、癲癇
    と、発作後状態と、精神運動性癲癇重積持続状態とから
    成る群から選択される請求項43に記載の装置。
  47. 【請求項47】 前記全体的散在性大脳疾患が、クモ膜
    下出血を含む請求項43に記載の装置。
  48. 【請求項48】 前記全体的散在性大脳疾患が、外因性
    毒素または内因性毒素により誘発される請求項43に記
    載の装置。
  49. 【請求項49】 前記全体的散在性大脳疾患が、痴呆症
    である請求項43に記載の装置。
  50. 【請求項50】 前記痴呆症が、慢性的な薬物乱用、ア
    ルコール過剰摂取及び栄養過剰摂取を含む請求項49に
    記載の装置。
  51. 【請求項51】 前記痴呆症が、ハンティングトン舞踏
    病を含む請求項49に記載の装置。
  52. 【請求項52】 前記痴呆症が、麻痺性痴呆を含む請求
    項49に記載の装置。
  53. 【請求項53】 前記痴呆症が、クロイツフェルト-ヤ
    コブ病を含む請求項49に記載の装置。
  54. 【請求項54】 前記痴呆症が、ウィルソン病及びパー
    キンソン病から成る群から選択される請求項49に記載
    の装置。
  55. 【請求項55】 前記痴呆症が、アルツハイマー初老痴
    呆と、アルツハイマー老年痴呆と、ピック病と、単純性
    (特発性)初老痴呆とから成る群から選択される請求項
    49に記載の装置。
  56. 【請求項56】 前記痴呆症が、重症な頭部の損傷に関
    連する請求項49に記載の装置。
  57. 【請求項57】 前記神経学的病理が、脳血管疾患と、
    多重梗塞性痴呆症と、「正常」圧力を有する慢性交通性
    水頭症とから成る群から選択される請求項33に記載の
    装置。
  58. 【請求項58】 前記神経学的病理が、多発性硬化症及
    び筋萎縮性側索硬化症を含む脱髄疾患と、中枢神経系感
    染と、中枢神経系新生細胞とから成る群から選択される
    請求項33に記載の装置。
  59. 【請求項59】 前記神経学的病理が、注意欠陥障害を
    含む請求項33に記載の装置。
  60. 【請求項60】 前記装置が、前記ユーザーが医療看護
    設備から退院するのに適切な時間を決定するためにある
    程度の時間にわたる、前記ユーザーの容態の変化を評価
    するのに使用される請求項33に記載の装置。
  61. 【請求項61】 前記神経学的病理試験プロトコルが、
    視覚的表示及び聴覚的表示の両方から成る請求項33に
    記載の装置。
  62. 【請求項62】 請求項1から請求項30のうちのいず
    れか1つの請求項に記載の方法をコンピュータに実行さ
    せるためのプログラム命令を含むコンピュータプログラ
    ム。
  63. 【請求項63】 記録媒体上で実施される請求項62に
    記載のコンピュータプログラム。
  64. 【請求項64】 コンピュータメモリ内に記憶されてい
    る請求項62に記載のコンピュータプログラム。
  65. 【請求項65】 読み出し専用メモリにおいて実施され
    る請求項62に記載のコンピュータプログラム。
  66. 【請求項66】 電気的搬送信号上で搬送される請求項
    62に記載のコンピュータプログラム。
  67. 【請求項67】 ユーザー応答分析ソフトウェアが請求
    項62から請求項66のうちのいずれか1つの請求項に
    記載のコンピュータプログラムを含む請求項31から請
    求項61のうちのいずれか1つの請求項に記載の計算装
    置。
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