JP2002078685A - 加圧測定型血圧計 - Google Patents

加圧測定型血圧計

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JP2002078685A JP2000274394A JP2000274394A JP2002078685A JP 2002078685 A JP2002078685 A JP 2002078685A JP 2000274394 A JP2000274394 A JP 2000274394A JP 2000274394 A JP2000274394 A JP 2000274394A JP 2002078685 A JP2002078685 A JP 2002078685A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加圧測定型血圧計において、カフの締め付け
力の過大を防ぐため個々の被験者に対応して最高血圧決
定の終了判定レベルを適切に設定すること課題とする。 【解決手段】 マイコン8に制御され加圧手段3により
被験者の手首に巻きつけたカフ1が加圧され、動脈を締
め付け、カフ圧検出手段5により、脈波成分を含むカフ
圧を電気信号に変換してマイコン8内に取り込み、変動
するカフ圧のデータから、最高血圧を算出して決定する
加圧測定型血圧計において、マイコン8における最高血
圧の演算手段86の中に測定終了時のカフ圧を可変的に
設定する終了判定レベル制御手段86cを設け、個々被
験者の動脈の状態(脈波高、脈拍数等)のデータを取り
込んで、これに対応して適切な終了判定レベルを設定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カフ圧に重畳さ
れる心拍毎の脈波を検出して、これに基づき最高、最低
血圧を決定する電子血圧計に関し、特に、手首に巻きつ
けたカフを加圧しつつ脈波を検出して最高、最低血圧を
決定する加圧測定型血圧計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、血圧計として一般的なものは、減
圧測定型血圧計であった。この血圧計の測定原理は、人
体の上腕に巻きつけたカフにポンプ等の加圧手段により
空気を送った後に、排気により徐々に減圧し、減圧の過
程でカフ内の圧力を検出して、動脈波の脈波高と残りの
静圧を抽出し、前記脈波高の最大値に所定比率を乗じて
最高血圧および最低血圧をそれぞれ決定するための脈波
高のレベルを設定し、これによりそれぞれ脈波を特定
し、特定された脈波に基づき最高血圧および最低血圧を
決定していた。その具体的な方法につき、以下に図面を
参照して説明する。図9は従来の減圧測定型血圧計のカ
フ内の圧力の変化を示す図であり、(a)は時間(横
軸)とカフ内の圧力(縦軸)の関係を示す図であり、
(b)は(a)から抽出したカフ内の圧力(横軸)と脈
波高(縦軸)の関係を示す図である。
【0003】図9を参照して血圧の測定方法を説明す
る。上記したように、上腕等に巻きつけたカフ内の圧力
を加圧して上昇させた後、徐々に排気して低下させると
図9(a)に示すようにカフ内の圧力は脈動する成分す
なわち脈波を生ずる。この脈波の高さはカフ内の圧力
(カフ圧)が低下するに従って増加し、最大脈波高Hm
axとなった後には減少する。従って、図9(a)のグ
ラフで最初に検出される脈波はカフ圧が高い方の脈波で
あり、時間が経過するにつれて検出される脈波のカフ圧
は小さくなっていく。よって、これをグラフ化する図9
(b)は、グラフの右側から完成していく。ここで、最
大脈波高Hmaxとなる前の脈波に対し最大脈波高Hm
axの50%となる脈波高を最高血圧決定レベルとして設
定し、脈波高がこの最高血圧決定レベルを超える最初の
脈波をもって最高血圧決定脈波とし、その時のカフ圧を
最高血圧と決定する。
【0004】又、最大脈波高Hmaxとなった後の脈波
に対し最大脈波高Hmaxの70%となる脈波高を最低
血圧決定レベルとして設け、脈波高がこの最低血圧決定
レベルを下回る最初の脈波をもって最低血圧決定脈波と
し、その時のカフ圧を最低血圧と決定する。ただし、最
低血圧を決定する際には図9(a)に示すように最低血
圧決定脈波に対応するカフ圧よりも更に低い側にカフ圧
の監視区間を付加してなる終了判定レベルを設定し、カ
フ圧が前記監視区間にある間は1乃至複数個の脈波高を
検出してその脈波高がいずれも最低血圧決定レベルを下
回ることを確認した後測定を終了する。この監視区間を
設ける理由は後で説明する。
【0005】以上に述べた減圧測定型血圧計のほかに加
圧測定型血圧計が知られている。この種の血圧計はカフ
圧を加圧する過程で測定を行う方式であるため、微速排
気機構が不要で、装置を小型にでき、カフを手首に巻き
つける手首式血圧計として実施に適し、携帯性に優れて
いる。又、加圧する過程で必要な測定を終了させること
ができるので、減圧測定型のように脈波が検出できない
範囲までカフ圧を加圧する必要がないので、本来的には
加圧力の軽減が可能であり、加圧過多による苦痛や、加
圧過小の場合の再加圧の必要性がなく、操作性が向上す
る。このような理由から、小型で携帯に適した電子血圧
計として加圧測定型血圧計が近年用いられるようになっ
てきた。
【0006】図10は従来の加圧測定型血圧計における
カフ内の圧力の変化を示す図であり、(a)は時間(横
軸)とカフ圧(縦軸)の関係を示す図であり、(b)は
(a)から抽出した各脈波のカフ圧(横軸)と脈波高
(縦軸)の関係を示す図である。図10を参照して従来
の加圧測定型血圧計による血圧の測定方法を説明する。
上記したように、手首等に巻きつけたカフにポンプ等の
加圧手段により空気を送り込むことによりカフ圧を上昇
させて行くと、途中から図10(a)に示すように脈動
する成分すなわち脈波を生ずる。この脈波の高さは始め
はカフ圧が増加するに従って増加し、最大脈波高Hma
xとなった後にはカフ圧の増加に伴い逆に減少する。従
って、図10(a)のグラフではカフ圧が低い脈波から
検出されるため、これをグラフ化する図10(b)のグ
ラフは、前述した減圧測定型の血圧計の場合とは逆に、
グラフの左側から完成していく。
【0007】ここで、最大脈波高Hmaxとなる前の脈
波に対し最大脈波高Hmaxの50%となる脈波高を最低
血圧決定レベルとして設定し、脈波高がこの最低血圧決
定レベルを上回る脈波の1つ前の脈波をもって最低血圧
決定脈波とし、その脈波のカフ圧を最低血圧と決定す
る。又、最大脈波高Hmaxとなった後の脈波に対し最
大脈波高Hmaxの40%となる脈波高を最高血圧決定
レベルとして設定し、脈波高がこの最高血圧決定レベル
を下回る脈波の1つ前の脈波をもって最高血圧決定脈波
とし、その脈波のカフ圧を最高血圧と仮決定する。そし
て、仮決定した最高血圧よりも更に高い側にカフ圧の監
視区間を付加するようにして終了判定レベルを設定す
る。カフ圧が前記監視区間にある間は1乃至複数個の脈
波を検出してその脈波高がいずれも最高血圧決定レベル
を下回ることを確認する。そして、カフ圧が終了判定レ
ベルを超えたとき測定を終了し、排気により直ちにカフ
圧を低下させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように測定終了前
にカフ圧の監視区間を追加的に設けるのは、急激な体動
などに起因した誤測定を防止するために必要だからであ
る。例えば、最大脈波高を生ずる脈波が検出された後、
順次検出される脈波の脈波高が小さくなっていく過程
で、まだ最高血圧決定レベルを下回るはずのない脈波で
あるにもかかわらず、急激な体動などに起因して最高血
圧決定レベルを下回る脈波高として誤検出し、そこで測
定を終了してしまうと、最高血圧が誤った値で求められ
てしまう。監視区間を設けることにより、誤検出した脈
波の後に監視区間中に正常な脈波を検出すると、後に検
出した脈波の方が脈波高が大きいため、最高血圧決定レ
ベルを下回った脈波は誤検出であったと判断することが
できる。しかしながら、従来の加圧測定型血圧計におい
ては監視区間が固定されていたため、以下に述べるよう
な問題があった。図11は従来の加圧測定型血圧計にお
ける最高血圧の決定および測定終了の方法を示す図であ
り、(a)も(b)も横軸が時間、縦軸はカフ内の圧力
を示すが、(a)と(b)とでは脈拍数および脈波高が
異なっている。図11(a)においては脈拍数は40p
ulse/min、最高血圧決定脈波の脈波高Hsys
は、Hsys=7.1mmHgである。最高血圧Psy
sは、Psys=100.5mmHgであり、これに固
定設定された監視区間30mmHgを付加した終了判定
レベルは130.5mmHgとなっている。この場合の
最高血圧の決定方法は、図10を用いてすでに説明した
ようにして、最高血圧決定脈波を特定し、その脈波を生
ずるカフ圧(100.5mmHg)をもって最高血圧P
sysと仮決定し、その後カフ圧が監視区間30mmH
gを付加した終了判定レベルは130.5mmHgに達
するまで脈波の検出を行い、この間に最高血圧決定脈波
の脈波高Hsysよりも高い脈波高が検出されない場合
には前記仮決定した最高血圧Psys(100.5mm
Hg)を最高血圧として本決定し、測定を終了する。
【0009】図11(b)に示す場合おいては脈拍数は
200pulse/min、最高血圧決定脈波の脈波高
Hsysは、Hsys=4.3mmHgである。最高血
圧Psysは、Psys=151.5mmHgであり、
これに固定設定された監視区間30mmHgを付加した
終了判定レベルは181.5mmHgとなっている。こ
の場合は図11(a)に示した場合と同一の血圧計を用
いて異なる被験者の血圧を測定する場合に相当する。同
様の原理により測定が行われ、カフ圧が終了判定レベル
181.5mmHgに達するまでに異常が検出されなけ
れば仮決定されたPsys(151.5mmHg)を最
高血圧として本決定し、測定を終了する。ここで、図1
1(a)に示す場合は最高血圧決定脈波が検出された
後、測定終了までに4個の脈波を検出している。又、図
11(b)に示す場合は23個の脈波を検出している。
このように監視区間における検出脈波の個数は被験者の
脈波の状態により異なってくる。
【0010】一方、測定の信頼性を確保するためには、
監視区間において検出される脈波の必要最小個数は経験
上2個である。よって、監視区間は個々の場合に対して
は図の破線に示すレベルまでで十分である。しかし、脈
波を2個測定するに必要な監視区間期間の幅は図11
(a)、(b)を比較しても明らかなように、脈拍数と
脈波の脈波高に依存して変化する。具体的には、脈波高
が高いほど又脈拍数が小となるほど、必要最小限の監視
区間は増加する。よって、従来の加圧測定型血圧計にお
いては、固定した監視区間を設けているため、被験者に
よって監視区間の幅が小さすぎて測定誤差を生じたり、
監視区間の幅が大きすぎて手首を必要以上に締め付けす
ぎるという問題を生じていた。
【0011】本発明は、従来の加圧測定型血圧計におい
て最高血圧仮決定後に更に確認のための脈波検出をする
ために設けた監視区間の幅が固定で、個々の被験者に対
応して適切に設定することができないことに起因する上
記の測定誤差、手首の締め付けの過大等の問題を改善す
ることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めにその第1の手段として本発明は、人体の所定の部位
に巻き付けるとともに内部に空気が供給されることによ
り前記所定の部位を圧迫するカフと、該カフに加圧空気
を供給する加圧手段と、前記カフ内の圧力を検出するカ
フ圧検出手段と、前記カフ圧検出手段の検出値に基づい
て生体の脈波の脈波高を検出する脈波高検出手段と、前
記カフ圧検出手段の検出値に基づいて生体の脈波の脈拍
数を検出する脈拍数検出手段とを備え、検出される脈波
高に対して最高血圧決定レベルを設け、該最高血圧決定
レベルを下回る脈波高の検出により1つ前に検出した脈
波を最高血圧決定脈波に仮決定するとともに、前記最高
血圧決定脈波よりも高い圧力レベルに終了判定レベルを
設定し、前記カフ圧検出手段の検出値が前記終了判定レ
ベルを超えたときに前記最高血圧決定脈波に基づく圧力
を最高血圧に本決定して測定を終了する加圧測定型血圧
計において、前記終了判定レベルを前記最高血圧決定脈
波の脈波高および/または脈拍数に従って可変とする終
了判定レベル制御手段を備えたことを特徴とする。
【0013】上記の課題を解決するためにその第2の手
段として本発明は、前記第1の手段において、前記終了
判定レベル制御手段は、前記最高血圧決定脈波の脈波高
の大小関係と判定レベルの大小関係とが対応するように
該判定レベルを可変することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、図面に基づいて本発明の
一実施の形態を説明する。図1は本実施の形態に係る加
圧測定型血圧計の外観を示す斜視図である。図1におい
て、11はケース本体、12はケース本体11に着脱可
能に設けられた電池カバー、7はケース本体11の上面
に設けられた表示手段、1はケース本体11の下面に取
り付けられた手首用のカフである。6aはケース本体1
1の上面に設けられた電源/スタートスイッチ、6bは
ケース本体11の側面に設けられたメモリ呼び出しスイ
ッチである。電源/スタートスイッチ6aとメモリ呼び
出しスイッチ6bにより後述する操作手段6が構成され
る。前記表示手段7には最高血圧表示部7a、最低血圧
表示兼脈拍数表示部7bが設けられている。
【0015】図2は図1に示した加圧測定型血圧計の機
能的な構成を示すブロック図である。図2に示すように
加圧測定型血圧計は、カフ1と、加圧手段3と、急速排
気手段4と、カフ圧検出手段5と、操作手段6と、制御
手段としてのマイコン8と、表示手段7とを備えてい
る。カフ1は被験者の手首に圧力を加え血管を締め付け
るための袋で、チューブ2によって加圧手段3、急速排
気手段4、およびカフ圧検出手段5に接続されている。
加圧手段3は加圧ポンプ等であり、カフに加圧空気を供
給してカフ圧を高める。急速排気手段4はカフ1内の空
気を抜いて急速にカフ圧を低下させる開閉手段等であ
る。カフ圧検出手段5はカフ1内の圧力を検出し、電気
信号に変換する。制御手段であるマイコン8は操作手段
6およびカフ圧検出手段5からの入力を受けて動作し、
加圧手段3、急速排気手段4および表示手段7を制御す
る。
【0016】マイコン8は図示しないCPU及びRO
M、RAM等の記憶手段を有するとともに、順次上段か
ら下段に直列に接続されるカフ圧変換手段81、脈波検
出手段82、脈波高検出手段84と、脈波高検出手段8
4の下段に同列に分岐して接続される最高血圧演算手段
86及び最低血圧演算手段85を有している。更に、前
記脈波検出手段82と最高血圧演算手段86の一部であ
る終了判定レベル制御手段86cの間にバイパス的に接
続される脈拍数検出手段83を有している。最高血圧演
算手段86は上段から下段に順次接続される最高血圧決
定レベル設定手段86a、最高血圧決定脈波仮決定手段
86b、終了判定レベル制御手段86c、最高血圧決定
脈波本決定手段86dよりなる。これら各手段の動作を
概説する。カフ圧変換手段81によりA/D変換された
カフ圧のデジタルデータは脈波検出手段82に入力する
が、このデータに基づき脈波が検出された場合に限り検
出データが脈波高検出手段84および脈拍数検出手段8
3に入力する。脈波高検出手段84は脈波データから脈
波高を演算して出力する。この脈波高のデータに基づき
最低血圧演算手段85において最低血圧が演算され決定
される。
【0017】一方、最高血圧決定手段86においても脈
波高のデータに基づき最高血圧が演算され決定される。
この最高血圧の決定の途中の段階で、終了判定レベル制
御手段において終了判定レベルを設定する際に、脈拍数
検出手段83の出力である脈拍数のデータが取り込ま
れ、必要に応じ、脈波高とともに脈拍数に基づいて終了
判定レベルを可変的に設定することができる。以上に述
べたマイコン8内の各手段は図10を用いて説明した従
来の加圧測定型血圧計においても存在するものである。
ただし、本発明の特徴は終了判定レベル制御手段86c
の機能にあり、上記のように終了判定レベルを可変的に
設定する点にある。これを除き各構成要素の機能は従来
の加圧測定型血圧計の場合と同様である。従って、検出
される脈波高に対して最高血圧決定レベルを設け、この
最高血圧決定レベルを下回る脈波高の検出により1つ前
に検出した脈波を最高血圧決定脈波に仮決定するととも
に、最高血圧決定脈波よりも高い圧力レベルに終了判定
レベルを設定し、検出したカフ圧が終了判定レベルを超
えたときに最高血圧決定脈波に基づく圧力を最高血圧に
本決定することは従来と同様である。よって、図10は
本発明の測定原理を示すものとして共通に利用できる。
【0018】以下に、上記のマイコン8における血圧決
定の処理につき図面を参照して説明する。図3は血圧決
定の処理を示す図である。図3に示すように動作が開始
すると、ST1において最高血圧が仮決定されているか
否かがチェックされ、Yesの場合はST2において後
述する脈波監視が行われ、その後ST3に進む。Noの
場合は直接ST3に進み脈波を検出したか否かのチェッ
クが行われる。ここで、Yesの場合はST4において
脈波高計算が行われ、Noの場合は処理終了となる。S
T4の後にはST5において脈波高計算が終了したか否
かのチェックがなされ、Noの場合は処理終了となる。
Yesの場合はST6に進み、今回の脈波高がこれまで
の最大脈波高以上であるか否かのチェックがなされる。
ここでYesの場合はST7に進んで今回の脈波高を最
大脈波高に置き換える。Noの場合はST8に進んで最
大脈波高に基づいて最低血圧探索が行われ、更にST9
に進んで後述する最高血圧探索が行われる。
【0019】図4は上記の血圧決定の動作の中の一部の
ステップの詳細を示すフローチャートであり、(a)は
最高血圧探索(ST9)のステップを(b)は脈波監視
のステップ(ST2)を示す。図4(a)に示すように
最高血圧探索が開始されると、ST91において脈波高
が最高血圧決定レベルより小であるか否かがチェックさ
れる。Noの場合はST94に進んで最高血圧仮決定が
キャンセルされ、処理終了となる。Yesの場合はST
92に進んで最高血圧が仮決定され、更にST93に進
んで終了判定レベルが計算される。すなわち、最高血圧
が一旦仮決定された後であっても、脈波高が最高血圧決
定レベル以上となった場合は改めて脈波高が最高血圧決
定レベルより小である新たな脈波を選定し、最高血圧の
仮決定及び終了判定レベル計算をやり直すことになる。
このようにして、監視区間における脈波の監視がなされ
る。図4(b)に示すように脈波監視が開始されると、
ST21において現在圧力が終了判定レベル以上である
か否かがチェックされる。Noの場合は処理終了とな
り、Yesの場合はST22に進んで最高血圧の本決定
を行い、脈波の監視を終了する。
【0020】次に、図1に示した本実施の形態に係る加
圧測定型血圧計を用いた血圧測定の事例について、図面
を参照して説明する。最低血圧および最高血圧を決定す
る原理は図10を用いてすでに説明した従来の加圧測定
型血圧計の場合と基本的には大部分が共通であるので、
全体的な説明は省略し、本実施の形態の特徴である最高
血圧の決定に関係のある部分について説明する。図5は
本実施の形態に係る加圧測定型血圧計を用いた最高血圧
決定のためのカフ圧の測定データの1つの事例を示す図
である。図5において横軸は時間を、縦軸はカフ圧を示
す。すでに説明した原理により、最高血圧決定脈波を仮
決定する。ここで、この脈波の脈波高Hsysおよび脈
波開始圧力Psysはそれぞれ、Hsys=1.5mm
Hg、Psys=147.0mmHg、である。終了判
定レベルは次の式1により決定される。
【式1】
【0021】式1において、Aは定数であり、アンダー
ラインを付した第2項の40[pulse/min]は仕様上の最低
脈拍数である。第2項は、仕様上の最低脈拍数の人が2
拍分で上昇する圧力量を求めている。本実施例では、後
述するように加圧速度を一定にしているため、第2項も
被験者には無関係に血圧計により決まる一種の定数項で
ある。この式1は、最高血圧決定脈波の脈波開始圧力
(Psys)に、仕様上の最低脈拍数の人が2拍分で上
昇する圧力量(アンダーライン)を加え、さらに測定者
によって代わる最高血圧決定脈波の脈波高に定数を掛け
た値(A×Hsys)を加えているため、監視区間では
少なくとも2拍分以上の脈波を監視可能であり、しかも
その値は測定者の最高血圧決定脈波の脈波高によって変
わる。終了判定レベルは、測定者の最高血圧決定脈波の
脈波高が大きくなればこれにともなって大きくなり、逆
に小さくなればこれにともなって小さくなる。従って、
最高血圧決定脈波の脈波高の大小関係と終了判定レベル
の大小関係とが対応している。本事例においては、加圧
速度=5[mmHg/sec]、A=1.4である。これらの数値
を用いて式1により終了判定レベルがマイコンにより演
算され、164.1mmHgに設定された。そして、終
了判定レベルに達するまで加圧手段によりカフ圧の加圧
が継続し、その間に検出された脈波高が前記のHsys
=1.5mmHgを超えることがないことを確認した
後、Psys=147.0mmHgを最高血圧と本決定
して測定を終了し、図2に示す急速排気手段4により、
カフ内の空気を排気してカフ圧を下げ、手首の締め付け
を解除する。終了判定レベルとPsysとの差である監
視区間は本例の場合は17.1mmHgであり、脈波高
(Hsys)に対応した値となっている。
【0022】次に図6は図5の場合と同じ加圧測定型血
圧計を用い、図11に示し説明した従来の血圧計の場合
と同じ被験者の血圧を測定した場合のカフ圧の測定デー
タの他の1つの事例を示す図である。図6(a)は図1
1(a)の被験者の場合に、図6(b)は図11(b)
の被験者の場合にそれぞれ対応する。図6(a)の場合
は最高血圧決定脈波における脈波高Hsys、脈波開始
圧力Psysは Hsys=7.1mmHg, Psy
s=100.5mmHgであり、図6(b)の場合は
Hsys=4.3mmHg,Psys=151.5mm
Hgである。加圧速度と式1の定数Aは図5の場合と同
様であり、加圧速度=5mmHg/sec,A=1.4
である。これらの数値により、式1に基づいて終了判
定レベルが算出され、設定された。そのレベルは図6
(a)の場合は125.5mmHg(監視区間は25m
mHg)であり、図6(b)の場合は172.5mmH
g(監視区間は21mmHg)となっており、図11に
示す従来例の場合と比較すると、このレベルは低下して
いる。具体的には、図6(a)は監視区間内のの確認用
の脈波の個数は3個であり、従来の図11(a)の4個
に比して1個減少しており、図6(b)は、監視区間内
の確認用の脈波の個数は15個であり、従来の図11
(b)の23個に比して8個減少している。このように
本実施の形態によれば、被検者の生体情報である最高血
圧決定脈波の脈波高により監視区間を可変とし、被験者
の動脈波の状態に対応して少なくとも2個以上の確認用
の脈波が検出できるよう終了判定レベルを設定できるの
で、従来の画一的な監視区間による終了判定レベルの設
定による手首の締め付け力の過大、確認用脈波の不足に
よる測定ミスの問題を改善することができる。
【0023】以下に、図面を参照して本発明の他の1つ
の実施の形態につき説明する。本実施の形態に係る加圧
測定型血圧計は外観及び構成は図1及び図2に示して説
明した加圧測定型血圧計と同様であるが、本実施の形態
においては終了判定レベルを以下に述べる式2により決
定するところに特徴がある。すなわち、
【式2】 ここで10mmHgは想定される脈波高の最大値であ
る。式2に示すように、アンダーラインを付した第2項
は脈拍数に応じて可変となる。但し、第2項の中に×2
[pulse]という要素が含まれていることにより、終了判
定レベルに達するまでに2個以上の確認用の脈波が存在
することが保証されている。よって個々の被験者の脈拍
数に応じた値に終了判定レベルが設定される。
【0024】図7は本実施の形態に係る加圧測定型血圧
計を用い、図6の場合の被験者(図11の場合と同様の
被験者)の血圧を測定した場合の終了判定レベルの設定
およびカフ圧の変化を示す図であり、図7(a)は図6
(a)の被験者(図11(a)の被験者)の場合に、図
7(b)は図6(b)被験者(図11(b)の被験者)
の場合に相当する。図7の場合は、加圧速度=5mmH
g/secである。図7(a)の場合は、脈波数=40
[pulse/min]で、(Hsys=7.1mmHg), P
sys=100.5mmHgであり、これらのデータに
より式2を用いて算出した終了判定レベルは125.5
mmHg(監視区間:25mmHg)である。図7
(b)の場合は、脈波数=200[pulse/min]で、(H
sys=4.3mmHg), Psys=151.5m
mHgであり、これらのデータにより(2)式を用いて
算出した終了判定レベルは164.5mmHg(監視区
間:13mmHg)である。このように本実施の形態に
おいては、図11に示す従来例の場合と比較すると、終
了判定レベルは低下している。このように本実施の形態
によれば、被験者の生体情報である脈拍数に応じて監視
区間を可変とし、少なくとも2個以上の確認用の脈波が
検出できるよう終了判定レベルを設定できるので、従来
の画一的な監視区間による終了判定レベルの設定による
手首の締め付け力の過大、確認用脈波の不足による測定
ミスの問題を改善することができる。
【0025】以下に、図面を参照して本発明の更なる他
の1つの実施の形態につき説明する。本実施の形態に係
る加圧測定型血圧計は外観及び構成は図1及び図2に示
して説明した加圧測定型血圧計と同様であるが、本実施
の形態においては終了判定レベルを以下に述べる式3に
より決定するところに特徴がある。すなわち、
【式3】 ここでAは定数であり、本例の場合、A=1.4であ
る。又、加圧速度=5mmHg/secである。式3に示すよう
に、アンダーラインを付した第2項は式2と同じであ
り、脈拍数に応じて可変となる。よって個々の被験者の
最高血圧決定脈波の脈波高Hsysと脈拍数に応じた値
に終了判定レベルが設定される。
【0026】図8は本実施の形態に係る加圧測定型血圧
計を用い、図6の場合の被験者(図11の場合と同様の
被験者)の血圧を測定した場合の終了判定レベルの設定
およびカフ圧の変化を示す図であり、図8(a)は図6
(a)の被験者(図11(a)の被験者)の場合に、図
8(b)は図6(b)の被験者(図11(b)の被験
者)の場合に相当する。図8(a)の場合は、脈波数=
40[pulse/min]で、Hsys=7.1mmHg, P
sys=100.5mmHgであり、これらおよび前記
のデータにより式3を用いて算出した終了判定レベルは
125.5mmHg(監視区間:25mmHg)であ
る。この場合、監視区間内の確認用の脈波の個数は3個
であり、従来例である図11(a)の場合の4個に比し
て1個減少している。
【0027】図8(b)の場合は、脈波数=200[pul
se/min]で、Hsys=4.3mmHg, Psys=
151.5mmHgであり、これらおよび前記のデータ
により式3を用いて算出した終了判定レベルは160.
5mmHg(監視区間:9mmHg)である。この場
合、監視区間内の確認用の脈波の個数は3個であり、従
来例である図11(b)の場合の23個に比して20個
減少している。このように本実施の形態においては、被
験者の生体情報である脈拍数及び最高血圧決定脈波の脈
波高Hsysに対応して監視区間及び終了判定レベルが
設定されるので、個々の被験者に対応して無駄のない監
視区間の幅が得られ、終了判定レベルが従来のように過
大となることを防止することができる。しかも、監視区
間内において必要な個数の確認用の脈波を確保すること
ができる。このように本実施の形態によれば、画一的な
監視区間による終了判定レベルの設定を行う従来の加圧
測定型血圧計における手首の締め付け力の過大、確認用
脈波の不足による測定ミスの問題を効果的に改善するこ
とができる。
【0028】
【発明の効果】上記したように本発明によれば、加圧測
定型血圧計において最高血圧仮決定後に被験者の脈波の
状態に応じて可変できる監視区間を付して、個々の被験
者に対応して最高血圧決定のための終了判定レベルを適
切に設定することができるので、カフによる手首の締め
付け過ぎ、又は終了判定レベルの過小による最大血圧の
測定ミスを効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る加圧測定型血圧計
の外観を示す斜視図である。
【図2】図1に示す加圧測定型血圧計の機能的構成を示
すブロック図である。
【図3】図1に示す加圧測定型血圧計の血圧決定の手順
を示すフローチャートである。
【図4】図1に示す加圧測定型血圧計の最高血圧探索及
び脈波監視の手順を示すフローチャートである。
【図5】図1に示す加圧測定型血圧計を用いて被験者の
最高血圧を測定する際のカフ圧の変動を示す図である。
【図6】図1に示す加圧測定型血圧計を用いて他の被験
者の最高血圧を測定する際のカフ圧の変動を示す図であ
る。
【図7】本発明の他の1つの実施の形態に係る加圧測定
型血圧計を用いて被験者の最高血圧を測定する際のカフ
圧の変動を示す図である。
【図8】本発明のもう1つの実施の形態に係る加圧測定
型血圧計を用いて被験者の最高血圧を測定する際のカフ
圧の変動を示す図である。
【図9】従来の減圧測定型血圧計を用いて被験者の血圧
を測定する方法を示す図である。
【図10】従来の加圧測定型血圧計を用いて被験者の血
圧を測定する方法を示す図である。
【図11】従来の加圧測定型血圧計を用いて被験者の最
高血圧を測定する際のカフ圧の変動を示す図である。
【符号の説明】
1 カフ 2 チューブ 3 加圧手段 4 急速排気手段 5 カフ圧検出手段 6 操作手段 7 表示手段 8 マイコン 11 ケース本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 浩明 東京都田無市本町6丁目1番12号 シチズ ン時計株式会社田無製造所内 Fターム(参考) 4C017 AA08 AA09 AA10 AB02 AC03 AD01 AD19 AD25 BD05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体の所定の部位に巻き付けるとともに
    内部に空気が供給されることにより前記所定の部位を圧
    迫するカフと、該カフに加圧空気を供給する加圧手段
    と、前記カフ内の圧力を検出するカフ圧検出手段と、前
    記カフ圧検出手段の検出値に基づいて生体の脈波の脈波
    高を検出する脈波高検出手段と、前記カフ圧検出手段の
    検出値に基づいて生体の脈波の脈拍数を検出する脈拍数
    検出手段とを備え、検出される脈波高に対して最高血圧
    決定レベルを設け、該最高血圧決定レベルを下回る脈波
    高の検出により1つ前に検出した脈波を最高血圧決定脈
    波に仮決定するとともに、前記最高血圧決定脈波よりも
    高い圧力レベルに終了判定レベルを設定し、前記カフ圧
    検出手段の検出値が前記終了判定レベルを超えたときに
    前記最高血圧決定脈波に基づく圧力を最高血圧に本決定
    して測定を終了する加圧測定型血圧計において、 前記終了判定レベルを前記最高血圧決定脈波の脈波高お
    よび/または脈拍数に従って可変とする終了判定レベル
    制御手段を備えたことを特徴とする加圧測定型血圧計。
  2. 【請求項2】 前記終了判定レベル制御手段は、前記最
    高血圧決定脈波の脈波高の大小関係と判定レベルの大小
    関係とが対応するように該判定レベルを可変することを
    特徴とする請求項1記載の加圧測定型血圧計。
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