JP2002078181A - 電力ケーブル用接続部 - Google Patents

電力ケーブル用接続部

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JP2002078181A
JP2002078181A JP2001158481A JP2001158481A JP2002078181A JP 2002078181 A JP2002078181 A JP 2002078181A JP 2001158481 A JP2001158481 A JP 2001158481A JP 2001158481 A JP2001158481 A JP 2001158481A JP 2002078181 A JP2002078181 A JP 2002078181A
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insulator
cable
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cold
power cable
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JP2001158481A
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Tamami Shimomura
珠三 霜村
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要とする絶縁性能を確保しつつ、コスト低
減を図る。 【解決手段】 1対の電力ケーブル同士の接続部を覆う
為の常温収縮チューブ5a等の接続部絶縁体の自由状態
での内径を、軸方向中央部等、電界密度が高くなる部分
で小さく、両端部等、電界密度が低い部分で大きくす
る。この構成により、上記常温収縮チューブ5a等の接
続部絶縁体の直径を変化させる為の力を徒に大きくする
事なく、高度の絶縁性能を要求される部分の接触面圧を
高くして、上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係る電力ケーブル
用接続部は、例えば架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブル
(CVケーブル)等の高圧電力ケーブルを構成するケー
ブル導体の端部同士を接続する為の直線接続部或はY分
岐接続部として、更にはこの様なケーブル導体の端部を
各種電力機器に接続する為の終端接続部として利用す
る。
【0002】
【従来の技術】高圧電力ケーブルの端部同士、或は高圧
電力ケーブルの端部と各種電力機器とを接続する構造
が、従来から各種知られている。例えば、比較的簡便な
構造で組立作業を容易に行なえる構造としては常温収縮
型絶縁体(プレモールドスリーブ)を使用したものが、
特に超高圧で高度の信頼性を要求される部分に使用する
構造としてはプレハブ型のものが、それぞれ広く使用さ
れている。このうちの常温収縮型絶縁体を使用した電力
ケーブル用接続部は、弾性材であるゴムにより造った常
温収縮型絶縁体により、1対の電力ケーブルを構成する
ケーブル導体同士の接続部を覆うものである。図6は、
この様な常温収縮型絶縁体を使用する電力ケーブル用接
続部の1例を示している。
【0003】互いに接続すべき1対の電力ケーブル1、
1は、それぞれがケーブル導体2の周囲をケーブル絶縁
体3により被覆して成る。これら1対の電力ケーブル
1、1のケーブル導体2、2の端部でそれぞれ上記ケー
ブル絶縁体3、3から突出した部分同士は、導体接続子
4により接続している。そして、この導体接続子4の周
囲を、常温収縮型絶縁体である常温収縮チューブ5によ
り覆っている。この常温収縮チューブ5は、高分子材料
の一種であるゴムにより円筒状に構成されたもので、絶
縁性を有するゴム製の絶縁筒部6の軸方向中間位置の内
周面部分に、高圧電極である、半導電性を有するゴム製
の内部電極7を包埋している。又、上記絶縁筒部6の外
周面は、低圧電極である、半導電性を有するゴム製の外
部電極8により覆っている。
【0004】上述の様な常温収縮チューブ5は、上記1
対の電力ケーブル1、1のケーブル導体2の端部同士を
導体接続子4により接続するのに先立って、何れか一方
の電力ケーブル1に予め挿通しておく。尚、上記常温収
縮チューブ5の内径側には、この常温収縮チューブ5を
拡径状態に保持する為の円筒状の保持スリーブ9(次述
する図7参照)が、工場若しくは現場で、予め挿入され
ている。従って、この常温収縮チューブ5は、縮径方向
の弾力を付与された状態とされている。そして、上記1
対の電力ケーブル1、1のケーブル導体2、2の端部同
士を導体接続子4により接続した後、上記常温収縮チュ
ーブ5を、上記1対の電力ケーブル1、1を構成するケ
ーブル絶縁体3、3同士の間に掛け渡す位置に移動させ
てから、上記保持スリーブ9を上記常温収縮チューブ5
の内径側から抜き取る。
【0005】図7は、この様に、常温収縮チューブ5を
拡径状態に保持しておく為の保持スリーブ9の1例を示
している。この保持スリーブ9は、線材をスパイラル状
に巻回した如きもので、上記常温収縮チューブ5を拡径
した状態で、この常温収縮チューブ5に挿通している。
直線接続部の組立時には、図7(B)に示す様に上記線
材の端部10を、上記保持スリーブ9の内側を通じて抜
き取る。この結果、上記常温収縮チューブ5の直径が、
その軸方向一端部(図7の左端部)から縮まる。この様
にして上記保持スリーブ9を常温収縮チューブ5の内径
側から抜き取る事に伴い、この常温収縮チューブ5が自
身の弾性により縮径し、この常温収縮チューブ5の両端
部内周面を、上記各電力ケーブル1、1を構成するケー
ブル絶縁体3、3の端部外周面に弾性的に当接させる。
尚、これら各ケーブル導体3、3から露出した上記各ケ
ーブル導体2、2の端部、及び、上記導体接続子4の周
囲に、それぞれが半円筒状の素子を組み合わせて円筒状
に構成したスリーブを被せる場合もある。この場合に
は、このスリーブの外径を上記各ケーブル絶縁体3、3
の外径に一致させて、上記各ケーブル導体2、2の端
部、及び、上記導体接続子4の外周面と上記ケーブル絶
縁体3の中間部内周面との間の隙間を塞ぐ。
【0006】従来の常温収縮型絶縁体を使用した電力ケ
ーブル用接続部の場合、常温収縮チューブ5の自由状態
での内径は、図8に示す様に、軸方向全長に亙り均一で
あった。従って、図6に示す様に電力ケーブル用接続部
を組み立てた状態で、上記常温収縮チューブ5の内周面
と上記各電力ケーブル1、1を構成するケーブル絶縁体
3、3の端部外周面との接触面圧は、接触部の全面に亙
りほぼ均一になる。尚、上記図8に示した常温収縮チュ
ーブ5の形状は、図6に示した常温収縮チューブ5の形
状と若干相違するが、実質的には同じものである。
【0007】又、図9は、前記プレハブ型の電力ケーブ
ル用接続部の1例を示している。1対の電力ケーブル
1、1を構成するケーブル導体2、2の端部で、それぞ
れケーブル絶縁体3、3から露出した部分は、それぞれ
導体接続子4a内に、この導体接続子4aの両端開口か
ら挿入している。この導体接続子4aは、銅系合金等
の、電気抵抗が小さい比較的軟質の金属により全体を略
円筒状に構成している。この様な導体接続子4aは、上
記各ケーブル導体2、2の端部をその両端開口から挿入
した状態でこれら各ケーブル導体2、2の端部外周面に
向けかしめ付けて、これら各ケーブル導体2、2の端部
同士を上記導体接続子4aを介して結合する。
【0008】そして、この導体接続子4aの中間部外周
面に支持固定した略円環状の導体固定具11を、筒状の
補強絶縁体12の内周面に包埋支持した、アルミニウム
系合金等の金属により円筒状に造られた高圧シールド電
極13の内周面に支持固定している。上記補強絶縁体1
2は、ケーブル接続部(プレハブ型接続部)を収納する
円筒状のケース14内に保持固定されている。従って、
上記導体接続子4aは、上記導体固定具11と補強絶縁
体12とを介して、上記ケース14内に固定され、軸方
向にずれ動く事を防止される。又、この状態で上記各電
力ケーブル1、1を構成するケーブル絶縁体3、3の端
部外周面と上記補強絶縁体12の端部内周面との間のく
さび状の隙間内には、プレモールド絶縁体15、15を
挿入している。そして、ばね16、16により、これら
各プレモールド絶縁体15、15を、上記隙間の奥部に
弾性的に押し込んでいる。
【0009】上記補強絶縁体12の両端部内周面は、端
部開口に向かうに従って径が大きくなる方向に傾斜した
内径側テーパ面17、17としている。又、上記各プレ
モールド絶縁体15、15の先端部外周面は、これら各
内径側テーパ面17、17と同方向に同一角度だけ傾斜
した、外径側テーパ面18、18としている。又、上記
各プレモールド絶縁体15、15の内周面は、上記各電
力ケーブル1、1を構成するケーブル絶縁体3、3の外
周面に密接する円筒面としている。従って、上記各プレ
モールド絶縁体15、15を上記補強絶縁体12内に押
し込んだ状態では、これら各プレモールド絶縁体15、
15の外周面が上記補強絶縁体12の内周面と、同じく
これら各プレモールド絶縁体15、15の内周面が上記
各ケーブル絶縁体3、3の外周面と、それぞれ密接す
る。
【0010】上述の様なプレハブ型接続部の絶縁性を確
保する為には、上記各プレモールド絶縁体15、15の
内外両周面を、それぞれ上記各ケーブル絶縁体3、3の
外周面及び上記補強絶縁体12の内周面に確実に密接さ
せる必要がある。この為に上記各プレモールド絶縁体1
5、15を、前記各ばね16、16により押圧スリーブ
19、19を介して上記各ケーブル絶縁体3、3の外周
面及び上記補強絶縁体12の内周面との間のくさび状の
隙間に強く押し込む様にしている。この押し込みに伴っ
て上記各プレモールド絶縁体15、15が、上記各内径
側テーパ面17、17と上記各外径側テーパ面18、1
8との係合に基づいて、径方向内方への力を加えられつ
つ上記隙間に押し込まれて、上記各周面同士が密接す
る。
【0011】従来のプレハブ型接続部の場合、上記各プ
レモールド絶縁体15、15の自由状態での内径は、図
10に示す様に、軸方向全長に亙り均一であった。従っ
て、図9に示す様に電力ケーブル用接続部を組み立てた
状態で、上記各プレモールド絶縁体15、15の内周面
と上記各電力ケーブル1、1を構成するケーブル絶縁体
3、3の端部外周面との接触面圧は、接触部の全面に亙
りほぼ均一になる。尚、上述の様なプレモールド絶縁体
15、15を使用したプレハブ型接続部には、図9に示
す様な直線接続部の他、1本の電力ケーブルの端部と2
本の電力ケーブルの端部とを接続する、所謂Y分岐接続
部、更には、電力ケーブルの端部を各種電力機器に接続
する為の終端接続部も存在する。この様なY分岐接続部
或は終端接続部に関しても、上記プレモールド絶縁体1
5、15の組み付け部分の構造及び作用に関しては、上
記直線接続部と同様である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図6に示す様な構造に
しろ、図9に示す様な構造にしろ、電力ケーブル用接続
部は、高電圧が加わるケーブル導体2、2及び導体接続
子4に近い部分等、電界が集中する部分の絶縁性を、高
度に保持する必要がある。例えば、図9に示したプレハ
ブ型接続部に組み込むプレモールド絶縁体15には、図
11に鎖線αで示す様に、絶縁層20の内周面寄り部分
のうちで半導電層21に寄った部分に、最も電界が集中
する(電界密度が高くなる)。これに対して従来は、上
述の様に、常温収縮チューブ5(図6)或はプレモール
ド絶縁体15、15(図9)の内周面と上記各電力ケー
ブル1、1を構成するケーブル絶縁体3、3の端部外周
面との接触面圧を、接触部の全面に亙りほぼ均一にして
いた為、この接触部全体の絶縁性を高度に保持する必要
があった。具体的には、上記接触面圧をこの接触部全体
に亙り、最も電界密度が高くなる部分でも十分となる、
高度の絶縁性を得られる程に高い値としていた。従っ
て、上記ケーブル導体2、2及び導体接続子4から離れ
た部分等、電界密度が比較的低い部分でも面圧は高く、
絶縁性能は過剰品質になっていた。
【0013】一方、接触面圧を高くする為には、上記図
6或は図9に示す様な電力ケーブル用接続部を構成した
状態での、常温収縮チューブ5或はプレモールド絶縁体
15、15の弾性(収縮力或は弾性押圧力)を大きくす
る必要がある。ところが、単にこの収縮力或は弾性押圧
力を大きくする事を意図した場合、組立作業性の面から
問題を生じる。例えば、図6に示した構造で上記常温収
縮チューブ5の収縮力を大きくする為には、内部電極
7、絶縁筒部6、外部電極8の径方向に関する厚さを大
きくする事により対応できる。但し、上記常温収縮チュ
ーブ5を保持スリーブ9に外嵌する作業、並びにこの常
温収縮チューブ5から保持スリーブ9を抜き取る作業が
面倒になると共に、接続部の大型化並びに重量の増大を
招来し、電力ケーブル用接続部のコストを高くする原因
となる。又、図9に示した構造で上記各プレモールド絶
縁体15、15の内周面をケーブル絶縁体3、3の外周
面に押し付ける弾性押圧力を大きくする為には、これら
各プレモールド絶縁体15、15を押圧するばね16、
16の弾力を大きくする必要がある。但し、このばね1
6、16の弾力を大きくすると、組立作業に要する力が
大きくなる他、これら各ばね16、16の弾力を受ける
部分の強度を向上させる必要が生じ、又、上記各ばね1
6、16を設置する為に押圧ユニット部分に組み込んだ
埋め込みボルトの強度を増す必要がある等、コスト上昇
並びに大型化に結び付く為、改良が望まれている。本発
明の電力ケーブル用接続部は、この様な事情に鑑みて、
高度の絶縁性能を有する電力ケーブル用接続部のコスト
低減を図るべく発明したものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の電力ケーブル用
接続部は、前述した従来から知られている電力ケーブル
用接続部と同様に、接続すべき電力ケーブルを構成する
ケーブル導体の端部で、この電力ケーブルを構成するケ
ーブル絶縁体から突出させた部分を導体接続子に接続す
ると共に、このケーブル絶縁体の端部外周面に弾性を有
する接続部絶縁体の内周面を当接させて成る。特に、電
力ケーブル用接続部に於いては、この接続部絶縁体の自
由状態での内径は、少なくとも上記接続すべき電力ケー
ブルの通電時に電界が集中する部分で小さく、この部分
から軸方向に外れた部分のうちの少なくとも一部で大き
い。
【0015】例えば、請求項2〜3に記載した電力ケー
ブル用接続部の場合には、前述の図6に示した従来構造
の第1例の場合と同様に、接続部絶縁体が常温収縮型絶
縁体である。そして、電力ケーブル用接続部が、互いに
接続すべき1対の電力ケーブルを構成するケーブル導体
の端部でこれら各電力ケーブルを構成するケーブル絶縁
体から突出させた部分同士を、上記常温収縮型絶縁体の
内部で導体接続子を介して互いに接続すると共に、この
常温収縮型絶縁体の端部内周面を、上記各電力ケーブル
を構成するケーブル絶縁体の端部外周面に弾性的に当接
させて成るものである。そして、請求項2に記載した電
力ケーブル用接続部の場合には、上記常温収縮型絶縁体
の自由状態での内径は、上記導体接続子及び上記各電力
ケーブルを構成するケーブル絶縁体の端部外周面に対向
する軸方向中央部で小さく、これら各ケーブル絶縁体の
中央寄り部分に対向する軸方向両端部で大きい。又、請
求項3に記載した電力ケーブル用接続部の場合には、上
記常温収縮型絶縁体の内周面の軸方向中間部で上記導体
接続子の外周面に直接又はスリーブを介して当接する部
分には内部電極が包埋されており、上記常温収縮型絶縁
体の外周面を覆った外部電極の両端部がこの常温収縮型
絶縁体の両端部内周面に露出している。そして、この常
温収縮型絶縁体の内周面で上記外部電極の両端部と上記
内部電極の両端部との間部分の自由状態での内径は、こ
れら各間部分毎に、これら電極から少しだけ離れた2個
所部分で小さく、これら各間部分の中央部及び両端部で
大きい。
【0016】更に、請求項4に記載した電力ケーブル用
接続部の場合には、前述の図9に示した従来構造の第2
例の場合と同様に、接続部絶縁体がプレモールド絶縁体
である。そして、電力ケーブル用接続部が、プレハブ型
接続部である。この為に、接続すべき電力ケーブルを構
成するケーブル導体の端部でこの電力ケーブルを構成す
るケーブル絶縁体から突出させた部分を、導体接続子に
結合している。又、このケーブルの端部及び導体接続子
の周囲を、その端部内周面を端部開口に向かうに従って
径が大きくなる方向に傾斜した内径側テーパ面とした、
補強絶縁体により覆っている。又、この補強絶縁体の端
部に、その外周面をこの内径側テーパ面と同方向に傾斜
した外径側テーパ面とし、その内周面を上記ケーブルを
構成する絶縁層の外周面に密接する円筒面とした上記プ
レモールド絶縁体を押し込んでいる。このプレモールド
絶縁体はその軸方向に関して、上記外径側テーパ面に対
応する部分は内周面から外周面まで絶縁材製であり、こ
の外径側テーパ面と反対側端部は内周面から外周面まで
半導電材製である。又、上記プレモールド絶縁体の外周
面で上記外径側テーパ面と反対側端部乃至中間部分は、
上記半導電材により覆われている。そして、上記プレモ
ールド絶縁体の中間部内周面のうちで、少なくとも上記
外径側テーパ面と反対側端部で上記半導電材が露出した
部分よりも少し中間寄り部分の内径が、軸方向に関して
上記外径側テーパ面に対応する部分の内径よりも小さ
い。
【0017】
【作用】上述の様に構成する本発明の電力ケーブル用接
続部によれば、電界密度が高く、高度の絶縁性を要求さ
れる部分に於ける、接続部絶縁体の内周面とケーブル絶
縁体の端部外周面との当接圧を確保しつつ、他の部分の
当接圧を低くできる。この為、過剰品質に基づくコスト
上昇を抑えつつ、必要とする絶縁性能を得て、電力ケー
ブル用接続部のコスト低減を図れる。又、前述した従来
構造の様に、当接圧を均一にした構造の場合には、経年
変化により電界集中部が変形した場合等に、この変形に
対応して必要とする面圧を確保できず、性能が低下する
可能性があるが、本発明の電力ケーブル用接続部の場合
には、上記電界集中部の面圧を十分に確保できるので、
経年変化後も、十分な性能を確保できる。尚、本発明を
実施する場合に、接続部絶縁体の内径を、少なくとも電
力ケーブルの通電時に電界が集中する部分で小さくし、
少なくともこの部分から軸方向に外れた部分の一部で大
きくすれば良い。全体としての組み付け易さを阻害しな
ければ、何らかの理由によりこの軸方向に外れた部分の
うちの残部の径を小さくしても良い。
【0018】
【発明の実施の形態】図1〜2は、請求項1、2に対応
する、本発明の実施の形態の第1例を示している。尚、
接続部絶縁体である常温収縮型絶縁体を使用した電力ケ
ーブル用接続部を組み立てた状態で図面に現れる形状
は、前述の図6に示した従来構造の場合と同様である。
但し、本例の場合には、常温収縮型絶縁体である常温収
縮チューブ5a(図1)の自由状態に於ける形状を工夫
する事により、この常温収縮チューブ5aの内周面と各
電力ケーブル1、1を構成するケーブル絶縁体3、3の
外周面との接触面圧を、ケーブル導体2、2及び導体接
続子4(図6参照)に近い部分で高く、これから離れた
部分で低くしている。
【0019】即ち、本例の電力ケーブル用接続部に組み
込む、上記常温収縮型絶縁体である常温収縮チューブ5
aは、その自由状態での内径を、図1に誇張して示す様
に、上記導体接続子4及び上記各電力ケーブル1、1を
構成するケーブル絶縁体3、3の端部外周面に対向する
軸方向中央部で小さく、これら各ケーブル絶縁体3、3
の中央寄り部分に対向する軸方向両端部で大きくしてい
る。尚、上記常温収縮チューブ5aの軸方向中央部の内
径R0 と軸方向両端部の内径R1 との差「R1−R0
は、接続すべき電力ケーブル1、1の外径や要求される
絶縁性能等に応じて設計的に定める。例えば、ケーブル
絶縁体3の外径が30〜60mm程度の電力ケーブル1、
1(図6参照)の接続に使用する常温収縮チューブ5a
の場合で、上記内径の差「R1 −R0 」を、10mm以下
とする事が適当である。
【0020】この様に、内径寸法が軸方向に関して異な
る、上記常温収縮チューブ5aを造る為に、図2に示す
様なマンドレル(中子)22を使用する。このマンドレ
ル22は、それぞれが中空管状に構成した1対の素子2
3a、23bを組み合わせて成る。一方(図2の左方)
の素子23aの先端面(図2の右端面)には円形の係合
凹部24を、他方(図2の右方)の素子23bの先端面
(図2の左端面)には円形の係合凸部25を、それぞれ
形成している。
【0021】上記常温収縮チューブ5aを造る際には、
この係合凸部25と上記係合凹部24とをがたつきなく
嵌合させ、上記1対の素子23a、23bの先端面同士
を隙間なく突き当てる。そして、これら両素子23a、
23bの中心孔26、26を挿通した図示しないボルト
とナットとを螺合し更に緊締して上記両素子23a、2
3bを一体的に結合固定したものを、上記常温収縮チュ
ーブ5aを形成する為の金型内にセットする。そして、
この金型により、この常温収縮チューブ5aを構成する
内部電極7aと、絶縁筒部6aと、外部電極8とを、順
番に形成する。そして、上記常温収縮チューブ5aを形
成した後、上記ボルトを上記中心孔26、26から抜き
取って、上記両素子23a、23bを、上記常温収縮チ
ューブ5aの両端開口部から抜き取る。
【0022】この様にして得られた常温収縮チューブ5
aは、前述した従来構造の場合と同様、図7に示す様
に、直径を弾性的に広げた状態で保持スリーブ9に外嵌
しておく。使用する保持スリーブ9の形状は任意であっ
て、従来と同様に、直径が軸方向に亙り変化しない、円
筒状のものを使用しても良いし、軸方向中間部で2分割
となる構造で、この軸方向中間部の直径が小さいものを
使用する事もできる。そして、従来の場合と同様に、上
記常温収縮チューブ5aを、接続すべき1対の電力ケー
ブル1、1を構成するケーブル絶縁体3、3同士の間に
掛け渡す位置に移動させてから、上記保持スリーブ9を
上記常温収縮チューブ5aの内径側から抜き取る。
【0023】この様にして保持スリーブ9を抜き取る事
に伴って上記常温収縮チューブ5aの直径が弾性的に縮
まり、この常温収縮チューブ5aの内周面が、上記各ケ
ーブル絶縁体3、3(更にケーブル導体2、2及び導体
接続子4にスリーブを被せている場合にはこのスリー
ブ)の外周面に、弾性的に接触する。本例の常温収縮型
絶縁体を使用した電力ケーブル用接続部の場合には、上
記両周面同士の接触部の接触面圧は、ケーブル導体2、
2及び導体接続子4に近い側で高く、遠い側で小さくな
る。この為、過剰品質に基づくコスト上昇を抑えつつ、
必要とする絶縁性能を得て、電力ケーブル用接続部のコ
スト低減を図れる。
【0024】尚、図示の例では、上記常温収縮チューブ
5aの内周面の母線形状を滑らかに形成しているが、こ
の内周面に波形の凹凸を形成する等しても良い。但し、
電力ケーブル用接続部に組み付けた状態では、相手部材
(ケーブル絶縁体3、3或はスリーブ)の外周面との接
触部に微小隙間等が形成されない様にする。又、図示の
例では、自由状態の形状に関して、絶縁筒部6aの外径
が大きくなる軸方向位置と内径が小さくなる軸方向位置
とを互いに一致させているが、この位置は必ずしも一致
させる必要はない。何れの位置を軸方向外側にずらせて
も良い。更に、外部電極8の厚さが、軸方向両端部で厚
くなる様にしているが、この外部電極8の厚さは、全面
に亙ってほぼ均一にしても良い。
【0025】次に、図3は、請求項1、3に対応する、
本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の構造
も、前述の図6に示す様な常温収縮型絶縁体を使用した
電力ケーブル用接続部を対象としている。この為に、常
温収縮型絶縁体である常温収縮チューブ5bの内周面の
軸方向中間部で導体接続子4(図6参照)の外周面に直
接又は導電材製のスリーブを介して当接する部分に、内
部電極7bを包埋している。又、上記常温収縮チューブ
5bの外周面をほぼ均一の厚さで覆った外部電極8aの
両端部が、この常温収縮チューブ5bの両端部内周面に
露出している。
【0026】上記常温収縮チューブ5bを構成する絶縁
筒部6bの内周面で、上記外部電極8aの両端部と上記
内部電極7bの両端部との間部分27、27の軸方向に
関する断面形状は、ぞれぞれ波形としている。そして、
これら両間部分27、27の自由状態での内径を、これ
ら各間部分27、27毎に、上記両電極8a、7bから
少しだけ離れた2個所部分で小さく、これら各間部分2
7、27の中央部及び両端部で大きくしている。
【0027】又、本例の場合も、上記内部電極7bの自
由状態での内径を、同じく外部電極8aの両端部の内径
よりも少し小さくしている。そして、上記各間部分2
7、27のうちで上記内部電極7bの両端部から少し上
記外部電極8aに寄った部分28a、28a、並びに、
この外部電極8aから少し上記内部電極7bに寄った部
分28b、28bの、上記各間部分27、27毎に軸方
向に離隔した2個所位置ずつの自由状態での内径を、そ
れぞれが隣接する部分よりも小さくしている。
【0028】上述した様な常温収縮チューブ5bによ
り、前述の図6に示した様な電力ケーブル用接続部を構
成した状態では、上記各小径となった部分28a、28
bが、それぞれ電力ケーブル1、1を構成するケーブル
絶縁体3、3の外周面に、他の部分よりも高い圧力で当
接する。上記各部分28a、28bは、上記各電力ケー
ブル1、1に通電した場合に流れる電界の密度が高い部
分に対応するので、上記電力ケーブル用接続部の絶縁性
を良好に保てる。尚、図3に示す様な常温収縮チューブ
5bを形成する場合、形成用の中子はこの常温収縮チュ
ーブ5bの内径側から、この常温収縮チューブ5bの弾
性を利用して引き抜く(所謂無理抜きを行なう)。
【0029】次に、図4は、請求項1、4に対応する、
本発明の実施の形態の第3例を示している。本例は、前
述の図9に示す様な、補強絶縁体12とプレモールド絶
縁体15、15とを備えたプレハブ型接続部を対象とし
ている。この為に本例の場合には、接続部絶縁体である
プレモールド絶縁体15aは絶縁層20と半導電層21
とを組み合わせて成り、その軸方向に関して、外径側テ
ーパ面18に対応する部分は、内周面から外周面までが
絶縁材製とし、この外径側テーパ面18と反対側端部
は、内周面から外周面まで半導電材製としている。又、
上記プレモールド絶縁体15aの外周面で上記外径側テ
ーパ面18と反対側端部乃至中間部分は、半導電材によ
り覆われている。この構成は、従来から知られているプ
レモールド絶縁体15と同様である。
【0030】特に、本例に使用する上記プレモールド絶
縁体15aは、軸方向片半部(図4の左半部)で上記外
径側テーパ面18の内径側に位置する部分29aの内径
が、軸方向他端部(図4の右端部)で上記半導電層21
が内周面にまで露出している部分29b、並びに上記絶
縁層20の端部でこの部分29bに隣接する部分29c
の内径よりも大きくしている。言い換えれば、軸方向他
半部(図4の右半部)の内径を、上記軸方向片半部の内
径よりも小さくしている。尚、内径の大きな部分29a
と内径の小さな部分29cとは、傾斜部30により連続
させている。
【0031】上述の様に構成するプレモールド絶縁体1
5aを、上記図9に示した様なプレハブ型接続部に組み
込んだ状態では、軸方向他半部に存在する上記各部分2
9b、29cと電力ケーブル1のケーブル絶縁体3の外
周面との当接圧が十分に高くなる。この結果、当該部分
で、経年変化による電界の乱れが生じにくく、十分な絶
縁性確保を図れる。
【0032】次に、図5は、やはり請求項1、4に対応
する、本発明の実施の形態の第5例を示している。本例
の場合には、プレモールド絶縁体15bを構成する絶縁
層20の端部内周面で、半導電層21が内周面に露出し
ている部分29bに隣接する部分29dを、全周に亙り
連続して径方向内方に突出する、土手状の凸曲面として
いる。従って、この部分29dの内径は、上記半導電層
21が内周面に露出している部分29bの内径よりも小
さい。この様なプレモールド絶縁体15bを図9に示す
様なプレハブ型接続部に組み込んだ状態では、上記凸曲
面である部分29dと、電力ケーブル1のケーブル絶縁
体3の外周面との当接圧が特に高くなる。前述の図11
と上記図5とを比較すれば明らかな通り、上記凸曲面で
ある部分29dは、上記電力ケーブル1への通電時に特
に電界密度が高くなる部分と一致している。この結果、
本例の場合には、上述した第4例の場合よりも、更に高
度の絶縁性能を得られる。
【0033】
【発明の効果】本発明の電力ケーブル用接続部は、以上
に述べた通り構成され作用する為、過剰品質に基づくコ
スト上昇を抑え、必要とする絶縁性能を確保しつつ、コ
スト低減を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例に使用する常温収
縮チューブの半部断面図。
【図2】この常温収縮チューブを造る為に使用するマン
ドレルを分解した状態で示す断面図。
【図3】本発明の実施の形態の第2例に使用する常温収
縮チューブの半部切断側面図。
【図4】本発明の実施の形態の第3例に使用するプレモ
ールド絶縁体の半部切断側面図。
【図5】同第4例に使用するプレモールド絶縁体の半部
切断側面図。
【図6】本発明の対象となる電力ケーブル用接続部の第
1例である、常温収縮型絶縁体を使用した電力ケーブル
用接続部の1例を示す断面図。
【図7】第1例の構造を構成する為の状態を示してお
り、(A)はケーブルに外嵌する前の状態を示す断面
図、(B)はケーブルに外嵌してから保持スリーブを引
き抜く途中の状態を示す断面図。
【図8】従来構造の第1例に組み込まれていた常温収縮
チューブの1例を示す半部切断側面図。
【図9】本発明の対象となる電力ケーブル用接続部の第
2例である、プレハブ型電力ケーブル用接続部の1例を
示す断面図。
【図10】従来構造の第2例の構造に組み込むプレモー
ルド絶縁体の1例を示す半部切断側面図。
【図11】通電時にプレモールド絶縁体に流れる電界の
状態を示す半部断面図。
【符号の説明】
1 電力ケーブル 2 ケーブル導体 3 ケーブル絶縁体 4、4a 導体接続子 5、5a、5b 常温収縮チューブ 6、6a 絶縁筒部 7、7a、7b 内部電極 8、8a 外部電極 9 保持スリ−ブ 10 端部 11 導体固定具 12 補強絶縁体 13 高圧シールド電極 14 ケース 15、15a、15b プレモールド絶縁体 16 ばね 17 内径側テーパ面 18 外径側テーパ面 19 押圧スリーブ 20 絶縁層 21 半導電層 22 マンドレル 23a、23b 素子 24 係合凹部 25 係合凸部 26 中心孔 27 間部分 28a、28b 部分 29a、29b、29c、29d 部分 30 傾斜部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続すべき電力ケーブルを構成するケー
    ブル導体の端部で、この電力ケーブルを構成するケーブ
    ル絶縁体から突出させた部分を導体接続子に接続すると
    共に、このケーブル絶縁体の端部外周面に弾性を有する
    接続部絶縁体の内周面を当接させて成る電力ケーブル用
    接続部に於いて、この接続部絶縁体の自由状態での内径
    は、少なくとも上記接続すべき電力ケーブルの通電時に
    電界が集中する部分で小さく、この部分から軸方向に外
    れた部分のうちの少なくとも一部で大きい事を特徴とす
    る電力ケーブル用接続部。
  2. 【請求項2】 接続部絶縁体が常温収縮型絶縁体であ
    り、電力ケーブル用接続部が、互いに接続すべき1対の
    電力ケーブルを構成するケーブル導体の端部でこれら各
    電力ケーブルを構成するケーブル絶縁体から突出させた
    部分同士を、上記常温収縮型絶縁体の内部で導体接続子
    を介して互いに接続すると共に、この常温収縮型絶縁体
    の端部内周面を、上記各電力ケーブルを構成するケーブ
    ル絶縁体の端部外周面に弾性的に当接させて成るもので
    あって、この常温収縮型絶縁体の自由状態での内径は、
    上記導体接続子及び上記各電力ケーブルを構成するケー
    ブル絶縁体の端部外周面に対向する軸方向中央部で小さ
    く、これら各ケーブル絶縁体の中央寄り部分に対向する
    軸方向両端部で大きい、請求項1に記載した電力ケーブ
    ル用接続部。
  3. 【請求項3】 接続部絶縁体が常温収縮型絶縁体であ
    り、電力ケーブル用接続部が、互いに接続すべき1対の
    電力ケーブルを構成するケーブル導体の端部でこれら各
    電力ケーブルを構成するケーブル絶縁体から突出させた
    部分同士を、上記常温収縮型絶縁体の内部で導体接続子
    を介して互いに接続すると共に、この常温収縮型絶縁体
    の端部内周面を、上記各電力ケーブルを構成するケーブ
    ル絶縁体の端部外周面に弾性的に当接させて成るもので
    あって、この常温収縮型絶縁体の内周面の軸方向中間部
    で上記導体接続子の外周面に直接又はスリーブを介して
    当接する部分には内部電極が包埋されており、上記常温
    収縮型絶縁体の外周面を覆った外部電極の両端部がこの
    常温収縮型絶縁体の両端部内周面に露出しており、この
    常温収縮型絶縁体の内周面で上記外部電極の両端部と上
    記内部電極の両端部との間部分の自由状態での内径は、
    これら各間部分毎に、これら電極から少しだけ離れた2
    個所部分で小さく、これら各間部分の中央部及び両端部
    で大きい、請求項1に記載した電力ケーブル用接続部。
  4. 【請求項4】 接続部絶縁体がプレモールド絶縁体であ
    り、電力ケーブル用接続部が、接続すべき電力ケーブル
    を構成するケーブル導体の端部でこの電力ケーブルを構
    成するケーブル絶縁体から突出させた部分を導体接続子
    に結合し、このケーブルの端部及び導体接続子の周囲
    を、その端部内周面を端部開口に向かうに従って径が大
    きくなる方向に傾斜した内径側テーパ面とした補強絶縁
    体により覆うと共に、この補強絶縁体の端部に、その外
    周面をこの内径側テーパ面と同方向に傾斜した外径側テ
    ーパ面とし、その内周面を上記ケーブルを構成する絶縁
    層の外周面に密接する円筒面とした上記プレモールド絶
    縁体を押し込んで成るプレハブ型接続部であって、この
    プレモールド絶縁体はその軸方向に関して、上記外径側
    テーパ面に対応する部分は内周面から外周面まで絶縁材
    製であり、この外径側テーパ面と反対側端部は内周面か
    ら外周面まで半導電材製であり、上記プレモールド絶縁
    体の外周面で上記外径側テーパ面と反対側端部乃至この
    中間部分は上記半導電材により覆われており、上記プレ
    モールド絶縁体の中間部内周面のうちで、少なくとも上
    記外径側テーパ面と反対側端部で上記半導電材が露出し
    た部分よりも少し中間寄り部分の内径が、軸方向に関し
    て上記外径側テーパ面に対応する部分の内径よりも小さ
    い、請求項1に記載した電力ケーブル用接続部。
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