JP2002077533A - 光路折り畳み装置およびそれを利用したスキャナ - Google Patents
光路折り畳み装置およびそれを利用したスキャナInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置の小型化,軽量化が図れるようにする。
【解決手段】 光路折り畳み装置では、入射光線0が第
1の反射鏡M1の第1の反射位置Aに照射されると、そ
の位置で光線1として反射されて、第2の反射鏡M2の
第2の反射位置Bに照射される。その第2の反射位置B
に照射された光線が、その位置で光線2として反射され
て、第3の反射鏡M3の第3の反射位置Cに照射され、
その位置で光線3として反射されて、第2の反射鏡M2
の第4の反射位置Dに照射される。その第4の反射位置
Dに照射された光線は、その位置で光線4として反射さ
れて、第1の反射鏡M1の第5の反射位置Eに照射さ
れ、その位置で光線5として反射される。この光線5
が、第2の反射鏡M2の第6の反射位置Fに照射され、
その位置で光線6として反射されると、光路折り畳み装
置を後にする。この光路折り畳み装置は、上述した6つ
の反射位置による6回の反射を達成した後、被走査物体
の画像をレンズセット250に入射させて結像させる。
1の反射鏡M1の第1の反射位置Aに照射されると、そ
の位置で光線1として反射されて、第2の反射鏡M2の
第2の反射位置Bに照射される。その第2の反射位置B
に照射された光線が、その位置で光線2として反射され
て、第3の反射鏡M3の第3の反射位置Cに照射され、
その位置で光線3として反射されて、第2の反射鏡M2
の第4の反射位置Dに照射される。その第4の反射位置
Dに照射された光線は、その位置で光線4として反射さ
れて、第1の反射鏡M1の第5の反射位置Eに照射さ
れ、その位置で光線5として反射される。この光線5
が、第2の反射鏡M2の第6の反射位置Fに照射され、
その位置で光線6として反射されると、光路折り畳み装
置を後にする。この光路折り畳み装置は、上述した6つ
の反射位置による6回の反射を達成した後、被走査物体
の画像をレンズセット250に入射させて結像させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光路折り畳み装置
およびそれを利用したスキャナに関し、特に、3枚以上
の反射鏡を利用して光線を6回反射させた後、レンズセ
ットに入射させる光路折り込み装置およびスキャナに関
するものである。
およびそれを利用したスキャナに関し、特に、3枚以上
の反射鏡を利用して光線を6回反射させた後、レンズセ
ットに入射させる光路折り込み装置およびスキャナに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】光学式スキャナでは、光路折り畳み装置
を利用して光路を複数回折り畳むのが通常である。被走
査物体の画像は、反射されてレンズセット(またはレン
ズ)に到達した後、電荷結合素子(以下、CCD;Char
ged couple deviceと略称する)上に結像され、さら
に、コンピュータによる格納および処理が可能なデジタ
ル信号に変換される。被走査物体の画像をレンズセット
を経てCCD上で結像させるためには、光学的にかなり
の長さの光路が必要になる。したがって、光路を複数回
折り畳む公知の光路折り畳み装置では、多数の反射鏡を
設けることによって、光学式スキャナのサイズの小型化
を図っているのが一般的である。しかしながら、反射鏡
の数、サイズ、および相対位置は、光路折り畳み装置の
サイズに直接影響し、ひいてはスキャナの大きさおよび
重さを決定する要因にもなる。
を利用して光路を複数回折り畳むのが通常である。被走
査物体の画像は、反射されてレンズセット(またはレン
ズ)に到達した後、電荷結合素子(以下、CCD;Char
ged couple deviceと略称する)上に結像され、さら
に、コンピュータによる格納および処理が可能なデジタ
ル信号に変換される。被走査物体の画像をレンズセット
を経てCCD上で結像させるためには、光学的にかなり
の長さの光路が必要になる。したがって、光路を複数回
折り畳む公知の光路折り畳み装置では、多数の反射鏡を
設けることによって、光学式スキャナのサイズの小型化
を図っているのが一般的である。しかしながら、反射鏡
の数、サイズ、および相対位置は、光路折り畳み装置の
サイズに直接影響し、ひいてはスキャナの大きさおよび
重さを決定する要因にもなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1は、公知の光学式
スキャナにおける光路折り畳み装置を示す概略図であ
る。図1に示すように、公知の光学式スキャナは、一般
に、4枚の反射鏡Mを有する。反射鏡Mは、入射光線を
反射させた後、レンズセット250で集束させて画像読
みとり装置290内のCCDの前で結像させる。図1に
示すように、各反射鏡Mで反射される光線は1本のみで
ある。このような構造は、体積が大き過ぎて重さも重過
ぎ、しかも高コストである。
スキャナにおける光路折り畳み装置を示す概略図であ
る。図1に示すように、公知の光学式スキャナは、一般
に、4枚の反射鏡Mを有する。反射鏡Mは、入射光線を
反射させた後、レンズセット250で集束させて画像読
みとり装置290内のCCDの前で結像させる。図1に
示すように、各反射鏡Mで反射される光線は1本のみで
ある。このような構造は、体積が大き過ぎて重さも重過
ぎ、しかも高コストである。
【0004】図2は、公知の光学式スキャナにおける他
の光路折り畳み装置を示す概略図である。ここでは、3
枚の反射鏡M1〜M3によって4回の光反射が生じ、そ
のうち2回の光反射は第1の反射鏡M1によって生じ
る。しかしながら、光路折り畳み装置のサイズおよび重
さは、更なる小型化が可能である。つまり、反射鏡によ
る反射回数を増やすことによって、反射鏡間の空間を更
に減らすことが可能である。ただし、反射鏡による反射
回数を増やしすぎると、光度が減少して画質の低下に繋
がるので、この点も考慮に入れる必要がある。
の光路折り畳み装置を示す概略図である。ここでは、3
枚の反射鏡M1〜M3によって4回の光反射が生じ、そ
のうち2回の光反射は第1の反射鏡M1によって生じ
る。しかしながら、光路折り畳み装置のサイズおよび重
さは、更なる小型化が可能である。つまり、反射鏡によ
る反射回数を増やすことによって、反射鏡間の空間を更
に減らすことが可能である。ただし、反射鏡による反射
回数を増やしすぎると、光度が減少して画質の低下に繋
がるので、この点も考慮に入れる必要がある。
【0005】図3は、公知の光学式スキャナにおける別
の光路折り畳み装置を示す概略図である。図3(a)で
は、3枚の反射鏡M1〜M3を使用して、多数回の光反
射を生じることができる。しかしながら、ゴースト(gh
ost image)現象を生じる場合がある。すなわち、図3
(b)および図3(c)に示すように、光線が所望の光
路から僅かに傾いて第1の反射鏡M1に入射すると、反
射鏡M1,M2で反射される回数が変化し、光の進む光
路が延長または短縮する。そのような光線がレンズセッ
ト250を通過して画像読み取り装置290で結像され
ると、重なり合った画像が得られ、ゴースト(ghost im
age)が形成される。このようなゴーストは、読み取り
画像の品質を低下させる。
の光路折り畳み装置を示す概略図である。図3(a)で
は、3枚の反射鏡M1〜M3を使用して、多数回の光反
射を生じることができる。しかしながら、ゴースト(gh
ost image)現象を生じる場合がある。すなわち、図3
(b)および図3(c)に示すように、光線が所望の光
路から僅かに傾いて第1の反射鏡M1に入射すると、反
射鏡M1,M2で反射される回数が変化し、光の進む光
路が延長または短縮する。そのような光線がレンズセッ
ト250を通過して画像読み取り装置290で結像され
ると、重なり合った画像が得られ、ゴースト(ghost im
age)が形成される。このようなゴーストは、読み取り
画像の品質を低下させる。
【0006】したがって、本発明の目的は、上記した従
来技術の問題点を解決し、装置の小型化,軽量化を図る
ことのできる光路折り畳み装置およびその光路折り畳み
装置を応用したスキャナを提供することにある。
来技術の問題点を解決し、装置の小型化,軽量化を図る
ことのできる光路折り畳み装置およびその光路折り畳み
装置を応用したスキャナを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用】入射光線
を反射させてレンズセットに入射させるために適用され
る本発明による光路折り畳み装置にしたがうと、この光
路折り畳み装置は、前記入射光線が照射され、第1の光
線として反射させる第1の反射位置と、前記第1の光線
が照射され、第2の光線として反射させる第2の反射位
置と、前記第2の光線が照射され、第3の光線として反
射させる第3の反射位置と、前記第3の光線が照射さ
れ、第4の光線として反射させる第4の反射位置と、前
記第4の光線が照射され、第5の光線として反射させる
第5の反射位置と、前記第5の光線が照射され、第6の
光線として反射させて、前記レンズセットに入射させる
第6の反射位置と、を備え、このうち前記第1および第
5の反射位置と、前記第2、第4および第6の反射位置
とがそれぞれ同一線上にあり、第1の反射鏡と第2の反
射鏡とをそれぞれ利用して、上述した位置において光線
を反射させることができる。
を反射させてレンズセットに入射させるために適用され
る本発明による光路折り畳み装置にしたがうと、この光
路折り畳み装置は、前記入射光線が照射され、第1の光
線として反射させる第1の反射位置と、前記第1の光線
が照射され、第2の光線として反射させる第2の反射位
置と、前記第2の光線が照射され、第3の光線として反
射させる第3の反射位置と、前記第3の光線が照射さ
れ、第4の光線として反射させる第4の反射位置と、前
記第4の光線が照射され、第5の光線として反射させる
第5の反射位置と、前記第5の光線が照射され、第6の
光線として反射させて、前記レンズセットに入射させる
第6の反射位置と、を備え、このうち前記第1および第
5の反射位置と、前記第2、第4および第6の反射位置
とがそれぞれ同一線上にあり、第1の反射鏡と第2の反
射鏡とをそれぞれ利用して、上述した位置において光線
を反射させることができる。
【0008】本発明の上述した目的、特徴、および利点
を更に明瞭にするため、以下で好ましい実施例を挙げ、
添付図面との関連において更に詳しい説明を行う。
を更に明瞭にするため、以下で好ましい実施例を挙げ、
添付図面との関連において更に詳しい説明を行う。
【0009】
【発明の実施の形態】図4は本発明の好ましい実施形態
によるスキャナを示した分解斜視図である。図4に示す
ように、本発明の好ましい実施形態によるスキャナは、
第1のケーシング100と、透明なガラス板120G
と、光源モジュール(図示せず)と、光路折り畳み装置
210と、レンズセット250と、画像読み取り装置2
90と、第2のケーシング200とを備える。
によるスキャナを示した分解斜視図である。図4に示す
ように、本発明の好ましい実施形態によるスキャナは、
第1のケーシング100と、透明なガラス板120G
と、光源モジュール(図示せず)と、光路折り畳み装置
210と、レンズセット250と、画像読み取り装置2
90と、第2のケーシング200とを備える。
【0010】第1のケーシング100は、開口部110
を有する。透明なガラス板120Gは、第1のケーシン
グ100の開口部110に設置されており、この透明な
ガラス板120G上に被走査物体(図示せず、例えば紙
や写真等)を置くことができる。光源モジュール(図示
せず)は、被走査物体に照射される入射光線を提供する
ことができる。光路折り畳み装置210は、特別な配置
をなされた3枚の反射鏡から構成され、被走査物体によ
って反射された光は、光路折り畳み装置210による6
回の反射を経て適切な進行方向に方向転換された後、レ
ンズセット250に入射し、画像読み取り装置290の
位置で結像される。画像読み取り装置290では、内部
に設けられた電荷結合素子および関連の回路によって被
走査物体の光信号が読み出され、対応する電気信号に変
換される。第2のケーシング200は、上述した各装置
および各素子を搭載するために使用される内側に窪んだ
空間を有したボディである。
を有する。透明なガラス板120Gは、第1のケーシン
グ100の開口部110に設置されており、この透明な
ガラス板120G上に被走査物体(図示せず、例えば紙
や写真等)を置くことができる。光源モジュール(図示
せず)は、被走査物体に照射される入射光線を提供する
ことができる。光路折り畳み装置210は、特別な配置
をなされた3枚の反射鏡から構成され、被走査物体によ
って反射された光は、光路折り畳み装置210による6
回の反射を経て適切な進行方向に方向転換された後、レ
ンズセット250に入射し、画像読み取り装置290の
位置で結像される。画像読み取り装置290では、内部
に設けられた電荷結合素子および関連の回路によって被
走査物体の光信号が読み出され、対応する電気信号に変
換される。第2のケーシング200は、上述した各装置
および各素子を搭載するために使用される内側に窪んだ
空間を有したボディである。
【0011】A.第1の実施例 図5は、本発明の第1の実施例としての光路折り畳み装
置を示す概略図である。図5に示すように、本実施例の
光路折り畳み装置は、第1の反射鏡M1と、第2の反射
鏡M2と、第3の反射鏡M3とを、相対する位置および
適切な角度で構成された状態で備えている。本実施例に
おいて、光線は、先ず光源モジュールから出発し、被走
査物体による反射を経て、光路折り畳み装置に入射する
順序で進む。入射光線は、光路折り畳み装置内で「→M
1→M2→M3→M2→M1→M2→レンズセット」の
順序で反射される。このとき、第1の反射鏡M1では異
なる位置および異なる角度で2回反射され、第2の反射
鏡M2では異なる位置および異なる角度で3回反射さ
れ、第3の反射鏡M3では1回反射されるので、光線の
反射過程において合計6回の反射が行われる。
置を示す概略図である。図5に示すように、本実施例の
光路折り畳み装置は、第1の反射鏡M1と、第2の反射
鏡M2と、第3の反射鏡M3とを、相対する位置および
適切な角度で構成された状態で備えている。本実施例に
おいて、光線は、先ず光源モジュールから出発し、被走
査物体による反射を経て、光路折り畳み装置に入射する
順序で進む。入射光線は、光路折り畳み装置内で「→M
1→M2→M3→M2→M1→M2→レンズセット」の
順序で反射される。このとき、第1の反射鏡M1では異
なる位置および異なる角度で2回反射され、第2の反射
鏡M2では異なる位置および異なる角度で3回反射さ
れ、第3の反射鏡M3では1回反射されるので、光線の
反射過程において合計6回の反射が行われる。
【0012】すなわち、図5では、入射光線0が第1の
反射鏡M1の第1の反射位置Aに照射されると、その位
置で光線1として反射されて、第2の反射鏡M2の第2
の反射位置Bに照射される。続いて、その第2の反射位
置Bに照射された光線が、その位置で光線2として反射
されて、第3の反射鏡M3の第3の反射位置Cに照射さ
れ、その位置で光線3として反射されて、再び、第2の
反射鏡M2の第4の反射位置Dに照射される。そして、
その第4の反射位置Dに照射された光線は、その位置で
光線4として反射されて、再び、第1の反射鏡M1の第
5の反射位置Eに照射され、その位置で光線5として反
射される。最後に、この光線5が、再び、第2の反射鏡
M2の第6の反射位置Fに照射され、その位置で光線6
として反射されると、方向転換されて、光路折り畳み装
置を後にする。この実施例において、入射光線0と最後
に射出される光線6とはちょうど直角(90°)をな
す。
反射鏡M1の第1の反射位置Aに照射されると、その位
置で光線1として反射されて、第2の反射鏡M2の第2
の反射位置Bに照射される。続いて、その第2の反射位
置Bに照射された光線が、その位置で光線2として反射
されて、第3の反射鏡M3の第3の反射位置Cに照射さ
れ、その位置で光線3として反射されて、再び、第2の
反射鏡M2の第4の反射位置Dに照射される。そして、
その第4の反射位置Dに照射された光線は、その位置で
光線4として反射されて、再び、第1の反射鏡M1の第
5の反射位置Eに照射され、その位置で光線5として反
射される。最後に、この光線5が、再び、第2の反射鏡
M2の第6の反射位置Fに照射され、その位置で光線6
として反射されると、方向転換されて、光路折り畳み装
置を後にする。この実施例において、入射光線0と最後
に射出される光線6とはちょうど直角(90°)をな
す。
【0013】光路折り畳み装置を後にした光線は、更
に、レンズセット250に入射される。このとき、光線
が複数回の反射を経て僅かに偏向されている場合は、第
3の反射鏡M3における反射が1回のみであるという本
発明の特徴を利用して、第3の反射鏡M3の角度を微調
整し、光線を正確にレンズセット250に入射させるこ
とができる。被走査物体の画像は、レンズセット250
を経て、画像読み取り装置290内の電荷結合素子上で
正確に結像される。上述した第1、第5の反射位置A、
Eと、第2、第4、第6の反射位置B、D、Fとは、必
ずしも同一の反射鏡上にある必要はない。
に、レンズセット250に入射される。このとき、光線
が複数回の反射を経て僅かに偏向されている場合は、第
3の反射鏡M3における反射が1回のみであるという本
発明の特徴を利用して、第3の反射鏡M3の角度を微調
整し、光線を正確にレンズセット250に入射させるこ
とができる。被走査物体の画像は、レンズセット250
を経て、画像読み取り装置290内の電荷結合素子上で
正確に結像される。上述した第1、第5の反射位置A、
Eと、第2、第4、第6の反射位置B、D、Fとは、必
ずしも同一の反射鏡上にある必要はない。
【0014】図6A〜6Gは、それぞれ、本発明の第1
の実施例に対する変形例を示す概略図である。図6A〜
6Gに示すように、反射位置A、Eを有した反射鏡が同
一直線上にあり、反射位置B、D、Fを有した反射鏡が
同一直線上にあるという条件を満たす範囲内において、
これらの反射位置をそれぞれ別々の反射鏡上に配置する
ことができる。
の実施例に対する変形例を示す概略図である。図6A〜
6Gに示すように、反射位置A、Eを有した反射鏡が同
一直線上にあり、反射位置B、D、Fを有した反射鏡が
同一直線上にあるという条件を満たす範囲内において、
これらの反射位置をそれぞれ別々の反射鏡上に配置する
ことができる。
【0015】図6Aでは、第1と第5の反射位置AとE
が、反射鏡M11とM12にそれぞれ別々に設けられて
いる。ただし、反射鏡M11と反射鏡M12とは、それ
ぞれ、図5における第1の反射鏡M1と同一線上にある
ので、被走査物体の画像を6回反射させた後にレンズに
入射させて結像させるという目的は、依然として達成さ
れる。図6B〜6Gには、それぞれ、別の変形例が示さ
れているが、当業者ならば、同様な原則に基づいて様々
な変形例を導き出すことが可能であるので、ここでは余
分な説明を省くことにする。
が、反射鏡M11とM12にそれぞれ別々に設けられて
いる。ただし、反射鏡M11と反射鏡M12とは、それ
ぞれ、図5における第1の反射鏡M1と同一線上にある
ので、被走査物体の画像を6回反射させた後にレンズに
入射させて結像させるという目的は、依然として達成さ
れる。図6B〜6Gには、それぞれ、別の変形例が示さ
れているが、当業者ならば、同様な原則に基づいて様々
な変形例を導き出すことが可能であるので、ここでは余
分な説明を省くことにする。
【0016】B.第2の実施例 図7は、本発明の第2の実施例としての光路折り畳み装
置を示す概略図である。本実施例では、光路の可逆性を
利用した別の光路折り畳み装置を形成する。図7に示す
ように、光は、「→M2→M1→M2→M3→M2→M
1→レンズセット」の順序で反射され、このうち第1の
反射鏡M1では異なる位置および異なる角度で2回反射
され、第2の反射鏡M2では異なる位置および異なる角
度で3回反射され、第3の反射鏡M3では1回反射され
る。
置を示す概略図である。本実施例では、光路の可逆性を
利用した別の光路折り畳み装置を形成する。図7に示す
ように、光は、「→M2→M1→M2→M3→M2→M
1→レンズセット」の順序で反射され、このうち第1の
反射鏡M1では異なる位置および異なる角度で2回反射
され、第2の反射鏡M2では異なる位置および異なる角
度で3回反射され、第3の反射鏡M3では1回反射され
る。
【0017】すなわち、図7では、入射光線0’が第2
の反射鏡M2の第1の反射位置A’に照射されると、そ
の位置で光線1’として反射されて、第1の反射鏡M1
の第2の反射位置B’に照射される。続いて、その第2
の反射位置B’に照射された光線が、その位置で光線
2’として反射されて、第2の反射鏡M2の第3の反射
位置C’に照射される。そして、その第3の反射位置
C’に照射された光線が、その位置で光線3’として反
射されて、第3の反射鏡M3の第4の反射位置D’に照
射される。そして、その第4の反射位置D’に照射され
た光線が、その位置で光線4’として反射されて、第2
の反射鏡M2の第5の反射位置E’に照射され、その位
置で光線5’として反射される。最後に、この光線5’
が、第1の反射鏡M1の第6の反射位置F’に照射さ
れ、その位置で光線6’として反射されると、方向転換
されて、光路折り畳み装置を後にする。
の反射鏡M2の第1の反射位置A’に照射されると、そ
の位置で光線1’として反射されて、第1の反射鏡M1
の第2の反射位置B’に照射される。続いて、その第2
の反射位置B’に照射された光線が、その位置で光線
2’として反射されて、第2の反射鏡M2の第3の反射
位置C’に照射される。そして、その第3の反射位置
C’に照射された光線が、その位置で光線3’として反
射されて、第3の反射鏡M3の第4の反射位置D’に照
射される。そして、その第4の反射位置D’に照射され
た光線が、その位置で光線4’として反射されて、第2
の反射鏡M2の第5の反射位置E’に照射され、その位
置で光線5’として反射される。最後に、この光線5’
が、第1の反射鏡M1の第6の反射位置F’に照射さ
れ、その位置で光線6’として反射されると、方向転換
されて、光路折り畳み装置を後にする。
【0018】図7において述べたように、上述した第
1、第3、第5の反射位置A’、C’、E’と、第2、
第6の反射位置B’、F’とは、必ずしも同一の反射鏡
上にある必要はない。
1、第3、第5の反射位置A’、C’、E’と、第2、
第6の反射位置B’、F’とは、必ずしも同一の反射鏡
上にある必要はない。
【0019】図8A〜8Gは、それぞれ、本発明の第2
の実施例に対する変形例を示す概略図である。図8A〜
8Gに示すように、反射位置A’、C’、E’を有した
反射鏡が同一直線上にあり、反射位置B’、F’を有し
た反射鏡が同一直線上にあるという条件を満たす範囲内
において、これらの反射位置をそれぞれ別々の反射鏡上
に配置することができる。類似の変形例に関する余分な
説明は省くことにする。
の実施例に対する変形例を示す概略図である。図8A〜
8Gに示すように、反射位置A’、C’、E’を有した
反射鏡が同一直線上にあり、反射位置B’、F’を有し
た反射鏡が同一直線上にあるという条件を満たす範囲内
において、これらの反射位置をそれぞれ別々の反射鏡上
に配置することができる。類似の変形例に関する余分な
説明は省くことにする。
【0020】本発明では、光を反射させる回数が増すの
で、従来技術と同じ光路長の条件下において、反射鏡間
の距離を短くし、光路折り畳み装置のサイズを小型化す
ることができる。更に、光学式スキャナの体積を小さく
し、小型化・軽量化の目的を達成することができる。
で、従来技術と同じ光路長の条件下において、反射鏡間
の距離を短くし、光路折り畳み装置のサイズを小型化す
ることができる。更に、光学式スキャナの体積を小さく
し、小型化・軽量化の目的を達成することができる。
【0021】本発明では、光路を6回反射させることに
よって光路長を延長させるので、光路折り畳み装置の走
査サイズを従来と同レベルに維持する条件下において、
レンズで生じる球面収差を低減させることができる。
よって光路長を延長させるので、光路折り畳み装置の走
査サイズを従来と同レベルに維持する条件下において、
レンズで生じる球面収差を低減させることができる。
【0022】入射光線の散乱光源は、特定の位置および
特定の角度による多数回の反射を経ると、レンズセット
にスムーズに入射して結像することができなくなる。し
たがって、本発明によるもう1つの利点は、入射光線の
散乱光源を効果的に排除し、走査された画像が重なる
(俗にゴーストと呼ぶ)現象の発生を回避できることに
ある。
特定の角度による多数回の反射を経ると、レンズセット
にスムーズに入射して結像することができなくなる。し
たがって、本発明によるもう1つの利点は、入射光線の
散乱光源を効果的に排除し、走査された画像が重なる
(俗にゴーストと呼ぶ)現象の発生を回避できることに
ある。
【0023】以上の各実施例では、信号の光電変換素子
として電荷結合素子(CCD)を使用しているが、本発
明の趣旨の範囲内において、信号の光電変換用に他の素
子を使用することも可能である。また、本発明では、各
実施例で採り上げたフラットベッドスキャナ以外に、シ
ートフィードスキャナやフィルムスキャナ等の他のタイ
プのスキャナにも応用することができる。
として電荷結合素子(CCD)を使用しているが、本発
明の趣旨の範囲内において、信号の光電変換用に他の素
子を使用することも可能である。また、本発明では、各
実施例で採り上げたフラットベッドスキャナ以外に、シ
ートフィードスキャナやフィルムスキャナ等の他のタイ
プのスキャナにも応用することができる。
【0024】本発明による光路折り畳み装置は、スキャ
ナに応用できる以外に、例えばプロジェクタ、コピー
機、望遠鏡等の光路の方向転換をともなう他の装置にも
応用することができる。
ナに応用できる以外に、例えばプロジェクタ、コピー
機、望遠鏡等の光路の方向転換をともなう他の装置にも
応用することができる。
【0025】以上、本発明の好ましい実施例を詳述して
きたが、本発明は、これらの実施例に何等限定されるも
のではなく、当業者ならば、本発明の趣旨および範囲を
逸脱しない範囲において種々なる変更および修正を加え
られることは明らかである。したがって、本発明で保護
する範囲は、添付した特許請求の範囲を基準にする。
きたが、本発明は、これらの実施例に何等限定されるも
のではなく、当業者ならば、本発明の趣旨および範囲を
逸脱しない範囲において種々なる変更および修正を加え
られることは明らかである。したがって、本発明で保護
する範囲は、添付した特許請求の範囲を基準にする。
【図1】公知の光学式スキャナにおける光路折り畳み装
置を示す概略図である。
置を示す概略図である。
【図2】公知の光学式スキャナにおける他の光路折り畳
み装置を示す概略図である。
み装置を示す概略図である。
【図3】公知の光学式スキャナにおける別の光路折り畳
み装置を示す概略図である。
み装置を示す概略図である。
【図4】本発明の好ましい実施形態によるスキャナを示
した分解斜視図である。
した分解斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施例としての光路折り畳み装
置を示す概略図である。
置を示す概略図である。
【図6A】本発明の第1の実施例に対する変形例を示す
概略図である。
概略図である。
【図6B】本発明の第1の実施例に対する変形例を示す
概略図である。
概略図である。
【図6C】本発明の第1の実施例に対する変形例を示す
概略図である。
概略図である。
【図6D】本発明の第1の実施例に対する変形例を示す
概略図である。
概略図である。
【図6E】本発明の第1の実施例に対する変形例を示す
概略図である。
概略図である。
【図6F】本発明の第1の実施例に対する変形例を示す
概略図である。
概略図である。
【図6G】本発明の第1の実施例に対する変形例を示す
概略図である。
概略図である。
【図7】本発明の第2の実施例としての光路折り畳み装
置を示す概略図である。
置を示す概略図である。
【図8A】本発明の第2の実施例に対する変形例を示す
概略図である。
概略図である。
【図8B】本発明の第2の実施例に対する変形例を示す
概略図である。
概略図である。
【図8C】本発明の第2の実施例に対する変形例を示す
概略図である。
概略図である。
【図8D】本発明の第2の実施例に対する変形例を示す
概略図である。
概略図である。
【図8E】本発明の第2の実施例に対する変形例を示す
概略図である。
概略図である。
【図8F】本発明の第2の実施例に対する変形例を示す
概略図である。
概略図である。
【図8G】本発明の第2の実施例に対する変形例を示す
概略図である。
概略図である。
0,0’…入射光線 1,1’…第1の光線 2,2’…第2の光線 3,3’…第3の光線 4,4’…第4の光線 5,5’…第5の光線 6,6’…第6の光線 100…第1のケーシング 110…開口部 120G…透明なガラス板 200…第2のケーシング 210…光路折り畳み装置 250…レンズセット 290…画像読み取り装置 M…反射鏡 A,A’…第1の反射位置 B,B’…第2の反射位置 C,C’…第3の反射位置 D,D’…第4の反射位置 E,E’…第5の反射位置 F,F’…第6の反射位置 M1…第1の反射鏡 M2…第2の反射鏡 M3…第3の反射鏡 M11,M12,M21,M22,M23…反射鏡
Claims (21)
- 【請求項1】 入射光線をレンズセットに入射させる際
に、反射により光路を折り畳む光路折り畳み装置であっ
て、 前記入射光線が照射され、第1の光線として反射させる
第1の反射位置と、 前記第1の光線が照射され、第2の光線として反射させ
る第2の反射位置と、 前記第2の光線が照射され、第3の光線として反射させ
る第3の反射位置と、 前記第3の光線が照射され、第4の光線として反射させ
る第4の反射位置と、 前記第4の光線が照射され、第5の光線として反射させ
る第5の反射位置と、 前記第5の光線が照射され、第6の光線として反射させ
て、前記レンズセットに入射させる第6の反射位置と、 を備え、 前記第1および第5の反射位置は同一線上にあり、前記
第2、第4および第6の反射位置は同一線上にある、光
路折り畳み装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の光路折り畳み装置にお
いて、 前記第1の反射位置と前記第5の反射位置とを有する第
1の反射鏡と、 前記第2の反射位置と前記第4の反射位置と前記第6の
反射位置とを有する第2の反射鏡と、 前記第3の反射位置を有する第3の反射鏡と、 をさらに備える光路折り畳み装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の光路折り畳み装置にお
いて、 前記第1の反射位置を有する第1の反射鏡と、 前記第5の反射位置を有する第2の反射鏡と、 前記第3の反射位置を有する第3の反射鏡と、 前記第2の反射位置と前記第4の反射位置と前記第6の
反射位置とを有する第4の反射鏡と、 をさらに備える光路折り畳み装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の光路折り畳み装置にお
いて、 前記第1の反射位置と前記第5の反射位置とを有する第
1の反射鏡と、 前記第4の反射位置を有する第2の反射鏡と、 前記第3の反射位置を有する第3の反射鏡と、 前記第2の反射位置と前記第6の反射位置とを有する第
4の反射鏡と、 をさらに備える光路折り畳み装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載の光路折り畳み装置にお
いて、 前記第1の反射位置と前記第5の反射位置とを有する第
1の反射鏡と、 前記第2の反射位置と前記第4の反射位置とを有する第
2の反射鏡と、 前記第3の反射位置を有する第3の反射鏡と、 前記第6の反射位置を有する第4の反射鏡と、 をさらに備える光路折り畳み装置。 - 【請求項6】 請求項1に記載の光路折り畳み装置にお
いて、 前記第1の反射位置と前記第5の反射位置とを有する第
1の反射鏡と、 前記第4の反射位置を有する第2の反射鏡と、 前記第3の反射位置を有する第3の反射鏡と、 前記第2の反射位置を有する第4の反射鏡と、 前記第6の反射位置を有する第5の反射鏡と、 をさらに備える光路折り畳み装置。 - 【請求項7】 請求項1に記載の光路折り畳み装置にお
いて、 前記第1の反射位置を有する第1の反射鏡と、 前記第5の反射位置を有する第2の反射鏡と、 前記第3の反射位置を有する第3の反射鏡と、 前記第2の反射位置と前記第4の反射位置とを有する第
4の反射鏡と、 前記第6の反射位置を有する第5の反射鏡と、 をさらに備える光路折り畳み装置。 - 【請求項8】 請求項1に記載の光路折り畳み装置にお
いて、 前記第1の反射位置を有する第1の反射鏡と、 前記第5の反射位置を有する第2の反射鏡と、 前記第3の反射位置を有する第3の反射鏡と、 前記第4の反射位置を有する第4の反射鏡と、 前記第2の反射位置と前記第6の反射位置とを有する第
5の反射鏡と、 をさらに備える光路折り畳み装置。 - 【請求項9】 請求項1に記載の光路折り畳み装置にお
いて、 前記第1の反射位置を有する第1の反射鏡と、 前記第5の反射位置を有する第2の反射鏡と、 前記第3の反射位置を有する第3の反射鏡と、 前記第4の反射位置を有する第4の反射鏡と、 前記第2の反射位置を有する第5の反射鏡と、 前記第6の反射位置を有する第6の反射鏡と、 をさらに備える光路折り畳み装置。 - 【請求項10】 請求項1に記載の光路折り畳み装置に
おいて、 前記第2の反射位置と前記第6の反射位置とを有する第
1の反射鏡と、 前記第1の反射位置と前記第3の反射位置と前記第5の
反射位置とを有する第2の反射鏡と、 前記第4の反射位置を有する第3の反射鏡と、 をさらに備える光路折り畳み装置。 - 【請求項11】 請求項1に記載の光路折り畳み装置に
おいて、 前記第6の反射位置を有する第1の反射鏡と、 前記第2の反射位置を有する第2の反射鏡と、 前記第4の反射位置を有する第3の反射鏡と、 前記第1の反射位置と前記第3の反射位置と前記第5の
反射位置とを有する第4の反射鏡と、 をさらに備える光路折り畳み装置。 - 【請求項12】 請求項1に記載の光路折り畳み装置に
おいて、 前記第2の反射位置と前記第6の反射位置とを有する第
1の反射鏡と、 前記第3の反射位置と前記第5の反射位置とを有する第
2の反射鏡と、 前記第4の反射位置を有する第3の反射鏡と、 前記第1の反射位置を有する第4の反射鏡と、 をさらに備える光路折り畳み装置。 - 【請求項13】 請求項1に記載の光路折り畳み装置に
おいて、 前記第2の反射位置と前記第6の反射位置とを有する第
1の反射鏡と、 前記第3の反射位置を有する第2の反射鏡と、 前記第4の反射位置を有する第3の反射鏡と、 前記第1の反射位置と前記第5の反射位置とを有する第
4の反射鏡と、 をさらに備える光路折り畳み装置。 - 【請求項14】 請求項1に記載の光路折り畳み装置に
おいて、 前記第2の反射位置と前記第6の反射位置とを有する第
1の反射鏡と、 前記第3の反射位置を有する第2の反射鏡と、 前記第4の反射位置を有する第3の反射鏡と、 前記第5の反射位置を有する第4の反射鏡と、 前記第1の反射位置を有する第5の反射鏡と、 をさらに備える光路折り畳み装置。 - 【請求項15】 請求項1に記載の光路折り畳み装置に
おいて、 前記第6の反射位置を有する第1の反射鏡と、 前記第2の反射位置を有する第2の反射鏡と、 前記第4の反射位置を有する第3の反射鏡と、 前記第3の反射位置を有する第4の反射鏡と、 前記第1の反射位置と前記第5の反射位置とを有する第
5の反射鏡と、 をさらに備える光路折り畳み装置。 - 【請求項16】 請求項1に記載の光路折り畳み装置に
おいて、 前記第6の反射位置を有する第1の反射鏡と、 前記第2の反射位置を有する第2の反射鏡と、 前記第4の反射位置を有する第3の反射鏡と、 前記第3の反射位置と前記第5の反射位置とを有する第
4の反射鏡と、 前記第1の反射位置を有する第5の反射鏡と、 をさらに備える光路折り畳み装置。 - 【請求項17】 請求項1に記載の光路折り畳み装置に
おいて、 前記第6の反射位置を有する第1の反射鏡と、 前記第2の反射位置を有する第2の反射鏡と、 前記第4の反射位置を有する第3の反射鏡と、 前記第3の反射位置を有する第4の反射鏡と、 前記第5の反射位置を有する第5の反射鏡と、 前記第1の反射位置を有する第6の反射鏡と、 をさらに備える光路折り畳み装置。 - 【請求項18】 請求項1に記載の光路折り畳み装置に
おいて、 前記第1の光線と前記第6の光線は直角をなす、光路折
り畳み装置。 - 【請求項19】 被走査物体上に照射される入射光線を
提供する光源モジュールを有したスキャナであって、 前記被走査物体を置くための透明なガラス板を上方に設
けられたボディと、 前記被走査物体からの反射光を繰り返し反射させて光路
を延ばすことができる光路折り畳み装置と、 前記光路折り畳み装置からの反射光を受け、該反射光を
適切な位置に集束させることができるレンズセットと、 前記適切な位置に設けられ、受信した光信号を対応する
電気信号に変換することができる画像読み取り装置と、 を備えると共に、 前記光路折り畳み装置は、 前記被走査物体からの前記反射光が入射光線として照射
され、第1の光線として反射させる第1の反射位置と、 前記第1の光線が照射され、第2の光線として反射させ
る第2の反射位置と、 前記第2の光線が照射され、第3の光線として反射させ
る第3の反射位置と、 前記第3の光線が照射され、第4の光線として反射させ
る第4の反射位置と、 前記第4の光線が照射され、第5の光線として反射させ
る第5の反射位置と、 前記第5の光線が照射され、第6の光線として反射させ
て、前記レンズセットに入射させる第6の反射位置とを
備え、 前記第1および第5の反射位置は同一線上にあり、前記
第2、第4および第6の反射位置は同一線上にあること
を特徴とする、スキャナ。 - 【請求項20】 請求項19に記載のスキャナにおい
て、 前記第1および第5の反射位置は第1の反射鏡上に位置
する、スキャナ。 - 【請求項21】 請求項19に記載のスキャナにおい
て、 前記第2、第4および第6の反射位置は第2の反射鏡上
に位置する、スキャナ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW89116084 | 2000-08-10 | ||
TW89116084 | 2000-08-10 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
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---|---|
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US8570988B2 (en) * | 2002-10-25 | 2013-10-29 | Qualcomm Incorporated | Channel calibration for a time division duplexed communication system |
US8169944B2 (en) | 2002-10-25 | 2012-05-01 | Qualcomm Incorporated | Random access for wireless multiple-access communication systems |
US8170513B2 (en) * | 2002-10-25 | 2012-05-01 | Qualcomm Incorporated | Data detection and demodulation for wireless communication systems |
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US7002900B2 (en) * | 2002-10-25 | 2006-02-21 | Qualcomm Incorporated | Transmit diversity processing for a multi-antenna communication system |
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- 2001-07-25 JP JP2001224716A patent/JP2002077533A/ja active Pending
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