JP2002077532A - 画像読取装置及び原稿送り装置 - Google Patents

画像読取装置及び原稿送り装置

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JP2002077532A
JP2002077532A JP2000260959A JP2000260959A JP2002077532A JP 2002077532 A JP2002077532 A JP 2002077532A JP 2000260959 A JP2000260959 A JP 2000260959A JP 2000260959 A JP2000260959 A JP 2000260959A JP 2002077532 A JP2002077532 A JP 2002077532A
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Hideki Yoshimizu
英毅 吉水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の汚れを防止しつつ静電気を除去できる
画像読取装置及び原稿送り装置を提供する。 【解決手段】 自動搬送された原稿Gの画像をユニット
本体6内の読取センサ35が読取る画像読取装置11に
おいて、ユニット本体6内にイオンを噴射する静電気除
去装置(イオン噴射手段)43を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ、複
写機、プリンタ等の画像形成装置に用いられる画像読取
装置及び原稿送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ、複写機、プリン
タ等の画像形成装置においては、積載された原稿を分離
して1枚ずつ搬送する原稿送り装置と、原稿送り装置に
より搬送された原稿を、所定の位置で読取る画像読取装
置とを備えている。
【0003】これら原稿送り装置や画像読取装置では、
例えば、原稿分離搬送時、原稿を搬送するゴムローラと
原稿とのスリップ時において、静電気が発生することが
あり、この静電気によるノイズで画像不良が発生してし
まう。また、原稿に溜まった静電気は、原稿の分離性能
が悪化したり、排出時のスタック不良の原因となる。
【0004】このため、ゴムローラにカーボン等の導線
物質を混ぜてゴムローラに導電性を与えるとともに、ロ
ーラ軸を金属で構成し、この金属ローラ軸にアース板を
当てることにより、ゴムローラや原稿に帯電した静電気
のアースをとることにより、静電気を除去する技術が知
られている。また、この技術では、金属ローラとアース
板との摺動による擦れ音を防止するために、金属ローラ
またはアース板に導電性のグリースを塗布している。
【0005】また、静電気が溜まった原稿や原稿の読取
部に、除電ブラシを当てることにより、静電気を除去す
る技術も知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の技術に
おいては、ゴムローラに混ぜられたカーボンや、金属ロ
ーラとアース板との間に介在しているグリースにより、
原稿が汚れてしまうという課題がある。また、後者の技
術においても、経時の使用により、除電ブラシが汚れ、
この汚れが原稿に移って原稿が汚れてしまうという課題
がある。
【0007】そこで、本発明は、原稿の汚れを防止しつ
つ静電気を除去できる画像読取装置及び原稿送り装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、自動搬送された原稿の画像を画像読取装置本体内の
読取部が読取る画像読取装置において、画像読取装置本
体内にイオンを噴射するイオン噴射手段を備えることを
特徴とする。
【0009】この請求項1に記載の発明では、イオン噴
射手段が、例えば、原稿の読取部や原稿等にイオンを噴
射することで、搬送時の原稿と読取部とのこすれ等によ
り画像読取装置本体内で発生する静電気を中和する。従
って、従来のように、除電ブラシ等を原稿や原稿の読取
部に直接接触させていないので、原稿の汚れを防止しつ
つ静電気を除去することができる。また、静電気により
原稿の読取部に塵や紙粉等が付着することを防止できる
ので、画像不良の発生を防止できる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、画像読取装置本体内の帯電量を検知す
る帯電検知手段を備え、イオン噴射手段は、帯電検知手
段が検知した帯電量に応じてイオンを噴射することを特
徴とする。
【0011】この請求項2に記載の発明では、請求項1
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、帯電
検知手段を設けることにより、帯電量に応じたイオンを
噴射することができるので、噴射するイオンの量が足り
ずに静電気を充分に除去できなかったり、噴射するイオ
ンの量が多すぎたりすることを防止でき、イオンの噴射
量にむだがなく、確実に静電気を除去できる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、イオン噴射手段は、イオンを噴射する
ノズルを複数備え、帯電検知手段が、それぞれのノズル
の噴射口に設けられていることを特徴とする。
【0013】この請求項3に記載の発明では、請求項2
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、ノズ
ルの噴射口毎に帯電検知手段が設けられいるので、読取
装置本体内の各噴射部位に応じた適切な量のイオンを噴
射することができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、積載された原稿
を1枚ずつ送る原稿送り装置において、原稿送り装置本
体内にイオンを噴射するイオン噴射手段を備えることを
特徴とする。
【0015】この請求項4に記載の発明では、イオン噴
射手段が、例えば、原稿や、原稿を搬送するローラ等に
イオンを噴射することにより、原稿送り装置本体内に発
生するイオンを中和するので、原稿の汚れを防止しつつ
静電気を除去することができる。また、原稿に静電気が
溜まるのを防止できることにより、原稿を排紙した後
に、静電気による原稿間の貼り付きを防止できるので、
原稿の分離性が良くなり、排紙した原稿のスタック不良
を防止できる。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明において、原稿送り装置本体内の帯電量を検知す
る帯電検知手段を備え、イオン噴射手段は、帯電検知手
段が検知した帯電量に応じてイオンを噴射することを特
徴とする。
【0017】この請求項5に記載の発明では、請求項4
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、帯電
量に応じた適切な量のイオンを噴射するので、イオンの
噴射量にむだがなく、しかも、静電気の除去を確実に行
える。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、イオン噴射手段は、イオンを噴射する
ノズルを複数備え、帯電検知手段が、それぞれのノズル
の噴射口に設けられていることを特徴とする。
【0019】この請求項6に記載の発明では、請求項5
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、読取
装置本体内の各噴射部位に応じた適切な量のイオンを噴
射することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しなが
ら本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発
明に係るファクシミリを概略的に示す構成図であり、図
2は、読取ユニット内を概略的に示す構成図であり、図
3は、静電気除去装置装置のノズル列を示す斜視図であ
り、図4は、図3のノズルの噴射口を拡大して示す斜視
図である。
【0021】図1に示すように、ファクシミリ1は、フ
ァクシミリ本体3と、ファクシミリ本体3の上部に設け
られた読取ユニット5とを備えている。ファクシミリ本
体3は、記録紙を収納する記録紙カセット7を有してお
り、記録紙カセットから給紙された記録紙は、ファクシ
ミリ本体内の画像形成部(図示せず)により、他のファ
クシミリから送られてきた画像情報に基づいた画像を形
成されるようになっている。
【0022】本実施の形態では、読取ユニット5は、ユ
ニット本体6内に原稿を自動的に搬送する自動原稿送り
装置(ADF)9と、原稿の画像を読取る画像読取装置
11とを有しており、読取ユニット5は、自動原稿送り
装置9と画像読取装置11とを1つのユニットとしたも
のである。
【0023】自動原稿送り装置9は、原稿Gがセットさ
れる原稿セットテーブル13と、原稿Gを分離しつつ搬
送する分離搬送部15とを備えており、分離搬送部15
は、原稿セットテーブル13の原稿を送り出すピックア
ップローラ17と、ピックアップローラ17に圧接する
圧板19と、原稿Gを画像読取装置11に送り出すフィ
ードローラ21と、フィードローラ21に圧接する分離
ローラ23とを有している。
【0024】原稿セットテーブル13に積載された原稿
は、ピックアップローラ17の回転駆動により、ピック
アップローラ17と圧板19との間を通って送り出さ
れ、フィードローラ21と分離ローラ23との間を通る
ことにより、1枚ずつ分離されて(重送を防止されて)
画像読取装置11に向けて搬送されるようになってい
る。
【0025】画像読取装置11は、図2に示すように、
上流側ローラ25aと、上流側ローラ25aを加圧する
上流側加圧ローラ25bと、原稿の画像を読取る読取部
27と、下流側ローラ29aと、下流側ローラ29aを
加圧する下流側加圧ローラ29bとを備えている。読取
部27は、白基準板31と、コンタクトガラス33が設
けられた読取センサ35とを有している。
【0026】尚、図中符号39は、支点37を中心に回
動可能なフィラー39であり、原稿Gに押されて回動す
るフィラー39を図示しない原稿センサが光学的に検知
することにより、原稿Gの通過を検知するようになって
いる。また、本実施の形態では、上述の各ローラはゴム
により構成されている。
【0027】分離搬送部15からの原稿Gは、上流側ロ
ーラ25a及び上流側加圧ローラ25bにより、所定の
タイミングで原稿読取装置11のコンタクトガラス15
に向けて送り出される。原稿がコンタクトガラス15上
を通過しているとき、この原稿の画像を読取センサ35
が、内蔵されているミラー等を介して光学的に読取る。
読取センサ35が読取った画像データは、ファクシミリ
本体3に送られ、ファクシミリ本体3は画像データを相
手側のファクシミリに送る。そして、読取の終了した原
稿は、下流側ローラ29a及び下流側加圧ローラ29b
により、ユニット本体6に設けられた原稿排紙トレイ4
1にスタックされる。
【0028】一方、読取ユニット5内には、静電気除去
装置(イオン噴射手段)43が配置されている。静電気
除去装置43は、イオンを噴射することによりユニット
本体6内の静電気を中和することにより、ユニット本体
6内の静電気を除去するものである。イオンを噴射する
ことにより静電気を除去しており、従来のように除電部
材を直接原稿に接触していないので、原稿Gを汚すこと
を防止できる。
【0029】静電気除去装置43は、イオンを生成する
生成部45と、生成されたイオンをファンにより送風す
る送風部47と、イオンを噴射する噴射部49と、静電
気除去装置43の駆動を制御する制御部51とを備えて
いる。
【0030】本実施の形態では、生成部45は、図示し
ない電極に電流を供給することで電極にコロナ放電を発
生させることにより、イオンを生成している。この生成
部45により生成されたイオンは、送風部47からの気
流に混ざって噴射部49から噴射されるようになってい
る。
【0031】噴射部49は、原稿Gに向けてイオンを噴
射する第1ノズル列53aと、上流側ローラ25aに向
けてイオンを噴射する第2ノズル列53bと、読取セン
サ35に受けてイオンを噴射する第3ノズル列53c
と、下流側ローラ29aに向けてイオンを噴射する第4
ノズル列53dとを有している。
【0032】次に、第1乃至第4ノズル列53a、53
b、53c、53dの説明をするが、これらは略同様な
構成をなしているので、第1ノズル列53aのみを説明
し、第2乃至第4ノズル列53b、53c、53dの説
明を省略する。
【0033】第1ノズル列53aは、図3に示すよう
に、ノズル55が原稿Gの幅方向に一列に並んで設けら
れている。第1ノズル列53aは、フィードローラ21
及び分離ローラ23により、上流側ローラ25a及び上
流側加圧ローラ25bとの間に向けて送られる原稿Gの
幅方向に亘ってイオンを噴射するものである。
【0034】尚、本実施の形態では、第1ノズル列53
aの長さは、自動原稿送り装置11が通紙する原稿Gの
最大の幅にあわせており、種々のサイズの原稿に対応可
能にしている。また、第2ノズル列53bの長さは上流
側ローラ25aの軸線方向の長さにあわせ、第3ノズル
列53cの長さは読取センサ35の幅にあわせ、第4ノ
ズル列53dの長さは下流側ローラ29aの軸線方向の
長さにあわせている。
【0035】第1ノズル列53aの各ノズル55の噴射
口55aには、図4に示すように、噴射口55aの近傍
の帯電量を検知する帯電検知センサ(帯電検知手段)5
7が設けられており、各ノズル55から帯電検知センサ
57が検知した帯電量に応じたイオンをノズル55から
噴射するようになっている。即ち、帯電検知センサ57
からの信号を受けた制御部51が送風部47からの流量
を制御することにより、噴射部位に応じたイオンを噴射
するようになっている。
【0036】尚、噴射口55aは、図1に示すように、
第1ノズル列53aの場合には原稿G、第2ノズル列5
3bの場合には上流側ローラ25a、第3ノズル列53
cの場合には読取センサ35、第4ノズル列53dの場
合には下流側ローラ29aというふうに、噴射対象物の
近傍に位置することが望ましい。
【0037】第1乃至第4ノズル列53a乃至53dの
各ノズル55に帯電検知センサ57を設けていることに
より、ユニット本体6内の各噴射部位に応じた適切な量
のイオンを噴射することができる。また、帯電量に応じ
たイオンを噴射することにより、噴射するイオンの量が
足りずに静電気を充分に除去できなかったり、噴射する
イオンの量が多すぎたりすることを防止でき、確実に静
電気を除去できるとともに、イオンの噴射量にむだがな
い。
【0038】次に、上述した構成に基づき、本実施の形
態の作用を説明する。原稿Gが、分離搬送部15から画
像読取装置11に向かうと、静電気除去装置43は、第
1ノズル列53aからイオンを噴射し、フィードローラ
21及び分離ローラ23と原稿Gとのこすれ等により発
生した静電気を除去する。これによって、原稿Gに静電
気が溜まるのを防止できることにより、静電気による原
稿間の貼り付きを防止できるので、原稿Gの分離性が良
くなり、原稿排紙トレイ41に排紙した原稿Gのスタッ
ク不良を防止できる。
【0039】また、本実施の形態では、静電気除去装置
43は、原稿Gが画像読取装置11に到達すると、第2
乃至第4ノズル列53b、53c、53dからイオンを
噴射し、上流側ローラ25aや上流側加圧ローラ25
b、読取センサ35、及び下流側ローラ29aや下流側
加圧ローラ29bの静電気を除去する。
【0040】このように、原稿Gが画像読取装置11に
到達すると、各ノズル列53b、53c、53dからイ
オンが噴射されるので、静電気の発生そのものを即座に
除去することができる。従って、上述の各ローラ25
a、25b、29a、29bに静電気が溜まるのを防止
できるとともに、静電気により読取センサ35のコンタ
クトガラス33やミラー等に、塵や紙粉等が付着するこ
とを防止できるので、黒スジ等の画像不良の発生を防止
できる。
【0041】また、従来のように、上流側ローラ25a
及び上流側加圧ローラ25b、或いは下流側ローラ29
a及び下流側加圧ローラ25bの静電気を除去するため
に、金属製のローラ軸アース板を接触させる必要がない
ことにより、ローラ軸を樹脂製の軸(例えば、モールド
軸)にすることが可能になり、この場合、軽量化及びコ
ストの低減が図れる。
【0042】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形
が可能である。例えば、本実施の形態では、静電気除去
装置43はコロナ放電によりイオンを生成したが、これ
に限定されるものではなく、例えば、X線を空気中に照
射して空気をイオン化するようにしても良い。
【0043】また、本実施の形態では、原稿Gが原稿セ
ットテーブル13から送り出されたときに、イオンを噴
射していたが、原稿Gが原稿セットテーブル13から送
り出される前にイオンを噴射することにより、ユニット
本体6内に予めイオンを充満させるようにしても良く、
この場合、更に効果的に静電気を除去できる。
【0044】更に、静電気除去装置43によるイオンの
噴射部位は、上述の実施の形態に限定されず、例えば、
フィードローラ21、分離ローラ23、ピックアップロ
ーラ17、圧板19、或いは、原稿Gを案内するガイド
板に向けてイオンを噴射するようにしても良い。
【0045】本実施の形態では、ファクシミリ1の自動
原稿送り装置9や画像読取装置11に適用したが、これ
に限定されず、複写機、プリンタ等の画像形成装置の自
動原稿送り装置や画像読取装置に適用しても同様の作用
効果を得る。
【0046】また、本実施の形態では、画像読取装置と
原稿送り装置とが一体になった読取ユニット6に適用し
たが、画像読取装置のみ、或いは、原稿送り装置のみに
適用しても同様な作用効果を得る。
【0047】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、イオンを噴
射することにより、搬送時のこすれ等により原稿や読取
部等に発生する静電気を除去することができる。また、
除電ブラシ等を原稿に直接接触していないので、原稿の
汚れを防止できる。
【0048】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、帯電検知手段
を設けることにより、帯電量に応じた適切な量のイオン
を噴射することができ、イオンの噴射量にむだがなく、
しかも、静電気の除去を確実に行える。
【0049】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、ノズルの噴射
口毎に帯電検知手段が設けられいるので、読取装置本体
内の各噴射部位に応じた適切な量のイオンを噴射するこ
とができる。
【0050】請求項4に記載の発明では、原稿の汚れを
防止しつつ静電気を除去することができる。また、原稿
に静電気が溜まるのを防止できることにより、原稿を排
紙した後に、静電気による原稿間の貼り付きを防止でき
るので、原稿の分離性が良くなり、排紙した原稿のスタ
ック不良を防止できる。
【0051】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、帯電量に応じ
た適切な量のイオンを噴射するので、イオンの噴射量に
むだがなく、しかも、静電気の除去を確実に行える。請
求項6に記載の発明では、請求項5に記載の発明と同様
な効果を奏するとともに、読取装置本体内の各噴射部位
に応じた適切な量のイオンを噴射することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファクシミリを概略的に示す構成
図である。
【図2】読取ユニット内を概略的に示す構成図である。
【図3】静電気除去装置装置のノズル列を示す斜視図で
ある。
【図4】図3のノズルの噴射口を拡大して示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
9 自動原稿送り装置 11 画像読取装置 43 静電気除去装置(イオン噴射手段) 57 帯電検知センサ(帯電検知手段) 55 ノズル 55a ノズルの噴射口

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動搬送された原稿の画像を画像読取装
    置本体内の読取部が読取る画像読取装置において、 画像読取装置本体内にイオンを噴射するイオン噴射手段
    を備えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 画像読取装置本体内の帯電量を検知する
    帯電検知手段を備え、イオン噴射手段は、帯電検知手段
    が検知した帯電量に応じてイオンを噴射することを特徴
    とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 イオン噴射手段は、イオンを噴射するノ
    ズルを複数備え、帯電検知手段が、それぞれのノズルの
    噴射口に設けられていることを特徴とする請求項2に記
    載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 積載された原稿を1枚ずつ搬送する原稿
    送り装置において、 原稿送り装置本体内にイオンを噴射するイオン噴射手段
    を備えることを特徴とする原稿送り装置。
  5. 【請求項5】 原稿送り装置本体内の帯電量を検知する
    帯電検知手段を備え、イオン噴射手段は、帯電検知手段
    が検知した帯電量に応じてイオンを噴射することを特徴
    とする請求項4に記載の原稿送り装置。
  6. 【請求項6】 イオン噴射手段は、イオンを噴射するノ
    ズルを複数備え、帯電検知手段が、それぞれのノズルの
    噴射口に設けられていることを特徴とする請求項5に記
    載の原稿送り装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009001418A (ja) * 2007-05-22 2009-01-08 Komori Corp シート状物取扱装置の静電気除去装置
JP2011118092A (ja) * 2009-12-02 2011-06-16 Sharp Corp 自動原稿搬送装置およびこれを備えた画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009001418A (ja) * 2007-05-22 2009-01-08 Komori Corp シート状物取扱装置の静電気除去装置
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