JP2002074835A - ディジタルタイトルデータ記録方法 - Google Patents

ディジタルタイトルデータ記録方法

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JP2002074835A
JP2002074835A JP2000268251A JP2000268251A JP2002074835A JP 2002074835 A JP2002074835 A JP 2002074835A JP 2000268251 A JP2000268251 A JP 2000268251A JP 2000268251 A JP2000268251 A JP 2000268251A JP 2002074835 A JP2002074835 A JP 2002074835A
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JP2000268251A
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Takumi Hasebe
巧 長谷部
Yoshihiro Mori
美裕 森
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 著作権保護のための暗号化キー情報があるデ
ィジタルデータタイトルを製造時において、ディスク製
造の効率を落とさずに進められるディジタルデータ作成
方法、装置及び記録媒体を提供する。 【解決手段】 著作権保護すべきディジタルデータ及び
暗号化キー情報データを含むディジタルタイトルデータ
の記録方法及び記録装置であって、少なくとも、暗号化
キー情報データの前記ディジタルタイトルを記録する記
録媒体内の記録位置情報を得て、前記記録位置情報を識
別する情報を記録し、タイトル再生用データを記録す
る。または、著作権保護すべきディジタルデータ及び暗
号化キー情報データを含むディジタルタイトルデータを
記録する記録媒体であって、少なくとも、暗号化キー情
報データの前記ディジタルタイトルを記録する記録媒体
内の記録位置情報を識別する情報と、タイトル再生用デ
ータとを記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、著作権保護を行な
うディジタルデータ作成に関する作成システムおよびそ
のデータを記録する記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DVDなどの光ディスクに代表されるデ
ィジタル映像タイトル制作においては、著作権保護が重
要である。実際DVDビデオにおいては、CSS(Cont
ent Scramble System)と呼ばれている著作権保護システ
ムが使用されている。
【0003】その著作権保護システムを持つDVDディ
スクを作成するための、タイトルデータ作成及び著作権
保護情報のためのデータの流れを図2に示します。
【0004】図2において、201はディスク販売元で
あり、映画タイトルの場合であれば、映画会社または映
画の配給元となる。205はディスク販売元201の依
頼により、タイトルのDVD化のために、映像やオーデ
ィオのエンコードやタイトルのシナリオをDVD規格の
ナビゲーションデータに変換するオーサリングを行なう
オーサリング部、203はオーサリングされたタイトル
データのDVDプレスを行なうディスク製造部、207
はDVDタイトルの暗号化のしくみ、暗号化キー情報を
管理する著作権保護管理機構、209は一般消費者であ
る。
【0005】図2を用いて、1つのDVDなどのディジ
タルデータタイトル制作のデータの流れの一例について
説明する。市場への発売を企画されたDVDタイトル
は、ディスク販売元201から、オーサリング部205
に対して、オーサリングの依頼を行なう。その場合、同
時にDVDのオーサリングを行なうための素材情報(映
像/オーディオ素材、シナリオ情報等)211を、オー
サリング部205に渡す。
【0006】また、ディスク販売元201はそのタイト
ルの著作権を保護する必要がある場合には、著作権保護
のための暗号化キー情報作成及び暗号化キー情報ファイ
ル入手を、著作権保護管理機構207に依頼217す
る。その後、その著作権保護のための暗号化キー情報2
19を受け取る。ディスク販売元201は、オーサリン
グ部205に対して、ディスク中のどのタイトルが、あ
るいはタイトル中のどのシーン部分が、保護されるかの
情報も渡す事になる。また、ディスク販売元201が、
受け取った暗号化キー情報219は、実際のディスク製
造の時に、ディスク製造部203で、ディスク内に埋め
こむ事になる。そのためにディスク製造部203に、受
け取った暗号化キー情報219をディスクに埋めこむ暗
号化キー情報221として、ディスク製造部203に渡
す。オーサリング部205で、DVDオーサリングされ
たデータ213は、磁気テープなどディジタル記録媒体
に記録されて、ディスク製造部203に、オーサリング
結果として渡す。ディスク製造部203では、オーサリ
ング結果である磁気テープに記録されたオーサリングデ
ータ213と、著作権保護のための暗号化キー情報22
1を使用して、著作権保護機能付きのDVDディスクを
製造する。ディスク製造部203で、製造されたDVD
ディスクは、ディスク販売元201に渡され、一般消費
者209が購入できるルート225から販売される。
【0007】オーサリング部205からのオーサリング
結果として、ディスク製造部203に渡されるオーサリ
ング用記録媒体のフォーマットを図3に示す。オーサリ
ング用記録媒体としては、磁気テープが使われている。
【0008】オーサリング用記録媒体300のフォーマ
ットは、ヘッダ情報301とDVDディスクへ記録する
記録用データ303から構成している。
【0009】ヘッダ情報301には、オーサリング用記
録媒体の記録フォーマットを識別するためのID情報3
05、記録媒体の属性情報307、すなわちDVDディ
スクであればその属性情報であり、例えば”片面1層の
ディスク”といったような情報が記録されている。ヘッ
ダ情報301には、ディスクの論理データ領域に記録さ
れるデータ、PCなどで読みこむ事が可能なデータ、す
なわちタイトル再生用データ317のオーサリング用記
録媒体上での位置情報が記録されている。また、従来の
暗号化キー情報は、リードイン情報内の固定領域に記録
している。
【0010】記録用データ303には、ディスク内の物
理領域であるリードイン領域に記録するリードイン情報
313を記録する。リードイン情報313は、ディスク
の属性情報、例えば、ディスクの種類、記録容量、論理
データ領域の最終記録位置、また2層ディスクの場合に
は、1層目のデータ領域の最終記録位置などの情報を含
んでいる。その後に、論理データ領域記録されるファイ
ルシステム情報315とタイトル再生用データ317を
記録する。ファイルシステム情報315は、ディスク内
にある論理的ファイルの管理情報であり、タイトル再生
用データは、タイトル再生に必要な、映像データ、オー
ディオデータ、ナビゲーションデータの事である。
【0011】図2におけるディスク製造部203での、
ディスク製造部での処理内容について、図6を用いて説
明する。ディスク製造部では、処理を効率よく行なうた
めに、オーサリング用記録媒体である磁気テープの読み
出しと並行して、ディスク用データの作成を行なう。
【0012】図6に従って説明すると、ステップ601
ではディスク製造のためのシステムに、ディスク販売元
201から入手した暗号化キー情報221を入力する。
次にステップ603では、オーサリング部205から入
手した磁気テープに記録されているオーサリング用記録
データ213の入力を開始する。ステップ605では、
オーサリング用記録データを磁気テープから読み出しな
がら、暗号化キー情報をディスクのリードイン領域の一
部に合成する。ステップ607では、さらに続いてオー
サリング用記録媒体中のディスク記録用データ303を
加えて、DVDディスクに記録するデータを作り、さら
にマスタディスクに記録する。マスタディスクより、販
売用ディスクを製造するのである。
【0013】ディスク製造部203では、オーサリング
データ213を磁気テープから読み出しながら、処理を
効率的に行なう事が重要である。
【0014】このような従来例において、著作権保護の
ための暗号化キー情報は、リードイン情報の固定位置に
記録していたが、著作権保護のための暗号化キー情報の
データ量は、鍵無効化機構などの追加等により、その容
量が大きくなってきている。そのため、リードイン情報
領域のみでは、暗号化キー情報をディスクに記録するに
は少ない状況になっている。
【0015】このようにリードイン領域に記録できなく
なった暗号化キー情報ファイルは、ユーザ領域に記録す
る事になる。このように、著作権保護のための暗号化キ
ー情報などのデータ情報が、増加してきている。そのた
め、暗号化キー情報ファイルを論理データ領域、すなわ
ち図1のタイトル用再生データ317の一部に記録しな
ければならない。しかしながら、いままでのように、リ
ードイン領域の固定位置ではない場合は、暗号化キー情
報ファイルを記録位置を特定するためには、一旦ファイ
ルシステム情報を磁気テープから読み取り、さらにその
中から暗号化キー情報ファイルの位置情報を読み取った
後、再度磁気テープからタイトル再生用データを読み取
り、暗号化キー情報ファイルのデータと合成して、マス
タディスクに記録するデータを作成するといった作業が
必要になる。このように、オーサリングデータ213を
磁気テープから読みながら、並行してデータの処理を行
ない、工程を効率よく進める事ができない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】著作権保護すべきディ
ジタルデータ及び暗号化キー情報のあるディジタルデー
タの製造時、例えばDVDディスクの製造時において、
ディスク製造の効率が落ちるという課題がある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、ディスク製造が受け取るオーサリングデータが記録
されている記録媒体を作成する方法、装置、及びその記
録媒体のフォーマットを提供する。
【0018】著作権保護すべきディジタルデータ及び暗
号化キー情報データを含むディジタルタイトルデータの
記録方法及び記録装置であって、少なくとも、暗号化キ
ー情報データの前記ディジタルタイトルを記録する記録
媒体内の記録位置情報を得て、前記記録位置情報を識別
する情報を記録し、タイトル再生用データを記録する。
【0019】または、著作権保護すべきディジタルデー
タ及び暗号化キー情報データを含むディジタルタイトル
データを記録する記録媒体であって、少なくとも、暗号
化キー情報データの前記ディジタルタイトルを記録する
記録媒体内の記録位置情報を識別する情報と、タイトル
再生用データとを記録する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施例について、
図1、図2、図4、図5を用いて説明する。図2は、従
来技術の説明と同様に、201はディスク販売元であ
り、映画タイトルの場合であれば、映画会社または映画
の配給元となる。205はディスク販売元201の依頼
により、タイトルのDVD化のために、映像やオーディ
オのエンコードやタイトルのシナリオをDVD規格のナ
ビゲーションデータに変換するオーサリングを行なうオ
ーサリング部、203はオーサリングされたタイトルデ
ータのDVDプレスを行なうディスク製造部、207は
DVDタイトルの暗号化のしくみ、暗号化キー情報を管
理する著作権保護管理機構、209は一般消費者であ
る。
【0021】前述の従来技術と同様に、1つのDVDな
どのディジタルデータタイトル制作のデータの流れの一
例について説明する。市場への発売を企画されたDVD
タイトルは、ディスク販売元201から、オーサリング
部205に対して、オーサリングの依頼を行なう。その
場合、同時にDVDのオーサリングを行なうための素材
情報(映像/オーディオ素材、シナリオ情報等)211
を、オーサリング部205に渡す。
【0022】また、ディスク販売元201はそのタイト
ルの著作権を保護する必要がある場合には、著作権保護
のための暗号化キー情報作成及び暗号化キー情報ファイ
ル入手を、著作権保護管理機構207に依頼217す
る。その後、その著作権保護のための暗号化キー情報2
19を受け取る。ディスク販売元201は、オーサリン
グ部205に対して、ディスク中のどのタイトルが、あ
るいはタイトル中のどのシーン部分が、保護されるかの
情報も渡す事になる。また、ディスク販売元201が、
受け取った暗号化キー情報219は、実際のディスク製
造の時に、ディスク製造部203で、ディスク内に埋め
こむ事になる。そのためにディスク製造部203に、受
け取った暗号化キー情報219をディスクに埋めこむ暗
号化キー情報221として、ディスク製造部203に渡
す。オーサリング部205で、DVDオーサリングされ
たデータ213は、磁気テープなどディジタル記録媒体
に記録されて、ディスク製造部203に、オーサリング
結果として渡す。ディスク製造部203では、オーサリ
ング結果である磁気テープに記録されたオーサリングデ
ータ213と、著作権保護のための暗号化キー情報22
1を使用して、著作権保護機能付きのDVDディスクを
製造する。ディスク製造部203で、製造されたDVD
ディスクは、ディスク販売元201に渡され、一般消費
者209が購入できるルート225から販売される。
【0023】前記オーサリング部205からのオーサリ
ング結果として、ディスク製造部203に渡されるオー
サリング用記録媒体のフォーマットを図1に示す。オー
サリング用記録媒体としては、一般的磁気テープが使わ
れている。オーサリング用記録媒体100のフォーマッ
トは、ヘッダ情報101とDVDディスクへ記録する記
録用データ103から構成している。
【0024】ヘッダ情報101には、オーサリング用記
録媒体の記録フォーマットを識別するためのID情報1
05、記録媒体の属性情報307、すなわちDVDディ
スクであればその属性情報であり、例えば”片面1層の
ディスク”といったような情報が記録されている。ま
た、ヘッダ情報101には、ディスクの論理データ領域
に記録されるデータ、すなわちタイトル再生用データ1
17のオーサリング用記録媒体上での位置情報が記録さ
れている。さらに、ヘッダ情報101には、従来技術に
はない情報として、暗号化キー情報ファイルの位置情報
109が記録されている。
【0025】キー情報ファイル119は、タイトル再生
用データ117の一部のファイルであり、同一の領域内
の一部を占めている。すなわち、タイトル再生用データ
内の他データと分類されていない。
【0026】記録用データ103には、ディスク内の物
理領域であるリードイン領域に記録するリードイン情報
113を記録する。リードイン情報113は、ディスク
の属性情報、例えば、ディスクの種類、記録容量、論理
データ領域の最終記録位置、また2層ディスクの場合に
は、1層目のデータ領域の最終記録位置などの情報を記
録する。その後に、論理データ領域記録されるファイル
システム情報115とタイトル再生用データ117を記
録する。ファイルシステム情報115は、ディスク内に
ある論理的ファイルの管理情報であり、タイトル再生用
データは、タイトル再生に必要な、映像データ、オーデ
ィオデータ、ナビゲーションデータの事である。暗号化
キー情報ファイル119は、論理的なファイルの1つで
ある。すなわち、タイトル再生用データ117の一部の
ファイルとして、ファイルシステム情報115でも管理
されている。
【0027】次に図4を用いて、図2におけるオーサリ
ング部205での、オーサリングデータ213の作成方
法について説明する。
【0028】図4において、ステップ401では、ディ
スク販売元201から入手した素材(映像、オーディ
オ、シナリオ)データより、タイトルのDVD化のため
に、映像やオーディオのエンコードやタイトルのシナリ
オをDVD規格のナビゲーションデータに変換するオー
サリングを行ない、タイトルを構成するデータを作成す
る。次に、ステップ403では、実際の暗号化キー情報
と同じ容量である仮の暗号化キー情報ファイルを作成す
る。すなわち、ディスク内のデータ領域を確保してお
く。仮の暗号化キー情報ファイルとオーサリングデータ
は、タイトル再生用データとなる。次に、ステップ40
5では、ステップ401、403で作成したデータを記
録するディスク内のファイル構成に合わせて、ファイル
システムを作成します。この時点で、ディスクに記録さ
れるデータが出来上がる。すなわち、ディスクに記録さ
れる全てのファイルが、ディスク内の何処に記録される
かが決まります。暗号化キー情報ファイルの記録位置
も、この時点で決まる。次にステップ407では、オー
サリングデータ213を記録する記録媒体である磁気テ
ープに、ヘッダ情報101を記録する。ヘッダ情報10
1は、フォーマットID105、記録媒体の属性10
7、キー情報ファイルの位置情報109、記録用論理デ
ータの位置情報111が含まれる。ステップ407で記
録されてキー情報ファイルの位置情報109によって、
タイトル再生用データとして、記録用データ103に記
録されているファイルシステム情報115を、読み出す
事なく、暗号化キー情報ファイルの位置を知ることがで
きるのである。次にステップ409では、ディスクの物
理領域に記録するリードイン情報を作成し、リードイン
情報113を記録する。次にステップ411では、ファ
イルシステム情報115を記録する。続いて、ステップ
413では、仮の暗号化キー情報ファイル119とオー
サリングデータ加えたタイトル再生用データ117を記
録する。
【0029】上記のような処理を行なう事で、オーサリ
ングデータ213を作成することができる。
【0030】オーサリングデータ213には、仮の暗号
化キー情報ファイルが記載されている。
【0031】また、本発明の一実施例では、磁気テープ
への記載について説明したが、ハードディスクやCD−
R/RWなどのランダムアクセス可能なメディア、ある
いはネットワーク経由のデータファイルでも構わない。
【0032】次に本発明における図2におけるディスク
製造部203での処理について、図5を用いて説明す
る。ディスク製造部では、処理を効率よく行なうため
に、オーサリング用記録媒体である磁気テープの読み出
しと並行して、ディスク用データの作成を行なうように
処理を行う。
【0033】図5に従って説明すると、ステップ501
ではディスク製造のためのシステムに、ディスク販売元
201から入手した暗号化キー情報221を入力する。
次にステップ503では、オーサリング部205から入
手した磁気テープに記録されているオーサリング用記録
データ213の入力を開始する。ステップ505では、
磁気テープ上では、オーサリングデータ213の前方に
記録されているヘッダ情報101より、暗号化キー情報
ファイルの位置情報109を読み出し、暗号化キー情報
ファイルの位置の抽出を行なう。この時点で、暗号化キ
ー情報ファイル本体と、そのファイルを記録すべき位置
情報を確定する事ができる。
【0034】次にステップ507では、オーサリング用
記録データを磁気テープから読み出しながら、リードイ
ン情報、ファイルシステム情報をマスタディスクに記録
する。さらに、タイトル再生用データの記録時には、キ
ー情報ファイルの位置情報109より得ている、キー情
報ファイル位置の領域、すなわち仮の暗号化キー情報フ
ァイルのデータ部分には、ディスク販売元201から、
入手した暗号化キー情報221を上書きしながら、記録
を続けます。ステップ509では、さらに続いてオーサ
リング用記録媒体中のディスク記録用データ303を加
えて、タイトル再生用のデータに対しては、暗号化など
の処理が必要な部分には暗号化を施して行く事で、DV
Dディスクに記録するデータを作り、さらにマスタディ
スクに記録する。マスタディスクより、販売用ディスク
を製造するのである。
【0035】ディスク製造部203では、オーサリング
用記録データを磁気テープから読み出しながら、処理を
効率的に行なう事が重要であり、本発明の一実施例で
は、ヘッダ情報を読み込む事により、暗号化キー情報フ
ァイルの記録位置をあらかじめ抽出する事ができるの
で、その処理後も、磁気テープを連続的に読みこみなが
らディスク記録用のデータ作成することができる。
【0036】本発明の一実施例では、磁気テープへの記
載について説明したが、ハードディスクやCD−R/R
Wなどのランダムアクセス可能なメディア、あるいはネ
ットワーク経由のデータファイルでも構わない。また、
本発明の一実施例では、オーサリング用記録媒体に、ヘ
ッダ情報とタイトルディスクに記録する記録データとを
記録したが、タイトル再生のための論理データのみ、す
なわちファイルシステム情報、暗号化キー情報ファイ
ル、タイトル再生用データの記録でも構わない。その場
合には、ファイルシステムより、暗号化キー情報ファイ
ルの位置を抽出し、処理を行なう事が可能である。
【0037】また、本発明の一実施例では、オーサリン
グデータ213内には、仮のキー情報ファイルを含んで
いるが、仮のキー情報ファイルは含まずに、ディスク製
造時にいれるキー情報ファイルを、キー情報ファイルの
位置情報109で示された領域に、挿入する事でも、同
様な効果を発揮する処理を行なう事ができる。
【0038】また、本発明の一実施例では、オーサリン
グ213からのオーサリングデータを記録した記録媒体
と、ディスク製造部203から出される一般消費者に届
く記録媒体と同様な著作権保護機能付きのデータが記録
されて記録媒体は異なっているが、書き換え可能な同じ
記録媒体でも構わない。
【0039】
【発明の効果】本発明では、著作権保護のための暗号化
キー情報があるディジタルデータタイトルを製造時にお
いて、暗号化キー情報ファイルの記録位置、容量に関わ
らず、著作権保護機能のあるディジタルタイトルを効率
よく作成する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオーサリングデータフォーマットの一
例を示す図
【図2】DVDディスクのためのデータ流れ図
【図3】従来例のオーサリングフォーマットの一例を示
す図
【図4】本発明のタイトルオーサリング部の処理ステッ
プ例を示す図
【図5】本発明のディスク製造部の処理ステップの一例
を示す図
【図6】従来例のディスク製造部の処理ステップの一例
を示す図
【符号の説明】
100 オーサリング用データフォーマット 101 ヘッダ情報 103 記録用データ 105 フォーマットID 107 記録媒体の属性 109 キー情報ファイルの位置情報 111 記録用論理データの位置情報 113 リードイン領域情報 115 ファイルシステム情報 117 タイトル再生用データ 119 キー情報ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C052 AA04 AB01 DD04 5C053 FA13 FA24 GB06 5D044 AB05 AB07 BC03 CC06 DE37 DE50 DE57 FG18 GK17 HL08

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 著作権保護すべきディジタルデータ及び
    暗号化キー情報データを含むディジタルタイトルデータ
    の記録方法であって、少なくとも、暗号化キー情報デー
    タの前記ディジタルタイトルを記録する記録媒体内の記
    録位置情報を得て、前記記録位置情報を識別する情報を
    記録し、タイトル再生用データを記録する事を特徴とす
    るディジタルタイトルデータ記録方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディジタルタイトルデー
    タ記録方法であって、前記記録位置情報を識別する情報
    を記録を、タイトル再生用データ以外の領域に記録する
    事を特徴とするディジタルタイトルデータ記録方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のディジタルタイトルデー
    タの記録方法であって、前記暗号化キー情報データ記録
    部分に仮の情報を記録する事を特徴とするディジタルタ
    イトルデータ記録方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2または請求項3
    記載のディジタルタイトルデータの記録方法であって、
    前記暗号化キー情報データの記録位置を識別する情報
    が、前記ディジタルタイトルデータを記録する記録媒体
    内の物理位置情報である事を特徴とするディジタルタイ
    トルデータ記録方法。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2または請求項3
    記載のディジタルタイトルデータの記録方法であって、
    前記暗号化キー情報データの記録位置を識別する情報
    が、前記ディジタルタイトルデータを記録する記録媒体
    内の論理ファイル名である事を特徴とするディジタルタ
    イトルデータ記録方法。
  6. 【請求項6】 著作権保護すべきディジタルデータ及び
    暗号化キー情報データを含むディジタルタイトルデータ
    の記録装置であって、少なくとも、暗号化キー情報デー
    タの前記ディジタルタイトルを記録する記録媒体内の記
    録位置情報を得る手段と、前記記録位置情報を識別する
    情報を記録する手段と、タイトル再生用データを記録手
    段を有する事を特徴とするディジタルタイトルデータ記
    録装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のディジタルタイトルデー
    タ記録装置であって、前記記録位置情報を識別する情報
    を記録する手段が、タイトル再生用データ以外の領域に
    記録する事を特徴とするディジタルタイトルデータ記録
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載のディジタルタイトルデー
    タ記録装置であって、前記暗号化キー情報データ記録部
    分に仮の情報を記録する手段を有する事を特徴とするデ
    ィジタルタイトルデータ記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項6または請求項7または請求項8
    記載のディジタルタイトルデータの記録装置であって、
    前記暗号化キー情報データの記録位置を識別する情報
    が、前記ディジタルタイトルデータを記録する記録媒体
    内の物理位置情報である事を特徴とするディジタルタイ
    トルデータ記録装置。
  10. 【請求項10】 請求項6または請求項7または請求項
    8記載のディジタルタイトルデータの記録装置であっ
    て、前記暗号化キー情報データの記録位置を識別する情
    報が、前記ディジタルタイトルデータを記録する記録媒
    体内の論理ファイル名である事を特徴とするディジタル
    タイトルデータ記録装置。
  11. 【請求項11】 著作権保護すべきディジタルデータ及
    び暗号化キー情報データを含むディジタルタイトルデー
    タを記録する記録媒体であって、少なくとも、暗号化キ
    ー情報データの前記ディジタルタイトルを記録する記録
    媒体内の記録位置情報を識別する情報と、タイトル再生
    用データとを記録する事を特徴とするディジタルタイト
    ルデータ記録媒体
  12. 【請求項12】 請求項11記載のディジタルタイトル
    データ記録媒体であって、前記記録位置情報を識別する
    情報が、タイトル再生用データ以外の領域に記録する事
    を特徴とするディジタルタイトルデータ記録媒体
  13. 【請求項13】 請求項11記載のディジタルタイトル
    データの記録媒体であって、前記暗号化キー情報データ
    記録部分に仮の情報を記録する事を特徴とするディジタ
    ルタイトルデータ記録媒体。
  14. 【請求項14】 請求項11または請求項12または請
    求項13記載のディジタルタイトルデータの記録媒体で
    あって、前記暗号化キー情報データの記録位置を識別す
    る情報が、前記ディジタルタイトルデータを記録する記
    録媒体内の物理位置情報である事を特徴とするディジタ
    ルタイトルデータ記録媒体。
  15. 【請求項15】 請求項11または請求項12または請
    求項13記載のディジタルタイトルデータの記録媒体で
    あって、前記暗号化キー情報データの記録位置を識別す
    る情報が、前記ディジタルタイトルデータを記録する記
    録媒体内の論理ファイル名である事を特徴とするディジ
    タルタイトルデータ記録媒体。
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