JP2002074296A - カード型電子機器 - Google Patents
カード型電子機器Info
- Publication number
- JP2002074296A JP2002074296A JP2000260522A JP2000260522A JP2002074296A JP 2002074296 A JP2002074296 A JP 2002074296A JP 2000260522 A JP2000260522 A JP 2000260522A JP 2000260522 A JP2000260522 A JP 2000260522A JP 2002074296 A JP2002074296 A JP 2002074296A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- type electronic
- electronic device
- secondary battery
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カード型電子機器に要する電源を、寸法が制
限されたカード型電子機器内に収納可能とし、また、カ
ード型電子機器に搭載した電源の電力補充を容易に行
う。 【解決手段】 ケース2の長手方向の一方の端面にコネ
クタ端子4を有し、このケース2内のコネクタ端子4側
に二次電池7を備える。また、実装部材を支持する回路
基板に切り欠き部あるいは開口部を設けて二次電池7を
収納すると共に、二次電池7の厚さ方向を上カバー及び
下カバーで保持する。
限されたカード型電子機器内に収納可能とし、また、カ
ード型電子機器に搭載した電源の電力補充を容易に行
う。 【解決手段】 ケース2の長手方向の一方の端面にコネ
クタ端子4を有し、このケース2内のコネクタ端子4側
に二次電池7を備える。また、実装部材を支持する回路
基板に切り欠き部あるいは開口部を設けて二次電池7を
収納すると共に、二次電池7の厚さ方向を上カバー及び
下カバーで保持する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード型電子機器
に関し、特に、音声や画像のデジタル情報を再生あるい
は記録する携帯型の電子機器に関する。
に関し、特に、音声や画像のデジタル情報を再生あるい
は記録する携帯型の電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】画像データや音声データを記録し再生す
る記録媒体として、磁気テープや磁気ディスク等が従来
より知られている。この磁気テープや磁気ディスク等の
記録媒体に記録されたデータの記録・再生には、モータ
等の機械的に駆動する機構を要するため、装置を小型化
・軽量化するには限界がある。これに対して、大容量の
データを記録する記録媒体として携帯が可能な半導体メ
モリが開発され、また、データ容量を大幅に減少するこ
とができるデータ圧縮技術が開発されている。そして、
これらを組み合わせて大容量のデータを記録・再生する
ことができ、小型で軽量なデータ装置が提案されてい
る。
る記録媒体として、磁気テープや磁気ディスク等が従来
より知られている。この磁気テープや磁気ディスク等の
記録媒体に記録されたデータの記録・再生には、モータ
等の機械的に駆動する機構を要するため、装置を小型化
・軽量化するには限界がある。これに対して、大容量の
データを記録する記録媒体として携帯が可能な半導体メ
モリが開発され、また、データ容量を大幅に減少するこ
とができるデータ圧縮技術が開発されている。そして、
これらを組み合わせて大容量のデータを記録・再生する
ことができ、小型で軽量なデータ装置が提案されてい
る。
【0003】携帯可能な半導体メモリとしては、カード
型やスティック型等の種々の形態が提案されており、カ
ード型の半導体メモリとしてマルチメディアカードやS
Dカードメモリ等種々のカード型メモリが提案されてい
る。また、データ圧縮技術についても、例えば音声符号
ではMPG1 Layer1、MPG1 Layer
2、MPG BC、MPG AC、AC3等種々のもの
が提案されている。
型やスティック型等の種々の形態が提案されており、カ
ード型の半導体メモリとしてマルチメディアカードやS
Dカードメモリ等種々のカード型メモリが提案されてい
る。また、データ圧縮技術についても、例えば音声符号
ではMPG1 Layer1、MPG1 Layer
2、MPG BC、MPG AC、AC3等種々のもの
が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】半導体メモリカードに
記録された音声データを再生する携帯型の再生装置にお
いて、半導体メモリカードに音声データを記憶させるに
は、再生専用装置とパソコンとの間をケーブル(例え
ば、USBケーブルやパラレルケーブル)で接続し、該
ケーブルを通してパソコン側からCD(コンパクトディ
スク)等の音源やインターネットから供給される音声デ
ータをダウンロードして行っている。このような半導体
メモリカードを記録媒体とする再生装置では、パソコン
との接続にケーブルを用いるため、パソコンと再生装置
に対応したケーブルを新たに用意する必要であるという
周辺機器の問題や、パソコンと再生装置とをケーブルで
接続する操作が必要であるという操作性の問題等があ
る。
記録された音声データを再生する携帯型の再生装置にお
いて、半導体メモリカードに音声データを記憶させるに
は、再生専用装置とパソコンとの間をケーブル(例え
ば、USBケーブルやパラレルケーブル)で接続し、該
ケーブルを通してパソコン側からCD(コンパクトディ
スク)等の音源やインターネットから供給される音声デ
ータをダウンロードして行っている。このような半導体
メモリカードを記録媒体とする再生装置では、パソコン
との接続にケーブルを用いるため、パソコンと再生装置
に対応したケーブルを新たに用意する必要であるという
周辺機器の問題や、パソコンと再生装置とをケーブルで
接続する操作が必要であるという操作性の問題等があ
る。
【0005】そこで、上記の問題を解決して、ケーブル
等の周辺機器を要することなく、また接続操作を容易に
行うことができる装置が求められている。また、従来提
案されている再生装置よりも、さらに小型で軽量である
ことも求められている。一方、ICカードやPCカード
等のカード型電子機器に、パソコン等の外部データ入出
力装置と組み合わせることによってデータを入出力し、
必要なデータをパソコンと共有すると共に、記録したデ
ータを表示する機能を搭載したものが提案されている。
等の周辺機器を要することなく、また接続操作を容易に
行うことができる装置が求められている。また、従来提
案されている再生装置よりも、さらに小型で軽量である
ことも求められている。一方、ICカードやPCカード
等のカード型電子機器に、パソコン等の外部データ入出
力装置と組み合わせることによってデータを入出力し、
必要なデータをパソコンと共有すると共に、記録したデ
ータを表示する機能を搭載したものが提案されている。
【0006】カード型電子機器としては、PCMCIA
規格でサイズ等が規格化されたものが知られている。こ
のPCMCIA規格は、例えばタイプ2では一辺の寸法
(W)54.0mm、他方の辺の寸法(L)85.60
mm、上下方向寸法(厚み)(T2×2)5.00mm
に外形が定められて、パソコンでは主に他の周辺機器と
接続するためのアダプターとして用いられている。これ
に対して、パソコン側には、外部の周辺機器と接続する
手段として、前記した各種規格のケーブル接続する端子
の他、PCMCIA規格のスロットを備えている。
規格でサイズ等が規格化されたものが知られている。こ
のPCMCIA規格は、例えばタイプ2では一辺の寸法
(W)54.0mm、他方の辺の寸法(L)85.60
mm、上下方向寸法(厚み)(T2×2)5.00mm
に外形が定められて、パソコンでは主に他の周辺機器と
接続するためのアダプターとして用いられている。これ
に対して、パソコン側には、外部の周辺機器と接続する
手段として、前記した各種規格のケーブル接続する端子
の他、PCMCIA規格のスロットを備えている。
【0007】このような、カード型電子機器に音声再生
の機構を持たせるには、カード型電子機器内に要する電
源の点に課題がある。カード型電子機器内に備える電源
としては、交換を要する一次電池、及び充電可能な二次
電池が考えられる。一次電池を用いる場合には、カード
型電子機器内に交換可能に取付ける構成が必要である。
しかしながら、例えば、PCMCIA規格で規定される
ように、形状やサイズに制限がある場合、特に厚さが薄
い偏平形状のカード型電子機器では、該電子機器のを構
成するケースの内側と外側との間を連絡する開口部を形
成することができる箇所は限られており、その限られた
箇所の内から、パソコン等の外部データ入出力装置と接
続する部位を除くと、一次電池を交換するための箇所は
非常に限定されることになる。
の機構を持たせるには、カード型電子機器内に要する電
源の点に課題がある。カード型電子機器内に備える電源
としては、交換を要する一次電池、及び充電可能な二次
電池が考えられる。一次電池を用いる場合には、カード
型電子機器内に交換可能に取付ける構成が必要である。
しかしながら、例えば、PCMCIA規格で規定される
ように、形状やサイズに制限がある場合、特に厚さが薄
い偏平形状のカード型電子機器では、該電子機器のを構
成するケースの内側と外側との間を連絡する開口部を形
成することができる箇所は限られており、その限られた
箇所の内から、パソコン等の外部データ入出力装置と接
続する部位を除くと、一次電池を交換するための箇所は
非常に限定されることになる。
【0008】二次電池は、一次電池と比較すると、電池
交換に要するカード型電子機器内の空間的な制限、電池
交換に伴う交換操作の煩わしさ、あるいは電池交換毎に
発生する一次電池の費用等の点で利点がある。しかしな
がら、二次電池にはカード型電子機器内に設置した二次
電池に対して外部から充電を行う必要であるという二次
電池に特有の要件があり、カード型電子機器に充電用の
接続端子を設ける必要がある。一方、カード型電子機器
のサイズはPCMCIA規格で規定され、かつ、前記し
たようにパソコン等の外部装置と接続する部位が必要で
あること、さらに、充電の給電元との接続の容易性を考
慮すると、充電用の接続端子の設置位置は非常に限定さ
れることになる。
交換に要するカード型電子機器内の空間的な制限、電池
交換に伴う交換操作の煩わしさ、あるいは電池交換毎に
発生する一次電池の費用等の点で利点がある。しかしな
がら、二次電池にはカード型電子機器内に設置した二次
電池に対して外部から充電を行う必要であるという二次
電池に特有の要件があり、カード型電子機器に充電用の
接続端子を設ける必要がある。一方、カード型電子機器
のサイズはPCMCIA規格で規定され、かつ、前記し
たようにパソコン等の外部装置と接続する部位が必要で
あること、さらに、充電の給電元との接続の容易性を考
慮すると、充電用の接続端子の設置位置は非常に限定さ
れることになる。
【0009】さらに、一般に二次電池の厚さは充電容量
の電池特性や製造元によって異なるため、搭載する二次
電池がどのような種類のものであっても、限られた厚み
(例えば、PCMCIA規格では5.00mm)内に二
次電池を収納する必要がある。
の電池特性や製造元によって異なるため、搭載する二次
電池がどのような種類のものであっても、限られた厚み
(例えば、PCMCIA規格では5.00mm)内に二
次電池を収納する必要がある。
【0010】そこで、本発明のカード型電子機器は、電
源を寸法が制限されたカード型電子機器内に収納可能と
し、該電源の電力補充を容易とすることを目的とする。
源を寸法が制限されたカード型電子機器内に収納可能と
し、該電源の電力補充を容易とすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のカード型電子機
器は、電源について以下の形態によって構成することが
できる。本発明のカード型電子機器の一形態は、ケース
の長手方向の一方の端面にコネクタ端子を有し、このケ
ース内に二次電池を備える。また、ケース内の二次電池
の位置は、ケース内のコネクタ端子側とすることができ
る。二次電池をケース内においてコネクタ端子側に備え
ることによって、ケース内にはコネクタ端子側と反対側
のケース端面との間に空間的な余裕が発生し、このケー
ス端面に外部の周辺機器や他の電子素子を含む電子機器
を接続するための機構を設けることができる。
器は、電源について以下の形態によって構成することが
できる。本発明のカード型電子機器の一形態は、ケース
の長手方向の一方の端面にコネクタ端子を有し、このケ
ース内に二次電池を備える。また、ケース内の二次電池
の位置は、ケース内のコネクタ端子側とすることができ
る。二次電池をケース内においてコネクタ端子側に備え
ることによって、ケース内にはコネクタ端子側と反対側
のケース端面との間に空間的な余裕が発生し、このケー
ス端面に外部の周辺機器や他の電子素子を含む電子機器
を接続するための機構を設けることができる。
【0012】例えば、コネクタ端子側と反対側のケース
端面には、半導体メモリカードを挿入するためのスロッ
トや、イヤホーンを接続するためのイヤホン端子を設け
ることができる。この場合には、二次電池は、スロット
から挿入される半導体メモリカードやイヤホン端子に挿
入されたイヤホンプラグとの干渉を防ぐことができる。
さらに、コネクタ端子側と接続する電線の長さを短縮し
て、配線に要する空間を小さくすることができ、配線自
体も簡易なものとすることができる。
端面には、半導体メモリカードを挿入するためのスロッ
トや、イヤホーンを接続するためのイヤホン端子を設け
ることができる。この場合には、二次電池は、スロット
から挿入される半導体メモリカードやイヤホン端子に挿
入されたイヤホンプラグとの干渉を防ぐことができる。
さらに、コネクタ端子側と接続する電線の長さを短縮し
て、配線に要する空間を小さくすることができ、配線自
体も簡易なものとすることができる。
【0013】なお、上記形態において、ケース内で実装
部材を支持する回路基板と二次電池との配置関係は任意
とすることができる。例えば、以下に示す他の態様のよ
うに回路基板と二次電池とがケースの厚み方向で重なら
ない構成とすることも、あるいは、二次電池と回路基板
とが全部あるいは一部で重なる構成とすることもでき
る。二次電池と回路基板とが一部で重なる場合として
は、例えば、段差部分を有する二次電池及びあるいは回
路基板が該段差部分で重なる構成や、二次電池の配線部
分が回路基板に重なって配線される構成等がある。ま
た、二次電池や回路基板の厚みが十分に薄い場合には、
二次電池を回路基板上(あるいは回路基板下)に配置し
両者の全部が重なる構成であっても、厚みが限られたケ
ースの内部に収納することができる。
部材を支持する回路基板と二次電池との配置関係は任意
とすることができる。例えば、以下に示す他の態様のよ
うに回路基板と二次電池とがケースの厚み方向で重なら
ない構成とすることも、あるいは、二次電池と回路基板
とが全部あるいは一部で重なる構成とすることもでき
る。二次電池と回路基板とが一部で重なる場合として
は、例えば、段差部分を有する二次電池及びあるいは回
路基板が該段差部分で重なる構成や、二次電池の配線部
分が回路基板に重なって配線される構成等がある。ま
た、二次電池や回路基板の厚みが十分に薄い場合には、
二次電池を回路基板上(あるいは回路基板下)に配置し
両者の全部が重なる構成であっても、厚みが限られたケ
ースの内部に収納することができる。
【0014】また、本発明のカード型電子機器の他の一
形態は、ケース内に実装部材を納めるカード型電子機器
であって、実装部材を支持する回路基板と二次電池をケ
ースの厚み方向において重なることなく配置する構成と
する。回路基板と二次電池を、ケースにおいて両者が厚
み方向で重ならないように配置することによって、回路
基板の厚みに二次電池の厚みが加わることによる厚みの
増加を避けることができる。
形態は、ケース内に実装部材を納めるカード型電子機器
であって、実装部材を支持する回路基板と二次電池をケ
ースの厚み方向において重なることなく配置する構成と
する。回路基板と二次電池を、ケースにおいて両者が厚
み方向で重ならないように配置することによって、回路
基板の厚みに二次電池の厚みが加わることによる厚みの
増加を避けることができる。
【0015】上記形態のカード型電子機器において、回
路基板と二次電池とを厚み方向で重ならないように配置
する構成として、実装部材を支持する回路基板に切り欠
き部あるいは開口部を形成し、この切り欠き部あるいは
開口部内に二次電池の少なくとも一部を収納することも
できる。ここで、回路基板に形成する切り欠き部は、例
えばコの字状、L字状、あるいは他の任意の形状とする
ことができ、コの字状の切り欠き部の場合には内側の3
辺が回路基板の側面と対向し、L字状の切り欠き部の場
合には内側の2辺が回路基板の側面と対向する。また、
回路基板に開口部を形成した場合には、開口部の内周部
分が回路基板の外周部分と対向する。
路基板と二次電池とを厚み方向で重ならないように配置
する構成として、実装部材を支持する回路基板に切り欠
き部あるいは開口部を形成し、この切り欠き部あるいは
開口部内に二次電池の少なくとも一部を収納することも
できる。ここで、回路基板に形成する切り欠き部は、例
えばコの字状、L字状、あるいは他の任意の形状とする
ことができ、コの字状の切り欠き部の場合には内側の3
辺が回路基板の側面と対向し、L字状の切り欠き部の場
合には内側の2辺が回路基板の側面と対向する。また、
回路基板に開口部を形成した場合には、開口部の内周部
分が回路基板の外周部分と対向する。
【0016】この構成によって、二次電池を回路基板上
に載置した場合と比較して、カード型電子機器において
二次電池の搭載に要するを厚さ分を減少させることがで
きる。なお、二次電池の厚みが回路基板の厚みよりも厚
い場合には、二次電池の上面及び又は下面の一部が回路
基板の上面位置及び又は下面位置から突出することにな
るが、少なくとも回路基板の厚み分だけについては、カ
ード型電子機器内において厚さ方向に余裕を持たせるこ
とができる。
に載置した場合と比較して、カード型電子機器において
二次電池の搭載に要するを厚さ分を減少させることがで
きる。なお、二次電池の厚みが回路基板の厚みよりも厚
い場合には、二次電池の上面及び又は下面の一部が回路
基板の上面位置及び又は下面位置から突出することにな
るが、少なくとも回路基板の厚み分だけについては、カ
ード型電子機器内において厚さ方向に余裕を持たせるこ
とができる。
【0017】また、回路基板は二次電池の側面の全周囲
あるいは一部を囲む必要はなく、少なくとも二次電池と
物理的に干渉することがないように切り欠き部を形成す
ることで対応することができる。したがって、回路基板
と二次電池とを厚み方向で重ならないように配置する構
成として、前記した切り欠き部あるいは開口部を備える
構成の他に、回路基板と二次電池とを、ケース内におい
て離して並置して配置する構成とすることもできる。
あるいは一部を囲む必要はなく、少なくとも二次電池と
物理的に干渉することがないように切り欠き部を形成す
ることで対応することができる。したがって、回路基板
と二次電池とを厚み方向で重ならないように配置する構
成として、前記した切り欠き部あるいは開口部を備える
構成の他に、回路基板と二次電池とを、ケース内におい
て離して並置して配置する構成とすることもできる。
【0018】また、本発明のカード型電子機器の他の形
態は、厚さ方向が上カバー及び下カバーで覆われるケー
ス内に実装部材を納めるカード型電子機器であって、実
装部材を支持する回路基板は切り欠き部あるいは開口部
を有し、ケース内において切り欠き部あるいは開口部と
上カバー及び下カバーで囲まれて形成される空間部分に
二次電池を収納可能とする構成とする。これによって、
実装部材を支持する回路基板に形成した切り欠き部ある
いは開口部に二次電池を収納すると共に、二次電池の厚
さ方向を上カバー及び下カバーで保持する。この形態に
よれば、回路基板が備える切り欠き部あるいは開口部に
二次電池を収納する構成であり、回路基板の厚み分だけ
二次電池の厚さ方向の許容量を高めることができる。
態は、厚さ方向が上カバー及び下カバーで覆われるケー
ス内に実装部材を納めるカード型電子機器であって、実
装部材を支持する回路基板は切り欠き部あるいは開口部
を有し、ケース内において切り欠き部あるいは開口部と
上カバー及び下カバーで囲まれて形成される空間部分に
二次電池を収納可能とする構成とする。これによって、
実装部材を支持する回路基板に形成した切り欠き部ある
いは開口部に二次電池を収納すると共に、二次電池の厚
さ方向を上カバー及び下カバーで保持する。この形態に
よれば、回路基板が備える切り欠き部あるいは開口部に
二次電池を収納する構成であり、回路基板の厚み分だけ
二次電池の厚さ方向の許容量を高めることができる。
【0019】本発明のカード型電子機器の別の形態は、
ケース内に実装部材を納めるカード型電子機器であっ
て、ケースの長手方向の一方の端面にコネクタ端子を備
え、コネクタ端子は、ケース内に備える二次電池を充電
する充電端子を含む構成とする。本形態のコネクタ端子
は、パソコン等の外部装置との間で音声データを交換を
行うと共に、充電端子を介してケース内に備える二次電
池を充電することができる。なお、充電端子は、コネク
タ端子が備える複数の端子の中から充電専用の端子を設
定することも、あるいは任意の端子を必要に応じてデー
タ交換用と充電用とで切り替えることもできる。
ケース内に実装部材を納めるカード型電子機器であっ
て、ケースの長手方向の一方の端面にコネクタ端子を備
え、コネクタ端子は、ケース内に備える二次電池を充電
する充電端子を含む構成とする。本形態のコネクタ端子
は、パソコン等の外部装置との間で音声データを交換を
行うと共に、充電端子を介してケース内に備える二次電
池を充電することができる。なお、充電端子は、コネク
タ端子が備える複数の端子の中から充電専用の端子を設
定することも、あるいは任意の端子を必要に応じてデー
タ交換用と充電用とで切り替えることもできる。
【0020】また、充電は、データ交換と同時に行うこ
とも、あるいは単独で行うこともできる。なお、コネク
タ端子の許容電力は、データ交換と充電を合わせた値に
安全性のマージンを加えて定めることができる。なお、
カード型電子機器が備える二次電池は、ケース内に搭載
した状態でコネクタ端子を介して充電することによって
電力供給を受けることも、あるいは、二次電池そのもの
を充電済みの二次電池と交換することによって電力供給
を受けることもできる。
とも、あるいは単独で行うこともできる。なお、コネク
タ端子の許容電力は、データ交換と充電を合わせた値に
安全性のマージンを加えて定めることができる。なお、
カード型電子機器が備える二次電池は、ケース内に搭載
した状態でコネクタ端子を介して充電することによって
電力供給を受けることも、あるいは、二次電池そのもの
を充電済みの二次電池と交換することによって電力供給
を受けることもできる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照しながら詳細に説明する。図1は本発明のカード型
電子機器の概略を説明する図である。なお、本発明のカ
ード型電子機器について、図1〜図4を用いて各構成部
品の配置構造について説明し、図5,図6を用いてイヤ
ホン端子構造について説明し、図7〜図11を用いて基
板及び接点構造について説明し、図12〜図14を用い
て説明する。はじめに、本発明のカード型電子機器の概
略について図1を用いて説明する。図1において、カー
ド型電子機器1は、PCMCIA規格(85.60mm
×54.0mm×5.00mm)で規定されるケース
2、該ケース2内に設けられる基板3、コネクタ端子
4、イヤホン端子6、及び基板3上に設けられるICチ
ップや回路部品等の実装部材(図示していない)を備え
る。
参照しながら詳細に説明する。図1は本発明のカード型
電子機器の概略を説明する図である。なお、本発明のカ
ード型電子機器について、図1〜図4を用いて各構成部
品の配置構造について説明し、図5,図6を用いてイヤ
ホン端子構造について説明し、図7〜図11を用いて基
板及び接点構造について説明し、図12〜図14を用い
て説明する。はじめに、本発明のカード型電子機器の概
略について図1を用いて説明する。図1において、カー
ド型電子機器1は、PCMCIA規格(85.60mm
×54.0mm×5.00mm)で規定されるケース
2、該ケース2内に設けられる基板3、コネクタ端子
4、イヤホン端子6、及び基板3上に設けられるICチ
ップや回路部品等の実装部材(図示していない)を備え
る。
【0022】ケース2は、4つの端面2a,2b,2
c,2d、及び上面2e、下面2fを有し、端面2aに
設けたコネクタ端子4はパソコン等の外部装置が備える
スロットに挿入可能とし、挿入することによって電気的
接続が行われる。端面2aと反対側の端面2bには、半
導体メモリカード10を挿抜するためのスロット5、イ
ヤホンプラグ11を挿抜するためのイヤホン端子6の開
口部6a、及びホールドボタン8が設けられる。なお、
ホールドボタン8は、カード型電子機器の現在の動作を
保持するための動作状態保持手段であり、カード型電子
機器が再生中の場合には、操作ボタンのオフに関わらず
再生動作を維持し、カード型電子機器が停止中の場合に
は、操作ボタンのオンに関わらず再生動作を行わず停止
状態を維持する。
c,2d、及び上面2e、下面2fを有し、端面2aに
設けたコネクタ端子4はパソコン等の外部装置が備える
スロットに挿入可能とし、挿入することによって電気的
接続が行われる。端面2aと反対側の端面2bには、半
導体メモリカード10を挿抜するためのスロット5、イ
ヤホンプラグ11を挿抜するためのイヤホン端子6の開
口部6a、及びホールドボタン8が設けられる。なお、
ホールドボタン8は、カード型電子機器の現在の動作を
保持するための動作状態保持手段であり、カード型電子
機器が再生中の場合には、操作ボタンのオフに関わらず
再生動作を維持し、カード型電子機器が停止中の場合に
は、操作ボタンのオンに関わらず再生動作を行わず停止
状態を維持する。
【0023】スロット5から挿入された半導体メモリカ
ード10は、ケース2内に設けられたメモリカードホル
ダ9及び基板3によって保持され、基板3に設けられた
接点(図示していない)によって電気的接続が行われ
る。また、ケース2内において、コネクタ端子4側には
二次電池7が設けられ、カード型電子機器1を駆動して
イヤホーンに音声再生させるための電源として使用す
る。基板3に一部には開口部(あるいは切り欠き部)3
bが設けられ、二次電池7を収納する空間を形成してい
る。これにより、二次電池7は、ケース2内においてコ
ネクタ端子と挿入された半導体メモリカード10との間
に位置することになる。二次電池7のケース2内での固
定は、例えば、カバー20(上カバー20aあるいは下
カバー20bの内側面に両面テープ等の接着部材を用い
て行うことができる。
ード10は、ケース2内に設けられたメモリカードホル
ダ9及び基板3によって保持され、基板3に設けられた
接点(図示していない)によって電気的接続が行われ
る。また、ケース2内において、コネクタ端子4側には
二次電池7が設けられ、カード型電子機器1を駆動して
イヤホーンに音声再生させるための電源として使用す
る。基板3に一部には開口部(あるいは切り欠き部)3
bが設けられ、二次電池7を収納する空間を形成してい
る。これにより、二次電池7は、ケース2内においてコ
ネクタ端子と挿入された半導体メモリカード10との間
に位置することになる。二次電池7のケース2内での固
定は、例えば、カバー20(上カバー20aあるいは下
カバー20bの内側面に両面テープ等の接着部材を用い
て行うことができる。
【0024】したがって、カード型電子機器1は、ケー
ス2に実装部材を納め、ケース2の長手方向の一方の端
面2aにコネクタ端子4を、他方の端面2bに半導体メ
モリカード10を挿抜するスロット5及びイヤホン端子
6を備え、さらに、ケース2内のコネクタ端子4側に二
次電池7を備える構成である。
ス2に実装部材を納め、ケース2の長手方向の一方の端
面2aにコネクタ端子4を、他方の端面2bに半導体メ
モリカード10を挿抜するスロット5及びイヤホン端子
6を備え、さらに、ケース2内のコネクタ端子4側に二
次電池7を備える構成である。
【0025】更に、本発明のカード型電子機器の構成に
ついて、図2のカバーを外した状態の各部位の斜視図、
図3の部品図、図4のカバーを外した状態のケース内の
両側の平面図及び側面図を用いて説明する。図2におい
て、図2(a)はカード型電子機器1を端面2b側から
見た外装部分の斜視図、図2(b)はカード型電子機器
1のケース2を外した基板部分を端面2b側から見た斜
視図、図2(c)はカード型電子機器1を端面2a側か
ら見た外装部分の斜視図、図2(d)はカード型電子機
器1のケース2を外した基板部分を端面2a側から見た
斜視図、図2(e)はカード型電子機器1の底面部分を
端面2a側から見た斜視図をそれぞれ示している。
ついて、図2のカバーを外した状態の各部位の斜視図、
図3の部品図、図4のカバーを外した状態のケース内の
両側の平面図及び側面図を用いて説明する。図2におい
て、図2(a)はカード型電子機器1を端面2b側から
見た外装部分の斜視図、図2(b)はカード型電子機器
1のケース2を外した基板部分を端面2b側から見た斜
視図、図2(c)はカード型電子機器1を端面2a側か
ら見た外装部分の斜視図、図2(d)はカード型電子機
器1のケース2を外した基板部分を端面2a側から見た
斜視図、図2(e)はカード型電子機器1の底面部分を
端面2a側から見た斜視図をそれぞれ示している。
【0026】図2(a)において、ケース2の上面2e
上には表示部21、操作部22が設けられている。表示
部21は、再生状態等の情報を表示する部分であり、液
晶表示手段を用いて形成することができる。また、操作
部22は、再生、停止等の動作指令を指示する部分であ
り、ボタン及びスイッチにより構成することができる。
また、端面2b側のほぼ中央部分には半導体メモリカー
ド10を挿入するためのスロット5が形成され、該スロ
ット5の両側にはイヤホン端子及びホールドボタン8が
設けられる。なお、スロット5は、ケース2を構成する
枠体2gに切り欠き部分を設けることによって形成する
ことができる。
上には表示部21、操作部22が設けられている。表示
部21は、再生状態等の情報を表示する部分であり、液
晶表示手段を用いて形成することができる。また、操作
部22は、再生、停止等の動作指令を指示する部分であ
り、ボタン及びスイッチにより構成することができる。
また、端面2b側のほぼ中央部分には半導体メモリカー
ド10を挿入するためのスロット5が形成され、該スロ
ット5の両側にはイヤホン端子及びホールドボタン8が
設けられる。なお、スロット5は、ケース2を構成する
枠体2gに切り欠き部分を設けることによって形成する
ことができる。
【0027】図2(b)に示す基板3には、コネクタ端
子側の端面2aと反対側の端面2bとの間に二次電池7
及びメモリカードホルダ9が配置され、二次電池7の側
部には表示ユニット21aが基板3上に取り付けられ、
また、メモリカードホルダ9の側部には操作ユニット2
2aが基板3上に取り付けられている。また、メモリカ
ードホルダ9の側部で端面2b側には、イヤホン端子6
を構成する接点部6bが設けられ、イヤホンプラグ11
の接点12が電気的に接触可能となっている。また、操
作ユニット22aに隣接する端面2b側には、ホールド
ボタン8が設けられる。表示ユニット21a、操作ユニ
ット22a、及びホールドボタン8は、基板3と電気的
に取付けられ、基板3上に実装される回路(図示してい
ない)と接続されている。また、図2(c)、(d)
は、それぞれ図2(a)、(b)と異なる方向から見た
図であり、コネクタ端子側の端面2aを見せている。
子側の端面2aと反対側の端面2bとの間に二次電池7
及びメモリカードホルダ9が配置され、二次電池7の側
部には表示ユニット21aが基板3上に取り付けられ、
また、メモリカードホルダ9の側部には操作ユニット2
2aが基板3上に取り付けられている。また、メモリカ
ードホルダ9の側部で端面2b側には、イヤホン端子6
を構成する接点部6bが設けられ、イヤホンプラグ11
の接点12が電気的に接触可能となっている。また、操
作ユニット22aに隣接する端面2b側には、ホールド
ボタン8が設けられる。表示ユニット21a、操作ユニ
ット22a、及びホールドボタン8は、基板3と電気的
に取付けられ、基板3上に実装される回路(図示してい
ない)と接続されている。また、図2(c)、(d)
は、それぞれ図2(a)、(b)と異なる方向から見た
図であり、コネクタ端子側の端面2aを見せている。
【0028】図2(e)はカード型電子機器の底面部分
を示しており、二次電池7及びイヤホン端子6の裏面部
分を表している。また、基板3の底面の一部には係合用
切り欠き部3cが形成され、該係合用切り欠き部3cに
係合つめ21fを係合させることによって、表示ユニッ
ト21aを基板3に取り付けることができる。また、イ
ヤホン端子6の一部を形成する保持部6eは、ケース2
の枠体2gと一体で形成され、該保持部6eに同じくイ
ヤホン端子6の一部を形成する接点部6bをはめ込む。
この保持部6eに接点部6bをはめ込むことによって、
イヤホン端子6が形成される。
を示しており、二次電池7及びイヤホン端子6の裏面部
分を表している。また、基板3の底面の一部には係合用
切り欠き部3cが形成され、該係合用切り欠き部3cに
係合つめ21fを係合させることによって、表示ユニッ
ト21aを基板3に取り付けることができる。また、イ
ヤホン端子6の一部を形成する保持部6eは、ケース2
の枠体2gと一体で形成され、該保持部6eに同じくイ
ヤホン端子6の一部を形成する接点部6bをはめ込む。
この保持部6eに接点部6bをはめ込むことによって、
イヤホン端子6が形成される。
【0029】図3の部品図において、表示ユニット21
aは、透明シート21b、LCD(液晶表示部)21
c、導電ゴム21d、LCDホルダ21eを備え、LC
Dホルダ21e内に透明シート21b、LCD21c、
及び導電ゴム21dを順に組み込むことによって形成さ
れる。なお、導電ゴム21dはLCD21cと基板3の
回路パターンとを、弾性を利用して機械的及び電気的に
接続する。また、LCDホルダ21eは、係合つめ21
fを基板3側に形成した係合用切り欠き部3cに係合さ
せることによって取付けることができる。操作ユニット
22aは、操作ボタン22bとドームスイッチ22cを
備える。ドームスイッチ22cは、弾性によって、基板
3の回路パターンとの電気的なオン、オフを行う。
aは、透明シート21b、LCD(液晶表示部)21
c、導電ゴム21d、LCDホルダ21eを備え、LC
Dホルダ21e内に透明シート21b、LCD21c、
及び導電ゴム21dを順に組み込むことによって形成さ
れる。なお、導電ゴム21dはLCD21cと基板3の
回路パターンとを、弾性を利用して機械的及び電気的に
接続する。また、LCDホルダ21eは、係合つめ21
fを基板3側に形成した係合用切り欠き部3cに係合さ
せることによって取付けることができる。操作ユニット
22aは、操作ボタン22bとドームスイッチ22cを
備える。ドームスイッチ22cは、弾性によって、基板
3の回路パターンとの電気的なオン、オフを行う。
【0030】イヤホン端子6の接点部6bは、接点6
c,6dを一体に形成して一部品といて備え、イヤホン
プラグ接点12の異なる接点部分と接触して、電気的接
続を行う。なお、図3では、接点6c,6dはそれぞれ
2片の接触片を備える構成としている。また、図3に
は、基板3に二次電池7を収納する開口部3bが形成さ
れ、基板3上に半導体メモリカード10を納めるメモリ
カードホルダ9が設けられている。
c,6dを一体に形成して一部品といて備え、イヤホン
プラグ接点12の異なる接点部分と接触して、電気的接
続を行う。なお、図3では、接点6c,6dはそれぞれ
2片の接触片を備える構成としている。また、図3に
は、基板3に二次電池7を収納する開口部3bが形成さ
れ、基板3上に半導体メモリカード10を納めるメモリ
カードホルダ9が設けられている。
【0031】図4において、図4(a),図4(c)の
平面図はケース内の両側をカバーを外した状態で示し、
図4(b)側面図はケースの側部を示している。図4
(a)の平面図は基板3を上方から見た状態を示してお
り、基板の上面3e上に、コネクタ端子4、二次電池
7、半導体メモリカード10が挿入されたメモリカード
ホルダ9、表示ユニット21a、操作ユニット22aが
設けられ、また、ケースを構成する枠体2gには、一体
でイヤホン端子の保持部6eが形成され、該保持部6e
にはイヤホンプラグ12と電気的に接続される接点6c
が組み込まれている。
平面図はケース内の両側をカバーを外した状態で示し、
図4(b)側面図はケースの側部を示している。図4
(a)の平面図は基板3を上方から見た状態を示してお
り、基板の上面3e上に、コネクタ端子4、二次電池
7、半導体メモリカード10が挿入されたメモリカード
ホルダ9、表示ユニット21a、操作ユニット22aが
設けられ、また、ケースを構成する枠体2gには、一体
でイヤホン端子の保持部6eが形成され、該保持部6e
にはイヤホンプラグ12と電気的に接続される接点6c
が組み込まれている。
【0032】また、図4(c)の平面図は、基板3を下
方から見た状態を示しており、基板の下面3f、二次電
池7eの裏面、及びイヤホン端子の保持部6eと該保持
部6eに組み込まれる接点部6bの裏面側が示されてい
る。接点部6bは接点6c及び接点6dを備えている。
接点6cはイヤホンプラグ12の先端部分の接点に対応
し、他方、接点6dは2つの接点6d1と6d2を備え、
イヤホンプラグ12の基部部分の2つの接点に対応す
る。なお、イヤホンプラグ12の基部部分の2つの接点
は、環状の絶縁輪を挟んで形成されている。また、基板
3に形成された係合用切り欠き部3cに係合された表示
ユニットの係合つめ21fが示されている。
方から見た状態を示しており、基板の下面3f、二次電
池7eの裏面、及びイヤホン端子の保持部6eと該保持
部6eに組み込まれる接点部6bの裏面側が示されてい
る。接点部6bは接点6c及び接点6dを備えている。
接点6cはイヤホンプラグ12の先端部分の接点に対応
し、他方、接点6dは2つの接点6d1と6d2を備え、
イヤホンプラグ12の基部部分の2つの接点に対応す
る。なお、イヤホンプラグ12の基部部分の2つの接点
は、環状の絶縁輪を挟んで形成されている。また、基板
3に形成された係合用切り欠き部3cに係合された表示
ユニットの係合つめ21fが示されている。
【0033】次に、イヤホン端子の構成について、図
5、図6を用いて説明する。図5はカバーを外した状態
の基板を示し、図6はイヤホン端子の部分のみを示して
いる。
5、図6を用いて説明する。図5はカバーを外した状態
の基板を示し、図6はイヤホン端子の部分のみを示して
いる。
【0034】図5(b)は上カバー20aを外した状態
の基板3を上方から見た図であり、図4(a)とほぼ同
一における基板のみを示している。また、図5(d)
は、基板3を下方から見た図であり、図4(c)とほぼ
同一における基板のみを示している。また、図5(a)
は図5(b)に示す基板3を覆うカバーの内面を示し、
図5(c)は図5(b)に示す基板3を操作部22側か
ら見た側面を示している。なお、図5(b)と図5
(d)は、接点部6bの両面を示している。
の基板3を上方から見た図であり、図4(a)とほぼ同
一における基板のみを示している。また、図5(d)
は、基板3を下方から見た図であり、図4(c)とほぼ
同一における基板のみを示している。また、図5(a)
は図5(b)に示す基板3を覆うカバーの内面を示し、
図5(c)は図5(b)に示す基板3を操作部22側か
ら見た側面を示している。なお、図5(b)と図5
(d)は、接点部6bの両面を示している。
【0035】図5において、イヤホン端子6に係る構成
部分において、基板3側にはイヤホン端子6を構成する
接点部6bが設けられる。該接点部6bは、例えば絶縁
材で形成し、接点6cと接点6d及びこれらを絶縁する
と共に、接点間の位置関係を保持する。接点6cと接点
6d(6d1、6d2)の各接触点は、互いにほぼ直交す
る方向に配置され、挿入されたイヤホンプラグ11の接
点12の各接点部分(接点12c)と、一方(接点6
c)はイヤホンプラグ11の挿入方向のプラグ先端部分
で接触し、他方(接点6d)はイヤホンプラグ11の挿
入方向と直交する方向のプラグ側面部分(接点12d)
で接触する。
部分において、基板3側にはイヤホン端子6を構成する
接点部6bが設けられる。該接点部6bは、例えば絶縁
材で形成し、接点6cと接点6d及びこれらを絶縁する
と共に、接点間の位置関係を保持する。接点6cと接点
6d(6d1、6d2)の各接触点は、互いにほぼ直交す
る方向に配置され、挿入されたイヤホンプラグ11の接
点12の各接点部分(接点12c)と、一方(接点6
c)はイヤホンプラグ11の挿入方向のプラグ先端部分
で接触し、他方(接点6d)はイヤホンプラグ11の挿
入方向と直交する方向のプラグ側面部分(接点12d)
で接触する。
【0036】また、図6に示すイヤホン端子の拡大図
は、共に図5(d)と同様に、カード型電子機器の底面
側から見た状態であり、互いに逆方向から見た図であ
る。イヤホン端子6は、接点部6bと保持部6eから構
成される。接点部6bはイヤホンプラグ12の接点12
c,12dと接触して電気的接続を行う接点6c及び接
点6dを備え、基板3側に取りつけられる。接点部6b
の基板3への取りつけは、接点部6bに設けたネジ穴6
hを用いてネジ止めすることによって行うことができ
る。なお、接点12dは絶縁材を挟んで形成される2つ
の接点部分(12d1,12d2)を備え、各接点部分は
2つの接点部6bのそれぞれに接触して電気的接続を行
う。
は、共に図5(d)と同様に、カード型電子機器の底面
側から見た状態であり、互いに逆方向から見た図であ
る。イヤホン端子6は、接点部6bと保持部6eから構
成される。接点部6bはイヤホンプラグ12の接点12
c,12dと接触して電気的接続を行う接点6c及び接
点6dを備え、基板3側に取りつけられる。接点部6b
の基板3への取りつけは、接点部6bに設けたネジ穴6
hを用いてネジ止めすることによって行うことができ
る。なお、接点12dは絶縁材を挟んで形成される2つ
の接点部分(12d1,12d2)を備え、各接点部分は
2つの接点部6bのそれぞれに接触して電気的接続を行
う。
【0037】接点6cは二股に分かれた接触片を形成
し、イヤホンプラグ12が挿入される方向においてイヤ
ホンプラグ12に向けて設置され、挿入されたイヤホン
プラグ12の接点12cの先端部分との間で電気的接続
を行う。二股の接触片は弾性を有し、接点12cの先端
部分との間で弾力的に接触させることによって、良好な
接触状態を保持すると共に、挿入方向及びその直交方向
で生じる位置ずれを許容している。他方の接点6dはU
字状に形成された2つの接触片(6d1,6d2)を備
え、両接触片はイヤホンプラグ12の挿入方向に沿っ
て、その先端を挿入されたイヤホンプラグ12の側面方
向に向かって設置され、挿入されたイヤホンプラグ12
の接点12dの2箇所の側面部分との間で電気的接続を
行う。接点6dの接触片は弾性を有し、接点12dの側
面部分との間でU字状の先端部分を弾力的に接触させる
ことによって、良好な接触状態を保持すると共に、挿入
方向と直交する方向で生じる位置ずれを許容している。
し、イヤホンプラグ12が挿入される方向においてイヤ
ホンプラグ12に向けて設置され、挿入されたイヤホン
プラグ12の接点12cの先端部分との間で電気的接続
を行う。二股の接触片は弾性を有し、接点12cの先端
部分との間で弾力的に接触させることによって、良好な
接触状態を保持すると共に、挿入方向及びその直交方向
で生じる位置ずれを許容している。他方の接点6dはU
字状に形成された2つの接触片(6d1,6d2)を備
え、両接触片はイヤホンプラグ12の挿入方向に沿っ
て、その先端を挿入されたイヤホンプラグ12の側面方
向に向かって設置され、挿入されたイヤホンプラグ12
の接点12dの2箇所の側面部分との間で電気的接続を
行う。接点6dの接触片は弾性を有し、接点12dの側
面部分との間でU字状の先端部分を弾力的に接触させる
ことによって、良好な接触状態を保持すると共に、挿入
方向と直交する方向で生じる位置ずれを許容している。
【0038】保持部6eは、前記した接点部6bを保持
する部分である。保持部6eは、ケース2の端面2bと
側面2cの共通の端部、つまり枠体2gの角部2hに形
成される。この角部2hは、枠体2gを構成する2つの
辺部材(端面2bと側面2cを構成する辺部材)が交差
する部分であり、機械的強度を得やすい位置であるた
め、接点部6bの取付け強度を高めることができる。接
点部6bの取付け強度を高めることによって、カード型
電子機器1本体の携帯や取り扱い中に衝撃を受けた場合
であっても、接点部6bにおける接触不良を避けること
ができる。仮に、枠体2gの辺部材の途中部分に保持部
6eを形成した場合には、辺部材の途中部分は機械的強
度が比較的低い部分であるため、外部からの力で変形し
易く、保持部6eが変動して接点部6bに接触不良が発
生し易くなる。
する部分である。保持部6eは、ケース2の端面2bと
側面2cの共通の端部、つまり枠体2gの角部2hに形
成される。この角部2hは、枠体2gを構成する2つの
辺部材(端面2bと側面2cを構成する辺部材)が交差
する部分であり、機械的強度を得やすい位置であるた
め、接点部6bの取付け強度を高めることができる。接
点部6bの取付け強度を高めることによって、カード型
電子機器1本体の携帯や取り扱い中に衝撃を受けた場合
であっても、接点部6bにおける接触不良を避けること
ができる。仮に、枠体2gの辺部材の途中部分に保持部
6eを形成した場合には、辺部材の途中部分は機械的強
度が比較的低い部分であるため、外部からの力で変形し
易く、保持部6eが変動して接点部6bに接触不良が発
生し易くなる。
【0039】なお、上記構成によって、イヤホン端子6
の開口部6aは、ケース2の端面2bあるいは側面2c
の端部に形成される。開口部6aは端面2bあるいは側
面2cのいずれの端部に設けることも可能であるが、端
面2bには半導体メモリカード10用のスロット5が設
けられるため端面2b側の長さに余裕が少ないこと、及
び挿入されるイヤホンプラグ12の長さを考慮すると、
端面2b側に開口部6aを設けて側面2c方向にイヤホ
ンプラグ12を挿入する構成が好適である。
の開口部6aは、ケース2の端面2bあるいは側面2c
の端部に形成される。開口部6aは端面2bあるいは側
面2cのいずれの端部に設けることも可能であるが、端
面2bには半導体メモリカード10用のスロット5が設
けられるため端面2b側の長さに余裕が少ないこと、及
び挿入されるイヤホンプラグ12の長さを考慮すると、
端面2b側に開口部6aを設けて側面2c方向にイヤホ
ンプラグ12を挿入する構成が好適である。
【0040】また、保持部6eは、枠体2gと一体で形
成することができる。枠体2gを樹脂材料あるいは金属
材料で形成する際、この枠体2gと一体で保持部6eを
形成する。これによって、保持部6e自体の機械的強度
を高めることができる他に、前記したと同様に、接点部
6bの取付け強度を高めることができる、接点部6bの
接触不良を防止することができる。さらに、保持部6e
は、枠体2gのネジ部2iが設けられる固定部の近傍に
形成することができる。ネジ部2iは上カバー20a及
び下カバー20bを枠体2gに固定するための構成部で
ある。枠体2gの上下の上カバー20a及び下カバー2
0bを配置し、該ネジ部2iにネジ(図示していない)
を取付けることによって、ネジ部2iの近傍部分は上カ
バー20a及び下カバー20bによって上方及び下方か
ら面圧を受けて固定される。保持部6eをこの上カバー
20a及び下カバー20bからの面圧を受ける範囲に形
成することによって、保持部6eの機械的強度を高める
ことができ、さらに、接点部6bの接触不良を防止する
ことができる。
成することができる。枠体2gを樹脂材料あるいは金属
材料で形成する際、この枠体2gと一体で保持部6eを
形成する。これによって、保持部6e自体の機械的強度
を高めることができる他に、前記したと同様に、接点部
6bの取付け強度を高めることができる、接点部6bの
接触不良を防止することができる。さらに、保持部6e
は、枠体2gのネジ部2iが設けられる固定部の近傍に
形成することができる。ネジ部2iは上カバー20a及
び下カバー20bを枠体2gに固定するための構成部で
ある。枠体2gの上下の上カバー20a及び下カバー2
0bを配置し、該ネジ部2iにネジ(図示していない)
を取付けることによって、ネジ部2iの近傍部分は上カ
バー20a及び下カバー20bによって上方及び下方か
ら面圧を受けて固定される。保持部6eをこの上カバー
20a及び下カバー20bからの面圧を受ける範囲に形
成することによって、保持部6eの機械的強度を高める
ことができ、さらに、接点部6bの接触不良を防止する
ことができる。
【0041】したがって、保持部6eにおいて、枠体2
gの角部2hに設ける構成、枠体2gと一体で形成する
構成、及び枠体2gのネジ部2iが設けられる固定部の
近傍に形成する構成によって、保持部6の機械的強度を
高めて接点部6bの接触不良を防止することができる
が、上記各構成は、それぞれ単独で用いることも、ある
いは組み合わせて用いることもできる。なお、上記カー
ド型電子機器のケースの形成において、枠体と上カバー
と下カバーの3部分を別体として形成する場合、及び上
カバー及び下カバーの何れか一方のカバーを枠体と一体
となった部材と他方のカバーの2部分とで形成される場
合がある。
gの角部2hに設ける構成、枠体2gと一体で形成する
構成、及び枠体2gのネジ部2iが設けられる固定部の
近傍に形成する構成によって、保持部6の機械的強度を
高めて接点部6bの接触不良を防止することができる
が、上記各構成は、それぞれ単独で用いることも、ある
いは組み合わせて用いることもできる。なお、上記カー
ド型電子機器のケースの形成において、枠体と上カバー
と下カバーの3部分を別体として形成する場合、及び上
カバー及び下カバーの何れか一方のカバーを枠体と一体
となった部材と他方のカバーの2部分とで形成される場
合がある。
【0042】枠体と上カバーと下カバーの3部分がそれ
ぞれ別体である場合には、ケースは枠体を上カバー及び
下カバーで挟み固定部分で固定することによって形成す
る。また、一方のカバーと枠体とを一体の部材とする場
合には、枠体とカバーとの一体部材と他方のカバーの2
部分を固定部分で固定することによって形成する。枠体
と一体に形成するカバーは上カバー及び下カバーの何れ
とすることもできる。なお、一方のカバーと枠体の一体
形成は、両部位を樹脂等で一体に形成したり、予め形成
しておいた一方(例えば、金属製カバー)を他方(例え
ば、樹脂製の枠体)の形成時に組み込んで一体に形成す
ることによって行うことができる。
ぞれ別体である場合には、ケースは枠体を上カバー及び
下カバーで挟み固定部分で固定することによって形成す
る。また、一方のカバーと枠体とを一体の部材とする場
合には、枠体とカバーとの一体部材と他方のカバーの2
部分を固定部分で固定することによって形成する。枠体
と一体に形成するカバーは上カバー及び下カバーの何れ
とすることもできる。なお、一方のカバーと枠体の一体
形成は、両部位を樹脂等で一体に形成したり、予め形成
しておいた一方(例えば、金属製カバー)を他方(例え
ば、樹脂製の枠体)の形成時に組み込んで一体に形成す
ることによって行うことができる。
【0043】次に、基板の構成、及び基板に取り付ける
半導体カード用の構成について、図7〜図11、及び図
5を用いて説明する。図7は、基板部分を示す斜視図で
ある。基板3上には、ICチップや回路部品を載置する
と共に接続を行うパターン部3iが設けられる他、係合
用切り欠き部3cを用いて表示ユニット(図示していな
い)が取付けられる。また、基板3の上面3eは、挿入
された半導体メモリカード10を支持する支持面を兼ね
ると共に、半導体メモリカード10の挿入方向の先端側
に、半導体メモリカード10の接点と接触して電気的接
続を行うための接点部3gが設けられる。接点部3g
は、弾性を有した導電性の接片3hを複数枚配置して形
成される。接片3hの一端には接点が形成されて、挿入
された半導体メモリカードの接点と接触して電気的接続
を行い、接片3hの他端は、基板3上に形成されたパタ
ーン3iと電気的に接続される。
半導体カード用の構成について、図7〜図11、及び図
5を用いて説明する。図7は、基板部分を示す斜視図で
ある。基板3上には、ICチップや回路部品を載置する
と共に接続を行うパターン部3iが設けられる他、係合
用切り欠き部3cを用いて表示ユニット(図示していな
い)が取付けられる。また、基板3の上面3eは、挿入
された半導体メモリカード10を支持する支持面を兼ね
ると共に、半導体メモリカード10の挿入方向の先端側
に、半導体メモリカード10の接点と接触して電気的接
続を行うための接点部3gが設けられる。接点部3g
は、弾性を有した導電性の接片3hを複数枚配置して形
成される。接片3hの一端には接点が形成されて、挿入
された半導体メモリカードの接点と接触して電気的接続
を行い、接片3hの他端は、基板3上に形成されたパタ
ーン3iと電気的に接続される。
【0044】なお、接片3hに形成された符号3kは、
接片3hを基板3に取り付ける際の位置決め用の穴を示
し、符号3nはスペーサ9aを基板3に取り付ける際の
位置決め用の穴を示している。また、メモリカードホル
ダ9に形成された溝9c及びスペーサ9aに形成された
突出部9dは、メモリカードホルダ9とスペーサ9aと
の接合位置を定め係合するための構成である。
接片3hを基板3に取り付ける際の位置決め用の穴を示
し、符号3nはスペーサ9aを基板3に取り付ける際の
位置決め用の穴を示している。また、メモリカードホル
ダ9に形成された溝9c及びスペーサ9aに形成された
突出部9dは、メモリカードホルダ9とスペーサ9aと
の接合位置を定め係合するための構成である。
【0045】図8(a)は、メモリカードホルダ9を取
り付けた基板3を上方から見た平面図であり、図8
(b)は、接片3h及び該接片3hが設けられる基板部
分の断面を示している。なお、図8(b)において、半
導体メモリカード(図示していない)は右方から挿入さ
れる。図8(b)において、接片3hの一方の端部は基
板3上に固定されてパターン3iと電気的に接続され、
接片3hの他方の端部は、挿入される半導体メモリカー
ド10の接点側に向かって凸部分を有して湾曲して形成
される。この凸部分は、半導体メモリカード10の接点
と電気的に接続する接点3jを構成し、基板3に上面3
eよりも半導体メモリカード10側に突出している。
り付けた基板3を上方から見た平面図であり、図8
(b)は、接片3h及び該接片3hが設けられる基板部
分の断面を示している。なお、図8(b)において、半
導体メモリカード(図示していない)は右方から挿入さ
れる。図8(b)において、接片3hの一方の端部は基
板3上に固定されてパターン3iと電気的に接続され、
接片3hの他方の端部は、挿入される半導体メモリカー
ド10の接点側に向かって凸部分を有して湾曲して形成
される。この凸部分は、半導体メモリカード10の接点
と電気的に接続する接点3jを構成し、基板3に上面3
eよりも半導体メモリカード10側に突出している。
【0046】一方、この接点3jが形成される近傍の基
板部分には溝部3aが形成される。この溝部3aは、接
片3hの長さ方向に沿って形成され、接点3jが半導体
メモリカード10の接点と接触したときに発生する接片
3hの撓みを、この溝部3aによって逃がすと共に、接
片3hの弾性によって両接点間の電気的接続を良好に保
持することができる。図8において、溝部3aは基板3
を貫通して形成されているが、溝深さは接片3hの撓み
を逃がすに十分な深さであれば良く、必ずしも貫通であ
る必要はない。溝部の溝深さが接片3hの撓み分よりも
少ない場合には、溝部内において接点3jの湾曲部分の
先端が溝底部あるいは下カバー20bに当接して変形す
ることによって対応することができる。
板部分には溝部3aが形成される。この溝部3aは、接
片3hの長さ方向に沿って形成され、接点3jが半導体
メモリカード10の接点と接触したときに発生する接片
3hの撓みを、この溝部3aによって逃がすと共に、接
片3hの弾性によって両接点間の電気的接続を良好に保
持することができる。図8において、溝部3aは基板3
を貫通して形成されているが、溝深さは接片3hの撓み
を逃がすに十分な深さであれば良く、必ずしも貫通であ
る必要はない。溝部の溝深さが接片3hの撓み分よりも
少ない場合には、溝部内において接点3jの湾曲部分の
先端が溝底部あるいは下カバー20bに当接して変形す
ることによって対応することができる。
【0047】半導体メモリカード10の保持は、半導体
メモリカード10の下側を基板3の上面3e部分で支持
し、上側をメモリホールドホルダ9で支持して行う。メ
モリホールドホルダ9は、スペーサ9aを挟んで接片3
h(あるいは基板3の上面3e)上に取り付けられ、こ
れによって基板3の上面3e上に設けられる。なお、ス
ペーサ9aの基板3への取付けは、例えば図7,図9に
示すように、スペーサ9aに設けた突出部3mを基板3
側の穴部3nにはめ込んで位置決めし、接着材で仮固定
した後、ホールドホルダ9の基板3への取り付けによっ
て固定することができる。ホールドホルダ9の基板3へ
の取り付けは、ホールドホルダ9の側部周囲に設けられ
た突出片9eを取り付け端として基板3に接着剤等で固
定することができる。なお、スペーサ9aの厚さは、使
用する半導体メモリカードの内で最大の厚さのものに対
応して設定する。なお、厚さの薄い半導体メモリカード
は、接片3hの弾性によって保持される。
メモリカード10の下側を基板3の上面3e部分で支持
し、上側をメモリホールドホルダ9で支持して行う。メ
モリホールドホルダ9は、スペーサ9aを挟んで接片3
h(あるいは基板3の上面3e)上に取り付けられ、こ
れによって基板3の上面3e上に設けられる。なお、ス
ペーサ9aの基板3への取付けは、例えば図7,図9に
示すように、スペーサ9aに設けた突出部3mを基板3
側の穴部3nにはめ込んで位置決めし、接着材で仮固定
した後、ホールドホルダ9の基板3への取り付けによっ
て固定することができる。ホールドホルダ9の基板3へ
の取り付けは、ホールドホルダ9の側部周囲に設けられ
た突出片9eを取り付け端として基板3に接着剤等で固
定することができる。なお、スペーサ9aの厚さは、使
用する半導体メモリカードの内で最大の厚さのものに対
応して設定する。なお、厚さの薄い半導体メモリカード
は、接片3hの弾性によって保持される。
【0048】また、メモリホールドホルダ9の半導体メ
モリカード側の面の一部には、基板3側に向かう弾性片
9bが設けられる。弾性片9bは挿入された半導体メモ
リカードを基板3側の接点3jに押圧して、半導体メモ
リカードの接点と基板3側の接点3jとの電気的接触を
良好なものとするものである。弾性片9bは、例えば、
メモリホールドホルダ9の一部にU字状の切り込みを入
れ、該切り込みで形成される方持ち片を基板3側に向け
て湾曲させることによって形成することができる。これ
によって、半導体メモリカードの厚さが異なる場合にお
いても、弾性片9b及び接片3hの弾性によって保持及
び電気的接触が行われる。これによって、本発明のカー
ド型電子機器は、サイズの異なる半導体メモリカードに
対応することができる。
モリカード側の面の一部には、基板3側に向かう弾性片
9bが設けられる。弾性片9bは挿入された半導体メモ
リカードを基板3側の接点3jに押圧して、半導体メモ
リカードの接点と基板3側の接点3jとの電気的接触を
良好なものとするものである。弾性片9bは、例えば、
メモリホールドホルダ9の一部にU字状の切り込みを入
れ、該切り込みで形成される方持ち片を基板3側に向け
て湾曲させることによって形成することができる。これ
によって、半導体メモリカードの厚さが異なる場合にお
いても、弾性片9b及び接片3hの弾性によって保持及
び電気的接触が行われる。これによって、本発明のカー
ド型電子機器は、サイズの異なる半導体メモリカードに
対応することができる。
【0049】図9は、図7の構成を基板の裏面側から見
た図であり、接点部3gの構成を示している。なお、図
7,図9に示す接点部3gの構成は、基板3上に接点部
3gを取り付ける途中の状態を示している。複数の接片
3hは、基板3上に固定されるまでは、その一端を切り
離し接合片3lによって一体に接合され、これによって
各接片3hの位置関係を保持している。切り離し接合片
3lは、接点部3gを基板3に取り付けた後は、最終的
に各接片3hから切り離される。また、接片3hの一部
には位置決め用の穴3kが形成され、基板3へ取り付け
る際の位置決めに用いられる。
た図であり、接点部3gの構成を示している。なお、図
7,図9に示す接点部3gの構成は、基板3上に接点部
3gを取り付ける途中の状態を示している。複数の接片
3hは、基板3上に固定されるまでは、その一端を切り
離し接合片3lによって一体に接合され、これによって
各接片3hの位置関係を保持している。切り離し接合片
3lは、接点部3gを基板3に取り付けた後は、最終的
に各接片3hから切り離される。また、接片3hの一部
には位置決め用の穴3kが形成され、基板3へ取り付け
る際の位置決めに用いられる。
【0050】図10は、接点部3g及びメモリホールド
ホルダ9乃至スペーサ9aを基板3に取り付ける手順を
説明するために図である。この取り付けでは、接点部3
gをメモリホールドホルダ9及びスペーサ9aに仮固定
した後、基板3に取り付ける。はじめに、図10(a)
に示すように、メモリホールドホルダ9、スペーサ9
a、及び接点部3gの各部品を用意する。接点部3g
は、複数の接片3hを並設すると共に、接点3jと反対
側の端部を切り離し接合片3lによって一体に接合して
形成している。接片3hと切り離し接合片3lとの境界
部分には、例えば肉薄に形成することによって、切り離
し部3qを形成し、該切り離し部3qで折り曲げること
によって切り離し接合片3lを切り離すことができる。
また、一部の接片3hには位置決め用の穴3kが形成さ
れている。
ホルダ9乃至スペーサ9aを基板3に取り付ける手順を
説明するために図である。この取り付けでは、接点部3
gをメモリホールドホルダ9及びスペーサ9aに仮固定
した後、基板3に取り付ける。はじめに、図10(a)
に示すように、メモリホールドホルダ9、スペーサ9
a、及び接点部3gの各部品を用意する。接点部3g
は、複数の接片3hを並設すると共に、接点3jと反対
側の端部を切り離し接合片3lによって一体に接合して
形成している。接片3hと切り離し接合片3lとの境界
部分には、例えば肉薄に形成することによって、切り離
し部3qを形成し、該切り離し部3qで折り曲げること
によって切り離し接合片3lを切り離すことができる。
また、一部の接片3hには位置決め用の穴3kが形成さ
れている。
【0051】次に、図10(b)に示すように、スペー
サ9aを挟んで接点部3g及びメモリホールドホルダ9
を仮固定し、一体の部品に形成する。スペーサ9aをメ
モリホールドホルダ9に固定するには、前記したみぞ9
cと突出部9dを係合することによって行うことがで
き、また、接点部3gをスペーサ9aに固定するには、
接着剤を用いることができる。この後、図10(c)〜
図10(f)に示す手順によって、メモリホールドホル
ダ9、スペーサ9a、及び接点部3gを一体に仮固定し
た部品を、基板3に取り付ける。
サ9aを挟んで接点部3g及びメモリホールドホルダ9
を仮固定し、一体の部品に形成する。スペーサ9aをメ
モリホールドホルダ9に固定するには、前記したみぞ9
cと突出部9dを係合することによって行うことがで
き、また、接点部3gをスペーサ9aに固定するには、
接着剤を用いることができる。この後、図10(c)〜
図10(f)に示す手順によって、メモリホールドホル
ダ9、スペーサ9a、及び接点部3gを一体に仮固定し
た部品を、基板3に取り付ける。
【0052】基板3側には、位置決め用の穴3kと対応
する位置に位置決め用の突出部3rが形成されている
(図10(c))。接点部3gを基板3に取り付けるに
は、位置決め用の穴3kと位置決め用の突出部3rとを
位置合わせすることによって位置決めし、メモリホール
ドホルダ9の突出片9eを基板3に接着材で固定すると
共に、接点部3gの接片3hを基板のパターン部3i
に、はんだ付けすることによって行う。図8中の3p
は、はんだ付け部を示している。このはんだ付け部3p
でのはんだ付け操作によって、接点部3gを基板3に取
り付ける際、各接片3hは、切り離し接合片3lによっ
て一体に接合されているため、接片3h間の位置関係は
保持されている(図10(d))。
する位置に位置決め用の突出部3rが形成されている
(図10(c))。接点部3gを基板3に取り付けるに
は、位置決め用の穴3kと位置決め用の突出部3rとを
位置合わせすることによって位置決めし、メモリホール
ドホルダ9の突出片9eを基板3に接着材で固定すると
共に、接点部3gの接片3hを基板のパターン部3i
に、はんだ付けすることによって行う。図8中の3p
は、はんだ付け部を示している。このはんだ付け部3p
でのはんだ付け操作によって、接点部3gを基板3に取
り付ける際、各接片3hは、切り離し接合片3lによっ
て一体に接合されているため、接片3h間の位置関係は
保持されている(図10(d))。
【0053】基板3に取り付けた後は、各接片3hはは
んだによって所定位置に固定されるため、切り離し接合
片3lは不要となる。そこで、切り離し部3qにおい
て、切り離し接合片3lを折り曲げることによって、切
り離し接合片3lを切り離す(図10(e),
(f))。
んだによって所定位置に固定されるため、切り離し接合
片3lは不要となる。そこで、切り離し部3qにおい
て、切り離し接合片3lを折り曲げることによって、切
り離し接合片3lを切り離す(図10(e),
(f))。
【0054】図11は、本発明による半導体メモリカー
ドと基板側との電気的接続を従来と比較して示す図であ
る。図11(a),(b),(c)は、本発明の構成に
よる場合であり、図11(a)は半導体メモリカードが
未挿入の状態を示し、図9(b)と図9(c)は、異な
る厚さの半導体メモリカード(厚さT1,厚さT2)が
挿入された状態を示している。
ドと基板側との電気的接続を従来と比較して示す図であ
る。図11(a),(b),(c)は、本発明の構成に
よる場合であり、図11(a)は半導体メモリカードが
未挿入の状態を示し、図9(b)と図9(c)は、異な
る厚さの半導体メモリカード(厚さT1,厚さT2)が
挿入された状態を示している。
【0055】半導体メモリカード10側の接点は、接片
3hと接点3jとを接触することによって電気的接続が
行われる。この接触において生じる接片3hの撓みは、
溝部3a内で逃がすことができる。この溝部3a内での
接片3hの撓みを用いることによって、厚さの異なる半
導体メモリカードを使用することができる。半導体メモ
リカードの厚さが異なる場合には、図10(b)と図1
0(c)に示すように、半導体メモリカードの厚さに応
じて接点3jが撓み、該撓み量を溝部3a内で逃がすこ
とができるため、接片3hの接点3jは常に半導体メモ
リカード10側の接点に接触させることができる。図1
0(a)〜(c)に示す溝部3aは、基板3を貫通して
形成しているが、必ずしも貫通して形成する必要はな
く、図10(d)に示すように、貫通することなく基板
3に一部を切削して形成することもできる。
3hと接点3jとを接触することによって電気的接続が
行われる。この接触において生じる接片3hの撓みは、
溝部3a内で逃がすことができる。この溝部3a内での
接片3hの撓みを用いることによって、厚さの異なる半
導体メモリカードを使用することができる。半導体メモ
リカードの厚さが異なる場合には、図10(b)と図1
0(c)に示すように、半導体メモリカードの厚さに応
じて接点3jが撓み、該撓み量を溝部3a内で逃がすこ
とができるため、接片3hの接点3jは常に半導体メモ
リカード10側の接点に接触させることができる。図1
0(a)〜(c)に示す溝部3aは、基板3を貫通して
形成しているが、必ずしも貫通して形成する必要はな
く、図10(d)に示すように、貫通することなく基板
3に一部を切削して形成することもできる。
【0056】また、本発明のように、基板3を半導体メ
モリカード10の下面を支持する支持面とすると共に、
この支持面を半導体メモリカード10の接点との電気的
接続を行う接点部分とする構成によって、メモリホール
ドホルダの厚さを減少させることができる。本発明の構
成では、基板底部からメモリホールドホルダの上面まで
の厚さは、メモリホールドホルダ9の厚さt1、半導体
メモリカード10を挿入する空間部分の厚さt2、及び
基板3の厚さt3を加算したt4となる。
モリカード10の下面を支持する支持面とすると共に、
この支持面を半導体メモリカード10の接点との電気的
接続を行う接点部分とする構成によって、メモリホール
ドホルダの厚さを減少させることができる。本発明の構
成では、基板底部からメモリホールドホルダの上面まで
の厚さは、メモリホールドホルダ9の厚さt1、半導体
メモリカード10を挿入する空間部分の厚さt2、及び
基板3の厚さt3を加算したt4となる。
【0057】これに対して、図10(e)に示すよう
に、基板3上にメモリホールドホルダを載置する構成で
は、メモリホールドホルダ9の上面の厚さt5、半導体
メモリカード10を挿入する空間部分の厚さt2、メモ
リホールドホルダ9の下面の厚さt6、及び基板3の厚
さt3の和t7となり、少なくともメモリホールドホル
ダ9の下面の厚さt6分だけ厚くなる。また、図10
(f)に示すように、半導体メモリカード10の上側面
で電気的接続を行う構成では、メモリホールドホルダ9
の上面の厚さt8、半導体メモリカード10を挿入する
空間部分の厚さt2、及び基板3の厚さt3の和t9と
なるが、メモリホールドホルダ9の上面の厚さt8は接
片の撓み分だけの厚さが必要となり、厚くなる。
に、基板3上にメモリホールドホルダを載置する構成で
は、メモリホールドホルダ9の上面の厚さt5、半導体
メモリカード10を挿入する空間部分の厚さt2、メモ
リホールドホルダ9の下面の厚さt6、及び基板3の厚
さt3の和t7となり、少なくともメモリホールドホル
ダ9の下面の厚さt6分だけ厚くなる。また、図10
(f)に示すように、半導体メモリカード10の上側面
で電気的接続を行う構成では、メモリホールドホルダ9
の上面の厚さt8、半導体メモリカード10を挿入する
空間部分の厚さt2、及び基板3の厚さt3の和t9と
なるが、メモリホールドホルダ9の上面の厚さt8は接
片の撓み分だけの厚さが必要となり、厚くなる。
【0058】さらに、基板3には、コネクタ端子4側
に、二次電池7を収納するための開口部3bが形成され
る。なお、該開口部3bの形状は、二次電池7のサイズ
や配置位置によって、必ずしも二次電池7の4辺を囲む
形状に限らず、基板3を切り欠いた形状として、二次電
池7の一部を保持する構成とすることもできる。また、
二次電池7の形状は矩形に限るものではなく任意の形状
とすることができ、この場合には、開口及び切り欠の形
状も二次電池7の形状に対応した任意の形状とすること
ができる。
に、二次電池7を収納するための開口部3bが形成され
る。なお、該開口部3bの形状は、二次電池7のサイズ
や配置位置によって、必ずしも二次電池7の4辺を囲む
形状に限らず、基板3を切り欠いた形状として、二次電
池7の一部を保持する構成とすることもできる。また、
二次電池7の形状は矩形に限るものではなく任意の形状
とすることができ、この場合には、開口及び切り欠の形
状も二次電池7の形状に対応した任意の形状とすること
ができる。
【0059】次に、本発明のカード型電子機器の電源部
の構成について、図1,図2,図4、及び図12〜図1
4を用いて説明する。本発明のカード型電子機器の電源
部は、二次電池を備えると共に、該二次電池をコネクタ
端子を介して外部装置から充電可能な構成とするもので
ある。図1,図2,図4に示すように、コネクタ端子4
はケース2の長手方向の一方の端面に設け、該コネクタ
端子はケース2内に備える二次電池7を充電する充電端
子を含む。コネクタ端子4が備える複数の端子の内のい
くつかの端子を充電端子とし、基板上に形成された充電
回路を介して二次電池7に接続する。なお、充電端子
は、コネクタ端子が備える複数の端子の中から充電専用
の端子を設定することも、あるいは任意の端子を必要に
応じてデータ交換用と充電用とで切り替えることもでき
る。なお、コネクタ端子の許容電力は、データ交換と充
電を合わせた値に安全性のマージンを加えて設定する。
の構成について、図1,図2,図4、及び図12〜図1
4を用いて説明する。本発明のカード型電子機器の電源
部は、二次電池を備えると共に、該二次電池をコネクタ
端子を介して外部装置から充電可能な構成とするもので
ある。図1,図2,図4に示すように、コネクタ端子4
はケース2の長手方向の一方の端面に設け、該コネクタ
端子はケース2内に備える二次電池7を充電する充電端
子を含む。コネクタ端子4が備える複数の端子の内のい
くつかの端子を充電端子とし、基板上に形成された充電
回路を介して二次電池7に接続する。なお、充電端子
は、コネクタ端子が備える複数の端子の中から充電専用
の端子を設定することも、あるいは任意の端子を必要に
応じてデータ交換用と充電用とで切り替えることもでき
る。なお、コネクタ端子の許容電力は、データ交換と充
電を合わせた値に安全性のマージンを加えて設定する。
【0060】コネクタ端子4は、パソコン等の外部装置
との間で音声データの交換を行うと共に、充電端子を介
してケース2内に備える二次電池7を充電することがで
きる。また、充電は、データ交換と同時に行うことも、
データ交換とは独立して充電のみを行うこともできる。
との間で音声データの交換を行うと共に、充電端子を介
してケース2内に備える二次電池7を充電することがで
きる。また、充電は、データ交換と同時に行うことも、
データ交換とは独立して充電のみを行うこともできる。
【0061】図12〜図14は、本発明のカード型電子
機器の一回路構成例である。図12は回路構成の基本構
造を示し、図13は充電回路の一構成例を示し、図14
は動作例である。図12において、カード型電子機器が
備える回路は基板3上に形成され、コネクタ端子4で接
続されるパソコン等の外部装置との間でインターフェー
ス18を介して信号の授受を行うと共に、充電回路10
0を介して二次電池7を充電すると共に、電源回路19
に給電する。
機器の一回路構成例である。図12は回路構成の基本構
造を示し、図13は充電回路の一構成例を示し、図14
は動作例である。図12において、カード型電子機器が
備える回路は基板3上に形成され、コネクタ端子4で接
続されるパソコン等の外部装置との間でインターフェー
ス18を介して信号の授受を行うと共に、充電回路10
0を介して二次電池7を充電すると共に、電源回路19
に給電する。
【0062】インターフェース18にはCPU15が接
続され、該CPU15には内部メモリ14、デコーダ1
6、及び接点部3gを介して半導体カードメモリ10が
接続される。内部メモリ14は、パソコン等の外部装置
や半導体カードメモリ10から入力したデータを記憶し
たり、CPU15が駆動するためのプログラム等を記憶
する。デコーダ16は、外部装置や半導体カードメモリ
10から入力したデータからイヤホーン13を駆動する
信号を形成するための信号変換手段であり、該デコーダ
16で形成された信号はAMP17で電力増幅され、イ
ヤホーン13を駆動する駆動信号となる。なお、電源回
路19は、破線で囲んだ回路部分に所定の電圧で給電す
る。
続され、該CPU15には内部メモリ14、デコーダ1
6、及び接点部3gを介して半導体カードメモリ10が
接続される。内部メモリ14は、パソコン等の外部装置
や半導体カードメモリ10から入力したデータを記憶し
たり、CPU15が駆動するためのプログラム等を記憶
する。デコーダ16は、外部装置や半導体カードメモリ
10から入力したデータからイヤホーン13を駆動する
信号を形成するための信号変換手段であり、該デコーダ
16で形成された信号はAMP17で電力増幅され、イ
ヤホーン13を駆動する駆動信号となる。なお、電源回
路19は、破線で囲んだ回路部分に所定の電圧で給電す
る。
【0063】本発明のカード型電子機器は、二次電池7
を主電源とする構成であり、二次電池7の充電は外部装
置からコネクタ端子4を介して給電を受け、充電回路1
00によって行う。したがって、コネクタ端子4が外部
装置に接続されている場合には、コネクタ端子4を通し
て、外部装置との間で信号を送受信と給電を行ってカー
ド型電子機器を駆動すると共に、二次電池7を充電す
る。他方、コネクタ端子4を外部装置から外して、カー
ド型電子機器を独立して使用する場合には、充電した二
次電池7を用いてカード型電子機器を駆動する。二次電
池としては、例えばリチウムイオン電池を用いることが
できる。
を主電源とする構成であり、二次電池7の充電は外部装
置からコネクタ端子4を介して給電を受け、充電回路1
00によって行う。したがって、コネクタ端子4が外部
装置に接続されている場合には、コネクタ端子4を通し
て、外部装置との間で信号を送受信と給電を行ってカー
ド型電子機器を駆動すると共に、二次電池7を充電す
る。他方、コネクタ端子4を外部装置から外して、カー
ド型電子機器を独立して使用する場合には、充電した二
次電池7を用いてカード型電子機器を駆動する。二次電
池としては、例えばリチウムイオン電池を用いることが
できる。
【0064】図13は、充電回路100及び電源回路1
9の一構成例を示している。充電回路100は、一方は
コネクタ端子4に接続され、他方は二次電池7及び電源
回路19に接続され、コネクタ端子4と二次電池7との
間の接続を制御するスイッチング素子100a(例え
ば、トランジスタあるいはFET)と、該スイッチング
素子100aを制御して二次電池7の充電を制御する充
電制御回路100b、及び電源回路19に向けてのみ一
方向で電流を流す回路部分(例えばダイオード回路)を
備える。
9の一構成例を示している。充電回路100は、一方は
コネクタ端子4に接続され、他方は二次電池7及び電源
回路19に接続され、コネクタ端子4と二次電池7との
間の接続を制御するスイッチング素子100a(例え
ば、トランジスタあるいはFET)と、該スイッチング
素子100aを制御して二次電池7の充電を制御する充
電制御回路100b、及び電源回路19に向けてのみ一
方向で電流を流す回路部分(例えばダイオード回路)を
備える。
【0065】充電制御回路100bは、コネクタ端子4
側の電圧及び二次電池7の電圧値を検出し、これらの電
圧状態に応じてスイッチング素子100aを制御し、二
次電池7の充電動作を制御する。例えば、コネクタ端子
4に外部装置が接続され、十分な電圧が供給されている
場合、二次電池7の充電が不充分な場合にはスイッチン
グ素子100aを閉じて二次電池7を充電し、二次電池
7の充電が充分な場合にはスイッチング素子100aを
開いて二次電池7の過充電を防ぐ。なお、このとき、電
源回路19には、ダイオード回路を通して給電が行われ
ている。
側の電圧及び二次電池7の電圧値を検出し、これらの電
圧状態に応じてスイッチング素子100aを制御し、二
次電池7の充電動作を制御する。例えば、コネクタ端子
4に外部装置が接続され、十分な電圧が供給されている
場合、二次電池7の充電が不充分な場合にはスイッチン
グ素子100aを閉じて二次電池7を充電し、二次電池
7の充電が充分な場合にはスイッチング素子100aを
開いて二次電池7の過充電を防ぐ。なお、このとき、電
源回路19には、ダイオード回路を通して給電が行われ
ている。
【0066】また、外部装置から十分な電圧が供給され
ていない場合や、コネクタ端子4に外部装置が接続され
ていない場合には、スイッチング素子100aを開い
て、二次電池7を放電させ電源回路19に給電する。な
お、このとき、スイッチング素子100aを開くことに
よって、二次電池7の過放電を防ぐこともできる。電源
回路19は、所定電圧(例えば、V1,V2,V3)を
形成する電圧変換回路(例えば、DC/DCコンバー
タ)19a,19b,19cを備え、所定電圧を負荷に
供給する。なお、充電制御回路100b、及び電源回路
19は該機能を備えるICによって構成することができ
る。
ていない場合や、コネクタ端子4に外部装置が接続され
ていない場合には、スイッチング素子100aを開い
て、二次電池7を放電させ電源回路19に給電する。な
お、このとき、スイッチング素子100aを開くことに
よって、二次電池7の過放電を防ぐこともできる。電源
回路19は、所定電圧(例えば、V1,V2,V3)を
形成する電圧変換回路(例えば、DC/DCコンバー
タ)19a,19b,19cを備え、所定電圧を負荷に
供給する。なお、充電制御回路100b、及び電源回路
19は該機能を備えるICによって構成することができ
る。
【0067】図14(a)は、コネクタ端子を外部装置
に接続して、データの書き込み動作と充電動作を同時に
行う場合を示し、図14(b)は、コネクタ端子を外部
装置から切り離して再生を行う場合を示している。な
お、図14において、信号の流れは破線の矢印で示し、
給電の流れは実線の矢印で示している。図14(a)に
おいて、コネクタ端子4から入力したデータは、インタ
ーフェース18からCPU15で信号処理され、半導体
メモリカード10や内部メモリ14に書き込まれる。ま
た、コネクタ端子4からは充電回路100を介して二次
電池7の充電、及び電源回路19への給電が行われる。
図14(b)において、再生時には、CPU15の制御
によって、半導体メモリカード10や内部メモリ14に
書き込まれているデータを読み出し、デコーダ16で音
声信号に変換した後、AMP17で電力増幅し、イヤホ
ーン13を駆動する。また、このときの駆動電力は、二
次電池7の放電によって得られる。
に接続して、データの書き込み動作と充電動作を同時に
行う場合を示し、図14(b)は、コネクタ端子を外部
装置から切り離して再生を行う場合を示している。な
お、図14において、信号の流れは破線の矢印で示し、
給電の流れは実線の矢印で示している。図14(a)に
おいて、コネクタ端子4から入力したデータは、インタ
ーフェース18からCPU15で信号処理され、半導体
メモリカード10や内部メモリ14に書き込まれる。ま
た、コネクタ端子4からは充電回路100を介して二次
電池7の充電、及び電源回路19への給電が行われる。
図14(b)において、再生時には、CPU15の制御
によって、半導体メモリカード10や内部メモリ14に
書き込まれているデータを読み出し、デコーダ16で音
声信号に変換した後、AMP17で電力増幅し、イヤホ
ーン13を駆動する。また、このときの駆動電力は、二
次電池7の放電によって得られる。
【0068】本発明の実施の形態によれば、カード型電
子機器内に構成要素を機能的に配置することができる。
また、本発明の実施の形態によれば、幅が制限されたカ
ード型電子機器に対して、イヤホンプラグを良好に接続
することができるイヤホン端子を設けることができる。
また、本発明の実施の形態によれば、幅が制限されたカ
ード型電子機器に対して、サイズを異にする半導体メモ
リカードを、所定位置にかつ良好な電気的接続を確保し
て保持することができる。また、本発明の実施の形態に
よれば、寸法が制限されたカード型電子機器内に収納可
能で、また、カード型電子機器を駆動するに要する電力
の補充が容易な電源を備えることができる。
子機器内に構成要素を機能的に配置することができる。
また、本発明の実施の形態によれば、幅が制限されたカ
ード型電子機器に対して、イヤホンプラグを良好に接続
することができるイヤホン端子を設けることができる。
また、本発明の実施の形態によれば、幅が制限されたカ
ード型電子機器に対して、サイズを異にする半導体メモ
リカードを、所定位置にかつ良好な電気的接続を確保し
て保持することができる。また、本発明の実施の形態に
よれば、寸法が制限されたカード型電子機器内に収納可
能で、また、カード型電子機器を駆動するに要する電力
の補充が容易な電源を備えることができる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカード型
電子機器によれば、カード型電子機器に要する電源を、
寸法が制限されたカード型電子機器内に収納可能とする
ことができる。また、カード型電子機器に搭載した電源
の電力補充を容易に行うことができる。
電子機器によれば、カード型電子機器に要する電源を、
寸法が制限されたカード型電子機器内に収納可能とする
ことができる。また、カード型電子機器に搭載した電源
の電力補充を容易に行うことができる。
【図1】本発明のカード型電子機器の概略を説明する図
である。
である。
【図2】本発明のカード型電子機器の構成のカバーを外
した状態の各部位の斜視図である。
した状態の各部位の斜視図である。
【図3】本発明のカード型電子機器の構成の部品図であ
る。
る。
【図4】本発明のカード型電子機器の構成のカバーを外
した状態のケース内の両側の平面図及び側面図である。
した状態のケース内の両側の平面図及び側面図である。
【図5】本発明のカード型電子機器のイヤホン端子構造
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図6】本発明のカード型電子機器のイヤホン端子構造
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図7】本発明のカード型電子機器の基板部分を示す斜
視図である。
視図である。
【図8】本発明のカード型電子機器の基板の構成を説明
するための図である。
するための図である。
【図9】本発明のカード型電子機器の基板の構成を説明
するための図である。
するための図である。
【図10】本発明のカード型電子機器の接点部、メモリ
ホールドホルダ、スペーサを基板に取り付ける手順を説
明するために図である。
ホールドホルダ、スペーサを基板に取り付ける手順を説
明するために図である。
【図11】本発明による半導体メモリカードと基板側と
の電気的接続を従来と比較して示す図である。
の電気的接続を従来と比較して示す図である。
【図12】本発明のカード型電子機器の回路構成の基本
構造を説明するための図である。
構造を説明するための図である。
【図13】本発明のカード型電子機器の充電回路の一構
成例を説明するための図である。
成例を説明するための図である。
【図14】本発明のカード型電子機器の動作例を説明す
るための図である。
るための図である。
1 カード型電子機器 2 ケース 2a,2b 端面 2c,2d 側面 2e 上面 2f 底面 2g 枠体 2h 角部 2i ネジ部 3 基板 3a 溝部 3b 開口部(切り欠き部) 3c 係合用切り欠き部 3d イヤホン端子用切り欠き部 3e 上面 3f 底面 3g 接点部 3h 接片 3i パターン 3j 接点 3k 位置決め用穴 3l 切り離し用接合片 3m 位置決め用突出部 3n 位置決め用穴 3p はんだ付け部 3q 切り離し部 4 コネクタ端子 5 スロット 6 イヤホン端子 6a 開口部 6b 接点部 6c,6d1,6d2 接点 6e 保持部 6f 絶縁部 6g1,6g2 接続部 7 二次電池 8 ホールドボタン 9 メモリホールドホルダ 9a スペーサ 9b ホールド部 9c みぞ 9d 突出部 9e 突出片 10 半導体メモリカード 11 イヤホンプラグ 12 イヤホンプラグ接点 12c,12d 接点 13 イヤホーン 14 内部メモリ 15 CPU 16 デコーダ 17 AMP 18 インターフェース 19 電源回路 19a,19b,19c 電圧変換回路 20 カバー 20a 上カバー 20b 下カバー 21 表示部 21a 表示ユニット 21b 透明シート 21c LCD 21d 導電ゴム 21e LCDホルダ 21f 係合つめ 22 操作部 22a 操作ユニット 22b ボタン 22c ドームスイッチ 100 充電回路 100a スイッチング素子 100b 充電制御回路
フロントページの続き (72)発明者 蓮見 雄一 東京都田無市本町6丁目1番12号 シチズ ン時計株式会社田無製造所内 (72)発明者 佐藤 信博 東京都田無市本町6丁目1番12号 シチズ ン時計株式会社田無製造所内 Fターム(参考) 5B035 BB09 BC05 CA12 5D045 DB01 5D108 CA04 CA07 CA15 CA29
Claims (12)
- 【請求項1】 ケース内に実装部材を納めるカード型電
子機器であって、前記ケース端面にコネクタ端子を有
し、前記ケース内に二次電池を備えることを特徴とする
カード型電子機器。 - 【請求項2】 ケース内に実装部材を納めるカード型電
子機器であって、前記ケースの長手方向の一方の端面に
コネクタ端子を有し、前記ケース内のコネクタ端子側に
二次電池を備えることを特徴とするカード型電子機器。 - 【請求項3】 請求項1、又は2に記載のカード型電子
機器において、前記実装部材を支持する回路基板と二次
電池を前記ケースの厚み方向において重なることなく配
置することを特徴とするカード型電子機器。 - 【請求項4】 請求項1、又は2に記載のカード型電子
機器において、前記実装部材を支持する回路基板は切り
欠き部あるいは開口部を有し、該切り欠き部あるいは開
口部内に二次電池の少なくとも一部を収納することを特
徴とするカード型電子機器。 - 【請求項5】 請求項3、又は4に記載のカード型電子
機器において、前記ケースは厚さ方向に上カバー及び下
カバーを有し、前記切り欠き部あるいは開口部と前記上
カバー及び下カバーによってケース内に形成される空間
部分に、二次電池を収納可能とすることを特徴とするカ
ード型電子機器。 - 【請求項6】 請求項5に記載のカード型電子機器にお
いて、前記二次電池は、前記上カバー及び下カバーの少
なくとも一方に接着固定されることを特徴とするカード
型電子機器。 - 【請求項7】 請求項2乃至6の何れか一つに記載のカ
ード型電子機器において、前記コネクタ端子は、前記ケ
ース内に備える二次電池を充電する充電端子を含むこと
を特徴とするカード型電子機器。 - 【請求項8】 ケース内に実装部材を納めるカード型電
子機器であって、前記実装部材を支持する回路基板と二
次電池を前記ケースの厚み方向において重なることなく
配置することを特徴とするカード型電子機器。 - 【請求項9】 ケース内に実装部材を納めるカード型電
子機器であって、前記実装部材を支持する回路基板は切
り欠き部あるいは開口部を有し、該切り欠き部あるいは
開口部内に二次電池の少なくとも一部を収納することを
特徴とするカード型電子機器。 - 【請求項10】 厚さ方向が上カバー及び下カバーで覆
われるケース内に実装部材を納めるカード型電子機器で
あって、切り欠き部あるいは開口部と前記上カバー及び
下カバーによってケース内に形成される空間部分に、二
次電池を収納可能とすることを特徴とするカード型電子
機器。 - 【請求項11】 請求項10に記載のカード型電子機器
において、前記二次電池は、前記上カバー及び下カバー
の少なくとも一方に接着固定されることを特徴とするカ
ード型電子機器。 - 【請求項12】 請求項1乃至11の何れか一つに記載
のカード型電子機器において、前記カード型電子機器は
PCMCIAタイプ2の規格準拠したサイズであること
を特徴とするカード型電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000260522A JP2002074296A (ja) | 2000-08-30 | 2000-08-30 | カード型電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000260522A JP2002074296A (ja) | 2000-08-30 | 2000-08-30 | カード型電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002074296A true JP2002074296A (ja) | 2002-03-15 |
Family
ID=18748515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000260522A Withdrawn JP2002074296A (ja) | 2000-08-30 | 2000-08-30 | カード型電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002074296A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004015687A1 (ja) * | 2002-08-08 | 2004-02-19 | Sanyo Electric Co., Ltd. | 音声記録装置 |
-
2000
- 2000-08-30 JP JP2000260522A patent/JP2002074296A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004015687A1 (ja) * | 2002-08-08 | 2004-02-19 | Sanyo Electric Co., Ltd. | 音声記録装置 |
CN100380285C (zh) * | 2002-08-08 | 2008-04-09 | 三洋电机株式会社 | 音频录制装置 |
US7574273B2 (en) | 2002-08-08 | 2009-08-11 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Audio recording device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI818686B (zh) | 卡連接器、卡座及終端 | |
JPH05326087A (ja) | コネクタ及びこのコネクタを用いた電気的接続構造体 | |
JP4109654B2 (ja) | スピンドルモータ用の可撓性印刷回路およびそれを備えるディスクドライブ | |
KR20210086092A (ko) | 배터리 팩 | |
JP2002074296A (ja) | カード型電子機器 | |
JP2002073089A (ja) | カード型電子機器 | |
JP2002078061A (ja) | カード型電子機器 | |
US7525807B2 (en) | Semiconductor memory device | |
US7201996B1 (en) | Sound generator for a portable device | |
JP3516717B2 (ja) | 電子機器に装着される電池及び電池装着部を有する電子機器 | |
WO1996033517A1 (en) | Electronic appliance with battery compartment | |
EP1494299B1 (en) | Electronic equipment and method for extracting battery or electronic component thereof | |
JP2000259780A (ja) | Icカード装着装置 | |
JP2001188630A (ja) | ステーション装置 | |
JP7122874B2 (ja) | 電池ユニット及び電子装置 | |
JP4529239B2 (ja) | Icカードの記録及び/又は再生装置 | |
JPH05204493A (ja) | 記録装置及び電子機器 | |
JP3873555B2 (ja) | リスト型電子機器 | |
JP4730119B2 (ja) | 電子機器のコネクタ装置 | |
JP2006005083A (ja) | シャーシ構造及び電子機器 | |
JP2000332428A (ja) | 電子機器 | |
JP2007329726A (ja) | 電子機器システム | |
JP2003229189A (ja) | カード状記録媒体用コネクター及びこれを使用する情報装置 | |
JP2000332430A (ja) | 電子機器並びに記録及び又は再生装置 | |
JP2003229205A (ja) | コネクター取り付け構造及びこれを備えた電子装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071106 |