JP2002074256A - 光学的情報読取装置 - Google Patents

光学的情報読取装置

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JP2002074256A
JP2002074256A JP2000301238A JP2000301238A JP2002074256A JP 2002074256 A JP2002074256 A JP 2002074256A JP 2000301238 A JP2000301238 A JP 2000301238A JP 2000301238 A JP2000301238 A JP 2000301238A JP 2002074256 A JP2002074256 A JP 2002074256A
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Akira Kurita
章 栗田
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Optoelectronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 EAN−128バーコード規格によるバーコ
ードシンボルをデコードして成るキャラクタ列から、各
データ項目毎に各データキャラクタを抽出し、各所定の
区切り文字を付加して、所定の順序で上位装置へ送出す
ること。 【解決手段】 本発明の光学的情報読取装置における記
憶装置は、アプリケーション識別子データベース4F、
グループポインタテーブル4G、出力識別子設定記憶部
4H及びバーコードデータ処理プログラム等を含有し、
出力識別子設定部4Hには上位装置が必要とする各デー
タ項目に対応する各アプリケーション識別子、各区切り
文字及び各送出順序が設定されている。以って、上記キ
ャラクタ列を、各データグループ(1アプリケーション
識別子+1データキャラクタ)に分割し、各データキャ
ラクタを抽出し、所定の区切り文字を付加して、所定の
順序で上位装置へ送出する。それによって、上位装置の
データ処理が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、光学的記
録媒体に記録された光学的パターン等の光学的情報を読
取るための光学的情報読取装置に関する。特に、読取っ
たバーコードシンボル中にファンクションコード及び/
又はアプリケーション識別子が含まれているときは、各
アプリケーション識別子の直近後位のデータを、上位装
置の処理形態に適合するように編集して、同上位装置に
向けて送信することが出来る、光学的情報読取装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】光学的情報読取装置は、タッチ式スキャ
ナ、ペン式スキャナ及びレーザスキャナの三つに大別さ
れる。タッチ式スキャナは、光学的記録媒体(被読取部
材)に記録された光学的パターンを照明手段で照明し、
上記光学的パターンからの散乱反射によって成る光像
を、一次元電子走査形読取センサ(例えばCCD)上に
結像させ、これを電子走査形読取センサの光電変換機能
によって、時間軸上の電気的アナログ信号に変換し、こ
の信号を電気的に処理して、元の情報(データキャラク
タ)を復元するものである。上記光学的パターンとして
は、例えばバーコードシンボル類が使用される。
【0003】ペン式スキャナは、ペン形筐体の内部に発
光素子と受光素子とを配設し、先端部に透明球体を配設
し、該先端部によって、被読取部材(例えばラベル)上
のバーコードシンボルを、手動走査したとき、上記受光
素子に到達した反射光信号(強弱信号)を、時間軸上の
電気的アナログ信号に変換し、この信号を電気的に処理
して、元の情報(データキャラクタ)を復元するもので
ある。
【0004】レーザスキャナは、筐体の内部にレーザ光
源と、ポリゴンミラーと、受光素子とを配設し、先端部
に光出入口を形成し、上記ポリゴンミラーによってレー
ザ光源からのレーザビームを走査したとき、上記受光素
子に到達した反射光信号(強弱信号)を、時間軸上の電
気的アナログ信号に変換し、この信号を電気的に処理し
て、元の情報(データキャラクタ)を復元するものであ
る。
【0005】流通、サービス業、等々において用いられ
ているバーコードとして、従来からJAN(Japan
ese Article Number)、UPC(U
niversal Product Code)、EA
N(European Article Numbe
r)、CODE39、CODE128等の様々な種類、
桁数のバーコード規格がある。しかし、近年、物品情報
の登録処理や情報管理等を行う分野がFA(Facto
ry Automation)、流通、サーピス業、等
々と拡がるにつれて、取り扱う情報の種類が多岐に亙
り、又、情報量が益々増大する傾向にある。このように
情報の多量化、多様化に伴い、上記各バーコード規格に
対応して作成されたバーコード情報の処理方式では、バ
ーコードで表現することの出来ない場合が出来(しゅつ
たい)した。詰り、上記各バーコード規格は、商品毎に
設定された商品コードのみを示すものであるから、例え
ば、購入商品のサイズや色柄等の他の属性を示すデータ
を、バーコードで表現することが出来ない。このような
商品の属性別に売上量を統計処理することも商品管理に
おいて必要になる場合がある。
【0006】上記バーコード規格の欠点を補う標準バー
コード規格として、1992年に国際EAN(Euro
pean Article Number)協会は、E
AN−128バーコード規格を標準化し、その普及促進
を図っている。上記EAN−128バーコード規格で
は、上記CODE128のバーコード・シンボルが使用
され、国際EAN協会によって標準化されたデータ表示
形式に従って、必要なデータが表示される。上記EAN
−128バーコード規格のデータ表示形式は、図2の如
く、ファンクションキャラクタ(FNC1)や、アプリ
ケーション識別子(AI:Application I
dentification)とそれに対応するデータ
の組合せ等を包含する。各アプリケーション識別子は、
各データ項目毎に標準化されたコードである。
【0007】上記EAN−128バーコード規格は、一
つのバーコードシンボルに、2個以上のデータ項目を同
時に表示出来るという特徴を持っている。アプリケーシ
ョン識別子は、上記EAN−128バーコード規格の識
別コードであり、略称でAIと呼ばれる。標準のアプリ
ケーション識別子のコードは、国際EAN協会が定めて
いる。アプリケーション識別子は、2桁から4桁の数値
コードである。それぞれのデータ項目毎に、そのデータ
の長さが固定長、または可変長で定められている。現在
定義されているアプリケーション識別子は、既に上記E
AN−128バーコード規格が実際に使用しているもの
に基づいて定められている。これらを分類すると梱包識
別、商品管理、計量表示、業務管理の分野に大別され
る。上記EAN−128バーコード規格のバーコードシ
ンボルを光学的情報読取装置で読取ることにより、商品
のサイズや色柄等の他の属性を示すデータも解析処理が
可能となる。(以上の諸点については再説する。)
【0008】
【従来技術の問題点】しかしながら、従来の光学的情報
読取装置は、上記EAN−128バーコード規格等によ
るアプリケーション識別子の含まれたバーコードシンボ
ルを読取った場合、解読して得たデータキャラクタ列を
そのまま一度に、上位装置(例えばホストコンビュー
タ)に送信するために、上位装置側では、受信したデー
タキャラクタ列中のアプリケーション識別子を検索した
り、データキャラクタ列全体を各データグループに分割
したり、当該各データグループからアプリケーション識
別子を除くデータキャラクタのみを抽出したりして、デ
ータ処理を進めなければならなかった。上記EAN−1
28バーコード規格では、複数のデータをバーコードシ
ンボルで表現する場合のデータ配列順序までは規定され
ていないし、又、運用上の標準化、統一化が厳密になさ
れていないものもあるから、ファンクションキャラクタ
(FNC1)及び/又はアプリケーション識別子の含ま
れるバーコードシンボルを読取る場合、上位装置側では
読取データの編集処理のために非常に複雑な手段方法が
必要となり、装置も高価になるという問題点があった。
【0009】
【発明の目的】それ故、この出願の発明の第1の目的
は、被読取部材上に記録された、アプリケーション識別
子の含まれているバーコードシンボルを読取って、デー
タキャラクタ列に変換したとき、当該データキャラクタ
の全体を、それぞれアプリケーション識別子を包含する
1又は複数個のデータグループに分割し、当該各データ
グループからデータキャラクタのみを抽出することが出
来る、光学的情報読取装置を提供することにある。この
出願の発明の第2の目的は、被読取部材上に記録された
アプリケーション識別子の含まれている光学的情報を読
取って、データキャラクタ列に変換したとき、当該デー
タキャラクタの全体を、それぞれアプリケーション識別
子を包含する1又は複数個のデータグループに分割し、
当該各データグループからデータキャラクタのみを抽出
し、抽出された各データキャラクタに各所定の区切り文
字を付加し、各区切り文字の付加されたデータキャラク
タを予め設定された順序に従って配列し、当該各データ
キャラクタを、予め設定された順序で、上位装置(例え
ばホストコンピュータ)に向けて送信することが出来
る、光学的情報読取装置を提供することにある。この出
願の発明の第3の目的は、バーコードシンボルが担持す
るデータ列のうち、上位装置(例えばホストコンピュー
タ)が必要とするデータを特定して、当該データのみを
抽出し、出力処理をすることが出来る、光学的情報読取
装置を提供することにある。この出願の発明の第4の目
的は、予めバーコードメニューコードを光学的センサで
読取らせることによって、上位装置(例えばホストコン
ピュータ)の必要とする各データ項目、並びに当該各デ
ータ項目の出力順序を設定をすることが出来る、光学的
情報読取装置を提供することにある。この出願の発明の
第5の目的は、上位装置(例えば、ホストコンピュー
タ)からの指令によって、当該上位装置が必要とする各
データ項目、並びに当該各データ項目の出力順序の設定
をすることが出来る、光学的情報読取装置を提供するこ
とにある。この出願の発明の第6の目的は、新規なるア
プリケーション識別子が規定された新規なるバーコード
規格に基づくバーコードシンボルを読取るような場合
に、既搭載のバーコードデータ処理プログラムを、容易
に変更・修正することが出来る、光学的情報読取装置を
提供することにある。この出願の発明の第7の目的は、
上記諸目的を達成しながら、而も製造コストの極めて低
廉な、光学的情報読取装置を提供することにある。
【0010】
【目的を達成するための手段】前記の諸問題を解消し、
前記の諸目的を達成するために、この出願の発明の第1
の形態を成す、光学的情報読取装置は、光学的センサ2
と、信号処理装置3と、データ処理装置4とを含有し、
データ処理装置4は、演算処理装置と、制御装置と、記
憶装置と、インタフェース4Eと、バスとを含有し、上
記記憶装置は、読取データバッファ部4B、出力データ
バッファ部4D、アプリケーション識別子データベース
4F、グループポインタテーブル4G及び出力識別子設
定記憶部4H、並びにオペレーテングシステム及びバー
コードデータ処理プログラムを含有し、アプリケーショ
ン識別子データベース4Fには、1又は複数個のアプリ
ケーション識別子が、予め記憶され、出力識別子設定部
4Hには、上位装置が必要とする各データ項目に対応す
る各アプリケーション識別子、当該各アプリケーション
識別子に対応する各区切り文字、並びに同上位装置が要
求する各データ項目の出力順序が、予め設定記憶されて
いる、光学的情報読取装置であって、被読取部材上のバ
ーコードシンボルbから到来した反射光信号が、光学的
センサ2によって、時間軸上の電気的アナログ信号に光
電変換され、上記電気的アナログ信号は、信号処理装置
3によって増幅され、次いで同信号処理装置3又はデー
タ処理装置4の2値化プログラムの実行によって、2値
信号列に変換され、上記2値信号列は、バーコードデー
タ処理プログラムによる第1ステップにおいて、英数字
等のキャラクタ列にデコードされ、上記キャラクタ列
は、第2ステップにおいて、スタートキャラクタの直近
後位にファンクションキャラクタFNC1が含まれてい
るか否かが判断され、上記スタートキャラクタの直近後
位にファンクションキャラクタFNC1が含まれている
と判断されたときは、第3ステップにおいて、アプリケ
ーション識別子データベース4F中の各アプリケーショ
ン識別子と上記キャラクタ列とが照合比較されることに
よって、同キャラクタ列中の全てのアプリケーション識
別子が検出され、検出された各アプリケーション識別子
と各直近後位のデータキャラクタとが各結合されること
によって、上記キャラクタ列中のデータキャラクタ列の
全体が各データグループに分割され、分割されて成る各
データグループは、各独立に読取データバッファ部4B
に書込まれ、第4ステップにおいて、読取データバッフ
ァ部4B中の上記各データグループの先頭番地が、グル
ープポインタテーブル4Gに書込まれ、第5ステップに
おいて、出力識別子設定記憶部4H中の各アプリケーシ
ョン識別子が、上記上位装置の要求に基づく所定の順序
で読出され、読出されたアプリケーション識別子と、グ
ループポインタテーブル4Gに記憶された先頭番地を参
照して読出された読取データバッファ部4B中の各デー
タグループとが、順次照合比較され、第6ステップにお
いて、上記照合比較の結果に基づき、上記各データグル
ープ中に上記アプリケーション識別子と同一のアプリケ
ーション識別子が存在するか否かが判断され、上記各デ
ータグループ中の何れか一つのデータグループに上記ア
プリケーション識別子と同一のアプリケーション識別子
が存在すると判断されたときは、第7ステップにおい
て、当該データグループのデータ部分のみが抽出される
と共に、当該アプリケーション識別子に対応する区切り
文字が、当該データ部分の末尾に付加されて、出力デー
タバッファ部4Dに転送され、転送された各データ部分
と区切り文字は、出力データバッファ部4Dに、転送順
に書込まれることによって、上記上位装置が要求する順
序を有する、区切り文字付データ列に編成され、上記区
切り文字付データ列は、第9ステップにおいて、上記上
位装置からの送信指令に基づいて、同上位装置に向けて
送信され、又、上記第2ステップにおいて、上記キャラ
クタ列中のスタートキャラクタの直近後位にファンクシ
ョンキャラクタFNC1が含まれていないと判断された
ときは直ちに、上記キャラクタ列中のデータキャラクタ
列が、出力データバッファ部4Dに転送され、上記デー
タキャラクタ列は、第9ステップにおいて、上記上位装
置からの送信指令に基づいて、同上位装置に向けて送信
される、ものである。
【0011】この出願の発明の第2の形態を成す光学的
情報読取装置は、光学的センサ2と、信号処理装置3
と、データ処理装置4とを含有し、データ処理装置4
は、演算処理装置と、制御装置と、記憶装置と、インタ
フェース4Eと、バスとを含有し、上記記憶装置は、読
取データバッファ部4B、出力データバッファ部4D、
アプリケーション識別子データベース4F、グループポ
インタテーブル4G及び出力識別子設定記憶部4H、並
びにオペレーテングシステム及びバーコードデータ処理
プログラムを含有し、識別子データベース4Fには、1
又は複数個のアプリケーション識別子が、予め記憶さ
れ、出力識別子設定部4Hには、上位装置が必要とする
各データ項目に対応する各アプリケーション識別子、当
該各アプリケーション識別子に対応する各区切り文字、
並びに同上位装置が要求する各データ項目の出力順序
が、予め設定記憶されている、光学的情報読取装置であ
って、被読取部材上のバーコードシンボルbから到来し
た反射光信号が、光学的センサ2によって、時間軸上の
電気的アナログ信号に光電変換され、上記電気的アナロ
グ信号は、信号処理装置3によって増幅され、次いで同
信号処理装置3又はデータ処理装置4の2値化プログラ
ムの実行によって、2値信号列に変換され、上記2値信
号列は、バーコードデータ処理プログラムによる第1ス
テップにおいて、英数字等のキャラクタ列にデコードさ
れ、上記キャラクタ列は、第2ステップにおいて、アプ
リケーション識別子データベース4F中の各アプリケー
ション識別子と照合比較されることによって、当該キャ
ラクタ列中にアプリケーション識別子が含まれているか
否かが判断され、上記キャラクタ列中にアプリケーショ
ン識別子が一つでも含まれていると判断されたときは、
第3ステップにおいて、アプリケーション識別子データ
ベース4F中の各アプリケーション識別子と上記キャラ
クタ列とが照合比較されることによって、同キャラクタ
列中の全てのアプリケーション識別子が検出され、検出
された各アプリケーション識別子と各直近後位のデータ
キャラクタとが各結合されることによって、上記キャラ
クタ列中のデータキャラクタ列の全体が各データグルー
プに分割され、分割されて成る各データグループは、各
独立に上記読取データバッファ部4Bに書込まれ、第4
ステップにおいて、上記読取データバッファ部4B中の
上記各データグループの先頭番地が、上記グループポイ
ンタテーブル4Gに書込まれ、第5ステップにおいて、
上記出力識別子設定記憶部4H中の各アプリケーション
識別子が、上記上位装置の要求に基づく所定の順序で読
出され、読出されたアプリケーション識別子と、上記グ
ループポインタテーブル4Gに記憶された先頭番地を参
照して読出された上記読取データバッファ部4B中の各
データグループとが、順次照合比較され、第6ステップ
において、上記照合比較の結果に基づき、上記各データ
グループ中に上記アプリケーション識別子と同一のアプ
リケーション識別子が存在するか否かが判断され、上記
各データグループ中の何れか一つのデータグループに上
記アプリケーション識別子と同一のアプリケーション識
別子が存在すると判断されたときは、第7ステップにお
いて、当該データグループのデータ部分のみが抽出され
ると共に、当該アプリケーション識別子に対応する区切
り文字が、当該データ部分の末尾に付加されて、出力デ
ータバッファ部4Dに転送され、転送された各データ部
分と区切り文字は、出力データバッファ部4Dに、転送
順に書込まれることによって、上記上位装置が要求する
順序を有する、区切り文字付データ列に編成され、上記
区切り文字付データ列は、第9ステップにおいて、上記
上位装置からの送信指令に基づいて、同上位装置に向け
て送信され、又、上記第2ステップにおいて、上記キャ
ラクタ列中にアプリケーション識別子が一つも含まれて
いないと判断されたときは直ちに、上記キャラクタ列中
のデータキャラクタ列が、出力データバッファ部4Dに
転送され、上記データキャラクタ列は、第9ステップに
おいて、上記上位装置からの送信指令に基づいて、同上
位装置に向けて送信される、ものである。
【0012】この出願の発明の第3の形態を成す光学的
情報読取装置は、前記第1又は第2の形態を成す光学的
情報読取装置において、前記出力識別子設定記憶部4H
は、書込み・書換・消去可能な不揮発性記憶素子から成
っており、因って以って、同出力識別子設定部4Hに設
定記憶されている、前記上位装置が必要とする各データ
項目に対応する各アプリケーション識別子、当該各アプ
リケーション識別子に対応する各区切り文字、並びに同
上位装置が要求する各データ項目の出力順序は、必要に
応じて、設定変更が可能とされている、ものである。
【0013】この出願の発明の第4の形態を成す光学的
情報読取装置は、前記第3の形態を成す光学的情報読取
装置において、前記出力識別子設定部4Hに設定記憶さ
れている、前記上位装置が必要とする各データ項目に対
応する各アプリケーション識別子、当該各アプリケーシ
ョン識別子に対応する各区切り文字、並びに同上位装置
が要求する各データ項目の出力順序の設定変更は、バー
コードメニューコードを読取らせることによって、達成
される、ものである。
【0014】この出願の発明の第5の形態を成す光学的
情報読取装置は、前記第3の形態を成す光学的情報読取
装置において、前記出力識別子設定部4Hに設定記憶さ
れている、前記上位装置が必要とする各データ項目に対
応する各アプリケーション識別子、当該各アプリケーシ
ョン識別子に対応する各区切り文字、並びに同上位装置
が要求する各データ項目の出力順序の設定変更は、前記
インタフェース4Eを介する、前記上位装置からの指令
によって、達成される、ものである。
【0015】
【発明の実施の形態】〔第1の実施の形態〕この出願の
発明の第1の実施の形態の光学的情報読取装置について
説明する。図1は、同第1の実施の形態の光学的情報読
取装置の説明図である。図1において、1は光学的情報
読取装置、2は光学的センサ、3は信号処理装置、4は
データ処理装置、bはバーコードシンボルである。光学
的センサ2は、前述のタッチ式、ペン式又はレーザ式の
何れでも良い。信号処理装置3は、増幅装置及び2値化
装置を含有する。
【0016】データ処理装置4は、例えばマイクロコン
ピュータから成り、演算処理装置(無図示)、制御装
置、記憶装置(無図示)、インタフェース4E及びバス
(無図示)を含有する。(例えば、湯田幸八著「パソコ
ン・ハードウヱア教科書」、平成10年3月20日株式
会社オーム社発行、第3、27〜28頁参照)。図示の
読取データバッファ部4B、出力データバッファ部4
D、アプリケーション識別子データベース4F、グルー
プポインタテーブル4G及び出力識別子設定記憶部4H
は、上記記憶装置の上に、それぞれ所要の部位(領域)
が割当てられる。
【0017】上記記憶装置のその余の部位には、少なく
とも、オペレーティングシステム(OS)及びバーコー
ドデータ処理プログラムが、予め書込まれる。識別子デ
ータベース4Fには、1又は複数個のアプリケーション
識別子が、予め書き込まれている。図4は、グループポ
インタテーブル4Gの説明図である。グループポインタ
テーブル4Gは、図示の如く、M個のポインタの欄(但
しMは1以上の整数)及びそれらにそれぞれ対応するM
個の先頭番地の欄を具備する。各先頭番地の欄は、読取
データバッファ部4B中の各データグループの先頭番地
を、書込むためのものである。
【0018】図5は、出力識別子設定部4Hの説明図で
ある。出力識別子設定部4Hは、図示の如く、N個の識
別子の欄(但しNはEAN−128バーコード規格に定
められているアプリケーション識別子の総数又はその内
数。当然N≧M)及びそれらにそれぞれ対応するN個の
区切文字の欄を具備する。N個の識別子の欄には、上位
装置(例えばホストコンピュータ)が必要とする各デー
タ項目に対応する各アプリケーション識別子が予め書込
まれ、N個の区切文字の欄には、各アプリケーション識
別子に対応する各区切文字が予め書込まれている。図5
では、上位装置が要求する各データ項目の出力順序は、
予め設定記憶されているN個のアプリケーション識別子
の配列順序によって、与えられる。
【0019】上記演算処理装置(無図示)は、少なくと
も、バーコード種別判定機能(4A)及び比較機能(4
C)を有する。上記バスは、周知の通り、アドレスバ
ス、データバス、コントロールバス及び電源・アース線
から構成される(但し、図面の錯綜化を回避する為、図
示省略をしてある)。コントロールバスは、転送時のタ
イミングを計る信号線、ハードウエア割り込み、バス制
御等の信号線等で構成される。(例えば、前掲「パソコ
ン・ハードウヱア教科書」第198頁参照)。
【0020】図2は、EAN−128バーコード規格に
基づくバーコードシンボルbの一例である。図示のバー
コードシンボルbは、左から順に言えば、スタートキャ
ラクタ(スタートコード)、ファンクションキャラクタ
1(FNC1)、アプリケーション識別子1、固定桁数
データ1、アプリケーション識別子2、可変桁数データ
2、グループ分離キャラクタGS、アプリケーション識
別子3、固定桁数データ3、チェックキャラクタ及びス
トップキャラクタ(ストップコード)から成る。
【0021】これらのキャラクタ自体は、CODE12
8の規格に基づく数字、英大文字、英小文字、各種記
号、コンピュータ制御記号等の、128種類のコード
(ASCIIコード)で表現される。詰り、CODE1
28とEAN−128との関係は、前者が技術規格、後
者がその応用規格ということである。ファンクションキ
ャラクタ1(FNC1)からチェックキャラクタまでを
データ列と言う。スタートコードの次の位置、即ちデー
タ列の先頭には必ず、ファンクションキャラクタ1(F
NC1)を入れる。グループ分離キャラクタGSとして
は、ファンクションキャラクタ1(FNC1)が使用さ
れる。
【0022】EAN−128バーコード規格に基づくバ
ーコードシンボルbでは、図2の如く、固定桁数データ
1の直近前位にアプリケーション識別子1、可変桁数デ
ータ2の直近前位にアプリケーション識別子2、固定桁
数データ3の直近前位にアプリケーション識別子3が付
加され、可変桁数データ2の直近後位にグループ分離キ
ャラクタGSが付加されている。アプリケーション識別
子1と固定桁数データ1との組合せは第1のデータグル
ープを構成し、アプリケーション識別子2と可変桁数デ
ータ2との組合せは第2のデータグループ、アプリケー
ション識別子3と固定桁数データ3との組合せは第3の
データグループを構成する。データグループの数は、1
又は複数とすることが出来る。
【0023】標準化されたデータ項目(及びアプリケー
ション識別子)は、例えば、 標準カートンID(=00)、 出荷コンテナコード(=01)、 バッチ/ロットナンバー(=10)、 年月日(製造日、品質保持期限、販売期限)(=11〜
17)、 商品連続番号(=21)、 数量(=30)、 計量単位(重量・容量・体積等)(=310〜36
9)、 ロケーションナンバー(企業・事業所・特定場所)(=
410〜421) 等々である。
【0024】スタートキャラクタは「105」であって
その桁数は3、ファンクションキャラクタ1(FNC
1)は「102」であってその桁数は3、アプリケーシ
ョン識別子は2桁から4桁まで、固定桁数データ及び可
変桁数データの桁数は、例えば図8のデータ桁数の欄記
載の通りの桁数、グループ分離キャラクタGS(=FN
C1)は「102」であってその桁数は3、チェックキ
ャラクタは2桁である。アプリケーション識別子は、通
常AI(Application Identific
ation)とも言われる。可変桁数データは、その内
容によってその長さが異なるから、それのみではデータ
処理装置4によるデータ範囲の判断が困難であり、デー
タ処理上不都合である。その為、可変桁数データの直近
後位には、必ずグループ分離キャラクタGSが付加され
なければならない。それによって、可変桁数データの終
端が明確にされる。
【0025】(第1の実施の形態の動作)第1の実施の
形態の光学的情報読取装置の動作について説明する。被
読取部材上のバーコードシンボルbから到来した反射光
信号は、レーザスキャナやペン式スキャナの場合は、時
間軸上の強弱信号であり、タッチ式スキャナの場合は、
1次元電子走査形読取センサ(例えばCCD)における
1次元画素列上の強弱信号(空間軸上の強弱信号)であ
る。何れの場合も、ホトダイオード又はCCD等の光学
的センサ2によって、時間軸上の電気的アナログ信号に
変換される。この電気的アナログ信号は、信号処理回路
3によって増幅される。増幅された電気的アナログ信号
は、図1では、信号処理回路3によって、2値信号列に
変換される。この2値信号列は、バーコードデータ処理
装置4に引き渡される。なお、増幅された電気的アナロ
グ信号の2値信号列への変換は、バーコードデータ処理
装置4に2値化プログラムを搭載することによって、達
成することも出来る。
【0026】図3は、バーコードデータ処理装置4の動
作を示すフローチャートである。前記2値信号列は、前
記バーコードデータ処理プログラムを実行して成る第1
ステップにおいて、図2の如きキャラクタ列にデコード
される(図3のSTEP1参照)。上記キャラクタ列
は、第2ステップにおいて、スタートキャラクタの直近
後位にファンクションキャラクタ(FNC1)が含まれ
ているか否かが、判断される(同STEP2)。上記ス
タートキャラクタの次の位置にファンクションキャラク
タ(FNC1)が含まれていると判断されたときは、第
3ステップに移行する。
【0027】上記スタートキャラクタの直近後位にファ
ンクションキャラクタ(FNC1)が含まれていると判
断されたときは、第3ステップにおいて、アプリケーシ
ョン識別子データベース4F中の各アプリケーション識
別子と上記キャラクタ列とが照合比較されることによっ
て、上記キャラクタ列中の各アプリケーション識別子
(例えば図2の識別子1、識別子2及び識別子3)が検
出される。検出された各アプリケーション識別子(図2
の識別子1、識別子2及び識別子3)と各直近後位のデ
ータキャラクタ(例えば固定桁数データ1、可変桁数デ
ータ2及び固定桁数データ3)とが各結合されることに
よって、上記キャラクタ列中のデータキャラクタ列の全
体が、各データグループ(例えば《識別子1−固定桁数
データ1》、《識別子2−可変桁数データ2》及び《識
別子3−固定桁数データ31》)に分割され、分割され
て成る各データグループは、各独立に読取データバッフ
ァ部4Bに書込まれる(同STEP3)。
【0028】第4ステップにおいては、読取データバッ
ファ部4B中の前記各データグループ、例えば《識別子
1−固定桁数データ1》、《識別子2−可変桁数データ
2》及び《識別子3−固定桁数データ31》の先頭番地
が、グループポインタテーブル4Gの先頭番地の欄に書
込まれる(同STEP4)。第5ステップにおいては、
出力識別子設定記憶部4H中の各アプリケーション識別
子が、前記上位装置の要求に基づく所定の順序で読出さ
れる。読出されたアプリケーション識別子と、グループ
ポインタテーブル4Gに記憶された先頭番地を参照して
順次読出された読取データバッファ部4B中の各データ
グループとが、順次照合比較される。第6ステップにお
いて、上記照合比較の結果に基づき、上記各データグル
ープ中に上記アプリケーション識別子と同一のアプリケ
ーション識別子が存在するか否かが判断される。
【0029】各データグループ中の何れか一つのデータ
グループにアプリケーション識別子と同一のアプリケー
ション識別子が存在すると判断されときは、第7ステッ
プにおいて、当該データグループのデータ部分のみが抽
出されると共に、当該アプリケーション識別子に対応す
る区切り文字が、当該データ部分の末尾に付加されて、
出力データバッファ部4Dに転送される。転送された各
データ部分と区切り文字は、出力データバッファ部4D
に、転送順に書き込まれることによって、上位装置が要
求する順序を有する、区切り文字付データ列に編成され
る。
【0030】第8ステップにおいては、出力識別子設定
記憶部4H中の全てのアプリケーション識別子([アプ
リケーション識別子1]〜[アプリケーション識別子
N])について、読取データバッファ部4B中のすべて
のデータグループとの照合比較が終了したか否かが判断
される。終了していないと判断されたときは、第5ステ
ップに戻って、残余のアプリケーション識別子]につい
て、前記と同様な読出しと照合比較が実行される。終了
したと判断されたときは、第9ステップに移行する。第
9ステップにおいては、区切り文字付データ列は、上位
装置からの送信指令に基づいて、同上位装置に向けて送
信される。
【0031】前記第2ステップにおいて、前記キャラク
タ列中のスタートキャラクタの直近後位にファンクショ
ンキャラクタ(FNC1)が含まれていないと判断され
たときは、当該キャラクタ列中のデータキャラクタ列
は、EAN−128コード列ではないことになるから、
直ちに出力データバッファ部4Dに転送される。転送さ
れたデータキャラクタ列は、第9ステップにおいて、ホ
ストコンピュータ等の上位装置からの送信指令に基づい
て、同上位装置に向けて、そのまま送信(出力)される
(STEP9)。以上で、データ処理装置4におけるデ
ータ処理が終了する。
【0032】前記第5〜第8ステップにおける照合比較
の仕方について、更に詳細に説明する。第5ステップに
おいては、先ず、出力識別子設定記憶部4H中の識別子
の欄第1行の[アプリケーション識別子1](図2の
「識別子1」と同意ではない。以下同様)が、演算制御
装置中の一のレジスタ(例えばAレジスタ)に読出さ
れ、次いでグループポインタテーブル4G中の[ポイン
タ1]によって指された読取データバッファ部4B中の
[先頭番地1]以下のデータグループが読出され、続い
て、[アプリケーション識別子1]と[先頭番地1]以
下のデータグループとが、前記演算処理装置中の算術・
論理演算ユニットにおいて照合比較される。
【0033】[先頭番地1]以下のデータグループにつ
いて[アプリケーション識別子1]との一致性判断が得
られなかったときは、グループポインタテーブル4G中
の、[ポインタ2]によって指された読取データバッフ
ァ部4B中の[先頭番地2]以下のデータグループが読
出され、当該[先頭番地2]以下のデータグループと当
該[アプリケーション識別子1]とが、照合比較され
る。以下同様にして、読取データバッファ部4B中のそ
の余のデータグループの読出しと照合比較とが繰り返さ
れ、全てのデータグループについて当該[アプリケーシ
ョン識別子1]との一致性判断が得られなかったとき
は、第6ステップに移行する。第6ステップにおいて
は、前記照合比較の結果に基づき、読取データバッファ
部4Bには、[アプリケーション識別子1]と同一のア
プリケーション識別子は存在しないと判断して、第5ス
テップに戻る。戻った第5ステップにおいては、今度
は、[アプリケーション識別子2]が読出され、前記と
同様な照合比較が繰り返される。
【0034】先の第5ステップにおいて、[先頭番地
i]以下のデータグループ(但し1≦i≦M)について
[アプリケーション識別子1]との一致性判断が得られ
たときは、当該データグループ中に[アプリケーション
識別子1]と同一のアプリケーション識別子が存在する
と判断して、第7ステップに移行することとなる。
【0035】上位装置(例えばホストコンピュータ)側
の表示画面について説明する。図7は、同上位装置側の
表示画面における一つの受信データの表示例の説明図で
ある。同図において、「商品コード」の欄の数字列は、
梱包タイプ(=1)、日本国コード(=49)、商品メ
ーカーコード(4桁=短縮タイプ)、及び商品アイテム
コード(5桁)を表し、「有効期限」の欄の数字列は、
西暦2001年12月31日を表し、「数量」の欄の数
字は、10000個を表している。
【0036】〔第2の実施の形態〕この出願の発明の第
2の実施の形態の光学的情報読取装置について説明す
る。この出願の発明の第1の実施の形態に対する、第2
の実施の形態の相違点は、読取対象を成すバーコードシ
ンボルが、EAN−128バーコード規格に基づくもの
か否かの判断を、前者は、バーコードシンボルをデコー
ドして成るキャラクタ列中のスタートキャラクタ(スタ
ートコード)の直近後位におけるファンクションキャラ
クタ1(FNC1)の存否によっているのに対して、後
者は、同キャラクタ列におけるアプリケーション識別子
の存否によっている点にある。それ故、第2の実施の形
態における第1ステップ迄は、第1の実施の形態と同一
である。
【0037】第2の実施の形態における第2ステップに
おいては、前記キャラクタ列と、アプリケーション識別
子データベース4F中の各アプリケーション識別子と
が、照合比較されることによって、当該キャラクタ列中
にアプリケーション識別子が含まれているか否かが判断
される。当該キャラクタ列中にアプリケーション識別子
が一つでも含まれていると判断されたときは、第3ステ
ップにおいて、当該キャラクタ列の全体と、アプリケー
ション識別子データベース4F中の各アプリケーション
識別子とが、照合比較されることによって、当該キャラ
クタ列中の全てのアプリケーション識別子が検出される
こととなる。
【0038】又、上記第2ステップにおいて、キャラク
タ列中にアプリケーション識別子が一つも含まれていな
いと判断されたときは直ちに、キャラクタ列中のデータ
キャラクタ列が、出力データバッファ部4Dに転送され
る。転送されたデータキャラクタ列は、第9ステップに
おいて、上位装置からの送信指令に基づいて、同上位装
置に向けて送信されることとなる。第2の実施の形態に
おけるその余の事項は、第1の実施の形態と同様であ
る。
【0039】〔第3の実施の形態〕この出願の発明の第
3の実施の形態の光学的情報読取装置について説明す
る。同第3の実施の形態の光学的情報読取装置は、前記
第1又は第2の実施の形態の光学的情報読取装置におい
て、出力識別子設定記憶部4Hは、書込み・書換・消去
可能な不揮発性記憶素子から成っており、因って以っ
て、同出力識別子設定部4Hに設定記憶されている、前
記上位装置が必要とする各データ項目に対応する各アプ
リケーション識別子、当該各アプリケーション識別子に
対応する各区切り文字、並びに同上位装置が要求する各
データの出力順序は、必要に応じて、設定変更が可能に
されている。
【0040】〔第4の実施の形態〕この出願の発明の第
4の実施の形態の光学的情報読取装置について説明す
る。同第4の実施の形態の光学的情報読取装置は、前記
第3の実施の形態の光学的情報読取装置において、出力
識別子設定部4Hに設定記憶されている、前記上位装置
が必要とする各データ項目に対応する各アプリケーショ
ン識別子、当該各アプリケーション識別子に対応する各
区切り文字、並びに同上位装置が要求する各データの出
力順序の設定変更は、バーコードメニューコード、即ち
バーコードシンボルで表示されたメニューコードを読取
らせることによって、達成可能にされている。
【0041】〔第5の実施の形態〕この出願の発明の第
5の実施の形態の光学的情報読取装置について説明す
る。同第5の実施の形態の光学的情報読取装置は、前記
第3の実施の形態の光学的情報読取装置において、出力
識別子設定部4Hに設定記憶されている、前記上位装置
が必要とする各データ項目に対応する各アプリケーショ
ン識別子、当該各アプリケーション識別子に対応する各
区切り文字、並びに同上位装置が要求する各データの出
力順序の設定変更は、インタフェース4Eを介する、前
記上位装置からの指令によって、達成可能にされてい
る。
【0042】
【発明の効果】この出願の発明は、以上のように、新規
且つ独自の構成を導入したから、下記(a)〜(h)の
通り、顕著な効果を奏することが出来た。 (a)被読取部材上に記録されたアプリケーション識別
子が含まれたバーコードシンボルを読取って、キャラク
タ列に変換し、同キャラクタ列を、アプリケーション識
別子とその直近後位のデータキャラクタとから成る、1
又は複数個のデータグループに分割し、当該各データグ
ループからデータキャラクタのみを抽出処理することが
出来た。 (b)被読取部材上に記録されたアプリケーション識別
子が含まれたバーコードシンボルを読取って、キャラク
タ列に変換し、同キャラクタ列を、アプリケーション識
別子とその直近後位のデータキャラクタから成る、1又
は複数個のデータグループに分割し、当該各データグル
ープから各データキャラクタのみを抽出し、抽出された
各データキャラクタに予め設定された区切り文字を付加
して、区切り文字付データキャラクタを編成し、予め設
定された順序で、当該区切り文字付データキャラクタ
を、上位装置(例えばホストコンピュータ)に出力(送
信)することが出来た。 (c)上位装置が必要とするデータ項目を特定して、同
データ項目のみを抽出し、出力処理をすることが出来
た。 (d)光学的センサでバーコードメニューコードを読取
らせることで、上位装置が必要とするデータ項目、及び
同データ項目の出力順序の設定又は設定変更をすること
が出来た。 (e)上位装置からの指令によって、同上位装置が必要
とするデータ項目、及び同データ項目の出力順序の設定
変更をすることが出来た。 (f)アプリケーション識別子が含まれた任意のバーコ
ード規格に基づくバーコードシンボルを読取る場合に、
読取り処理の為のソフトウエアの変更、修正を容易に成
すことが出来る。 (g)この出願の発明による光学的情報読取装置は、種
々なる形式の筐体に容易に組込みむことが出来るから、
光学的情報読取装置乃至入出力ターミナルの小品種大量
生産ばかりでなく、多品種少量生産にも大いに寄与する
ことが出来る。従って、光学的情報読取装置乃至入出力
ターミナルの新なる分野(未踏分野)への普及を促進す
ることが出来る。 (h)部品及び製品の構造が更に簡単化され、且つ製造
コストが更に低廉化され、而も、上記の諸目的を十分に
達成することが出来、且つ製造コストの極めて低廉な、
光学的情報読取装置を提供することが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の第1の実施の形態の光学的情
報読取装置の要部の説明図である。
【図2】EAN−128バーコード規格に基づくバーコ
ードシンボルbの一例を示す図である。
【図3】この出願の発明の第1の実施の形態によるバー
コードシンボルbの情報処理過程を示すフローチャート
である。
【図4】同第1の実施の形態のグループポインタテーブ
ル4Gの説明図である。
【図5】同第1の実施の形態の出力識別子設定記憶部4
Hの説明図である。
【図6】同第1の実施の形態の出力データバッファ部4
Dの説明図である。
【図7】上位装置の表示画面における一つの受信データ
の表示例の説明図である。
【図8】EAN−128バーコード規格に基づくデータ
項目、AI記号、データ桁数等の例示表である。
【符号の説明】
1 光学的情報読取装置 2 光学的センサ 3 信号処理装置 4 データ処理装置 4A バーコード種別判定 4B 読取データバッファ部 4C 比較 4D 出力データバッファ部 4E インタフェース 4F アプリケーション識別子データベース 4G グループポインタテーブル 4H 出力識別子設定記憶部 b バーコードシンボル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的センサ(2)と、信号処理装置
    (3)と、データ処理装置(4)とを含有し、 上記データ処理装置(4)は、演算処理装置と、制御装
    置と、記憶装置と、インタフェース(4E)と、バスと
    を含有し、 上記記憶装置は、読取データバッファ部(4B)、出力
    データバッファ部(4D)、アプリケーション識別子デ
    ータベース(4F)、グループポインタテーブル(4
    G)及び出力識別子設定記憶部(4H)、並びにオペレ
    ーテングシステム及びバーコードデータ処理プログラム
    を含有し、 上記識別子データベース(4F)には、1又は複数個の
    アプリケーション識別子が、予め記憶され、 上記出力識別子設定部(4H)には、上位装置が必要と
    する各データ項目に対応する各アプリケーション識別
    子、当該各アプリケーション識別子に対応する各区切り
    文字、並びに同上位装置が要求する各データ項目の出力
    順序が、予め設定記憶されている、 光学的情報読取装置であって、 被読取部材上のバーコードシンボル(b)から到来した
    反射光信号が、上記光学的センサ(2)によって、時間
    軸上の電気的アナログ信号に光電変換され、 上記電気的アナログ信号は、上記信号処理装置(3)に
    よって増幅され、次いで同信号処理装置(3)又は上記
    データ処理装置(4)の2値化プログラムの実行によっ
    て、2値信号列に変換され、 上記2値信号列は、バーコードデータ処理プログラムに
    よる第1ステップにおいて、英数字等のキャラクタ列に
    デコードされ、 上記キャラクタ列は、第2ステップにおいて、スタート
    キャラクタの直近後位にファンクションキャラクタ(F
    NC1)が含まれているか否かが判断され、 上記スタートキャラクタの直近後位にファンクションキ
    ャラクタ(FNC1)が含まれていると判断されたとき
    は、第3ステップにおいて、上記アプリケーション識別
    子データベース(4F)中の各アプリケーション識別子
    と上記キャラクタ列とが照合比較されることによって、
    同キャラクタ列中の全てのアプリケーション識別子が検
    出され、 検出された各アプリケーション識別子と各直近後位のデ
    ータキャラクタとが各結合されることによって、上記キ
    ャラクタ列中のデータキャラクタ列の全体が各データグ
    ループに分割され、分割されて成る各データグループ
    は、各独立に上記読取データバッファ部(4B)に書込
    まれ、 第4ステップにおいて、上記読取データバッファ部(4
    B)中の上記各データグループの先頭番地が、上記グル
    ープポインタテーブル(4G)に書込まれ、 第5ステップにおいて、上記出力識別子設定記憶部(4
    H)中の各アプリケーション識別子が、上記上位装置の
    要求に基づく所定の順序で読出され、 読出されたアプリケーション識別子と、上記グループポ
    インタテーブル(4G)に記憶された先頭番地を参照し
    て読出された上記読取データバッファ部(4B)中の各
    データグループとが、順次照合比較され、 第6ステップにおいて、上記照合比較の結果に基づき、
    上記各データグループ中に上記アプリケーション識別子
    と同一のアプリケーション識別子が存在するか否かが判
    断され、 上記各データグループ中の何れか一つのデータグループ
    に上記アプリケーション識別子と同一のアプリケーショ
    ン識別子が存在すると判断されたときは、第7ステップ
    において、当該データグループのデータ部分のみが抽出
    されると共に、当該アプリケーション識別子に対応する
    区切り文字が、当該データ部分の末尾に付加されて、上
    記出力データバッファ部(4D)に転送され、 転送された各データ部分と区切り文字は、上記出力デー
    タバッファ部(4D)に、転送順に書込まれることによ
    って、上記上位装置が要求する順序を有する、区切り文
    字付データ列に編成され、 上記区切り文字付データ列は、第9ステップにおいて、
    上記上位装置からの送信指令に基づいて、同上位装置に
    向けて送信され、 又、上記第2ステップにおいて、上記キャラクタ列中の
    スタートキャラクタの直近後位にファンクションキャラ
    クタ(FNC1)が含まれていないと判断されたときは
    直ちに、上記キャラクタ列中のデータキャラクタ列が、
    上記出力データバッファ部(4D)に転送され、 上記データキャラクタ列は、第9ステップにおいて、上
    記上位装置からの送信指令に基づいて、同上位装置に向
    けて送信される、 光学的情報読取装置。
  2. 【請求項2】 光学的センサ(2)と、信号処理装置
    (3)と、データ処理装置(4)とを含有し、 上記データ処理装置(4)は、演算処理装置と、制御装
    置と、記憶装置と、インタフェース(4E)と、バスと
    を含有し、 上記記憶装置は、読取データバッファ部(4B)、出力
    データバッファ部(4D)、アプリケーション識別子デ
    ータベース(4F)、グループポインタテーブル(4
    G)及び出力識別子設定記憶部(4H)、並びにオペレ
    ーテングシステム及びバーコードデータ処理プログラム
    を含有し、 上記識別子データベース(4F)には、1又は複数個の
    アプリケーション識別子が、予め記憶され、 上記出力識別子設定部(4H)には、上位装置が必要と
    する各データ項目に対応する各アプリケーション識別
    子、当該各アプリケーション識別子に対応する各区切り
    文字、並びに同上位装置が要求する各データ項目の出力
    順序が、予め設定記憶されている、 光学的情報読取装置であって、 被読取部材上のバーコードシンボル(b)から到来した
    反射光信号が、上記光学的センサ(2)によって、時間
    軸上の電気的アナログ信号に光電変換され、 上記電気的アナログ信号は、上記信号処理装置(3)に
    よって増幅され、次いで同信号処理装置(3)又は上記
    データ処理装置(4)の2値化プログラムの実行によっ
    て、2値信号列に変換され、 上記2値信号列は、バーコードデータ処理プログラムに
    よる第1ステップにおいて、英数字等のキャラクタ列に
    デコードされ、 上記キャラクタ列は、第2ステップにおいて、上記アプ
    リケーション識別子データベース(4F)中の各アプリ
    ケーション識別子と照合比較されることによって、当該
    キャラクタ列中にアプリケーション識別子が含まれてい
    るか否かが判断され、 上記キャラクタ列中にアプリケーション識別子が一つで
    も含まれていると判断されたときは、第3ステップにお
    いて、上記アプリケーション識別子データベース(4
    F)中の各アプリケーション識別子と上記キャラクタ列
    とが照合比較されることによって、上記キャラクタ列中
    の各アプリケーション識別子が検出され、 検出された各アプリケーション識別子と各直近後位のデ
    ータキャラクタとが各結合されることによって、上記キ
    ャラクタ列中のデータキャラクタ列の全体が各データグ
    ループに分割され、分割されて成る各データグループ
    は、各独立に上記読取データバッファ部(4B)に書込
    まれ、 第4ステップにおいて、上記読取データバッファ部(4
    B)中の上記各データグループの先頭番地が、上記グル
    ープポインタテーブル(4G)に書込まれ、 第5ステップにおいて、上記出力識別子設定記憶部(4
    H)中の各アプリケーション識別子が、上記上位装置の
    要求に基づく所定の順序で読出され、 読出されたアプリケーション識別子と、上記グループポ
    インタテーブル(4G)に記憶された先頭番地を参照し
    て読出された上記読取データバッファ部(4B)中の各
    データグループとが、順次照合比較され、 第6ステップにおいて、上記照合比較の結果に基づき、
    上記各データグループ中に上記アプリケーション識別子
    と同一のアプリケーション識別子が存在するか否かが判
    断され、 上記各データグループ中の何れか一つのデータグループ
    に上記アプリケーション識別子と同一のアプリケーショ
    ン識別子が存在すると判断されたときは、第7ステップ
    において、当該データグループのデータ部分のみが抽出
    されると共に、当該アプリケーション識別子に対応する
    区切り文字が、当該データ部分の末尾に付加されて、上
    記出力データバッファ部(4D)に転送され、 転送された各データ部分と区切り文字は、上記出力デー
    タバッファ部(4D)に、転送順に書込まれることによ
    って、上記上位装置が要求する順序を有する、区切り文
    字付データ列に編成され、 上記区切り文字付データ列は、第9ステップにおいて、
    上記上位装置からの送信指令に基づいて、同上位装置に
    向けて送信され、 又、上記第2ステップにおいて、上記キャラクタ列中に
    アプリケーション識別子が一つも含まれていないと判断
    されたときは直ちに、上記キャラクタ列中のデータキャ
    ラクタ列が、上記出力データバッファ部(4D)に転送
    され、 上記データキャラクタ列は、上記第9ステップにおい
    て、上記上位装置からの送信指令に基づいて、同上位装
    置に向けて送信される、 光学的情報読取装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の光学的情報読取装
    置であって、 前記出力識別子設定記憶部(4H)は、書込み・書換・
    消去可能な不揮発性記憶素子から成っており、 因って以って、同出力識別子設定部(4H)に設定記憶
    されている、前記上位装置が必要とする各データ項目に
    対応する各アプリケーション識別子、当該各アプリケー
    ション識別子に対応する各区切り文字、並びに同上位装
    置が要求する各データ項目の出力順序は、必要に応じ
    て、設定変更が可能である、 光学的情報読取装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の光学的情報読取装置であ
    って、 前記出力識別子設定部(4H)に設定記憶されている、
    前記上位装置が必要とする各データ項目に対応する各ア
    プリケーション識別子、当該各アプリケーション識別子
    に対応する各区切り文字、並びに同上位装置が要求する
    各データ項目の出力順序の設定変更は、バーコードメニ
    ューコードを読取らせることによって、可能である、 光学的情報読取装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の光学的情報読取装置であ
    って、 前記出力識別子設定部(4H)に設定記憶されている、
    前記上位装置が必要とする各データ項目に対応する各ア
    プリケーション識別子、当該各アプリケーション識別子
    に対応する各区切り文字、並びに同上位装置が要求する
    各データ項目の出力順序の設定変更は、前記インタフェ
    ース(4E)を介する、前記上位装置からの指令によっ
    て、可能である光学的情報読取装置。
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