JP2002074202A - 情報記録媒体、情報表示装置、情報提供装置および情報提供システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話回線、専用回線、電波、光通信などの通
信手段を介して、相互に情報の伝達を行う際に、情報供
給源へのアクセス、情報の検索および整理が容易である
新規なアイコン画像を用いて、たとえば商品の購入を行
うに際して、商品の購入者および商品の提供者の双方に
とって利益のある情報記録媒体、情報表示装置、情報提
供装置および情報提供システムを提供すること。 【解決手段】 表示された前記第１次関連情報３０７ま
たは前記第１次関連情報から導き出される第２次以降の
関連情報のうちのコード情報取得メニューが選択された
場合に、所定処理をコンピュータに行わせ、通信手段を
介して、情報提供サーバにアクセスし、当該情報提供サ
ーバからバーコード情報を取り込み、当該バーコード情
報を、プリンタなどの出力手段から出力する。その出力
された紙に印刷されたバーコード情報を、コンビニなど
の店頭にまでもって行き、そこで読み取り、商品と交換
する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、通信手段を介して
相互に情報の伝達を行う際に、情報供給源へのアクセ
ス、情報の検索および整理が容易である新規なアイコン
画像を用いて、たとえば商品（サービス含む）の購入手
続きを行うに際して便利な情報記録媒体、情報表示装
置、情報提供装置および情報提供システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】近時、インターネットの普及に伴い、こ
れに接続された端末からアクセス可能となったサーバー
数は膨大なものとなっている。各サーバーにはそれぞれ
運営者の意思に基づいて様々な情報が記録されており、
端末操作者は前記端末から各サーバーにアクセスするこ
とで必要な情報を得ることができるようになっている。
そして、一般に、インターネット上の情報にアクセスす
るためには、操作者は端末からＵＲＬと呼ばれる文字列
を入力することでこれを実現することができるようにな
っている。

【０００３】ここで、端末操作者は一般に、限られた特
定のサーバー上の特定の情報にアクセスする傾向が強い
ことが知られている。このため、これらの情報に少ない
操作手順でアクセスをすることができるように、所謂ブ
ックマークと呼ばれる機能が知られている。ブックマー
ク機能とは、当該情報の特定をひとつの文字列若しくは
ひとつの画像（アイコン）で代表させ、操作者は、その
文字列等を手掛かりとし、これを選択特定することで、
当該特定された情報にアクセスできるようにするもので
ある。この機能によれば、情報を特定するためにＵＲＬ
などの文字列を入力するより迅速に当該情報にアクセス
することができるようになる。

【０００４】なお、上記のような技術は、所謂パーソナ
ルコンピュータにおいて実施されるだけのものではな
く、家電の領域においても広く適用されるものとなって
きている。特に、デジタルテレビと呼ばれるような情報
端末においても、単に放送を受信するばかりでなく、ネ
ットワークに接続され、特定された情報にアクセスがで
きるようになってきている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかし、ブックマーク
の機能は、ひとつの文字列が単に情報の所在場所を表す
にすぎない。このため、このブックマークを介して行う
処理は特定された場所に対するアクセスに留まり、これ
以外の動作を引き起こすことができない。また、情報供
給者が複数のネットワークアドレスをブックマークさせ
たいと思っても、視聴者にその管理をまとめて行わせる
ことができない。

【０００６】また、従来の情報システムでは、たとえば
商品の購入をインターネットにて行う場合には、その購
入手続きにおいて、多数の文章を読む必要があり、その
手続きが煩雑で分かりにくいという課題を有する。ま
た、従来のシステムでは、インターネット上で購入した
商品は、自宅に直接配送されることが一般的であり、そ
の点で顧客には便利であるが、店頭を持つ商品の提供者
にとっては、店に顧客が来る機会が減るというデメリッ
トがある。また、特定のサービス（商品の１種として考
える）は、自宅以外の場所で享受できると考えられ、そ
の場合に、インターネット上で特定のサービスを購入し
ておきながら、そのサービスを受けるためのチケットが
郵送または宅配されてくるのでは、その発送手続きが煩
雑となる。

【０００７】本発明は、このような実状に鑑みてなさ
れ、電話回線、専用回線、電波、光通信などの通信手段
を介して、相互に情報の伝達を行う際に、情報供給源へ
のアクセス、情報の検索および整理が容易である新規な
アイコン画像を用いて、たとえば商品の購入を行うに際
して、商品の購入者および商品の提供者の双方にとって
利益のある情報記録媒体、情報表示装置、情報提供装置
および情報提供システムを提供することを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】情報記録媒体 上記目的を達成するために、本発明に係る情報記録媒体
は、表示画面上に、第１管理領域以外に、新たな第２管
理領域を作成するステップと、前記第１管理領域に表示
される第１次アイコン画像を前記第２管理領域へ移動す
べき旨のアイコン移動命令が入力されたか否かを判断す
るステップと、前記アイコン移動命令が成された場合
に、前記第１次アイコン画像に関連するが前記第１管理
領域には表示されない第１次関連情報を抽出するステッ
プと、前記アイコン移動命令が成された当該第１次アイ
コン画像を、前記第２管理領域に表示するステップと、
所定条件の場合に、前記第１次関連情報を、前記第２管
理領域内に表示された前記第１次アイコン画像に関連し
て表示するステップと、表示された前記第１次関連情報
または前記第１次関連情報から導き出される第２次以降
の関連情報のうちのコード情報取得メニューが選択され
た場合に、所定処理をコンピュータに行わせ、通信手段
を介して、情報提供サーバにアクセスし、当該情報提供
サーバからコード情報を取り込むステップと、当該コー
ド情報を出力手段から出力するステップとを、コンピュ
ータに実行させるための第２管理領域プログラムが記憶
してある。

【０００９】情報表示装置 上記目的を達成するために、本発明に係る情報表示装置
は、表示画面上に、第１管理領域を表示する第１管理領
域作成手段と、前記第１管理領域とは別の第２管理領域
を表示画面上に表示させる第２管理領域作成手段と、前
記第１管理領域に表示される第１次アイコン画像を前記
第２管理領域へ移動すべき旨のアイコン移動命令が入力
されたか否かを判断する判断手段と、前記アイコン移動
命令が成された場合に、前記第１次アイコン画像に関連
するが前記第１管理領域には表示されない第１次関連情
報を抽出する抽出手段と、前記アイコン移動命令が成さ
れた当該第１次アイコン画像を前記第２管理領域に表示
するアイコン表示手段と、所定条件の場合に、前記第１
次関連情報を、前記第２管理領域内に表示された前記第
１次アイコン画像に関連して表示する第１次関連情報表
示手段と、表示された前記第１次関連情報または前記第
１次関連情報により呼び出される第２次以降の関連情報
の内のコード情報取得メニューが選択された場合に、所
定処理をコンピュータに行わせ、通信手段を介して、情
報提供サーバにアクセスし、当該情報提供サーバからコ
ード情報を取り込むコード情報取得手段と、前記コード
情報取得手段で取得したコード情報を出力する出力手段
と、を有する。

【００１０】情報提供装置 上記目的を達成するために、本発明の情報提供装置は、
表示画面上に、第１管理領域以外に、新たな第２管理領
域を作成するステップと、前記第１管理領域に表示され
る第１次アイコン画像を前記第２管理領域へ移動すべき
旨のアイコン移動命令が入力されたか否かを判断するス
テップと、前記アイコン移動命令が成された場合に、前
記第１次アイコン画像に関連するが前記第１管理領域に
は表示されない第１次関連情報を抽出するステップと、
前記アイコン移動命令が成された当該第１次アイコン画
像を、前記第２管理領域に表示するステップと、所定条
件の場合に、前記第１次関連情報を、前記第２管理領域
内に表示された前記第１次アイコン画像に関連して表示
するステップと、表示された前記第１次関連情報または
前記第１次関連情報から導き出される第２次以降の関連
情報のうちのコード情報取得メニューが選択された場合
に、所定処理をコンピュータに行わせ、通信手段を介し
て、情報提供サーバにアクセスし、当該情報提供サーバ
からコード情報を取り込むステップと、当該コード情報
を出力手段から出力するステップとを、コンピュータに
実行させるための第２管理領域プログラムを、所定条件
の場合に、通信手段を介して、ユーザに提供することを
特徴とする。

【００１１】たとえば前記所定条件とは、前記通信手段
を介して、クライアント側端末機から前記情報提供装置
へ要求信号が入力された場合である。

【００１２】情報提供システム 上記目的を達成するために、本発明の第１の情報提供シ
ステムは、第１次関連情報を含む第１次アイコン画像情
報を含む第１次データを、所定条件に応じて、通信手段
を介してクライアント側端末へ提供する第１次データ提
供手段と、前記クライアント側端末において、前記第１
次アイコン画像情報または当該第１次アイコン画像情報
から呼び出される第２次以降のアイコン画像情報に含ま
れる第１次関連情報または当該第１次関連情報により呼
び出される第２次以降の関連情報の内のコード情報取得
メニューが選択された場合に、所定の場所において、特
定の商品（以下、特に区別しない限りは、サービス含
む）との交換が可能な金券的情報が含まれるコード情報
を、クライアント側端末機へ送信するコード情報提供手
段と、を有する。

【００１３】本発明の第２の情報提供システムは、第１
次関連情報を含む第１次アイコン画像情報を含む第１次
データを、所定条件に応じて、通信手段を介してクライ
アント側端末へ提供する第１次データ提供手段と、前記
クライアント側端末において、前記第１次アイコン画像
情報または当該第１次アイコン画像情報から呼び出され
る第２次以降のアイコン画像情報に含まれる第１次関連
情報または当該第１次関連情報により呼び出される第２
次以降の関連情報の内の購入申し込みメニューが選択さ
れ、その購入申し込みメニューに関する申し込み信号を
受信した場合に、申し込み条件の入力欄に関する情報
を、前記クライアント側端末へ送信する注文詳細入力欄
提供手段と、クライアント側端末で入力された購入申し
込み条件を記憶するための条件記憶手段と、前記条件記
憶手段に記憶してある申し込み条件の確認データを、ク
ライアント側端末機へ確認のために送信する注文確認手
段と、前記確認データ中の購入確認アイコン画像に含ま
れるコード情報取得メニューが選択された場合に、特定
のコード情報を、クライアント側端末機へ送信するコー
ド情報提供手段と、を有する。

【００１４】前記コード情報提供手段で提供されるコー
ド情報は、第２次以降のアイコン画像情報に含まれた状
態で、前記クライアント側端末機へ送信することが好ま
しい。

【００１５】共通事項 本発明において、前記アイコン画像を表示するための画
像情報には、少なくとも前記第１次関連情報が含まれて
いることが好ましい。

【００１６】アイコン画像の画像情報中に、関連情報を
含ませるための手段としては、特に限定されず、画像情
報がＪＰＥＧファイルやＧＩＦファイルなどの場合に
は、このようなデータ構造に基づく画像の表示に影響を
与えない情報として、画像情報中の注釈部に記述するこ
とができる。また、他の画像フォーマットであっても、
画像の表示に影響を与えない情報の領域を持つフォーマ
ットであれば当該領域に記述することができる。また、
画像情報に対しデジタルウォータマーク（透かし）技術
により、関連情報を付加することもできる。

【００１７】本発明において、前記コード情報が、バー
コード情報であり、このバーコード情報には、所定の場
所において、特定の商品との交換が可能な金券的情報が
含まれることが好ましい。なおコード情報は、バーコー
ド情報に限らず、その他のコード情報でも良い。

【００１８】前記出力手段が、バーコードを印刷するた
めのプリンタであることが好ましい。プリンタでバーコ
ードを印刷し、それを、たとえばコンビニエンスストア
などの店頭に持っていくことで、商品との交換が可能で
ある。なお、出力手段としては、プリンタに限定され
ず、何らかの携帯用メモリ、たとえばメモリステックな
どでも良い。さらには、メモリを有する携帯機器、たと
えば携帯電話、携帯コンピュータなどであっても良い。
これらのメモリまたはメモリを持つ携帯機器に、前記コ
ード情報を出力して記憶させ、そのコード情報を、たと
えばコンビニエンスストアなどの店頭、またはサービス
の享受場所で読み取ることで、特定の商品またはサービ
スと交換することができる。

【００１９】前記コード情報取得メニューが選択された
場合には、前記第２管理領域内に、前記第１次アイコン
画像と関連する第２次アイコン画像を表示させても良
い。前記第２次アイコン画像には、前記コード情報が含
まれることが好ましい。また、前記第２次アイコン画像
には、前記コード情報の出力メニューが含まれることが
好ましい。この第２次アイコン画像としては、特に限定
されないが、たとえば商品の購入済を示すアイコン画像
であることが好ましい。

【００２０】前記第１次関連情報または前記第１次関連
情報から導き出される第２次以降の関連情報には、商品
の購入申し込みメニューが含まれ、商品の購入申し込み
メニューが選択された場合には、注文入力欄データシー
ト画面が、前記第１管理領域内に表示されることが好ま
しい。注文入力欄データシート画面が、前記第１管理領
域内に表示されることで、注文の詳細データを、注文先
の情報提供サーバに送信することができる。

【００２１】前記注文入力欄データシート画面に注文詳
細データを入力し、当該注文詳細データを情報提供サー
バに送信した場合に、情報提供サーバから注文詳細の確
認データが送信され、当該確認データには、購入確認ア
イコン画像が含まれることが好ましい。確認データが送
信されることで、商品の注文者は、注文の確認を行うこ
とができ、注文の間違いを未然に防止できる。

【００２２】この購入確認アイコン画像には、前記コー
ド情報取得メニューが含まれることが好ましい。購入商
品の確認後に、購入確認アイコン画像を操作して、コー
ド情報取得メニューを選択し、前記コード情報を得るこ
とで、商品の確認後に、たとえば金券に相当するコード
情報を得ることができる。

【００２３】なお、本発明において、どのアイコン画像
が第１次アイコン画像または第２次以降のアイコン画像
であるかは、相対的な関係である。すなわち、第２次以
降のアイコン画像が、次のアイコン画像を生成する意味
では、第１次アイコン画像となり得る。また、第１次関
連情報と第２次関連情報との関係も、相対的な関係であ
る。

【００２４】本発明の情報表示装置は、前記第１次関連
情報に対してさらに詳細に関連する第２次関連情報を、
通信手段を介して、前記アイコン画像の提供源から取り
込み、前記第１次関連情報に関連させて表示させる詳細
関連情報要求手段をさらに有しても良い。なお、第２次
関連情報に関連するさらに詳細な第３次以降の関連情報
も、同様にして、表示させても良い。また、これら第２
次以降の関連情報は、第１次関連情報と共に、予めアイ
コン画像情報中に含ませても良い。本発明において、第
２次以降の関連情報は、第２管理領域内の第１次関連情
報の近くに表示しても良いが、第１管理領域の内部に表
示しても良い。

【００２５】前記第２管理領域プログラムは、当該プロ
グラムが既にコンピュータにインストール済みか否かを
検出するステップと、前記第２管理領域プログラムが既
にコンピュータにインストールされている場合には、イ
ンストール済であることを通知するか、前記第２管理領
域プログラムを実行するステップとを、さらに有しても
良い。

【００２６】本発明において、通信手段としては、特に
限定されず、電話回線、専用回線、電波、光通信などの
全ての通信手段を含む。

【００２７】本発明において、アイコン画像としては、
特に限定されず、静止画でも動画でも良い。また、本発
明において、アイコン画像は、画像全体の内の一部であ
っても良い。なお、第２次アイコン画像は、第１次アイ
コン画像と別画像であることが好ましいが、同一であっ
ても良い。どのような第２次アイコン画像を得るかは、
第１次アイコン画像に関連して表示される第１次関連情
報または前記第１次関連情報により呼び出される第２次
以降の関連情報の内の少なくとも一つを選択すればよ
い。

【００２８】前記第２管理領域内に表示された第１次ア
イコン画像は、前記第２次アイコン画像で置き換えられ
ても良い。または、第１次アイコン画像と共に、第２次
アイコン画像が第２管理領域内に表示されても良い。

【００２９】本発明において、関連情報としては、特に
限定されないが、たとえば視聴者をして、アイコン画像
情報を手掛かりにして特定の動作をさせたい場合におけ
る基礎となる情報であり、アイコン画像の識別子を含ん
でも良い。すなわち関連情報は、アイコン画像と関連づ
けられた情報であって、たとえば、視聴者に特定のサー
バーにある情報を参照させたい場合には、その情報を特
定する情報（ＵＲＬやＩＰアドレスなど）がこれにあた
る。また、特定のプログラムを動作させたい場合には、
そのプログラム名やプログラムそのものとしても構わな
い。また、関連情報は、必ずしも複数である必要はな
く、単一であっても良い。アイコン画像の関連情報が単
一である場合には、そのアイコン画像を第２管理領域に
移動させた段階で、直ちに、その単一の関連情報に対応
する処理を自動的に行っても良い。なお、関連情報は、
たとえばメニュー形式で表示される。関連情報は、主と
して文字情報であるが、マーク、記号、あるいは画像な
どであっても良い。

【００３０】本発明において、情報記録媒体の具体的な
態様としては、特に限定されず、ＣＤ−ＲＯＭ、ハード
ディスク、光磁気ディスク、ＤＶＤ、フロッピー（登録
商標）ディスク、半導体ディスク（ＲＡＭディスクな
ど）、ＩＣカードメモリ、磁気テープなどが例示され
る。

【００３１】本発明において、情報表示装置としては、
特に限定されず、具体的には、パーソナルコンピュー
タ、汎用コンピュータ、デジタルテレビ、ＰＤＡ（Ｐｅ
ｒｓｏｎａｌ Ｄａｔａ Ａｓｓｉｓｔａｎｃｅ）など
の携帯端末（携帯電話含む）などが例示される。

【００３２】

【作用】本発明に係る情報記録媒体、情報表示装置、情
報提供装置および情報提供システムでは、アイコン画像
を表示する画像情報に対して、第１管理領域では表示さ
れないが、所定の条件で第２管理領域において表示させ
ることができる第１次関連情報を関連づけている。この
ため、ユーザは、第１管理領域に表示されたアイコン画
像を見て、一見して、アイコン画像が示す情報の内容を
把握することが可能である。また、そのアイコン画像に
関連する詳細情報を知りたい場合や、アイコン画像に対
応する商品（サービス含む）を購入したい場合などに
は、そのアイコン画像を、第２管理領域に移すことで、
そのアイコン画像に関連する第１次関連情報を、たとえ
ばメニュー形式で見ることができる。

【００３３】メニュー形式で表示された第１次関連情報
の一つを選択することで、アイコン画像に関連する処
理、たとえば、そのアイコン画像に関連するインターネ
ット上のホームページを、第１管理領域に表示したり、
そのアイコン画像に対応する商品の購入またはサービス
の享受などを行うことができる。本発明では、基本的に
は、アイコン画像に基づき、情報の検索を行い、情報源
へのアクセスを行うことができるので、情報の検索およ
び情報源へのアクセスがきわめて容易である。また、情
報の種類が一目で分かるアイコン画像を、たとえばディ
レクトリー形式、ツリー形式、タグ形式で保存すること
で、情報の整理も容易であると共に、その情報の活用も
容易である。

【００３４】特に本発明においては、表示された前記第
１次関連情報または前記第１次関連情報により呼び出さ
れる第２次以降の関連情報の内のコード情報取得メニュ
ーが選択された場合に、所定処理をコンピュータに行わ
せ、通信手段を介して、情報提供サーバにアクセスし、
当該情報提供サーバからコード情報を取り込み、当該コ
ード情報を出力手段から出力する。出力されたコード情
報は、たとえばバーコードとして紙に表示されたり、携
帯用メモリ、またはメモリを具備する携帯機器に出力さ
れて記憶される。このバーコードが表示された紙、また
はコード情報が記憶されたメモリまたは携帯機器から、
店頭またはその他の場所で、バーコードリーダまたはメ
モリ内容読み取り機を用いて、このコード情報を読み取
る。このコード情報が、金券的な性格を有する場合に
は、そのコード情報を用いて、特定の商品またはサービ
スに交換することができる。

【００３５】したがって、顧客にとっては、金銭を持ち
歩くことなく、商品の買い物またはサービスの享受を受
けることができ便利であり、商品またはサービスの提供
者にとっても、顧客が店頭またはサービス提供場所に来
店する機会が増えるので、さらなる需要を喚起すること
ができる。また、商品またはサービスの提供者にとっ
て、商品券あるいはサービス券を、顧客に郵送または宅
配する手間が不要になる。

【００３６】特に本発明において、第２次アイコン画像
（たとえば商品の購入済を示すアイコン画像）中に、コ
ード情報を含ませることで、コード情報の送信を第２次
アイコン画像とは別に送る必要がなくなると共に、ユー
ザにとっては、第２次アイコン画像からコード情報を取
り出し、出力することが容易になる。

【００３７】

【発明の実施の形態】以下、本発明を、図面に示す実施
形態に基づき説明する。システムの全体説明 図１に示すように、本実施形態の情報通信システムは、
複数のクライアント側端末機２，３と、複数の情報提供
サーバ４Ａ，４Ｂ，４Ｃ，５とを有し、これらはネット
ワーク６を介して相互に通信可能に構成してある。本発
明では、ネットワーク６のための通信手段は、特に限定
されず、電話回線、専用回線、電波、光通信、あるいは
これらの複合であっても良いが、本実施形態では、イン
ターネットのネットワーク６として説明する。

【００３８】クライアント側端末機２，３は、本発明で
は特に限定されず、デジタルテレビ、ＰＤＡなどであっ
ても良いが、本実施形態では、パーソナルコンピュータ
であるとして説明する。なお、クライアント側端末機
２，３は、同一の構成を持つので、以下の説明では、ク
ライアント側端末機２について説明し、クライアント側
端末機３の説明は省略する。

【００３９】サーバ４Ａ，４Ｂ，４Ｃ，５は、たとえば
汎用コンピュータで構成される。コンピュータは、少な
くともＣＰＵまたはＭＰＵと、ＲＡＭやＲＯＭなどのメ
モリと、ハードディスクなどの記憶装置と、モデムやタ
ーミナルアダプタなどの通信インターフェースと、ＣＲ
ＴやＬＣＤなどの表示装置と、マウスやキーボードなど
の入力装置とを有する。

【００４０】クライアント側コンピュータの記憶装置お
よび／またはメモリには、ネットワーク６による通信を
可能とするために、少なくともオペレーティングシステ
ム（ＯＳ）と、ＨＴＴＰ閲覧ソフトウェア（ＷｅＢブラ
ウザなど）と、メール送受信ソフトウェアなどのプログ
ラムが記憶してある。また、サーバ側コンピュータの記
憶装置および／またはメモリには、ネットワーク６によ
るコンテンツ情報の提供および通信を可能とするため
に、少なくともＯＳとＨＴＴＰサーバ用ソフトウェアな
どのプログラムが記憶してある。

【００４１】本実施形態では、情報提供サーバ４Ａが、
本発明の第１管理領域に関する情報を主として提供する
サーバであり、情報提供サーバ５が、本発明の第２管理
領域プログラム（以下、ＩＰ３Ｗプログラムとも言う）
を主として提供するサーバである。情報提供サーバ４Ｂ
は、情報提供サーバ４Ａから提供される第１次データに
関連する各種データのさらに詳細な第２次データを提供
するサーバであり、第１次データ中に、各社毎の紹介的
なデータが含まれる場合には、その各社毎に詳細な第２
次データを提供する複数のサーバである。また、情報提
供サーバ４Ｃは、購入確認アイコン画像、購入済アイコ
ン画像などの別アイコンを提供すると共に、注文詳細入
力欄データシート、コード情報などを提供するサーバで
ある。

【００４２】なお、本発明では、これらサーバ４Ａ，４
Ｂ，４Ｃ，５は、全く別のサーバでも良いが、同一のサ
ーバであっても良い。一般に、サーバ５とサーバ４Ａ，
４Ｂ，４Ｃとは、別のサーバであることが予想される
が、サーバ４Ａ，４Ｂ，４Ｃ、特に、サーバ４Ｂ，４Ｃ
は、同一サーバであっても不自然ではない。

【００４３】情報提供サーバ４Ａ，４Ｂ，４Ｃおよびア
イコン画像 本実施形態では、情報提供サーバ４Ａは、図１に示すよ
うに、第１次データ提供手段４ａを有する。また、情報
提供サーバ４Ｂは、第２次データ提供手段４ｂを有す
る。情報提供サーバ４Ｃは、別アイコン提供手段４ｃ
１、注文詳細入力欄提供手段４ｃ２、客先入力済注文詳
細データ記憶手段４ｃ３、コード情報提供手段４ｃ４、
注文確認手段４ｃ５および配送手続実行手段４ｃ６を有
する。

【００４４】第１次データ提供手段４ａは、たとえば図
５に示すクライアント側表示装置の画面３０ａの第１管
理領域１２ａ内に表示されたようなコンテンツ情報を提
供するためのものである。本実施形態では、情報提供サ
ーバ４Ａの第１次データ提供手段４ａから提供されるコ
ンテンツ情報には、図５に示すように、少なくとも１以
上の第１次アイコン画像１００〜１０４と、文字情報１
１０とが含まれる。

【００４５】第１次アイコン画像１００〜１０４は、後
述する第２次以降のアイコン画像も同様であるが、提供
しようとする情報の内容を示す画像であり、情報の内容
が一目で把握可能になっている。

【００４６】図５に示す例では、第１管理領域１２ａの
内部には、コンビニエンスストア、デパートあるいはそ
の他の店頭での買い物を、インターネット上で行うこと
ができるようにしたサイト画面が表示してあり、この例
では、５種類の商品を画像（文字や記号でも可）Ａ〜Ｅ
として示すアイコン画像１００〜１０４が表示してあ
る。なお、アイコン画像１００〜１０４の数は、５種類
に限定されず、それ以上のアイコン画像またはそれ以下
のアイコン画像を表示しても良い。

【００４７】本実施形態では、これら第１次アイコン画
像１００〜１０４には、後述する第２次以降のアイコン
画像も同様であるが、画像情報中に、関連情報が含まれ
ている。ただし、図５に示す第１管理領域１２ａの内部
では、関連情報は、表示されず、画像情報中のアイコン
画像のみが表示される。

【００４８】画像情報中に、関連情報を含ませるための
手法としては、特に限定されないが、本実施形態では、
たとえば以下のようにして行う。図３は関連情報を埋め
込んだ画像情報のフォーマットの１例を示す。ここで、
画像情報はＧＩＦフォーマットの画像を例にとってい
る。なお、フォーマットについてはＧＩＦ形式をとらず
とも、ＪＰＧ形式やＰＣＸ形式などを採っても構わな
い。

【００４９】図３に示すように、開始部３０１は、本情
報がＧＩＦ形式の画像情報であることを識別するために
設けられたフィールドであり、‘ＧＩＦ’なる文字列な
らびにそのバージョンが割り当てられたものである。

【００５０】配色表式画像データ３０３は、画素は、左
から右、上から下の順序で配列された画像データであ
る。ここで、ＧＩＦの場合、可変長符号のＬＺＷアルゴ
リズムを使って符号化されている。

【００５１】注釈拡張部３０５は、ＧＩＦデータ・スト
リーム中のグラフィック情報とはならない文章情報を含
んでいる。これは、グラフィックや製作関係者名や内容
説明に関する注釈、あるいは、その他、制御やグラフィ
ックのデータでない類のもの全てを含めることができる
ようになっている。

【００５２】終了部３０６は、このデータ・ストリーム
が終了したことを示し、他のパラメータ情報などがこの
後に続かないことを意味するようになっている。

【００５３】開始部３０１と配色表式画像データ３０３
の間３０２と、配色表式画像データ３０３と注釈拡張部
３０５の間３０４には、これら以外の情報を含んでい
る。例として、画面幅、画面高さ、色解像度など、これ
から描画する画像に必要な表示装置の領域を定義するパ
ラメータを含んだ情報が割り当てられている。

【００５４】関連情報３０７は、上記注釈拡張部３０５
に、そのまま、若しくは暗号化などの処理を施した後に
配置され、ひとつの画像情報としてまとまることにな
る。これにより、結果として、データ・ストリームとし
ての画像情報は、その内部に関連情報を含むことができ
るようになる。これらの説明はすべてＧＩＦフォーマッ
トで行ったが、他のフォーマット形式の画像形式であっ
ても、このように画像情報と分離された領域に記録され
れば構わない。

【００５５】次に、別例に係る画像情報への埋め込み形
式について、図４に基づいて説明する。図４は関連情報
を埋め込んだ画像情報の別のフォーマット例を示す。こ
こでも、画像情報はＧＩＦフォーマットの画像を例にと
っている。この例においても、フォーマットについては
ＧＩＦ形式をとらずとも、ＪＰＧ形式やＰＣＸ形式など
を採っても構わない。

【００５６】開始部４０１は、上記と同じく、本情報が
ＧＩＦ形式の画像情報であることを識別するために設け
られたフィールドであり、‘ＧＩＦ’なる文字列ならび
にそのバージョンが割り当てられたものである。

【００５７】配色表式画像データ４０３は、画素は、左
から右、上から下の順序で配列された画像データを配置
するところであるが、ここでは画像情報４０７と関連情
報４０８をウォーターマークの形式で混在させることに
より、視覚上関連情報がそのまま視認できないようにす
るとともに、画像情報はそのまま視認できるようなもの
となるように混合４０９されるようになっている。ここ
で、このようにして混合４０９された情報は、可変長符
号のＬＺＷアルゴリズムを使って符号化される。

【００５８】注釈拡張部４０５は、ＧＩＦデータ・スト
リーム中のグラフィック情報とはならない文章情報を含
んでいる。本例では特に必要としないフィールドである
が、必要となれば、自由な定義で情報提供者が利用する
ことが可能である。

【００５９】終了部４０６は、このデータ・ストリーム
が終了したことを示し、他のパラメータ情報などがこの
後に続かないことを意味するようになっている。なお、
図４に示すデータストリーム中の中間部分４０２および
４０４は、図３に示す中間部分３０２および３０４に対
応する。

【００６０】この画像例においてもすべてＧＩＦフォー
マットで行ったが、他のフォーマット形式の画像形式で
あっても、このように画像情報と分離された領域に記録
されれば構わない。

【００６１】このようにしてアイコン画像情報に、関連
情報が包含され、その画像情報を複数個含むコンテンツ
情報が、図１に示す情報提供サーバ４Ａの第１次データ
提供手段４ａから、たとえばクライアント側端末機２へ
送信されたとする。なお、実際には、クライアント側端
末機２が、ネットワーク６を通して、コンテンツ情報提
供サーバ４Ａにアクセスし、そこから、図５に示す第１
管理領域１２ａ内のコンテンツ情報を得る。

【００６２】端末機２は、第１管理領域１２ａを表示可
能な市販のブラウザを有するので、図５に示すように、
画面３０ａの第１管理領域１２ａの内部に、複数のアイ
コン画像１００〜１０４が表示される。なお、この例で
は、第１管理領域１２ａは、インターネットエクスプロ
ーラなどのブラウザにより表示される通信ウインドウで
ある。通常のブラウザは、図５に示すアイコン画像１０
０〜１０４のそれぞれに含まれる関連情報を表示させる
機能を持たない。

【００６３】情報提供サーバ５、クライアント側端末機
２，３およびＩＰ３Ｗ 図５に示すアイコン画像１００〜１０４のそれぞれに含
まれる関連情報を表示させるためのＩＰ３Ｗプログラム
を、自己のクライアント側端末機２にセットするために
は、そのＩＰ３Ｗプログラムが搭載してあるＣＤ−ＲＯ
Ｍなどの情報記録媒体を入手し、インストールすればよ
い。または、ＩＰ３Ｗプログラムの提供源である図１に
示す情報提供サーバ５に対してネットワーク６を介して
接続し、ＩＰ３Ｗプログラムをダウンロードすればよ
い。情報提供サーバ５では、ＩＰ３Ｗプログラムのダウ
ンロードを希望するクライアントの顧客情報を管理する
ようにしても良い。

【００６４】ＩＰ３Ｗプログラムは、図５に示すよう
に、クライアント側コンピュータの画面３０ａに、Ｗｅ
ｂブラウザ・ウインドウなどの第１管理領域１２ａ以外
に、第２管理領域（「ＩＰ３Ｗ」とも言うことにする）
５０ａを表示させ、その領域５０ａに関連して所定の処
理を行わせるためのプログラムである。

【００６５】次に、ＩＰ３Ｗプログラムがダウンロード
された後のクライアント側コンピュータ、または、頒布
されたＣＤ−ＲＯＭなどの情報記録媒体からＩＰ３プロ
グラムをインストールした後のクライアント側コンピュ
ータ、またはＩＰ３プログラムに対応する専用論理回路
を持つクライアント側コンピュータの構成について、主
として図２に基づき説明する。ＩＰ３プログラムの詳細
は、図２に示す構成と、以下の説明により明らかとな
り、ＯＳや、その他のソフトウェアおよびハードウェア
の種類によらず、コンピュータ上で実行可能であること
が理解される。

【００６６】図２に示すように、クライアント側端末機
２は、第１管理領域制御手段１０と、第２管理領域制御
手段５０と、通信インターフェース２０と、表示インタ
ーフェース３０と、入力インターフェース４０と、出力
インターフェース８０とを有する。第１管理領域制御手
段１０および第２管理領域制御手段５０は、各種プログ
ラム（ＯＳ含む）などが記憶してあるメモリおよび記憶
装置と、そのプログラムを実行するためのＣＰＵやＭＰ
Ｕなどの処理装置とで構成される。

【００６７】通信インターフェース２０は、たとえばモ
デムやターミナルアダプタで構成され、第１管理領域制
御手段１０および／または第２管理領域制御手段５０
と、図１に示すネットワーク６とを接続する。なお、端
末機２がＰＤＡなどで構成される場合には、通信インタ
ーフェース２０は、アンテナなどで構成されても良い。

【００６８】表示インターフェース３０は、第１管理領
域制御手段１０および／または第２管理領域制御手段５
０と、ＣＲＴやＬＣＤなどの表示装置とを接続するため
の接続部である。この接続部は、電気的配線や光ファイ
バーなどを接続する接触式の接続部であっても良いが、
電波や赤外線などの電磁波を介して信号の送受信を行う
非接触式の接続部であっても良い。表示装置の画面の一
例を、図５に示す。

【００６９】入力インターフェース４０は、第１管理領
域制御手段１０および／または第２管理領域制御手段５
０と、マウス、キーボード、ダイアル、ハンドル、ステ
ィック、タッチパネルなどの入力装置とを接続するため
の接続部である。この接続部は、電気的配線や光ファイ
バーなどを接続する接触式の接続部であっても良いが、
電波や赤外線などの電磁波を介して信号の送受信を行う
非接触式の接続部であっても良い。

【００７０】出力インターフェース８０は、第１管理領
域制御手段１０および／または第２管理領域制御手段５
０と、プリンタなどの出力装置、メモリステックドライ
ブなどの携帯メモリへのデータ出力装置、または携帯電
話などの携帯機器へのデータ出力装置とを接続するため
の接続部である。この接続部は、電気的配線や光ファイ
バーなどを接続する接触式の接続部であっても良いが、
電波や赤外線などの電磁波を介して信号の送受信を行う
非接触式の接続部であっても良い。

【００７１】第１管理領域制御手段１０は、情報通信制
御手段（本発明の第１管理領域作成手段含む）１２と、
コンテンツ情報記憶部１５とを少なくとも有する。

【００７２】情報通信制御手段１２は、インターネット
エクスプローラー、ネットスケープナビゲータなどのよ
うに、図１に示すネットワーク６を介してインターネッ
ト通信を行うためのプログラムと、そのプログラムが記
憶してあるメモリおよび／または記憶装置と、そのプロ
グラムを実行するＣＰＵまたはＭＰＵとを含む。

【００７３】コンテンツ情報記憶部１５は、情報通信制
御手段（ＷｅＢブラウザなど）１２により、通信インタ
ーフェース２０およびネットワーク６を介して得られた
コンテンツ情報を記憶可能な部分であり、メモリおよび
／または記憶装置により構成される。本実施形態では、
このコンテンツ情報記憶部１５に記憶されるコンテンツ
中に、前述した図５に示すアイコン画像１００〜１０４
が含まれる。

【００７４】コンテンツ情報記憶部１５に記憶されるコ
ンテンツ情報の一つを表示装置の画面上に表示した例
を、図５に示す第１管理領域１２ａ内のコンテンツ情報
として示す。図５に示すコンテンツ情報は、図１に示す
情報提供サーバ４Ａからネットワーク６を通して送信さ
れたものであり、第１管理領域１２ａの内部に、商品リ
ストに対応するアイコン画像１００〜１０４が表示して
ある。

【００７５】ＩＰ３Ｗの詳細な構成 前述したように、図２に示す第２管理領域制御手段５０
は、ＩＰ３Ｗプログラムが、クライアント側端末機２に
対して供給される前の状態では存在しない場合がある。
そのような場合には、ＩＰ３Ｗプログラムを、クライア
ント側端末機２に対してインストールすればよい。その
ための手法としては、ＣＤ−ＲＯＭなどの着脱自在な記
憶媒体に記憶してあるプログラムからインストールする
手法と、たとえば図１に示すＩＰ３Ｗプログラム提供サ
ーバ５からダウンロードする方法とがある。

【００７６】このＩＰ３Ｗプログラムのダウンロード
は、図１に示す情報提供サーバ５からネットワーク６を
介して行われる。ＩＰ３Ｗプログラムの詳細は、図２に
示すブロック図と、以下の説明とから明らかとなる。な
お、以下の説明では、ＩＰ３Ｗプログラムが、クライア
ント側端末機２のコンピュータに対して既にインストー
ル済みとして説明する。

【００７７】第２管理領域制御手段５０は、ＩＰ３Ｗプ
ログラムおよびその他の情報の記憶可能な記憶装置およ
び／またはメモリと、そのＩＰ３Ｗプログラムを実行す
るためのＣＰＵおよび／またはＭＰＵとから成る。本実
施形態では、第２管理領域制御手段５０は、ＩＰ３Ｗプ
ログラム検出手段５２を有する。

【００７８】ＩＰ３Ｗプログラム検出手段５２は、イン
ストールまたはダウンロードすべきコンピュータの記憶
装置および／またはメモリの内部に、既にＩＰ３Ｗプロ
グラムまたはＩＰ３Ｗプログラムに対応する論理回路が
存在するかを検出する。また、この手段５２は、ＩＰ３
Ｗプログラムが既にコンピュータにインストールされて
いる場合には、使用者に対してインストール済であるこ
とを通知する。それと同時に、またはそれとは別に、第
２管理領域作成手段（ＩＰ３Ｗ作成手段）５４に移行
し、既に存在するＩＰ３Ｗプログラムを実行し、少なく
とも図５に示す第２管理領域５０ａを、画面３０ａ上に
表示する。また、この手段５２は、コンピュータ内に既
に存在するＩＰ３Ｗプログラムが、最新版であるかを判
断しても良い。

【００７９】図２に示すＩＰ３Ｗ作成手段５４は、図５
に示す第２管理領域５０ａを、画面３０ａ上に表示する
ために、画像表示制御手段７２へ制御信号を送り、表示
インターフェース３０を介して画面３０ａの表示を制御
する。

【００８０】図２に示すアイコン移動判断手段５６は、
図５に示すアイコン画像１００〜１０４の内の少なくと
も一つを、第１管理領域１２ａから第２管理領域５０ａ
へ移動すべき旨のアイコン移動命令が入力されたか否か
を判断する機能を有する。アイコン移動命令が成された
か否かの判断は、たとえば画面３０ａ上で、マウスに対
応するポインタ１３０を用いて、いずれかのアイコン画
像１０３を、第１管理領域１２ａから第２管理領域５０
ａへと、ドラッグ・アンド・ドロップ動作を行ったか否
かで判断する。

【００８１】第１管理領域１２ａから第２管理領域５０
ａへ、選択されたアイコン画像１０３を移動すべき旨の
アイコン移動命令が成された場合には、第１管理領域１
２ａの内部に表示されたアイコン画像１０３と同じアイ
コン画像を、第２管理領域５０ａの内部に表示する。

【００８２】第１管理領域中のいずれかのアイコン画像
１０３を、第１管理領域１２ａから第２管理領域５０ａ
へと移動することで、アイコン画像１０３に含まれる関
連情報を表示することが可能になる。

【００８３】選択したアイコン画像１０３に関連する、
より詳細な関連情報を、第１管理領域１２ａの管理制御
のみで知るためには、従来では、たとえばコンテンツ中
の長い文章（不要な情報も記載）を丹念に読む必要があ
り、得ようとする情報の検索や取得に時間がかかってい
た。または、従来では、アイコン画像１０３に関連する
コンテンツのホームページへジャンプするためのボタン
を押し、またはアドレスを入力することもある。しかし
ながら、この場合でも、目的とするホームページへ移動
してから、アイコン画像１０３のみに関連する情報を検
索するためには、多数の文章を読まなければ成らず、得
ようとする情報の検索が煩雑であった。

【００８４】本実施形態では、図５に示す選択されたア
イコン画像１０３を、第１管理領域１２ａから第２管理
領域５０ａへと移動させるのみで、後述するように、目
的とする関連情報の検索がきわめて容易である。

【００８５】図２に示すように、アイコン移動検出手段
５６からのデータに基づき処理を行う関連情報抽出手段
６０は、図５に示す第２管理領域５０ａの内部に選択さ
れて表示されたアイコン画像１０３の画像情報に含まれ
る関連情報を抽出する。関連情報の抽出は、たとえば目
的とするアイコン画像のデータストリームの形式を解析
し、図３または図４に示す形式で含まれている関連情報
３０７または４０８を、画像データストリーム中から抽
出する。

【００８６】抽出手段６０により抽出された関連情報
は、図２に示す関連情報記憶手段６２に記憶され、所定
条件の場合に、その内容が、画面上に表示される。一
方、移動検出手段５６にて検出されたアイコン画像情報
は、検出手段５６または抽出手段６０からの入力信号に
基づき、アイコン画像記憶手段６４に記憶される。その
記憶手段６４に記憶してあるアイコン画像は、画像表示
制御手段７２および表示インターフェース３０の機能に
基づき、図５に示す画面３０ａの第２管理領域５０ａの
内部に表示される。

【００８７】画面３０ａの第２管理領域５０ａの内部に
選択的に表示されるアイコン画像１０３（後述するアイ
コン画像１０３ａ，１０３ｂも同様）の関連情報３０７
（４０７でもよい、以下同様）を表示させる場合には、
図６に示すように、マウス４０ａのポインタ１３０を、
アイコン画像１０３のいずれかの位置に位置させ、マウ
ス４０ａの右クリックを行えばよい。関連情報３０７の
表示は、図２に示す画像表示制御手段７２が、マウスの
右クリックを検出して、関連情報記憶手段６２から関連
情報を読み出し、表示インターフェース３０を制御し、
表示装置へデータを送ることにより行われる。

【００８８】本実施形態では、図６に示すように、関連
情報３０７は、メニュー形式で表示される。関連情報３
０７のメニューとしては、特に限定されず、さらに詳細
な第２次関連情報の要求処理メニューなどが例示される
が、本実施形態では、購入申し込みメニューが含まれ
る。

【００８９】購入申し込みメニューは、図５に示す第１
管理領域１２ａ内に表示された商品を画像化したアイコ
ン画像（第１次アイコン画像）１００〜１０４の内から
選択したアイコン画像１０３の購入申し込みを行うため
のメニューである。

【００９０】このアイコン画像１０３には、購入申し込
みメニューのみを関連情報として含ませても良いが、そ
の他の関連情報を含ませても良い。たとえばアイコン画
像１０３で表示された商品（サービス含む）の詳細内容
を、第２次関連情報として表示させるためのメニュー
や、アイコン画像１０３で表示された商品（サービス含
む）の詳細内容を示す第２次以降のアイコン画像を第２
管理領域５０ａに表示させるためのメニューである。

【００９１】図６に示すポインタ１３０を移動させて、
マウス４０ａの左クリック処理を行い、さらに詳細な第
２次関連情報の要求処理メニュー（たとえばメニュー
１）が選択された場合には、図２に示す関連情報特定検
出手段６６が詳細関連情報要求手段６８を動作させる。

【００９２】詳細関連情報要求手段６８は、情報通信制
御手段１２を介して、または直接に通信インターフェー
ス２０を制御し、図１に示すネットワーク６を介して、
情報提供サーバ４Ａと同一または別の情報提供サーバ４
Ｂの第２次データ提供手段４ｂから、さらに詳細な第２
次関連情報を取得する。その取得された詳細な第２次関
連情報は、関連情報記憶手段６２に記憶されて、図６に
示すマウス４０ａの右クリックなどの動作で、関連情報
３０７の内の対応するメニューの近傍に表示される。

【００９３】さらに詳細な第２次関連情報としては、特
に限定されないが、第１次関連情報３０７の内の選択し
たメニューが、たとえばアイコン画像１０３に対応する
「商品の内容説明」である場合に、その内容説明が、第
２次関連情報として、図２に示す関連情報記憶手段６２
に記憶され、上述と同様にして画面に表示される。な
お、その第２次関連情報の内の特定のメニューに関する
さらに詳細な第３次以降の関連情報を得たい場合には、
第２次関連情報を取得した場合と同様にして処理すれば
よい。

【００９４】また、第１次関連情報３０７の内の選択し
たメニューが、たとえばアイコン画像１０３に対応する
商品の部分拡大図を要求するメニューである場合には、
図２に示す別アイコン要求手段５８が起動され、詳細関
連情報要求手段６８と同様にして、情報提供サーバ４Ｃ
にアクセスする。情報提供サーバ４Ｃでは、別アイコン
提供手段４ｃ１が、アイコン画像１０３に関連するが別
のアイコン画像をクライアント側端末機２に送信する。
この送信されたアイコン画像には、アイコン画像１０３
と同様に、関連情報が含まれていることが好ましい。こ
の関連情報から、さらに関連する別アイコンを呼び出す
こともできるし、または、その他の関連情報メニューが
含まれていても良い。なお、その別アイコン画像は、ア
イコン画像１０３と同様にして、図２に示す関連情報抽
出手段６０、アイコン画像記憶手段６４、画像表示制御
手段７２および表示インターフェース３０を通して、図
６に示す第２管理領域５０ａの内部に表示される。この
別アイコン画像は、第２管理領域５０ａの内部におい
て、アイコン画像１０３と置き換えられてもよいが、別
に表示されても良い。

【００９５】図６に示す第１次または第２次以降の関連
情報３０７中の購入申し込みメニューを選択（マウス４
０ａの左クリック処理；以下、同様）した場合には、詳
細関連情報要求手段６８を動作させ、上述した場合と同
様にして、情報提供サーバ４Ｃにアクセスし、その注文
詳細入力欄提供手段４ｃ２から、注文入力欄データシー
ト情報を取り込む。ただし、この注文入力欄データシー
トは、第１管理領域制御手段１０の情報通信制御手段１
２へ送信され、注文入力欄データシート画面は、図６に
示すように、第１管理領域１２ａの内部に表示される。

【００９６】注文入力欄データシート画面には、注文
数、本人名、パスワードなどの入力欄１４０と、注文ボ
タン１４２が表示してある。これらの入力欄１４０内
に、該当するデータを入力した後、申し込みボタン１４
２をマウス４０ａのポインタ１３０で左クリックするな
どにより、クライアント側端末２は、ネットワーク６を
介して情報提供サーバ４Ｃにアクセスする。

【００９７】情報提供サーバ４Ｃでは、入力された客先
毎の入力済注文詳細データを、客先毎入力済注文詳細デ
ータ記憶手段４ｃ３に記憶させる。注文確認手段４ｃ５
は、客先に確認するために、その記憶されたデータを、
図７に示す確認画面として、クライアント側端末機２へ
送信する。その確認画面データは、図２に示す第１管理
領域制御手段１０の情報通信制御手段１２により、図７
に示すように、第１管理領域１２ａの内部に表示され
る。

【００９８】この確認画面には、購入確認アイコン画像
（第１次アイコン画像）１０３ａが含まれる。この購入
確認アイコン画像１０３ａは、図６に示すアイコン画像
１０３と同一のアイコン画像でも良いが、アイコン画像
１０３に関連するが異なる画像であることが好ましい。
確認のためのアイコン画像であることが一目で分かるよ
うにするためである。

【００９９】この購入確認アイコン画像１０３ａを、図
７に示すように、前述したマウスのポインタ１３０によ
るドラッグ・アンド・ドロップ動作を用いて、第２管理
領域５０ａ内に移動させる。図８に示すように、購入確
認アイコン画像１０３ａには、メニュー形式の関連情報
３０７が含まれている。そのメニュー形式の関連情報３
０７の中には、コード情報取得メニューが含まれる。こ
のコード情報取得メニューを選択することで、図２に示
すコード情報取得手段１５０が起動し、詳細関連情報要
求手段６８または別アイコン要求手段５８と同様にし
て、情報提供サーバ４Ｃにアクセスする。

【０１００】情報提供サーバ４Ｃでは、コード情報要求
信号を受信することにより、客先側での確認処理が終了
したことを検知し、その要求信号に基づき、客先毎入力
済注文詳細データ記憶手段４ｃ３から、該当する客先の
商品注文データを取り出し、そのデータに対応するコー
ド情報を、コード情報提供手段４ｃ４が作製する。その
作製されたコード情報は、その他の関連情報と共に、商
品注文データに対応する図８に示す購入済アイコン画像
（第２次アイコン画像）１０３ｂの中に、他のアイコン
画像と同様な手法により含ませる。その購入済アイコン
画像１０３ｂは、図１に示す情報提供サーバ４Ｃの別ア
イコン提供手段４ｃ１から、ネットワーク６を介してク
ライアント側端末２の図２に示す別アイコン要求手段５
８へ送信される。

【０１０１】また、同時に、またはその前後に、情報提
供サーバ４Ｃの配送手続き実行手段は、客先から注文を
受けた商品を、客先から要求のあったコンビニエンスス
トアなどの店頭まで配送するための手続きを行う。ま
た、配送手続き実行手段４ｃ６は、該当する店頭にある
バーコードリーダー制御手段またはメモリステック情報
読み取り手段に、客先からの注文データに対応するデー
タを送信する。そのデータは、顧客が商品を受け取りに
来たことを確認するためのデータなどとして用いられ
る。

【０１０２】別アイコン要求手段５８で取得された購入
済アイコン画像１０３ｂは、他のアイコン画像と同様に
して、図８に示すように、第２管理領域５０ａの内部に
表示される。購入済アイコン画像１０３ｂは、購入確認
アイコン画像１０３ａと同一でも良いが、関連するが異
なる画像（文字や記号などを含んでも良い）であること
が好ましい。この購入済アイコン画像１０３ｂには、関
連情報３０７ａとして、コード情報をバーコード情報に
変換し、出力インターフェース８０を介してプリンタに
送り、そのバーコードを紙に印刷するメニューが含まれ
る。また、コード情報をバーコード情報として、出力イ
ンターフェース８０を介してメモリステック・ドライブ
に送り、そのコード情報をメモリステックに記憶させる
メニューも含まれる。さらに、商品の配送状況を確認す
るためのメニューなども含まれても良い。商品の配送状
況を確認するためのメニューを選択することで、現在配
送中であることを示す配送画像が表示されたアイコン画
像などの第２次以降のアイコン画像が得られるようにし
ても良い。

【０１０３】本実施形態では、コード情報は、客先から
の注文商品と交換できる金券的な性格を持つ。したがっ
て、顧客は、プリンタから出力されたバーコードを、該
当するコンビニエンスストアなどの店頭に持っていき、
その店頭でバーコードをバーコードリーダーで読み取っ
てもらうことで、注文した商品と交換することができ
る。あるいは、コード情報が記憶されたメモリステック
を、店頭に持っていき、店頭のメモリステック読み取り
機で、コード情報を読み取ってもらい、注文した商品と
交換することができる。また、商品がサービスである場
合も同様である。

【０１０４】なお、該当するコード情報が一度使用され
た後には、再度使用されることがないように、店頭のバ
ーコードリーダーまたはメモリステック読み取り機が、
図１に示す情報提供サーバ４Ｃと情報交換を行い、再使
用不可となるシステム構成にしても良い。

【０１０５】本実施形態に係るシステムによれば、顧客
にとっては、金銭を持ち歩くことなく、商品の買い物ま
たはサービスの享受を受けることができ便利であり、商
品またはサービスの提供者にとっても、顧客が店頭また
はサービス提供場所に来店する機会が増えるので、さら
なる需要を喚起することができる。また、商品またはサ
ービスの提供者にとって、商品券あるいはサービス券
を、顧客に郵送または宅配する手間が不要になる。

【０１０６】特に、本実施形態では、商品の購入済を示
す商品購入済アイコン画像１０３ｂ中に、コード情報を
含ませることで、コード情報の送信をアイコン画像１０
３ｂとは別に送る必要がなくなると共に、ユーザにとっ
ては、購入済アイコン画像１０３ｂからコード情報を取
り出し、出力することが容易になる。

【０１０７】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変する
ことができる。たとえば、上述した実施形態では、図１
に示すクライアント側端末機２および３が、主としてパ
ソコンなどのコンピュータであることを念頭において説
明しているが、これらの端末機がＰＤＡやデジタルテレ
ビである場合でも、図２に示す構成を実現することは可
能であり、本発明を実現することが可能である。その場
合に、マウス以外の入力装置が採用されることも可能で
ある。

【０１０８】また、第２次以降の関連情報のデータ量が
小さい場合には、図１に示す情報提供サーバ４Ｂに対し
て、その都度に関連情報を要求することなく、第１次デ
ータ提供手段４ａから提供されるアイコン画像１０３中
に、図３または図４に示す手法により含ませておいても
良い。その場合には、図２に示す詳細関連情報要求手段
６８の動作は不要となる。

【０１０９】さらに、本発明では、図２に示す構成要件
の全てを具備する必要はなく、各請求項に記載してある
構成要件に対応する図２に示す構成要件を具備すればよ
い。

【０１１０】

【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、電話回線、専用回線、電波、光通信などの通信手段
を介して、相互に情報の伝達を行う際に、情報供給源へ
のアクセス、情報の検索および整理が容易である新規な
アイコン画像を用いて、たとえば商品の購入を行うに際
して、商品の購入者および商品の提供者の双方にとって
利益のある情報記録媒体、情報表示装置、情報提供装置
および情報提供システムを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 図１は本発明の１実施形態に係るシステムの
全体構成を示す概略図である。

【図２】 図２はクライアント側端末の１実施形態に係
る構成を示すブロック図である。

【図３】 図３は画像情報への関連情報埋め込みの例を
示す概念図である。

【図４】 図４は画像情報への関連情報埋め込みの他の
例を示す概念図である。

【図５】 図５はクライアント側端末機の画面表示の一
例を示す図である。

【図６】 図６は図５に示す第２管理領域内でのマウス
の操作方法を示す概略図である。

【図７】 図７は図６に示す注文詳細記入画面の次に得
られる画面を示す図である。

【図８】 図８は図７に示す第２管理領域内でのマウス
の操作方法を示す概略図である。

【符号の説明】

２，３… クライアント側端末機 ４Ａ，４Ｂ，４Ｃ，５… 情報提供サーバ ４ａ… 第１次データ提供手段 ４ｂ… 第２次データ提供手段 ４ｃ１… 別アイコン提供手段 ４ｃ２… 注文詳細入力欄提供手段 ４ｃ３… 客先毎入力済注文詳細データ記憶手段 ４ｃ４… コード情報提供手段 ４ｃ５… 配送手続き実行手段 ６… ネットワーク（通信手段） １０… 第１管理領域制御手段 １２… 情報通信制御手段（第１管理領域作成手段） １２ａ… 第１管理領域 ２０… 通信インターフェース ３０… 表示インターフェース ３０ａ… 表示画面 ４０… 入力インターフェース ５０… 第２管理領域制御手段 ５０ａ… 第２管理領域 ５４… 第２管理領域作成手段 ５６… アイコン移動判断手段 ５８… 別アイコン要求手段 ６０… 関連情報抽出手段 ６２… 関連情報記憶手段 ６４… アイコン画像記憶手段 ６６… 関連情報特定検出手段 ６８… 詳細関連情報要求手段 ７２… 画像表示制御手段 ８０… 出力インターフェース（出力手段の一部） １００〜１０４… アイコン画像（第１次アイコン画
像） １０３ａ… 購入確認アイコン画像 １０３ｂ… 購入済アイコン画像（１０３ａの第２次ア
イコン画像） １４０… 入力欄 １４２… 注文ボタン １５０… コード情報取得手段 ３０７，３０７ａ，４０７… 関連情報

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 17/60 ３２４ Ｇ０６Ｆ 17/60 ３２４ 3/00 ６５５ 3/00 ６５５Ｂ ６５７ ６５７Ａ Ｇ０６Ｋ 7/00 Ｇ０６Ｋ 7/00 Ｕ Ｆターム(参考） 5B049 AA01 BB11 CC02 CC05 CC08 CC16 DD02 DD04 EE23 FF02 FF03 FF04 GG01 GG04 GG07 5B072 BB00 CC24 5E501 AA02 AA13 AB21 AC33 BA05 CA02 CB09 CC03 EA07 EA11 EB01 EB05 FA04 FA05 FA22 FA45

Claims (28)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 表示画面上に、第１管理領域以外に、新
   たな第２管理領域を作成するステップと、 前記第１管理領域に表示される第１次アイコン画像を前
   記第２管理領域へ移動すべき旨のアイコン移動命令が入
   力されたか否かを判断するステップと、 前記アイコン移動命令が成された場合に、前記第１次ア
   イコン画像に関連するが前記第１管理領域には表示され
   ない第１次関連情報を抽出するステップと、 前記アイコン移動命令が成された当該第１次アイコン画
   像を、前記第２管理領域に表示するステップと、 所定条件の場合に、前記第１次関連情報を、前記第２管
   理領域内に表示された前記第１次アイコン画像に関連し
   て表示するステップと、 表示された前記第１次関連情報または前記第１次関連情
   報から導き出される第２次以降の関連情報のうちのコー
   ド情報取得メニューが選択された場合に、所定処理をコ
   ンピュータに行わせ、通信手段を介して、情報提供サー
   バにアクセスし、当該情報提供サーバからコード情報を
   取り込むステップと、 当該コード情報を出力手段から出力するステップとを、 コンピュータに実行させるための第２管理領域プログラ
   ムが記憶してある情報記録媒体。
2. 【請求項２】 前記コード情報が、バーコード情報であ
   り、このバーコード情報には、所定の場所において、特
   定の商品との交換が可能な金券的情報が含まれることを
   特徴とする請求項１に記載の情報記録媒体。
3. 【請求項３】 前記出力手段が、バーコードを印刷する
   ためのプリンタである請求項２に記載の情報記録媒体。
4. 【請求項４】 前記コード情報取得メニューが選択され
   た場合には、前記第２管理領域内に、前記第１次アイコ
   ン画像と関連する第２次アイコン画像を表示させること
   を特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の情報記録
   媒体。
5. 【請求項５】 前記第２次アイコン画像には、前記コー
   ド情報が含まれることを特徴とする請求項４に記載の情
   報記録媒体。
6. 【請求項６】 前記第２次アイコン画像には、前記コー
   ド情報の出力メニューが含まれることを特徴とする請求
   項５に記載の情報記録媒体。
7. 【請求項７】 前記第２次アイコン画像が、商品の購入
   済を示すことを特徴とする請求項４〜６の何れかに記載
   の情報記録媒体。
8. 【請求項８】 前記第１次関連情報または前記第１次関
   連情報から導き出される第２次以降の関連情報には、商
   品の購入申し込みメニューが含まれ、商品の購入申し込
   みメニューが選択された場合には、注文入力欄データシ
   ート画面が、前記第１管理領域内に表示されることを特
   徴とする請求項１〜７の何れかに記載の情報記録媒体。
9. 【請求項９】 前記注文入力欄データシート画面に注文
   詳細データを入力し、当該注文詳細データを情報提供サ
   ーバに送信した場合に、情報提供サーバから注文詳細の
   確認データが送信され、当該確認データには、購入確認
   アイコン画像が含まれることを特徴とする請求項８に記
   載の情報記録媒体。
10. 【請求項１０】 前記購入確認アイコン画像には、前記
    コード情報取得メニューが含まれることを特徴とする請
    求項９に記載の情報記録媒体。
11. 【請求項１１】 前記アイコン画像を表示するための画
    像情報には、少なくとも前記第１次関連情報が含まれて
    いることを特徴とする請求項１〜１０のいずれかに記載
    の情報記録媒体。
12. 【請求項１２】 表示画面上に、第１管理領域を表示す
    る第１管理領域作成手段と、 前記第１管理領域とは別の第２管理領域を表示画面上に
    表示させる第２管理領域作成手段と、 前記第１管理領域に表示される第１次アイコン画像を前
    記第２管理領域へ移動すべき旨のアイコン移動命令が入
    力されたか否かを判断する判断手段と、 前記アイコン移動命令が成された場合に、前記第１次ア
    イコン画像に関連するが前記第１管理領域には表示され
    ない第１次関連情報を抽出する抽出手段と、 前記アイコン移動命令が成された当該第１次アイコン画
    像を前記第２管理領域に表示するアイコン表示手段と、 所定条件の場合に、前記第１次関連情報を、前記第２管
    理領域内に表示された前記第１次アイコン画像に関連し
    て表示する第１次関連情報表示手段と、 表示された前記第１次関連情報または前記第１次関連情
    報により呼び出される第２次以降の関連情報の内のコー
    ド情報取得メニューが選択された場合に、所定処理をコ
    ンピュータに行わせ、通信手段を介して、情報提供サー
    バにアクセスし、当該情報提供サーバからコード情報を
    取り込むコード情報取得手段と、 前記コード情報取得手段で取得したコード情報を出力す
    る出力手段と、を有する情報表示装置。
13. 【請求項１３】 前記コード情報が、バーコード情報で
    あり、このバーコード情報には、所定の場所において、
    特定の商品との交換が可能な金券的情報が含まれること
    を特徴とする請求項１２に記載の情報表示装置。
14. 【請求項１４】 前記出力手段が、バーコードを印刷す
    るためのプリンタである請求項１３に記載の情報表示装
    置。
15. 【請求項１５】 前記コード情報取得メニューが選択さ
    れた場合には、前記第２管理領域内に、前記第１次アイ
    コン画像と関連する第２次アイコン画像を表示させるこ
    とを特徴とする請求項１２〜１４のいずれかに記載の情
    報表示装置。
16. 【請求項１６】 前記第２次アイコン画像には、前記コ
    ード情報が含まれることを特徴とする請求項１５に記載
    の情報表示装置。
17. 【請求項１７】 前記第２次アイコン画像には、前記コ
    ード情報の出力メニューが含まれることを特徴とする請
    求項１６に記載の情報表示装置。
18. 【請求項１８】 前記第２次アイコン画像が、商品の購
    入済を示すことを特徴とする請求項１７に記載の情報表
    示装置。
19. 【請求項１９】 前記第１次関連情報または前記第１次
    関連情報から導き出される第２次以降の関連情報には、
    商品の購入申し込みメニューが含まれ、商品の購入申し
    込みメニューが選択された場合には、注文入力欄データ
    シート画面が、前記第１管理領域内に表示されることを
    特徴とする請求項１２〜１８のいずれかに記載の情報表
    示装置。
20. 【請求項２０】 前記注文入力欄データシート画面に注
    文詳細データを入力し、当該注文詳細データを情報提供
    サーバに送信した場合に、情報提供サーバから注文詳細
    の確認データが送信され、当該確認データには、購入確
    認アイコン画像が含まれることを特徴とする請求項１９
    に記載の情報表示装置。
21. 【請求項２１】 前記購入確認アイコン画像には、前記
    コード情報取得メニューが含まれることを特徴とする請
    求項２０に記載の情報表示装置。
22. 【請求項２２】 前記アイコン画像を表示するための画
    像情報には、少なくとも前記第１次関連情報が含まれて
    いることを特徴とする請求項１２〜２１のいずれかに記
    載の情報表示装置。
23. 【請求項２３】 表示画面上に、第１管理領域以外に、
    新たな第２管理領域を作成するステップと、 前記第１管理領域に表示される第１次アイコン画像を前
    記第２管理領域へ移動すべき旨のアイコン移動命令が入
    力されたか否かを判断するステップと、 前記アイコン移動命令が成された場合に、前記第１次ア
    イコン画像に関連するが前記第１管理領域には表示され
    ない第１次関連情報を抽出するステップと、 前記アイコン移動命令が成された当該第１次アイコン画
    像を、前記第２管理領域に表示するステップと、 所定条件の場合に、前記第１次関連情報を、前記第２管
    理領域内に表示された前記第１次アイコン画像に関連し
    て表示するステップと、 表示された前記第１次関連情報または前記第１次関連情
    報から導き出される第２次以降の関連情報のうちのコー
    ド情報取得メニューが選択された場合に、所定処理をコ
    ンピュータに行わせ、通信手段を介して、情報提供サー
    バにアクセスし、当該情報提供サーバからコード情報を
    取り込むステップと、 当該コード情報を出力手段から出力するステップとを、 コンピュータに実行させるための第２管理領域プログラ
    ムを、所定条件の場合に、通信手段を介して、ユーザに
    提供する情報提供装置。
24. 【請求項２４】 前記所定条件とは、前記通信手段を介
    して、クライアント側端末機から前記情報提供装置へ要
    求信号が入力された場合である請求項２３に記載の情報
    提供装置。
25. 【請求項２５】 前記コード情報が、バーコード情報で
    あり、このバーコード情報には、所定の場所において、
    特定の商品との交換が可能な金券的情報が含まれること
    を特徴とする請求項２３または２４に記載の情報提供装
    置。
26. 【請求項２６】 第１次関連情報を含む第１次アイコン
    画像情報を含む第１次データを、所定条件に応じて、通
    信手段を介してクライアント側端末へ提供する第１次デ
    ータ提供手段と、 前記クライアント側端末において、前記第１次アイコン
    画像情報または当該第１次アイコン画像情報から呼び出
    される第２次以降のアイコン画像情報に含まれる第１次
    関連情報または当該第１次関連情報により呼び出される
    第２次以降の関連情報の内のコード情報取得メニューが
    選択された場合に、所定の場所において、特定の商品と
    の交換が可能な金券的情報が含まれるコード情報を、ク
    ライアント側端末機へ送信するコード情報提供手段と、
    を有する情報提供システム。
27. 【請求項２７】 第１次関連情報を含む第１次アイコン
    画像情報を含む第１次データを、所定条件に応じて、通
    信手段を介してクライアント側端末へ提供する第１次デ
    ータ提供手段と、 前記クライアント側端末において、前記第１次アイコン
    画像情報または当該第１次アイコン画像情報から呼び出
    される第２次以降のアイコン画像情報に含まれる第１次
    関連情報または当該第１次関連情報により呼び出される
    第２次以降の関連情報の内の購入申し込みメニューが選
    択され、その購入申し込みメニューに関する申し込み信
    号を受信した場合に、申し込み条件の入力欄に関する情
    報を、前記クライアント側端末へ送信する注文詳細入力
    欄提供手段と、 クライアント側端末で入力された購入申し込み条件を記
    憶するための条件記憶手段と、 前記条件記憶手段に記憶してある申し込み条件の確認デ
    ータを、クライアント側端末機へ確認のために送信する
    注文確認手段と、 前記確認データ中の購入確認アイコン画像に含まれるコ
    ード情報取得メニューが選択された場合に、特定のコー
    ド情報を、クライアント側端末機へ送信するコード情報
    提供手段と、を有する情報提供システム。
28. 【請求項２８】 前記コード情報提供手段で提供される
    コード情報は、第２次以降のアイコン画像情報に含まれ
    た状態で、前記クライアント側端末機へ送信することを
    特徴とする請求項２６または２７に記載の情報提供シス
    テム。