JP2002073760A - 貿易統合システム - Google Patents

貿易統合システム

Info

Publication number
JP2002073760A
JP2002073760A JP2000301197A JP2000301197A JP2002073760A JP 2002073760 A JP2002073760 A JP 2002073760A JP 2000301197 A JP2000301197 A JP 2000301197A JP 2000301197 A JP2000301197 A JP 2000301197A JP 2002073760 A JP2002073760 A JP 2002073760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
customs
invoice
export
country
import
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000301197A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadakatsu Yoshida
忠功 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000301197A priority Critical patent/JP2002073760A/ja
Publication of JP2002073760A publication Critical patent/JP2002073760A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】輸出国の輸出者、乙仲、検量業者、船会社、
輸入国の輸入者、乙仲、船会社がWEBサーバーを利用
し、効率的輸出入業務がに出来、業務関係者達が必要時
に、必要情報を引き出せるシステムを提供する。 【解決手段】インターネットのWEBサーバーを使用
し、各国の輸出関税計算可能のように関税計算区分、率
欄を設けた輸出商品マスターを設け、アメリカ各国の輸
入関税方式にも対応出来るよう、BREAK DOWN
明細欄、計算のTYPE欄、VALUE欄を設けた買取
インボイス商品マスターを設けた。DOWN LOAD
ファイルはXML方式とし、業務関係者はこれを再利用
し、B/L作成可能にする。各作成インボイスに商品コ
ードのバーコードをOUTPUTしてINPUTの省力
化を図った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】今まで、輸出業務においては
通関業務、買取インボイス作成までであり、また輸入業
務においては日本の輸入通関業務以降の処理を対象にし
ています。このように、輸出、輸入別々な処理として捉
えていたものをこの発明は、輸出業務、船会社業務、輸
入業務においてインターネットを利用して貿易情報を共
有し、利用して、シームレスに業務遂行を可能にするも
のです。輸出国側でインプットした情報に基づき、輸入
国側の関税計算、輸入原価計算までを同一のコンピータ
において処理し、どの貨物がどのインボイスで、どの
船、どの飛行機に積まれ、何時頃何処につくのかが瞬時
に分るシステムです。輸入未着商品即ち、洋上在庫の状
態で、通関以前に買い手が付いた時の処理も即座に出
来、その買い手の名義で輸入通関が出来ます。輸出、輸
入に関係する人は何処でも、何時でも、必要な時に、必
要な情報が入手でき、インプットすべき人が必要な時に
インプット出来るシステムです。耐熱、防水用ICタッ
グを利用しコンテナの管理を自動化します。契約の残管
理,信用状残管理(LC残管理)において、SHIPP
ING INSTRUCTIONの発行時、買取インボ
イス(ネゴインボイス)を銀行に出した時、の2重の残
管理が出来ます。
【0002】
【従来の技術】以前から、輸出業務、日本国内向け輸入
業務の別々の処理を行うものはありますが、その輸出者
の客即ち、輸入者の為の輸入業務用輸入システムまで含
んだ貿易統合システムはありません。現在作成されて、
使用されているインボイスにはその商品の写真、その商
品が梱包されている箱の写真が掲載されていません。バ
ーコードも利用されていません。船会社、航空貨物フォ
アダーは船荷証券等を作成する時、独自に情報をインプ
ットしています。中国では繊維、衣料の輸出に輸出税が
掛かるので、日本で使用している輸出システムの転用は
出来ず、独自の輸出システムが必要としています。船会
社、航空貨物フォアダーの貨物状況のトレースはコンテ
ナNO、インボイスNO、船荷証券NO、だけのトレー
スでありその、コンテナNOに積まれている商品の明細
の把握まで出来ません。輸入未着商品即ち、洋上在庫の
状態で、通関以前に買い手が付いた時、即時に処理でき
ません。同一インボイスで、一部保税倉庫へ、一部通関
し、国内貨物へとの振り分け処理ができません。また保
税倉庫の在庫金額の自動計算機能もありません。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があります。 (イ)輸入国の通関特に関税計算を加味した買取インボ
イスの作成が輸出国側で出来ないと輸入者が高率の関税
を払う事になります。また、輸入国側のその商品通関コ
ードも事前登録をしてい無い為、迅速な通関手続きが出
来ません。輸出日本国で輸入アメリカの関税を踏まえた
買取インボイスとアメリカの関税自動計算を紐付けたシ
ステムはありません。、 (ロ)貿易業務において必要とされる文書、通関インボ
イス、買取インボイス、コンテナロードPLANにその
商品の写真、またその商品が梱包されているBOXの写
真が記載されていない為、現物商品の確認にその貿易に
関係している人々が多大な労力を掛けています。 (ハ)今までのシステムでは、輸出者は輸出通関、買取
インボイスまでの範囲でのみしか情報を処理していな
く、検量検数業者、船会社、航空貨物フォアダー輸入国
側の通関業者との情報共有、利用が出来ていません。 (ニ)上記(ハ)の為、それぞれが、同じ情報を再イン
プットしなければなりません。 (ホ)船会社、航空会社とも、コンテナの管理は大型ス
キャナー、大型バーコードリーダー、ビデオカメラを利
用しいるので、汚れ、ごみ等により、読み取りが上手く
行かず人力、即ち視力、に頼らざるを得ません。 (ヘ)日本での輸出、日本での輸入、のみを対象にした
システムのため日本に輸出する者はその国の輸出システ
ムを利用するか、独自にシステムを開発しなければなら
ないし、日本からの輸入者は自国輸入国側の輸入システ
ムを利用するか、独自に開発する必要がありました。輸
出者は輸入者にの為に、輸入者は輸出者の為にと言う観
点即ち、DATAの共有、システムの共有が不可能でし
た。 (ト)船会社、航空貨物フォアダーの貨物追跡システム
では洋上在庫をコンテナNO、インボイスNO、船荷証
券NO、単位のみのトレースまでで、その積荷明細まで
は、把握出来ません。 (チ)輸入システムで、インボイスの一部が保税倉庫に
入る時の処理が出来なく、未関税の保税在庫金額(CI
F,CI,CF等)の自動計算も出来ません。 (リ)輸入システムで、通関前の洋上在庫の商品に、買
い手が付いた情報の処理も出来ません。 (ヌ)契約残、信用状残(LC残)の管理は買取インボ
イスを銀行に持込んだ時に行うか、SHIPPING
INSTRUCTIONを出す時に行うかちらかしか対
応しないシステムです。 (ル)各国で、関税率、関税額が変わる時、通関処理の
関係で、新、旧の関税計算が必要となった時、新旧の選
択が的確に行う事が出来ません。本発明は、これらの欠
点を除くためになされたものです。
【0004】
【課題を解決するための手段】(イ) インターネット
の技術を利用活用し、且つWEBサーバーは輸出、輸入
側のどちらにおいてもお互い利用できるようにする為 (1) 輸出者、輸入者の国コードを設ける。 (2) 輸出者、輸入者どちらが主体的に使用するのか
を区分する主体区分、と主体者情報登録欄、を設ける。 (a)主体者区分 輸出者が主体的に使用するなら EM 輸入者が主体的に使用するなら、IM 3国間商内なら EM (b)主体者情報登録欄 主体者の国名、国コード,消費税戻り計算区分と率の欄
(商品に関係無く一律何%と一律何円と決まっている
時) 主体者の住所、電話番号、FAXNO、URL 主体者の会社名、会社コード主体者の部課名、部課コー
ド 電話番号、FAXNO、主体者の担当者名、コード、E
−MAIL ADDRESS (3) 輸出者、輸入者の自国通貨コード欄を設けま
す。 (4) 輸出者、輸入者の建値通貨コード、建値EXC
HANGE RATE(レート)、決済通貨、決済EXCHANGE RATE(レート)欄を設けます。 (ロ) 輸出者の国コードが中国、ベトナムならば、商
品によって輸出関税が掛かるので、その計算をしインボ
イスごとに輸出税を求めます。 (1) その輸出税の基礎計算がFOB、CIF、C
I,CFを基にするのかを指示する区分をも設けます。 (2) その商品の輸出税の掛け方が一定の金額なの
か、率なのか、の区分を設けます。 (3) 外貨欄も設けます。 (ハ)輸出者の国コードが日本で主体区分がEMならば (1) 輸入者の国とその決済内容、商品より輸出許
可、輸出承認が必要かの区分コードを契約内容テーブル
にセットします。 (2) 輸入者が原産地証明書を必要としているかの区
分を輸入者欄に設けます。 (3) 商品毎に国内消費税戻りの計算を可能にするた
めに。率、金額、外貨、EXCHANGE RATEの
4項目の欄を設けます。 (ニ)輸出商品マスターを設けます。 (1) 航空貨物用通関商品名とコード、バーコード、
通関コード、そのバーコードを設けます。 (2) 海上貨物用通関商品名とコード、バーコード、
通関コード、そのバーコードを設けます。 (3) カートン表示写真欄、商品写真欄を設けます。 (4) 容積 NET WEIGHT GROSS W
EIGHT何個入りかを示す個数入り数欄も、設けま
す。 (5) 輸出規制商品かのID区分を設けます。 (6) 原産地欄を設けます。 (7) 決済通貨コード欄も設けます。 (8) 税率切替年月日を設けます。(輸出税用) (9)消費税率切替年月日を設けます。(消費税用) (10)国内消費税の戻り計算の為に仕入値と通貨コー
ド欄、消費税率欄を設けます(商品毎に税率が異なる時
に利用します。) (ホ) 買取インボイス商品マスターを設けます。 輸入者の商品コード、バーコード、設けます。但し、 (1) 表示文言別に買取インボイス商品マスターを分
けます。例えば、イギリス、ドイツは同じ表示ゆえ同一
マスターの利用、アメリカはBREAK DOWNが必
要ゆえBREAK明細欄の記入出来る買取インボイス商
品マスターを利用します。 (2) 輸入(輸出国先)の関税の課税方法区分欄を設
けます。CIF、CI、CF、FOBのように。又、四
捨五入の位も設けます。 (3) その国の通関コード、通関時の商品名の表現
欄、そのバーコードの欄を設けます。 (4) その国の通関コードのに対応した関税計算区分
と率、金額の欄を設けます。 (5) カートン表示写真欄、商品写真欄を設けます。 (6) 容積、 NET WEIGHT GROSS
WEIGHT何個入りかの欄を設けます。 (7) 自国通貨コード欄を設けます。 (8) 国内消費税計算区分と四捨五入の位についても
設けます。 (9) 国内消費税切替年月日を設けます。 (ヘ)相手先マスター (1)輸出者にとっての輸入者 輸入者相手先名、コード、国名、国コード、住所、TE
L、URL、FAX、部課名、コード担当者名、E−M
AILA ADDRESS、その他区分 運送手段別に積出港、仕向港、経過地、積み替地、受渡
場所,搬入先名、搬入場所名とそのコード、バーコード
船会社名とそのURL 運送手段別到着必要日数、決済方法、決済通貨、通貨輸
入(輸出国先)の関税の課税方法区分欄を設けます。C
IF、CL、CF、FOBのように。又、四捨五入の位
も設けます。 (2)輸入者にとっての輸出者 輸出者相手先名、コード、国名、国コード、住所、TE
L、URL、FAX、部課名、コード、担当者名、E−
MAIL ADDRESS、その他区分 運送手段別に積出港、仕向港、経過地、積替え地、受渡
場所、搬入先名、搬入場所名とそのコード、バーコード
運送手段別到着必要日数、決済方法、決済通貨、通貨 輸出者の国コードが中国、ベトナムならば、商品によっ
て輸出関税が掛かるのでその輸出税の基礎計算がFO
B、CIF、CI,CFを基にするのかを指示する区分
をも設けます。その商品の輸出税の掛け方が一定の金額
なのか、率なのか、の区分を設けます。 (ト)契約、決済マスター (1)輸出者にとっての輸入者毎に、輸入者にとっての
輸出者毎に、契約NO単位にこのマスターを作成しま
す。決済通貨、決済方法、商品名、価格、数量、単位、
輸送方法、契約総額、船積み期限、書類持込期限、NO
TIFY PARTY名とコード、バーコード、契約N
O.相手先コード,建値、決済方法がLC決済ならば取
消不可能LCか、取消可能LCか、開設銀行名、通知銀
行名、買取銀行名、譲渡可能か不可能、BENEFIC
IARY、確認か無確認か、有効期限年月日、船荷証券
買取期限、LC金額、積出港、仕向港、船積期限、積替
えOKか、LC NO、分割船積OKか、船荷証券が
ON BOARDかRECEIVEDかの欄を設けま
す。 (2)契約残、LC残管理は、SHIPPING IN
STRUCTIONを出す時と買取インボイスを作成し
実際銀行に買取して貰う時、と言う2種類の残管理があ
ります。この管理を可能にする為に各々2種類の残管理
欄を設けます。 SHIPPING INSTRUCTION作成の時の
LC残、契約残 買取インボイス作成の時のLC残 契約残、 (3)相手先マスターの輸出者にとっての輸入者を読
み、決済方より輸出許可が必要か、輸入許可、輸入規制
なのかの規制区分欄を設けます。輸出許可なら EL,
輸入許可なら IL,輸入数量規制ならIQ、そして取
得したその数量をIQ数量にインプトします。 (チ)SHIPPING INSTRUCTION (1)輸出者、輸入者、NOTIFY PARTY名と
バーコードをOUTPUTします。 (2)航空貨物か、海貨貨物かによりどちらかの商品
名、とその写真、バーコードをOUTPUTします。 (3)搬入先名、搬入場所名とそのコード、バーコード
をOUT PUTします。 (4)カートンの写真とカートン数をOUTPUTしま
す。 (5)契約NO、LCNO.をOUTPUTします。 (6)輸出商品マスターの各商品のGROSS WEI
GHT,容積と数量、個数を掛けて、全容量、全重量を
求めて、船会社に BOOKINGをします。尚この
時、貨物の搬入が間に合わず、通関が出来ず当初予定の
船積が出来ない事がよく発生する故、通関インボイスは
貨物の出荷状況に合わせ、通関インボイスNOは枝番を
付けて処理します。又、CFS(CONTAINER
FREIGHT STATION貨物、LCL貨物、L
ESS THAN CONTAINER CARGO)
とCY(CONTAINER YARD)貨物(FCL
貨物、FULL CONTAINER LOAD CA
RGO)とに貨物が分れた時は船荷証券が分れるので、
INVOICE NOを別に取ります。 (7)BOOKINGする時、その船会社のURLをク
リックしてします。 (8)BOOKINGする時、LCの条件、船積期限、
LCの有効期限、分割船積がOKか、積替がOKかもC
HECKするため表示します。 (9)船会社名、船名、航海NO、積出港、仕向港、経
過地、積み替え地、受渡場所、搬入先名、搬入場所名と
そのコード、バーコードをセットします。 (10)輸出商品マスターを読み、輸出規制商品であれ
ば、輸出許可書が通関に必要とOUTPUTする。ま
た、規制区分も表示します。 (11)契約、決済マスターより該当の契約NO、LC
NOの金額残、数量残をCHECKしまする。マイナ
ス(−)は誤りで出荷出来ません。 (リ)上記のSHIPPING INSTRUCTIO
N DATAより、検量DATAを作成します。作成す
るFILEはXML方式とし、商品、通関のバーコード
も渡します。 (ヌ)通関インボイス、PACKING LIST作成 貨物の搬入先にSHIPPING INSTRUCTI
ONの通り貨物が搬入されたか、確認しOKならSHI
PPING INSTRUCTIONのDATAより通
関インボイスを作成します。 (1)その貨物が航空貨物か、海上貨物かによって輸出
商品マスターより該当の通関商品名、コード、バーコー
ドをOUTPUTします。 (2)このDATAを基にして輸出報告書を作成しま
す。この時、円に換算しなければならないのでそのイン
ボイス表示外貨のドルのEXCHANGE RATEを
INPUTすします。 (3)国内消費税戻りの計算をします。現在は率である
が金額も可能です。(アメリカも消費税があり、外貨欄
も設けます。) (4)インボイスNO別、商品別にその国内消費税戻り
の金額累計を計算します。(アメリカも消費税があり、
アメリカの時はEXCHANGE RATE、外貨欄に
そんの各項目をINPUTします。) (5)貨物の搬入により通関INVOICE NOは枝
番がつけて作成します。 (6)通関に要した諸経費(国内搬送費、通関費、梱包
費、積込費)の欄を設け、経費の計上、支払い管理に用
います。EXCHANGE RATE,外貨欄も設けま
す。 (7)中国、ベトナムは商品により輸出税を掛けるの
で、その計算も出来る様にする為、EXCHANGE
RATE、外貨欄も設ます。 (ル)CFS貨物(LCL貨物)なら、CARGORE
CEIPT、船荷証券のDATAを作成します。作成す
るFILEはXML方式とします。商品、通関のバーコ
ードも渡す。このDATAを買取インボイス ファイル
に送ります。 (ヲ)コンテナ貨物(FCL貨物、なら、コンテナロー
ドPLAN(CLP)、DOCK RECEIPT 船
荷証券のDATAを作成します。商品、通関のバーコー
ドも渡します。作成するFFILEはXML方式としま
す。 (1)NOTIFY PARTY、FLAG、FORD
ING AGENT、EXCHANGE RATE 通
貨 (2)PREPAID、PLACE&DATE OF
ISSUE、SHIPPING ON BOARD D
ATE、 (3)FREIGHT CHARGEREVENUE
TONS、RATE、PREPAID、COLLECT (4)船会社は上記(ヲ)(1)から(ヲ)(3)を追
加インプットすることにより、船荷証券の作成ができま
す。このDATAを買取インボイス ファイルに送りま
す。 (5)一つの船荷証券NOで、複数の通関インボイスN
Oをカバーするようにします。 (ワ)買取インボイス(ネゴインボイス)作成 輸入者の国を読みに行き、次にその国の買取インボイス
商品マスターを読みに行き、表示文言を持ってきます。
これによりアメリカの関税計算にも対応出来きます。契
約、決済マスターよりその契約NO、LC NO.の該
当決済を持ってきます。輸入商品の画像DATAをOU
TPUTする。 (1)輸出国先の関税の課税方法区分(CIF、CI、
CF、FOB)欄を渡します。 I=保険料(insurance) F=海上運賃=運賃(freight) (2)買取インボイス作成の時、 保険料金額とその通貨コード、海上運賃の金額とその通
貨コードをインプットする欄を設けます。 (3)その国の通関コード、通関時の商品名の表現欄、
そのバーコードの欄を渡します。 (4)その国の通関コードのに対応した関税計算区分と
率、金額の欄をも渡します。 (5)カートン表示写真欄、商品写真欄をも渡します。 (6)容積 NET WEIGHT GROSS WE
IGHT何個入りかの欄をも渡します。 (7)通関INVOICE NOは枝番が付いているゆ
え、その枝番をはずして、同じ通関INVOICE N
Oのものを集合して買取インボイス、買取PACKIN
G LISTを作成します。 (8)コンテナNO、船荷証券NOを追加インプット
し、買取インボイスにOUTPUTします。コンテナロ
ードPLANのDATAもOUTPUTします。 (9)商品別の保険単価を求め、その値を保険料欄に確
保します。商品別保険単価=商品単価÷買取インボイス
金額×I (10)商品別の運賃単価を求め、その値を運賃欄に確
保します。 商品別運賃単価=商品別単位容積(重量)÷インボイス
(重量)×F÷カートン入り数 (11)買取インボイス作成をした時に、受注、LCよ
りこの積出分を差引き、残を計算する。 (12)この上記(ワ)(1)から(ワ)(7)の情報
を基に、このインボイスの貨物がコンテナ貨物なら買取
インボイスファイルにこのコンテナロードPLANのD
ATAも取込みます。以上の情報を入手する事により、
輸入者は自己国での輸入通関が出来ます。 (カ)SHIPPING ADVICE (1)買取インボイスを作成したらコンテナ貨物ならコ
ンテナロードPLANともにをE−MAILに添付して
輸入者に送信します。 (2)この情報を洋上在庫管理(INCOMING S
CHEDULE)システムに渡します。 (ヨ)洋上在庫管理(INCOMING SCHEDU
LE)システム このシステムの機能は5機能を持っています。 (1)本来の洋上在庫即ち、輸入未着商品在庫管理機
能。 洋上在庫の管理は商品別に把握する時、契約NO別に把
握する時、買INVOICE別に把握する時が有りま
す。(INCOMING LIST)この要求を満たす
為に、OUTPUT区分を設けます。(G,C,Vの
欄)。 (a)商品別 G (b)契約NNO別 C (c)INVOICE NO.別(V) 又、買い手が付いた情報処理が出来る様にする為に、そ
のインボイスの内容を端末に表示して買い手が付いた情
報をインプットします。その項目は数量、買い手コー
ド、所有移転時区分、移転時年月日所有移転時区分とし
て 洋上時 Y 通関後時 C 通関し倉庫搬入後 W 商品別保険単価=商品単価×数量÷買取インボイス金額
×I÷数量 商品別運賃単価=商品別単位容積(重量)×カートン数
量÷インボイス総容積(総重量)×F÷カートン数量÷
カートン入り数 の項目も確保します。尚、このインプット処理をする時
は実行者コードもインプットし正しい実行者かのCHE
CKもします。 (2)輸入未着商品が現在どのような状態にあるのかを
捉え、この情報をインターネット上で関係者が常に検索
できる機能 例えば、日本から、アメリカの西海岸SEATTLEで
貨物を上げ、東海岸のNEW YORKまで運ぶ時 横浜港出港でSeattle港は未着(1) (on ocean) Seattle港到着(2) (just arrive at Seattle) Seattle of Train Terminal(3) (train terminal) On train for NY(4) (on train for NY) Arrive at NY−Customhouse(5) (on customhouse) Clear Customhouse(6) On Road(7)(go for warehouse) この様に、貨物の位置状況が変わるので、常に情報を入
手する必要が輸出側、輸入側ともにあります。この情報
を船会社よりINPUTしてもらい、更新します。これ
を可能にする為には、 (a)Progression(経過)の情報をINP
UTする欄を設けます。 出発 D 何処を Yokohama D−Yokohama(1) 到着 A 何処に Seattle A−Seattle(2) 現在はTrack Yard Seattle TY−Seattle(3) On Train for NY OTR−NY(4) On Track for NY OTK−NY(4) On AIR for NY OAR−NY(4) NYの税関 CUSTOM−NY(5) NYの税関clear NY−CLEAR(6) 倉庫に向って FOR WAREHOUS(7) (b)情報の入手について 現在、各船会社は貨物の船荷証券NO、コンテナ−NO
毎にこの経過をインターネット上にて開示しているので
この情報をDOWN LOADして取込みます。コンテ
ナがどこを通過したかの情報収集に付いては詳細後述し
ます。 (3)洋上在庫の状態、又は、輸入通関前にその貨物の
所有権が変わったり、保税倉庫に一部搬入となる時も有
るので、その処理が正しく行われたかCHECKする為
に、そのインボイス別、商品NO別に通関済みの数量累
計、金額累計、名義変更毎の数量、金額、 保税倉庫変
更毎の数量、金額、買い手が付いた情報として、その数
量、金額の欄を各々に設け、数量OVERが有るかCH
ECKします。名義変更、買い手の件数は20件までと
します。20件を超える時は20件以降をその他として
まとめます。 (4)一部通関し、残りが保税状態となり、その保税の
在庫を管理する機能。 (a)未通関の情報をインボイスNO別に端末機に表示
し保税状態である区分 Hをつける為にインプットしま
す。保税倉庫のコードを商品別、カートンNO別にイン
プットします。実行者コードもインプットし正しい実行
者かのCHECKもします。倉庫に搬入した年月日をイ
ンプットします。(例 20000822のように)横
持ち運送費用金額、別途保管料金額、その他金額をイン
プットします。 保税商品のFREIGHT=保税倉庫搬入インボイス金
額÷そのインボイス金額×FREIGHT を求めインプットします。 保税商品のINSURANCE=保税倉庫搬入インボイ
ス金額÷そのインボイス金額×INSURANCE を求めインプットします。 (b)インボイスNO別、商品NO別に通関済みの数量
累計、金額累計と保税分数量とを加えた物が超過してい
るかCHECKします。 (5)輸入通関前に、買い手が付き、その商品の名義が
変わり、その新しい名義人の為に、別に、新しくインボ
イスを作成する機能。 (a)基本的処理は保税倉庫の処理理論と同じです。 (b)輸入元が変わる故、輸入元の名前、住所、を変え
る処理が出来る様にインプット画面を設けます。 (c)またこの処理担当者名のインプットもさせCHE
CKします。 (タ)関税計算 輸出国側で作成された、買取インボイスDATAを転用
して、輸入国側通関に用います。買取インボイスの各商
品には、その国即ち、輸入国の通関コード、関税率、額
が付帯しているので、その買取インボイスNO、即ち,
輸入インボイスNO毎別、通関別に、関税計算が出来ま
す。分割通関が発生するので、商品単価についてのみE
XCHANGERATEをインプット出来る欄を設け、
分割通関毎にRATEをインプットします。尚、保険
料、運賃はその買取インボイス(ネゴインボイス)にE
XCHANGERATEを1度のみ可能にする欄を設け
ます。 (1)関税の計算について(OLDは現行関税、NEW
は翌年課税関税) (例)輸入者の国名=AMERICA,輸入者国コード
=003,自国通貨コード=$ 商品コード(MODEL NO)=WATCH 商品単価(UNIT PRICE)=FOB=$11
0.−決済通貨=$ TYPE、P=PERCENT、D=FIXED AM
OUNT、H=PROPORATION FOB金額とBREAK DOWN(BD)の合計金額
は常に等しいです。 TSUS NO=TSN BREAK DOWN=BD TYPE=T VALUE=V TYPEにHがあるので、これはDISPLAYの10
ドルを他の構成に按分しなければならないです。この
時、他の構成の比率を求めます。 1.MODULEの構成比率=50÷(50+30+2
0)×10=5 2.CASEの構成比率=30÷(50+30+20)
×10=3 3.BANDの構成比率=20÷(50+30+20)
×10=2 次に、関税の計算 1.MODULEの関税=(50+5)×12.5÷1
00=6.875 2.CASEの関税=2(TYPEがDで、一定の金額
であるから) 3.BANDの関税=(20+2)×5÷100=1.
1 4.この商品の単価関税=6.875+2+1.1=
9.975($) (a)輸入国者コードが081で日本で、自国通貨コー
ドが¥の時即ち、決済通貨コードと自国通貨コードが異
なる時(輸入者がアメリカ以外の時が多い) MODULE、BANDのTYPEがPERCENT 故その%を記入CASEは一定金額記入故300円なら
300と記入する。この時の関税の計算はTYPE D
を除いた(1)+(3)=7.975にこの時のEXC
HANGE RATE(=100)を掛け其れに300
プラスする。 関税=7.975×100+300=1
097.5円 この様に商品単価の関税を求めます。 (b)輸入国側の関税の課税基準がCI、CIFも有り
ます。CI,CIFの何%という関税率の時は次の様に
記入します。 I(=保険料),F(=海上運賃)も課税は%である
故、率の時の関税の求め方は 商品単価別CIの関税=(FOB+商品別保険単価×R
ATE)×12.5÷100 商品単価別CIFの関税=(FOB+商品別保険単価×
RATE+商品別運賃単価×RATE)×12.5÷1
00 CI,CIFの一定額が関税の時は次の様に記入する。 I(=保険料),F(=海上運賃)、FOBを含めて日
本円で450円の関税となります。(決済通貨コード=
$、自国通貨コード=¥の時) 以上の様に商品単位毎の関税を求めます。率の時は 通
関対象の商品の数量を買取インボイス毎にインプトしそ
の数量とその日のEXCHANGE RATEを掛けて
求めます。一定額のときは 通関対象の商品の数量×関
税額で求めます。 (2)国内消費税の計算について 輸入国により消費税が別途掛かる時があるのでその計算
をするのかの区分欄を設けます。またその税率をもIN
PUTする欄を設けます。例えば、 消費税がCIFの5%で、百の位が切り捨ての時は CIF,5,3,D D (CUT DOWN) 消費税がFOBの8%で、10の位が切り捨ての時は FOB,10,2,R R (ROUND) (レ)運賃の支払いとDelivry Order(D
O)=(荷渡し指図書)の入手 輸入者側は貨物の到着予告を入手したら、輸出者から送
られてきている船荷証券を船会社に提出し、(FOB、
CI、決済なら、輸入者は船会社に運賃を支払う。)D
Oを発行して貰い、これを輸入通関業者に渡し、貨物の
引取りと、通関をしてもらいます。その後インボイスN
O別に、運賃、その時のEXCHANGE RATEを
INPUTします。DOは船会社によりそれぞれのFO
RMがありますが、基本的には、船荷証券(B/L)の
内容が網羅されているので、船会社のB/LDATAを
転用してDOの発行は容易に出来ます。 (ソ)輸入通関 (1)関税申告 輸入通関を業としている通関業者(乙仲)は買取インボ
イス、通関単位に関税計算にて求めた関税をTSN毎に
関税をまとめます。これをもとに、NACCSシステム
にインプットします。(NACCSは日本の通関SYS
TEMです。)又は、TSNのバーコードをバーコード
リーダーで読みNACCSにインプットします。この
時、輸入関税の通関業務をおこなっている港の税関に前
納している関税の残より差引き残管理をします。 (2)輸入申告書作成 NACCSにインプットすると輸入申告が出来ます。商
品がIQ商品なら契約のIQ数量より引くのと入庫累計
を求めます。 (3)通関業者(乙仲)は通関関係の諸経費の把握とそ
の費用の請求を輸入者にします。 (a)乙仲費用−コンテナの移動費用、保管料 (b)通関手数料 (c)関税金額は計算との差異があるかCHECKする
ためINPUTします。 (d)その他費用 LC開設費用、輸入金利,商社支払
い口銭 (ツ)保税処理 未通関の情報をインボイスNO別に端末機に表示し保税
状態である区分 Hをつける為にインプットします。保
税倉庫のコードを商品別、カートンNO別にインプット
します。実行者コードもインプットし正しい実行者かの
CHECKもします。倉庫に搬入した年月日をインプッ
トします。(例 20001231),保険のEXCH
ANGE RATE、運賃のEXCHANGE RAT
E、横持ち運送費用金額と支払い先、伝票NO,支払い
年月日、別途保管料金額と支払い先、伝票NO、支払い
年月日、その他金額と支払い先、伝票NO,支払い年月
日、適用もインプットします。 (1)(a)保税商品のFREIGHT=保税倉庫搬入
インボイス金額÷そのインボイス金額×FREIGHT
×EXCHANGE RATE を求めインプットしま
す。 (b)保税商品別運賃単価=保税商品別単位容積(重
量)×カートン数量÷保税インボイス総容積(総重量)
×保税商品のFREIGHT÷カートン数量÷カートン
入り数 (2)(a)保税商品のINSURANCE =保税倉庫搬入インボイス金額÷そのインボイス金額×
INSURANCE×EXCHANGE RATEを求
めインプットします。 (b)保税商品別保険単価=保税商品単価×数量÷保税
倉庫搬入インボイス金額×保税商品のINSURANC
E÷数量 (3)インボイスNO別、商品NO別に通関済みの数量
累計、金額累計と保税分数量とを加えた物が超過してい
るかCHECKします。 (ネ)名義変更 通関前に名義変更が行われたなら、船荷証券の分割しそ
の新名義人の船荷証券をその貨物が積まれている船会社
に作成して貰います。そして、その分の運賃がCOLL
ECTであれば、その新名義人がその船会社に支払ま
す。この為このシステムの対象外となります。 (ナ)輸入仕入れDATAの作成 (1)輸入仕入れの原価を求めます。 (a)輸入通関されたインボイスNOの商品の数量1個
毎に求められた関税 (b)上記(ヨ)で求めた商品別保険単価 (c)上記(ヨ)で求めた商品別運賃単価 (d)上記(タ)−(2)で求めた国内消費税 を基に基本的輸入仕入れ金額(輸入仕入れ原価)が求め
る事ができます。 (2)この(ナ)−(1)で出来たDATAを輸入仕入
れマスターに渡します。 (ナ)セキュリティ 次の項目をINPUTしてこのシステムに入ります。 (1)USER SECURITY 画面 USERの国コード、会社名、会社名PASSWOR
D、でこのSYSTEMに入ります。 (2)USER SECURITY画面 担当者名、担当者PASSWORDで、MENU画面に
入ります。 (3)MENU画面 担当者がこのMENU画面で、処理をしたい画面のNO
をクリックした時、次のCHECKをかけます。 (a)その担当者がDATAの書き換え、新規INPU
Tが出来る人かどうか。 (b)その担当者がDATAのDOWN LOADが出
来る人かどうか。 (c)その担当者がその画面を見ることが出来る人かど
うか。 処理の画面では担当者によってその画面を見てはいけな
い時が有ります。この為、画面のNO毎に、画面NO.
担当者、担当者PASSWORDのテーブルを設けま
す。 A(DATAのINPUT書き換えOK、DOWN L
OADもOK。) 画面NO.担当者、担当者PASSWORD、D(DA
TAの書き換えは出来ないがDOWN LOADは出来
る。) 画面NO.担当者、担当者PASSWORD、L(画面
を見る事のみOK。)
【0005】
【発明の実施の形態】(イ)全体図 このシステムはインターネットの技術、環境を利用しま
す。全体像の概略は図1の通りです。サーバーは主利用
会社別に建てます。インターネットソフトを使用して、
URLをINPUTしてこのSYSTEMに接続しよう
とした時、 (1)最初の画面はUSERの国コード、会社名、会社
名PASSWORDをINPUTして正しいUSERか
のCHECKをします。 (2)次に、担当者名、担当者PASSWORDで、M
ENU画面に入ります。 (3)担当者がこのMENU画面で、処理をしたい画面
のNOをクリックした時、その担当者がその処理画面
で、更新出来る人なのかDATAのDOWN LOAD
出来る人なのか、DATAを見るのみの人なのかをCH
ECKします。 (4)EXCHANGE RATEの様に、項目毎にI
NPUT時が異なるものはその時INPUTしますが、
不必要な2重INPUTはしません。 (ロ)相手先マスターの登録(図2参照) (1)主利用会社名、会社コード、住所、郵便NO.U
RL、国コード、主体区分(EM,IM、EI)自国通
貨コード (2)部課名、部課コード、担当者名、担当者コード、
暗号、TELNO,FAXNO,担当者のE−MAIL
ADDRESS (3)主体区分により (a)EMなら取引相手先は輸出先(輸入者)となり0
004(ヘ)−(1)の各項目をINPUTします。0
004(ロ)の各項目をINPUTします。0004
(ハ)の各項目をINPUTします。 (b)IMなら取引相手先は輸出元となり、0004
(ヘ)−(2)の各項目をINPUTします。 (c)EIなら買いの取引相手先は輸出元となり、また
売りの取引相手先は輸出先(輸入者)となります。00
04(ヘ)−(1)の各項目をINPUTします。00
04(ヘ)−(2)の各項目をINPUTします。 (ハ)契約・決済マスター の登録(図2参照) 0004の(ト)、(イ)−(4)の各項目をINPU
Tします。主体区分により (1)EMなら取引相手先は輸出先(輸入者)となり、
その相手先別、契約NO.単位に契約、決済の各項目を
INPUTします。輸入者の決済により輸出許可、承認
の必要区分もINPUTします。 必要 Y、 不必要 ブランクかN 輸入者が原産地証明書を必要としているかの区分もIN
PUTします。 必要 Y、 不必要 ブランクかN (2)IMなら取引相手先は輸出元(輸出者)となり、
その相手先別、契約NO.単位に契約、決済の各項目を
INPUTします。 (3)EIなら輸出先(輸入者)の契約、決済の各項目
をINPUTし、かつ輸出元(輸出者)の契約、決済の
各項目をINPUTします。 (4)国コードが日本でIMならば、その契約商品が輸
入割当(IQ)かCHECKしIQであれば、規制区分
欄にIQと数量をSETします。 (ニ)輸出商品マスターの登録(図2参照) 0004(ニ)の各項目をINPUTする。さらに次表
の項目もINPUTします。 (1)この輸出税が切替る,税率切替年月日もINPU
Tします。 (ホ)買取インボイス商品マスターの登録(図2参照) 0004−(ホ)をINPUTします。さらに次表の項
目もINPUTします。 (1)この輸出税が切替る,税率切替年月日もINPU
Tします。 (ヘ)契約、LCのINPUT 輸出者、輸入者が、や
り取りして契約が出来た時 その契約内容、LC決済の時はLC明細をINPUTし
ます。(図3参照)その残は次の4通りの残ファイルを
持ちます。 契約残 SHIPPING INSTRUCTION作成時残、 買取インボイス作成時残 LC残 SHIPPING INSTRUCTION作成時残、 買取インボイス作成時残 (ト)SHIPPING INSTRUCTION作成
のINPUT(図4参照) 船積みの貨物が倉庫にそろったならば、LCの条件、契
約条件を満たすように輸出しなければならないので、倉
庫に出荷依頼と同時に保税倉庫、乙仲にこのSHIPP
ING INSTRUCTIONを提示し、通関、船積
みの手配を指示します。この時にINVOICE NO
を枝番を付けてINPUTします。0004−(チ)を
行います。 (チ)通関INVOICE、PACKING LIST
の作成指示のINPUTします。(図5参照) (1)0004−(ヌ)を行う。この時のINVOIC
E.は枝番毎にこの通関INVOICEをOUTPUT
します。 (2)特にこの時通関コードをバーコードでOUTPU
Tして、バーコードREADERでそのコードを読み取
り、税関申告書作成に利用します。 (3)この通関INVOICEのDATA、PACKI
NG LISTのDATAよりCY貨物(=CY CA
RGO)ならば、CLP(=CONTAINER LO
AD PLAN)、BL COPYを作成します。そし
てこのCLPのDATAはXML形式です。 (4)船会社はXML形式のCLP、BL COPYの
DATAを用いてBLを作成します。 (リ)通関が切れた(輸出申請がOKとなる)なら、切
れたINVOICEの貨物のコンテナー積みをし、乙
仲、船会社は0004−(ル)、0004−(ヲ)を行
います。(図5、図6参照) (ヌ)買取インボイスを作成します。(図6参照) (1)この時は、通関INVOICE NO.の枝番を
取り、1つのINVOICE NO.で買取インボイス
を作成します。同様に、買取PACKING LIST
も作成します。0004−(ワ)を行います。 (2)この買取インボイスを作成した時に (a)契約残 (b)L/C残 の計算をしま
す。 (3)消費税の戻りの計算をし戻り金額をINVOIC
E NO.単位にKEEPします。 (ル)船会社は貨物が積まれたコンテナをコンテナ船に
積みます。コンテナがGATEを通りコンテナ・ヤード
に搬入される時GATEに設置しているICタッグ読取
機より、ICタッグに電磁波を送り、記憶されているコ
ンテナNOを読込みます。(図7参照) (ヲ)輸出者は船積み完了後、輸入者にSHIPPIN
G ADVICEをE−MAILに添付して送ります。
このDATAが、CLP、PACKINGのDATAと
共に、洋上在庫管理システムのマスターDATAとなり
ます。(図8参照)この洋上在庫残マスターDATAに
基づき (1)経過情報を船会社のHOME−PAGEより入手
してINPUTします。0004−(ヨ)−(2)を行
います。 (2)もし所有権が変わったときは0004−(ヨ)−
(3)を行います。0004−(ヨ)−(5)を行いま
す。 (3)一部が保税倉庫に入れる時は0004−(ヨ)−
(4)を行います。 (ワ)輸入通関前に関税がいくらなのか計算をします。
(図8参照)0004−(タ)を行います。 (カ)輸入者が輸入した貨物を引取る為には、海上運賃
がCOLLECTならばそのB/Lを輸入地の船会社に
提示し、その海上運賃を支払い、輸入地の船会社よりD
ELIVERY ORDERを入手します。(図8参
照)0004−(レ)を行います。 (ヨ)輸入通関をする。輸入者は乙仲に依頼して、貨物
の引取り、税関に対し輸入通関手続き申請をする。OK
ならば輸入者の倉庫向けに搬出する。(図9参照)00
04−(ソ)を行う。 (レ)入庫処理をする。通関した貨物を輸入者の倉庫に
受け入れる。(図10参照)
【0006】
【発明の効果】インターネットの環境とその技術を基に
して、輸出者の受注から輸入者の諭入貨物受け入れまで
を、船会社、輸出国の乙仲、輸入国の乙仲等、その貿易
に携わる関係者が、その1つのサーバー上で自分の必要
とする処理するが出来ます。このことによる効果は (イ)例えば、輸入の乙仲が輸入関税の計算の為に再度
INPUTしていた情報が既にサーバー上に出来ている
のでそれを利用して輸入申告が効率的に出来ます。この
様に貿易関係者が必要な項目のINPUTのみで必要な
時、必要な情報を取出し、効率的に事務処理が出来ま
す。 (ロ)輸出者、輸入者が今まで、その貨物が何処にある
のかが、船会社等運送会社のシステムの利用でしか捉え
る事が出来ず、その貨物の明細までは不可能であった
が、洋上在庫管理システムにより、インターネットのリ
ンクの技術で、その明細まで把握出来ます。この事によ
り、輸入者の販売活動がより効率的に出来、売上増在庫
削減が出来、利益向上が図れます。輸出者はその輸出貨
物が、輸入者の手元に着くまで、その経過が随時把握出
来、今後の生産計画、販売活動に反映出来ます。 (ハ)輸出者の輸出通関インボイス、輸入者の買取イン
ボイス(ネゴINVOICE)の商品名と共にバーコー
ドがOUTPUTされているので、輸出通関、輸入通関
の時、乙仲は、そのバーコードをバーコードREADE
Rで読む込みが出来、通関申告、申請の迅速化が図れま
す。 (ニ)船会社はICダッグの利用によりコンテナNO.
の情報入手が自動的に出来、精度の向上、効率化が図れ
ます。また、インターネットを介して、荷主に貨物の所
在情報を提供する事により、荷主との関係強化が出来、
売上増が図れます。 (ホ)輸出の通関業者(乙仲)は通関インボイス、PA
CKING LISTの情報よりCLP、B/L CO
PY、輸出申告書が作成出来、効率化が図れます。 (ヘ)船会社も輸出の通関業者(乙仲)の作成したB/
L COPYよりB/L(船荷証券)の作成が出来、B
/L作成の効率化、迅速化が図れます。 (ト)輸出者は輸入者国の関税課税方法に沿り、買取イ
ンボイス(ネゴINVOICE)を作成する事で、輸入
者の輸入事務効率化のサービス提供が出来、輸出先の確
保、売上増が図れます。 (チ)輸出税、輸入関税の計算において税率切替年月日
が有り、現行税率次の税率欄が2個有る為、アメリカが
急にダンピング税を課してもこの税率切替年月日により
対処可能です。 (チ)中国、ベトナムの輸出者は商品により掛かる、輸
出税の自動計算が出来、輸出業務の効率化が図れます。 (ヌ)日本の様に輸出の時は、国内消費税が戻って来ま
す。この時の国内消費税戻りの自動計算が出来事務の効
率化が図れます。 (ル)輸送手段が航空(AIR)か、船(VESSE
L)かによって、輸出通関インボイスの商品表現が異な
るのに対応しています。これにより輸出通関の迅速化、
効率化が図れます。 (ヲ)輸入者は輸入通関前、その輸入貨物に買い手が付
いた時その情報をINPUT出来ます。この事により、
輸入者は商品の受注状況が把握出来、在庫削減、通関後
即座に売上が出来るので売上増が可能です。 (ワ)輸入者は輸入通関前、その輸入貨物に買い手が付
き、その所有権を輸入者よりその新権利者に移転して、
その新所有権者名で、輸入通関用インボイスを作成出来
るので資金回収が出来、利益向上が図れます。 (カ)輸入通関において部分通関が出来、余分な関税支
払い、余分な商品の搬入が避けられます。この事によ
り、コストの削減が図れます。 (ヨ)買取インボイスが作成され、SHIPPING
ADVICEが輸出者から報告がされた以降、何時でも
輸入関税の計算が自動的に出来、支払い関税金額が把握
出来ます。この事により、輸入事務の効率化が図れま
す。 (タ)アメリカの輸入関税の計算は非常に複雑である
が、このシステムはこれに対応していて自動計算が出来
き、各国の関税自動計算にも対応出来ます。この事によ
り世界各国に対し輸出が今まで以上に可能となります (レ)保税倉庫の在庫金額も海上運賃、保険をインプッ
トするのみで求めることが出来、決算処理の効率化が図
れます。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の全体的概略を示す図です。
【図2】相手先マスターの登録、契約マスター、決済マ
スター、輸出商品マスター、買取インボイス商品マスタ
ーの登録INPUTを示す図です。
【図3】毎日の契約、L/Cの情報をINPUTする事
を示す図です。
【図4】輸出者が船積みした事を輸入者に連絡する事を
示す図です。
【図5】輸出者が通関インボイスを、乙仲が輸出関連書
類を作成する事を示す図です。
【図6】輸出者が買取インボイスを、船会社がB/L,
DOCK RECEIPTを作成する事を示す図です。
【図7】船積み用、航空貨物用コンテナのNO読取の図
です。
【図8】洋上在庫管理を示す図です。
【図9】輸入者、輸入乙仲が輸入通関をする事を示す図
です。
【図10】輸入者が輸入貨物を倉庫に搬入する事を示す
図です。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輸出者から輸入者まで一貫して情報を共有
    し、その業務に関係する人々がその情報を利用して輸
    出、輸入業務を遂行する処理について
  2. 【請求項2】輸出通関処理を航空貨物通関、海上貨物通
    関別に通関書類が作成出来る様にし、かつ商品、BO
    X、輸出通関コード等に画像と、バーコードを利用し通
    関業務を遂行する処理について
  3. 【請求項3】「外国為替および外国貿易管理法」では輸
    出側国と輸入国側、とその商品との関係、決済方法によ
    り輸出許可承認が必要となりその輸出許可承認、原産地
    証明書、輸入許可、輸入数量割当てかの関連チェックを
    し、その有無を警告する。
  4. 【請求項4】買取インボイス作成する際、輸入国側の関
    税計算に合わせて作成し輸入国側での通関処理を迅速に
    遂行する処理について
  5. 【請求項5】買取インボイス(ネゴインボイス)作成と
    輸入国側の通関コードを結び付け輸入国の関税計算をも
    自動的にする処理について
  6. 【請求項6】アメリカも含め国内消費税を取っている国
    において輸出の際、国内消費税の計算をし常に消費税累
    計を把握出来る処理について。
  7. 【請求項7】輸出においてある国では輸出税が掛ります
    ので、その輸出税の自動計算の処理について。
  8. 【請求項8】輸出通関インボイス、PACKING L
    IST、重量・容積証明書作成と共に船荷証券のコピー
    作成、コンテナロードPLAN(CLP)の自動作成の
    処理について
  9. 【請求項9】買取インボイスとコンテナロードPLAN
    (CONTAINER,LOAD PLAN、CLP)
    を紐付けして輸入国側で、その積荷を引き取るまでの情
    報が輸出入関係者共に、常に引き出せる処理について
  10. 【請求項10】輸入各国の関税課税方式に基づき、その
    関税の自動計算と、輸入諸掛を自動計算し、その輸入国
    におけるその商品のを求める処理について
  11. 【請求項11】輸入各国の関税の課税は、それぞれの国
    の基準にて、1月1日か関税率が変わったり、又は、ダ
    ンピング税が急に決まり、その日ダンピング関税が掛か
    ったりする故、この対処について。
  12. 【請求項12】買取インボイス(ネゴインボイス)の一
    部、又はコンテナ(CONTAINER)の一部の輸入
    貨物が保税になった時の分離処理と、輸入原価を踏まえ
    た保税在庫金額の自動的算出の処理について
  13. 【請求項13】日本の前納輸入関税残管理処理につい
    て。
  14. 【請求項14】洋上在庫の状態で既に売り先が決まった
    時の処理について
  15. 【請求項15】船積み用コンテナ、航空貨物用コンテナ
    のNO.の読取り処理について。
  16. 【請求項16】契約残、信用状残(LC残)管理を2重
    にておこなう処理について。
JP2000301197A 2000-08-28 2000-08-28 貿易統合システム Pending JP2002073760A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000301197A JP2002073760A (ja) 2000-08-28 2000-08-28 貿易統合システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000301197A JP2002073760A (ja) 2000-08-28 2000-08-28 貿易統合システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002073760A true JP2002073760A (ja) 2002-03-12

Family

ID=18782774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000301197A Pending JP2002073760A (ja) 2000-08-28 2000-08-28 貿易統合システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002073760A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007507778A (ja) * 2003-10-06 2007-03-29 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション コンテナ出荷の過程でセキュリティ関連事項をドキュメント化する方法
US20190340699A1 (en) * 2018-05-04 2019-11-07 Khaldon Khaled AL-KARMADI Computerized Method for Calculating a Port Disbursement Account
CN113706089A (zh) * 2021-06-02 2021-11-26 吉林省爱阳光新科技有限公司 跨境电商自动报关方法、装置及存储介质

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998016445A1 (en) * 1996-10-11 1998-04-23 Federal Express Corporation Freight container, system, and method for shipping freight
WO1999001455A1 (en) * 1997-07-01 1999-01-14 Astra Pharmaceuticals Ltd. Compounds
JPH1115907A (ja) * 1997-06-19 1999-01-22 Fujitsu Ltd バーコードスキャナおよびバーコード読み取り方法
WO1999034272A2 (en) * 1997-12-29 1999-07-08 Ed Pool Universal shopping center for international operation
WO2000038095A2 (en) * 1998-12-23 2000-06-29 The Chase Manhattan Bank System and method for integrating trading operations including the generation, processing and tracking of and trade documents

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998016445A1 (en) * 1996-10-11 1998-04-23 Federal Express Corporation Freight container, system, and method for shipping freight
JPH1115907A (ja) * 1997-06-19 1999-01-22 Fujitsu Ltd バーコードスキャナおよびバーコード読み取り方法
WO1999001455A1 (en) * 1997-07-01 1999-01-14 Astra Pharmaceuticals Ltd. Compounds
WO1999034272A2 (en) * 1997-12-29 1999-07-08 Ed Pool Universal shopping center for international operation
WO2000038095A2 (en) * 1998-12-23 2000-06-29 The Chase Manhattan Bank System and method for integrating trading operations including the generation, processing and tracking of and trade documents

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007507778A (ja) * 2003-10-06 2007-03-29 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション コンテナ出荷の過程でセキュリティ関連事項をドキュメント化する方法
JP4738338B2 (ja) * 2003-10-06 2011-08-03 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション コンテナ出荷の過程でセキュリティ関連事項をドキュメント化する方法
US8126811B2 (en) 2003-10-06 2012-02-28 International Business Machines Corporation Documenting security related aspects in the process of container shipping
US20190340699A1 (en) * 2018-05-04 2019-11-07 Khaldon Khaled AL-KARMADI Computerized Method for Calculating a Port Disbursement Account
CN113706089A (zh) * 2021-06-02 2021-11-26 吉林省爱阳光新科技有限公司 跨境电商自动报关方法、装置及存储介质
CN113706089B (zh) * 2021-06-02 2024-03-26 吉林省爱阳光新科技有限公司 跨境电商自动报关方法、装置及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5270669B2 (ja) 小売商に輸出サービスを提供するためのシステム及び方法
US6845364B1 (en) Universal shopping center for international operation
US7647249B2 (en) Method for providing a shipping label via an intermediary's website
CN1618072B (zh) 综合供应链系统中用于管理、融资和供应的设备
JP5443340B2 (ja) フルフィルメント・サービスを提供するための方法及び装置
US7937331B2 (en) Systems and methods for international dutiable returns
EP1277158A1 (en) Vertical systems and methods for providing shipping and logistics services, operations and products to an industry
CN104657843A (zh) 跨境在线自动清关对账方法及系统
KR20110097731A (ko) 다중거래처의 비엘물류업무 통합처리시스템
KR20100024907A (ko) 다중거래처의 비엘정산업무 통합처리시스템
JP2002073760A (ja) 貿易統合システム
Hinkelman et al. A short course in international trade documentation: the documents of exporting, importing, transportation and banking
KR20160021337A (ko) 인터넷을 이용한 선박용품(선용품) 거래 중계 방법 및 대금 결제 시스템
Sherwood et al. Solving international transportation problems
Sylla Electronic procurement of transportation services: an evaluation concept for electronic transportation marketplaces
JP2003076777A (ja) 国際電子・決済・物流・取引保証を行うビジネスプラン
Degtyareva International Trade Purchase and Sale Transactions
Seppälä Ocean import for small and medium sized enterprises
Lock Controlling purchasing
Ameredes Procurement model analysis
David et al. Rectification of CASPEC Echelle spectra
ESCAP International trade transaction (ITT) models as an aid to the process of harmonization
O'Sullivan Banking and Transportation Problems
Lederer Computer feasibility for fresh fruit and vegetable wholesalers
Moilanen Forwarding Process Comparison: Case: Valmet Technologies Inc. & Valmet AB

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100629