JP2002071734A - 電力量積算装置及び分電盤 - Google Patents
電力量積算装置及び分電盤Info
- Publication number
- JP2002071734A JP2002071734A JP2000257981A JP2000257981A JP2002071734A JP 2002071734 A JP2002071734 A JP 2002071734A JP 2000257981 A JP2000257981 A JP 2000257981A JP 2000257981 A JP2000257981 A JP 2000257981A JP 2002071734 A JP2002071734 A JP 2002071734A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- unit
- current transformer
- distribution board
- electric energy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Distribution Board (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 その外形の比較的小さい箱体に収容させて、
計測対象となる複数の分岐回路の積算電力量をそれぞれ
計測可能な電力量積算装置及び分電盤を提供すること。 【解決手段】 主回路Ａから分岐した計測対象となる分
岐回路Ｂの通電電流を検出する変流器５と、同変流器５
の出力及び主回路の電圧出力をそれぞれ入力し、消費電
力の演算及び積算を行ってその積算電力値が所定の単位
値になる度にパルス出力する電力検知手段６と、同電力
検知手段６からの入力パルスを計数して計数積算値を表
示する計数表示手段７とを備える。
計測対象となる複数の分岐回路の積算電力量をそれぞれ
計測可能な電力量積算装置及び分電盤を提供すること。 【解決手段】 主回路Ａから分岐した計測対象となる分
岐回路Ｂの通電電流を検出する変流器５と、同変流器５
の出力及び主回路の電圧出力をそれぞれ入力し、消費電
力の演算及び積算を行ってその積算電力値が所定の単位
値になる度にパルス出力する電力検知手段６と、同電力
検知手段６からの入力パルスを計数して計数積算値を表
示する計数表示手段７とを備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力量積算装置及
び分電盤に関するものである。
び分電盤に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】最近、地球環境の保護意識の高まりに対
応し、省エネルギに対する見直しが行われている。すな
わち、事務所、店舗等の入居するビルなどの各フロアご
との使用電力量の確認や照明装置のリニューアル後の効
果測定、あるいは工場の各製造工程ごとの電力量把握を
おこない、快適性を維持し、且つ効率的に電力を利用し
て省エネルギを実現することが検討されている。そし
て、計測対象となる分岐回路の電力消費状況を計測する
ために、例えば図５、図６に示すように、分電盤１００
内に設けられている主幹開閉器１０１と計測対象となる
複数の分岐開閉器１０２との間にそれぞれ積算電力量計
ＷＨＭ（１０３）を接続させて、各分岐回路毎の所定期
間内の積算電力量を計測している。
応し、省エネルギに対する見直しが行われている。すな
わち、事務所、店舗等の入居するビルなどの各フロアご
との使用電力量の確認や照明装置のリニューアル後の効
果測定、あるいは工場の各製造工程ごとの電力量把握を
おこない、快適性を維持し、且つ効率的に電力を利用し
て省エネルギを実現することが検討されている。そし
て、計測対象となる分岐回路の電力消費状況を計測する
ために、例えば図５、図６に示すように、分電盤１００
内に設けられている主幹開閉器１０１と計測対象となる
複数の分岐開閉器１０２との間にそれぞれ積算電力量計
ＷＨＭ（１０３）を接続させて、各分岐回路毎の所定期
間内の積算電力量を計測している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、積算電力量計ＷＨＭ（１０３）
は、良く知られている回転円盤を備えた外形寸法の大き
いものである。そのため、図５に示すように、配電系統
を構成する分岐開閉器１０２の個数が多くなるに従って
外形の大きな箱体を用いて分電盤１００を形成する必要
があり、分岐回路毎の積算電力量を計測可能とすると分
電盤が大きくなるという問題があった。
来の技術においては、積算電力量計ＷＨＭ（１０３）
は、良く知られている回転円盤を備えた外形寸法の大き
いものである。そのため、図５に示すように、配電系統
を構成する分岐開閉器１０２の個数が多くなるに従って
外形の大きな箱体を用いて分電盤１００を形成する必要
があり、分岐回路毎の積算電力量を計測可能とすると分
電盤が大きくなるという問題があった。
【０００４】ところで、主幹開閉器と分岐開閉器との間
に積算電力量計ＷＨＭを接続させる電線は、負荷回路と
なる。したがって、断面積の大きい電線を使用する必要
があって、分電盤内部の配線に多くの手間が掛かるとい
う問題もあった。
に積算電力量計ＷＨＭを接続させる電線は、負荷回路と
なる。したがって、断面積の大きい電線を使用する必要
があって、分電盤内部の配線に多くの手間が掛かるとい
う問題もあった。
【０００５】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、その外形の比較的小さい
箱体に収容させて、計測対象となる複数の分岐回路の積
算電力量をそれぞれ計測可能な電力量積算装置及び分電
盤を提供することにある。
で、その目的とするところは、その外形の比較的小さい
箱体に収容させて、計測対象となる複数の分岐回路の積
算電力量をそれぞれ計測可能な電力量積算装置及び分電
盤を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電力量積算装置にあっては、主回路から分
岐した計測対象となる分岐回路の通電電流を検出する変
流器と、同変流器の出力及び主回路の電圧出力をそれぞ
れ入力し、消費電力の演算及び積算を行ってその積算電
力値が所定の単位値になる度にパルス出力する電力検知
手段と、同電力検知手段からの入力パルスを計数して計
数積算値を表示する計数表示手段とを備えて成ることを
特徴としている。
に、本発明の電力量積算装置にあっては、主回路から分
岐した計測対象となる分岐回路の通電電流を検出する変
流器と、同変流器の出力及び主回路の電圧出力をそれぞ
れ入力し、消費電力の演算及び積算を行ってその積算電
力値が所定の単位値になる度にパルス出力する電力検知
手段と、同電力検知手段からの入力パルスを計数して計
数積算値を表示する計数表示手段とを備えて成ることを
特徴としている。
【０００７】この構成にて、変流器にて主回路から分岐
した計測対象となる分岐回路の通電電流が検出される。
同変流器の出力と主回路の電圧出力とが入力される電力
検知手段にて、消費電力の演算及び積算がなされてその
積算電力値が所定の単位値になる度にパルス出力され
る。計数表示手段にて同電力検知手段からの入力パルス
が計数されて計数積算値が表示される。
した計測対象となる分岐回路の通電電流が検出される。
同変流器の出力と主回路の電圧出力とが入力される電力
検知手段にて、消費電力の演算及び積算がなされてその
積算電力値が所定の単位値になる度にパルス出力され
る。計数表示手段にて同電力検知手段からの入力パルス
が計数されて計数積算値が表示される。
【０００８】また、本発明の分電盤にあっては、上記の
電力量積算装置と計測対象の分岐回路を形成する分岐開
閉器とをそれぞれ複数、主回路となる主幹開閉器ととも
に箱体内に収容し、その電力量積算装置から計数表示手
段を分離して、前記分岐開閉器、変流器及び電力検知手
段を有して配電系統を構成する複数の単位ユニット部と
ともに同箱体内に配置して成ることを特徴としている。
電力量積算装置と計測対象の分岐回路を形成する分岐開
閉器とをそれぞれ複数、主回路となる主幹開閉器ととも
に箱体内に収容し、その電力量積算装置から計数表示手
段を分離して、前記分岐開閉器、変流器及び電力検知手
段を有して配電系統を構成する複数の単位ユニット部と
ともに同箱体内に配置して成ることを特徴としている。
【０００９】この構成にて、主回路となる主幹開閉器と
ともに、計測対象の分岐回路となる分岐開閉器、電力量
積算装置の一部となる変流器及び電力検知手段を有して
配電系統を構成する単位ユニット部の複数、電力量積算
装置の他部として分離された計数表示手段の複数が同一
箱体内に収容され配置されて分電盤が形成される。
ともに、計測対象の分岐回路となる分岐開閉器、電力量
積算装置の一部となる変流器及び電力検知手段を有して
配電系統を構成する単位ユニット部の複数、電力量積算
装置の他部として分離された計数表示手段の複数が同一
箱体内に収容され配置されて分電盤が形成される。
【００１０】そして、上記計数表示手段と上記単位ユニ
ット部とを相互に対応する位置関係に列設させるのが好
ましい。この場合、計測対象の分岐回路となる配電系統
を構成する分岐開閉器、電力量積算装置の一部となる変
流器及び電力検知手段を有した複数の単位ユニット部
と、電力量積算装置から分離された複数の計数表示手段
とが、主幹開閉器とともに同一箱体内にて相互に対応す
る位置関係に列設し収容され分電盤が形成される。
ット部とを相互に対応する位置関係に列設させるのが好
ましい。この場合、計測対象の分岐回路となる配電系統
を構成する分岐開閉器、電力量積算装置の一部となる変
流器及び電力検知手段を有した複数の単位ユニット部
と、電力量積算装置から分離された複数の計数表示手段
とが、主幹開閉器とともに同一箱体内にて相互に対応す
る位置関係に列設し収容され分電盤が形成される。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１乃至図４は、本発明の請求項
１乃至３全てに対応する一実施の形態を示し、図１は、
本発明の一実施の形態の分電盤を示す概略構成図、図２
は、同分電盤及び本発明の一実施の形態の電力量積算装
置を示し、（ａ）は分電盤の概略構成図、（ｂ）は電力
量積算装置の概略構成図である。図３は、同電力量積算
装置を使用した分電盤の単位ユニット部を示す斜視図、
図４は、単位ユニット部を構成する分岐開閉器（ａ）、
変流器（ｂ）及び電力検知手段（ｃ）示す斜視図であ
る。
１乃至３全てに対応する一実施の形態を示し、図１は、
本発明の一実施の形態の分電盤を示す概略構成図、図２
は、同分電盤及び本発明の一実施の形態の電力量積算装
置を示し、（ａ）は分電盤の概略構成図、（ｂ）は電力
量積算装置の概略構成図である。図３は、同電力量積算
装置を使用した分電盤の単位ユニット部を示す斜視図、
図４は、単位ユニット部を構成する分岐開閉器（ａ）、
変流器（ｂ）及び電力検知手段（ｃ）示す斜視図であ
る。
【００１２】この実施の形態の電力量積算装置Ｃは、主
回路Ａから分岐した計測対象となる分岐回路Ｂの通電電
流を検出する変流器５と、同変流器５の出力及び主回路
の電圧出力をそれぞれ入力し、消費電力の演算及び積算
を行ってその積算電力値が所定の単位値になる度にパル
ス出力する電力検知手段６と、同電力検知手段６からの
入力パルスを計数して計数積算値を表示する計数表示手
段７とを備えて成る。
回路Ａから分岐した計測対象となる分岐回路Ｂの通電電
流を検出する変流器５と、同変流器５の出力及び主回路
の電圧出力をそれぞれ入力し、消費電力の演算及び積算
を行ってその積算電力値が所定の単位値になる度にパル
ス出力する電力検知手段６と、同電力検知手段６からの
入力パルスを計数して計数積算値を表示する計数表示手
段７とを備えて成る。
【００１３】又、この実施の形態の分電盤１は、上記の
電力量積算装置Ｃと計測対象の分岐回路Ｂを形成する分
岐開閉器４とをそれぞれ複数、主回路Ａとなる主幹開閉
器２とともに箱体１１内に収容し、その電力量積算装置
Ｃから計数表示手段７を分離して、前記分岐開閉器４、
変流器５及び電力検知手段６を有して配電系統を構成す
る複数の単位ユニット部３とともに同箱体１１内に配置
して成る。又、該実施の形態の分電盤１においては、前
記計数表示手段７と前記単位ユニット部３とを相互に対
応する位置関係に列設させてもいる。
電力量積算装置Ｃと計測対象の分岐回路Ｂを形成する分
岐開閉器４とをそれぞれ複数、主回路Ａとなる主幹開閉
器２とともに箱体１１内に収容し、その電力量積算装置
Ｃから計数表示手段７を分離して、前記分岐開閉器４、
変流器５及び電力検知手段６を有して配電系統を構成す
る複数の単位ユニット部３とともに同箱体１１内に配置
して成る。又、該実施の形態の分電盤１においては、前
記計数表示手段７と前記単位ユニット部３とを相互に対
応する位置関係に列設させてもいる。
【００１４】詳しくは、この電力量積算装置Ｃは、図２
（ａ）に示すように例えば単相三線による配電方式の、
幹線用の分電盤１内部のＲ相、及びＴ相と呼ばれてい
る、分岐開閉器４に接続される外部電線（図示せず）の
挿通される変流器５（ＣＴ１〜ＣＴｎ）にて検出される
通電電流（※１〜※ｎ）、及びそのＲ相及びＴ相と中性
線との間の電源電圧（ＲＮ）を電気的物理量として、電
力検知手段６に相当する所定のブレーカモジュールの外
形をもった専用デバイスの電力管理ユニット６（図３、
４参照）へ入力させている。この電力管理ユニット６
は、上記通電電流と電源電圧との積を求め配電系統の消
費電力値を求めて逐次積算し、その積算電力値が単位値
として０．１ｋＷｈになる度に、それに設けられている
パルス出力部から２７５ｍｓ程度の巾をもったパルス出
力をおこなうものである。
（ａ）に示すように例えば単相三線による配電方式の、
幹線用の分電盤１内部のＲ相、及びＴ相と呼ばれてい
る、分岐開閉器４に接続される外部電線（図示せず）の
挿通される変流器５（ＣＴ１〜ＣＴｎ）にて検出される
通電電流（※１〜※ｎ）、及びそのＲ相及びＴ相と中性
線との間の電源電圧（ＲＮ）を電気的物理量として、電
力検知手段６に相当する所定のブレーカモジュールの外
形をもった専用デバイスの電力管理ユニット６（図３、
４参照）へ入力させている。この電力管理ユニット６
は、上記通電電流と電源電圧との積を求め配電系統の消
費電力値を求めて逐次積算し、その積算電力値が単位値
として０．１ｋＷｈになる度に、それに設けられている
パルス出力部から２７５ｍｓ程度の巾をもったパルス出
力をおこなうものである。
【００１５】電力量積算装置Ｃは、上記変流器５及び、
電力管理ユニット６以外に、この場合、図２（ｂ）に示
すように、計数表示手段７に相当するカウンター７を備
えており、このカウンター７を分離させて、図３に示す
ように、変流器５、電力管理ユニット６が分岐開閉器４
とともに鋼板製の取付台１０上に固定されて、複数の配
電系統を構成する単位ユニット部３を形成している。
電力管理ユニット６以外に、この場合、図２（ｂ）に示
すように、計数表示手段７に相当するカウンター７を備
えており、このカウンター７を分離させて、図３に示す
ように、変流器５、電力管理ユニット６が分岐開閉器４
とともに鋼板製の取付台１０上に固定されて、複数の配
電系統を構成する単位ユニット部３を形成している。
【００１６】この場合、変流器５は、分岐開閉器４に接
続されるＲ相、及びＴ相に対応する外部電線を挿通する
位置に２つのものがハウジング５１に収容され取付台１
０上に脚部５２がねじ固定されて配設され、各変流器
５，５から導出される接続線がコネクタ５３を介して電
力管理ユニット６の入力端子に接続されている。また、
この電力管理ユニット６は、上記電源電圧の入力配線が
接続されて、取付台１０上に、取付金具１１を介して分
岐開閉器４の上面と略一致するようねじ固定されてい
る。なお、この電源電圧入力配線の、電力管理ユニット
６に至る配線の中間には、図２（ａ）に示すように、過
電流入力から電力管理ユニット６を保護するための電流
ヒューズＦが配設されている。
続されるＲ相、及びＴ相に対応する外部電線を挿通する
位置に２つのものがハウジング５１に収容され取付台１
０上に脚部５２がねじ固定されて配設され、各変流器
５，５から導出される接続線がコネクタ５３を介して電
力管理ユニット６の入力端子に接続されている。また、
この電力管理ユニット６は、上記電源電圧の入力配線が
接続されて、取付台１０上に、取付金具１１を介して分
岐開閉器４の上面と略一致するようねじ固定されてい
る。なお、この電源電圧入力配線の、電力管理ユニット
６に至る配線の中間には、図２（ａ）に示すように、過
電流入力から電力管理ユニット６を保護するための電流
ヒューズＦが配設されている。
【００１７】分電盤１は、電力量積算装置Ｃを構成する
カウンター７と上記単位ユニット部３とが、図１に示す
ように、相互に対応する位置関係となるよう、複数のカ
ウンター７が主幹開閉器２の両側に箱体１１内に配設さ
れている。すなわち、計測対象の分岐回路Ｂとなる配電
系統を構成する分岐開閉器３、電力量積算装置Ｃの一部
となる変流器５及び電力管理ユニット６を有した複数の
単位ユニット部３と、電力量積算装置Ｃから分離された
複数のカウンター７とが、主幹開閉器２とともに同一箱
体内にて相互に対応する位置関係に列設し収容されてお
り、カウンター７の表示と対応させて分岐開閉器３を操
作することが出来るようになっている
カウンター７と上記単位ユニット部３とが、図１に示す
ように、相互に対応する位置関係となるよう、複数のカ
ウンター７が主幹開閉器２の両側に箱体１１内に配設さ
れている。すなわち、計測対象の分岐回路Ｂとなる配電
系統を構成する分岐開閉器３、電力量積算装置Ｃの一部
となる変流器５及び電力管理ユニット６を有した複数の
単位ユニット部３と、電力量積算装置Ｃから分離された
複数のカウンター７とが、主幹開閉器２とともに同一箱
体内にて相互に対応する位置関係に列設し収容されてお
り、カウンター７の表示と対応させて分岐開閉器３を操
作することが出来るようになっている
【００１８】上記の電力量積算装置Ｃにおいては、変流
器５にて主回路Ａから分岐した計測対象となる分岐回路
Ｂの通電電流が検出され、同変流器５の出力と主回路Ａ
の電圧出力とが入力される電力管理ユニット６にて、消
費電力の演算及び積算がなされてその積算電力値が所定
の単位値になる度にパルス出力される。そして、カウン
ター７にて、同電力管理ユニット６からの入力パルスが
計数されて計数積算値が表示され、計測対象となる複数
の分岐回路Ｂの積算電力量がそれぞれ計測確認される。
器５にて主回路Ａから分岐した計測対象となる分岐回路
Ｂの通電電流が検出され、同変流器５の出力と主回路Ａ
の電圧出力とが入力される電力管理ユニット６にて、消
費電力の演算及び積算がなされてその積算電力値が所定
の単位値になる度にパルス出力される。そして、カウン
ター７にて、同電力管理ユニット６からの入力パルスが
計数されて計数積算値が表示され、計測対象となる複数
の分岐回路Ｂの積算電力量がそれぞれ計測確認される。
【００１９】また、分電盤１にあっては、主回路Ａとな
る主幹開閉器２とともに、計測対象の分岐回路Ｂとなる
分岐開閉器４、電力量積算装置Ｃの一部となる変流器５
及び電力管理ユニット６を有して配電系統を構成する単
位ユニット部３の複数、電力量積算装置Ｃの他部として
分離されたカウンター７の複数が同一箱体１１内に収容
され配置されて、電力量積算装置Ｃを外形の比較的小さ
い箱体１１に収容させて分電盤１が形成される。
る主幹開閉器２とともに、計測対象の分岐回路Ｂとなる
分岐開閉器４、電力量積算装置Ｃの一部となる変流器５
及び電力管理ユニット６を有して配電系統を構成する単
位ユニット部３の複数、電力量積算装置Ｃの他部として
分離されたカウンター７の複数が同一箱体１１内に収容
され配置されて、電力量積算装置Ｃを外形の比較的小さ
い箱体１１に収容させて分電盤１が形成される。
【００２０】したがって、以上説明した電力量積算装置
Ｃによると、変流器５にて主回路Ａから分岐した計測対
象となる分岐回路Ｂの通電電流が検出され、同変流器５
の出力と主回路Ａの電圧出力とが入力される電力管理ユ
ニット６にて、消費電力の演算及び積算がなされてその
積算電力値が所定の単位値になる度にパルス出力され
て、カウンター７にて同電力管理ユニット６からの入力
パルスが計数されて計数積算値が表示されるので、この
計数積算値にて計測対象となる複数の分岐回路の積算電
力量をそれぞれ計測確認できる。
Ｃによると、変流器５にて主回路Ａから分岐した計測対
象となる分岐回路Ｂの通電電流が検出され、同変流器５
の出力と主回路Ａの電圧出力とが入力される電力管理ユ
ニット６にて、消費電力の演算及び積算がなされてその
積算電力値が所定の単位値になる度にパルス出力され
て、カウンター７にて同電力管理ユニット６からの入力
パルスが計数されて計数積算値が表示されるので、この
計数積算値にて計測対象となる複数の分岐回路の積算電
力量をそれぞれ計測確認できる。
【００２１】また、以上説明した分電盤１によると、主
回路Ａとなる主幹開閉器２とともに、計測対象の分岐回
路Ｂとなる分岐開閉器４、電力量積算装置Ｃの一部とな
る変流器５及び電力管理ユニット６を有して配電系統を
構成する単位ユニット部３の複数、電力量積算装置Ｃの
他部として分離されたカウンター７の複数が同一箱体１
１内に収容され配置されて分電盤１が形成されるので、
電力量積算装置を外形の比較的小さい箱体１１に収容さ
せて、同電力量積算装置の計数積算値にて計測対象とな
る複数の分岐回路の積算電力量をそれぞれ計測確認でき
る。また、計測対象の分岐回路Ｂとなる配電系統を構成
する分岐開閉器４、電力量積算装置Ｃの一部となる変流
器５及び電力管理ユニット６を有した複数の単位ユニッ
ト部３と、電力量積算装置Ｃから分離された複数のカウ
ンター７とが、主幹開閉器２とともに同一箱体１１内に
て相互に対応する位置関係に列設し収容され分電盤が形
成されるので、カウンター７の表示と対応させて分岐開
閉器４を操作することが出来て、使い勝手は良好であ
る。
回路Ａとなる主幹開閉器２とともに、計測対象の分岐回
路Ｂとなる分岐開閉器４、電力量積算装置Ｃの一部とな
る変流器５及び電力管理ユニット６を有して配電系統を
構成する単位ユニット部３の複数、電力量積算装置Ｃの
他部として分離されたカウンター７の複数が同一箱体１
１内に収容され配置されて分電盤１が形成されるので、
電力量積算装置を外形の比較的小さい箱体１１に収容さ
せて、同電力量積算装置の計数積算値にて計測対象とな
る複数の分岐回路の積算電力量をそれぞれ計測確認でき
る。また、計測対象の分岐回路Ｂとなる配電系統を構成
する分岐開閉器４、電力量積算装置Ｃの一部となる変流
器５及び電力管理ユニット６を有した複数の単位ユニッ
ト部３と、電力量積算装置Ｃから分離された複数のカウ
ンター７とが、主幹開閉器２とともに同一箱体１１内に
て相互に対応する位置関係に列設し収容され分電盤が形
成されるので、カウンター７の表示と対応させて分岐開
閉器４を操作することが出来て、使い勝手は良好であ
る。
【００２２】
【発明の効果】本発明は、上述の実施態様の如く実施さ
れて、請求項１記載の電力量積算装置にあっては、変流
器にて主回路から分岐した計測対象となる分岐回路の通
電電流が検出され、同変流器の出力と主回路の電圧出力
とが入力される電力検知手段にて、消費電力の演算及び
積算がなされてその積算電力値が所定の単位値になる度
にパルス出力され、計数表示手段にて同電力検知手段か
らの入力パルスが計数されて計数積算値が表示されるの
で、この計数積算値にて計測対象となる複数の分岐回路
の積算電力量をそれぞれ計測確認できる。
れて、請求項１記載の電力量積算装置にあっては、変流
器にて主回路から分岐した計測対象となる分岐回路の通
電電流が検出され、同変流器の出力と主回路の電圧出力
とが入力される電力検知手段にて、消費電力の演算及び
積算がなされてその積算電力値が所定の単位値になる度
にパルス出力され、計数表示手段にて同電力検知手段か
らの入力パルスが計数されて計数積算値が表示されるの
で、この計数積算値にて計測対象となる複数の分岐回路
の積算電力量をそれぞれ計測確認できる。
【００２３】また、請求項２記載の分電盤にあっては、
主回路となる主幹開閉器とともに、計測対象の分岐回路
となる分岐開閉器、電力量積算装置の一部となる変流器
及び電力検知手段を有して配電系統を構成する単位ユニ
ット部の複数、電力量積算装置の他部として分離された
計数表示手段の複数が同一箱体内に収容され配置されて
分電盤が形成されるので、上記電力量積算装置を外形の
比較的小さい箱体に収容させて、同電力量積算装置の計
数積算値にて計測対象となる複数の分岐回路の積算電力
量をそれぞれ計測確認できる。
主回路となる主幹開閉器とともに、計測対象の分岐回路
となる分岐開閉器、電力量積算装置の一部となる変流器
及び電力検知手段を有して配電系統を構成する単位ユニ
ット部の複数、電力量積算装置の他部として分離された
計数表示手段の複数が同一箱体内に収容され配置されて
分電盤が形成されるので、上記電力量積算装置を外形の
比較的小さい箱体に収容させて、同電力量積算装置の計
数積算値にて計測対象となる複数の分岐回路の積算電力
量をそれぞれ計測確認できる。
【００２４】また、請求項３記載の分電盤にあっては、
計測対象の分岐回路となる配電系統を構成する分岐開閉
器、電力量積算装置の一部となる変流器及び電力検知手
段を有した複数の単位ユニット部と、電力量積算装置か
ら分離された複数の計数表示手段とが、主幹開閉器とと
もに同一箱体内にて相互に対応する位置関係に列設し収
容され分電盤が形成されるので、計数表示手段の表示と
対応させて分岐開閉器を操作することが出来て、使い勝
手が良い。
計測対象の分岐回路となる配電系統を構成する分岐開閉
器、電力量積算装置の一部となる変流器及び電力検知手
段を有した複数の単位ユニット部と、電力量積算装置か
ら分離された複数の計数表示手段とが、主幹開閉器とと
もに同一箱体内にて相互に対応する位置関係に列設し収
容され分電盤が形成されるので、計数表示手段の表示と
対応させて分岐開閉器を操作することが出来て、使い勝
手が良い。
【００２５】
【図１】本発明の一実施形態である分電盤を示す概略構
成図である。
成図である。
【図２】同分電盤及び本発明の一実施の形態の電力量積
算装置を示し、（ａ）は分電盤の概略構成図、（ｂ）は
電力量積算装置の概略構成図である。
算装置を示し、（ａ）は分電盤の概略構成図、（ｂ）は
電力量積算装置の概略構成図である。
【図３】同電力量積算装置を使用した分電盤の単位ユニ
ット部を示す斜視図である。
ット部を示す斜視図である。
【図４】単位ユニット部を構成する分岐開閉器（ａ）、
変流器（ｂ）及び電力検知手段（ｃ）示す斜視図であ
る。
変流器（ｂ）及び電力検知手段（ｃ）示す斜視図であ
る。
【図５】本発明の従来例である分電盤の外観を示す概略
構成図である。
構成図である。
【図６】同分電盤の配線状態を示す概略正面図である。
１ 分電盤 ２ 主幹開閉器 ３ 単位ユニット部 ４ 分岐開閉器 ５ 変流器 ６ 電力管理ユニット（電力検知手段） ７ カウンター（計数表示手段） Ａ 主回路 Ｂ 分岐回路 Ｃ 電力量積算装置
Claims (3)
- 【請求項１】 主回路から分岐した計測対象となる分岐
回路の通電電流を検出する変流器と、同変流器の出力及
び主回路の電圧出力をそれぞれ入力し、消費電力の演算
及び積算を行ってその積算電力値が所定の単位値になる
度にパルス出力する電力検知手段と、同電力検知手段か
らの入力パルスを計数して計数積算値を表示する計数表
示手段とを備えて成る電力量積算装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の電力量積算装置と計測対
象の分岐回路を形成する分岐開閉器とをそれぞれ複数、
主回路となる主幹開閉器とともに箱体内に収容し、その
電力量積算装置から計数表示手段を分離して、前記分岐
開閉器、変流器及び電力検知手段を有して配電系統を構
成する複数の単位ユニット部とともに同箱体内に配置し
て成る分電盤。 - 【請求項３】 前記計数表示手段と前記単位ユニット部
とを相互に対応する位置関係に列設させたことを特徴と
する請求項２記載の分電盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000257981A JP2002071734A (ja) | 2000-08-28 | 2000-08-28 | 電力量積算装置及び分電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000257981A JP2002071734A (ja) | 2000-08-28 | 2000-08-28 | 電力量積算装置及び分電盤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002071734A true JP2002071734A (ja) | 2002-03-12 |
Family
ID=18746356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000257981A Withdrawn JP2002071734A (ja) | 2000-08-28 | 2000-08-28 | 電力量積算装置及び分電盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002071734A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6865073B2 (en) * | 2003-03-06 | 2005-03-08 | General Electric Company | Panelboard metering arrangement and method of assembly thereof |
| JP2005287130A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Nitto Electric Works Ltd | 分電盤 |
| EP1806590A2 (en) * | 2006-01-04 | 2007-07-11 | General Electric Company | Methods and systems for electrical power sub-metering |
| WO2008065904A1 (fr) * | 2006-11-27 | 2008-06-05 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Tableau de distribution |
| JP3179034U (ja) * | 2012-08-01 | 2012-10-11 | 有限会社あかつきプランニング | 自動配電管理システム |
| CN102890189A (zh) * | 2011-07-21 | 2013-01-23 | 中兴通讯股份有限公司 | 基站设备用电量自动统计方法及系统 |
| EP2682761A1 (fr) * | 2012-07-05 | 2014-01-08 | Hager-Electro SAS (Société par Actions Simplifiée) | Mesure dans un tableau par dispositif placé à l'arrière |
| US8964360B2 (en) * | 2013-02-06 | 2015-02-24 | Jonathan D. Trout | System to connect and multiplex sensor signals |
| EP4068327A1 (fr) * | 2021-04-01 | 2022-10-05 | Legrand France | Appareil electrique pour laisser ou non une source de courant alternatif alimenter une charge, en fonction d'ordres reçus par radiofrequence, et circuit le comportant |
-
2000
- 2000-08-28 JP JP2000257981A patent/JP2002071734A/ja not_active Withdrawn
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6865073B2 (en) * | 2003-03-06 | 2005-03-08 | General Electric Company | Panelboard metering arrangement and method of assembly thereof |
| JP2005287130A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Nitto Electric Works Ltd | 分電盤 |
| JP4646188B2 (ja) * | 2004-03-29 | 2011-03-09 | 日東工業株式会社 | 分電盤 |
| EP1806590A2 (en) * | 2006-01-04 | 2007-07-11 | General Electric Company | Methods and systems for electrical power sub-metering |
| EP1806590A3 (en) * | 2006-01-04 | 2012-03-28 | General Electric Company | Methods and systems for electrical power sub-metering |
| WO2008065904A1 (fr) * | 2006-11-27 | 2008-06-05 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Tableau de distribution |
| CN102890189A (zh) * | 2011-07-21 | 2013-01-23 | 中兴通讯股份有限公司 | 基站设备用电量自动统计方法及系统 |
| FR2993054A1 (fr) * | 2012-07-05 | 2014-01-10 | Hager Electro Sas | Mesure dans un tableau par dispositif place a l'arriere |
| EP2682761A1 (fr) * | 2012-07-05 | 2014-01-08 | Hager-Electro SAS (Société par Actions Simplifiée) | Mesure dans un tableau par dispositif placé à l'arrière |
| JP3179034U (ja) * | 2012-08-01 | 2012-10-11 | 有限会社あかつきプランニング | 自動配電管理システム |
| US8964360B2 (en) * | 2013-02-06 | 2015-02-24 | Jonathan D. Trout | System to connect and multiplex sensor signals |
| EP4068327A1 (fr) * | 2021-04-01 | 2022-10-05 | Legrand France | Appareil electrique pour laisser ou non une source de courant alternatif alimenter une charge, en fonction d'ordres reçus par radiofrequence, et circuit le comportant |
| FR3121545A1 (fr) * | 2021-04-01 | 2022-10-07 | Legrand France | Appareil électrique |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US11215650B2 (en) | Phase aligned branch energy meter | |
| US20130197835A1 (en) | Circuit breaker metering system | |
| US8570715B2 (en) | Load center with branch-level current sensors integrated into power buses on a unit with on-board circuit breaker mounts | |
| US10705126B2 (en) | Energy metering with temperature monitoring | |
| US9804211B2 (en) | Indicators for a power meter | |
| EP3940395A1 (en) | Monitoring system | |
| JP2002071734A (ja) | 電力量積算装置及び分電盤 | |
| KR20110131991A (ko) | 분기전력 측정기 및 그것이 적용된 분전반 | |
| KR101041398B1 (ko) | 배전반 전류 감시 장치 | |
| WO2013030655A1 (ja) | 電力計測器 | |
| KR20220028254A (ko) | 3상전원 차단기의 수명예측장치 | |
| KR101856670B1 (ko) | 션트 저항이 결합되어 전류 측정이 가능한 분전반용 버스바의 제작방법 및 이용한 버스바 모듈 | |
| JP2010048800A (ja) | 電力量計及び電力量計の表示器交換システム | |
| KR200360131Y1 (ko) | 복수 모듈형 전자식 전력량계 | |
| JP2888865B2 (ja) | 配電線の電力積算装置及び分電盤 | |
| CA2808735A1 (en) | Load center with branch-level current sensors integrated into power buses on a unit with on-board circuit breaker mounts | |
| AU2018279036B2 (en) | Energy metering for a building | |
| JP2001208778A (ja) | 検出電流合成装置、および分電盤 | |
| JP2015031631A (ja) | 電力量計 | |
| JP6883472B2 (ja) | 分電盤 | |
| JP2005253130A (ja) | ロードサーベイメータを内蔵した分電盤及びそのロードサーベイメータ | |
| JP4301974B2 (ja) | ロードサーベイメータ | |
| JP4674684B2 (ja) | 過電流警報装置 | |
| KR101554147B1 (ko) | 퓨즈 내장형 계량기 및 이를 구비한 분전반 | |
| KR200183283Y1 (ko) | 간이형 전력량 표시장치 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040116 |