JP2002071472A - 光ファイバ温度計測装置および熱媒体漏洩検出装置 - Google Patents
光ファイバ温度計測装置および熱媒体漏洩検出装置Info
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Abstract
による温度変化を正確に検出し、配管やガスケットの亀
裂などによる熱媒体の漏洩個所や火災の発生個所などを
迅速かつ確実に検出する手段を備えた熱媒体漏洩検出装
置を提供する。 【解決手段】 基準温度21と測定対象部位62〜65の温度
の差Aと所定時間t前の基準温度21と測定対象部位の温
度の差Bとの差ΔT1′を算出し、増幅器107ではその結
果を増幅率G1で増幅しΔT1とし、傾き演算部108では
測定間隔時間tと温度変化分ΔT1とから傾きθ1=ΔT
1/tを演算し、相対的に傾きが大きい測定対象部位62
〜65が1点でも存在する場合には、増幅率をG2に大き
くし、所定測定時間t後の傾きθ2を算出し、他の測定
対象部位と比較して傾きθ2が大きくかつ傾きθ2が傾き
θ1よりも大きくなっている場合には、増幅率をより大
きなG3に設定し、傾きθ3を再度算出し、所定回数繰り
返した場合は、異常と判断する。
Description
測装置および熱媒体漏洩検出装置に係り、特に、発電所
およびその関連施設,化学プラントや鉄鋼プラントなど
の生産設備,送電設備/変電設備など広い領域に光ファ
イバを布設し、ガスケットや配管などの測定対象部位の
温度変化を監視する光ファイバ温度計測装置と、温度変
化に基づき熱媒体の漏洩および/または火災の発生など
を検知する熱媒体漏洩検出装置とに関する。
られている。熱電対は、基本的に特定の1点の温度を測
定するセンサである。
ファイバ自身が温度センサとなるので、長距離の温度分
布を測定でき、数千点の温度計に相当するデータを得ら
れる利点がある。
系統構成の一例を示す図である。例えば、高温の液体ま
たは気体が熱媒体として配管68内を通過する場合に、
測定対象部位62〜65に光ファイバ61を巻き付け、
または、リング状に巻いた光ファイバ61を測定対象部
位62〜65の配管側面に固定し、温度を検出する。
バ61にレーザパルスを照射して、光路から発生する散
乱光強度と温度との間に相関があることを利用し、温度
を計算する。また、レーザパルスの受信時刻から位置を
正確に決定できるので、光ファイバ61に沿う温度分布
が求められる。温度分布の計算結果は、コンピュータ6
7に送られ、データ処理される。
過に伴う温度変化の一例を示すタイムチャートである。
配管の亀裂などが原因で、例えば、測定対象部位64に
配管68内の熱媒体が漏れ出していると、他の測定対象
部位62,63,65と比べて、温度上昇の勾配θが大
きくなるから、測定対象部位64に熱媒体の漏洩が発生
していると判断できる。
定対象部位の温度勾配を比較し、配管内の熱媒体が漏洩
しているか否かを判断している。
合、温度勾配の違いがほとんど現れない。また、温度勾
配が小さいと、検出時間が長くなる。
も熱媒体の漏洩などによる温度変化を正確に検出する手
段を備えた光ファイバ温度計測装置を提供することであ
る。
亀裂などによる熱媒体の漏洩個所や火災の発生個所など
を迅速かつ確実に検出する手段を備えた熱媒体漏洩検出
装置を提供することである。
成するために、基準温度環境に置かれた基準温度光ファ
イバと複数の測定対象部位に置かれた光ファイバとを含
み計測対象に布設された光ファイバと、光ファイバ温度
測定装置とからなる光ファイバ温度計測装置であって、
前記光ファイバ温度測定装置が、測定対象部位のそれぞ
れに対応して設置され、基準温度と測定対象部位の温度
との差Aと所定時間t前の基準温度と測定対象部位の温
度との差Bとの差(A−B)を算出し、その結果を増幅率
G1で増幅し、所定時間tと先に算出した温度変化分G1
(A−B)とから傾きθ1=G1(A−B)/tを演算し、同
様の手順で所定時間後に演算された傾きθ2と傾きθ1の
大きさを比較する差温度勾配演算部と、複数の差温度勾
配演算部で演算された傾きθ1を相互比較するととも
に、θ1が所定値Limθよりも大きいか否かを判定す
る第2比較器とを備え、前記第2比較器が、第2比較器
の条件を満たすθ1が1点でも存在すると判断した場合
には、差温度勾配演算部が、増幅率をG2に大きくし、
所定測定時間t後の傾きθ2を算出し、他の測定対象部
位と比較して傾きθ2が大きくかつ傾きθ2が傾きθ1よ
りも大きくなっている場合には、より大きな増幅率G3
を設定し、傾きθ3を再度算出し、手順を所定回数繰り
返した場合は、温度異常と判断する光ファイバ温度計測
装置を提案する。
具体的には、基準温度と測定対象部位の温度との差を求
める第1減算器と、第1減算器の演算結果を記憶する第
1メモリと、現在の第1減算器の演算結果Aから第1メ
モリに記憶されていた所定時間前の演算結果Bを減算す
る第2減算器と、第2減算器の減算結果A−Bを増幅率
G1で増幅する増幅器と、その結果G1(A−B)と測定時
間tとより傾きθ1=G1(A−B)/tを演算する傾き演
算部と、その結果θ1を記憶する第2メモリと、同様の
手順で所定時間後に演算された傾きθ2と傾きθ1の大き
さを比較する第1比較器と、第1比較器がθ2>θ1,θ
3>θ2,…と判定し増幅器の増幅率G1をG2,G3,…
に変えさせる回数を数えるカウンタと、カウンタのカウ
ントが所定値以上になった場合は異常と判断する異常判
断部とを備えている。
ある時間tを固定し、当該固定時間tにおける温度差Δ
T=(A−B)を計測する手段を含む。
要素である温度差ΔT=(A−B)を固定し、当該温度差
に達するまでの時間tを計測する手段を含むようにして
もよい。
θの要素である時間tを固定し、当該固定時間tにおけ
る温度差ΔT=(A−B)を計測し、第2比較器の条件を
満たすθ1が1点でも生じたと判断した場合には、傾き
θの要素である温度差ΔT=(A−B)を固定し、当該温
度差に達するまでの時間tを計測する手段を含むことも
可能である。
いても、測定対象部位が、複数のエリアに分割されてい
る場合は、基準温度環境に置かれた基準温度光ファイバ
が、各エリアごとに配置されることが望ましい。
に、上記いずれかの光ファイバ温度計測装置の計測対象
が熱媒体の漏洩による温度変化である熱媒体漏洩検出装
置を提案する。
間が経過しても温度は変化しないので、勾配はゼロの一
定値を示す。熱媒体の漏洩が発生すると、温度変化が現
れ、温度変化分が増幅されるので、勾配θは、大きくな
る。すべての測定対象部位において、基準点の温度との
差をとると、各測定対象部位の勾配は、一定値を示す
が、熱媒体の漏洩が発生した測定対象部位においては、
他の測定対象部位と異なる勾配となる。
象部位の温度勾配を算出した時に、相対的に勾配が大き
い測定対象部位が1点でも存在する場合には、増幅率G
1をG2に大きくする。同様に、所定時間後の勾配を算出
しその点が他の測定対象部位と比較して大きく、かつ、
その勾配が前回の勾配よりも大きくなっている場合に
は、より大きな増幅率G3を設定する。
て、着目する測定対象部位と他の測定対象部位との温度
勾配を相対的に比較すれば、配管やガスケットなど、測
定対象部位の熱媒体の漏洩を短時間で検知でき、同時に
熱媒体の漏洩個所を特定できる。
すると、熱媒体の漏洩量が微少であっても、検知できる
ようになる。
発明による光ファイバ温度計測装置および熱媒体漏洩検
出装置の実施形態を説明する。
測装置および熱媒体漏洩検出装置の実施形態1の系統構
成を示すブロック図である。本実施形態1の光ファイバ
温度計測装置および熱媒体漏洩検出装置は、光ファイバ
61と、光ファイバ温度測定装置66と、コンピュータ
67とからなる。
熱媒体が内部を通過する配管68の測定対象部位62〜
65に巻き付けられた光ファイバと、基準温度光ファイ
バ21とを含んでいる。
62〜65の温度測定の基準となる温度を与える光ファ
イバである。基準温度光ファイバ21は、少なくとも測
定対象部位62〜65の熱媒体からの熱的影響を受けな
い環境に設置すべきではあるが、例えば、0℃に正確に
維持する必要はない。基準温度光ファイバ21の温度に
対する測定対象部位62〜65の温度の差分を正確に検
出できればよいからである。
も2つの差温度勾配演算部22とそれらの勾配演算結果
を比較する第2比較器23とを備えている。
算部22の詳細な内部構成の一例および差温度勾配演算
部22と第2比較器23との接続関係を示すブロック図
である。
2〜65の数だけ設置されている。それぞれの差温度勾
配演算部22は、減算器101〜104を介して、基準
温度光ファイバ21と測定対象部位62〜65との差分
温度を入力する。
測定対象部位62〜65温度との減算結果を一時保存す
る第1メモリ105と、減算器106と、増幅器107
と、傾き演算部108と、傾き演算結果を一時保存する
第2メモリ109と、傾きを比較する第1比較器110
と、カウンタ111と、繰り返し回数を比較する第3比
較器112と、異常判断部113とからなる。
温度勾配演算方法には、下記実施形態2ないし実施形態
4に示す3方法がある。
象部位の差温度勾配演算方法の実施形態を示す図であ
る。本実施形態2においては、まず、減算器101が、
測定対象部位62の温度から基準温度21を減算し、そ
の結果Aを第1メモリ105に格納する。
度から基準温度21を減算した結果Bを第1メモリ10
5から読み出す。
算出する。増幅器107は、ΔT1′に増幅率G1を掛け
て、ΔT1(=G1・ΔT1′)を算出する。傾き演算部1
08は、ΔT1を測定時間tで割って、傾きθ1(=ΔT1
/t=G1・ΔT1′/t)を算出し、その結果θ1を第2
メモリ109に格納する。
65の傾きθ1を監視しており、いずれか1つの測定対
象部位(例えば、測定対象部位62)の傾きθ1が他の測
定対象部位の傾きθ1と比較して大きく、しかも、傾き
θ1の初期しきい値設定値Limθ114よりも大きい
場合は、測定対象部位62〜65の差温度勾配演算部2
2の増幅器107の増幅率をG1からG2に設定(G2>G
1)するように指示を出す。
し、温度変化分ΔT2から傾きθ2を算出し、第2メモリ
109から所定時間前の傾きθ1を読み出し、第1比較
器110で傾きθ1とθ2とを比較する。その結果、傾き
が大きく(θ2>θ1)、しかも、第2比較器23で測定対
象部位62が他の測定対象部位と比較して大きい場合に
は、増幅器107の増幅率をG2からG3に設定(G3>G
2)し、カウンタ111を更新する。
を実行し、温度変化分ΔT3から傾きθ3を算出し、メモ
リ2から所定時間前の傾きθ2を読み出し、第1比較器
110で傾きθ2とθ3とを比較する。傾きが大きく(θ3
>θ2)、しかも、第2比較器23で測定対象部位62が
他の測定対象部位と比較して大きい場合には、カウンタ
111を更新する。
がしきい値Nと比較して大きくなった場合、すなわち、
傾きθが大きい状態が所定回数Nを越えた場合は、異常
判断部113に信号を送る。異常判断部113測定対象
部位62に熱媒体の漏洩が発生したと判断し、操作員に
異常の発生を知らせる。
よび第3比較器112は、ノイズなどが混入しθ2がθ1
よりも偶然1回だけ大きくなったような場合の誤報を避
け、本当に異常が生じたことを確認するために設けてあ
るので、ノイズなどの影響を無視し得る場合は、無くて
もよい。
ごとに温度データを読み込んで演算処理していたが、所
定時間tの温度の平均値をとり、減算器101〜104
で減算するとノイズの影響が軽減されるので、より精度
の良い熱媒体の漏洩検出が可能である。
に段階的に大きくした過程で、傾きθが1つ前の測定時
間の値と比較して小さくなった場合には、第1比較器1
10は第2比較器23に傾きが減少したことを通知し、
第2比較器23は測定対象部位62〜65の差温度勾配
演算部22の増幅器107の増幅率を初期値G1に設定
し、カウンタ111の値をゼロに設定するように指示を
出す。
勾配演算部22の動作を待機状態にするように指示を出
す。
し大きくし、着目する測定対象部位と他の測定対象部位
との温度勾配を相対的に比較し、傾きが増加傾向を示し
た場合に、配管やガスケットなど測定対象部位の熱媒体
の漏洩を短時間で検知でき、同時に熱媒体の漏洩個所を
特定できる。
の差を段階的に増幅すると、熱媒体の漏洩量が微少であ
っても、検知可能になる。
度まで可能なので、測定対象部位は、測定距離範囲内で
あれば1個所から任意個所を測定できる。
方法の他の実施形態を示す図である。図3の実施形態2
においては、傾きθの二つのパラメータ:測定時間t,
温度変化分ΔTのうち、測定時間tを固定し、温度変化
分ΔTを測定していた。
化分をΔT1に固定し、この温度変化分ΔT1に達するま
での時間t1,t2,t3を測定する。
昇した場合、全体の測定時間が短縮されるので、より迅
速に異常を判定し、対処できる。
2よりも測定時間が短くなる傾向にあるから、突発的ノ
イズの影響を受けやすくなる。したがって、カウンタ1
11および第3比較器112を設けることが望ましい。
実施形態3とを組み合わせた実施形態4を採用すること
も可能である。すなわち、平常状態では、実施形態2の
測定時間t固定方式を採用し、一旦異常が発生したら、
実施形態3の温度変化分ΔT1固定方式に移行する方法
である。
イズの影響を受けない一方で、一旦異常が発生したら、
全体の測定時間を短縮し、より迅速に異常を判定でき
る。
を通して光ファイバを布設し、各部屋ごとに特定測定対
象部位の熱媒体の漏洩を監視する実施形態を示してい
る。
Bが温度調節されていて、他のエリアAおよびCと温度
が異なると仮定する。エリアAに対してはA0,エリア
Bに対してはB0,エリアCに対してはC0を基準温度と
して測定し、実施形態2〜4に示す方法で熱媒体の漏洩
を監視する。
温度の異なるエリアごとに、測定対象部位の温度変化を
監視でき、熱媒体の漏洩個所を特定することが可能とな
る。
とに基準温度を設けることにより、各エリアごとに熱媒
体の漏洩を精度良く監視し、熱媒体の漏洩個所を特定で
きる。
漏洩を監視する場合でも、1本の光ファイバを長距離に
布設して、基準温度を所定区画ごとに設けて温度を検出
し、熱媒体の漏洩を精度良く監視し、熱媒体の漏洩個所
を迅速かつ正確に特定できる。
測定対象部位の熱媒体の漏洩を短時間で検知でき、同時
に熱媒体の漏洩個所を特定できる。また、熱媒体の漏洩
量が微少であっても、検知可能である。さらに、温度が
異なるエリアが存在する建屋や広範囲のプラント設備の
測定対象部位の熱媒体の漏洩を各エリアごとおよび所定
距離ごとに監視できる。
媒体漏洩検出装置の実施形態1の系統構成を示すブロッ
ク図である。
細な内部構成の一例および差温度勾配演算部22と第2
比較器23との接続関係を示すブロック図である。
勾配演算方法の実施形態2を示す図である。
勾配演算方法の実施形態3を示す図である。
イバを布設し、各部屋ごとに特定測定対象部位の熱媒体
の漏洩を監視する実施形態5を示す図である。
例を示す図である。
変化の一例を示すタイムチャートである。
Claims (7)
- 【請求項1】 基準温度環境に置かれた基準温度光ファ
イバと複数の測定対象部位に置かれた光ファイバとを含
み計測対象に布設された光ファイバと、光ファイバ温度
測定装置とからなる光ファイバ温度計測装置であって、 前記光ファイバ温度測定装置が、 前記測定対象部位のそれぞれに対応して設置され、基準
温度と測定対象部位の温度との差Aと所定時間t前の基
準温度と測定対象部位の温度との差Bとの差(A−B)を
算出し、その結果を増幅率G1で増幅し、前記所定時間
tと先に算出した温度変化分G1(A−B)とから傾きθ1
=G1(A−B)/tを演算し、同様の手順で所定時間後に
演算された傾きθ2と前記傾きθ1の大きさを比較する差
温度勾配演算部と、 複数の前記差温度勾配演算部で演算された傾きθ1を相
互比較するとともに、前記θ1が所定値Limθよりも
大きいか否かを判定する第2比較器とを備え、 前記第2比較器が、前記第2比較器の条件を満たすθ1
が1点でも存在すると判断した場合には、前記差温度勾
配演算部が、増幅率をG2に大きくし、所定測定時間t
後の傾きθ2を算出し、他の測定対象部位と比較して傾
きθ2が大きくかつ傾きθ2が前記傾きθ1よりも大きく
なっている場合には、より大きな増幅率G3を設定し、
傾きθ3を再度算出し、前記手順を所定回数繰り返した
場合は、温度異常と判断することを特徴とする光ファイ
バ温度計測装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の光ファイバ温度計測装
置において、 それぞれの前記差温度勾配演算部が、 前記基準温度と測定対象部位の温度との差を求める第1
減算器と、 前記第1減算器の演算結果を記憶する第1メモリと、 現在の第1減算器の演算結果Aから前記第1メモリに記
憶されていた所定時間前の演算結果Bを減算する第2減
算器と、 前記第2減算器の減算結果A−Bを増幅率G1で増幅す
る増幅器と、 その結果G1(A−B)と測定時間tとより傾きθ1=G1
(A−B)/tを演算する傾き演算部と、 その結果θ1を記憶する第2メモリと、 同様の手順で所定時間後に演算された傾きθ2と前記傾
きθ1の大きさを比較する第1比較器と、 前記第1比較器がθ2>θ1,θ3>θ2,…と判定し前記
増幅器の増幅率G1をG2,G3,…に変えさせる回数を
数えるカウンタと、 前記カウンタのカウントが所定値以上になった場合は異
常と判断する異常判断部とを備えたことを特徴とする光
ファイバ温度計測装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の光ファ
イバ温度計測装置において、 前記差温度勾配演算部が、前記傾きθの要素である時間
tを固定し、当該固定時間tにおける温度差ΔT=(A
−B)を計測する手段を含むことを特徴とする光ファイ
バ温度計測装置。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の光ファ
イバ温度計測装置において、 前記差温度勾配演算部が、前記傾きθの要素である温度
差ΔT=(A−B)を固定し、当該温度差に達するまでの
時間tを計測する手段を含むことを特徴とする光ファイ
バ温度計測装置。 - 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載の光ファ
イバ温度計測装置において、 前記差温度勾配演算部が、平常時は、前記傾きθの要素
である時間tを固定し、当該固定時間tにおける温度差
ΔT=(A−B)を計測し、前記第2比較器の条件を満た
すθ1が1点でも生じたと判断した場合には、前記傾き
θの要素である温度差ΔT=(A−B)を固定し、当該温
度差に達するまでの時間tを計測する手段を含むことを
特徴とする光ファイバ温度計測装置。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか一項に記載
の光ファイバ温度計測装置において、 前記測定対象部位が、複数のエリアに分割され、 前記基準温度環境に置かれた基準温度光ファイバが、前
記各エリアごとに配置されることを特徴とする光ファイ
バ温度計測装置。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか一項に記載
の光ファイバ温度計測装置の計測対象が熱媒体の漏洩に
よる温度変化である熱媒体漏洩検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000255573A JP3780476B2 (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | 光ファイバ温度計測装置および熱媒体漏洩検出装置 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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Cited By (2)
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KR101757262B1 (ko) * | 2015-12-15 | 2017-07-12 | (주)성삼 | 2채널 광섬유 온도센서를 이용한 누수 감지 시스템 |
CN117990282A (zh) * | 2024-04-03 | 2024-05-07 | 武汉理工大学 | 一种飞机引气管道泄漏报警监测方法及系统 |
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KR101845252B1 (ko) * | 2015-12-15 | 2018-04-05 | (주)성삼 | 광섬유 온도센서의 온도 측정 기능을 이용한 누수감지 모니터링 시스템 |
KR101750743B1 (ko) * | 2015-12-15 | 2017-06-23 | (주)성삼 | 광섬유 온도센서를 이용한 누수 감지 시스템 |
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2000
- 2000-08-25 JP JP2000255573A patent/JP3780476B2/ja not_active Expired - Fee Related
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