JP2002071139A - 加熱調理装置 - Google Patents

加熱調理装置

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JP2002071139A
JP2002071139A JP2000258943A JP2000258943A JP2002071139A JP 2002071139 A JP2002071139 A JP 2002071139A JP 2000258943 A JP2000258943 A JP 2000258943A JP 2000258943 A JP2000258943 A JP 2000258943A JP 2002071139 A JP2002071139 A JP 2002071139A
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JP
Japan
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heating chamber
heating
body frame
microwave oven
heat
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JP2000258943A
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Takanori Sasaki
孝紀 佐々木
Masahiro Tanaka
正宏 田中
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発熱部材の発する熱を、効率良く、加熱室内
の食品の加熱に利用できる加熱調理装置を提供する。 【解決手段】 電子レンジ1では、加熱室50の後方
に、ヒータユニット9が設置されている。ヒータユニッ
ト9は、ケース90の中央にファン95を備え、ファン
95の周りであって、ケース90内には、断熱材からな
るベース92が詰められている。ベース92の加熱室5
0側には、ストリップ形状の金属からなる発熱部材91
が挿し込まれている。ファン95が作動することによ
り、発熱部材91の発する熱が、加熱室50に送られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱調理装置に関
し、特に、発熱部材の発する熱をより効率良く加熱室内
の食品の加熱に利用できる加熱調理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の加熱調理装置には、加熱する手段
としてリボンヒータを採用したものがあった。このよう
なタイプの加熱調理装置について、図17および図18
を参照して、説明する。
【0003】図17は、従来の電子レンジの本体枠部分
の斜視図である。本体枠100の内部には、加熱室10
1が設けられている。加熱室101の右側には、マグネ
トロン103が取付けられている。そして、加熱室10
1の上面には、ヒータユニット102が取付けられてい
る。
【0004】図18に、ヒータユニット102の斜視図
を示す。なお、図18に示すヒータユニット102は、
図17に示されている状態から裏返された状態にある。
【0005】ヒータユニット102は、主に、箱状のケ
ース部材102A、ケース部材102Aに詰められたベ
ース102C、および、金属または合金からなる板状の
発熱部材102Bからなる。発熱部材102Bは、ベー
ス102Cの一方側(図18では上側)に、挿し込まれ
ている。発熱部材102Bは、図示せぬ部分で電源と接
続され、電力を供給されることにより、発熱する。ベー
ス102Cは、断熱材からなる。ヒータユニット102
は、発熱部材102B側を加熱室101に対向させるよ
うに、本体枠100に取付けられていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
加熱調理装置では、今一つ、発熱部材102Bの発する
熱が、加熱室101内の食品に、効率良く伝えられなか
った。
【0007】本発明は、かかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、発熱部材の発する熱をより効
率良く加熱室内の食品の加熱に利用できる加熱調理装置
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のある局面に従っ
た加熱調理装置は、食品を収容する加熱室と、前記加熱
室の外郭を構成する本体枠と、前記本体枠に取付けられ
た第1の加熱部とを含み、前記第1の加熱部は、断熱材
からなる第1のベースと、前記第1のベースの前記加熱
室側に取付けられた第1の発熱部材と、前記第1の発熱
部材の発する熱を前記加熱室内部に送るファンとを備え
ることを特徴とする。
【0009】本発明によると、第1のベースにより、第
1の発熱部材の発する熱が加熱室以外の方向に流れるこ
とを抑制でき、かつ、ファンにより、第1の発熱部材の
発する熱が加熱室へ流れることを促進できる。また、発
熱部材が断熱材に取付けられるため、加熱調理装置にお
いて、発熱部材の発する熱を伝えたくない場所があって
も、改めて断熱板や断熱材を取付ける必要がない。
【0010】したがって、加熱調理装置において、発熱
部材の発した熱が、効率良く、加熱室内の食品の加熱に
利用され、さらに、組立作業性が良くなり、生産効率を
向上できる。
【0011】また、本発明に従った加熱調理装置は、前
記第1の加熱部は、前記本体枠の、前記加熱室の後部を
覆う部分に取付けられていることが好ましい。
【0012】これにより、加熱調理装置において、加熱
室の後部に第1の加熱部が取付けられた場合でも、当該
加熱調理装置の後方に、発熱部材の発した熱が伝わるこ
とを、防止できる。
【0013】また、本発明に従った加熱調理装置は、前
記第1の加熱部は、前記本体枠の、前記加熱室の上部を
覆う部分に取付けられていることが好ましい。
【0014】これにより、加熱調理装置において、加熱
室の後部に第1の加熱部が取付けられた場合でも、当該
加熱調理装置の上方に、発熱部材の発した熱が伝わるこ
とを、防止できる。
【0015】また、本発明に従った加熱調理装置は、前
記本体枠の、前記加熱室の底部を覆う部分に取付けられ
た第2の加熱部をさらに含み、前記第2の加熱部は、断
熱材からなる第2のベースと、前記第2のベースの前記
加熱室側に取付けられた第2の発熱部材とを備えること
が好ましい。
【0016】これにより、第1および第2の発熱部材に
対して改めて断熱板や断熱材を取付ける必要がなく、か
つ、加熱室の上下から、加熱室内の食品を加熱できる。
【0017】また、本発明の別の局面に従った加熱調理
装置は、食品を収容する加熱室と、前記加熱室内に取付
けられ、前記加熱室内の食品を加熱する加熱部とを含
み、前記加熱部は、断熱材からなるベースと、前記ベー
スにおいて前記加熱室の中心側に取付けられた発熱部材
とを備えることを特徴とする。
【0018】本発明によると、ベースにより、発熱部材
の発する熱が加熱室の外側に流れることを抑制でき、か
つ、発熱部材を、食品と同じ加熱室内に存在させること
ができる。また、発熱部材が断熱材に取付けられるた
め、加熱調理装置において、発熱部材の発する熱を伝え
たくない場所があっても、改めて断熱板や断熱材を取付
ける必要がない。
【0019】したがって、加熱調理装置において、発熱
部材の発した熱が、効率良く、加熱室内の食品の加熱に
利用され、さらに、組立作業性が良くなり、生産効率を
向上できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の加熱調理装置の
実施の形態である電子レンジについて、図面を参照しつ
つ説明する。
【0021】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態の電子レンジの斜視図であり、図2は、
該電子レンジの正面図である。なお、図2では、電子レ
ンジの正面に設けられたドアを省略している。
【0022】電子レンジ1は、主に、外装部4と、本体
枠5と、操作パネル6と、底板7と、脚8とから構成さ
れている。操作パネル6は、本体枠5の孔53(図3参
照)に嵌め込まれている。図3に、電子レンジ1におけ
る、外装部4、本体枠5、および、底板7の分解斜視図
を示す。
【0023】本体枠5は、外装部4に外郭を覆われてい
る。また、本体枠5の前面には、孔53の他に、ドア3
に形成された凸状の部分(図示略)を嵌め込むための嵌
め込み孔51,52が形成されている。底板7は、本体
枠5の底部を補強するように、本体枠5の下側に取付け
られている。
【0024】本体枠5の内部には、加熱室50が設けら
れている。本体枠5には、加熱室50の外であって、当
該加熱室50の右に隣接する部分に、マグネトロン(図
示略)が設けられる。マグネトロンは、加熱室50内に
マイクロ波を供給する。
【0025】図4は、図1の電子レンジ1のIV−IV
線に沿う矢視断面図である。本体枠5上の、加熱室50
の外側であって、加熱室50の後方には、ヒータユニッ
ト9が取付けられている。図5に、ヒータユニット9を
示す。詳しくは、図5(A)は、ヒータユニット9の正
面図であり、図5(B)は、図5(A)のB−B線に沿
う矢視断面図である。
【0026】ヒータユニット9は、主に、ケース90、
発熱部材91、ベース92、ファン95から構成されて
いる。ケース90は、中央にファン95を配置されたド
ーナツ形状を有しており、ケース90には、ベース92
が充填されている。ベース92は、断熱材からなる。こ
の断熱材としては、特に、マイクロポーラス断熱材が採
用されることが好ましい。
【0027】マイクロポーラス断熱材とは、マイクロポ
ーラスを含む断熱材を言う。そして、マイクロポーラス
とは、特開平6−300279号公報に記載されるよう
に、根本的なセルの大きさが、標準温度および標準圧力
における空気分子の平均自由工程よりも小さい、すなわ
ち100ナノメートルオーダーまたはそれより小さい、
多孔性あるいは細胞質の物質をいい、たとえば液相がガ
ス相に置換えられたゲルであるエーロゲルが含まれる。
そして、本実施の形態で好ましいとされるマイクロポー
ラス断熱材は、少量のアルミナ粉末を高温で使用できる
ように収縮に備えて混合したドライ粒子のマイクロポー
ラスに、セラミックファイバ強化材、二酸化チタニウム
乳白剤を加えたものである。このようなマイクロポーラ
ス断熱材は、熱的および電気的に絶縁特性を有する。
【0028】発熱部材91は、金属または合金から構成
され、帯状のストリップ形状を有している。なお、発熱
部材91の一端には、端子93が取付けられ、他端に
は、端子94が取付けられている。発熱部材91は、端
子93,94を介して電力を供給される。発熱部材91
は、電力を供給されることにより、発熱する。
【0029】なお、発熱部材91は、図5(B)に示さ
れるように、ベース92上に挿し込まれている。これに
より、ヒータユニット9では、発熱部材91の発する熱
を、一方側(図5(B)で言えば上側)のみに、効率良
く伝えることができる。
【0030】ヒータユニット9は、加熱室50の後方
に、発熱部材91が加熱室50の内部側に位置するよう
に、取付けられている。これにより、電子レンジ1にお
いて、発熱部材91の発する熱は、ヒータユニット9の
前方にある加熱室50内には伝わりやすく、ヒータユニ
ット9の後方には、伝わりにくい。
【0031】ヒータユニット9の中央部には、ファン9
5が設置されている。ファン95は、発熱部材91の発
する熱が加熱室50に向けて流れることを促進するよう
に、空気を送ることができる。なお、本体枠5の、加熱
室50の後部を仕切る部分には、図2に示すように、多
数の小孔が形成されている。なお、この多数の小孔は、
排気孔53,54,55,56と吸気孔57の、5つの
グループに分けることができる。ファン95が回転する
と、吸気孔57を介して、加熱室50からファン95側
に吸気され、排気孔53〜56を介して、ファン95側
から加熱室50へ排気される。そして、排気孔53〜5
6および吸気孔57が形成されていることにより、ファ
ン95が回転すると、加熱室50内では、図4に破線の
矢印で示すような、風の流れが発生する。つまり、正面
から見た場合、加熱室50の中央部(吸気孔57に対応
する部分)では、前方から後方に向いた流れが生じ、加
熱部50の周縁部(排気孔53〜56に対応する部分)
では、後方から前方に向いた流れが生じる。
【0032】発熱部材91は、ファン95の外周部分
に、つまり、排気孔53,54,55,56に対向する
部分に、配置されている。したがって、ファン95を回
転させることにより、発熱部材91の発する熱が加熱室
50内に流れ込むことを促進できる。
【0033】図6に、図5(B)の断面図の部分的な拡
大図を示す。図6に示すように、ベース92の上部に
は、全体にわたって、コーティング層96が形成されて
いる。つまり、ベース92は、コーティング層96によ
り、その表面をコーティングされている。コーティング
層96の材質としては、たとえば、耐熱性のセラミック
が考えられる。コーティング層96が形成されることに
より、ベース92が砂状の物質から構成された場合で
も、ケース90にカバー等をすることがなくとも、加熱
室50内等に、当該砂状の物質がこぼれることを回避で
きる。
【0034】[第2の実施の形態]図7は、本実施の形
態の電子レンジの斜視図であり、図8は、本実施の形態
の電子レンジの正面図である。図8では、便宜上、ドア
3を省略している。また、図9は、本実施の形態の電子
レンジ1についての、図7のIX−IX線に沿う矢視断
面図である。
【0035】本実施の形態の電子レンジ501は、主
に、外装部4と、本体枠505と、操作パネル6と、底
板7と、脚8とから構成されている。操作パネル6は、
本体枠505に嵌め込まれている。また、本体枠505
には、嵌め込み孔51,52が形成されている。本体枠
505は、第1の実施の形態における本体枠5に相当す
るものである。つまり、電子レンジ501では、本体枠
505内に加熱室50が設けられている。なお、電子レ
ンジ501では、ヒータユニット9は、加熱室50の上
方に設置されている。したがって、電子レンジ501で
は、本体枠505内の、加熱室50後部の壁面には、排
気孔53〜56および吸気孔57が形成されていない。
【0036】図10に本実施の形態の本体枠505、操
作パネル6およびドア3の平面図を示す。本体枠505
を構成する一壁面であって、加熱室50の天面には、排
気孔533〜536、および、吸気孔537が形成され
ている。なお、排気孔533〜536、および、吸気孔
537は、それぞれ、第1の実施の形態の、排気孔53
〜56、および、吸気孔57と同様の作用を有する。
【0037】詳しくは、ファン95が回転すると、吸気
孔537を介して、加熱室50からファン95側に吸気
され、排気孔533〜536を介して、ファン95側か
ら加熱室50へ排気される。これにより、電子レンジ5
01では、本体枠505に排気孔533〜536および
吸気孔537が形成されることにより、ファン95が回
転すると、加熱室50内では、図9に破線の矢印で示す
ような空気の流れが生じる。つまり、垂直方向に見て、
加熱室50の中央部分(吸気孔537に対応する部分)
では、加熱室50の下から上に向いた空気の流れが生じ
る。そして、当該中央部分の周辺(排気孔533〜53
6に対応する部分)では、加熱室50の上から下に向い
た流れが生じる。
【0038】なお、本実施の形態では、発熱部材91
は、加熱室50の上方であって、加熱室50の垂直方向
の中央を囲む部分(排気孔533〜536に対応する部
分)に設置されている。したがって、電子レンジ501
においてファン95が動作することにより、発熱部材9
1の発する熱が加熱室50内に流れ込むことを、促進で
きる。
【0039】[第3の実施の形態]本実施の形態の電子
レンジ601は、第2の実施の形態の電子レンジ501
に、いくつかの構成要素を加えたものである。以下に、
具体的に説明する。
【0040】図11は、電子レンジ601の縦断面図で
ある。なお、電子レンジ601と電子レンジ501の外
形は同様である。そして、図11は、図7の電子レンジ
501を電子レンジ601とした場合の図9に相当す
る。
【0041】電子レンジ601では、加熱室50内に、
ターンテーブル15が設置されている。また、本体枠5
05内であって加熱室50の下方には、ターンテーブル
モータ16が設置されており、軸17でターンテーブル
15と接続されている。
【0042】また、電子レンジ601では、本体枠50
5内であって加熱室50の下方に、ヒータユニット19
0が取付けられている。ヒータユニット190の平面図
を図12に示す。
【0043】ヒータユニット190は、主に、ケース1
90A、発熱部材191、ベース192から構成されて
いる。発熱部材191およびベース192は、ヒータユ
ニット9の発熱部材91およびベース92と同様のもの
である。ケース190Aの中央は、ターンテーブルモー
タ16が設置されるために、空洞となっている。
【0044】発熱部材191の一端には、端子193が
取付けられ、他端には、端子194が取付けられてい
る。発熱部材191は、端子193,194を介して電
力を供給される。発熱部材191は、電力を供給される
ことにより、発熱する。また、発熱部材191は、断熱
性の高いベース192上に挿し込まれている。これによ
り、ヒータユニット190では、発熱部材191の発す
る熱を、一方側のみに、効率良く伝えることができる。
【0045】ヒータユニット190は、加熱室50の下
方に、発熱部材191が加熱室50側に位置するよう
に、取付けられている。これにより、発熱部材191の
発する熱は、ヒータユニット190の上方にある加熱室
50内には伝わりやすく、ヒータユニット9の下方に
は、伝わりにくい。
【0046】つまり、電子レンジ601では、加熱室5
0の上下から食品を加熱することができる。したがっ
て、食品を、強力に、短時間で、加熱できる。また、ヒ
ータユニット9,190が、加熱室50の内部に向けて
熱を伝えやすく、本体枠505側には熱が伝えにくいよ
うに構成されているため、電子レンジ601では、発熱
部材91,191の発する熱を、効率良く、加熱室50
内の食品の加熱に利用できる。
【0047】[第4の実施の形態]図13は、本実施の
形態の電子レンジ701の正面図であり、図14は、本
実施の形態の電子レンジ701の縦断面図である。な
お、電子レンジ701と電子レンジ501の外形は同様
である。そして、図14は、図7の電子レンジ501を
電子レンジ701とした場合の図9に相当する。また、
便宜上、図13では、ドア3を、図14では、外装部4
を、それぞれ省略している。
【0048】電子レンジ501は、主に、外装部4と、
本体枠705と、操作パネル6と、底板7と、脚8とか
ら構成されている。操作パネル6は、本体枠705に嵌
め込まれている。また、本体枠705には、嵌め込み孔
51,52が形成されている。本体枠705は、第1の
実施の形態における本体枠5に相当するものである。つ
まり、電子レンジ501では、本体枠505内に加熱室
50が設けられている。なお、電子レンジ501では、
ヒータユニット790は、加熱室50の内部に設置され
ている。したがって、電子レンジ701では、本体枠7
05には、排気孔53〜56および吸気孔57が形成さ
れていない。
【0049】加熱室50内には、ターンテーブル15が
設置され、加熱室50の下方には、ターンテーブルモー
タ16が設置されており、軸17でターンテーブル15
と接続されている。
【0050】図15は、本体枠705、ドア3、およ
び、操作パネル6の平面図である。本体枠705では、
加熱室50の上部に、凹部50Aが形成されている。そ
して、凹部50Aには、ヒータユニット790が取付け
られている。ヒータユニット790の斜視図を図16に
示す。
【0051】ヒータユニット790は、主に、ケース7
90A、発熱部材791、ベース792から構成されて
いる。発熱部材191およびベース192は、ヒータユ
ニット9の発熱部材91およびベース92と同じ材質の
ものである。発熱部材791の両端には、端子(図示
略)が取付けられ、発熱部材791は、当該端子を介し
て電力を供給される。
【0052】発熱部材791は、電力を供給されること
により、発熱する。また、発熱部材791は、断熱性の
高いベース792上に挿し込まれている。これにより、
ヒータユニット790では、発熱部材791の発する熱
を、一方側(図16では上側)のみに、効率良く伝える
ことができる。
【0053】ヒータユニット790は、加熱室50の上
部に、発熱部材791が加熱室50の中央側に位置する
ように、取付けられている。つまり、図13に示す状態
では、図16に示すヒータユニット790が裏返され
て、取付けられていることになる。この場合、ヒータユ
ニット790は、たとえば、ケース790Aに形成され
たねじ孔798で、本体枠705にねじ止めされること
により、加熱室50の上部の凹部50A内に取付けられ
る。
【0054】そして、これにより、発熱部材791の発
する熱は、加熱室50内に向けて伝わりやすく、加熱室
50外には、伝わりにくい。したがって、電子レンジ7
01では、発熱部材791の発する熱を、効率良く、加
熱室50内の食品の加熱に利用できる。なお、ベース7
92には、コーティング層96と同様のコーティングが
なさている。これにより、ベース792が砂状物質から
構成された場合でも、当該砂状物質が加熱室50内に落
ちることを回避できる。
【0055】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の電子レンジの斜
視図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態の電子レンジの正
面図である。
【図3】 図2の電子レンジにおける、外装部、本体
枠、および、底板の分解斜視図である。
【図4】 図1の電子レンジのIV−IV線に沿う矢視
断面図である。
【図5】 (A)は、図4のヒータユニットの正面図で
あり、(B)は、(A)のB−B線に沿う矢視断面図で
ある。
【図6】 図5(B)の部分的な拡大図である。
【図7】 本発明の第2の実施の形態の電子レンジの斜
視図である。
【図8】 本発明の第2の実施の形態の電子レンジの正
面図である。
【図9】 図7の電子レンジのIX−IX線に沿う矢視
断面図である。
【図10】 本発明の第2の実施の形態の電子レンジ
の、本体枠、操作パネル、および、ドアの平面図であ
る。
【図11】 本発明の第3の実施の形態の電子レンジの
縦断面図である。
【図12】 図11の電子レンジのヒータユニットの平
面図である。
【図13】 本発明の第4の実施の形態の電子レンジの
正面図である。
【図14】 本発明の第4の実施の形態の電子レンジの
縦断面図である。
【図15】 図13の電子レンジの本体枠、操作パネ
ル、および、ドアの平面図である。
【図16】 図13の電子レンジのヒータユニットの斜
視図である。
【図17】 従来の加熱調理装置の、本体枠部分の斜視
図である。
【図18】 図17の加熱調理装置の、ヒータユニット
の斜視図である。
【符号の説明】
1,501,601,701 電子レンジ、5,50
5,605,705 本体枠、9,190,790 ヒ
ータユニット、50 加熱室、53〜56,533〜5
36 排気孔、57,537 吸気孔、91,191,
791 発熱部材、92,192,792 ベース、9
5 ファン、96 コーティング層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L086 AA02 AA03 BB04 BB05 BD01 BD02 BD05 BE02 DA06 DA19 DA23 3L087 AA01 AA05 AC13 AC18 AC26 CA02 CA11 CB02 CC02 CC08 CC14 DA06 DA19 DA23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を収容する加熱室と、 前記加熱室の外郭を構成する本体枠と、 前記本体枠に取付けられた第1の加熱部とを含み、 前記第1の加熱部は、断熱材からなる第1のベースと、
    前記第1のベースの前記加熱室側に取付けられた第1の
    発熱部材と、前記第1の発熱部材の発する熱を前記加熱
    室内部に送るファンとを備えた、加熱調理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の加熱部は、前記本体枠の、前
    記加熱室の後部を覆う部分に取付けられている、請求項
    1に記載の加熱調理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の加熱部は、前記本体枠の、前
    記加熱室の上部を覆う部分に取付けられている、請求項
    1または請求項2に記載の加熱調理装置。
  4. 【請求項4】 前記本体枠の、前記加熱室の底部を覆う
    部分に取付けられた第2の加熱部をさらに含み、 前記第2の加熱部は、断熱材からなる第2のベースと、
    前記第2のベースの前記加熱室側に取付けられた第2の
    発熱部材とを備えた、請求項3に記載の加熱調理装置。
  5. 【請求項5】 食品を収容する加熱室と、 前記加熱室内に取付けられ、前記加熱室内の食品を加熱
    する加熱部とを含み、 前記加熱部は、断熱材からなるベースと、前記ベースに
    おいて前記加熱室の中心側に取付けられた発熱部材とを
    備えた、加熱調理装置。
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