JP2002071027A - ブラシシール - Google Patents
ブラシシールInfo
- Publication number
- JP2002071027A JP2002071027A JP2001246126A JP2001246126A JP2002071027A JP 2002071027 A JP2002071027 A JP 2002071027A JP 2001246126 A JP2001246126 A JP 2001246126A JP 2001246126 A JP2001246126 A JP 2001246126A JP 2002071027 A JP2002071027 A JP 2002071027A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush seal
- back plate
- outlet channel
- bristol
- bundle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/32—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
- F16J15/3284—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings characterised by their structure; Selection of materials
- F16J15/3288—Filamentary structures, e.g. brush seals
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガスタービンエンジン環境で使用可能であ
り、かつ設計された漏れの流速を運転中に維持すること
ができる耐久性のあるブラシシールを提供する。 【解決手段】 側板(12)、背板(14)、および側
板と背板の間に設けられたブリストル束(16)を含む
ブラシシール(10)を提供する。側板は、ブリストル
束の上流面(20)と接触しており、背板は、ブリスト
ル束の下流面(22)と接触している。背板は、複数の
開口部(32)を含み、これらの開口部は、背板を通っ
てブリストル束から流出するガス用のガス流路を提供す
るように設けられている。実施例によっては、背板は、
ブリストル束と隣接する背板の表面に、開口部と整列し
て設けられた出口チャネル(34)をさらに含む。ま
た、実施例によっては、ブリストル束と接触する側板の
径方向長さがブリストル束と接触する背板の径方向長さ
よりも短くなっている。
り、かつ設計された漏れの流速を運転中に維持すること
ができる耐久性のあるブラシシールを提供する。 【解決手段】 側板(12)、背板(14)、および側
板と背板の間に設けられたブリストル束(16)を含む
ブラシシール(10)を提供する。側板は、ブリストル
束の上流面(20)と接触しており、背板は、ブリスト
ル束の下流面(22)と接触している。背板は、複数の
開口部(32)を含み、これらの開口部は、背板を通っ
てブリストル束から流出するガス用のガス流路を提供す
るように設けられている。実施例によっては、背板は、
ブリストル束と隣接する背板の表面に、開口部と整列し
て設けられた出口チャネル(34)をさらに含む。ま
た、実施例によっては、ブリストル束と接触する側板の
径方向長さがブリストル束と接触する背板の径方向長さ
よりも短くなっている。
Description
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にタービンエ
ンジン用のシールに関し、特にブラシシールに関する。
ンジン用のシールに関し、特にブラシシールに関する。
【従来の技術】ブラシシールは、固定子と回転子の間に
設けられた間隙を通して高圧領域から低圧領域へと漏れ
る制御された流れを提供するように設計されている。こ
のシールは、側板と背板との間に束ねられた複数のブリ
ストル(bristle)によって提供される。側板
は、シールの高圧側(PH)に位置し、背板は、シール
の低圧側(PL)に位置する。各ブリストルは、側板お
よび背板を超えて延び、回転子と固定子の間の間隙に亘
って延在する。図1を参照して、予想されるレベルより
も高いシール漏れを引き起こすおそれがあるブラシシー
ルの劣化の1つの形態を以下で説明する。一般に、ブラ
シシールブリストル束104を通って漏れる流れの後方
への速度成分は、ブリストル束104の上流面102お
よび下流面105のそれぞれにおいて(断面が均一だと
仮定すると)径方向位置とはほとんど無関係である。シ
ールの剛性および圧力の必要条件により、従来のブラシ
シール100では、高圧PHにさらされるブリストル束
の上流面102の面積が低圧PLにさらされるブリスト
ル束の下流面105の面積よりも一般にかなり大きくな
っている。流れは連続しているので、流体速度の平均的
な後方への成分は、上流面102よりも下流面105で
かなり大きくなる。流れの方向でブリストルに作用する
力は、流速とともに増加すると予測されるので、最も後
方のブリストルが最も大きい力を受けていることが分か
る。
設けられた間隙を通して高圧領域から低圧領域へと漏れ
る制御された流れを提供するように設計されている。こ
のシールは、側板と背板との間に束ねられた複数のブリ
ストル(bristle)によって提供される。側板
は、シールの高圧側(PH)に位置し、背板は、シール
の低圧側(PL)に位置する。各ブリストルは、側板お
よび背板を超えて延び、回転子と固定子の間の間隙に亘
って延在する。図1を参照して、予想されるレベルより
も高いシール漏れを引き起こすおそれがあるブラシシー
ルの劣化の1つの形態を以下で説明する。一般に、ブラ
シシールブリストル束104を通って漏れる流れの後方
への速度成分は、ブリストル束104の上流面102お
よび下流面105のそれぞれにおいて(断面が均一だと
仮定すると)径方向位置とはほとんど無関係である。シ
ールの剛性および圧力の必要条件により、従来のブラシ
シール100では、高圧PHにさらされるブリストル束
の上流面102の面積が低圧PLにさらされるブリスト
ル束の下流面105の面積よりも一般にかなり大きくな
っている。流れは連続しているので、流体速度の平均的
な後方への成分は、上流面102よりも下流面105で
かなり大きくなる。流れの方向でブリストルに作用する
力は、流速とともに増加すると予測されるので、最も後
方のブリストルが最も大きい力を受けていることが分か
る。
【発明が解決しようとする課題】このような負荷によっ
て、背板によって形成されるカンチレバー状の曲げによ
ってブリストル内に高い曲げ応力が生じ、後方から前方
へ進行するブリストルの破損に最終的に至るおそれがあ
る。当業者であれば、ガスタービンエンジンのブラシシ
ールを通る漏れ速度の増加によって、エンジンの推力当
たり燃料消費率(TSFC)が直ちに減少するととも
に、この結果エンジン効率が直ちに減少するおそれがあ
ることが理解されよう。よって、ガスタービンエンジン
環境で使用可能であり、かつ設計された漏れの流速を運
転中に維持することができる耐久性のあるブラシシール
が求められている。
て、背板によって形成されるカンチレバー状の曲げによ
ってブリストル内に高い曲げ応力が生じ、後方から前方
へ進行するブリストルの破損に最終的に至るおそれがあ
る。当業者であれば、ガスタービンエンジンのブラシシ
ールを通る漏れ速度の増加によって、エンジンの推力当
たり燃料消費率(TSFC)が直ちに減少するととも
に、この結果エンジン効率が直ちに減少するおそれがあ
ることが理解されよう。よって、ガスタービンエンジン
環境で使用可能であり、かつ設計された漏れの流速を運
転中に維持することができる耐久性のあるブラシシール
が求められている。
【課題を解決するための手段】本発明によると、側板、
背板、および側板と背板の間に設けられたブリストル束
を含むブラシシールが提供される。側板は、ブリストル
束の上流面と接触しており、背板は、ブリストル束の下
流面と接触している。背板は、複数の開口部を含み、こ
れらの開口部は、背板を通ってブリストル束から流出す
るガス用のガス流路を提供するように設けられている。
実施例によっては、背板は、ブリストル束と隣接する背
板の表面に、開口部と整列して設けられた出口チャネル
をさらに含む。また、実施例によっては、ブリストル束
と接触する側板の径方向長さがブリストル束と接触する
背板の径方向長さよりも短くなっている。本発明の利点
は、耐久性が向上したブラシシールが提供される点であ
る。通常の運転条件では、従来のブラシシールは、シー
ルを通って漏れる流れの方向への偏移により早期に変形
するおそれがある。このような変形は、シールに亘る圧
力差によるものであり、より具体的にはブリストル束を
通過する流速によるものである。背板よりも径方向に短
い側板を有する従来のブラシシールでは、背板の端部に
隣接する領域における漏れの流速は、ブリストル束の他
の場所よりもかなり高い。この結果、背板の端部に隣接
する領域におけるブリストルは、最も高い負荷を受けて
変形しやすくなる。上述のような変形が起こった場合に
は、漏れの流速が劇的に増加するとともにシール機能が
損なわれる。本発明のブラシシールは、ブラシシールの
背板を通って別の漏れ流路を提供することで背板の端部
に隣接する領域における漏れの流速を実質的に減少させ
る。これにより、背板の端部に隣接する領域においてブ
リストルにかかる負荷は、ここで問題としている従来技
術のブラシシールよりも小さくなる。さらに、背板とシ
ール表面との間のブリストル束領域を通る漏れの流れも
従来技術のブラシシールに比べて小さく、これにより、
ブリストル束にかかる負荷および変形のおそれがさらに
減少する。本発明に係るこれらのおよび他の目的、特
徴、利点は、実施形態および添付図面によって明らかと
なる。
背板、および側板と背板の間に設けられたブリストル束
を含むブラシシールが提供される。側板は、ブリストル
束の上流面と接触しており、背板は、ブリストル束の下
流面と接触している。背板は、複数の開口部を含み、こ
れらの開口部は、背板を通ってブリストル束から流出す
るガス用のガス流路を提供するように設けられている。
実施例によっては、背板は、ブリストル束と隣接する背
板の表面に、開口部と整列して設けられた出口チャネル
をさらに含む。また、実施例によっては、ブリストル束
と接触する側板の径方向長さがブリストル束と接触する
背板の径方向長さよりも短くなっている。本発明の利点
は、耐久性が向上したブラシシールが提供される点であ
る。通常の運転条件では、従来のブラシシールは、シー
ルを通って漏れる流れの方向への偏移により早期に変形
するおそれがある。このような変形は、シールに亘る圧
力差によるものであり、より具体的にはブリストル束を
通過する流速によるものである。背板よりも径方向に短
い側板を有する従来のブラシシールでは、背板の端部に
隣接する領域における漏れの流速は、ブリストル束の他
の場所よりもかなり高い。この結果、背板の端部に隣接
する領域におけるブリストルは、最も高い負荷を受けて
変形しやすくなる。上述のような変形が起こった場合に
は、漏れの流速が劇的に増加するとともにシール機能が
損なわれる。本発明のブラシシールは、ブラシシールの
背板を通って別の漏れ流路を提供することで背板の端部
に隣接する領域における漏れの流速を実質的に減少させ
る。これにより、背板の端部に隣接する領域においてブ
リストルにかかる負荷は、ここで問題としている従来技
術のブラシシールよりも小さくなる。さらに、背板とシ
ール表面との間のブリストル束領域を通る漏れの流れも
従来技術のブラシシールに比べて小さく、これにより、
ブリストル束にかかる負荷および変形のおそれがさらに
減少する。本発明に係るこれらのおよび他の目的、特
徴、利点は、実施形態および添付図面によって明らかと
なる。
【発明の実施の形態】本発明のブラシシール10は、側
板12、背板14、および側板12と背板14の間に設
けられたブリストル束16を含む。ブリストル束16
は、基部で互いに連結された複数のブリストル18から
なる。側板12は、ブリストル束16の上流面20と接
触しており、背板14は、ブリストル束16の下流面2
2と接触している。ブリストル束16と接触する側板の
径方向長さ24は、ブリストル束16と接触する背板1
4の径方向長さ26よりも短いことが好ましい。実施例
によっては、ブラシシール10は、ブリストル束16と
ほぼ平行に側板12から延在するウィンデージカバー2
8をさらに含み、これにより、ウィンデージカバー28
とブリストル束16の間に供給チャネル30が形成され
る。背板14は、複数の開口部32を含み、これらの開
口部は、背板14を通ってブリストル束16から流出す
るガス用のガス流路を提供するように設けられている。
図示された開口部32は、円状である。選択的に(スロ
ット状、楕円状などの)他の形状寸法の開口部を使用す
ることもできる。開口部32の断面積は、所望の漏れ流
速を提供するように用途に応じて選択される。背板14
は、ブリストル束16に隣接する背板14の表面に、開
口部32と整列して設けられた出口チャネル34をさら
に含むことが好ましい。出口チャネル34は、ブリスト
ル束16から漏れる流れの周方向流路を提供する。用途
によっては、出口チャネル34を周方向に延びる複数の
スロットにセグメント化することが有利であり得る。図
2,図4を参照すると、従来のブラシシール100(図
2参照)と本発明のブラシシール10(図4参照)を通
って漏れる流れが、高圧側(PH)から低圧側(PL)へ
向かって示されている。両方のブラシシールにおいて、
漏れの流れは、漏れの流れにさらされるブリストル束の
径方向長さ35に沿って実質的に均一の速度でブリスト
ル束に流入する。従来のブラシシール100(図2参
照)では、より短い側板108によって露出したブリス
トル束104部分に流入する漏れの流れは、ブリストル
束104の背板110を超えて流出する前にブリストル
束104内で径方向に移動する必要がある。矢印の大き
さは、背板の端部に隣接する領域における漏れの流速が
比較的高いことを図示している。このような高い速度に
関連する問題は、上述した通りである。本発明のブラシ
シール10(図4参照)では、背板14に接触するブリ
ストル束16部分に流入する漏れの流れは、背板14に
設けられた開口部32を通してブリストル束16から流
出可能となっている。開口部32と整列する出口チャネ
ル34を有する実施例では、漏れの流れは、開口部32
を通して流出する前に、連続する(もしくはセグメント
化されたチャネルでは実質的に連続する)環状流路に沿
ってブリストル束16から流出可能となっている。本発
明のシール10の全ての実施例において、背板14を通
る漏れの流れは、ブリストル束16を通って径方向に移
動し、続いて背板14とシール表面38との間に延在す
るブリストル束部分から流出する必要がある流量が減少
する。より重要なことは、背板14の端部に隣接する領
域40において増加した流速が減少し、これにより関連
する望ましくない力も減少することである。本発明は、
詳細な実施例に関して開示および説明したが、当業者で
あれば分かるように、請求項に係る発明の趣旨および範
囲から逸脱することなくその形態や詳細に種々の変更が
可能である。
板12、背板14、および側板12と背板14の間に設
けられたブリストル束16を含む。ブリストル束16
は、基部で互いに連結された複数のブリストル18から
なる。側板12は、ブリストル束16の上流面20と接
触しており、背板14は、ブリストル束16の下流面2
2と接触している。ブリストル束16と接触する側板の
径方向長さ24は、ブリストル束16と接触する背板1
4の径方向長さ26よりも短いことが好ましい。実施例
によっては、ブラシシール10は、ブリストル束16と
ほぼ平行に側板12から延在するウィンデージカバー2
8をさらに含み、これにより、ウィンデージカバー28
とブリストル束16の間に供給チャネル30が形成され
る。背板14は、複数の開口部32を含み、これらの開
口部は、背板14を通ってブリストル束16から流出す
るガス用のガス流路を提供するように設けられている。
図示された開口部32は、円状である。選択的に(スロ
ット状、楕円状などの)他の形状寸法の開口部を使用す
ることもできる。開口部32の断面積は、所望の漏れ流
速を提供するように用途に応じて選択される。背板14
は、ブリストル束16に隣接する背板14の表面に、開
口部32と整列して設けられた出口チャネル34をさら
に含むことが好ましい。出口チャネル34は、ブリスト
ル束16から漏れる流れの周方向流路を提供する。用途
によっては、出口チャネル34を周方向に延びる複数の
スロットにセグメント化することが有利であり得る。図
2,図4を参照すると、従来のブラシシール100(図
2参照)と本発明のブラシシール10(図4参照)を通
って漏れる流れが、高圧側(PH)から低圧側(PL)へ
向かって示されている。両方のブラシシールにおいて、
漏れの流れは、漏れの流れにさらされるブリストル束の
径方向長さ35に沿って実質的に均一の速度でブリスト
ル束に流入する。従来のブラシシール100(図2参
照)では、より短い側板108によって露出したブリス
トル束104部分に流入する漏れの流れは、ブリストル
束104の背板110を超えて流出する前にブリストル
束104内で径方向に移動する必要がある。矢印の大き
さは、背板の端部に隣接する領域における漏れの流速が
比較的高いことを図示している。このような高い速度に
関連する問題は、上述した通りである。本発明のブラシ
シール10(図4参照)では、背板14に接触するブリ
ストル束16部分に流入する漏れの流れは、背板14に
設けられた開口部32を通してブリストル束16から流
出可能となっている。開口部32と整列する出口チャネ
ル34を有する実施例では、漏れの流れは、開口部32
を通して流出する前に、連続する(もしくはセグメント
化されたチャネルでは実質的に連続する)環状流路に沿
ってブリストル束16から流出可能となっている。本発
明のシール10の全ての実施例において、背板14を通
る漏れの流れは、ブリストル束16を通って径方向に移
動し、続いて背板14とシール表面38との間に延在す
るブリストル束部分から流出する必要がある流量が減少
する。より重要なことは、背板14の端部に隣接する領
域40において増加した流速が減少し、これにより関連
する望ましくない力も減少することである。本発明は、
詳細な実施例に関して開示および説明したが、当業者で
あれば分かるように、請求項に係る発明の趣旨および範
囲から逸脱することなくその形態や詳細に種々の変更が
可能である。
【図1】従来技術のブラシシールの部分的な斜視図であ
る。
る。
【図2】従来技術のブラシシールを通る制御された漏れ
を示す、流速ベクトルを含む説明図である。
を示す、流速ベクトルを含む説明図である。
【図3】本発明のブラシシールの部分的な斜視図であ
る。
る。
【図4】本発明のブラシシールを通る制御された漏れを
示す、流速ベクトルを含む説明図である。
示す、流速ベクトルを含む説明図である。
10…ブラシシール 12…側板 14…背板 16…ブリストル束 18…ブリストル 20…ブリストル束の上流面 22…ブリストル束の下流面 32…開口部 34…出口チャネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 セアン ピー.マクキュッチャン アメリカ合衆国,コネチカット,エンフィ ールド,ビジロウ コモンズ 1328 (72)発明者 ジェイムス ハイランド アメリカ合衆国,コネチカット,ファーミ ントン,ロマ ドライヴ 31 (72)発明者 ケヴェン ジー.ヴァン デュン アメリカ合衆国,コネチカット,ブルーム フィールド,セダー レーン 4 Fターム(参考) 3G002 HA00 HA04 HA07 3J043 AA16 CA04 CA13 DA03
Claims (10)
- 【請求項1】 側板と、 複数の開口部を有する背板と、 前記側板と前記背板との間に配置された複数のブリスト
ルと、を含み、前記背板の前記開口部は、該背板を通っ
て前記ブリストルから流出するガスのためのガス流路を
提供していることを特徴とするブラシシール。 - 【請求項2】 前記背板は、さらに前記ブリストルに隣
接する該背板の表面に設けられた出口チャネルを含み、
該出口チャネルは、前記開口部と整列していることを特
徴とする請求項1記載のブラシシール。 - 【請求項3】 前記出口チャネルは、前記背板内で連続
的に延びていることを特徴とする請求項2記載のブラシ
シール。 - 【請求項4】 前記出口チャネルは、セグメント化され
ていることを特徴とする請求項2記載のブラシシール。 - 【請求項5】 前記背板は、前記側板よりも大きいブリ
ストル接触領域を有していることを特徴とする請求項1
記載のブラシシール。 - 【請求項6】 さらに前記側板に連結されたウィンデー
ジカバーを含み、該ウィンデージカバーは、供給チャネ
ルによって前記ブリストルから分離されていることを特
徴とする請求項5記載のブラシシール。 - 【請求項7】 前記背板は、さらに前記ブリストルに隣
接する該背板の表面に設けられた出口チャネルを含み、
該出口チャネルは、前記開口部と整列していることを特
徴とする請求項6記載のブラシシール。 - 【請求項8】 前記出口チャネルは、前記背板内で連続
的に延びていることを特徴とする請求項7記載のブラシ
シール。 - 【請求項9】 前記出口チャネルは、セグメント化され
ていることを特徴とする請求項8記載のブラシシール。 - 【請求項10】 ブラシシールであって、 上流面と下流面を有するブリストル束と、 前記ブリストル束の前記上流面と接触する径方向長さを
有する側板と、 前記ブリストル束の下流面と接触する径方向長さを有す
る背板と、を含み、前記背板は、該背板を通って前記ブ
リストルから流出するガスのための流路を提供するよう
に該背板に設けられた複数の開口部を有し、 前記ブリストル束と接触する前記背板の前記径方向長さ
は、前記ブリストル束と接触する前記側板の前記径方向
長さよりも大きいことを特徴とするブラシシール。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/638224 | 2000-08-14 | ||
US09/638,224 US6457719B1 (en) | 2000-08-14 | 2000-08-14 | Brush seal |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002071027A true JP2002071027A (ja) | 2002-03-08 |
Family
ID=24559128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001246126A Pending JP2002071027A (ja) | 2000-08-14 | 2001-08-14 | ブラシシール |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6457719B1 (ja) |
EP (1) | EP1180623B1 (ja) |
JP (1) | JP2002071027A (ja) |
DE (1) | DE60134093D1 (ja) |
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JP2011137543A (ja) * | 2009-12-31 | 2011-07-14 | General Electric Co <Ge> | ブラシシール |
WO2012090793A1 (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-05 | 三菱重工業株式会社 | 軸シール装置及びこれを備える回転機械 |
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Families Citing this family (21)
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US7578509B2 (en) * | 2001-02-23 | 2009-08-25 | Cmg Tech, Llc | Seal assembly and rotary machine containing such seal |
GB0126220D0 (en) * | 2001-11-01 | 2002-01-02 | Alstom Switzerland Ltd | Brush seals |
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