JP2002068362A - 搬送容器の蓋着脱装置 - Google Patents

搬送容器の蓋着脱装置

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JP2002068362A
JP2002068362A JP2000255223A JP2000255223A JP2002068362A JP 2002068362 A JP2002068362 A JP 2002068362A JP 2000255223 A JP2000255223 A JP 2000255223A JP 2000255223 A JP2000255223 A JP 2000255223A JP 2002068362 A JP2002068362 A JP 2002068362A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 種々のメーカーの種々の搬送容器に対して、
全て蓋部材を開閉ができ、使用条件(温度、湿度、使用
条件)が変化しても、正常動作できる許容変形誤差を満
足し、いかなる使用条件であっても、搬送容器が何れか
の部材に衝突することなく着脱することができる。 【解決手段】 内部が高クリーン度に保たれた搬送容器
の開口部の蓋を、高クリーン度に保たれた部屋の開口部
12の扉13に係合させて、両開口部の周辺部を密着さ
せて高クリーン度を保ったまま、蓋13を着脱する搬送
容器の蓋着脱装置であって、蓋13の位置決めをする位
置決めピン14a,14bと、位置決めピン14a,1
4bの位置を微調整する微調整機構20と、位置決めピ
ン14a,14bによって係合した蓋13の位置を保持
する位置保持機構40を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハなど
の薄型基板を収容して搬送する搬送容器を、クリーンル
ームに装着して、互いのクリーン度を保ったまま、その
蓋を着脱する搬送容器の蓋着脱装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図21は、従来の搬送容器の蓋着脱装置
の一例を示す図である。従来の搬送容器の蓋着脱装置1
00は、高クリーン度の空間Aと低クリーン度の空間B
とを区画する仕切板101と、仕切板101に形成さ
れ、高クリーン度の空間Aと低クリーン度の空間Bとを
連通する開口部102と、仕切板101の開口部102
を開閉する扉103と、扉103に設けられた2本の位
置決めピン104a,104b及び2つのT字キー10
4c,104dとを有し、搬送容器200の蓋203を
ラッチするラッチ機構104と、低クリーン度の空間B
側に設けられ、搬送容器200が載置され、3本の位置
決めピン105a,105b,105c及び1つのロッ
クキー105dを有するテーブル105等とを備えてい
る。
【0003】搬送容器200は、内部空間Cが高クリー
ン度に保たれ、半導体ウェハを複数枚(例えば、25
枚)収容する容器である。この搬送容器200は、容器
本体201と、容器本体201の一面に設けられた開口
部202と、開口部202を開閉し、位置決めピン10
4a,104bが嵌合するピン孔204a,204b及
びT字キー104c,104dが係合するキー孔204
c,204dとを有する蓋203と、テーブル105の
位置決めピン105a,105b,105cが嵌合する
断面V字溝205a,205b,205c及びロックキ
ー105dが係合するキー孔205dを有する底面20
5を備えている。
【0004】搬送容器200をテーブル105に載置す
ると、3本の位置決めピン105a〜105cが、断面
V字溝205a〜205cに嵌合する。ここで、不図示
のロックボタンをオンすると、ロックキー105dが上
昇及び傾斜して、キー孔205dに係合すると共に、テ
ーブル105全体が、仕切り板101側に所定距離(約
30mm程度)移動して、搬送容器200が仕切り板1
01に密着する。仕切り板101の開口部102及び搬
送容器200の開口部202の外周には、不図示のOリ
ングなどのシール材が設けられており、密着により、ク
リーン度を保つことができる。
【0005】搬送容器200は、テーブル105の移動
により、蓋203が扉103に密着して、位置決めピン
104a,104bが、蓋203のピン孔204a,2
04bに嵌合し、T字キー104c,104dがキー孔
204c,204dに入り込む。その後に、不図示のロ
ータリーアクチュエータ等によって、T字キー104
c,104dを90度回転することにより、爪204e
〜204hが引き込まれて、容器本体201と蓋203
とのロックが解かれる。次いで、扉103は、不図示の
駆動機構によって、空間Aの内側に引き込まれる(矢印
D1)と共に、下降して(矢印D2)、搬送容器200
の内部空間Cと、仕切り板101の内部空間Aとが、高
クリーン度を保ったまま連通する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の技術で
は、搬送容器200は、樹脂成形によって作製されてお
り、成形条件や温度等により、若干の歪みが発生するの
で、位置決めピン104a,104b,蓋203のピン
孔204a,204bやキー孔204c,204d等に
テーパーをつけて、スムーズな脱着動作をするようにし
ていた。しかし、搬送容器200が直径300mmを越
える大口径ウエハを収容する場合には、許容変形誤差
(±0.5mm)を確保するには、相当に厳しい基準で
あった。このため、上記動作が安定的に維持されるに
は、非常な困難を伴うことが予想され、以下のような対
策が考えられる。
【0007】(A) 第1の方法は、容器本体201と
蓋203とを、それぞれ精度よく製作して、1台1台調
整して、組み立てることである。しかし、この方法は、
別の搬送容器を使用する場合には、再調整する必要があ
るという問題があった。
【0008】(B) 第2の方法は、容器本体201を
若干動けるようにすることにより、容器本体201と蓋
203とのずれを吸収する。この方法は、小さいな変形
に対しては効果を発揮するが、大きな変形となるとぶつ
かってしまう。例えば、製造して間もないときには、問
題ないとしても、2〜3年経つと、経時的に歪みが発生
して、だんだん調子が悪くなってくる可能性がある。
【0009】本発明の目的は、SEMI規格に準じて作
製された種々のメーカーの種々の搬送容器に対して、全
て蓋部材を開閉ができ、しかも、その種々のメーカーの
種々の搬送容器に対して、使用条件(温度、湿度、使用
条件)が変化しても、正常動作できる許容変形誤差を満
足し、いかなる使用条件であっても、搬送容器が何れか
の部材に衝突することなく着脱することができる搬送容
器の蓋着脱装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、第1の発明は、内部が高クリーン度に保たれた搬送
容器の開口部の蓋部材を、高クリーン度に保たれた部屋
の開口部の扉部材に係合させて、前記両開口部の周辺部
を密着させて高クリーン度を保ったまま、前記蓋部材を
着脱する搬送容器の蓋着脱装置において、前記蓋部材の
位置決めをする位置決め部材と、前記位置決め部材の位
置を微調整する微調整機構と、前記位置決め部材によっ
て係合した前記蓋部材の位置を保持する位置保持機構
と、を備えたことを特徴とする搬送容器の蓋着脱装置で
ある。
【0011】第2の発明は、第1の発明に記載の搬送容
器の蓋着脱装置において、前記扉部材は、ベースプレー
トと、そのベースプレートに対して、面方向に移動可能
な位置合わせプレートとを備え、前記位置決め部材は、
前記位置合わせプレートに設けられ、前記微調整機構
は、前記ベースプレートに設けられ、前記位置合わせプ
レートを面方向に移動可能に支持し、前記位置保持機構
は、前記ベースプレートに設けられ、前記位置合わせプ
レートの位置を保持することを特徴とする搬送容器の蓋
着脱装置である。
【0012】第3の発明は、第2の発明に記載の搬送容
器の蓋着脱装置において、前記位置合わせプレートを中
央位置に復帰させるセンタリング機構を備えたことを特
徴とする搬送容器の蓋着脱装置である。
【0013】第4の発明は、第2の発明に記載の搬送容
器の蓋着脱装置において、前記位置合わせプレートに設
けられ、その軸回りに回転して、前記蓋部材に係合し、
ロック又はアンロックするロック部材をさらに備え、前
記ベースプレート側に設けられ、前記ロック部材を回転
駆動するロック駆動手段と、前記ベースプレートと前記
位置合わせプレートとの面方向へのズレを許容して、前
記ロック駆動手段の回転力を前記ロック部材に伝達する
偏心伝達機構と、を備えたことを特徴とする搬送容器の
蓋着脱装置である。
【0014】第5の発明は、第1から第4までのいずれ
かに記載の搬送容器の蓋着脱装置において、前記位置保
持機構は、前記ロック部材が前記蓋部材をロックする前
に、前記位置合わせプレートの保持を解除し、前記ロッ
ク部材が前記蓋部材をロックした後に、前記位置合わせ
プレートを保持することを特徴とする搬送容器の蓋着脱
装置である。
【0015】第6の発明は、第1から第5までのいずれ
かに記載の搬送容器の蓋着脱装置において、前記ロック
部材は、前記蓋部材が前記搬送容器の開口部へ挿入する
挿入動作の初期段階でロックを解除することを特徴とす
る搬送容器の蓋着脱装置である。
【0016】第7の発明は、内部が高クリーン度に保た
れた搬送容器の開口部の蓋部材を、高クリーン度に保た
れた部屋の開口部の扉部材に係合させて、前記両開口部
の周辺部を密着させて高クリーン度を保ったまま、前記
蓋部材を着脱する搬送容器の蓋着脱装置において、前記
蓋部材に係合してロックするロック部材と、前記ロック
部材を前記扉部材側に引きつけて、前記蓋部材を前記扉
部材に固定する蓋固定手段を備えたことを特徴とする搬
送容器の蓋着脱装置である。
【0017】第8の発明は、内部が高クリーン度に保た
れた搬送容器の開口部の蓋部材を、高クリーン度に保た
れた部屋の開口部の扉部材に係合させて、前記両開口部
の周辺部を密着させて高クリーン度を保ったまま、前記
蓋部材を着脱する搬送容器の蓋着脱装置において、前記
蓋部材の被係合部に係合して位置決めをする位置決め部
材と、前記位置決め部材の外径を変化させて、前記位置
決め部材を前記蓋部材の被係合部に位置決め固定させる
位置決め固定手段と、を備えたこと特徴とする搬送容器
の蓋着脱装置である。
【0018】第9の発明は、第8の発明に記載の搬送容
器の蓋着脱装置において、前記位置決め固定手段は、前
記位置決め部材の外周に設けられ、内圧の増減により伸
縮する伸縮部材を備えることを特徴とする搬送容器の蓋
着脱装置である。
【0019】第10の発明は、第8発明に記載の搬送容
器の蓋着脱装置において、前記位置決め固定手段は、前
記位置決め部材に形成され、機械的な力により、その径
を変化させる割り部を備えることを特徴とする搬送容器
の蓋着脱装置である。
【0020】第11の発明は、第1の発明から第10の
発明までのいずれかに記載の搬送容器の蓋着脱装置にお
いて、前記位置決め部材は、先端にテーパを有する外筒
と、前記外筒に対して軸方向に移動自在に設けられ、先
端に前記外筒のテーパと角度が一致するテーパを有し、
突出時に前記両テーパが連続するように配置された内筒
と、前記内筒を突出方向に付勢する付勢部材と、を備え
たことを特徴とする搬送容器の蓋着脱装置である。
【0021】第12の発明は、第1の発明から第11の
発明までのいずれかに記載の搬送容器の蓋着脱装置にお
いて、前記搬送容器の連結姿勢を矯正する連結姿勢矯正
手段と、前記搬送容器を載置して、前記位置決め部材と
の結合位置まで搬送する搬送テーブルと、前記搬送容器
の下面に設けられた断面V字溝と前記搬送テーブル上に
設けられ前記断面V字溝に係合する連結ピンとを含み、
前記搬送容器を前記搬送テーブルに固定する固定手段と
を備え、前記連結姿勢矯正手段は、前記連結ピンと前記
断面V字溝との接触範囲に設けられ、前記搬送テーブル
の搬送方向と略直角な固定面であること、を特徴とする
搬送容器の蓋着脱装置である。
【0022】第13の発明は、第1の発明から第11の
発明までのいずれかに記載の搬送容器の蓋着脱装置にお
いて、前記搬送容器の連結姿勢を矯正する連結姿勢矯正
手段を備え、前記連結姿勢矯正手段は、前記扉部材の周
辺部に設けられ、前記搬送容器の蓋部材の上部及び/又
は側部を押さえ、所定の可動範囲内で前記搬送テーブル
の搬送方向及びそれと垂直方向に移動自在な押さえ部材
を含むことを特徴とする搬送容器の蓋着脱装置である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面などを参照しながら、
本発明の実施の形態をあげて、さらに詳しく説明する。 (第1実施形態)図1,図2は、本発明による搬送容器
の蓋着脱装置の第1実施形態を示す図であって、図1
は、概略を示す斜視図、図2は、正面図である。この搬
送容器の蓋着脱装置10は、仕切板11と、開口部12
と、仕切板11の開口部12を開閉する扉13と、2本
の位置決めピン14a,14b及び2つのT字キー14
c,14dとを有し、搬送容器200の蓋203を開閉
するラッチ機構14等とを備えている。
【0024】第1実施形態では、扉13は、ベースプレ
ート13Aと、そのベースプレート13Aに対して、位
置合わせができるように、面方向に移動可能な位置合わ
せプレート13Bとを備えている。また、扉13の内部
には、4つの微調整機構20と、2つのセンタリング機
構30と、4つの位置保持機構40と、2つの偏心伝達
機構50と、位置決め固定手段60等が設けられてい
る。
【0025】図3は、第1実施形態に係る搬送容器の蓋
着脱装置の微調整機構を示す図(図2のIII 部拡大図)
である。微調整機構20は、位置合わせプレート13B
を面方向に移動可能に支持して、位置決めピン14a,
14bの位置を微調整する機構である。この微調整機構
20は、位置合わせプレート13Bの四隅に設けられて
おり(図1参照)、ねじ部21aでベースプレート13
Aに締め付け固定する取付具21と、取付具21のゆる
み防止用の雌ねじ22と、取付具21に挿入されるフリ
ーベアリング等の受け部材23及びその受け部材23に
回転可能に支持されるボール24と、対向側のベースプ
レート枠13A−1に設けられた対向板25と、対向板
25に設けられた受け部材26と、受け部材26に回転
可能に支持されるボール27と、位置合わせプレート1
3B側に設けられ、ホール24とボール27との間に移
動可能に挟まれたガイド板28等とを備えている。
【0026】この微調整機構20は、位置決めピン14
a,14bが搬送容器200のピン孔204a,204
b(図21参照)に嵌合する初期状態で、位置決めピン
14a,14bの先端のテーパーがピン孔204a,2
04bのテーパーにならう動作によって、面方向に所定
量(例えば、上下左右に3mm)移動する。このため
に、搬送容器200のピン孔204a,204bの位置
に多少の誤差があっても、衝突することなく、容易に嵌
合することができる。
【0027】図4は、第1実施形態に係る搬送容器の蓋
着脱装置のセンタリング機構を示す図(図2のIV部拡大
図)である。センタリング機構30は、位置合わせプレ
ート13Bを中央位置に復帰させる(センタリングす
る)機構である。このセンタリング機構30は、水平方
向(x方向)及び鉛直方向(y方向)用の2系統の機構
があり、押さえ板31x,31yと、押さえ板31x,
31yをベースプレート13Aに固定する固定具32
x,32yと、押さえ板31x,31yを中央側に付勢
するコイルバネ33x,33yと、コイルバネ33x,
33yの他端をベースプレート13Aに固定する固定具
34x,34yと、押さえ板31x,31yに当接する
ガイド駒35,37と、ガイド駒35,37を位置合わ
せプレート13B,ベースプレート13Aに固定する固
定具36,38等とを備えている。
【0028】押さえ板31Xは、ガイド駒35,37が
X方向に一直線になるように規正する。同様に、押さえ
板31Yは、ガイド駒35,37がY方向に一直線にな
るように規正する。以上の作用により、位置合わせプレ
ート13Bのセンタリングが実現する。なお、図示を省
略してあるが、図2の左上にも、右上に図示した機構と
対称の機構が設けられている。
【0029】位置合わせプレート13Bは、微調整機構
20によって、ベースプレート13Aに対して、面方向
に可動するので、センタリング機構30を設けることに
より、位置決めピン14a,14bが搬送容器200の
ピン孔204a,204b(図21参照)に嵌合の初期
状態では、常に、予め設定された中心位置(誤差のない
嵌合位置)にセンタリングすることができる。
【0030】図5は、第1実施形態に係る搬送容器の蓋
着脱装置の位置保持機構を示す図(図2のV−V断面
図)である。位置保持機構40は、搬送容器200の蓋
部材203に位置決めピン14a,14bによって係合
した位置合わせプレート13Bの位置を保持する機構で
ある。この位置保持機構40は、ベースプレート枠13
A−1に設けられた固定板41と、この固定板41にO
リング42を介して連結され、不図示の真空圧源と連結
されるノズルを有する継手43と、継手43に設けら
れ、位置合わせプレート13Bに吸着可能な吸着パッド
44等とを備えている。
【0031】位置合わせプレート13Bは、微調整機構
20によって、ベースプレート13Aに対して、面方向
に可動するので、位置保持機構40を設けることによ
り、位置決めピン14a,14bが搬送容器200のピ
ン孔204a,204b(図21参照)に嵌合した位置
を保持することができる。このため、蓋203を外した
後に、再度、その蓋203を戻すときにも、外す前の位
置を保持しているので、衝突することなく、蓋203を
閉めることができる。
【0032】図6は、第1実施形態に係る搬送容器の蓋
着脱装置の偏心伝達機構を示す図であって、図6(a)
は、斜視図、図6(b)は、図2のVI−VI断面図であ
る。T字キー14c(14d)は、位置合わせプレート
13Bの所定位置に設けられ、蓋203のキー孔204
c(204d)に係合して、蓋203をロックする部材
であり、ロック駆動機構70(図2参照)によって駆動
される。このロック駆動機構70は、ベースプレート1
3A側に設けられ、T字キー14c(14d)を軸回り
に正逆回転して、ロック又はアンロック動作を行なう機
構である。位置合わせプレート13Bは、可動するため
に軽い方がよいので、ロック駆動機構70等は、ベース
プレート13Aに設けることが望ましい。このため、T
字キー14c(14d)にロック駆動機構70からの駆
動力を伝達するために、偏心伝達機構50が設けられて
いる。
【0033】この偏心伝達機構50は、ベースプレート
13Aと位置合わせプレート13Bとの面方向へのズレ
を許容して、ロック駆動機構70の回転力をT字キー
(ロック部材)14c(14d)に伝達する機構であ
る。
【0034】この偏心伝達機構50は、図6に示すよう
に、ロック駆動機構70に連結される駆動レバー51
と、駆動レバー51に回転可能に連結され回転レバー5
2と、回転レバー52をベースプレート13Aに回転自
在に支持する軸受け部54と、回転レバー52に設けら
れた伝達ローラ53A,53Bと、伝達ローラ53A,
53B及び後述する伝達ローラ56A,56Bが挿入さ
れる直交する溝55a,55bが表裏面に設けられたス
ライド円板55と、伝達ローラ56A,56Bが設けら
れ、T字キー14c(14d)と同軸に設けられた回転
板57と、回転板57及びT字キー14c(14d)の
軸を、位置合わせプレート13Bに回転自在に支持する
軸受け部58等とを備えている。
【0035】この偏心伝達機構50は、位置合わせプレ
ート13Bが面方向への可動範囲内でずれた場合にも、
ロック駆動機構70の回転力をT字キー14c(14
d)に伝達することができる。
【0036】ここで、ロック駆動機構70は、図2に示
すように、モータ71と、モータ71の回転がベルト7
2によって伝達される駆動ねじ73と、駆動ねじ73と
平行に配置されたスライド軸74と、スライド軸74に
スライド自在に支持され、駆動ねじ73で駆動される移
動ブロック75と、移動ブロック75に固定され、伝達
レバー51の長孔に係合するベアリング76等とを備え
ている。
【0037】ベアリング76が(a)の位置にあるとき
には、回転レバー52は、(a)の位置にある。ベアリ
ング76が右方に移動して、(b)の位置にくると、回
転レバー52が回転するので、その分だけ伝達レバー5
1が2点鎖線の位置まで下がってくる。ベアリング76
は、移動ブロック75に固定されているので、(b)の
位置でも、水平方向には、(a)と同じ位置である。こ
のため、伝達レバー51とベアリング76との係合位置
のズレが生ずるが、そのズレは、伝達レバー51の長孔
によって吸収される。
【0038】図7は、第1実施形態に係る搬送容器の蓋
着脱装置の位置決め固定手段を示す図(図2のVII −VI
I 断面図)である。位置決め固定手段60は、位置決め
ピン14a,14bが搬送容器200のピン孔(被係合
部)204a,204bに係合して位置決めをしたとき
に、位置決めピン14a,14bをピン孔204a,2
04bに位置決め固定させる手段である。
【0039】この実施形態の位置決め固定手段60は、
位置決めピン14a(14b)の軸方向に設けられた流
路61と、この流路61に連通し、径方向に設けられた
流路62と、位置決めピン14a(14b)の外周に設
けられ、内圧の増減により伸縮するネオプレン(登録商
標)等のゴムで成形された伸縮部材63と、流路61に
連通する配管64と、配管64を位置決めピン14a
(14b)の後端に固定する固定具65等を備えてい
る。
【0040】この位置決め固定手段60は、配管64に
不図示の空気圧回路や真空圧回路を接続して、位置決め
ピン14a(14b)の流路61,62の内圧を増減す
ることにより、伸縮部材63が伸縮して、ピン孔204
a,204bとの間隙を埋めるので、位置決めピン14
a(14b)を位置固定することができる。
【0041】図8は、第1実施形態に係る搬送容器の蓋
着脱装置の制御手段を示すブロック図、図9〜図12
は、第1実施形態に係る搬送容器の蓋着脱装置の動作例
を示すフローチャートである。制御手段80は、各可動
部の位置などを検出する各種センサ81と、各種センサ
81からの位置検出信号に基づいて、後述する各駆動部
を制御する制御信号を生成するコントローラ82と、コ
ントローラ82からの制御信号を各駆動部に合わせた駆
動信号に変換するドライバ83と、ドライバ83からの
駆動信号に基づいて駆動される駆動部である、位置保持
機構40への空気圧の流れを制御する位置保持用バルブ
84,蓋固定手段60への空気圧の流れを制御する蓋固
定用バルブ85,ロック駆動手段70の蓋ロック用モー
タ71,容器移動モータ86及び扉移動モータ87等と
を備えている。
【0042】次に、図9,図10を用いて、蓋の開動作
を説明する。まず、コントローラ82は、位置保持用バ
ルブ84を解除側に駆動して(ステップS(以下、単に
Sと表記する)101、解除をセンサで確認すると(S
102,YES)、容器移動モータ86を駆動して搬送
容器200を前進させて(S103)、搬送容器200
が結合位置にきたことをセンサで確認したら(S10
4,YES)、容器移動モータ86を停止する。
【0043】この状態では、位置保持用バルブ84によ
って、位置保持機構40が解除されているので、位置合
わせプレート13Bはフリーになっており、しかも、セ
ンタリング機構30によって、中央位置に移動してい
る。そして、搬送容器200が結合位置にくると、位置
決めピン14a,14bに対して、搬送容器200のピ
ン孔204a,204bが許容範囲内でずれていても、
位置合わせプレート13Bが微調整機構20によって移
動するので、搬送容器200の蓋203と扉13の結合
が完了する。
【0044】次に、蓋ロック用モータ71をアンロック
側に駆動して(S105)、T字キー14c,14dを
回転させて、蓋203の爪204e〜204hを引き込
ませ、爪204e〜204hが引き込んだこと(アンロ
ック)をセンサで確認すると(S106,YES)、蓋
固定用バルブ85を固定側に作動させて(S107)、
位置決めピン14a,14bの伸縮部材63を膨らま
せ、ピン孔204a,204bとの固定をセンサで確認
する(S108,YES)。
【0045】このとき、S107の動作の最終段階で、
位置決めピン14a,14bとピン孔204a,204
bがズレており、位置合わせプレート13Bが移動して
いても、偏心伝達機構50があるので、T字キー14
c,14dを回転させることができる。また、位置決め
ピン14a,14bの伸縮部材63を膨らませて、ピン
孔204a,204bと固定するので、正確な位置決め
固定をすることができる。
【0046】ついで、図10に示すように、位置保持用
バルブ84を保持側に駆動して(S109)、保持をセ
ンサで確認すると(S110,YES)、扉移動モータ
87を駆動して後退させ(S111)、後退をセンサで
確認したら(S112,YES)、扉移動モータ87を
さらに駆動して下降させ(S113)、下限位置にきた
ら(S114,YES)停止して、処理を終了する。
【0047】この状態では、位置保持用バルブ84を保
持側に駆動して、位置合わせプレート13Bの位置を保
持しているので、後述する蓋の閉動作をするときにも、
元の位置を保て、扉の再結合時に、搬送容器200の開
口部202に衝突をすることがない。
【0048】次に、図11,図12を用いて、蓋の閉動
作を説明する。まず、コントローラ82は、図11に示
すように、扉移動モータ87を駆動して上昇させ(S2
01)、上限位置にきたら(S202,YES)停止し
て、扉移動モータ87をさらに駆動して前進させ(S2
03)、搬送容器200との再結合の初期をセンサで確
認したら(S204,YES)、位置保持用バルブ84
を解除側に駆動する(S205)。解除をセンサで確認
したら(S206,YES)、さらに、扉移動モータ8
7を駆動して前進させ(S207)、再結合が完了した
ら、扉移動モータ87を停止させ、搬送容器200との
再結合の完了をセンサで確認する(S208)。
【0049】次に、蓋固定用バルブ85を解除側に作動
させて(S209)、位置決めピン14a,14bの伸
縮部材63を収縮させて、ピン孔204a,204bと
の解除をセンサで確認する(S210,YES)。そし
て、蓋ロック用モータ71をロック側に駆動して(S2
11)、T字キー14c,14dを回転させて、蓋20
3の爪204e〜204hを突出させ、爪204e〜2
04hが突出してロックしたことをセンサで確認する
(S212,YES)。
【0050】最後に、容器移動モータ86を駆動して搬
送容器200を後退させて(S213)、搬送容器20
0が後退したことをセンサで確認したら(S104,Y
ES)、容器移動モータ86を停止して、蓋の閉動作を
終了する。
【0051】(第2実施形態)図13〜図16は、本発
明による搬送容器の蓋着脱装置の第2実施形態の主要部
を示す図であって、図13は、正面図、図14(a)
は、図13のA−A断面図、図14(b)は、図13の
B−B断面図、図15(a)は、図15(b)のE矢視
図、図15(b)は、図13のC−C断面図、図16
は、図13のD−D断面図である。
【0052】第2実施形態の蓋着脱装置は、第1実施形
態の構造に加えて、ロックピン13a,13bを扉13
側に引きつけて(図13では、引き下げて)、蓋203
を扉13に固定する蓋固定手段を備えたことものであ
る。
【0053】不図示の駆動手段からの直線運動が図13
のラック312に伝達されると、このラック312に噛
み合うピニオンギア311を回転させる。このピニオン
ギア311には、円板310が同軸にねじ止めされてい
る。この円板310は、180°回転可能であって、最
初の90°の回転でT字キー14c(14d)を回転さ
せ、次の90°の回転で、T字キー14c(14d)を
矢印F方向に引き込んで、蓋203を扉13に固定する
(蓋固定手段)。
【0054】円板309は、90°回転可能であり、ベ
ースプレート13Aにねじ止めされた軸309aに回転
自在に取り付けられており、その下面に形成された溝と
円板310の上面にねじ止めされた回転体(ベアリン
グ)によって、円板310からの回転が伝達されてい
る。この回転円板309には、図14(a)に示すよう
に、移動体308、ベアリング307を介して、回転円
板306が連結されている。移動体308及びベアリン
グ307は、回転円板309と回転円板306とが、図
13の上下方向又は左右・前後方向にズレていても、そ
の回転を許容するためのものである。円板305は、円
板306に、支柱320及びブッシュ321(図13参
照)を介して連結され、スプリングによって互いに押圧
されているので、回転円板305,306は、一体に回
転する。
【0055】T字キー14c(14d)は、保持台30
2に、軸方向に移動可能に保持されており、保持台30
2には、押し下げ板303が連結されている。押し下げ
板303には、ベアリング304が設けられており、ベ
アリング304は、円板305の上面で転がり接触して
いる。円板305は、スプリング301によって、押し
上げ方向に付勢されている。円板305が保持台302
に当接することにより、T字キー14c(14d)は、
軸方向の位置が正確に決められる。T字キー14c(1
4d)は、円板310の最初の90°の回転によって、
上記機構を介して、90°回転することにより、ロック
(又はアンロック)動作をすることができる。このと
き、移動体308及びベアリング307(偏心伝達機
構)を備えているので、回転円板309と回転円板30
6とが、図13の上下方向又は左右・前後方向にズレて
いても、その回転を伝達することができる。
【0056】一方、図13及び図15に示すように、ロ
ーラ318は、ベースプレート13Aに設けられたブラ
ケット322に取り付られており、円板310の下面に
接して、円板310の下方へのたわみを防止している。
円板310は、その上面に、図16(b)に示すよう
に、溝310aが形成されている。この溝310aは、
底面が最上点310bと最下点310cと間でスロープ
になっている。この溝310aには、ベアリング313
が入り込んで、移動する。ベアリング313は、ブラケ
ット322に取り付けられたカラー323にスライド自
在に設けられた支持体324の下端に取り付けられてい
る。支持体324は、上部が円筒になっており、スプリ
ング315を介して、支柱316が挿入されている。ピ
ン314は、支持体324に設けられ、支持体324の
回転を防止するピンである。ピン314は、ブラケット
322に設けられた長孔に係合しているので、支持体3
24は、上下に移動しても、回転することはない。
【0057】台座317は、押し下げ板303にねじ止
めされており、その下端が支柱316の上端と接してい
る。押し下げ板303は、ピン319によって、回転自
在に支持されており、台座317が受ける押し上げ力
(矢印G)によって、図13の反時計方向に回転し、他
端に設けられているベアリング304へ押し下げ力(矢
印F)を伝達する。つまり、押し下げ板303は、円板
310の次の90°の回転によって、上記機構を介し
て、T字キー14c(14d)を押し下げて、搬送容器
200の蓋203を扉13に固定することができる。
【0058】第2実施形態によれば、1つの駆動源によ
り、T字ピン14c(14d)の回転動作と、蓋203
を扉13に固定するT字ピン14c(14d)の引き込
み動作を行なうことができる。しかも、ベースプレート
13Aと位置合わせプレート13Bのズレを許容する偏
心伝達機構も同時に備わっている。
【0059】(第3実施形態)図17は、第3実施形態
による搬送容器の蓋着脱装置の位置保持機構を示す図で
ある。この位置保持機構440は、ベースプレート枠
(不図示)に設けられた固定板441と、この固定板4
41に設けられたベース板445と、ベース板445に
Oリング442を介して連結され、真空圧源451と連
結されるノズルを有する本体443と、本体443に設
けられ、位置合わせプレート13Bに座部444aで吸
着可能な吸着パッド444とを備えている。この実施形
態では、さらに、吸着パッド444とベース板445の
間の空間446が形成されている。ベース板445に
は、この空間446を空気圧源452と連通するノズル
447が設けられている。真空圧源451は、ソレノイ
ドバルブSV1及びSV2を介して、本体443のノズ
ルに連結され、空気圧源452は、ソレノイドバルブS
V3を介して、ノズル447に連結されている。
【0060】ソレノイドバルブSV1のNCポートは、
真空圧源451に連通され、NOポートは、大気に連通
され、Cポートは、ソレノイドバルブSV2のCポート
に連通されている。ソレノイドバルブSV2のNCポー
トは、ノズル443に連通され、NOポートは、ソレノ
イドバルブSV3のNCポートに連通されている。ソレ
ノイドバルブSV3のCポートは、空気圧源452に連
通され、NOポートは、遮断されている。
【0061】真空圧源451を真空引きして、空気圧源
452で高圧空気を供給し、図17のように、ソレノイ
ドバルブSV1,SV2,SV3がNCポート側であれ
ば、吸着パッド444の座部444aは、空間446の
加圧で位置合わせプレート13B側に押されると共に、
座部444aの内側の空間448は負圧となるので、吸
着パッド444の密着が迅速に行なわれる。一方、ソレ
ノイドバルブSV1をNOポート側に切り換えて、ま
ず、空間448を大気に開放し、ついで、ソレノイドバ
ルブSV2,SV3をNOポート側に切り換えて、空間
446を大気に開放し、さらに、ソレノイドバルブSV
1をNCポート側に切り換えれば、空間446が吸引さ
れ、吸着パッド444の開放が迅速に行なえる。
【0062】第3実施形態によれば、位置合わせプレー
ト13Bの密着及び開放が迅速に行なえるという効果が
ある。さらに、開放の場合には、座部444aが位置合
わせプレート13Bから離れるので、位置合わせプレー
ト13Bの動作がスムーズに行なえる。
【0063】(第4実施形態)図18は、第4実施形態
による搬送容器の蓋着脱装置の位置決め部材を示す図で
ある。図18(c)は、現行の方式であるが、位置決め
ピン14aとピン孔204aのズレδ0=1〜1.5m
m以上になると、搬送容器200側のピン孔204aの
テーパ204tにもよるが、位置決めピン14aは、ピ
ン孔204aにスムーズに入らなくなるおそれがある。
【0064】第4実施形態の位置決め部材500は、外
筒501と内筒502とを備えてる。外筒501は、筒
状の部材であり、先端に形成されたテーパ501aと、
外側に形成されたつば部501bと、内側に形成された
段部501cと、つば部501bの後方に設けられたね
じ部501d等とを備え、つば部501bで位置合わせ
プレート13Bに固定されている。
【0065】内筒502は、外筒501の内部に挿入さ
れる筒状の部材であり、先端に形成され、外筒501の
テーパ501aと同じ角度のテーパ502aと、後端の
外側に形成されたつば部502bとを備え、つば部50
2bが段部501cに係合して、突出位置を所定長さに
規制している。
【0066】ばね503は、内筒502の内側に挿入さ
れており、内筒502を突出方向に付勢している。袋ナ
ット504は、外筒501のねじ部501dにねじ込ま
れ、外筒501を位置合わせプレート13Bに固定する
と共に、ばね503の後端の位置を規制している。
【0067】図18(a)に示すように、外筒501と
内筒502とは、同じ角度であって、従来よりも鋭角
で、かつ、従来よりも長いテーパ501a,502aを
備えているので、ずれδ1=3.0〜3.5mm程度で
あっても、スムーズに連結することができる。また、図
18(b)に示すように、連結終了後に、内筒502が
ばね503の付勢力に抗して、退避するので、従来の搬
送容器200のピン孔204aと同じ深さ(L=11m
m)に納めることができる。
【0068】(第5実施形態)図19は、第5実施形態
による搬送容器の蓋着脱装置のテーブルの位置決め部材
を示す図である。テーブル15(図21のテーブル10
5を参照)の位置決めピン15a〜15cは、図19
(b)に示すように配置されている。そのため、テーブ
ル15が矢印Mの方向に前進すると、V字溝205c
は、進行方向と平行であるので、特に、余分な力は発生
しないが、V字溝205a,205cは、搬送容器20
0を矢印N(N1)の方向に押し上げようとする力が発
生する。
【0069】搬送容器200には、その結果として、図
19(d)に示すように、位置決めピン15cを中心に
して、矢印P(P1)の方向に回転力が発生する。この
ため、搬送容器200は、先端上部が仕切り板11から
引き離されることとなり、シール不良などを起こす可能
性があった。
【0070】第5実施形態の搬送容器600は、その下
面に形成されたV字溝605a(605b,605c)
に、垂直な固定面605a−1(605b−1,605
c−1)を設けることにより、位置決めピン15a(1
5b,15c)の垂直な固定面15a−1(15b−
1,15c−1)と接することができる(結合姿勢矯正
手段)ので、水平方向の力で押しても、搬送容器600
を押し上げる力が発生することはない。
【0071】(第6実施形態)図20は、第6実施形態
による搬送容器の蓋着脱装置の位置決め部材を示す図で
ある。第5実施形態は、現在すでに使用されている搬送
容器200については、対応することができず、変更を
する場合にも、型の修正などを行なわなければならなか
った。このため、第6実施形態では、搬送容器200の
連結位置を矯正する結合姿勢矯正機構700が設けられ
ている。
【0072】この結合位置矯正機構700は、搬送容器
200の蓋枠部207に連結する扉枠部16の上部及び
側部に設けられており、蓋枠部207に接するベアリン
グ等の回転体701と、回転体701が左端に回転自在
に設けられ、右上端の軸702aで自ら回転自在に支持
された可動板702と、固定板703に可動板702を
ばね704を挟んで常に回転体701が蓋枠部207を
押圧するように連結すると共に、可動板702の反時計
方向(矢印Q)の回転位置を規制する連結部材705
と、固定板703に設けられ、可動板702の時計方向
(矢印R)の回転位置を規制する規制部材706等とを
備えている。
【0073】回転体701は、その回転によりテーブル
15の移動方向(矢印M)に自由に移動できると共に、
可動板702の回転により、移動方向(矢印M)と直角
方向に自由に移動できる。そして、回転体701は、ば
ね704によって、常に、搬送容器200を押さえるよ
うに配置されている。また、回転体701は、可動板7
02を介して、連結部材705による最小押し出し位置
と、規制部材706による最大押し出し位置に可動範囲
が規制されている。従って、搬送容器200は、結合位
置において、上部及び側部を押さえることができ、結合
姿勢を許容され得る正規の姿勢に保つことができる。
【0074】(変形形態)以上説明した実施形態に限定
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。例えば、図7に示
した蓋固定手段は、伸縮部材63を用いたものを例にし
て説明したが、位置決めピン14a(14b)に割り部
を設けて、位置決めピン14a(14b)の直径を機械
的に変化させて、ピン孔との位置固定をするようにして
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による搬送容器の蓋着脱装置の第1実施
形態の概略を示す斜視図である。
【図2】本発明による搬送容器の蓋着脱装置の第1実施
形態を示す正面図である。
【図3】第1実施形態に係る搬送容器の蓋着脱装置の微
調整機構を示す図(図2のIII部拡大図)である。
【図4】第1実施形態に係る搬送容器の蓋着脱装置のセ
ンタリング機構を示す図(図2のIV部拡大図)である。
【図5】第1実施形態に係る搬送容器の蓋着脱装置の位
置保持機構を示す図(図2のV−V断面図)である。
【図6】第1実施形態に係る搬送容器の蓋着脱装置の偏
心伝達機構を示す図であって、(a)は、斜視図、
(b)は、図2のVI−VI断面図である。
【図7】第1実施形態に係る搬送容器の蓋着脱装置の位
置決め固定手段を示す図(図2のVII −VII 断面図)で
ある。
【図8】第1実施形態に係る搬送容器の蓋着脱装置の制
御手段を示すブロック図である。
【図9】第1実施形態に係る搬送容器の蓋着脱装置の動
作例(蓋の開動作その1)を示すフローチャートであ
る。
【図10】第1実施形態に係る搬送容器の蓋着脱装置の
動作例(蓋の開動作その2)を示すフローチャートであ
る。
【図11】第1実施形態に係る搬送容器の蓋着脱装置の
動作例(蓋の閉動作その1)を示すフローチャートであ
る。
【図12】第1実施形態に係る搬送容器の蓋着脱装置の
動作例(蓋の開動作その2)を示すフローチャートであ
る。
【図13】本発明による搬送容器の蓋着脱装置の第2実
施形態の主要部を示す正面図である。
【図14】本発明による搬送容器の蓋着脱装置の第2実
施形態の主要部を示す図であって、(a)は、図13の
A−A断面図、(b)は、図13のB−B断面図であ
る。
【図15】本発明による搬送容器の蓋着脱装置の第2実
施形態の主要部を示す図であって、(a)は、(b)の
E矢視図、(b)は、図13のC−C断面図である。
【図16】本発明による搬送容器の蓋着脱装置の第2実
施形態の主要部を示す図であって、図13のD−D断面
図である。
【図17】第3実施形態による搬送容器の蓋着脱装置の
位置保持機構を示す図である。
【図18】第4実施形態による搬送容器の蓋着脱装置の
位置決め部材を示す図である。
【図19】第5実施形態による搬送容器の蓋着脱装置の
テーブルの位置決め部材を示す図である。
【図20】第6実施形態による搬送容器の蓋着脱装置の
位置決め部材を示す図である。
【図21】従来の搬送容器の蓋着脱装置の一例を示す図
である。
【符号の説明】
10 蓋着脱装置 11 仕切板 12 開口部 13 扉 13A ベースプレート 13B 位置合わせプレート 14 ラッチ機構 14a,14b 位置決めピン 14c,14d T字キー 20 微調整機構 30 センタリング機構 40 位置保持機構 50 偏心伝達機構 60 固定手段 70 ロック駆動機構 80 制御手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が高クリーン度に保たれた搬送容器
    の開口部の蓋部材を、高クリーン度に保たれた部屋の開
    口部の扉部材に係合させて、前記両開口部の周辺部を密
    着させて高クリーン度を保ったまま、前記蓋部材を着脱
    する搬送容器の蓋着脱装置において、 前記蓋部材の位置決めをする位置決め部材と、 前記位置決め部材の位置を微調整する微調整機構と、 前記位置決め部材によって係合した前記蓋部材の位置を
    保持する位置保持機構と、を備えたことを特徴とする搬
    送容器の蓋着脱装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の搬送容器の蓋着脱装置
    において、 前記扉部材は、ベースプレートと、そのベースプレート
    に対して、面方向に移動可能な位置合わせプレートとを
    備え、 前記位置決め部材は、前記位置合わせプレートに設けら
    れ、 前記微調整機構は、前記ベースプレートに設けられ、前
    記位置合わせプレートを面方向に移動可能に支持し、 前記位置保持機構は、前記ベースプレートに設けられ、
    前記位置合わせプレートの位置を保持することを特徴と
    する搬送容器の蓋着脱装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の搬送容器の蓋着脱装置
    において、 前記位置合わせプレートを中央位置に復帰させるセンタ
    リング機構を備えたことを特徴とする搬送容器の蓋着脱
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の搬送容器の蓋着脱装置
    において、 前記位置合わせプレートに設けられ、その軸回りに回転
    して、前記蓋部材に係合し、ロック又はアンロックする
    ロック部材をさらに備え、 前記ベースプレート側に設けられ、前記ロック部材を回
    転駆動するロック駆動手段と、 前記ベースプレートと前記位置合わせプレートとの面方
    向へのズレを許容して、前記ロック駆動手段の回転力を
    前記ロック部材に伝達する偏心伝達機構と、を備えたこ
    とを特徴とする搬送容器の蓋着脱装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項に記載の搬送容器の蓋着脱装置において、 前記位置保持機構は、前記ロック部材が前記蓋部材をロ
    ックする前に、前記位置合わせプレートの保持を解除
    し、前記ロック部材が前記蓋部材をロックした後に、前
    記位置合わせプレートを保持することを特徴とする搬送
    容器の蓋着脱装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5までのいずれか1
    項に記載の搬送容器の蓋着脱装置において、 前記ロック部材は、前記蓋部材が前記搬送容器の開口部
    へ挿入する挿入動作の初期段階でロックを解除すること
    を特徴とする搬送容器の蓋着脱装置。
  7. 【請求項7】 内部が高クリーン度に保たれた搬送容器
    の開口部の蓋部材を、高クリーン度に保たれた部屋の開
    口部の扉部材に係合させて、前記両開口部の周辺部を密
    着させて高クリーン度を保ったまま、前記蓋部材を着脱
    する搬送容器の蓋着脱装置において、 前記蓋部材に係合してロックするロック部材と、 前記ロック部材を前記扉部材側に引きつけて、前記蓋部
    材を前記扉部材に固定する蓋固定手段を備えたことを特
    徴とする搬送容器の蓋着脱装置。
  8. 【請求項8】 内部が高クリーン度に保たれた搬送容器
    の開口部の蓋部材を、高クリーン度に保たれた部屋の開
    口部の扉部材に係合させて、前記両開口部の周辺部を密
    着させて高クリーン度を保ったまま、前記蓋部材を着脱
    する搬送容器の蓋着脱装置において、 前記蓋部材の被係合部に係合して位置決めをする位置決
    め部材と、 前記位置決め部材の外径を変化させて、前記位置決め部
    材を前記蓋部材の被係合部に位置決め固定させる位置決
    め固定手段と、を備えたこと特徴とする搬送容器の蓋着
    脱装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の搬送容器の蓋着脱装置
    において、 前記位置決め固定手段は、前記位置決め部材の外周に設
    けられ、内圧の増減により伸縮する伸縮部材を備えるこ
    とを特徴とする搬送容器の蓋着脱装置。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の搬送容器の蓋着脱装
    置において、 前記位置決め固定手段は、前記位置決め部材に形成さ
    れ、機械的な力により、 その径を変化させる割り部を備えることを特徴とする搬
    送容器の蓋着脱装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項10までのいずれ
    か1項に記載の搬送容器の蓋着脱装置において、 前記位置決め部材は、 先端にテーパを有する外筒と、 前記外筒に対して軸方向に移動自在に設けられ、先端に
    前記外筒のテーパと角度が一致するテーパを有し、突出
    時に前記両テーパが連続するように配置された内筒と、 前記内筒を突出方向に付勢する付勢部材と、を備えたこ
    とを特徴とする搬送容器の蓋着脱装置。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項11までのいずれ
    か1項に記載の搬送容器の蓋着脱装置において、 前記搬送容器の連結姿勢を矯正する連結姿勢矯正手段
    と、 前記搬送容器を載置して、前記位置決め部材との結合位
    置まで搬送する搬送テーブルと、 前記搬送容器の下面に設けられた断面V字溝と前記搬送
    テーブル上に設けられ前記断面V字溝に係合する連結ピ
    ンとを含み、前記搬送容器を前記搬送テーブルに固定す
    る固定手段とを備え、 前記連結姿勢矯正手段は、前記連結ピンと前記断面V字
    溝との接触範囲に設けられ、前記搬送テーブルの搬送方
    向と略直角な固定面であること、 を特徴とする搬送容器の蓋着脱装置。
  13. 【請求項13】 請求項1から請求項11までのいずれ
    か1項に記載の搬送容器の蓋着脱装置において、 前記搬送容器の連結姿勢を矯正する連結姿勢矯正手段を
    備え、 前記連結姿勢矯正手段は、前記扉部材の周辺部に設けら
    れ、前記搬送容器の蓋部材の上部及び/又は側部を押さ
    え、所定の可動範囲内で前記搬送テーブルの搬送方向及
    びそれと垂直方向に移動自在な押さえ部材を含むことを
    特徴とする搬送容器の蓋着脱装置。
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