JP2002067388A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002067388A
JP2002067388A JP2000267122A JP2000267122A JP2002067388A JP 2002067388 A JP2002067388 A JP 2002067388A JP 2000267122 A JP2000267122 A JP 2000267122A JP 2000267122 A JP2000267122 A JP 2000267122A JP 2002067388 A JP2002067388 A JP 2002067388A
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JP
Japan
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scanning position
unit
scanning
image forming
forming apparatus
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JP2000267122A
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English (en)
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Yasumasa Tomita
泰正 富田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ書き込みに関する各パラメータの調整
を、最小限の構成で自動的に補正可能にし、高精度な調
整作業を不要にすると共に、所望の書き込み精度を得る
こと。 【解決手段】 LDユニット16から出射されたレーザ
光を主走査方向に偏向走査し、該走査されたレーザ光を
折り返しミラー14により感光体ドラム10面に導く光
学系を備えた画像形成装置において、感光体ドラム10
における有効印字幅の両外側に、副走査方向に受光素子
を複数配列した受光手段が、平行に配置され、折り返し
ミラー14を介して結像されるレーザ光の走査位置を検
知する走査位置検知板30,31と、走査位置検知板3
0,31の検知信号にしたがってレーザ書き込みパラメ
ータを補正する補正手段(図示せず)と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ書き込み系
により、光源(LD)からのレーザ光を感光体に結像し
走査して画像形成を行なうレーザプリンタ、デジタル複
写機、ファクシミリ装置などの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における画像形成装置のレーザ書き
込み系の構成を図8に示す。図において、符号10は静
電潜像が形成される感光体ドラム、符号11は所定の速
度で高速回転するポリゴンスキャナ、符号12は正多角
形を成し、その側面に反射面を有するポリゴンミラー、
符号13はポリゴンミラー12で偏向された等角速度の
レーザ光を感光体ドラム上で等速走査(等ピッチ走査)
させるように光学補正するfθレンズ、符号14はレー
ザ光を感光体ドラム10に折り返すための折り返しミラ
ー、符号15は光学系内部へのトナーなどの侵入を防止
するための防塵ガラス、符号16はLD(レーザダイオ
ード)などが収容されたLDユニット、符号17はLD
から出射されたレーザ光を補正するシリンダレンズ、符
号18は有効書き込み外に設けられた同期検知ミラー、
符号19は同期検知ミラー18からのレーザ光を入射し
て制御板に導く同期検知ファイバ、符号20はLDユニ
ット16に対するパルス幅変調信号を送るPWM制御
板、符号21は装置全体を制御するメイン制御板、符号
23は画像データに対する各種の画像処理を施す画像処
理部である。
【0003】このようなレーザ書き込み系を用いた画像
形成装置において、LDユニット16から出射されたレ
ーザ光はシリンダレンズ17によりビーム整形され、ポ
リゴンスキャナ11によって回転されているポリゴンミ
ラー12で偏向走査され、単一あるいは複数のfθレン
ズ13を通過する。fθレンズ13を通過したレーザ光
は折り返しミラー14、防塵ガラス15を経て感光体ド
ラム10上に結像される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
示されるような従来のレーザ書き込み系を用いた画像形
成装置にあっては、以下のような問題点があった。感光
体ドラム10を走査する前に、同期検知ミラー18、同
期検知ファイバ19によって受光し、その受光タイミン
グを基準としてある決められた時間後から書き込み開始
を行い、さらに、記録紙に対して歪みやずれ、傾きのな
い画像を得るために、感光体ドラム10に対するレーザ
光の書き込みを高精度に走査する必要がある。
【0005】このため、これら機能部品およびユニット
それぞれの部品精度、組み立て精度、位置精度を高精度
にする必要がある。ところが、もし画像の傾きが生じた
場合、部品の交換あるいは人手による調整を行うなどし
て修復が必要となるため、結果としてコストアップを招
き、調整における作業者の負担、タクトタイムの増加な
どを招来させる要因となっている。また、走査位置がば
らつくなど機器によっては一定の走査位置が得られない
場合、個別に調整する必要が生じ作業効率を阻害してい
た。また、複数の光源(LDユニット17)を有する、
いわゆるマルチビームの画像形成装置の場合、所定の画
素密度を得るためには、副走査方向のビームピッチを高
精度に調整する必要がある。
【0006】近年、画像の高画質化、高密度化の要求に
伴い、主/副走査方向ともに400dpi、600dp
iといった画素密度が主流になり、最近では1200d
piの装置も開発されている。このような高い画素密度
になるにしたがって副走査方向のビームピッチも当然小
さくなり、600dpiで430μm、1200dpi
で22μmの間隔での調整を行っている。
【0007】また、光源として用いられる半導体レーザ
(LD)は、温度により波長が変動しやすい特性があ
り、さらに振動や光源部の経時的な位置の変動などによ
り、その都度調整している。さらに、たとえば温湿度の
変化に起因する記録紙の伸び縮み、あるいは走査レンズ
の取付位置のずれ、部品の精度不良などにより、本来必
要とした走査線の長さに対し、得られた画像が伸びたり
縮んだりする。走査線の長さは、光源を点灯させる画素
クロックに依存しているが、部品不良あるいは組み付け
不良によって本来必要としていた適切な走査線長さが得
られない場合、所定の走査線長さを得るために、強制的
に画素クロックを変化させるなど、その都度補正する必
要があった。
【0008】このように、画像の傾き補正、複数の光源
を有するときの副走査ビームピッチの調整、および倍率
補正においていかなる場合においても印字された画像に
よって適宜調整する必要があり、そのため、調整に伴う
作業者の負担,タクトタイムの増加を招来させていた。
また、調整作業に伴い機器の構成も複雑かつ大型化し、
それにしたがってコストアップや作業を複雑にしてい
る。
【0009】また、図8に示すレーザ書き込み系におい
て、書き出し位置を検知する場合、画像に対して正確な
書き込み位置(主走査方向のずれ)を得るためには、感
光体ドラム10面上と同じ位置で、かつ感光体ドラム1
0上と同等のビームスポット径で受光することが望まし
い。そのためには、レーザ書き込み系で検知デバイス
(フォトディティクタ)の直前にビーム径を整形するシ
リンドリカルを配置する方法が取られている。しかしな
がら、この方法を用いると、構成する部品点数が増加す
るためにコストアップとなると共に、それぞれの部品の
位置を正確に位置決めする必要があるので、高い加工精
度が要求される。
【0010】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、レーザ書き込みに関する各パラメータの調整を、
最小限の構成で自動的に補正可能にし、高精度な調整作
業を不要にすると共に、所望の書き込み精度を得ること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1にかかる画像形成装置にあっては、光源
から出射されたレーザ光を主走査方向に偏向走査し、該
走査されたレーザ光を折り返しミラーにより感光体面に
導く光学系を備えた画像形成装置において、前記感光体
における有効印字幅の両外側に、副走査方向に受光素子
を複数配列した受光手段が、平行に配置され、前記折り
返しミラーを介して結像されるレーザ光の走査位置を検
知する走査位置検知手段と、前記走査位置検知手段の検
知信号にしたがってレーザ書き込みパラメータを補正す
る補正手段と、を備えたものである。
【0012】この発明によれば、感光体の両端部に、受
光素子を複数配列した走査位置検知手段が、印字幅より
広い所定の間隔でかつ平行に配置され、走査位置検知手
段によってビームの書き込み位置を検出し、両端部それ
ぞれにおける画像位置ずれを算出し、それらの値にした
がって主走査方向の書出し位置やビームピッチ、倍率と
いった特性を補正する。
【0013】また、請求項2にかかる画像形成装置にあ
っては、前記走査位置検知手段の検知信号にしたがって
前記折り返しミラーの傾きを調整するミラー調整手段を
備えたものである。
【0014】この発明によれば、感光体の両端部に、受
光素子を複数配列した走査位置検知手段が、印字幅より
広い所定の間隔でかつ平行に配置され、印字開始前に、
プレ動作を行ない、走査位置検知手段によってビームの
書き込み位置(走査開始時および走査終了時)を検出
し、両端部それぞれにおける画像位置ずれを算出し、こ
の得られたずれ量にしたがって、主走査ラインの開始部
分と終了部分を結ぶ理想ラインになるように折り返しミ
ラーの傾きを調整する。
【0015】また、請求項3にかかる画像形成装置にあ
っては、光源を複数備えた光源ユニットを有し、前記走
査位置検知手段の検知信号にしたがって副走査方向のビ
ームピッチを調整するビームピッチ調整手段を備えたも
のである。
【0016】この発明によれば、光源を複数備え、それ
ぞれの光源を並列に配置し、走査位置検知手段の検知信
号にしたがって光源間を中心として光源ユニットを回動
することにより、副走査方向のビームピッチを所望の値
となるように可変調整する。
【0017】また、請求項4にかかる画像形成装置にあ
っては、前記走査位置検知手段の検知信号にしたがって
倍率を調整するための画素クロックを調整する画素クロ
ック調整手段を備えたものである。
【0018】この発明によれば、書出し側に位置する走
査位置検知手段によって書き込み開始タイミングを制御
し、他方の走査位置検知手段によって走査時間を算出
し、それぞれの検知タイミングの差から画素クロックを
変更することにより、倍率を所定値に調整する。
【0019】また、請求項5にかかる画像形成装置にあ
っては、前記走査位置検知手段は、前記感光体に当接か
つ正接する位置に配置されるものである。
【0020】この発明によれば、感光体に走査位置検知
手段を当接かつ正接して配置することにより、感光体の
ビームスポット径に近い状態での検知が実現する。
【0021】また、請求項6にかかる画像形成装置にあ
っては、前記感光体は本体から着脱可能なユニットをな
し、前記ユニットに前記走査位置検知手段を配置したも
のである。
【0022】この発明によれば、着脱可能な感光体ユニ
ットに走査位置検知手段を配置することにより、セット
後における光走査位置が変動した場合にも所望の位置精
度を確保可能にする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる画像形成装
置の好適な実施の形態について添付図面を参照し、詳細
に説明する。なお、本発明はこの実施の形態に限定され
るものではない。
【0024】図1は、本発明の実施の形態にかかる画像
形成装置のレーザ書き込み系の構成を示す説明図であ
る。このレーザ書き込み系は、先に図8で説明した従来
のレーザ書き込み系に対し、同じ機能を有する部品につ
いては同一符号を用いている。LDユニットから出射さ
れたレーザ光は、ポリゴンミラー12の回転により主走
査方向に偏向走査され、fθレンズ13、折り返しミラ
ー14によって反射された後、感光体ドラム10上に結
像する構成となっている。
【0025】この構成の特徴は、感光体ドラム10の両
側に、印字有効幅より広い所定の間隔をもって走査位置
検知板30と走査位置検知板31とを設けている点であ
る。すなわち、従来のレーザ書き込み系に対し、同期検
知機構の部分が異なる。この走査位置検知板30および
走査位置検知板31の位置関係を図2に示す。
【0026】この走査位置検知板30および走査位置検
知板31は、印字有効幅L1の外側に副走査方向に垂直
に設けられ、受光素子を等間隔で複数配列した構成とな
っている。受光部分は、たとえばCCD(電荷結合素
子)ラインセンサのように、各素子が等ピッチで配列さ
れている。さらに、この走査位置検知板30および走査
位置検知板31は、感光体ドラム10に対して平行に配
置されており、その受光信号をそれぞれ制御部40にフ
ィードバックし、レーザ光の走査位置および走査時の時
間(タイミング)を検知することが可能に構成されてい
る。
【0027】制御部40は、傾き調整部32の駆動モー
タM1、ピッチ調整部33の駆動モータM2、ポリゴン
スキャナ11それぞれに走査位置検知板30および走査
位置検知板31の検知信号にしたがった信号ΔMθ,Δ
Bp,CLを送るように構成されている。
【0028】また、折り返しミラー14の一端には、ミ
ラーの傾きを微調整するための傾き調整部32が設けら
れている。この折り返しミラー14の傾き調整の構成例
を図3に示す。この傾き調整部32は、たとえばステッ
ピングモータを駆動源としその出力軸にギア51を設
け、このギア51を折り返しミラー14を保持するブラ
ケット50の端部に設けられたセクタギア50aに歯合
させる。そして、制御部40からの信号ΔMθにしたが
ってステッピングモータを駆動するドライバ52に対
し、制御されるように構成する。
【0029】図3のように構成されたミラー傾き調整機
構では、走査位置検知板30および走査位置検知板31
の検知信号にしたがって制御部40がドライバ52に対
して信号ΔMθを送り、ステッピングモータを回転させ
ることにより折り返しミラー14の傾きを微調整する。
すなわち、走査位置検知板30および走査位置検知板3
1によってそれぞれ走査位置を検出し、それによって感
光体ドラム10の両端それぞれにおける走査位置のずれ
を算出し、そのずれ量から両端それぞれにおける画像位
置のずれを求める。そして、このずれ量にしたがって折
り返しミラー14の角度を調整することにより、画像の
傾きを補正する。記録紙に印字する前(ポリゴンスキャ
ナ11のプレ回転時)に行ない、画像印字前に傾きを補
正することにより、常に所望の画像が得られる。
【0030】図4は、光源(LD)を複数備えた場合の
LDユニットの構成を示す説明図である。LDユニット
60に光源(LD)61a,61bを並列して配置し、
光源間の中心を回転軸とし、回動する構成になってい
る。すなわち、LDユニット60の片側につば形状60
aを設け、つば形状60aの端部にピッチ調整部33の
の先端部分を当接させる。
【0031】図5はピッチ調整部の形状を示す説明図で
ある。たとえばステッピングモータの出力軸に、図示す
るような傾斜面が形成されている先端形状41aを有す
る回転軸41を設け、これを回転させることにより、L
Dユニット60が回転し、所望の副走査ビームピッチに
調整される。この調整は前述したミラー傾き調整と同様
に、走査位置検知板30および走査位置検知板31によ
って複数のビーム走査位置を検出し、その得られた位置
からビームピッチを制御部40にフィードバックする。
制御部40はビームピッチの調整量ΔBpをドライバ5
3に送り、ドライバ53がステッピングモータでなるピ
ッチ調整部33を駆動することにより、光源位置を適切
なビームピッチとなる位置に回動する。このビームピッ
チの調整においても、記録紙に印字する前に行なうた
め、画像印字前に、常に所望のビームピッチを得ること
ができる。
【0032】さらに、走査位置検知板30および走査位
置検知板31の検知信号から走査時間(タイミング)を
検知することもできる。書き込み開始および終了の位置
それぞれの検知タイミングの差を制御部40にフィード
バックすることによって、ポリゴンスキャナ11の画素
クロックを調整(ポリゴンミラー12の偏向角を変え
る)し、所望とする倍率(主走査倍率)に調整する。
【0033】ところで、走査位置検知板30および走査
位置検知板31は、正確な画像形成位置を得るために、
ビームの結像位置と同じ位置に配置する必要がある。そ
のため、感光体ドラム10に当接かつ正接する位置に配
置する。これにより、実際のビームスポット径をなす形
状で走査位置を検出することができると共に、レーザ光
を走査し結像するための書き込みユニット上の折り返し
ミラー14あるいはシリンドリカルレンズを削除するこ
とができ、部品コストを低減するこができる。また、従
来では、常に一定の書出し位置を得るために検知板の取
り付け位置に高い精度を必要としたが、本発明では、常
に感光体ドラム10上に所望の書き込み位置を得ること
ができる。
【0034】図6は、本発明の実施の形態にかかるレー
ザ書き込み系と感光体ユニットの関係を示す説明図であ
る。図において、符号70は感光体ユニット70であ
り、感光体ドラム10と現像器・トナーカートリッジな
どを一体化したユニットである。ここでは、感光体ドラ
ム10に走査位置検知板30および走査位置検知板31
が設けられている。このように、感光体ドラム10を収
納するユニットと一体になって構成されるため、この感
光体ユニット70を本体にセットした際に、感光体ユニ
ット70とレーザ書き込み系との位置関係がずれ、光走
査位置が変動しても、感光体ドラム10の走査位置検知
板30および走査位置検知板31は変化しないため、常
に所望の位置に画像を形成することができる。
【0035】さて、これまで説明してきたレーザ書き込
み系の一連の動作を図7に示すフローチャートを用いて
説明する。まず、画像形成前に、感光体ドラム10を回
転(感光体プレ回転)し(ステップS11)、レーザ光
を出射しポリンゴンスキャナ11によりレーザ光を走査
する(ステップS12)。続いて、走査位置検知板30
からの信号を検出し(ステップS13)、さらに走査位
置検知板31からの信号を検出し(ステップS14)、
これらの信号から折り返しミラー14の傾き補正量を算
出する(ステップS15)。
【0036】続いて、走査位置検知板30および走査位
置検知板31の信号からビームピッチの調整量を算出し
(ステップS16)、さらにポリンゴンスキャナ11の
画素クロックを算出して決定し(ステップS17)、さ
らに書出し位置を決定する(ステップS18)。そし
て、これら補正量あるいは調整量から、折り返しミラー
14の傾き調整、ビームピッチの調整、倍率調整を前述
した機構および動作にしたがって実行する(ステップS
19)。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる画
像形成装置(請求項1)によれば、感光体の両端部に、
受光素子を複数配列した走査位置検知手段が、印字幅よ
り広い所定の間隔でかつ平行に配置し、走査位置検知手
段によってビームの書き込み位置を検出し、両端部それ
ぞれにおける画像位置ずれを算出し、それらの値にした
がって主走査方向の書出し位置やビームピッチ、倍率と
いった特性を補正するため、レーザ書き込みに関する各
パラメータの調整を、最小限の構成で自動的に補正する
ことができ、かつ高精度な調整作業を不要にすると共
に、所望の書き込み精度が得られる。
【0038】また、本発明にかかる画像形成装置(請求
項2)によれば、感光体の両端部に、受光素子を複数配
列した走査位置検知手段が、印字幅より広い所定の間隔
でかつ平行に配置し、印字開始前に、プレ動作を行な
い、走査位置検知手段によってビームの書き込み位置
(走査開始時および走査終了時)を検出し、両端部それ
ぞれにおける画像位置ずれを算出し、この得られたずれ
量にしたがって、主走査ラインの開始部分と終了部分を
結ぶ理想ラインになるように折り返しミラーの傾きを調
整するため、主走査方向のラインずれを自動的に修正す
ることができ、従来面倒であった人手による調整作業が
不要になる。
【0039】また、本発明にかかる画像形成装置(請求
項3)によれば、光源を複数備え、それぞれの光源を並
列に配置し、走査位置検知手段の検知信号にしたがって
光源間を中心として光源ユニットを回動することによ
り、副走査方向のビームピッチを所望の値となるように
可変調整するため、常に所望とするビームピッチを複雑
な作業を必要とせずに得ることができる。
【0040】また、本発明にかかる画像形成装置(請求
項4)によれば、書出し側に位置する走査位置検知手段
によって書き込み開始タイミングを制御し、他方の走査
位置検知手段によって走査時間を算出し、それぞれの検
知タイミングの差から画素クロックを変更することによ
り、倍率を所定値に調整するため、複雑な作業を必要と
せずに、光学誤差に起因する倍率の変動を常に一定の倍
率となるよう調整することができる。
【0041】また、本発明にかかる画像形成装置(請求
項5)によれば、感光体に走査位置検知手段を当接かつ
正接して配置することにより、感光体のビームスポット
径に近い状態(結像面と同位置のスポット径)での検知
が実現するので、書き込み系の部品精度やフォトディテ
ィクタなどの取り付け位置の精度の左右されることな
く、感光体の所定位置に画像を形成することが可能にな
る。
【0042】また、本発明にかかる画像形成装置(請求
項6)によれば、着脱可能な感光体ユニットに走査位置
検知手段を配置することにより、セット後における光走
査位置が変動した場合においても所望の位置精度が確保
されるので、画像形成位置を常に所定の精度に保つこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる画像形成装置のレ
ーザ書き込み系の構成を示す説明図である。
【図2】図1における2つの走査位置検知板の位置関係
および制御系を示す説明図である。
【図3】折り返しミラーの傾き調整機構例を示す説明図
である。
【図4】光源のビームピッチ調整機構例を示す説明図で
ある。
【図5】図4におけるピッチ調整部の形状例を示す説明
図である。
【図6】感光体ユニットとレーザ書き込み系の構造例お
よび関係を示す説明図である。
【図7】本発明の実施に形態にかかる調整動作までの手
順を示すフローチャートである。
【図8】従来における画像形成装置のレーザ書き込み系
の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 11 ポリゴンスキャナ 12 ポリゴンミラー 14 折り返しミラー 30,31 走査位置検知板 32 傾き調整部 33 ピッチ調整部 40 制御部 50 ブラケット 50a セクタギア 51 ギア 52,53 ドライバ 60 LDユニット 60a,60b 光源 70 感光体ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/04 111 G03G 15/00 556 15/041 15/04 117 H04N 1/113 H04N 1/04 104A Fターム(参考) 2C362 BA87 BA89 BA90 BB30 BB32 BB34 BB37 BB46 CB59 DA03 2H045 AA01 CA88 CB22 DA02 2H071 BA03 BA13 BA32 BA34 DA02 DA15 DA32 2H076 AB05 AB06 AB12 AB16 AB67 AB68 AB72 AB73 AB74 AB76 EA06 5C072 AA03 BA02 BA17 HA02 HA13 HB08 HB11 HB20 UA20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から出射されたレーザ光を主走査方
    向に偏向走査し、該走査されたレーザ光を折り返しミラ
    ーにより感光体面に導く光学系を備えた画像形成装置に
    おいて、 前記感光体における有効印字幅の両外側に、副走査方向
    に受光素子を複数配列した受光手段が、平行に配置さ
    れ、前記折り返しミラーを介して結像されるレーザ光の
    走査位置を検知する走査位置検知手段と、 前記走査位置検知手段の検知信号にしたがってレーザ書
    き込みパラメータを補正する補正手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記走査位置検知手段の検知信号にした
    がって前記折り返しミラーの傾きを調整するミラー調整
    手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 光源を複数備えた光源ユニットを有し、
    前記走査位置検知手段の検知信号にしたがって副走査方
    向のビームピッチを調整するビームピッチ調整手段を備
    えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記走査位置検知手段の検知信号にした
    がって倍率を調整するための画素クロックを調整する画
    素クロック調整手段を備えたことを特徴とする請求項1
    に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記走査位置検知手段は、前記感光体に
    当接かつ正接する位置に配置されることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記感光体は本体から着脱可能なユニッ
    トをなし、前記ユニットに前記走査位置検知手段を配置
    したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記
    載の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007145012A (ja) * 2005-10-31 2007-06-14 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および感光体ユニット
JP2009157154A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Ricoh Co Ltd 光走査装置および画像形成装置

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