JP2002066657A - 非粘着性に優れた鋼板及びその製造方法 - Google Patents

非粘着性に優れた鋼板及びその製造方法

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JP2002066657A
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Sumio Watanabe
純夫 渡辺
Takeshi Kato
豪 加藤
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Takasago Tekko KK
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TAKASAGO IRON WORKS
Takasago Tekko KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙等に対する非粘着性に優れた鋼板の提供で
ある。 【解決手段】 鋼板表面に、ロール圧延処理若しくはプ
レス処理によるエンボス加工又は微細な固体を添加した
塗料を塗装することにより、表面の凹凸高さが0.04〜0.
5mm、凸部の投影面積率が70%以下で、かつ凸部の平坦
部の面積率が投影面積の30%以下の非連続的な凸部を有
する非粘着性に優れたステンレス鋼板又は炭素鋼板が得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築、土木用分
野、電設設備分野、特にストリートファニチャーと称さ
れる分野で使用される各種の装飾材、防護材に適する非
粘着性に優れた炭素鋼板又はステンレス鋼板に関するも
のである。
【0002】道路回りで使用される土木建築物、例えば
電柱、通信ケーブルを架設するためのポール類、道路信
号機又は各種通信設備の中継施設として設置されるボッ
クス類等のいわゆるストリートファニチャーと称される
設備、更には建築・建材分野の設備では、都市環境面か
ら景観性が望まれている。
【0003】従来、かかる用途分野の材料には、炭素鋼
に亜鉛めっきを施しためっき鋼板、ステンレス鋼板、各
種樹脂材料、或いは前記めっき鋼板又はステンレス鋼板
表面に凹凸の高さが5〜30mm、表面積が50〜200mm
凹凸加工を施したものが使用されてきた。
【0004】しかしながら、炭素鋼に亜鉛めっきを施し
ためっき鋼鈑、ステンレス鋼鈑では、各種の不法貼り紙
が貼られた場合、都市景観を損なうため、貼り紙の撤去
作業が行われているが、簡単には除去できず、また貼り
紙が部分的に残存することがあり、貼り紙の撤去作業性
や景観に問題を有していた。
【0005】また、特開2000−129411号公報
が知られているが、該公報に記載されているものは、建
造物の床材、手摺等に使用する耐滑り性及び抗菌性に優
れたステンレスエンボス鋼板であって、Cu主体の第2相
を0.2体積%以上析出させたものを基材とするものであ
る。しかし、該公報に開示されているものは、耐滑り性
及び抗菌性に優れたステンレスエンボス鋼板であって、
本発明の目的とする非粘着性を改善するものとはその目
的を全く異にするものである。
【0006】更に、非粘着性材料として各種樹脂材料を
使用したものがあるが、各種樹脂材料では、非粘着性が
充分でないばかりか、走行する車両等との接触によって
樹脂材料が破損し、更に、アクリル樹脂や塩化ビニル樹
脂のように樹脂の種類によっては、紫外線による劣化に
よって、色調が退化したり脆化する等の問題を有してい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
欠点を改善するため種々研究の結果達成されたものであ
って、貼り紙等の付着しにくい非粘着性に優れ、かつ、
景観性に優れており、また、破損が少なく、しかも安価
な金属鋼板を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、ステンレス鋼板又は炭素鋼板等の鋼板表面に、微
細な凹凸からなるエンボス加工又は微細な固体を添加し
た塗料を塗装することによって、形成される凸部をコン
トロールし、貼り紙類に対する非粘着性を有し、かつ防
眩性、景観性、耐蝕性を兼備する鋼板の提供である。
【0009】請求項1の発明は、ステンレス鋼板表面又
は炭素鋼板表面に、凹凸の高さが0.04〜0.5mm、凸部の
投影面積率が70%以下、凸部の平坦部の面積率が投影面
積の30%以下の微細な凹凸で、かつ、凸部が非連続的に
形成されているという構成のものである。
【0010】請求項2の発明は、ステンレス鋼板表面又
は炭素鋼板表面に、凹凸の高さが0.04〜0.1mm、凸部の
投影面積率が70%以下、凸部の平坦部の面積率が投影面
積の30%以下で、かつ、凸部が非連続的に形成された凹
凸と、更に、凹凸の高さが0.1〜1.0mm、凸部の投影面積
率が70%以下、凸部の平坦部の面積率が投影面積の30%
以下で、かつ、凸部が非連続的に形成されている凹凸が
二重に施されているという構成のものである。
【0011】請求項3の発明は、請求項1の発明が、ロ
ール圧延処理又はプレス処理により、鋼板表面にエンボ
ス加工を施して、非連続的な凸部からなる凹凸を形成す
る非粘着性に優れた鋼板の製造方法という構成のもので
ある。
【0012】請求項4の発明は、請求項2の発明が、ロ
ール圧延処理又はプレス処理により、鋼板表面にエンボ
ス加工を施して、非連続的な凸部からなる凹凸を形成し
た後、更に該鋼板表面にロール圧延処理又はプレス処理
により、前記凹凸に重ねてエンボス加工を施こす鋼板の
製造方法という構成のものである。
【0013】請求項5の発明は、請求項1の発明が、鋼
板表面に、微細な固体を添加した塗料を塗装し、該鋼板
表面に微細、かつ、非連続的な凸部からなる凹凸を形成
する非粘着性に優れた鋼板の製造方法という構成のもの
である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は以上の如き構成のもので
あって、ここで、凸部の投影面積率とは、凹凸を形成す
る全表面に対する凸部総和の投影面積の占める割合、即
ち、凹凸を形成する全表面積(M)に対し、凸部の投影
面積(図1x、y中、直径Aで示すS)の総和(ΣS)
との比、即ち、ΣS/M×100%であり、また、凸部の
平坦部面積率とは、凸部の頂上から凹凸面の高低差Hの2
0%以内の平坦部面積部分(図1y中、直径aで示す0.2
Hの面積s)が、凸部の投影面積の内に占める割合、即
ち、s/S×100%である。尚、凸部の平坦部面積を凸
部の頂上からの高さHの20%としたのは、凸部の頂部の
平坦性に若干バラツキがあるため、凸部の頂上から凹凸
面の高低差Hの20%以内の平坦部面積を基準とした。
【0015】即ち、本発明の要旨とするところは、表面
に微細な凹凸を設け、その凹凸の凸部形状をコントロー
ルすることによって、表面に貼られた貼り紙類に対する
非粘着性を付与するものであり、しかも、防眩性、景観
性、耐蝕性を兼備する材料を提供するものである。以
下、本発明を詳細に説明する。
【0016】本発明者等は、各種の表面加工処理を施し
たステンレス鋼板及び亜鉛めっき炭素鋼板表面に、凹凸
が異なる各種エンボス加工を施したもの又は鋼板表面に
塗装処理を施したものを製造し、表面に粘着テープを張
り付け、これを剥がすときの剥離力を調査した。使用し
た粘着テープは塩化ビニル製で、標準接着力は80N/mmで
ある。これをロールにより鋼板の表面に粘着させ、剥離
強さをJIS Z 0237 に従い、剥離角度90度での剥離強さ
を測定した。この評価に用いた各種材料と剥離強さ及び
その結果を後述表1に示す。尚、剥離強さの評価基準と
して、SUS304 BA仕上げ鋼板の約半分以下の剥離強さで
剥離できるもの、即ち、剥離強さが0.03N/mm以下のもの
を良好とした。
【0017】以下、各種条件を変更して評価した本発明
の結果について説明する。 まず、ステンレス鋼板BA仕上げ材、2B仕上げ材及び
BA仕上げ材にダルロールで圧延した材料については、表
面の凹凸が充分にとれず、結果として凸部の平坦部面積
率も高くなり、剥離強さが劣る。また、同様の理由によ
り防眩性も良くない。尚、BA仕上げ材と、2B仕上げ材と
では、BA仕上げ材の方が防眩性に劣るため、以下の検討
は、2B仕上げ材をベースに行った。
【0018】 表面凹凸を大きくするため、エンボス
ロールで圧延処理を行った。凹凸の高さが0.04mm以上と
なると剥離強さが小さくなる傾向が見られるが、凹凸の
凸部投影面積率が70%以下で、かつ凸部の平坦部面積が
30%以下でないと充分な効果が認めがたい(表1中の
(5)〜(14)参照)。尚、前記条件を満足するものであれ
ば、適宜ロール圧延処理又はプレス処理の何れを用いて
エンボス加工を行ってもよい。
【0019】 表1の(15)に示したものは、表面凹凸
が比較的小さなエンボスロールで圧延処理した後、更
に、表面凹凸が前記凹凸より大きなエンボスロールで二
重に圧延処理したステンレス鋼板であって、凸部の投影
面積率と凸部の平坦部面積率が比較的大きいにもかかわ
らず、良好な剥離強さを示している。
【0020】 次に、表1中の(16)は、ステンレス鋼
板表面に、着色樹脂を塗装したものであり、また、(17)
は、亜鉛めっき炭素鋼板表面に、着色樹脂を塗装したも
のである。表1から明らかなように、両者は凹凸の高さ
が小さすぎるため、剥離強さが高い。
【0021】これに対し、前記(16)と同一のステンレス
鋼板表面に、微細な固体を添加した着色樹脂塗装を施し
たもの(18)及び前記(17)と同一の亜鉛めっき炭素鋼板表
面に、微細な固体を添加した着色樹脂塗装を施したもの
(19)では、凹凸の高さが大きくなり、適正な剥離強さを
示し、非粘着性も良好である。尚、塗料に添加する微細
な固体は、ガラスやセラミック等が用いられるが、必ず
しもこれらに限定するものではなく、凸部の平坦部面積
率をできるだけ少なくできるものであればよい。
【0022】即ち、本発明の非粘着性に優れた鋼板は、
その表面を機械的なエンボス加工のみならず、微細な固
体を添加した着色樹脂塗料を塗装することによっても達
成することができる。着色樹脂の塗装方法としては、特
に制約はなくロールコーティング、フローコーティン
グ、静電塗装、粉体塗装等各種のものが使用できる。
尚、表1中、樹脂塗装材について防眩性を○としている
のは、反射しにくい着色塗装をしているためであり、着
色そのものは剥離強さとは直接関係がない。
【0023】 素材については、耐蝕性、特に端面
と、成形加工時や使用時の疵付きによる疵部からの耐蝕
性の点からステンレス鋼が望ましいが、炭素鋼に溶融亜
鉛めっき、錫めっき又は鉛めっき、その他各種電気めっ
きを施したものを使用しても耐蝕性が確保でき、ステン
レス鋼と同様の効果が得られる。
【0024】 以上の結果から、表面の凹凸の高さに
ついては0.04mmを超えると剥離強さが小さくなることが
わかった。尚、表面凹凸の高さの上限については、張出
加工となるため材料の加工が難しくなることと、加工後
の材料形状が平坦でなくなること、更にはロール圧延処
理又はプレス処理による加工においても、ロールや金型
の加工費用が嵩むこと等から、0.5mmを上限としたが、
防眩性の点からも低い方が望ましい。
【0025】
【実施例】実施例1 SUS304 2B仕上げ材にロール圧延処理で、凹凸高さが0.1
2mmのエンボス加工を行った(表1中の(10))。この場
合の凹凸の凸部面積率は48%、凸部の平坦部面積率は15
%である。この材料の剥離強さは0.013N/mmであり、充
分に良好な剥離性が得られ、また、防眩性についても良
好な結果が得られた。
【0026】
【表1】
【0027】実施例2 SUS304 2B仕上げ材にロール圧延処理で、まず凹凸高さ
が0.027mmのエンボス加工を行った(表1中の(6)、図2
参照)。この段階での凹凸の凸部投影面積率は38%、凸
部の平坦部面積率は33%である。この段階では剥離強さ
は0.044N/mmであり、効果は不十分である。この材料を
ロール圧延処理で、凹凸高さが0.30mmの大きな凹凸のエ
ンボス加工を行った(表1中の(12)。図3参照)。表1
中の(12)では、剥離強さは0.024N/mmで、まずまずの剥
離性結果が得られている。
【0028】実施例3 前記実施例2におけるエンボス加工(前記表1中の(6)
と同じ凹凸)を形成した鋼板表面に、更に、エンボス加
工で表1中の(12)と同じ凹凸を二重に形成した(表1中
の(15))。その結果、凸部投影面積率は68%、凸部の平
坦部面積率は15%で、剥離強さは0.015N/mmと更に良好
であり、良好な剥離性の結果が得られた。防眩性も良好
である。
【0029】実施例4 SUS304 2B仕上げ材に、平均粒度が約100μのガラス粉末
を添加した黒色樹脂塗装を行った(表1中の(18))。そ
の結果、凸部投影面積率は12%、凸部の平坦部面積率は
5%で、剥離強さは0.010N/mmと良好であり、剥離性も良
好な結果が得られた。防眩性も良好であった。
【0030】実施例5 SS4004に、溶融亜鉛を片面100gめっきした炭素鋼板表面
に、平均粒度が約59μのガラス粉末を添加した樹脂塗装
を行った(表1中の(19))。その結果、凸部投影面積率
は10%、凸部の平坦部面積率は25%で、剥離強さは0.01
5N/mmと良好であり、剥離性も良好な結果が得られた。
ステンレス鋼同様、黒色塗装であり、防眩性も良好であ
った。
【0031】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明はステンレス
鋼板又は各種めっきを施した炭素鋼板表面に、凹凸の高
さが0.04〜0.5mm、凸部の投影面積率が70%以下、凸部
の平坦部の面積率が投影面積の30%以下からなる微細な
凹凸を形成することによって、鋼板表面に貼付された貼
り紙の剥離が改善でき、貼り紙の剥離作業が容易となる
ばかりか、貼り紙が部分的に残存する等のおそれもな
く、都市環境面から景観性を大幅に改善できる。
【0032】また、本発明は、ステンレス鋼板又は各種
めっき鋼板を使用しているため、樹脂材料と異なり機械
的強度が高く、車両等に接触した場合でも破損のおそれ
は少なく、更に防眩性、耐蝕性等も何等損なうことがな
いため、ストリートファニチャーと称される各種装飾
材、防護材関係等の設備、更には建築・建材分野に広く
適用することができる。
【0033】また、本発明は、鋼板表面にロール圧延処
理又はプレス処理によるエンボス加工を施すものである
から、従来のロール圧延処理又はプレス処理と同様に処
理できるため、処理工程も簡単である。更に、本発明
は、鋼板表面に微細な固体を添加した塗料を常法により
塗装して、エンボス加工と同様、微細な所望の凹凸を簡
単に形成することができる。
【0034】前記凹凸を形成した鋼板表面に、更に、該
凹凸より大なる凸部の高さの凹凸を二重に成形して製造
することができるため、非粘着性の効果を向上するがで
きることに加え、意匠性、防眩性等も増すことができる
ほか、新たな金型を別個に作成する必要がないから、コ
ストを削減でき、更に微細な凹凸を形成できるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 xは表面凹凸部の側面拡大図、yは同平面図
である。
【図2】 xは凹凸の高さが0.027mmのエンボス加工を行
ったものの側面図、yは同平面図である。
【図3】 xは凹凸の高さが0.30mmのエンボス加工を行
ったものの側面図、yは平面図の図面代用写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B21D 22/08 B21D 22/08 // B21B 1/22 B21B 1/22 C

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステンレス鋼板表面又は炭素鋼板表面
    に、凹凸の高さが0.04〜0.5mm、凸部の投影面積率が70
    %以下、凸部の平坦部の面積率が投影面積の30%以下
    で、かつ、凸部が非連続的に形成されている凹凸部から
    なることを特徴とする非粘着性に優れた鋼板。
  2. 【請求項2】 ステンレス鋼板表面又は炭素鋼板表面
    に、凹凸の高さが0.04〜0.1mm、凸部の投影面積率が70
    %以下、凸部の平坦部の面積率が投影面積の30%以下
    で、かつ、凸部が非連続的に形成された凹凸と、更に、
    凹凸の高さが0.1〜1.0mm、凸部の投影面積率が70%以
    下、凸部の平坦部の面積率が投影面積の30%以下で、か
    つ、凸部が非連続的に形成されている凹凸が二重に施さ
    れていることを特徴とする非粘着性に優れた鋼板。
  3. 【請求項3】 ロール圧延処理又はプレス処理により、
    鋼板表面にエンボス加工を施して、微細、かつ、非連続
    的な凸部からなる凹凸を形成することを特徴とする請求
    項1記載の非粘着性に優れた鋼板の製造方法。
  4. 【請求項4】 ロール圧延処理又はプレス処理により、
    鋼板表面にエンボス加工を施して、微細、かつ、非連続
    的な凸部からなる凹凸を形成した後、更に該鋼板表面に
    ロール圧延処理又はプレス処理により、前記凹凸に重ね
    てエンボス加工を施こすことを特徴とする請求項2記載
    の鋼板の製造方法。
  5. 【請求項5】 鋼板表面に、微細な固体を添加した塗料
    を塗装し、該鋼板表面に微細、かつ、非連続的な凸部か
    らなる凹凸を形成することを特徴とする請求項1記載の
    非粘着性に優れた鋼板の製造方法。
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