JP2002066263A - 中空糸膜モジュールおよび中空糸膜モジュールの製造方法 - Google Patents

中空糸膜モジュールおよび中空糸膜モジュールの製造方法

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JP2002066263A
JP2002066263A JP2000258868A JP2000258868A JP2002066263A JP 2002066263 A JP2002066263 A JP 2002066263A JP 2000258868 A JP2000258868 A JP 2000258868A JP 2000258868 A JP2000258868 A JP 2000258868A JP 2002066263 A JP2002066263 A JP 2002066263A
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fiber membrane
membrane module
housing
baffle
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Toshikatsu Katagiri
敏勝 片桐
Yoshio Kusano
佳夫 草野
Hiroshi Shimanuki
寛士 島貫
Mikihiro Suzuki
幹浩 鈴木
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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    • H01M8/04Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
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    • H01M8/04119Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants with simultaneous supply or evacuation of electrolyte; Humidifying or dehumidifying
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加湿装置の中空糸膜モジュールにおけるハウ
ジング内を流れる気体の流速を早め、滞留時間を長し
て、効率的に水分交換できるようにする。また、そのよ
うな中空糸膜モジュールを容易に製造できるようにす
る。 【解決手段】 加湿装置における中空糸膜モジュール2
1のハウジング21内における供給空気Aの流路を仕切
るバッフル41a〜41dが形成されている。この中空
糸膜モジュール21に収納される中空糸膜束32におけ
るバッフル41a〜41dは、複数の中空糸膜を平面状
に並べ、これらの中空糸膜を結束する編み糸で構成する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中空糸膜モジュー
ルおよび中空糸膜モジュールの製造方法に係り、さらに
詳しくは、たとえば電気自動車における燃料電池の加湿
装置に利用される中空糸膜モジュールおよび中空糸膜モ
ジュールの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電気自動車の動力源などとして燃
料電池が注目されている。この燃料電池には、いわゆる
固体高分子型燃料電池のものがある。この固体高分子型
の燃料電池においては、燃料電池から排出された湿潤気
体である排出空気の水分を供給空気に水分交換する加湿
装置が用いられている。このような燃料電池に用いられ
る加湿装置としては、電力消費量が少ないものが好適で
ある。また、取り付けスペースが小さい、いわばコンパ
クト性が求められる。そのため、加湿装置としては超音
波加湿、スチーム加湿、気化式加湿、ノズル噴射などの
種類があるものの、燃料電池に用いられる加湿装置とし
ては、中空糸膜を用いたものが好適に利用されている。
【0003】このような中空糸膜を用いた加湿装置とし
て、たとえば本出願人が先の特願2000−10971
号において開示した中空糸膜モジュールを備えるものが
ある。図12に示すように、この加湿装置の中空糸膜モ
ジュール80においては、ハウジング81の長手方向に
沿って配した多数、たとえば5000本程度の水透過性
の中空糸膜よりなる中空糸膜束82がハウジング81内
に収納されている。ハウジング81の側部両端近傍に
は、中空糸膜の外側を通流させる供給空気の流入口83
および流出口84が形成されている。また、ハウジング
81の両端には、中空糸膜の内側を通流させる排出空気
の流入口85および流出口86が形成されている。そし
て、ハウジング81における中空糸膜の内側と外側に通
流する供給空気と排出空気との間で水分交換を行い、水
分量の少ない供給空気を加湿するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる中空
糸膜モジュール80においては、水分を効率的に交換で
きるように、ハウジング81内を流れる気体の流速が速
く、しかもハウジング81内での滞留時間を長くするこ
とが望まれる。ところが、前記従来の加湿装置80にお
けるハウジング81内を通流する供給空気は、単にハウ
ジング81の一方の端部から他方の端部に流れるのみで
あるため、流速を早めることはできなかった。また、気
体の流路も限られているため、流路を長くしてハウジン
グ81内での滞留時間を長くさせることもできなかっ
た。
【0005】そこで、本発明の課題は、ハウジング内を
流れる気体の流速を速め、しかも滞留時間を長くするこ
とにより、効率的に水分交換できるようにすることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決した本発
明に係る中空糸膜モジュールは、複数の中空糸膜を束ね
てなる中空糸膜束をハウジング内に収納し、前記中空糸
膜の内側と外側にそれぞれ水分含量の異なる流体を通流
して前記流体間で水分交換を行い、水分含量の少ない流
体を加湿する加湿装置における中空糸膜モジュールであ
って、前記ハウジング内における前記中空糸膜の外側を
通流する流体の流路を仕切るバッフルが、前記ハウジン
グ内における前記中空糸膜の外側に形成されていること
を特徴とするものである。
【0007】請求項1に係る発明では、ハウジング内に
おける中空糸膜の外側にバッフルが形成されているの
で、ハウジング内であって中空糸膜の外側を流れる流体
の流速を高めることができる。また、この流体の流路を
長くなるので、ハウジング内における滞留時間が長くな
り、効率的に水分交換を行うことができる。
【0008】請求項2に係る発明は、前記バッフルが、
前記複数の中空糸膜同士を結束する結束材によって形成
されていることを特徴とする請求項1に記載の中空糸膜
モジュールとされている。
【0009】ハウジング内にバッフルを形成する際、た
とえば仕切り板に複数の中空糸膜のそれぞれを通過させ
る通過孔を形成し、これらの通過孔のそれぞれに中空糸
膜を通してバッフルとすることが考えられる。しかし、
このようなバッフルを形成するには、約5000個もの
通過孔を仕切り板に形成し、その1つ1つに中空糸膜を
通さなければならないので、とても手間の掛かるもので
ある。
【0010】そこで、請求項2に係る発明においては、
中空糸膜の外側同士を結束する結束材によってバッフル
を形成している。このようにバッフルを形成することに
より、大きな手間を掛けることなく簡単にバッフルを形
成することができる。
【0011】請求項3に係る発明は、前記結束材が、隣
接する中空糸膜同士を結び付ける編み糸であることを特
徴とする請求項2に記載の中空糸膜モジュールである。
請求項3に係る発明によれば、編み糸でバッフルを形成
しているので、たとえばバッフルによって完全に流体の
流れを遮断するのではなく、わずかにその流れを残した
い場合などに、その流量を容易に調整するこができる。
また、中空糸膜モジュールを製造するにあたり、中空糸
膜を編み糸で編み込めばよいので、その製造が容易なも
のとなる。
【0012】請求項4に係る発明は、前記結束材を前記
中空糸膜の長手方向にずらしながら配置したことを特徴
とする請求項2または請求項3に記載の中空糸膜モジュ
ールである。
【0013】バッフルを結束材で形成するにあたり、中
空糸膜の長手方向に直交する方向に結束材を設けると、
複数の中空糸膜から中空糸膜束を形成した際に、結束材
が設けられている部分が他の部分よりも太ってしまう弊
害がある。
【0014】そこで、請求項4に係る発明においては、
結束材を中空糸膜の長手方向にずらしながら配置してい
る。このように、結束材をずらして配置することによ
り、結束材が設けられる部分が集中することがないの
で、中空糸膜束が局所的に太くなることがなくなる。
【0015】請求項5に係る発明は、平面状に並べた前
記複数の中空糸膜における前記バッフルを形成する位置
同士を前記結束材によって結束し、前記結束材によって
結束された中空糸膜を巻き上げて前記中空糸膜束を形成
したことを特徴とする請求項2から請求項4のうちのい
ずれか1項に記載の中空糸膜モジュールである。
【0016】請求項5に係る発明によれば、結束材を中
空糸膜に設けるのが容易であるとともに、その後に中空
糸膜束を製造するのも容易なものとなる。
【0017】請求項6に係る発明は、複数の中空糸膜を
束ねてなる中空糸膜束をハウジング内に収納し、前記中
空糸膜の内側と外側にそれぞれ水分含量の異なる流体を
通流して前記流体間で水分交換を行い、水分含量の少な
い流体を加湿する加湿装置における中空糸膜モジュール
の製造方法であって、平面状に前記複数の中空糸膜を配
置し、互いに隣り合う前記中空糸膜のうち、バッフルを
形成する位置に対応する中空糸膜のみを結束し、結束さ
れた前記中空糸膜を巻き上げて前記バッフルが設けられ
た中空糸膜束を形成し、前記中空糸膜束をハウジングに
収納することを特徴とする中空糸膜モジュールの製造方
法である。
【0018】請求項6に係る発明によれば、請求項5に
記載の発明と同様に、結束材を中空糸膜に設けるのが容
易であるとともに、その後に中空糸膜束を製造するのも
容易なものとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら具体的に説明する。本発明に係る中空糸
膜モジュールについて説明する前に、この中空糸膜モジ
ュールを利用した加湿装置を有する燃料電池システムの
例について説明する。
【0020】図1は本発明に係る加湿装置を備える燃料
電池システムの全体構成図であり、図2は燃料電池の構
成を模式化した説明図である。図1に示す燃料電池シス
テムFCSは、燃料電池1、空気供給装置AS、水素供
給装置HSなどから構成される燃料電池1を中核とした
発電システムである。
【0021】まず、図2に示すように、燃料電池1は、
電解質膜1cを挟んでカソード極側(酸素極側)とアノ
ード極側(水素極側)とに分けられ、それぞれの側に白
金系の触媒を含んだ電極が設けられ、カソード電極1b
およびアノード電極1dを形成している。電解質膜1c
としては固体高分子膜、例えばプロトン交換膜であるパ
ーフロロカーボンスルホン酸膜が使われる。この電解質
膜1cは、固体高分子中にプロトン交換基を多数持ち、
飽和含水することにより常温で20Ω-プロトン以下の
低い比抵抗を示し、プロトン導伝性電解質として機能す
る。なお、カソード電極1bに含まれる触媒は酸素から
酸素イオンを生成する触媒であり、アノード電極1dに
含まれる触媒は水素からプロトンを生成する触媒であ
る。
【0022】また、カソード電極1bの外側にはカソー
ド電極1bに酸化剤ガスとしての供給空気Aを通流する
カソード極側ガス通路1aが設けられ、アノード電極1
dの外側にはアノード電極1dに燃料ガスとしての供給
水素Hを通流するアノード極側ガス通路1eが設けられ
ている。カソード極側ガス通路1aの入口および出口は
空気供給装置ASに接続され、アノード極側ガス通路1
eの入口および出口は水素供給装置HSに接続されてい
る。なお、この図2における燃料電池1は、その構成を
模式化して1枚の単セルとして表現してあるが、実際の
燃料電池1は、単セルを200枚程度積層した積層体と
して構成される。また、燃料電池1は、発電の際に電気
化学反応により発熱するため、燃料電池1を冷却する図
示しない冷却装置を有する。
【0023】この燃料電池1は、カソード極側ガス通路
1aに供給空気Aが通流され、アノード極側ガス通路1
eに供給水素Hが供給されると、アノード電極1dで水
素が触媒作用でイオン化してプロトンが生成し、生成し
たプロトンは、電解質膜1c中を移動してカソード電極
1bに到達する。そして、カソード電極1bに到達した
プロトンは、触媒の存在下、供給空気Aの酸素から生成
した酸素イオンと直ちに反応して水を生成する。生成し
た水および未使用の酸素を含む供給空気Aは、排出空気
Aeとして燃料電池1のカソード極側の出口から排出さ
れる(排出空気Aeは多量の水分を含む)。また、アノ
ード電極1dでは水素がイオン化する際に電子e-が生
成するが、この生成した電子e-は、モータなどの外部
負荷Mを経由してカソード電極1bに達する。
【0024】次に、図1に示すように、空気供給装置A
Sは、本発明に係る加湿装置である加湿器2の他に、エ
アクリーナ3、コンプレッサ4、圧力制御弁5などを有
している。空気供給装置ASにおいては、燃料電池1に
おける供給空気Aの流路であって、燃料電池1の上流側
に加湿器2が配置されており、加湿器2の上流側にコン
プレッサ4が配置されている。さらに、コンプレッサ4
の上流側にエアクリーナ3が配置されている。また、燃
料電池1から排出された排出空気Aeの流路であって、
燃料電池1の下流側には加湿器2が配置され、その下流
側には圧力制御弁5が配置されている。
【0025】加湿器2は、エアクリーナ3より供給され
た空気を加湿して燃料電池1に供給するものであるが、
その詳細に付いては後に説明する。
【0026】エアクリーナ3は、図示しないフィルター
などから構成され、燃料電池1のカソード極側に供給さ
れる空気(供給空気A)をろ過して、供給空気Aに含ま
れるごみを取り除く。
【0027】コンプレッサ4は、図示しないスーパーチ
ャージャ(容積型の圧縮機)およびこれを駆動するモー
タなどから構成され、燃料電池1で酸化剤ガスとして使
用される供給空気Aを送り出し、加湿器2に供給するも
のである。このコンプレッサ4の送出力により、供給空
気Aは加湿器2を経て燃料電池1のカソード側に送り出
され、燃料電池1を経た後は、排出空気Aeとなって圧
力制御弁5を経て加湿器2に送出される。
【0028】圧力制御弁5は、図示しないバタフライ弁
およびこれを駆動するステッピングモータなどから構成
され、コンプレッサ4から吐出される供給空気Aおよび
燃料電池1から排出される排出空気Aeの圧力(吐出
圧)を圧力制御弁5の開度を減少・増加することにより
制御する。
【0029】一方、図1に示すように、水素供給装置H
Sは、水素ガスボンベ11、レギュレータ12、水素循
環ポンプ13、三方弁14などから構成される。
【0030】水素ガスボンベ11は、図示しない高圧水
素容器から構成され、燃料電池1のアノード極側に導入
される供給水素Hを貯蔵する。貯蔵する供給水素Hは純
水素であり、圧力は15〜20MPaG(150〜20
0kg/cm2G)である。なお、水素ガスボンベ11は、水
素吸蔵合金を内蔵し1MPaG(10kg/cm2G)程度の
圧力で水素を貯蔵する水素吸蔵合金タイプである場合も
ある。
【0031】レギュレータ12は、図示しないダイヤフ
ラムや圧力調整バネなどから構成され、高圧で貯蔵され
た供給水素Hを所定の圧力まで減圧させ、一定圧力で使
用できるようにする圧力制御弁である。このレギュレー
タ12は、ダイヤフラムに入力される基準圧を大気圧に
すると、水素ガスボンベ11に貯蔵された供給水素Hの
圧力を大気圧近辺にまで減圧することができる。
【0032】水素循環ポンプ13は、図示しないエジェ
クタなどから構成され、燃料電池1のアノード極側に向
かう供給水素Hの流れを利用して、燃料電池1で燃料ガ
スとして使用された後の供給水素H、つまり燃料電池1
のアノード極側から排出され三方弁14を通流する排出
水素Heを吸引し循環させる。なお、排出水素Heを循
環使用するのは、供給水素Hが、水素ガスボンベ11に
貯蔵されている純水素だからである。
【0033】それでは、本発明の第1の実施形態に係る
中空糸膜モジュールおよびこの中空糸膜モジュールを利
用した加湿装置について説明する。図3(a)は、本発
明に係る中空糸膜モジュールを収納した加湿装置の斜視
図、(b)はその側断面図、図4(a)は本発明に係る
中空糸膜モジュールの斜視図、(b)はその側断面図、
図5はハウジングに収納される中空糸膜束の斜視図、図
6(a)は図4(b)のX−X線断面図、(b)はY−
Y線断面図である。なお、図3,図4等においては、本
発明の「中空糸膜の内側に通流する流体」である排出空
気Aeの流れを白矢印で示し、「中空糸膜の外側を通流
する流体」である供給空気Aの流れを黒矢印で示す。
【0034】加湿器2は、図3(a)に示すように、略
円柱形をした中空糸膜モジュール21を並列に2本有す
るとともに、箱型をした一端側分配器22および他端側
分配器23を有し、全体として直方体形状とされてい
る。2本の中空糸膜モジュール21,21は、一端側分
配器22および他端側分配器23により水平に所定の間
隔をおいて配置されて固定されている。また、各中空糸
膜モジュール21,21のそれぞれには、一端側分配器
22を介して供給空気Aの供給および湿潤した排出空気
Aeの排出、他端側分配器23を介して加湿された供給
空気Aの排出および排出空気Aeの供給がなされる。
【0035】一端側分配器22は、他端側分配器23と
ともに2本の中空糸膜モジュール21,21を所定の位
置関係で固定している。この一端側分配器22は、排出
空気出口22aおよび供給空気入口22bを有する。排
出空気出口22aは、図3(b)に示すように、一端側
分配器22の内部に配した内部流路22a′によって各
中空糸膜モジュール21,21の排出空気流出口38と
連通している。また、供給空気入口22bは、一端側分
配器22の内部に配した内部流路22b′によって各中
空糸膜モジュール21,21の一端部側に形成された供
給空気流入口33,33…と連通している。
【0036】一方、他端側分配器23には、排出空気入
口23aおよび供給空気出口23bが形成されている。
排出空気入口23aは、他端側分配器23の内部に配し
た内部流路23a′によって各中空糸膜モジュール2
1,21の排出空気流入口37と連結されている。ま
た、供給空気出口23bは、他端側分配器23の内部に
配した内部流路23b′によって、各中空糸膜モジュー
ル21,21の他端部側に形成された供給空気流出口3
4,34…と連通している。
【0037】続いて、本発明に係る中空糸膜モジュール
の構造について説明する。中空糸膜モジュール21は、
図4(a)に示すように、ハウジング31を有してい
る。このハウジング31には、その長手方向に沿って配
した水透過性の中空糸膜32aを束ねて構成された中空
糸膜束32が収納されている。図4(b)において2点
鎖線で示す中空糸膜32aは、その内側から外側に達す
る口径数nm(ナノメートル)の微細な毛管を多数有し
ており、毛管中では、蒸気圧が低下して容易に水分の凝
縮が起こる。凝縮した水分は、水分の多い方から少ない
方に毛管現象により吸い出されて中空糸膜32aを透過
する。なお、中空糸膜32aの直径は、数mmあるいは
それ以下である。
【0038】ハウジング31は、両端が開放された中空
円筒形状をしており、その長手方向の一端側に供給空気
をハウジング31内に導入する8個の供給空気流入口3
3,33…が周方向に離間して形成されている。ハウジ
ング31における長手方向の他端側には、供給空気の流
出口となる8個の供給空気流出口34,34…が周方向
に離間して形成されている。
【0039】また、ハウジング31内には、図4(b)
に示すように、その長手方向に離間して4つのバッフル
41a〜41dが形成されている。これらのバッフル4
1a〜41dは、ハウジング31内における中空糸膜3
2aの外側に形成されている。したがって、中空糸膜3
2aの内側を通る気体である排出空気の通流を妨げるこ
とはなく、ハウジング31内であって中空糸膜32aの
外側を通流する気体である供給空気Aの流路を仕切るも
のである。
【0040】ハウジング31に収納される中空糸膜束3
2は、図5に示すように、中空糸膜32a,32a…を
多数、たとえばおよそ5000本束ねて形成されてい
る。また、中空糸膜束32の一端部側および他端部側
は、ポッティングされてポッティング部35,36が形
成されている(図4参照)。
【0041】さらに、バッフル41a,41b…のう
ち、供給空気の流路の最上流側に形成されているバッフ
ル41aは、ハウジング31内における供給空気の流路
の上側を遮断するように形成されている。その下流側の
バッフル41bは、ハウジング31内における供給空気
の流路の下側を遮断するように形成されており、さらに
その下流側のバッフル41cは供給空気流路の上側を遮
断するようになっている。したがって、供給空気は、ハ
ウジング31内を上下に蛇行しながら下流側に流れてい
く。
【0042】ハウジング31内における供給空気の流路
の上側を遮断するバッフル41aは、図6(a)に示す
ように、中空糸膜32a,32a…のうちの隣接するも
の同士を結び付ける編み糸42によって形成されてい
る。バッフル41aを形成する編み糸42は、弾性を有
する素材からなっており、ハウジング31内における中
空糸膜32a,32a…の外側を遮断するようになって
いる。このため、バッフル41aが形成されている部分
には供給空気Aが完全に流れないようになっている。ま
た、ハウジング31内における供給空気Aの流路の下側
を遮断するバッフル41bも同様に、図6(b)に示す
ように、中空糸膜32a,32a…のうちの隣接するも
の同士を結び付ける編み糸42によって形成されてい
る。なお、図6(a),(b)において、バッフル41
a,41bはそれぞれハッチングによって示している。
【0043】かかる中空糸膜束32は、次のようにして
製造することができる。まず、図7に示すように、中空
糸膜32a,32a…を平面状に並べ、バッフル41
a,41b…を形成したい位置を編み糸42,42…に
よって編んで結び付ける。図7においては、巻き上げた
後に中央にくる部分が上側に配置されている。バッフル
41a,41b…を形成した面と同一平面内におけるバ
ッフルを形成しない部分、たとえばバッフル41aの下
側に対応する中空糸膜32a,32aの部分は編み糸で
結び付けない。すなわち、たとえば図5に示す中空糸膜
束32の中心部分に配置されて、バッフル41a〜41
dのすべてが形成されるエリアPにおいては、すべての
バッフル41a〜41dに対応する位置が編み糸42,
42…で結び付けられている。また、中空糸膜32にお
いてバッフルが形成されない部分に対応するエリアQ
は、編み糸によって結び付けられることはない。
【0044】こうして中空糸膜32a,32a…を平面
状に並べて編み糸42を結び付けたら、中空糸膜束32
の中央にくる側の中空糸膜32aから順に、図7のR方
向に中空糸膜32a,32a…を巻き始める。そのま
ま、中空糸膜束32となったときに最も外側にくる中空
糸膜32aまで巻き付ける。このようにして平面状に並
べられた中空糸膜32a,32a…をすべて巻き付け終
わると、図5に示す、バッフル41a,41b…が形成
された中空糸膜束32となる。このように、バッフルを
形成するために特別の工程を経ることなく、バッフルが
形成された中空糸膜束を容易に製造することができる。
【0045】複数の中空糸膜束32a,32a…を巻き
付け終えたら、その両端をポッティングしてポッティン
グ部35,36を形成し、中空糸膜束32が完成する。
完成した中空糸膜束32は、別途製造されるハウジング
31内に収納され、中空糸膜モジュール21となる。
【0046】このようにして製造された中空糸膜モジュ
ール21内における供給空気は、図8(a)に示すよう
に、ハウジング31内であって中空糸膜32a,32a
…の外側を矢印で示すように上下に蛇行しながら通流す
る。このため、供給空気は、ハウジング31内を速い流
速をもって流れることができる。また、蛇行しながら流
れることから、流路が長くなり、その分中空糸膜32
a,32a…との接触時間が長くなるので、水分交換を
効率よく行うことができる。
【0047】なお、別の態様として、図8(b)に示す
ように、3つのバッフル42a〜42cを形成した中空
糸膜モジュール21′とし、上側の供給空気流入口33
から流入した供給空気を、上側の供給空気排出口34に
導くようにすることもできる。もちろん、バッフルを形
成する位置はこれらの位置に限られるものではなく、排
出空気の含水量やハウジング31内の圧力などに応じて
適宜設定することができる。
【0048】以上、本発明の好適な実施形態について説
明したが、本発明は前記各実施形態に限定されるもので
はない。たとえば、図9(a)(b)に示すように、中
空糸膜束32に形成されるバッフル43a,43bの形
状をそれぞれ三日月型とすることもできる。また、図4
等に示す前記実施形態のように、バッフル41a〜41
dによって供給空気Aの流れを完全に遮断するのではな
く、図10に示すように、バッフル44a〜44dとし
て、供給空気の流れる量を減少させたものを用いること
ができる。このように、供給空気が流れる量を少なくす
るバッフルは、たとえば結束材として目の荒い編み糸を
用いたり、あるいは編み糸を荒く編んでバッフルとする
ことができる。
【0049】また、図示はしないが、バッフルは中空糸
膜束の側方周縁に接触する形で形成する必要はなく、側
方周縁から離れて半径方向中央部に形成されているよう
な態様とすることもできる。この場合でも、編み糸でバ
ッフルを形成する場合には、バッフルを容易に形成する
ことができる。
【0050】さらに、図11に示すように、バッフルを
形成するために、中空糸膜32a,32aを編み糸45
a〜45dで結び付けるにあたり、編み糸で結び付ける
位置を中空糸膜の長手方向に少しずつずらしながら配置
するようにしてもよい。このように、編み糸45の編み
位置をずらすことにより、中空糸膜32a,32a…を
図11の矢印R方向に巻き上げたときに、編み糸45を
巻き付けた部分だけが巻き太るという事態を防止するこ
とができる。このとき、中空糸膜32a,32a…をち
ょうど1周巻いたときに、編み糸45の1本分の太さだ
けずれるように編み糸を配置することにより、隙間なく
バッフルを形成することができる。
【0051】他方、前記実施形態ではバッフルを形成す
る結束材として編み糸を用いているが、編み糸に代えて
接着剤を用いることもできる。結束材として接着剤を用
いるにあたり、中空糸膜束を形成した後に接着剤を染み
込ませてバッフルとすることも考えられるが、この方法
は容易ではない。そこで、図7に示すように、中空糸膜
32a,32a…を平面状に並べ、編み糸42で中空糸
膜を編んだ部分を接着剤で接着してから、中空糸膜32
a,32a…を巻き上げて中空糸膜束を形成することが
できる。このように中空糸膜束を形成することにより、
容易にバッフルが形成された中空糸膜束を形成すること
ができる。
【0052】また、加湿装置は中空糸膜モジュールを2
本備えているが、1本やそれ以外の本数でもよいことは
いうまでもない。さらに、前記各実施形態では「中空糸
膜の内側を通流する流体」を排出空気とし、「中空糸膜
の外側を通流する流体」を供給空気としているが、これ
らを逆にすることもできる。また、「流体」には、気体
や流体のほか、燃料電池から排出されるオフガスのよう
に、気液混合状態のガスも含まれる。
【0053】さらには、前記実施形態においては、「中
空糸膜の内側に通流する流体」を排出空気Aeとした
が、たとえば燃料電池の冷却水などの液体とすることも
できる。このとき、中空糸膜の外側に供給空気を通流さ
せ、中空糸膜の内側に燃料電池の冷却水などの液状のも
のを通流させたことで中空糸膜にかかる水圧がほぼ同等
になることから、中空糸膜での加湿性能が向上する。
【0054】なお、中空糸膜モジュールなどのハウジン
グ内における供給空気が通流する部分に水分が凝縮して
水溜りを生じると、中空糸膜の外側の表面積を有効に活
用することができなくなるおそれがある。したがって、
ハウジング内に水溜りが生じないように、中空糸膜モジ
ュールなどの下方からも、供給空気を抜き出せるように
しておくのが好ましい。このようにすることで、凝縮し
た水を供給空気とともに容易にハウジング内から抜き出
すことができ、水溜りの発生を防止する。なお、抜き出
した水は、キャッチタンクなどにより捕集し、他の系に
廻すなどして再利用するのが好ましい。
【0055】
【発明の効果】以上のとおり、本発明のうちの請求項1
に係る発明によれば、ハウジング内であって中空糸膜の
外側を流れる気体の流速を高めることができる。また、
ハウジング内における気体の流路を長くすることができ
るので、気体の滞留時間が長くなり、もって効率的に水
分交換を行うことができる。
【0056】請求項2に係る発明によれば、大きな手間
を掛けることなく簡単にバッフルを形成することができ
る。
【0057】請求項3に係る発明によれば、バッフルの
間にわずかに気体を流したいような場合でも、その流量
を容易に調整するこができる。また、中空糸膜モジュー
ルを製造するにあたり、中空糸膜を編み糸で編み込めば
よいので、その製造が容易なものとなる。
【0058】請求項4に係る発明によれば、結束材が設
けられる部分が集中することがないので、中空糸膜束が
局所的に太くなることがなくなる。
【0059】請求項5に係る発明によれば、結束材を中
空糸膜に設けるのが容易であるとともに、その後に中空
糸膜束を製造するのも容易なものとなる。
【0060】請求項6に係る発明によれば、請求項5に
係る発明と同様に、結束材を中空糸膜に設けるのが容易
であるとともに、その後に中空糸膜束を製造するのも容
易なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る中空糸膜モジュールを用いた燃料
電池システムの全体構成図である。
【図2】燃料電池の構成を模式化した説明図である。
【図3】(a)は、本発明に係る中空糸膜モジュールを
収納した加湿装置の斜視図、(b)は、その側断面図で
ある。
【図4】(a)は本発明に係る中空糸膜モジュールの斜
視図、(b)はその側断面図である。
【図5】ハウジングに収納される中空糸膜束の斜視図で
ある。
【図6】(a)は図4(b)のX−X線断面図、(b)
はY−Y線断面図である。
【図7】複数の中空糸膜を平面状に並べて編み糸で結び
付けた状態を示す平面図である。
【図8】(a)は供給空気が流れる状態を示す中空糸膜
モジュールの側断面図、(B)は他の形態の供給空気が
流れる状態を示す中空糸膜モジュールの側断面図であ
る。
【図9】(a)は他の形態のバッフルを設けた場合中空
糸膜モジュールの正断面図、(b)はその中空糸膜モジ
ュールの他の部分の正断面図である。
【図10】他の形態の中空糸膜モジュール内を供給空気
が流れる状態を示す側断面図である。
【図11】他の形態の複数の中空糸膜を平面状に並べて
編み糸で結び付けた状態の一部を示す平面図である。
【図12】従来の中空糸膜モジュールの側断面図であ
る。
【符号の説明】
1 燃料電池 2 加湿器 3 エアクリーナ 4 コンプレッサ 21 中空糸膜モジュール 22 一端側分配器 23 他端側分配器 31 ハウジング 32 中空糸膜束 32a 中空糸膜 33 供給空気流入口 34 供給空気流出口 35,36 ポッティング部 37 排出空気流入口 38 排出空気流出口 41a〜41d バッフル FCS 燃料電池システム AS 空気供給装置 HS 水素供給装置 A 供給空気 Ae 排出空気
フロントページの続き (72)発明者 島貫 寛士 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 鈴木 幹浩 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 4D006 GA12 HA02 JB01 JB02 JB04 MA01 MB03 PB17 PB19 PB65 PC72 PC80 5H027 AA06 BC19

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の中空糸膜を束ねてなる中空糸膜束
    をハウジング内に収納し、前記中空糸膜の内側と外側に
    それぞれ水分含量の異なる流体を通流して前記流体間で
    水分交換を行い、水分含量の少ない流体を加湿する加湿
    装置における中空糸膜モジュールであって、 前記ハウジング内における前記中空糸膜の外側を通流す
    る流体の流路を仕切るバッフルが、前記ハウジング内に
    おける前記中空糸膜の外側に形成されていることを特徴
    とする中空糸膜モジュール。
  2. 【請求項2】 前記バッフルは、前記複数の中空糸膜同
    士を結束する結束材によって形成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の中空糸膜モジュール。
  3. 【請求項3】 前記結束材は、隣接する中空糸膜同士を
    結び付ける編み糸であることを特徴とする請求項2に記
    載の中空糸膜モジュール。
  4. 【請求項4】 前記結束材における結束位置を前記中空
    糸膜の長手方向にずらしながら配置したことを特徴とす
    る請求項2または請求項3に記載の中空糸膜モジュー
    ル。
  5. 【請求項5】 平面状に並べた前記複数の中空糸膜にお
    ける前記バッフルを形成する位置同士を前記結束材によ
    って結束し、 前記結束材によって結束された中空糸膜を巻き上げて前
    記中空糸膜束を形成したことを特徴とする請求項2から
    請求項4のうちのいずれか1項に記載の中空糸膜モジュ
    ール。
  6. 【請求項6】 複数の中空糸膜を束ねてなる中空糸膜束
    をハウジング内に収納し、前記中空糸膜の内側と外側に
    それぞれ水分含量の異なる流体を通流して前記流体間で
    水分交換を行い、水分含量の少ない流体を加湿する加湿
    装置における中空糸膜モジュールの製造方法であって、 平面状に前記複数の中空糸膜を配置し、 互いに隣り合う前記中空糸膜のうち、バッフルを形成す
    る位置に対応する中空糸膜のみを結束し、 結束された前記中空糸膜を巻き上げて前記バッフルが設
    けられた中空糸膜束を形成し、 前記中空糸膜束をハウジングに収納することを特徴とす
    る中空糸膜モジュールの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006013752A1 (ja) * 2004-08-02 2006-02-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 燃料電池用燃料供給機構
CN106684409A (zh) * 2016-12-21 2017-05-17 李兴祥 燃料电池汽车动力系统的膜加湿器系统
KR20220051885A (ko) * 2020-10-19 2022-04-27 동국대학교 산학협력단 세라믹 중공사막 모듈 및 이를 가지는 기체 분리 장치

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