JP2002066225A - ハニカム構造フィルター - Google Patents
ハニカム構造フィルターInfo
- Publication number
- JP2002066225A JP2002066225A JP2000258333A JP2000258333A JP2002066225A JP 2002066225 A JP2002066225 A JP 2002066225A JP 2000258333 A JP2000258333 A JP 2000258333A JP 2000258333 A JP2000258333 A JP 2000258333A JP 2002066225 A JP2002066225 A JP 2002066225A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat
- filter
- shape
- sheet
- honeycomb structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
Abstract
用樹脂等を必要とせず、実質的にハニカム構造体のみで
形成されている筒状フィルター部材を提供する。 【解決手段】 積み重ねた多数の可撓性シート同士を、
隣接するシート間で塗布位置を1/2間隔づつずらして
等間隔に平行塗布した線状接着剤層によって貼り合わせ
た積層構造体からなり、その両端部シート面の形状が矩
形の立方体で一側面から反対側面に貫通するハニカム状
通路を有している積層体ブロックの1個又は複数個を、
両端外方へ引き延ばして筒状に湾曲させた状態で、両端
シート面同士を突き合わせ接合した筒状構造のフィルタ
ー部材を、さらに偏平形状に引き延ばした状態で固定さ
れている偏平筒状構造フィルター。
Description
除去対象物質を吸着、吸収、中和、分解等の作用によっ
て除去する目的や、大気の湿度調整、賦香等の目的に使
用することができる、安価で取扱性に優れたフィルター
部材に関する。特に本発明は、安価に入手できる種々の
可撓性シート類、たとえば紙、不織布、織布、編布、合
成樹脂フィルムなどのシート類から製造されているハニ
カム構造の筒状フィルター部材に関するものである。
隣接するシート間で互いに1/2間隔づつずらして等間
隔に平行塗布した線状接着剤層によって貼り合わせた積
層体を積み重ね方向に引き延ばして形成したハニカム構
造体はすでに知られている。このように形成されている
展張状態のハニカム構造体は、引き延ばしている力を開
放すると元の折り畳まれている積層体の状態に復帰して
しまうので、ハニカム構造体として利用するためには展
張状態で固定する必要がある。
構造体は、利用目的に応じて所定寸法に裁断した積層体
ブロックとし、その積み重ね方向両端部を外方向に引き
延ばすと、両端部から中心部に向かって寸法の小さくな
る、収縮現象が生起するため、利用目的に合致した正確
な4角形の構造体とすることが難しい。ハニカム構造体
は、孔道(セル)の開口形状が6角形に形成されている
場合が多いが、このものは上記のような寸法収縮現象が
特に大きく、たとえば、4角形の枠体内に該ハニカム構
造体を隙間を生じさせることなく嵌め込み固定すること
は困難な場合が多い。
体として、孔道(セル)開口形状が菱形のハニカム構図
体も開発されているが(特願平8−311225号:特
開平10−137523号公報)、該菱形ハニカムの場
合も収縮は皆無ではない。上記のようなハニカム構造体
に特有の寸法収縮問題に対処するための技術も従来より
種々開発されている。たとえば、特開平1−29143
号公報には、合成樹脂性シートから形成したそのような
ハニカム構造体を展張しながら加熱軟化した後、展張状
態のまま冷却して固定したハニカム構造体が記載されて
いる。また、紙製のハニカム構造体の場合は、前記のよ
うな貼り合わせ積層体を展張しながら加湿し、展張状態
を維持したまま乾燥させてハニカム構造を固定すること
も行われている。
ハニカム構造体については、加熱や加湿のみで展張状態
を固定することはできないため、たとえば、実開平5−
58272号公報に記載されているように、樹脂含浸さ
せた状態で展張し、展張状態のまま樹脂硬化させること
によってハニカム構造体の孔道形状を固定する方法、メ
ッシュ状の剛性裏当て材で裏打ちして固定する方法が知
られている。
方法のうち、材料を熱又は湿気で可塑化した後、冷却又
は乾燥して固定されているハニカム構造体の場合は、通
常、図5に示すように、外枠体5に装着して、利用され
ている環境における熱や湿気の影響を受けると収縮を起
こして外枠体6との間に隙間8を形成してハニカム構造
体7の機能を低下せしめることが多い。また、ハニカム
構造体を含浸樹脂の硬化によって固定する方法では、ハ
ニカム構造体を形成している素材に由来する孔道(セ
ル)内の機能を減じることとなつことは避けられない
し、製造工程に起因するコストの増大も避けることはで
きない。
方法によって可撓性シート状素材から製造されているハ
ニカム構造体の本来の機能を減じることのない偏平筒状
ハニカム構造フィルターを提供することを目的とするも
のである。特に本発明は、ハニカム構造体を固定するた
めに従来採用されてきた外枠体や硬化用樹脂等を使用せ
ず、偏平ハニカム構造体の内部側に配置した支持部材で
偏平形状に固定されている偏平筒状構造フィルターを提
供することを目的とするものである。
ができる本発明は、以下の各発明を包含する。 (1) 積み重ねた多数の可撓性シート同士を、隣接するシ
ート間で塗布位置を1/2間隔づつずらして等間隔に平
行塗布した線状接着剤層によって貼り合わせた積層構造
体からなり、その両端部シート面の形状が矩形の立方体
で一側面から反対側面に貫通するハニカム状の通路を有
している積層体ブロックを1個、又は前記積層体ブロッ
クの複数個を互いの端部面同士を突き合わせて接合しつ
つ直列に連結してなる1個のブロックを、両端外方へ引
き延ばして筒状に湾曲させた状態で、両端シート面同士
を突き合わせ、さらに偏平筒状に引き延ばして固定した
偏平筒状構造フィルター。
数の可撓性シート同士を、隣接するシート間で塗布位置
を1/2間隔づつずらして等間隔に平行塗布した線状接
着剤層によって貼り合わせた積層体を、該積層体の両端
シート面の形状が矩形である立方体となるように積み重
ね方向に切断して形成されていることを特徴とする(1)
項記載の偏平筒状構造フィルター。
ニカム形状の通路は、上下方向又は左右方向に傾斜して
設けられていることを特徴とする(1) 項又は(2) 項に記
載の偏平筒状構造フィルター。 (4) 前記偏平筒状構造フィルターは、偏平形状に引き延
ばされた状態で筒状体内部に配置された支持部材によっ
て偏平筒状に固定保持されていることを特徴とする(1)
項〜(3) 項のいずれか1項に記載の偏平筒状構造フィル
ター。
長径側内壁部に偏平形状を保持する支持部材が固定、配
置されていることを特徴とする(1) 項〜(4) 項のいずれ
か1項に記載の偏平筒状構造フィルター。 (6) 前記偏平形状を保持する支持部材は、網目状又は格
子目状の剛性板状体であることを特徴とする(4) 項又は
(5) 項に記載の偏平筒状構造フィルター。 (7) 前記偏平筒状構造フィルターは、外部装置に設けら
れた支持部材によって偏平筒状に固定保持されているこ
とを特徴とする(1) 項〜(3) 項のいずれか1項に記載の
偏平筒状構造フィルター。
長径側両端外壁部に該端部の厚さの1/2〜4/5の深
さの切り込み加工が施されていることを特徴とする(1)
項〜(7) 項のいずれか1項に記載の偏平筒状構造フィル
ター。 (9) 前記偏平筒状構造フィルターは、その長径側両端外
壁部に、その厚さの1/2〜4/5の厚さを有する伸縮
性の隠蔽シート部材が貼付されていることを特徴とする
(8) 項記載の偏平筒状構造フィルター。
する積層体の製造に使用されている可撓性シートは、不
織布、織布、編布、合成樹脂シート、紙、、無機シート
から選ばれる少なくとも1種のシートからなることを特
徴とする(1) 項〜(9) 項のいずれか1項に記載の偏平筒
状構造のフィルター。
湿、脱湿、気化、蒸散、保水、保湿、吸湿、吸着、脱
臭、除菌、抗菌、殺菌、防黴、消臭、殺虫、殺ダニ、賦
香、触媒から選ばれる少なくとも1種の機能を有するこ
とを特徴とする(1) 項〜(10)項のいずれか1項に記載の
偏平筒状構造フィルター。 (12)(1) 項〜(11)項に記載された偏平筒状構造フィルタ
ーから選ばれた複数の偏平筒状構造フィルターを同芯状
に重ねて固定してなる多重偏平筒状構造フィルター。
成するハニカム構造体は、積み重ねた多数の可撓性シー
ト同士を、隣接するシート間で塗布位置を1/2間隔づ
つずらして等間隔に平行塗布した線状接着剤層によって
貼り合わせた積層体からなる。この積層体は、積み重ね
方向に引っ張って延ばすと、塗布された線状接着剤層の
幅と間隔によって6角形又は菱形の開口形状を有するハ
ニカム構造体となる。
されているハニカム構造体用の積層体を、使用目的によ
って適当は幅と長さを有する積層体ブロックに切断した
ものを使用して形成される。積層体の切断は、通常積層
体の積み重ね方向に垂直に、積層体の各層間の平行線状
接着剤層に対して切断線が直角となるように行って、孔
道(セル)が両切断面に対して直交しているハニカム構
造体を製造するように行われる。また、切断線が積層体
の横方向に適当角度をもつように行うことにより、孔道
が積層体の積層方向両断面に対して横方向に傾斜してい
る状態のハニカム構造体とすることもできる。
は、積層方向に引き延ばされ、上記両切断面の一面側が
内側となるように湾曲され、そのような湾曲された一個
又は複数個の積層体ブロックの端部可撓性シート面同士
を接着固定することによって略円筒状構造体に成形され
る。図1は、2個の積層体ブロック1a,1bを繋ぎ合
わせた後、上記の手順で形成された図示の寸法を有する
円筒状構造体1を示しており、2は2個の積層体ブロッ
クの端部面同士の接合部であり、3は、円筒状構造体1
の引き延ばし方向両端外壁に設けられた切り欠き部であ
る。このように成形された円筒状構造体は、ついで偏平
状に引き延ばされて偏平筒状構造体とされ、その状態で
任意の手段により偏平状に固定され、偏平筒状体の全壁
中に外壁面から内壁面に貫通する整列した孔道(セル)
を有するフィルターが形成される。
は、引き延ばされる長径側両端外壁部にその両端部の厚
さの1/2〜4/5の深さの切り欠き部3が形成される
と、引き延ばした状態では、図2に示すように全体形状
が略矩形である二重構造のフィルターとなり、その内壁
部を外部装置(図示せず)の間隔をおいて固定装備され
ている棒状支持部材4に取付けられると全体形状が略矩
形の2重構造フィルター1が形成される。上記二重構造
のフィルターは、その切り欠き部全面にハニカム構造体
を形成している可撓性シートを貼着するかもしくは他の
伸縮性を有する可撓性シート材料を貼着して隠蔽するこ
とが好ましい。
た状態でその長径側内壁部に偏平形状を保持する支持部
材を配置し、固定して矩形の二重構造の偏平筒状構造体
フィルターとすることができる。偏平形状を保持する部
材は、該二重構造のフィルター部材のフィルターとして
の機能を減じるものでない限りどのようなものであって
もよい。たとえば、図3に示すように、該偏平形状のフ
ィルター部材の孔道開口よりも大きい穴を有する剛性の
多孔板4であってもよいし、矩形を保持できる別形状の
内枠体であってもよい。また、図4に示すように、筒状
フィルターを同芯状に重ね合わせて形成される筒状体の
内部に、図2や図3に示すような支持部材を挿入し、固
定して多重偏平筒状構造体フィルターを形成することも
できる。
体の製造に使用される可撓性シートとしては、不織布、
織布、編布、合成樹脂シート、紙、、無機シート等が挙
げられる。
は、そのままの状態か又は使用目的に応じて種々の機能
が付加された上で、必要に応じて適当な内枠体にセット
され、除塵、脱臭加湿、脱湿、気化、蒸散、保水、保
湿、吸湿、吸着、脱臭、除菌、抗菌、殺菌、防黴、消
臭、殺虫、殺ダニ、賦香、触媒等の機能が要求されるフ
ィルターとして使用される。
説明するが、本発明は各実施例によって限定されるもの
ではない。
量65g/m2 、厚さ0.53mmの吸水性、保水性に
優れた不織布に防黴、抗菌処理を施してハニカム構造体
用不織布シートを用意した。このシートを特許第212
4022号(特公平8−29571号公報)に記載され
た方法と同じ製造方法により、不織布シートの長さ方向
に塗布幅2.0mm、ピッチ10mmでホットメルト接
着剤(日本NSC社製「ボンドマスター170−725
4」)を溶融状態で平行線状に塗布し、同じ不織布シー
ト上に重ね合わせて圧着した。次に、別の不織布シート
面上に前記ホットメルトを同一幅、同一ピッチで溶融状
態で塗布し、該線状ホットメルト層の位置が先の積層シ
ート間の線状ホットメルト層と1/2ピッチずれるよう
に前記積層シート面に重ね合わせ、同様に圧着した。以
後、同様に溶融ホットメルトを塗布した不織布を、線状
ホットメルト層が直前の層間のホットメルト層と半ピッ
チづつずれるように重ねて貼り合わせる作業を繰り返
し、180枚のシートの貼り合わせ積層体である積層構
造体を製造した。
120mm、(積み重ね厚さ120mm)のサイズの積
層体ブロック2個を切断採取し、積層方向に展張しなが
ら湾曲させて互いの両端面同士を突き合わせ接着して合
計シート数360枚、高さ120mm、幅20mm(=
肉厚)の円筒体を製造した。得られた円筒体を偏平形状
となるように1対称方向に引き延ばして偏平筒状構造体
を形成し、その長径側両端外壁部に、高さ方向に幅5m
m、深さ10mmの切り欠き部を形成して図1に示す偏
平筒状ハニカム構造体を製造した。
さらに引き延ばし、加湿機のフィルター設置箇所に30
0mm間隔で固定配置されている太さ5mm、長さ12
0mmの丸棒に該切り欠き部の内壁部が当接している偏
平状態で配置し、引き延ばし力を開放して図2に示すよ
うに固定した加湿機の気化用フィルターを形成した。加
湿機の気化用フィルター部にセットされた状態の偏平筒
状のハニカム構造体は、内部空間を挟んで板状のハニカ
ム構造体が平行配置されている二重構造の防黴、抗菌機
能を有する気化フィルターであり、図2の前面から後面
に向けて空気を異動させることにより、湿潤状態にある
気化フィルターを通して湿度の高い空気を得ることがで
きた。前述したように、図1の円筒状ハニカム構造体を
偏平状に引き延ばして単に加湿機の気化フィルター設置
箇所に取り付けるだけで簡単に取り付けることができ、
加湿機へのフィルターの取付け、交換のための作業時間
を大幅に短縮できるものであった。
間に、該ハニカム構造体を偏平状態に引き延ばした状態
で、厚さ3mm、高さ120mm、幅300mm、網目
10mm角の格子状のプラスチック板からなるフィルタ
ー支持体に覆い被せ、引き延ばし力を開放して該プラス
チック支持板によって偏平形状が固定維持されている図
3に示す加湿機用フィルター部材を製造した。このフィ
ルター部材は、該部材の係止部が形成されている加湿機
のフィルター設置箇所にそのまま係止するだけで簡単に
装着ができるものであった。また、該気化フィルター
は、フィルターの交換時には、汚れたフィルターをプラ
スチック支持体から取り外し、新しい円筒状ハニカム構
造体を前述したように覆い被せるだけですむことから、
交換作業の大幅な短縮が可能となるものであった。
ペーパーシート〔クラレケミカル社製「クラシートP−
39 T−B(S)F〕を使用し、ホットメルト接着剤
(日本NSC社製「インスタントロックMP−72)の
塗布幅2mm、ピッチ14mmで実施例1と同様に貼り
合わせ作業を繰り返し、180枚のシートの貼り合わせ
積層体である積層構造体を製造した。この積層体から、
孔道が積層構造体の厚さ方向に対して45°傾斜してお
り、幅7mm、長さ(高さ)200mm、(積み重ね厚
さ250mm)のサイズの積層体ブロックを2枚切断採
取し、各ブロックを積み重ね方向に偏平形状となるよう
に引き延ばし、湾曲させて両端シート面同士を突き合わ
せ接着して円筒状の積層構造体を製造した。
引き延ばした状態で実施例2と同様の網目10mm角の
格子状のプラスチック板(高さ200mm、幅250m
m)からなるフィルター支持体に覆い被せたのち、その
上に残りの筒状の積層構造体を、その孔道の傾斜が最初
の積層構造体と逆になるようにさらに覆い被せて図4に
示す断面形状を有するフィルター部材を製造した。得ら
れた4重構造のフィルター部材は、空気清浄機用の脱臭
フィルターとして取付け作業が簡単であることに加え
て、長期間にわたって交換を必要とせず、使用し続ける
ことができるものであった。
の円筒状の積層構造体からなるフィルター部材は、ハニ
カム構造体が多重に配置されている構造であることか
ら、圧力損失が小さいにも係わらず、フィルターとして
の吸着、吸収機能に優れ、さらに装置への取付け、交換
作業に要する時間を大幅に短縮させることができるもの
であるし、さらに外枠体による固定手段をもたないこと
からその製造工程が極めて単純であり、フィルター部材
の低コスト化を達成できるものである。
前の状態を示す斜視図である。
状態を示す図である。
い被せたフィルター部材を示す図である。
重に覆い被せた4層構造のフィルター部材を示す図であ
る。
にセットした従来のフィルターを示す図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 積み重ねた多数の可撓性シート同士を、
隣接するシート間で塗布位置を1/2間隔づつずらして
等間隔に平行塗布した線状接着剤層によって貼り合わせ
た積層構造体からなり、その両端部シート面の形状が矩
形の立方体で一側面から反対側面に貫通するハニカム状
の通路を有している積層体ブロックを1個、又は前記積
層体ブロックの複数個を互いの端部面同士を突き合わせ
て接合しつつ直列に連結してなる1個のブロックを、両
端外方へ引き延ばして筒状に湾曲させた状態で、両端シ
ート面同士を突き合わせ、さらに偏平筒状に引き延ばし
て固定した偏平筒状構造フィルター。 - 【請求項2】 前記積層体ブロックは、積み重ねた多数
の可撓性シート同士を、隣接するシート間で塗布位置を
1/2間隔づつずらして等間隔に平行塗布した線状接着
剤層によって貼り合わせた積層体を、該積層体の両端シ
ート面の形状が矩形である立方体となるように積み重ね
方向に切断して形成されていることを特徴とする請求項
1記載の偏平筒状構造フィルター。 - 【請求項3】 前記一側面から反対側面に貫通するハニ
カム形状の通路は、上下方向又は左右方向に傾斜して設
けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
偏平筒状構造フィルター。 - 【請求項4】 前記偏平筒状構造フィルターは、偏平形
状に引き延ばされた状態で筒状体内部に配置された支持
部材によって偏平筒状に固定保持されていることを特徴
とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の偏平筒状構
造フィルター。 - 【請求項5】 前記偏平筒状構造フィルターは、その長
径側内壁部に偏平形状を保持する支持部材が固定、配置
されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
項に記載の偏平筒状構造フィルター。 - 【請求項6】 前記偏平形状を保持する支持部材は、網
目状又は格子目状の剛性板状体であることを特徴とする
請求項4又は5に記載の偏平筒状構造フィルター。 - 【請求項7】 前記偏平筒状構造フィルターは、外部装
置に設けられた支持部材によって偏平筒状に固定保持さ
れていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
に記載の偏平筒状構造フィルター。 - 【請求項8】 前記偏平筒状構造フィルターは、その長
径側両端外壁部に該端部の厚さの1/2〜4/5の深さ
の切り込み加工が施されていることを特徴とする請求項
1〜7のいずれか1項に記載の偏平筒状構造フィルタ
ー。 - 【請求項9】 前記偏平筒状構造フィルターは、その長
径側両端外壁部に、その厚さの1/2〜4/5の厚さを
有する伸縮性の隠蔽シート部材が貼付されていることを
特徴とする請求項8記載の偏平筒状構造フィルター。 - 【請求項10】 前記偏平筒状構造体フィルターを構成
する積層体の製造に使用されている可撓性シートは、不
織布、織布、編布、合成樹脂シート、紙、、無機シート
から選ばれる少なくとも1種のシートからなることを特
徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の偏平筒状
構造のフィルター。 - 【請求項11】 前記ハニカム状の通路は、除塵、加
湿、脱湿、気化、蒸散、保水、保湿、吸湿、吸着、脱
臭、除菌、抗菌、殺菌、防黴、消臭、殺虫、殺ダニ、賦
香、触媒から選ばれる少なくとも1種の機能を有するこ
とを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の
偏平筒状構造フィルター。 - 【請求項12】 請求項1〜11に記載された偏平筒状
構造フィルターから選ばれた複数の偏平状フィルター部
材を重ねて固定、配置してなる多重偏平筒状構造フィル
ター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000258333A JP2002066225A (ja) | 2000-08-29 | 2000-08-29 | ハニカム構造フィルター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000258333A JP2002066225A (ja) | 2000-08-29 | 2000-08-29 | ハニカム構造フィルター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002066225A true JP2002066225A (ja) | 2002-03-05 |
Family
ID=18746660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000258333A Pending JP2002066225A (ja) | 2000-08-29 | 2000-08-29 | ハニカム構造フィルター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002066225A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002292768A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Kurashiki Seni Kako Kk | ハニカム構造体 |
JP2007237154A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Fukuhara Co Ltd | 細菌対応フィルター |
JP2009506887A (ja) * | 2005-09-09 | 2009-02-19 | デックスウェット ユーエスエー エルエルシー | フィルタモジュール |
JP2010512238A (ja) * | 2006-12-06 | 2010-04-22 | ボールドウィン・フィルターズ・インコーポレーテッド | 巻き付けフレームに巻かれたフィルター媒体を有する流体用フィルター装置 |
JP2016153104A (ja) * | 2015-02-20 | 2016-08-25 | 東洋アルミエコープロダクツ株式会社 | フィルター構造体及びその製造方法 |
-
2000
- 2000-08-29 JP JP2000258333A patent/JP2002066225A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002292768A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Kurashiki Seni Kako Kk | ハニカム構造体 |
JP2009506887A (ja) * | 2005-09-09 | 2009-02-19 | デックスウェット ユーエスエー エルエルシー | フィルタモジュール |
JP2007237154A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Fukuhara Co Ltd | 細菌対応フィルター |
JP2010512238A (ja) * | 2006-12-06 | 2010-04-22 | ボールドウィン・フィルターズ・インコーポレーテッド | 巻き付けフレームに巻かれたフィルター媒体を有する流体用フィルター装置 |
JP2016153104A (ja) * | 2015-02-20 | 2016-08-25 | 東洋アルミエコープロダクツ株式会社 | フィルター構造体及びその製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107405559B (zh) | 具有跨接长丝的可适形褶皱型空气过滤器 | |
JP3141953B2 (ja) | 着衣材料 | |
WO2007119843A1 (ja) | 熱交換器 | |
JP2004089982A (ja) | 空気清浄化フィルター | |
JP2002066225A (ja) | ハニカム構造フィルター | |
KR100793389B1 (ko) | 기모형 부직포를 여재로 한 화학흡착필터의 제조 방법 | |
JPH08219504A (ja) | 加湿エレメント及び加湿ユニット | |
JP2011062816A (ja) | 吸放湿用材料 | |
JPH07241491A (ja) | 空気浄化用フィルタ | |
JP2001087614A (ja) | 空気清浄化フィルター | |
JPH09173752A (ja) | 空気清浄機 | |
JP2001322196A (ja) | 通気性及び吸水性を有する防水シート | |
JP3351811B2 (ja) | 空調用エレメントの製造法 | |
JP3601233B2 (ja) | フィルタ | |
JPH04108511A (ja) | 空気浄化用フィルタ | |
JP2002292768A (ja) | ハニカム構造体 | |
KR890002209Y1 (ko) | 공지청정기용 탈취필터 | |
JP2003342865A (ja) | カバー材、それを用いたガス除去用濾材およびガス除去ユニット | |
JPH02115015A (ja) | 凸部を有する活性炭素繊維含有紙及びその積層体 | |
JP3421109B2 (ja) | 脱臭フィルタ | |
JPH10137523A (ja) | ハニカム構造フィルター | |
JPH0461541U (ja) | ||
JP2002228382A (ja) | 熱交換器 | |
JP2002028414A (ja) | 空気清浄化フィルター | |
JP2003126625A (ja) | 平行流型エアフィルタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20040109 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20040113 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20040113 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20040518 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040518 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070801 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070801 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090826 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090901 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100112 |